仮想三國志リレー小説

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その日、黄巾の帰りに桃園に寄った張飛は座っている男に目をやった
張飛「ウホッ!いい男……」
すると男は見ている前で胸襟を開き自らのそそり立つ男を誇示した
劉備「やらないか」
劉備「カユ・・・ウマ・・・」

農民A「うわぁああああああああああ」
後漢はG−ウイルスが蔓延してえらいことになっていた
劉備「こいつをどう思う?」
劉備が自らの男を見せつつ訊ねた
張飛「すごく…大きいです…」
劉備「うれしいこと言ってくれるじゃないの」
そして二人の契りを赤面して見ていた関羽も交え
劉備、張飛、関羽の三人は義兄弟となるのだった
これが世に言う桃園の誓いである
>>19
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
義兄弟の契りを結んだ3人は義勇軍を結成して黄巾賊の討伐に向かう。
大興山の付近で賊軍との初戦に望んだ彼等は
これを多いに打ち破り、敵将てい遠志をみごと討ちとった。

張飛「人を切るのは初めてか?」
劉備「はじめてです・・」
張飛「だろうな、、、ところで俺のタマキンを見てくれ。こいつをどう思う?」
劉備「すごく・・大きいです・・・」
22魏延:03/03/22 12:04
14〜21は無視しろ。荒らし、調子のんな!!!書きたい奴だけ来い!!!!
23魏延:03/03/22 12:15
では続き書かせて貰います。孔明さん。
劉備は走った。走った。
劉備「母さん!!!!!!!」そこにはすでに動かない老婆と黄色の服をまとった男が数人いた。
賊兵「なんだ、おめえは。この家の者か?残念ながら手遅れのようだな。かっかかか」
劉備「そんな・・・・・貴様、何者だ!!!!」
賊隊長「俺は黄巾党の董卓だ!!!!死にたくなくば去れ!!!!」
劉備「くっ・・・・」
董卓「じゃあな、悲劇の青年よぉ。がっはははは」
劉備は砦門に舞い戻った。涙はすでに乾ききっていた。秋風はまだ激しく吹いている。
劉備は砦門の柱に背をもたれて顔を沈めていた。
それから何時間たったのだろう?
董卓と名乗った男が部下とともに、略奪したのであろう荷物を
背負って出てきた。
劉備には気づかず、そのまま立ち去ろうとしている。
劉備「くっ・・・・」
男は度胸!何でも試してみるものさ。
劉備「董卓まてい!」
董卓「???」
劉備「母さんの敵討ちだ、お前のケツの中でションベンしてやるぜ」
25ルーカス木村:03/03/22 13:47
その頃、曹操は曹仁と釣りをしていた。
曹操「釣れんのぅ…仁よ。」
曹仁「…私のことをヒトシと呼ぶのはやめていただきたいですなぁ。」
曹操「おぉ!すまなんだ仁。ところで最近、黄色い布を頭に巻いた賊各地に出るそうじゃ。」
曹仁「(呼ぶなっつーの!)これはまた物騒な。帝の力も衰えつつあるようですな…。」
曹操「うむ。しかし、ワシにとっては好機。この混乱の世の中こそ、ワシの野望を加速させてくれるかもしれん……はっ!」
曹操は勢いよく釣り竿を上げた
曹仁「…逃げられたようですな。」
曹操「うむ…。」
26ルーカス木村:03/03/22 14:08
ふと劉備は目を覚ました。すでに夜になっていた。どうやら童卓の手下に殴られ、気を失っていたようだ。
傍らには母の亡きがらがあった。
劉備「ママー!」
劉備は冷たくなった母の前で泣いた。自分の無力さが悔しくてたまらなかった。
劉備「ちくしょー!ちくしょー!殺してやる!みんなぶっ殺してやる!!」
何度も劉備は叫んだ。
しばらくして、劉備は家の裏に穴を掘り母を埋めた。
そして、復讐の旅へと出るのであった…。
劉備は賊の一人に襲い掛かりすばやくその剣をとりあげた。
董卓「くくく、いい度胸だ。だが、わしは老婆でも構わず殺っちゃうような人間なんだぜ。」
劉備「こんな事初めてだけど、、いいんです。ぼく、あなたみたいな人許せませんから!」
董卓「嬉しいこと言ってくれるじゃないの。それじゃあ・・・・
   とことん楽しませてやろう!」
董卓はすばやく腰の大剣をひきぬくと劉備に襲い掛かった。
言葉どおりに彼はすばらしいテクニシャンだった。
劉備は恐怖の波に身を振るわせもだえながら必死にその攻撃に耐えていた。

                             続く

ある日空から隕石が落下してきて中国全土が壊滅しました。



〜〜〜糸冬〜〜〜
29無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 14:30
劉備はラーメン屋を始めるため修業の旅に出た。ラーメン屋に弟子入りしに行った劉備は鬼と出会う。
劉備「私を弟子にしてください!」
しかしこのあと、鬼から強烈なひとことが!!
佐野実「帰っていいよ!!コイツを追い出せ誰か。」佐野の弟子たちが劉備を持ち上げ、そのまま外へ連れ出そうとする。
劉備「あわわわわ!ちょっとやめて!神輿やないねんから!!佐野さーん!!」
一体、どうなってしまうのか!?
30無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 14:44
劉備は三度佐野の店を訪れ、やっと弟子入りを許可された。
劉備は店の裏のプレハブに連れていかれた。
佐野「よし!鳥ガラを綺麗に取れ!これを一日三箱!わかったな?」
劉備「あの…先生、やり方がわからないので説明してもらえますか?」
佐野「何ぃ!?」
その時、鳥ガラを剥いていた男が二人の間に割って入った。
高沢「あのさー!誰だか知らないけど素人さんは帰れよ!足手まといなんだよ!」
追い込まれた劉備!一体、どうなってしまうのか!?
董卓の繰り出す剣技の前になすすべなく防戦一方の劉備。
董卓「グフフ、もう終りかい?意外にはやいんだな」
しかし董卓が余裕を見せたそのとき、劉備の狙い済ました剣先が董卓を貫いた。
ドビュッ!!!
劉備「はいった!」
董卓「ぐうう、腹の中にどんどん入ってくるのがわかる・・」
劉備「うああーっ!!」
董卓「そうとう気合入ってたみたいだな・・・腹の中がパンパンだぜ・・・」
董卓はそう呟きながら、
劉備の剣が董卓を完全に貫くと同時にあっけなく果ててしまった。
劉備「はぁはぁはぁ・・・」
全然リレーしてないじゃん
>>9>>10>>13>>23>>24>>25>>27>>31の順番でお嘉ください
34魏延:03/03/22 18:41
劉備「はあ、はあ。村が、村が。」(ドドドドドドド)
劉備「また、来たのか!!!!おのれ!!!」
大男1「苦戦しているようだな。手助けしよう。」
大男2「漢王朝復興の手始めだ!!!」大男2人は村に来た、100人ほどの黄巾兵をいとも簡単に退けた。
劉備「あ、ありがとうございました!!!!」
大男2「漢王朝復興のためだぜ!!!!」
大男1「この村は奴らに?」
劉備「この男を中心に・・・いない!!!!董卓がいない!!!生きてたのか!!!」
大男1「董卓・・・知らぬなあ。黄巾であることは間違いないようだが」
劉備「黄巾党・・・許せぬ。我が村を壊滅させ、母を殺した。許さんぞ!!!!!!」
大男1「失礼だがあなたの名前は?」
劉備「劉備という。中山靖王劉勝の・・・・・・・」
大男1「か、漢王朝のお方か??これ、張飛頭を下げろ」
劉備「両人、私は今ではただの故郷の無い行商人です。官位にもついておりませぬし」
大男1「私は関羽、字を雲長といいます。こちらは張飛、字翼徳。鴻家の浪人で八百八屍将軍と言われた男です」
張飛「漢王朝復興のため立ち上がったんだぜ!!!」
正直魏延はおもしろくない
張飛「おい!アレは何だ!?」
そう叫ぶが早いか、隕石が劉備達目掛けて落ちて来た。
関羽「うわー!助けてくれー!」
どかーん!隕石は劉備達を直撃した。薄れる意識の中で劉備は言った。
劉備「漢…王朝ばんざ……い…!」英雄が死んだその頃、童卓の家では終わりなき宴が開かれていた。
童卓「ぐわっはっは!酒池肉林じゃー!!」

------糸冬------
1が「みなさーん」と呼びかけておいて、6,7,8の流れを全く無視して
9で仕切りなおしたから見捨てた。
38無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 22:37
魏延・孔明は面白いと思うがな。それは私だけか??
もう完結したんだろ
40無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 22:50
>>38
もっとうまくやれw
41魏延:03/03/22 22:54
何も書かないで批判するなら来ないでくれ。書きたい人だけ書けばいいんだよ。お願いします。
42無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:36
劉備は目を覚ました。
何か人の声が聞こえる。
「よし、これでいい。」
「新たなる……の完成だ!」
薄れゆく意識のなかで確かに聞こえた。

(なんなのだこの部屋は?ひどく薄暗く、冷たい・・・
喋っている奴らは白い服を着ている・・・)

劉備は再び目を覚ました。
あの部屋での記憶はそこで終わっている。
(今度は何だ?ここは暖かくて明るいぞ。)
「あっ!目を覚ましたんだね!!!」
劉備「んん、何処だ、ここは。」
「それは答えられないよ。」
劉備「お前は誰だ?」
「それも答えられない。」
劉備「私はどうなってしまったのだ?
   あの日、雲長と翼徳と出会った日、隕石が…。」
「何の事を言っているの?君はDr.ゲロ様の改造手術を受けたサイボーグだよ。
そういえばひどい傷だったね。」
魏延つまらんよ
仕切って自分で進めたいだけじゃん
魏延・孔明は自演だと思うがな。それは私だけか??
45無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:39
22 名前:魏延 投稿日:03/03/22 12:04
14〜21は無視しろ。荒らし、調子のんな!!!書きたい奴だけ来い!!!!

