第四回!三国志バトルロワイアル part2

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1 ◆pkHqiBUzVI
━━━━━説明━━━━━
こちらは三国志世界でバトルロワイアルが開催されたら?というテーマで、
主にsage進行で進められている、全員参加型リレー小説スレッドです。

参加する三国志武将がお互いに殺しあっていき、生存者一名となったときにゲーム終了となります。

    @前スレ:第四回!三国志バトルロワイアル part1
    http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1048417798/   
   感想&質問など、何かあったら雑談スレへ →
    @現雑談スレ:三国志バトルロワイアル観戦&雑談スレ5  
    http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1046432402/l50

説明は>>2-10のどこかにあります。
たぶん>>2 「アイテムの説明」「首輪の説明」「フィールドの説明」
たぶん>>3 「お願い」
2 ◆pkHqiBUzVI :03/04/11 01:31
━━━━━アイテムの説明━━━━━

※参加者は、【フィールド略地図】【全参加者名簿】【鉛筆】【水とパン1日分】【懐中電灯】
 【腕時計】を基本アイテムとして支給されています。
  基本アイテムのレス末表示は特に必要ありません。
※参加者は不確定要素として、通常は単に【アイテム】と呼ばれる武器アイテムを、
  各自1つづつ支給されています。支給された武器アイテムの制限はありません。
※参加者は、スタート時には普段着以外の、全ての装備を没収されています。

━━━━━【首輪】の説明━━━━━

※参加者は全員、耐ショック・完全防水の、銀色の【首輪】を付けられています。
※【首輪】には主催者用の、生存判定用高性能心電図・位置確認用発信機・爆殺用高性能爆薬が、
   標準装備されています。
※【首輪】は、不正に外ずそうとしたり、禁止エリアに侵入すると爆発し、参加者を死に導きます。
  
最後の死亡者放送から100レス超過以内に死亡者が無い場合、全員の首輪が爆発します。
 
 (以上の首輪に関しての情報は、参加者にも公開されています。)

━━━━━フィールドの説明━━━━━

※ フィールドは、下記地図を縦30キロ・横20キロ程度の範囲とする、後漢〜晋の支配地域を領域
   としたミニミニ中国島です。
    参考資料 → http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/3952/tizu.html
※ フィールド内の禁止エリアは、およそ300レス毎に1州づつ追加されていきます。
※ フィールド内に参加者以外の人間や、アイテム以外の強力な武器装備は存在しません。
※ 参加者には、『死亡者放送』『禁止エリア放送』のみ公開されます。
3 ◆pkHqiBUzVI :03/04/11 01:32
━━━━━お願い━━━━━

※ 本スレより新規参加武将の登場は一切認めません。
※ 一旦【死亡確認】表示のなされた死者の復活は認めません。
※ 参加者の死亡があればレス末に、必ず【死亡確認】の表示を行ってください。
※ 又、武器等の所持アイテム、編成変更の表示も、レス末に下記フォーマット、
   もしくはリストの形式に従って行ってください。
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    @武将名[健康状態に被害があったときにはその状態]【アイテム】
    ※(状況変更)
  個人の例 
    @司馬懿[左腕怪我・腹痛]【戟、弁当箱、チャイナドレス】
        ※ チャイナドレス着用中
  パーティの例
    ≪三本の計(パーティ名)/3名(人数)≫
     許[ネ`者]【お玉】&張飛[風邪気味]【ワルサーP38(小型拳銃)】&鄒氏【白衣】

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※ 複数にわたる話(名前欄に「○/○」記載)は、3時間以内に最後まで連続で書き込んでください。
※ 雑談スレでスルー等の協議があった場合、その結果を本スレに必ず書き込んで下さい。
※ 本スレは800レス。または480KB になると書き込みを中止して引っ越します。

        ※ 最低限のマナーは守るようお願いします。※

   ★出されたご飯は残さず食べる。
     (新しいお話を書く方は前からのお話を読んで無理のない設定にして下さい)
   ★転んでも泣かない。
     (お気に入りのキャラが思わぬ展開になっても気持を切替えて次に進みましょう)
   ★おいらのギャグには大爆笑する。
     (いろんなネタが出てきても、なるべくおおらかな気持で見てあげましょう)
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【なし】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
 &紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲】
≪???/2名≫
 張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君/2名≫
 黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/3名≫
 魯育(気絶)【なし】&王美人【消火器】&劉氏【ウオッカ グロック17】
≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫    
 向朗[パニック状態]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[パニック状態]【蛇腹剣】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
 陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪ぶらり旅/5名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】
 &関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
 &太史慈【ハンディバズーカ、弾×9、手製の木刀】
≪ヘンゼルとグレーテルとラッキースター/3名≫    
 張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】&許昌【フロッピー1枚】
≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
 虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
 &趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、十字手裏剣】
≪大いなる野望のもとに/4人≫
 袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪殿いずこ/2名≫
 荀[或〃]【コルトポケット】&許[ネ`者]【三日月刀】 
≪都督と私/2名≫    
 周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
 厳o【乾パン3か月分】&陸績【非加熱製剤】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/6名≫
 董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
 &張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】 
≪旧知の友と頼れる部下/3名≫
 公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
 &趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
 劉禅【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット】
 &王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」】
≪居酒屋王朗/6名≫
  王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4、トランシーバー】&厳白虎【ライフル、トランシーバー】
  &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】
  &周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】
≪2人の天才児/2名≫ 
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
≪禁断の愛/2名≫    
 鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10、日本刀】
≪やりたくないのに護衛/2名≫    
 呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
≪馬騰’s バンド/4名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
 &馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
≪少年シバイ/3名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【???】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿
≪宿将トリオ/3名≫
 黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
≪文姫と奉孝/2名≫
 郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
≪渋めの男達/2名≫
 周泰【三節棍】&朱桓【電波遮断装置】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
 田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
≪袁紹捜索隊/2名≫
 郭図【スターライトスコープ、檄文2枚(陳琳作)】&高覧【木の棒】
≪二楊/2名≫
 楊柏【なし】&楊懐【???】
≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
≪魏の主従/2名≫
 曹叡【硫酸500ml、妖刀 村正】&陳羣【石弓】
≪ウインタースポーツ/2名≫
 李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
≪劉家の人々/2名≫
 劉協【花火セット】&劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼、斧槍】
≪医者と患者/2名≫
 劉循(怪我)【なし】&華ダ【手術器具、薬草】
≪賊将連合/4名≫
 韓暹【ティッシュ3箱】&李楽【鞭】&于毒【斬馬刀】&祖郎【鉄球×10】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り19本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】
 &朱讃【防弾スーツ】
≪フトウとバリョウ/2名≫
 馬良【デリンジャー】&[イ専][丹≡](フトウ)【弓(矢×20)】
≪2代目丞相とその同朋/2人≫
 蒋[王宛]【ノートパソコン&プリンター】&馬忠【M−16アサルトライフル、警棒】
≪反董卓連合(再)/6名≫
 孔融【手斧】&韓馥【サイリウム10本】&陶謙【ウージー9ミリサブマシンガン】
 &孔チュウ[イ由]【ランス】&鮑信【双眼鏡】&張楊【タタコン】
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
≪チーム『イナヅマ』/2名≫
 雷緒【菊一文字】&雷薄【H&K VP70】
≪マザコンと鬼子母神/2名≫
 劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
≪???/2名≫
 趙昂【???】&王氏【???】
≪少年たち/3人≫
 杜預【カシナートの剣】&[登β]艾【コルトガバメント】&羊[示古]【ダイナマイト3発】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】& 昌キ(女顔)【鏡】&臧覇【電撃ムチ】 
≪積年の恨み/4名≫   
 董承【放火セット(油壷(中身空)・ライター2本)】&王子服【連弩(矢20本)】
 &呉子蘭【ショットガン】&呂伯奢【サブマシンガン】
≪孫呉の希望/3名≫
 諸葛恪【???】&孫登[重傷]【???】&丁奉【???】
≪軍師ふたり/2名≫
 荀攸【???】&[萠リ]越【???】
以上、63チーム、176名(175名+1頭)生存確認
〜ピンユニットの部〜  
@于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@越吉元帥【騎馬戦車】
@黄権【マウンテンバイク】 
@王方【謎の本】

@何晏【青酸カリ】
@夏侯淵【強力人工降雪機 催涙スプレー】
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)、弓、44マグナム】
@夏侯楙【???】
@何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】
@賈充【スナイパーライフル】
@軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)、釣竿(手作り)】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@関沢【海釣りセット】
@韓当【スタンガン】
@刑道栄【手榴弾50個】
@高順【方天画戟】
@公孫淵【偽造トカレフ&弾丸49発】  
@兀突骨(睡眠中)【???×3】
@蔡仲【ボウガン、???】
@司馬炎【エロ本】
@司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】
@鍾会[緊縛中]【鉄鎖】
@蒋幹(睡眠中)【呼び笛】
@鍾ヨウ【サングラス】
@諸葛瑾(全裸)【なし】  
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@審配【サーベル、鎖帷子(装着中)】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】
@孫桓【ポータブル雀卓セット】
@孫堅【マスケット銃、片刃剣】
@孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
@孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】
@孫峻[漂流・気絶]【なし】
@孫翊【眉尖鋼刀】

@張燕【七支尖剣】
@陳到【項籍戟】
@陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
@程c【???】
@禰衡【携帯地雷20個】
@典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、コルトガバメント、日本刀、
    いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
@馬超【散弾銃】
@糜竺[心神喪失状態] 【???】
@武安国【木の棒】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ6)】
@逢紀【魔法のほうき】 
@迷当大王【各種調味料】

@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@李通【戟】
@柳隠【ショットガン、古錠刀】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
@劉封【タバコ10箱】
@劉理【ビー球×20】
@呂翔【スティンガー(小型)】
@凌統【探知機】
@呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、和泉守兼定、防弾盾、寸鉄】

 以上、56名生存確認  合計生存者232(231+1頭)
《ア行》阿会喃、伊籍、王允、王楷、黄皓、王抗、王植、王忠、王累 
《カ行》何儀、郭、楽就、郭循、楽進、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、関興、韓遂、韓徳、
    魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、呉懿、高翔、黄祖、公孫度、黄忠、胡車児
    呉綱、呉班、皇甫嵩、呉蘭
《サ行》蔡瑁、蔡和、蔡ヨウ、サク融、士仁、司馬師、周善、周魴、朱熹、朱拠、朱儁、朱然、朱褒
    蒋欽、徐栄、諸葛均、徐盛、辛評、成廉、全j、宋果、曹休、曹純、曹植、曹真、曹仁、曹性
    曹爽、曹豹、祖茂
《タ行》朶思大王、張允、張角、張疑、張勲、趙弘、張紘、張松、張譲、張任、張布、張苞、張翼
    陳応、陳式、陳就、陳生、陳琳、丁原、典満、董允、滕胤、董厥、董襲、董昭、董茶那
    董旻、ケ茂、董和
《ナ行》
《ハ行》馬元義、費イ、麋芳、文欽、法正
《マ行》満寵、孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》雷銅、陸凱、李厳、李豊、劉永、劉淵、劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、劉岱、劉度、劉巴
    劉弁、劉曄、呂常、呂範、路昭
《ワ行》

以上、119名死亡確認

232名の生存を確認、119名の死亡を確認
〔全登場者:現在351名〕
13職人さん用情報:03/04/11 01:44
━━━━━フィールド情報━━━━━
※地形※
 洛陽北東に大森林
   近郊に洞窟
   南部は平野部
 弘農〜長安の間に湿地帯
 荊州北部に大竹林
 新野のそばに崖
※天気※
 徐州東部&北部に降雪(積雪5cm程度)有り

※禁止エリア※
本スレ25より『司州』・『青州』は禁止エリアになります。
呉の海岸──

そこは一面海だった。見渡す限りの水平線(武装船がうろちょろしているが)と飛び交うウミネコ達。
ウミネコ団の3人は海岸に来ていた。久々に海に来てはしゃぐ小喬、そして初めての海を感慨深く見つめる貂蝉と祝融。
「ここに来るのも久しぶりだな〜。」
「これが、海か・・・。」
「ええ、広く果てしないですね。」
「あ、人が流されているよ〜。」
小喬が何かに気づいたようだ。それは人間だった。海岸から少し離れたところを南に流されていた。
「ちょっと遠いので助けられそうにありませんね。」
「フム、あれくらいならエリアオーバーにならないようだな。」
「かわいそうだけどそうだね。」
「とりあえず落ち着けそうなところを探しましょう。」

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、サバイバルナイフ、防弾チョッキ】&祝融【備前長船】
※呉に到着。

@孫峻[漂流・気絶]【なし】
※南へと流されています。>50までに動きが無かったら死亡
 ここは揚州、[番β]陽湖のほとり。
「ふう〜、ここにも曹丕兄さんは居なかったかぁ〜」
「…一体何処に居るんだろうね、丕兄ちゃんは」
湖面に映る山並みを眺めつつ、曹彰、曹熊の二人はそう呟いた。
兄を探し始めてから、もうどれ位経つのだろうか?
たった二日三日の間の事な筈なのに、まるで二十日以上は探し続けている。
そんな錯覚を二人は感じていた。
「あ〜、この島狭いから、すぐに見つかると思ってたのになぁ〜。
 予想外だなぁ〜、こりゃ」
「…どうするの…? 彰兄ちゃん」
「ゔ〜〜〜〜〜〜ん…、困ったなぁ〜」
頭をボリボリ掻きながら、曹彰は考え込んでしまった。

 曹彰が考え込んでいる間にも、そよそよと風は吹き、湖面には漣が立って波紋が広がる。
風光明媚と名高いここ[番β]陽湖。その面積は実物より小さくなっているが、
その景色の美しさはミニミニ中国島随一と言っても過言ではなかった。
「きれいな景色だよなぁ〜。ここに曹植が居たら、どんな詩を作っていたんだろうなぁ〜。
 …きっと俺には考えもつかないような、優雅で明るい詩を詠んでいたんだろうなぁ〜」
「…植兄ちゃんは詩の天才だったよね。
 父上や丕兄ちゃんよりも、ずっとずっと詩を上手に詠んでいたし…」
「俺は正直、曹植の詩の方が好きだったなぁ〜。
 なんつーか、目の前に情景が浮かぶ感じがしたしなぁ〜」
「…僕もそう思う。植兄ちゃんの詩はすっごく華やかだったよね…」
「あ゙〜、なんでスタート直後に合流しなかったんだろう…
 悔やんでも悔やみきれないじゃないか〜〜〜」
『…出席番号は彰兄ちゃんのすぐ後だったのに、なんでだろう…?』
 紅い夕陽が山の稜線に沈み、三日目の夜が来ようとしていた。


≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
 ※現在[番β]陽湖にいます。一晩ここで過ごすつもりです。
武陵に到着したダメ君主3人は、謎の爆発を警戒しつつ休息をとる事にした。
3交代で見張りを立てつつ、とにかく疲れを取ることに専念していた。
今は3交代目、この時間の見張り当番は趙範であった。
趙範は見張りを続けながらある考え事をしていた。

(この地図によると、ここは『島』であるらしい。
 が、それだと少々奇妙な事がある。
 島の東側に関してはおそらく問題ない。では、島の西端はどうなっているのか。
 涼州や益州は山地である。そこからいきなり海というのは無理があるのではないか?
 もしかして、数千mクラスの断崖絶壁になっているのであろうか。
 ・・・
 私が行くわけじゃないですし、どうでもいいでしょう。
 こんな馬鹿考えてないで見張りを続ける事にしましょう)

ふたたび趙範が周囲を見渡すと、遠くからこちらに向かってくる人影を発見した。
が、遠すぎて人影の正体、いや、人数すらはっきりしない。

「韓玄!!金旋!!起きてください。誰かがこちらに来ます。」

(ついに私達も戦うべき時が来たのかもしれないですね・・・
 大丈夫なんでしょうか・・・)


≪荊州ダメ君主たち/3名≫
韓玄【ベレッタM93R】&金旋【5インチFDドライブ】&趙範【対人地雷*5】
※全員起きました。タケノコは食べたので消滅
※誰かが武陵へ向かっています
このままではのぼせてしまう。
服と食料と武器、特に服を見つけなくてはどうにもならん。
かといって、このまま全裸で探しにいったらただの変質者だ。
知識人を自負する彼にはそれは死ぬよりも嫌なことっだった。
そこで、この温泉の脇の茂みに隠れて温泉に来た参加者の脱いだ服と武器を奪う作戦を思いついた。
彼はなかなか利にかなったすばらしい作戦だと心の中で自画自賛しつつ計画を実行に移した。
しかしその姿は、はたから見れば温泉客を全裸で覗く変質者そのものだった。

徐州の温泉の脇の茂み
@諸葛瑾(全裸)【なし】 
禁止エリアは司州と青洲ということになったようだ。
とりあえず関係ないところだったのでほっとしている。
だが、今はそれよりも切実な問題がある。この雪だ。

徐州に入り始めたころから降り始めたこの雪は南に行けばいずれは止むと思っていた。がそれは大間違いだった。
雪は止むどころかますますその勢いを増し、気がつけば一面の吹雪と化していた。
このままでは誰かに殺される以前に凍死してしまう。
こんな所で力尽きてしまう前にここを脱出せねば・・・。


@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ6)】
※徐州は吹雪になりました
荊州に逃れて寝ていた程cを叩き起こす男がいた。孫登を斬りつけ大怪我を負わせたが
とどめを刺すことができず悔しがっていた夏侯楙だった。
「起きろ、おっさん、おい」程cも文官とはいえ大男ではある。
なんだこいつは?と思いながら夏侯楙を睨み付けた。
「おっさん、俺が誠の心を教えてやる、その前にとりあえず寝させろ」
夏侯楙はそれだけ言うと眠りについた。程cは訳が分からなかった。

≪誠の心/2名≫
夏侯楙【小太刀】&程c【???】
呂蒙の覚えている孫魯班は、幼い少女である。
一度目の死――ぼんやりと記憶するその前においては、主君の娘とはいえ大した接点もなかった。
時間を超越した、この奇妙なバトロワに巻き込まれなければ、その人柄すら知らずに終わっただろう、その程度の関わりである。
彼女と行動を共にしている理由も、成り行きと義務感だけの筈だった。

「――参る」
呂蒙は、「孫堅」と名乗った男を前に、戟を構えた。
戦って生きることを、同行者が選択したからである。
主君の娘だから言うことを聞いているという理由は、主君の父に刃を向けた時点で否定された。
同情か、愛情か、明確なところは呂蒙にも解らない。
「そうか、良い心がけだ」
孫堅は、目の前の「敵」が戦闘態勢を取ったのを見て、満足そうに頷いた。
「適当に5人殺すつもりだったが、勝負はやり甲斐がある方が面白いからな」
唇を歪めて、やはり片刃剣を構える。
この人も、戦うことで生きることを選択した一人なのだろう。
「呂蒙……」
「安心して下さい。必ず仕留めます」
敵から目線を逸らさないまま、それだけを言った。
いつになく高揚している。
呂蒙が戦うのは魯班に言われたからでなく、自身が戦うことを望んでいたからかもしれない。
そんなことを思いながら地面を蹴る。
呂蒙が戟を振りかぶり、孫堅がそれを受けた。

@孫堅【マスケット銃、片刃剣】
VS
≪やりたくないのに護衛/2名≫    
 呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
※戦闘開始、両者とも一切手加減しないようです
禰衡はひたすら董卓らを雍州で待っていた。しかしいくら待っても董卓たちは現れなかった。
「おかしいな、そろそろ時間なのだから現れてもおかしくはないんだが…
 それともアレか?爆死を選んだのかな?まあ小ドキュソにはぴったりの死に方だな。
 ププッ 最高だなワシ。まあワシの頭脳にかかればこんなもんだな」
天下の奇才禰衡にも考えの及ばないことはあるようで董卓たちが途中でルートを変え
荊州に抜けることは考え付かないようだった。

@禰衡【携帯地雷残り15個】
 ※司州と雍州の州境に地雷5個が仕掛られています。
22都督と私:03/04/12 00:53
魯粛は林の中に人影を見た。周瑜の視線が反対方向を向いている隙に魯粛は
林の中に消えた。魯粛は林の中を歩いている男を背後から薙刀で襲った。
正史準拠のカコイイ魯粛の動きには何ひとつ無駄がなかった。バトロワの破壊者を目指す
魯粛にとってこんな不用意な雑魚を仕留めることは造作もないこと…のはずだった。

男は振り返ると叫んだ。「た、た、た、たすけて、こ、こ、孔明さま」
その男、糜竺は孔明の名前を叫んだ。孔明の名前を聞いた瞬間、
魯粛はおどおどした魯粛になっていた。薙刀を持つ手もおぼつかなくなった。
「あわわ、あわわ、と、都督」

周瑜が騒ぎを聞きつけてやって来たときには腰を抜かしてじたばたする魯粛を
孔明の名前を連呼して泣き叫ぶ糜竺のふたりがいた。周瑜はややあきれたが
糜竺を手刀で気絶させ魯粛に手を貸した。「運がよければ助かることもあるだろう」
周瑜とはそうつぶやくと糜竺を放置して、魯粛とともにその場を去った。

≪都督と私/2名≫    
 周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
※ 魯粛は孔明の名前でもダメみたいです。

@糜竺[気絶中]【???】
2322少し修正:03/04/12 00:55
× 腰を抜かしてじたばたする魯粛を

○ 腰を抜かしてじたばたする魯粛と
孫権「合肥へいくにしても誰か殺しやすい奴がいれば良いが…」
  「とりあえずこのカードの使い道を考えねばならぬな、どうやら油が塗ってあるが」
  「仕方あるまい、試しに木にでも投げてみよう」

 こ れ ぞ 揚 子 江 キ ラ ー マ ジ ッ ク ゾ リ ン ゲ ン カ ー ド !

孫権「おお、風圧で発火するようになっているではないか!」
  「気に入った、この呉王孫権にふさわしい」

@孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】
ゾリンゲンカードの使い方に気が付きました
関沢「む?これはさっきも釣れたはずだが・・・」

迷当大王「この辺りの特産なのかもしれないな。」

関沢「特産なのかこれ?」

迷当大王「どんな味がするのでしょうな。」

関沢「いや、食えないだろう・・・」


関沢【海釣りセット】
迷当大王【各種調味料】

孫峻[気絶]【なし】
※回遊してきたようです
「時間はかかったがついに鷹が懐いたぞ〜。」
良く見れば餌がもう半分しかない事に気がつかない王匡、
ついでにあんまり懐かないから鹿から降りて色々しててため鹿が、どこかに散歩に
行った事も気がつかない王匡であった。

「なんだ竹やりアタックって?」
鷹に竹槍を持たせ敵を襲うらしい。
ぎこぎこぎこぎこ・・・・・ついつい
ぎこぎこぎこぎこ・・・・・ぐすっ
「いたたたた・・・なんだ!」
後ろを向くと何故か気絶をした人を乗せて来た鹿が居た。

≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹

@糜竺[気絶中]【???】
※なんか鹿背負ってきました
天才禰衡の罠を運だけで回避してしまった暴君ご一行様

李儒「ここが荊州ですな」
華雄「荊州は平和ボケした連中が多いと聞きます。」
董卓「ふん、いずれこのワシに消される運命とも知らずにな。」

※獲物がいないか捜索中

≪暴君御一行/6名≫
 董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
 &張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】 
>>27は25過ぎて時間切れで無効、董卓一派あぼーん。

董卓・李儒・李蒙・張済・李粛・華雄
ケイ道栄・武安国
以上8名(最低でも、ケイ道栄と武安国)
禁止エリア作動による爆死により死亡確認
29緋の惨劇1/3:03/04/12 20:17
「な、何ということだ・・・」
丘の上に立ち尽くしたまま、陳羣が呻くような声をあげる。

曹叡と陳羣の二人がようやく許昌に辿り着いたとき、既に都は一面の大火に包まれていた。
夜空を轟々と焦がす緋色の炎の中、ゆっくりと焼け落ちていく壮大な宮城。
魏――三国の中でも最強を誇った王朝の都は、今まさに火神・祝融の顎門に呑まれようとしていた。

折からの強風に乗り、彼らのいる丘まで次々と火の粉が飛んでくる。
「ここも危険です。残念ですが、撤退いたしましょう」
主君へと振り返りながら、陳羣は早口で献策する。
「禁止エリアを避けて、北か、或いは南へ――・・・」
彼の台詞は、突然振り下ろされた白刃に断ち切られた。



肩口から脇腹にかけて袈裟懸けに斬られた傷から、夥しい量の鮮血が噴き出す。
「・・・何・・・故・・・」
真っ赤に煙る視界の中、片刃の剣を手にした曹叡が、にたりと笑う。

――それが、陳羣の見た最期の光景だった。
30緋の惨劇2/3:03/04/12 20:18
――何故、だと?
闇の中を走りながら、曹叡は自問する。
――人を殺めるのに、理由など必要無い。
すぐに冷ややかな声が答えを返す。
その声は頭の中から聞こえてきたのか、或いは右手に持つ刀から発せられたものだったのか。
そう、理由など必要無かったのだ。
緋色の炎に包まれた許昌。赫く紅く天を焼き尽くすその輝きよりも、更に鮮やかな色を――
そう思った瞬間、既に彼は陳羣に刃を向けていた。

火事の照り返しがあるとはいえ、周囲は闇に包まれている。
しかし、次の獲物が潜む場所は、すぐに見つけ出すことができた。
あたかも「声」に導かれているかのごとく、曹叡は真っ直ぐに東門を目指す。

城外に潜んでいた呂伯奢に飛びかかり、一撃の下に斬り捨てる。
慌てて王子服が連弩で応戦するも、妖刀に支配された曹叡は超人的な速度で矢をかわした。
二、三本が腕や腹に突き刺さったが、痛みを感じる様子も無く王子服の首を刎ね飛ばす。
「ばっ、化け物、――!!」
パニックに陥った呉子蘭は、闇雲にショットガンを発射する。
銃弾の一発が曹叡の髻を掠め、夜の中に長い長い黒髪が舞った。
「近寄るなああああああああああ!」
甲高い悲鳴は、そのまま断末魔の絶叫となった。
31緋の惨劇3/3:03/04/12 20:19
全身を朱に染め、地面まで届く髪を振り乱した曹叡。
その姿はもはや人というよりも、妖刀に魅入られた悪鬼そのものだった。
「まだ、足りぬ・・・」
うわ言のように呟きながら、彼は再び歩き始める。
犠牲者達の血潮よりもなお赤々と燃え盛る都に向かって――



【陳羣 呂伯奢 王子服 呉子蘭 死亡確認】
※チーム≪魏の主従≫ ≪積年の恨み≫消滅。曹叡と董承はピンユニット化。

@曹叡【硫酸500ml、妖刀 村正、サブマシンガン】
※石弓と連弩は放置。ショットガンも弾切れにつき放置。

@董承【放火セット(油壷(中身空)・ライター2本)】
※城外の銃声と悲鳴に気付きました。

≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
※城内にまだいる模様?

※許昌は東門を残して火の海。 >>100まで城内にとどまっていた者は焼死します。
>>28はスルーと言う事でお願いします。
沮授たちは徐州に来ていた。もちろん脱出の方法を考えるためである。
だが、武装船が常に巡回しているらしい。さらに、禁止エリアの件もある。
沮授「あの船の中に人が5人だけしかいないとしても、虚を突かないと勝てませんね。
   大体筏での移動なんかだったら近づく前に発見&死ですね。」
沮鵠「それにしても寒いね。このままだと家の近くも大吹雪かな。とりあえず青州に
   入らないように北上しようよ。」
沮授「そうですね。まずはそれから・・・」
そこで二人とも言葉を失った。正面に温泉が見えたのだ。何故こんな所に・・・。
好奇心に負けて近くへと行ってみる。すると目の前には小さな温泉と・・・
近くの草の茂みに全裸で隠れている馬面の男だった。名簿によると諸葛瑾というらしい。
沮鵠「ど、どうしようか、父さん?あの人も乗ってるかどうか確かめる?」
沮授「え、ええ。万全の注意を置いて、慎重に近づきましょう。乗っていないのならば
   一緒に脱出の方法を考えてもらえますからね。」
沮鵠「で、でもあの人は本当に正気なの?裸だし、隠れてるし・・・。」
沮授「・・・・・・どうしましょうか・・・・・・」

≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
 ※諸葛瑾に気付きました。話し掛けようか考えてます

@諸葛瑾(全裸)【なし】
 ※まだ≪沮家の人たち≫には気付いていない様子です
何故こうなったのか?
何故自分以外皆死んだのか?
董承が知りえた、そして最も重要で最も貴重な死の宣告
何故曹操すらも討ち取れないのか?


@董承【放火セット(油壷(中身空)・ライター2本)】
※呆然と何処かへ動き始めました。
徐州に見切りをつけて南下していた夏侯淵は江夏の地に到達した。
その地にいたのは、いかにもヤル気の無さそうな文官2人。
彼らを素手で軽くひねると、2人の荷物を物色する。
しかし、彼らはろくなものを持っていなかった。
腹いせに彼らの服を剥ぎ取っていくことにした。
殺す価値も無い奴らだ。後で目を覚ましたら、さぞ困るだろう。
ここまで来たのだからもっと南に行くか。
南のほうで雪を降らせたら面白いかもしれん。

@夏侯淵【強力人工降雪機&催涙スプレー&乾パン3か月分&非加熱製剤&3人分の服】
南下して雪を降らせるつもりです

≪道筋がない奴等/2名≫江夏
 厳o(気絶+全裸)【なし】&陸績(気絶+全裸)【なし】
「なんか知らないがもう3分の1しんでるんだな」
「そうだな〜私の力があれば死人だって生き返るから関係ないけど。」
そう言いつつ二人は走っている。
「アレの事か?」
後ろを指差した張梁そこには大量のゾンビがいた。
「そうだよ〜」
「・・・・人間じゃねえじゃないか!!」
その後ろを見てみると怪物といったほうが良い生き物が大量にいる、
何故か足がない人間、首が伸びてる、スライムのようなものその他いっぱい。

≪???/2名≫
 張宝【???】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※北方面に変な化け物大量発生。
成廉の襲撃を退けた後、荀[或〃]と許[ネ`者]は慎重に許昌を目指していた。
他にもやる気になっている参加者は沢山いるだろう。
無用な衝突を避けるために開けた街道を避け、多少大回りになっても安全なルートを取る。
従って、彼らが許昌に到着したのは日没後となった。

「・・・陳羣!」
草むらの中に打ち捨てられていた死体を発見した荀[或〃]は、思わず叫んでいた。
近くには陳羣の武器だったらしい石弓も転がっている。おそらく抵抗する間もなく殺されたのだろう。
驚愕に見開いたままの陳羣の目を、荀[或〃]はそっと閉じてやった。

死体には微かに温かみが残っていた。
殺人者はまだこの近くにいる。
魏臣である陳羣を殺した相手が、荀[或〃]や許[ネ`者]に対して友好的であるとは考えられない。
そして、眼下の許昌ではいたるところに火の手が上がっている・・・

「一刻も早くこの地を離れるのが上策でしょう。虎痴殿・・・どうされました、虎痴殿?」
荀[或〃]の言葉など耳に入らないように、許[ネ`者]は炎上する都を見つめていた。
「胸騒ぎがする・・・」
ぼそりと許[ネ`者]が呟く。
「殿が危ない目にあってる・・・そんな気がするだ」
足元の石弓を拾い上げると、許[ネ`者]はいきなり走り出した。
「待ってください・・・そちらは危険・・・虎痴殿ーっ!!」
慌てて荀[或〃]も彼の後を追い掛ける。

≪殿いずこ/2名≫
 荀[或〃]【コルトポケット】&許[ネ`者]【三日月刀、石弓】 
38陸遜の受難1/3:03/04/13 01:17
陸遜はここまでずっと夏侯淵以外には会わずにいた。
『敵意を持った者に会っていないというのはいいことですが、武器も手に入りませんね。』
海沿いから少し入ったとある民家。中から何か物音がする。
『ん? どうやら人がいるようですね。』
彼は少し悩んだが、ここが呉領であることと、どうやら物音が水の流れる音=生活の音ということで、
少なくともいきなり襲ってきたりしないだろうということから、とりあえず話しかけることにした。
『もしも、いきなり襲い掛かってきたらその時はそのときです。』
陸遜は度胸を決めて民家の方に近づく。水の音はどうやら小窓から聞こえるようで、
彼は「すみません、どなたかいらっしゃいますか?」と声をかけながら、
その窓を覗き込んだ。

たしかに、彼の予想どおり中には人がいて、いきなり襲い掛かってきたりはしなかった。
それもそのはず、彼女は裸で水浴びをしていて、武器は携帯していなかったからである。
「し、失礼しました。」
彼はびっくりして直ぐにその場を去ろうとしたが、女性はもっとびっくりしたわけで、
「キャー」と声をあげた。すると民家の横手から1人の女性が飛び出してきた。
手には刀を持っている。「は、はなせばわかります。」陸遜はそういいながら逃げる。
相手は何も言わず追いかけてくる。
39陸遜の受難2/3:03/04/13 01:20
こうして始まった2人の追いかけっこだが、陸遜の転倒によりすぐに終わる。
うつぶせになった陸遜に女性が乗っかり首筋に刀を当てる。
「わ、私は怪しい者ではありません。ちょっと物音がしたんで。決してわざとでは・・・」
その時、陸遜の耳に聞いたことのある声が聞こえてきた。
「伯言様!」
「そ、その声は小喬殿」
「シュクりん、その人はあたしの知り合いの人なんだ。貂蝉も無事だし大丈夫だよ。」
「だから、シュクりんはやめろって……まあいい。ホラお前、さっさと立て。」
(ホッ。)祝融から開放された彼は立ち上がる。
「ありがとうございます。小喬殿。」
「いくら世も末だって覗きは良くないですよ。伯言様」
(だから、覗きじゃないって…。)
40陸遜の受難3/3:03/04/13 01:20
@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】
 &小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、十字手裏剣】
※とりあえず誤解は解けた?
※>14の装備は間違い。
寒い寒すぎる。全裸で吹雪の中にいるのは自殺行為だな。やっぱり。
あっさり、待ち伏せ作戦を中止すると再び温泉に入る諸葛瑾だった。

@諸葛瑾(全裸)【なし】 入浴中です
 ※沮家の人たちに気がついていません

≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
 ※諸葛瑾に気付きました。話し掛けようか考えてます 
421/3:03/04/13 07:04
「くっ!孟徳・・・無事であろうな!」
許昌で、夏侯惇が曹操と出会ってから、だいぶ時はたっていた。
しかし夏侯惇は、曹操が今だ許昌にいるであろう、という予感があった。
その許昌方面の空が赤く染まっていたのだ。
「この刀を持ちながら、また髭野郎と接触するのは危険だが、
 この際、そうも言ってられん!」
暗闇を切り裂きながら、ひたすら赤い空の下へ急いだ・・・・

「お二人さん!こいつは異常事態だぜ!」
荀[或〃]と許[ネ`者]は突然、背後から声をかけられた。
「!!典韋殿!」
荀[或〃]は声を上げた。
「異常事態なのは見ればわかります。この燃え上がり様!」
「いや、それだけじゃねえ・・あっちにいた陳羣含め、城周辺で4人殺された。
 しかも一人の奴にだ。方角的に、今向かっている東門付近で残りの3人。
 そっちは瞬殺だ・・・」
きわめて押さえた口調で話す典韋。
「なぜそんなことがわかるのです?」
「この道具さ・・・参加者の位置が光りでわかるんだ。これによると、
 城内には、まだ人がいる。3人組み、プラス一人、そして殺人鬼の4人・・
 そして、このどれかが殿である可能性が・・・」
東門を目前にした3人。さらに典韋は続けた。
「さらに厄介なことがある。そう遠くはないところに、光りの反応がいくつかある。
 その中のひとつが、猛然とココにせまっている。
 こいつがどういうつもりかは、わからないが,この炎・・・・
 人を,特にこのゲームに乗っている奴を集めちまう危険がある。
 今はひとつ以外、動きはないが、仮に中に殿がいるとして、
 それを助けに行くのなら迅速に行わないとまずいぞ。」
許[ネ`者]はその言葉に黙ってうなずいた。
432/3:03/04/13 07:05
東門にたどり着いた3人。
「よし、いくぞーーーー!!」
許[ネ`者]が声を張り上げ突入しようとした、そのとき、荀[或〃]がいった。
「虎痴殿・典韋殿!新にココに向かってくる者が、
 万が一、さらに火を放つことがあったら、殿を救出しても逃げ場はなくなります!
 私はここに残り退路を確保します。」
「さすが荀[或〃]殿、頼んだ!急接近している奴がココにたどり着くまで
 あと五,六分はかかるだろう。これを渡しておく。なんとか
 3,4分足止めしておいてくれ!必ずそれまでには戻る!」
そう言うと典韋はコルトガバメントを荀[或〃]に投げわたし、
許[ネ`者]とともに中に突入した。

「む・・・どうやら、殺人鬼とだれかが接触したようだな!
 探す手間が3箇所から2箇所になったな・・・」
光りの反応をたよりに炎の中を探索する虎痴と典韋。
もはや、曹操が、この中にいることは確信していた。
「殿ぉ〜〜〜!まってろよぉ〜、無茶さ、するなぁ〜〜」
許[ネ`者]の叫びが真紅の城内に響き渡った。
443/3:03/04/13 07:08
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付) 弓(矢10本) 44マグナム】
※許昌にむかっています。

≪殿いずこ/2名≫→解散

@荀[或〃]【コルトポケット コルトガバメント】
※東門で退路を確保しています。城内外両面をみをひそめて警戒中。

≪曹操親衛警護隊長/2名≫ ←新チーム
許[ネ`者]【三日月刀、石弓】&典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、
日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
※城内で曹操を探しています。

≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
※城内にいます。

@董承【放火セット(油壷(中身空)・ライター2本)】
        VS
@曹叡【硫酸500ml、妖刀 村正、サブマシンガン】
※接触したようです。

※許昌の遠周りには他にも何人か反応があるようですが、いまのところ動きはありません。
洛陽の郊外・・
そこは血なまぐさい弱肉強食の戦いを繰り広げていたことが嘘のような静寂に包まれていた。
禁止エリアの外に比べると、そこは鳥が歌い川のせせらぎが聞こえる天国のような世界だった。
しかし、注意してあたりを見ると戦いの爪あとである遺体がいたるところに転がっていた。
ここにも2つの死体があった。この2つの死体は他の死体と違って肩から上が吹き飛んだようにきれいに無くなっていた。
どうしてこうなったのかは今となっては誰にもわからない。ただ死体が残るのみだった。
だが、この死体でさえ周りの自然と一体化してこの天国のような世界の一部となっていた。
ここはまさに自然の楽園だ。なぜなら人が誰も生きていないから・・・

【ケイ道栄、武安国】死亡確認
張宝と張梁はどうにか変な化け物から逃げ切った。
「はぁはぁ、どうにか逃げ切ったようだな。」
「はぁはぁ、でも疲れました。」
「はぁはぁ、ここで私の道具の出番だ。」
といって張宝はバッグからリポビタンDを2本取り出し、1本を張梁に渡した。
ごくっごくっと一気に飲む2人。
「ファイト!」
「いっぱーつ!」

≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【リポビタンD×10】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
「フッ、物の怪どもが相手というのも悪くはないな。」
呂布は北のほうで突如発生した化け物達と戦っていた。
未知の相手だったが、人中の呂布といわれただけはあり次々と倒していく。
だが一向に化け物たちの攻撃の手が緩むことはなかった。
「やれやれ、問題のない相手だが、数だけは多いな。」
相手も数に任せて迫ってくる。その時、
「奉先どの、これをー。」
とこちらの方に来る者がいた。彼は方天画戟をすかさず呂布に渡す。
「高順か。よし、こいつらを退治するぞ。」
呂布は代わりに和泉守兼定を高順に渡す。
「はっ、了解しました。」

※ピンユニット呂布と高順消滅。

≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄】 &高順【和泉守兼定】
 VS
 化け物達
※化け物の数は半分くらいになりました。
武器らしい武器を持っていない董承と狂人と化し本来の身体能力以上のものを得た曹叡の勝負は一瞬で決まった。
言うまでも無く曹叡の勝利である。
しかし曹叡はあえて急所を外し瀕死の状態で董承を生かしておいた。
と、言うのも「あること」を験したかったからだ・・・
「なにか言いたいことはあるか?」
曹叡は興奮を隠しながら董承に言った。
「なかに・・・曹操という男がいるはずだ・・・お前に人の心があればその男を殺してくれ・・・」
董承は息も絶え絶えに口からその言葉を搾り出した。
「そうか・・・ではすぐに楽にしてやる」
「・・・頼む・・・」
(ああ、これで楽になれるか)
董承はそう考えながらとどめを刺されるのを待った。
しかし、なかなか楽になれない。
すると、突然体にとてつもない痛み、いや熱さを感じた。
「・・・・・・・」
痛みは声にならなかった。
脳があまりの衝撃に死を選んだのだ。
「おお、これは良いな。とどめを刺すのに最適じゃ!」
焼け爛れていく董承の皮膚を見ながら曹叡は叫んだ。
曹叡は瀕死の董承に硫酸をかけたのである。
「それにしてもやはりここに居たか・・・陳羣よ、感謝するぞ」

@曹叡【硫酸(残り半分ほど)、妖刀 村正、サブマシンガン、ライター2本】
※かなり鬼畜入ってます
曹操を探すようです

【董承 死亡確認】
霧につつまれた成都周辺は異常な様相を呈し始めていた。
少し前にジャンジャンジャンと鳴り響いた銅鑼の音がまわりにいた参加者を成都周辺に呼び寄せてしまったのだ。

≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
@越吉元帥【騎馬戦車】
≪フトウとバリョウ/2名≫
 馬良【デリンジャー】&[イ専][丹≡](フトウ)【弓(矢×20)】
≪蜀命/2名≫    
 向朗[パニック状態]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[パニック状態]【蛇腹剣】
≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【???】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
 虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
 &趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
≪2代目丞相とその同朋/2人≫
 蒋[王宛]【ノートパソコン&プリンター】&馬忠【M−16アサルトライフル、警棒】
※霧のせいで視界不良 お互いに気がついていません
501/3:03/04/13 20:14
韓玄「敵ではない、ようじゃな。」
陸延「あなたたちはへタレと聞いていましたがなかなか冷静じゃないですか。
   どうやらそちらもやる気ではないみたいですね」
金旋「誰がへタレじゃ、おい・・・・・・」
趙範「それは事実だから仕方ありませんよ、金旋。さ、御二方、どうぞこちらへ」
陸抗「私達も聞きたいことがありますし、中に入りましょう」

武陵に向かってきた人影、それは陸延と陸抗の2人であった。
韓玄らは互いに視認できる距離まで近づき、雰囲気でお互いに敵意が無いことを確認する。
その後、城の中で情報交換をかねて食事をすることとなった。
小さいとは言え一応城である。それなりの備蓄はあるので5人になろうが食料にはそう困らない。

陸抗「私達の武器はこんなものだったのですよ・・・」
韓玄「これはひどいな。金旋といい勝負じゃな」
金旋「うるへー」
512/3:03/04/13 20:15
5人の情報交換は続く。
話題は陸延・陸抗の父、陸遜のことになっていた。

陸延「それよりも父上を見ませんでしたか?」
趙範「陸遜殿は見てませんね・・・。それ以前に私達も誰も遭遇してませんし」
陸抗「こちらではないと言うことですね。わかりました」
金旋「陸遜って言ったらやっぱり揚州のほう、建業とかにいるんじゃないのか?」
陸抗「父上だったらそうしてる可能性が高いですね。あくまで何事も無ければ、ですが」
韓玄「何かあってからじゃ遅いしの・・・」
陸延「・・・。何かあったようですね・・・」
趙範「劉度とも合流したかったのですが奴はもう・・・」
陸延「劉度殿、ですか・・・。
   わかりました。私達はそろそろ出発します。
   一刻も早く父上を探しに行きます」
金旋「その方がいいな。がんばれよ」
趙範「時間があれば一局お相手したかったのですが。
   次会えたらお願いできますかね」
陸抗「その時は喜んでお相手いたしましょう。
   それではまた会える事を願って」
韓玄「そっちも父上殿が見つかるようにの」
523/3:03/04/13 20:16
陸延・陸抗兄弟が去った武陵の城。

金旋「行っちまったな・・・」
趙範「世の中がああいう人ばかりだったらこんな戦いなんか起きなかったんでしょうね・・・」
韓玄「全くじゃな・・・」


≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R】&金旋【5インチFDドライブ】&趙範【対人地雷*5】

≪おじいちゃんの趣味/2名≫
 陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
※揚州方面へ
劉協「君郎、すまぬがそろそろ時間のようだ。私は赴かねばならぬ」
劉焉「いったいどちらへ?」
劉協「この戦いが始まったとき、董承や王允と話し合ったことがある。
   たとえ互いに相打つことになろうとも時が許せば全てに決着をつけるため
   あの場所へ参ろうとな」
劉焉「そこへ何が待つと申されるのか?」
劉協「今は言えない、それに個人的な問題だからお前が関わる必要は無い」
劉焉「……暫くは同行し、その後判断させていただきます」
劉協「すまぬ…」
   (無条件に協力してはくれぬ、虚名など役に立たぬか…)

≪劉家の人々/2名≫
 劉協【花火セット】&劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼、斧槍】
※成都を離れ東へ向かおうとしています。
541/2:03/04/13 21:43
ジャンジャンジャンと鳴り響く銅鑼の音。
もともと蜀に向かっていた厳顔と諸葛亮は、それが何であるか確かめるべく成都へ向かった。
「しかし厳顔さん。むやみに特異点となった場所に近づくのは、危険じゃありませんか?」
「ふむ、そうじゃな。蜀は地元とはいえ、警戒するに越したことはないか」
二人は足を止め、周囲に気を配りながら民家の中に入った。
「しかし深い霧じゃ。土地勘のない奴は大変じゃろうな」
「厳顔さんがいてくれて本当に助かります」
諸葛亮は丁寧にお辞儀した。
どうもこの仕草のひとつひとつが、軍師孔明を彷彿とさせる。
(・・・まさかな。そうじゃ。軍師殿ならもう少し毒気があるはず)
「ところで諸葛亮君。君の支給アイテムをまだ聞いていなかったが」
諸葛亮は一瞬押し黙った。
そして、軽く自分の首輪の後ろのほうを押さえているように見えた。
「はい。私の支給武器は本でした」
「本か。してどのような・・・」
「はい。とても、ためになるものです」
諸葛亮はそれ以上言わなかった。厳顔もそれ以上聞かなかった。
諸葛亮の表情が、軍師が策を実行しようとするときのそれに、まったく瓜二つであったからだ。
552/2:03/04/13 21:44
しばらくして、彼らの潜む民家に何者かが近づいてきた。
二人は臨戦態勢を整える。
諸葛亮は民家から短剣を拾って、それを護身用に持っている。
成都はにわかに緊張を増した。

≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※諸葛亮はBATTLEROYALのあらましを読んでいます。
 誰かが民家に近づいていることは察知しています。
>>55までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【なし】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
 &紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲】
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【リポビタンD×10】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君/2名≫
 黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/3名≫
 魯育(気絶)【なし】&王美人【消火器】&劉氏【ウオッカ グロック17】
≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫    
 向朗[パニック状態]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[パニック状態]【蛇腹剣】
≪おじいちゃんの趣味/2名≫
 陸延【ミニ盆栽セット(ミニ盆栽、ミニじょうろ、ミニハサミ)】&陸抗【囲碁セット】
≪ぶらり旅/5名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】
 &関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
 &太史慈【ハンディバズーカ、弾×9、手製の木刀】
≪ヘンゼルとグレーテルとラッキースター/3名≫    
 張バク【トラバサミ】&張超【チェーンソー】&許昌【フロッピー1枚】
≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
 虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
 &趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、十字手裏剣】
≪大いなる野望のもとに/4人≫
 袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪都督と私/2名≫    
 周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪道筋がない奴等/2名≫
 厳o(気絶+全裸)【なし】&陸績(気絶+全裸)【なし】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪暴君御一行/6名≫
 董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾】&李蒙【ゴルフクラブ】
 &張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器】&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】 
≪旧知の友と頼れる部下/3名≫
 公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
 &趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
 劉禅【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット】
 &王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」】
≪居酒屋王朗/6名≫
 王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4、トランシーバー】&厳白虎【ライフル、トランシーバー】
 &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】
 &周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】
≪2人の天才児/2名≫ 
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
≪禁断の愛/2名≫    
 鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10、日本刀】
≪やりたくないのに護衛/2名≫    
 呂蒙【戟】&孫魯班【手裏剣、ロープ】
≪馬騰’s バンド/4名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
 &馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
≪少年シバイ/3名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【???】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹
≪宿将トリオ/3名≫
 黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
≪文姫と奉孝/2名≫
 郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
≪渋めの男達/2名≫
 周泰【三節棍】&朱桓【電波遮断装置】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
 田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
≪袁紹捜索隊/2名≫
 郭図【スターライトスコープ、檄文2枚(陳琳作)】&高覧【木の棒】
≪二楊/2名≫
 楊柏【なし】&楊懐【???】
≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
≪ウインタースポーツ/2名≫
 李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
≪劉家の人々/2名≫
 劉協【花火セット】&劉焉(20歳ぐらい)【銅鑼、斧槍】
≪医者と患者/2名≫
 劉循(怪我)【なし】&華ダ【手術器具、薬草】
≪賊将連合/4名≫
 韓暹【ティッシュ3箱】&李楽【鞭】&于毒【斬馬刀】&祖郎【鉄球×10】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り19本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】
 &朱讃【防弾スーツ】
≪フトウとバリョウ/2名≫
 馬良【デリンジャー】&[イ専][丹≡](フトウ)【弓(矢×20)】
≪2代目丞相とその同朋/2人≫
 蒋[王宛]【ノートパソコン&プリンター】&馬忠【M−16アサルトライフル、警棒】
≪反董卓連合(再)/6名≫
 孔融【手斧】&韓馥【サイリウム10本】&陶謙【ウージー9ミリサブマシンガン】
 &孔チュウ[イ由]【ランス】&鮑信【双眼鏡】&張楊【タタコン】
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
≪チーム『イナヅマ』/2名≫
 雷緒【菊一文字】&雷薄【H&K VP70】
≪マザコンと鬼子母神/2名≫
 劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
≪???/2名≫
 趙昂【???】&王氏【???】
≪少年たち/3人≫
 杜預【カシナートの剣】&[登β]艾【コルトガバメント】&羊[示古]【ダイナマイト3発】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】& 昌キ(女顔)【鏡】&臧覇【電撃ムチ】 
≪孫呉の希望/3名≫
 諸葛恪【???】&孫登[重傷]【???】&丁奉【???】
≪軍師ふたり/2名≫
 荀攸【???】&[萠リ]越【???】
≪誠の心/2名≫
 夏侯楙【小太刀】&程c【???】
≪曹操親衛警護隊長/2名≫ 
 許[ネ`者]【三日月刀、石弓】&典韋【レーダー(三段階にマップの大きさを換えれます)、アサルトライフル、
 日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄】 &高順【和泉守兼定】

以上、63チーム、171名(170名+1頭)生存確認
〜ピンユニットの部〜  
@于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
@越吉元帥【騎馬戦車】
@黄権【マウンテンバイク】 
@王方【謎の本】

@何晏【青酸カリ】
@夏侯淵【強力人工降雪機&催涙スプレー&乾パン3か月分&非加熱製剤&3人分の服】
@夏侯惇【諸刃の刀(殺意発生装置付)、弓、44マグナム】
@何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】
@賈充【スナイパーライフル】
@軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】
@菅亥【稲田瑞穂と書かれたの光の剣(本人いわく)(普通の両刀ナイフ)、釣竿(手作り)】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@関沢【海釣りセット】
@韓当【スタンガン】
@公孫淵【偽造トカレフ&弾丸49発】  
@兀突骨(睡眠中)【???×3】
@蔡仲【ボウガン、???】
@司馬炎【エロ本】
@司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】
@荀[或〃]【コルトポケット コルトガバメント】
@鍾会[緊縛中]【鉄鎖】
@蒋幹(睡眠中)【呼び笛】
@鍾ヨウ【サングラス】
@諸葛瑾(全裸)【なし】  
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@審配【サーベル、鎖帷子(装着中)】
@曹叡【硫酸約250ml、妖刀 村正、サブマシンガン、ライター2本】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】
@孫桓【ポータブル雀卓セット】
@孫堅【マスケット銃、片刃剣】
@孫権【ゾリンゲンカード19枚、片刃剣】
@孫策【ナイフ、コーラン、5インチFD】
@孫峻[気絶]【なし】
@孫翊【眉尖鋼刀】

@張燕【七支尖剣】
@陳到【項籍戟】
@陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
@禰衡【携帯地雷残り15個】
@馬超【散弾銃】
@糜竺[心神喪失、気絶]【???】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ6)】
@逢紀【魔法のほうき】 

@迷当大王【各種調味料】

@陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
@李通【戟】
@柳隠【ショットガン、古錠刀】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
@劉封【タバコ10箱】
@劉理【ビー球×20】
@呂翔【スティンガー(小型)】
@凌統【探知機】

 以上、51名生存確認  合計生存者222(221+1頭)
《ア行》阿会喃、伊籍、王允、王楷、黄皓、王抗、☆王子服、王植、王忠、王累 
《カ行》何儀、郭、楽就、郭循、楽進、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、関興、韓遂、韓徳、
    魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、☆刑道栄、呉懿、高翔、黄祖、公孫度、黄忠、胡車児
    ☆呉子蘭、呉綱、呉班、皇甫嵩、呉蘭
《サ行》蔡瑁、蔡和、蔡ヨウ、サク融、士仁、司馬師、周善、周魴、朱熹、朱拠、朱儁、朱然、朱褒
    蒋欽、徐栄、諸葛均、徐盛、辛評、成廉、全j、宋果、曹休、曹純、曹植、曹真、曹仁、曹性
    曹爽、曹豹、祖茂
《タ行》朶思大王、張允、張角、張疑、張勲、趙弘、張紘、張松、張譲、張任、張布、張苞、張翼
    陳応、☆陳羣、陳式、陳就、陳生、陳琳、丁原、典満、董允、滕胤、董厥、董襲、董昭、☆董承、董茶那
    董旻、ケ茂、董和
《ナ行》
《ハ行》馬元義、費イ、麋芳、☆武安国、文欽、法正
《マ行》満寵、孟獲、孟達
《ヤ行》
《ラ行》雷銅、陸凱、李厳、李豊、劉永、劉淵、劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、劉岱、劉度、劉巴
    劉弁、劉曄、呂常、☆呂伯奢、呂範、路昭
《ワ行》

☆印は新しく死んだ武将
以上、127名死亡確認

222名の生存を確認、127名の死亡を確認
〔全登場者:現在349名〕



謎の声「あ〜。残念なことに今回の死亡者の中に禁止エリアで死んだものがいるぞ。
    刑道栄と武安国だ。全く惜しい奴を無くした。残念だ。
    いいか。皆はこの二人のように禁止エリアで死んだりせず、ちゃんと殺し合いをする様に。
    次の禁止エリアもいずれ決定する。皆放送を聞き逃さないように。」
人数が3人に増えた、点心の家の住人達。
「どうやら、助かったようだ・・・」
トラバサミで捕らえた兎の肉で、緊張感の欠片もなくバーベキューパーティーを始めた弟と新入り。
それを横目に、死亡者放送に耳を傾けていた張バクは、一人安堵の息を吐いていた。
「兄者、そろそろコレ、焼けてますよ〜」
「ああ、うむ・・・」
もうこの森には、他の生きた参加者はいないだろう。
ひょっとして、ここは物凄く安全な場所なのではないだろうか・・・?
「陽明皇帝か〜、カッコイイ名前っスねえ」
「そんじゃ、君にも格好いい名前の王号を贈ってやろう」
和気藹々と談笑する張超と許昌、その上に不意に影が差した。
もう日が暮れたのか?・・・なんとなく顔を上げた張バクは、直ちに最前の考えを引っ込めた。

崇山の麓から北上し、ぎりぎりのタイミングで禁止エリアからの脱出を果たしていた兀突骨。
彼らからさほど遠くない位置にいた兀突骨が、食べ物の焼ける匂いに反応して引き寄せられて来ても、何の不思議もなかったのである。
「っ、逃げろ!!」
「ギャアアアァっ!!!」
立ち上がった張バクが叫んだが、間に合わなかった。
兀突骨の太い腕に捕らえられた張超の四肢が引きちぎられる。
血腥い狩りが始まった。

【張超 死亡確認】

≪ヘンゼルとラッキースター/2名≫※グループ名変更    
 張バク【トラバサミ、チェーンソー】&許昌【フロッピー1枚】
VS
@兀突骨[空腹]【???×3】
吹雪となる少し前、蔡文姫は天候の変化を敏感に感じ取り近くの空家に引き上げていた。
その直後に聞いた死亡者放送の中には蔡ヨウの名前があった。それはつまり蔡文姫の父親の名前だった。
「何と言っていいのか分からないが…」と郭嘉が言いかけると蔡文姫はあきれた顔で、
「あんたバカぁ?これはバトロワなのよバ・ト・ロ・ワ、誰だって死ぬ可能性があるのよ。
 だいたいあの男は父親とか言っても私は400冊分の知識しかもらってないわ……
 それに私は、、、」
蔡文姫は何かを言いかけてやめた。自分がつまらないことを言おうとしたことに気付いたからだ。
(それには私はもう全てを失っている…)

蔡文姫はふと窓から北西の空を見た。「飛空挺部隊が出ているわね」郭嘉は何のことだ?と思い蔡文姫の
見ている方角を見た。そこには音もなく夜空に浮かび高速移動する武装船3隻の姿があった。
飛空艇―――蔡文姫がそう呼んだ船―――は北西の空に消えた。

≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
67逢紀君、君は英雄だ:03/04/13 23:25
―――あははははは、人がゴミのようだ。
逢紀はそう叫びながら魔法のほうきで空を駆け巡っていた。
ただ逢紀は少しばかり調子に乗りすぎたようだ。

逢紀が気付いたときには空飛ぶ船―――飛空挺―――に囲まれていた。
もちろん逢紀も逃走を試みてみたが、逢紀のほうきよりも
飛空挺の方が圧倒的に速かった…。

逢紀は飛空艇の兵士に銃殺されて死んだ。

逢紀【死亡確認】
魔法のほうきは業βのどこかに放置
681/3:03/04/13 23:58
ダメ君主達と別れた陸兄弟。
だが彼らは父に会う前に遭ってはいけない者達に出会ってしまう。
荊州に入り獲物を探していたあのご一行様に出会ってしまったのである。

そしてそのご一行を追撃していた弱気なあの人達も攻勢に出た。
若者二人を襲うとしていたのを察知した為である
だが彼らは知らなかった。これがあの人達をおびき出す罠であると言う事を・・・・・・。

不意に草むらから飛び出して来た李蒙にゴルフクラブで背中を痛打され倒れる陸延。
陸抗「?!」
驚く陸抗にも張済のレイピアが襲う、・・・・・・が辛くも囲碁セットの碁板でこれを防ぐ陸抗。

若者二人が襲われている事に、弱気な人達も勇を奮って突撃して行った。
しかし彼らにもう少し知恵と冷静さがあれば、
相手の数が明らかに少ない事に気付いても良かったはずなのだが・・・・・。
692/4(番号間違えた):03/04/14 00:05
孔融「今だ連中は背後を取られている事に気づいていないぞ!」

孔チュウ「うおぉぉぉ!!!」
ランスを構え先頭を切って正面から突撃する孔チュウ。

その後ろに孔融、鮑信、張楊が続く。
右翼からは陶謙が、左翼からは韓馥が突撃して行く!
完璧な作戦、布陣に彼らには思えた。

だが、彼らが慢心した正にその時だった。
爆発音と供に陶謙が吹っ飛んだ。

韓馥「と、陶謙殿が吹き飛んだ?」

張楊「一体何故・・・?」

元々弱気な彼らである。士気の低下も早かった。
703/4(番号間違えた):03/04/14 00:08
右往左往しかできない彼らを銃声が襲う。

張楊「くそ罠だ!」

次々を身を伏せていた敵が現れる。

董卓「馬鹿どもが!まんまと罠にハマリおって!」

孔チュウ「おのれ董卓!!!!」
絶叫と供に突撃する孔チュウ、だが彼は全く董卓に近付く事もできずP-90の洗礼を受ける。

韓馥「た、た、助けて・・・・・・」
思わず逃げ出す韓馥。

李儒「敵前逃亡とはいけませんねぇ。」
呟きと供になにかを押す李儒、その瞬間韓馥の姿は陶謙と同じく爆発の中に消えた。

鮑信は火達磨になり、張楊は鉄槍にその身を貫かれていた。

孔融「くっ、計ったな・・・・・・。」
董卓「愚か者には相応しい末路よ。」
李儒「せっかくですから何か褒美をあげては如何ですか?」
董卓「それは良い考えだな。」
ジリジリと距離を詰められる孔融

孔融「や、やめろぉぉぉぉぉぉ!!!」
後に聞こえたのは彼の恐怖に脅える絶叫であった。
714/4:03/04/14 00:15
頭部に痛打を浴びた陸延は最早意識が朦朧としていた。
陸抗は何とか囲碁板で防ぎ続けているが、やられるのは時間の問題であった。

陸延「いけない・・・・・・このままでは・・・・・・。」
意を決した陸延は朦朧とする意識の中で踏みとどまった。
絶叫と供に李蒙に盆栽を投げつけ、ハサミを片手に張済に特攻する。
その気迫にさしもの張済も思わず身を引いていた。

陸抗は陸延の名を叫んでいた。
だが兄弟故か、言葉を聞かずともその思いが伝わっていた。
だから陸抗は走った。戦場を離脱し生き延びる為に・・・・・・。

陸抗「・・・・・・延。」
流れる涙とともに彼は誓った、生き残ると。

≪暴君御一行/6名≫
 董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾、双眼鏡、ミニはさみ】
&李蒙:鼻血【ゴルフクラブ、ランス】&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器、手斧】
&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】 

韓馥【死亡確認】、陶謙【死亡確認】、孔チュウ[イ由]【死亡確認】
鮑信【死亡確認】、張楊【死亡確認】、陸延【死亡確認】
※タタコン、ミニじょうろは放置、サイリウム、ウージーは爆発


孔融【重症】
※手足を潰され放置

陸抗【囲碁セット】
※逃亡しました。
まったく、最近わしは呪われているのかも知れん。心に二つもの傷を負ってしまった。
一つは、まだここ、業βにたどり着く前のことじゃった。目の前にふらふらと男がいたんじゃ。
当然聞いてみた。「袁紹様と大耳劉備とチビ曹操、天下を取るに一番値するのはだれじゃ?」と。
そうしたらそいつはなんて言ったと思う?「天下を取るのはこの俺、司馬炎様だ!」だと。
こんな状況じゃ、狂ってしまうのも無理は無いが、どうしてこうワシが話し掛ける奴は
狂人ばっかりなんじゃろうか。この愚か者には天罰決定。天誅じゃ。

二つ目は、死ぬ瞬間まで司馬炎とやらが大事にしていたザック。一体なんなんじゃろう。
きっとかわいい小動物でも入っておって、かわいくて守ろうとしたんじゃろうな。
そのときだけ少しほのぼのとした気分になったんじゃ。よし、責任もってワシと殿で養育してやる。
そうおもってザックの中を探ってみたんじゃ。そうしたら、中身は・・・
  笑 っ て い る 全 裸 の 女 の 絵 ば っ か り の 本 で し た
      し か も 髪 の 毛 金 色 で し た
「デストローイ!!(ビリビリビリッ)」

まったく、あのときのゲンナリ感は忘れんわい。じゃが、ようやく業βに着いた。
これで殿に会える・・・
そのときである、軽快な銃の掃射音が鳴り、上からかつての同輩、逢紀が落ちてきたのは。
トラウマになるぞ、上からいきなり知った顔が落ちてきたら。まあ、何はともあれ
近くに彼のアイテムも落ちたらしい。逢紀よ。お前のアイテムは責任もって貰うぞ。
・・・ほうきじゃったか・・・。わしは呪われているのか?期待したのに・・・
しかし、逢紀を急ごしらえの墓に埋葬してやる。わしってつくづく良い奴じゃ。
こうして、心に三個目の傷を負った男、審正南の殿探しは続く。

