怖         い          話

このエントリーをはてなブックマークに追加
今から1800年ほど前の中国の話ですよ。
2人の武将が、あ〜でもね〜、こ〜でもね〜と話してたわけですよ。
んでもって〜、夜中の2時ごろでしたかねぇ。
「お     前     だ     よ     !     !」
うっうわぁぁぁぁぁぁっ!!
2人は逃げ帰ったそうですよ。朝になると、庭に郭図が寝ていたそうですよ。
今から1800年ほど前の中国で本当にあった話なんですねぇ。はい。
2誘導:04/02/11 21:26
オカルト超常現象@2ch掲示板   オカルト太郎
http://hobby4.2ch.net/occult/

三国志はオカルトの宝庫
http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1074606661/l50
3無名武将@お腹せっぷく:04/02/11 21:27
       _,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、
      ,.-'      ,r''  _,,.. - 、  ` 、
    ,.r'/// /   ,.-'      `' 、. \
   /       ,r'  ,r'       ,rfn、 \ '、
  / /////  ,'   ,'  ,rffn.   '"     ヽ ',
  i     ,.ァ   .i  '"     ,riiニヽ.   ',. ',
 |  ,.r '"  |.   {  ,riiニヽ      _.    ', ',  ヨコハマタイヤ様が素敵な笑顔で2GET!!
 | .,.r'    |   !   ,..  _,,.. -‐' _,..r'  i .i   轢き殺されたくなかったら道をあけろ!!
 |,'      ',   ',   '、., __ ,.. -‐''"゙  }  | .|
  |       ',    `、  ヽ        !   } .}
  ',         ',    '、  ヽ      ./   ! .|    >>3 タッチの差だな。タイヤ交換しろ!
   '、       `、   \  `ヽ==='゙    ,' !   >>4 おせーよバカ 教習所からやり直せ(プ
    `、        '、     ' 、        / .,'   >>5 クルマ乗る前にオンナに乗れよ(ゲラ
      '、'-..,,_____ ___`、    `''‐- ..,, ,,.. r'  /   >>6 ペーパードライバーって素人童貞のことだろ(ワラ
      \ ヾヾヾヾヾ \          /    >>7 毎晩シフトレバー磨いてんじゃねーぞ(爆
       ` 、  、、、、、、、、 ` - ..,,, _ _,.r'゙      >>8 おめーの人生転がりっぱなしだな(ギャハ
         `' - .,,_       _,. - ''"       >>9 ガキの頃俺の顔見て泣いてたの知ってるぞ(クス
             `"'' '' '' ""           >>10-1000 ちゃんと空気圧チェックしろよ!
なんと!オカルト板からの嫌がらせか!討伐してくれる!
>>3( ´,_ゝ`)プッ
 か え る が か え る (たまごの)
65:04/02/11 21:28
orz かえるのは、おたまじゃくしだった……
>>1
郭図かよ
8無名武将@お腹せっぷく:04/02/12 00:59
>>1
薄ら寒い
>>1
郭図より武安国のほうが怖い
呂布が処刑されて、その首が洛内に晒された頃の話ですから、建安四年頃のことでしょうか。
切り離された体も晒されて、私怨のあるものはその亡骸を切り刻めるようになっていました。
なますのように切り刻まれ、見る影もなくなった、首のない呂布の骸。
かの猛将も、敗れてしまえば哀れなものと、かすかな憐憫を寄せるものもあれば、
なんの、あれは二度も義父を殺した天下の罪人。自業自得と小刀を突きつけるものと。
何しろ冬のことでございましたから、亡骸はなかなか腐らず、ずいぶん長いこと晒されておりました。
ある時、その骸の腕にすがりつく男がおりました。
みすぼらしい姿をしておりました。
元は錦だったでありましょうが、衣服は黒くくすんで、ぼろぼろとあちこちがほころびております。
よくよく見るとその男。
腕がない。
呂布の腕にすがりつき、声を抑えて哭しております。
守衛が寄ってなだめると、肩に置かれた手を乱暴にふりはらい、
「これは俺の腕だ、誰にも渡さんぞ」
と、怒鳴りつけました。
俺の腕、俺の腕だ・・・
うわごとのように呟きながら男は呂布の腕を愛おしそうにさすっておりました。
さて。
その後、この男は呂布の手にすがりついたまま、その場を離れようとしない。
近づけば、「俺の腕だ、誰にもやらんぞ」と、怒鳴りつける。
気味が悪いものだから誰も近付きません。
片時も腕から離れないので、せっかくの施しにも手をつけない。
そうこうしているうちに一週間が過ぎ、男はとうとうやせ衰えて凍え死んでしまいました。
やれやれと守衛が男の死体を呂布の腕から話そうとしましたが
がっちりと抱えているものだから一向にはなれない。
仕方がないということで、呂布の腕ごと離してやろうと刀でもって一閃腕を切ると。