何様?
>>魏延
以前いたなっちの何たらと同じくらいつまらん
47無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:41
>>44
>>5レス目にして自演バレバレだよなw
48無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:42
なんで、魏延と孔明自演ってわかるの〜〜〜??
つーか14〜21のほうがおもろいしな
48 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:03/03/22 23:42
なんで、魏延と孔明自演ってわかるの〜〜〜??

( ´,_ゝ`)プッ
51無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:44
42〜49も自演だな。
52無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:47
魏延=孔明のカキコ
>>1
>>5
>>9
>>10
>>13
>>22
>>23
>>33
>>34
>>38
>>41
>>48
>>51
>>51
なんで、42〜49自演ってわかるの〜〜〜??
おまえはこの速さで書きこめるのか?
魏延必死だな
もう釣れたとか言って逃げるしか?
55無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:50
>>51

42は俺っす。名前つけるべきだったな。
劉備は靴みがきとして一生を終えました。

三国志・完
57無名武将@お腹せっぷく:03/03/22 23:53
>>55
魏延にマジレスするなよw
ちなみに俺47な
俺は46
59武田信玄:03/03/22 23:55
48は私です。名前つけます
>>52
>>33見ると>>24-25>>27>>31も怪しいな
>>26を飛ばしてるあたりとか
44でつ
>>59
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
>>59
名前付けるのが好きだなおまえ
魏延とか孔明とか
魏延さんはやく続きを書いてくださいなんてかいてみる
( ´,_ゝ`)プッ

>>1
お前はなっちの戯曲以下だな
66無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:01
糞春房うざ
孔明=魏延のリアルを検証してみる
スレが立ったのが03/03/22 00:46
連休前の深夜、そしてその後のカキコ時間から想定して
彼はリア厨〜リア工と思われる
貴様等暇だからて糞スレ伸ばすなよw全部自演にみえるぞww
(ここ笑うとこだよ)
70魏延:03/03/23 00:05
みんな、謝るよ。おれが悪かった。孔明とおれは同一人物じゃないけど友達だ。(学校)
武田信玄はたぶん孔明だ。おれではない。だけどおれ達は純粋に小説を書きたいと思っただけなんです。
これからはみんなの意見も聞くよ。すまなかった
リアル厨房くさいなあ
72無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:05
ねぇねぇ、続き書いてよ〜
孔明出て来い!
74無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:10
>>70
どんな流れになっても続ける意志がないならリレーにすべきじゃないな
単独でやるべきだ
75無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:11
リレー小説の続きが読みたいなぁ〜
リレー小説は死ぬほど難しいからやめとけ
77魏延:03/03/23 00:12
孔明なら二度と来ないってメール来たよ
このままだと良くも悪くも一行ずつ繋げていく3国志には勝てないな、このスレ。
79魏延:03/03/23 00:14
リレーの難しさを知りました。みなさんありがとう。これから新しいの書いていいですか??
80無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:14
なんだこいつ
81無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:15
俺のサイボーグの話に続けてくれ。頼むから。
魏延さん、もう白状しちゃいなよ。
孔明も自分でしたって。
83魏延:03/03/23 00:17
いや、本当に違うって。で、書いていいですか?
84無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:18
とりあえず書いてみたら?
85魏延:03/03/23 00:20
もし下手だったら、どんなところがへたか教えて下さい。とりあえず今までので
どういうところがへたか教えて下さい
86無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:22
http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1045731099/3
なっちと僕と三国志(T)
              作・なっちの戯曲

西暦222年、中国では漢帝国の衰退により大陸全体が乱れた
さまざまな群雄が割拠していた時代。
中国大陸の70lは北の曹否が支配する魏。
残りの30lは東の孫権の呉。
そして西の劉備の蜀によって隔てられていた。
蜀皇帝劉備は義に厚く、その配下は彼の人徳に酔いしれた
多数の優秀な知将、豪傑が集っていた。
その優秀な配下の中に私がいた。
話せばながくなるし、どうでもいいことだから簡単に話すけど
僕は2003年の日本の渋谷からタイムスリップしてここに
来た。学校の体育館の裏で。
でも僕だけじゃない予感がするの。
他にももうひとりタイムスリップしたという予感というか
直感が僕にはあった。
そんなこんなな僕は蜀の就職にうかり、足軽組頭として
雇ってもらうことに成功した。これはまるで夢のようだ。
後にこれは夢ヲチであることが発覚するのだがこの話は
後ほど(ここ笑うとこだよ)。
そんな僕はある日蜀の緊急会議に出席した。
そして劉備は発言した。

「これより呉の孫権を撃つ!!!」

僕はビビッタ。いよいよ戦争が始まる。
槍に刺されて痛いは思いをするのがすごく怖い。
(続く)
87無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:23
>>85
とりあえずあんたの性格とかじゃなくネタのみでマジレスすると
セリフだけで構成しすぎかな
もう少し情景描写とか入れてみたら?
88無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:23
>>85
全てが。
マジレスです。
ていうか小説系のスレ多いからやめとけてことだよ
それに、ここで書いてもあんま意味ないよ
それとも、自分の小説をどうしても発表したいの
90無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:24
ていうか・・・春房うざい
>>1
作品スレで書きなよ。
92無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:25
まじでなっちの戯曲以下
キモイから早く2chから出てって
93魏延:03/03/23 00:26
情景描写?例えばどんなのですか?
94無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:27
うっわ、絶対今キーボードカタカタ打ってる最中だよ。
才能ないからやめたらいいのに。
95魏延:03/03/23 00:28
みなさん!!ほんとうに僕は上手くなりたいんです!!
ですからひどい言葉はやめてください!みなさんの役にたちたいんです!!
96馬岱:03/03/23 00:28
正直「やらないか」から始まった一連のパロディのほうが笑えた。
魏延がやりたいのは今まで読んだ数種の三国志をごちゃ混ぜにして
自分も小説がかけるんだと思い込みたいだけ。
架空小説といってるのも細かい時代考証とか設定とか突っ込まれると反論できないから。
架空小説といっても好き勝手書けばいいんじゃない。
最低限必要な舞台設定や人物設定が必要になるのでは?

現時点でオリジナルの三国志になっていない魏延には
笑えるパロディをあらしということはできないはず。
そもそも自分がしようとしているのが笑えないパロディなのだから。

と,マジレスしてみる。
なっちの戯曲の書く文章は、笑える人にとっては笑えたからなぁ
98魏延:03/03/23 00:30
95はおれじゃない!!!!!!!本当です
トリップ付けたら?
100無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:31
自作自演の疑いを持たれたくないなら魏延はフシアナサンすれ
101魏延:03/03/23 00:31
95は偽物です!!!!!やめてください!!!!!!
102魏延:03/03/23 00:33
101も違う!!!!!!!しつこいぞ!!!!!去れ!!!!
103魏延:03/03/23 00:33
99さん
トリップってどうやってつけるのですか??
104魏延:03/03/23 00:33
103、いいかげんにしろ。
>>103
2ちゃんねる初心者のためのページ
http://www.skipup.com/~niwatori/
106魏延:03/03/23 00:34
絶対俺じゃない。
107魏延 ◆/u2K5lS7ms :03/03/23 00:36
これで偽物もきませんかね
108無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:36
>107
ばれなければナ
109魏延 ◆/u2K5lS7ms :03/03/23 00:37
もういっかい聞きます、情景描写ってなんですか????
110魏延ブンチョウ:03/03/23 00:37
107は偽物。ばればれだよ。
111魏延ブンチョウ:03/03/23 00:38
名前変えました。109ももちろん偽物
112魏延 ◆/u2K5lS7ms :03/03/23 00:39
108さん、なにがですか?
113無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:39
トリップ付けれ
114魏延 ◆/u2K5lS7ms :03/03/23 00:39
110、111いい加減にしろよ!!!!まじでいい加減にしろ!!!!!!!
115無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:39
>112
いや、
分かれ
116魏延ブンチョウ:03/03/23 00:40
112もひまだなあ。なあ、偽物。ばればれだぜ
118無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:41
>114
ウザイ
119魏延ブンチョウ:03/03/23 00:41
俺は小説がかきたいだけなんです!偽物はまじで消えろ!!!!
120無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:41
トリップなんて、
割り出せば簡単にばれる罠
>>116
本物さん早く続き書いてください。
122魏延ブンチョウ:03/03/23 00:41
115、残念。みんな、偽物だって気づいてるよ。
119もうだめだよ。トリップつけたから。
124魏延:03/03/23 00:42
じゃあ、名前戻そう
続きを書いたのが本物。あとはゴミ。
126魏延:03/03/23 00:44
121へ、そろそろ書きます。感想頼みます。
127無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:44
オマイラ、Paca(愛)を持て。
128無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:46
低脳な
129無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:46
半角逝け
じゃあさいしょからいきます。今度は五丈原からです!!
最終話五丈原の丞相諸葛亮
>>130
エロシーン満載でお願いします。
132無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:47
魏>>呉>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>蜀
133魏延:03/03/23 00:48
情景描写、意味分かりました。だけど難しいですね。全て元に戻しました(名前)
134魏延:03/03/23 00:49
130は絶対違う。
蜀の丞相諸葛孔明は北伐を開始した。しかし一度目は馬ショクのせいで失敗した。その後も何回かくり返したが駄目であった。
そしてついに七度目の北伐が開始されたのであった。戦場は五丈原、敵は司馬仲達。
世に言う五丈原の戦いである
136無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:49
仲達+女服=(・∀・)イイ
137無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:50
>134
師ね
138魏延:03/03/23 00:51
「第壱話・黄巾」曹操「元譲、どうするよ。」
139魏延:03/03/23 00:52
137と偽物は同一ですな名前変えてもわかるよ
140無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:52
良スレ?
141無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:52
>137+135
師ね
142無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:53
>>140
1から読み直した上で、もう一度同じ言葉を聴きたいものです。
143無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:53
>139
耳があるなら聞け、
目があるなら見よ、
忠臣の言葉と姿を!!
144無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:55
135の偽物は馬謖の謖も打てないそうですププッ
山地に陣をしいた諸葛孔明は言った
諸葛亮「さあいきますよ姜維。存分に力を発揮しなさい!!!」
姜維「はい丞相。わたしにお任せください!」
そして姜維は出撃した。
諸葛亮「姜維ならばやってくれるでしょう・・・・・・」
そこに一人の男が近づいてきた。
諸葛亮「誰です?」
???「俺ダ・・・」
そこにたっていたのは魏延だった。
魏延「俺モ・・・出陣・・・サセロ・・・」
諸葛亮「いいでしょうしかしお前は横の森を通過して一気に司馬いを倒すのです。」
これで役者は揃った。と諸葛亮は思った。
秋風が頬を赤く染める寒い日だった。
146140:03/03/23 00:56
>142
スマソ、
スレの伸びが良かったからつい内容も読まずに書き込んでしまった・・・、
全部読まなくてもこれは駄目だと分かるな・・・。
147魏延:03/03/23 00:56
143はどういう意味ですか?
148魏延:03/03/23 00:58
今日は疲れました。明日から再スタートします。よろしくおねがいします
149無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:58
>>146
いえいえ。それでも自治スレや、コテネタで盛り上がるよりは健康的ですから。
150無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:58
>143は魏延×2 に何かを伝えようとしたようだ
151無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 00:59
>149
ごもっともな意見で。
145は魏延が本当にこのように喋っていたと思っているようですププッ
153無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:00
>148
もうお寝んねか、
じゃあな、晩安!!
154魏延ブンチョウ:03/03/23 01:01
俺は本物だ!!!!!信じろ!!!!
155無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:02
>154
エロ動画をうpしたら信じる。
156魏延ブンチョウ:03/03/23 01:03
いや、無い
157馬岱:03/03/23 01:03
つうか、せりふの頭にせりふしゃべってる人間の名前をいちいち入れんと
誰が話してるかわからないなんていうのは,小説としては致命的では?
正直情景も思い浮かばんし,移入もできん。
会話以外の文で情景を引っ張りつつ会話を生かすのが文章の要諦では? たとえば,>>13なんかは。

