今更、三國志Zをやっているんだけど

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343山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/06/20 21:22
受付「何度も申しますが3人1組なんです。1人しかいないでしょうが!」
呂布「何言うとるんじゃわれぇ・・・ここに2人おるじゃろうが!!」
受付「こっちのヤツはダッチワイフでしょうが!!」
呂布「な・・・何やと!?ウチの貂蝉に何ぬかしとるんじゃわれぇ!!」
受付「うわっ、こいつ危なっ!頭おかしーんじゃないの?第一、それを合わせても2人。どこに3人目が?」
呂布「ボケッ、ここにおるじゃろうが!!」
受付「馬じゃん!!それ馬じゃん!!馬は人じゃねーだろうが!!」
呂布「黙らんかい!!1人も1頭も同じじゃボケェッ!!」
赤兎馬「ヒヒーン」
呂布「おんどれいてまうぞぉ?」
受付「ひー!オタスケー!」
董卓「呂布、お前何しとるんじゃ・・・?」
呂布「あ、ダディ!」
董卓「誰がダディじゃ。お前もこの大会に参加するんか?」
呂布「ダディも参加するんかい?」
董卓「おうよ、この李儒と華雄とで参加するつもりじゃ。悲しいのぅ、お前友達おらんのかい」
李儒&華雄「ワハハハハ」
344山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/06/20 21:26
呂布は問答無用で董卓を殴り飛ばす。
気絶する董卓。
呂布「これで3人じゃ。のう、李儒&華雄」
李儒&華雄「え?」
呂布「文句あるんかい!!!」
李儒&華雄「ないっす!!」
呂布「おっしゃ、通さんかい」
受付「は・・・はい」
そのやりとりを見ていた俺達。
陳宮「呂布殿が敵になってしまいましたぞ!!」
高順「でも呂布殿は・・・」
俺「何と言うか・・・筋肉だけで動くからあんまり強敵にならないような気もしなくはないぞ・・・?」
そしてついに大会は始まるのであった!!
345山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/06/20 21:39
献帝「えー、私がこの大会の主催者の劉協です。貴様らに一言だけ言っておく!!何回でも言っておくぞ!!何回でも言っておくぞ!!!」
全員「・・・ゴクリ」
献帝「女子高生と遊びてぇーっ!!!!!!!!!・・・以上だ!!」
全員が立ち上がり、献帝に大拍手!!照れる!!
張譲「ここからはこの私、張譲が説明させていただきます。まずここに1stステージを用意させていただきました。この1stステージに合格できた人は次の2ndステージに進むことができます」
1stステージは何と今にも落ちそうな吊り橋を渡るというものだった!!
献帝「まず冒険者に必要なのは勇気!そしてチームワークだ!この高さ100mからチームの1人でも落ちれば失格!つまりピンチに陥った仲間を助けるという友情も試されているというわけだ!!」
張譲「それでは最初に!!優勝候補に上がっているこのチームが挑戦いたします!!劉備チームだぁー!!」
346山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/06/20 21:44
劉備「お、嬉しいねぇ。関さん、益徳!とっととこんなもんクリアしちまおうぜ!!」
関羽「うむ!」
張飛「かっはぁー!あたぼうよ!!」
劉備「ほんじゃいくぜぇー!」
まず、劉備が軽やかなステップで先陣を切った!!
関羽「長兄!!少しは後ろの我々のことも考えて・・・!!」
ブチッ!
案の定、吊り橋のロープが切れる。
劉備「うわぁー!!関さん!!益徳!!オイラを助けろー!!」
張飛「無理じゃ!!ボケー!!」
劉備「うおお!!」
劉備が何とかロープにつかまる。さらに関羽が劉備の足にしっかりと抱きつき、張飛も関羽のヒゲにぶら下がる。
347山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/06/20 21:50
劉備「だぁーっ!おめぇーら放せ!落ちちまうだろうが!!」
関羽「いいや!!放しませぬぞ!!痛ッ!!益徳、ヒゲを放してくれぬか?」
張飛「放したら落ちちまうだろうが!!気でも狂ったか!!兄ィ!!」
劉備「こんなところで死にたくねぇよ!!放せってんだろうが!!」
関羽「いいや!!放しませぬぞ!!痛ッ!!益徳、ヒゲがそろそろヤバイんだが」
張飛「あ!?どういうことだよ!!」
劉備「落ちろ!!落ちろ!!」
関羽の顔面を蹴り続ける劉備。
関羽「いいや!!落ちませぬぞ!!」
ロープが今にも切れそうである。
さらに関羽のヒゲも限界である。
張飛「おい、コラ!!ちょっと待て!!お!!」
ついに関羽のヒゲがちぎれた。
張飛「てめぇーらぁー!!地獄の底で待ってるからなぁああぁっぁあ!!」
関羽「すまぬ、益徳」
劉備「だぁー!!関さん!!すまねぇ!!落ちろーーーー!!」
関羽をさらに蹴る劉備。
関羽「いけませぬ。長兄、そんなに動いては・・・」
ついにロープがちぎれた。
劉備&関羽「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁあ!!!」
こうして劉備チームはリタイアした。
保守
349無名武将@お腹せっぷく:04/07/02 19:43
    