【司馬炎、死亡確認】※エロ本は破棄しました

@審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
※まだほうきで空を飛べると気付いていません。現在業βです。
向寵「叔父上!あれは何だったのです?」
向朗「ワシにもわからんが、未知の何かだろう。」
向寵「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 」
向朗「とりあえずここから離れた方がよいな。」
向寵「どこへ向いましょう。荊州がいいですか?」
向朗「ふむう。だがあそこは今は危険な気がする。南中に向かおう。」
向寵「わ、わかりました。」

≪蜀命/2名≫    
 向朗【ノート型PC(電源つかず)】&向寵【蛇腹剣】
※とりあえず落ち着きました。南中へ向います。
「よりどりみどりってか!」
獲物に逃げられてしょげていた呂翔だったが、新たな大量の獲物に舌なめずりしていた。
「さてど〜れ〜にし〜よ〜う〜か〜な〜♪う〜ん決〜めた!」

甘寧達は決して油断していた訳ではない。
だが、頼れる仲間と供にいる。どこかに心の緩みがあったのかもしれない。
それが悲劇に繋がろうとはこの時までは思いもしなかった。
最初に異変に気付いたのは甘寧であった。何か背後から耳をつんざく音が来る。
甘寧「皆飛べぇ!!!」
爆発と煙が一帯に広がる。
甘寧「うぅ、皆無事か?!」
関索「私大丈夫です。大喬さんは?」

大喬「う、う、う・・・・・・」嗚咽が聞こえる。
甘寧「姫さん無事か?」
大喬「太史慈さんが・・・太史慈さんが・・・」泣き続ける大喬。
太史慈は逃げ遅れた大喬を身を張って守ったのであった。
だがその為に彼は重症を負い命果てようとしていた。
太史慈「ひ、姫はぶ、無事か?」
甘寧「おうよ、ピンピンしてやがるぜ・・・・・・。」
太史慈「そうか・・・か・・甘寧・・・姫を・・・た・・の・・・む・・・。」
甘寧「おい何馬鹿言ってるんだ?!冗談言ってる時じゃねぇぞ!なぁおい!太史慈!!!」

≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】
 &関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
※悲しみに沈んでいます。 

呂翔【スティンガー(小型)】※逃亡しました。

太史慈【死亡確認】※ハンディバズーカ、弾×9、手製の木刀は破壊されました。
>>65で張超を引きちぎり、骨ごとバリバリと音をたておいしそうに食べる兀突骨。
その光景を見ていた二人だが、二人ともある事に気がついた。
「次は俺たちの番?」
そう思う間にも張超は残りわずかになっていく、
逃げなくては!と思い逃げた。二人で逃げた。別々に逃げた方がお互い助かる確率も
高そうであるにも関わらず二人で逃げた。そのころ兀突骨は張超をすっかり食べつくし
目の前にあった兎の肉に手を伸ばし、それもあっというまに平らげた。
そしてさっきまでいた二人が消えたことに気がつくと、匂いをかぎ後を追った。
そのころ全速力で逃げる二人。さっきまであんなになごやかだったのに、ここは平和だと思ったのに
このゲームには安息の地はないのか?安らぎの場所はないのか?弱い者は死ぬだけか?
色々な考えが頭をめぐった。だが、それを思う時間すら無くなった。
張超を食い尽くした兀突骨が二人の後を追ってきたのだ。

二人はとっさに食料を投げる。それは飢えた猛獣に追われる人が苦し紛れにやる抵抗だった。
だがその行為は飢えた猛獣に行うよりも効果があった。食料の方に飛びつく兀突骨。
時間稼ぎになることに気がつくと二人は右に左に食料を投げまくった。そうして逃げ続ける二人。
たとえパン一切れ肉一切れでも、兀突骨はそっちに飛びついてくれるので無くなってしまうことはなかったが
二人の体力の限界が来た。足はがたがた。手はくたびれ痙攣を起こし始め、そして目の前には川。
もう駄目だ。と観念したその時!
川の近くで馬に水を飲ませてる武将がいた。とっさに助けを求め近づく二人
だがそんな二人の内、張バクをその男はあっさりと切り捨てた。それに怯え咄嗟に逃げる許昌を切ろうとした
その時兀突骨がすごい勢いでこちらにくるのが見えた。それに気がつき水を飲むのをやめて赤兎は張コウに話し掛けた。
赤兎馬「おい、そんなのほっといてあっちとやろうぜ」
張コウ「なるほど、確かにあっちの方が楽しそうだ。」
明らかに目の前の雑魚ではない。赤兎も張コウも強者と戦うのは久しぶりだ。
思わず笑みがこぼれる。そして張コウは赤兎にまたがり兀突骨へ突撃した。
そして許昌は一度に親友二人を失った失望感と同時に、助かったと安堵していた。

【張超 死亡確認】

≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
VS
@兀突骨[まだ空腹]【???×3】

≪ヘンゼルとラッキースター/2名≫※消滅→許昌ピンユニット化
@許昌【フロッピー1枚】
7776:03/04/14 10:16
スマソ
【張超 死亡確認】→【張バク 死亡確認】
781/3:03/04/14 15:41
「[イ専][丹≡]殿、さすがに、この霧では、武器が全く役にたちません、
 とりあえずどこかに抜けましょう。」
[イ専][丹≡]はそれは確かにと思い、同意して漢中をめざすこととなった。
ちょうどそのころ、夏侯覇達は、目の前に霧を迎えていた。
さすがに、このまま霧に入るのはやばいと思い、
夏侯覇は霧の外に誰かが出てこないかを見張り、
王平は霧の中へ偵察に入った。
もし、霧の中に偵察に向かったのが、夏侯覇だったら馬良達の運命は代わっていたであろう。
792/3:03/04/14 15:42
王平は、目の前に2体の影を見つけた、馬良達も、1人の影を見つけた。
両者とも、お互いに警戒し、近づいた。しかし、見知った顔だったため、緊張を解いた。
そこで、姜維の行方などの情報交換をした。
その中で、王平は銃という便利な飛び道具のことを知った。
飛び道具がないこと、今後のことを思うと、どうしても王平はほしくなった。
「他の人もこう言うのを持っている可能性があるので、
 特性をよく知るために少し調べさせていただけませんか?」
もの丁寧な言い方と、こういう事は武人に任せるのが一番と思い、簡単に手渡した。
少しの間、王平は説明書を読んでもらいながら、いじくり回していた。
その時、引き金を引いてしまい、大きな音と共に、弾丸が王平のほほをかすりながら飛んでいった。
「すみません、扱いを誤りまして。これだけ音が響くと人を呼び寄せてしまいますね。
 こっちに行くと霧が晴れていますので、急いで進んでください。」
馬良達は言われるがまま、指を指した方向に走った。
すると背後から2つの銃声の音が鳴る。
背中が熱く感じる・・・
王平は2人にとどめを刺し、弓を拾って、夏侯覇がまっている霧のない、所まで走っていった。
803/3:03/04/14 15:42
夏侯覇は霧の外で警戒していたが、急に1つの代わった音がしその後2回連続でなったため、
気になり、霧の中を更に警戒していた。
霧の中から、王平が走って出てきた。ほほに一筋の血を流しながら、
「夏侯覇殿、これを使って、霧からもし出てくる人がいたら、遠慮なく撃ってください。」
と弓矢を渡した。
事情を聞くと、知り合いの馬良にあって、情報を交換しているときに、いきなり音がして、
ほほに傷が出来たと言うことだ、馬良達も音がした後、いきなりたおれ、死んだため、急いで霧から抜け出したらしい。
「やばい奴が霧の中にいるみたいだな」
夏侯覇は霧を見つめ、弓矢をかまえていた。
(しまった、この読めない説明書を馬良に読んでおいてもらうべきだった。)と、王平は後で後悔したという。

≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット、弓(矢×20)】
 &王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
※霧の外で、中から出てくる人を遠慮なく撃つつもりです。
※銃声で誰かを呼び寄せたかもしれません。
≪フトウとバリョウ/2名≫※消滅
 【馬良、[イ専][丹≡](フトウ) 死亡確認】
蒋[王苑]と馬忠はたちこめる霧の中で、静かに話し合っていた。
蒋[王苑]「ここは、迂闊に動かないほうが良いようですね。先程馬忠殿の持っている“銃”とやらの音が聞こえましたし。」
馬忠「私に考えがあるのですが。」
「ほう?」
「建寧へ行きませんか?恐らくあそこまでは敵はきていないはず。一時建寧に潜み、それから荊州、あるいはヨウ州に行きましょう。」
「確かに、ここに長くとどまるのも危険ですね。」
そして、彼らは建寧へ向かった。
《二代目丞相とその同朋》
蒋[王苑]【ノートパソコンとプリンター】&馬忠【M16アサルトライフル、警棒】
※建寧へ移動しました。
82武陵:03/04/14 20:52
城内
韓当「あいつらならこの装備でも勝てるだろう。」


城門付近
劉封「あぁ〜疲れた。ここで一休みしよう」


韓当【スタンガン】
※ダメ君主達を襲う気です。劉封には気付いていません。

劉封【タバコ10箱】
※休憩するようです。ダメ君主たち、韓当には気付いていません。

≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R】&金旋【5インチFDドライブ】&趙範【対人地雷*5】
※韓当、劉封には気付いていません。
死亡者放送で陳羣の名前を聞く。そういえばその横にいた曹叡とか言う奴は、
人を殺すことに飢えているような面持ちだった。・・・裏切りか、ととっさに思う。
何故だろう。先ほど初めて会ったはずなのに、まるで親友が死んだかのような気分だ。
何故だかわからないが、涙が止まらない。どうしてだろうか、と馬超は思った。

目の前から男が飛び出してきた。何やら「悪を打ち砕くため・・・」などとブツブツ言っている。
まあいい、そんな奴とかかわる様な気分じゃないんだ。そう思って馬超は進もうとした。
そうしたらそいつはいきなりナイフを持って突っ込んできた。だが動きが単調で丸見えである。
こいつはいったいなんだ?そう思いながらひらりとよけて背中に回し蹴りを入れる。
相手が四つん這いになって咳き込んでいる後ろから散弾銃で撃ち殺した。

「悪いな。今は何故か怒りが抑えきれないんだ。」今はもう肉塊となった菅亥にそう言うと、
馬超は北へと再び歩き出す。ふと、近くから助けを呼ぶ声が聞こえる。声の主の方角へ
移動してみると、そこには何故か魚の死骸が入った落とし穴の中で泣きじゃくっている
少年の姿があった。どうやら落とし穴に落ちた時に足をくじいたらしい。右足が赤く腫れているのがわかった。
いつもなら気にせず通り抜けるような場面。いや、撃ち殺してしまったかもしれない。
だが、今の馬超の心には、誰かが「その子を助けろ」と言っているかのように聞こえた。
「とりあえず、助け出してやるか。」

【菅亥 死亡確認】

@馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
@劉理[右足怪我]【ビー球×20】
[萠リ]越は1人、城で主を待っていた。
荀攸は郭嘉と接触を図りたかったため、許昌へ向っていってしまったのだった。
『ああ、ひとりじゃ心細いから誰かこないかなあ。』
とその瞬間、胸に激痛が走る。胸をみるとそこにはナイフが胸からささっていた。
それが彼の最後に見たものだった。

胸にナイフが刺さって息絶えている[萠リ]越の横目にし、孫策はつぶやく。
「まずは、1人。劉表はいなかったのが残念だな。」
そして、彼のバッグを漁る。中から杖が出てきた。同封されている説明書を読む。
(これは『変化の杖』といって、目の前にいる人間に変身できる杖です。
 尚、自分がよくしっている相手でも目の前にいなければ変身できません。
 相手の生死は問いませんが、原型を留めなくなった者には変身できません。)
「なるほどな。よっと。」
孫策は杖でまず[萠リ]越を叩き、そして自分を叩く。すると孫策はたちまち[萠リ]越に変身した。
「さあて、ここで殿の帰りを待つとしますか。それにはまず、こいつの死体を片付けますか。」

【[萠リ]越、死亡確認】

@孫策[[萠リ]越に変身中]【変化の杖、ナイフ、コーラン、5インチFD】
※変化の杖は目の前の人間に変身できます。目の前にいないとダメです。
 自分の意志で変身を解くことができます。
※襄陽城で[萠リ]越のフリをし、劉表と劉表の配下を皆殺しにするつもりです。

@荀攸【???】
※許昌へ向ってます。
韓当が城内に侵入したのとほぼ同じ頃・・・
物見櫓で警戒をしていた金旋は人影を発見する。
それはつい先ほど陶謙らを、そして陸延を殺めた≪暴君御一行≫であった。
向こうは金旋の事には気づいてない様子だったが、連中は明らかにこっち、に向かっている。

金旋「あれは・・・、董卓!!しかもご丁寧に取り巻き連中も一緒とはな。
   6人相手じゃ絶対死ぬ。急いであいつらに伝えに行かないと」

金旋は大慌てで韓玄らのところに向かい、いきさつを話す。

金旋「ぜぇ、とにかくヤバいんだって。逃げようぜ」
韓玄「確かに相手が悪いのう・・・。逃走も止むなしじゃな」
趙範「ですね。北も危なそうですからとりあえず南にでも避難しましょうか」
韓玄「じゃな」
趙範「ですが、ただ逃げるのも面白くないので・・・これでどうでしょう?
   まともに踏めば人一人くらい軽く吹き飛ぶ、とありますけど・・・
   門の近くに埋めておけば踏んでくれるかもしれません」
韓玄「わしらみたいに引っ掛かるようだなアホと助かるんじゃがな。では行くぞ」
金旋「お、おう・・・」

結局、彼らは城を出るまで侵入者に気づくことはなかった。
※武陵城東門に地雷1つあり

≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R】&金旋【5インチFDドライブ】&趙範【対人地雷*4】
※武陵を放棄して南へ逃走


≪暴君御一行/6名≫
 董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾、双眼鏡、ミニはさみ】
&李蒙:鼻血【ゴルフクラブ、ランス】&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器、手斧】
&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】 
※武陵に向かっていますが結構な距離があります

@韓当【スタンガン】
※襲う気満々ですが、ターゲットが逃げた事には気づいてません

@劉封【タバコ10箱】
※引き続き城内で休憩中
「武陵なんぞ放置してまずは襄陽を落とせ、あんな小城放置じゃ放置!」
「イエス、サー!」

≪暴君御一行/6名≫
 董卓【P−90、煉成長剣】&李儒【硫酸破裂弾×5、リモコン爆弾、双眼鏡、ミニはさみ】
&李蒙:鼻血【ゴルフクラブ、ランス】&張済【ギター、レイピア】&李粛【火炎放射器、手斧】
&華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法】 
※武陵から襄陽へ行き先を変更しました
881/2:03/04/14 23:50
徐州の北のとある村──

「ウガーーーー。」
「キャー!!」
逃げる女性と追う豚のようなモンスター。(ちなみにオークだが、三国時代の人間が知るはずも無く。)
やがて女性は袋小路に追い詰められる。
「い、行き止まり? ど、どうすれば?」
迫り来る豚。やがて豚は両手を振り上げ襲い掛かろうとする。
女性は思わず愛する男の名前を叫んだ。豚の両手が振り下ろされたが彼女は無事だった。
目の前には、愛する男がいた。彼女はもう一度、今度は優しく男の名前を呟く。
「袁熙様。」
「甄姚、無事だったかい?」

892/2:03/04/14 23:51
一方──
「ふう。何とか倒した。ハァハァ。民家にたまたま包丁があったからよかったものの。
 しかも包丁もうダメになっちゃったし。やれやれ。ん?」
麹義が振り向くと、袁熙と甄姚は2人の世界に入っていた。

「ええ、あなたがかばってくれたおかげで。」
「君のためならどこへでもかけつけるよ。」
(いや、かばったの俺なんだけど。)
「袁熙様、頬に血が流れています。今、治療します。」
「君を助けられたと思えばこんな傷、痛くもないさ。」
(それは、俺がかばったときに出た血が飛び散っただけだって。
 あんたは別に傷一つ負ってないって。)
「そんなこと言わず。さあ。」
「大丈夫だっていっているのに。しょうがないなあ。アハハ。」
(っていうか、俺結構、傷深いんですけど。お願いだから、俺を治療して。)
「フフフフ。」
「アハハハ。」
((゚∀゚)アヒャヒャ)

≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義[重傷]【地球儀】
孫策は襄陽城の上層部にいて窓から見張っていた。
騙すといっても相手が劉表の部下じゃなかったら意味ないからである。

「ん? あの近づいてくる連中は? 董卓か? 6人いるのか…。
 どうやらこの城に近づいてくるようだが…、いくらなんでも多勢に無勢だな。
 貂蝉にでも変身できれば別だがな…。ここは引くか。」

@孫策【変化の杖、ナイフ、コーラン、5インチFD】
※変身を解き、襄陽城から脱出。南に向います。
赤兎に乗った張コウの斬鉄剣が、速攻で兀突骨の顔を斬りつけた。
完璧な速度、完璧な間合い、完璧な武器に完璧な馬、兀突骨がその斬激をを避けられるはずが無かった。
勝負は一瞬で決まった。

かに思えたが、張コウと赤兎は驚きの眼差しでそれを見た。なんと兀突骨は避けれはしなかったが
斬鉄剣を口で受け止めていたのだ。こんな受け方をしてくる人間を見たことが無い。
そして斬鉄剣を引こうとした張コウを、兀突骨が文字通り人間離れした口だけの力で引っ張る。
このままじゃ振り落とされて危険だ!咄嗟に斬鉄剣から手を離す張コウ。
兀突骨は自分の力で吹っ飛んだ。そしてその兀突骨に赤兎は体当たりをぶちかました。
その衝撃で兀突骨が口でつかんでいた斬鉄剣が宙に舞い上がり、兀突骨は再び吹っ飛んだ。
張コウ咄嗟に赤兎から飛びそれを掴みそのまま、起き上がろうとしてる兀突骨に向かって振り下ろしたが
兀突骨は本能のままに斬鉄剣を掴み、握り締め、そのまま投げ捨てた。
張コウはまた手を離そうとしたが間に合わず吹っ飛ばされる。投げ捨てた拍子に兀突骨は
右手が半分ほど千切れていたが、その自分の血をおいしそうになめ、張コウに襲い掛かった。
斬鉄剣は先ほどの衝撃で落ちてしまい、今は兀突骨に近い方にある。
しょうがないから張コウは素手で兀突骨に向かった。だが張コウとて狂ってはいるが馬鹿ではない。
まともに力比べなどをする訳もなく、上手く兀突骨の力を利用してほうり投げた。
しかし兀突骨は投げつけられもせずに受身を取り、張コウに突撃した。張コウも斬鉄剣を拾いに走ったが
少し遅い。捕まりそうになったその時、赤兎が兀突骨に向かって声にならない声を発した。
その叫び声の方を見ると何と喋る馬がいるではないか、だが兀突骨に馬=喋らない、そんな常識は通用しない。
それはともかく兀突骨に隙が出来た。三度目の正直と言わんばかりに張コウは兀突骨に斬鉄剣で斬りかかったが
もはや張コウの速さには慣れたのか、なんなく避けて張コウの腕を両手で掴み引きちぎろうとしたが
さっきの攻防で右手はもう指が親指しか残っていなかったため、張コウの左腕を握りつぶしただけに終わった。
だがそれすら常人には絶えられる痛みではない。しかし張コウは常人ではない。残っている右、斬鉄剣を持ってる
右で兀突骨の左腕も奪い返した。これで張コウは左腕が動かなくなってしまったが、兀突骨は左腕が無いだけでなく
右手の半分が無い。加えて張コウには赤兎もいる。しかし兀突骨の身体能力のそれはもはや人間ではない。
全くの互角の勝負といってもよいだろう。
そしてそれを遠くから見てた許昌にとってはとんでもない話だ。
どっちが勝っても自分は助からない。この状態は化け物達に囲まれてるも当然だ。
逃げなきゃ・・・逃げなきゃ・・・そう呟きその場から離れようとしたが足をすべらし川に転落してしまった。
そしてそのまま流される。兀突骨に追われるところを逃げ回っていた為に泳ぐ力すらない。
そのまま流され、どこかに消えていく許昌であった。
一方そんな許昌におかまいなく戦況は進んでいく、どっちもまともに戦えない部分が多いため
致命傷を与えられないでいた。赤兎も兀突骨に隙を見ては体当たりや蹴りをかまそうとするが
足を傷つけられると走れなくなってしまう為に下手な真似は出来ない。結局様子を伺うだけになっている。
もはや叫んでも兀突骨は見向きもしない。
兀突骨が噛み付こうとすれば張コウは蹴りを入れて距離をとり、張コウが斬りかかれば
兀突骨は常人ならぬ身軽さで回避し反撃をしようとする。一瞬の差で勝負が決まってしまう。
そんな戦いが50合も続いたのだろうか?兀突骨がやっと崩れ倒れた。
しかし決定打らしき決定打を赤兎は見ていない、おそら左腕が斬られ流れ続けていた血がようやく底を尽きたのだろう。
常人ならほんの数分で死んでしまうというのに、これだけの時間を戦っていたのはやはり人ではない。
そしてそんな兀突骨に続いて張コウも倒れた。だがそんな張コウを心配する素振りも無くたった一言
赤兎馬「楽しそうだったな」
張コウ「ああ、あんなに本気で戦ったのは久しぶりだ。」
そんな強者と戦った後の満足そうな顔を見て、赤兎はなんとなく呂布を思い出しながら満足げにたたずみ。
夕陽がその馬と武将を照らしていた。まるで一枚の絵のように・・・

【兀突骨死亡確認】

≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β] [左腕重傷・その他あっちこっちに軽症]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
※???×3は放置。しばらくの間ここにいる様子です。

@許昌[気絶・漂流]【フロッピー1枚】
※流されてます。
朱桓「くっ!肩をやられた」
周泰「一気に接近して殺るしかないな。」


黄蓋「どうだ?」
朱治「暗くてよく分かりませんが、手応えはあったようです。」
程普「油断はできんな、敵が何処から来るか分からない。」



≪宿将トリオ/3名≫
 黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
          VS
≪渋めの男達/2名≫
 周泰【三節棍】&朱桓[右肩負傷]【電波遮断装置】

※夜の闇の為同士討ちをしている事に気付いていません。
951/2:03/04/15 00:41
「畜生っ・・・馬にでも乗ってやがるのか、奴は・・・」
ぜいぜいと息を切らしながら毒づく典韋。
彼と許[ネ`者]の二人は、降り注ぐ火の粉を払いながら許昌の大路を走り続けていた。
握り締めたレーダーに映る光点は、もの凄い速度でもう一つの光点へと向かっている。
典韋にせよ許[ネ`者]にせよ、その体型から想像されるよりもはるかに俊敏に走ることができたが、それでも謎の殺人鬼との距離は広がる一方だった。
(このままでは、殿のところに辿り着かれちまう・・・くそっ・・・)
焦燥に駆られて何度もレーダーを見直す。――とその時、典韋は我が目を疑った。

「おい、ちょっと待て、虎痴!」
「何だよぉ」
急に立ち止まった典韋の元に、不満そうな顔で許[ネ`者]が駆け寄る。
「早くしねえと、殿がつかまっちまうだよ」
「・・・俺達のほうに向かって来ている」
「あぁ?」
素っ頓狂な声をあげて、許[ネ`者]は典韋の持つレーダーを覗き込んだ。
確かに、先ほどまでは真っ直ぐに曹操らしき光点に向かっていた光が、今は蛇行しながらレーダーの中心――すなわち二人が立つ地点へと接近しつつあった。
「そっちの方が好都合だ」
三日月刀を構え、許[ネ`者]は大地を踏みしめる。人の良さそうな丸い目に、今は物騒な光が宿っていた。
「ここで倒せば済むからなぁ」

互いに背を預け、典韋と許[ネ`者]は仁王立ちのまま敵が現れるのを待った。
周囲では天を突く高楼が轟々と燃え盛っている。
滴り落ちる汗は火災の熱によるものか、或いは緊張がもたらしたものか。
レーダーを見据えたまま流れる時間は果てしなく長く感じられたが、実際にはほんの数分に過ぎなかったのだろう。
画面に瞬く光は、不気味に点滅しながら近付いてくる。
あと50メートル、20メートル、10メートル、そして――
962/3:03/04/15 00:45
「馬鹿な、どこに隠れている!?」
典韋がいくら見渡しても、周囲に敵の姿は無い。
だが、殺人鬼を示す光点は、確かに画面中央――彼らのいるその場所に輝いていた。

風を切る音。
許[ネ`者]の叫び声。
「う、上だーっ!」
振り仰いだ真紅の夜空。
舞い降りる黒い影。

白刃の輝きを目にする前に、典韋の左手は斬り落とされていた。


片手を失いながらも、典韋は怯むことなく殺人鬼に襲い掛かった。
許[ネ`者]も三日月刀を振りかざして加勢する。
だが、どう見ても豪傑二人にかなうはずもない貧弱な体躯にもかかわらず、敵は信じられないほど手強かった。
「この野郎ぉぉぉぉぉっ!!」
武器を投げ捨てた許[ネ`者]は、面倒だといわんばかりに火のついた梁を棍棒代わりに振り回す。
数メートルはあるそれに殴り飛ばされた敵は、燃え盛る建物に頭から突っ込んだ。
「ぎゃあああああああ!!!」
長い髪から服へと引火した殺人鬼は、火達磨のまま走り去る。
追いかけようとした許[ネ`者]を、典韋の声が制した。
「待て、今は殿をお助けするのが先だ!」
戦闘で頭が一杯になっていた許[ネ`者]は、慌てて宮城へと振り返る。
乱世の都として建造された許昌は予想以上に火災にも強いようだったが、それでも崩壊は時間の問題だろう。
左手首を布で縛って止血した典韋と、再び刀を手にした許[ネ`者]は、主を捜し求めて炎の中を走り出した。
南へ進路を取るべく襄陽を出た孫策は歪んだ殺気を感じていた。

孫策「誰かいるな、出て来い!」

だが答えの代りに来たのは矢であった。

蔡中「へっ、てめぇを殺れば俺の株も上がろうてもんだ。」

孫策【変化の杖、ナイフ、コーラン、5インチFD】
蔡仲【ボウガン、???】
戦闘開始!
983/3:03/04/15 00:46
≪曹操親衛警護隊長/2名≫ 
 許[ネ`者]【三日月刀、石弓】&典韋[左手首から先喪失]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
※引き続き許昌で曹操を捜索


@曹叡[右半身重度火傷]【硫酸約250ml、妖刀 村正、サブマシンガン、ライター2本、レーダー(三段階にマップの大きさを変えられます)】
※城壁を乗り越え、許昌から脱出しました。

※許昌は東門を残して火の海。 >>200の時点で完全に消失する模様(>>31より状況変化)
董卓「ここが襄陽か、なかなかの城ではないか」
李儒「伏兵がおるやも知れませぬ、李蒙と李粛を偵察に出しましょう」
〜数分後〜
李粛「手分けして探しましたが人影は見当たりませぬ、李蒙殿がもう少し踏み込んで
  内部深くまで探されておられますが、どうやら誰もおらぬようです」
董卓「よし、我等も突入するぞ」
華雄「でしたら私は誰かが来ないようにここで見張りを勤めます、敵が内部にて
  確認されなければご連絡を」
董卓「うむ、暫くは見張りを任せるぞ」
これが、間違いの始まりだった。
歴戦の将軍が持つ野生の勘……
董卓は鈍り、張済は足りない、華雄だけが感じてた漠然とした不安。
これこそが、彼らの命運を分ける結果となった…
突入した董卓が見たのは、李蒙の…死体!
そして、その近くに佇む二人の男。
一人は20歳前後の見知らぬ若者、一人は見慣れた男。
董卓「帝……これは一体何の真似ですかな?」
劉協「洛陽で決着を付けられぬ時は襄陽で、そう王允や董承と誓った
  朕はせめてこの戦いでお前が残ることだけは漢王朝を率いる者と
  して看過することは出来ぬ、王允も董承も倒れたが、朕が生きておる
  限りお前の優勝だけは止めねばならぬのだ。」
董卓「フン!たかが二人で何を―――しまった!」
何故『李粛だけ』が出てきたのか、董卓にはそれが痛いほどわかった。
既に失われて久しい古の記憶、自分が呂布と王允と、そして李粛に
陥れられた記憶。
李儒「李粛、お前……」
まず倒れたのは李粛の手斧の餌食をなった李儒、次に張済が劉協の火炎放射を受け
恐慌状態となり董卓に盾として使われ倒れる、そして董卓の銃撃で胸を撃ち抜かれた劉焉。
董卓「えええい、華雄は一体何をしておるか!?」
李粛「相国よ、お覚悟を……」
劉協「2対1、朕の火炎放射と李粛の斧を同時に受けることは出来はせぬ、
  仮にも漢王朝をズタズタに引き裂いた男ならば潔く最後を迎えよ」
董卓「フン、あの華雄を見てもそれが言えるのか?」
途端に強気になった董卓が示したのはこちらに走って来る華雄
5分後、血煙立ち込める襄陽から脱出出来たのは劉協、そして李粛を討ち
劉協を追撃するもそれを断念した華雄のわずか二人であった。

董卓(華雄に斬られる)
李儒&李蒙&張済(李粛の反逆)
劉焉(董卓の反撃)
李粛(華雄の餌食)
死亡確認(6人)

≪暴君御一行/6名≫ →ピンユニット化
@華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】
※董卓を見限りゲームにのりました

≪劉家の人々/2名≫ →ピンユニット化
@劉協【花火セット、火炎放射器】
※逃亡中、火炎放射は李粛から受け取りました
合肥城に到着した孫権は目を丸くしていた。
何しろしろが真っ白く雪に覆われていたのである。

孫権「一体何故こんなことに・・・」


夏侯淵「呉の奴らここが雪で覆われていたのを見たらさぞ驚くだろうな」


孫権【ゾリンゲンカード20枚、片刃剣】

夏侯淵【強力人工降雪機&催涙スプレー&乾パン3か月分&非加熱製剤&3人分の服】
ふと気がつけば吹雪は治まっていた。
南のほうから轟音だけが聞こえてくる。今度はあっちが吹雪いてるようだ・・・。ご愁傷様。
私にとっては既に積もってしまった雪のほうが邪魔なのだが、そんな事はどうでも良い。
下[丕β]についた私は早速スタンプを探す事にした。
[業β]では妙な場所にあったから今回も面倒な事になるかと思ったが今回は楽に見つかった。
しかし城の隅っこというのもまた・・・。
よほどこの企画を立てた奴は性根が曲がっていると見られる。だが私はそんな奴に負けたりはしない。
スタンプのキャラは「ぎゃらどす」と言うらしいが、こいつは全然かわいくない。ハズレだ。
次こそはかわいいのだといいのだが。

さて、次は許昌だ。気分を一新して西のほうを向く。
燃えてる。
絶対燃えてる。
間違いなく燃えてる。
私はあそこに行かなきゃならんのか・・・。

もしかしてこれは新手の地獄巡りか?
さすがに少し嫌になってきたぞ・・・

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ5)】
※徐州の吹雪は停止。(夏侯淵がいなくなったので)
うううむ、華雄めぇ、このわしをあっさり裏切りおってぇ・・・
>>101から董卓は奇跡的に生きていた。もちろん本部でも【死亡確認】はされていない。
どうやら無駄についていた贅肉が守ったようだ。腹がずきずきと痛むが裏切りに対する
怒りはこの程度ではない。そして懐をまさぐったがP-90が無い事に気がつく。
「おのれ華雄!裏切っただけでなく武器まで奪うのかぁ!!!」
そして辺りを見回してみた董卓だが、良く見るとさっきの奴ら全員が瀕死になりつつも生きてるではないか
みんな助けてくれ・・・死にたくないとこっちを見ている。初めから死を覚悟していた劉焉を除いて
だが董卓がもはや盾にも使えない奴らを助けるはずもなく、一人一人殺していった。
しだいに願いから怯えに目が変わる元董卓配下の武将達、そして怯えた目は死人の目に変わった。
そして劉焉の番が来た。しかし劉焉は死への恐怖など無く、董卓が近くに来るとニヤリとして
起き上がり斬りかかった!どうやら劉焉は胸に銃弾を受けたとはいえ急所は外れたために
少し止血すれば簡単に直ったのだが状況が変わった事を見て悟り、死んだフリをしていたようだ。
そして董卓が死に華雄が消えたのを見て、焼け死んだと思われる張済が倒れてる場所にあった
レイピアを拾ったところで董卓がまだ生きている事に気がつき、すぐさま死んだ振りをして隙を伺っていたのだ。
しかし咄嗟の事とはいえ董卓は、なんなく対処しその怪力で劉焉の腕をへし折り組み伏せた。
だが劉焉はいまだ董卓に憎悪の目を向け続ける。そしてその目が劉焉の最後の目となった。
そして董卓は裏切り者を殺しに城を後にした。


【李儒&李蒙&張済&劉焉&李粛死亡確認】

@董卓[軽傷]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×5】
※その他は放置。華雄を殺しに逝きます。
※ 一旦【死亡確認】表示のなされた死者の復活は認めません。
ボウガンで遠くから遠慮なく撃ってくる蔡仲と、
武器といえばナイフと、鈍器として使おうと思えば使えなくもないコーランだけの孫策の戦いは、
孫策が近づけずにいた。
『チッ、こいつはちっと厄介だな。といっても逃げるのも癪だし。まあ、チャンスを待つか。』

すると、孫策の後ろの襄陽城から、銃声と人の叫び声が聞こえてきた。
蔡仲はそれに驚き城の方に一瞬、視線を移す。
すぐさま孫策の方に視線を戻したが、既に孫策はいなかった。
「くそっ、どこへ行きやがった!!」
「ここだ!」
後ろから声が聞こえたのと、蔡仲が喉をナイフで切り裂かれるのはほぼ同時のことだった。

【蔡仲 死亡確認】

@孫策【変化の杖、ナイフ、コーラン、5インチFD、ボウガン、???】
※合流まであと3人
107強者と狂者1/4:03/04/15 13:19
「ちぃぃぃぃぎぃぃしょぉぉぉぉぉ〜〜〜!!!」
許昌から脱出した曹叡は悲鳴とも叫びとも取れる声をあげた。
「奴ら・・・絶対にゆるさねェ!この城から出れると思うな!」
腕・腹に矢を受け、そのうえ先程の攻撃、重度の火傷・・・・・
至る所に傷を受けながら、自らの身体を顧みず、なおも殺戮を繰り返すことだけは忘れない。
もはや曹叡にとって、人の死のみが、自分を癒すものとなっていた。
「東門に火を放てば、奴らは丸焦げだ!俺を怒らせた罰だ。
武帝もろとも焼き殺してくれるわ!」
飛び越えた城壁に沿うように、東門に駆ける曹叡。あっと言う間に、東門にたどり着いた。


東門で退路確保の為、身を潜め辺りを警戒していた荀[或〃]。
(お二人が突入して4,5分。そろそろか・・・味方であれば良いのだが・・・)
僅かな望みを持ちつつ、身を引き締め、城外への警戒を強めた時だった。
曹叡の影を視野にとらえたのは。
(な、なんだ奴は!全身血だらけではないか・・・半身はひどい火傷だ
 あれで生きているのか?)
その死神のような姿に、恐怖する荀[或〃]。
(皆がココにから脱出するまで、あんな奴を相手にすることができるか?)
(もし仮に、奴が城内に入っていっても、誰とも出会わない可能性もある・・
 いや・・出会ったとしても、あのお二人・殿たちであれば何とかなるかも。
 それに、運良く殺戮者と出会えば共倒れの可能性だって・・・)
そんな甘い考えをめぐらしていた、荀[或〃]であったが次の瞬間、
曹叡の前に姿をあらわし、戦わざる得なくなってしまった。
曹叡が新に東門に火を放とうとしたからである。
「くそ!なんてこった!」
荀[或〃]は即座に引き金を引いた。
108強者と狂者2/4:03/04/15 13:19
「この辺で良いだろう!はっはっはっは!死ねカスどもが!」
曹叡はライターを使い、燃えやすそうな草木に火を放とうとした時、
突如、背後から荀[或〃]が放った銃声が響いた。
銃弾は曹叡の横、数m先の民家にめり込んだ。
「動くな!何をしているんだお前は!」
声を震わせながら、荀[或〃]は、またも引き金を引くが、恐怖で狙いが定まらない。
ゆっくりと振り返る曹叡。真っ青な顔で銃口を向けている荀[或〃]を、
視野に捕らえた。
「そう震えるな。そこの3匹と同様、一撃で殺してやるから・・・」
先程まで怒り狂ってたとは思えないほど、やさしく甘い口調で語り掛け、
ゆっくりと近づく曹叡。
「お、お前が殺人鬼か!城内にいたのではなかったのか?
 ひいっ!く、くるなぁぁ〜!」
気が気ではない荀[或〃]。
パーン!パーン!パーン・・・・
曹叡めがけ銃を連射する。しかし、震えた手では、狙いを定めることはできず、
ことごとくあらぬ方向へ飛んでいく。そして
カチッ・・・カチッ・・・
ついに弾切れをおこす。
「うわーーー」
すでに、数歩の距離まで迫ってきている曹叡に向け、銃を投げつけ、
もう一丁を取り出そうとするが、つかむことができない。その荀[或〃]の頭上に、
怪しい光りを放つ刀が振り上げられた。
109強者と狂者3/4:03/04/15 13:20
荀[或〃]の頭を曹叡の刀が捕らえる瞬間だった。横から、もう一つ、怪しい光りが、
すっーと現れたのは。
「間一髪ってとこか。。荀[或〃]殿!」
聞き覚えのある声・・・頼もしい声・・・・
荀[或〃]は、そっと目を横にやると、そこには隻眼の将軍が立っていた。
「か、夏侯惇殿ぉぉぉ〜!」
泣きそうな声をあげる荀[或〃]。
「こいつは、俺にまかせろ!荀[或〃]殿は、安全なところで見物でもしてな。」
僅かに口元を揺るまし、荀[或〃]に言うと、曹叡を蹴り飛ばす夏侯惇。曹叡と距離を取ると、
「文官相手じゃお前もつまらんだろう・・・来な!俺が相手になってやる。」
と声をあげた。
「・・・・コロス、コロス、殺す!」
狂気の目で奇声を発する曹叡。
(けっ!見た目も中身も狂ってやがる・・この刀を持ってるのはヤバイな・・)
夏侯惇が、そう思った瞬間。曹叡は、すさまじいスピードで間合いをつめ、
襲いかかった。異様な力で押しこまれる夏侯惇。
「ぐっ!なんて力だ。バケモノが!」
押しこまれながらも紙一重で、刃を刀で受け止め、辛うじてさばききる。
「なかなかやるな。じゃあこんなのはどうだ?」
曹叡は、そう言うと子瓶を振り、液体を飛ばした。ふいに、ばら撒かれた液体。とっさに、
身をかわした夏侯惇だったが予想以上の液体の広がりに、刀身に、もろにかかってしまった。
シュー・・・・  音と共に、僅かな煙が刀からあがる。
「あぶねえ!浴びちまったらヤバそうだな。刀は・・・まずそうだな。」
強度がおち、刃がもろくなっているのが目に見えてわかった。
「これじゃ役に立たんな!」
そういうと、曹叡めがけて刀を投げつけた。曹叡が、村正でそれをはじくと、
刀は真っ二つに折れた。
110強者と狂者4/4:03/04/15 13:23
刀を失った夏侯惇は、すかさず弓を取りだし、矢を放つ。放ちながら後退し、東門城外付近
の茂み林まで駆けた。10本しかない矢は、すぐに切れてしまった。
矢をことごとく、いなしながら
「なんだ?もうおしまいか?矢も刀も尽き、挙句の果ては、かくれんぼか?情け無いやつめ!」
ややあきれながら、曹叡は茂み林に逃げ込んだ夏侯惇を追った。
「おい!出て来い、おとなしく観念してヤラれちまいな!」
叫ぶ曹叡。しかし、反応はない。が、薄暗い木々の影に、うっすらと手が動いてるのが、
曹叡の目に止まった。
「はははは!カスは隠れるのも下手と言うわけか!」
ぱらぱらぱら・・・
マシンガンを乱射する曹叡。その弾は木もろとも身体を、確実に貫き、血しぶきを上がらせた。
体中、穴だらけになる夏侯惇。それでも曹叡は撃つのを辞めない。やがて弾が切れると、
夏侯惇は、いとが切れたマリオネットのように地面にくずれた。
死体に歩み寄り、最後のおまけだ!と言わんばかりに蹴りをいれ
「まぬけめ。」
とつばを吐きかけた。もはや人の形さえしていない、肉の塊を満足そうに見おろす。
「ひっひっひ!さあ次だ。」
そう言い城に戻ろうと振りかえったときだった。突然、目の前に人影が現れた。
「気が済んだか?能無し野郎。」
片目の男が立ちはだかっていた。
「ば、ばかな、お前はいま・・・・・・」
混乱する曹叡が、全て言い終わる前に夏侯惇のマグナムが火を吹いた。
弾は曹叡の腹に大きな穴をあけ吹き飛ばした。
さすがに、これは致命傷となっり、もはや歩くこともできなくなった。
「しかし、こんなに単純にひっかかるとは・・・・まあ考えなしのトチ狂った奴など
 そんなものか・・・」
曹叡が、夏侯惇だと思い攻撃したのは、先刻自ら殺害した呂伯奢の死体であった。
夏侯惇が仕掛けた簡単な罠であったが、狂気にとらわれた曹叡は見ぬくことができなかった。
111強者と狂者*:03/04/15 13:24
【曹叡死亡】
@夏侯惇【弓、44マグナム、レーダー(三段階にマップの大きさを変えられます)】
※妖刀 村正は曹叡の腕に固く握られている為放置。サブマシンガン(弾切れ)、ライター2本放置。
 諸刃の刀は使用不能。
@荀[或〃]【コルトポケット】
※東門そばに隠れてます。
今の音は?民家に潜んでいた医者と患者の二人だが突如なった音に反応する
華ダ「銅鑼の音のようじゃが・・・」
華ダはそういうと薬草と手術器具などをまとめはじめた。
劉循「華ダ殿、一体何をなさるおつもりですか?」
華ダ「こんなとこまで聞こえるような音を出してれば、その気になってる者もくるじゃろう
   そうすれば怪我人が出る。医者として放っては置けんよ。」
劉循「それでは私もお供します。」
華ダ「駄目じゃ。」
それだけ言うと華ダは薬草のようなものに火をつけ、机の上においた。
その薬草から煙が出てきて、眠りにつく劉循。その後華ダは民家を出て行き成都に向かった。
怪我人を一人でも助ける為に。

≪医者と患者/2名≫ →解散

@劉循(睡眠)【なし】
@華ダ【手術器具、薬草】
※劉循は寝てます。華ダは成都へ向かいました。怪我人がいたら助けます。
一人の男が倒れている。
そのそばで女が泣きながら叫んでいる。
――あと三人か…。
女がゆっくりと倒れていった。
「これでもう、時間切れは心配ないぞ。」
優しく微笑むとその男、孫堅は何事もなかったように目的地に向かって歩き出した。

【呂蒙 孫魯班 死亡確認】

@孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、戟】
※とりあえず建業へ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  俺は死んだ。死んだ、はずだった。
  だが、現に生きている。
  まだ生きろ、と。
  そして全てを壊せ、ということなのか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

夏侯惇の単純なトリックに引っ掛かった曹叡は腹を撃たれ、倒れた。
しかし、曹叡はまだ死んではいなかった。
心なしか体が軽い。これも妖刀の魔力であろうか。

「この痛み、忘れはしない・・・。待ってろよ、夏侯惇・・・」

曹叡はゆっくりと立ち上がると、あてもなく彷徨い始めた。
次なる獲物、そして復讐を求め。

@曹叡[右半身火傷・腹部被弾]【妖刀 村正】
主催者より報告

死亡確認では無効扱いにされます
【死亡確認】と入れてください
また、【死亡確認】以外の死は全て無効扱いに
されますのでご注意を。

…ざざん    …ざざん    …ざざん

波の音が聞こえる。孫峻は浜辺にうちあげられていた…
少なくとも死んではいない。カモメが孫峻の頬をつつく。
孫峻は気を失ったままだ…

孫峻[気絶]【なし】
※徐州海岸に流れつきました。
あまり触れられない話題だが孫権は父・孫堅や兄・孫策よりも大器なのかもしれない。
夜が来たので孫権は道のど真ん中で大の字になって爆睡していた。「ぐが〜ぐが〜」
大いびきで眠っている孫権を3人の少年たちは発見した。
「おい、このおっさん誰か知ってるか?」羊[示古]は杜預に聞いた。
杜預は首を横に振った。「知らん、知らん、こんなおっさん知らん」
「こ、こ、こ、この…」「なんだ[登β]艾、分かるのか?」杜預と羊[示古]は
[登β]艾の方を見た。「そ、そ、そん、そんちゅうぼ〜」杜預はやや驚いた顔をして呟いた。
「こんな無用心なおっさんが呉の皇帝かよ…」
「とりあえず、おまえら、このおっさんをあっちの安全な草むらに運ぶぞ」
羊[示古]は杜預と[登β]艾に指示を出し、大いびきをかく孫権を道の真ん中から
取りあえずは安全そうな草むらへと運んだ。

≪仲謀と厨房/4人≫
 孫権[爆睡中]【ゾリンゲンカード19枚、片刃剣】&杜預[14歳]【カシナートの剣】
 &[登β]艾[14歳]【コルトガバメント】&羊[示古][14歳]【ダイナマイト3発】
1181/4:03/04/15 23:20
 蒋幹は身動ぎもせず、ただただ息を潜めているしか出来なかった。
 目前で繰り広げられた惨劇は、文人の蒋幹ならずとも息を呑むような凄惨さであった。
 瞬く間に業火に包まれ果てる者。突如四肢が破裂し息絶える者。為す術もなく身体に風穴を開けられ
斃れる者。
 それはおよそ理解不能な戦闘だった。否、正確には殺戮か。
 兎に角、蒋幹はその一部始終を否応なく見せつけられた。

 蒋幹が禁止エリアである司州を抜けたのは、日がまさに、今は遠くなった崇山に飲み込まれようとする
寸前だった。
 過敏なまでに周囲を警戒しながらここまで進んできた彼にとって、背後から次第に近付く地を蹴る
ような音は、彼をして姿を隠さしめるに十分なものと言えた。
 その音の正体は、董卓率いる「暴君御一行」であった。同じく彼らも禁止エリア発動の放送を聞き、
急遽南下してきたのだ。
 蛙のように地べたに這いつくばり懸命に息を押し殺すことで、蒋幹はこの危険を紙一重のタイミングで
回避した。
 
 そして現在に至る。
1192/4:03/04/15 23:21
 日は疾うに沈み、月がそれに交代しても尚、蒋幹はそこを動けずにいた。
 そうしたまま数刻が過ぎ、周囲に静寂が訪れた頃になって、漸く蒋幹は断続的に続く何かの物音に
気が付いた。
 それは紛れもなく人の呻き声であった。
 ―― まだ誰か息のある者がいる!
 彼は反射的に飛び出していた。その声の主が、自分の命を狙うかもしれないことなど一切気に掛けず。
慎重と言うより臆病な彼らしからぬ行動であった。

「大じょ―― !」
 
 言いかけて、止めた。
 呻いていた男は四肢を潰され青息吐息の状態だった。大丈夫なはずがなかった。

「……を」

 蒋幹に気付いた男が何か言おうとしていた。かすれるような声で、よく聞き取れない。
 闇が男の顔を覆い隠し、依然として身元は割れない。しかしどこか聞き覚えのある声のように思えた。

「無理をせず黙っておられよ! まだ助かる。だから―― 」

 言いながら虚しさを感じる。どう見ても長くはないのだ。
1203/4:03/04/15 23:22
「……気休めはよしてくれ。長くないのは自分が一番わかっておる……」

 目を覆いたくなるような深手にも拘わらず、今度ははっきりとした調子で言う。それはまるで、残った
魂魄の全てを言葉に換えて搾り出すようであった。

「……ただ」

 もう蒋幹には何も言えなかった。
 最期を覚悟した男の辞世の言葉である。それを遮るのは非礼に当たる。

「心残りなのは正平に会えなかったことじゃ……。許せ。儂は先に逝く……」

 男は、朦朧とする意識を辛うじて精神だけで繋ぎ止めているように見えた。
 
「中天輝月美、地上醜争続、吾呑九泉下、友交杯不欲、唯捧一輪花」
(中天に輝く月は美しいのに、地上では醜い争いが続く。私は九泉の下で酒を呑むことになるが
 友よ、君と杯を交わしたいとは思わない。唯だ花を一輪捧げてくれ)

 不意にはっきりとした語調で、一句 詩を詠むと、男は二度と言葉を発することはなかった。
 文字通り辞世の句を詠み、事切れたのである。
 男の死を看取った蒋幹は、何故か涙を流していた。
 名も知らぬ一参加者の死。この世界ではありふれた光景に違いない。
 それなのに、ひどく心を揺さぶるこの感覚は何なのだろうか?
1214/4:03/04/15 23:23
 ―― 生き延びる。

 半ば死人であった蒋幹は、初めてそれを強く意識した。
 「正平」が誰のことを指しているのかは分からない。
 しかし、この辞世の句を伝えずにはいられなかった。
 それは下らない感傷に過ぎないのかも知れない。それでも、蒋幹は心に従うことを決めた。

【孔融 死亡確認】
 @蒋幹【呼び笛】
 ※「正平」を探し、孔融の辞世の句を伝えるつもりです。
 
夏侯淵「まさかこんな大物が掛かるとはな。」

雪に驚きもせずに寝ていた孫権にはちょっと残念な気持ちだったが、
大将首を見つけた事に大喜びであった。
何やら子供が回りにいるが恐れる程のことはあるまい。

子供達はいきなりのガスに蒸せ、涙を流していた。
羊[示古]「ゲホッ!ゲホッ!これは?!」
[登β]艾「な・な・な・なんだ?ゴホッ!」
杜預「目が見えない・・・うわっ!・・・あっ・・・。」

目も見えず蒸せていた杜預の剣をあっさり奪うと、
夏侯淵は次々と躊躇いもなく子供達を始末していった。
そして最後にこの後に及んでまだ高イビキの孫権の首を刎ねた。

夏侯淵「少々物足りなかったが、まぁこんなもんなのかもしれんな。」

最後まで高イビキで寝ていた孫権はやはり大物だったのかもしれない。

夏侯淵【強力人工降雪機、催涙スプレー、乾パン3か月分、非加熱製剤、3人分の服、ゾリンゲンカード19枚、
片刃剣、カシナートの剣、コルトガバメント、ダイナマイト3発】
※合肥城に駐屯、近付く獲物を狩ります。
 周辺には降雪機により雪が積もっています。

孫権【死亡確認】、杜預[14歳]【死亡確認】
[登β]艾[14歳]【死亡確認】羊[示古][14歳]【死亡確認】
「おい見ろよありゃ董卓じゃねぇのか?」

李楽の言葉に最初はすぐ逃げ支度を始めようとした韓暹達であったが、
負傷しているようだと言う言葉に気を変えた。
今ならあの化け物を殺れる!相談一決一気に襲いかかって行く4人。
ただ問題は、自分達が負傷している董卓以下であるとの認識がない事であった。


 
許しを請う祖郎の頭を鉄球で叩き割った後、
汚れた体をティッシュで拭きながら董卓は不機嫌そうだった。
「全く手駒げ減ったせいで面倒が増えたわい。」
丸めたティッシュを4体の死体に放り捨て、今後の事を考える董卓であった。

董卓[軽傷]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×5、鞭、ティッシュ2箱】

韓暹【死亡確認】李楽【死亡確認】于毒【死亡確認】祖郎【死亡確認】
※斬馬刀、鉄球は放置
あれから何日がたったのだろうか?
もう大分参加者が減っているのに何故か私は生きている

そのへんをうろうろして本の内容が増えたらその辺の民家で読む
という行為を繰り返してやりたいのに、あれから話が一つもふえない少し腹が立つ

おやっあれは何だろうか?
彼の目に映ったのは流されている許昌の姿だった
まぁ良い暇だから助けてやるか

そして本の中身が一つ増えた事を彼は少し後知る

@王方【謎の本】
@許昌[気絶]【フロッピー1枚】
※助けられました、民家で休憩中
徐州にやって来た陳到は信じられない光景を見た。
この殺し合いの最中呑気に温泉に入っている男がいたのだ。
しかもかなり気持ち良さそうだ。


−−−−−−−何かの罠なのか?


陳到【項籍戟】

諸葛瑾[全裸]【なし】
「あいかわらず漫才師さん達が来てくれないな。」
ぼやく波才、何回も放送聞いていると毎回がどきどきものである、
「漫才師さん達はいきているのか?」という事で。
「そうだな波才よ、だが大丈夫だ!私たちは生きている、生きてるってすばらしい、
このゲームはそれを悟らせてくれた。」
なんか話がずれてきている孫仲、まぁ元々よくわからなかった気がするのだが
「どういうことだ?」
「つまりあれだ「罪なき人間」など存在しないのだ!だから死ぬんだ。わかるか?」
「いや・・・わからんが・・・」
「誰かが言ってただろう「悪人死すべし」って!つまりその言葉の意味は・・・
人間は悪人だから死ぬんだ!!」

なんか理にかなってる・・・・・・・かも?
まぁいいや。

≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
「やあ、君は李通君ではないか」陳宮は李通の前に不意に現れた。
李通はこのにこやかに現れた陳宮を哀れに思ったがそれでもあっさり殺す気でいた。
「ええと、あなたは・・・」李通は間合いを詰め戟で一気に、と思った瞬間
賈[言羽]に背後を取られていた。「悪いな背後から、しかも銃で・・・」
銃声―――。「この武器は重すぎて我々には使えませんね」李通は銃に撃たれて死んだ。

@李通【死亡確認】
※戟は放置

≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
楊修はずっと何かが気になっていたようだ。そして口を開いた。
「あのさあ、さっきさあ、おまえ、『このゲームに勝ち残るにはわずか3人だけを殺せばよく、
 そしてその栄誉ある一人目は曹孟徳である』とか威勢よく言ってなかったか?
 なんで李通を殺す必要があったんだ?もしかしてこのゲームにのりのりか?」
賈[言羽]は比較的痛いところを突かれた。賈[言羽]にしてみれば来るべき強敵たちに備えての
軽いぱーちぃぷれいの練習のつもりだったが、楊修はどうやら細かいところが気になる性格のようだ。
「いやまあ錬兵は必要なんじゃよ、いきなり実戦ではおまえもきつかろう・・」
「いや、でもさあ、俺はさっき、ずっと見ていただけなんだよねぇ」
「見るのも修行のうちじゃよ・・・」賈[言羽]はなんだか分からないが額に汗していた。

≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
129113の少し前:03/04/16 01:52
孫堅と呂蒙の一騎討ちが始まりかなりの時間がたっていたが、依然、勝負は続いていた。

―こいつなかなか強いな…。だが…そろそろ終わりにしようか。

孫堅が突然、体制を崩し回り込もうとした。
「好機!」
呂蒙は攻撃を仕掛けようとしたがその瞬間、首と腕に鋭い痛みが走る。
「何…!?」
呂蒙の体に手裏剣が刺さっている。
孫魯班が援護しようとして手裏剣を投げようとした事を孫堅は見逃さなかった。
「残念だったな。」
次の瞬間、呂蒙の意識は飛んでいた。
孫魯班は信じられないといった面持ちで呂蒙に駆け寄っていった。
1301/2:03/04/16 02:01

 于禁は極度の疲労に襲われていた。
 ゲーム開始から既に三日目の夜を迎えようとしているが、度々襲う幻聴に悩まされ、まともに睡眠を
とったことがなかったからだ。
 いかに頑強で鳴らした于禁と謂えども、身体が発する生理的欲求には逆らい難い。
 更に追い討ちを掛けるように再発した幻聴は、于禁の肉体だけに留まらず精神すら蝕んでいく。
「く……薬を……」
 麻薬中毒患者よろしく、苦痛からの解放のみを求めて血眼で生贄を捜すも、そう都合よく自殺志願者が
現れるはずもなく、于禁の焦燥と憤激は極限に達しようとしていた。

 一方、大喬の入浴シーンを覗き見た孫翊はホクホク顔で北上を続けていた。
 目の保養の効用か妙に足は軽く、江夏まで一息に踏破したまではよかったが、そこで彼は最悪のモノを
目撃することになる。
 それは全裸で転がる、むさくるしい男二人の姿だった。
 その瞬間、目に焼き付けておいた大喬のあられもない姿は雲散霧消し、新たに見たくもない男のあられ
もない姿が焼き付けられる。正直、彼は殺意を覚えた。
1312/2:03/04/16 02:02
 しかし、それが見慣れた呉将であることを確認すると、感情に任せて手に掛けることは憚られた。やり
場のない怒りを押し殺しながら、彼は極めて事務的に事に対処した。
「もしもし? こんなところで裸で寝てたら風邪ひくよ?」
 孫翊の呼び掛けに漸く意識を回復した厳oと陸績は、自分たちの姿を確認して軽く頬を赤らめた。それ
がまた孫翊の神経を逆撫でしたが、なんとか気力で殺意を封じ込めた。
「付けとけ」
 その辺に落ちていた木の葉を二枚投げてよこす孫翊。もうこの頃には、彼の態度もかなりぞんざいな
ものになっていた。何故か不機嫌な主君の弟の顔色を窺いながら、二人はおずおずとそれを装着する。
 その時であった。近辺に迫る巨大な悪意の存在に孫翊が気付いたのは。
「……丁度いい。怒りの鉾先になってもらおうじゃねえか」
 眉尖鋼刀を握る手に血管を浮き立たせて孫翊が立ち上がった。その躰からは全開に解放された殺気が
蒸気のように立ち昇っていた。


  @于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
      VS
  @孫翊【眉尖鋼刀】
  ※お互いに殺る気マンマンです。

  ≪道筋がない奴等/2名≫
  厳o【木の葉】&陸績【木の葉】
  ※意識を回復しました。木の葉装着中。
ここは長安付近の雀荘「蒼天」
途中でぬけた劉封の代わりに陳登をいれて戦いは続行中であった。
その時突然、窓から張燕が飛び込んできた。
窓に背を向けている鍾ヨウに切りかかる張燕。
その時、乾いた銃声が2つ。
公孫淵「続けよう」
何事もなかったかのように銃をしまう公孫淵と陳登。
漢達の熱き戦いは続く

@張燕【死亡確認】七支尖剣は放置

《蒼天/4名》
@鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸49発】&孫桓【ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
133訂正:03/04/16 02:47
《蒼天/4名》
@鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発】&孫桓【ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
雪がやんだので再び温泉に来た参加者から荷物を奪う作戦を実行するため全裸で茂みに隠れる諸葛瑾。
それをあっけにとられながら見つめる沮授と沮鵠。
ふと視線をそらすと同じように呆然としている陳到がいた。

@陳到【項籍戟】沮授達に気づいていません
@諸葛瑾[全裸]【なし】3人の男に裸を見られていることに気づいていません
≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
関沢と迷当大王は魚をおいしく食べ、満腹になったところで本能のまま川の近くですやすやと眠っていた。
孫峻は気絶から目覚め、助けてくれた人物であろう二人にお礼を言おうと近づいたが
二人とも寝ているではないか、これは起こしては逆に礼に反すると思い起きるまで待ってたのだが
なんとなく眠くなってきて、寝てたら、寝相が悪く自分で川に落ちてしまった。
だが孫峻はそんなことに気がつかず、ふわふわ陽気ないい気分で寝てた。
まあこれからしばらくして起きたら、また流されてるショックで気絶するのだが・・・
>>116へ続く
みんなその存在を覚えているだろうか?競争してる袁術と張昭そしてその愉快な仲間達を
彼らは今どうしてるかというと、

まだ走ってた。

しかしゴールまであと少し、袁術と張昭の速さはほぼ互角。だが他の家臣は追いかけるのに必死だ。
そしてみんな「我が殿にあれだけの底力があったとは・・・」と内心で袁術を見直していた。
だが勝負はもうすぐ終わる。ここで張昭が一歩分差をつけた。勝負は決まったか!
と思いきや袁術が張昭の服を引っ張って妨害し始めた。
張昭「何をするこの卑怯者!」
袁術「うるさい!服を引っ張っちゃいけないなんてルールは決めとらん!!」
張昭「何を小童が!」
袁術を殴り飛ばす張昭、倒れるがすぐ起き上がり殴り返す袁術。
その光景はまさしく子供同士の喧嘩を見ているようだ。それを見ていた皆は思わずため息をついた。
それから数十分後二人とも倒れたかと思うと、異様にさわやかな空気でお互いを讃えあったいた。
袁術「やるな老いぼれ」
張昭「なんの、おぬしもへタレと思いきや中々やるではないか」
二人「わはははははははははは」
結局厄介者が一人増えただけだった。

≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【なし】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
 &紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲】
※会稽につきました。
朱霊「雪の質が悪くなってきたな」
李典「なぜだかわからんが南の方が雪の質がいいな」
パウダースノーを求めて徐州から南下を始めました

≪ウインタースポーツ/2名≫
 李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
1381/2:03/04/16 16:29
荀[或〃]は、民家の影から夏侯惇が、曹叡を撃ちぬくのを見ていた。
銃をしまいこみ、こちらへ向かってきた。姿をあらわす荀[或〃]。
まだ多少の震えはあるが、助かった安堵感が体を包んだ。と、同時に
自らの不甲斐なさを呪った。
「夏侯惇殿・・・・面目ない。命を救っていただいたのに、
 援護をすることもできず、ただ身を潜め見守ることしかできないとは・・・、
 くっ・・・情け無い!」
頭を深々と下げ猛省する荀[或〃]。
「まあ、そう卑屈になるな、荀[或〃]殿。文官には文官、武官には武官。
 それぞれ役割があるというもの。
 それよりも、荀[或〃]殿がココにいたということは・・・」
「!!!そうだ!夏侯惇殿、殿が・・殿と思われる人がまだ、この火の海の中に!
 今、虎痴殿と典韋殿が中に入り、救出に向かっているところです!
 典韋殿の持っていた光りで人物を示すレーダーによると、殿たちと思われる3人組みが中に!」
「3人組み・・・くそ!間違いない。孟徳と文遠、関羽だな。
 虎痴と典韋が突入してどれくらい経つ?」
「夏侯惇殿が姿をあらわす5分程前に・・・」
「ココに着いてから5分か・・・すると、もう結構な時間が過ぎてるな。
 なにをやってるんだ、あいつらは!」
苛立つ夏侯惇。
「ちっ!無謀だが俺も中に入る!もしも、奴らが先に出てきたら、俺のことはかまわず
 すぐさまココを離れろ!さっきみたいな奴が、いつまた現れるかわからん!」
そう言うと、城内に侵入を試みようとした。
「お待ちください!夏侯惇殿、それはもしかして!」
荀[或〃]は夏侯惇の左手に握られているモノ指差して叫んだ。
「それは典韋殿が持っていた、人物を示すレーダー!!それを見れば皆の位置がわかります!」
あわてて夏侯惇に近づきレーダーのボタンを押した。すると光が画面に
ぱっと表示された。
1392/2:03/04/16 16:31
画面を覗き込む二人。そこには中心に二人を示す二つの光りと、
大きな光りの塊が映し出された。
「こ、これは!虎痴殿と典韋殿、殿たちと接触しているようですね!しかも・・・」
よろこびの声を上げる荀[或〃]。
「すぐそこまで来ている!」
そう言って顔を上げる二人。すると、炎の中からうっすらと人影が現れてきた。
やがて、くっきりと5人の顔が確認できるようになった。
「皆・・皆無事でしたかぁぁぁ〜〜!殿ぉぉ〜〜〜!!!」
荀[或〃]が言う。すると、
「まあ何とかな・・・すこし、しくじっちまったがな。はっはっはっ・・・?
 か、夏侯惇!」
なくなった左腕をあげ、身体中に火傷をおっていた典韋は、夏侯惇の姿を見つけると、
一瞬驚きの表情を浮かべた。
「ふっ・・どうやらもとのに典韋に戻ったようだな。武人の顔になってやがる。」
曹操に目を移す。すると曹操は、
「話しはいろいろあるだろうが、ここに留まるのは得策ではない。
 すぐ移動するぞ。」
そう言うと夏侯惇のレーダーを頼りに、とりあえず人気のない場所へ移動した。

≪曹操親衛警護隊長/2名≫  
許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】&典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】

≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽[火傷軽傷]【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼[火傷軽傷]【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】

@夏侯惇【弓、44マグナム、レーダー(三段階にマップの大きさを変えられます)】

@荀[或〃]【コルトポケット】
※レーダーを広範囲にして、人気をさけ許昌をはなれます。話し合いをするようです。
140首都高ばとる?:03/04/16 17:30
黄権「ん?あれは馬車?」

越吉元帥「何だあれは馬車なのか?畜生あんな変な物に負けるもんか!」

黄権「もしかして私煽られている?そっちがその気なら!」

レーススタート!

