「どうだ。準備はできたか」
電話の声は低く、地の底から聞こえてくるようであった。
「…はい」
「よし、じゃあ、すぐにいくから、命令通りにして、待っていろ」
そっけなく電話は切れた。
孔明は、電話の受話器を静かに置いて、哀しげな表情でうつむいた。
また、悪夢のような時間がやってきたのだった。
孔明は、
>>126に命令されていたように、着ていたパジャマを脱いで、全裸になった。
16歳になったばかりの孔明のしなやかな肢体が、露わになる。
冷たい空気が孔明の素肌に触れて、小さな隆起をいくつも作った。
>>126の性奴隷になって以来、自宅でも下着を穿くことは許されていない。
やがて孔明が裸になるのを待っていたかのように、玄関のチャイムが鳴った。
孔明は、その悪魔を迎えるために、全裸のまま、玄関へ向かうのだった。
「なかなかいい家に住んでいるじゃないか。良家のお嬢様ってやつだな」
孔明に開けられたドアから、顔だけを入れた
>>126は、ニヤニヤした下品な笑みを浮かべた。
ずかずかと自分の家のような顔で、リビングにあがり込んでくる。
「言いつけ通りに、やったんだろうな」
>>126の後について、リビングに入ってきた孔明が、コクリと頷く。
「…いいだろう…それじゃあ、今日は、たっぷりと朝まで、苛めてやろう」
>>126が孔明の折れそうなほど、細くくびれた腰を引き寄せて、その真ん中につつましやかにはえそろった繊毛をなで上げながら言った。
「…」
孔明は、その美しい眉間に深い皺を刻み、唇をクッと噛み締めた。
>>126は、持ってきたバッグから、これまで何度も孔明の汗と涙と体液を吸った麻縄を出していた。
「さあ、手を後ろに回せよ」
>>126が手慣れた仕草で、孔明の裸体に縄をかけていく。
「ああ、い、いや…です。縛られるのは、いやっ」
孔明は、小さくかぶりを振って、抗ったが、無駄なことは解っていた。
この残忍な無名武将が途中で諦めることなど、ありえないことだった。
自分の欲望を満たすために、何をするかわからない野獣のような男なのだ。
孔明が抵抗すればするだけ、己の加虐願望を強めていくことになる。
孔明は、失望し、ただされるがままに縛り上げられていく。
背中に回した手首を重ね、がっちりと縛る。
孔明の白い肌に、赤い縄が何重にも張りつき、実り始めた乳房をぎりぎりと絞り上げてきた。
「ああっ…。いっ、いたっ」
孔明の美しい顔が苦痛に歪む。
柔らかで、それでいて張りのある孔明の肌に麻縄は容赦なく食い込み、きれいな隆起を描いていた乳房を無残に潰していた。
「や…やめて」
「そんな事言って、本当は、早く縛られたくって、うずうずしてたんじゃないのか」
>>126は、孔明の媚肉のあわいに指をくぐらせた。
「いやっ」
>>126の思った通りに孔明の媚肉は、もう既に熱く、しっとりと湿りを帯びて、
>>126の指先を柔らかく包み込んでいた。
「ほうら、口では、いやだといいながら、身体の方は正直だな。こんなにおつゆを垂らしているじゃないか」
「ああっ」
>>126の指が、孔明の媚肉をまさぐり、淫らな肉ずれの音を響かせている。
>>126は孔明をソファーに座らせた。
「ほら、自分で大きく広げて、ご主人様に見せてみろ」
孔明に自分で花弁を広げることを命じる。
「そんなっ、で、できませんっ」
自宅のリビングで、強要される淫らな行為に、悲痛な声で叫んだ。
「言う通りにしないと、お前をこのまま両親の所へ連れていって、眠っている両親をたたき起こして、目の前で、浣腸してやるぞ」
「ああっ、そんな、ひどい…」
「わかったら、言う通りにしろ」
>>126なら、そんな凄惨な仕打ちをやりかねない。
孔明は、冷酷な無名武将の命令に従うしかなかった。
>>126は、孔明の自宅で一晩中、孔明を陵辱するために、両親に睡眠薬を飲ませるように命じたのだった。
>>126に逆うことのできない孔明は、仕方なく命じられるままに、父母の食後のコーヒーに与えられた睡眠薬を混ぜ、寝室に運んだ。
睡眠薬の効果はてき面で、すぐに孔明の父母は、ベッドで昏睡した。
それを確かめた孔明は、全裸になって、
>>126を迎えたのだった。
(…ああ…もう、このけだもののような男の言う通りにするしかないんだわ)
もう、孔明には、他に道はなかった。