貂蝉。洛陽舞踊学校主席卒業の美しき舞姫。
彼女には、呂布という恋人が居た。修羅のごとき豪傑だったが、二人は
仲睦まじく、将来を誓い合っていた。
しかし、ある日、呂布は忽然と消えた。愛馬の赤兎を残してーーー。
赤兎は貂蝉の騎乗を許した。以来、貂蝉は諸国を捜し歩いた。
愛する人を見つけるためーーー。
様々な紆余曲折を経て、貂蝉は呂布が以前友と認め合っていた豪傑、
孫策のもとへたどり着いた。孫策は呂布の捜索を約束した。貂蝉は
協力と引き換えに自らの力を貸すこととなった。傑物の伴侶もまた
傑物、貂蝉も並ならぬ武芸をその身に仕込んでいたのだ。
孫策が妹・尚香を送り出したその日、貂蝉は遠方の偵察任務より帰還
した。いきさつを聞いた貂蝉は孫策の憂慮に満ちた顔を見て、彼が不安
に駆られていることを知った。
「妹は腕っ節は立つのだが、単細胞なのが珠に瑕だずぇ。趙雲のアニキ
に何かあってからじゃあ遅いんだずぇ・・・」
孫策の言葉を受け、貂蝉は尚香の足止めと趙雲の捜索を申し出た。
第一段階、尚香の足止めは成った。一旦蜀に戻り、再び長旅の準備を
済ませ、貂蝉は恋人の愛馬・赤兎を駆り一路常山を目指すーーー。
「くすっ・・・それにしても尚香、あそこまで腕を上げていたなんて・・・
先輩として、大変嬉しいことですわ」
貂蝉はひとりごちた。
「さて・・・とりあえず南皮を目指さねば・・・山道は赤兎には辛いでしょうし、
ここはやはり永安経由で長江を伝い、荊州から北上して許昌へ、そして
官渡の渡りから黄河を抜いて・・・という経路が望ましいですわね」
ここで貂蝉は溜息をついた。
「孫策様にはああ言ったものの、やはりわたくしと赤兎だけでは、独り言が
増えて精神衛生上大変良くないですわ。そろそろ道連れの一人や二人、
欲しいものですわ・・・そうでしょ、赤兎」
貂蝉の言葉を理解しているのか否か、赤兎はただブルルと軽くいななき
主の声に応えるのみだった。
貂蝉の旅は始まったばかりだ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回はここまで。最後だけ書き方のタッチが違ってすいませんw
職人さまがた、どうぞ遠慮なくこちらもどんどん手をつけていって下さいまし。
どうぞよろしくおながいします!
補足。
555氏の「親友に会いたい」について、とりあえず貂蝉は各地に「親友」と
呼べる人が多いって設定にしてみますた。これでどの親友かわからなく
なってくる、みたいな。
563 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/14 13:42:17
ここいらでageとこう
>>561 その設定(月英の仮定を取った)だと、孫尚香と貂蝉がレズ同士になるけど、それ
だと襄陽編や漢中編で孫尚香が陸遜に惚れたという設定と矛盾しないか?