350名無し:04/07/04 00:01
妹はどうなった?
351山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/07/09 22:30
よっ、久しぶり!!俺は今、社会の荒波に揉まれて忙しくてたまらん状況なわけで!
何か妹は学校で上級生からいじめくらってるってよー!!Say Yo!!
で、俺は昨日三國志[を中古で買ってしまった(例によってPS2版)わけなんだけどね!!
何か夏侯惇で反董卓連合結成あたりをプレイしてたら毎ターン董卓が攻め込んできたりしてね!!
とりあえず倒すことはできるんだけどこう毎回のように攻められてたら金がなくなりますっての!!
しかもこの馬鹿君主、金もねぇのに人材を馬鹿みたいに掻き集めるんだもの。
んで結局、国庫ゼロになってるんだわ!!やってられねぇよ!!!(曹操にマウントパンチ喰らわせながら)
そんなわけで僕は元気です。皆も風邪だけはひくなよ!!じゃあな!!

P.S 昨日、俺の家に大学生の集団が打ち上げ花火で攻撃してきやがった!!WAHAHAHA!!
こ、これは!?
きたぁぁぁl
354山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/07/12 16:12
YO!SAY!ファッキンジャップども!!元気か?
俺はいつでも元気だ!!俺はいつでも平気だぜ?
いっつでもこいよ♪ベイベェェェェー!!(フェイスオフのニコラスケイジふうに)
そんな俺は今、夏侯惇→周瑜→張遼→孔明→曹操→劉備とプレイスタイルを変えてみたぜ!
反董卓連合時の劉備でプレイしてるんだが曹操が董卓に速攻で攻め滅ぼされて在野になってたんだ!
俺は曹操に何度も何度も話しかけてついに登用に成功!!最強の軍師の出来上がりだぜ!!
そんな俺と曹操は厚い信頼関係で結ばれてるのさ!
そして曹操のコネにより夏侯惇や荀攸などの魏勢力の人間の確保に成功。
兵力は袁紹に劣るものの人材はその辺の連中には負けてねぇぜ!
そんなこんなで袁紹は徴兵のしすぎで金と兵糧がなくなって自滅寸前。
公孫サンにやられる前に俺がぶっ潰してやんぜぇー!!ってことで伯珪殿を援軍にまわして見事に袁家を滅ぼす。
袁紹は伯珪殿に連れてかれちゃったけどこっちには田豊や陳琳、顔良、文醜などの優秀な人材が揃った!!
その後、同盟を破棄してきた伯珪殿と雌雄を決し、華北最大の勢力となったのでした。
さすがは山田殿!
356山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/07/18 23:57
ついに統一しました。
今度、また何かリプレイするかもしれないししないかもしれないし。
それはワカンネ。
イワキ「や〜まだ〜!
山さん元気?
359山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/08/22 23:40
生きてるよ。
もうすぐこの板の最下層到達ですね
後6っつ!
なんで突然擦れが過疎化したんだ>?
これってPS2のbest出てないの?
[は見かけたんだけど
363山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/01 02:02
多分、疲れてしまったんだろうね・・・。
ZのBESTは出てたはずだぜ?
山田ネタ投下しないとまずいぞ・・・・
365山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/06 02:14
[でも張遼を君主にしてプレイしている俺。

