三国志・戦国板 書評スレッド

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483自転車:04/02/05 14:58
1から482までまとめて読んだ。
中盤から魅力に欠ける内容になってきたから残念。
初期のように知的に盛り上がってほしい。
>>483
じゃあ貴方が知的に盛り上がらせてください
誰かまとめてくれると便利なんだけどな
またまた、井波先生の三国志モノがでてたがどうでした?
『三国志』を読む 岩波セミナーブックス91
2500円とえらく高い・・・
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1635562&rbx=X

これか・・・
最近の三国志ブームで雨後のタケノコのように出る本でロクなのないからな
489無名武将@お腹せっぷく:04/02/12 14:45
豊臣秀吉について知りたいんですが何か良い本は無いでしょうか?
490無名武将@お腹せっぷく:04/02/12 15:22
宮城谷昌光の三国志ってどうなんですか??
>>490
「後漢書」「三国志(正史)」「晋書」「資治通鑑」を主にベースにした、
極めて一級資料に忠実な小説。

無双はいうに及ばないかもしれんけど、他の小説でイメージが
構築されてる香具師には向かないかも。
自分はこの手の小説を待ちわびてたけど。
>>491
毎度の如く、説教くさいの?
>>492
毎度の如く。
あくまでも個人的感想だが、491の言うようにかなり史書に忠実なのだが、
そのために物語としては成立していないようにさえ思える。
「曹操やその立派な人格の仲間達が戦乱を収めますよ〜、
董卓や袁紹はそんなご立派な人物じゃないから道半ばで失敗しましたよ〜」
みたいな話という印象。勧善懲悪モノとしては演義よりタチ悪い気がする。

あくまでも人の好み次第だろうけどさ。
>>490
っーか、はじまりが三国志の時代じゃない
495無名武将@お腹せっぷく:04/02/16 10:25
>>118で紹介されている、「図解雑学 三国志」を読んだ。
良書だと思う。図解つきでわかりやすく、しかも、そのとき彼は何故こういう行動をとったか、という点まで
明快に分析されていて理解しやすい。初心者がこれから入ったら変な歪みが無くてよさそう。

名士という存在がどのような物であったか、という点で勉強になりますた。
それを理解したお陰で、今まで疑問に思っていたことが氷解。
496無名武将@お腹せっぷく:04/02/16 10:29
ちょい追加

漏れみたいに、ゲームから入って、武官と文官くらいの認識の人が読むと、
三国志の見方が変わるかも〜。
名士は大切にしますw
あ、俺以外にもあのレス見て図解雑学三国志読んだ人いるんだ。
あの図解、一見すると馬鹿馬鹿しく見えるんだけど(なんか学校の教科書のようで)、
理解しやすくてすごい面白かった。
でもやっぱり学校の教科書を思い出させるよ…w

名士の存在もね。
よく「○○は軍師じゃありませんが何か?」みたいなレスを
見かけて疑問に思っていたけど、
こういう意味合いのレスだったのかな。ということが理解できて良かった。
教科書っぽいけど良い本だよね。実にわかりやすい。
499無名武将@お腹せっぷく:04/02/27 20:45
あげ
500無名武将@お腹せっぷく:04/02/28 18:29
>>463
そもそも根絶やしにはなっていないだろう。
河内狭山藩はなんなんだ。
僕たちが好きな三国志の続編でてたんだね。かわないけど。
502無名武将@お腹せっぷく:04/03/05 23:10
>>>501
買いますたが、何か?
一冊目買ったけどかなり寒い内容だったよ。
買ったなら書評書いて欲しいな、前より少しはマシだったかとか
一冊目、曹豹に1ページ割いてたのは評価できる。
あれ以来、地雷魚消えちゃったよな。
フッ 地雷魚……。どでかい体といかつい顔に似合わず(以下略)
良くも悪くも地雷魚史観だからね、あの本は

端的に言いすぎだぞ>俺
508流浪の民 ◆PSO7Fp0hWo :04/03/07 21:45
1冊目は買ったけど、別の地雷魚本やネット上のテキストとも内容がかぶってたし、
地雷魚テキストに以前触れている人なら無理して買うほどのものではないと思ったな。
4コマ漫画は面白かった。
2冊目も友達に「地雷魚テキストを見慣れてるならわざわざ買う必要ない」と言われたんで
買ってないんですけど、実際どうなのかしらん。私も書評きぼん。
509502:04/03/11 10:34
地雷魚ってのを俺知らんから、
満足の行く書評は出来んと思うぞ
510流浪の民 ◆PSO7Fp0hWo :04/03/11 21:55
>>509
地雷魚ってのはその本のライターの一人である大○○○さんの事ですね。
あまり関係無いが、あの人のHPの文字がでか過ぎて違和感。
宮城谷三国志は「主人公善人・因果応報」が我慢できれば、けっこう
いいと思う。