「誰にも渡さぬぞ」

男の声。
ぎょっとしてみると、確かに男は死んでいる。
はてなと思っていると、
「俺の腕だ」
また声が聞こえる。
守衛がおそるおそる見ると。
切り落とした腕のその断面に、死んだはずの男の顔が。
ぎょろりと守衛をにらみつけると、
「俺の腕だ。また取ろうというのか?今度はおまえが、俺の腕になるか?」
と、守衛の首もとにくらいついた。

気を失った守衛がはっと気づくと、男はどこにもおりません。
残されていたのはあの男の錦。
うちに刺繍がされておりました。
「武功一等の武安国に贈る」
呂布の骸の腕の切り口は、不思議なことに最初から何もなかったように、断面すらありません。
冷たい風が一つ吹きました。

私が聞いた話はこれだけでございます。
え、お客人。
おまえにも腕がないじゃないかって。
ええ。
呂布の腕をたった守衛。
あれは私の祖父でして。
その後腕を失いましたよ。
父も、私も、生まれつき腕がなかった。
これはどうも、あの男の呪いなんでしょうな。
私なんざ、あなた様のようなご立派な腕を拝見するとどうしてもほしくなる。
俺の腕だ、俺の腕だ。
そら、名前が書いてある。
え?
そこじゃありませんよ。
二の腕の。
そら、もう少し右だ。
ね?
書いてあるでしょ?
この腕武安国の物也って。
短編の練習に書いてみました。
怖い話も書けるようになりたい(´-`).。oO(・・・・・・・・・)
>>10-12
スレ違い
15無名武将@お腹せっぷく:04/02/12 16:31
>>14
お前怖がりすぎw
>10-13
怖くはないし、アレだが、「ほう、…」とはオモタ。最後まで読んだよ。
ガンガレ。
17無名武将@お腹せっぷく:04/02/13 09:40
ぼっけぇきょうてぇのパクリw
18tfh:04/02/13 09:49
怖い・・・(T_T)。
19無名武将@お腹せっぷく:04/02/13 10:12
俺は無双の設定の方がよっぽど怖いよ
20無名武将@お腹せっぷく:04/02/24 22:28
関羽を斬った。
孫権からの使いが呂蒙にそう告げた時、彼は嗚呼、と一声漏らすと
堅く目を閉じて空を仰いだ。
願わくば。
願わくばともに軍を率いたいと。
呂蒙はかねてから考えていた。
彼との友誼も、決してうわべだけのものではなかった。
だからこそ、関羽は自害せずにとらえられたのだ。
呂蒙は涙をこぼすまいと歯を食いしばり、かっと目を見開いた。冬の空は白々と青い。
「よく知らせてくれた。」
呂蒙は使者を向き直って言った。
「惜しい人物だったが。やむをえまいな。」
呂蒙が呟くと使者は顔を上げて、怪訝そうな顔をした。呂蒙は使者の顔を見てふっと小さく笑った。
「おまえを見ていると、関羽殿を思い出す。」
「はあ。」
首をかしげる使者のあごを指さして呂蒙は大きく笑った。
「おまえのその髭。関羽殿そっくりじゃ。」
「髭、でございますか?」
大笑いをしている呂蒙を不思議そうに見上げて、使者は自分のあごをそっとなでた。
「恐れながら・・・、蓄えておりませんが・・・」
「何?」
「それがしは髭など、蓄えておりませんが。」
そんなはずは、と、笑うのをやめた呂蒙がまじまじと使者の顔をのぞき込む。なるほど、使者には髭がない。
「ふ、むう」
呂蒙は首をかしげた。見まごうはずがないのだが。
「お疲れでいらっしゃるのでしょう。」
使者がそういってほほえむ。
「そう、かもしれんな。」
ご自愛なさいませ、といって、使者は一礼し呂蒙の前から去った。
後ろ姿を見送りながら、呂蒙はまた一つ、首をかしげた。
自室に戻った呂蒙は、臥所に倒れ込んだ。
確かに疲れているのかもしれん。
大きく息をつく。
頭が重い。気も、重い。
呂蒙は大儀そうに身を起こすと
「誰ぞ、誰ぞおらぬか。」
と鐘を鳴らした。
「はい」
女の声が遠くから聞こえる。
慰安のためにつれてきた歌妓。彼自身の情婦でもある。
戸の前に控えると、よく通る声で
「お呼びになりましたか。」
と尋ねる。
彼の者ならこの憂鬱も晴れよう。
「有無、気晴らしに、そちの歌をききとうてな。」
呂蒙は横になったまま、入れ、といった。