それはともかく今日、PS2版\のパワーアップキット買いにいったんだ。
そしたらお金が足りなかったんだ・・・。
100円足りなかったんだ・・・うわぁぁぁぁぁぁああっぁあ!!!!
( ´,_ゝ`)
さ、さすがは山田殿・・・。
368山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/07 00:08
くそったれぁっ!!
高いんだよ!!何であんなに高いかなぁっ!?
ぶっ飛ばしますよ!マジで!!!
369無名武将@お腹せっぷく:04/09/13 10:55:11
山田の汚点皿仕上げ
370山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/18 17:18:34
【プロローグ】

197年1月

曹操が天子を奉戴、袁術が皇帝を僭称した。

民は嘆き悲しみ、憤慨した。

このままでいいはずがない。いいはずがないのだ。

袁術に絶縁状を叩きつけ、まさに一触即発状態の孫策。

さらに曹操を囲む袁紹、呂布、張繍。

時代はさらなる群雄割拠を迎えていた・・・。
371山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/18 17:19:29
【支配都市一覧】

大陸全土はこちらを参照→ttp://urakusai.hp.infoseek.co.jp/map.html

曹操・・・洛陽、陳留、許昌、濮陽、河内、言焦
孫策・・・建業、呉、廬江、柴桑、会稽
袁紹・・・業β、平原、北海、南皮
劉表・・・襄陽、江夏、江陵、新野
劉璋・・・成都、江州、梓潼
馬騰・・・武威、西平
公孫サン・・・薊、北平
張燕・・・晋陽、上党
劉備・・・小沛
呂布・・・下丕β
張繍・・・宛
公孫度・・・襄平
張魯・・・漢中
士燮・・・交趾
372山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/18 17:24:07
新しい伝説が始まるぞ。
第1回を今日の19時頃に始めるよ。
ちゃんと見に来ないとお前の家に遼来来。
373無名武将@お腹せっぷく:04/09/18 19:02:52
なんか始まってる!
374無名武将@お腹せっぷく:04/09/18 20:39:59
>>372
山田が来ないじゃねえか。
お前の家に遼来来。
375無名武将@お腹せっぷく:04/09/18 21:16:00
山田〜〜〜〜〜〜!!
376山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/18 22:19:41
わりぃ、わりぃ!寝ちまったっだ!!というわけで始めるとすっか!!

【第1回 天よりの使者】

ここは荊州。ここには戦乱から逃れてきた多くの知識人が住んでいる。
そして最も発展した都市である襄陽にも1人の知識人が住んでいた。
姓を司馬、名を徽、字を徳操という。

司馬徽「曹操が天子を保護、袁術が皇帝を僭称か・・・世も末じゃなぁ」

司馬徽は世の中を常に案じ、いつか乱世を治めてくれる英雄の誕生を密かに期待していた。
水鏡先生と呼ばれ、多くの生徒を持つ彼だが、そのような英雄は見た限り現れる気配すら見せなかった。

司馬徽はふぅーっと溜息を着く。すると誰かが演説をしているのが聞こえてきた。

男「男と生まれたからには、だれでも一生のうちいちどは夢見る乱世の英雄!!今日、その夢を諦めなかった偉大な馬鹿がここにいる!!」
農民達「え?誰だ、だれだ?ザワザワ」
男「俺だァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
農民達「なにぃぃぃぃぃぃ!!!」

