孔明ですよ。最後の聖戦PART5

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「どうだ。準備はできたか」
電話の声は低く、地の底から聞こえてくるようであった。
「…はい」
「よし、じゃあ、すぐにいくから、命令通りにして、待っていろ」
そっけなく電話は切れた。
孔明は、電話の受話器を静かに置いて、哀しげな表情でうつむいた。
また、悪夢のような時間がやってきたのだった。
孔明は、>>126に命令されていたように、着ていたパジャマを脱いで、全裸になった。
16歳になったばかりの孔明のしなやかな肢体が、露わになる。
冷たい空気が孔明の素肌に触れて、小さな隆起をいくつも作った。