歌妓はそそ戸とを開けて、では、と一曲歌い始めた。
懐かしい呉の調べ。
呂蒙は夢心地で聞き入った。
やがて歌が終わり、沈黙が部屋を覆う。
「よい歌であった。」
呂蒙は呟いた。
「ではもう一曲・・・」
「いや、歌はよい。」
「はあ。」
「それよりも。」
呂蒙は歌妓に方に向き直って
「ちこうに。」
と歌妓を招き寄せた。
恥じらいながらも歌妓は呂蒙のそばに来る。
後半歩、臥所に迫った歌妓の手を、呂蒙は不意にぐいっとつかんで引き倒す。
きゃっと小さく叫ぶと、歌妓は呂蒙の上に覆い被さるように倒れ込む。
「もう。」
歌妓はすねたように笑う。
呂蒙の頬に歌妓の長い髪がふれる。
・・・長い、髪?
呂蒙はふっと思い出した。
歌妓の髪はこんなにも長くはなかったはずだが・・・
目を薄く開けて、歌妓の顔を見上げると、呂蒙は歌妓を突き飛ばした。
「なにを!?」
「それはこっちのせりふだ!」
呂蒙は傲然として起きあがった。
「何のつもりだ!その髭は!」
歌妓のあごには立派な髭が緑緑と蓄えられていた。
「・・・髭?」
歌妓があごをなでる。
「髭など・・・」
「無いと申すか!?」
「ございません。」
歌妓は毅然と呂蒙をにらみ返す。
「どこにあるのか、よくごらんになってください!」
さあさあ、と、歌妓は呂蒙ににじり寄る。
そのたびに髭がゆらゆらと揺れる。
たじたじと後ずさり、しりもちをつき、ようやく呂蒙は鈴を取ると
「誰ぞ、誰ぞ!」
とけたたましくならした。
たちまち呂蒙の部屋に、守衛が殺到する。
「いかがなさいましたか!」
尋ねる守衛隊長に、呂蒙は震える指で歌妓を指し、
「そこの、そこの不届き者を、斬れ!」
と、うわずる声で命じる。
「はあ?」
隊長は歌妓を見下ろす。
「お言葉ですが、何が・・・」
「髭じゃ!」
「髭?」
「そのものは、不遜にも関羽殿に模した髭をつけて儂の前にきたのだ!
敵とはいえ個人、しかも天下の猛将の死をかくも軽んじることは、だんじて許せん!」
斬れ!斬れ!
呂蒙は肩で息をしながら命じる。
「しかし。」
隊長は困ったように溜息をつくと
「このものに髭などありませんが」
と、呂蒙の方を向き直す。
その顔を見て呂蒙は言葉を失った。
その隊長のあごにも、髭。
関羽の髭そのものの、あまりにも立派な、髭。
24無名武将@お腹せっぷく:04/02/24 23:03
言葉を失い唖然とする呂蒙に隊長は
「いかがなさいましたか?」
と尋ねる。
「髭、髭。関羽の・・・髭」
うわごとのように呟きながら、呂蒙は腰から砕けるようにへたり込む。
「だ、大丈夫ですか!?」
隊長が呂蒙に駆け寄る。
さわやかに髭を揺らしながら。
「く、くるな、くるな・・・」
呂蒙は泣きながら呟いた。
「都督が大変だ!」
隊長の後を、隊員が続く。
どの面々も、見事な髭。
呂蒙はついに力なく笑い出すと、気を失った。
「髭が、ひ、げ、げ・・・」
呂蒙を寝かした臥所の周りに、護衛の兵と隊長と、歌妓が取り囲んで座っている。
「髭、とおっしゃったが。」
隊長はあごをなでた。
「あごひげを生やしている者など、おらんのに・・・」
取り囲んだ人々は各あごをなでる。
「むしろのう。」
隊長が呂蒙の顔をのぞき込む。
「都督こそ、髭を生やしていらっしゃるのに。」
うなされる呂蒙のあごには、見事な髭が、あった。
「しかし、いつの間にこのような髭を・・・」
呂蒙を扇で仰ぎながら、歌妓は呟いた。
「昨日までは、確かにございませんでしたのに。」
「まあ、よいさ。」
隊長はそういって立ち上がる。
「明日になったら、鏡をお見せしよう。
あなたのしゃる髭はこれでございますか、と。
何、このくらいの仕返しは許されるだろ。」
一同が一斉に笑った。
「それにしても。」
隊長は呂蒙の顎髭をそっとなでた。
「全く見事な髭だ。美鬚候もきっと、こうであったのだろうな。」
26無名武将@お腹せっぷく:04/03/06 01:19
保守
けっこう面白くないか?このスレ
>>27
俺もそう思う。
俺は文才が無いから参加できないが。
「曹操の話をしていると曹操がくる」っていうスレ昔あったけど、
そーいうのまた見たいなあ。