仮定じゃなくて仮説な。吊って(ry
あー、今読み返すと
>>564 が日本語になってないな。
つまり、
>>555で貂蝉が『親友に会いたい』というセリフの『親友』という部分につい
て、大喬は「親友=孫尚香」としている(以下、大喬説)。一方、月英は「親友=孫尚
香とは別の人で、孫尚香は貂蝉のエス」としている(以下、月英説)。
で、
>>555だと「親友は各地に大勢いる」としているから、「親友=孫尚香とは別の
人」と読める。ということは、
>>555の職人さんは月英説を取っているかのように見
える。
だとすると、
>>555の職人さんの設定では「孫尚香と貂蝉の仲はエス(今で言うとこ
ろのレズ)」になるけど、それでは
>>444や
>>417などでの孫尚香の陸遜への態
度が説明つかなくなるのでは? と言いたかったんです。
まあ、あまりこだわる必要ないのかもしれないけど、ちょっと気になったんで書きまし
た。気分悪くしたらごめんなさい。
567 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/15 04:44:40
・・・孫尚香(リックンハァハァw)と貂蝉(恋人が呂布)はバイセクシャルって
ことで説明つくのでは?あるいは昔はレズだったけど後々へテロ、とか。
貂蝉と戦ってた尚香の描写だとどーも貂蝉とギクシャクしてたみたいだし、
レズからヘテロへの以降→貂蝉との関係は思い出したくない記憶って
可能性もありうるな。
どちらにせよ没問題age(´ー`)
×以降
○移行
私も推敲の必要がありますねsage吊って来ます
>569氏の「そんな孫尚香やだ」を考察してみる。
可能性としては・・・
1)リックンハァハァなのがやだ
2)レズなのがやだ
3)バイなのがやだ
・・・さぁどっちでしょうw
俺は・・・レズなら歓迎かな(マテ
バイはどーでもいい、ショタはマジ勘弁
以上百合スキーでゴメンナサイ
>>570 すまん、全部嫌いなんだわ。1)ですら、孫尚香の淡い想い、というのがぎりぎりの許容範囲
なんですわ。
っていうか、ここは三戦板だぞ?露骨にレズとかを出していいものなのか?
できれば
>>566でいうところの大喬説をとてもらったほうがいいんですが。
それと、貂蝉伝を併用すると、話が広がりすぎないか?趙雲伝末期みたいに話がま
とまらないと目も当てられんぞ。
あ、今思ったんだけど、貂蝉と孫尚香がレズ関係なら、なんで貂蝉伝では貂蝉と呂布が
くっついてるんだ?
孫尚香⇔陸遜
趙雲⇔甄姫
呂布⇔ちょうせん
なの?
シナリオの整合性を取りながら孫策のDQNキャラをうまいこと救済したとこでは
職人さんGJ!!って思ったけど
さすがにレズとかもってきたら雰囲気を戻しにくいし書きづらくなる人もでてくるんじゃないか?
ROM人間にとっては何でもいいからネタが投下された方が嬉しいしね
あと
>>571の言ってる様に貂蝉伝をほぼ同時の話として、さらに話の整合性を・・・というのは
無理なんじゃないかなあ・・・
全く無関係な人物とか、時代をずらすとかしないと・・・
こういうのは書いてしまったモン勝ち!ってことで全ては次の職人様に
委ねられたのであった(今更リセット!とかも萎えるわけだし、ね)。
・・・ってなわけで・・・自分が(マテ)・・・
とりあえず貂蝉伝がスタートしてしまったので、尚香伝に一区切り設置
してみますか。んで、三戦板ってことで余りにヘヴィーな恋愛描写は
避けて、そこんとこライトにいってみましょー。
以上、独り言。
それでは、何か書きますw
貂蝉伝(前回が序章ってことで) 第一章
孫策「ふむ、そうか。判ったずぇ。ご苦労。引き続き、監視を頼む」
密偵「ハハッ!」
成都、政務を執る大広間。孫策はホッと胸をなでおろすように大きく
溜息をつき、ニヤリと笑った。そこへ、部下の凌統が入ってきた。
凌統「孫策様」
孫策「おう、凌統か。兵の増員状況についての報告、だったな」
凌統「ははっ。城下で募兵したところ、3000の兵が参集してござり
まする。・・・殿、何か良いことでもあったのですか」
孫策「ああ。洛陽に向かわせた密偵が戻ってきてな。尚香の奴ら、
数ヶ月は洛陽で傷の療養だそうだずぇ。貂蝉が上手くやってくれた
ようで一安心しているところだったんだずぇ」
凌統「は、それは何より・・・しかし実の妹が骨を折られたというのに
喜ぶとは、なんて・・・」
孫策「皆まで言うな。俺は我が盟友・呂布のバケモノのような武力を
知っているし、その手ほどきを受けた貂蝉を信じた。目的のために、
手段を選ばない、それも確かにどうかとは思うが、俺と趙のアニキ
との間には恩・義・侠の絆があるんだずぇ。因果なものだずぇ」
凌統「後は貂蝉殿が上手く趙雲殿のもとにたどり着けることを願う
ばかり、ですな」
孫策「ああ。あと、呂布の捜索ーーーこちらも、頑張らないとな」
凌統「はは、努力いたします。でわ、任務に戻ります」
孫策「しっかり頼んだずぇ」
凌統は大広間を去りながら、思った。孫策殿は領土を守る以外にも
様々なことをしょいこんでいらっしゃるが、それはまるで、あの趙雲殿
を孫策自身も追いかけているようだ、と。
場面は代わって永安。両岸の猿声かしましい、千里彼方の江陵へ続く、雄大な三峡を
抜ける水路を、貂蝉は岸伝いに進んでいた。と、言っても、両岸とも切り立った崖なので、
正しくはその崖伝いに赤兎馬を慎重に進めていた。
貂蝉「絶景ですわ・・・そう思いませんこと、赤兎?」
山賊A「へへっ、美しいネーちゃんよぅ、金目のモンだしな」
突然、山賊の一団が貂蝉を取り囲んだ!