越吉元帥【騎馬戦車】
黄権【マウンテンバイク】 
向寵「叔父上何か聞こえませんか?」
向朗「ん?そう言えば何か騎馬の音と何やら大きな音が…。」

越吉元帥「どけ!どけ!どけぇ!!!」
黄権「危ないですよ!」

向寵、向朗「Σ( ̄□ ̄;)」

哀れ向寵は騎馬戦車に、向朗はマウンテンバイクに撥ねられた。
そんな二人には全く構わず越吉元帥と黄権は走り去って行くのであった。


≪蜀命/2名≫    
 向朗[失神]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[失神]【蛇腹剣】

越吉元帥【騎馬戦車】
黄権【マウンテンバイク】 
※レース中

越吉元帥「うぉぉぉぉぉー。」
黄権「そらそらそらっ。」

越吉元帥【騎馬戦車】
黄権【マウンテンバイク】 
※いつのまにやら荊州に。


文聘は許昌の東門の前に立っていた。
どうやらここしか入る門はないらしい。門から中を伺う。
火、火、火、ひぃー。
なんて駄洒落を言っている場合じゃない。
今までの法則から城の中心ということはないだろう。
文聘は軽く準備運動をすると、ダッシュで城の中に入った。

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ5)】
移動していた曹操一行であったがレーダーに突如反応がした。
反応は一つだがすごい速さでこちらに突撃してくる。そしてそれは叫び声をあげながら近づいてきた。
何を言ってるのさっぱり分からなかったが、わずかに聞こえた言葉がある。奴は自分の名前を呼んでいた。
そしてあの声、他の仲間も身構えてる。夏侯惇は突如荀[或〃]にレーダーを投げ渡し
夏侯惇「奴は俺を狙っている。先に行け、あいつと大人数で戦うのは逆に危険だ。それにあの火に
     他の参加者が寄せ付けられんとも限らん。」
それを言うと夏侯惇はさっさと走っていってしまった。それを見て曹操が張遼に言った。
曹操「張遼、惇の準備運動に付き合ってやれ」
張遼は承知し、夏侯惇の元へと走っていった。張遼が駆けつけた時夏侯惇はすでに曹叡と戦闘中だった。張遼は驚いた。
あれは本当に人間なのだろうか?全身の皮膚は焼けただれ腹からは腸がはみ出てる。
目はとじるまぶたも無い状態で見えてるのかどうかも怪しい。しかもそれだけの状態なのに
流れ出る血すらない。しかしそれは生きていた。生きてるというのも怪しいがとりあえず動いていた。
だが張遼は臆することなく夏侯惇の加勢に入った。しかし曹叡の人間離れした動きは
歴戦の将二人を相手にしても互角以上に戦っている。だがそんな戦闘中張遼は一つの事に気がついた。
これだけ接近してるというのに、夏侯惇は敵の攻撃を避けるだけで反撃も銃で狙うだけに止めている。
もしかして接近戦用の武器を持っていないのだろうか?さらには銃ももはや弾切れを起こしてるのでは?
それに気がついた張遼は一度曹叡を弾き、手持ちの槍を後ろに放り投げた。
張遼「夏侯惇殿!あれを使いその銃に弾を込めなおしなされ!!」
夏侯惇も素直に指示に従いすぐさま走りその槍を手にし、マグナムに弾を込めなおした。
そして曹叡と張遼が戦ってる場にすぐさま戻り、再び戦闘を開始した。
だが先ほどと違いどっちも接近戦は得意。さらに曹叡は夏侯惇の銃も警戒しなくてはならない
戦況は二人に傾いた。曹叡はいよいよ二人に首を許した。


張遼「やっと終わりましたな。では殿の元に戻りましょうか」
そして張遼と夏侯惇が振り向いたが、なんと曹叡がまたもや起き上がり襲い掛かってきた。
訳の分からなさと過去に戦った事の無い敵に恐怖も覚える二人。
頭がないのにも関わらずさっきまでと変わらない動きだが、さっきまでと変わらないのであれば負ける二人ではない。
しかしどうやったらこいつを倒せるのか?それだけが謎であった。しかし事態はあっというまに終わった。
張遼が相手の刀を持ってる方の腕を切り落としたのと同時に、曹叡があっさり倒れた。
あれだけのダメージを与えても死なず、体中の血を無くしても死ななければ、首を落としても死なない。
そんな敵がなぜ腕を落としただけで動かなくなったのだろうか?ここで夏侯惇はある事に気がついた。いまだ握られてる刀を差して言う
「張遼、この持っていた刀。綺麗すぎないか?」
言われてみればそうだ。あれだけのダメージを使用者が受けている以上、刀に傷の一つや二つついていても不思議は無い。
だがこの刀は傷どころかいまだまばゆいまでの光を放っている。夏侯惇はさらに続ける。
「もしやこの刀が原因なのかもしれぬな。」
「まさか、そのような事があるはずがなかろう。刀が人に何かを及ぼすなど・・・」
当然のごとく信じられない張遼
「いや、俺はこれほどではないにしろそれに近い刀を見た事がある。」
夏侯惇が言った刀とはもちろん諸刃の刀の事である。そして夏侯惇はその刀に向かって44マグナムを発射した。
しかし刀には傷ひとつつかず。いまだ怪しげな光をともし続けている。それを見て張遼が一言だけ言った。
張遼「刀の中の人は強いな」
夏侯惇がはぁ?という顔で張遼を見つめる。思わず赤面する張遼だったが次の瞬間。
ナカノ ヒトナド イナイ!
刀の方から声が聞こえた。二人は顔を見合わせ、もう一度言ってみた。
二人「刀の中の人は強いな」
ナカノ ヒトナド イナイ!
・・・・・
張遼「まあ良い、中の人は置いといて殿の元へ戻りましょう」
夏侯惇「うむ、そうするか。」
ナカノ (ry


【曹叡死亡確認】

≪曹操親衛警護隊長/2名≫  
許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】&典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】

≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽[火傷軽傷]【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼[火傷軽傷]【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】

@夏侯惇【弓、44マグナム、槍】

@荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
※村正は放置。中の人などいません
147山崎渉:03/04/17 11:21
(^^)
1481/2:03/04/17 21:29
耳孔を覆う幻聴に悩まされ続けていた于禁は、獲物の姿を捕捉すると狂喜してそれに躍りかかった。
 右手の拳にはカイザーナックル、左手には固く鉈を握り締めて。
 一方、八つ当たりの鉾先を于禁に向けるつもりの孫翊は、于禁と比べて心構えの点で劣っていたの
かも知れない。彼には、どうあっても相手を殺すという気迫が欠けていた。
 
 勝敗は呆気なく決まった。
 眉尖鋼刀の一閃を正確にカイザーナックルの凹部で受け止めた于禁は、迷わず間合いを詰め、一瞬
にして孫翊の右手首―― 得物を握った利き手―― を斬り飛ばしたのである。
 手首ごと武器を失った孫翊に最早勝ち目はなく、哀れ孫翊は自らの得物で止めを刺される事になった。
 返り血を満身に浴びた于禁は、白目を剥いて押し寄せる恍惚に身を委ねる。
 厳oと陸績は、人を殺めて愉悦に浸る于禁のその姿に言い知れぬ戦慄を覚えた。

 仮に厳oと陸績がこの世界のルールに染まりきっていたならば、或いは獣が獲物を狩るその間隙を
突いて虎口を脱する事も可能だったかも知れない。
 しかしながら、不運な事に彼らは染まりきることが出来なかった。そんな彼らを、この世界のルール
は非情にも罰する。彼らの精神的支柱である儒教的道徳は、あっさりと彼らを見捨てたのである。
1492/2:03/04/17 21:31
 理性を持ち合わせぬ獣のように、だらしなく涎を垂らしながら身悶えしていた于禁は、正気に戻ると
無抵抗の獲物がまだ残っている事に目を細めた。
 興奮はまだ冷め遣らぬものの、悪夢のような幻聴から解放された彼は幾分冷静さを取り戻していた。
「んん? お主等の顔には見覚えがあるぞ」
「し、知らぬ。人違いであろう」
「まあ、お二方には虫けら同然の存在だったかも知れぬが、こちらはよく存じておりますよ」
 そう言うと、于禁は顔を覆う血糊を拭った。二人の顔に絶望の色がありありと浮かぶ。
「う……于禁……」
「覚えておいででしたか。その節はお世話になりましたな」
「縄目の恥辱を我らの血で贖うつもりか? それは筋違いと言うものであろう。我が主の寛大な措置に
仇で報いるつもりか?」
「黙れっ! 貴様に儂の何が分かる! 四海の何処にも身の置き処なく、死を選ぶより他なかった儂の
心情を一片でも理解できるかっ!?」
 厳oはあまりの剣幕に気圧されて二の句を継げなかった。
「儂は過去の清算を済ます。お主等にも協力してもらうぞ。分かっていると思うが、これは命令だ。
お主等に諾否の権限は一切ない。まずは会稽に案内してもらおうか」
 冷たく光る于禁の眼光に射竦められた二人は、心ならずもそれに従うより他なかった。


  @于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン、眉尖鋼刀】
  ※厳oらに案内させて会稽へ向かいます。虞翻を探して殺すつもりです。
  
  ≪道筋がない奴等/2名≫
  厳o【木の葉】&陸績【木の葉】
  ※木の葉装着中。

 【孫翊 死亡確認】
意味もなく走り続けていた劇団捜索隊の四人だったが、夏侯和がふと思い出したように言う。
「なぁ。劇団の前に行くべき所が無かったか?」
夏侯威の動きが急に止まる。そして後ろからぶつかり雪崩式に倒れた。
夏侯威は起き上がり叫んだ。
「うおおおおおおおおおおおおお待ってろよぉおおおおおおおおおおおお。」
夏侯和、張魯、張衛もそれに続く。そこは文字通り異様な空間となっていた。

≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
※お昼寝倶楽部・黄巾党残党の元へ向かいます。
1511/2:03/04/17 23:48
 蒋幹は初めてこの狂ったゲームと真摯に向き合っていた。
 諦観に支配されながら爆死を選ぶ勇気もなく、さりとて明確に方向性を定める気概もない。
 ここまでの彼は、殆ど世捨て人であった。
 横行する理不尽な暴力。更にそれを煽動し、強要する不条理なこの世界のルール。
 強大な「力」を前にして、蒋幹は極めて無力な存在に違いない。
 それをわきまえた上で、彼はこの世界そのものを否定する道を選んだ。
 それは積極的否定と呼ぶべき態度表明であった。
 
 ―― 無慈悲な現実に翻弄されるがままの生に何の意味があろうか。

 遅いと言えば、あまりにも遅すぎる決断である。
 だが、そんな蒋幹を一体誰が笑えるだろう? 
 暴と暴をぶつからせ合い命を散らす者も、現実を直視できず死を先延ばしにしているだけの者も
詰まるところ、本質を見誤っているか、決断を下せずにいるかの何れかではないか?
 その意味に於いて、蒋幹の生は価値あるものに変容したと言える。
1522/2:03/04/17 23:49
 価値ある生に向けて第一歩を踏み出した蒋幹だが、いきなり問題に直面していた。
「正平」である。
「字であることは違いないのだろうが……」
 結局、蒋幹は辞世の句を詠み上げて逝った男が誰なのか、確認できないままその場を去らざるを
得なかった。
 非業の死を遂げた者を埋葬することもできず立ち去ることに良心の呵責を覚えたものの、戦闘の
現場に長居する危険を侵し続けるわけにもいかず、心の中で手を合わせてそこを後にしたのだ。
「これに字まで載っていれば、苦労はしないのだがな」
 支給された参加者名簿をめくりながら、蒋幹は軽く溜息を漏らした。ただ、その顔にはもう悲壮感
は微塵も感じられない。
「まあ、慌てずに次の死亡者放送を待つとしよう。あれほどの詩才の持ち主だ。該当者も絞り込めよう。
そこから考えられる交友関係を洗い出せば『正平』の正体もある程度見当が付く」
 参加者名簿を閉じて瞑目する蒋幹。
 文士であり、弁者でもある彼の頭脳は、急速に本来の働きを取り戻しつつあった。


  @蒋幹【呼び笛】
  ※「正平」を探し、孔融の辞世の句を伝えるつもりです。当面は次回の放送待ち。
1531/3:03/04/18 01:39
いつまで経っても兄は来ない。
幸いな事にまだ名前は呼ばれていないので生きてはいるらしい。
もしかしたら何処か違う場所で震えているのかもしれない。
そう思った韓浩は韓玄を探すべくまず武陵へ向かう事にした。
途中前方に韓暹達を見つけ身を伏せてやり過ごす事にしたが、
もっと恐ろしい者からに身を隠せたことを韓浩は天に感謝していた。
何しろその後彼が見た光景は
>>123
だったのである。
1542/3:03/04/18 01:42
斬馬刀を振り上げ猛然と斬りかかって行く于毒。
だが董卓はその巨体に似合わない早さで身を捻り攻撃をかわす。
斬馬刀は重量武器である。一度振り下ろすと他の武器に比べ準備まで隙ができる。
その一瞬を見逃さず董卓は鉄拳を于毒に叩き込む。
情けない悲鳴をあげ于毒は吹っ飛んで行く。

李楽は鞭を振るったが先端を董卓に捕まれそのまま逆に引き寄せられてしまい、飛んできた祖朗の鉄球を防ぐ盾にされてしまう。
驚く祖朗を尻目に董卓はその怪力で李楽の頭を握り潰し、
起き上がろうとしていた于毒に投げつける。
于毒の今度は恐怖の悲鳴が上がる。
1553/3:03/04/18 01:45
于毒の悲鳴に自分も恐怖に駆られ次々と鉄球を投げつける祖朗。
だが恐怖に脅える手で投げた物がほとんど当たるはずもなかった。
董卓はそんな鉄球など意にも介さず目の前の斬馬刀を持つと、
目の前に飛んできた鉄球を打ち返す。
打ち返された鉄球は、あまりの事態に呆然と立ち尽くす韓暹の顔を粉砕するのであった。

それを見届けると今度は持っていた斬馬刀を、李楽の死体の下でもがく于毒に投げつけた。
文字どうり串刺しになった二人の姿を見て、祖朗は完全に戦意を喪失していた。
失禁しながら必死に許しを請う祖朗。
だが董卓は脇に落ちていた鉄球を手にすると祖朗に投げつけた。
祖朗もまた韓暹と同じく顔を粉砕されるのであった。



韓浩「ぜ・全滅?3分も経たずにか?!」


韓浩【閃光音響手榴弾×5】
※身を潜めつつ韓玄を捜索
1561/3:03/04/18 14:53
 長安近郊の雀荘「蒼天」。ここでは今日も不眠不休の熱い戦いが繰り広げられる。 
 董卓爆殺計画に失敗した禰衡は、ひょんなことから卓を囲む面子に加わっていた。
 話は数時間前に遡る――

 司州と雍州の州境でしきりに頭を捻っていた禰衡は、思索に没頭するあまり迂闊にも背後に近付く
数人の男の気配に気付かずにいた。
「やっと見つけたぞ! これで勝負再開だ!」
「逃がすなよ! 大事な面子だ!」
「オラァッ! お前ら、今度もワシがトップとっちゃるけぇのー!」
 数人の男たちはそれぞれに好き勝手なことを口走りながらも、禰衡を取り囲む時だけは奇妙に協力
して一方的に彼を連れ去った。

 拉致された先は異様な雰囲気の漂う雀荘だった。
 蹴破られて木組みの散乱する室内。部屋に一つだけの机には無秩序に雀牌が転がる。その机を囲む
燭台は台の角に一つづつ。一見してそれと分かる、典型的な闇賭博場である。
 それだけではない。目を凝らすと部屋の隅に何やら転がっているのだ。それが、この賭博場に尋常
ならざる空気を作り出している第一の要因であった。
1572/3:03/04/18 14:55
「麻雀は知ってるよな? 知らんとは言わせんぞ。中国人だもんな?」
 ほぼ強制的に禰衡を卓に付かせた男たちは、血走った目で彼に詰め寄る。
「……そりゃ知っておるが」
「なら話は早い。ルールを説明するぞ。いいか? 一度しか言わないからよく聞け」
 三人の中で最も体格のいい男は、有無を言わせず早口で捲くし立てた。
「まず、勝負は半荘十回戦だ。場替えは五回に一回。クイタン、ツモピンはアリだが、完先だから
気を付けろ。持ちは二万五千の返しは三万。役満祝儀は一局終了ごとにプラ二十五。ドボン、サシウマ
ヤキトリもアリで、花牌、赤五も全部アリのドラドラ麻雀だ。そして、気になるレートだが……」
 男は一旦そこで言葉を切り、悪趣味な笑みを浮かべながら禰衡の顔を覗きこむ。 
「この世界でカネはクソの役にも立たねえ。だから賭けるものは命だ。トップが死ねと言ったら、ラス
はそれに従わなきゃならねえ。どうだ? こんなにスリリングかつ、リスキーな勝負もねえだろう?」
「因みに一回目の勝負でトップだった男は勝ち逃げした。それもまたアリだ。ただ、二回目でラスを
引いたヤツはあそこでおネンネしてるがな……」
 タバコを咥えた男が部屋の隅を指さす。そこには脳天を撃ち抜かれた二体の死体が転がっている。
「オイオイ、あんまりビビらせてやるなよ。フェアじゃないぞ?」 
サングラスの男がニヤけながら茶々を入れ、三人は声を上げて笑った。その目は、文字通りテンパって
いた。

―― 面白い。この天才禰衡に挑んでくるとは身の程知らずが。ケツの毛まで毟ってやるわい……
 奇才・禰衡の目は、既に賭博者のそれに変わっていた。意外にも慣れた手付きで賽を振り、勝負は
開始された。
 彼の親友・孔融が董卓一派に嬲り殺しにされたなど、彼は露ほどにも知らない…… 

1583/3:03/04/18 14:58
《蒼天/4名》→メンバー変更。ピンユニット禰衡追加。
 鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発、ポータブル雀卓セット】&禰衡【携帯地雷15個】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
  ※四人はパーティーの形式を取っていますが、仲間という訳ではありません。ただし、勝負の邪魔を
  する者に対しては協力して排除します。 
  ※孫桓は前回トップの公孫淵に射殺されました。
  ※尚、公孫淵は負けそうになるとかなりムチャします。(1スレ354参照)
 
【孫桓 死亡確認】
禰衡の起家の配牌でいきなりすごい手が来た。
三四五八八BCD45南西北中
ドラは八、ドラドラしかも赤は三枚だ。流石わし、天才は何事にも通用するものじゃわい。
禰衡は心の中でニヤニヤした。しかしそのような素振りは見せずに打北。
―ポン
北家の陳登が声を発する。禰衡は一瞬嫌な予感がしたがツモは3。
これで三色が出来た。手は順調に進んでいる。所詮は凡才は天才にはかなわぬのだろうと打西。
―ポン
また陳登が声を発する。続いての禰衡のツモは5、手の進み方としては順調だ。
これ以上は無いというほど順調だ。しかしどうも嫌だ。だが親でこの勝負手。まだ始まったばかり
誰がこの手でオリられる物か。打南
―ポン
これも陳登は鳴く。禰衡ツモ4これで聴牌。タンピン三色ドラドラ赤3高めイーペーコー、親倍の手だ。
禰衡「リーチじゃ・・・」
禰衡は中を出すと横に曲げ、呟いた。本来ならこの手をリーチする必要は全く無いのだが。
リーチと行ったのは絶対に手を曲げないという禰衡の意思表示だった。曲げられた中は汗で濡れていた・・・

静かに陳登は牌を倒した。

東東東中 (南南南 西西西 北北北)ポン

だが禰衡は牌を崩して抗議した。
禰衡「ふざけるな!これはイカサマだろうが!こんなもんが通るか!!!」
陳登「イカサマ?イカサマだから何だ?無効だとでも言うのか?」
禰衡「そうじゃ!!!こんなイカサマ、認められるかばかも・・・・」と
そこまで言うと禰衡は口を閉じた。公孫淵が禰衡に銃口を向けていたからだ。
公孫淵「見苦しいぞ、この半荘はお前のドボンで終わりだ。嫌なら今死ね」
禰衡はいまだ納得できず半泣きしながら卓につき直し、場所換えの為のサイを振った。


《蒼天/4名》→メンバー変更。ピンユニット禰衡追加。
 鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発、ポータブル雀卓セット】&禰衡【携帯地雷15個】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
ウミネコ団+陸遜は会議をしていた。内容は「お上」が誰かということである。
陸遜は結局、覗きの罪は晴れており、とりあえずは家には入れてもらえたのであった。

4人の中では人物について一番物知りな陸遜が口火を切る。
「この名簿にない名前で有力な武将といいますと、魏のホウ徳殿ぐらいですね。
 あとは、袁胤殿、華キン殿、交州の士一族等、あとは我々より後の人はわりと出てませんね。」
「うーん、いまいち『お上』っていうイメージじゃないよね。」
小喬は正直に言う。「ホウ徳さんてさあ、戦う人でしょ? そういう人が『お上』じゃない気がするんだよね。」
「まあ、たしかに違和感はあります。」陸遜はとりあえず賛同する。
「もしかして、私達と同じように参加しているのかもしれませんね。」貂蝉が口を挟む。
「しかし、途中で他の人に殺されては意味がありません。確実に生き残れるという保証があれば別ですが…。」
「ここには、朱熹殿など前の時代の人もいたりします。ですから『お上』はそういう人かも…。」
「…つまり、誰かはまだわからないってことだな。」祝融が初めて口を開く。
「まあ、そういうことです。」陸遜はため息をついた。

≪ウミネコ団+陸遜/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、十字手裏剣】&陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
※とりあえずチーム組んでますが、やがては陸遜は、孫権と呂蒙を探しに行く予定です。
※陸遜の指導により家の周りに侵入者が近づくと鐘がなって知らせる仕掛けを作りました。
許昌を包み込む業火の中、私は全力疾走していた。
なにぶん時間が無い。城が焼け落ちるのも時間の問題だからだ。

しかし、ここが許昌なのは助かった。
私も一応魏将の端くれである。多少大きさが違うとは言え、城の構造は多少は判る。
前の2箇所のことを考え、怪しそうなところを探せばよいのだ。
もし、これが建業や成都であったならば何も出来ないうちに全焼、という有様だろう。
天運はこちらに向いている。根拠は無いが、見つかるであろうと確信が私にはあった。
そしてその確信はすぐ現実となった。が、この状況では素直に喜ぶわけには行かなかった。

よりによって厠の中とはな。便器の中じゃなかったのだけは評価してやるが・・・
下ネタを出すようになったら終わりだな、謎の人よ。
こんな大掛かりな仕掛け作る暇があるのだからもう少し面白い事でも考えるんだな。

こんなところに長居するだけ無駄だ。さっさと次だ。
「べとべとん」のスタンプを押すと厠を後にし、東門へと走っていった。

城門が見えてきた。ここまで来れば炎に巻き込まれることはないだろう。
次の目的地は・・・どこも距離があるな。
一度禁止エリア指定を待つとするか。
それまでどこか適当な所で一休みさせてもらおう。

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ4)】
ちっ。吹雪いてきやがった。
竹林の中に避難する呂翔。
その時、同じように逃げてきた曹洪を発見した。
同じ魏将だが、俺は故あればいつでも寝返る。ましてや勝者はただ1人。
ここからでは竹が邪魔だ。
位置を変えよう。

@呂翔【スティンガー(小型)あと2本】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀】 ※まだ気がついていません
164医師として1/2:03/04/20 04:02
>>141において暴走車どもに轢き逃げされた向寵と向朗は、気を失ったまま路上に倒れていた。
そんな彼らにゆっくり近付いていく者がある。
「先程の小僧と似たようなパターンか・・・。楽な分、ちと物足りないな」
メスを取り出した虞翻はとどめを刺そうと、向朗に覆い被さるようにして屈み込んだ。

「・・・なるほど。この辺りを物騒にしているのはお主らか」
軽蔑の情を多分に含んだ声音にカチンときた虞翻は、邪魔者の顔を拝んでやろうとして殺人の手を止める。
「見たところ医者のようじゃが・・・お主ら、恥ずかしくないのか?」
腕組みをしていたのは、銅鑼の音に危機感を持って成都に乗り込んできた、華ダであった。
虞翻はその顔を知らないが、台詞や身に纏う超然とした雰囲気から、相手が同じ医者だと察する。
「じいさん、勘違いしていないか?ここでは殺し合うのが目的だ。
医者だからと言って、患者の命を少しくらい延ばして何になる・・・」
己の正義に微塵の揺らぎも持っていないかのような華ダの様子に、虞翻は不快感を刺激される。
つい反論しようとして・・・無意味なことに気付いた。
そう、殺すのに理屈なんて必要ないだろう?
「趙統、さっさと始末しろ・・・趙統?」

165医師として2/2:03/04/20 04:03
・・・やっと、虞翻は異変に気付いた。
傀儡にされている趙統は、虞翻の命令がない限りは基本的にリアクションを起こすことはない。
だが、それとは別に、明らかに趙統の様子は奇妙だった。
「・・・何をした!?」
虚ろに虚空を見据える趙統は、だらりと全身を弛緩させて立ち尽くす。だらしなく開いた口の端から、一筋の唾液が伝っていた。
「患者を治療するのには、どうしてもお主が邪魔でのう。
じゃが戦うにも、このままでは戦力に差がありすぎるでな。解毒が効くかはわからんが、ともかくこれで一対一じゃ」
虞翻に声を掛ける前に、処置は済ませていたらしい。注射針を手に、華ダは会心の笑みを浮かべた。


≪蜀命/2名≫    
 向朗[失神]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[失神]【蛇腹剣】
※路上で気絶中

@華ダ【手術器具、薬草】
VS
≪殺医師とキラーマシン/2名≫
 虞翻【簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
&趙統【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)】
※趙統は一定時間戦力外。解毒剤を注射されましたが、効くかどうかは不明です
1661/2:03/04/20 05:03
何晏は一人、長江沿いを早足で歩いていた。
その顔は、白粉を付けていてさえも、真っ青になっていることが見て取れる。
「・・・なんなのよ、もうっ」
これはバトロワ。殺し合うためのゲーム。
理解していた筈なのに、初めて見てしまった殺人シーンに腹立たしい程動揺していた。
そんな情けない自分に舌打ちする、その仕草だけ見れば男性のものである。

呂蒙を騙して護衛にさせる作戦を邪魔されて以来、名前も知らない女を怨んでいた何晏は密かに彼らを尾行していた。
生憎、支給されたのは武器らしい武器ではない、薬品である。
井戸の水にでも青酸カリを混ぜてやろうと、虎視眈々と機会を狙っていたのだが。


彼らは、別の人間にあっさり殺された。


「よっ!お姉さん、上海ってどこにあるのか知らねえ?」
すたすたと気負いなく歩いて来たのは、るるぶ片手に観光中の軻比能である。
「知んないわよ!聞いたこともないっちゅーの!!」
相手に殺意の見られないことからの気安さで、何晏は当たり散らすように怒鳴りつけた。
「ええ〜っ、この地理書、正確じゃねえの!?」
後世に出来た都市の名を互いに知るはずもなく、夜景を楽しみにしていた軻比能はがっくりと項垂れる。
「・・・じゃあ仕方ないから、あの男探しに行こうかな・・・」
「あの男?」
「とどめを刺しに行ったげないとなんない相手」
あっけからんと即答する軻比能に、何晏は目を見開いた。
(こいつ、使えるかも・・・!)
1672/2:03/04/20 05:04
「・・・それ、手伝ってあげてもいいわよ?」
「え?助かるけど・・・あんたいい人だな〜」
軻比能はその申し出を、異民族ならではの純真さで深く考えることなく了承した。
「その代わり私の方も助太刀してくれない?」
精一杯の女らしさを装い、何晏は『お願い』しようとしたが。
「いいぜ。ノルマ達成後、今度は官渡とか観に行こうな!!」
考える素振りもなく即答。この時のみ、軻比能がカモ・・・ではなく神に見えた何晏であった。

「で、誰を殺すんだ?」
「・・・孫堅という男よ・・・」
私の獲物を横取りした、憎い男。
隠れて見ていることしか出来なかった口惜しさを堪えるように、何晏は唇を噛んだ。

≪観光旅行/2名≫
軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】&何晏【青酸カリ】
※それぞれ協力して孫峻、孫堅を殺すつもりです
168山崎渉:03/04/20 05:33
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
曹洪を狙うべく移動していた呂翔だったが、なぜか曹洪がうろちょろしているので
撃つに撃てない、残りたったの二発しか残っていないスティンガーだ。無駄には撃てない
しかしあいつはなぜ避難しに来たはずなのに動き回ってるのだろうか?
呂翔は疑問に思い、何かの罠の可能性も考え慎重に動いてるが曹洪は延々と動き回ってる。
罠の気配も何もない。俺に気がついてるというのなら動き方が変だ。
動いたと思ったら地面を掘るような動作をしてはまた動き、また地面を掘っては動いている。
そして掘った場所に何かあるのかと思い警戒しても、何かある様子は無い。
そして何をしてるのか探るべく近づくと何か独り言を言ってるのが聞こえた。
曹洪「あ〜あかんあかん。タケノコが勿体無いがな」

@呂翔【スティンガー(小型)あと2本】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀、タケノコたくさん】

※曹洪はまだ気がついていません。しかしタケノコを拾う為動き回ってるので
  呂翔もスティンガーで攻撃する事が出来ません
前回陳登はイカサマとはいえ、W役満を他の二人に禰衡から上がり一気にトップを決めた。
手積みである以上初参加の禰衡はともかく、他の二人はイカサマを当然警戒していたとは思うが
最初の最初から積むとは予想外だったらしい。もっとも自分が狙われる立場であれば
聴牌だろうがなんだろうが手をさっさと崩していたであろうが・・・
とにかく二回戦目が始まった。公孫淵・鐘ヨウはまずトップを取る事はもちろん陳登を
陥れる事をまず考えた。W役満を上がった事は良い。まだ初戦である、対した点差ではない。
だがそれによって調子を良くされては困るのだ。バランスを崩すであろう禰衡を狙われては困るのだ。
もちろんラスさえ取らなければ死なないというルールではある。そういう意味では開局早々振った
禰衡を狙えば死にはしない。だがそれではつまらない。命を張るから面白いのであって
誰かを一方的に嬲り殺す為にやるわけじゃない。そういう意味で二人は意識は同じであった。
二人はほぼ同時に陳登に握手を求める。陳登はその握手を受け入れた。サシウマ成立である。
そして二人が陳登にサシウマを求めたと言う事は、二人で協力して陳登を落とすという共同戦線を
張った事と同じであった。そして一人取り残された禰衡は冷静さを取り戻しこれからこの負けをどうやって
取り戻すか思案していた。とりあえずみんなが牌を積む動作をじっくり見るところから始めた。
先ほどはみんな警戒が足りなかったせいか普通に積んでいたようだが、良く見るとすごい変則的な
積まれ方をしている。誰からが風牌に手を出せば風牌が消え、三元牌なら三元牌、萬子なら萬子が
と言った風に誰かが手を出した種類の牌が順番に積まれていくのだ。禰衡もそれに習い積む
そしてサイの転がる音が鳴った。・・・

《蒼天/4名》
 鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発、ポータブル雀卓セット】&禰衡【携帯地雷15個】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
※二回戦目です。
171170:03/04/21 12:31
一行目書き直そうとしたら間違って書き込んじゃった・・・
×W役満を他の二人に禰衡から上がり一気にトップを決めた
○W役満を他の二人に一度もつもらせず、禰衡から上がり一気にトップを決めた
172無名武将@お腹せっぷく:03/04/21 22:04
雷薄「お客がきたぞ」
雷緒「長かったな」
彼らは銃を固定して紐を引き金にかけて離れたところから紐を引くことによって狙撃するという斬新な作戦を実行中だった。
しかし、この作戦は相手が銃の前に来てくれないと発動できないという致命的な欠点を持っていた。
そのため、何人もの参加者が彼らの近くを通り過ぎるのを何もせずに見送ることになった。
いっそのこと銃と刀で普通に相手を襲撃したほうがいいのではないかと何度も思いながらも、それをお互いに相手に言えず、ずるずると作戦を続けていたのだ。
だがついに運が彼らに巡ってきた。
呂翔が銃のちょうど正面で曹洪を狙おうとして立ち止まっているのだ。

雷薄「いくぞ!」
雷薄は勢いよく紐を引いた。
ところが、降り続く雪のために引き金の部分が凍り付いていてなかなか撃つ事ができない。
あせった雷薄は渾身の力を込めて紐を引っ張った。
そして銃声があたりに響きわたった。
呂翔は無傷だった。
紐を強く引いたため銃身の向きがずれてしまったのだ。
しかし呂翔は銃声に驚いてスティンガーの発射装置を作動させてしまっていた。
スティンガーは曹洪のいる場所とは見当違いの方向に飛んでいく。
曹洪はその音で呂翔の存在に気づき双剣を引き抜いた。
さらに作戦が失敗したことを悟った雷緒が、竹にきつく縛り付けた銃を取ろうと悪戦苦闘している雷薄を残して刀をもって駆けつけてくる。
竹林を舞台に戦いの幕がきっておとされたのだ。

≪チーム『イナヅマ』/2名≫
 雷緒【菊一文字】&雷薄【H&K VP70】
@呂翔【スティンガー(小型)あと1本】
@曹洪【雌雄一対の剣、野太刀、タケノコたくさん】
※全員がお互いの存在に気づき、戦闘態勢をとっています
  スティンガーはどこかに飛んでいきました
174170:03/04/22 00:11
全員が全員お互いの存在に気がついていたが、呂翔は冷静に剣を構え向かってくるほかの二人と違い。
パニック状態に陥っていた。
残り二発しかない大切なスティンガーの内一発を、無駄に発射してしまい残りは一発。
敵は三人、どこに撃っても自分は無防備になってしまう。そして何も出来ないまま呂翔は雷諸の菊一文字の犠牲となった。
冷静な状態であれば、戦えないなら逃げるという選択肢を見つけられ一命は取り留めえたのだが・・・
それとほぼ同時に雷薄は銃を取り、雷諸の元に駆けつけ曹洪との対戦にそなえた。
曹洪は銃なる物の存在を知っていたわけではないが、先ほどの爆音から何か火薬類を敵が持ってると考え
狙われずらい竹に身を隠した。長期戦になると悟った雷諸は雷薄に警戒を頼み呂翔の持っていた
強力な銃の様なものであろう武器を取り、説明書を読んでみた。どうやらすてぃんがーという物で
おそろしくすさまじい威力を持ってるものらしい。だが弾は残り一発しかない。まあ奴を狙うには丁度良いな・・・
スティンガーを持ちならが雷諸は雷薄の所に戻った。そして残り一発しかないがこれで曹洪に止めを刺そうと
提案し、雷薄もこれに賛成する。早速作戦を実行に移すべく雷諸は少しづつ右へ雷薄は左へ移動し始めた。
一方曹洪の方は双剣を構えつつも無駄に時間を過ごしている事を勿体無がっていた。
そんな折に二人が二手に別れるのを見た。どうやら別々の方角から自分を狙うらしい。
曹洪「やっとうごくんかいな、全く時間がもったいないがな」
曹洪はこれ以上時間を無駄に使いたくなかったので、二人がほぼ完全に二手に別れたのを見ると
雷薄の方に向かって走り出した。雷薄を選んだのには理由は無い、ただのカンだった。
雷薄いは走ってくる曹洪に向かって銃を撃とうとしたが、曹洪は急に止まったかと思うと
なぜかたけのこを飛ばしてきた。これには驚き避けそこなったが所詮はたけのこ。
ちょっと痛いだけだ、被害も何も無い。気にせず銃を曹洪に向けてぶっぱなそうとしたがたけのこは
延々と飛んでくる。しかも曹洪は投げるたびに少し離れてみたり近づいたり横に移動したりと
ちょこまこ動く、下手に銃を撃って弾切れを起こしては面倒だ。奴のたけのこが無くなるか
接近して攻撃したその時にカウンターで止めを刺してやる。雷薄は銃を握りつつたけのこを避け続けた。
しかし動きまわりながらたけのこの様なものを投げ続けてれば、当然の事ながら曹洪体力の消耗は激しい。
たけのこを投げるペースに動き回る速度が自然と落ちてきた。
それでも息を切らしながらたけのこを投げ続ける曹洪であった。こいつは一体何がしたいんだろう?と
疑問に思いつつも先ほどに比べて避けやすくなったたけのこを雷薄は交わし続けた。
だがそんな雷薄だったが何かが足元に引っかかり転んでしまった。それは曹洪が投げ続けたたけのこであった。
それを待ってましたと言わんばかりに、曹洪は双剣で雷薄の銃を持ってる腕めがけて双剣を振りかざした。
雷薄の悲鳴が響き渡る。だが曹洪は雷薄に止めを刺さずに起き上がれないように両足を斬るだけにした。
また響き渡る雷薄の悲鳴一見ただの残虐的行為だが、曹洪が無駄な事をする訳が無い。これには大事な意味があった。
こうしておけばあっちにいる奴は下手に飛び道具も使えない。場合によっては助けにくるかもしれない
曹洪は転がっていたまだ銃を握っている手から銃を取ると、仲間を助けにくるかもしれない雷諸を竹やぶに隠れて待った。
仮に見捨てたとしても支障は無い。手間がはぶけて良いだけだ。そしてその曹洪の策にはまり雷諸は近寄ってきた。
だが雷薄は何かを訴えるようにうめき声を出した、雷諸は罠を承知で雷薄の元へ駆けつけた。
そして銃声、うめき声、静寂。

呂翔の死因は冷静さを無くした事、雷薄はわずかな油断、雷諸は仲間を捨て切れない甘さ
そして曹洪はドケチであるがために今回は生き残った。次はどうなるかわからないが・・・



【呂翔・雷薄・雷諸 死亡確認】

≪チーム『イナヅマ』/2名≫ →消滅

@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し】
※スティンガー及び投げ捨てたタケノコは放置です。
177医師対決1/3:03/04/22 05:39
自信満々の素振りで虞翻との戦闘を開始した華ダであったが、口で言う程事態を楽観してはいなかった。
積極的に殺戮を繰り返していた虞翻とは、何と言っても武器の充実度が違うのだ。
華ダは、虞翻達の武器についての詳しいことは知らなかったが、彼らの犠牲になった劉家の人々の死体を観察した際の所見から、飛び道具が装備の中心になっていると察しを付けていた。
しかし飛び道具から身を隠しながら戦えば、その間に向朗と向寵が殺されてしまう可能性もある。
華ダに出来るのは、向寵の持っていた蛇腹剣を拾い上げ、接近戦を図ることだけだった。
蛇腹剣を手にし、体当たりするように切り込んできた華ダに虞翻は目を見開くが、咄嗟にスナイパー銃で斬撃を受け止めた。
鍔迫り合いは両者とも力が足りずに決着が付かず、跳ね飛ばされるように後じさった二人は間合いを取り直そうとする。再び突っ込む機会を窺う華ダを眼光で牽制しながら、虞翻は使い物にならない趙統から青紅の剣をむしり取った。
再び華ダの突き。僅かに後じさりながら、再び虞翻はそれをなんとか流した。
二人とも医師であり、文官である。武将ほど剣の扱いに慣れていなかったが、そのこともあってお互いに決定的な攻撃が出来ない。
刃を合わせながら、華ダは荒い息でちらりと背後に視線を向けた。
思惑通り、戦っているうちに倒れている向朗達からかなり離れた場所へ移動している。
虞翻と決着を付けなくても構わない。意識の戻った二人が逃げやすい状況を作れれば良いのだ。
華ダの視線からそれに気付いた虞翻は、自分がすっかり相手のペースに嵌っていたことに怒りを覚えた。
「その手には乗るか!あいつらから始末してやろうっ・・・!」
力を込めて華ダの剣を押し返し、老体がたたらを踏んだ隙に脇を走り抜けようとする。
178医師対決2/3:03/04/22 05:40
「させるか!」
無理な体勢から、咄嗟に剣を突き出す。
「馬鹿め!当たら・・・っ、ぐう!」
鞭のようにも伸びるという特殊な構造を持つ蛇腹剣。
焦る余り手が滑った華ダは、自分でも使い方を知らずに、偶然に剣を変形させたのだった。
蛇腹剣は、ノーガードだった虞翻の脇腹を大きく薙いだ。
着物の裂け目から血を滴らせ、腹を抱えて虞翻は蹲る。
「ううう・・・」
手にある剣の変化に自分でも驚きながらも、華ダは苦悶の声を上げる虞翻に対して医師としての哀れみを感じた。
「のうお主、今後心を入れ替え正道に立ち戻ると約束するなら、その傷治療してやっても良いぞ」
「本当か・・・?」
「おお」
「なら・・・約束・・・」
苦痛で途切れ途切れに言葉を発する虞翻の様子から、余程の重傷と見て取った華ダは、慌てて手術器具と薬草の入ったリュックを取りに走った。
「・・・するかよ、クソシジイ」

ぱあんっ

虞翻に背を向けていた華ダは、左肩で熱が弾けるのを感じた。
179医師対決3/3:03/04/22 05:41
「お主・・・」
振り返れば、虞翻が大きく息をつきながらディフェンダー45口径を構えていた。その腹部からは、今もって大量の血が流れ続けている。
「甘い・・・んだよ、腰抜け」
しかし、緩慢に上体を伸ばした虞翻は、血の気のない顔に壮絶な笑みを浮かべた。
「医師が・・・中途半端な覚悟で人を殺せるとでも思ってたのか!?」
再び銃を構える。
「今度こそ一撃で・・・」
華ダは身動きしなかった。

銃が発射される前に、背後に立っていた趙統が、槍で虞翻の背中を突いた。
「がはっ」
背中から突き抜ける槍によって、虞翻の身体は地面に縫い止められた。
「趙・・・統・・・」
「覚悟していたなら、納得して死ね」
憎しみと、僅かに痛ましさの混じった表情で、趙統は絶命する虞翻を眺めていた。


【虞翻 死亡確認】


≪蜀命/2名≫    
 向朗[失神]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[失神]【なし】
※まだ気絶中

@華ダ[左肩負傷]【手術器具、薬草、蛇腹剣】
@趙統[正気]【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
※趙統には敵意はありません。完全に治ったかは不明
1801/2:03/04/22 15:07
月英と馬謖と司馬懿は成都に向かうでもなく、とぼとぼ歩いていた。その時
「お腹すいたー。」司馬懿は言った。
「そういえばちょうどそんな時間ですね。食事にしますか?」馬謖は月英に聞く。
「そうね…。ちょっとまって、何かいい匂いがする。」
月英は近くの民家からいい匂いが漂っていることに気が付いた。
そしてその家からは、何やら楽しげな声がする。
「あれは、何?」月英は民家のほうを指して馬謖に聞く。
「な、何でしょう? フーム、集団がどうやらいるようですね。おそらく無害だとは思いますが、自分達の位置をあからさまに知らせていることから、
 罠ということもあるかもしれません。ここは君子危うきに近寄らず………あ。」
馬謖が話をしている間に司馬懿は一人、民家に近づいていき民家の扉を開け、こちらを振り返り、
「大丈夫だよ。」といって中に入ってしまった。
「…大丈夫だって。」月英は馬謖ににっこり微笑むと、民家に近づく。
「そ、そのようですね。」馬謖も2人を追いかけた。
1812/2:03/04/22 15:08
「いらっしゃいませ! 居酒屋王朗にようこそ! 何名様ですか?」
若い娘がそういうのならいいが、いい年したオッサンがそういうのははっきりいってキモイ。
馬謖は吐き気を我慢しつつ、「3名です。」と答える。
「おタバコはお吸いになりますか?」
「へ…、おたばこ?」と馬謖が戸惑っていると横から月英がフォローする。
「いえ、吸わないので禁煙席でお願いします。」
それを聞くと受付のオッサンは、「3名様、禁煙席でーす。」と厨房の方に声をかける。
その時馬謖は、「それはファミレスじゃない?」と月英がぼそっとつぶやくのを耳にした。
「ふぁみれすって何ですか?」
「いや、何でもない。さあ行きましょう。」

≪少年シバイ/3名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【???】
※食事にします。

≪居酒屋王朗/6名≫
 王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4、トランシーバー】&厳白虎【ライフル、トランシーバー】
 &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】
 &周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】

182激戦 1/3:03/04/22 21:03
「どうじゃ!わしが何の考えもなくここまで来ると思ったか!」
叫んでいるのぱ張昭。ここは会稽山の山頂である。
「なるほど。ここなら他の参加者の動きがだいぶわかりますな。」
梁剛も頷く。
「見晴らしもいいですし・・・・ん!?」
その時、こちらに向かって山を登って来る一つの影が・・・。
「あれは・・・・・于禁!」
張昭が叫ぶ。
「それに・・・そのすぐ近くにいる2人のうちの1人が、どこかで見覚えがあるようなのじゃが・・・。」
袁術が言う。ちなみにそのうちの1人とは、袁術と幼少の頃に対面した、陸績の事である。
そうこうしているうちに、于禁達はすでに彼らの目前にまで来ていた。
「こんな辺境にまで来るとは、ずいぶんと暇な奴じゃな。」張昭が于禁に向かって言う。
「貴様らに聞きたい事がある。」
「何じゃ?」袁術が聞き返す。
「虞翻と言う男の居場所を知らんか?」
「・・・知らんな。」
「隠してもためにならんぞ。」そう言いながら、于禁は眉尖鋼刀を構える。
「本当に知らんぞ。」
「・・・そうか。」于禁はそう言うと、
「ならば、貴様らの命でももらおうか!!」そう叫びつつ、袁術達の所に突進していく。


≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット】&袁術【なし】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット】
 &紀霊【ほら貝、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲】
        VS
@于禁【カイザーナックル、鉈、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン、眉尖鋼刀】
183激戦 2/3:03/04/22 21:05
「張昭殿!水鉄砲を!」
「わかった!」張昭はそう叫ぶと、素早く梁剛に投げ渡した。
梁剛はそれを受け取ると、袁術に向かって突進している于禁の至近距離に近づき、目に向かって水鉄砲をかけた。
「!!」于禁がひるみ、一瞬隙ができた。
「今です紀霊殿!」梁剛が叫ぶ。
「承知!」紀霊は言うと、渾身の力を込めて于禁を殴り飛ばした。
「ぐはっ!」殴られた于禁は数メートル程吹っ飛んだ。
しかし・・・
「この俺がこの程度でくたばると思うか?」于禁はすぐに立ち上がる。
「…さすがに一筋縄ではいかないようですな。」荀正が言う。
「あれ?そういえば左慈殿は?」
「あいつめ!逃げおったな!」袁術が叫ぶ。
「しかし、そう簡単に逃げるような方とも思えませんが、左慈殿は・・・。」紀霊が呟いていると、
「よそ見をしている暇などないぞ!」于禁は紀霊の真正面に向かって突っ込んできた。
「…!!」
バキィッ!!
かろうじてほら貝で受け止める。
しかし、ほら貝は真っ二つになって壊れてしまった。
「今度は避けきれまい!」すかさず于禁がもう一撃繰り出す。
「…くっ!」今度は避けられない、そう思ったその時、
ガキィィン!
鉄同士がぶつかるような音と共に、眉尖鋼刀と何かがぶつかっていた。
それは、紀霊もよく見覚えがある、あの武器だった。
184激戦 3/3:03/04/22 21:06
「ふぅ、何とか間に合ったようじゃな」
「左慈殿!それに、それは三尖刀!」
「何やら雲行きが怪しかったからのう。ちょっと拝借してきたんじゃ。これで戦いなされ。」
「恩にきります!」紀霊は三尖刀を受け取り、于禁に向かって構える。
「それがどうしたぁ!」于禁も眉尖鋼刀を持ち直し、突撃する。
ガキン!ガキン!ガキィン!
打ち合うこと50合、両者はまだ戦っていた。
しかし、時を追うに連れ、紀霊が不利になっていた。
今の于禁は、戦いの中で再び冷静さを失い、防御は一切考えず、ただ攻撃一辺倒であった。
そこに付け入る隙があるのだが、于禁は猛烈なスピードで攻撃を出し続けており、紀霊は防御で精一杯だった。
その姿は、既に魏の名将ではなく、戦いに取り付かれたバーサーカーの様であった。
「これで終わりだ!」于禁はそう叫ぶと、鋭い一撃を繰り出した。
バチィッ!
三尖刀が弾き飛ばされた。
「しまった!」
「死ね!」于禁はそう言い、足を踏み出し、眉尖鋼刀を振り上げようとした。・・・しかし!
「何っ!?足が動かん!」
陸績と厳oが于禁の両足を掴んでいたからである。
「貴様ら・・・!?」
「今だ!」紀霊は素早く三尖刀を拾い上げ、于禁の腹部に向かって突き刺した。
「ぐっ・・・がはっ・・・お・・・の・・・れ・・ぇ・・っ・・!」
于禁は口から血を吐きながら、生前の事を思い出していた。
自らを捕らえた関羽の姿、虜囚の辱めから開放され、ようやく魏の国に帰って来た時の魏の者達の嘲笑・・・
―于禁の思考は、そこで停止した。
185激戦の後に part1:03/04/22 21:09
「…危なかった・・・」息を切らしながら紀霊が言う。
「それにしても、お前はどこに行っとったんじゃ!」袁術が左慈を詰問する。
「さっき言ったじゃろ。武器をちょっと盗んできたんじゃよ。」
「さすがは仙人・・・。」梁剛が感嘆する。
「とりあえず、武器を分けておきましょう。殿はこれ、梁剛殿はこれ・・・。」ぱっぱっと武器を分ける荀正。
「・・・。」陸績と厳oの2人はじっとたたずんでいると、
「どうしてさっき、私を助けてくれたのですか?」紀霊が2人に尋ねた。
「袁術殿や張昭殿とは知り合いでしたし・・・」陸績が答えようとすると、
「績君、嘘はやめよう。本当の事を話そうじゃないか。」厳oがさえぎる。
「・・・そうだな。すまなかった。袁術殿、他の方々にも聞いて欲しい、実は・・・」
そう言うと、陸績は話し出した。この場所に突然放り出された時の事、2人でどうしようもなくおろおろしてた時の事・・・
「そして我々は、孫翊様が殺された後、于禁にここまで案内させられたのです。」
「・・・なるほど。」張昭が唸る。孫策の死後、孫権ではなく孫翊を推薦していた彼にとって、この結果は悲しいのかも知れない。
「しかし、いつまでも運命に翻弄され続けるのは嫌だった。強い者の言いなりになるのは嫌だったのです。」
「…それで私を助けてくれたのですか?」
「はい。少なくともあの者よりは貴方達の方が生きる価値はずっとある。そこで奴に隙ができた時、せめて我々ができる事をやってみたのです。」
「そうだったのか・・・。そのおかげで皆助かりました。ありがとう。」紀霊が礼を言う。
「いえいえ、礼を言うのはこちらの方です。・・・ところで袁術殿?」
陸績が尋ねると、袁術は、
「何じゃ?」と聞き返す。
186激戦の後に part2:03/04/22 21:10
「私を覚えていないのですか?幼い頃、お目通りさせて頂いた者なのですが・・・。」
「覚えておら・・・ん!?もしかしてお前は母親のために蜂蜜を持ち帰ろうとしたあの少年か!?」
(蜂蜜だったっけ・・・)とは思いつつも、陸績は、
「はい、その時の童でございます。お久しぶりです袁術様。」
「おお、あの時の少年が、こんなにたくましくなって・・・はおらんな。まぁ、どうせなら中年の姿よりも、少年なら良かったじゃろうに・・・。」
「殿ってその手の趣味があったんですか・・・。」と呟く梁剛を、
「違うわい!」と頭を殴る袁術であった。
「ところで、これからどうするんじゃ?」張昭が尋ねると、
「我々は、貴方方に付いて行きます。」厳oが答える。
「なら、しばらくここで休まんか?わしは疲れたわい。」
(・・・ほとんど何もやってなかったのに・・・)と思う紀霊だったが、
「そうですな。私もだいぶ疲れましたし、しばし休ませてはいただけないでしょうか。」と素知らぬ顔をして言う。
「あ、それとお前達。」袁術が2人に言う。
「そこにある于禁の服でもいいから。着んか。それで歩き回られてもこっちが困るぞ。」
「はっ、はい!」赤くなって2人が返事をする。
2人はくじ引きした結果、厳oが服を、陸績がズボンを着る事に決まったようである。
「・・・お主、なぜまだ木の葉を持っとるんじゃ?」袁術が厳oに問う。
「・・・この木の葉は弟君の形見とも言える品かもしれませんし、私はまだ服しか着てないので・・・。」と厳oが答える。
「そういえば孫権様、大丈夫かな・・・?」空に向かって陸績が一人呟いた。


≪暴走逃れて劇団作り/8名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】&荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &紀霊【三尖刀、トランペット】&左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】&陸績(上半身裸)【なし】
※紀霊のほら貝は壊れました。
※しばらく山頂で休息する模様です。
※陸績は木の葉を捨てました。
187最後に:03/04/22 21:14
「思えばこの者も悲しい名将だったのかもしれませんな・・・。」紀霊が于禁を見ながら言う。
「せめて、埋葬くらいはしてやるか。」袁術はどこを見るともなく、答えた。
【于禁 死亡確認】
【于禁 死亡確認】
漫才師を待ち続けていたお昼寝倶楽部+黄巾党残党の8人だったが
遠くから叫びながら走ってくる軍団を見て目を輝かせた。そして誰からとも無く叫んだ。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
キユ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
キタワー.*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!☆
キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
キタ━━  へ ) ━ (  ノ━ (  )ノ━ (  ) ━ へ  )━  へ ) ━ へ  ) ━━!!
キタ━━    > ━  >  ━ <  ━  <  ━    < ━    > ━    > ━━!!
キタ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y( ゚∀゚)

≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
※漫才をします。
建寧──

蒋[王苑]と馬忠は建寧に到着した。見回すと一面バナナが木からなっていた。
馬忠は一房を眺めながら聞く。「これは何ですか?」
蒋[王苑]は答える。「私は少しだけ聞いたことがあります。この辺でなっている実らしいのですが・・・」
「これは安全なものなのですかね?……あそこに人がいますよ。」
馬忠が指差した方向には、男女2人の人物がいた。趙昂と王氏である。
2人は一心不乱にバナナを食べていた。蒋[王苑]と馬忠が近づくと向こうも気づいたようで立って挨拶をするが、
すぐにまた座って食べ続ける。
蒋[王苑]は尋ねる。「随分おいしそうですね。」
趙昂が依然バナナを頬張りながら、「ふぇえ、ほってもほいひいれす。」と答える。

その時、馬忠の腹がぐーと鳴った。くすくす笑い出す王氏と、顔を真っ赤にする馬忠。
気が付けばあたりにはいい匂いが漂っている。
「ちょうど腹もすいたところですし、我々もここで食べてますか?」
蒋[王苑]は取り成すようにいい、そして2人はバナナを食べ始めた。一心不乱に……。

もし彼らがもう少し注意深ければ、趙昂と王氏の後ろにあったはバナナの皮が、
およそ2人では食べたとは思えない程の大量であったのに気付いていただろう。
だがしかし、それも仕方のないことだった。なぜならそのバナナは悪魔の実だったからだ。

≪めおと/2名≫
 趙昂【???】&王氏【???】

≪二代目丞相とその同朋≫
 蒋[王苑]【ノートパソコンとプリンター】&馬忠【M16アサルトライフル、警棒】

※建寧の回りには大量のバナナの実がなっています。バナナからは常においしそうな匂いが漂っており食べたくなります。
 一度食べると食べるのをやめられなくなります。
191都督と私の疑問1/2:03/04/24 00:59
心神喪失状態の糜竺を後に、周瑜と魯粛は徐州を南下、彭城付近に辿り着いていた。
今、彼らは電波塔の無骨で不吉な姿を前にしている。
塔の先には大型のスピーカーが取り付けられていたが、地面から仰ぎ見る彼らにはその仕組みは不明であった。
・・・もっとも、機械に対する素養のない二人には、手に取ることが出来たとしても、構造など理解出来ない可能性が高い。
「ここからでは故障かどうかは判らないな」
「そ、そうですね・・・」
大きく頷く魯粛から視線を逸らし、周瑜は逆光で黒い影にしか見えないスピーカー部分を見上げる。
「ただ、今までの道々にも放送が聞こえなかったことを考えますと」
その隙に正史モードに戻った魯粛は、素早く思考を巡らせる。
「仮に全ての放送塔が一斉に故障したとしても、主催者側で何らかの措置を講ずるでしょう。
実際に昨夜から一度も放送が行われていない、と考えて良いのでは」
「うむ、その通りだな」
魯粛の意見に、周瑜は同意した。
「にしても、何故主催者は今までのやり方を変更したのだろうな・・・」
「それは・・・」

(既に前回までとは倍近い間隔が空いている。そろそろ不審に思う参加者も増えているだろう)
(・・・死亡者放送をわざと遅らせることによって、参加者の時間切れ爆死への焦りを掻き立て好戦的にする目論見か?)
(いや、前回の放送では死亡者はそこそこいた。3人しか死ななかった時ならともかく、今そのようなことをする理由はない。)
(もっと単純に考えろ。最もあり得る可能性・・・主催者に・・・)
192都督と私の疑問2/2:03/04/24 01:02
「主催者側に、不測の事態でもあったか」
「ひゃあ!」
周瑜の一言に、魯粛は弾かれたように顔を上げた。ついそちらを向いてしまい、瞬間的にパニックになりそうになる。
「どうした?」
「い、い、いえ、何でも・・・」
楽観は禁物だが、そう考えればしっくりくる。
主催者といえども決して万能ではないのだ。
「付け入る隙も充分にある、ということか・・・」
周瑜もこのゲームを壊す為、似たようなことを考えているらしい。それが判っただけでも有意義だった。

(しかし、孔明どのはこの事態をどう対処されているのか・・・って、こ、孔明・・・あわ、あわわ)
「あわわ」
つい孔明のことに思いを馳せてしまった魯粛は、それだけで再びパニックに陥った。
「・・・どうした?」
「・・・す、すみません」
完全に演義モードの仕草で、魯粛は頭を下げた。


≪都督と私/2名≫    
 周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
193???:03/04/24 01:14
「変成器の修理はまだなのか?」

「は・・・乱入者に爆破された第二コンピュータールームの復旧に、かなりの人手を割かれていますので」

「どちらも早く仕上げるように、技術班を急かしておけ」

「はっ」

「それにしても、こんな手間を掛けさせるとは、“お上”にも困ったものだな・・・」

「・・・・・・」

「・・・今のは独り言だ。聞かなかったことにしてくれ」

「了解しました」


???(主催者系?)【生存確認】
???(主催者系?)【生存確認】
ようやく辿り着いた小屋には一枚の書置きが置いてあるだけだった。
「武器を集める為、蜀に入ります、早く来る様に。」
そう書かれたメモを趙月はグシャグシャに踏み躙っていた。
「チッ……運のいい連中だぜ、蜀の地理は判るか?」
言われて黄叙は首を横に振る。
「前にも言ったと思うけど、僕は蜀にはほんの少ししかいなかったし、当事漢中は蜀の物じゃないよ。」
「漢中なら俺が知ってる、伊達に馬超の人質やってねぇよ。」
「ふうん……一つ聞いてもいい」
「何だよ?」
「何で両親を殺したいの?」
「お前も自分の死後の知識があるだろ?散々馬超に媚び売って、挙句俺を見捨てて烈女様だとよ。」
言って趙月はさっきのメモに唾を吐きかける。
「ざけんなよ?俺の人生はあいつ等の踏み台にされる為にあったんじゃねぇ。」

≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2 サバイバルナイフ】&趙月【??? MP5】

※南下開始
新しく増えた中身の名前は
「失われた逆転」

次の瞬間彼は吹き飛んだ
越吉元帥「まけるかぁぁぁぁ。」
黄権「いやぁぁぁぁぁぁ。」

そして吹き飛ばされながら何故かこう思った、「異議あり!!」と・・。

@越吉元帥【騎馬戦車】
@黄権【マウンテンバイク】 
@王方[気絶]【謎の本】
@許昌[気絶]【フロッピー1枚】
196放送再開プロローグ:03/04/25 22:01
ここは洛陽。にわかに騒がしくなってからしばらくが経った。
たくさんのコンピュータの前に座っていた男たちが言う。
「変声機の修理が完了しました!変声機スイッチオン!」
「放送塔へのテスト電波送信に成功!放送のための電波の送信準備完了しました!」
「マイク音量、電源準備完了しました!」
その声を聞いて、仮面を被った謎の者は「ようやくか」とつぶやく。
「いつでも放送できます。」と、側近であろう武官が言う。
「ふふふ・・・。この程度のトラブルでゲームを台無しにされては困るからな。
 さて、生存者にしばらくなかった放送を聞かせて安心させてあげようか。」
その声は、変声機で変えられていても、明らかに嘲笑の含まれた声であると分かった。
>>195までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/8名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】&陸績(上半身裸)【なし】
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【リポビタンD×10】&張梁【劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君/2名≫
 黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/3名≫
 魯育(気絶)【なし】&王美人【消火器】&劉氏【ウオッカ グロック17】
≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義[重傷]【地球儀】
≪蜀命/2名≫    
 向朗[失神]【ノート型PC(電源つかず)】&向寵[失神]【なし】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】
 &関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団+陸遜/4名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、十字手裏剣】&陸遜【スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
≪大いなる野望のもとに/4人≫
 袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪都督と私/2名≫    
 周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪旧知の友と頼れる部下/3名≫
 公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」】&劉備【キツネのぬいぐるみ】
 &趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪後漢の君主と軍師/2名≫
 劉禅【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット、弓(矢×20)】
 &王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
≪居酒屋王朗/6名≫
 王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4、トランシーバー】&厳白虎【ライフル、トランシーバー】
 &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】
 &周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】
≪2人の天才児/2名≫ 
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
≪禁断の愛/2名≫    
 鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10、日本刀】
≪馬騰’s バンド/4名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
 &馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β] [左腕重傷・あちこち軽症]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
≪少年シバイ/3名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【???】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹
≪宿将トリオ/3名≫
 黄蓋【厚手のフライパン】&朱治【木刀、パイソン96(弾少ない)】&程普【鋼鉄の剣】
≪文姫と奉孝/2名≫
 郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
≪渋めの男達/2名≫
 周泰【三節棍】&朱桓【電波遮断装置】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
 田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
≪袁紹捜索隊/2名≫
 郭図【スターライトスコープ、檄文2枚(陳琳作)】&高覧【木の棒】
≪二楊/2名≫
 楊柏【なし】&楊懐【???】
≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー】
≪ウインタースポーツ/2名≫
 李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り19本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】
 &朱讃【防弾スーツ】
≪二代目丞相とその同朋/2人≫
 蒋[王宛]【ノートパソコンとプリンター】&馬忠【M−16アサルトライフル、警棒】
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
≪マザコンと鬼子母神/2名≫
 劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
≪めおと/2名≫
 趙昂【???】&王氏【???】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】& 昌キ(女顔)【鏡】&臧覇【電撃ムチ】 
≪孫呉の希望/3名≫
 諸葛恪【???】&孫登[重傷]【???】&丁奉【???】
≪誠の心/2名≫
 夏侯楙【小太刀】&程c【???】
≪曹操親衛警護隊長/2名≫ 
 許[ネ`者]【三日月刀、石弓】&典韋[左手首から先喪失]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】
≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄】 &高順【和泉守兼定】
≪蒼天/4名≫
 鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発、ポータブル雀卓セット】&禰衡【携帯地雷15個】
 &陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
≪観光旅行/2名≫
 軻比能【るるぶ、サバイバルナイフ】&何晏【青酸カリ】

以上、51チーム、142名(141名+1頭)生存確認
〜ピンユニットの部〜  
@越吉元帥【騎馬戦車】
@黄権【マウンテンバイク】 
@王方[気絶]【謎の本】

@夏侯淵【強力人工降雪機、催涙スプレー、乾パン3か月分、非加熱製剤、3人分の服、ゾリンゲンカード19枚、片刃剣、
     カシナートの剣、コルトガバメント、ダイナマイト3発】
@夏侯惇【弓、44マグナム、槍】
@何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】
@賈充【スナイパーライフル】
@華ダ[左肩負傷]【手術器具、薬草、蛇腹剣】

@華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@関沢【海釣りセット】
@韓当【スタンガン】
@許昌[気絶]【フロッピー1枚】