不安な気持ちを胸に,劉備は廃墟と化した村を走った。 彼が思うのは,一人帰りを待つ母のことばかりだ。
不安とあせりが彼の足をもつれさせ、劉備は何度も転びそうになった。
急げば急ぐほど帰りなれた家路はなを遠く、それがいっそう彼の焦りをかきたてた。
「母さん!」
彼は叫んだ。徐々に我が家が近づいてくる。しかし,すでにそれは見慣れた我が家ではなかった。
屋根は無残に焼け落ち,壁も窓もめちゃくちゃに割られている。
庭にあった自慢の桃の大木さえ無残に燃え,彼の育った家の面影すらない。
崩れかけた門が,かすかに面影を残していなければきっと気づかなかっただろう。
「・・・母さん」
彼はあまりのひどいありさまにへなへなと座り込んだ。
母は無事ではおるまい。涙がほとほとと流れ彼はうなるように「母さん」ともう一度つぶやいた。
すると不意に、瓦礫の崩れる音がしたと思うと、女の苦しげなうなり声が劉備の耳に届いた。
「母さん!」
彼は立ち上がった。間違いない,母さんだ!母が生きていたんだと、
劉備は涙をふるい、その音の元へ走った。
「かあさ・・・!?」
声のもとは裏庭だった。ちいさな祠に氏神を祭った小さな裏庭である。
その祠も無様に壊され御神体も無残に焼け野に転がっている。
その後身体を踏みつけ、一人の男が、倒れた老婆に剣を突き立てている。
大きな体躯に太い腕は獣のように毛に覆われている。
太っているが決して脂肪で太っているのではあるまい。
破れた鎧の隙間から見える、筋肉の盛り上がりがそれを雄弁に語る。
鋭い瞳は獣のように,廃墟に燃える炎を映してらんらんと輝いている。
劉備は声を飲んだ。

こんな感じ?とちゅうだけど。
158無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:04
>156
じゃあ無理
159馬岱:03/03/23 01:04
すまん,正直長すぎた。
逝ってくる。
160魏延ブンチョウ:03/03/23 01:06
みんなは寝るといった魏延と俺をどっちが本物だと思ってるんだ??
161無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:05
>>159
悪くはないよ
162無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:06
>157
貴方はここに居てはいけません、
貴方のような人材がこのような場所にいてはいけないのです・・・。
163無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:07
>160
同類
164無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:08
宝玉と石が入り混じるスレだな
165馬岱:03/03/23 01:10
>>160
あざながついてるあんたが本物だ!
丞相の最後の言葉,今こそおまえに教えるとき!
わが剣につらぬかれ,地獄で聞くがいい!
丞相はこういった!
魏 延 逝 っ て よ し !
166無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:10
いつまでこの勢いを維持できるかな?
167無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:11
お前らいい加減寝ろ
168無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:11
1は良い起爆剤だった。正直羨ましい。
169魏延ブンチョウ:03/03/23 01:12
やったあああ!!!!!俺が本物に成った!!!!ざまあみろ13を始めとする偽魏延め!!!!
170無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:13
>169
貴方はもう死んでいます
171無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:14
おやすみ
172無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:15
一、歴史上の人物の名前の使用は、なりきりスレ・リプレイスレ以外ではご遠慮願い候。
一、荒らしは徹底無視の事。無視しない者も荒らしと見なしたるべし。
173魏延ブンチョウ:03/03/23 01:15
俺は本物と認められたじゃないですか。いまさら何を。
174無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:15
>173
一、三国志・戦国時代を娯楽とする輩、誠実に追究する輩、各々立場を尊重し相争うべからず
175でりゃああ:03/03/23 01:16
名前変えました。宜しくう
>174
一、スレの本題からずれるようなレスはsageでお願い致し候事。
>175
トリップ付けれ
もうつまんねーまじw
なりきったつもりだったんだがな・・・

魏延ブンチョウ#春房マジ氏ね
魏延#春房氏ね

どっちも僕でした(テヘッ
179無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:18
>>178
良く頑張っていたと思うよ。
初心者のページ紹介したんだけど、実はあのサイト、トリップの付け方載ってないしw
本物は謝ってた魏延だろ?
181無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:19
>178
やっと認めたか・・・、
終了だな。
182兵士:03/03/23 01:19
リレーってことぁ>>145の続き書いていいのかな?

そんな蜀軍の動きに敏感に反応している男が一人、
深く刻まれたシワを歪め、鬼の様な表情をしている男こそ司馬仲達、その人である。
「伝令っ!姜維軍出陣!」
この一報が魏軍本部テントに入った時、仲達はテントに集められた諸将に告げる。
「今宵こそ、諸葛亮の・・・蜀軍の息の根を止めてくれるわ!」
おおーっ! 諸将のやる気に満ちた叫びがテント内に響く。
「先ず第一部隊は姜維軍を・・・第二部隊は・・・」
蝋燭で照らされた周辺の地図を指差しながら、事細かに作戦を伝えていく仲達。
と、ここで新たな伝令が伝わる。
「魏延出陣!」
この伝令に仲達は何故か微笑む。
「?!」「?!」「?!」 諸将が仲達の笑みに「?」を浮かべているのを尻目に
「ふっ・・・ははははは!諸君、この戦、我等の勝ちだ!」
不敵に笑う仲達の自信に満ち溢れた笑い声は、テント内に・・・魏軍陣内に響き渡るのであった。
>>179
心から氏ね、とw
ブラクラ?
他にも魏延かけもちしてたから、もう本物はわからんとおもふ
185無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:22
今来たんだけど、寝るって言った魏延が本物?
186無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:22
>>183
http://etc.2ch.net/qa/
ここからリンクしてあるサイト。
187無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:23
つか、馬岱氏凄いねw
188無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:24
寝るって言った奴が本物だろうな。
189無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:25
なわけねえだろ
190188:03/03/23 01:26
えっ!?違うの!!!
191188:03/03/23 01:27
魏延ブンチョウが偽だろ!!!
192無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:27
190、まだいます
193無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:28
このスレに過ぎたるものが二つ、
スレの伸びに、
馬岱の存在
194馬岱:03/03/23 01:28
>>157 のつづき。

劉備は息を呑んだ。
頭には黄色い頭巾をかぶっている。鎧にはかすれて消えかけているが,
「蒼天已死 黄夫当立」と墨で大書されている。
黄巾賊だ。彼はまた,地面にへたりと座り込んだ。
筵を売り,さまざまの土地で行商をしていた彼は、黄巾賊に滅ぼされた村をいくつも見てきた。
それどころか,賊徒に目をつけられ命からがら逃げたことさえあった。
彼は黄巾賊の恐ろしさを,身にしみて知っていたのだ。
彼は,立つこともできずぼんやりと男を見ていた。
男は,劉備には気がつかぬ様子で相変わらず老婆を見下ろしたままにやにやと笑っている。
「う、うう」
老婆は苦しげにうなる。その声に劉備ははっと我に返った。
「母さん!」
195188:03/03/23 01:28
で、どっちが偽??気になる
196無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:29
この勢いこそが馬岱を呼び寄せたのだろう
197無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:29
>193
否、
このスレに過ぎたるものが三つ、
スレの伸びに、
馬岱の存在 、
自作自演
198無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:30
>195
おまえだ!!!
199188:03/03/23 01:30
馬岱はまあ、確かにすごいな。俺も書いてみようかないい?
200馬岱:03/03/23 01:30
2レス使っても >>13 の途中までしか消化しきれん。(^^;;
魏延も結構いい思い付きだったんだから,はしょらずにじっくり書けばいい。

