俺は、今日、三国志Vの、ソフトを、割った。
500円。それが、全財産だった。
駆けてくる。300人のおばちゃんが、一匹の獣の如く、
夏物売り尽くしバーゲンに、駆けてくる。
このスペースあけたタイトルのつけ方やめてくれんか
よう、童貞ども元気か。 いよいよ俺の三国志も最後だな、みんな寂しがっている
ようだがハッキリ言おう。それは間違いだ。 俺の水滸伝を読もうと思っているヤツ
もいるようだが。うれしいがそれも間違いだ。お前達はこれ以上小説に留まっていては
いけない。 お前達が向き合うべき相手は女だ。お前達はまだ若い。俺が殺して
しまった馬謖のように内向きになってはいけない。苦しいだろうが外へ。ひたすら
外へ向かえ。俺はもう十分印税で食っていける。女も抱ける。俺の事は気にするな。
ではさらばだ。 言い忘れたが13巻は絶対買えよ。ちょっと新しい女ができたんで
金が必要になった。 ではな。
よう、童貞ども元気か。いよいよ、俺の三国志文庫版も、最後だな。
みんな、寂しがっているようだが、ハッキリ言おう。それは、間違いだ。
お前達は、これ以上、小説に留まっていてはいけない。
お前達が、向き合うべき相手は、女だ。お前達は、まだ若い。
急いで、女を抱け。俺の小説では、急ぐとろくなことがないが、それは間違いだ。
袁琳のように、処女を奪われてからでは、遅い。
言い忘れたが、読本は、絶対、買えよ。俺も、金が欲しい。
女には、金がかかる。だが、俺には、女が必要なのだ。
50人抱けば、高貴なものとなり、100人抱けば、触れてはならない、秩序の中心になる。
そういうことだ。ではな。
よう、童貞ども、久しぶりだな。 俺の、渾身の、最終巻は、読んだか? どうだった、
泣けただろう、俺はくたびれた。 より正確に、言うと、この作品に、くたびれたのでは、
ない。 自分の人生観、そう、己が人生観に、疲弊した、のである。 ハードボイルドって
なんだ? 一体なんだ? その結論が、忌まわしい形で、俺の中で、出てしまったのだ。
ハード、ボイルド、、、、つまりそれは、ただの強がり、ではないのか? 弱い自分を
見せたくない、だけではないのか? 最近は、EDに悩まされ、金で女を引き止める、自分
に、嫌気がさしてきた。 俺の心は、実は、孫権に最も近い。 俺は、孫権。
よう、童貞ども元気か。いよいよ、俺の三国志文庫版も、最後だな。
みんな、寂しがっているようだが、ハッキリ言おう。それは、間違いだ。
お前達は、これ以上、小説に留まっていてはいけない。
お前達が、向き合うべき相手は、女だ。お前達は、まだ若い。
急いで、女を抱け。俺の小説では、急ぐとろくなことがないが、それは間違いだ。
袁琳のように、処女を奪われてからでは、遅い。
言い忘れたが、読本は、絶対、買えよ。俺も、金が欲しい。
女には、金がかかる。だが、俺には、女が必要なのだ。
50人抱けば、高貴なものとなり、100人抱けば、触れてはならない、秩序の中心になる。
そういうことだ。ではな。
よう、童貞ども元気か。俺は、憂鬱だ。俺は、天下など、要らない。
天下を統一しようなど、馬鹿げている。俺には、劉備や、曹操といった、老人どもの考えがわからない。
天下を統一しようとして、戦いを繰り返せば、国が疲弊する。民が苦しむ。
三つの国が、それぞれ反映していけば、いいではないか。戦を使わない、競争。
俺は、それがあってもいいと思う。しかし、その時に、三番手にいるのはごめんだ。
呉は常に、二番手か一番手に居なければ嫌だ。そうで、なくてはならないのだ。
だから、荊州は何としても劉備から取り返す。童貞どもよ、引きこもっていないで、俺のように戦え。
そうでないと腐ってしまうぞ。辛いだろうが、戦うんだ。ではな。
よう、童貞ども、元気か。俺はいま、水滸伝を書いているが、
これが思ったより、売れない。どうしてだかわかるか?
童貞どもが、いつまでたっても、外に出てくれないからだ。
俺としては、いたいけな童貞諸君を、いつまでも、ひきこもりに
するわけには、いかない。だからこの本は、童貞禁止だと
いつもいい続けて来た。そして、童貞どもには、早くソープにいけと
強く進めてきた。それなのに、お前たちはまだ、こんなスレでくすぶっている。
さあ、今すぐ外へ。用事がなくとも外へ、向かえ。
今すぐ薬局へいってバイアグラを買うんだ。お前はその時、きっと悟る。
自分はもうすぐ童貞を失うからこんなことをしているんだと。
よう童貞ども、元気か。今日の天気は、晴れ後晴れ、明日の天気も晴れでしょう。
俺には色々あったけれど、元気です。さて今日は、誤植が多い事について、
童貞どもが騒いでいるので、順当に弁明する。
あれはつまり、締めきりが短過ぎたのが、第一の要因だった。
どうしても、物語を考える暇や、書きこむ暇が足りなかった。
それでつい、文章がおろそかに、なる。この飯、あだや、おろそかには食うまいぞ。
写植の人、編集者はよく、頑張った。だが、時間が足りなかった。
何度も、この事を、俺は角川春樹に、抗議した。
もっと時間を、もっと時間を!
志を、熱く語る事も出来た。だが、俺の言葉は、角川春樹に通じなかった。
俺の願いは、実現しなかった。それだけのことなのだ。
泣き言と思うなら、思っていい。俺は孫権ですらなかった。
春樹、あなたの目指した三国志とは、なんだったのですか。
春樹が、何か言っている。しかしよく聞き取れない。
最期の、一緒にやれという声だけ、聞こえた。
春樹はコカインを、差し出してくる。
俺は張衛。
よう童貞ども、元気か。
まだ、飽きずに童貞を、続けているお前たちは、いつしか神聖なものとなり、
とうとう触れてはいけないものになった。その証拠に、電車に乗ったお前たちに
女学生は、無意識に距離を置く。時々、連れと囁きあってお前を指差す。
時に、俺の力作、『黒龍の柩』は買ったか。俺が、初めて本格的に書いた、幕末ものだ。
俺が、あそこで何を描こうとしたか、「愛読者の皆さんならお分かりだろう」と
某井沢みたいに、したり顔で、言うつもりはない。
なぜなら俺にも、解らないからだ。俺は、解らないから小説を書く。
解っていれば、評論や主張でも書くべきなのだ。
あえて言えば俺は、志を持ちながら、散り去った男しか、描くつもりはない。
人気のない、張衛もそうだった。俺の中では白眉だった。
いつでも志を熱く語れる男が、ほうぼうで奮闘し、いい女とやり、
ついに空しく美しく殺されてしまう。志、戦、女。全てが揃っていた。
そして実は張衛の生き様に、お前たち、童貞へのメッセージを込めていた。
お前たちも、張衛のように、生きろ。
張衛にあって、お前に欠けているものが、一つでもあれば、それを追え。
そうすることで、初めてお前は、歴史に名を刻むことが出来るだろう。
明日のニュースを愉しみに待っている。あばよ。
13 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆uaK/IeGo :02/10/04 15:46
おい!お前らな、俺の「ハードボイルド北方」のコピペで遊ぶんじゃねーよ!