司馬徽は横目でそれを見て馬鹿馬鹿しいと鼻で笑った。
すると男は突然、服を脱ぎだし、背中を見せたのだ。
そこには光を放つ傷跡があった。

男「こいつを見やがれ!!こいつは天が俺に与えてくれたものだ!!」

司馬徽は男に興味を持つ。彼は知っていた。それが聖痕と呼ばれるものだということに。

司馬徽「あの男・・・目が・・・目がマジだ」
377山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/18 22:29:25
司馬徽は男に話しかけた。

司馬徽「なぁ、あんたつまりそれは・・・旗揚げをして・・・この乱世を治めようってことなのかい?」
男「なんだ、おっさん?俺の仲間になりたいのか?」
司馬徽「いや、その・・・参考程度に聞きたいのじゃが今、英雄と言えば誰だと思う?」
男「英雄だぁ?」
司馬徽「おるじゃろうが・・・曹操やら孫策やら・・・・・・劉備やら」
男「悪いけど俺は英雄は1人しかいないと思ってるよ」
司馬徽「そ・・・それは誰じゃ・・・?」
男「俺だ」

男はあっさり答えると歩き出した。

司馬徽「何処に行くんじゃ!?」
男「同志を集う旅に!!」
司馬徽「ま・・・待ってくれ!!最後に・・・最後に名前を聞かせてくれぬか!?」
男「俺は釈迦童人・・・はるか東方の島国からある男を追ってやってきた」
司馬徽「あ・・・ある男・・・じゃと?」

釈迦は頷くと、再び歩き出した。
それから、釈迦と司馬徽は手紙を何度か交わし、天下を語り合った。
この釈迦童人こそ、中華の歴史を大きく変える男の1人なのであった。

つづく

釈迦童人ステータス
武力71、知力47、政治67、魅力95

特技
聖痕、鍛錬、鼓舞、収拾
378無名武将@お腹せっぷく:04/09/18 23:48:23
いつのまにやらリプレイが・・・。
プレイしているのは7か。
379無名武将@お腹せっぷく:04/09/19 00:42:20
スレ復活の予感
380山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/19 14:51:19
【第2話 結成、『釈迦軍団』】

197年8月、ついに釈迦童人は武陵の地にて旗揚げを決意。
手紙を読んで司馬徽は驚く。

司馬徽「釈迦・・・こんなに早く同志を集めたのか・・・わしも釈迦のところに行っていいポジションをキープせねば!!」

司馬徽は襄陽を出ると急いで武陵へと馬を走らせた。
途中、募兵を行いその人数は1000人に達していた。
武陵では既に釈迦が同じく1000人の武装した農民達を連れて門の前で待っていた。

釈迦「遅いぜ!水鏡先生!!」
司馬徽「すまぬ!ところで他にはどんな同志がおるのじゃ!?腕っ節の強い奴か!?それとも頭の切れる奴か!?」
釈迦「いや、いまのところ俺と水鏡先生だけだよ」
司馬徽「え!?嘘じゃろ!?」
釈迦「いやぁ、なかなか同志が集まらなくてさ」
司馬徽「そんな!!これっぽちの兵じゃ一捻りに潰されてしまうぞい!ろくに内政にも力を入れれんではないか!せめて内政に強い者がわしの他にもう1人くらいいれば・・・」

その時、門の向こうから軍勢を連れて1人の老人がやってきた。
381山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/19 14:52:50
釈迦「あ、鄭玄のじっちゃん」
鄭玄「よぅ、クソボーズ」
司馬徽「て・・・鄭玄?あのウルトラヒッキー(引き篭もり)の鄭玄か!?」
鄭玄「その呼ばれ方は嫌いだが・・・まぁ、そう思うのも仕方ない。党錮の禁の後、わしゃぁ、完全ヒッキーこきまくってたからねぇ」
司馬徽「すごいじゃないか!!やっていける!!やっていけるぞ!!この3人でここからやっていけるぞ!!!」
鄭玄「でも文官は揃ったとして・・・武官がおらんのはちょっとヤバイ気がするけどねぇ」