山賊B「おいA、ソレゃ違うだろってばよ!むしろこのネーちゃん自体が欲しいだろってばよ!」
山賊C「そうとなりゃ話は早ぇ!からめとっちめぇ!」
山賊ズ「おぉ〜!」
貂蝉「な、なになに、なんですの!?」
一斉にかかる山賊たち、しかし、流石は鬼神に武を習った貂蝉、我が身の危機を察するや
見事な身のこなしで一人ずつ山賊を血祭り・・・いや、撲殺していく。
そこへ、二人の若者達が通りかかったのは奇遇か、はたまた運命か。
謎の男A「正義を守る!でやぁぁぁ!」
男はチャージ1で激しく突きかかった!バタバタと崖から落ちる山賊たち!
謎の男A「せーぎをまもる!せーぎをまもる!かよわきおなごを寄ってたかって狼藉
する不届き者はこの錦馬超が許さぁぁぁぁぁぁん!」
実際は逆である。むしろ圧倒的な武力で山賊たちを撲殺しているのが貂蝉。しかし、
正義マニアなう馬超にはそれが目に入らない。
馬超「引き続きせーぎを守る!守り通す!」
謎の男B「・・・あのぅ・・・そんなに言われると、俺・・・」
謎の男Bの名前は成宜。これでも関中十部軍将、旗本八旗の一人という、凄まじい
肩書きを持つ男である。見詰め合う男二人。
まずい!百合ネタからバイネタに移行し、とうとうヤオイネタが入り込むのか!?
馬超「そんなわけなーーーーーーーーーーーーーーい!」
すかさず馬超のジoードーチョップ!
成宜「オース○ィン!?」
ツッコミにたじろぐ成宜、そしてそのスキを山賊は見逃さなかった!
山賊D「スキあり、とぅ!」
成宜「ぐふっ・・・これは顔無しを旅の道連れに出来ない修羅モードの宿命か・・・」
馬超「せーぎーぃぃぃぃぃぃぃ!おのれ下郎、よくもせーぎを・・・かくなるうえは、
せーぎのために、せーぎを貫くのみ!のりゃぁぁぁぁぁ!」
山賊ズ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
阿鼻叫喚の末の死屍累々。気がつけばそこには貂蝉と馬超のみ。
貂蝉「あ・・・あのぅ・・・助かりました。わたくしは貂蝉と申す者。
なんとお礼を申し上げたら良いか・・・素敵な方(ぽっ)」
馬超「あ・・・いあ、拙者は正義を貫いたのみで・・・あわわわ」
見つめあう二人。しかし、馬超はこういうことには疎い。
馬超「あ、あのっ、どんな経緯でこのような断崖をあなたのような
かよわき女性が・・・」
二本の銅錘を装備し、豪壮な赤兎を駆る女性をかよわき、とは
なんと愚かな言葉か。さすがの馬超もドギマギするなかで己の
言葉を悔やんだ。悔やみかけた。しかし、貂蝉はにこりを微笑み、
馬超を見上げた。この瞬間、馬超の心臓は破裂寸前ーーー。
そう、貂蝉とは、恋を巻き込む運命を持つ者。それが男であろうが
女であろうが、その極上の魅力に引き込まれたら最後、少なくとも
暫くは彼女を愛する他ないのである。孫尚香、呂布、かれらは皆
哀れにも巻き込まれた者たちだったのだ。そして、この馬超もー。
貂蝉「実は、かくかくしかじかでーーー」
馬超「趙雲殿と申されるか。以前、夷陵に居る従弟、馬岱から
聞いたことがある。正義を重んじる、立派な御仁だそうな・・・もし
よければ、拙者、常山まで貂蝉殿を護衛したいと存じる。我が身に
宿る、正義のために」
貂蝉「まぁ、ありがたいですわ・・・」
貂蝉、それはNOと言えない女。勝手に勘違いして来る者を、
彼女は一度たりとも断ったことはない。
かくして、奇妙な道連れが出来たのだった。
馬超の心の中に、成宜はもはやどこにも居なかった。
ーーー今日はここまでーーー
次の職人様、おながいします〜
なんか色々とやっちまった気がしなくもないがw
580 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/16 01:47:05