あれは俺が書いたんだよ。
14 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/04 22:54
文章が長いと読む気もおきん
15 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/05 00:03
>>15 そうか。
だがな。
これを書いたのは、自分だ、と。
そう主張したいなら、はじめから、トリップつきで書くものだ。
嘘か真か、俺は知らん。知りようがない。
だがとにかく、お前は、やりかたを間違った。
>>16 そして俺は、レス番を間違った。
>>16は、
>>13に宛てようと、したものだ。
漢には、間違ってはならない、ものが、ある。
俺は、そこを、間違ってしまったようだ。
済まなかった、
>>15よ。
18 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/05 11:25
おはよう、ござ、い、ま、す
二代目北方だが、多分初代は本当にちんかめだと思う。
あいつが名乗りあげる前からちょっとそう感じていた。
20 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆uaK/IeGo :02/10/05 21:02
>>19 さすがはタケノコ! よくわかっておるな。
二代目ですが、勝手にタケノコ氏にしないで下さいな。
ちなみにザクスレの職人も俺。
なんだかあんたとは縁がありますね(笑)。
ちなみに俺のはこのスレでいえば
>>10-13なんだが、
ひょっとすると二代目じゃなくて間に誰か別の人が入っているかもね。
>>21 職人よ、礼を、言おう。俺たちを、楽しませてくれたことに。
だが、
>>13は「玄武岩拳覇@ちんかめ ◆uaK/IeGo」の、レスだ。
これは、どういうことなのか。
俺は、悩んだ。だが、すぐに、考えるのを、やめた。
無駄な、ことだ。
それが、誰だったとしても、職人には、違いない。
ただ言おう。ありがとう、と。
23 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆uaK/IeGo :02/10/05 21:51
この板で、初めて、礼を言われた、気がする。
とりあえず初代ハードボイルドちんかめよ。
あなたは
>>5-9の職人だったで
よろしいですかな?
25 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆uaK/IeGo :02/10/05 22:08
いや、
>>5-7だ。
古い記憶なのでよく覚えてないが、確か、3つ、書いたと思う。
じゃ少なくとも北方職人は三人いる計算になるな。
27 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆uaK/IeGo :02/10/05 22:10
訂正だ、>5、7の二つだけだ。
たった二つで、威張るな。
といいたかったが、初代北方だったことは、えらい。
この板の不調が、どこから来るものか、
>>1にはわからなかった。
無双厨逝ってよし、正史オタクuzeeeeeeee!、そんなことなら、
荒らしなのだと見当がつく。常連やコテハンは、なんでもないようにカキコむときがあった。
そういう時、いきなりレスが止まり、DAT落ちしてしまうことが多い。
しばらくは、良スレを盛り上げるのも苦しそうに見えるのだ。
レスを集めた。自作自演で盛り上がれるという者を呼んできて、ひと晩祭りをひらこうと思ったこともある。
盛り上がりはしなかった。それどころか、日に日にひどくなっていくように、
>>1には見える。
30 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/07 02:50
30
31 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/07 12:40
お、は、よ、う、ござ、い、ます
もっと、このスレを盛り上げたい。と
>>32は思った。
しかし、何か、足りていないものがあるのではないか。
それは、人の数であったり、ネタの質であったりする。
ここから、1000は遠い。
>>32は、そんなことを考えていた。
このままで、終わるのか。と、
>>32は考えていた。
このままここで、駄レスをつぶやき、あきらめて、一生を終えるのか。
自分の生きざまとは、そんなものなのか、と。
34 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/08 02:54
36 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/08 13:57
>>32 スレを盛り上げるための重要な要素の一つであるネタについては著しく欠乏している。
元々テーマが北方風にしゃべって笑えるモノを考えねばならないのだからこれは難しい。
あまりにもマニアックでシュールかつ極めて微妙なつぼを突かないといけない。
AAを作るにしても北方の顔なぞ普通のオサーンだ。
我々は、地上の星の存在を、忘れ、天空の星を、必死につかもうとして、氷ばかり、掴んでいた。
一回当たっただけでよくもそんな偉そうに言えるもんだなあ。
官渡の戦いの真実スレでどれほどり醜態を晒したのか忘れたのかな (へ^ ^)へ
うるせー。
39 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/08 16:15
>37
愚か者! 俺は今まで匿名でいろんなネタを提供してきたのだ!
それはもう数え切れないほどのネタをな。
官渡スレも俺にとってはある種、ネタにすぎんのだ。
40 :
西谷恭二 ◆WySx7Swaws :02/10/08 16:20
匿名で、提供したネタを、自分のネタであると、誇ってはならない。
何故なら、匿名で、投稿するということは、その権利を、放棄したことと、同じだからだ。
そのつもりが、なかったとしても、それを、証明する手立てがない。
それでいて、誇る行為は、土地の権利書を持たずに、ここは俺の土地だと、言い張ることとそう大差はない。
どちらにしろ、見苦しいことだ。
男には、引き際を見極めることも、重要だ。
41 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/08 16:24
だからこそそれらを一々自慢してないんだろーが!
42 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/08 16:26
43 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/08 16:28
ちんかめよ、お前がネタを提供するときは名前を出さない方が評価されると思うぞ。
もうコテハン棄てたほうがいいと思うな。
コテハン変えてもばれるだろうから、ずっと名無しでいなさい。
44 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/08 18:11
俺は、ネタ職人では、無い、つもりだ。
45 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/08 18:12
そりゃこんなつまらないネタ職人がいてたまるか
ネタになってない。
46 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/08 18:12
だからさあ、ちんかめはもうコテハン使うな。
見てて可哀相になってくる。
47 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/08 18:15
俺は、叩かれて、惨めな自分が、好きなんだ。
なんだマニアか
47は、呻いていた。
「そうだ、俺は、好きなんだ」
自分に、言い聞かせていた。
「叩かれて、惨めな、自分が」
ほんとうに、そうか?
問いかけた。
そうなのか?
ネットの向こうから、答は返らなかった。
ただ、ぼんやりと己の顔が、モニターの表面に反射している。
それだけだった。
50レスになっていた。
コテハンのちんかめが叩かれて、スレが荒れ始めた時、無名武将@お腹せっぷくは、
このスレの維持が、使命だと思った。
しかし、
>>1が非協力的だというのは、思った以上に大変なことだった。
まず、二代目につこうと思っていた無名武将が、去った。
それでも、2、3人の無名武将@お腹せっぷくは残っていたが、
本スレに帰ることも出来ずに勢いを失い、別に立っている
【北方三国志は正史なの?】というスレからの援軍も、得られなかった。
【北方三国志は正史なの?】じゃなくて【官能 三国志〜袁琳編〜】のがヨカータワ
52 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/09 03:02
いずれにせよ、俺には重大な問題が、残っていた。
それは、今まで北方の作品を読んだ事が、全く無いということだった。
俺が演じた「ハードボイルド北方」も、皆が北方三国志スレで、彼が特徴的な
文章を書くと言う、伝聞をそのまま引用しただけだった。
しかし、ひとつだけ、救いがあった。 それは、俺は今まで、欠かさずに
週刊プレイボーイの北方の人生相談コーナーを、読んでいたことだった。
前田吟
「一年、旅をしてみろ。
>>52。旅をしながら、北方の姿をよく見るのだ。
その眼で、北方を見極めろ」
さらば。心の中で、
>>54は言った。
>>50 援軍は、既に来ていた。
無名武将たちのあいだに、紛れて。
>>52 どうりで(w
でも上手かったze
いい機会だから北方三国志読んでみ、おもろいから。
確かに詰まらぬ者は多い、だが笑うに足りるネタもある。
「上手くいけば、育つスレか?」
>>58に、問いたい気持ちを抑え、夜は更けていく。
秋の気配が強まっている、せめて冬までは保たせたいな、このスレは。
58 :
無名武将@お腹せっぷく :02/10/11 07:19
この巨大な掲示板群で、最初の北方職人は、どんな男だったのだろう?