@司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】
@荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
@荀攸【???】
@鍾会[緊縛中]【鉄鎖】
@蒋幹【呼び笛】
@諸葛瑾(全裸)【なし】  
@徐晃【レイピア、保存食と水】
@審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し】
@孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、戟】
@孫策【変化の杖、ナイフ、コーラン、5インチFD、ボウガン、???】
@孫峻[気絶]【なし】
@趙統[正気]【折り畳み式の槍、弓、矢12本、麻酔銃、青紅の剣、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ディフェンダー45口径、ボウガン×30】
@陳到【項籍戟】
@董卓[軽傷]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×5、鞭、ティッシュ2箱】


@馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
@糜竺[心神喪失、気絶]【???】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ4)】 

@迷当大王【各種調味料】


@陸抗【囲碁セット】
@李通【戟】
@柳隠【ショットガン、古錠刀】
@劉協【花火セット、火炎放射器】
@劉循[睡眠]【なし】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
@劉封【タバコ10箱】
@劉理[右足怪我]【ビー球×20】
@凌統【探知機】

 以上、41名生存確認  合計生存者183(182+1頭)
《ア行》阿会喃、伊籍、☆于禁、☆于毒、王允、王楷、黄皓、王抗、王子服、王植、王忠、王累 
《カ行》☆[萠リ]越、何儀、郭、楽就、郭循、楽進、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、☆菅亥、関興、韓遂、☆韓暹、韓徳、☆韓馥、
    魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、☆虞翻、刑道栄、呉懿、高翔、黄祖、公孫度、黄忠、☆孔チュウ[イ由]、
    ☆孔融、呉綱、胡車児、呉子蘭、☆兀突骨、呉班、皇甫嵩、呉蘭
《サ行》☆蔡仲、蔡瑁、蔡和、蔡ヨウ、サク融、士仁、☆司馬炎、司馬師、周善、周魴、朱熹、朱拠、朱儁、朱然、朱褒
    蒋欽、徐栄、諸葛均、徐盛、辛評、成廉、全j、☆曹叡、宋果、曹休、曹純、曹植、曹真、曹仁、曹性
    曹爽、曹豹、祖茂、☆祖郎、☆孫桓、☆孫権、☆孫翊、☆孫魯班 
《タ行》☆太史慈、朶思大王、張允、☆張燕、張角、張疑、張勲、趙弘、張紘、☆張済、張松、張譲、張任、☆張超、☆張バク、
    張布、張苞、☆張楊、張翼、陳応、陳羣、陳式、陳就、陳生、陳琳、丁原、典満、董允、滕胤、☆[登β]艾、董厥、☆陶謙、
    董襲、董昭、董承、董茶那、董旻、ケ茂、董和、☆杜預
《ナ行》
《ハ行》馬元義、☆馬良、費イ、麋芳、武安国、☆[イ専][丹≡](フトウ)、文欽、☆逢紀、☆鮑信、法正
《マ行》満寵、孟獲、孟達
《ヤ行》☆羊[示古]
《ラ行》☆雷諸、雷銅、☆雷薄、☆李楽、☆陸延、陸凱、李厳、☆李儒、☆李粛、☆李通、李豊、☆李蒙、劉永、劉淵、☆劉焉、
    劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、劉岱、劉度、劉巴、劉弁、劉曄、☆呂翔、呂常、呂伯奢、呂範、☆呂蒙、路昭
《ワ行》

☆印は新しく死んだ武将
以上、170名死亡確認


183名の生存を確認、170名の死亡を確認
〔全登場者:現在353名〕


謎の声「あ〜。皆聞こえるか?しばらく放送がなかったため、何人死んでいるのか不安だったものも多いはずだ。
    そんな者達よ、安心しろ。もう半分が死んでいる。ようやく折り返し地点だと言うわけだ。とりあえず、
    皆におめでとうと言っておく。だが、生き残ってよいのは最後の一人のみだ。ますますの殺戮を期待する。
    では、今日も楽しく殺し合いをしてくれたまえ。」
204琴の音:03/04/27 23:14
南陽、宛城から響く琴の音色はやさしく早朝の荊州に響き渡った。
それは死んでしまった亡き夫、張済を弔うためのものだったが
曹丕にとってはどうでもよいことだった。鄒氏がすぐそこにいる。それだけで幸せだった。

荀攸は許昌へ向かう途中、南陽を通過したが宛城から聴こえる琴の音をなんとか振り切った。
(絶対、アレは罠に違いない)荀攸の判断は正しかった。まともな神経の持ち主なら
決して宛城に近寄ったりしないだろう。まともな神経の持ち主なら・・・。

@荀攸【???】
許昌へ向かっています。宛城は怖いからスルーしました。

鄒氏【琴糸】&曹丕【イングラムM10、日本刀】
※鄒氏が琴を弾いています。男を狂わせる音色です。
そして琴の音に魅せられてしまったものがここに一人。
いや、琴の音というよりは鄒氏のオーラのようなものに魅せられてしまったというべきか。
いやいや、そんな大した物でもない。
ただ単に、董卓が女好きだっただけである。
「この清らかな音、きっと弾き手はいい女に違いない。」

@董卓[軽傷]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×5、鞭、ティッシュ2箱】
※宛城に入ります。
韓当「あいつら何処へ行ったんだ?」

ダメ君主達相手であれば勝利は確実と乗り込んだが、
どこにも姿は見当たらなかった。
代りに呑気に一服していた男を気絶させただけであった。
韓当「ちっ!まぁ良いそう遠くへは行ってはいないだろう。」

劉封は何者かに昏倒させられていたが、爆発音で目を覚ました。
劉封「一体何が・・・。」

それは韓当が趙範のセットした地雷を踏んだ結果だったのだが、
そんな事は劉封は知らなかった。


韓当【死亡確認】

劉封【なし】
2071/3:03/04/28 00:53
何故だ!何故こんなことになってしまったのだ!
回りの死体を見ましながら黄蓋は一人叫んでいた。

夜の闇の中、互いに相手も分からないまま戦闘状態に入ってしまった。
朱治の攻撃に手応えを感じ、勝利が近付いている事を黄蓋は感じていた。
だがその期待はすぐに裏切られた。
銃の威力を警戒し敵は一撃離脱の戦法に切り替えてきていた。
最初に犠牲になったのは程普だった。
物音に不用意に近づいてしまった程普は潜んでいた敵に茂みに引きずり込まれた。
程普「待て!お主は・・・」
声を聞いた黄蓋が掛けつけた時には、武器を奪われ無残に首を掻き切られていた。
2082/3:03/04/28 00:54
周泰は相手の武器の威力に驚き戦法を切りかえる事にした。
あの武器を奪えば今後役に立つと言う事も勿論計算に入れてだ。
闇の茂みの中身を伏せ、朱桓がわざと音を出して敵をおびき寄せる。
作戦は成功しまんまと近付いてきた相手を茂みに引きずり込み武器を奪った。
相手が何か言っていたようだが今は戦闘中である。余計な詮索は後回しだ。
この時彼が少しでも相手に注意を払えば、これ以上の悲劇は免れたであろう。

黄蓋が程普の死体から離れ様とした時今度は朱治の悲鳴があがった。
朱治の背後に影を見た黄蓋は渾身の力を込めフライパンを投げつける。
見事フライパンは敵の頭に直撃し粉砕した。
黄蓋「大丈夫か?!」
朱治「危ない後ろです!」
黄蓋「?!」
背後から切りつけられる黄蓋。身を捻りなんとか深手をさける事はできた。
敵はそのまま朱治に襲いかかる。
朱治「うわぁぁぁ!!!」
そのままであったのなら朱治は敵に首を撥ねられ死んでいた。
だが黄蓋の叫びを聞いた為にわずかな隙ができてしまった。
黄蓋「朱治殿ぉ〜!」
周泰「(な・何?朱治殿だと?だ・だめだ最早手が止められない)」
その一瞬の隙に朱治は銃を相手に打ちこむ。
だが彼の首もまた敵の剣の餌食となってしまう。
2093/3:03/04/28 00:57
空が白み始める頃仲間の遺体を埋葬し、ふと敵の死体に目をやった黄蓋は愕然としていた。
なんとそれは周泰の顔だった。
慌ててもう一人の襲撃者にも目をやると半分顔は粉砕されていたが、間違いなく朱桓であった。

不期遭遇戦とは言えまさか自分たちが同士討ちしていたとは思いもよらないことである。
黄蓋はただ悔しさに叫び続けていた。


朱治【死亡確認】&程普【死亡確認】
周泰【死亡確認】&朱桓【死亡確認】

黄蓋【なし】
※叫んでいるので目立ちます。
孫権の死を知り凌統の心は揺れ動いた。こんなことをしている場合なのだろうか?
しかし凌統は気を取り直しもう一度その参加者リストを見直した。
(このリストには確かに孫尚香様の名前がある…)
最初の広間には孫堅様も孫策様も甘寧も周瑜都督も黄蓋将軍もいた。
しかし孫尚香様はいなかった。いやいたのかもしれない。しかし…
凌統の頭の中にはあの場面が繰り返される。

  「出席番号、真ん中の方〜、孫尚香君」
  「はいっ」と小さく返事をした乙女はザックを大事そうにかかえるとそそくさと出て行った。
  凌統の位置からは随分と離れていたためはっきりと顔が分からなかったが、
  あの乙女は孫尚香ではなかった。確かに似てはいたが確実に孫尚香ではなかった。

しかしそのことを考えると決まって頭が痛くなった。何かが自分の思考を中断させる。
とにかく孫尚香様を探そう。そうすれば全てがはっきりするはずだ…。

@凌統【探知機】
※ 孫尚香を捜索中。
2111/4:03/04/28 01:42
曹丕「誰ダ?俺ト鄒氏のジャ魔をすルノハ?」
侵入者に気付いた曹丕が見つけたのは醜悪な男であった。
一方の董卓も曹丕と鄒氏を発見していた。
董卓「何じゃ男もいたのか、邪魔だわい。」

曹丕「オまエカ?邪マをすルのか?殺ス!コロス!コロす!」
叫びながら曹丕は猛然と切り掛かっていった。
もし曹丕の精神状態が正常であればもっと違う戦い方をしていたであろう。
だが今の曹丕は鄒氏の琴音により精神を蝕まれ、ただ凶悪になっていただけであった。
一方の董卓は戦闘と言う点においては冷静であった。
何しろ目前の邪魔者を消さなければお楽しみはないからである。
2122/4:03/04/28 01:44
激しくぶつかり合う剣と剣。琴音の力によりバーサーク状態の曹丕の力は強化されていた。
見かけによらない力に董卓は驚いていたが、攻撃法が単純である事にも気付いていた。

董卓「ふん、猪相手ならこうするまでじゃ」

曹丕「ガぁァァぁ!!!」
鞭に足を取られ転倒する曹丕。そこへすかさず硫酸が降り注ぐ。

曹丕「ぐギゃおわァァぁ!!!」

辺りに獣の咆哮が響き渡る。
ただ身を掻き毟る曹丕。そこに突き刺さる剣。
哀れな男は最後まで正気に戻る事はできなかった。

鄒氏「おいでなさい・・・あなたが私の新しい僕・・・。」
董卓を見る女の目は怪しく光っていた。
2133/4:03/04/28 01:46
目の前の惨状に顔色一つ変えず、悠然と微笑みかける鄒氏。
ゆっくりと近付いてくる董卓。それを満足そうに鄒氏は見つめていた。
だが董卓の言葉を聞いた瞬間顔色が変わった。
鄒氏「可愛い私の僕・・・。」

董卓「あ?何を言っておるんじゃお前は?」

鄒氏「え?・・・だから私の僕・・・。(音色間違えたかしら?)」

董卓「何を馬鹿な事を言っているんじゃ?」

鄒氏「・・・・・・(何故琴に従わないの?)」

董卓「まぁ馬鹿でもなんでも良いわい。」

鄒氏「ちょ、ちょっと待って!放して!(どうなってるの?」
2144/4:03/04/28 01:47
宛城を後にした董卓は少し残念そうであった。
このまま本当はしばらく楽しむつもりであったのだが、
女が少々うるさいので首を締めてしまったのである。

董卓「少々勿体ない事をしたかもしれんわい。」

琴の魔力も旺盛な性欲には勝てなかったようである。


鄒氏【死亡確認】
曹丕【死亡確認】

董卓[軽傷]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、
ティッシュ1箱、イングラムM10、日本刀】
―――早朝、既に雪はやんでいた。
「真夜中の放送がなかったな…、こんなことは前回もあったのか?」郭嘉は蔡文姫に訊ねた。
「私が参加した前回は、今回よりもずっと少人数の、小規模のものだったから
 一日くらいしか時間がかからなかったのよ。『よしてっ』とか『敵じゃない』とかいっていたら
 あっとい間に終わったわ」蔡文姫はつまらなさそうに答えた。
「何かの罠なんだろうか?それともトラブルなんだろうか?」
「多分、、、トラブルね、『お上』はバカだけど陰険ではないし…」
蔡文姫は前回の優勝者で頭の切れる才女だ。重要な情報はすべて筆記により郭嘉に伝えている。
しかし蔡文姫は『お上』に関する情報についてはいっさい筆記をおこなわなかった。
「ああ、わたし、『お上』のサインをもらったのよ、優勝者の商品らしいけど。あんまり綺麗な字じゃなかったわ」

≪文姫と奉孝/2名≫
郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
「エッグ……ヒック……」
押し殺した魯育の泣き声を聞きながら、王美人は改めて自分達の潜んでいる建物を確認していた。
表は広い通りに面しているが裏口は細い路地に出る様だ、道さえわかっていればこういった路地は役に立つ。
「……この道、わかる?」
念の為に劉氏に聞いてみるが……
「こんな汚い所、入った事も無いザマス。」
やっぱり聞くだけ無駄だった。
「……そう、私はもう少し見張りをしてるから、二人とも二階に行って少し寝たら?」

「お……重い……体が……重いザマスぅ……」
……ふと劉氏は目が醒めた、太陽の位置からするとそれ程時間は過ぎていない様だ。
「何でこんな夢見たんザマショ?[業Β]じゅう探し回ったから」
そんなに疲れてなかった。
「旦那の身に何か悪い事が」
起ってなかった。
「うんん……父様ぁ…」
魯育が劉氏の腕に縋り付く様に眠っている、彼女の寝相は思った以上に悪かったらしい。
「………」
劉氏は優しく微笑むと再び眠りの世界へ戻っていった。

≪奥様ズ/3名≫
魯育(睡眠中)【なし】&王美人【消火器、グロック17】&劉氏(睡眠中)【ウオッカ】
※[業Β]に潜伏中
半分・・・
以前夏侯惇と同盟なる物を結んだ後、森に潜んでいた姜維と劉禅であったが。
死亡者放送でもはや半分に人が減ってしまった事を知り、劉禅は姜維に地面を書き示した。
(動くのは確かに危ないけど、このままじゃ父上や他のみんなとも合流できないまま終わっちゃうし
 夏侯惇さんとの話から、魏将の人達はむやみに攻撃にこないだろうからそろそろ動いても・・・)
姜維はその劉禅の書き込みを見て、思案していた。
姜維は実の所最初っから同盟など期待はしていない。期待していたのは夏侯惇が歩き回るのなら
当然乗り気な者に出会えば殺すだろう、そうすれば安全度は上がる。しかも猛将一人を敵に回さないで済む。
そんな効果を期待していた。だから姜維には夏侯惇の殺気を増幅させる刀とやらに反応しなかったのであろう。
劉禅の場合は父親譲りのお人好しっぷりからなのだろうが、まあとにかく夏侯惇が死なずに曹操を捜し歩いてる以上
攻撃した者達を殺し歩いてるには違いないだろう。動くなら今が好機なのかもしれない。何より劉禅の目は止めても無駄な目だ。
自分に出来る事は合流に望みをかけ、生かすよう努力する事だけだ。
(分かりました。しかし警戒は怠らないでくださいよ、ちなみに行くあてはあるのですか?)
(うん。取り合えず父上の故郷桜桑村に行こうと思う。)
(では行きましょうか)
そういうと二人は地面に書いた文字を消し、幽州にある劉備の故郷桜桑村に向かった。

≪後漢の君主と軍師/2名≫
 劉禅【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
※桜桑村に向かいます。長年蜀に仕えてる将か劉備以外には構わない方針です。
郭図と高覧は川のほとりで馬と一緒にいた張[合β]を見かけて、仲間に引き入れようと説得を続けていた。
郭図「張[合β]殿、あの時は本当にすまないことをした。許してくれとは言わん。ことが成就したならばわしの首をさし上げよう。だから協力してくれ」
高覧「張[合β]。あの時のことは私もたしかに許せないが今は非常事態だ。恩讐を棄てて協力するべきだ。頼む力を貸してくれ」
自分を陥れた仇敵と親友が交互に仲間になるように誘うのを張[合β]はだまって聞いていた。
そして、話がひと段落つくと
張[合β]「高覧。木の棒では楽しめないだろう。ここに私が集めた武器がある。好きなのを選べ」
そこには兀突骨が持っていた武器が置いてあった。
高覧「?」
張[合β]「昨日の奴は俺を楽しませてくれたがお前らはどうだろうな」
高覧「張[合β]・ ・ ・」
妙にすがすがしい笑顔を浮かべる僚友を見て高覧はすべてを悟った。張[合β]はもうは引き返せない狂気の彼岸に達しているのだと。彼は覚悟を決め、異国の長剣を手に取った。
張[合β]「さあ、楽しもう。それからお前は手を出すなよ。」
郭図(馬に話しかけるとは・・・・狂ってしまったか)
高覧「郭図殿は下がっていてください」

張[合β]VS高覧 戦闘開始

≪袁紹捜索隊/2名≫
 郭図【スターライトスコープ、檄文2枚(陳琳作)】&高覧【クレイモア(剣)】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール】
放置アイテム【木の棒・ハンマー・鎖鎌】
夏侯覇たちは霧に向かって弓を構え警戒していたが何時間たっても誰も出てこなかった。
誰も霧の中から出てきませんね、このまま待っているのもなんですかな〜
ま、また、司馬一族がしんだだと〜〜〜後のこっているのは、司馬懿、司馬昭か、
今度こそその手で・・始末をつけてやる〜
このまま、ここにいても仕方がない、荊州に向かおう。

≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット、弓(矢×20)】
 &王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
◎荊州に向かいました。
 明け方早々に鳴り響いた放送は、うとうととまどろみかけていた蒋幹を一気に現実に引き戻した。
 慌てて参加者名簿をザックから引き出し、次々と読み上げられていく新しい死亡者にチェックを入れる。
その中には聞き慣れない者の名も含まれてはいたが、比較的早い段階に読み上げられた名が蒋幹の注意を
引いた。それは孔融であった。
「まず間違いなかろう……」
 全ての新死亡者を注意深く照会した蒋幹は、確信したように一言呟いた。だが、これだけでは不十分。
「次は考えられる該当者だが……」
 既に半分となった生存者の中から、孔融と関係が深そうな者をピックアップしていく。
「陛下の字を呼び捨てるはずはないし、劉備殿の字は玄徳だ。太史慈殿は既に亡くなっておるし……。
すると残りのセンは……禰衡殿くらいか。……意外と交友関係狭いな」
 自分のことは棚に上げて苦笑する蒋幹。
 しかし、問題はここからである。如何にして目的の人物を探すか。何しろ字も知らなかった人物である。
当然、生地や関係深そうな地域も特定できない。
「孔融殿に関係する地域は軒並み禁止エリアに指定されておるし……。許昌にでも行ってみるより他は
ないか……」
 手掛かりを求めて許昌行きを決めた蒋幹であったが、そこが既に焼け落ちて廃墟となっているなど
夢想だにしていなかった……


 @蒋幹【呼び笛】
  ※「正平」を探し、孔融の辞世の句を伝えるつもりです。許昌へ向かいます。
劉j「母上、あの人達は何をやっているのでしょう?」

蔡夫人「あんなの見ちゃいけません!」



≪マザコンと鬼子母神/2名≫
 劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】

≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】& 昌キ(女顔)【鏡】&臧覇【電撃ムチ】 
孫策「これは楽しめそうだな。」

曹操の姿を認めた孫策は舌なめずりをしていた。
口惜しくも曹操に決戦を挑む前に倒れた自分。
それを覆す良い機会だ。
ん?倒れた自分?俺は何を言っているのだ?
まぁ良いさ。曹操を倒せばこの妙な口惜しさも消えるであろう。
相手は少々人数が多いようだが、曹操だけを殺すのであれば方法はあるな。

孫策【変化の杖、ナイフ、コーラン、5インチFD、ボウガン、???】
※曹操を殺す方法を考えています。

≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲、槍】
※一行は孫策にはまだ気が付いていません。
孫策「奴の重臣に変身して近づくとするか・・」
 変化の杖を取りだし、思い当たる曹操の配下の将に変身しようとした、そのとき。
許[ネ`者]「ぬぉぉぉお〜〜〜!!」
 雄叫びと共に、巨体が上から振りかかってきた。振り下ろされる三日月刀。
 突然のことで、孫策は、かわしきれず左腕を切り落とされる。
孫策「ぐっ!!くそ!3人だけじゃなかったか!」
 左手を失いながらも、許[ネ`者]に対し身構える孫策。
許[ネ`者]「まだぁ殿を襲う気ならぁ〜いのちはないぞぉー」
孫策「へっ!これしきの傷を負わせただけで勝ったつもりか?曹操ともども死にな!」
 ボウガンを許[ネ`者]へむけ放つ孫策。矢は許[ネ`者]の頬をかすめていった。その矢が
 放たれた瞬間、孫策は背後に新たな気配を感じた。
典韋「そっちが、そういうつもりなら・・・・死にな!!!」
 一閃。孫策の背中に深い傷を刻み付けた。
孫策「ま、まだいたのか!・・・・・・げほっげほっ!ちきしょう!この孫策、見誤ったか。」
 そう言うと、失われそうになる意識の中で曹操にボウガンの狙いを定めた。
孫策「奴だけでも道連れにしてや・・・・・・」
 ことばを言い終える前にすーっと姿を現した夏侯惇の槍が胸を貫いた。
荀[或〃]「・・・・光が消えました。これで、もう辺りには反応はないです。」
夏侯惇「七人相手に勝てると思ったのか?俺たちも見くびられたものだ・・・」
 4人は曹操のもとへ悠然と、もどっていった。
【孫策死亡確認】 

≪孟徳と雲長と文遠/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&関羽【シグ/ザウエルP228、春秋左氏伝の竹簡、パイプ】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)、画鋲】

≪曹操親衛警護隊長/2名≫  
許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】&典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)、犬(チワワ)】

@夏侯惇【弓、44マグナム、槍】

@荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
※レーダーは変わらず最大限、反応はない様です。今後の話し合いをするようです。

この実は強い中毒性があるようだな。
野草図鑑を眺める劉表の前には一心不乱にバナナを食べ続ける4人。
危険なので食べるのをやめるように言ったのだが4人は聞き入れない。
どうしたものかな、あまり気は進まないが・・・

30分後、馬忠の持っていた警棒で殴って気絶させた4人をバナナ林から近くの泉まで引きずっていく劉表の姿があった。

≪めおと/2名≫
 趙昂[気絶]【???】&王氏[気絶]【???】
≪二代目丞相とその同朋≫
 蒋[王苑][気絶]【ノートパソコンとプリンター】&馬忠[気絶]【M16アサルトライフル、警棒】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
※4人が意識を取り戻すまでそこにいる予定です
 久しぶりの放送が聞こえる。
放送は彼の息子二人の死を伝えていた。
「仲謀、油断したか。」
(無論、彼は息子が道の真ん中で熟睡していたことなど知る由もないのだが。)
彼は目をつぶり、息子のために祈りをささげようとした。
しかし、うるさい話し声によって集中できない。
「それにしても・・・」
彼は少しだけ後ろを見た。そこにいる[観光旅行]の二人。
「あれで本当に尾行している気か?」
うるさく話しながら尾行している二人に彼が気が付かない筈がなかった。
「軻比能、孫堅がいなくなった!」
突如として消えた孫堅に驚いた何晏は振り返った。
「え…?」
軻比能は返事をできなかった。彼の首から手裏剣が生えていたのだ。
「軻比能!どうしたの?」
慌てる何晏の背中に激痛が走る。倒れながらも後ろを見る。
「孫堅…。」
とどめを刺そうとする孫堅に何晏は質問した。
「なぜ、あなたはそんなに人を殺そうとするの?」
「息子と約束をしている。五人殺してから落ち合う予定だ。」
「でも、もう孫権は死んじゃったじゃない!」
孫堅は少し悲しそうな顔をして答えた。
「まだ伯符がいる。あいつは少し気性は激しいが才能がある。」
何晏が逃げようとする。孫堅は慌てることなく足を撃った。
孫堅が独り言のように話を続ける。
「今回の戦いで息子は私を越えるだろう。」
孫堅は剣を振り下ろす。何晏の首が宙を飛んだ。
「だからせめて、私は息子にとって越える価値のある父でありたいのだ。」
孫堅は今度こそ落ち着いて、息子に黙想した。

【軻比能 死亡確認】 【何晏 死亡確認】

 @孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、戟、サバイバルナイフ、青酸カリ】
 ※建業付近でもう一人狩る予定です。知り合いには最初は攻撃しません。
  孫策の死はまだ知りません。るるぶは放置。
魏将達は、許昌の北のとある砦に移動し会議を行った。
むろん、周りから敵が近づいて来ないのを確認しながらであった。

その会議の結果、信用できる魏の武将達を集め、お上に対抗しようということに決定した。
ただ、あまり多すぎても柔軟性にかけることから、
主に李典、夏侯淵、司馬懿、郭嘉、賈[言羽]、程c、荀攸を探すことになった。

彼らが許昌に来ることも考えられるので、許昌で待つ組と探索をする組と2つに分けたのだった。

※チーム再編成

≪許昌待機隊/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】
 &荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】
※火傷の手当てをしながら、許昌跡で魏の武将を待ちます。

≪探索隊/2名≫
 関羽【シグ/ザウエルP228】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)】
 &夏侯惇【弓、44マグナム、槍】
※魏の武将を探しに行きます。とりあえず陳留へ。

※画鋲、春秋左氏伝の竹簡、パイプは破棄。犬(チワワ)は逃がしました。
「とりあえず足を落ちていた木の板と破った服で固定した。幸い骨までは折れていなかったから、
しばらく安静にしていれば治るだろう。」そう言うと馬超は改めて少年の顔を見た。
どこかで見たことのある顔である。思わず「お前、名前はなんと言う?」とたずねる。
「劉理・・・です。」と少年は答える。馬超はびっくりして「今までご無礼を・・・」
と言おうとしたが、劉理は「別にいいです。この世界では僕はただの子供ですから。だから
様なんかつけないで『劉理』って呼んでください。」とつぶやく。
「永兄ちゃんも死んじゃったし、もう僕にはどうしようもないんです。もう歩けます。
どうもありがとうございました。」そういうと、劉理は立ち上がってその場から歩こうとした。
しかし、二、三歩も歩かないうちに転んでしまう。
「劉理、お前今どこか行く当てはあるか?」馬超が聞く。「いえ。」と劉理が答えると
「よし、じゃあついて来い。」
馬超はそう言うと劉理をおんぶした。
「俺は今から親父に会いに行く。しっかり捕まってろよ。出ないと両手が使えない。」
劉理は多少戸惑いつつも「はい」と言った。そのあと小声で「ありがとう」と言ったのだが、その声は馬超には
聞こえなかった。

※チーム結成
≪微妙な主従/2名≫
 馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
228を少し訂正。

※火傷の手当てをしながら、許昌跡で魏の武将を待ちます。
 ↓
※火傷の手当てをしながら、許昌近辺で魏の武将を待ちます。
231二流武将 ◆63bAtCM862 :03/04/30 07:17
何進は当てもなく許昌へ着いた。皇甫嵩、朱儁の死亡報告を受け、絶望しながらふらふらとたどり着いたのだ。
「皇甫嵩も朱儁もいない…。私はどうすれば?」
とりあえず、何進は許昌の城へ入っていった。
「む、誰かいるようだな…」
しかし、入ってすぐ曹操や荀ケは何進の姿に気づいた。
「典韋、許チョ。外にいるのは誰だと思う?」
荀ケが問うと
典韋は「あの背格好からして魏将であれば于禁殿だな…」
許チョは「楽進さんじゃないですかねぇ?何なら賭けませんか?典韋さん」
などと、なんとものんびりとした会話をしていた…

何進【レミントンM1864(弾なし)】  
※曹操たちには気づいていません

≪許昌待機隊/4名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】
 &許[ネ`者]【三日月刀、石弓】
 &荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】
※火傷は治りました。何進に気づいたようです。
2321/2:03/04/30 15:08
放送少し前──

この時間の起きている当番は祝融だった。祝融は自分の武器である備前長船を何気なしにみていると、
貂蝉と小喬の寝ている部屋ではない方から音がし、こちらに向かう足音が聞こえてきた。
やがてその人物は祝融のいる部屋に入ってきた。

祝融はその人物──陸遜を一瞥すると、すぐに目線を離し言う。
「わたしはまだ、貴方を信用したわけではない。」
「ええ、構いません。それが当然のことです。状況的にあの場面で首を刎ねられて当然のことでしたから。」
「………それより何のようだ?」
「そろそろ放送の時間かと思いましてね。主催者側に何らかのアクシデントがあったとしても、
 それが復旧する頃合です。さもなくば、我々に示しがつきませんから。」
その時、彼らの耳に久しぶりに聞く明らかに不自然な声が流れてきた。

「みなさん、お元気でしたか? 楽しく殺し合いしてますか?…」

放送後──

祝融は自分の名簿に放送で最後に聞いた今回の新たなる死亡武将──呂蒙の名前に大きく×印をつけた。
この名前と途中ででてきた孫権という名前は、夜の会議で陸遜が夜が明けたら探しに行くはずであった人物の名前だったはずだ。
事実隣では、陸遜がショックを受けている様子だった。

「呂蒙殿、孫権様に、太史慈殿、それに延までもが……」

陸遜は気付く。おそらく何かが動き始めていることを。そして自分の力が必要であることを。

とそこへ貂蝉と小喬が起きてきた。放送で起こされたらしい。
2人は祝融に死亡者リストを見せてもらう。
リストを見た時に貂蝉の目の色が変わった。
「李儒、李蒙、張済、李粛…。いずれも董卓の手飼いの部下達だわ。彼らの死の意味は?
 そして董卓、華雄の名前がそこにはない。ということはつまり…。」
2332/2:03/04/30 15:09
翌朝、陸遜は3人と別れ、建業に向かう。その彼の背中に声がかかる。
「おい、待て。武器もなしに向かうつもりか?」
陸遜が振り返ると祝融が陸遜の方に向かってくる。
「何をするにせよ、この世界では武器は必要だ。これをもっていけ。」
祝融は十字手裏剣を陸遜に渡した。
「あれ? 私を信用していないはずでは?」陸遜はわざとらしく聞く。
「まだ完全には信用はしていないが、お前が死んだら夢見が悪いからだ。じゃあな。」祝融は戻っていく。
陸遜はその背中に一礼すると、また歩きはじめるのだった。

※陸遜 ピンユニット化

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ、】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船】

@陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)】
※呉将を探します。建業へ。
二回戦目は麻雀と呼ぶには変則的すぎた。
陳登の積み込みを妨害する鍾ヨウと公孫淵、この二人は共同で陳登を沈めようとしている。
そのため二人の間には露骨とも言える打ち方がされてた。例えば鐘ヨウが染めてるとする。
すると公孫淵は鐘ヨウが欲しそうな牌を平気で鳴かす。そして陳登それに対して警戒すれば
公孫淵に刺さり、ブラフだとたかくくってると鐘ヨウに刺さる。非常にやり難い局面となってた。
しかし禰衡にとっては良い局面であった。なぜなら二人は陳登を落とそうとがんばるので
禰衡から出てきた牌は平気で見逃す。だから禰衡は何を切っても陳登以外からはロンをされない
それも当然のことで、陳登を同じぐらいまで引きずり下ろすにはラスにしなければいけない。
そして出来れば二人とも禰衡をトップに上げたほうが良いのだ。なぜか?理由は簡単である。
この麻雀はラスが死に、トップは殺す事が出来るが2,3着は何の恩恵もない麻雀なのだ。
だから純粋に死にたくないのなら、先程ラスを引いた禰衡に集中攻撃をすればよい
しかしそれはしなかった。なぜならこの勝負で鐘ヨウに公孫淵の二人が求めているのものは

            /ヽ    /ヽ
            /  ヽ   /  ヽ
           /    ヽ /    ヽ
          /           ヽ
         ,! __::::○:::::::::::○::  i
         i  __         i  
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|              スリル!
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陳登が狙われる事を承知で、わざわざ目立つ積み込みをしたのも追われる

            /ヽ    /ヽ
            /  ヽ   /  ヽ
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         i  __         i  
         i      ヽ_人丿  i
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|              スリル!
\_____________________
みんなスリルを求めていたのだ。ただ一人禰衡を除いて、そして南3局に陳登がハコテンになった。
上がりは禰衡の早い巡目のメンホンチートイ赤1 ハネマンだった。陳登のドボンで終わった為に二人も満足げだ。
禰衡がトップなら均等になり悪くないし、2,3着でもサシウマの収入はある。
ただ一つ気に食わなかったのが、陳登が1000点の手を一度だけあがったことだけだ。
そしてそれとほぼ同時に死亡者放送が流れた。あまり気に止めてなかったのだが
ある人物の名前があがった瞬間手を止めた。
―孔融
なぜ死んだ?誰が殺した?なぜ君が死ななければならなかった?
他に死ななくてはいけない者がいなかったか?なぜ君が死ななければならなかった?
君が不幸にも死んでしまったその間に私は何をしていた?
手を止め急に泣き出した禰衡に対して、どうでも良いから早くしろと公孫淵。
そこで禰衡は気がついた。そうだ、ここでトップを取れば私は帰れる。そしたら今野ざらしにされているであろう
我が友の墓を作りに行こう、そして友を殺させた主催者を倒す。
禰衡は決意を新たにした。

《蒼天/4名》
 鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発、ポータブル雀卓セット】&禰衡【携帯地雷15個】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
  ※三回戦目です。
張宝「それでよ、そん時に高昇の奴が言ったんだ。『俺じゃないですよー。だっておれ腹黒いですもん。』ってな。」
張梁「ギャハハハ、マジ? マジっすか?」
張宝「マジもおおマジ。……ん? あんなところで寝てる奴がいるぞ?」
張梁「本当っすねえ。っていうかこいつ死んでますよ。左腕ないし。……兄貴、何してるんすか?」
張宝「いやー、誰が殺したかしらんけど、荷物そのままだろ? だから回収してるんだよ。」
張梁「さっすが、兄貴。頭いいっすね。この変な杖なんっすかね?」
張宝「どれどれ?『変化の杖』? フンフン。こいつはすげえもんだ。」
張梁「どんな杖っすか? イテッ。何で俺をぶつ……。あれ? 俺がいる。」
張宝「俺だよ。俺。それっ……。」
張梁「あ、兄貴に戻った。すげえー。かっこいー。」
張宝「これぞ、太平道の奇跡ってか。」
二人「ぎゃはははは。」

荀[或〃]「アホはほっとこ。」

≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※孫策のアイテムを回収。 荀[或〃]は彼らに気づいていますが放置するようです。
「あの〜」
突然声をかけられて、陳到はびっくりした。見ると、後ろに何の武器も持っていない
文官が一人。おどおどしながらこちらに話し掛けてくる。
「おお、ちょうどいい。今までずっと吹雪の中で寒くてな。運動もかねて殺させてもらう。」
そう言うと陳到は自分の獲物を振りかぶろうとした。と、同時に脇腹に激痛が走る。見ると、
自分の脇腹はきれいに穴が空いていた。
「ぐ・・・おのれ・・・」それが彼が発した最後の言葉になった。
その後ハルバードと項籍戟で穴を掘って埋葬して、既に一刻が経っていた。
沮鵠「父上、それで、結局あの人はどうするんですか?」
沮授「うーむ。話し掛けに行こう。何かあったら対処できるように細心の注意を払ってね。
   それに、見たところ彼は丸腰のようだしね。」
温泉へと近づく二人。目の前では、こちらにまだ気付かないまま、もう温泉から出たいのだが
裸のまま外に出ていると湯冷めすると思い、ぐでんぐでんになりながら温泉につかっている
馬面の男が一人、「雪見風呂は終わってしまったなぁ」などとつぶやいていた。

【陳到 死亡確認】
@諸葛瑾[全裸]【なし】二人に裸を見られていることに気づいていません
≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】
広がる一面のパウダースノー。
その時、僕たちはゲレンデの神となる。
おーいえー。ちぇきらー。

夏侯淵「何やってるんだ、あいつら?」

≪ウインタースポーツ/2名≫
 李典【スキーセット】&朱霊【スノボセット】
※楽しんでます。夏侯淵には気付いていません。

@夏侯淵【強力人工降雪機、催涙スプレー、乾パン3か月分、非加熱製剤、3人分の服、ゾリンゲンカード19枚、片刃剣、
     カシナートの剣、コルトガバメント、ダイナマイト3発】
※李典と朱霊に気付きました。
240南蛮の名水:03/04/30 23:08
午前中なのに強い日差しが照りつけている。
しかも湿度が高くてじめじめする。
劉表は途中に生っていたキューイフルーツを食べて水分を補給しながら4人の回復を待っていた。
これからの不安を漠然と考えながら、ボーっとしていた劉表はうめき声を聞いて我に返った。
誰か気がついたのか?
うめき声をあげていたのは銃を持っていた男だった。しかし、まだ意識は回復していないようだ。
よく見ると4人ともすごい汗をかいていて苦しそうだ。
喉が渇いたのか?自分が食べている果物は意識の無い4人に食べさせるのは難しい。
そう思いながら脇にある4つの泉を眺めた。
自分は胃腸が弱いので飲まなかったが、この泉の水は澄んでいるので大丈夫だろう。
劉表は布に水を染み込ませるとそれを彼らの口にふくませた。
その時4人に別々の泉の水を与えたのは劉表の気まぐれである。
水を与えた直後は気管に水が入ったのかひどくむせていた者もいたがやがて全員がおとなしくなった。
これでひと安心だな。劉表は自分の仕事に満足すると再び4人が意識を回復するのを待つことにした。

≪めおと/2名≫
 趙昂[気絶+毒]【???】&王氏[気絶+毒]【???】
≪二代目丞相とその同朋≫
 蒋[王苑][気絶+毒]【ノートパソコンとプリンター】&馬忠[気絶+毒]【M16アサルトライフル、警棒】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】 ※4人が意識を取り戻すまでそこにいる予定

襄陽に劉協は戻っていた。さっきの放送で死亡者に董卓の名が無かったからだ。
奴は確かに死んだはずだ。でも死体が無い。奴は化け物か・・・

@劉協【花火セット、火炎放射器】
臭いに釣られてきたものの中の建物には強面の大人が一杯。
夏侯栄「美味しそうだけど、銃持っている人もいるよね。」
曹沖「そうだね、人数も多いし・・・・・・・そうだ!」

ーーーーーー何やら調合中。

夏侯栄「一体何を作ったの?」
曹沖「強力な下剤・・・に近いかな。下手すると死んじゃうけど(笑)」
夏侯栄「そりゃすごいね(笑)」
曹沖「これをあの水瓶に入れておくのさ。あとは待つだけさ。」
夏侯栄「なるほど、水を飲まない人はいないね。」


厳白虎「ふぅ、喉が渇いたな。水でも飲むか。」

≪居酒屋王朗/6名≫
 王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4、トランシーバー】&厳白虎【ライフル、トランシーバー】
 &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】
 &周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】
※宴会中、二人の天才児には気付いていません。
 厳白虎は強力下剤入り水を飲んでしまいました。

≪2人の天才児/2名≫ 
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
※水を飲んで全員が倒れるまで隠れます。
司馬昭「お前を見つける事ができて良かった。」
賈充「ご無事で何よりです。」

賈充を見つけた司馬昭は身を守る為にもすぐに仲間に引き入れた。
勿論核爆弾の事は危険過ぎるので伏せておいたのだが…。

賈充「これから如何されるのですか?」
司馬昭「そうだな。兄上は亡くなってしまったし、やはり父上を探すのが一番であろう。」
賈充「そうですね。お父上様であれば何か良いお知恵をお持ちでしょう。」
司馬昭(この忌々しいアイテムもなんとかしてもらわないとな)

まさかその司馬懿が子供になっているなどとは夢にも思わない二人であった。

チーム結成
≪末期悪役主従/2名≫ 
司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】
賈充【スナイパーライフル】
※司馬懿を捜索。交戦は可能な限り避ける方針。
厳白虎がお腹の異常を感じとったころ、司馬懿達は益州との境に向かっていた。
しばらくそこで待機し、次の禁止区域の発表を待つつもりである。

「月英様、次の禁止区域はどこでしょう?」馬謖が聞く。
「“お上”としてはやっぱり、指定されて我々があたふたするのを見て楽しむんじゃないのかしら。」
「それで殺し合いも起きると。」
「僕は荊州だと思うよ。結構出身者も多いし。真中だから逃げる人とそれを狩る人で混沌とするんじゃないのかな。
 “お上”って陰険そうだからね。やりかねないよ。」司馬懿が口を挟む。
馬謖は喉元まで「オマエモナー」という言葉が出かかったがなんとか我慢した。

≪少年シバイ/3名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【???】
※州境にて禁止区域の発表を待ちます。
245今そこにある危機:03/05/01 17:49
暇だ。周りは長閑な景色が広がりとても戦場とは思えなかった。
今でもどこかで殺し合いが続いているのだろうか?
どうにかしてこの殺し合いを止めさせることはできないのだろうか?
自分では無理だろうな。漢の皇帝の権威あっての自分だ。力の無い私の言葉では誰も話を聞いてはくれまい。
気絶している女性が持っている拡声器を眺めながら劉表は自分にできることを模索することに夢中になっていた。

そのころ、脇で寝ていた馬忠は滅泉の水による胃穿孔で天に召されていた。

【馬忠 死亡確認】
チーム≪二代目丞相とその同朋≫消滅。蒋[王苑] ピンユニット化。

≪めおと/2名≫
 趙昂[気絶+黒泉の名水]【???】&王氏[気絶+柔泉の名水]【拡声器】
@蒋[王苑][気絶+唖泉の名水]【ノートパソコンとプリンター】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】 ※馬忠が死亡したこと及び3人が毒に犯されていることに気がついていません。
馬忠が持っていた【M16アサルトライフル、警棒】 は放置
鍾会は焦っていた。
手にはかつて自分を縛っていた鉄鎖を握っている。
ここは霧が立ち込める成都の民家の前。
中に人の気配を感じた彼はそれを奇襲しようとしたのだが、石に躓いてしまい中の何者かに存在を気づかれてしまったのだ。
すでに丸1日状況は膠着していた。
このままでは俺の体力が尽きてしまう。
ここはおとなしく撤退すべきか。それとも強襲すべきか。あるいは声をかけてみるべきか。
どれかを選ばなければ・・・

@鍾会【鉄鎖】
≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】

247周倉's cooking part1 1/2:03/05/02 00:06
≪2人の天才児≫たちが下剤を水瓶に入れ、≪少年シバイ≫たちが居酒屋から出る前の事。
周倉「よし、お客も来たし、私の料理の腕前を振るいますかな。」
淳于瓊と韓猛の拍手の中、当初は無理矢理入れられたに等しいこの建物のなかで、やけに
乗り気で周倉は言い始めた。
「コホン。まず、今回作る料理ですが、簡単に『チンジャオロース風な兎肉の炒め』です。
材料は、兎の肉、筍、シソ、水、調味料の中にたまたま入っていた片栗粉、お酒です。
まずはアウトドアの基本、火をおこす事からです。とはいっても、薪はありますし
チャッカマンもあるので問題はありません。竈に薪をいれ火をつけます。これで準備完了です。
まず、下ごしらえですが、包丁が無いので空き瓶を割って作ったナイフで筍を細く切ります。
兎の肉は水洗いの後調味料の中にあったハーブであらかじめ臭みを消しておきましょう。そのあと
兎の肉を一口サイズ、こちらも細長めがいいですね、に切っておきます。さて、最初に筍から炒めましょう。
中華鍋の中に入れて炒めます。適度に火が通ったら兎の肉も入れて炒めます。兎の肉ですが、しっかり目に
炒めた方がこの場合いいでしょう。新鮮でない食料には加熱殺菌を徹底しましょうね。
その後、紹興酒でフランベして、香りをつけます。さて、そろそろ炒まったかな?
うまく炒まってきたら、塩、胡椒、ハーブ、そして水にといた片栗粉を加えます。
とろみが出てきたら完成です。お好みでシソを細かく切ったものを振りかけて食べると、
よりさっぱりとしておいしいです。」
完成した料理を王朗が素早く盛り付けて、お客である月英たちに配り、自分たちもそのあまり(といっても
かなり多めに作ったため残りが多かった。)を食べた。
王朗「!これはなかなかおいしい!さすが周倉さんですね。」
盧植「中華鍋を持っていたときの貴殿の顔、人が変わったようでしたよ。」
「いやあ、それほどでも・・・」
ああ、関羽様にも食べていただきたいなぁ。などと考えながら周倉は返事をした。
248周倉's cooking part1 2/2:03/05/02 00:07
月英たちが食べ終わった頃、王朗は3人が座っているテーブルへと近づいていった。
王朗「いかがでしたか?」
馬謖「ええ、おいしかったですよ。お酒も少しいただきましたし。」
王朗「では、お代の方を・・・」
「お金を取るのか?」とびっくりしている3人に王朗は付け加えた。
「いえいえ、お金ではなく、これまでの皆さんのいきさつと、サインさえ頂ければ結構です。」
特に損になるわけではない、と思って、3人はこの「ゲーム」が始まってからの事を話し、
紙にサインして店を出た。

曹沖が薬を調合していて、お客が食事を食べ終わって帰ろうとしていた頃、厳白虎は狩りに
出かけていた。メンバーの中で唯一武器らしい武器をもっている彼は食料を調達しに
外出したのだ。ライフルの使い方も上達して、今ではすばしっこい兎も2発くらいでしとめられる様になった、
水、肉、食べられる野草を適当に調達した後、彼はトランシーバーで
「─wwヘ√レv・・・俺だ・・・v〜・・・今から帰る・・・─wwヘ√レvv〜─ 」と伝えると、居酒屋へと戻った。
少し喉が渇いた彼が、汲んできた手持ちの水ではなく下剤入りの水瓶の水を飲んでしまったのは、
もはや不運としかいい様が無い。案の定、数分後に激しい腹痛に襲われた厳白虎は、調達してきたものを
渡し、水瓶の水は飲むなと皆に忠告した後で、近くの草むらへと歩いた。無いであろう厠を求めて・・・。
厳白虎「・・・野グソはしたくないんだが・・・仕方ないか・・・」


≪居酒屋王朗/6名≫
 王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×7、トランシーバー】&厳白虎【ライフル、トランシーバー】
 &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】&盧植【アウトドアの本】
 &周倉【中華鍋、調味料、筍×2、シソ少量、ワラビ、フキ】
2491/2:03/05/02 01:14
厳白虎「取りあえずこの辺で良いか…。」


夏侯栄「一番面倒そうな奴が出てきたよ。」
曹沖「こいつは好都合だね。」


厳白虎「うぅ〜何で…こ・・・・・・・ん・な・・目…に…え?」
2502/2:03/05/02 01:16
厳白虎が振り返った時には哀れ、彼の首は自分の・・・・・・にまみれ死んでいた。

夏侯栄「これなら君にも役に立つよ。」
曹沖「これで遠距離からの援護ができるね。それより僕はこれが気になるよ。」
夏侯栄「その黒い箱かい?」
曹沖「うん、さっきこれで誰かと話をしていたのを見たんだ。
きっと遠方と会話ができる機械なんだと思う。」
夏侯栄「それはすごいね。ところで残りの連中はどうするの?」
曹沖「大丈夫、考えがあるから任せて。」


韓猛「厳白虎殿の様子が心配なので見てきます。」
淳于瓊「近付くときっと臭いぞ(笑)」
周倉「そんなヒドイことを(笑)」


厳白虎【死亡確認】

≪居酒屋王朗/5名≫
 王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×4、トランシーバー】
 &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】
 &周倉【中華鍋、調味料、木の棒、筍×5、シソ】&盧植【アウトドアの本】
※二人の天才児には気付いていません。
 厳白虎の様子を韓猛が一人で見に行きました。

≪2人の天才児/2名≫ 
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、ライフル、トランシーバー】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍】
※身を潜めています。
桜桑村に向かっていた劉禅と姜維だったが、別にそこまで行く必要は無かった。
なぜならその途中で、趙雲と公孫[王贊]【と一緒にいる劉備を見つけたからだ。
劉禅は意外とあっさり会えた事に思わず嬉しくなり、三人の元へ駆け寄った。
それに一番最初に気がついたのは趙雲だった。そして主君の息子である劉禅を
迎えようと立ち上がったが、続いて劉禅を見た劉備は趙雲の持ってた飛刀を奪い劉禅に投げつけた。
飛刀が劉禅の頬をかすめた、何があったのか分からず立ち尽くす劉禅、続けて劉備は飛刀を投げつけようとしたが
今度はその手を趙雲が止めた。
趙雲「殿!何をなされるか!!!」
劉備「止めるな子龍。こやつはなぁ、こやつはなぁ、ワシが、ワシがせっかく漢王朝を復活させる為に築いた基盤を
   あっさり、あっさりとなぁ、ワシが何年かけて立てたと思うんじゃ、それを、それを」
劉備の怒りの声はしだいに泣き声に変わっていた。やがて劉備は何を喋るとも鳴く泣きながらその場にうずくまった。
それを見かねた公孫[王贊]が持ってた本で劉備を殴り気絶させた。
公孫[王贊]「全く、相変わらず妙な所で感情に走る奴じゃのうお主は。まあそんな所も嫌いじゃないがな」
それを見ていて状況はわかった物の信じたくないといった表情で、呆然としている劉禅だったが趙雲が話し掛けた。
趙雲「劉備殿は見ての通りこのご様子、すまぬがお引取り願えぬか?」
呆然としている劉禅の代わりに姜維が答える。
姜維「残念ですがしょうがないですね、行きましょうか殿」
姜維は元々劉備とは面識が全く無い為か、比較的あっさりとした様子で劉禅をつれてその場をさった。

≪後漢の君主と軍師/2名≫
 劉禅[放心]【銃 ワルサーP5】&姜維【戟 コルトパイソン】
※とりあえず姜維は劉禅を連れて正気が戻るまで、回りに軽い罠をしかけ待機してます。
≪旧知の友と頼れる部下/3名≫
公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」】&劉備[気絶]【キツネのぬいぐるみ】
&趙雲【スパークショット棒(充電済み)、飛刀×5、充電用バッテリー】
※とりあえず待機です。
拡声器・・・これで参加者に戦いを止めるように呼びかけてみるか。
だがそれがしの言葉では権威も説得力も無い。
別の誰かにやってもらうしかないな。
まだ生きている者の中の有力者。
孫堅は問題外だし、曹操とは対立していたし、袁紹とは面識があるがちょっと力不足か?
やはり陛下しかないだろう。益州で襲撃されてはぐれてしまったが、まだ健在なようだ。
気絶している4人が回復したらこの考えを話して協力を求めよう。
しかしこの時、趙昂が人知れず息を引取っていた。
死因は黒泉の毒により全身の毛細血管の破裂による脳溢血だった。
その死体は内出血によって青黒く変色していたが、日陰に置かれていたことと、劉表が自分の考えをまとめるのに夢中になっていて気づかなかったのだ。

【趙昂 死亡確認】
チーム≪めおと≫消滅。 王氏 ピンユニット化。

@王氏[気絶+柔泉の名水]【拡声器】
@蒋[王苑][気絶+唖泉の名水]【ノートパソコンとプリンター】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】 ※馬忠と趙昂が死亡したこと及び2人が毒に犯されていることに気がついていません。
【M16アサルトライフル、警棒 ???】 は放置
253劉禅と姜維 1/2:03/05/03 00:19
劉備達と別れた後、劉禅と姜維はいったんまた、潜むことにした。
放心状態の劉禅を連れて行動するのは危険だと、判断したためである。
(殿・・・)
劉禅はあれからずっとうつむいたまま、姜維が何を言っても何の反応も示さずにいた。
今は待つことだと、姜維は思った。
親子の問題に差し出がましく口を挟めるほど、
自分は彼らに近しい人間ではないのだということは解っているのだ。

 そして、少しだけ、時間が流れた。

「姜維・・・・・・」
「はっ!!」
思ったより早く、劉禅は姜維を振り返った。
「お前は・・・、どうなんだ?」
「えっ?」
劉禅は何を聞いているのだろう。姜維は返事に困った。
そんな姜維の様子を見て、劉禅は目を細め、そして思い切ってという様子で言葉を続けた。
「お前は、ボクを恨んでないのか?」
自分の主が何を言っているのか、姜維はすぐに判断できなかった。
だが、思考が回復するとともにでできた答えは、もちろん否定である。
「何をおっしゃいます。私が殿をお恨みもうしあげる理由など何も・・・・・・!!?」
254劉禅と姜維 2/2:03/05/03 00:20
それ以上、言葉が続かなかった。
勢いに任せ『理由など何もない』といってしまえば、それで万事収まったはずなのに、
言葉は切れ、姜維には、それを取り繕うことができなかった。
「父上と同じ、少し違うけど、同じ理由で、お前はボクを恨む理由がある・・・」
劉禅の視線は、姜維からは外されていた。
「お前だけじゃなく、父上や、蜀に仕えた者すべてに・・・」
姜維はこたえられなかった。
たしかに、このゲームが始まってからはまったく考えなかったことなのだ。
しかしそれ以前はどうだったか。
非業の死を遂げた自分は、その原因の多くを作った主君を、恨まずにいたのだろうか。
それは、否。
「姜維」
いつの間にか、姜維はうつむいていた。
呼ばれて、顔を上げると、劉禅は笑っていた。
「お別れだよ、姜維。少なくとも、お前はもう僕に縛られちゃダメだ」

劉禅は去った。止めたかったのに、止めたいと思ったのに、
彼の記憶が、それをさせなかった。


≪後漢の君主と軍師/2名≫→解散

@劉禅[放心]【銃 ワルサーP5】
※南 許昌方面へ向かいます。
 蜀の人とは会いたくないようです。

@姜維【戟 コルトパイソン】
※待機中
許昌跡──

荀攸は変わり果てた許昌で、戸惑いながら1人彷徨っていた。
「ここが許昌なのか…。ここで何が起こったというのだ?」

@荀攸【???】
※許昌に到着。
しょうがないから自分で手当てしたよ。
…なんか空しくなってきたなあ。そろそろ。

≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
※甄姚から応急セット借りて自分で手当てしました。
 太陽が高く昇りはじめる頃。
曹彰と曹熊はようやく目覚めようとしていた。
「うう〜〜〜〜ん、よく寝た〜〜〜」
大きく伸びをしながら起き上がる曹彰。傍らでは弟曹熊が、まだ眠そうに目をこすっている。
二人とも、ここ二、三日の疲れがどっと出たのか、昨夜から爆睡していた様子だった。
「さ〜てと、顔洗って身支度して、今日も曹丕兄さんを探さないと〜」
「…彰兄ちゃん、寝グセついてるよ」
「おっと、俺寝相がいいからな〜。わはは〜」

 [番β]陽湖の水で顔を洗いながら、二人は次の行き先をどうするか話し合った。
参加者が半数に減った今、このまま兄と合流できないようであれば
もう二度と顔を見ることも出来ない。そんな予感がしたからである。
「さあ、次はどこらへんを探そうか〜?」
「…今まで行った所は、丕兄ちゃん居なかったよね。
 となると…、西の方か北って事になるのかなぁ…」
「西だと、益州、雍州、涼州。北だと、幽州、[亠兌]州、并州、冀州。
 まだ行ってない所だと、荊州、交州か…。
 う〜ん、結構探し回る事になりそうだな〜」
「…思い切って、長安とかどうだろう?あそこなら人も集まってるだろうし、
 誰か丕兄ちゃんの情報を知ってるかもしれないよ」
「そういやそうだな。どこそこで見かけたってだけでも情報には違いないしな〜」
「…じゃ、次の行き先は長安で決定?」
「決定だな〜。長安に向けてしゅっぱ〜つ」

≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
 ※長安に向かっています。曹丕の死には気付いていません。
2581/2:03/05/03 23:03
韓猛が何の警戒もなしに出て来たのを見て、曹沖はニヤリと笑った。
韓猛は大声で「お〜い。厳白虎〜。どこだ〜。」等と叫んでいる。
近くに殺意のある者がいるにもかかわらず。
曹沖「この中にいる人たちは相当な馬鹿ばっかりだね。」
夏侯栄も呆れた顔で頷く。
夏侯栄「緊張感が無さ過ぎだね。」
そして獲物に音もなく忍び寄ろうとしたそのときである。
「wwヘ√レvv〜厳さん、大丈夫〜?─wwヘ√レvv〜─ 」
トランシーバーから王朗の声が聞こえた。その声は、近くに人がいると思っていないがごとく
大声だった。その音を聞いて韓猛がそちらを振り向かないはずが無い。
そして、音のしたほうを見るとそこには少年二人、片方の手には血塗られた武器、それに
今まで生きていたはずの仲間の死体。彼は思わず叫んだ。
「厳白虎が殺されたぁー!!」
2592/2:03/05/03 23:04
建物の中にも当然声は聞こえ、皆が飛び出してきた。王朗がビール瓶を持って、
淳于瓊が棍棒を構えて、周倉はまだ少し熱を帯びている中華鍋を持って、今までぼんやりとしていた
彼らが、戦闘隊形になって出てきたのである。その変わりようは、少なからず曹沖らを
びっくりさせた。厳白虎の死体を見て、思わず王朗が「厳さぁーーん!!」と叫ぶ。
皆、死体に軽く一礼のようなものをすると、鋭い目つきで曹沖らをにらんだ。
皆が口々に「厳さんの仇ぃ!」「子供だからといって許せぬ!」等と言っている。
だが、曹沖には、いや、おそらく夏侯栄もだろう。まだ余裕があった。相手には武器と呼べる武器は無い。
一人当たり二人殺せばいいだけの話だ。ん?二人?
そう、予想の範疇だったとはいえ、突然のことである。彼らは少しミスを犯した。
それに曹沖が気付いたときには、隣にいた夏侯栄は後ろから音もなく回り込んでいた盧植に
ビール瓶で思いっきり頭を殴られていた。ビール瓶は割れ、夏侯栄はその場に倒れて気絶はしたものの
幸いな事に頭から血も出ておらず、命に別状は無いだろう。だが、すぐに起き上がれる様子ではない。
盧植「子供とはいえ、人殺しの罪は重いですぞ。」
今ここに、子供対おっさんという異色な戦いが始まろうとしていた

≪居酒屋王朗/5名≫
 王朗【多量のお酒各種、水の入ったビン×7、トランシーバー】
 &淳于瓊【紙と筆と墨、棍棒】&韓猛【チャッカマン】&盧植【アウトドアの本、割れたビール瓶】
 &周倉【中華鍋、調味料、筍×2、シソ少量、ワラビ、フキ】
   V.S.
≪2人の天才児/2名≫ 
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、ライフル、トランシーバー】&夏侯栄[気絶]【長縄、曲刀、龍牙棍】
2601/2:03/05/04 00:49
曹沖「よくも夏侯栄を!」
ライフルで韓猛を射殺し曹沖は反撃を開始した。

王朗「子供とは言え容赦しませんぞ!」
淳于瓊「反省しれ!」
周倉「お仕置きが必要ですね。」

曹沖「こんな馬鹿な大人達は僕一人でも十分だ。
この硫黄と硝酸を元に作ったこれをくらわしてやる。」
そう言うと何か袋を王朗達に投げつけた。

淳于瓊「そんなもんで!」
投げつけらた袋をキャッチしあざ笑う淳于瓊。
だが不幸にも彼はそれが何か知らなかった。
2612/2:03/05/04 00:58
あざ笑う淳于瓊を逆にあざ笑いながら曹沖は袋を撃った。

淳于瓊「何処を狙っ・・・え?」

淳于瓊や近くにいた王朗達が爆発に包まれる。
淳于瓊は爆死し、王朗は持っていた酒に火が付きのたうち回っている。
周倉はとっさに中華鍋を犠牲に身を防いだ為無事だった。
このまま反撃しても良かったのだが、このままでは王朗が危ない。
周倉「盧植殿!」
盧植を呼び寄せ王朗を救出に掛かる。
幸い敵も失神した味方を救出に掛かったようだ。
盧植「子供と思って油断しましたな。」
周倉「うむ、王朗殿は大丈夫であろうか」

韓猛【死亡確認】
淳于瓊【死亡確認】
≪居酒屋王朗/3名≫
王朗[重症:気絶]【トランシーバー】
盧植【アウトドアの本、割れたビール瓶】
周倉【調味料、筍×2、シソ少量、ワラビ、フキ】

≪2人の天才児/2名≫ 
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、ライフル、トランシーバー】&夏侯栄[気絶]【長縄、曲刀、龍牙棍】
262261追加:03/05/04 01:00
※双方後退しました。
2631/2:03/05/04 07:19
建業の城前で響く剣戟音はゆうに4時間は続いているだろうか。
剣戟音の正体は華雄の鉄槍と孫堅の戟の音である。
彼らは城の前で出会い、そしてそれが前々から決まっていたかのように戦いを始めた。
二人とも遠距離武器を持ってはいたがそれは使わず、槍と戟の戦い。
実力伯仲。互いに傷は負わせているが、致命傷にはなっていない。

一方、この戦いを見ている2人の人物がいた。
これが通常の三国志の世界なら、彼らは黙ってこの戦いを見守るはずである。
しかしこのバトルロワイヤルの世界はそうではなかった。

「おうおう、熱中しておるわ。わしのことなんて気にも留めていないようじゃ。」
柳隠はショットガンを構え、タイミングを見計らっていた。
「じゃが、こちらにとってはおあつらえ向きじゃわい。おぬしら、その戦いは地獄で続けるがよいわ。」
彼はトリガーに指をかけ狙いを定める。

ズドーン
2642/2:03/05/04 07:19
ショットガンの重い音があたりに響いた。
弾は孫堅に命中……………せず、城の城壁を少し削るのみだった。
華雄と孫堅は何もなかったかのように戦いを続ける。

「あなたの行動は間違ってはいない。しかし、この戦いを邪魔するのは無粋というものです。」

陸遜は、絶命した柳隠の首に刺さった十字手裏剣を引き抜くと、再び影に隠れ2人の戦いを見守り始めた。

柳隠【死亡確認】

@華雄【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】
 VS
@孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、戟、サバイバルナイフ、青酸カリ】
※互角です。

@陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、
    ショットガン、古錠刀】
※戦いを見守っています。
2651/2 :03/05/04 18:15
夏侯和「いや〜どうもどうも夏侯和で〜す」
夏侯威「夏侯威で〜す」
張衛「張衛で〜す。」
張魯「張魯です?」
張衛&夏侯威&夏侯和「三人あわせて!「とろ〜り卵とソーセージのマフィン!」
張魯「・・・!!」
夏侯和「いや〜ゲームも中盤に入ってきました。」
夏侯威「そうそう、トップは張魯殿。子供が3人で、資産が2億!ダントツトップです」
張衛「うむ、ゲームの最初にはカードの交換がないからな・・・。」

程遠志「どっ、どういうことだ?」
韓忠「バトロワ、人生ゲーム、大富豪のことだろ」
程遠志「おおっお前頭良い!!」
韓忠「もちろんだとも。」
2662/2:03/05/04 18:17
張魯「それはさておき」
夏侯和「僕よう〜濮陽に行きたいんだったっけ?」
夏侯威「違う違う。洛陽に行くんだよ。というわけで行ってこい!!」
夏侯和「了解だ〜(走って行く)って止めろよ。コロスキか!」
張衛「コロスキ?」
夏侯和「そう。コロスキか。この言葉はそう20ね「そこのお方〜浴衣貸して〜」
程遠志「んっ?わかった」
張魯「それでは行きます!必殺「スカラー波返し」!!」