ってなわけでとりあえず終了age
昔のふいんきはマジメ有り、オチャラケ有り、っていうか何でもアリな
感じだったので、それを復活させてみますた。尚香は暫くオヤスミって
ことで「現在進行形」を一つに絞らせて頂きました。これで、多分少しは
参入しやすくなったかもと思いますが、いかがでせうか。
・・・そういえば、孫策はなんで貂蝉の魅力の虜にならなかったんだろう。
う〜ん、う〜ん・・・。
ともあれ、逆に皆様の迷惑になったのであれば、どうもすみません。
ただ、自分も他の職人様の仕事(?)を楽しみにしてるクチなので、
お待ち申し上げておりまするm( _ _ )m
>>580 おまえ孫尚香伝書いてくれてた職人がそれで納得するのか?
賛否両論
一ついえることは
進めば道があるw
そういや趙雲伝もうやむやのうちに強制終了させられちゃったな
とりあえずどなたか状況整理キボンヌ
死んだ武将とか勢力分布とか・・・趙雲伝のときの職人さん、また
降臨してくれないかなぁ。
>>581 まあ、孫尚香伝書いてくれてた職人さんも、納得すれば書けばいいし、納得しなけりゃ書かな
きゃいいし、おまいが心配しても仕方ねーんじゃねーの?
これ以上議論すると荒れそうなので、孫尚香伝始めた私が、責任を持って孫尚香伝を終わらせます。
孫尚香伝 (いきなり)最終部
尚香「ちょっと、何で貂蝉が主人公なのよ!責任者でてこーい!!(-_-#)」
大喬「尚香さん、落ち着いてください。仕方ないですよ」
月英「そうですよ、尚香さん。これはリレー小説スレ。
>>575が言ったとおり、書いたもん勝ちなんで
すから。しかも、このスレは修羅モードスレ。陸遜スレや徐晃スレみたいに尚香さんが主人公だと
いう決まりはないんですから」
尚香「ううう、でも…」
大喬「それに、尚香伝も曹丕伝や袁紹伝潰してきたんですから、因果応報だと思って諦めましょう」
尚香「むー、せっかく孫尚香伝書いてた職人モドキが最終部まで下書きしたのに〜」
大喬「その時点でリレー小説っていう趣旨から外れてるし」
月英「でもまあ、他の職人さんがネタを投下してもいいように、余裕ある設定にはしてありましたけ
どね」
尚香「そうだ。どーせ孫尚香伝終わらせるし、ここで孫尚香伝のその後をぱぱっと書いちゃおうか」
大喬「そうですね。このまま何もしないで終わるのも気持ち悪いですし。書いちゃいましょう!」
月英「というわけで、この後は『孫尚香伝のその後』でお楽しみください。なお、あくまでこれからの
物語は予定で作ったものです。他の職人さんによって変更することがあった事をご了承下さい」
続く
孫尚香伝 第七部
大喬「で、結局貂蝉は何者だったんですか?」
尚香「予定では一発キャラ。私に伸されてアボーンだった」
大喬「うわ!かわいそう!」
尚香「もっとも、親友キャラにしてもいいように考えてたけどね」
大喬「あ、やっぱり親友だったんですか」
尚香「うん。もともと親友だったんだけど、貂蝉が呂布と付き合い出して勉強しなくなり、退学の危機
にあったの。そこで、甄姫先輩が私に呂布と貂蝉を別れさせるように命令して、私が呂布に別れる
ように言ったの。そして呂布が貂蝉の元を去った。で、それを知った貂蝉が私を恨んだ、という設定
にする予定だったの」
大喬「へー」
尚香「ちなみに私はその直後に父様の転勤で学校を転勤しているの。だから、貂蝉が卒業したと
きには私は学校にいないことになってたの」
大喬「なるほど、それで貂蝉の卒業文集で『親友(孫尚香)に会いたい』だったんですか。では、月
英さんのエス発言は?」
尚香「あれは月英を年増キャラにするための発言。この話では月英はみそzうわなにをするやめあ
qwせdrtgyふじこ」