201無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:30
>197
同意
202188:03/03/23 01:31
すぎたるものか。たしかにな。
203無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:32
>200
天才は変わり者が多い
馬岱の『(^^;;』然り
204馬岱:03/03/23 01:32
>>199
別に誰の許しもいらないと思うですよ。
205無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:33
>>193
俺が詠みなおしてやるよヘタッピ

このスレに過ぎたるものが二つ在り 馬家の馬岱に春のにおひ
206無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:34
>197
否否、
このスレに過ぎたるものが四つ、
スレの伸びに、
馬岱の存在 、
自作自演に、
188(粘着)
207無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:34




188  は  要  ら  な  い ・・・

    なぜなら・・・
           188  こ  そ  が  魏  延  だ  か  ら  だ  ・・・
208無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:35
>205
おお、
美味いではないか
209無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:35
206へ同意
210無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:36
房となり
房と同化す
魏延かな
孔明(もう二度とこないw)のことも
夢のまた夢
211兵士:03/03/23 01:39
また書くかな。それにしても馬岱はうまい。
212無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:39
兵士とかいうのいらないにょ
213無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:39
広く賢人を集めれば、
このようなスレでも名スレになる、
馬岱、193、197、205、206、210、
214兵士:03/03/23 01:40
何故?失礼な
215無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:40
>213
どこら辺が賢人?
216兵士:03/03/23 01:41
まあ、魏延は賢人ではないな
217兵士:03/03/23 01:42
むしろ馬鹿者
218無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:42
>214
212曰く「兵卒が大義を語るべからず」
219無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:44
>215
馬岱=作家
193、197、206=評論家
205、210=詩人
では?
220無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:45
良ネタが集まってきても一番面白いのは>>14だったりする
221無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:45
>216
人の事が言えるか?
孔子読みなさい。
222無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:46
220=神
223無名武将@お腹せっぷく :03/03/23 01:46
>>214
最初の兵士氏ではないことは明々白々だろうが。

馬岱氏に続く人はいないかな?やはり難しいかぁ
224無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:46
>220
いい目をしておる
225馬岱:03/03/23 01:46
>>194 の続き
思わず立ち上がった劉備の足元で焼け焦げた桃の木の枝がぽきりとかすかに音を立てた。
老婆を見下ろしていた男はそのかすかな音さえ聞こえたのであろうか、
ぴくりと眉を動かしゆっくりと首をその音のほうに向けた。
「何だ,小僧か」
男は劉備を見るとふん,と鼻で笑い、つまらないものを見るような眼でいった。
「ここは貴様みたいな青二才のくる場所じゃないぞ。
貴様のような腰抜けは、一国も生きてはいけまい。
殺されるか,生きたまま四肢を切り刻まれなぶり者にされるか,
そうじゃなきゃ,禁欲中の信徒につかまって、なぐさみものになるか。
まあろくな最期は待っていまい。」
にやにやと笑いながら,男は足元の御神体を蹴り飛ばした。
「こんなくだらん神なんぞ,腹の足しにもならん。
それよりどうだ?貴様も入らんか?太平道に。本来ならこの場で切り殺すんだが」
男はゆっくりと劉備に近づいてくる。
劉備は後ずさり逃げようとするが、瓦礫につまずいて尻から倒れこんでしまった。
倒れこんだ劉備に男は血にぬれた剣を突きつけた。
226220:03/03/23 01:46
間違えた
>>16
227無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:48
>224
人を見る目がなかったな、
>226
好好
228無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:49
馬岱ほどの逸材がこのような所で埋もれているとは・・・、
やんぬるかな・・・。                  
229無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:51
もう房は寝静まったかな?
230無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 01:52
もうここ作品スレでいいよな?
戦国の小説書きたくなってきちゃったぜ。
231 :03/03/23 01:54
タイムスリップした曹操が本能寺で死んだ信長になり替わる話を頼む
233馬岱:03/03/23 01:59
>>225 の続き。

「次に逃げようとすれば,」
男は劉備に向けた剣を振りかぶった。
りゅうびは、「ひっ!」と小さく叫ぶと顔を両手で覆った。
「ふん,ころしゃしねえよ。」
男は劉備を見下し、ぺっとつばを吐いた。
「若い男なら,荷物もちくらいにゃなると思ったんだがな。
こんな腰抜けじゃ,お荷物になるだけだ。どこえなりといっちまえ。
俺あ、今機嫌がいいんだ。いいもんが手に入ってな。」
男はごそごそと鎧の中を探ると一対の小ぶりの双剣を取り出した。
一本の鞘には竜の、もう一本の鞘には鳳凰の彫り細工がされている。
柳眉はそれを見て,はっと息を呑んだ。
「あの婆,こんなもんもってやがった。取り上げたら必死になって取り返そうと
俺に包丁向けやがって、頭にきてやっちまったが。
あれだけ必死になるんだ。こいつはすげえお宝さ。
こいつを大賢良師様に渡せば・・・」
男は両手を掲げ、天に向けて大声で叫んだ。
「俺の栄達は決まったも同然だ!」
234馬岱:03/03/23 02:14
>233 の続き

男の下品な大笑いさえ耳に入らず,劉備は男の手につかまれた双剣を
焦点の合わない目で見つめていた。
あの双剣は,父のいつもはいていた物だった。
父は地方の下級官吏だったが,いつも不釣合いに立派な双剣をはいていた。
子供のころ劉備が「父上は双剣だけが立派で、ちっともかっこよくない」
というと,やさしく微笑みその双剣の由来を語って聞かせてくれた。
中山靖王の末裔であることを証する誇り高き双剣だというのは
今から考えれば眉唾物だが当時の劉備にとってそれは自らの誇りともなった。
幼いころ父が死に,形見として残ったが劉備はそれを身に付けることができなかった。
母が隠したのだ。おまえにはまだ,これをはく資格はないというのだ。
「貧しい筵売りにはこんなものいらないよ。
身分違いってもんさ。でもね劉備。」
この話をするときいつも母は劉備の顔を温かい笑顔で見つめた。
赤ん坊をめでる母親の顔,とでも言おうか。子供の将来を思い,
温かく見守る太陽のような笑顔だった。
「あんたがお役人になって,立派に身を立てたら。そん時には喜んで
この剣をあんたに上げるよ。その日まであたしが預かっとくからね。」
暖かい微笑。誇り。そして将来の夢。
それらすべてをまとった双剣が,今,最もげひた男の手の中にある。
劉備は絶望にめまいがした。
235馬岱:03/03/23 02:15
正直もういいな。そろそろななしにもどります。
ここは作品すれってことで,まったり逝きましょう。
では。
236無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 02:22
”明日は晴れるかな”
次は誰に書簡を送るか。
そう考えていたときのことだった。
「光秀様!羽柴筑前の軍勢が毛利と和議を結び、驚くべき速さでこちらへ向かっております!」
―――まさか
何故気づいた。何故藤吉郎が。
それよりも、何故毛利は和議を結んだ。
「まさか、届いていないのか、書簡が。」
それどころかその書簡が藤吉郎に渡りこうなったのかもしれない。
いや、後ろは顧みない。前だけを見る。
今は藤吉郎との決戦のみに頭を集中させる。
「弥平次、布陣を確認してくれ」
どうだ藤吉郎、俺はこの短時間でこの最高の布陣図を完成することができる。
天下は、もらった。

うっすらと木漏れ日が差し入る森の中。
生き延びることだけを考えて走っている自分がいた。
「負けた」
完膚なきまでに敗れ去った。
次はどこで再起を図るか、それのみを考える。
地の利、京への距離、覇道に最も近い処。
安土に決めた。
さあ行くぞ五助、明智はまだ死んではおらぬ。
迂回しようとしたその刹那、わき腹にひどい痛みがはしった。

神は最後まで俺に運を与えようとしない。
雨を降らせた。
書簡も届かなかった。
そしてなにより、信長を誅するのに俺を使った。
あのまま織田家で扶持を喰らっておけばよかったか。
「明日は晴れるかな」
薄れゆく景色のなか、ふと、そんなことを考えた。
237馬岱:03/03/23 02:24
後,自分はたいしたことないです。
工房のとき小説家志望だったけど,なれなかった。
というかなりたいけど,自信がなかった。
多分, >>1 は工房のときの漏れです。
もっといろいろな本を読んで,もっと書き方を身に付けて。
天才の作品にぶつかって,自信を無くしてもがいて,這い出して。
それでやっと小説家のスタートラインに立てるんじゃないでしょうか。
俺もまだもがいてる最中。
もしそうなら,同志として応援したい。
ということで,今度こそ名無しに戻る。
続き書くときだけ馬岱は使うかも。
ということで,再見
238 :03/03/23 02:28
馬岱は少々自己顕示欲が強いな
239無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 02:29
調子に乗った。
正直、すまんかった。
あまり作家がでしゃばると萎える。黙って書いて黙って消えれ。
241無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 02:43
>>234の続き

ひとしきり大笑すると,男はまた劉備を向き直った。
「おい、どうしたんだ?」
一点を見つめぴくりともしない劉備を怪訝そうに見つめる。
劉備の目線をたどると双剣にたどり着く。男はははあんとつぶやいた。
「てめえもこの剣に目をつけやがったか。けど,残念だったな。
この剣はもう,俺のもんだ。てめえなんぞにゃわたしゃしねえよ。」
男は劉備をからかうように双剣の綬(ひも)を持ち
劉備の顔の前で見せつけるようにゆらゆらと揺らした。
「・・・んだ」
劉備はうつむいてつぶやいた。肩がプルプルと震え,目には大粒の涙が
今にも流れんほどにたまっていたが,唇をぐっとかんで流れるのをがまんしている。
「んん?何か言ったか?」
男は耳に手を当てて聞き返す。
「僕ちゃんは,なんていってるんでちゅかねえ。はっきり言わないと,聞こえまちぇんよ?」
からかうように劉備ににじり寄る。
「・・・剣だ」
「だから。何だってんだ,ああ?言いたいことが合ったらはっきり言えや!」
男がいらだって劉備の顔を覗き込もうとした。その瞬間。劉備の肩の震えが止まった。
「それは,俺の剣だ!」
振り上げたこぶしが,男の頬で鈍い音を立てていた。