全員「(ぽかーん)」

後に誰かが言った
確かにこの漫才は三流だったが、
彼の必殺「スカラー波返し」は、一流だ、と。

≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
※漫才中
漢中から涼州に向う馬超一行をみつめる影が二つあった
「確認しないの?」
「あいつが俺を知らない訳ねーよだろ?それよりあの餓鬼誰だ?」
「この距離からだと良く判らないよ、多分蜀の人間だと思うけど……」
「あいつって蜀に行ってからはずっと飼い殺しにされてたと思ったんだがな、随分丸くなったもんだぜ。」
「涼州にいっても見捨てた親兄弟に八つ裂きにされそーな気がするけどねぇ。」
「あいつなりの考えがあるんだろ?ほっとこーぜ。」
そして馬超を迂回した二代目ジミー君をみつめる影が二つあった。
「あいつどっかで見なかったか?」
「さぁなあ、確かにどっかで見たと思うんだがな。」

≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2 サバイバルナイフ】&趙月【??? MP5】

※南下中

≪微妙な主従/2名≫
 馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】

※北上中

≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】

※ジミー君発見
2681/2:03/05/06 03:35
ようやく長い失神から、向朗と向寵の二人は目覚めた。
向朗「イタタタタ…」
向寵「何だったんでしょうね」
首を傾げる二人の側には、誰もいない。
もう少し彼らが注意深く辺りを見回せば、そう遠くない場所、乾ききった血だまりの痕跡に気付いたかもしれない。
向朗「おや?こんな所に武器が落ちてるぞ」
向寵「さっきの二組が落としていったのかもしれませんね」
しかし、彼らが存在に気付いたのは、複数の使い込まれたアイテムだった。
向朗「誰かは知らないが有り難い」
顔も知らぬ相手への感謝を込め、暴走車達の去っていった東に向かって二人は頭を下げた。

≪蜀命/2名≫
向朗【ノート型PC(電源つかず)、青紅の剣、ディフェンダー45口径】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本】
※当初の予定通り南中に向かいます。
蜀命達が目覚めた頃。
そう遠くない民家の一角で、趙統は華佗に看取られようとしていた。
虞翻の死体を埋葬した直後、趙統はその場に崩れ落ちた。
その身体を引きずるように、何とか民家に移した後。
自分の肩の治療を済ませ、趙統を診察した華佗は、……溜息だけを吐いた。
「頭に針を打たれたと言うたな」
「……はい」
「薬品による洗脳とはいえ…脳細胞をメチャクチャに弄られておる。
外科手術で頭を割って手術すれば、なんとかなるやもしれんが…」
「もういいんです」
眉根を寄せる華佗に、趙統は笑いかけた。
「操られていなかったとしても、俺は武人として人を殺していたと思う。
あいつへだけを悪いと言えないし、その結果……こうしてケリをつけられた」
苦しい息の下、趙統は満足そうな表情を浮かべる。
「……親父も、きっと俺を認めてくれますよね?」
華佗は、静かに頷いた。
2703/3:03/05/06 04:10
「すまなかった。儂の打った解毒薬が、お主の身体に負担をかけ過ぎた所為じゃ」
「そのおかげで、俺は自分を取り戻せた。先生のおかげです」
土気色をした趙統の顔を、華佗は見詰めた。
もう長くない。ならば。
「……今の儂には、これしかしてやれぬ」
虞翻の救急セットの中から取り出した、薬品と注射器。
意味を悟った趙統は、無言で頷いた。
「……ぐ…ほん、の奴も、まってる…だろう……な……」
痛み無く死ねる毒薬を注射され、趙統は安らかな表情で息を引き取った。

「……さて、折角じゃし、南中にでも行ってみるか」
気を取り直すように独白すると、華佗は民家を後にした。

【趙統 死亡確認】

@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】
※表記を華ダ→華佗に変更。南中に向かい、負傷者がいれば治療します。
そんなことをしていたのか。俺に協力してくれればこの島全体を雪で覆ってやろう。
将軍、次の銀世界はどこにしますか?
呉の武将狩りをしながら交州を白く染め上げるぞ。

≪ウインタースポーツ/2名≫と夏侯淵は合流しました
※チーム結成《ゲレンデの神/3名》 ピンユニット@夏侯淵消滅
李典【スキーセット、催涙スプレー、ダイナマイト3発】&朱霊【スノボセット、片刃剣、ゾリンゲンカード19枚】&夏侯淵【強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント】
272思わぬ邂逅1/4:03/05/07 04:56
何進をやり過ごし張宝&張梁を無視した許昌待機隊。
付近の散策を止め、彼らは再び北の砦に戻っていた。
不運な事に、許昌に辿り着いた荀攸とは入れ違いになっていたが、両者ともに与り知らぬことである。
しばらく砦でマターリしていた一行であったが、しかし荀[或〃]のレーダーに4つの光点が映った途端、瞬時に気を引き締める。
「この砦に近付いてくるようです。敵意があるかは判りませんが、注意を」
荀[或〃]の言葉に、無言で頷く典韋と許[ネ`者]。
一行の間に緊張が高まった。

同じ時。
「何で誰にも会わないんだろう……」
髪の毛を求める陳泰一行が、そうとは知らず砦に近付きつつあった。
273思わぬ邂逅2/4:03/05/07 04:57
荀[或〃]の指示により、典韋と許[ネ`者]は砦を出た所にある茂みの影に潜んだ。
曹操は飛び道具に備え、やや奥まった地点で待機する。
そして囮となるべく、荀[或〃]は砦の入り口に一人立った。襲いかかられた時の為、袖の中でこっそりコルトポケットを構えている。
孫策を相手とした時使った戦法だが、今度は4対4。相手に敵意があれば、激戦が予想される。
息を呑み、罠を張り終えた一行は不審者の出現を待った。

「あ、お祖父様!」
しかし、やってきた者達を見て、彼らは拍子抜けした。
「ええと…あなたは…」
「陳泰です、陳羣の息子の」
外孫の名を聞いて、荀[或〃]は最後に残っていた警戒心を解く。
「もしかして曹操様もご一緒ですか?」
朱讃の言葉を受け、隠れていた典韋・許[ネ`者]・曹操が姿を現す。
「良かった!ご無事だったんだ!」
しばし和やかな雰囲気が皆を包んだ。
274思わぬ邂逅3/4:03/05/07 04:57
人目に付かないよう砦の中に入った総勢8人は、改めて互いの経験や情報を交換した。
「それが例のランプか」
新しい物に眼がない曹操が、興味津々で魔法のランプを眺める。
「はい、それで皆さんにも……その……」
ランプ組が曹操達と出会えて喜んだのは、毛髪を貰いたい下心も込みであった。
「殿、私からもお願いします」
中の人…ではなく謎の襲撃者に殺されたと思しき陳羣の痛ましい姿が脳裏をよぎり、荀[或〃]も傍らで口添えする。
「面白そうだし良いな、なあ?」
「はい!」
「構わないだよ〜」
快い承諾を受け、ランプ組は喜びの声を上げた。

「じゃあ早速……」
曹操・許[ネ`者]・荀[或〃]が抜き取った髪の毛を一本ずつ入れる。
「おお!全部反応した!」
「さすが〜〜」
この結果に気をよくする3人。
「あ、そういえば……」
陳泰が振り向くと、そこには困惑した体の典韋(ハゲ)。
「俺は髪の毛がないんだが……ヘソの下の毛でいいか?」
「ええ、まあ、多分……」
嫌々ながら頷く。「じゃあ」と取り出した一本を入れると。
「あ、反応するんだ……」
心底感心したように、王双が呟いた。
275思わぬ邂逅4/4:03/05/07 04:59
「それで、これからどうするつもりだ?」
曹操の問いに、一行を代表して[赤β]昭が答えた。
「もう少し、髪の毛をくれる人を捜そうと思います。…戦闘になるかもしれませんが」
「そうか、行くがよい」
曹操は止めなかった。
「ただし、髪の毛が集まれば帰ってくるのだぞ。わしらはこの付近で待機しているはずだ」
「はっ」
「忘れるな。お主たちは何処にいても儂の大切な人材なのだからな」
「はい……!」
魏の始祖直々の言葉に、ランプ組の4人は感涙にむせんだ。

4人を送り出した後。
荀[或〃]は一人悩んでいた。
(陳羣もランプに認められる資格はあったろうが…遺体の詳しい場所を教えた方が良かったろうか)
しかし、実の父の惨い死体から髪の毛をむしり取るなどという残酷なことは、言い出す事が出来なかったのである。

王双「で、これからどこへ行く?」
陳泰「うーん、夏侯惇将軍達の向かった陳留にでも行きましょうか」
[赤β]昭「更に3本ゲットだな」

≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
陳泰【魔法のランプ(残り19本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ】
※とりあえず陳留へ。優秀な武将の髪の毛(諸々)を狙います。

≪許昌待機隊/4名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&許[ネ`者]【三日月刀、石弓】
 &荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】
※引き続き許昌付近で待機。
276※275訂正:03/05/07 06:19
>>275訂正
陳泰【魔法のランプ(残り19本)】
→陳泰【魔法のランプ(残り15本)】に訂正します。
華佗の良く分からない何かで眠らせられていた劉循だったが、放送を聞いて目覚めた。
最初は一体何があったか覚えていなかったが、華佗と一緒に行こうとしてその直後に
眠らせられた事を思い出し、それが何であるかは分からなかった物の華佗によって引き起こされた
物である事は容易に想像がついた。その場に華佗の姿が無い事を確認するのと同時に
劉循は荷物をまとめ、早速成都へと向かった。華佗への恩を返すの為に。
もっとも当の華佗は南中へ向かってるのだが、そんなことを劉循がしる余地は無かった。

@劉循【なし】
※怪我は治ったようです。
 華佗を探しに成都まで向かいます。
何もかもが燃え尽きてしまった町で途方にくれていた荀攸は、
同じように途方にくれていた何進と出会い、2人でため息をつきながら、
何となくチームを組み、何とはなしに東の方へ進むのだった。

※チーム結成

≪この世も末だねぇ/2名≫
何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】 &荀攸【マント】
※東の方へ
279無名武将@お腹せっぷく:03/05/11 07:49
age
280bloom:03/05/11 07:51
楊州は?
劉禅と別れた後に一人たたずんでいた姜維だったが、これからどうするべきかを考えていた。
恨みと呼べる感情が劉禅に無いわけではないが、あとを追いかけもう一度一緒にいたいという感情は
強くあった。しかし今さらそんな事をいうのは調子が良すぎるし劉禅も承知してくれないだろう。
ならば自分が劉禅のために出来る事は一つ。劉禅に敵対するであろう者を殺して歩く事しかない。
そうと決めた後の姜維の行動は早かった。まずは別れるきっかけになった三人組すなわち
劉備・趙雲・公孫[王贊]のところへ向かった。
だがあの三人もさすがにいくつもの戦いをくぐり抜けただけの事はある。銃でこっそり狙えるような場所ではなく
見晴らしがよいかといえばそれも微妙、とにかく急襲するのは難しい場所だ。
戦力の方は向こうは三人こちらは一人、姜維は辺りを見回したが特に何もない
火を起こせる道具の一つでもあれば良かったのだがそれもない。そこで一度戻り夜になるのを待つ事にした。
三対一よりは二対一か一対一に持ち込むべきだろう、例え三対三でも夜に襲えば寝起きである武将は
即戦力にはなれない、そう考え明るい中姜維はゆっくりと体を休め始めた。夜に始まる殺戮のために
―そして夜
姜維は目覚め先程の場所へ移動した。そして音を立てずコルトパイソンを片手に忍び寄った。
しかし場所が場所である為にすぐ敵に気がつかれた。その武将は趙雲。
趙雲はすぐさま二人を起こすと走ってくる敵に向かい飛刀を構えた。劉備はすぐはね起きたが
公孫[王贊]はまだ半分寝ぼけていた。そしてその敵は距離を置いて立ち止まり腕を前に出した。
その手には何かが握られている。
これが劉備や公孫[王贊]ならそのままだったかもしれないが、趙雲は咄嗟に殺気を感じ
横に飛んだ。それとほぼ同時に轟音と光がはっせられた。それが何かは分からないがとにかく
異常な物である事は他の二人にも分かった。最初に異常を感じた趙雲も最初の一発目は避けた物の
どのような武器であるか分からない以上は避け続けれるとは思えない。
たった一人の相手とはいえ戦えない以上選択肢は一つしかなかった。逃亡である。
三人ともそれを分かっていたのだろう。
何もいわずに趙雲は武器を後ろに放り投げ、その武器を手に劉備と公孫[王贊]は走りだした。
劉備と公孫[王贊]は無事に逃げたであろうが、殿である趙雲は簡単には逃げられなかった。
じりじりと後退を始める趙雲に容赦なく銃弾は襲い掛かる。昼間だったら銃口から銃弾が出るという仕組みも分かり
回避だけなら出来たかもしれないが、闇夜では敵が何を持っているのか、そもそも敵が誰かすら分からない。
そんな姜維の攻撃を避けきれる気が無く、とうとう趙雲の腹部に激痛が走った。
そしてそのまま謎の攻撃が来るかと覚悟したが、追撃はこない。
チャンスかと思い逃げようとしたが、また一発今度は足に当たったようだ。その場に崩れ落ちる趙雲。
それを見て姜維は銃をしまい、戟を構えて近寄ってきた。どうやら弾をなるべく使いたくないらしい。
そしてもうまともに動けない趙雲の首に戟の一撃が入った。だが趙雲は自分の死の事よりも二人が逃げ切れるか
どうかだけが心配事であった。

【趙雲死亡確認】

≪旧知の友と頼れる部下/3名≫
↓コンビ名変更
≪旧知の友≫
公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」、飛刀×5、充電用バッテリー】&劉備【スパークショット棒(充電済み)、キツネのぬいぐるみ】
@姜維【戟 コルトパイソン】
※劉備、公孫[王贊]は逃亡。姜維も無理に追撃はしません。姜維は劉禅に敵意を持ってそうな武将に攻撃します。
もうダメだ!
フラフラになった諸葛瑾は遂に温泉から飛び出した。
だが少々勢いをつけすぎ滑って頭を打って失神してしまった。

沮鵠「父上、裸のまま倒れたようですが・・・。」
沮授「あれは痛いな・・・。」


@諸葛瑾[全裸、失神]【なし】

≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】
>>264からいまだに戦いを続けてる華雄に孫堅、そしてそれを見守る陸遜だったが
華雄の鉄槍と孫堅の戟が何回目か分からない激突を迎えた瞬間、二人の武器は音を立て壊れた。
だがその程度で二人の戦いは終わらず、もう武器の持っていない華雄は離れP-90を構え乱射した。
孫堅はその銃撃を避け、近くの岩の陰に隠れた。華雄はそれをみて一旦銃撃をやめて
P-90を構えたまま孫堅の隠れた岩に構えた。孫堅は隠れつつ華雄の接近を警戒しながら
マスケット銃に弾をこめ少しだけ顔を出して華雄に向けて撃とうとしたが、顔を出したその瞬間に
P-90から銃弾が発せられる。とてもじゃないが旧時代の遺物では対応できそうにない。
そうこうするうちに夜が来た。出るに出れない孫堅に無駄に弾を使いたくない華雄。
お互い向かい合ったまま動かない。そして陸遜もそれを寝ずに見守り続けた。
だがある瞬間二人の間にあった殺気が急に消えた。おかしいと思い陸遜が少し近寄ってみると
なんと華雄は銃を構えたまま眠っていた。思わず口を開けて何も言えなくなった陸遜だが
その華雄に対して何もしてこない孫堅は一体?と思いこっそり近寄ってみると
孫堅も寝ていた。思わず呆れた陸遜だが引き続き見守る事にした。

@華雄[睡眠]【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】
 VS
@孫堅[睡眠]【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】
※寝てます。 鉄槍、戟は壊れました。

@陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、
    ショットガン、古錠刀】
※まだ戦いを見守っています。

放心状態で許昌についた劉禅、当然荀[或〃]のレーダーに反応しないはずがなかった。
だが夏侯惇から同盟なる話を聞いていた為、単純な許[ネ`者]に典韋は疑う事無く曹操の元へつれてきた。
劉禅の方も同じく単純なのか、放心状態のためにまともに考えていなかったのかは知らないが
抵抗も疑いもせずに曹操のところへ行ってみた。しかしその三人の単純さにおもわず荀[或〃]は閉口した。
そしてそんな荀[或〃]をみて曹操は笑い出したが、すぐ真面目な顔に戻り劉禅の顔を見つめた。
曹操「なるほど、どことなくあの大耳に似ておる。ところで元譲の話ではもう一人姜維とやらが一緒だと聞いたが?」
その曹操の質問には何も言わずうつむく劉禅。それを見て曹操は大体何が起こったのかを悟った。そして言葉を続ける。
曹操「時にわしらは仲間を集め、このゲームの主催者に一泡吹かせてみようと思うのじゃが参加してみぬか?」
あまりにも突然かつ独断過ぎる提案にざわめく三人、だが劉禅ははっきりと一言。
劉禅「それは出来ません。」
そしてその後曹操は名残惜しそうにしていたがあきらめ、劉禅は曹操との会話で意識をはっきりさせたのか
今度ははっきりとした足取りで歩き出した。何処へ行くともなくただ独りで…


≪許昌待機隊/4名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】
 &荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】

@劉禅【銃 ワルサーP5】
※許昌待機隊は引き続き待機。劉禅は特に目標はありません。
張[合β]はいきなり高覧の頭部を狙い斬鉄剣を振りかざした。
それをクレイモアで受けた高覧だが、普通に受けただけで手が痺れた。
そして止まらない張[合β]の猛攻、受け続けるだけで精一杯の高覧。
しかもよく見ると張[合β]は右手しか使っておらず、左手はだらしなくぶら下がっていた。
しかし片腕の使えない張[合β]相手に出すらこの苦戦っぷり、もはや勝ち目はない。高覧は叫んだ。
高覧「郭図殿!逃げなされ!!!」
その言葉を受け、迷いながらも背中を見せた郭図。それを見た張[合β]は一言。
「赤兎!」
赤兎馬は言われなくても分かってるよ、といった表情で郭図に向かって走り出した。
張[合β]の攻撃を受けるだけで精一杯の高覧が赤兎を止められるはずもなく
郭図が赤兎から走って逃げ切れるはずも無く、そのまま赤兎の強烈体当たりをくらい吹っ飛んだ。
そして倒れた郭図の両足を思い切り踏みつけた。悲鳴をあげる郭図だったがそんなことはお構い無しに
赤兎馬は郭図を引きずり張[合β]と高覧の戦いの邪魔にならず、戦いはちゃんと見れる場所に置いた。
張[合β]「それじゃあ仕切りなおしといこうか」
せめて郭図だけでもという望みすら絶たれた高覧、張[合β]の斬鉄剣の犠牲になるまでに時間はいらなかった。
あんまり楽しめなかったので不満そうな張[合β]。しかももう一人の方はただの文官だから目の前の奴以上に楽しめない。
そのまま赤兎に潰させると、他のもっと手ごたえのある武将と戦いに行く為に赤兎にのってどこかへ行ってしまった。

【高覧・郭図死亡確認】

≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール、クレイモア(剣)、ハンマー、鎖鎌】
※とりあえず見かけたら戦闘をしかけます。
 相手が武器を持ってない様子で少数だった場合、赤兎馬の持ってる武器を選ばせて戦います。
彼は、口の中の燃えるような痛みと戦いながら、必死に自分が生きる可能性を模索していた。
彼は、喋れなかった。唖泉の水は、口や腸がただれる。そんな話を以前聞いた気がする。
(くっ…これを何とか劉表殿に伝えないと…このまま此処で倒れるわけにはいかん…。なぜ一度死んでいるはずの我々が生きているのか…それを解明せんと、死んだ馬良殿らに申し訳がたたん…)
そして、彼の側のノートパソコンが目に留まった。
(よし………)
まだ考えにふけっていた劉表の耳に、聞きなれない電子音。そして、見慣れない機械が目に留まった。青いディスプレイには、文字が映っている。
「うん?なんじゃこれは?」
訝る劉表。だが、元々蒋[王苑]は荊州の出身であり、劉表がそこそこ聡明なのは知っている。
「私は今、先ほどの水による毒で喋れず、こうして間接的に話している。この近くに岩に囲まれた谷間がある。そこにここの泉の毒を解毒する小さな泉がある。それを我々に飲ませてくれ…お願いする」
蒋[王苑]の書き込んだそれをさっと一読した劉表は、こう言った。
「成る程、長く生きるものだのう。毒の泉と、それを解毒する泉があるとは。待っていてくれ、すぐ行ってくる」
それを聞いて、この文章を書き込んだ男が微笑して気がした。
その谷間は劉表の眼下にあった。時間はほとんどかからないだろう。劉表は慎重に岩壁を降りはじめた。
※劉表が水を取りに行きました。あまり時間はかかりません。
@王氏[気絶+柔泉の名水]【拡声器】
@蒋[王苑][唖泉の名水]【ノートパソコンとプリンター】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】 ※馬忠と趙昂が死亡したことに気がついていません。
【M16アサルトライフル、警棒、???】 は放置
張梁「はあ…。」
張宝「どうした、張梁?」
張梁「いや、なんだか俺達何のためにこうしてるのかなと思ってさ。」
張宝「まあ、兄者も死んじまったしなあ。」
張梁「そいや、張角の兄貴は死じゃったのはなんでなんすかね?」
張宝「なんでだろう?(ニヤリ)」
張梁「(ハッ)なんでだろう?」

 「「なんでだろー、なんでだろー、ななななんでだろー。」」

張宝「ぎゃははは」
張梁「あひゃひゃ…、あれ? あんなところに女がいるっすよ。超マブイ。チョマブっす。」
張宝「ん? 本当だ。でも男連れだな。」
張梁「くそっ、あんなにイチャイチャしやがって。いいなー。俺もあんなチョマブとイチャイチャしてーなー。」
張宝「させてやろうか?」
張梁「え? できるんすか?」
張宝「勿論だ。今の俺達にはこの杖があるからな。ちょっと耳を貸せ。(ごにょごにょ)」
張梁「……なるほど、さすがは地公将軍っすね。」
張宝「よし、早速作戦実行だ。」


≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※甄姚とチヤイチャするのが第一目的。

≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
※ティカラが・・・には気付いていません。
2901/3:03/05/17 15:53
「なあ…なんで俺たち、あんな所に行ってたんだろう?」
気絶から目覚めた夏侯栄が言う。意識ははっきりしているようだ。
「…夏侯栄、僕たちがおかしくなってたのは…どうやらこの刀のせいみたいだよ。今は妖気が治まってる感じだけど」
曹沖の指差した先には、妖気の元、妖刀村正が転がっている。
「妖刀ってやつか」「多分ね」
「だよなぁ。さっきは曹沖なんか露骨に性格変わってたもんな」
猛将夏侯淵の子だけあって比較的正気を保っていたのか、思い出すように言う夏侯栄。
「……正気を失ってたとはいえ、王朗さん達には悪い事したよ」
曹沖は顔をしかめ、それでも冷静なまま話を続ける。
「ともかく、ここは危険だ。早くここを立ち去ろう」

だが、足早に立ち去っていく二人を呼び止める者がいた。
「そこのご両人…曹沖殿、幼権殿、しばしお待ちを!!」
二人が振り返ると、背後に立っていたのは徐晃だった。殺気は無く友好的だ。背中には何やら荷物を抱えている。
「「徐晃将軍!!」」
正直な所、圧倒的な戦闘力に欠ける二人にとって、徐晃との邂逅はありがたかった。

小半時ほど話す三人。
「ふむふむ…それで、妖刀から逃げてきたと」
「はい…徐晃さんもご無事で何よりです。ところでその武器は一体?」
徐晃が取り出したのは、同士討ちをしていた呉将(無論徐晃はその事を知らない)と、李通の持っていた戟。
「諸国を歩いてきましたが、まっとうな魏の者達に出会ったのは初めてです」
「…では徐将軍、とりあえず一時同盟といきましょうか?」
曹沖が言い終わる前に、徐晃はその大きな右手を差し伸べていた。
2912/3:03/05/17 15:53
「それで、これからどうしますか?」
徐晃が曹沖に聞く。曹一族とあって曹沖には気を遣っているようだ。
「…実は我々は……という事を考えているのですが。そのためにも知り合いを探して…」
何やら薬を調合しつつ、曹沖が言う。武器分配をしている夏侯栄も異存は無いようだ。
「ほう……そういえば、陳泰達を東で先ほど見かけましたな。彼らならおそらく信用できるのでは?」
「そうですか。陳泰とは宮中での幼馴染みでしたから…。会ってみますか」

立ち去った曹沖一行。そして一刻後、傷心のまま、悲しみに暮れ何も持たずに歩いてくる男、黄蓋。
彼もあるいは村正の妖気に引き寄せられたのだろうか。
「うん??この刀は……」

さらに半刻後、恐ろしい殺気を纏った黄蓋は、西南…呉を目指して悠然と歩き始めていた。
2923/3:03/05/17 15:54
≪2人の天才児とその護衛/3名≫※ピンユニット徐晃合流。
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
&徐晃【三節棍、保存食と水、戟、鋼鉄の剣】
※木刀は放置。協力してもらうために陳泰達を追います。

@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※人を求めて呉へ。
293291訂正:03/05/17 16:00
西南→東南の間違いでした。
>>287までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/8名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】&陸績(上半身裸)【なし】
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
≪二代目ジミー君/2名≫
 黄叙【???×2、サバイバルナイフ】&趙月【???、MP5(マシンガン)】
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/3名≫
 魯育(睡眠中)【なし】&王美人【消火器、グロック17】&劉氏(睡眠中)【ウオッカ】
≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命/2名≫
 向朗【ノート型PC(電源つかず)、青紅の剣、ディフェンダー45口径】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平[左腕かすり傷]【AK47、釘バット】
 &関索【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ、】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船】
≪大いなる野望のもとに/4人≫
 袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪都督と私/2名≫    
 周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪旧知の友/2名≫
 公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」、飛刀×5、充電用バッテリー】&劉備【スパークショット棒(充電済み)、キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット、弓(矢×20)】
 &王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
≪居酒屋王朗/3名≫
 王朗[重症:気絶]【トランシーバー】&盧植【アウトドアの本、割れたビール瓶】&周倉【調味料、筍×2、シソ少量、ワラビ、フキ】
≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃【三節棍、保存食と水、戟、鋼鉄の剣】
≪馬騰’s バンド/4名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】
 &馬鉄【バッテリー】&馬岱【ローラーブレード(着用済)】
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール、クレイモア(剣)、ハンマー、鎖鎌】
≪少年シバイ/3名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【???】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹
≪文姫と奉孝/2名≫
 郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
 田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
≪二楊/2名≫
 楊柏【なし】&楊懐【???】
≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】
≪ゲレンデの神/3名≫ 
 李典【スキーセット、催涙スプレー、ダイナマイト3発】&朱霊【スノボセット、片刃剣、ゾリンゲンカード19枚】
 &夏侯淵【強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り15本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ】
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】 
≪マザコンと鬼子母神/2名≫
 劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】& 昌キ(女顔)【鏡】&臧覇【電撃ムチ】 
≪孫呉の希望/3名≫
 諸葛恪【???】&孫登[重傷]【???】&丁奉【???】
≪誠の心/2名≫
 夏侯楙【小太刀】&程c【???】
≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄】 &高順【和泉守兼定】
≪蒼天/4名≫
 鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発、ポータブル雀卓セット】&禰衡【携帯地雷15個】
 &陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
≪許昌待機隊/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】
 &荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】
≪探索隊/3名≫
 関羽【シグ/ザウエルP228】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)】
 &夏侯惇【弓、44マグナム、槍】
≪微妙な主従/2名≫
 馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
≪末期悪役主従/2名≫ 
 司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】&賈充【スナイパーライフル】
≪この世も末だねぇ/2名≫
 何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】&荀攸【マント】

以上、46チーム、129名(128名+1頭)生存確認
〜ピンユニットの部〜  
@越吉元帥【騎馬戦車】
@黄権【マウンテンバイク】
@王氏[気絶+柔泉の名水]【拡声器】 
@王方[気絶]【謎の本】

@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】
@華雄 [睡眠]【ハンドガン、鉄槍、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@関沢【海釣りセット】
@姜維【戟 コルトパイソン】
@許昌[気絶]【フロッピー1枚】
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】

@蒋[王苑][気絶+唖泉の名水]【ノートパソコンとプリンター】
@鍾会[緊縛中]【鉄鎖】
@蒋幹【呼び笛】
@諸葛瑾[全裸、失神]【なし】  
@審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し】
@孫堅 [睡眠]【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、戟、サバイバルナイフ、青酸カリ】
@孫峻[気絶]【なし】
@董卓[軽傷]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、ティッシュ1箱、イングラムM10、日本刀】

@糜竺[心神喪失、気絶]【???】
@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ4)】 

@迷当大王【各種調味料】

@陸抗【囲碁セット】
@陸遜【十字手裏剣、スカウター、ショットガン、古錠刀】
@劉協【花火セット、火炎放射器】
@劉循【なし】
@劉禅[放心]【銃 ワルサーP5】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック】
@劉封【なし】
@凌統【探知機】

 以上、32名生存確認  合計生存者161(160+1頭)
ア行》阿会喃、伊籍、于禁、于毒、王允、王楷、黄皓、王抗、王子服、王植、王忠、王累 
《カ行》[萠リ]越、☆何晏、何儀、郭、楽就、郭循、楽進、☆郭図、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、☆軻比能、菅亥、関興、
    韓遂、韓暹、☆韓当、韓徳、韓馥、☆韓猛、魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、虞翻、刑道栄、☆厳白虎、呉懿、
    高翔、黄祖、公孫度、黄忠、孔チュウ[イ由]、孔融、☆高覧、呉綱、胡車児、呉子蘭、兀突骨、呉班、皇甫嵩、呉蘭
《サ行》蔡仲、蔡瑁、蔡和、蔡ヨウ、サク融、士仁、司馬炎、司馬師、☆周泰、周善、周魴、朱熹、☆朱桓、朱拠、☆朱治、朱儁、
    朱然、朱褒、☆淳于瓊、蒋欽、徐栄、諸葛均、徐盛、辛評、☆鄒氏、成廉、全j、曹叡、宋果、曹休、曹純、曹植、曹真、
    曹仁、曹性、曹爽、☆曹丕、曹豹、祖茂、祖郎、孫桓、孫権、☆孫策、孫翊、孫魯班 
《タ行》太史慈、朶思大王、張允、☆趙雲、張燕、張角、張疑、張勲、趙弘、張紘、☆趙昂、張済、張松、張譲、張任、張超、
    ☆趙統、張バク、張布、張苞、張楊、張翼、陳応、陳羣、陳式、陳就、陳生、☆陳到、陳琳、丁原、☆程普、典満、董允、
    滕胤、[登β]艾、董厥、陶謙、董襲、董昭、董承、董茶那、董旻、ケ茂、董和、杜預
《ナ行》
《ハ行》馬元義、☆馬忠、馬良、費イ、麋芳、武安国、[イ専][丹≡](フトウ)、文欽、逢紀、鮑信、法正
《マ行》満寵、孟獲、孟達
《ヤ行》羊[示古]
《ラ行》雷諸、雷銅、雷薄、李楽、陸延、陸凱、李厳、李儒、李粛、李通、李豊、李蒙、☆柳隠、劉永、劉淵、劉焉、
    劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、劉岱、劉度、劉巴、劉弁、劉曄、呂翔、呂常、呂伯奢、呂範、呂蒙、路昭
《ワ行》

☆印は新しく死んだ武将
以上、190名死亡確認


161名の生存を確認、190名の死亡を確認
〔全登場者:現在351名〕
現在禁止エリア:司州、青州
星空がきらめく闇の夜に、突如耳障りなキーンという音が聞こえた。
その音は、寝ている武将の何人かを起こし、森のざわめきを打ち消し、この世界が
バトルロワイアルであるということを思い出させるような音だった。
不快な音が夜の闇に吸い込まれた後、こちらも聞き慣れない、不気味で、
人間の声ではないような、そう、放送が始まったのだった。
放送が終わった後、その耳障りな声はこういい残した。

謎の声「順調に殺しあってくれているようだな。私もうれしく思う。ところで、この中でもまだ
    戦闘していないものがいる様である。よって、更なる戦闘の激化のため、再び禁止エリアを
    指定したいと思う。涼・益・幽の三州だ。いいか。今から半日後、禁止エリアが作動する。  
    真夜中の放送、大変失礼したが、皆が昼までに逃げれるように、早めに放送をしたのだ。
    昼までにもう一度放送をしたいと思う。早めに逃げておく事。ただ、闇に乗じて狩ろうとしてくる
    敵に気をつけるがいい。それでは、良い夜を。

※今から50レス後(恐らく>>351)に以上の3エリアは禁止エリアとなります。
※ただいま真夜中のようです
ここが禁止エリアになるのか。まずいな。いや、これはチャンスだ。
霧に包まれた成都で民家にいる何者かを外で待ち受ける鍾会。
この状態はすでに2昼夜にわたって続いていた。
外にいる鍾会は消耗して追い詰められていた。
だが今の放送で形勢は逆転したはずだ。
追い詰められたのは奴らのほうだ。嫌でも飛び出してくる。
入り口の前にはブービートラップも仕掛けてある。
必ずしとめてみせる。疲労した体に気合を入れると鍾会は臨戦態勢をとり始めた。

@鍾会【鉄鎖】
≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
私は許昌から少し離れた場所で体を休めていた。
なにせ、ここまで走り続けていたのだ。いい加減休まないと限界であった。
幸いにも放送の間隔が長かったため、休息を十二分にとることができた。

禁止エリアは涼・益・幽州か…。
3つ同時とは予想外だったな。
この中で私にとって影響あるのは益州のみだからその点は助かったが。
3つも一気に城が潰されたらどう足掻こうが間に合わなくなるからな。

あまり無駄口を叩いている暇もなさそうだし、そろそろ行くとするか…。
益州、成都へ。

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ4)】
※益州へ
「どういうこった?」
放送を聞いて趙月は首を捻った。
「単に上には上がいるって事でしょ?不思議は無いんじゃない?」
となりを歩いていた黄叙が応じる。
「それもそうだな、となるとあいつがいそうなのは荊州か交州って事か。」
「じゃあ荊州にいくの?」
念を押す黄叙に趙月は首を振った。
「道がわかんねぇよ、このまま長安に抜けるぜ。」
「殺せなくても良いの?」
「良かぁ無ぇさ、かといって焦ってもしゃーねぇだろ?」

≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2 サバイバルナイフ】&趙月【??? MP5】

※長安に針路変更
不意に奇妙な感覚が劉氏の身体を走り抜けた、同時に目の前の世界が急激に現実味を失ってゆく。
よく知っている、しかし今は抗いたいその感覚に抵抗しながら、向かいに座っている最愛の夫と取っておいたスープに手を伸ばし……

そこで劉氏の夢は破れた。
ここは[業Β]の一角にある建物の二階
「……そろそろ交代して。」
「やった事無いザマス。」
「……私も無かったわ。」
「しょうが無いザマスね。」
少し恨めしげに呟くと劉氏は起こさない様に魯育を振り解くと武器を受け取って下へと降りる。
そして外の様子を窺うが……
「見えないザマス。」
街に参加者以外誰もいないのだから当然である、しかしこれでは心細くて堪らない。
そこで劉氏は…
「これで見えるザマス。」
少し考えてから懐中電灯を使う事にした。

≪奥様ズ/3名≫
魯育(睡眠中)【なし】&王美人【消火器】&劉氏【ウオッカ、グロック17】
※[業Β]に潜伏中?懐中電灯使ってます。
306火城の計1/2:03/05/18 01:14
「あ奴はまだおるのか、まったく飽きもせんで長々と…」
ぶつくさ言いながら厳顔は干し肉をほおばった。
この予期せぬ籠城(?)戦で唯一の救いといえば、民家に保存食が大量にあったことくらいだ。
しかし、それも禁止エリア発動というものの前でほぼ意味がなくなった。
何度となく特攻をかけて勢いで逃げ切ってしまおうと思ったが、それには連れの諸葛亮が待ったをかけていた。
なぜかと聞くと、籠城している以上ここは安全な場所であるから、その間にやってしまいたいことがある、というのだ。
それきり、諸葛亮は奥の部屋に篭ったまま出てこなくなった。
(もしや、さっきの放送を聞き逃したんじゃあるまいか…)
不安になってその部屋に向かうと、扉を開ける前に諸葛亮が出てきた。心なしかやつれている。
「すみません。これの解読に少々手間取りまして…」
諸葛亮が示したのは一冊の黒い本。
「それは、君の支給アイテムか…?」
答える時間を惜しむように諸葛亮は窓辺向かい、一度だけ鍾会の姿を確認するとまたすぐ向き直り、
「相手は一人、そうですね?」
「うむ、仲間がいるようなそぶりはここ二日まったく見受けられんかった」
「では厳顔殿。この民家に火を放ってください」
「火をっ!!?」
厳顔の反応は意にかえさず、諸葛亮はすでに火をおこす準備を始めていた。
「ま、待て諸葛亮。火をおこして、それからどうするつもりじゃ」
「まずこの入り口に火を放ちます。そしてすぐに裏側で、大きな音を立てて、壁を破壊してください。
 ここの壁は丈夫ではないので、厳顔さんの武器ならできるはずです」
「そこから逃げるのか?」
「いえ、敵は音を聞きつけて駆けつけるはずです。火の手の回りにくい風下を通って」
そこまで聞いて、厳顔にも合点がいった。
「そこで我々は風下側の側面を通って抜け出すのか。光と音を使う陽動索、あっぱれなものじゃ」
厳顔がおもいっきり褒めるので、諸葛亮は少し顔を赤らめた。その姿を見て、顔厳は笑うのである。
ひとしきり笑いが収まった頃、厳顔は顔を引き締める。紛れもなく武人であった。
307火城の計1/2:03/05/18 01:16
「だが、危険な索でもある。心してかからねばならんな」
「はい。もう少し、安全策をとってもよかったのですが、すいません。時間がなくなったのは私の責任です」
「なぁに、かまわんよ。だがそれほどまでしてお前さんがほしがった情報には興味があるな。
 無事ここを脱出したら、教えてもらってかまわんか?」
「はい、もちろん」

民家の中からもれ聞こえる笑い声。鍾会は何かあると身構えた。
それからすぐに民家唯一の入り口が炎に包まれ、同時に起こる逆サイドの破壊音。
(裏をかかれた!!)そう思って仕方がない。すぐに裏側へ回りこむ。風下を通って。
たとい鍾会といえども、極度の疲労と空腹の中、対極の虚報を突きつけられれば判断を間違う。
諸葛亮の火城の計は、見事に成功したかにみえた。
しかし、鍾会は冷静だった。
壊された壁を人が通った形跡がないを見るやいなや、すぐさま火城の計を見破ったのだ。
「くそっ、どこの誰か知らんが味なまねを。このわしを謀るとは、いずれこの借りかえさせてもらうからな」

かくして、「初対面?」コンビ、鍾会ともに益州を去ることとなった。


「あいたた…っ!!」
「どうしました?厳顔さん」
「いやいや、座りっぱなしだったもんで少々足腰が…」
「……すいませんでした…」



@鍾会【鉄鎖】
※進路を東南東にとって荊州に向かいます。

≪初対面?/2名≫
 厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※進路を北東にとって上庸→荊州を目指します。
彼らは闇に消えた。作戦開始である。
姜維の攻撃からなんとか逃げ切った劉備と公孫[王贊]は、その襲撃者が追ってこない事を確認するとやっと一息ついた。
劉備「先程の攻撃はなんだったのであろうなぁ、わしらがいたころには存在しない謎の武器であったが…」
公孫[王贊]「謎の爆音にあの距離から飛んでくる。不可解極まりないがこのゲームとやらもそういう意味では変わらぬよ」
そしてしばらく休んでいたが、その後の死亡放送で趙雲は逃げ切れなかった事やこの幽州が禁止区域になった事を知った。
二人は趙雲の死を残念がり、これからどうするかを話し合ったが最初の方針通り人がいないところという事で
冀州へと足を向けた。

≪旧知の友≫
公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」、飛刀×5、充電用バッテリー】&劉備【スパークショット棒(充電済み)、キツネのぬいぐるみ】
※冀州へ向かいます。戦闘はしません
放送の音に起こされた二人は、直ちに戦いを再開した。
遠距離戦の不利を悟っていた孫堅は、暗い内に近づき勝負を決めることにした。
孫堅は少し考えると、突然、叫びながら手裏剣をまったく違う方向に投げた。
華雄は油断していたわけではない。が、見当違いの方向に飛んでいく手裏剣に一瞬だけ注意を向けてしまった。
孫堅はその瞬間を狙っていた。岩から飛び出ると斜めに動きながら華雄に向かっていく。
急いで銃を構えるが、夜の闇、そして孫堅のすばやい動きに狙いがつけられない。
「しまった!」
孫堅が剣のとどく範囲まで入り込む。孫堅は勝利を確信し、華雄に向かって斬りかかった。
その時、孫堅の耳に入ったきた音。それは彼の息子、孫策の死だった。
一瞬、孫堅の動きが止まる。華雄はその瞬間に孫堅の腹に一撃を喰らわせた。
「くっ…。」
孫堅は急いで起き上がったが、すでに華雄は孫堅の後頭部に銃を押し付けていた。
「俺の負けだ。殺せ…。」
「今のは、手加減されたと考えていいのか?」
「息子の死に動揺しただけだ。すべて自分の弱さから出たことよ…。」
だが、華雄は引き金を引こうとはしなかった。
「…。なぜ殺さない?」
「俺はちゃんと実力で勝ちたい。せっかくの勝利に水を差されてはたまらないからな。これからどうするんだ?息子を殺されたまま泣き寝入りか?」
「言われないでもわかっている…。」
「そうか、それなら本当の決着はそれまでお預けにしておいてやる。」
「いいのか?」
「ああ、楽しみは最後まで取っておいたほうがいいだろう?」
「前にも同じような言葉を聞いた気がするぞ…。」
華雄が後ろに近くの草むらに注意を向けた。
「気のせいだ。それと、そこにいるお前はどうする気だ。」
草むらから陸遜が姿を現す。
「私もご一緒させてください。孫策、孫堅様には多大な恩がありました。」
それを聞いた二人は何も言わずに歩き出す。陸遜はそれに従った。
※チーム結成
≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】&孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、古錠刀】

※とりあえず孫権、孫策のカタキを探しに北に向かいます。
※好戦的な訳ではありません。
放送のおかげでようやく目の覚めた王方と許昌
許昌「助けてもらって礼を言う私は陽明皇帝だ。」
王方「はぁどういたしまして。かっこいいですねその名前。」
許昌「はっはっはそうだろ〜というわけで、礼のため名前をつけてあげよう」
物凄い奴にかかわっちゃった内心そう思うが、口にはださない王方、
いいやつである。

      〜しばらくお茶でも(以下略)お待ちください〜

許昌「幻影皇帝と名乗れ!」
王方「なんかよくわかりませんがありがとうございます。」
げんえい 【幻影】
実際には存在しないのに、存在するかのように見えるもの。
まぼろし

≪陽明皇帝と幻影皇帝/2名≫
王方【謎の本】&許昌【フロッピー1枚】

※適当にその辺あるいてます。
312雪の中で 1/3:03/05/18 12:10
悲しみに暮れていたぶらり旅だが、太史慈を手厚く葬った後、
北へ進路を取っており、その途中で夏侯淵に遭遇し戦闘を開始していた。

「くそっ、この雪じゃ思うように進めないぜ。」甘寧は愚痴りながらバントラインSPで牽制する。
「途中で雪が降ってきたんでおかしいと思いましたが、作為的なものだったんですね。」関平もAK47で牽制する。
向こうは夏侯淵がコルトガバメントで応戦する。だが、2対1である。徐々に甘寧と関平が夏侯淵に迫りつつあった。

一方、関索は大喬を守っていた。
「どうやらこちらの方が優勢ですね。」大喬は少し安心する。
「ええ、しかし油断は禁物です。……ん?」関索は左手から何かが飛んでくるのを察知した。
それが危険なものであることを瞬時に察知し、大喬を跳ね飛ばす。
飛んできたものは関索の左肩に突き刺さる。
「ひ、姫、大丈夫ですか?」関索は肩に刺さったカードを抜きながら聞く。
「ええ、私は大丈夫です。……関索さん後ろ!!」大喬は、関索の後ろに剣を振り上げた朱霊が現われたのを確認した。
関索が振り返って見たものは、剣を振り上げたまま胸から剣を生やして息絶えた朱霊だった。
胸から剣が消え、どすっと倒れた朱霊の後ろから現われた人物は……黄蓋だった。
黄蓋は続けて関索に刀を振りかざす。鉄脊蛇矛で受ける関索。
「黄蓋殿! その人は敵ではありません。」大喬は叫ぶ。しかし、黄蓋は聞く耳を持たないようだ。
313雪の中で 2/3:03/05/18 12:11
一方、夏侯淵のもとに李典が現われた。
「将軍、作戦は失敗です。朱霊が何者かに殺されました。」
「くそっ。俺たちの作戦は完璧だったはず。」
「それよりも、目前の敵をどうにかしましょう。」

その様子を近くの小高い丘から見つけたチームがいた。ウミネコ団の3名である。
彼女らは雪が降ってきたので移動をしていたのだった。
「どうやら交戦中だな。」祝融は言う。
「でも、状況が分かりにくいですね。」貂蝉は答える。
『あれは……お姉ちゃん?』小喬は姉の姿を見つけたようだ。


【朱霊死亡確認】

チーム≪ぶらり旅≫とりあえず分離
314雪の中で 3/3:03/05/18 12:11
≪ゲレンデの神/2名≫ 
 李典【スキーセット、ゾリンゲンカード14枚、ダイナマイト3発】
 &夏侯淵【強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント】
※ゾリンゲンカード3枚は途中で練習に使いました。
VS
≪ぶらり旅A/2名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平【AK47、釘バット】

≪ぶらり旅B/2名≫
 関索[左肩に傷]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(4袋)、飲料水、救急箱】
VS
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※ぶらり旅AとBは少し離れています。

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船】
※近くの小高い丘で4チーム発見。
袁尚「逝ってよし」
袁譚「お前がな」
田豊「だいたい、お前が・・・略・・・」
審配「うざい うせろ」
袁紹「(雰囲気が悪いな。話題を変えよう)袁熙のほかにここに来そうなのは誰がいる?」
田豊「沮授殿は憂国の士。必ず来ます。もう少しここで待ちましょう」
審配「いつ来るかわからん奴らなど放置じゃ。すぐに行動すべきだ」
袁紹「・・・・・・・・・」

≪大いなる野望のもとに/4人≫
 袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
 田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
@審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】

※今後の活動方針をめぐってもめています
316315:03/05/18 16:04
現在位置は[業β]城です
趙雲を殺した後にその死体のそばでそのまま寝ていた姜維だったが、死亡放送で目が覚めた。
どうやらここが禁止エリアになるらしい。早速移動の準備をし、何処へ行くのか考えた。
(殿が即位したのは劉備の死後、それなのに殿の代で蜀が滅んだと知っているという事は…)
姜維は劉備は死後の記憶が残っているが、自分は死んだ時までの記憶しか残っていない。
この事実から考えると武将により、死後の記憶がある者と無い者がいるということは容易に想像がついた。
(蜀滅亡前で死後の記憶が無い武将、それならば信用も出来よう…)
そう考えた姜維は、禁止エリアになった益州から出てくるであろう蜀将と合流する為に出発した。

@姜維【戟 コルトパイソン】
※益州に入らないぎりぎりの部分で蜀将を待ちます。その武将に蜀滅亡後の記憶があった場合はあぼーん方針です。
 それ以外でも単体で劉禅に危害を与えそうな武将だったら攻撃です。
318それぞれの行動:03/05/18 22:15
益・涼の禁止エリア発動。
混乱の中で、三つのグループと一人は無事にエリア脱出に成功していた。

「翼徳、この仏さんを囮に川に筏を流して、それを監視しつつ脱出だ」「よくわからんけど・・・任せるぜ」
川沿いを慎重に抜け、荊州方面への脱出に成功した《豪胆コンビ》。

「わしのせいで二人が・・・すまん、蒋[王苑]」
「劉表殿。反省は常にすべきですが後悔は何も生みません。我々が生き抜く事がせめてものたむけです」
「むう・・・そうじゃな」
回復はしたものの、涙を流して長安方面に独り去った王氏を見送り、交州へ抜けた蒋[王苑]・劉表。

そして、急ぐ文聘とニアミスしつつも荊州南部に抜けた華佗。

馬超達も狩りを狙う者の目をかいくぐり、なんとか長安方面に抜けていた。

@王氏[回復]【拡声器】
※長安方面へ。
@蒋[王苑][回復]【ノートパソコンとプリンター、???、M16アサルトライフル】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック、警棒】
※交州に入りました。
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
※川沿いに荊州へ。
@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】
※荊州南部へ。
≪微妙な主従/2名≫
 馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
319蒙古達の小移動1/2:03/05/18 22:26
「叔父上!今の放送によると・・・」
「うむ。やはり争わねばならぬのか・・・だが・・・この世界、争いあえば
 それこそ主催者の思う壺だ。なんとか作戦を考えていたのだが・・・」
「! 叔父上、ただ歌って遊んでいただけではなかったのですね!」
「も、もちろんだとも。なぁ?休、鉄?」
「・・・グー」「ZZZZZZ・・・」
「って寝とるんか!起きろ!出発するぞ。少なくとも隴西までは夜中に行っておこう。」
「しかし、超殿は・・・?」
「あいつの事だ。きっとこっちに来るだろう。生きてれば会えるさ。」
「そうだYO!兄貴の事だ、きっと誰かと揉めてるYO!」「揉めてるんかい!」
「(・・・この馬鹿兄弟は・・・)じゃあ、出発しましょう。」

それから数十分後、隴西を出る6人の人間の姿があった。
息子との久闊を叙した後、禁止エリアを抜けるために彼らは移動していた。
今までのふざけようとは打って変わって、皆静まって歩いている。
それは彼らが真面目になったのではなく少しでも声を出すと寝ている劉理を起こすかも
しれないと、馬超が凄い剣幕で弟たちをにらんでいたからなのだが。
320蒙古達の小移動2/2:03/05/18 22:29
歩きながら、馬鉄は馬岱に紙切れを渡した。其処には走り書きで
「   天体観測  馬騰’s REMIX    作詞:馬鉄

 ♪午前二時 隴西に 家族四人で歩いてった
    親父の話によると ここは危ないらしい
  二分後に 兄貴が来た 大げさに劉理しょってきた
    はじめようか天体観測 ほうき星を探して
  深い闇に飲まれないように 精一杯歌った
    お上の思惑通り 動いてやってたまるか
  (サビはまだ作詞中)  P.S. 俺らの歌は首輪を通して主催者へ」
と書かれていた。それを見て首輪に盗聴装置があると初めて馬岱は気付いた。
馬鉄は自慢げにこちらを見て笑っている。彼は最近作詞にはまっているようだ。
「(そうか・・・やはりただ歌ってただけではないのか・・・。)」馬岱は感動した。
このP.S.の部分は馬超の入れ知恵だという事に、甥っ子は気付いていない。
その後、6人で進むのは危険ということで、再び分かれ、長安で再び合流した。
「さて、これからどうします?」
「目覚ましライブだ!!」「いまこそ歌うんだYO!」
「・・・止めてくださいね・・・。」

※チーム合流
≪馬騰's バンド with 劉理/6名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】&馬鉄【バッテリー】
 &馬岱【ローラーブレード】&馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
※涼州を出ました
3211/2:03/05/18 23:22
許昌の東の外れをとぼとぼと歩いていた荀攸と何進の背後から、彼らを呼ぶ声がした。
「荀攸叔父様〜!」
振り返ると見慣れぬ四人組がこちらに走り寄ってくる。
どうやら銃や剣で武装しているようだ。ろくな装備も持たず、人数でも劣る二人に勝ち目は無い。
抵抗したところで敵うわけもないだろう・・・ということで、
取りあえず荀攸は彼を叔父と呼ぶ相手の出方を待つことに決めた。

「初めまして。荀[或〃]の孫の陳泰といいます」
何故か古ぼけたランプをしっかりと抱えた男が、荀攸に向かってぺこりと頭を下げる。
「荀[或〃]叔父上の孫・・・ということは・・・」
「お祖父様のお祖父様と叔父様のひいお祖父様が兄弟だから、
私から見るとあなたは叔父にあたりますね」

「ちょっと待て、頭が痛くなってきた」
地面にしゃがみこんだ何進は、必死に家系図を書いて事態を飲み込もうとしている。
彼に構わず、荀攸は陳泰に話しかけた。
「何か私にご用でしょうか? 残念ですが、ご覧のように我々にはたいした装備も、
あなた方にお教えできるような知識も持ち合わせていませんが・・・」
「我々が欲しいのは、武器でも知識でもありません。あなたの『髪』です」
3222/2:03/05/18 23:24
「「髪〜!?」」
荀攸と何進はステレオで声を上げる。陳泰は手短にこれまでの経緯を説明した。
「そういうことなら・・・」
荀攸の髪をランプに入れると、案の定ランプは反応した。
一応念のためにと何進も残り少ない毛髪を提供してみたのだが、ランプは沈黙したままだ。
「どうせ、わしなんて・・・」
「いやいや、俺達も反応しませんでしたから、そうお気を落とさずに」
こちらも魏将だという[赤β]昭と朱讃が何進を慰める。

しばし後、情報を交換した二つのパーティーは互いの無事を祈りつつ
それぞれの方角へと旅立った。


≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
陳泰【魔法のランプ(残り14本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ】
※引き続き陳留へ。優秀な武将の髪の毛(諸々)を狙います。


≪この世も末だねぇ/2名≫
何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】 &荀攸【マント】
※陳泰から聞いた曹操達の居場所を目指します。
「わりかしあっさり着いちまったな。」
「で、これからどうするの?」
「適当な所に隠れて寝る、俺は24時間戦えねーからな。」
「それもそーだね、あ、遠くで馬鹿が歌ってる。」

≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???×2 サバイバルナイフ】&趙月【??? MP5】

※長安に潜伏、寝る予定
向朗と向寵は南中に行く予定だったが、益州が禁止区域になると聞き
慌てて進路を変更したのだった。

≪蜀命/2名≫
 向朗【ノート型PC(電源つかず)、青紅の剣、ディフェンダー45口径】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本】
※桂陽へ。
325招かざる客:03/05/19 16:53
[業β]城近辺──

[業β]城に近づく2人の影があった。袁紹達が待っている沮授か、袁熙か?
いや、それは化物どもを退治し、一休みしていた呂布と高順であった。
「この城は、どこの城だ?」
「[業β]城です。本来は袁紹の居城です。」
「フン、ちっとはマシな奴がいるかな?」
「文醜や顔良将軍はなかなかの使い手と聞きます。いればの話ですが。」

≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄】 &高順【和泉守兼定】
※北の化物は全て退治。[業β]城を襲います。
あれから人には何故か会えなかった、だが今現在
その会わなかった時間を打ち消すぐらいの相手達が結構近くにいる
そうその相手達とは
李[イ寉]にとっては元(?)同僚、孫尚香にとっては家族と同僚
二人ともゲームに基本的には乗っているが、あまりに分が悪いので尾行することにした、
相手が絶対気がついてるということがわかりつつも


≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
※尾行してますが、相手も気がついてると知ってます。
≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】&孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、古錠刀】
※尾行に気がついてます。
327雪原の戦いIN交州:03/05/19 20:17
交州での戦いは火力の差からぶらり旅Aが優勢に戦いを進めていた。

岩陰から牽制射撃をしながら夏侯淵達は戦況を分析する。
むこうはこの飛び道具持ちが2人。結構分が悪いな。
将軍撤退しますか?
いや、呉の名将甘寧、そう簡単には逃がしてはくれまい。
俺が囮になる。李典殿は逃げたと見せかけて奴らの背後に回ってくれ。
スキーとやらの機動力を使えばたやすいだろう。
ダイナマイトという火薬で奴らを吹き飛ばすのですか?
そうだ。俺が奴らをひきつける。行け李典。
そういうと、夏侯淵は岩陰から飛び出し激しい銃撃を関平にくわえる。
甘寧が夏侯淵を狙って銃撃を浴びせるが、なんとか別の岩陰に滑り込む夏侯淵。
その隙に李典はタイミングよく戦線を離脱する。
李典うまくやってくれよ。そう呟くと夏侯淵は最後の弾を銃に詰め始めた。

≪ゲレンデの神/2名≫ 
 李典【スキーセット、ゾリンゲンカード14枚、ダイナマイト3発】
 &夏侯淵【強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント(弾残りわずか)】
VS
≪ぶらり旅A/2名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾】&関平【AK47、釘バット】
「らあっ!!」
「コ…コロ……ス!!」
関索が果敢にも妖刀に憑かれた黄蓋に斬りかかる。
銃撃が効かなかったのだ。もっとも関索の射撃が急所を撃ち抜けなかったのもあるが。
ギィン…と響く金属の衝突音。二人の能力差は明らかだったが、それでも関索は退かなかった。
守らなければ…彼女を。
なぜだろう、そんな気がしてやまない。得物を振り回し、父譲りの膂力を駆使して何とか相手の斬撃を凌いでいく。
数十合は打ち合っただろうか、疲れの見える関索の一瞬の隙を突き、黄蓋の凶刃が関索の脇腹を掠める。
「ぐっ……」
「トドメダ…」
「…関索さん、危ない!」
黄蓋が刀を振り下ろす…その寸前、大喬が、とっさにココアの袋を開け、黄蓋の後ろから大量の粉末を顔に浴びせる。
「グオオオ……オノレェ!!」
黄蓋が視界を失った状態で大喬の方に向き直り、村正を振り下ろそうとする。
「まずいっ!!」
関索の位置からでは間に合わない。大喬が、斬られる。

刹那、黄蓋の右肩を二発の銃弾が突き抜ける。それで肩の筋を切断されたのか、黄蓋はだらりと腕を下げ、舌打ちをして逃げ去った。
「あ、あなたは…」
「お姉ちゃん〜、良かったぁ〜!!」
小喬が状況を飲み込めていない大喬に駆け寄る。そして、もう一人、二丁拳銃の主の貂蝉が、こちらも呆然としている関索に言う。
「もう大丈夫ですから。甘寧さん達の方には、私達の仲間が救援が行っていますし」
どうやら、小喬が、姉達を助けるよう他二人を説得したようである。

≪ぶらり旅B/2名≫
 関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(3袋)、飲料水、救急箱】
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船】
※祝融は甘寧達の救援に行きました。
「さぁて、行くか。」唐突に切り出した夏侯楙に、程cが聞き返した。
「行くって、何処へです?」一応帝族なので、丁寧に対応する。
「ん?決まってるだろ?許昌だよ。親父や曹操様ならそこへ行くと思ってさ。」
「何をしに・・・」それは夏侯楙が遮った。「あんたは死んでたから知らないと思
うけど、俺は諸葛亮に
ボコボコにされて、北に逃げたから、それを謝りに言いに行こうと思って。それのおかげで
魏が負けそうになったし。まぁ、司馬懿サンが勝ったから良いけど。」父の代からの
功臣をあんた呼ばわりするとは良い度胸だが、それもお坊っちゃん気質のせいであ
る。「とにかく、親父や曹操様に謝りたいんだ。来てくれるか?」
「はい。早い方がいいですね。」態度がでかく、腹を立たせたが、自分の無様な過去
をさばさば話す様を見て少し夏侯楙を見直した。そして、彼らは許昌へ向かった。

《誠の心/2名》
夏侯楙【小太刀】&程c【???】
※許昌へ移動してます。時間は余りかかりません。
華佗とまた合流する為に成都に来ていた劉循だったが、放送によりここが禁止区域になった事を知った。
そこで移動しなくてはいけないのだが、華佗は一体何処に移動するか?
怪我人を治療する為に移動=戦闘が激しい所=人がたくさんいるところ=・・・・・・
劉循「よし、荊州だ!」

カンの悪い男である。

@劉循【なし】
※華佗を探しに荊州に行きます。戦闘はしません。
さすがに益州は広いな…。
これだけ急いでもぎりぎりか。
もう少し考えて移動しないと次はダメかもしれないな…

もうすぐ禁止エリアとなる成都城には私以外誰も居なかった。
こんなところに残ってるのは爆死したい奴だけだろうからな。
おかげでスタンプはあっさりと回収できた。
スタンプの絵柄を確認する暇が無かったのがちょっと心残りだが。

そんなこんなで、俺は今五丈原にいる。
ここを抜ければ長安だ。
地図が正しければここにもスタンプがあるはずだが…

そこに聞こえてきた大音響。
歌…か?
間違いなく歌…だな。
まさか私以上の阿呆がいるとは。
なぜか少し嬉しくなるのであった。

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ3)】
※長安目前

≪馬騰's バンド with 劉理/6名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】&馬鉄【バッテリー】
 &馬岱【ローラーブレード】&馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
王平と夏侯覇は上庸について、今後どうしようと話し合っていた。
「今回益州と涼州、幽州が禁止エリアになることにより、西のほうから確実に逃れるには
 このあたりを通らないといけないですね」
「司馬懿、郭淮は雍州方面に慣れているやつらだから、いるとしたらここを抜けてくるはずだ。」
「夏侯覇どの?郭淮は名簿に載っていないみたいですよ・・・」
「へ!? ちょ、ちょっとまて、また復讐できる相手がいないのか〜〜〜」
夏侯覇はショックを受けて叫んでいた・・大声を出すというのは危ないというのに
「・・・まあ、とりあえず、ここを通る可能性のある、司馬懿でも罠をかけてまちましょうよ・・休憩もかねてですかね」

≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇[ショックを受けています]【100tハンマー、竹槍、竹の盾、チケット、弓(矢×20)】
 &王平【???、読めない説明書、竹の盾、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
※上庸周辺に罠を張り始めました。交代で休憩するようです。
「ひでぇ有様だな。何処のバカが火付けたんだ?」と夏侯楙がぼやく。
「本当に、ひどい有様ですね。」と応じ、程cが溜め息をつく。最も、その「バカ」が自分たちの主君と関わったせいであることに気付いていないが。
「なぁ、そういやあんたのアイテムは?」と夏侯楙が聞いた。「これですが。」と鈍色の武器を見せる。
「へぇー、面白ぇな。こんな筒から鉄の塊が出るなんて。」説明書を一読し、色々ひねくり回して、そこらの木に向かって試し撃ちしてみる。
「俺のと交換してくれねぇか?刃物は扱いづれぇし。」
「は?はぁ・・・。」刃物など、扱いづらいのはこちらもだったが、夏侯楙の真剣な眼差しを見て武器を交換した。
「城ん中入るぞ。」「はい。」
用心しながら二人は許昌の城の中に入っていった。
《誠の心/2名》
夏侯楙【M92F拳銃】&程c【小太刀】
※城内に入りました。曹操たちのレーダーに反応します。武器は交換しました。

劉表「あ、拡声器借りるの忘れた・・」
蒋[王苑]「王氏は北に行ったので今頃長安あたりでは?」
劉表「ここでお別れですな。私は長安に向かいます」
蒋[王苑]「私はしばらく交州で様子をみます」
こうして2人は別れた。


@蒋[王苑][回復]【ノートパソコンとプリンター、???、M16アサルトライフル】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック、警棒】
※王氏から拡声器を借りる為長安をめざします
ここは官渡。
「ぐふふふ、どうした?もっと怖がらんか」
董卓が、数合打ち合った末に倒れ伏した楊懐の身体を少しずつ切り刻む。すでに楊柏は蜂の巣になってピクリとも動かない。
「ぐ…ぐおおおぉぉ…殺せ…貴様には従わぬぞ、この外道m」
「つまらん…」
楊懐が言い終わる前に、董卓の凶刃はその喉を切り裂いていた。

「ふむ…殺戮ばかりでもなんじゃし、そろそろ女狩りでもするか。孫家に美女は多いと聞くしのう。…そしてあの女にはかつてのお返しをせんとな」
そう言って卑しく笑うと、名簿を開いて数名の女性参加者をリストアップしていく。
「さて、そろそろ行くかのう」

数刻後、匂いでも嗅ぎつけたのだろうか、>>289の場面に遭遇する董卓であった。

【楊柏、楊懐 死亡確認】
@董卓[軽傷・手当て済み]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、ティッシュ1箱、イングラムM10、日本刀】
※楊懐の使っていた「十字槍」は放置。張宝達の様子を見た後、行動開始。その後「女狩り」をしつつ呉方面に抜けます。
336山崎渉:03/05/22 01:24
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
「本当にこれどうしようか・・・・。」
とりあえず寝かされてる糜竺、なぜか竹やりをもたされている。
「鹿の竹やりとられちゃったし・・・。」
悩み込んだすえだした結論はというと
結論、「ほっとこう!!」
鹿の竹やりをまた作る事にした