月英「私は22ですよ!」
大喬「サー、イエッサー!」((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
月英「気絶した尚香さんに替わって説明します。最終的には貂蝉と尚香さんは和解する予定でし
た。甄姫が真実を話す、という感じでね」
大喬「へー、でも、それはいつの話ですか?」
月英「それは最終部での話の予定」
大喬「そんなに伏線はってたんですか。完ぺきにリレー小説だということを無視してますね」
職人モドキ「ごめんなさい…。orz」
続く
孫尚香伝 第八部
尚香「ここでは大喬が甘寧を追いかけて汝南に来たことから始まるの」
大喬「なぜ甘寧?」
尚香「趙雲伝では甘寧が乗っていた象を怪物として趙雲と小喬が退治しに来たときに小喬が戦死
したでしょ?そもそも甘寧が象に乗らなければ小喬は戦に巻き込まれなかったんだし」
大喬「なるほど、でも、甘寧って、死んだんじゃなかったんですか?」
尚香「
>>255では死んだことになってないから平気よ。で、汝南で私たちは呂蒙と徐晃に会う予定
だったの」
大喬「あれ?徐晃って、趙雲伝末期では曹仁の配下でしたよね?」
尚香「うん、
>>277参照ね。実は孫尚香伝では南郡の曹仁は襄陽から進攻した周瑜に攻め滅ぼさ
れてることになってたの。で、生き残った徐晃が呂蒙の元に逃れて、その配下になった、とする予
定だったのよ」
大喬「なるほど」
尚香「で、汝南に着いた私たちはそこで襄陽が姜維によって陥落し、陸遜がとらわれてることを
知ったの。で、私たちが呂蒙や徐晃と共に陸遜を救出して、姜維と戦うことにする予定だったの」
月英「((,,゚Д゚)∩先生質問です。なんで姜維なんです?周瑜じゃダメだったんですか?」
尚香「
>>227で姜維は甄姫に告白してるでしょ?そのネタを貰ったのよ。つまり、姜維は甄姫を趙
雲から奪うために、趙雲と甄姫の居場所を探していた。そしてついにその場所を突き止め、その場
所を書いた地図を姜維が持っていた、とする予定だったのよ」
月英「で、私たちが姜維を討ち取り、その地図を受け取る、とする予定だったんですね」
尚香「残念。姜維を討ち取るのは徐晃にする予定だったの」
月英「なぜ?」
続く
尚香「曹仁殺したのは姜維だった、とする予定だったから。つまり仇討ちね」
月英「なるほど」
尚香「でも、徐晃は仇討ちしても曹仁の無念は晴らすことは出来なかったことに気付くのよ。曹仁
の無念は姜維に殺されたことではなく、南郡の民を守れなかったことだったから。で、それを聞い
た大喬が仇討ちの考えを改めて、甘寧を許す、という予定だったのよ。これなら趙雲も殺すことなく
なるしね」
大喬「そうだったんですか…」
尚香「でも、この物語には欠点があるの」
大喬「なんですか?」
尚香「話が広がりすぎてるのよ。だから、まとまるかどうか疑問だったのよ。まあ、職人モドキはま
とめる自信はあったみたいだけど」
大喬「でも、一人でまとめるなんて、やっぱりリレー小説って事無視してますね」
続く
孫尚香伝 第九部
尚香「ここでは月英の謎に迫る予定でした」
月英「私の謎?」
尚香「
>>436や
>>498で意味深な事言ってるでしょ?その謎をすべて解き明かす予定だったのよ」
大喬「で、月英さんは何者だったんですか?」
尚香「徐州太守兼伏龍財閥総裁、諸葛亮孔明の奥さん」
大喬「え!結婚してたんですか!?でも、なんで私たちと旅をしてたんですか?」
月英「私と孔明様が喧嘩して家を飛び出した後、あなた方と知り合ったんですよ」
大喬「で、何で喧嘩したんですか?」
月英「下のようなやり取りがあったからです」
月英「あなた、今日の夕飯はブリの照焼きですよ〜」
孔明「照焼き、ですか…。私はソテーが良かったですね。照焼きはくどくて…」