ここを見ると、そんな思いにとらわれる
こんなことをして何になる、自分もそう思う。
それでも寿命が、尽きかけてるこのスレに、一度だけ機会を与えてみよう。
本能的に判断し、あとは運命に従うだけだった。
>>58よ。北方は、地文に?や、!をつけない。
むしろ、すべてにおいて、使わない。
よく憶えておけ。
>>58は、自分の書き込みを,忸怩たる思いで見つめていた。
>>58にやらせた、このスレの盛り上げの工作は、うまくいかなかった。
ちんかめに、北方三国志を読ませる、ということもいまのところ成功していない。
「二代目(
>>19)、コテハンで書き込みしていただけませんか?このスレは、風が冷たすぎます」
「この冷たさを、骨身に沁み込ませながら、無名でレスするのだ。こういう時こそ、
楽な書き込みをしてはならん」
>>62が、頷いた。
自分は、ネタ職人になろうとも、向いているとも思わない。
他人の書き込みを、見ているのが、自分の性分にあっている。
それでも、今は書き込む事が、
>>63には重要と思えたのだ。
気が遠くなるような、1000への道を巡る暗闘はまだ続く。
64 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/12 10:58
今日の、読売新聞で、北方のコメントが載っていた。
そのせいで、このスレが盛り上がることは、あるのだろうか。
いや、ない。
それでも、
>>64は、このスレを覗いてしまう。
65 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/12 12:51
いよう、童貞ども、相変わらずくだらん事で自問自答しているな。
「楽な書き込みをしてはならん」 「1000への道を巡る暗闘はまだ続く」 何を言ってるんだ。
いいか、貴様らはここ最近急に寒くなって夏から秋へ急変する気候に流されているだけだ。
回りの環境に流されて、無意識に悲観的になっているだけだ、無意識にな。
はっきり言おう、貴様らは間違っている。 真のハードボイルドとは、何か、という事をな。
ハードボイルドを宿命とする者、これからの季節こそまさに、本領発揮の時なのだ。
空気は冷たい、しかし街にはクリスマスに向けて心まで暖かそうなアベックが増える、
そんな街中を皮ジャンの襟を立て、孤独に歩く、これこそがハードボイルドだ。
いいいか、童貞ども、よく覚えておけ。 この俺、北方こそがハードボイルドそのもの
なのだ。 余計な事を考える前に、常にハードボイルドである事、すなわち、
北方であるとこを旨とし、考え、そして生きろ。
ついに、来た。
待っていたぞ。
sageに意味など無い、ただの書き込みであり、ageではない。
それだけの事で、考えてみれば、簡単なことだった。
68 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/13 21:09
日増しに、秋が、そう、忍び寄る。 まさに忍び寄るとは、秋のために、あるような言葉だ。
昨夜も、北条ファミリースレに挨拶代わりに二、三合の戟を、入れてきた。
相変わらず、徒党を組んで群れたがる奴等だ。
それはさておき、俺はこんな秋深まる夜、徹夜である作業にかかろうと、している。
それは、カレー作りだ。 今、何人かが嘲笑しただろう、だがそれは間違いだ。
ハードボイルドたるもの、料理くらいは、できねばなるまい。
別に特別、上手くなければならないわけではない。 ハードボイルドとはすなわち、
この地上で最も野性を失った動物、俺達、人間が、いかに野性を維持し続けるか、
だと思う。
そして、その基本は、なんといっても旬、である。 旬の野菜を、いかに活用するか、
ここに、まさにここにハードボイルドの根幹が、在ると言える。
おそらく、俺の作業が明け方に終わるまで、だれもこのスレに興味など、持つまい。
だが、そんな事は関係ない。 俺は、逐一、料理の進展具合を、報告する。
おそらく、古の兵どもも、戦場の夜、このようにハードボイルドな料理をしていたのだろう。
俺の心が、ざわめいた。
69 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/13 21:22
調練 調練
調練 調練
調練 調練
調練 調練
調練
調練 調練
調練 調練
調練 調練
調練 調練
70 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/13 23:11
いよいよ、料理に取り掛かっている。
俺は常に、料理は戦だと思っている。 いかにポピュラーな料理であれ、無知蒙昧に
猪突猛進すれば、必ず敗れる。 まず、策を立てぬことには話にならない。
今回、俺に立ちはだかるのは普通のカレー具材ではない、つまり、俺が造ろうとしているのは
普通のカレーではないのだ。 食材には実に曲者がそろっている。 まず、牛すじ肉、
そして、この戦最大の難敵は、ホールトマトであった。 それも鋼鉄の双璧の如く、
二缶並んでいる。 本来、水を用いるべきところに敢えて俺は、この策士を相手に選んだ。
しかし、ひとつ、普通のカレーにあってこのカレーに無いものがある。 ジャガイモだ。
カレーのジャガイモは俺は、好まぬ。 食う時に熱いからだ。 しかも穀物である飯にかける
カレーになぜ、同じ穀物であるジャガイモが必要なのか、俺の長年の疑問だった。
ジャガイモ、俺のカレーにそんなものいらない。
「このスレでは、固定を変えるんだ。ちんかめ?」
>>71の言葉は突然だった。
「いいか、お前は某所でケチのついた、その名前を、一度捨てろ」
なぜ彼はそんな辛らつなことを、言わなくてはならないのか?