そうなのだ。釈迦は魅力だけはトップクラスだが、頭は悪いし、政治もできないし、武力だってとてもじゃないが戦争向きとは言い難い。

司馬徽「あれじゃよな。Zは統率と武力がミックスしてるからわしの見た感じじゃ釈迦は統率だけって感じなのよね」

司馬徽は釈迦のガリガリの体を見て呟く。

釈迦「うっせいやい。まぁ、ともかくここから俺達の歴史は始まるんだ。さぁ、行こうぜ!!」

旗揚げをし、調子に乗っている釈迦であったが隣の零陵にてある出来事があったのをまだ知る由もなかったのである。


つづく
382無名武将@お腹せっぷく:04/09/20 05:05:13
age
383重複:04/09/21 16:35:11
コーエー三国志7(三国志VII)part3
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1095221915/
384山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/21 22:19:52
【第3話 じじいだらけの釈迦軍団】

197年9月

先月に司馬徽を軍師に任命した釈迦達は都市を巡回していた。

民「お金〜〜食い物〜〜〜」

武陵の治安状態は悪く、賊が何度も都市を襲うという事態が起きていた。

釈迦「民に活気が見られんな・・・」
司馬徽「ここの治安の悪さが原因じゃろう。これからしばらくは治安をよくするために活動せねばならんのう」
鄭玄「ところで、軍師よ。近辺に逸材の姿はあったかい?」
司馬徽「潘濬という男を見つけた。釈迦、潘濬を来月にでも登用してきてくれぬかのう」
釈迦「分かった。だが果たして登用に応じてくれるだろうか・・・」
司馬徽「一番、魅力が高いのはお前なんじゃ。しっかりせい」


10月


釈迦「潘承明殿はご在宅かな?」
潘濬「私が潘承明だが・・・あなたは?」
釈迦「釈迦童人と申す者だ」
潘濬「あなたがあの釈迦殿ですか」
釈迦「単刀直入に言おう。君の力を私に貸してほしいのだが」
潘濬「今はその時ではないでしょう・・・お引取りを」
釈迦「仕方あるまいな・・・」
潘濬「まぁ、何もよこさないのは心が痛むというもの。雲南の情報を差し上げましょう」

釈迦は「雲南なんて行くかよバカヤロウ」と心の中で連呼していた。
385山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/21 22:55:55
11月

潘濬が準備を整え、自ら仕官をしてきた。

潘濬「これで晴れてあなた方の仲間になれます。ところで釈迦殿、雲南は行って来ましたか?」
釈迦「いや、行かないから」
潘濬「そうですか・・・では今度は呉に行ってみたらどうでしょうか?」
釈迦「江東の小覇王を見にかい?」
潘濬「いえ、その小覇王の治める呉には于吉という男が住んでいます。何でも不思議な術を使うとかで」
釈迦「ふぅん、おもしろそうだな。じゃあ、その于吉ってのに手紙でも書いてみるかな」


呉にて

于吉の弟子「先生、武陵の釈迦という人から手紙が来ております」

1人の老人がイビキをたててよく眠っている。

于吉の弟子「先生!!」
于吉「うわぁ!!びっくりした!!何だ!?チェリボーイ!!!」
于吉の弟子「武陵の釈迦殿から手紙です」
于吉「シャカァ?聞かん名前だなぁ、サンクチュアリ」

于吉は手紙を見て驚いた。
もの凄い悪筆だったからだ。

釈迦からの手紙『`⊂〃ぅм○、⊇ωレニちゎ★ホ〃勹レ£シャヵッτレヽレヽма£★ぅ(≠⊃±ωσぅゎ±を(≠レヽτ世〃ひ、ぁレヽナニレヽ`⊂ぉм○レヽмаUナニ★∋ヵゝッナニら⊇ω`⊂〃、ホ〃勹`⊂Uょ<U〃τ〃м○Uма世ωヵゝ★∧ωU〃маッτма£★ シャヵゝ∋レ)』
(どうも、こんにちわ。ボクはシャカっていいます。うきつさんのうわさをきいてぜひ、あいたいとおもいました。よかったらこんど、ボクとしょくじでもしませんか。へんじまってます。 シャカより)

于吉「よ・・・読めん」
386山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/21 23:28:46
12月