月英「ブリは照焼きに限るのよー!!」
月英「こうして孔明様と喧嘩して、私は家を飛び出したのです」
大喬「…そんなことで喧嘩しないでください」
月英「あら、夫婦なんてこんなものよ。貴女も、孫策と結婚すれば分かるわ」
尚香「まあ、政略結婚させられて無理矢理別れさせられた私に比べたらまだましよ。で、徐州に来
た私たちは虎戦車の部品を調達しようと、伏龍財閥の倉庫に忍び込んだんだけど、孔明に捕まっ
たの。で、月英に家に帰るように言った孔明に反発。孔明と月英との間で夫婦喧嘩が始まるの。し
かも、虎戦車による大戦車戦」
大喬「夫婦喧嘩で戦車戦しないでください!」
尚香「実はこれを書いている職人モドキは小林源文のファンなのよ。一度は戦車戦を書きたかっ
たみたい。ちなみに、月英に『俺のケツを舐めろ!』とか言わせたかったみたい」
月英「そんな下品な言い方しません」
大喬「っていうか、小林源文のネタなんて三戦板住民には分からないんじゃないですか?」
尚香「それはともかく、最終的には月英が勝って(というより孔明がわざと負けて)、私たちはそのま
ま旅に出る、ということだったのよ」
続く
孫尚香伝 最終部
尚香「こうしてついに私たちは冀州に到着、徐晃からもらった姜維の地図を頼りに甄姫と趙雲の居
場所を突き止めるのよ」
大喬「で、趙雲に事の真相を聞く、と。」
尚香「その前に勘違いした甄姫先輩と戦うんだけどね。で、途中で割って入ってきた趙雲に止めら
れて、大喬は趙雲から事の真相を聞くわけ」
大喬「なるほど、で、この先はどうなるんです?」
尚香「それが、未定部分が多くて、うまくまとまらなかったのよ。でも、妖術で復活した小喬と趙雲
が戦ったり、私と貂蝉が和解したり、甄姫先輩が仇討ちを果たすことは確定だったみたい」
月英「ところで、尚香さんはどうなるんですか?」
尚香「話の展開いかんによっては、私の後を追ってきた陸遜に殺されてた」
大喬「な、なんだってー!」
尚香「呂蒙が弓腰姫軍団の力を恐れて、陸遜を派遣したのよ。もっとも、これ書いてるモドキは私
を殺す気なかったみたい。でも、これで私と陸遜は永遠に別れるんだけどね」
月英「失恋ですか?」
尚香「失恋です」
続く
大喬「で?結局甄姫の仇って、誰なんですか?」
尚香「決まってません。というわけで、職人の方、あとよろしく」
大喬「すごい無責任ですね」
尚香「っていうか、これ書いてたモドキはこれから受験勉強で忙しくなります。もう、ネタを書けない
かも」
大喬「あー、それは仕方ないですね」
月英「っていうか、勉強しなさいよ」
尚香「と、いうわけで、長い間駄文雑文を読んでいただきありがとうございました。縁があったら、ま
た会いましょうね」
月英「っていうか、貂蝉伝でも私たち出るんでしょ?」
尚香「しらなーい」
大喬「貂蝉伝では、私の存在忘れられそうな気がする…」
というわけで、孫尚香伝はこれで終わりです。職人の皆さま、貂蝉伝でのご活躍を心よりお祈りし
ています。住人の皆さま、応援と批判、感謝しています。本当にありがとうございました。
孫尚香伝 完
>尚香伝のメイン職人様
オトナの対応、見事です。そのスジはそのスジで物語を見たかったと思いますが、
もうそれは無かったことになるしかないのですね・・・どうか気を落とさないで下さいまし。
また、もし気が向いたら、現在進行中のお話にも茶々入れ+加筆しに参られて
下さいませ。とりあえずお疲れ様でした(+受験、頑張って下さい!)。
小林源文・・・自分は好きですw
ハッピータイガーとかゲイツとか・・・いつも殴られる中村とか・・・
じゃあ次はそれがしが続けましょうかw
っていうか現在のコレさぁ、貂蝉伝っていうより馬超伝な気がしない?