「ここでのお前は、『ハードボイルド北方』。そう名乗るがいい」
そのほうがお前は神に近い。
>>71がいいたいのは、つまりそういう事なのだ。
このスレを守らせるために、自作自演は必要ではなかった。ネタがあるのだ。
「元スレにも、顔を見せよ、ちんかめ」
無名武将@お腹せっぷくの眼が、一瞬だけ射抜くように、ちんかめを見つめてきた。
このところ、このスレでかまってもらうことが多いので、元スレを訪なってはいなかった。
頷いたとき、
>>72はすでに背をむけていた。
ちんかめといえば、軍事評論家を思い出す。
だがそれを言ってしまうと、このスレそのものが、崩壊してしまう気がした。
官渡の戦いの真実!スレッドで、全てを知っているかのような顔をしながら、
エンショウの文字を教えて欲しいと叫んだ夏。これは、苦い思い出だった。
74 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/14 00:12
料理は戦だと、俺は言った。 だがより正確に言えば、一国を攻め滅ぼすに、等しい。
敵がカレーだからといって、おとなしく鍋に篭城するような甘いものでは、無いのだ。
最初に会敵したのは、四個の玉ネギだった。 蒙古騎兵を思わせる茶褐色の、一見、脆そうに
見える鎧をまとった戦士達だった。 やつ等は、この広大かつ平坦なまな板の上で、
俺に正面決戦を挑もうと言うのだ。 よろしい、本懐である。 俺は心中で敵に敬意を表しながら
太刀を一人の戦士に叩き付けた。 む、切れない。 相手は薄く、ボロボロの鎧なのに。
俺の太刀はその鎧の上を、虚しくすべった。 恐るべし、玉ネギ。 ヤツは薄いながらもなめらかな
表皮で、俺の太刀を受け流したのだ。 されば。 俺は太刀の切っ先を敵に突き立てた。
刺さった。 そのまま、俺は更に太刀を奥深くに差込み、太刀の先を軸に、下に切り下げた。
一人目の戦士が、倒れた。 更に間髪を入れずに残りの三人を叩き切る。
目の前に、四人の戦士の骸が八つになって、転がっている。 俺は満足気にそれらの鎧をはがした。
後は細断するだけだ。 俺はようやく、緊張を解いた。 が、しかしそれが、その直後、
とんでもない判断ミスであったことを、思い知らされるのである。
四人の戦士は、まだ、強大な戦力を残し、生きていた。
75 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/14 00:26
「ほめては、いけない」
>>75は、心の中で、そう、つぶやいた。
私は、叩いたのだ。ちんかめを。そう、あのスレで。
そんな自分に、今更ちんかめを誉める資格など、ないのだ。
思えば面白い男だった。そしてともに煽り合い、生きた。
「
>>75、誉めることできず」
>>75の目は、涙でぬれていた。
76 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/14 00:37
「得心が、ゆかぬ」
>>76は、はっきりと、そう、呟いた。
例えば、普段、どうしようもないことばかりして、駄目な男であるとか、
不良であるとか、そのような、レッテルを、貼られた人間が、
ちょっといいことをする、それを、見ていた人間が、いたとする。
すると、あのひとは、本当はいいやつなのだ、ということになる。
それまでの、多くの、碌でもない実績と、一つの良い行い、
それを天秤にかけたら、本当はいいやつなのだ、と言う結論は、
はっきりと、おかしいはずなのにだ。
逆に、普段から、いい行いを、している人間は、一つの悪事で、転落だ。
今のちんかめの状態は、前者に近い気がする。
あれだけの、どうしようもない行いだ。
北方ネタだけで、褒めるわけにはいかん。
「ちんかめよ、俺は褒めぬぞ、これから、お前の魂を、見せてみろ、
煽られるな、強い男になれ」
そう、
>>76は言い、去っていった。
ちんかめの、書き込みには、救いようのない悲しみが見えてしまう。
官渡の戦いの真実!スレ、での出来事は
誰であろうと、触れることの、できるものではないのだから。
78 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/14 01:35
目の前で、鎧を剥がされ、真っ二つになって倒れている、果敢なる野戦の勇者、玉ネギ。
だが、彼等ともいよいよお別れだ。 俺は半球形の玉ネギを、ミカンのように扇状に
スライスすべく、次々と斬っていった。 嗚呼、勇猛の士、玉ネギ。 この戦いで俺相手に
先陣をきって向かってきた勇者。 貴様はもう十分闘った。 このまま我が足下に加わるべし。
万感の思いを胸に満たし、次々とスライスしていた、まさにその時、俺の両眼が痛み出した。
そして、なんということか、とうの昔に枯れ果てていたはずの涙が、信じられない事だが、涙が、
溢れてきたのだ。 それはまさに瀕死の玉ネギの、最後の、そして最強の反撃であった。
あたかも死を待つばかりの重傷を負った兵士が、己が命と引き換えに渾身の力をもって矢を放つのに
似ていた。
まずい、目が見えない。 俺は一旦、太刀を置き、目を洗った。 そしてその後、幾度も眼痛に
襲われながらも、気合で全ての玉ネギを斬った。
いよいよ、次の段階に移れる。 といっても、また、玉ネギ相手である。 有名な事だが、
飴色になるまで炒めるのだ。 そして次の戦場は、フライパン。 広大な、盆地である。
実質、野戦と言っていいだろう。 だが今度は、ただの野戦ではない。 灼熱の、熱風吹き荒れる
荒野の戦いだった。 しかし、敵は既にバラバラになった玉ネギである。 かつての雄姿は見る影も無い。
多くの半月状、あるいは、それさえ保てず、笹舟のように情けなく分離した者達だ。
こやつ等に何ができよう。 俺の中では既に勝負は付いていた。 しかし、
この俺の驕りが、またしても玉ネギの猛反抗を招くとは、知る由も無かった。
79 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/14 15:04
昨夜の戦いは結局、俺の眠気によって今日に持ち越された。 つまり、俺は玉ネギを
完全に倒す事は、できなかったのである。 俺としたことが、緒戦でこうも苦戦を強いられ、
撤退に追い込まれるとは、情けない。 しかし、撤退に際し、俺にぬかりは無かった。
細断した玉ネギは、ボールに閉じ込め、冷蔵庫の奥深くに拘束し、悠々と、眠りについたのである。
そして今日、再び戦いが始まった。 刻んだ玉ネギを、炒めるのである。
二度と立ち直れぬまで、完璧に。
俺は、おもむろにフライパンに油をひき、火をかける。 次第に、俺の計略どおりに
フライパンは、その表面を灼熱の荒野へと姿を変えていった。
すかさず、冷蔵庫から玉ネギを、取り出す。 そしてそれらを一気に、灼熱の戦場に
投入した。 が、その直後、俺はその光景に、恐怖した。
灼熱によってあっという間にドロドロの飴色玉ネギになるはずの、もはや断末魔のような
玉ネギが、俺に、この俺に嘲笑と共に話し掛けてきた。「貴様、この俺を飴色玉ネギにする気か。」
不適な笑みと共に言葉を続ける。「一晩、冷蔵庫の中でたっぷり冷やされ、ラップによって
水分を全く失っていない、この俺を飴色に、か。 できるものならやってみろ。」
見ると玉ネギは、その一片一片が、今までの固さ、水気を全く失わず、フライパンから
溢れんばかりに俺を、あざ笑っていた。
「ちんかめよ、お前は世に出ろ。お前に、このスレは狭い。」
>>80は、いった。
所詮このスレには過ぎたものだったのだ、ちんかめは。
「煽り煽られ、そして、生きろ。お前には、それが似合っている。」
自然に、自分の指が動いた。俺は、ちんかめが好きなのだと、初めて、気づいた。
「氏ね」
二文字、それが全文だった。
俺は、張衛。
とりあえず、いわせてくれ、ちんかめよ。
>>78の「足下」は、日本語の用法として正しくない。「配下」と言い変えよ。