242無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 03:16
>>241 の続き。

劉備は,怒りからふち我に返った。こぶしは今も男の頬にある。
男も,あまりのことに何が起きたのかわからなかったのだろう。
唖然とした表情で殴られたままの形でとまっていた。
しかし,次の瞬間には目を大きく見開いて劉備をにらみつけた。
「何しやがる!」
男の拳がうなりをあげて劉備の顔面に飛ぶ。
あまりの勢いに劉備の体は家の瓦礫の上に浮き飛ばされた。
殴られた頬を半身を起こした劉備がさすっていると、
男は劉備のあごを蹴り上げた。かけた歯が瓦礫に転がる。
起き上がらない劉備を見下ろしたまま,男は肩で息をしながら言った。
「何だって言うんだ!ああ?この剣が,おまえのだと?それがどうしたってんだ!」
男は劉備のはらを勢いよく踏みつけた。
骨がきしむ音が聞こえ、口からは鮮血が噴出した。
「てめえのだからなんだってんだ?返してくれってのか?はん!甘ったれてんじゃねえ!
てめえみてえな虫けらに,てめえのもんだって言えるもんなんざ塵ひとつありゃしねえんだ!」
腹を何度も踏みつけると,劉備は声にもならない声でうめいた。
「こんな世の中でそんなこともわからねえのか!ああ!?」
ひときわ大きく振りかぶり勢いよく足を振り下ろすと,骨の砕ける音が廃墟に響いた。
243無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 03:32
>>242 の続き
ぴくりとも動かない劉備を、男は荒い息遣いで見下ろした。
ぺっと地にまみれた顔につばを吐きかけると男は,振り向いてどこかに行きかけたが
急に立ち止まると何かを思いついたように唇の端を上げ、踵を返した。
長剣を捨て,双剣のうちの一本、青い竜の描かれた鞘の剣を抜いた。
劉備の胸倉をつかみ無理やり起こすと男はふん,と小さく笑った。
「この剣は,てめえのか?」
短剣を劉備の目の前に突きつける。劉備はもう苦しげにうめくことしかできない。
それでも,懸命に首を縦に振ろうとする。男はそれを見て冷ややかに笑った。
「そうか。おめえのか。持ち主がいるんじゃ仕方ねえな。そりゃ,かえさねえとな。」
男の乾いた笑い声があたりに響く。
「だがな,持ち主が死んだらどうなる?誰のもんでもねえよな・・・」
刃が劉備の頬をすっとなでた。一筋の傷から血がつつっと劉備の頬をなでて,落ちた。
「せめてもの情けだ。てめえの刀でやってやる。おとなしくあの世で遊んでるんだな。」
男が刃を振りかぶる。引き絞った腕はまっすぐに劉備ののどを狙っている。
「死ねい!」
男が叫んだそのせつな。一本の矢が鋭く男の肩に刺さった。
「ぐう!」
男の手が緩み,劉備は瓦礫の上に崩れ落ちた。
そして,短剣もまた,鋭い音を立てて地面に転がった。
244無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 03:47
>>243 の続き
男はかがみこみ、苦しげにうめきながら腕に刺さった矢を引き抜いた。
頭の黄巾をとると,血の吹き出る傷口に当て,片手で器用に包帯をした。
「いたぞ!ここだ!」
矢の飛んできたほうから蹄の音とともに何人かの声が近づいてくる。
「間違いない!董大方だ!董大方がいるぞ!」
「捕らえよ!逃がすな!」
「おう、逃すものか!この村をつぶした報い,必ず受けさせてくれる!」
見ると,二人の偉丈夫だ。一人は美しい髭を蓄え、刃物のような鋭く細い目をしている。
もう一人も髭を生やしているが,相方のように手入れはしていないのだろう。
乱雑にのびた無精ひげにぎょろりと大きな目をむいた、鬼のような形相である。
「董大方!覚悟!」
「逃さんぞ,逃さんぞ!」
口々に叫びながら矢を射掛ける。矢は勢いを無くすことなく男,黄巾賊の分隊長
董大方の鎧に刺さり、頬をかすった。
「ちいっ!役人か!」
董大方は舌打ちをした。役人に捕らえられるのはまずい。
身の栄達のみを望む董は一刻も早くこの場を逃れようと寝転ぶ劉備を捨て置いて
くるりと後ろを向いた。
245無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 03:57
>>244 続き
とにかく逃れねば。その一念が屈強な董に隙を作った。
走り出そうとしたその刹那,董の脇に深深と短剣が立った。
鎧の隙間を狙い済ましたように短剣はまっすぐ董のわき腹に刺さった。
「ぐ、ぬう!?」
苦しげにうなり,見ると,劉備である。最後の力を振り絞ったのだろう。
劉備は短剣をさしたまま董にもたれかかるようにして気を失った。
「この,くそがきがあ!」
董は腕を振るうと,劉備を殴り飛ばした。
気を失い殴り飛ばされてもなお,劉備は短剣を離すことはなかった。
倒れる劉備に董はとどめをさそうと近づきかけた。
しかし,蹄の音はいよいよ大きくなり、もうすぐにでもここにたどり着こうとしている。
董はいまいましげに舌を鳴らすと,わき腹を抑えよたよたと瓦礫の影に止めてある馬に向かった。
黒影の馬に大儀そうにまたがると,縄を切りさけんだ。
246無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 04:13
>>246
「小僧!おまえの剣は俺がいただいた!残った一本はてめえに預けとくぜ!
見つけたらぶっ殺して,分捕ってやるからなあ!覚えてやがれ!」
あまりの大喝に馬は驚き前足をかいていなないた。
董はそれをなだめると馬の腹をけった。馬はたちまち火の玉のように走り出した。
この馬は,董が故郷である涼洲からつれてきた馬である。
涼州は遊牧の異民族との交流が深く名馬の産地としても知られていた。
董はそこで馬盗人からのし上がり、一帯を仕切る山賊の長におさまった。
それだけに彼の馬は他の馬とは者が違うと言わざるを得ない。
ぐんぐんと遠ざかり,迫る追っ手を振り切ると、彼はふん,と鼻を鳴らした。
「つかまらんぜ,俺は。まだ死ねん。無様に逃げようがつかまって死ぬよりゃ
よっぽどましさ。天下をつかむまで,俺は死ねん。いや!死なん!」
董は手綱をぐっと握り,馬のはらを二度,三度と激しくけった。
けるたびに馬は目を血走らせ,その速さをあげていく。
「そうだ,死なんのだ!わしは天下を取る日まで,けして死なん!
天が死ぬと決めようが,時が俺を死なせんだろう。この時代こそ,俺の時代!」
董の行く道は広々とした荒野だった。黄巾が焼き尽し,焦土と化した草原だった。
あるか地平線には雄大な山々がそびえ,大きな夕日がゆっくりとそこに沈んでいく。
地のように赤い夕焼けが董の影をくっきりと荒野に映す。
死なん!死なん!とつぶやきながら董は馬の背にしがみついた。

第一章 完
こんな真夜中にご苦労なこった。
248無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 04:16
ああ、つかれた。
だらだらかいてすまん。
これではアラシだな。(^^;;
ああ、そういえば   ↑  これはだめなのだろうか・・・
なんかことあるごとに使ってる気もするが確かに古臭い気もする。
癖なんでついやってしまうが気にせんでくだちい。
ということで。おやすむ。    
249無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 04:17
>>247
いや,きりのいいとこまでと思うとな,ついやってしまうのだよ
>>249
俺も経験ありますな。終わってはじめて、目が凄い疲労していることに気付く。
 
252ギルド:03/03/23 10:41
「第二章・曹操」
「元譲、あれはなんだ」「あれは・・・・」
元譲に尋ねた身長七尺ほどの男。名は曹操、字は孟徳と言った。
祖先は劉邦の側近曹参である。曹騰は中常侍・大長秋、父、曹嵩もちゃんとした官位についており、
いわば名門である。しかし、この曹操は少し違った。幼少の時より、喧嘩・盗みが絶えず、近所の子達の
リーダー的存在となった。青年になるとそれはますますひどくなり、毎日のように青あざを作り、帰ってくるのだった。
子想いの曹嵩は曹操は頭がいいので、他の者に狙われるのだろうと言ってたいして気にしていなかった。
今も町を出、ジョ南に向かっていた。「あれは黄巾賊とかいう奴だろ。」と元譲が大きな石に座りながら言った。
曹操もそれに気づき座った。「何か、張角とかいう奴が反乱を起こして、あちこち荒らしているらしいな」
元譲がそこらの石を掴んでは投げていた。曹操の目はじっと小さな村を荒らす黄巾賊を見ていた。
「元譲、奴ら、強いのか」曹操の視線はまだ黄巾賊に向いていた。
「兵士数は多少多いと聞くが・・・・強いかはわからん」
「そうか」曹操は剣を抜いた。元譲もやっぱりという顔をしながら同じく剣を抜いた。
初めて書きます。馬岱さんにはかなわないです。ここまでどうでしょうか?感想下さい
まあまあじゃない
馬岱さんにはかなわないけど。魏延とかよりは数倍いい。
255無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 13:29
>>252=魏延でしょ。どうみても。
ぎえんはもっと下手じゃない?
257256:03/03/23 18:11
23の文章と比べてみろよ。252よか下手じゃない?
258無名武将@お腹せっぷく:03/03/23 19:00
そういわれてみれば。ギルド、悪かったな、疑って
259無名武将@お腹せっぷく:03/03/24 00:03
馬岱さんかギルドさん、続き書いて〜〜〜
ギルド=魏延は確定
別にいいけどな
261無名武将@お腹せっぷく:03/03/24 01:14
いやいや・・・
>>258
疑った本人はここにいるんですが・・・w
氏ねギルドこと魏延。
まったり逝きましょうよ。
誰が書いたかは特に問題じゃないです。
>>238とか,>>240みたいに、書き手が自己主張しすぎても読み手がさめてしまいますし,
誰が書いたか詮索するよりも内容そのものを楽しんだほうが面白いデツ。
>>252
曹操と元譲がつるんでいるって言うところは微妙に賛否が分かれるかもしれないけど,
個人的には結構好きですね。宦官討伐のときにどうつながるのかが興味深いかもと。
一章が終わった段階で2章は劉備が怪我から目覚めて関張との義兄弟になるものと
考えていたんですけど,曹操サイドに話が飛んだほうが話が膨らみやすくなると、
展開的にも妙味を感じました。
続きに期待します。
263ギルド:03/03/24 17:44
待って下さい!!!!私が魏延ですって!?冗談言って貰っちゃ困りますよ!!!!大体、証拠もないのに。
自分で言うのもなんですが魏延よりはうまいと思うんですが・・・。
264ギルド:03/03/24 17:48
253.254.262さん。感想ありがとうございます。そう言うこと言ってる261・こそ魏延では?とにかく俺ではありません。また続き書きます。
神は死んだ


