なんか弓とか地味ですよね

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「半日も槍で叩き合ってそんなもんか、まさか」と、思うかもしれないけれども
真正面向き合って、自分も死なない程度の踏み込みで槍で突くっつうのは
ムッチャクチャなクリティカルヒットが出ない限りは、
必殺っつうのは出ないみたいす。手負いはかなり出るけど。

剣豪同士が斬りあいをやらかすわけでもないので、
7貫で雇われた半農のおっさんが「うわわわわ」と叫びながらへコヘコと槍を突くと言うのは、
この通り至ってキル・レートに影響しがたいので御座います。
アシガルとは言え、胴着込みと、さらに急所は骨で守られているわけです。
相手がバックレている時くらいしか、即死に繋がるような突きは出しがたいわけですなぁー。
槍が自分の腹に肉を裂きながら突き刺さる、と言う状況は容易に想像でき、
アシガル同士の生理的な恐怖は相当なものだったようで、
当時の何とかっつう武士の日記にも
「槍を突く"ふり"をする奴ばかり居る。実の所(足軽は)槍を払う動作ばかりしていて戦にならない」
と嘆いている記述が見れる位です。

なので、槍は実の所、案外を人を殺さない武器なのですな。
しかし、弓矢はワケが違います。

当時の戦で一番多く人の命を奪ったのは、矢と、石なんですなぁー。

しかし、スレタイ通り、なんか弓とかって地味なんですよねえええええええええええ
死傷者の実に6割は、ハァハァ…