82 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/14 19:11
いよいよ玉ネギとの、まさに最後の、戦いが始まった。
此度の戦場は、俺の緻密な計略によって「灼熱地獄」と化した、フライパン。
だが、冷蔵庫に釘付けされたことによって、凄まじい冷気を帯びた玉ネギの大兵団は、
その冷気をもって、我が火計を封じ込めようと、蠢動したのだ。
まずい、とっさに、俺の勘がこの危機的状況を、見抜いた。
しばし、冷気と灼熱のぶつかり合う轟音が響いた後、フライパンは静寂に、包まれた。
フライパンから一瞬にして、熱気が消えた。 俺はまたしても、玉ネギの前に、破れつつあった。
最初に我が太刀の斬撃をかわし、そしてこの俺に落涙を強い、さらに計略をも破られたのだ。
しかも俺が、敵を拘束すべく閉じ込めた、冷蔵庫の冷気をも逆用し。
俺の華麗な計略によって一挙に敵を葬るはずだった今回の戦いは、完全に膠着状態に持ち込まれた。
こうなった以上、時間をかけ、正攻法で攻めるしか、道は無かった。
火力を強め、おたまを振るい、俺は敵兵の群れに突っ込んだ。 「とろ火でじっくり炒めましょう。」
いつか読んだ、料理本の言葉が脳裏をかすめた。 冗談じゃない、そんな可愛気のある奴等か。
既に何十、何百合と、おたまで玉ネギと斬り結んだ。 しかし、未だ玉ネギは衰えない。
が、しかし、よく見ると、所々で焦げ目が見え始めた。 そして、フライパンから溢れそうな量だった
玉ネギの大軍が、僅かながら、その兵力を減らしているように、俺の目に見えた。
これは、もしや。 無敵を誇っていた敵軍に、かすかながら疲労の色が、見え始めた。
「まるで手妻(手品)を、見てるようだ。」
ちんかめの、料理の手際を見て、
>>82は、いった。
84 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/15 17:57
意外な長期戦、苦戦を強いられる玉ネギとの戦い。 だがようやく、膠着した戦況が
動き始めた。
電気コンロという、ハードボイルドとしてはいささか不本意な道具を使う俺であったが、
たかだか玉ネギ四個にとっては、無限とも言うべきエネルギーを供給する電力に勝つ、術は無かった。
10分間隔で約一割ずつ兵力を減損させていく玉ネギ。 当初の士気は急速に衰え、
再び盛り返した我が火計の灼熱に、次々と倒れていく。 更にその色までも、まさに飴色に
変化を始め、いよいよ長い死闘の決着も時間の問題となっていった。
約、30分後、半泥状となった玉ネギは、倒れた。 思えば恐るべき戦士達であったが、
その健闘ぶりは既に述べたため、ここでの述懐は、敢えて控える。
しかし、俺は、飴色玉ネギを見て一つの疑問を浮かべた。 それは、この色、である。
飴色と言えば聞こえはいいが、詰まる所、これはただの「焦げ」ではないのか。
確かに、少しそれを舐めてみる。 甘い。 これが玉ネギかというほど、甘い。
しかし、この焦げ目は、果たして健全な食品なのだろうか。 「凄くいい色ですね。」
「わあ、おいしそう。」などとよく、料理番組でやっているが、一方で、焦げた食品は
発がん性がある、体に悪い、などと昔から言われているではないか。
魚の焦げは体に悪く、玉ネギの焦げは悪くないのか。
所詮、世の中いい加減なものだ、そう思いつつ、俺は次の作業にかかろうとしていた。
85 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/15 22:27
今回は、カレーの話はひとまず置こうと思う。 と、言うのも、俺の部屋は今、
引越しをするのではないかと、勘違いされそうなほど、荷物が山積みになっている。
なぜか、それは明日、新しいベッドがうちに来るからだ。 今まで俺は、そう、ガキの頃から
看護婦の母に、柔らかいベッドは骨が曲がるから良くない、と言われ続けた来た。
しかし、最近になって、ようやくそれが、幼児期の頃だけの話だという事が、分かったからだ。
今のベッドも、固い、上京してから七年半、フレームに固定されたマットのため、
取り替える事もできず、完全に寝癖が付き、右半分が沈み、まるで魚雷を受けた軍艦のように、
傾斜していた。 最近は眠りも浅く、いくら寝ても悪夢にうなされ、疲れが取れなかった。
最近、俺はようやく、悟った。 睡眠は、ハードボイルドであってはならない!
人間、所詮、獣ではない。 寝込みを襲われたら、いかに強靭な男とて、呆気なく殺される。
眠らない街、新宿に生きる俺にとって、情けないことに、寝る時は戸締りしか防衛手段は、無いのだ。
ならばいっそ、快適な寝具で死ぬほど快眠を貪ろう、寝てる間に本当に殺されても、悔いが無いくらいに。
明日、ここに来る寝具は、まさに極上のモノだ。 大塚家具で三時間、検討に検討を重ねた結果、
最高のモノを、選んだ。 貴様ら、「キングスダウン」というメーカーを、知っているか。
アメリカで百年、スプリング式ベッドだけを作ってきた会社だ。 ハリウッドスターは皆、ここのベッドを
使っている。 フレームは木製、だが木目のプリントではない、木からそのまま削り出した高級品だ。
サイズもセミダブルだから女と戯れるにも、最適だ、今からもう、心が弾む。
一人で寝て、王様気分。 女と寝ても、なお広大。 そして総額、十六万円。
いいか、童貞共、男のスケールはベッドのスケールだ、一人身でもセミダブルで寝る、
このダイナミズムこそが、男の器だ。
北方スレに、来いと言われた。
言われたままに、レスをしたことを、悔いた。
それも、
>>86には、いいことなのかもしれない。
>>86は、そう、思っていた。
「来てくれると、思っていた。」
>>87は、いった。
「ともに、ちんかめ王室の再興に、力を尽そう。」
目に、熱いものが溢れてきた。
もはや、言葉はいらない。武人同士なら、分かり合えるのだ。
俺は、張衛。
「ちんかめは、変わった。」
以前はこんな長文を、晒す男ではなかった。
官渡で、なくした物は、思ったより大きい。
>>88は思った。
89 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/16 01:02
いよいよ、明日のベッドの組み立てができるよう、部屋を整えた。 今まで、俺のベッドの下は
物置だった。 来客に備え、表の方にはプレステの箱や、古い辞書などを並べ、そして奥には、
今まで自然と貯まってきた無数のエロ本と裏ビデ、そして季節外れの衣類、布団などを
しまってあった。
今や、それらは全て、部屋の一角に積み上げられている。
しかし、こうしてみると、俺がいかに多くのエロ本、裏ビデを貯めこんでいたかが良く分かった。
我ながら、恐ろしいほどの数だ。 既に何年も見ていない、あるいは今日、あらためて
思い出すモノが非常に多く、懐かしさと共に、半勃起させつつそれらに見入った。
そう、俺はモノを捨てるのが苦手なのだ。 貴様らにもそういう奴がいるだろうし、
逆に捨て上手な奴もいるだろう。 俺は昔から、それこそ厨房の頃から特にエロ本を捨てるのが、
苦手だった。 たちまち、勉強机の引き出し、本棚の裏、敷布団の下などが、エロ本に
埋め尽くされた。
そんな多数のエロ本も、ある日親に見つかり、成績の悪さをエロ本のせいにされ、
怒った親父によって全部、風呂炊きに使われてしまった、が、それらを全て燃やした時、
真冬にも拘らず、風呂の湯の温度が60℃にもなり、風呂釜が壊れかけたことがあった。
それほどのエロ本を貯め込んだ俺もバカだが、60℃の湯を沸かす親父も、
バカとしか言い様が無かった。
そんな思い出に浸りつつ、七年半、使い続けたこの安ベッドの上に、
最後の睡眠のため、横たわろう。
90 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/16 21:03
「ここで、叩けよ。ちんかめを、叩けよ。」
いつの間にか、
>>90はそう呟いていた。
ちんかめは、宿敵だった。官渡スレ以来の。