いや、元々居なかったのか
266ギルド:03/03/24 18:18
元譲と曹操は剣を抜いて、小さな村へと走った。
「敵兵は2、30だな。」夏候惇の目は血を求めている様な目に変わった。
一方の曹操の目は相変わらず愛想の無い目だった。
「頭領を斬れば、片ずくかな」曹操はニヤリと笑った。見慣れない者にとっては不気味に見えるだろう。
元譲は敵に近づきながらそう思った。
「ぎゃはははははは!!!!!女と金目の物を奪って逃げろ!!他の物は全て燃やせ、斬れ!!」
賊は金品を奪い、女を縛って、馬に乗せていた。男や老婆らはすでに朱に染まっていた。
「おう、その女共、分けてくれねえか?」元譲は自慢の大きな刀で風を斬りながら、賊に言い放った。
曹操は冷静なのか冷静を装っているのかはわからないが、かすかに笑い、賊共を見回していた。
「貴様ら、この黄色の頭巾が見えねえのか!!!!」若そうな男は感情を表に出してそう言った。
他の賊も少しずつ集まってきた。元譲の言うとおり、30人程のようだった。
「見えねえなあ。どうやら正しい心を持った奴には見えないらしいな」元譲は大笑いしながら言った。
曹操はいまだ一言も発していない。賊達の顔は見る間に赤くなった。
「お前ら黄巾党に逆らうようだな。この村の者の様にしてやる。剣を抜け!!!斬れ!!!」
賊30人は2人を囲んだ。2人は顔色一つ変えない。むしろ笑っていた。賊は一気に飛びかかった。
その瞬間曹操は元譲を踏み台にして、賊達の上を飛んだ。そして少し後ろにいた頭領らしき男に
突っ込んだ。剣を抜いていなかった頭領は剣を抜こうとしたが間に合わず、一刀両断に斬られた。
頭から下腹部ぐらいまで二つに割れていた。部下の賊達は飛びかかるのをやめた。
そして少したじろいだ。それを元譲は見逃さなかった
267ギルド:03/03/24 21:56
「集中欠けてるぜ!!!!」元譲はきらりと目を輝かせて賊兵の一角に飛び込んだ。
曹操はどうやら観戦する気のようだ。次の瞬間には賊兵5人の首は吹っ飛んでいた。
「うわああああ、な、なんだこいつは」賊の何人かはその場に座り込んでしまった。
他の者も恐怖の色を隠せないでいた。しかし元譲はそれも容赦なく次々切り伏せていった。
いつのまにかそこら一帯は真っ赤な物で大地を染められていた。
「次はお前らだな!!ギロッ」それはまさに赤く染まった鬼の表情であった。
曹操はついには座ってしまっていた。
「おいおい、孟徳、少しは手伝えよ。」そう笑いながらも次々と斬っていった。
そしてついに最後の2人になった。
「わあああああ」その2人もさっさと逃げていった。
糞スレあげんな
>>266-267
テンポが悪い
つうかその文章はネタか

「集中欠けてるぜ」「ギロッ」
270ギルド:03/03/24 22:08
ネタじゃないよ。
>>270
もっと本嫁
内容酷過ぎ
272ギルド:03/03/24 22:22
271はどういう意味
笑学生は勉強してろ、ってことだろ
274ギルド:03/03/24 22:28
中学生ですけど
春だな…

才能は暖めなきゃ使いもんになんねえぞ
276ギルド:03/03/24 22:33
小説かきたいだけなんで邪魔するな。春がどうしたんだ
>>276
邪魔はしてないだろ
良い物書きたかったらもうちょい勉強してからにしろってこった
料理でも十分に焼いてないのに食ったら不味いだけだぞ
>>276
書きたいだけだったらノートにでも書いとけ。
279無名武将@お腹せっぷく:03/03/24 22:49
276は明らかに偽だな
>>266-267
馬岱にはとても及ばないが、
魏延との差は明らかなのでは?
自演うざいです。
どっちも変わりなし
282無名武将@お腹せっぷく:03/03/24 23:27
どうでもいいのでは??穏やかに行こう!!!だけど僕も280に同意
もっとうまくやれよばーーーーーーーーーーーーーーーーーーっか
284エノキ改め=ジョンストン:03/03/24 23:41
ここはまだ続いてるのか。ギルドは魏延のような気もするが、魏延はあれほどうまくないはず・・・・馬岱はどこいったんだ
ところで一行3国志の新スレまだ〜?
春だねぇ……。
>>246 からの続き。2章はギルドさんがはじめたので,
暫定的に三章ということでひとつ。(^^;;

薪のはぜる音に、劉備は目を覚ました。顔の上を焚き火に誘われた一匹の蛾がふわふわと頼りなく輪をかいている。
かろうじて動く腕でそれを払うと、蛾はよたよたと逃げ、自ら焚き火にとびこんだ。
一瞬、ぱあっと大きくゆれた焚火を彼は横たわったまま横目で見ていた。
「気がついたか」
焚き火の向こうで誰かが言った。
顔を横に向け、焚き火の向こうをよくよく見ると、一人の男が彼を正面に見据えるように座っていた。
焚き火の火がその男の長く美しい髭を照らしだす。
熟柿のように高潮した顔に細くするどい目が燃えさかる火を映し、らんらんと輝いている。
劉備ははっとして身を起こそうとしたが、全身を走る激痛にぐうと一声うめくと再び倒れこんだ。
「無理をするな。骨が何本が折れておるし、五臓も六腑もおそらく無事ではあるまい。」
男はそういって破れた鉄兜にとくとくと酒を注ぎ,一気にあおった。
「あ、あなたは?」
痛みに耐えながら劉備は尋ねた。
風が吹き,砂塵が待った。焚き火の炎が大きくゆれた。
酒のあいた鉄兜を地面に無造作に置くと男はふっとさびしげに笑った。
>>287

「名乗る名など、無い。」
男はそう言って髭をなでた。
「名は捨てたのだ。名などない。」
男の目は、いつしか劉備の顔を離れ、かすかな風にゆれる炎をじっと見ていた。
長い沈黙。劉備は何も言えず男の顔をただ見つめていた。
名は捨てた。彼のさびしげな微笑は、劉備にそれ以上の追及を許さなかった。
乱世の習いとはいえ,名を捨てるほどのことがこの男の身にあったのだ。
そう思うと美しい髭さえも憂いを含んで見えた。
男は、何も言わずに静かに日に薪をくべた。
紺碧の空。輝く星々の下、炎は二人の男の間で小さくゆれていた。
>>288

「おう、目が覚めたか!」
不意に静寂を破ったのは熊のような大男だった。
両手いっぱいに薪を抱えたその男は、無精ひげを伸ばし放題にした顔で劉備の顔を覗き込んだ
「ひでえ怪我だがよ。まあとりあえず命だけはあったみてえだな。」
と、大きな目で愉快そうに笑う。ひょっとしたらずいぶん若いのかもしれない。
子供のような無邪気な笑顔だった。劉備もつられて笑いかけたがすぐに苦痛で顔がゆがんだ。
「無理すんなよ。全身ぼろぼろなんだ。だがよ、すぐによくなるぜ。
なんせこいつの手当ては筋金入りだ。こう見えてもこいつあ・・・」
焚き火の向こうの男を指差してそういいかけると、彼ははっと息を飲んだ。
炎の向こうからただならない気配がする。あの男の視線だった。
明らかに怒気を含んだ視線はまっすぐに無精ひげの男に向けられている。
左手が傍らにあった矛にかかっている。今にも飛びかからんほどの様子である。
「す、すまん」
気迫に押され無精ひげの男は手を合わせた。炎の向こうで男は矛を下ろしふうと深くため息をついた。
「余計なことを言うな、翼徳。」
「し、しかしよう、常生」
翼徳と呼ばれた男がこういうと男は炎がゆれんばかりに大喝した。
「その名で呼ぶな!翼徳!」

290無名武将@お腹せっぷく:03/03/25 01:19
age
今日はここまで。
感想お待ちしています。
あと、馬岱は特にコテハンではないので多分使わないと思います。
魏延が立てたスレが荒れてたので冗談でつけたハンドルでしたし。
個人的には馬岱好きなんですけどね。(^^;; 
とりあえず提案
続きを誰かに書いてもらいたい場合は最後に
(任) を入れるというのは?
自分ですぐに続きをカキコする場合は何もなしで
>>292
それもいいですね。
リレー小説のスレだし、リレー小説も読んでみたい。
どうせならリレーとわかるようにリレー元と番号を書くといいかも。
>>XXX<リレー第一話>・・・・・・<任>
って感じにするとどこからリレーでどうつながっていくか読みやすい気も。
ただ、同時に続きが複数書き込まれたとき、どの展開をとるか 選ぶのが大変そう。
あえて選ばずマルチシナリオにするのも手だけど。
・・・リレーってむずかしいっすね
>>291
面白いね
常生ってのが次男になる人の本名なの?
その辺詳しくないから分からないけど
>>294
常生って言うのは、三国外伝にあるらしい、関羽の元の名前だそうです。
関羽は桃園の誓いの前、義憤により殺人を犯しそれによりお尋ね者となり
逃走中に名を変えた、と言う外伝的な話が伝わっています。
参考 ttp://www005.upp.so-net.ne.jp/souryu/kanu/legend/s-den.html
義によって結びついた義兄弟という桃園の美談は確かにいい話ですが、
もう少し各キャラに「乱世ゆえの傷」があってもいいかと思って採用しました。
そのうち「関羽」と名を変える予定です。
あ、しまった、うっかりネタばれしてしまった。(^^;;
やっぱり作家がでしゃばるとだめっすね。
文はそこまで下手じゃないけど出張りすぎ

