不忠不義、暗愚暗君と言われた人達を弁護しよう。

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劉禅か。あいつも可愛そうな香具師だったよ。
長坂の乱戦のさなか、本物の劉禅を見失った夫人に拾われたんだけどさ。
でも、それってフツーに農民の子なんだよね。
子供見失って気が動転していた夫人の事はあんまり責められないけど。
まあ、親の出自を考えると分相応ってトコか。
で、趙雲が決死の覚悟で助けに来たわけですよ。
その頃には夫人も自分の過ちに気付いているわけで、ここでまたパニックです。
取り敢えず趙雲に子供押し付けて、あとは身投げしてご愁傷様。
もちろん脳まで肝の趙雲は気付いていない、そのまま劉備の元まで連れて行く。
そしたら劉備、こんなの俺の子じゃないってスネて子供ポイ捨てですよ。
まさか命を賭けて曹操軍を突破して来た趙雲に、そんな酷な事実を教えられない。
それで適当な事を言って誤魔化して、上手い事に更なる忠誠を獲得。
雷に驚いた振りした演技力、伊達じゃないね。

脱線してしまったけど、とにかくあの劉禅はただの農民。
ホント、可愛そうな香具師。
みんな、劉禅を悪く言っちゃいけないよ。