それはさておき王匡はと言うと
「鹿と鷹と来たら熊じゃろう」などとわけのわからないことを言い出し、どっかの山に鷹を連れて
行ってしまった

その彼はというと動物のえさの中にある催眠のような薬にはまだ気がついていない。
そもそも普通はとっくに気がついているはずなのだ
鹿や鷹に餌を一回やったぐらいで懐くはずがないと。

≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹
※王匡は鷹といっしょに熊探し

@糜竺[心神喪失、気絶]【???、竹やり】
3381/2:03/05/22 21:54
甘寧は己の経験が鳴らす警鐘に不安を隠せなかった。
「くそっ…何だってんだよ…」
敵からの応射は単発になった。とはいえ、関平も弾を温存している。AK47にはまだ大量の弾が残されているが、隠れた敵に無駄撃ちするほど関平は未熟ではない。
「甘寧さん、敵は退く気でしょうか!?」
「わからねぇ!だがここまで俺らを引っ張ってきてんだ!油断すんなよ!」
小銃に比べれば、命中率しか取り柄のないバントラインSPでは辛い。甘寧は必死に考えを巡らせた。
夏侯淵は…夏侯淵はどんな戦略を…。
(カコウエンハ…キシュウ、キュウシュウノトクイナショウダ…)
自分ではない誰かから与えられたような「答え」が電流のように身体を駆け巡る。とっさに身体を翻す甘寧。
「関平、後ろだぁっ!!!」
確信を持って「後ろ」を振り返る。そこには…今にも着火しかけたダイナマイトを放り投げる李典が居た。ニヤリと笑うと一瞬の間隙をついて、李典は夏侯淵の方へ逃げ去っていく。
すれ違いざま、辛うじて甘寧が銃弾を撃ち込む。だがそれも、高速で雪上をすべり行く李典の道具袋を掠るのがやっとだった。バラバラと何か札のようなものが飛び散る。
「甘寧さん、あれは…!」
「爆薬だ…!」
ダイナマイトの導火線はもう20cmも残っていない。まるでスローモーションの世界のように、ゆっくり、ゆっくりと死を導く爆発の時が近づく。
「…やばいっ!!」「くそっ…」
敵はとうに東の方に逃げた。こちらは雪に足をとられて短時間では進むも退くもならない。
(悪ぃ…これまでかもしれねぇわ、太史慈…)
一瞬、諦めかけた甘寧。
突如、高台の上から褐色の風が吹いたのは…その瞬間だった。
「褐色の風」が手にした刃で導火線を切り裂く。唖然とする二人。

「え〜と、あんた…甘寧さんだったかい?そこのガラの悪い人」
「あんた…一体…誰だ?」
「ああ…それはね、あれ見なよ」
ゾリンゲンカードが散らばる雪原。関平と甘寧が見たのは、手を振って走ってくる関索と大喬、そして《ウミネコ団》の二人だった。
3392/2:03/05/22 22:21
雪原で立ったまま話す七人。
「なるほど、そういうわけか、助かったぜ、小喬」
「ぶー。命の恩人にその態度ぉ?」
と、小喬。もっとも笑顔ではあるが。
「小喬…あなた随分子供の頃の身体なのね…」
「お姉ちゃんは二十歳くらいの時なのかな?私まだ十六くらいの時の体かなぁ…」
「…とりあえず、傷は大丈夫か、索?」「…まあ、何とかね。兄貴も無事で何よりだな」
「おーい、とりあえず早くここ離れないかい?アタシにゃ寒すぎるよ、ここ」
祝融がゾリンゲンカードを拾い、甘寧と分けながら言う。
「そうですね、とりあえず荊州に戻りますか?」
「いや…山越に砦があった。とりあえずそこに行こうぜ。ちょっと話しときたいことがあるんだ、あそこは雪もないしな。あんた達も聞いてほしいしな」
貂蝉にそう言った甘寧には、何か決意の色が見られるようだった。

一方、仕留め損なった感の強い夏侯淵らは、合肥方面に移動していた。
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(3袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
※温泉側の山越砦へ。周囲に人はいないようです。
≪ゲレンデの神/2名≫ 
 李典【スキーセット、ゾリンゲンカード8枚、ダイナマイト2発】
 &夏侯淵【スノボセット、強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント(弾残りわずか)】
※合肥方面に撤退。ダイナマイトがなぜ不発したのか気付いていません。
劉表と別れた後、蒋[王苑]は武器の説明書を読み、アイテム―特に役に立ちそうなM16アサルトライフルを練習し、ある程度のところは狙って撃てるようになっていた。
『武術もそうですが、練習あるのみですね。』
しかし、銃声(ぶらり旅VS夏侯淵)が聞こえたので北上することにする。
『故郷(零陵郡)にでも戻ってみますか。』そして、零陵にさしかかろうとした時―
「蒋[王苑]殿ぉー!」
自分の名を呼ばれ、振り返ると向寵と向朗が立っていた。
「ご無事でしたか!!」と、二人。
『…大きい声を出すと敵に気付かれるので止めてください。』と半ば呆れながらも、頼れる人物の登場に、蒋[王苑]は正直心強かった。
3人はこれまでのことを話し、「劉備様を捜す」ということで、チームを組み蒋[王苑]の提案で新野辺りまで北上することにした。

《蜀命と二代目丞相/3名》
蒋[王苑]【ノートパソコンとプリンター、???、M16アサルトライフル】&向
寵【蛇腹剣、弓、矢12本】
&向朗【ノート型パソコン(電源付かず)、青紅の剣、ディフェンダー45口径】
※蜀将だったら情報交換し、劉備を捜します。戦闘はやばかったら逃げます。
右肩を撃ち抜かれ、一旦退いた黄蓋。だが、出血も止まり、再び獲物を探し始める。
「ヒト…タクサン…イル。ミナ、コ…ロス」
事実、荊州中部には十数人の人物が集合していた。一人の狂戦士がきっかけで戦いと邂逅が始まるとも知らずに。

@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※皆殺しの予定。
@劉協【花火セット、火炎放射器】
※襄陽周辺に待機。
@劉循【なし】
@陸抗【囲碁セット】
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し】
※江夏北部にいます。
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒、斬馬刀】&簡擁【長鎖+鉄球】
※祖郎らのアイテム回収。長江側に居ます。
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック、警棒】
※北上中。
@姜維【戟 コルトパイソン】
※益州州境にいます。
@鍾会【鉄鎖】
※東に移動中。
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
※四郡へ移動中。
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R、タケノコ】&金旋【5インチFDドライブ、タケノコ】&趙範【対人地雷*5、タケノコ】
※武陵南部にいます。
≪陽明皇帝と幻影皇帝/2名≫
王方【謎の本】&許昌【フロッピー1枚】
※荊州中部を歩いてます。
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
※麦城付近にいます。
成宜「ギリギリまで待ったが、結局殿はみつかりませんでしたな。」
程銀「そろそろヤバイので移動しましょう。」
楊秋「そうですな。」

≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
※とりあえず襄陽へ
他の蜀将を探していた姜維だったが、警戒は常に怠っていなかった為に異常な殺気に気がつくのに時間はかからなかった。
しかしその殺気が何処から来ているのかが分からない、禁止エリアぎりぎりに近づくという事はいざと言う時の逃げ場もなくなってしまう。
姜維はそんな当たり前の事を見落としていた。冷静でいるようでやはり動揺していたのだろう。
だがそんな姜維の前に殺気の持ち主がやってきた。すなわち妖刀を持った黄蓋である。
もはや言葉とも呻き声とも分からない声をあげながら、姜維に向かって妖刀を突き出し突撃してくる。
それを何とか避けそのまま戟で反撃しようとした姜維だったが、黄蓋の刀はそのまま軌跡を変え振り下ろされる。
攻撃態勢に入っていた姜維の戟と激突し、姜維の戟にひびが入った。さらにその衝撃で姜維がよろけたところに黄蓋の追撃が入り
なんとか受けたが戟は完全に破損した。この至近距離では銃で攻撃することもできず。残った柄の部分を投げつけると
そのまま逃亡した。しかし普通に逃げたところですぐ追いつかれるだろう、そこで姜維は益州の方へと走り出した。
黄蓋も最初は追撃しようとしたのだが、もう禁止エリアになってるかもしれない益州へと入る事は妖刀も許さなかった。
人はまだたくさんいる。姜維はあきらめてこの辺にまだ残っている武将を狩る事にした。
一方一か八かの賭けに一応成功して爆死もせず、黄蓋からも逃げ切れた姜維だったが落ち着いている暇は無い
ここで休んでいてはいつ爆死するか分からない、ここから益州を抜ける道で一番近い長安に向けて走り出した。
一対一でも圧倒的に適わない敵が存在する事への恐怖も感じながら…

@姜維【コルトパイソン】
※長安に向かいかなり急いで走っています。黄蓋からは逃げ切りました。

@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※引き続き皆殺しにする予定
上庸入りした厳顔が諸葛亮を連れて歩いていると「厳顔殿」という知った声がする。
「おお、馬謖殿ではないか。無事じゃったか?」
「ええ、兄上は死んでしまいましたが、私は何とか。」
「わしも今のところはな。ところでおぬしは一人でここまで来たのか?」
「いえ、連れが2人程。」
というと後ろを振り返り、「大丈夫です。出てきて下さい。」と声を掛ける。
厳顔が見ると、女性と1人の少年が出てくる。女性の方は見覚えがある。
「厳顔殿、試したりしてすみませんでした。」
「フム、たしかにわし達がゲームに乗ってないという保証はないからな。」
というと女性のほうを振り返り、
「たしか、孔明殿の…」「はい。黄月英です。」

3人はそれぞれ今までの情報を交換している間─
諸葛亮は、司馬懿のGBアドバンスが気になったらしく、借りて遊んでいた。
GBアドバンスで遊んでいる諸葛亮に司馬懿は話し掛ける。
「ところで、君を何て呼んだらいいかな?」
「亮でいいや。君は?」
「僕は司馬懿で構わないよ。ところで、あまりここに長居するべきじゃないと思うんだけどどうかな?」
「そうだね。益州と涼州から入る人がここには流れ込むからね。それに…」
そこで諸葛亮は一旦言葉を切る。
「何か殺気がするんだ。狂ったようなね。」
「うん、じゃあとりあえずは交州かな。」
「そこから揚州に………あ、見たこともないポケモンだ!」
「それは……、レアなヤツだよ。すごいよ、亮!」

≪少年リョウと少年シバイ/5名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【???】&厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※交州へ
≪少年リョウと少年シバイ≫が交州に向かおうと歩き始めた時、
先頭を歩いていた馬謖が、ふっといなくなった、よくよくみると、足下に穴が開いており、
そこの中に馬謖が落ちて気絶していた。
そこにあらわれる影・・、それは夏侯覇であった。
夏侯覇「ふふふ、やっぱり厳顔は親の敵だよなぁ・一時期ほかっておこうと思ったが、目の前にあらわれるとは。
   まあ司馬懿に比べればどうでもいいが・・」
うしろの方からも、声が聞こえてきた。
王平「馬謖さん、いいところにいましたね。あの時私の話をちゃんと聞いていてくだされば、
   負けることはなかったんですがね」
二人とも、武器をかまえ対峙した。

≪少年リョウと少年シバイ/5名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖[落とし穴の中で気絶中]【???】&厳顔【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
VS
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇[ショックを受けています]【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×20)】
 &王平【???、読めない説明書、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
※そこら中に落とし穴が掘られている模様です。
※夏侯覇が持っていた竹の盾は裂かれて、落とし穴の蓋をするのに使いました。
346しつれい、訂正:03/05/23 13:52
>345
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×20)】
 &王平【???、読めない説明書、鉈、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
※そこら中に落とし穴が掘られている模様です。
※夏侯覇が持っていた竹の盾は裂かれて、落とし穴の蓋をするのに使いました。
※敵の一人が現れたため、夏侯覇はショック状態から立ち直りました。
ふらふら適当に歩き荊州に来た二人
だが森を歩いているうちに人を何組も見て気がついてしまった

殺る気があるやつにあったら死ぬ!!

先ほどアイテムを見せ合いまったく武器としてやくにたたない物をもっている二人である。
そんな時とどめと言っていいのが黄蓋の気配である
許昌は先ほど親友が殺された時と同じような雰囲気を感じたため、隣の王方に言い全力で逃げる事にした。

≪陽明皇帝と幻影皇帝/2名≫
王方【謎の本】&許昌【フロッピー1枚】
※全力で東へ逃亡しています。

@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
その頃、袁術達は、会稽山の山頂での〜んびりとしていたが、
「我々の目的は劇団員を集めることだったのでは?」という紀霊の一言によって皆本来の目的に気付いた。
早速山を降りようとする一行だったが、袁術が気が付いた様に言う。
「ところで、妙に寒くないか?」
「確かに…」
気付けば、風は冷たいものとなっていた。
「雪が降っていますぞ!」
「珍しいのう。この地方に雪なぞ滅多にない事なんじゃが」
張昭が言う。
確かに、現実を真似て造られた所とは言え、環境等はしっかり調節されているはずである。
「…と言う事は…。」
「どうでもいいが、早く降りるぞ。ここは寒いわい」
「確かに、山の上だけあってかなり寒いのう。早いとこ降りた方が良いと思うぞ」
「そうですな。どっちみちここにいても誰も来ませんし・・・」
袁術の提案に皆も頷く。
「しかし、よく滑るのう。氷まで張っとるぞ」
「張昭殿、足元に注意してください」
「ま、ここは傾斜はたいしたことはないから大丈夫じゃよ」
かくして、山を降りた一行は劇団員探索を続けるのであった。

≪暴走逃れて劇団作り/8名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】&陸績(上半身裸)【なし】
※下山しました。楊州を歩き回って、仲間になってくれそうな人物を探します。
※やばそうな相手に遭遇したら逃げます。
悲しみを背負い込み、一人長安北部、安定を歩く王氏。そんな彼女は司馬昭らに遭遇してしまったのだった。
「…まずいわね。こっちは丸腰同然だし…」
だが、相手は一人しか近寄ってこない。殺気丸出しの相手とはいえ、敵一人なら逃げ切れるかもしれない。

「わしが死ねば、この世界で言う長安級…即ち半径6、70mは吹っ飛ぶわけか…」
戦闘を部下に任せ、司馬昭はそんな事を考えているが、もちろんそれを知るものは居ない。

「おい、黄叙、起きろよ。烈女様のお出ましのようだ」
趙月が黄叙を起こす。その声は何か楽しげでさえあった。
「お前はグレネード持って、狙撃準備でもしとけよな」
そう言うと趙月は王氏ら三人がいる場所…前方百メートルはあるだろうか、その光景を見ながら、自分の武器…青龍偃月刀を布包みから取り出した。
≪末期悪役主従/2名≫ 
 司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾】&賈充【スナイパーライフル】
※賈充が王氏に近づきます。
@王氏【拡声器】
※司馬昭達に遭遇。
≪二代目ジミー君/2名≫
黄叙【???、グレネード×10、サバイバルナイフ】&趙月【青龍偃月刀、MP5】
※様子を見ていますが、趙月は行動に出たいようです。
韓玄「前の事だからすっかり忘れておったが、董卓一派の大半がいつの間にか死んでおるのう。
   実は武陵に戻っても大丈夫なのではないだろうかのう?」
趙範「しかし董卓本人と華雄はまだ残っております。ですのでまだ危険なのでは…。
   李儒がいないので知能レベルはいい勝負かもしれませんがまともに戦いたくありません」
金旋「だよな。俺も戻るのは反対。予定通りに桂陽に向かおうぜ」
韓玄「むむ…。仕方ない。孫堅もおるから長沙も危ないしのう…。」

しかし、桂陽には既に先客がいることなど知らない3人なのであった…。

≪蜀命/2名≫
 向朗【ノート型PC(電源つかず)、青紅の剣、ディフェンダー45口径】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本】
※桂陽で待機中

≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R】&金旋【5インチFDドライブ】&趙範【対人地雷*4】
※さらに南、桂陽へ向かいます。
>>350は状況間違ってたので修正。

韓玄「前の事だからすっかり忘れておったが、董卓一派の大半がいつの間にか死んでおるのう。
   実は武陵に戻っても大丈夫なのではないだろうかのう?」
趙範「しかし董卓本人と華雄はまだ残っております。ですのでまだ危険なのでは…。
   李儒がいないので知能レベルはいい勝負かもしれませんがまともに戦いたくありません」
金旋「だよな。俺も戻るのは反対。予定通りに桂陽に向かおうぜ」
韓玄「むむ…。仕方ない。孫堅もおるから長沙も危ないしのう…。」

この時、彼らは向かってくる人影に全く気づいていなかった…。


《蜀命と二代目丞相/3名》
蒋[王苑]【ノートパソコンとプリンター、???、M16アサルトライフル】&向
寵【蛇腹剣、弓、矢12本】
&向朗【ノート型パソコン(電源付かず)、青紅の剣、ディフェンダー45口径】
※≪荊州ダメ君主たち≫を見つけました。

≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄【ベレッタM93R】&金旋【5インチFDドライブ】&趙範【対人地雷*4】
※さらに南、桂陽へ向かいます。《蜀命と二代目丞相》 には気づいていません。
「話し掛けてこないところから見て、協力する気はないようですね。」
陸遜が二人に話し掛けた。
「たとえ協力してくれと言われても、あんな下衆と組み気はないがな。」
「おかしな組み合わせではあるが、放って置いても問題はなさそうだな…。」
三人は追っ手を撒くために走り出した。


「あいつ等、走り出したぞ。」
それを見た「堕天使」 の二人は慌てて追いかけたが、やはり地力に差があった。
少しずつ距離を開けられ、ついに三人を見失ってしまった。
「あー。せっかく見つけたのにー…。李ちゃんのせいだからね。」
(俺が悪いのか…。)


≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
※見失いました。
≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】&孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、古錠刀】
※合肥に着きました。
353無名武将@お腹せっぷく:03/05/24 01:04
李典「将軍3人組みが接近してきます。1人は陸遜のようです」
夏侯淵「あれは、孫堅。それと華雄、珍しい組み合わせだな。奴を息子達の下へ送ってやりたいところだが・・・さきほどの甘寧はしとめそこなったが、奴を倒せば呉は終わりだな」
李典「将軍、我々の武装では少し心もとないですが・・罠を仕掛けて爆薬で勝負しますか?」
夏侯淵「いや、やめておこう。あの武装では勝ち目は無いな。向こうが気がつく前に引き上げるぞ」
李典「どこへ行きますか?」
夏侯淵「曹操と合流する。たぶんエン州のどこかにいるだろう」

≪ゲレンデの神/2名≫ 
 李典【スキーセット、ゾリンゲンカード8枚、ダイナマイト2発】
 &夏侯淵【スノボセット、強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント(弾残りわずか)】
※合肥城から退却しました 曹操をさがしてエン州をめざす予定
≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】&孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、古錠刀】
※合肥城に入城しました
孫堅達に逃げられた少し後、李[イ寉]は悩んでいた
「ね〜ね〜李ちゃんどうするの〜?」
相変わらず綺麗だな〜と思い顔が緩むけど大事なことだから、待ってもらう事にした
(華雄があんな奴等と組んでると言う事で、ようやく確信が持てた。一度にあんだけ呼ばれた理由はただ一つ
仲間殺しやがったな!!
董卓様・・・いや董卓の豚野郎め、あの野郎無駄に戦闘得意だからな
その辺の奴等じゃあ討ち取れないだろう。問題はどこにいるかだがそれは簡単だ。
どうせ女を捜してるだろうから、あの女しかいないだろう)
「ねぇねぇ香ちゃん」
考えをまとめ振り向くと香ちゃんは思いっきり拗ねて、地面にのの字を書きつつ
「い〜んだ、い〜んだ、所詮私なんて騙されて最後は川に飛び込めば」



説得にかなりの時間がかかりました。


≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
※董卓を抹殺しに北の方に向かいつつ、会った人々は殺気があれば殺しますが、
なんか復讐しようとか、理由がある人間はほっときます。
355江陵城:03/05/24 11:18
あのアマよくも昌キを。いきなり発砲しやがって。
きっと昌キの顔に嫉妬したのよ。おばさんの嫉妬は醜いわね。
孫観、やつらをさっさと殺るぞ。早く昌キの手当てをしないとまずい。
でたらめに撃ちだされる銃弾が跳弾になって臧覇の顔を掠める。
あの何かを撃ちだすカラクリがやっかいだな。
でも、戦いは素人よ。狙いがまるでなってないもの。つけいる隙はあるわ。

マザコンと鬼子母神VS俺があいつで、あいつが俺で、戦闘開始

≪マザコンと鬼子母神/2名≫
 劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】& 昌キ(女顔)[重傷]【鏡】&臧覇【電撃ムチ】
《荊州けん山組》は、一時間ほど前に麦城に着いていた。
そして、ホウ統の提案で役に立ちそうな物があれば集めるということになった。
しばらくして、保存食や水、果物、調理器具が少しは見つかる。どうやら、この世界の城や民家には、保存食や水、簡易な調理器具くらいは置いてあることがあるらしい。
徐庶は「俺ぁここ張っとくぜ。酒置いてけ。」と言い、正門前で見張ることになった。
「何かあったら、火で教えてやるから。」

徐庶は正門の楼閣の上で酒を飲みながらぼんやりと生前(?)のことを考えた。
...劉備のこと、(居心地良かったぜ、噂通りだったな。)...曹操のこと、(居心地は悪くなかったが…汚ねぇ手使ったな。)
彼は儒教を学び、腐敗した漢王朝に清い生活態度で反抗する「清流派」で、孔明と共に儒学を学んだ仲である。自分を呼び寄せる際に母親の偽筆を送りつけた事は許しがたかった。

しかし、彼をそれらの事の考えから離させたのは、誰かを追いかける凄まじい殺気だった。
(近いな…お客さんかよ.....)彼は徳利をおき城門の前へと駆け下りた。
《荊州けん山組/3人》
ホウ徳公【中華包丁】&ホウ統【保存食と果物、果物ナイフ】&徐庶【直刀、大徳利(中身どぶろく)パチンコ玉30発】
※保存食と調理器具を入手しました。殺気に気付きつつあります。
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※誰かを襲っているようです。
始めは銃で脅して追い払うつもりだった。
あんなヘンなのがうちのjチャマの近くにいるのは教育上問題があるから。
だけど初弾で3人組みの1人を倒した時、考えが変わった。
こんな奴らがjチャマと同じ空気を吸っているのは許しがたい。
みれば連中はろくな武器を持っていないようだ。
害虫は駆除するにかぎる。
初弾以降は外れている。銃を撃つ時の反動がすごいのだ。
すぐ弾切れになるが連中はゴキブリのように隠れていて出てこない。
落ち着いてリロードする。
何発も撃っているうちにだんだんと射撃のコツがわかってきた。
さっさとこいつらを駆除して別の城に移らなければ。
死体と一緒ではjチャマの情操教育に悪そうだし。

≪マザコンと鬼子母神/2名≫
 劉j【太陽電池シート】&蔡夫人【デザートイーグル】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/3名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット】& 昌キ(女顔)[重傷]【鏡】&臧覇【電撃ムチ】
3581/3:03/05/24 21:05
≪私怨の友≫の二人は、一気に距離をつめてきた。夏侯覇は弓で牽制し、王平は鉈でもって突進してくる。
最初の一撃は厳顔が受けとめた。すぐ散るように指示をする。皆四方に跳んだ。
しかし、諸葛亮が落とし穴のひとつに足をかけてしまった。
「あっ!!」
「何やってんだ」
間一髪、司馬懿が諸葛亮の腕をつかんだ。しかしこれでは二人とも身動きが取れない。
「落とし穴に落ちても死にはしない。でもこのままではいつ弓が飛んできて、君の身が危険にさらされるか」
「だから手を離せだって?冗談きつい。僕は自己犠牲的な奴は大っ嫌いだ」
「でも、このままでは本当に犬死じゃないか」
「こんなところでなにやっとる。早く逃げんか」
いつの間にか、戦闘はすぐそこでおこわれていたようだ。かすり傷ながら血を流している厳顔が怒鳴っている。
「諸葛亮が落とし穴に引っかかったんだ。すぐ助けるから大丈夫」
厳顔は顔をしかめた。
チラリと後ろを振り返り、その眼に敵が写っているかどうかは司馬懿には判断できなかったが、彼はすぐにこちらに来た。
「まったくドジじゃのう」
笑みさえ浮かべ、厳顔は手をさしのべる。諸葛亮の、使われていない方の片手をつかみ、司馬懿と共に一気に引き上げた。
「あ、ありがとうございます」
「礼はいいから、早くここを離れるんじゃ。冷静に地面を見ればひっくり返された跡がわかるじゃろ」
「でも、厳顔さんは」
「あんたはどうすんだよ?」
司馬懿は今にも飛び掛らんばかりの勢いで厳顔を睨みつける。
「さっき亮にも言ったけど、僕は自己犠牲的なのは嫌いなんだ」
3592/3:03/05/24 21:06
厳顔は困ったような顔をし、もう一度後ろを振り返った。
今度は先ほどより長く後ろを向いていたが、上体を戻し、司馬懿だけを手招きする。
「お前は、賢い子じゃな。諸葛亮も賢い子じゃが、少し感情に流されるきらいがある。よく道を示してくれんか?」
司馬懿にだけ聞こえる声で厳顔はささやき、ついで体の一部に司馬懿の手を触れさせた。
それで、司馬懿には何がおきているのか、おおよその察しがついた。
手に、ぬるぬるべとべととした感触。視界にさらせば、それは赤黒く汚れていた。
顔を上げれば、厳顔は笑っている。諸葛亮にも笑って見せている。
司馬懿は汚れた拳をぎゅっと握り、厳顔に背を向ける。だがどうしても、一歩先に進めない。
背中に、軽く押される感触があった。不意をつかれ、前のめりになる。
だが踏ん張ったとき、もうその場には踏みとどまれなっかた。
「走るぞ、亮!!」
もがく諸葛亮をひっつかんで、司馬懿はその場を離脱した。
しばらくして、二つの人影が現れる。
夏侯覇と王平。二人ともにある負傷が、行われた戦闘の苛烈さを物語る。
「なんだ、逃げなかったのか?」
「ここで踏ん張れば二人が四人になる。儂には魅力的じゃからのう」
「いったい何の話です?」
「こっちのことじゃ、いくぞ!!」
3603/3:03/05/24 21:06
一方無事逃げ切った二人は、比較的早く月英と合流していた。
「もう、途中ではぐれちゃうんだもん。心配したわよ」
「……ごめんなさい」
「いいわ。とにかく厳顔さんと馬謖さんを助けに行きましょう。もともと人数の多いこっちのほうが有利なんだもん」
「もちろん!!」
「よーし決定。……司馬懿クンどうしたの?」
「…何でも…」
司馬懿の握り拳は、いまだ開かれていなかった。


≪少年リョウと少年シバイ/5名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
 &馬謖[落とし穴の中で気絶中]【???】
 &厳顔[重症、単独で戦闘中]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
VS
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇[負傷]【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×20)】
 &王平[負傷]【???、読めない説明書、鉈、CD「マッキング Gold 1」、
         CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
※諸葛亮、司馬懿、黄月英の3人は厳顔を助けに行きます。
※馬謖はとりあえず穴の中にほっとかれています。
※厳顔は覚悟を決めています。
賈充「なるほど、女は囮と言う事ですか。」
スコープで後方に二代目ジミー君を確認すると
司馬昭に手で合図を送り狙いを定めていた。

趙月「烈女様もろとも撃ち殺すのも面白そうだ・・・え?」
一方スコープで様子を伺っていた趙月は何かと目が合った。
賈充の銃口がこちらに向いていたのだが、
気が付いた時には彼の右目はスコープ事貫かれていた。

黄叙「ちっ!気が付かれていたのか!」
すぐに逃げ様とした彼の右足にも激痛が襲い掛かる。
続いて胸部にも激痛が襲いかかる。
黄叙「・・・畜生・・・こんな所でこの・・・俺が・・・。
やっぱり地味なのか俺は・・・。」

賈充「司馬昭様、終わりました。」
司馬昭「女はどうしたのだ?」
賈充「茂みの方へ逃亡した様です。」
司馬昭「まぁ良い。また身を隠し、父上を探さねばな。」

≪末期悪役主従/2名≫ 
司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾、???、グレネード×5】
賈充【スナイパーライフル、サバイバルナイフ、グレネード×5】
※基本的に戦闘を避けつつ司馬懿を捜索。

王氏【拡声器】
※逃亡しました

黄叙【死亡確認】
趙月【死亡確認】
※青龍偃月刀は重いので放置
  MP5は破壊されました。
張宝たちの作戦、それは袁煕よい良い男に変身してナンパするであった!
候補を決めるべく変身して行くが・・・・・・。

張宝「何だか格好良い男がいないな・・・・・・。」
張梁「いないね・・・・・・。」

肩を落とすと二人は去って行った。

甄姚「きれいね。」
袁煕「君の方が綺麗さ。」

知らぬ間に危機?を回避した二人は相変わらずであった。
だか彼らは知らない惨劇がすぐそこまで近付いて来ている事を!

その頃この男は・・・・・・。
麹義「次ぎはシリアだシリア!」
地球儀を回転させ、国を当てると言う地味な遊びにはまっていた。

董卓「ふふふ、見つけたわい。」

≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※がっかりして去って行きました。

≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
※董卓には気付いていません。

董卓[軽傷・手当て済み]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、ティッシュ1箱、イングラムM10、日本刀】
この真夜中に建物の中から漏れ出ている明かり、この状況でこんな真似をかます奴は天才かその反対しかいない。
人数がこれだけ減った状況で普通の参加者なら先ずこれを罠と解釈するだろう、しかし!この男、呂布はそんな小難しい事は考えない。
「奉先様!これは明らかに罠です!」
「罠は嵌って踏み潰せば良い。」
そう言い捨てて呂布が建物に入ってどれだけたっただろうか……。
明かりが消え、何事も無かった様に戻ってきた呂布に高順が訊ねる。
「守備は?」
「高順、俺は誰だ?」
「奉先様は奉先様では?」
呂布は手に何やら持って明らかに上機嫌だった。
「そうだ、この呂奉先が寝ている女など切れるか。」
「は……?」
高順の顎が大きく開かれる。
「理由は知らんが女共が寝ていたのだ、ただそれだけだ。」
「………大馬鹿者ですな。」
「お蔭で良い物が手に入った、袁紹達を殺したらあの者らを楽しむのも悪くない。」
そう言ってウオッカのビンと銃をかざしてみせる呂布に高順は大きく溜め息を付いた。

≪奥様ズ/3名≫
魯育(睡眠中)【なし】&王美人(睡眠中)【消火器】&劉氏(睡眠中)【なし】
※[業Β]に潜伏中、劉氏だけ下で寝てます

≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ、グロック17】 &高順【和泉守兼定】
※≪奥様ズ≫発見済み、≪大いなる野望のもとに≫、≪特攻野郎Aチーム≫にむかって移動中

≪大いなる野望のもとに/4人≫
 袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ、刀】&顔良【ファインセラミックス包丁】&文醜【くない×5】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
 田豊【懐中電灯】&袁譚【ソーコムピストル(30発)】
@審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
364夕方の江陵城:03/05/25 05:34
357の直後ぐらいの時間です

銃の極意がわかったわ。壁の陰に隠れても無駄よ。
慎重に見当違いな場所に狙いを定めて撃つ蔡夫人。
弾丸は絶妙な角度で壁に当たり跳ね返って、遮蔽物の裏にいる臧覇達を襲う。
ゴミどもが、右往左往しているのが気配でわかる。
これぞ奥義跳弾射撃よ。虫けらに使うにはもったいない技だわ。
その時、害虫達が飛び出してきた。
ふん、いくら追い詰められたからといって、何も遮蔽物が無いところに出てくるなんて、なんて低脳なのかしら。
鞭を持った男に狙い定めトリガーを引く。しかし、銃は弾を撃ちださない。
え、こんな時に弾切れ?鞭を持った男が叫びながら突進してくる。
弾切れのタイミングを狙ったのかしら?この距離ならリロードし終わるほうが早いわ。所詮は虫けら、詰めが甘いわね。
すばやくリロード作業にかかる蔡夫人。
365夕方の江陵城2:03/05/25 06:11
ウオ〜孫観を信じて突進する臧覇。
孫観は倒れている昌キに駆け寄ると彼の持ち物である鏡を取り出す。
そしてリロードをしている蔡夫人の顔に鏡で夕日を浴びせる。
一瞬、パニックに陥る蔡夫人。
その瞬間を逃さず臧覇は一気に間合いを詰めると必殺の一撃を繰り出す。
高圧電流を浴びて激しく痙攣する蔡夫人。
さらに、隠れていた劉jを同じようにしとめた。
ふん、てこずらせやがって。孫観、昌キの方はどうだ?
だめよ。もう・・・・腹をマグナム弾で打ち抜かれた昌キはすでに事切れていた。
・・・そうか。せめて埋葬してやろう。

【蔡夫人・劉j・昌キ死亡確認】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/2名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット、デザートイーグル、鏡】& 臧覇【電撃ムチ、太陽電池シート】
※昌キを埋葬しています
3661/3:03/05/25 10:46
合肥。
そこに入った後の華雄、孫堅の動きは素早かった。
陸遜の気がつかぬ何かに気が付いたのだろうか、場内の散策もそこそこに二人は城壁の上の見張り台に駆け出したのである。

「将軍?」
 李典の問いかけ。
 不意に足を止めた夏侯淵は、李典の問いかけに答えず背筋に唐突に走った怖気に誘われるように背後を向く。
 小さい、もう手を伸ばせば握りつぶせるかのような合肥城、そこから飛んでくる視線。
 華雄、孫堅。
 二人の猛禽の如き目が離脱しようとしていた二人に注がれている。

 目があった。
 なまじ良い目が災いしたと言っていい。

「───────。」
 息を呑んだ。
 武力において競っても巨漢の二人と戦うのは、夏侯淵にとっても決して楽ではない、むしろ勝てるかどうか考えれば負ける可能性すら大きい。
 李典では相手にもならないだろう。

 我々を狙っているのか?
 何故気が付かれた………?
 合肥に何か残してきたか……?

「────将軍!」
「逃げるぞ。」
「────は?」
「逃げると言ったのだ!」

 夏侯淵は叫ぶと駆けだした。
3672/3:03/05/25 10:48
 追いかけて来られたらまずい。
 夏侯淵の中にあるのはそれである。
 スキーやスノーボードの機動性を頼りにしようにも、今追いかけて来られたら強力人工降雪機でも間に合いはしないだろう。
 罠を仕掛けようにも、街道ではそれも厳しい。

 我々を狙っているわけではあるまい───
 息子を殺したのが誰かなど、わかるはずも無いのだから。
 しかし、あの距離から気が付くとは、化物めが……
「気が付かれましたか……化物ですか、奴等は。」
 李典の呟きが夏侯淵の思考と不意に一致した。

 勝てるか、勝てないか。
 それに関わる要素の一つにチームワークは大きい。
 その点においては勝っている。そう思う。
 急造のチームに魏において共に剣を振るってきた我々が劣るとは思えない。

 追いかけてきたら戦うしかないか────
 微かに戦いの中に希望を見出しながら、二人は駆けだして行く。


「お二人、一体何が………」 
「逃げた奴がいるようなのでな」
 陸遜の問いに孫堅が答える。雪に覆われた合肥城の一門から出て行く足跡が鮮明に残っている。
「入ってきたときは何者の足跡もなかったからな、場内に気配もなかった。」
 それは夏侯淵がまた雪を降らせた為である。雪のフィールドが彼等にとって有利なのは考えるまでもない。
 華雄が言いながら孫堅の腰から無言で片刃剣を鞘ごと抜き取る。孫堅は無言で陸遜の腰から古錠刀を抜き取る。
「な、何を……」
「何って、接近戦用の武器だろう。」
「何を言っているんだ、お前は。」
 何故こう、無言で意思の伝達ができているのだろう……
 陸遜は不思議な面持ちでその二人を見ていた。
3683/3:03/05/25 10:49

≪ゲレンデの神/2名≫ 
李典【スキーセット、ゾリンゲンカード8枚、ダイナマイト2発】
&夏侯淵【スノボセット、強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント(弾残りわずか)】
※合肥城からは撤退しましたが、気付かれました。逃亡の予定。

≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90、片刃剣】
&孫堅【マスケット銃、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ、古錠刀】
&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン】
※≪ゲレンデの神≫を発見しました。どうするかは不明。
「う、うーん・・・」
諸葛瑾が目を覚ましたとき、目の前には一人の男が立っていた。
咄嗟に今までのことを思い出し、とりあえず自分の下半身に目が行く。大変だ。
このままでは私がおもっていた最悪の事態、変質者よばわりされる!だが、目の前には
自分の肌はなかった。自分は誰かの服を着ていた。だが、そこには血がついている。
「お目覚めですか?」目の前の男は尋ねる。
「誰かが倒れているのを見て、近づいてみたら貴殿の方は息があったようだったので・・・
 私はこの世界でずっと一人で・・・不安でして・・・」
もし諸葛瑾が冷静を保っていたら、少しは疑ったのかもしれない。だが、彼の第一声は
「この服はどこから?」だった。
「貴殿の傍に倒れていた人から拝借しました。その方はもう事切れていたので・・・。
 一体誰にやられたのでしょうね。」スラスラと相手は答える。
「先んじて自己紹介を。私は沮授と申します。」
「ほう、あなたがあの『悲劇の参謀』ですか。」
沮授は奥の茂みでカンカンになってライフルを撃とうとしている沮鵠を目で制し、
「いや、私はあれでよかったと思っています。」と続けた。
その後、「聞いてくださいよ。」で始まり延々と諸葛瑾の愚痴を聞いたあと
(あとで沮授は沮鵠に言った。「愚痴を聞いてもらうと、一気に相手はこちらを信用するものです。」)、
ようやく沮授は用件を切り出した。
「あなたはこの世界から脱出しようと思ってますよね?」
「あたりまえでしょう!」と諸葛瑾は答える。
「では、具体的な方法案はございますか?」
「やはり、禁止エリアとやらがある以上、海の禁止エリアがどうであるかを確かめたいですね。」
沮授はニヤリと笑って言った。
「ほう、では少しそのあたりの話でもいたしましょうか。もしかしたら主催者側の
 盲点が見つかるかもしれませんよ。」

≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】
※沮授は諸葛瑾と対談中。沮鵠は万が一に備え近くに潜んでいます
@諸葛瑾【なし】※陳到の服を着ました  
鍾会は後ろを振り返ることなく逃げていた。
黄蓋からというより、鍾会の元武器だった妖刀から。

「くそっ、元の持ち主さえ襲うのかよっ。」

息一つ切らせることなく追いかける黄蓋。

「コロスコロスコロスコロス…」
「神様!今この時だけだが信じますから助けてください!」

鍾会の逃亡劇はまだまだ続く。

@鍾会【鉄鎖】
※東に逃亡中。
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※鍾会を追いかけてます。
「なるほどな。」
趙月から奪ったアイテムを調べていた司馬昭がようやくそれの使い方を理解した。
「なら何時までもこんな物を着けている理由は無い。」
そう言ってそのアイテムー謎のカードーをスーツケースの差込口に投入する。
『システムヲ停止シマス』
「まったく、こんなドキュソ武器を誰が考えたのか。」
司馬昭はカードとスーツケース型核爆弾を近くの海へ放り込んだ。

≪末期悪役主従/2名≫ 
司馬昭【、グレネード×5】
賈充【スナイパーライフル、サバイバルナイフ、グレネード×5】

※長安の北の海辺にいます。
372371訂正:03/05/28 01:05
スーツケース型核爆弾→スーツケース型戦術核爆弾
373山崎渉:03/05/28 16:26
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
3741/3:03/05/28 17:07
馬謖は目覚めた。といっても周りは見慣れない土壁、一瞬何が起きたか理解できなかった。
だが、頭上に開けた穴から銃声が聞こえると、だんだん思い出してくる。

彼はそっと後頭部をさする。そこにはたんこぶができていた。
「そうか、落とし穴に落ちたんだっけ。──誰か戦っているのか?」
今度は、剣戟音が聞こえてくる。どうやら落とし穴を掘った主と月英達が戦っているようだ。
「くそっ、とりあえずここから抜け出さなければ。こんなときこそ。」

馬謖はザックから自分の支給された武器を取り出す。それは22枚のカードであった。「たろっとかーど」という名前だ。
これまでの旅路で説明書を読んでおり、使い方はだいたい理解した。精神集中して1枚引くと何かが起こるらしい。
カードの中には、自分の命を絶ってしまうものもあるとのこと。だが馬謖は迷わなかった。カードをよくきり、精神を集中し1枚引いた──

3752/3:03/05/28 17:08
穴の上では、月英達が戻ってから、戦況は五分五分だった。
王平&夏侯覇VS厳顔の図式が、夏侯覇VS厳顔、王平VS月英に変わっていた。
それは月英がニューナンプで応戦してきたため、月英の相手を王平がしなければならなかったためである。
「このくたばりぞこない。さっさと逝け!」夏侯覇が竹槍で突きにかかる。
「しぶとさなら誰にも負けぬわい。」厳顔は鉄疾黎骨朶でそれを受ける。

その時、馬謖が落ちた穴の方から異様な雰囲気が発せられた。あちらの方には王平がいるはずだ。
「チッ」夏侯覇が距離を取り、咄嗟に弓を放つと、王平の方に向かう。
彼が馬謖が落ちた穴の方を見ると、丁度鉄騎馬に乗った馬謖が穴から飛び出してくるところだった。
鉄騎馬に乗った馬謖は近くの王平に向かって突撃をはじめた。王平はデリンジャーで攻撃するが鉄騎馬には効かない。
あきらめて王平は逃げ出すが、所詮は人と馬、すぐに追いつかれて馬に跳ね飛ばされる。

夏侯覇はピクリともしない王平を担ぐと弓をもう一度厳顔の方に撃ち退却した。
馬謖が鉄騎馬を降りると、鉄騎馬は蜃気楼のように消え去る。
眼を丸くする一同を目に馬謖は、追う必要はないでしょうといい、
鉄騎馬は、「たろっとかーど」なる道具の産物であることを説明した。
そんな馬謖のザックの中のタロットカードから、「チャリオット」がなくなっているのだった。
3763/3:03/05/28 17:08
≪少年リョウと少年シバイ/5名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &馬謖【魔法のタロットカード(21枚)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※タロットカードは1回ひくと、引いたカードはなくなります。

≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇[軽傷]【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×11)】
 &王平[重症]【???、読めない説明書、鉈、CD「マッキング Gold 1」、
         CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
※矢は戦闘で使いました。
夏侯覇が負傷した王平を担いで歩いていると、茂みの中から声が聞こえた。
それは聞き覚えのある、捜し求めていた武将の声、姜維の姿がそこにあった。
姜維は黄蓋から逃亡して長安にいたのだが、かなり大声で歌っている集まりを見かけたので
やる気になってる奴が引き寄せられ、自分も巻き添えになってはたまらないという事で上庸に移動していたのだ。
先程の敗戦で自分は傷つき仲間の王平は戦えない今、夏侯覇にとって姜維に出会えた事は願っても無い事だった。
姜維の方もこの二人なら信用できるし、先程の敵の様に自分一人では到底適わない存在がいる以上
記憶がどうのこうのとは言ってられない。組む事に依存は無かった。
そしてそれから間もなく姜維は先程戦闘があった場所へ王平の鉈を借り、攻撃をしかけにいった。
一度敵を追い払いさらに仲間の一人が大怪我を負っている以上、動く事は出来ず油断してるであろうからという判断だった。
夏侯覇も司馬慰を取り逃がしきれず、姜維の単独の攻撃に賛成した。
一方そのころ少年リョウと少年シバイのは、厳顔が動かすと大変危険な状態であるために厳顔の血が止まるまでは
移動する事が出来なかった。しかしあれだけ完全に痛手を与えておけばしばらくは大丈夫だろうと安心していた。
のは三人だけで司馬慰と諸葛亮の二人は治療は月英にまかせ、見張りを馬謖に頼んだ。
知ってる人間でも絶対に気を許さずに、必ずこっちへ一度報告するようにという事だ。
さっそく馬謖は見晴らしの良い場所に移動し、姜維を発見した。
言われたとおりに馬謖は四人のところへ戻ろうとしたが、姜維に呼び止められた。それもかなり友好的に
急に攻撃されたさっきとは違う態度に馬謖は油断した、笑顔の姜維に歩み寄り諸葛亮達と一緒にいる事を話し
さっそく連れて行こうとしたが、後を向いたのとほぼ同時に鉈が馬謖の首に食い込んでいた。
馬謖「きょ…な………?」
姜維「司馬一族に恨みがあるのは仲権と子均だけではないという事さ」
そのまま馬謖の呼吸音が消えた事を確認すると、姜維はできるだけ音を立てないように馬謖を寝かせて
四人がいる方へ向かった。だが次の瞬間馬謖の死体に向かって雷が落ちた。
―この音で人が集ったらやばいな
姜維はそう考えすぐさま夏侯覇のところへ戻った。
そして指示に逆らったせいでまた命を落とした馬謖のザックから「タワー」のカードが消えていた。


【馬謖死亡確認】

≪私怨の友/3名≫
 夏侯覇[軽傷]【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×11)】
 &王平[重症]【???、読めない説明書、CD「マッキング Gold 1」、
         CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー】
 &姜維【鉈、コルトパイソン】

≪少年リョウと少年シバイ/5名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※落雷を認識しましたが馬謖の死は知りません。タロットカード20枚は放置状態です。
「殿、何者か二名がこの城に侵入しました」
荀ケがレーダーを見ながら曹操に告げる。
「…ふむ、敢えてここに来るとは我が軍の者かもしれんが…。典韋!許[ネ`者]!」
「はっ!」「あいよ〜!」
二人とも曹操の意図を感じ取ったのだろう。素早い動きで物影に消えていく。
「問答無用で先制攻撃ですか…?」
「いや、相手が有能で、かつ話し合いの余地があれば先制攻撃はせん。銃弾もこの壁際ならば隠れられるしな」

一方、曹操達の動きなど露も知らない程cらは、城の一角に辿り着こうとしていた。
≪許昌待機隊/3名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】
 &荀ケ【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り339個)】
※迎撃体制に入りました。
《誠の心/2名》
夏侯楙【M92F拳銃】&程c【小太刀】
※曹操達に気付いていません。
妖気と殺気が漂い始めた荊州。
そこに新たな、荊州既存者にとっては招かれざる客が訪れる。
「楽しめそうだな」
「まったくだ」
張[合β]はニヤリと笑うと、一陣の赤い烈風となって丘を駆け下りていく。
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール、クレイモア(剣)、ハンマー、鎖鎌】
※荊州北東部に到着。江夏から襄陽へ戦いつつ抜ける模様。
@劉循【なし】
※江夏城付近にいます。
@陸抗【囲碁セット】
※東へ移動中。
@曹洪【菊一文字、HK・VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し】
※江夏城の西部にいます。

@鍾会【鉄鎖】
※東に逃亡中。
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※鍾会を追いかけてます。もうすぐ江夏南部を通過。
他の一族が歌いまくっている中、馬超は一人周囲を巡回していた。
何せあの大声である。警戒して近寄ってこない人間の方が多いだろうが、好戦的な、あるいは馬鹿な敵が寄ってこないとも限らない。
馬岱に劉理を預け、こうして周辺を歩いているのだった。
「む……。あれは!」
そんな馬超が見たのは>>361の光景。馬超は気配を消して戦いを見守る。

「趙月…油断したか」
放置された青龍偃月刀を拾い上げ、静かに死体を見つめる。
「俺も油断は禁物だな…」
司馬昭を追うか迷ったが、なにせ仲間が心配である。馬超は警戒しつつ、馬鹿馬鹿しいほど大きな歌声の方へ戻っていった。

しかし、その馬鹿馬鹿しい歌声を罠と思わないコンビがいた。
「熊といえばこの辺であろうが!」
「油断たっぷりの連中が居ますねえ。狙いますか?」
…方悦達であった。
≪馬騰's バンド with 劉理/6名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】&馬鉄【バッテリー】
 &馬岱【両刀ナイフ、ローラーブレード】&馬超【散弾銃、釣竿(手作り)、青龍偃月刀】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
※馬超が外回りを時々巡回中。司馬昭達の存在には気付いています。
vs?
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ、竹槍】&鹿&鷹
※長安周辺に到着。馬一家を狙おうか考えています。
3821/2:03/05/29 19:52
未だ議論をしていた袁紹達だったが、それは突然の轟音によって遮られた。

「…む!」「何だ?!」
突如、飛来した薙刀が田豊の肩を抉り、壁に突き刺さる。突き刺さる時の衝撃か、壁に大きなひびが入った。
「何者だ!姿を見せろ!」
流石は歴戦の猛者か、薙刀を引き抜くとすぐに戦闘体勢に入った文醜。刀を受け取って敵に備える顔良。
そんな彼らの前に現れたのは…。
「りょ、呂…呂布だぁっ!!!!」
並外れた巨躯。返り血を浴びた服。右手の方天画戟。左腕には防弾盾、その先の手の寸鉄。
…その眼光は、全ての者を睥睨するかのように七人を睨みつける。
「も、もう終わりだ…!」
その姿を見た袁尚が、目を見開きながら叫んだ。その声は絶望的な響きさえ持っている。
「……皆、落ち着け!落ち着くのだ!敵は呂布といえど一人だぞ!」
袁紹がそう叫ぶ。まだ指揮能力と冷静さは失っていないらしい。
「そ、そうだ!それに今は…呂布、これを喰らえ!」

袁譚が銃を呂布に向かって撃つ。しかし、呂布は退屈そうにその銃弾を盾で弾き飛ばした。恐ろしい反射神経である。
「そんな…ば、ばかな…もう一度だ……?」
そう言った袁譚の手には既に銃弾で穿たれた穴が開いていた。そして、それを行った男…高順が現れる。
「高順、雑魚とうるさい蝿は任せた。俺は奴らをやる。…楽しめそうだ」
不敵に笑い、戟で顔良と文醜を指し示す呂布。顔良と文醜の顔が緊張に包まれた。
「くっ、やるしか…ないか」「殿、ここは我らに任せて退いて下さい!」「わしも手伝うぞ!」
立ちはだかる三人、それに向き合う呂布。そして高順。彼らは袁紹が逃げようが別に気にも留めないようだ。


3832/2:03/05/29 19:53
≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ】 &高順【和泉守兼定、グロック17】
※高順は呂布のサポートをします。
vs
≪大いなる野望のもとに/4人≫
 袁紹【なし】&袁尚【防弾チョッキ】&顔良【刀、ファインセラミックス包丁】&文醜【薙刀、くない×5】
≪特攻野郎Aチーム/2名≫
 田豊[左肩重傷]【懐中電灯】&袁譚[両手銃創・気絶寸前]【ソーコムピストル(28発)】
@審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
※顔良・文醜・審配が防戦します。
我ながら迂闊な事をした。司馬昭は己の愚かさを呪った。

アレを海に捨てた後長安に戻ろうとしたが、
歌い続けていた馬一族一行を発見したのだった。
相手の数が多かったのと、あんな騒ぎをしている連中の所には
ゲームに乗っている者が必ずやって来る。
交戦を避けたい司馬昭にとってそれは大きな問題であった。
危険を避ける為に迂回し、海岸沿いに移動する事にしたのだったが
これがいけなかった。
海岸で司馬昭は何かにつまづいた。
砂に埋もれて良くは分からないが、何か人工的な物であった。
興味をそそられ、砂を掻き分けて彼が偶然何かを掴んだ。
すると手がロックされ・・・・・・。

「・・・首輪コード登録終了・・・機構ハ正常ニ作動シテイマス。」

二度と聞きたくないあの音声を聞かされた。
どうやら海岸に流れ着いてしまったようだ。
カードを探そうと思ったが、さすがにあんな小さい物が見つかる訳がない。
凹む司馬昭を、事情を知らない賈充が不思議そうに見ていた。

≪末期悪役主従/2名≫
司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
賈充【スナイパーライフル、サバイバルナイフ、グレネード×5】
※司馬懿を捜索中
「なにを言うか方悦、私たちは熊を追っているわけで、歌ってる人間を狙うなんて
卑怯者のすることだ。熊の場所を聞いてくるしばし待っとけ。」
何か武士道じみた事を言い出した王匡は、ちょっと色んな意味で放心状態の方悦を置いておき、
鷹を肩に乗せたまま馬騰達の所へと歩いて行くのだった。

馬騰達は鷹を肩に乗せた王匡が来るので怪しんだが
「そこの良き歌を歌うお方々、熊は知らんかね?」

・・・警戒心も殺気もまったくないので普通に対応してくれた。

≪馬騰's バンド with 劉理/6名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】&馬鉄【バッテリー】
 &馬岱【両刀ナイフ、ローラーブレード】&馬超【散弾銃、釣竿(手作り)、青龍偃月刀】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
※馬超はまだ帰ってきていない模様。

≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ、竹槍】&鹿&鷹
※方悦と鹿は少し離れた所に放置、方悦はやる気気味?
「ああ、こちらのほうから負傷者の気配がする・・・・私が助けねば誰が助ける。」
@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】
※上庸方面に向かいました。
3871/4:03/05/30 21:27
「甘寧さん、一体これから何をするんです?」
山越砦に到着した七人。甘寧はすぐさま紙と筆を持ち出し、全員に配り始めたのだった。負傷した関索でさえこれを不審に思うのも、無理は無い。
「いいから、黙ってちょっと俺の話を聞けや」
甘寧の対応もそっけない。一方、大喬と小喬はひそひそ話をしている。
(お姉ちゃん、甘将軍何考えてるのかな?)
(わからないわ。…でも、甘寧さんが考えた事、今まで失敗した事ないから…何か秘策があるのね、きっと)
祝融はやや不信感を持ちつつも、とりあえずは聞いてみる気のようだ。関平は甘寧を見つつ、温めたココアを啜っている。
「甘寧さん、その話というのを─お願いします」
そう言って、貂蝉が甘寧を促す。貂蝉に言われてか、甘寧はようやく重い口を開いた。
「……第三の勢力…」
最初にそう呟くと、甘寧は紙に筆で「これより筆談」と書き、全員に見せる。

(以下、{}は筆談)
甘寧{このゲームっつうか戦い、三通りの人間が居る。わかるよな?}
小喬{うーんとねぇ、ゲームに乗る人、乗らない人。えっとぉ、後は……}
関索{あと何かありましたっけ?}
祝融{アタシもわからんね。二通りじゃないのかい?}
甘寧{ったく、わかんねぇか?その調子じゃ何のための筆談かも解ってなさそうだな、おい}
小喬{にゃにおっ!!いいじゃない、さっさと言いなさいよー!}
貂蝉{…乗る者、乗らない者。そして…ゲーム、しいては主催者に反抗する者と言ったところですね?}
その貂蝉の発言に、場の全員…甘寧以外の…が驚いた表情で貂蝉を見る。そしてそれを確認し、得心したような様子で甘寧が喋り始めた。
3882/4:03/05/30 21:32
甘寧{奴らはこのクソゲーム、生き残るのは一人だって言ってる}
ごくり、と誰かが生唾を飲み込む音がした。
甘寧{でもよ。皆何とかして生き残りてぇ。ならよ、大元をぶっ倒せばいいんじゃねえか?}
関平{しかし、そんな事どうやって…}
甘寧{奴らだって完璧じゃねぇはずだ。現に放送の対応が遅れたり、あるいはこの機械の首輪や塔をぶっ壊す…撹乱したりする事で何とかなるかもしれねぇしな}
大喬{でも、一体どうやってそんな事を?私達には基本的に武器しか与えられていないんじゃ…それに禁止エリアもあるし}
関索{そうですよ。方法がなければ無理かと…}
痛っ、と小さな呻き声をあげつつ、応急処置をしている関索がそう書く。。
甘寧{だから、妙ちきりんな道具があるらしいんだよ。願いを叶えたり、集めるとすげえ道具が貰えたり…}
祝融{つまり、信憑性の無い道具…しかも他人頼みってわけか}
甘寧{いや、その二人の姿形は覚えてんだけどよ…}
小喬{じゃあ、名前も分かんないんじゃ結局駄目じゃん}
しばし沈黙…。それを破ったのは、またも貂蝉だった。
貂蝉{陳泰、という男が[魔法のランプ]というアイテムを持っています。…なんでも願いを叶える道具だとか}
一同がまたも貂蝉を見る。
祝融{あんた、なぜそんな事を?}
その祝融の問いに、もっともな質問だ、とばかりに二喬と関兄弟が頷く。
貂蝉{私と名前順で近かったので…それで城外で話を}
そう言って陳泰一行の話を簡単に書き綴る貂蝉。
小喬{ふ〜ん、で、その人は私みたいな優秀な人の髪の毛を探してるのかな?}
大喬{あなたじゃ無理でしょ…甘寧さんや関平、関索さんや祝融さんみたいな人じゃないと無理よ}
甘寧{よし、助かったぜ貂蝉。それでだ、俺らは乗り乗りな奴らを蹴散らしつつ…俺等みたいな奴を捜して…}
関索{脱出・主催者に一杯食わせる計画を立てるって事っすか?}
どうやら、これで方向性は決まったようである。
祝融{しかし、その陳泰ってやつは魏の奴なんだろ?そいつ自身はともかく、誰か魏で信用できる奴いないのかい?}
関索・関平{居ませんよ。知らないし}

3893/4:03/05/30 21:33
甘寧{徐晃だな。……それと張遼}
「甘寧さん!?なぜ…彼らは…」
思わず大喬が声を漏らす。彼女には甘寧が「宿敵」ともいえる相手の名を出したのが信じられないらしい。
甘寧{いくら元・敵とはいえ、あいつらは個人としては信用できる人間のはずだ。そんくらいわかるぜ。それに俺にとっちゃ…呉の奴の方も危険だしな}
二喬はその意味が解るのだろう。なんせ甘寧は国外に留まらず敵が多かった。
関平{甘寧さん、最後に質問です。なぜ私達は筆談を?}
その質問に、甘寧はようやく来たか、とばかりにあっさりと答える。
甘寧{関平、奴等はどうやって俺らを監視してると思う?}
さあ?、とリアクションをとる関平。
甘寧{…音、と俺は思ってるんだけどな。じゃねーと禁止エリア云々なんて出来ねーだろ?おそらくこの首輪にそんな仕掛けがあるんだろうと思ってるんだが}
ほぉー、と感嘆ともつかない、そんな声が漏れる。
甘寧{つまり、こういう話は喋っちゃいけない、って事だ}
当たらずしも遠からず、といった所なのか。ともかく、甘寧達もまた、盗聴の仕組みに気付いたようである。
「俺は第三の…いや、[俺ら]は第三勢力にならないとな…」
太史慈の事を思い出したのか、ぐっ…と拳を握って甘寧が言った。

その後、見張りに出た祝融と関平以外の五人…と言っても、小喬は仮眠、大喬は関索の治療。つまり甘寧と貂蝉の二人で、色々な話は進められていく。
3904/4:03/05/30 21:35
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷。治療中]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
※今後の行動方針について話しています。両チームは統合したわけではありません。周囲に人はいない模様。
3911/2:03/05/31 01:01
「芳しくないか?]
「姜維殿…」
王平の傷は深く、意識混濁としている状況だった。
馬謖のタワーのカードによる落雷で引き寄せられたものは、表立っていない。それだけでも幸いだった。
「ぐずぐずすれば、司馬懿に逃げられてしまう。ここまで来て」
「いっそのこと……」
姜維の言葉が止まる。
いっそのこと、見捨ててはどうか。
喉まで出掛かっても、そこまで言い切ることは、姜維にはできなかった。だが。
「これでは埒が明かない。姜維殿、行こう」
「行くとは、司馬懿のところか?王平はどうする?」
「我々が黙ってみていても、治るものではない。
 だがここで司馬懿をしとめれば、王平も無駄死にではないということでしょう」
夏侯覇の目の色は、明らかに狂人のそれであった。
憎しみとはそういうものなのか?恨みとはこうも人を変えるのか?
劉備の、実の子を殺そうとした光景がよみがえる。
だが、自分はさっきなんと言おうとした?見捨てろと、はっきりそう思った。
司馬懿に恨みがある。それは確かなのだ。

姜維、夏侯覇は動き出した。それぞれの思いを抱えたまま。
そして彼らは自分のことに気をとられ、すぐそばに人のいることを気づけなかった。
それは荊州の妖気を避け南下してきた、彼らの主君劉禅。
その手には、馬謖のタロットが握られていた。一人取り残された王平に、カードを引く。
それは、ジャッジメントのカード。柔らかな光が、王平に振り注ぐ。
3922/2:03/05/31 01:02
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇[軽傷]【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×11)、デリンジャー】
&姜維【鉈、コルトパイソン、???、読めない説明書、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」】
※「少年リョウと少年シバイ」を襲いにいきます。
 王平の武器をそれぞれ分けました。 劉禅には気づいていません。


@王平[昏睡]【なし】
※ジャッジメントのカードで復活しました。 所持品は服以外取られています。


@劉禅【銃 ワルサーP5 魔法のタロットカード(19枚)】
※私怨の友を尾行しています。


≪少年リョウと少年シバイ/5名≫
 月英【ニューナンプ】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※待機中
 敵の接近は知りませんが、警戒はしています。
真の名将の真価は危機に陥った時にこそ発揮される。
だから、この危機を逆手にとる。
後から追いかけてくる黄蓋をほかの参加者にぶつけてやろう。
益州の時は詰めが甘かったが今度はうまくやらねば。

@鍾会【鉄鎖】
※進路を北に変更、逃亡中。他の参加者を黄蓋で襲わせることを画策中。
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※鍾会を追いかけてます
394少年たちの邂逅 1/2:03/05/31 17:02
山頂に雷鳴が響いて幾分か経っていた。
馬謖を助けに行こうと言う諸葛亮。
厳顔をほおっておけない、あるいは二手に分かれるのは武器が少ないため危険だ、と主張する司馬懿。
月英が待機の判断を下したのでその場に留まってはいるが、諸葛亮はすでに冷静さを失っていた。
そこに放たれる銃弾。
初弾は外れた。しかし先刻のように散るわけにはいかない。後方には動けない厳顔さんがいる。
「銃撃が複数ある。予想より危険だけど、月英さん。よろしく」
月英はニコリと笑い、司馬懿に応えた。そしてニューナンプを駆使して敵を西のほうへ誘導する。
ああ。二人は何か作戦があるのか。自分が打ちひしがれていた間に、この状況を想定していたんだ。
それに比べて私は、なんで、なんて…。

月英の誘導ポイント。そこは、縦横無尽に絹糸が張り巡らされていた。提供元は司馬懿の袖。
それは、姜維、夏侯覇二人の素早い動きを封じ込めたかに見えた。
「くそ、小癪なまねを!!」
「仲権、冷静になれ。この程度の罠なら噛み砕くこともできよう」
姜維は鉈を振り上げる。絹糸に絡まり思うように動かせないはずなのに、
肉を切り、血を滴らせながら、それでも通常と同じ速度で重力に任せ振り下ろす。
糸は切れた。阿修羅によって。
三人に芽生える恐怖心。自らの死を悟ったためではなく、ヒトの姿をした念そのものにだ。
それでも月英は前に出た。
「司馬懿クン。亮ちゃんと厳顔さんを連れて、早くここから逃げなさい!!」
愛するものを守るために、ニューナンプを構える。
だが、自由を取り戻した夏侯覇のほうが早い。
デリンジャーは月英の肩を貫き、勢いでニューナンプは飛ばされてしまう。
「ちっ、外したか」
残念そうに言う夏侯覇の隣で、姜維のコルトパイソンは、すでに標準があっていた。
395少年たちの邂逅 2/2:03/05/31 17:03
助けなきゃ、助けなきゃ、助けなきゃ…。
指が動く。
助けなきゃ後悔する。もう大切な人を失うのは嫌だ。
足が動く。
私はこの恐怖を知っている。曹操、彼と同じ、憎しみを行動源に徐州を焼いた彼と…。
動く。飛び出せ。
もう守られるだけは嫌だ。
あの虐殺の中、命を落としてまで助けてくれようとした人。そして厳顔さん。
彼らがしてくれたように、今度は私が守る。恩人を、友達を。そして、とても大切なこの人を。
諸葛亮は月英を突き飛ばし、その位置を変えた。目は姜維に向いている。
なぜか、恐怖心は沸かない。
そして、銃撃音。
貫かれたのは諸葛亮ではなく、月英でもなく、他の何者でもなかった。
ただその弾は姜維の目の前すれすれを飛んでいき、
その弾の主が、とても不機嫌そうに呟いただけである。
「何やってんだよ。オマエ等」


≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇[軽傷]【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×11)、デリンジャー】
&姜維[切り傷多数]【鉈、コルトパイソン、???、読めない説明書、
           CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」】
  VS

≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※月英のニューナンプは飛ばされました。

@劉禅【銃 ワルサーP5 魔法のタロットカード(19枚)】
※姿を現しました。
 敵対意思があるかはともかく、姜維等に銃を向けています。
3961/2:03/05/31 17:42
桂陽周辺で休息する《荊州ダメ君主たち》。それを見守るグループがいた。
「どうします?戦いますか?」
向朗が言った。
「私の勘ですが、あまり強いグループでは無さそうですね。」
向寵もそう付け加える。そして、蒋琬の返答を待った。
(...今後のことを考えると、戦わざるをえんのか...)
少し後、蒋琬の目は前を見据える。
「わかりました。彼らを追い払ってから、新野へ行きましょう。…彼らが乗っているかも知れませんし。」
長い沈黙の後、ようやくそう言って蒋琬が口を開いた。
まず「向朗殿は、これを持って左へ周り、火を付けてこれを投げてください。」と言ってその包みを渡す。
「向寵殿は包みが破れ、音が鳴ったら銃を撃ち、向朗殿と合流してください。私が殿を務めますから。」
二人も作戦の概略を理解したのだろう。「了解」と言い、ダメ君主たちの右へ回っていく。
(…頼みましたよ、向朗殿。向寵殿。)

そして、数分後、包みの中身に火が付きダメ君主たちの元へ投げ入れられた。
何かが、投げ入れられた。最初にそれに気付いたのは、金旋である。
「ん?何だこりゃ?熱っ!!」
その直後、パラパラパラと言う音と共に、中身が炸裂した。この大きな音と光に韓玄と趙範が気付かない訳がない。一瞬それに気を取られたその時―
凄まじい弾丸の二重奏が奏でられた。その後二重奏は止み、その奏者は相手の反撃に備えるが、反応はない。
「退け!」
蒋琬は無理せず余裕を持って退却しようとしたのが、そこにわずかな気の緩みがあった。直後、二重奏とは違う銃声が彼らを襲う。

「ぐぅっ...」向朗が呻いた。「大丈夫ですか!?」と、向寵。向朗は幸い急所は外れたようだが、多少血が流れている。
しかし、軽く止血をするとしっかりした足取りで走り出した。


3972/2:03/05/31 17:44
銃声は、韓玄の方からだった。彼は足を負傷している。ろくに歩けないがそれでも力を振り絞って銃で反撃したのだった。
敵が去ったのを確認し趙範の元へ急ぐ。3人の中で最も傷が深かったのだ。
「ちくしょう…」
「韓玄、敵は?」最も軽傷だった金旋が聞く。それでも手がピンクに焼けていた。
「去ったようじゃ。趙範は?」
「大分やられてる。早く手当てしねぇと...」その時、ごふっ、と趙範が血を吐いた。
「まずいのぅ…医者がいるな。」
それよりも、自分達も無防備である事に気付かない3人だった。

《蜀命と二代目丞相/3人》
向朗[左腕かすり傷]【ノートパソコン(電源つかず)、青[金工]の剣】
&蒋琬【ノートパソコンとプリンター、花火セット(大袋、マッチ付き)、M16アサルトライフル】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本、ディフェンダー45口径】
※戦場を突破。夷陵方面へ抜けました。新野へゆっくりと北上。

≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄[右足負傷]【ベレッタM93R】&金旋[片手火傷]【5インチFDドライブ】&趙範[腹部重傷・危険な状態]【対人地雷×4】
※医者や手当てできる人、場所を捜します。移動速度は遅め。
袁尚「父上、どうされました?早く町の外へ」
袁紹「私は城内に戻る。お前達は安全な場所に避難しろ」
田豊「何を言われます。殿が無事なら我々は負けたことにはなりません。ここで戻って殿に万が一のことがあれば、しんがりに残った顔良達の努力が無駄になります。ご再考を」
袁尚「そうです。父上ここは引いて体制を立て直しましょう」
袁紹「ならん。私はこの無意味な戦いからすべての参加者を救いたいのだ。その私の大義、今彼らを見捨てては、だれも信用しまい。何よりも自分で自分が許せなくなる」
田豊「殿、しかし」
袁紹「私は三国志という書物を読んだ。その本には・・・いや、時間が無いな・・尚、兄と仲良くな。田豊、せがれ達を頼む」
田豊「では、これを持っていってください。呂布が相手では気休め程度ですが・・」
袁紹「すまんな。お前達は汝南に向かってくれ。その辺りにいる袁術を頼れ、我々も後からそこへ向かう」
袁尚「父上、宛城で待っています。必ず来てください」
こうして袁紹は城内に戻っていった。

≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ】 &高順【和泉守兼定、グロック17】
※高順は呂布のサポートをします。
vs
≪しんがり部隊/3人≫
 顔良【刀、ファインセラミックス包丁】&文醜【薙刀、くない×5】&審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
@袁紹【ソーコムピストル(28発)、防弾チョッキ】
※業β城に引き返しました
≪袁兄弟と軍師/3名≫
 田豊[左肩重傷]【懐中電灯】&袁譚[両手銃創・気絶寸前]【なし】&袁尚【なし】
※戦場を離脱し、宛に向かいます
苛々する。何故だ?
─心身喪失していたとはいえ、糜竺を…親父の寵臣を宛まで尾けて殺ったから?
─今、こうして許昌の北まで放浪しているから?
─麻雀を勝ち逃げしたから?