だが、俺は今、その半ばちんかめのスレとなっている、このスレに入り浸っている。
「皮肉な、ものだな。」
遠くに、ずっと遠くにいるはずの、ちんかめの声が、聞こえた気がした。
91 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/16 21:24
「叩きたいなら、叩けばいい。その意味は、他の奴が考えてくれる」
>>90に向かって
>>91は呻くようにつぶやいた。
「名スレに、どんな意味がある、夏侯惇?」
「さまざまな、意味が。丞相は、不本意に思われるでしょうが、名スレだということは、
書き込む時の基準になります。事実、最初にこのスレが始まった時、
>>1の一行ネタと、本スレのコピペだけでした」
「そうだったな」
冷静に言ったが、曹操の肚の底では、黒い怒りがわだかまったままだった。
93 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/16 22:22
貴様ら、相変わらずつまらぬ事で自問自答しているな。 期待通りの若輩ぶりだ。
官渡スレで、俺はまさに四面楚歌の状況に陥った。 やれ、「出て行け」、「貴様がいるとスレが汚れる」
ありとあらゆる、罵詈雑言が、俺に投げつけられた。
今思えば、あの頃が懐かしい、なぜあの地獄のような、あの時を懐かしむのか、
答えは簡単だ、それは、今の貴様らが余りに不甲斐ないからだ。
確かに、あの時と今とでは、状況が違う。 通説に土足で踏み込んだ俺に、罵声が
浴びせられるのは、当然だ、しかし、ここはある意味、雑談的スレだ。
俺を叩く正当な理由が無いのも、無理は無い。
しかし、俺は官渡スレを、確かに、品性下劣な言い掛かりと共に、追い出された。
ならば、今度はこのスレを、いや、この城を、俺が乗っ取る。
言いたい事があれば言え、小僧ども、このハードボイルド北方が、いつでも片手で揉んでやる。
貴様ら小僧に、この俺を叩く勇気があれば、の話だがな。
94 :
西谷恭二 ◆WySx7Swaws :02/10/16 22:27
不様だな
95 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/16 22:27
「言ってくれる、言ってくれるではないか、ちんかめよ」
腸が煮え繰り返る、そんな煽り方をする、ちんかめは。
思えば、叩かれたのも天性の煽り気質が、祟ったのかもしれない。
「面白い、やってくれようではないか。」
>>94は、いった。
>>95は、いつも何かに頼っていた。
その弱さが、出ていた。
自分で誰かを叩くことも、無かった。
お前は、張衛。
北方なら
×片手で揉んでやる
○揉みに揉む
ちんかめよ、北方三国志読めよ。オモシロイからさ。
無理をしている。
ちんかめの、煽りは今や、目を背けたくなるほど弱々しい。
>>98は思った。
ここになって、スレを立てた
>>1の意図が、わからないのは
思った以上に大変なことだった。
99 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/17 22:33
俺が無理をしているだと、まったく笑わせてくれる。 これだから小僧をあしらうのは
面白い。 できればどこがどう、弱々しいのか分かるように、説明してもらいたいもんだ。
今日、俺は午後三時に目覚め、四時に日課であるナンパに向かった。
例の高級ベッドが来て以来、余りの心地よさに意味も無く横になっていると、真昼間でも
知らぬ間に長い眠りに陥ってしまう。 故に夜寝るのも遅くなり、目覚めも午後という
ていたらくだ、まあ、大塚家具の店員も体とベッドの睡眠のリズムが合うまで一週間はかかると、
言っていた。
そんなわけで今日、出撃したのはごく近場だった。 時間も無い、場所も良くない、で、期待は
してなかったが、八人ほどに断られた後、ある女が釣れた。 沖縄から二週間前に来たばかりらしい。
今は職探しの最中で、毎日ヒマらしい。 喫茶で茶を飲み、帰ろうか、と言うと、まだ時間がある、
と言う。 そこで俺の部屋に連れてきた、テトリスがやりたいという、俺も別に、今日、手を出す気は無い、
そこでPS2で、適当に遊ばせておいて、さっき帰した。
あした、渋谷で焼肉デートの予定だ、まあその女とどうなるかは分からんが、とりあえず美女との
食事は楽しいものだ、貴様らには無縁の話をして、申し訳ないと思うが、許せ。
100 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/17 22:52
100
101 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/18 22:51
ソープへ行け
102 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/21 05:05
よう、小僧ども、久しいな。 ここ数日、気温の低下のみならず、天候が悪いな。
俺は昔から、秋が大好きだった。 そう、少年の頃から。 特に、後半は最高だ。
一文字で秋後半を、俺なりにあらわすとすれば、それは「涼」だ。 この涼は
多くの意味を持つ。 さみしさ、はかなさ、落ち着き、そして何より、奥ゆかしさ、
である。 前半、収穫で賑わうのに比べ、後半は実に密やかだ。
一年かかって育て上げた実りを手放し、身にまとっていた無数の衣をも、一瞬の
華やぎを見せ、脱いでゆく。 秋は、いいものだ。
そしてもう一つ、告げることがある。 やはりハードボイルド北方たるもの、
小僧の相談を受けてやらねばなるまい。 これから毎日、俺が気に入った相談を
一件だけ、親身に、かつ辛辣に批判してやろう。 無論、俺に対する批難でも一向に
かまわん、どんどん来い。 そして、貴様らのヌメヌメとした性根を、俺の刃で
荒削りに削ってやろう。
私や他に人が、こんなに北方の文章をつかって、カキコをして、
このスレを盛り上げようとしたり、
ちんかめに「北方三国志を読め」と言っているのに
全然読んでくれません。どうしてですか?
104 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/10/22 01:35
ようやく、最初の悩める小僧がきたとおもったら、この様だ。
まず、貴様の文章自体がおかしい事に、気付け。
「盛り上げようとしたり、」は一体、どこにかかっているのだ。
文脈からすると、「どうしてですか?」に繋がるように見えるが、繋がってない。
つまり、「盛り上げようとしたり、」までの前半文が、完全に宙に浮いているのだ。
要するに貴様自身が、宙に浮いている証拠だ。 そして、なぜ貴様が宙に浮いているのか、
それは貴様が、貴様の書いた質問自体に矛盾しているからだ。 いいか小僧、貴様、本当に
このスレを盛り上げようとしているのか、していないだろう。 いや、貴様だけではない、
このスレに書き込む奴全てが、「○○は、○○に対し、○○のようだ、と>>○○は、思った。」
こんなのばかりじゃないか、これでスレを盛り上げようとは片腹痛い。
いいか小僧ども、本当にスレを盛り上げたければ、貴様らの思いを、真の思いを、俺になりきった
つもりで書け。 小手先でつまらぬ文章を書くな、分かったか、小僧。
あと一つ、お前ら、一人ずつが北方三国志持ってるんだろ、一人一冊ずつ、違う巻を、
俺に貸せ、俺は金が無いんだ。 そしたら、よんでやる。
ちんかめよ、ソープじゃなく図書館行け。もし図書館になかったら、図書館に買わせろ。
日本推理作家協会賞・吉川英治文学新人賞・柴田練三郎賞・
日本冒険小説協会大賞日本軍大賞受賞作家だ
(直木賞は三回候補にあがったらしい)。
そんな作家の歴史小説だとまくし立てれば、図書館も買わざるを得ないだろう。
喜多方らーめん美味いよね。
107 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/03 05:03
ちんかめはどうした?