そーゆーわけで・・・
馬超伝+貂蝉伝の同時進行伝(なんじゃそりゃ)
馬超、字は孟起、人呼んで錦馬超。
従弟の馬岱は夷陵の太守にまで出世したというのに、彼自身は相変わらずの
風来坊。少々焦りを感じ始めた今日この頃。傾国の美女貂蝉と奇妙な縁で
同行し、今日もどこゆく旅の風。
馬超「いや、とりあえず江陵に・・・」
貂蝉「それには永安を抜けて千里の水路を伝っていかねばなりませんね」
馬超「しかし、先ほどの山賊どもが未だこの近くにはびこっておりますぞ」
貂蝉「正義マニアな貴方としては、放っておけないですね」
馬超「奴らの根城は判っている。叩き潰せばいいだけのことだ」
貂蝉「・・・話が急ですね」
馬超「ここで立ち止まっていては大義に障るからな」
貂蝉「まるで宇宙世紀の人のような喋り方・・・」
続く
ところ変わり、貂蝉達の居る断崖から尾根を一つ二つ超えたところに
たたずむ山賊たちの根城。
「アハトゥング(気をつけ、傾注せよ)!」下卑た声が小さな山賽に響き渡った。
山賊首領(オーラ付き)である。彼は、言葉を続けた。
「伝令によると、懲罰偵察隊ZBVが付近の断崖で全滅したらしい。敵は僅か
二人だけだと言うが、相当の手練だろう。皆の者、警戒を厳にせよ!」
山賊E「おい、なんかウチの首領ってヤケに堅苦しくねぇか」
山賊F「そりゃ〜元軍人らしいからな・・・食いっぱぐれて山賊になったそうだが」
山賊首領「そこ!私語は厳禁だぞ!・・・これだから学の無い奴は・・・歯ぁ食いしばれ!」
ガツーン
山賊E「なんで俺だけ・・・くそっ、いつか必ず・・・」
山賊G「しかし、ZBVの連中を全滅させるなんて、恐ろしい敵だな。大丈夫なのか俺達?」
山賊H「フン、おまえ知らないのか?こっちにはな、先日あの伏龍財閥からかすめ取った
虎戦車っていうすんげぇ兵器が3台もあるんだぞ!」
山賊I「へぇ」
山賊H「たったの1へぇかよ」
山賊首領「それでは状況確認のため偵察隊を出す。副長、おまえが指揮を取れ。虎戦車を
1台連れていくことを許可する」
副長「了解した。パンツァー・フォー!」
続く
馬超「貂蝉殿、なにやら奇妙なものが来ますぞ」
貂蝉「あれは・・・戦車ですね」
貂蝉は諸国を渡り歩いているから博識なのだ。
馬超「戦車?」
貂蝉「歩兵を援護し、火炎放射で敵を圧倒する兵器です。でも大丈夫、
そちらが重戦車なら、こちらは軽戦車で対抗しましょう」
馬超「・・・はぁ、良く判らないのですが」
貂蝉「馬超殿、噂はかねがね聞いております。あなたは西涼流豪槍術の
継承者でありましょう。聞けば、それは馬の機動力を利し、広範囲を制圧
する優れた槍法だとか。わたくしの赤兎をお貸し致しますゆえ、あとは
かくかくしかじか・・・」
馬超「了解した。それならお任せアレ」
副長の眼前に貂蝉と馬超がたたずんでいた。
副長は考えをめぐらせ、部下に命令した。
「貴様ら、こいつらを包囲しろ。気をつけろよ・・・かなりの手練だろうからな・・・」
(後は戦車の炎でビビらせ、俺の投げ縄で一丁上がりよ)
副長がそう思った瞬間である。
馬のいななきが聞こえたかと思うと、馬超の駆る赤兎馬が兵士達を飛び越え、
瞬時に虎戦車の横についた!神速の馬に無双の操馬術が見事な融合を見せた
瞬間である。敵は余りの速さに混乱した!