つかもとの字が長生だなんて常識杉
ネタバレとかそんなレベルの話じゃない
298ギルド:03/03/25 12:18
馬岱さん(296)、続き宜しくお願いします。僕は四章書く予定です。曹操で
>>297
三戦板の住人の人には常識ですね。確かに。

元がでしゃばりなもんでついでしゃばって
蛇足のレスをしてしまう。
ひかえねばなあ。
300ギルド:03/03/25 13:03
みなさん、もう一つ同時進行してもいいですかね?漢中争奪戦か五丈原やりたいんですけど。
301無名武将@お腹せっぷく:03/03/25 13:30
300は偽であること間違いなし。逝って良し。
302エノキ改めジョン・ストン:03/03/25 13:44
いいかげん荒らすなよ。300。十分荒れきって、少し平静を保っていたんだから。
>>289

「す、すまねえ、兄貴!俺が悪かった!」
炎の向こうからの一喝に無精ひげの男はぴょんと飛びのくと地面に突っ伏した。
思わず立ち上がった炎の向こうの男はそれを見ると我に返り、咳払いをひとつして
「捨てた名だ。二度とその名で呼ぶな」
と、どすんとまた腰をおろした。無精ひげの大男は突っ伏したまま、
「ああ、わかった。、金輪際いわねえ。すまねえ。悪かった。」
と何度も繰り返して言った。
「・・・ご兄弟、なのですか?」
劉備は傍らでまだ突っ伏したままの大男に尋ねた。
「ん?ああ」
大男は劉備の顔を横目でちらりと見ると身を起こして、
大きな手で顔を覆って大笑した。
「俺とこいつが、兄弟?まさか!種違いの犬の子だってもっと似てるぜ」
おかしそうに笑いつづける大男に劉備は戸惑った。
「し、しかし、今『兄貴』と・・・」
「ああ、それはな。」
大男は笑うのをやめて、焚き火のほうをちらりと見た。
火の向こうではあの男が物思いにふけりながら酒をあおっている。
「あいつはな」
無精ひげの男は小声で劉備に話し始めた。
時折炎の向こうの男の様子をちらちらとうかがっている。
「あいつは常生っていう、ちっとは名の知れた医者だったんだ。」
「医者?」
劉備は炎の向こうをちらっと見た。酒盃代わりの鉄兜を持ったまま眠っているのであろうか
男は瞑目したまま少しも動かない。
時折吹く風が焚き火の炎を揺らし、男の美しい髭を揺らした。
「そう、医者だ。華蛇とかいう学者の一番弟子って触れ込みでずいぶん評判が良かったんだがな。」
そこまで言うと無精ひげの男はまた炎の向こうをうかがった。
長い髭の男に聞こえていないと確認すると、それでも一段と小さな声で続けた。
>>300
同時進行というよりも、とりあえず一つ一つの話を終わらせてから
次に進めましょう。
あんまり欲張ってあっちもこっちもとやってると
かえってどれも中途半端に終わってしまいますよ。
物語の最大の目的は話を書くことではなく、
書ききって、読み手に読んでもらうことなんですから。
まず一エピソードを書ききった後で進行してはどうでしょうか?
305ギルド:03/03/25 13:51
僕にでてくるなといいたいんですか?
306ギルド:03/03/25 13:51
305は301と302にいったものです
307ギルド:03/03/25 13:52
300は俺じゃありません!!!!偽です
308無名武将@お腹せっぷく:03/03/25 13:52
ビクッ. ∧ ∧ ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) < うお!なんかすごいところに迷い込んじまったぞゴルァ!
     ./ つ つ    \______________________
  〜(_⌒ヽ ドキドキ
     )ノ `Jззз

309ギルド:03/03/25 13:53
305も306も俺じゃない!!!!誰か助けて!!!
310エノキ改め=ジョンストン:03/03/25 13:55
本物(309)へ、皆分かってるだろうから安心して書いてくれたまえ。(変?)
偽物は消えては??300、306,307。
トリップをつけなさい。
○○#XXXXXX
↑ ↑
名前  適当な文字列(半角英数)
で、名前のあとにトリップって言う識別記号がつくはず.
312ギルド♯GTkXVTR:03/03/25 13:57
これでいいんですか?(本物です
313馬岱 ◆IarOUuzggU :03/03/25 14:00
テスト。
314ギルド♯SUVUTSR:03/03/25 14:01
こうかな?ほんものです
315馬岱 ◆IarOUuzggU :03/03/25 14:02
>>312
#(適当な文字列)は、すべて半角英数で入力です。
多分#が全角になってるから、トリップつけるの失敗してます。
名前入力後、日本語入力をきって、#以降を書く。
316ギルド♯SUVUTSR:03/03/25 14:02
あれれ、出ない??どうしてだ
317馬岱 ◆IarOUuzggU :03/03/25 14:04
#は、SHIFT+3 で出てくる # ですよ。
何か違うものを入力してる気がします。
318ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/25 14:05
できたか??
319ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/25 14:06
おお、出来た出来た。ありがとうございます。また頑張って書きます
320無名武将@お腹せっぷく:03/03/25 14:07
>>319
もういいよ
321ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/25 14:08
へ??何がいいんですか?
322ギルド ◆iq/3b4kBTI :03/03/25 14:11
もういやだ
323ギルド ◆7B.xisYUzw :03/03/25 14:11
324馬岱 ◆IarOUuzggU :03/03/25 14:15
トリップつけれたようですね。任意の文字列は変換されて表示されるので、
偽者が真似しにくくなるという仕組みです。
ただ、ギルドさん、煽りの人たちに言われる前に言っておきます。
トリップのつけ方をここで教えるのは実際はすれ違いのマナー違反です。
2CHは半分無法地帯ですが、ルールがあり流儀もあります。
あおりも多いですが、それも2CHの華といえば華です。
あくまでも粗暴にならず、平常心で楽しみましょう。
ということで、小説スレ再開。
325無名武将@お腹せっぷく:03/03/25 14:18
馬岱、でしゃばらないようにしますとかほざいておいてまたでしゃばってんじゃん。
お前がトリップつける必要ないよ。帰りな。
>>325
すまん、とりあえずトリップの説明のために使ったんだが、
確かにでしゃばりすぎだな。
327ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/25 14:34
322・323は偽です。いい加減止めて欲しい物です。322.323、本物だと主張するなら、小説書いてみて下さい。
328ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/25 14:36
馬岱さん。とりあえず3章はお任せします
>>303

「役人を殺しちまってな。お尋ね者になったのさ。」
「お尋ね者?」
「ああ。事情はよくしらねえが、殺された役人のことは俺もよく知っていた。
あいつがやらなくても、いずれ誰かに殺されてたぜ。俺だってたたっきってやろうと何度も思ったもんさ」
無精ひげの男は険しい目つきでぐっと両の拳を握った。あまりの気迫に劉備はつばを飲み込んだ。
「そ、それで?」
劉備がおずおずと呼びかける。大男ははっと我に返り照れくさそうに頭を掻いた。
「ああ。悪人といってもあいては役人。切っちまっちゃあお尋ねもんだ。
つかまれば死罪。だがあいつは村人に慕われてたからな。
かくまわれて、ころを見て村を出たのさ。俺はそのとき護衛役を買って出た。」
無精ひげに覆われたあごを掻きながら、男は炎の向こうの男を見た。
「あいつには、借りがあるからな。」
そう言って、また照れくさそうに小さく笑った。
330ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/26 12:46
うまいですね。続きが読みたい
331ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/26 22:07
馬岱殿、頑張れえ!!!
332ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/27 17:21
早く〜〜〜〜〜〜
は?うざい魏延
334ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/27 19:57
魏延ではないと言ってるではないですか。証拠でも見せて貰いたいものです。
>>334
まずsage、な
336ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/27 23:24
煽りはムシムシ。馬岱殿、続きたのんます。
言いたいことは一レスにまとめろ。そしてsage進行だっつーの。
>336
sageなさい。
339無名武将@お腹せっぷく:03/03/27 23:28
【sage】「sage信仰」厨を一掃するには? 3【sage】
http://qb.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1048709414/
>>339
>彼らはsageないと荒されるという強迫観念にとりつかれています。

広告がウザイから言ってるだけなんだけどなぁ。
341ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/27 23:35
sageって何??ageって??つい最近パソコン始めた者でよくわかりません。何ですか?
>>341
板違い。

初心者の質問@2ch掲示板
http://etc.2ch.net/qa/
>>341
他の人のメール欄見てみ。
344ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/27 23:46
こうかな?
345ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/27 23:46
おお、出来た
346無名武将@お腹せっぷく:03/03/27 23:49
>>345
これでスレが上がらない、
勉強になったね、魏延くん。
>>329