司馬徽「治安も大分良くなってきたし、そろそろ商業ほうにも力を入れようと思うのじゃが」
鄭玄「異議なし。しかし、うちらの殿はどこに行ったんじゃい?」
潘濬「釈迦殿なら先程、于吉殿に会いに行きましたが」
司馬徽「于吉か・・・あの男が加わればさらによいのじゃがな」

その頃、釈迦は呉に出向く道中に盗賊の砦を1つ壊滅状態に追い込んでいた。

盗賊「ぐっは!!っつ・・・つえぇぇ!!」
釈迦「わはははは!!死ね!死ね!!死ね!!死んじまえ!!!俺だって・・・そこいらの盗賊よりは強いんだよ!!」
盗賊「あわびゅー!!」
釈迦「さぁて、于吉のとこに行くか!!」

ガサッ
物音ともに振り返る釈迦。

釈迦「誰だ!!そこにいるのは!!出て来い!!!」

すると1人の若々しい男が出てきた。

釈迦「俺とタメくらいか?(釈迦は実は18歳)何者だ!!」
男「君が釈迦か・・・」
釈迦「俺ってそんなに有名人!?」
男「まぁね・・・君は倭の国の人間と聞いているが何故、この国に来たんだい?」
釈迦「ある男を追ってこの国に来た」
男「なるほど。しかし、何故新しく勢力を作ったのですか?」
釈迦「漢室衰え、各地では群雄が割拠する戦国時代。俺はこの国に再び、民の笑顔を取り戻してやりたいのだ」
男「しかし、それではあなたも群雄となり民を苦しめることになる。違いますか?」
男「釈迦・・・いや、君の本当の名前は神(ジン)宝(ホウ)、だったかな?」
釈迦「!? 何故、その名前を!!」
387山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/21 23:51:32
男「かつて倭には様々な国が割拠していた。その国の1つ、日の国の・・・王の息子、神宝」
釈迦「あんた何者だ!!」
男「私はあなたの追っている男に仕えている者です」
釈迦「やはりそうか・・・!!文遠はこの国に来ていたのか!!文遠は何処にいる!!」
男「あのお方は既にこの中華を統一しようと何処かで旗揚げをしていることでしょう」
釈迦「あんた、あいつに仕えているんだろう?教えろ!!あいつは今、何処にいる!!」
男「教えるわけには行きませんね・・・・・・言えば楽しみがなくなってしまうでしょう」
釈迦「楽しみだと?いいか、1つ教えてやる。日の国を滅ぼしたのは文遠だ。そのせいで俺がどんな苦しみを味わったか分かるか?
   親兄弟を目の前で殺され、気付けば邪馬台国と呼ばれる国が倭を統一していた。そしてこの世の地獄といえる地獄を体験してきたんだ」
男「知ってますよ。だから楽しみなんです」
釈迦「何?」
男「没落した王家の王子が仇を討つために奮闘する姿・・・おもしろいじゃありませんか」
釈迦「貴様・・・」

その時、烈風が2人の間に入ってきた。
釈迦が気付いた時、既に男はいなくなっていた。


男がニコニコと歩いている。
すると後ろから異民族の格好をした青年が近付いてきた。

男「おや?ジンギスカン。来ていたのかい?」
ジンギスカン「張良殿、先程会話をしていた男はもしや、神宝という男ですか?」
張良「そう、あの男が神宝・・・今は釈迦と名乗っているそうだがね」
ジンギスカン「このことは山田様には報告するのですか?」
張良「するまでもないだろう。あのお方は全てを見通しているだろうし」

張良はそう言うと澄み渡る青い空を見上げた。

つづく
388山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/25 13:02:29
【第4回 髭の魔人】
198年3月

ここしばらく釈迦は各地に間者を飛ばし、他勢力の諜報に力を入れていた。
文遠という男を探す為にである。
しかし、釈迦は司馬徽達にはそのことは言わずに「ただ、各地の情勢を知りたいから・・・」と言っておいた。
それから2月に于吉が司馬徽に登用されていた。