「はぁ〜っ、はっ、はっ、はっ、はぁ〜!凄い、凄いぞ!これほどとは・・・さすが
天下に聞こえる赤兎よ!でやぁぁぁぁぁ!」
×、×、×、×、×、無双乱舞発動、最後にドーン
虎戦車、破壊
続けてチャージ打ちまくり ドーン ドーン ドーン
血風渦巻き馬超は鬼神と化した。
そして、チャージで動きの止まった敵を、降りかかる血飛沫をものともせず貂蝉
が確実に仕留めていった。
戦いは、瞬時に終わった。
屍散乱する尾根の上で、貂蝉は全身を返り血で朱に染めて立っていた。
馬超はヴォーテックスど真ん中に居たため血どころ埃すら付いていない
ので、貂蝉の様子を見て申し訳なさそうな顔をしていた。
貂蝉「馬超どの、お気遣いは無用です。わたくしが考えた段取りですもの」
馬超「・・・作戦ですらなかったような・・・それにしても、そのお姿・・・
お召しのものをお取替えせねば。調達する必要がござりまする」
貂蝉「・・・いえいえ、お気遣い無用ですわ。でも、その心遣いには感謝いたし
ます。それに・・・」
馬超「それに?」
貂蝉の表情が変わった。
貂蝉「これは我らが死に装束 誰に許しを乞えというのか」
馬超「・・・貂蝉殿・・・なんと・・・」
貂蝉は、にこりと馬超に微笑みかけた。
貂蝉「だから、よいのです」
馬超「業の深き・・・か。ならば」
馬超は敵の死骸を一つ持ち上げ、自らにこすりつけ、血脂を使って装束を汚した。
馬超「これでおあいこですな」
貂蝉「馬超殿・・・なにもそこまで・・・」
馬超「さぁ、次は、あの尾根の城塞ですぞ。あれこそ山賊どもの根城」
貂蝉「ええ、まいりましょう」
山賊城塞。一部始終を見ていた山賊首領は地団駄を踏んだ。
「がぁぁぁっ、おのれ、大事な戦車を壊しおってからに。副長、使えないにも
ほどがある。・・・やっぱりマグロ食ってるような奴は駄目だな。次っ!」
少し電波の入った山賊首領は、隣のタラコ唇で貧相な男に拳骨を入れた。
山賊E「あだっ・・・」
山賊首領「貴様も少しは勉強すれば、ああはならん。覚えとけ」
山賊E「くそっ、いつか必ず・・・」
果たして馬超と貂蝉は無事この城塞を抜け、江陵へ至ることができるのか?
今回はここまで、次の方ヨロです〜。
・・・今回の全ての小林源文ネタを尚香伝メイン職人様に捧げる・・・
600 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/17 03:51:14
華麗に600ゲットage
>599
なんてーか・・・やりすぎw
602 :
無名武将@お腹せっぷく:05/01/26 02:21:18
職人が一気に引いてった記念age
よし、目論み通りだw
603 :
無名武将@お腹せっぷく:05/02/04 18:55:21
糞スレage
604 :
無名武将@お腹せっぷく:05/02/06 01:08:51
4の発売決定と共に一気に沈静化したなage
(真・ω・)ノ
606 :
無名武将@お腹せっぷく:05/02/09 22:27:36
ぃょぅ
607 :
無名武将@お腹せっぷく:05/02/12 06:03:34
正義を守る
609 :
無名武将@お腹せっぷく:
>608
見れない
・・・まぁ無双4も発売決定だし、このスレも潮時だろーなぁ
でもage