もういい。もういいじゃないか。
そんな俺の前に、見た事のある敵がいた。
徐晃。魏の奴だ。他にも仲間がいるようだが、まあいいさ。
・・・ぶっ殺してやる。

「徐晃殿、あれは?」
そこにいたのは《二人の天才児とその護衛》。サイレンサーの付いた銃の練習をしつつ、慎重に移動していたのだ。
曹沖が半狂乱で走ってくる劉封を見つける。
「……奴は拙者が承りましょう。幼権殿、周囲の警戒を頼みます。曹沖殿は何かあった時の補助を」
「しかし、銃を使ったほうが…」
「大丈夫です。敵の装備が不明な以上、接近戦の方が有利です」
「了解」「わかりました」
襲い来る劉封を前に、徐晃は武器を構えた。

≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃【三節棍、保存食と水、戟、鋼鉄の剣】
※夏侯栄は周囲の警戒。人は他にいない模様。
vs
@劉封[切れてます]【長鉄矛、溶接セット、竹槍】
※現在地は許昌の北部です。長鉄矛は放置アイテム。

【糜竺 死亡確認】
司州と冀州の境目辺りの人目につかぬ茂みで、公孫[王贊]は支給品である本に再度目を通してみた、
「やはり内容は理解できぬなあ。」
はあ、と溜息を一つこぼし、隣で丸まって眠っている劉備に視線を落とす。

数時間ほど前、劉備が散ってしまった者への追想を語っているうちに、むせび泣き出し始めてしまい、
劉備の口から漏れる言葉はしだいに聞き取れなくなっていった。
見るに耐えなくなった公孫[王贊]が無理押しして劉備を寝かしつけたのだった。
「昔っから本当に世話のやける弟分だな。」
ぼやく公孫[王贊]だが口元にはどこか笑みが浮かんでいる。
劉備が目覚めれば公孫[王贊]は聞きたい事があった、「なぜ自分の死後の世を知っているのか」と。
ふと、横でキツネのぬいぐるみを枕代わりに眠っている劉備が、ごろりと寝返りをうち寝言を漏らした。
そして涙の筋にそってまた涙が劉備の顔を流れていく。
(・・・「阿斗」か、誰の幼名であろうか。)

公孫[王贊]の脳裏に劉禅という青年の呆然とした顔が一瞬うかび、ゆっくりと脳裏から消えいった。

≪旧知の友≫
公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」、飛刀×5、充電用バッテリー】
&劉備【スパークショット棒(充電済み)、キツネのぬいぐるみ】
>>400までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/8名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】&陸績(上半身裸)【なし】
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪荊州ダメ君主たち/3名≫
 韓玄[右足負傷]【ベレッタM93R】&金旋[片手火傷]【5インチFDドライブ】&趙範[腹部重傷・危険な状態]【対人地雷×4】
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/3名≫
 魯育(睡眠中)【なし】&王美人(睡眠中)【消火器】&劉氏(睡眠中)【なし】
≪天体観測/3名≫
 袁熙【天体望遠鏡】&甄姚【応急セット】&麹義【地球儀】
≪蜀命と二代目丞相/3名≫
 向朗[左腕かすり傷]【ノートパソコン(電源つかず)、青[金工]の剣】
 &蒋[王宛]【ノートパソコンとプリンター、花火セット(大袋、マッチ付き)、M16アサルトライフル】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本、ディフェンダー45口径】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷。治療中]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪都督と私/2名≫    
 周瑜【ブーメラン、三尖刀】&魯粛【薙刀】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
≪旧知の友/2名≫
 公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」、飛刀×5、充電用バッテリー】&劉備【スパークショット棒(充電済み)、キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪私怨の友/2名≫
 夏侯覇[軽傷]【100tハンマー、竹槍、チケット、弓(矢×11)、デリンジャー】
 &姜維[切り傷多数]【鉈、コルトパイソン、???、読めない説明書、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」】
≪居酒屋王朗/3名≫
 王朗[重症:気絶]【トランシーバー】&盧植【アウトドアの本、割れたビール瓶】&周倉【調味料、筍×2、シソ少量、ワラビ、フキ】
≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃【三節棍、保存食と水、戟、鋼鉄の剣】
≪馬騰's バンド with 劉理/6名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】&馬鉄【バッテリー】
 &馬岱【ローラーブレード】&馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎馬【シャドーロール、クレイモア(剣)、ハンマー、鎖鎌】
≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹
≪文姫と奉孝/2名≫
 郭嘉【レミントンM31、軍用ナイフ】&蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
≪沮家の人たち/2名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード】&沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】
≪ゲレンデの神/2名≫ 
 李典【スキーセット、ゾリンゲンカード8枚、ダイナマイト2発】
 &夏侯淵【スノボセット、強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント(弾残りわずか)】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り14本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ】
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/2名≫
 孫観(綺麗らしい)【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット、デザートイーグル、鏡】& 臧覇【電撃ムチ、太陽電池シート】 
≪孫呉の希望/3名≫
 諸葛恪【???】&孫登[重傷]【???】&丁奉【???】
≪誠の心/2名≫
 夏侯楙【M92F拳銃】&程c【小太刀】
≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ、グロック17】 &高順【和泉守兼定】
≪蒼天/4名≫
 鍾ヨウ【サングラス】&公孫淵【偽造トカレフ&弾丸48発、ポータブル雀卓セット】&禰衡【携帯地雷15個】
 &陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
≪許昌待機隊/4名≫
 曹操【ワルサーPP、釘バット】&許[ネ`者][火傷軽傷]【三日月刀、石弓】
 &荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失・火傷軽傷]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】
≪探索隊/3名≫
 関羽【シグ/ザウエルP228】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)】
 &夏侯惇【弓、44マグナム、槍】
≪末期悪役主従/2名≫
 司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
 &賈充【スナイパーライフル、サバイバルナイフ、グレネード×5】
≪この世も末だねぇ/2名≫
 何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】&荀攸【マント】
≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
 華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】&孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、古錠刀】
≪陽明皇帝と幻影皇帝/2名≫
 王方【謎の本】&許昌【フロッピー1枚】
≪しんがり部隊/3人≫
 顔良【刀、ファインセラミックス包丁】&文醜【薙刀、くない×5】&審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
≪袁兄弟と軍師/3名≫
 田豊[左肩重傷]【懐中電灯】&袁譚[両手銃創・気絶寸前]【なし】&袁尚【なし】


以上、43チーム、127名(126名+1頭)生存確認
〜ピンユニットの部〜  
@越吉元帥【騎馬戦車】
@袁紹【ソーコムピストル(28発)、防弾チョッキ】
@黄権【マウンテンバイク】
@王氏[気絶+柔泉の名水]【拡声器】 
@王平[昏睡]【なし】

@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@関沢【海釣りセット】
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】

@鍾会【鉄鎖】
@蒋幹【呼び笛】
@諸葛瑾【なし】  
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し】
@孫峻[気絶]【なし】

@董卓[軽傷・手当て済み]【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、ティッシュ1箱、イングラムM10、日本刀】

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ3)】 
@迷当大王【各種調味料】

@陸抗【囲碁セット】
@劉協【花火セット、火炎放射器】
@劉循【なし】
@劉禅【銃 ワルサーP5 魔法のタロットカード(19枚)】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック、警棒】
@劉封[切れてます]【長鉄矛、溶接セット、竹槍】
@凌統【探知機】

 以上、24名生存確認  合計生存者151(150+1頭)
《ア行》阿会喃、伊籍、于禁、于毒、王允、王楷、黄皓、王抗、王子服、王植、王忠、王累 
《カ行》[萠リ]越、何晏、何儀、郭、楽就、郭循、楽進、郭図、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、軻比能、菅亥、関興、
    韓遂、韓暹、韓当、韓徳、韓馥、韓猛、魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、虞翻、刑道栄、厳白虎、呉懿、
    ☆黄叙、高翔、黄祖、公孫度、黄忠、孔チュウ[イ由]、孔融、高覧、呉綱、胡車児、呉子蘭、兀突骨、呉班、皇甫嵩、呉蘭
《サ行》蔡仲、☆蔡夫人、蔡瑁、蔡和、蔡ヨウ、サク融、士仁、司馬炎、司馬師、周泰、周善、周魴、朱熹、朱桓、朱拠、朱治、朱儁、
    朱然、朱褒、☆朱霊、淳于瓊、☆昌キ、蒋欽、徐栄、諸葛均、徐盛、辛評、鄒氏、成廉、全j、曹叡、宋果、曹休、曹純、曹植、
    曹真、曹仁、曹性、曹爽、曹丕、曹豹、祖茂、祖郎、孫桓、孫権、孫策、孫翊、孫魯班 
《タ行》太史慈、朶思大王、張允、趙雲、張燕、張角、張疑、張勲、☆趙月、趙弘、張紘、趙昂、張済、張松、張譲、張任、張超、
    趙統、張バク、張布、張苞、張楊、張翼、陳応、陳羣、陳式、陳就、陳生、陳到、陳琳、丁原、程普、典満、董允、
    滕胤、[登β]艾、董厥、陶謙、董襲、董昭、董承、董茶那、董旻、ケ茂、董和、杜預
《ナ行》
《ハ行》馬元義、☆馬謖、馬忠、馬良、費イ、☆糜竺、麋芳、武安国、[イ専][丹≡](フトウ)、文欽、逢紀、鮑信、法正
《マ行》満寵、孟獲、孟達
《ヤ行》☆楊懐、羊[示古]、☆楊柏
《ラ行》雷諸、雷銅、雷薄、李楽、陸延、陸凱、李厳、李儒、李粛、李通、李豊、李蒙、柳隠、劉永、劉淵、劉焉、
    劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、☆劉j、劉岱、劉度、劉巴、劉弁、劉曄、呂翔、呂常、呂伯奢、呂範、呂蒙、路昭
《ワ行》

☆印は新しく死んだ武将
以上、200名死亡確認


151名の生存を確認、200名の死亡を確認
〔全登場者:現在351名〕
現在禁止エリア:司州、青州、涼州、益州、幽州


謎の声「頑張って殺しあってくれているか?あまり今回の死亡者数は芳しくないぞ。
    いいか、最後まで戦い抜いて生き残るしか道は無いんだぞ。戦わないときは、
    こちらも残念だが『首輪一斉爆破』をするしかなくなる。そのような事が無いように
    皆も精一杯殺しあってくれ。それでは、健闘を祈る。」
409少年皇帝 1/3:03/06/01 02:30
「陛、下…」
突きつけられた銃。絶句する姜維。それを不信そうに見つめる夏侯覇と諸葛亮等面々。
劉禅はゆっくりと、姜維のほうへ近づいた。
「もう一度聞く。こんなところで何をやっている?」
「宿敵司馬懿を殺そうとしている。それがあんたに何の関係がある?」
答えたのは夏侯覇のほうだった。
「仲権、口の利き方に気をつけろ。この方は…!!」
すぐさま姜維が嗜める。
劉禅はじっと二人のやり取りを見て、そして一度だけ諸葛亮を顧み、口を開いた。
「私怨が理由?だったらボクが止めるのはお門違いか。
 でもね、姜維。君はちゃんと、自分の刃を向けた相手のことをわかっているのかい?」
姜維は、またも返答に困った。今度は夏侯覇もである。劉禅が何を言いたいのかが判らない。
しかしそれは諸葛亮も、司馬懿も同じである。ただ月英だけが、ほんの少し眉をひそめた。
「もしかして、わかってない?」
はっとして、劉禅は諸葛亮のもとに駆け寄る。銃の標準が外れた。夏侯覇が、デリンジャーを構えなおす。
しかし、それは姜維によって阻まれた。
「判らないのか。あの方は、陛下なのだぞ!!」
後方でそんなやり取りがあっていることをまるで気に留めず、
劉禅は諸葛亮の肩に手をかけ、いまだ状況を飲み込めていない諸葛亮を激しくゆすった。
「何故言わない、孔明?もし言えば、君たちに向けられた刃の一方は、必ず膝を折るというのに」
わからない。彼が何を言っているのか、わからない。
後ろから、月英の声がする。
「あの、陛下。亮ちゃんは、多分、少年期以降の記憶を持っていません」
劉禅の、ゆする動作は止まった。だがその手はまだ肩にあり、その目はじっと諸葛亮を睨んでいる。
「ならば孔明。今すぐ彼等にその名を明かせ。
 ボクへの忠誠を何万倍にした尊敬を、君は手に入れることができるのだから」
諸葛亮は押されるように前に出た。だがその口は言葉の形を作れない。
(孔明、亮…。まさか!!!)
会話を聞いていた姜維の手が、心なしか震えている。
諸葛亮はまだ口をもごもごさせていたが、背中にそっと、月英の手が触れた。
深呼吸。
「あの、私は、徐州瑯邪出身。諸葛亮。字を孔明といいます」
410少年皇帝 2/3:03/06/01 02:31
姜維の膝が折れた。
コルトパイソンを離し、手は地につく。顔を上げられない。体中を震えが走る。
諸葛亮当人、そして司馬懿は信じられないという顔をしている。
劉禅と月英は、悲しそうな表情だ。
そして夏侯覇は…。
「ばかな!!このガキが、あの諸葛丞相だと?」
「頭を下げろ。仲権。陛下と、武侯閣下が眼前におられる」
「どうしちまったんだよ伯約殿!!たとえ昔恩があろうと、宿敵を目の前にしてあきらめるなんて」
「それは道理が違うだろう。夏侯覇」
劉禅が、諸葛亮を隠すように前に出る。
「恩も恨みも、正負の違いがあるだけでもとは同じ感情だ。かつての恨みのためにかつての恩を忘れるのは、
 恨みが恩に勝るときであり、それには個人差がある。お前の感情のみで、姜維の行動を縛るな」
夏侯覇は、一歩、前に出た。
「なにを、何を偉そうに」
また一歩、前へ。
「大体貴様が、そうだ貴様もまた、俺の恨みの対象だったなぁ」
一歩。100tハンマーを振りかざす。
「降伏したんだって?司馬懿の息子に。しかもそいつとへらへら酒を飲んでたそうじゃないか」
劉禅の眼から、涙がこぼれおちた。だがそれは、自分に向けられた憎悪に恐怖なり、悲しみを覚えたわけではない。
「むかつくんだよ!!てめぇ……はっ…」
右の首の付け根から、左の腰の辺りへ。夏侯覇の体は真っ二つに割れた。
絶命する瞬間に見たものは、返り血を浴びた、無表情な姜維。
劉禅もまた、返り血を浴びていた。涙と血が混ざりそれは、ついさっき戦場を駆け抜けたかのごとき姿であった。
姜維に倒れ掛かり、劉禅は泣いた。声を立てずに。ただこれだけは言い切った。
「もう、もうボクのために人を殺さないでくれ」

茂みが揺れる。出てきたのは王平だった。両手を頭の上で組んでいる。
「敵対するつもりはありません。その方に命を助けられました」

彼等は厳顔のもとへ戻った。もう戦闘は終わったのだと、それだけが救いであった。
411少年皇帝 3/3:03/06/01 02:31

【夏侯覇死亡確認】

≪私怨の友≫→消滅

≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
※下記のものたちとともに厳顔のもとに帰ります。
 諸葛亮は自分の存在について、困惑しています。

@劉禅【銃 ワルサーP5 魔法のタロットカード(19枚)】
※ひとしきり泣く予定です。

@姜維[切り傷多数]【鉈、コルトパイソン、???、読めない説明書、
 CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー、弓(矢×11)】
※ピンユニット化

@王平【なし】
※劉禅に恩を感じています。


100tハンマー、竹槍、チケットは放置
412魯粛の実験1/3:03/06/01 05:00
真夜中の徐州、やや北部。
周瑜の寝ている隙を見計らい、考え事をするため一人海岸をそぞろ歩いていた魯粛は、打ち上げられた状態のまま倒れ伏している孫峻を発見した。
「これは、以前の…」
死んでいるのかと近寄れば、寝息が聞こえる。気絶状態から、そのまま眠っているようである。
体力を回復するためだろうか、それにしても大した生命力と言えた。
それを確認した魯粛は、目を周囲に、そして海上に視線を動かす。
南方に迫り出した海岸から見え隠れする、遠方の灯り。
そして暗い海の上には、武装船の発するライトの明かりが二、三個瞬いているのが視認出来る。
周瑜は不寝番の交代時に起こすまで、魯粛の不在には気付かない筈だ。
これを好機とした魯粛は、以前から考えていた実験を行うことにした。

魯粛と周瑜は、なるべく戦闘に参加せず、主催者の裏をかく方法を模索してきた。
孫策・孫権・呂蒙・韓当・程普・周泰・朱桓・朱治…、実際彼らの大半は揚州で死んだのではない。
しかし、主君や同僚の死を告げる放送にショックを受けた彼らは、呉将が向かったであろう揚州を危険だと判断し、再び徐州を北上していた。
海上からの脱出、それを大前提としていた二人は、揚州であろうとも徐州であろうとも、さほど環境条件は違わない。
新しく発動した禁止エリアのどれとも、距離が離れている。徐州は、現在最も安全な州の一つな筈である。
413魯粛の実験2/3:03/06/01 05:03
魯粛は自分の帯をほどくと数条に裂き、結び合わせて一本の長い紐を作った。
孫峻の首輪にそれを通し、固く括り付ける。
「誰だか知らないが、お前にはまた役に立ってもらうぞ…」
紐の端を握って、魯粛は独白した。
以前、魯粛たちは流される孫峻を見て、海上の一定の区域が禁止エリアと見なされないことを知った。
主催者側を油断させるなりして、接近してきた武装船を襲撃し、それを乗っ取る。
それを行うには、主催者の意志で爆発する機能を備えた首輪がネックとなる。
周瑜の首輪や放送塔を観察するだけでは主催者達の高度な技術を理解することが出来なかった魯粛は、実際首輪が爆発するのを観察する機会を狙っていたのだ。
糜竺を襲った時は失敗したが、今度は相手の意識はなく、邪魔者もいない。
「哀れだが、これも呉のため、都督のため……」
爆発に巻き込まれないよう出来るだけ孫峻から離れた魯粛は、実験のため紐を強く引っ張ろうとした。

「何をしているの?」
「ちっ」
いつから観察していたのか。遮るようなタイミングで、暗がりから一人の女――蔡文姫が現れる。
正史モードの強気な魯粛は、思わぬ邪魔に舌打ちで応えた。
414魯粛の実験3/3:03/06/01 05:05
※≪都督と私≫≪文姫と奉孝≫は一時ピン化。魯粛・蔡文姫とも、パートナーが気付く前に再合流するつもりのようです。
※ピンの関沢と迷当大王、グループ化。


@魯粛【薙刀】
@蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
※徐州北方海岸、互いの出方を探っています

@周瑜[睡眠]【ブーメラン、三尖刀】
※海岸よりやや西方の民家で仮眠中。

@郭嘉[睡眠]【レミントンM31、軍用ナイフ】
※海岸よりやや北方の民家で仮眠中。

@孫峻[睡眠]【なし】
※渦中にあって、熟睡中。

≪釣りバカ日誌/2名≫
関沢【海釣りセット】&迷当大王【各種調味料】
※徐州中〜南方の海岸、焚き火を囲んで焼き魚パーティー中。
向朗らの襲撃を受け、甚大なダメージを受けてしまったダメ君主であったが、
どうにかして桂陽城に辿り着くことができた。
趙範を寝室まで運び、城にあった服などを使って全員の応急手当を行う。

「趙範、腹のほうはどうだ?」
「手当してからは幾分か楽になりました。ですがこのままだと長くは無いと思います」
「うむ、わかった。お主はとりあえず休んでおるのじゃ。」

趙範を寝かしつけた後、趙範が眠っている隣の部屋で
韓玄と金旋が真剣な眼差しで話し合いを続けていた。

「やはりわしらの手当じゃ限界があるのう…。
 医者、か。そんなものがこんなところに居るわけは…
 いや、居るぞ。華佗だ。あやつなら何とかしてもらえるかもしれん。」
「でも華佗も参加者なんだろ?そんな他人助ける事なんかありえるのかよ?」
「そんな事、やってみなけりゃわからんじゃろ。
 金旋、一番傷の浅いお主にはこれから華佗を探しに行ってほしい。
 わしはここに残って趙範の手当てを続ける。」
「・・・・・・。わかった。」
4162/2 415の続き:03/06/01 16:44
では華佗のことは頼むぞ。あと、荊州が禁止エリアになった場合は北東のほうに移動するつもりじゃ。
 揚州は早めに消えそうな雰囲気じゃが、その北はそうそうすぐには消えないはずじゃろう。
 荊州が残る限りはここに居るつもりじゃからのう。」
「わかったぜ。じゃあ行ってくるぜ。」
「そう焦るでない。これを持っていくがよい。」
「そりゃ俺は助かるけど…。あんた達は武器無くなるじゃないか。平気なのか?」
「地雷もあるし、なんとかなるじゃろ。それにこの状態じゃまともに撃てないのはさっきの通りじゃ。」
「そうか・・・。ならばありがたく使わせてもらう。じゃあそろそろ行ってくるわ。」
「うむ。  金旋、死ぬなよ・・・。」
「お前らもな。絶対華佗を見つけてきてやるからな」


≪荊州ダメ君主たち/2名≫
 韓玄[右足負傷]【対人地雷×2】&趙範[腹部重傷]【5インチFDドライブ】
※金旋が離脱。 桂陽で療養中
※城門(東門・北門)に地雷1つずつ埋まっています

@金旋[片手火傷]【ベレッタM93R】
※ピンユニット化。華佗を探しに行きます
─官渡南部。
「りゃぁっ!それそれそれ!!」「……むう」
ギィン、カキン、と金属音が交差する。
徐晃は完全に切れている劉封と戦っていたが、驚いていた。
相手の武術にではない。戦闘能力ならハッキリ言って天地の差だ。
(こやつ…なんたる強運…いや…)
劉封はその強運のせいか、徐晃の渾身の一撃を紙一重でかわしている。
「徐晃さん…」「徐将軍…」
見守る曹沖と夏侯栄も不安げだ。
「食らえ…!」
長鉄矛を振り下ろし、劉封が叫ぶ。
「ぐっ…ぬおおおお!!!!」
偶然にも矛の刃が徐晃の腕を掠めた。徐晃も戟で押し返す。
「まずい…膠着状態になると危険だ…」「あっ!!あれは!?」
呟く曹沖。何かに気付く夏侯栄。だが、戦いに転機が訪れたのはその時だった。
「「「「徐将軍!助太刀仕る!!」」」」
無骨な男ども4人のハモリ声。直後、徐晃と距離をとっていた劉封に銃弾が降り注ぎ…とどめとばかりに十字槍が貫く。

「あ、あなた達は…。陳泰!?」
陳泰、王双、[赤β]昭、朱讃。陳留で無事に関羽らから髪をゲットした彼らは、偶然見つけた徐晃を見て、交渉ができると踏んで助太刀に出たようだ。
「「徐晃殿、髪を……」」と、がっつく朱讃と王双をなだめ、陳泰が話し始める。
「徐晃将軍、実は……「いいですよ、組みましょう」
陳泰が話を切り出す前に、待ってましたとばかりに曹沖が話しはじめた。
「え……お前、いえあなた倉舒殿?…それに幼権?」
早逝したとはいえ有名人だった曹沖、夏侯栄である。陳泰一行も驚きの目で交渉話を始めた。
≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、八角槌の先端部、溶接セット、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【長縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃[左腕擦り傷]【三節棍、保存食と水、戟、鋼鉄の剣、長鉄矛、竹槍】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り11本)】&王双【正宗】&[赤β]昭【FA−MAS】&朱讃【防弾スーツ、十字槍】
※色々話し合います。十字槍は拾いました。
【劉封 死亡確認】
4181/2:03/06/01 23:39
「私は、海に禁止エリアは無いと考えています。」
「それはどうして?」
「海に禁止エリアがある、というなら、あの船は(そういって沮授は水平線の彼方に
 ある武装船を指差した)必要ないでしょう?」
「確かに。」
「私が思うに、この首輪により主催者は洛陽から何らかの方法でこちらを監視しています。しかし、その
 監視はある程度の距離しか届かないのではないでしょうか。禁止エリアに入ると爆殺されるそうですので、
 洛陽から最も遠い、恐らく益州まではそれは届くはずです。しかし海上には届かない。きっと
 監視できるのはそれくらいの範囲だけだと思います。禁止エリアの順番もそれなら合点がいきます。
 最初に洛陽に入られないようにするための司州、そして司州から遠いところから順に
 禁止エリアとなっています。」
「ほう。言われてみると確かに。では・・・次は交州か揚州だと・・・」
「ええ、そして、私たちは早くに脱出しなくてはならない。なぜなら・・・」
「父上!西側から三人、一人は負傷しているようです。」
突然草むらから声が聞こえる。驚く諸葛瑾を尻目に、沮授はそちらに駆け出す。
よく訳がわからないまま付いて行くと、目の前には三人の人が怯えたようにこちらを向いている。
と、一人がびっくりした声でこういった。
「父上?!」
「元遜!元遜なのか?」
「話を聞かせてもらいましょうか?」沮授が諸葛瑾に言った。
4192/2:03/06/01 23:40
話によると、≪孫呉の希望≫は襲われてからずっと信頼できる人を探すために彷徨っていたと言う。
「その人は・・・」と疑わしそうな目で聞く丁奉に対し、沮授が自己紹介をする前に
諸葛瑾は言った。「この人は信用できるよ。なんていったって、私に服をくれた人だからね。」
その発言のお陰で、円滑に事は進み、皆敵意はないということで組む事となった。
(あとで沮鵠は思った。「末期の呉ってこんな奴らばっかりだったのか?」)
孫登が負傷している事には、諸葛瑾は自信たっぷりに
「この温泉のお湯は何らかの成分が入っているから、きっと役立つと思うよ。」
その通りであった。傷口にお湯をかけたところ、一刻後にはかなりマシになってきている。
その後初めて三人は自分たちのザックを空けた。諸葛恪のザックの中には小さな工具がはいっていた。
それを見て沮授は「是非とも貸してくだされ!」と言い、(陳到の首を切り取りあらかじめ取っておいた)首輪を
一心不乱に分解し始めた。丁奉のザックの中には双剣が入っており、諸葛瑾と一本ずつ持つことにした。
孫登のザックの中には黒い塊が、付属の説明書を見ると、「これは他の人と話せる機械です。ボタンを押しながら
話してみましょう。きっとこの世界でお友達ができますよ。」と書いてあった。
危険な事は分かっている。だが、好奇心が諸葛恪には押さえられなかった。友のことより、
どのような仕組みなのだろうか。孫登からその機械を借りると、早速試してみた。
   wwヘ√レvv〜あの〜。誰かいますか?─wwヘ√レvv〜─
その声は瀕死の王朗と、仲間と合流して話し合っていた曹沖のトランシーバーから
聞こえてきたのであった。

※チーム合流
≪沮家とロバと末期孫呉と/6名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード、ドライバーセット】
 &沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】&諸葛瑾【双剣の片方】
 &諸葛恪【トランシーバー】&孫登[幾分か回復]【なし】&丁奉【双剣の片方】
420才子達の邂逅1/4:03/06/02 16:45
wwヘ√レvv〜あの〜。誰かいますか?─wwヘ√レvv〜─
諸葛恪の声がトランシーバーから届き、話を終えていた曹沖・陳泰一行に緊張が走った。
──話はいくらか遡る。

「おお…反応したぞ」「さすが徐晃将軍!!」「やはり、名将は違いますね!!」「いやいや、拙者はそんな大層な将では…」
少し羨ましげな曹沖、夏侯栄と、しっかり反応したランプを手にはしゃぐ陳泰ら。

「成る程。…つまりこういう事ですね?武力、知力、政治力に優れた人の体毛をランプに集め、20本以上集まった状態で召喚の呪文を唱えれば…」
「そう、髪の毛の質と量によって違った数、違った質の願いを叶える…と言う事らしいです」
「つまり優秀な人の髪の毛たくさん集めれば集めるほど、多くの願いが叶うってわけか」
「それで、その召喚呪文と言うのは?」
「そ、それは俺に任せろよ!」
曹沖・夏侯栄と、陳泰のレベルの高い会話に割り込みたかったのか、王双が言う。
「呪文ってのはな…【呼ばれて飛び出てジャジャジャジャー「違います!」
陳泰に間違いを指摘されて沈む王双を押しのけ、今度は朱讃が話に飛び込む。
「違うぞ王双、本当は【ポコペン…ポコペン…ダーレガツツイタ…ポコペ「それも違います!!」
凹む二人をよそに、[赤β]昭が言う。
「あれだろう、【はぁてしない闇の向こうに〜wow、wow手を伸ばそう〜♪誰かの為に生きてみても、tomorrow neve「何処で覚えたんですかそんな曲!?」
ギャーギャー騒ぐ四人を他所に、徐晃がぼそっと呟く。
「ひょっとして…【飲んで〜飲んで〜飲まれて〜飲んで〜「徐晃さん、それ何時の歌ですか…」
421才子達の邂逅2/4:03/06/02 16:46
曹沖にまで突っ込まれている徐晃を見つつ、陳泰がため息をつきながら言う。
「……【豆を煮るに豆殻を燃やせば…豆は釜中に在りて泣く─】これだけ言えばわかりますよね。あの詩です」
「おお、あれであったか」「何それ。知ってるか王双?」「知らん」「僕は知らない…兄上の詩風に似てるけど」「俺も覚えが無いね」「子建様の詩か…」
結局、知って(時代性もあるが)いたのは徐晃と[赤β]昭だけである。
「わかりました。…ではこれからはこのように…ヒソヒソ(横山風)」
「ふむふむ」
「では我々は…」

蚊帳の外な王双と朱讃を尻目に、小一時間ほど話す五人。

「…で、どうする事になったんだ?」
そう言う王双に、陳泰が答える。
「…我々は、このまま北方で回収作業を続けます。徐晃殿達は、北荊を目指す、と。地理勘があるそうですし、幼権殿は荊州の人物も覚えていますから。で、これ貰いました」
「荷物が多いから、とは言ってたけどな」と、[赤β]昭。
「こりゃ…竹槍、三節棍に…。こりゃ流星鎚じゃねえか。…倉舒様が作ったって?」
「ええ、八角槌の先端と縄で…溶接とか言う技術も使ったんだとか」
「ありがたい、これがありゃ百人力だ」
改めて同盟を確認し、互いにこれは、と言える人物の髪を五本以上集めたら…この近くの白馬津に集まろう、そう確認した時だった。
422才子達の邂逅3/3:03/06/02 16:47
wwヘ√レvv〜あの〜。誰かいますか?─wwヘ√レvv〜─
走る緊張。しかし、曹沖は微かに聞こえた王朗の声の事もあってか、警戒をしたのだろう、これだけ言って電源を切る。
「…今はまだ、答えられません…いずれ、また」

陳泰側も答えないのもやむなし、と思ったのだろう。もう一度出会うことを誓うと、東へと移動していった。
「これからが大変だよな…。魏の将はもうあまり居ないし…。いよいよ、乗ってる相手か?」
そんな事を言いつつ、向かうは徐州北部。

「さて徐晃さん、行きましょうか。まずは何処へ?」
「うむ。宛経由で…まずは樊城へ行こうと思います」
新たな目的を胸に秘め、曹沖一行もまた、南下を開始した。

≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、溶接セット、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃[左腕擦り傷]【保存食と水、戟、鋼鉄の剣、長鉄矛】
※宛経由で樊城へ。髪の毛探しを開始。

≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り10本)、三節棍】&王双【正宗、手製流星鎚】&[赤β]昭【FA−MAS、竹槍】&朱讃【防弾スーツ、十字槍】
※徐州北部へ。警戒しながら移動中。
4231/2:03/06/02 21:59
華佗を探すため、荊州に来た劉循。これまで通って来たところや江夏城をくまなく探したが、見つかったのは保存食にかける為の胡椒と、絹糸、錆びた短剣位だった。
あまりの運のなさに(本人がそう思っているだけだが)溜息を漏らした。
「はぁ...俺って運無いなぁ...」
さらに追い打ちを掛けるかのように、強そうな武将2人がこちらに向かってくる。
それを一瞥するが...「勝てるか!!!(少しキレ気味)」

そして、かなりの速さでこちらに向かって来る2人より更に速く東に逃げ去った。
「もう、大丈夫かな…何だよあいつ等」
しかし、敵が襲ってくるかもしれないので、そこらの茂みに入り絹糸と木を使い、簡単な鳴子を仕掛けた。
これでも劉循は、正史で蜀に侵攻する劉備軍を一年に渡って完全に防いだ、とある程の将である。運は悪いが凡愚などではない。
「これで、一安心か、な……なんだあれ?」

そう思ったのも束の間、今度は赤い馬とそれに乗った武将がやってきて劉循の前で止まる。
見ると武将は左腕に重傷を負っていたが、そんなことを忘れさせる様な狂気にとらわれた目をしていた。
好きな武器を選べ、とその武将が言う。断れば殺されるということが本能が知らせていた。

取りあえず、剣を選んだ。
「くっくっくっ…楽しませてくれよ…」
そんな事を言いつつ敵が剣を振るう。怪我人とは思えない斬撃だ。何とか剣で受け止める。
「ほぉ…少しは出来るな。」
「へっ…後でほえ面かくなよ!」
4242/2:03/06/02 22:02
前半は、張[合β]が押したというより、劉循が善戦したと言えた。
しかし後半は、劉循が受けにまわっている。切り傷も徐々に増えていく。
「ぐぅっ……」
「どうした?疲れたか?ならば楽にしてやろうか?」
とは言っているが、確実に太刀筋は最初より鈍い。それを身に受ける衝撃で劉循は判断した。
(逃げられるかもしれん…やるしかない…。どうせこのままじゃ死ぬだけだ)
大振りな一撃をかわし、城で拾った胡椒袋を投げつけた。
まともな状態なら避けて劉循を切り捨てたかも知れない。しかし今は動く物全てに反応してしまった。斬った胡椒袋の粉を浴び、猛烈にくしゃみする張[合β]。
「よし!」…だが、張[合β]も素早い。
「赤兎!そいつを轢き殺せ!」
わかってるよとばかりに、剣を捨てて逃げる劉循に突進する赤兎。しかし、これも劉循がついていた。
茂みに入った劉循を追おうとした赤兎だったが、脚に違和感を感じる。立ち止まると脚から出血していた。
先程劉循の張った鳴子の絹糸で脚がわずかに切れたのだ。張[合β]の所まで戻り、「悪いな、取り逃した。」と告げる。
「フン…まぁいいさ。次は逃がさん。狩りは続けるぞ。…走れるよな?」「わかった。走りは問題ないさ」

@劉循[切り傷数箇所]【錆びた短剣、保存食少し】

《喋る馬と気狂い武将/1名と1匹》
張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎[右脚擦り傷]【シャ
ドーロール、ハンマー、鎖鎌、クレイモア(剣)】
※劉循は北上しました。赤兎と張[合β]は狩りを続けます。赤兎の走りに問題は無いようです。
 荊州北部を歩く曹彰と曹熊。
ここ南陽を過ぎれば、目指す長安が見えてくる……はずだった。

「うわああぁぁ〜〜〜〜〜!」
「うひゃああぁぁ〜〜〜〜〜〜!」

南陽に差し掛かった頃から降り始めていた雨が、いつの間にやら本降りになり
新野を過ぎる時には、激しい雷雨となって二人を襲っていたからである。
「ど…、どこか雨宿りできる場所はないかな…?」
自らの腕で弟を庇いながら、曹彰は建物を探してキョロキョロと辺りを見回した。
「…彰兄ちゃん、あれあれ!」
「あれは…、城か! ちょうどよかった。あそこで雨宿りしよう!」

 ザーザーと降りしきる雨を掻き分けて、二人はその城に転がり込んだ。
背中に嫌な空気を感じながら。


≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
 ※宛城で雨宿り中。
   南陽周辺は通り雨に見舞われています。
4261/6:03/06/03 01:20
 慎重に慎重を重ね、注意深く許昌まで移動して来た蒋幹であったが、そこには既に見知った都の姿は
なかった。
 ―― 焼失。
 無残なほどに跡形もなくそれは消え去っていた。
 その有様に暫時失念していた蒋幹は、背後に迫る何者かの気配を察知することも適わず、万力の様な
羽交い締めで全ての自由を奪われた後、漸く自らの油断を悔いることになった。
「怪しいヤツだぁ〜。ここで何を探ってるんだぁ〜?」
「お待ち下され! 某、怪しい者ではござらん!」
「怪しいヤツは大抵そう言うんだよぉ〜。おっと、少しでも動くと骨の一本じゃすまねえぞぉ〜」
「と、とにかく話を聞いてはくださらんか? 誓って危害を加えるような真似はし申さん!」
「難しい話ならオラはわかんねえぞぉ〜。それにしてもおめえ、細い肩だなぁ? すぐに折れちまいそう
だぞぉ〜?」
「痛っ! 後生でござる! 話を、話を聞いてくだされっ」
「……ホントに弱えヤツだなぁ。まぁ、この分なら殿の前に連れてっても問題ないかぁ〜?」

「殿ぉ〜、れーだーに反応してたのはこいつみたいだよぉ〜」
 間の抜けた喋り方をする怪力の男が「殿」と呼ぶ者は、蒋幹も見知った人物であった。
「じょっ、丞相!」
 引き出された蒋幹を一瞥した丞相と呼ばれた男―― 曹操―― は、蒋幹のことなど記憶の片隅にも
残っていないという風に、表情に何の変化も見せなかった。
「あ〜っ! おめえ、見たことあるぞぉ〜。確か赤壁で偽手紙を掴んで帰って来たヤツだぁ〜!」
 不運にも、先に蒋幹を思い出したのは許チョの方だった。
 それは、蒋幹にとって最悪の形での曹操との邂逅と言えた。
4272/6:03/06/03 01:21
 赤壁でのまさかの敗北。
 その敗因のひとつは、まんまと周瑜に欺かれ偽手紙を掴まされた蒋幹にあることは紛れもない事実
だった。
 事実、後難を恐れた彼は、二度と出仕することなく逃げるようにして歴史の表舞台から姿を消した。
幸い、追捕が掛かるようなことはなく、蒋幹は無事天寿を全うした訳だが、その後半生は常に曹操の
影に怯える暗いものだった。

「殿、こいつだよぉ〜! こいつのせいで赤壁で負けちまったようなもんじゃねぇかぁ〜!」
 許チョの言葉、ひとつひとつが蒋幹を突き刺す。無垢な発言だけにより深く心を抉る。
「殿、まさかこいつまで仲間にしようなんて思ってないよなぁ〜? 今度ヘマやらかしたら洒落に
なんねぇぞぉ〜?」
「過ぎたことを喚いても始まるまい。勝敗は兵家の常。敗戦の責を問うならこの曹操に問え」
 曹操の第一声は意外な言葉であった。射抜くような視線。それは、許チョをして黙らしめるほどの
威圧感を伴っていた。
「虎痴、戦に於いて勝敗を決するものは何だか分かるか? それは情報だ。赤壁で余は周瑜との情報戦
に敗れた。それが一番の敗因だ。ならば何故、余が情報戦に敗れたか? それは敵を知らなかったから
に他ならん。彼を知り己を知れば百戦して危うからず。周瑜はそれを実践し、余はそれを怠った。
そして我らは今、新たな戦の渦中にある。言いたいことは分かるな?」
 目を白黒させている許チョに、荀ケが説明する。
「つまり、このゲームも戦と同じと言うことです。より多くの情報を握るものが戦を制する。我らの
敵は同じ参加者ではなくあくまでも主催者。つまり『お上』である以上、情報は我らにとって生命線
に等しいのです」
 
4283/6:03/06/03 01:22
 ―― 反逆。
 この世界にあって、曹操たちの企図しているものは正にその一語に尽きる。
 あまりに大それた計画である。ある意味では暴挙とすら呼べるほどに。
 既にこのゲームに背を向ける決意をしていた蒋幹は、案外すんなりとこの会話を受け止めた。
「……驚かぬのか?」
 冷静に蒋幹の挙動を観察していた曹操が意外そうに問う。
「畏れながら。ゲームに乗るつもりのない者には当然の選択かと存じます」
「ほう。お主はゲームに乗るつもりはないと?」
「某の持ち物はこれ(呼び笛)のみです。ゲーム開始時から増えも減りもしておりませぬ」
「ならば、今まで何をしておった? お主も知っておろうが、参加者の半数は互いに殺し合って既に
亡い。これまでその装備でよく無事でおったな」
「はい。一時は世を捨て、死さえ望みました。しかし、今は強く生き延びることを望んでおります」
 はっきりとそう述べた、蒋幹の目に怯えやへつらいの色は見当たらなかった。それが強く曹操の意識を
引いたことは間違いない。
「話してみよ」
 そう言った曹操の目からは、幾分警戒の色が薄らいだように見えた。
4294/6:03/06/03 01:23
 蒋幹は包み隠さず全てを話した。
 崇山で死人のように眠り続けていたこと。爆死を選ぶ勇気もなく故郷に死に場所を求めたこと。その
途上、偶然董卓一派と反董卓連合軍(再)の戦闘を目の当たりにしたこと。その犠牲者が今際の際に
一句、辞世を詠みあげて逝ったこと。それを伝えるべき相手を探してここに辿り着いたこと――
 孔融や禰衡という名に、曹操が拒否反応を示すかもしれないことも予想していた。だが敢えて、それ
を伏せることもなくありのままに伝えた。
「……ふむ……。ならばお主はその辞世の句を伝えるためだけに生を望むと?」
「はい。こういう反逆の仕方もまた有りかと……」
「……もし、余の下に留まれと言えば?」
「畏れながらそれは出来かねます」
「その方が生き延びる可能性が高くてもか?」
「畏れながら」
 許チョですら怯む曹操の眼光。それにも全く動じることなく、蒋幹ははっきりと自らの意思を告げた。
次の瞬間、曹操は破顔した。彼のこのような表情は、蒋幹にとって初めて見るものであった。
「ハッハッハッ! いい肝っ玉だ! 蒋幹、余は御身を誤解しておったようだ」
 心から愉快といった様子で曹操が笑い出す。行動の全てが計算され尽くしたようなこの男の、無防備な
までに曝け出した裸の心情。『奸雄』と囁かれながら尚、人の心を魅了して止まなかった曹操という男の
魅力を、蒋幹は二度目の生にして漸く知り得たのである。
4305/6:03/06/03 01:24
「だが、肝心の禰衡をどうやって探す? 当てはあるのか?」
「……それが全く」
「無鉄砲なやつだな。……そうだ、文若。レーダーを貸してやれ」
「丞相、お戯れをっ! 先ほど情報が生死を分かつと仰ったではありませぬか! これは我らにとっての
生命線でござるぞっ!」
「そうだ殿ぉ〜。オラはまだコイツを信用したわけじゃないぞぉ。もし、そのまま持ち逃げされたらどう
すんだぁ〜?」
 曹操の突飛な発言に、いつもは冷静な荀ケでさえ顔色を変えて反対する。困ったように曹操は典韋に
意見を求めた。
「某は殿の手足。手足に考える頭はござらん」
 これも典韋らしい答えである。だが、言外には拒否の色が色濃く滲む。
「……あの、その『レーダー』とやらはどういった代物で……?」
 自分のことで曹操たちが揉めるのを見るのに偲びず、おずおずと蒋幹が尋ねる。
「うむ。これは参加者の存在を知らせてくれる便利な物だ。ここに五つ、光っている点があるだろう? 
これが我らを表しているのだ。こうして画面の大きさを変えてやると…この近くには他に二人の存在が
確認される、という寸法だ。どうだ? かなりの優れものだろう?」
 得意満面でレーダーの説明をする曹操。レーダーの用途を理解した蒋幹は、荀ケたちが難色を示す訳も
同時に理解した。
「丞相、お心遣いは感謝致しますがそのようなものを頂く訳には参りません。されば某はこれにて……」
 これ以上の問答は曹操たちに迷惑を掛けるだけ。そう判断した蒋幹は、そそくさと荷物を纏めると
一礼して立ち去ろうとした。
4316/6:03/06/03 01:25
「待て! ならばせめてこれを持っていけ」
 その蒋幹に曹操は何か黒い塊を投げて寄越した。
「それは『銃』と言って、筒の先端から鉄の塊を発射して相手を攻撃できる武器だ。使用に武の心得は
必要ないから御身でも扱えよう」
「しかし……」
「勘違いするな。くれてやるのではない、あくまでも貸してやると言っているのだ。目的を果たしたなら
必ず返しに戻って来い。これは命令だ」
 曹操が微かに微笑む。これの貸与には荀ケたちも異存はないようで、黙ってその様子を見ている。
「……ご厚恩、感謝します。誓ってお返しに上がります……」
 短くそれだけ言うと、蒋幹は再び曹操たちに背を向けた。
「禁止エリアにならない限りは我らはここにいる。必ず戻れ。よいか、勝手に死ぬことは許さんぞ」
 この世界で初めて触れた人の温かさ。
 感涙にむせびながら、蒋幹は改めて生き残ることを強く誓った。

  ※アイテムの移動あり→ワルサーPPは曹操から蒋幹に貸与。

 @蒋幹【呼び笛、ワルサーPP】
  ※「正平」を探し、孔融の辞世の句を伝えるつもりです。許昌から更に北上する予定。

 ≪許昌待機隊/4名≫
 曹操【釘バット】
 &許[ネ`者]【三日月刀、石弓】
 &荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】

長安近郊の雀荘「蒼天」。ここで行われていた勝負もついに決着の時を迎えようとしていた。
最終戦、最後の局。牌が配られた。
今までは皆が牽制し合っていたため、全員の差はあまりないといっても良かった。
しかし、一人だけ覚悟が違う禰衡は自分が最終戦で勝てるとはどうしても思えなかった。
――このままでは負けてしまう…。文挙、君の敵も討てないままここで私は果ててしまうのか…。
「何をやってるんだよ…さっさと引けよ!」
現在三位の公孫淵が苛立ったように声をあげた。
「あ、ああ…。」
いつのまにかに自分まで番が回ってきている。
禰衡は未だに自分の牌を見ていなかった事に気付き、急いで開けた。
「これは…。」
――そうか…君はわしに生きろと言っているのか…。
「早く引けって言ってんだろうが!」
怒る公孫淵に向かって、禰衡は答えた。
「引く?引くだって?そんな必要は全然ないね!君のその捨て牌…それがあたり牌だ!」
三人に閃光が走る。
「人和、国士無双W役満だ!」
「ふざけるな!てめえ、この最後の最後でイカサマしやがったな!」
「悪いか…?」
「な…。」
「仮にわしがイカサマをしていたとしても、悪いのはそれに気付かなかったお前ではないか。」
「…なんだと?」
「わしはここから去らせてもらう。お前たちはこれからもせいぜい頑張ってくれたまえ。」
禰衡は立ち上がり店を出ようとした。
「マテや!」
公孫淵は偽造トカレフを掴み禰衡を追いかけようと外に出た。
その瞬間、爆発音とともに公孫淵の足が吹っ飛ぶ。
「なんだこれは!」
「こんな物にも気付かないなんて…お前勝負師に向いてないぞ。そうだな…祠の神様辺りがお似合いなんじゃあないかな。」
呆然とする公孫淵を尻目に禰衡は立ち去っていった。
しばらく後。
――文挙、ありがとう。
完全に運だけのW役満。
禰衡は今は亡き友人に心から感謝した。
「早く君の墓を作ってやらねばな。」
禰衡は再び歩き出した。


「おい!貴様等、さっさとヤツを追いかけに行かんかい!」
我に帰った公孫淵が二人を怒鳴りつけた。
鍾ヨウはゆっくりと公孫淵の方に近づくと偽造トカレフを拾った。
「それは貸してやる。急げ!」
「ありがとうよ。」
鍾ヨウは躊躇することなく公孫淵の頭を打ち抜いた。
「トップの言った事くらい従えや。その程度の決まりも守らないんじゃ何が何やらわからねえよ。」
座っていた陳登が鍾ヨウに声をかける。
「オイオイ、殺しちまってどうすんだよ。これから二人も集まるのか?」
「まあ、少し位なら待っててもいいだろ。どうしても来ないんだったら二人ででもやるか…?」


【公孫淵 死亡確認】

《蒼天/2名》
 鍾ヨウ【サングラス、偽造トカレフ&弾丸47発、ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
※挑戦者待ち。いつまでも来ないようなら二人で決着をつけます。

@禰衡【携帯地雷14個】
※ピンユニット化。孔融の遺体を探しに行きます
4341/3:03/06/04 21:56
守りたかった、今度こそは。
為す術もなく引き裂かれたあの時の分まで――


「袁熙様ぁーっ!」
甄姚の悲鳴がひどく遠く聞こえる。
既に袁熙の全身は度重なる暴行でぼろぼろになっている。
だが手足の骨が折れても、彼は董卓の足にしがみ付いたまま
離そうとはしなかった。

突然彼らの前に現れた董卓は、一太刀で麹義を血祭りに
上げた後、二人に襲い掛かってきたのだ。
暴虐と好色に満ちた目を見れば、奴の目的は明らかだ。
「逃げろ・・・し・・ん・・・」
袁熙の抵抗を楽しむかのように、董卓は武器を用いなかった。
体重を込めて振り下ろされた踵が、袁熙の顔を繰り返し踏みつける。
鈍い音と共に鼻が折れ、歯が砕け、秀麗だった顔は見る間に
真っ赤な穴の空いた肉塊と化した。

「化け物! 袁熙様を放して!!」
望遠鏡を棍棒よろしく構えた甄姚が、董卓の頭に何度も振り下ろす。
しかし、女の細腕ではさしたるダメージを与えられるはずもない。
董卓が無造作に腕を一振りすると、彼女はもんどりうって
地面に叩き付けられた。
4352/3:03/06/04 21:57
(頼む・・・逃げてくれ・・・甄姚・・・)
薄れかけた意識の中、袁熙は祈るように繰り返す。
もはや起き上がることもできないような自分が、
いつまで董卓を足止めできるかは分からない。
一人残された甄姚が、涼州の猛将から逃げおおせる可能性は零に近い。
それでも、守りたかったのだ。愛する彼女を。

頭を振って立ち上がった甄姚は、袁熙の願いも虚しく
再び董卓に捨て身の攻撃を掛ける。
――袁熙は知らなかった。
彼が甄姚を愛していたのと同じ強さで、
甄姚も彼を愛していたことを。
彼が甄姚を救いたかったのと同じように、
甄姚は彼から離れたくなかったのだということを。

「遊びは終わりだ」
董卓は無造作に腰の剣を引き抜き、袁熙の心臓へと突き立てた。
「嫌ぁぁぁぁ! 袁熙様ーっ!」
事切れた袁熙の亡骸に縋りつき、甄姚は号泣する。


・・・その後起きた事を見ずに済んだのは、
袁熙にとって最後の幸運だったろう。
4363/3:03/06/04 22:00
蹂躙されていた甄姚の頭が、突如がくりと後ろに仰け反る。
董卓が覗き込んだとき、彼女の瞳は既に光を失っていた。
女神のそれにも喩えられた美しい唇から、夥しい鮮血が溢れる。
「ふん・・・舌を噛み切ったか」
舌打ちとともに吐き捨てると、董卓は構わず腰を動かし続けた。


しばし後、獣欲を満たした董卓は惨劇の場を立ち去り、
南へと向かった。
新たなる女か、血か、或いはその双方を得るために――


【袁熙、甄姚、麹義 死亡確認】
※チーム≪天体観測≫消滅。
※天体望遠鏡は破損、地球儀は放置

董卓【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット】
※怪我は治癒
4371/2:03/06/04 22:06
─曹沖一行と陳泰一行が官渡で別れた頃。

「父上、大丈夫かなぁ?」
「袁紹様は…<これ>と決めたら強い意思で突き進む方です。我らは、宛で待ちましょう」
「……」
竹林に挟まれた林道。雨交じりの風が吹いている。

不意に田豊が立ち止まる。その頬から、脂汗が垂れたように見えた。
「田豊…どうか、した?」
「お二人とも、走ってください」
「へ?」
「いいから、早く!宛はもうすぐです!…それと、これを!」
懐中電灯を渡し、二人を押し出すように走らせる田豊。
「田豊……」

「頼みますぞ…殿を支えてやってくだされ…」
田豊の意図を今更察知したのか、こちらを心配そうに振り返りながら走っていく二人。それを微笑んで見送ると、彼らに背を向けた田豊。

「来るなら来い…!殿の大志の御為、ご子息二人が逃げる位の時間は稼いでみせるぞ……」

乾いた、銃声。やがて訪れる斬撃。尖った竹の刺突。

「…なぜ、気付いていながら逃げなかった?挟撃に気づいていたのだろうに」
陳宮が呆れも混じった声で言う。
「ガフッ…。ふふ…自分一人助かるより、殿の子息二人を助ける道を選んだまでよ」
「ふん、自分を殺した主君に…えらい入れ込みようだな。その為なら罠にでもかかるか」
「…いいのだ。殿は…ここに来て大志を持たれた。その殿の為に散るなら、それも本望よ…どうせ貴様らにはわから」
そうか、と賈[言羽]が短く言った後、乾いた銃声が響いた。

「さて、追うぞ…どうせあの二人も丸腰だ」
視界から消えた二人を追うべく、賈[言羽]ら三人も宛へ向かった。
4382/2:03/06/04 22:17
「兄ちゃん…馬の嘶きが聞こえるね…」
こちらは雨がザーザー降り続ける宛。そして、曹彰、曹熊の兄弟である。
「ああ…それより」
「それより?」
「…熊、ちょっとお前この部屋に篭ってろよ」

ジャンビーヤを構えつつ戦闘態勢に入る曹彰。烏桓の獰猛な一族を恐れさせた猛将の顔がそこにはあった。

【田豊 死亡確認】

≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発、尖った竹竿】
※竹竿は罠に使ったもの。宛へ追撃開始。
≪袁兄弟と軍師/2名≫
 袁譚[両手銃創]【なし】&袁尚【懐中電灯】
※まもなく宛城へ到着。
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※曹彰は何者かの接近に気付きました。宛には馬がいるようです。
袁術達は、新たなる仲間を求めて旅をしていたが・・・
「ひぃはぁ、劇団員どころか人っ子一人見つからんぞ」ふらふらになりながら袁術が言う。
「もうだいぶ人数も減っておりますからね・・・。」
荀正の言う様に、もはや100人ほどしか生き残りは居なかった。
と、その時、彼らは城を発見する。
「おぉ、あそこに城があるぞ。一休みしていかんか。」
「そうですね。でもあの城どこかで見覚えがある様な・・・。」
歩き回って疲れた袁術達は一つの城で一休みするべく向かった。それが彼らの運命を大きく変える事になるとも知らずに・・・。
≪暴走逃れて劇団作り/8名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】&陸績(上半身裸)【なし】
※宛城に向かっています。
440風雲宛城1/2:03/06/05 19:12
荊州北部、宛城。
何かに引き寄せられるかのように武将達は次々と集いつつあった。

「おい、あの走ってる奴、賈[言羽]じゃねえか?」
「本当だ。まさか韓遂様を殺ったのは…」
「あいつらかもな。奴ならやりかねねぇ。追うぞ!」
荊州に到着した旗本三騎。

「なぁ翼徳。人の気配多くねぇか?」
「ああ。迂闊に近寄らねぇで、城外で伏兵するべきか?」
「…今離脱して追われるのも面倒だしな。よし、待機だ」
同じく荊州に入り、慎重な行動の末に宛へたどり着いた豪胆コンビ。

「…人がいっぱいおるな。…こういう機会に殺っとかんと、もったいないがな」
黄蓋の殺気から離脱し、宛に向かっている曹洪。前方には七、八人の集団が見える。
「ま、城の中で一網打尽やな。この雨、そしてもうすぐ夜やからな」

「ったく…それにしても何で馬が喋るんだよ…?」
気狂い武将との戦いを終え、北へ避難してきた劉循。

─そして。
「徐晃さん。宛や新野には複数勢力が来る事ってないですか?」
「ありうりますな。魏・蜀・劉表…その他の勢力も」
「髪の毛を手に入れる機会とはいえ、敵が沢山いるのは勘弁だぜ?」
「……まあ、まだ虎牢関です。このペースでいけば、到着はまだまだ先でしょうし」
陳泰らのランプの為に髪の毛集めを始める事にした曹沖一行。まだ宛までかなり距離のある彼らは、惨劇の舞台に間に合う可能性は低いかもしれない。

雨の降りしきる夕方の宛。総勢25人の武将が集まりつつあった。
441風雲宛城2/2:03/06/05 19:27
※到着順です。

≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊【蝉の抜け殻×20個】
※曹彰は臨戦態勢。
≪袁兄弟と軍師/2名≫
 袁譚[両手銃創]【なし】&袁尚【懐中電灯】
※宛城内に入ります。追撃に気付いているか不明。北門から入城します。
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発、尖った竹竿】
※かなり乗ってます。
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
※心の黒い三連星を追跡。闘る気です。
≪暴走逃れて劇団作り/8名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】&陸績(上半身裸)【なし】
※もうすぐ城内へ。東門から入ります。
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し】
※劇団を追跡。乗り乗りですが冷静。
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒、斬馬刀、鉄球×9】&簡擁【長鎖+鉄球】
※西門周辺で待機。場合によっては撤退・戦闘します。
@劉循[切り傷数箇所]【錆びた短剣、保存食少し】
※南門から城内へ。曹洪が城内に入る頃に城へ到着。
≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、溶接セット、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃[左腕擦り傷]【保存食と水、戟、鋼鉄の剣、長鉄矛】
※現在虎牢関。全員が城内に入っても、まだ到着はしない模様。
442風雲宛城補足:03/06/05 19:32
※宛城は東西南北の門がある、城壁に囲まれたそこそこ大きな城です。
城の北には街道沿いに竹林、西には草深い草原、南と東は平坦な道です。
内部には大きめな屋敷と、大小合わせて4、5棟の民家があります。その一つに現在曹兄弟がいます。
雨が降っていて、もうすぐ日が暮れます。
洛陽…主催者音声統括部。
担当A「あ〜!!五月蝿い煩いうるさ〜い!なんなんだこの馬一族は!ここまで歌ってなぜ襲撃されん!?」
先程からヒートアップでもしたのか、馬一族の歌が室内に響いている。
担当B「音声、切っちゃいましょうか?」
担当A「む…しかしまずくないか?盗聴があるからこそ…」
担当B「いいじゃないですか。頭文字[は]と劉理の[り]から始まる名前の連中のマイクを切っておくだけですよ?」
担当A「だがしかし…」
担当B「このくそうるさい歌のせいで他の連中の音声が聞き取れなかったりしたら責任ものですよ?はい、[は]と[り]から始まる武将の盗聴機能、一旦切りましたから」
担当A「むむむ…まあ、うるさくなくなったからいいか。よし、引き続き盗聴を続けるぞ」

※武将の盗聴機能は頭文字ごとに一括して管理しているようです。
>>411からしばらく泣いていた劉禅はいつのまにか眠り、困惑しつつも諸葛亮・司馬慰も寝ていた。
少年にとって今日起きた出来事は重すぎたのであろう。気がつけば日も暮れている。
姜維は劉禅を起こさないようにそっと横にし、何も言わずにそこから去った。
しかしそんな姜維を呼び止める声が一つ。
???「何処へ行くのですか?」
姜維「子均か、見ての通りだ。私はあの者達と一緒に行く事は出来ない」
王平「それは分かります、ですが一人で行くとは水臭くありませんか?」
姜維「駄目だ。殿に丞相を傷ついた厳顔殿に月英殿だけで守れるとは思えん。」
王平「それは矛盾しているではありませんか、彼らを狙ったのは私が先それなのにあなたは
    それを理由に消え、残った私に護衛を頼む。おかしくはありませぬか?」
姜維「そうではない、お主は動いていたのはただの私怨殿への恩がそれを上回った以上
    お主は大丈夫、しかし私は先程仲権を殺した時のようにいつ動くか分からぬ
    そうすればあのお優しい殿は、自分の為に私が人を殺すのに耐えれなくなり
    自ら命を絶つ事を選びかねない、私と一緒に行動すると殿は必ずそうなる。」
王平「…それでは貴方は一体どうするというのですか?!
    たった一人でどうするというのですか?!」
姜維「殿には止められたが、私にはこれぐらいしか出来ないのだよ…」
そういうと姜維は王平に銃を見せ、少し寂しそうな顔を見せた。
それを見て、姜維が今後何をしようとするのかを悟った

―止められない

王平自身先ほどまで私怨で動いていた。そんな自分が姜維を止める権利などない。
そんな王平を見て姜維は銃をしまい、言葉を続けた。
姜維「安心しろ子均、私怨で他の参加者に攻撃はせぬ。乗ってる者にしか攻撃はせぬよ…」
王平「しかし…」
そういうと姜維はそのまま夜の闇の中へ消えていった。


≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)[睡眠]【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮[睡眠]【BATTLEROYAL(原作)、短剣】

@劉禅[睡眠]【銃 ワルサーP5 魔法のタロットカード(19枚)】
@王平【なし】

@姜維[切り傷多数]【鉈、コルトパイソン、???、
 CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、CD「Miki 1」、デリンジャー、弓(矢×11)】
※読めない説明書は置いてきました。
※姜維は六人の元から離れてます。乗り気な武将は殺すつもりです。
※姜維がいなくなったことに気がついてるのは王平だけです。
張宝「見ろよ、あんなに女がいるぞ。」

張梁「よりどりみどりってやつだな。」



≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷。治療中]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
※一行はティカラが・・・にはまだ気付いていません

≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※どうしたもんんか考え中
陳留にて、王双達に毛を提供した探索隊だったが、陳留の成果はそれだけだった。
彼らは更に北上し、濮陽にたどり着く。そこで彼らが見つけたものは───

レースも終り、奇妙な友情関係で結ばれた越吉元帥と黄権が食事をしているところだった。

※ピンユニット越吉元帥・黄権消滅 ⇒ チーム・ライダーズ結成

≪探索隊/3名≫
 関羽【シグ/ザウエルP228】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)】
 &夏侯惇【弓、44マグナム、槍】
※ライダーズに気付きました。

≪ライダーズ/2名≫
 越吉元帥【騎馬戦車】
 &黄権【マウンテンバイク】
※食事中。探索隊には気付いていません。

江陵北東部。
……陸抗の物言わぬ躯がそこには横たわっていた。
無念だったのだろう、その目は今だに死を拒み、生きようとしているかのようである。
その体には電撃ムチと銃創が刻まれていた。おそらく、さんざん痛めつけられてから殺されたのだろう。
やった相手は…仲間を一人失った事で「切れた」のか、ゲームに乗る事を選んだようだった。

【陸抗 死亡確認】

≪俺があいつで、あいつが俺で、/2名≫
 孫観(綺麗らしい)[切れ気味]【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット、デザートイーグル、鏡】& 臧覇[切れ気味]【電撃ムチ、太陽電池シート。囲碁セット】
※ゲームに本格的に乗ります。現在汝南に到着。北上します。
「おい逃げているうちに本の内容が増えたぞ」

「またシリアスのようなよくわからん話だなぁ」



自分が鳥だとしよう

その日自分はいつも通り空を舞っていた
・・・ところがだ

その日が終わる前、眠る直前、ご飯を食べようとする前・・・なんでも良い
とにかくその日は、平穏に終わる前だったんだ

だが突然、猟師に鉄砲で撃たれ怪我をしてしまい
もう二度ととべない体になってしまった・・・
もう二度と飛べない鳥、そんな鳥にどんな存在価値がある?
ただそのへんの動物に食べられるのを待つだけだ。
これを人間に置き換えてみる
歩いていると突然腕を切られ、相手に逃げられた
そしてどういうわけか、相手の顔ははっきりと覚えている
あなたならどうする?

