訳本売ってたよ、後水滸伝。
22 :
無名武将@お腹せっぷく:03/12/04 23:13
>19
あ、これは蕩寇志の事ね。
蕩寇志は梁山泊の好漢を弱くしてるから卑怯。
張清の礫はかわされてばっかだわ
楊志は李成に斬られるわ。
>23
まあドカベンプロ野球編みたいなものと思ってくれ。
俺キャラマンセーの作者はどの時代にでも存在する。
翻訳出すとしたら、中国文学界から誰が担当するかな。
個人的に、水滸伝関係は高島氏にしてもらいたい。
翻訳は専門外かもしれんが。
高島氏「君、無職らしいね。翻訳をや ら な い か ?」
のじり氏「ウホッ!いい仕事…」
ちょっと検索してみましたが、中国歴代の歴史通俗演義はこんな感じになるのかな。
開闢演義(周游)、盤古至唐虞伝(鍾惺)、有夏志伝(鍾惺)、有商志伝(鍾惺)、
封神演義(許仲琳、100回)、西周志、東周列国志(余邵魚、108回)、
西漢演義(甄偉)、東漢演義(謝詔)、前漢演義(蔡東藩、100回)、後漢演義(蔡東藩、100回)、
三国演義(羅貫中、120回)、東西晋演義(楊爾曾)、後三国演義(30回)、南史演義(杜綱)、北史演義(杜綱)、
南北史演義(蔡東藩、100回)、隋唐演義(褚人穫、100回)、説唐全伝(鴛湖漁叟、68回)、唐史演義(蔡東藩、100回)、
残唐五代史演義(羅貫中、60回)、五代史演義(蔡東藩、60回)、北宋志伝、南宋志伝、説岳全伝(銭彩、80回)
宋史演義(蔡東藩、100回)、元史演義(蔡東藩、60回)、明史演義(蔡東藩、100回)、英烈伝(80回)、
清史演義(蔡東藩、100回)、民国演義(蔡東藩、160回)、中華人民共和国演義(張涛之)
「続西遊記」無名氏著(明代)
冬厨にも無縁な良スレ、ですな。
31 :
無名武将@お腹せっぷく:04/01/01 10:49
底age
明けまして、おめでとうございます。
「続三国演義」酉陽野史著(明代)
第一回 後主降英雄避乱
第二回 二賢合計誅ケ艾
>>15-16 とりあえず、原文目次を少しずつ、でご勘弁を。
第三回 晋武帝興兵伐呉
第四回 王渾王浚大争功
第六回 晋武帝大封宗室
第七回 陶璜郭欽諌撤兵
第八回 関防孔萇相結納
第九回 劉琚改名投元度
41 :
無名武将@お腹せっぷく:04/01/20 14:13
よんたい氏の蕩寇志タイトルは
参考になるけど誤訳も少し・・・
>>41 蕩寇志でぐぐるだけで行き着けるね。
>>40の続き
第十回 斉万年鎖川打虎
第十一回 晋武帝託孤楊駿
東京の元提轄・陳希真の娘の陳麗卿がお堂へ参詣していると、
高毬の養子・高衙内が戯れてくる。陳麗卿は武芸に通じていた為
怒りに任せて高衙内を鞭打つ。一族滅亡の禍を避ける為、父子は
時間稼ぎとして陳麗卿を嫁がせるとして高衙内を騙す。高衙内は
それを信じ、嬉々として嫁取りの支度をし、報復の念は消えてしまう。
父子が全ての準備を整えると、陳麗卿は再び高衙内を懲らしめ、
耳と鼻を削ぐ。そして父子は沂州の親戚・劉広の元へ駆け込む。
劉広は元沂州東城防御官だったが、沂州知府で高毬の従兄弟の高封
により罷免され家に篭っていた。高封は陳希真父子を捕えるよう
高毬から密書を受けていた。そこで陳希真父子と劉広一家は猿臂寨
に落草し、陳希真は卓越した武芸により首領となる。高封は兵を率いて
攻め込むが散々に打ちのめされ、非業の死を遂げる。
陳希真は落草したとはいえ調停に背く気は毛頭無く、ただ奸臣や
梁山泊軍と敵対していた。そこで後に、劉広の縁者であり青州総管の
雲天彪の斡旋で朝廷の招安を受ける。
それから張叔夜率いる官軍は、陳希真・雲天彪を中核とし、梁山泊
討伐戦を展開する。梁山泊軍は百戦錬磨で、蔡京・童貫も内応していたのだが、
だんだんと敗退する。最後は官軍が一挙に梁山を攻め、108人の大半は
戦死し、宋江ら36人は生け捕られて東京へ護送され、引き回されて一寸刻み
にされて首を晒される。
皇帝の論功行賞で、張叔夜・陳希真・雲天彪ら39人は官に就き、
それぞれの肖像画が徽猷閣に運ばれて伝え残される。
「中国文学大辞典」より
興味深いです。
47 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/04 15:57
最近の本だと武田雅哉・林久之「中国科学幻想文学館」の上巻で
蕩寇志に少し触れてるよ。
時代背景にとらわれない強力な科学兵器が多数登場して、
後代における中国の科学小説の先駆であるとみなせるらしい。
>>44-45 それはどの作品のことでつか? 蕩寇志でつか?