個人的な話ですまんけど、宮城谷三国志の山場は徐州虐殺かな。
ここで「奇貨居くべし」みたいに「虐殺は民の治療のためにやった」
とか書いたら、おれ個人は読むのやめそう…。
>>512
1 父を殺されたのであれくらいOK
2 虐殺は史書の捏造でホントはやってない
3 虐殺は腐った民を治療するため
どれで行くと思う?
>513
4 曹操は我慢したが、曹仁らが暴走
という可能性も捨てきれません…。

結局この事件でいちばん悲惨だったのは、応ショウだと思いますが。

…スレ違い気味?
まぁ、「武帝紀」と「陶謙伝」だけ較べても真相ははっきりしてないし
食い違いがあるし、なんとも……。
http://www.sekaibunka.com/3594/tokuten.cfm

こんなの出ましたが既出ですか?
どうですか?
貝ですか?
>>516
なんかここにいる連中には、イラネって感じだね・・・
無双厨向けか?
>>517
胴衣
消えろ、と。去ね、と。
そんな れヴぇる。
PHPの『陸遜』を書店で立ち読みさせてもらった。

参考文献の項を見て、静かに閉じさせてもらった。毎度の如く、って感じ。
日本語文献ばっかりだったとか?
誤三国志とか。
>>522
いや、さすがにそれはありえないよ………。

>>521
なんというのか、半分は、そうです。
もうひとつは、個人的主観かもしれないけど、「三国志」を書くなら、
もう少し前後の特に前時代や古代の史料や、風俗・慣習あたりを
検証するための史・資料も必要だろうに、ってこと。
歴史小説を書くんなら、って事かもしれないけど、最近になって逝かれた、
某作者の超大作なんかは、ほとんど日本語訳の「正史」のみ、に近い感じで、
なんとも……。
>>523
某作者の超大作、って誰の何ですか?
ここはスレタイ通り批評の場なんだから、
某とか使うのやめて欲しいんだな…。
>>524
すまない。
自分の前の方が仰っているのだが、いちおう、誘導も。

http://hobby.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1077946661/l50
珍説が多いというから、どんなもんかと思って
高島俊夫の「三国志 きらめく群像」読んでみたけど、
全然まともじゃん。

「諸葛亮と諸葛キン兄弟否定説」や、
「魏の人蜀呉知らなかった説」も、そんなにむちゃくちゃな説だとは思わなかったな。

「魏の人蜀知らない説」はそもそも高島氏の説じゃないし、
(清の銭大キンの著書からの引用なわけで・・・)
「諸葛亮・キン兄弟否定説」にしても、
オレは、中国史専攻じゃないからなんともいえないが、
名・字のつけ方の説明がでっち上げじゃないなら、
十分に考えられることだと思うけど・・・。
527526:04/03/23 16:12
煽られるの覚悟で連続で書いちゃうけど・・・。

魏蜀呉が実際は鼎立状態にはなかった、ということを説明するために
銭大キンの「魏の人蜀知らない説」を引用しただけであって、
高島氏自身は、「当時の魏の人は蜀・呉の存在を゛本当に゛知らなかったのだ」とは、
文中のどこでも主張していないよ。

・・・まあ、銭大キンにしても、「゛本当に゛みんな知らなかった」という意味合いで書いたわけではなく、
「そんなに興味関心を持たれてなかった」程度のニュアンスで書いたんじゃないかと思うけど。

(本当に誰も知らなかったとは到底思えないしね。屯田制もあったわけだし。)
>>527
自分も読んだひとりとして、語っておく。
”知らなかった”というより、大勢に影響がないから、ほとんど脅威にも
感じず、眼中にない者が多かった、ってあたりなんじゃないかな。
極端な言い方になってるから、それを鵜呑みにしてトンデモ扱いしてる
読者を生んでしまったかもしれない。
現在でも中国って、雲南なんかムシしてるイメージだな。
530524:04/03/25 01:53
>>525
了解
531無名武将@お腹せっぷく:04/03/28 14:48
>>516
それ立ち読みしてみたけれど、コレクター以外は買う意味なし。
読むところほとんどナシなんだもの。
もともと薄いムックの中でページ数の約半分が漫画ってどうよ。
>526

>オレは、中国史専攻じゃないからなんともいえないが、
名・字のつけ方の説明がでっち上げじゃないなら、
十分に考えられることだと思うけど・・・。

十分とまではいかないのではないのかと思うけど。以下にその理由を書く。

高島本の名と字の説明は、間違いではない。但し、高島説には
「兄弟の字を揃えるのは三国時代以降
主流に成ったことで、三国時代に当てはめるのはどうか」
「諸葛亮諸葛キン兄弟は、実際に手紙をやり取りして親密な関係に有った。
その上手紙の中でお互いを兄・弟と呼び合っている」
というような反論が有る。

まあ全般的に見れば高島本は優れていると思うし、
三国時代の概説書として定評が有る本で、トンデモ本ではないとは思うが、
諸葛兄弟の件に関しては疑問点は残るね。

>527については同意。