あきらめる?

それとも復讐する?

この物語は復讐をしようとした男の生き様を御見せします。

どうぞごゆっくり。


≪陽明皇帝と幻影皇帝/2名≫
王方【謎の本】&許昌【フロッピー1枚】
※謎の本を二人で見てます。

@波才【杖】
※大量の浴衣、大工道具は仲間に渡した
※他の仲間達はその場で待機
※夏侯惇を殺そうとしてます
4511/2:03/06/06 21:25
「やはり、海ではないでしょうか…」
「だな。貂蝉の言うとおりだ。海に何かある…警護の船まであるって事は、考えられるな」

ここは交州と揚州の州境、山越砦。《ティカラが…》の二人が何やら企んでいる所である。
甘寧らも、二階建ての砦を一見無人のように見せかけていた。しかし…偶々小喬が窓を開けたときに、中の様子をばっちり見られてしまったのである。

「幼顔美少女に、しっとり系美女、エキゾチックなお姉系美人に、完璧なスタイルの美女…よりどりみどりだが…」
「うむ。我々の装備じゃあいつらと戦ったら瞬殺じゃな」
そう、窓から覗けたのは美女ばかりではない。逆立てた髪、柄の悪そうな精悍な顔、白地の特攻服が完成したのかそれをきっちり着込んだ強そうな男─甘寧。
「戦闘せずに何とか…あの美女達に近づけんものか…この杖を使って」
「難しいな…他にも見張りとかいそうじゃし…」

一方。
「関索さん、大丈夫ですか…?」
自分をかばって負傷した関索の手当てをする大喬。
「うん、君が手当てしてくれたらすぐ治っちゃうよ〜」
「やだぁ、関索さんたらぁ……」

完全にジト目の見張り役、関平を尻目に、嬉々として喋る二人。そんな時だった。
女性陣4人が、何か冷たいものに背中を撫ぜられたような感覚に襲われる。貂蝉は何か察する所があるのか、ぎり…と歯を食いしばった。

「私…何か今嫌な感覚が…」「私も〜。何、この嫌な感じ」「アタシも…気味が悪いねぇ…」
「おーい、どうしたんだ?」
女性だけが感じた、漠然とした不安。張宝達如きでは放ち得ない(と言っても気付いてないが)一種の妖気に、その矛先である女性陣が不安感を感じたのだろう…。
4522/2:03/06/06 21:25
「ぐふふふ…近い、近いぞ…」
─董卓。この暴虐の王が揚州北部に入ったのだ。…交州にいる女性陣にさえ届くような気配で。
そして、不運にも董卓に一番近い女性─孫尚香。彼女も震えるような嫌な感じを受けていた。


「董卓…まだ生きているのね…」
貂蝉がそう呟いたのを、念のため警戒指示を出した甘寧が不思議そうに眺めていた。

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、鈴と龍紋の特攻服、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷。治療中]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
※一行はティカラが・・・にはまだ気付いていませんが、砦内部の見張り場から厳重警戒開始。現在交州。
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※戦闘で勝てないのは悟っているようです。岩陰で考え中。

@董卓【煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット】
※揚州に入りました。
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
※董卓が近づいてきています。孫尚香は何となく気付いている?
4531/2:03/06/07 01:01
成宜「賈[言羽]は何処へ行ったんだ?」
三連星を追って来たつもりが、
どうやら上手くまかれてしまったようである。
そんな彼らが正面から出会ってしまった相手とは・・・。

紀霊「陛下!敵です!」
袁術「何じゃと?団員志願者ではないのか?」
荀正「でも武器を構えてますよ。」

成宜「うおっ、向こうは数が多いぞ!」
程銀「どうする?」

睨み合いを続ける両者。
それをほくそ笑みながら上から見る男達がいた。
陳宮「馬鹿どもが、せいぜい殺り合うが良いさ。」
4542/2:03/06/07 01:02
陳宮が目で合図すると楊修が照明弾を打ち込む。

照明弾は哀れを陸績を直撃し閃光を放った。。

張紹「うわっ!何じゃ?」
左慈「陸績殿?!」
紀霊「陛下!大丈夫ですか?」
袁術「朕は大丈夫じゃ、紀霊何とかせい!」

成宜「うわっ眩しい。」
楊秋「今がチャンスだ!」

賈[言羽]達の策略とも知らず、両者は戦闘を始めてしまう。
ただ、彼の誤算はここ宛城に想像以上に他チームもいた事であった。

≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
※劇団に挑みます
≪暴走逃れて劇団作り/7名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】
※旗本と戦闘開始
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【デリンジャー22口径】&陳宮【七星宝刀】&楊修【照明弾3発、尖った竹竿】
※隠れて両者が潰れるのを待ちます

陸績【死亡確認】

※照明弾を戦闘音でかなり目立っています。
4551/3:03/06/07 01:39
李[イ寉]「どうしたの?」
落ち着かない、孫尚香の様子を李[イ寉]が心配そうに声を掛ける。
孫尚香「分からない…、でも何かが来るの…。」
脅える彼女をしばらく宥めていた李[イ寉]。
彼女を脅えさせる何か。それは目前までやって来ていた。

李[イ寉]「お・お前は…。」
董卓「ほぅ〜随分と偉くなったものよ。まぁ良いそこをどけ。」

李[イ寉]「・・・・・・。」

董卓「それがお前の答えと言う訳か。」
銃を構え様とした李[イ寉]に物凄い衝撃が加わる。
その巨体からは信じられない早さで体当たりをしたのであった。
その威力は大きく持っていた銃などを飛ばされてしまった。
孫尚香が慌てて剣で立ち向かうが相手が悪過ぎた。
見張りの途中ですっかり眠ってしまった劉氏の上に影が差した。
「劉氏さん、劉氏さんっ!」
偶然起きる事ができた魯育は軽く劉氏を揺する。
「……ああん、もう食べられ……」
「劉氏さん、起きて下さいよぅ。」
「ないからこの箱に詰めて持って帰るザマスゥゥ…」
「一捻りした寝言は良いから起きて下さいっ!」
耳元で怒鳴られた劉氏は漸く目を覚ます。
「こんなに静かなのに大声上げてはいけないザマス。」
「寝ている見張りの方がよっぽど危険です!」
声を潜める劉氏に対して魯育の声はやや大きくなっている、まぁ短期的に見るなら寝てて正解だった訳だが。
「兎に角、後は私が替わりますから上で寝てて下さい……ってその懐中電灯は?」
「足元が見えないと危ないザマス。」
パクパクと魯育の口が意味もなく開閉する、恐らく言いたい事が纏まらないのだろう。
「そういえば、これを切ったのは魯育ちゃん?」
「で…電池が切れたんじゃないです……」
そこまで言って、急に魯育の顔が緊張する。
「魯育ちゃん?」
「外に誰かいます、王美人さんを起こして下さい。」
それだけ言うと魯育は身を低くして劉氏に手を出す。
「シェイクハンド?」
取り敢えず握手してみる劉氏。
「そうじゃなくて銃です。」
「え、魯育ちゃん持ってないザマス?」
魯育の身体から力が抜けていく、思えば様々な事があり過ぎた、
いきなり言い渡された死のゲームへの参加、余りにも突然の父と姉の死、そして無くなってしまった武器。
それらの事件は遂に魯育の精神の限界を突破した。
「はうっ」
「キャー!魯育ちゃん!しっかりするザマス!魯育チャン!」
外に誰かいるのに大騒ぎするんちゃねぇ。
「おおっ!その声はマイハニー!!」
中国人がマイはにいとか言うな。
そんな言葉にならないツッコミを入れつつ魯育の意識は闇に包まれていった。

≪奥様ズ/3名≫
魯育(気絶)【なし】&王美人(睡眠中)【消火器】&劉氏【なし】
※[業Β]に潜伏中?

 袁紹【ソーコムピストル(28発)、防弾チョッキ】
※奥様ズ発見
4582/3:03/06/07 01:53
起き上がった李[イ寉]の目に入ったのは、
殴り倒され顔を腫らした孫尚香の姿であった。
しかもその細い首には剣が当てられていた。

董卓「馬鹿どもが、本気でこのワシと戦う気だったとはな。」
孫尚香「私に構わず!」

そう構わずと彼女は言った。実際このまま撃とうと思った。
どうでも良いはずだったから。
でも撃てなかった。何故かは自分でもよく分からない。
だから本能に従う事にした。
そう武器を・・・・・・捨てた。

孫尚香「何故・・・・・・?」
李[イ寉]「分からない。でも撃てなかった。」
孫尚香「でもこのままじゃ二人とも…。」
李[イ寉]「一人で生きていても楽しくない。だからせめて・・・・・・。」

額を打ち抜かれ倒れる李[イ寉]。
でもその顔は不思議と微笑んでいた。
4593/3:03/06/07 02:08
泣きながら董卓を殴りつづける孫尚香。
無論それは全くダメージを与える事なぞできないのだが不快にはさせていた。
董卓は面倒くさそうにレイピアを抜くと一気に胸を貫いた。
そのまま地面に体を固定させると、己の欲望を貫くのであった
それは正視に堪えないに狂気の宴。体にレイピアと欲望の剣で貫かれる乙女。
薄れ行く意識の中で孫尚香は一人考えていた。

孫尚香「李[イ寉]ちゃんは最後に何を言おうとしていたんだろう…。」

彼女がその答えを見つけられたかどうかは分からない。
だが、確かなのはこの狂気の獣が次ぎを求めて動き出していた事であった。


董卓【防弾チョッキ、煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット
    サブマシンガン、クロスボウ、ロングソード×2、フライパン】
※レイピアは変形した為放棄
※MP3プレイヤー&電池セット、ライターは放棄
※次の獲物を捜索中

孫尚香【死亡確認】
李[イ寉]【死亡確認】
対戦相手を待っていた鍾ヨウと陳登。
相手がこないと思っていたのだが、意外にもあまり待たずに現われた。しかも2人まとめて。
最初、司馬昭と賈充は、卓を囲んでいるこちらの2人を不思議そうに見ていたが、
鍾ヨウが麻雀に誘うと、しばらく雀荘から離れて2人で相談をしていたが、
やがて戻ってきて了解した。チーム戦という提案とともに。
こちらは今まで命を賭けてきた2人である。負けるはずはないと思った鍾ヨウと陳登はその話に乗ったのだった。

東1局、鍾ヨウが親で始まったこの戦い。
その局は、西の陳登がリーチ、ツモ、ピンフで2600点だった。
東2局の親は司馬昭。それは4順目で起こった。
司馬昭は咳払いをすると何と鼻歌を歌い始めたのだった。
「エヘン、幸せビームぅ〜出しまくりなのにぃ〜♪」
そして、次の賈充の七筒でポンをする時も歌を歌い続ける。
だが突然、歌は変わった。
「僕らは〜愛の花咲かせようよ♪」
そしてまた、賈充の二筒でポンをした後も彼は歌い続けた。やがて──
「ピッタリしたい週ま──おっとツモった。白、ホンイツ、トイトイ、ドラ3。倍マンだ。」

こうして彼らの戦いは始まった。
≪末期悪役主従/2名≫
司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
賈充【スナイパーライフル、サバイバルナイフ、グレネード×5】
 VS
《蒼天/2名》
鍾ヨウ【サングラス、偽造トカレフ&弾丸47発、ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
※司馬昭と賈充には他にも作戦があるようです。
司馬昭の倍満の上がりを見て鍾ヨウと陳登はまず真っ先に思った。
―こいつらアホだ…こんな露骨な通しを普通使うか?
しかしそんな二人の表情を司馬昭と賈充は、倍満の上がりを見て敵二人が驚いている物だと思い込んでいた。
調子にのった司馬昭はあれ行くぞ、と賈充に通しで合図した。
その司馬昭のサインを見て緊張した表情で賈充はうなずいた。
そんな司馬昭の配牌ドラは(1)
一一六七68白白白發發中中中
もちろんイカサマである。古い技だが決まればこっちの物だ。イカサマだろうが何だろうが関係ない。
当然賈充の手には發と中が一枚ずつ有る。
心の中でニヤニヤとしながら打8
そして予定通り賈充は打發
「ポン」
司馬昭がそう言おうとしたのとほぼ同時に、陳登が何かを呟いた。
陳登「お前らさっきから何イカサマしてんだよ」
バレタ?!汗が吹き出る司馬昭と賈充だったが、ここは冷静に返す。
司馬昭「イカサマなどはしとらん!仮にイカサマだったとしても気がつかないお前らが悪いのではないか!!」
陳登「それもそうだな」
司馬昭「全く、とんでもない言いがかりをつける奴じゃ、それとその發はポンじゃ」
内心焦りながらも相手が引き下がってくれた事に二人は安心しきっていた。だが次の瞬間
陳登「ロン、64000は64300」
人和国士無双13面、W役満の手だ。
イカサマで有る事は明白、しかし苦情はいえない。先ほど自分でイカサマを肯定したばかりだ。
あまりのショックに呆然とする二人を尻目に、陳登はタバコをふかしてため息をついた。
そして視線を鍾ヨウに投げかけ言った。
陳登「どうするよ?」
あまりにも早く終わりすぎたので拍子抜けした表情で聞く。
鍾ヨウ「これでもルールはルール。しかし今回みたいにまた二人も来るとは思えんな」
陳登「じゃあこれで」
そう言い放つと陳登は鍾ヨウの方を向いたまま、無表情で賈充の額を撃ち抜いた。
額から血を噴出しそのまま後に倒れた賈充、そしてそれを見ていた司馬昭。
突然すぎる。それはあまりにも突然すぎた。だがそれゆえに司馬昭は何も感じなかった。感じれなかった。
陳登「お前は生かしといてやるよ、面子不足で助かったな」
無表情で司馬昭は頷いた。

【賈充死亡確認】

《末期悪役主従/2名》 →消滅

《蒼天/3名》
鍾ヨウ【サングラス、偽造トカレフ&弾丸47発、ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
&司馬昭[放心]【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
※賈充の持っていたアイテムは全て放置、対戦相手を待っています。
誤解からいつの間にか戦闘をしてしまっている劇団と旗本3騎を上から見下ろす心の黒い3連星。
彼らの思惑通りに事は進むかと思われた。
その時、突然荀正はヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガンを上に向けて放った。
途端に、彼らは全員に見つかってしまう。
「貴様は賈[言羽]!おのれ、さては韓遂様を殺したのは貴様らだな!」誤解したまま、旗本3騎は彼らを敵とした認識した。
「何っ!?なぜ我々の位置が!?」驚く陳宮に、荀正はこう答えた。
「照明弾が上から降ってきましたからね。彼ら(旗本3騎)が放ったわけではないことは分かります。これでも私は荀姓を頂く者ですから。」
袁術が、それはシャレか?と言うのを無視して会話は進められる。
「だが気付いた所で無駄だ。貴様らまとめて蜂の巣にすればいいのだからなっ!」
賈[言羽]がそう叫び、デリンジャー22口径をを撃とうとした時、突然巨大な長刀が彼らの武器を切り裂き、あるいは吹き飛ばしていった。
紀霊が三尖刀をブーメランの様に投げたのだ。
戻ってきた三尖刀をキャッチすると、紀霊達は賈[言羽]達を睨みつけた。
「陸績殿の命はもう戻ってきませんが・・・償いはしてもらいますぞ。」
「袁術殿、申し訳なかった。我々は奴らを追ってきたのだが・・・はめられたようだ。」成宜が袁術にたいして謝る。
「いやいや、気にするな。お互い様じゃ。それより今はあ奴らの相手をする方が先決じゃ。」
「張昭殿、かたじけない。」
「わしのセリフを取るなあぁぁぁ!!」
「今はそんな事を言っている場合ではないでしょうがあぁぁ!!」
「くっ…今のうちに逃げるぞ!」
そう言った彼らの横には、いつの間にか左慈が立っていた。
「ここまでやっておいて、逃げられるほど世の中は甘くないぞい。」
「ち・・・ッ、貴様ら雑魚など、これで十分だ!」
そう言って、楊修は切り裂かれたさらに短くなった竹竿を手にした。

≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/7名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】 &厳o(下半身裸)【木の葉】
※両者は和解。共同で心の黒い三連星に挑みます。
VS
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【なし】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
※デリンジャー22口径、照明弾2発は破壊。他は竹竿と照明弾以外は吹っ飛びました。
4662/2:03/06/07 13:00
「うわああああ〜!?」
曹熊の叫び声が屋内にこだまする。
曹熊を棒で打ち据えているのは…袁兄弟だった。
曹操の子である事でも言ってしまったのだろうか…否、彼らが戦場の狂気に飲まれたのかもしれない。ともかく、そこらの棒きれで叩かれ続けている。
「熊〜!?今助けに……くっ…」
それに気付いて戻って来た曹彰の動きも止まる。曹熊を人質に取られたのだ。

「さあ、武器を捨てるんだ」
袁尚がそう言う。その目は戦場の空気に呑まれているようだった。
「くそっ……すまん、熊……」
曹彰がそう言ってジャンビーヤを手放そうとした時である。
袁兄弟の背後から、雌雄一対の剣の煌きが一閃…彼らは即死に近い状態で斃れた。

「お、…曹洪叔父上…!」
「油断しすぎやな、曹彰」
手早く死体から荷物を漁ると、曹洪は向き直って曹彰、曹熊に言う。
「ここは危険や。分かったら…早く西門か南門からでも脱出するんや。…互いに武運があればまた会えるやろ」
「叔父上は…?」
「…この城でお前らを襲うような危険な奴を斬る。はよ行け!」
「…ありがとうございます!また、どこかでお会いしましょう!」
厚く礼を述べると、二人は西門へと駆けていく。それを見送る曹洪が言った。
「さすがにあの二人は手にかけられんがな…。不運の子やし」
それに、こうして恩を与えておけばいずれ利用できるしな─そう呟き、曹洪は再び闘いへと足を向ける。
467戦闘巧者・曹洪 2/2:03/06/07 13:00
「さて…もっか激戦区は北門やな」
彼の頭脳の中では、城内の構造と人の見取り図がはっきり出来ていた。なにせ一度来た場所である。
(南から来た奴はナイフ一本…近づかなければ戦いにはならん。よって北門だけに集中すればいいがな)
そう考えると曹洪は物陰から北門周辺…>>465あたりを見る。
(賈[言羽]…年貢の納め時か。まあ、あいつらは何だかんだで一人は生き延びるやろ…)
そう判断すると、もう片方のわけの分からない集団に目をやる。
(ふむ、豪傑や知恵者はおっても…戦闘巧者はおらんな。今は雨、そしてもう夕暮れや。…3、4人は狩れるな…)
袁術らが人数の割には装備が甘い事に気付き、それら複雑な計算を金を数える時の如く瞬時に解を出す。
(敵は奴らに気を取られて気配さえも気付いとらん…まだまだやな)
左慈でさえ曹洪には気付いていなかった。曹洪は口をニヤリと歪めると、完全に戦場の影と化した。
事実、音も無く厳oが切り裂かれた事にも、降り続く雨音のせいか、曹洪の隙のない動きのせいか、誰もまだ気付かない。

【袁譚、袁尚、厳o 死亡確認】

≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※黒い三連星に気を取られ、全く曹洪に気付いていません。
vs
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※あくまで冷静。無理はしませんが、雨と闇にまぎれてあと2、3人狩る気です。

≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
※西門から脱出予定。
468夕暮れの海1/3:03/06/07 16:15
「ちょっと、海の方を確認してきます」「俺もな」
貂蝉と甘寧がそう言い出し、巡回も兼ねて砦から出て行ったのはもう交州・山越地区にも夜の帳が落ちようとしていたときだった。
暗くなる前に確認しときてぇし、と言った甘寧に、残り5人は「気をつけて」としか言えなかった。

「甘寧さん、さっきから海の話していましたけど…」
「…何か秘策とやらがあるんだろ?アタシらは警戒続けりゃいいんだよ。だろ?関索」
はいはい、と手当ての済んだ関索が見張り台からそう答える。
「でも甘寧さんと貂蝉さん、何で二人で……?」
「余計な人数は割きたくなかったんでしょうね。まあ、甘寧さん強いですから」
冷めたココアを啜る関平がそう言った。だが。
「むふふ。そうじゃないわよ、きっと」
「どういうこと?小喬」
大喬がニヤついて言う妹に尋ねる。真意を測りかねる、といったところか。
「あの二人妙に意気投合してるでしょ?今頃二人は海岸で〜(以下、自主規制)」

    _, ._
  ( ゚ Д゚)…
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

呆れた関平がココアの入った器を取り落とすのと、祝融と大喬が小喬の後頭部にツッコミを入れるのはほぼ同時だった。
(……顔は幼顔でも─ってやつか…やれやれ)
顔を赤らめて妹を叱責する大喬とを見比べながら、関索は見張りを続けた。
469夕暮れの海2/3:03/06/07 16:15
交州沿岸。
「やはり…巡視の船がいるな」「…そうですね」
甘寧が声をかけても、貂蝉は何か思いつめたままの表情である。

ややあって、甘寧が言った。
「……悩んでるのは、董卓の事、か?」「!!」
図星を突かれた貂蝉が、何故分かったの?と言う表情で甘寧を見る。
「あんたと奴の因縁は聞いた事あるからな。…ぶっちゃけ、あんたは今、自分のせいで、あの野獣の手が自分のみならず他の女連中に及ぶのを避けたい。そうなんだろ?」
「……そうですね」
「だからって、思いつめて単独行動とかはするなよ。危険なだけだしな」
「…………」
貂蝉は答えない。やはり、その事は気にしているらしい。
「やれやれ。…まあいいや、一蓮托生ってわけにもいかねーが、もし何かあった時は俺が護衛についてやるよ。だからもっと気楽に行こうぜ、な?」
それを聞いて、貂蝉は安堵したかのようにこくり、と微かに頷いたようにも見えた。

「甘寧さん、ありがとう。…頑張りましょうね、これから色々ありそうだけど」
「ああ。…さて…このままここに居るのも悪くねぇが…。あいつ等も心配してる。そろそろ戻るか」
「ええ。海の状況が解っただけ、収穫もありますしね」

夕日の沈む海岸を背に、二人は砦へと戻っていった。
470夕暮れの海3/3:03/06/07 16:15
そんな感じで帰っていく二人を監視する男二人。そう、《ティカラが…》である。
「これで我々の行動方針は決まったな」
「そうだな。彼女達の危機に颯爽と現れ、今の男どもよりも格好いい所を見せる。…これだろ?」
「そうだ。さすが我が弟だ」
「ふふふ、さすが兄者だ」

≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、鈴と龍紋の特攻服、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩・右脇腹、治療済]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
※一行はティカラが・・・にはまだ気付いていませんが、砦内部の見張り場から厳重警戒中。現在交州。

≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
※女性陣の危機を救って格好いい所を見せたいようです。
鍾会「ハァはぁ・・何故だ。何故誰にも会わない」
後ろからは相変わらず老人がかつての自分の武器を持って追いかけてくる。
鍾会(体力も無尽蔵なのか?このままでは作戦を実行する前にこちらが・・)
@鍾会[疲労]【鉄鎖】
※黄蓋で他の参加者を襲わせよう作戦実行中。苦し紛れに進路を西に変更。宛の方角に向かっています。
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】
※鍾会追跡中
>>471までの放送です。
〜パーティーの部〜
≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
≪ティカラが・・・/2名≫
 張宝【変化の杖、ナイフ、リポビタンD×10】&張梁【ボウガン、カロリーメイト12個、劇の7つ道具のひとつ。火薬セット】
≪劇団捜索隊/4名≫
 夏侯和【はがねの剣】&夏侯威【鉄の斧】
 &張衛【劇の7つ道具のひとつ。!護衛セット(3人分)】&張魯【長刀】
≪荊州ダメ君主たち/2名≫
 韓玄[右足負傷]【対人地雷×2】&趙範[腹部重傷]【5インチFDドライブ】
≪旗本三騎/3名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】&楊秋【大工セット、太い針】
≪荊州けん山組/3名≫    
 ホウ徳公【なし】&ホウ統【大徳利(中身どぶろく)】&徐庶【直刀、パチンコ玉30発】
≪奥様ズ/3名≫
 魯育(睡眠中)【なし】&王美人(睡眠中)【消火器】&劉氏(睡眠中)【なし】
≪蜀命と二代目丞相/3名≫
 向朗[左腕かすり傷]【ノートパソコン(電源つかず)、青[金工]の剣】
 &蒋[王宛]【ノートパソコンとプリンター、花火セット(大袋、マッチ付き)、M16アサルトライフル】&向寵【蛇腹剣、弓、矢12本、ディフェンダー45口径】
≪ぶらり旅/4名≫
 甘寧【陸奥守吉行、バントラインSP、玉爾、ゾリンゲンカード×2】&関平[左腕かすり傷]【AK47、片刃剣】
 &関索[左肩軽傷・右脇腹軽傷。治療中]【鉄脊蛇矛、ハリセン、銃剣付き64式小銃】&大喬【おいしい粉末ココア(2袋)、飲料水、救急箱、釘バット】
≪お昼寝倶楽部/2名≫
 厳政【ビニールシート】&袁夫人【看板】
≪黄巾党残党/6名≫
 高昇【ホワイトボードとマジック】&韓忠【料理道具、CDラジカセ】&孫仲【血のり付き防弾チョッキ】
 &杜遠【大量のちょうちん】&波才【大量の浴衣、大工道具、杖】&程遠志【料理の材料】
≪ウミネコ団/3名≫
 貂蝉【Tiny Bee(二丁拳銃)、サバイバルナイフ】&小喬【催涙弾とガスマスクセット、ショートソード、防弾チョッキ】
 &祝融【備前長船、ダイナマイト×1、ゾリンゲンカード×3】
≪なかよし曹兄弟/2名≫
 曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】&曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
≪旧知の友/2名≫
 公孫[王贊]【本「誰でもできるパソコン」、飛刀×5、充電用バッテリー】&劉備【スパークショット棒(充電済み)、キツネのぬいぐるみ】
≪豪胆コンビ/2名≫
 張飛【大金棒】&簡擁【長鎖】
≪居酒屋王朗/3名≫
 王朗[重症:気絶]【トランシーバー】&盧植【アウトドアの本、割れたビール瓶】&周倉【調味料、筍×2、シソ少量、ワラビ、フキ】
≪2人の天才児とその護衛/3名≫
 曹沖【化学薬品一式、溶接セット、ライフル、トランシーバー、厚手のフライパン、電波遮断装置、レイピア】&夏侯栄【縄、曲刀、龍牙棍、パイソン96(弾少ない)】
 &徐晃[左腕擦り傷]【保存食と水、戟、鋼鉄の剣、長鉄矛】
≪馬騰's バンド with 劉理/6名≫    
 馬騰【大量の楽譜、斧】&馬休【エレキギター(アンプ内蔵)】&馬鉄【バッテリー】
 &馬岱【ローラーブレード】&馬超【散弾銃、両刀ナイフ、釣竿(手作り)】
 &劉理[右足怪我]【ビー球×20】
≪堕天使/2名≫
 孫尚香【MP3プレイヤー&電池セット、ロングソード+2、フライパン】
 &李[イ寉] [面白い顔]【サブマシンガン、血のり付き防弾チョッキ、ライター、クロスボウ】
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
 張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎[右脚擦り傷]【シャドーロール、ハンマー、鎖鎌、クレイモア(剣)】
≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)[睡眠]【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮[睡眠]【BATTLEROYAL(原作)、短剣】
≪のこぎりぎこぎこ/2名(+1頭+1匹)≫
 方悦【のこぎり】&王匡【動物のえさ】&鹿&鷹
≪ゲレンデの神/2名≫ 
 李典【スキーセット、ゾリンゲンカード8枚、ダイナマイト2発】
 &夏侯淵【スノボセット、強力人工降雪機、乾パン2か月分、非加熱製剤、3人分の服、カシナートの剣、コルトガバメント(弾残りわずか)】
≪陳泰と魔法のランプ/4名≫
 陳泰【魔法のランプ(残り10本)、三節棍】&王双【正宗、手製流星鎚】&[赤β]昭【FA−MAS、竹槍】&朱讃【防弾スーツ、十字槍】
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【なし】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
≪俺があいつで、あいつが俺で、/2名≫
 孫観(綺麗らしい)[切れ気味]【劇の7つ道具のひとつ。化粧セット、デザートイーグル、鏡】& 臧覇[切れ気味]【電撃ムチ、太陽電池シート。囲碁セット】
≪誠の心/2名≫
 夏侯楙【M92F拳銃】&程c【小太刀】
≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、薙刀、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ、グロック17】 &高順【和泉守兼定】
≪蒼天/3名≫
 鍾ヨウ【サングラス、偽造トカレフ&弾丸47発、ポータブル雀卓セット】&陳登【喫煙セット、コルトガバメント】
 &司馬昭[放心]【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×5】
≪許昌待機隊/4名≫
 曹操【釘バット】&許[ネ`者]【三日月刀、石弓】&荀[或〃]【コルトポケット、レーダー】
 &典韋[左手首から先喪失]【アサルトライフル、日本刀、いろいろなガム一年分(残り341個)】
≪探索隊/3名≫
 関羽【シグ/ザウエルP228】
 &張遼【山田セット(山田スーツ&山田戟)、八頭身の武将はキモイ、弓(矢22本)】
 &夏侯惇【弓、44マグナム、槍】
≪この世も末だねぇ/2名≫
 何進【レミントンM1864(ライフル、弾なし)】&荀攸【マント】
≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
 華雄【ハンドガン、一から学ぶ少林寺拳法、双眼鏡、P−90】&孫堅【マスケット銃、片刃剣、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、青酸カリ】&陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、古錠刀】
≪陽明皇帝と幻影皇帝/2名≫
 王方【謎の本】&許昌【フロッピー1枚】
≪しんがり部隊/3人≫
 顔良【刀、ファインセラミックス包丁】&文醜【薙刀、くない×5】&審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
≪釣りバカ日誌/2名≫
 関沢【海釣りセット】&迷当大王【各種調味料】
≪沮家とロバと末期孫呉と/6名≫
 沮授【ピアノ線、スタンガン、ハルバード、ドライバーセット】
 &沮鵠【サイレンサー付きライフル、催涙スプレー、項籍戟】&諸葛瑾【双剣の片方】
 &諸葛恪【トランシーバー】&孫登[幾分か回復]【なし】&丁奉【双剣の片方】
≪ライダーズ/2名≫
 越吉元帥【騎馬戦車】&黄権【マウンテンバイク】


以上、38チーム、114名(113名+1頭)生存確認


〜ピンユニットの部〜  
@袁紹【ソーコムピストル(28発)、防弾チョッキ】
@王氏[気絶+柔泉の名水]【拡声器】 
@王平【なし】

@郭嘉[睡眠]【レミントンM31、軍用ナイフ】
@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】
@韓浩【閃光音響手榴弾×5】
@禰衡【携帯地雷14個】
@姜維[切り傷多数]【鉈、コルトパイソン、???、CD「マッキング Gold 1」、CD「T・W・O」、
           CD「Miki 1」、デリンジャー、弓(矢×11)】
@金旋[片手火傷]【ベレッタM93R】
@黄蓋[取り憑かれ状態]【妖刀村正】

@蔡文姫【望遠鏡、バードコール、ロープ】
@周瑜[睡眠]【ブーメラン、三尖刀】
@鍾会[疲労]【鉄鎖】
@蒋幹【呼び笛、ワルサーPP】  
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
@孫峻[睡眠]【なし】

@董卓【防弾チョッキ、煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット
    サブマシンガン、クロスボウ、ロングソード×2、フライパン】

@文聘【スタンプ帳(残りスタンプ3)】 

@劉協【花火セット、火炎放射器】
@劉循[切り傷数箇所]【錆びた短剣、保存食少し】
@劉禅[睡眠]【銃 ワルサーP5 魔法のタロットカード(19枚)】
@劉表【食べられる野草図鑑、エストック、警棒】
@凌統【探知機】
@魯粛【薙刀】


 以上、24名生存確認  合計生存者138名(137+1頭)
《ア行》阿会喃、伊籍、于禁、于毒、☆袁熙、☆袁尚、☆袁譚、王允、王楷、黄皓、王抗、王子服、王植、王忠、王累 
《カ行》[萠リ]越、何晏、☆賈充、何儀、郭、楽就、郭循、楽進、郭図、郭攸之、夏侯恩、夏侯恵、夏侯尚、☆夏侯覇、
    軻比能、菅亥、関興、韓遂、韓暹、韓当、韓徳、韓馥、韓猛、魏延、牛金、牛輔、橋ズイ、許、金環三結、虞翻、
    刑道栄、☆厳o、厳白虎、呉懿、☆麹義 黄叙、高翔、黄祖、☆公孫淵、公孫度、黄忠、孔チュウ[イ由]、孔融、
    高覧、呉綱、胡車児、呉子蘭、兀突骨、呉班、皇甫嵩、呉蘭
《サ行》蔡仲、蔡夫人、蔡瑁、蔡和、蔡ヨウ、サク融、士仁、司馬炎、司馬師、周泰、周善、周魴、朱熹、朱桓、朱拠、
    朱治、朱儁、朱然、朱褒、朱霊、淳于瓊、昌キ、蒋欽、徐栄、諸葛均、徐盛、☆甄姚、辛評、鄒氏、成廉、全j、
    曹叡、宋果、曹休、曹純、曹植、曹真、曹仁、曹性、曹爽、曹丕、曹豹、祖茂、祖郎、孫桓、孫権、孫策、孫翊、
    ☆孫尚香、孫魯班 
《タ行》太史慈、朶思大王、張允、趙雲、張燕、張角、張疑、張勲、趙月、趙弘、張紘、趙昂、張済、張松、張譲、張任、
    張超、趙統、張バク、張布、張苞、張楊、張翼、陳応、陳羣、陳式、陳就、陳生、陳到、陳琳、丁原、程普、☆田豊、
    典満、董允、滕胤、[登β]艾、董厥、陶謙、董襲、董昭、董承、董茶那、董旻、ケ茂、董和、杜預
《ナ行》
《ハ行》馬元義、馬謖、馬忠、馬良、費イ、糜竺、麋芳、武安国、[イ専][丹≡](フトウ)、文欽、逢紀、鮑信、法正
《マ行》満寵、孟獲、孟達
《ヤ行》楊懐、羊[示古]、楊柏
《ラ行》雷諸、雷銅、雷薄、☆李[イ寉]、李楽、陸延、陸凱、☆陸抗、☆陸績、李厳、李儒、李粛、李通、李豊、李蒙、柳隠、
    劉永、劉淵、劉焉、劉[王奇]、劉宏(霊帝)、劉璋、劉j、劉岱、劉度、劉巴、劉弁、☆劉封、劉曄、呂翔、呂常、呂伯奢、
    呂範、呂蒙、路昭
《ワ行》

☆印は新しく死んだ武将
以上、215名死亡確認
138名の生存を確認、215名の死亡を確認
〔全登場者:現在353名〕
現在禁止エリア:司州、青州、涼州、益州、幽州
※首輪の盗聴システム:現在名前が「は」「り」で始まる武将の首輪は盗聴機能を停止しています。


謎の声「あ〜、テス、テス。皆聞こえるかー。もうすぐ夜になる。寝首をかかれないように気をつけろよー。
    生存者もあと150人を切っている。とりあえずまだ生き残っている皆、ごくろうだった。だが
    まだまだ先は長いぞ。今残っているのは精鋭ぞろいだと考え、より一層頑張るように。
    では、健闘を祈る。」
全く私は何をやっているのだ。
父上を探さなければならないのに、
こんな所で遊んでいたばかりに賈充を失ってしまった。

鍾ヨウ「おい、どうするんだ?」
司馬昭「すまん、ちょっと小用を済まして来る。」
陳登「仕方ないな。早くしろよ。」

陳登「あいつ、ビビっているんじゃないか?」
鍾ヨウ「そうだな。きっと今頃新しいイカサマでも
考えているんじゃないか?」

一方の司馬昭は勿論小用などする気はない。
かと言ってイカサマをする気もなかった。
一つの物を部屋におもむろに放り投げただけである。

そう彼が去った後には、ただ轟音が響き渡るのみであった。

司馬昭【スーツケース型戦術核爆弾 、グレネード×4】
※戦闘を避けつつ司馬懿を捜索します。

鍾ヨウ【死亡確認】
陳登【死亡確認】
※アイテムは全て破壊されました。
曹彰「熊!今のうちに行こう!」
曹熊「でも、曹洪おじさん大丈夫かなぁ?」
曹彰「おじさんなら大丈夫さ。さぁ早く門を出よう!」

だが門まで来た彼らに新たな脅威が立ち塞がる。
血のように真っ赤な馬とだらりと左腕が垂れた男。
明らかにその様子は普通ではない。
宛城に漂う戦気を嗅ぎつけそれはやって来たのであった。

張[合β]「御曹司、ここから先は出入り禁止ですぞ。」

曹彰「熊・・・・・・逃げるんだ・・・・・・・早く・・・・・・。」
曹熊「兄上・・・・・・。」


≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎[右脚擦り傷]【シャドーロール、ハンマー、鎖鎌、クレイモア(剣)】
※城中の人間を皆殺しにするつもりです。

≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】
曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
※戦闘開始!曹彰は曹熊を逃がすつもりです
「まてや、この卑怯者。韓遂殿の仇、覚悟」
逃げる陳宮を追う楊秋。
楊秋は丸腰の文官であることと、韓遂の仇であると信じていていたため、頭に血が上って判断力を失ってしまっていた。
突然、楊秋は縄に足を取られて転んだ。
「ふはははは・・・馬鹿め。我々のような軍師は策が破られた時のことを考えて保険をかけているのだ」
「貴様・・ふざけた真似をしやがって・・」
楊秋は陳宮のさらなる挑発にのって無防備に笑っている陳宮にむかって突進した。
その手に持った太い針で串刺しにしてやるつもりだったのだ。
後一歩で陳宮を串刺しにできるところまで来たとき突然何かを踏み抜いた感触。そして落下感。
「え?」それが楊秋の最後の言葉になった。
楊秋は涸れ井戸を利用した即席の落とし穴にかかり、首の骨を折ってしまったのだ。
「ハアハア・・さすがに危なかったな。相手が猪武者で助かった」
陳宮は楊秋が落とした大工セットを拾うと再び乱戦の中に戻っていった。

【楊秋 死亡確認】

≪旗本三騎/2名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/6名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】&紀霊【三尖刀、トランペット】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※黒い三連星に気を取られ、全く曹洪に気付いていません。
VS
≪心の黒い三連星/3名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【大工セット】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
※乱戦でばらばらになっています
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
「殿っ!姫様が…。」
合肥城で少しの間、休みを取っていた孫堅一行の間に戦慄が走っていた。
「放って置いても大丈夫だと思ったのだがな…。」
孫堅は何か考え込んでいるようだった。
「私はどうしていればよかったのだ…。」
「殿。先程の位置から考えるに姫様を殺害した者はこの近くにいるはず。」
陸遜が提言する。
「そうだな。そんな事はすべてが終わった後に考えればいい…。」

孫堅が城を出る。華雄と陸遜が何も言わずにその後を追う。
孫堅は二人に感謝すると同時に、新たに敵を討つ決意をするのであった。


≪孫一家残りとその仲間?/3名≫
華雄【ハンドガン、双眼鏡、P−90、片刃剣】 &孫堅【マスケット銃、手裏剣、ロープ、サバイバルナイフ、古錠刀、一から学ぶ少林寺拳法】 &陸遜【十字手裏剣(FF7のユフィの武器)、スカウター(通して見ると武将の能力値がわかる)、ショットガン、青酸カリ】

※孫尚香達に遭った場所に戻ります。誰が敵かはわかっていません。ちなみに孫兄弟の敵は分かれた当時のアイテム(ナイフ、コーラン、5インチFD、ゾリンゲンカード、片刃剣)で判断します
「見つけたぞ。今度こそ地獄に送ってやる」
重い火炎放射器のタンクを背負って董卓を倒すことだけを目的にさまよっていた劉協はついに彼を見つけることに成功したのだ。
「死体になんてことを。この獣が!」
男女の死体の近くに立っている董卓に向けて炎が伸びる。
「やったか?」周りの枯れ草に火がつき辺りは炎と煙に包まれる。
「これで奴も終わりだ」劉協は勝利を確信していた。
しかし、一陣の強い風がその確信を打ち砕く。
風によって一瞬煙が晴れるとそこに仁王立ちする董卓の姿があったのだ。
「馬鹿な?奴は化け物か?」
驚いて動けない劉協に燃え盛る何かが直撃する。
なんだ。これは?激痛をこらえながら燃える物体を眺めるとそれは女性(孫尚香)の死体だったのだ。
これで炎の直撃を防いだのか?ならもっと強い炎で焼き尽くすまでだ。

董卓VS劉協戦闘開始

@董卓[火傷]【防弾チョッキ、煉成長剣、レイピア、リモコン爆弾、硫酸破裂弾×4、鞭、イングラムM10、日本刀、応急セット
    サブマシンガン、クロスボウ、ロングソード×2、フライパン】
両者の間には通行不能な炎の壁があります
@劉協[火傷(軽)+打撲]【花火セット、火炎放射器】
呂布と高順のコンビが相手で、武器そのものの性能にも差があっては顔良・文醜もひとたまりも無いと思われた。
しかし互角、むしろそれ以上に呂布と高順を押していた。
その要因は文官であり、あまり戦力にならないと思われた審配の存在であった。
それは戦闘が始まってからすぐの事であった。顔良・文醜の二人でかかっても方天画戟と防弾盾によって回避され
隙を見せれば高順からの銃弾が飛んでくる。息が合ってるのか不思議と呂布には当たらない
呂布から離れて高順を狙おうとしても銃対剣ではそれも出来ない。
しかし時間がたつにつれ、思いのほか手強い顔良・文醜に呂布と高順が二人に対して全神経を
顔良・文醜も仲間に構ってるどころではなく、呂布と高順だけに全神経を集中していた為に
審配はこの戦闘から自然に除外されていった。それもそのはずで戦闘開始の殺気も無ければ戦闘開始後も何もしていない。
だが決して急に臆病風が吹いて戦えないわけではない。むしろその逆で勝利する為にあえて戦わなかったのだ。
できるだけ目立たないように壁際に移動し、そのまま音を立てないようゆっくり、ゆっくりと歩いた。
そしてついに高順の背後まで移動する事に成功した。そしてそのまま音も立てずに一呼吸すると
サーベルを構え少しずつ近寄っていった。20メートル……10メートル…そしていよいよ射程内に入った。
幸い相手はまだ気がついた様子は無い、そして審配はそのまま首にサーベルが突き刺した。
並の武将ならここで終わり、だが高順は和泉守兼定を引き抜きその攻撃を防御していた。
だが審配の存在に気がついていたわけではない、自分でも意識していないうちに気がつけば抜いていた。
おそらく異常な集中力と猛将のカンがそうさせたのだろう。サーベルを飛ばされ武器?といえばほうきだけ
しかし相手は刀のようなものに銃を持った猛将。
―勝てるはずが無い
審配はそう思いわずかな時間稼ぎにとほうきを構えながら後ろに後退した。
そう呂布は気がついていないが顔良・文醜は、高順が動き何かと対峙しているのを見たのだ。
そしてその光景を見た瞬間に、今まで審配が戦っていなかったことを思い出した。
このチャンスを逃すわけには行かない。文醜は目で顔良に合図を送ると顔良もさっしたのか
二人で同時に後に飛び、二手に別れて呂布を突破しようとした。呂布はこれを両側から攻撃をしかける作戦だと思い。
右側にいた顔良を切りつけるが、左手に防弾盾を持ってる以上自分の方に攻撃がくるのを予期していたので
あっさりその攻撃を避けて再び刀を握りなおし対峙した。
そして呂布の方は文醜も当然切りかかってくると思い警戒していたのだが、こない妙だと思い後を見ると
高順が何者かと対峙していて銃を使えない状態にある。
だが高順をサポートするにも目の前の敵が邪魔、呂布は早くこいつを殺さなければと言わんばかりに
防弾盾に寸鉄を捨て、両手で方天画戟を握り顔良に「高順!!」と叫びながら攻撃をしかけた。
刀でその攻撃を受けるが、その予想をはるかに上回る重さによろけた。
その隙を見てさらにもう一撃、よろけながらも気合だけでその攻撃を受ける。
しかしその二回の攻撃で顔良は倒れた。それは一分たったかたってないかの出来事だ。
一方高順は知らない間に自分の背後を取った相手として、警戒していたのだが呂布の叫び声を聞き後を向くと
文醜が走ってきていた。目の前の敵も自分の背後を取った敵として警戒していたのだが、文醜ほどの実力は無いはず
高順は審配を放置して文醜に突撃した。やや文醜の方が優勢に見えた、しかし審配はその後であっさり呂布に倒された
顔良の姿を見た。まさか顔良ほどの武将があっさりと倒れるとは思っていなかったのである。
計算外の事態に審配はサーベルを取り無我夢中で呂布の元へ走ったが、到底間に合いそうに無い。
呂布も倒れた顔良に間髪いれずに方天画激を振り下ろそうとしたが、突如その手を止めた。
呂布の目の前を銃弾が通る、攻撃してれば呂布の頭に穴が空いていた。そしてその先には袁紹の姿が有った。
袁紹「顔良!文醜!審配!生きて帰ろうぞ!!!」

※チーム結成

≪しんがりの意味ねぇ!/4人≫
顔良【刀、ファインセラミックス包丁】&文醜【薙刀、くない×5】&審配【サーベル、鎖帷子、魔法のほうき】
&袁紹【ソーコムピストル(27発)、防弾チョッキ】

 VS

≪不惑/2名≫
 呂布【血塗れの木刀、ハリセン、方天画戟、防弾盾、寸鉄、ウオッカ】 &高順【和泉守兼定、グロック17】

※現状はこんな感じです
                                      審三=-
         顔←転倒
袁y=-~~
         呂                 文vs高
曹洪は次の獲物をなんか誰かに対してどなっている袁術に決めた
それが危機に陥る事を知らずに


袁術「おいこら紀霊!!ちゃんと殺らんか!」
紀霊は楊修と戦っているのだが、何故か押されている
楊修は完全な文官のような気がするが、ほとんどやけくそで攻めているために物凄い力を出している
紀霊「無茶言わないでくださいよ!」
そう返している内に楊修の竹竿がかする
袁術「無茶だと?この腑抜けがわしの命令が聞けぬと言うのか!」

ぴしっ

その瞬間空気が凍ったように感じ、袁術は自分の言葉を反省しつつ
「ああ・・・一撃は避けれるが終わったな」そう感じつつ目の前で楊修をすぐに刺し殺し、
こちらに殺気を漂わせ走ってくる紀霊をぼんやりみていた
(悪く思わんといてな)
なんかどなっていた袁術に向かって振りかぶった瞬間、物凄い殺気がし、袁術がすばやく菊一文字を避けた
(なんやと!)
そう思ってる間に誰かが来て、あっというまに菊一文字を跳ね飛ばし、追いつめられた曹洪
(誰やねんこいつ強すぎやで・・・・・)
そう考えつつ自分の頭上に振りかぶられた三尖刀を見た時、何故か太刀筋が止まり
紀霊は西門へ駆けて行った

袁術「助かった、近くに誰か強い奴が居たか。可哀相に・・・・」
走っていく紀霊をみながらぼやく
曹洪「おい。そこのおっさん」
袁術「誰がおっさんじゃ!!陛下と呼べ」
そんな言葉をさらりと無視して
曹洪「まぁいいわ、陛下、あの男は一体何?強すぎやで」
袁術「う〜んむずかしいが、切れたら暴走するが、良い家臣だよ・・・・・多分」
曹洪「多分ってなんやねん!まぁいいわ〜」
それだけ言うと、ちゃんと忘れずにはじかれた菊一文字を拾って歩いていく曹洪


曹洪「そういえばあのおっさん「強い奴が居たか」とか言ってたな・・・。そしてあの誰だか知らん強い奴が西門へ・・?
思いっきり曹彰と曹熊がやばそうやんけ!!」
妙に説明口調な事をいうと西門へ紀霊と同じく駆けていく曹洪であった
【楊修 死亡確認】

≪旗本三騎/2名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※黒い三連星に気を取られてます
VS
≪心の黒い三連星/2名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【大工セット】&楊修【尖った竹竿、照明弾1発】
※乱戦でばらばらになっています
@紀霊(暴走)【三尖刀、トランペット】
※張[合β]と戦いに西門へ
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※西門に走ります
【楊修 死亡確認】

≪旗本三騎/2名≫
 成宜【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※全員ばらばら?

VS
≪心の黒い三連星/2名≫
 賈[言羽]【なし】&陳宮【大工セット】
※乱戦でばらばらになっています
@紀霊(暴走)【三尖刀、トランペット】
※張[合β]と戦いに西門へ
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※西門に走ります
※尖った竹竿、照明弾1発は放置
楊修の奴しくじったか?
彼は生前、親族最大の汚点である袁術だけは必ず倒すと言っていたが、彼には実力が足りなかったということか。
そう味方の敗北を冷静に分析しているかに見える賈[言羽]自身もあまり余裕がない。
拾った棒切れで張昭らの攻撃をなんとかしのいでいる状態だった。
乱戦で銃を封じたのまでは良かったが手詰まりだ。
その時、戦場の雰囲気が変わったようなきがした。一流の軍師だけが読める戦場の空気のようなものだ。
突然楊修を倒した武将が突然どこかへ走り去っていった。
敵の連携が乱れている。一か八かで目の前の張昭に棒切れを投げつけると、
「陳宮引くぞ」と叫びながら楊修の死体に駆けよった。
その直後眩い閃光が辺りに広がった。
照明弾を使ったのだ。光が収まるまでの僅かの時間を利用して2人は退却することにしたのだ。
近くにいた成宜に竹竿による一撃を加えるとそのまま2人は北に向かって逃げていった。

≪旗本三騎/2名≫
 成宜[軽傷]【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】

≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
≪心の黒い三連星/2名≫
賈[言羽]【尖った竹竿】&陳宮【大工セット】
※戦場離脱



4921/4:03/06/08 18:53
目覚めたとき、人数が一人足りないことに最初に気づいたのは司馬懿。
すぐさまあたりを調べ探したが、姜維の姿は影形もない。
彼等の少なからずの動揺を、王平は黙って見つめる。そんな彼を見咎めたのは、劉禅だった。
「姜維は?」
「行きました」
簡潔に、王平は答えた。それ以上言うつもりはなかった。
しかし、劉禅は少し間を空けて呟く。
「殺しにだね?」
どんっ!!
王平が、自身の恩人のあまりの鋭さに感服する暇さえ与えない。
諸葛亮の拳は強く握られ、すぐそばの幹に打ち付けられていた。
その小さな手は、ぶつけられた勢いに耐え切れず赤く染まっている。
「どうして…!!」
嗚咽とともに発せられた言葉には、明らかな嫌悪の感情がこもっていた。
「どうしてまた殺そうっていうんだ。馬謖さんを殺し、自分の仲間まで手をかけて、どうしてそんな平気で人を…!」
こらえられない、それは怒りだった。
「彼には信念があるんです。大切な人たちを守りたいという、確固たるものが。決してただの殺人鬼ではない」
王平は思わず反論していた。彼には、姜維の行動理念が肌で理解できていた。
だからこそ、姜維が命をかけて守りたいと思っている者が、彼を誤解し、憎しみの念を強める様に耐えられなかった。
それに対し、諸葛亮もかたくなである。
「どんな奇麗事を並べたって、所詮人殺しじゃないか。命を奪うんだ。許されることじゃない」
「だが、ただの殺人鬼ではないというのは本当じゃろ」
4932/4:03/06/08 18:54
突然投げかけられた声は、久しぶりに覚醒した厳顔のものだった。
おそらく最も状況把握ができていないはずなのに、意識だけはずっと起きていたかの如く、厳顔は的確に諸葛亮をたしなめる。
「薬草を探し、また儂が疲れぬような体勢にしてくれたり、
 奴がここに来てそして去るまで、儂を助けようと必死になってくれた。命の尊さをよく知っている証拠じゃ」
そこまで言うと、厳顔は顔をしかめ、うめく。
「厳顔さん、しゃべらないで。まだ傷が治ってないのに」
そもそも設備も技術もないこの状況で、厳顔が完治する見込みなどほとんどない。
涙が浮かぶ。どうすることもできない、無力感と悲しみ。絶望と憎しみ。
涙に溢れた目は、キッ、と王平を睨んでいる。
厳顔の必死の言葉も、むしろ諸葛亮に別の怒りを再燃させる結果にしかならかった。
血のにじむ手に握られた短剣。一直線に王平に向かう諸葛亮。
王平は動かない。この少年が誰なのか、すでに理解しているからだけではない。
私怨を理由に動きだしたときから、もし倒されることあるなら、より強い憎しみによるものだと覚悟していた。
だが、その場で動けるほかの三人は、その結論を良しとしない。
司馬懿、月英は諸葛亮を止めようと、そして劉禅は、人の死を見たくないが為に。
どすっ!
4943/4:03/06/08 18:54
腹部に広がる痛み。王平は後ろにいる。苦虫を噛んだような顔をして、どうしてまた助けたのだと、言わんばかりに。
劉禅は笑った。初めて見た自分の血が、赤いことが嬉しかった。そして倒れる。
「ああああああああああーーーーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!!!!!」
辺りを震わす絶叫。首を振り続ける諸葛亮。自分がしようとしたこと、したことを理解できていない。
無意識に、短剣は自らの喉もとに向かう。
間一髪、それは月英がとめた。それでももがく諸葛亮を、仕方なく羽交い絞めにする。
そこに、司馬懿の必殺パンチが飛ぶ。
「いい加減にしろ!!よく、自分のした事を見るんだ!!奇麗事じゃすまないって、お前がいったんだろっ!!」
それだけ言うと、すぐさま劉禅の元に駆け寄る。
王平によって応急処置はされていたが、苦痛に顔をゆがめ、相当量の汗をかいている。
「劉禅さん…」
「だ、いじょう…ぶ。でも…、君も、冷、静に…、ならなきゃ…っく…。今ので、誰、か…」
茂みが揺れる。とっさに、王平は劉禅のワルサーを構えた。
「怪我人が、多いのう。まったくなにやっとったんじゃ?」
華佗だった。しかしそんなこと知らない王平は警戒をさらに強める。
「そう警戒せんでもいい。儂は…」
「助けてください」
名乗りをあげる前に、多少なりとも沈静化した諸葛亮が言う。
「お願いします。二人は私の、私のせいで」
正体を知ってではなく、その所持品を見ただけで言った、切実なものだった。
華佗はうなずいた。涙でぐしゃぐしゃになった諸葛亮を軽くなでてやり、劉禅のもとへ向かう。
王平がまだ横でなにやら言っているが、もう患者以外見えていなかった。
だが、劉禅の傷口を見て、少し眉をひそめる。
その表情を見て取った劉禅は、魔法のタロットをとるように王平に言った。
引いたカードは「サン」
「せい、こう…しま、す。ば、しょくが、まもって、くれ…る」
華佗にだけ、その声は聞こえた。
4954/4:03/06/08 18:55
≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮[右手負傷]【BATTLEROYAL(原作)、短剣】

@劉禅[重傷]【銃 魔法のタロットカード(19枚)】

@王平【読めない説明書、ワルサーP5】

@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】

※華佗は劉禅と厳顔の二人を治療中です。終われば他の人の治療もします。
4964/4@訂正:03/06/08 19:00
≪少年リョウと少年シバイ/4名≫
 月英[軽傷]【なし】&司馬懿(14歳)【GBアドバンス+ポケットモンスター(ルビー)】
 &厳顔[重症]【鉄疾黎骨朶、携帯型製氷器】&諸葛亮[右手負傷]【BATTLEROYAL(原作)、短剣】

@劉禅[重傷]【銃 魔法のタロットカード(18枚)】

@王平【読めない説明書、ワルサーP5】

@華佗【手術器具、薬草、折り畳み式の槍、麻酔銃、???(たぶん武器)、簡易救急セット、スナイパー銃、ボウガン×30】

※華佗は劉禅と厳顔の二人を治療中です。終われば他の人の治療もします。
「一応」曹彰と曹熊の様子を西門へ見に行った曹洪。
…これは親族を心配─というよりは、混戦の中に居て思わぬ負傷をするのを防ぐ為、そして敵を襲う計画を練り直す為であった。
到着した曹洪が見たものとは…。
夕闇の中、張[合β]と打ち合う紀霊。逃げる曹兄弟。…そして、遥か遠くに居る、張[合β]に喧嘩を売りに行こうとして簡擁に止められている張飛だった。
─しばらく、紀霊は戻ってこない。好機だ。そう判断した曹洪は、城内に入り階段を駆け上って城壁の上へ。

「賈[言羽]は逃げたか…。だがそれなら、奥の手や」
冷徹な笑みを浮かべると、曹洪は城壁の上から劇団&旗本の集団に声をかけた。
「おい!成宜!程銀!良い事教えたるわ!」
「誰じゃ?」「なんだお前は!?」
警戒していた荀正が曹洪に銃を向け……しかしその銃は取り落とされた。曹洪の放った弾丸が荀正の右肩を貫通したのである。
「余計な手間かけさせんなや。…時間がもったいないやろ」
氷のような表情で曹洪がそう言う。…そして、話を切り出した。
「程銀、あんたらの主、韓遂殿はどんな死に様だった!?」
「へ?…ああ、三本の刃で切り裂かれたような傷口で…」
突然の事に程銀が慌てて答える。それを聞いて、にっと笑いながら曹洪が続けた。
「あんさん、三尖刀って武器、知っとるか?そんな傷口が付く武器や。そういやさっきもそんな武器見たな」
突然、成宜が何かに気付いたのか、疑惑の目で劇団一行を見る。
「それに何でやろうなぁ?韓遂殿ほどの人が、あっさり殺られる。…集団に襲われたりしたんやろうか?」
程銀も気付いたのだろう。キッと視線を劇団に向ける。
「わしはその集団を見たんやが…そこに見覚えあるやつがいるな」
それだけ言うと、曹洪は再び闇に消えた。

「違います!我々はそんな……」
荀正がなんとか宥めようとする。…しかし、旗本二騎は無言で武器を抜いた。
「そうか、そういう事だったのか…」「仇の集団はここにいたか…奴は最後にとっておくか」
元々信じやすい(騙されやすい)二人組である。彼らも戦場の空気に呑まれた、といえばせそれまでだが、敵意にぎらついた目で、劇団を睨み付けた。
なにせ、仇討ちは彼らの至上命題である。
「誤解じゃ…」
袁術の声ももう届かない。

(北に敵、南に短剣もったちょい強めの奴、西は危険…そして、東はもっと危険やで)
そう考えると、曹洪は東門へと向かった。
彼の話が半分本当で半分嘘なのは言うまでも無い。

≪旗本二騎/2名≫
 成宜[軽傷]【ナイフ、太い針】&程銀【盾、太い針】
vs
≪暴走逃れて劇団作り/5名≫
 梁剛【劇の7つ道具のひとつ。小道具セット、眉尖鋼刀】&袁術【カイザーナックル】
 &荀正[右肩銃創]【劇の7つ道具のひとつ。劇の衣装セット、ヘッケラー&コッホMP5A3サブマシンガン】
 &左慈【ミネラルウォーター】&張昭【ピエロの鼻、水鉄砲、鉈】
※旗本二騎はぶち切れました。
vs
@曹洪【菊一文字、HK VP70、雌雄一対の剣、野太刀、タケノコ少し、懐中電灯】
※東門で待機。

@紀霊(暴走)【三尖刀、トランペット】
vs
≪喋る馬と気狂い武将/1名と1匹≫
張[合β][左腕重傷]【斬鉄剣】&赤兎[右脚擦り傷]【シャドーロール、ハンマー、鎖鎌、クレイモア(剣)】

≪なかよし曹兄弟/2名≫
曹彰【綺麗なかんざし、ジャンビーヤ(短剣)】
曹熊[数箇所打撲]【蝉の抜け殻×20個、拾った棒】
※離脱しました。

499無名武将@お腹せっぷく:03/06/08 20:54
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新スレ

第四回!三国志バトルロワイアル part3
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