司馬徽「先日、零陵に放った間者からとんでもない情報が流れ込んできたぞ」
釈迦「何だ?」
司馬徽「新勢力じゃ」
釈迦「ど・・・どういうことだ!?」
司馬徽「零陵では項籍と名乗る者が旗揚げをしています」
鄭玄「項籍とは・・・覇王項羽と同じ名前かい?」
司馬徽「そうじゃ。盗賊退治の際、項籍が圧倒的な武力で盗賊団を殲滅したという」
鄭玄「名前が同じというだけじゃろう?」
司馬徽「そうじゃ。気にすることではない」
しかし、その話を聞いていた釈迦の様子に一同は目を向ける。
潘濬「どうしました?釈迦殿」
釈迦「以前、俺がある男を探していると言ったな・・・水鏡先生。俺の探しているその男は・・・・・・死者を蘇らすことができる」
司馬徽「ば・・・馬鹿な」
釈迦「奴はそうやって死者の魂を弄び、俺の国を滅ぼしたんだ!!」
司馬徽「な・・・ならば項籍も・・・!!」
釈迦「・・・・・・そうだ!!奴が蘇らせたに違いない!!」
鄭玄「だとしたら厄介じゃぞ。本物だとしたらどれだけ強いか分かったものじゃない!!武陵と零陵は目と鼻のさき。いつ攻め込んでくるか・・・」

一同は大きな不安に駆られていた。
389山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/25 13:26:08
ちょっと疲れたから休憩
390山田さん ◆eYzYZ2EMlI :04/09/25 16:38:39
4月

劉表が上庸に攻め込んだ。

司馬徽「釈迦、少しばかり戦闘について師事してもらいのじゃが」
釈迦「いいのかい?年寄りがギックリ腰になってもしらないぞ?」
司馬徽「まだまだいけるわ!頼む」

1時間後・・・

釈迦「ハァハァ・・・ゴホッゴホッ!!!」
司馬徽「何で御主のほうが疲れているんじゃ!!」
釈迦「すまんすまん・・・今日はこのくらいにしよう」
司馬徽「情けないのう・・・」
釈迦「ところで先月、義勇兵を配下に組み込んだんだがそろそろ俺も兵の訓練したほうがいいんじゃないかな?」
司馬徽「何とも申せんのう・・・御主が訓練したところで毛の生えた程度であろう。武力の強い奴はおらんもんかのう」

釈迦はとりあえず兵の訓練をしてみたが確かにあまり効果はなかった。


釈迦「劉備ってやつの勢力にはやたらといい人材が揃っているな。特にこの関羽っての?凄くいいじゃん」
司馬徽「劉備は兵力も少なく曹操と呂布に囲まれておる。滅ぼされるのも時間の問題じゃろうな。どうじゃろう?今のうちに関羽や張飛に御主自ら手紙でも書いてみては?」
鄭玄「君主との親密度が高いほど、後で登用されたときに忠誠度が高いんじゃよねぇ」
釈迦「関羽か・・・・・・どんな男なんだろうな」
司馬徽「髭じゃよ」
釈迦「髭?」
391無名武将@お腹せっぷく:04/09/25 18:20:02
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!
392山田さん ◆eYzYZ2EMlI
ここは小沛。劉備が治める土地である。

関羽「ん?メールが届いている」

関羽は受信された新しいメールを見る。

関羽「ん?見たことのないアドレスだな。スパムか?」


メール『こんにちわ。ボクは釈迦と申します。メールでお便りを書くことをお許しください。
    字が汚いので(笑)。関羽殿は元気でやっていますか?僕はモリモリ元気です。返事くださいね。
    かめはめはー!!』

関羽「・・・ほぅ、ならば・・・
  『メール見たよ!釈迦はおもしろいねぇ(^∀^)/
   かめはめはってことは釈迦はドラゴンボールとか読むのかな?
   それじゃ俺も魔関興殺砲〜〜〜〜〜〜!!!なんちゃってー!!
   今度、会えたらいいねー!んじゃまたね!』


5月 張魯が武都を攻めた。