108 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/03 08:33
なんだ、小僧、俺がいなくて、寂しいのか。
貴様らの、孤独な連休に乾杯だ。
109 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/03 10:35
俺は、馬超
110 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/03 10:41
>109
おまえ、張衛のマネか。
111 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/03 13:15
「おまえ、張衛のマネか。」
この言葉は、俺にとって生涯残る心の傷と、なった。
幼少の頃から、パクリ・マネ この言葉に激しい嫌悪感を覚えていた。
コンプレックスと、いってもよい。
この言葉を、自分に降りかからないようにするには、どうすればいいのか。
自問自答したすえ、俺は、一つの結論に辿り着いた。
【やられる前にやる】
先手必勝。
これをすることにより、相手を傷つけながらも、俺は、人より優位にたった。
思えば、これは無駄なことだったのかも、しれない。
そして、今、それが大きな反動となって、返ってきた。
大きく、後ろに倒れこむ。土の匂いを、かいだ。
走馬灯か。色々な思い出が、頭をよぎる。
無双厨と、呼ばれた。今度は、正史厨とも、呼ばれた。
一つのソフトを片手に、俺は、自転車をこいだ。
熱く、充実した、良い、人生だった。少なくとも、俺はそう感じている。
気づくと、茶色い土は、一面の冷たい白になっていた。
「
>>111、帰還できず」
頭の中が、雪のように、真っ白になった。
112 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/03 22:55
>>111 貴様、そのまま死ぬ、つもりか。 本当に、もうその身体に力は、残ってないのか。
そうでは、なかろう。
俺は、貴様のやり方を、否定しない。 ただ、少し、ほんの少し、走り過ぎただけだ。
少し、休むが良い。 「俺は、たかが60万円ばかりの安物の、普段着の皮ジャンを、
>>111 に、かけてやった。」
ちんかめより111のほうが才能あるな
>>113 だってちんかめは北方の小説読んでないもん。
我々を童貞どもと呼ぶな、と言ったはずだ、ちんかめ。
こんな時に、戯れ言を言うか。
私は、ハードカバーの時から、北方三国志を愛読していた。
そこで、あのちんかめに、図書館で読め、と薦めてやったものだ。
望んでも、買えないことだろうと思ったのでな。
しかし、
>>112で「俺は、たかが60万円ばかりの安物の、普段着の皮ジャンを、
>>111 に、かけてやった。」などとほざいている。(プ
115 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/03 23:36
>114
貴様は、馬鹿か。
俺は常々、ハードカバーの本を買う事と、映画館で映画を観る事は、この世で最も
馬鹿らしい行為だと、思っている。 無論、これは俺の場合だ。
俺は、読書と、ドラマと、映画が、大嫌いだ。 いや、嫌いというより、その感覚が無いほど、
無興味だ。 昔から、国語力は相当あった。 日本一難しいと言われる、早稲田の政経の
問題も、冗談抜きで、九割取った。 だが、なぜか、読書は嫌いだ。
あんなもの、所詮、虚構の世界では、ないか。
116 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/04 10:21
<ちんかめ、いまだし・・・。>
漏れは遠くを見つめ、呻いた。
<先帝の申される通りであった・・・。まこと、己が学んだことをひけらかす者に、国の未来を預ける
ことになるとは・・・。男が生きるということを、せめてもう少し・・・。>
「丞相、出陣の刻がまいっております。御出立を。」
超雲が静かに佇立して、言った。
「うむ。将軍にもこの度は無理をお願いいたす。」
「何の。丞相のご苦労に比べれば。この老骨も、血が騒いでおさまりません。この北伐の秋を待ってお
りもうした。」
漏れは腹を決めた。
<やむなし・・・。この蜀の人材は払底しておる。仮に緒戦に勝利したところで・・・。
馬良にはすまぬが、その弟のちんかめに街亭をまかせるしか、道は、ない。勝てばよし、万が一負けて
も・・・>
ちんかめをあえて捨て石にする覚悟の漏れであった。
117 :
北方読んでない奴は来るなって:02/11/04 12:05
な ん だ こ い つ
118 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/04 12:34
俺の、隣の部屋に、多少キチガイ気味の、40代のババァが暮らしている、一人で。
この女、毎年冬近くになると、常に物音を立てて、周囲の部屋に迷惑を、かけるのだ。
今まで何度も、管理人、大家、住人達で注意したが、全く聞かない。
この女は、クリスチャンらしく、いつも耳障りな金切り声で、賛美歌を
大合唱する、そしてその随所に「ギャー、ウェワヲー、バッハハー!」などと
狂気的な叫びを上げる。 ひどいときは、大きなタンバリンを部屋で、
ガンガン鳴らすのだ。 そして、今年も始まった。 俺はたまりかね、
インターホン越しに「ちょっと静かにしてくれ。」と、穏便に告げると、ようやく静かになった。
だが、これからが冬本番だ、俺の不安は、続く。
興味のあるヤツは、「タンバリンおばさん」で検索してみろ。
以前、そのババァについてのHPがあった。
119 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/04 12:37
北方の句読点の打ち方ってなんでこんななの?
おかしくない?