「借り、ですか・・・」
劉備は男の顔を見てつぶやいた。
「ああ、あいつは医者で、俺は、なんていうか、村の用心棒みてえな事をしてたのさ。
そのときに、命を救われた。そんだけだ。あいつは、」
あごで炎の向こうの男を指すと楽しそうに、
「医者が怪我人を助けるのはあたりまえだ!っていうんだけどな。
それでも命を助けられたからにゃ、義理をはたさねえとならねえ。
なんせ俺あ、医者代踏み倒しちまったからな。」
と言って、大声で笑った。
劉備はその男の顔をまぶしいものでも見るような眼で見つめていた。
義理を果たすために医者を窮地から守り、兄貴といって慕うこの男を、
黄巾賊の襲来で身寄りを失い、天涯孤独となった劉備は心底うらやましいと思った。
無精ひげを揺らしながらまだ男は笑いつづけている。
子供のような無邪気な声だと劉備は思った。
>>347

「翼徳。」
不意に炎の向こうから聞こえた声に、
無精ひげの男の笑い声はぴたりと止まった。
青ざめたような顔で、無精ひげの男は炎の向こうを振り返った。
炎の向こうには腕組みをした長い男が片目だけを開いて男と劉備をにらみつけていた。
「な、何だよ兄貴、お、お、起きてるならそう言ってくれれば・・・」
炎の向こうから鋭い視線に射竦められて、無精ひげの男はしどろもどろに言った。
「寝ておったよ。ついさっきまでな。」
大きなあくびをし、くびねっこをぼりぼりと掻きながら長い髭の男は言った。
「だが、な。貴様の大笑いのせいで目が覚めちまったよ。」
「お。おお。そりゃ悪かった。」
無精ひげの男はほっと肩で息をついた。
その様子を見て炎の向こうの男はいぶかしんで、
「で、何の話をしておったのだ?」
と、二人に向かって尋ねた。
ここもめでたくsage進行になりましたか。
350無名武将@お腹せっぷく:03/03/28 00:10
【sage】「sage信仰」厨を一掃するには? 3【sage】
http://qb.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1048709414/
351ギルド ◆.kTiaJ8.WI :03/03/28 00:13
勉強になりました。僕は魏延じゃないけど
インター・ミッション
〜激しくスレ違いのカス小説〜
一人の文官が、卓上のノートPC「FMV」の画面から目をそらし、窓のそと空を見た。
ぬけるような秋の空に、雁の一群が悠々と飛び去っていく。
まるで一枚の絵画のようだな。小さく伸びたあごひげをはじいて彼は微かに笑った。
こんな日は部屋に引き篭もらず、詩吟でも読みたいものだと嘆息する。
しかし彼の目は再びディスプレーに向かいいつもどおりに某大型掲示板を巡回するのだった。
「やあ、兄者。軍議にも出ないで2チャンネルとは、流石だな。」
そう言って誰かが部屋に入ってきた。
「おお、糜芳か。」 声を聞くだけで誰かわかる。やはり兄弟だからだろう。
「何を見ているのだ、兄者?」 糜芳がディスプレーを覗き込む。
「仮想三國志リレー小説だ。」 麋竺は糜芳にスレタイを見せた。
「ほう、面白いのか?」 糜芳がいうと、麋竺はまじめな顔でこういった。
「一人コテハンもどきが必死だが、たいした事は無い。」
「そうか。」糜芳が尋ねた。「して、そのコテハンもどきとは?」
「馬岱。」麋竺の口から出たのは蜀軍の同僚である武官の名であった。
「あの馬岱が、小説?」 糜芳がつぶやく。兄弟は同時に窓の外をみた。
青い空にまた一群、雁が飛んだ。それを見送ると、二人は同時につぶやいた。
「馬岱の中の人も大変だ。」
その声は秋の空に消えた。兄弟意外聞いているものはおるまい。
だが、それでも彼らには聞こえたような気がした。
夜な夜な、ディスプレーの前に座り話の展開につまり苦悩する一人の武官の声を。
その声は、こういっていた。
「中の人などいない!」
                          (インターミッション・完)
353無名武将@お腹せっぷく:03/03/29 23:07
まだやってんのかあ。
354無名武将@お腹せっぷく:03/03/29 23:20
>>352
ギルドか
355350:03/03/29 23:51
352は俺です
356無名武将@お腹せっぷく:03/03/30 04:53
>>352
ギルド作だとしたらずいぶん成長したもんだな(藁
>>348
「いや、べ、別にたいしたことは、なあ?」
ぎこちなく笑いを作って、無精ひげの男は劉備に言った。
長い髭の男の身の上話は、軽軽しく他人に話してはいけない秘密だったのだろう。
無精ひげの男は口裏を合わせてくれと声を出さず口だけで言うとすがるような目で劉備を見る。
「え、ええ。別にたいしたことは話してませんよ。」
劉備は愛想笑いを浮かべて言った。
「世間話とか、これからの身の振り方とか、まあ、そんなところです。」
「身の振り方?」
炎の向こうで男が聞き返した。
劉備はぎくりとした。口からでまかせで言ったつもりだったが、よく考えてみれば
劉備は村を滅ぼされ、家を失い、母を亡くした。
彼にとって、今後のみの振り方は切迫した問題であることを
炎の向こうの男の鋭い声によって改めて思い出されたのである。
劉備の顔には愛想笑いは消えていた。
>>357

「そ、そうだよ。世間話とか、今後のこととか。そんなこと話してたんだよ!なっ?」
不意に無精ひげの男が大声をあげて、劉備の肩に手を回した。
満面の笑みで劉備に同意を求める。同意を求めるも何も劉備の言ったことを繰り返しただけなのだが、
あまりの勢いに押されて劉備は反射的に首を何度も縦に振った。
「そうか、身の振りかたか・・・」
髭をしごきながら、考え込むように男は虚空を見た。そして劉備のほうを向き直ると尋ねた。
「で、どうするつもりだ?」
「ええ・・・」
劉備は力なく答えた。
「家も焼かれ、母も殺されました。なけなしの財産も一切合財黄巾にさらわれて
身ひとつになってしまいました。わたしの手に残ったのは、」
彼は懐に抱いていた短剣を取り出した。赤い鳳凰が鞘に踊る、あの双剣のうちの一本だった。
「この、父の肩身、母が、命をかけて守ったこの刀だけです。」
劉備は短剣を抜いて月にかざした。刀身は月の光を映し静かに光った。
無精ひげの男はおお、と嘆声を漏らし、長い髭の男も目を細め短剣を掲げる劉備を見た。
「この刀は、もともとは二本で一つの双剣でした。しかし、もう一本は・・・」
奪われてしまいました。劉備はつぶやくように言った。
「あなた方の追っていた、あの男に。」
あの男。母を殺し、剣を奪ったあの男。劉備はその顔をありありと思い出した。
知らず知らずのうちに短剣を握る手に力が入る。劉備は小刻みに体を震わしていた。
「・・・董か・・・」
炎の向こうで男がつぶやいた。劉備は顔を上げて
「董・・・」
と、男の口から出た名前を繰り返した。
359無名武将@お腹せっぷく:03/04/01 23:01
馬岱は賢愚どちらか!?
360無名武将@お腹せっぷく:03/04/01 23:48
>359
お前の300倍は賢いとヲモワレ。
361無名武将@お腹せっぷく:03/04/02 12:29
じゃあ馬岱はお前の70000倍賢いことになるな
馬岱 = 0
>>359 = 0 × 1/300 = 0
 >>360 = 0 × 1/70000 = 0
結論:2チャンに着てる段階で50歩100歩
(・∀・)マッタリシル!!
>>358

「董、また董か!」
突然無精ひげの男は拳を震わせてうめくようにつぶやいた。
「あのやろう、どれだけ殺しまわれば気がすむんだ!」
そう言って地面にこぶしをたたきつける。
鈍い音とともに男の拳が裂け、地面に血が散った。
それでも男は唇を噛み、無精ひげを震わせながら目を見開いていた。
恐ろしい形相に、劉備はつい、身を引いた。そしておずおずと尋ねる。
「あ、あの。董、というのは?」
何者なのですか。そういい終わらないうちに、炎の向こうの男の目もまたぎらりと光った。
>>362

鋭い眼光に射竦められた劉備は、声も出せずに炎の向こうを見つめた。
秋の風が一つ、焚き火の炎をまた揺らした。
沈黙に耐えかねて、劉備はごくりと唾を飲み込んだ。
炎の向こうの男は目を閉じ、じっと何かを考えていたが、
ふっと目を開けると口を開いた。
「董は――」
「人殺しの下衆野郎だ!!」
無精ひげの男がさえぎった。
「あいつは!人殺しの下衆野郎だ!至るところに現れちゃ、
必ず誰かを殺しやがる!そして何もかも奪って!挙句の果てに逃げやがる!
俺たちゃあ、ずっとあいつを追いかけてるが、ついぞ一合だって、矛を合わせた事だって無えんだ。
向き合うこともせずに逃げやがって!挙句の果てにゃ!」
そこまで一気に言うと、男は咳き込んだ。傍らにあった水筒を拾い上げ、
ぐいっと一息にのみ干すと、ちぇ、酒じゃねえのかと舌を打ち水筒を投げ捨てた。
「挙句の果てにゃ、弱いやつに生きる権利はねえときやがる!
てめえがどれほどのもんかってんだ!ちょっと強そうなのが出てくると決まくりやがるくせに!」
無精ひげの男は口を気ぜわしく動かし、あらん限りの罵倒をした。
その様子に劉備はあっけにとられた。
炎の向こうで男がため息をつく。
「おい、翼徳・・・」
たしなめる男を虎のように大きく血走った目でにらみつけると、
無精ひげの男は、炎の向こうの男に向かってわめいた。
「大体なんだ!さっきから聞いてりゃ、何で兄貴はそんなに落ち着いていられるんだ!?
董に一番恨みがあるのは、兄貴のはずじゃねえかよ!?」
この言葉に炎の向こうの男はぴくり小さく目じりを上げた。
×目じりを上げた
○眉根を上げた
細かいですが、表情描写失敗のため脳内訂正お願いします。
366山崎渉:03/04/17 11:40
(^^)
367山崎渉:03/04/20 05:26
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
368山崎渉:03/05/22 02:03
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
369山崎渉
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