明記してもらえないと、このスレは扱う作品が多くて・・・
ソーナノ?
51 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/14 00:50
後水滸伝て、てっきり梁山泊が金軍に玉砕する話かと思ったが・・・。
でも、方ロウが捕らえられてから、金が来るまで十年ぐらいしかないでしょ。
時間的に成立するのかな、後水滸伝の話は。
52 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/14 17:46
水滸新伝ってなかった? コーエーになる前の光栄から翻訳されてた、中国版北方水滸伝みたいなの。
>>39 孔萇って後趙の前鋒都督でちらっと名前が出てきている気がしたが
こんな早くに登場する人物なのか?
321年以降はパッタリ記録が無くなっていたから、君子営に登用されたときはだいぶ年だったんだろうな
晋書って、そこそこの武将でも扱いが悪いからなあ
祁弘とか列伝あってもいいじゃねーか
王弥にしても、青、徐、予に勢力を広げていたにもかかわらず、字すらも分かってないし
(むしろ、呆気ない最期のせいで存在そのものが無視されがちだが)
社交界で名が通ってないと、列伝にも名が載らない世の中だったのだろうか
まあ晋書・元史・旧唐書が三大DQN正史だからなあ。
アレのせいで1700年に渡ってたたかれ続けた陳寿の無念たるやいかに。
中国科学幻想文学館は蕩寇志の西洋人軍師を
「バイルワハン」と書いてるけど、
原文が「白瓦爾罕」だから「バイワルハン」が正しいんじゃないか?
地味〜に盛り上がってきたね。
中文系の大学生に時間が出来てきたのかな?(←自分のことだが)
57 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/18 10:45
>>17 俺が知ってる限りでは『蕩寇志』について
何らかの言及がある和文書籍は
・平凡社『水滸後伝』の後書き
・講談社『水滸伝人物事典』
・大修館書店『中国科学幻想文学館』
・平凡社『中国小説史略』
・凱風社『中国小説の歴史的変遷 魯迅による中国小説史入門』
・光栄『水滸伝天導一〇八星好漢FILE』の「水滸伝と続編小説〜物語のその後」
水滸後伝といい結水滸伝といい
どうして欒廷玉を復活させたがるのかな。
本伝で宋江が欒廷玉を亡くしたことを残念がってるのに。
>>55 よせよ
俺は中文専攻時代に、その本の著者に中国語教わったんだから
あ、どーでもいいことだが
「動物のお医者さん」のH大の記述は9割以上ウソな
ほんとにどーでもいいことだが
>>58 はっきり死んだと書いてないからじゃないでしょうか
すごいな・・勉強になります。
架空武将の名前考えるときに参考にさせてもらいます・・・
って知れば知るほど隙間がなくなる可能性もありますが
>>61続き
第十三回 柳林川劉淵聚兵
(以上、巻一)
「続三国演義」酉陽野史著(明代)
巻一
第一回 後主降英雄避乱
第二回 二賢合計誅ケ艾
第三回 晋武帝興兵伐呉
第四回 王渾王浚大争功
第五回 郴嶺呉将敗晋兵
第六回 晋武帝大封宗室
第七回 陶璜郭欽諌撤兵
第八回 関防孔萇相結納
第九回 劉琚改名投元度
第十回 斉万年鎖川打虎
第十一回 晋武帝託孤楊駿
第十二回 張賓被刧訪元達
第十三回 柳林川劉淵聚兵
66 :
無名武将@お腹せっぷく:04/03/20 14:09
>>59 ぜひ武田氏に指摘してあげて下さいな。
というか俺の知ってる教授は即座にこの誤りを発見したんだが。
>>66 どっかで教授 カコ(゚∀゚)イイ みたいなレスがついてたな・・
マルチポスト イクナイ!!(・∀・)9
68 :
無名武将@お腹せっぷく:04/04/03 22:21
変わった先生だったな
H大時代に授業受けたが、SF小説の話ばっかりで
一時間かけて「ウルトラQ」のビデオとか見せられた。
ところで
>>59氏は「中文専攻時代に中国語教わった」って言ってるが
それって、教養部時代に中国語とってないのに講座に入って
講座で集中訓練受けたクチだよな?
専攻決まってから中国語の授業は絶対ないはずだから
しかも、あの訓練は助手の役目だから
T田氏が助手だった時代ってことになる
かなり人間が限られるぞ
消去法で個人を特定できるんじゃないか?
個人が特定できるだろうが、それをするのも野暮ってことでもある
70 :
無名武将@お腹せっぷく:
隋唐演義