武田典厩信繁

武田信繁について語るスレ
武田信繁とは
信繁は大永５年（1525）信虎の次男として生まれ幼名を次郎といい元服して左馬助に任ぜられ
左馬助を唐名で典厩と呼称するため典厩信繁と言われていた。また、息子も同じ官位なの
で区別するために古典厩とも言われる。兄、信玄に劣らず武勇に優れ名実ともに武田の
副将格である。この時代、兄弟の家督争いなどは珍しくもなく望めば武田の当主にもなれ
たであろうが、兄、信玄を慕い見事に信玄の参謀を務めている。信繁の最後となった
川中島の合戦で信玄の本陣は謙信の奇襲で大混乱におちいった。この時信繁は
押し寄せてくる上杉勢を必死に防いだが味方の劣勢が明らかになったのをみて
兄信玄の身が案じられた。即座に信繁は、信玄に使いを送り「自分に構わず
私が敵を防いでる間に、勝つ手段を考えてくれ」と述べさせた。
そのまま信繁は勇猛果敢に敵陣に向かい名乗りをあげると回りの敵を切り倒し
壮絶な最後を遂げたこれにより信玄本陣は体制をたてなおし九死に一生を得たのである。
また、信繁は嫡男信豊に九九カ条の教訓を残しており、この教訓は信玄家法と呼ばれ
永禄元年（1558）制定された。その後江戸時代の武士教育の手本とされた。

武田信繁
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