373 :
なっちの戯曲 ◆Qx/7DEzf5E :
(続き)
そして僕は目が目がぼやける、
なっちみたいな綺麗な人が僕を見つめていた。
僕は夢を見ているのだろうと思った。
目をこする僕。でも僕をじっと見つめるなっちみたいな人は
紛れもなくなっち本人のような気がする。
いや、なっち本人だってば。
なっち本人は中国一般市民的なコスチュームを着ていた。
そしてじっと僕を見つめながらひとこと囁いた。
なっち「からだ大丈夫?」
僕「うん」
僕は体はひざ小僧を擦りむいただけで大丈夫だったけど
胸はなっち本人を目の前にしてるのですごいドキドキしたんだ。
なっち「起こしてごめんね。」
僕「だいじょうぶ、よく眠れたから。」
僕はドキドキしてもう眠ることなんて出来ないよ。
(続く)