120 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/04 13:43
>>119 だから3回も直木賞候補にあがってるのにとれないのかもな(プ
しかし、ほんとに「超雲」多いな…
123 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/05 07:00
俺は、賞など、いらぬ。
死ぬまで、無冠の帝王で、ありたい。
124 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/05 11:04
だが、男として、生まれた以上、栄光を手にするべきだ、とも思う。
125 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/05 23:40
「それは、手にするべきものでは、ありませぬぞ、124殿。」
125は、呻くようにつぶやいた。そして
ちんかめ王室に、連なるものとして、チンカメに忠義を貫くことが、男の道。
とも言おうとしたが、言葉が、出なかった。
後ろに、
>>119が、刃物のようなものを持ち、立っていた。
>>115 ならば、文庫を、買え。
文庫は、いい。
安い。場所を取らない。
頼んでもいないのに付いて来るおまけに、ネタバレをされる心配も、ない。
これは、非常に、重要だ。
だが一つ、問題が、ある。
文庫は、紛失しやすい。とても。
俺は、このレスを書くべく、文庫を、探した。
だが、出てこない。吉川ばかり、見付かる。
故に文体が、怪しい。これほどまでに。
まぁ、許せ。
俺が言いたいのは、それだけだ。
いきなり拳が顔にめりこんだ。
>>126は無様に吹き飛んだ。
「甘えるな」
怒号が、混乱している
>>126の上から容赦なく落ちる。
「ここが戦場ならば、貴様はとうに死んでおる。」
「私は」
「さえずるな。北方スレに足を踏み入れておいて、肝心の本がないというのは、
武器も持たずに戦場に出るのと同じことだ。」
「しかし」
「昔、ちんかめとかいう愚図がいた。今のお前の阿呆面は奴とそっくりだ。
>>126には馬の糞集めを1ヶ月命じる。」
>>126は、うつむいて泣き出した。
128 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/08 19:48
>>127 またしても、馬鹿馬鹿しい事を言って俺を笑わせてくれるではないか。
物々しい鎧、派手な軍装、大袈裟な武具、そんなもの、凡人には必要であっても
この俺には、全くの無用長物だ。 俺は敢えて、平服で、丸腰で、あくまでも涼として
戦場に赴く。
重い鎧、邪魔でしかない。 長い槍、臆病者のための玩具だ。
俺の武器は、その辺に落ちている棒切れで十分だ。
「ちんかめよ、カレーは、どうした?玉ネギを、非情にも、腐らすつもりか?」
私は静かに、聞いた。
そして、後悔した。私を、嘲り笑った、ちんかめの顔を、いまでも、忘れない
「
>>129にも馬の糞集めを命じる」上司は、そう言った。
私は笑うしかなかった。
寒風が吹きすさぶ。
ちんかめは、軍門の傍らに裸で立たされていた。
「その格好で、蜀軍の陣中に突撃してみるか?」
何かしゃべろうとした。口からでたのは、かちかちと鳴る歯の音だけだった。
「諸葛亮が、一日の内何時間を兵器の開発や改良に費やしていると思う?」
口が開く。しかし声は出ない。
「兵器だけではない。木牛・流馬なる輜重車、大規模な土木を可能にする器械、
より深く土を耕せる農具、食材の加工を容易にする調理器具に至るまで
奴は驚くべき量の発明を成した。
蜀領内の民政、呉との外交、我が国に仕掛ける諜略、軍の統括を
同時に行いながらだ。」
雪が落ちてくる。歯は鳴り止まない。
「その男を」
司令官はつかの間、空と、蜀軍の陣の方に目を向けた。
「敵に回して闘うということがどういうことかわかるか?」
何故か、体が暖かくなってきた。暑いほどだ。笑い出した。
ちんかめは軍門の向かって走り出した。首が落ちた。
血を、雪が隠し始めた。
131 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/12 23:08
age
広場は、憎悪と軽蔑に満ちていた。
集まった遠野の民の目は、群集の真ん中でふるえている奇妙な生き物にそそがれている。
「お前はカッパか?」
緑色の皮膚、背中に甲羅という人間とは思えないそれに向かって言葉が飛ぶ。
11月の東北の夜の寒さは吐く息を凍て付かせる。
「ロ…ロ…ロマ…」
それの頭上からバケツ一杯の水が落ちてくる。
「カッパはこれが大好きなんだろう?」
少し離れたところで盛大な焚き火が天を焦がしている。
それは止まらぬ歯の音を鳴らしながら羨望の目で火の塊を見た。
「ほ…ほんの…悪ふざ…!」
開いた口に胡瓜が詰め込まれる。
「謝罪などいらん。お前はカッパだ」
何故か、体が暖かくなってきた。暑いほどだ。笑い出した。
群集が割れる。それは叫びながら走り出した。飛んだ。
遠野の民は、生きながら焼けていくそれを冷ややかに見つめていた。
134 :
三国志でなく黒龍の棺だが・・・:02/11/14 00:23
続きを待っているような、書き方をするなよ、129さん。
ちんかめを、このスレにのさばらせたのは、あんただ。
それで、このスレはどうなるのだろうな。
こんな流れだ。正しいことがなにかなど、誰にも見えちゃいない。
だから、あんたはあんたなのさ。そして、俺は俺。
135 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/14 00:24
つまり急がば回れってことだろ?
136 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/16 10:40
最近はパロだけじゃなくてオリジナル北方も随分含まれているようだな
笑いながら、馬糞を集める、私に1上官の134が、言った。
「ちんかめを。のさばらせたのは、あんただ。
それで、このスレはどうなるのだろうな。
こんな流れだ。正しいことがなにかなど、誰にも見えちゃいない。
だから、あんたはあんたなのさ。そして、俺は俺。」
私は、明日死刑に、されるらしい。
138 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/16 12:34
「
>>129が、処刑されるだと。」
怒りに、身が震えた。
同時に、訳もわからなかった。走った、とにかく馬を飛ばした。
「
>>134様、
>>129殿が処刑されると聞きました。」
「だから、どうしたというのだ。やつは、処刑されて然るべき下衆なのだ。」
処刑されて然るべきやつなど、いない。意味のない命など、ない。
>>138が我にかえったときには、既に、頬を手で押さえつけながら倒れる上官の姿が、あった。
139 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/16 15:33
今週月曜日、朝、激しい悪寒とノドの激痛により、俺は目を覚ませた。
風邪か、しかし昨夜、床に就く時には何とも無かったのに。
熱を計る。 39,4度、俺は動く力も無く、だらりとベッドに沈み込んだ。
病院に行く力も、無かった。
その後、しばらくは食も細り、ヨーグルトとみかんだけの日々が続いた。
そして今日、ようやくここに書き込めた。
見たところ、以前よりだいぶ開放感が出てきた気が、しないでもない。
排他的に見えて意外と入りやすい。俺は、北方作品を、そう思う。
140 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/20 20:48
新宿、疲れた足を引きずって、俺はこの街に来た。 五年弱、使っていた時計の調子が最近、
おかしくなってきたからだ。 俺の時計は、安物だ。 貴様らが流行に乗せられて付けているような
ロレックスのエアキングなどではない。 セイコーのルキアというヤツだ。
結局、オーバーホールが必要、とのことで、そうすることにした。
しかし、オーバーホールと言っても高いものだな。 修理の完了までに、三週間を費やし、
計一万二千円。 定価の約三分の二だ。 財布の中身まで、寒くなってしまった。
「おい、138。余計なことを言うな。俺は、129が不甲斐ないのが腹立たしいだけだ」
>>134>>138が、論争をしている、その最中に私は言った。
>>129は死んだんだ。罪人としてな。死んだ人間のことは、そっとしておけ。
悲壮感の中。ちんかめが1人。セイコーのルキアを泣きながら修理していた。
143 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/25 00:38
三国志を読んだ。
正直言って感動してしまった。
呂布が死んだところで、これからどうなってしまうのだろうと思ったが、
当然死ぬのは呂布ひとりではなかった。孫策が死に、周瑜が死に、
俺が思い入れを抱いた漢たちが、次々に死んでいく。
悪い予感は、的中した。
俺はそれから、関羽や張飛や趙雲や、そして曹操の死に付き合った。
馬超は死ななかったが。しかし孔明は死んだ。
わかっているんだよ、死ぬのは。
それでも男が死んでいくたびに、俺は泣いた。
三回目を読んでいるのに、まだ泣き続けている。助けてくれ。
救助を求めても、仕方ないか。
水滸伝を読もうかどうか、迷っている。
また人が死ぬんだろうか。
岩波版では晁蓋は別として、108人はしばらく死なないよな。
招安請けてからだよな、死んで行くの?
70回のあたりまでは、読んでも安全だよな。
144 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/25 01:33
3回見ても泣けるっていいな。
俺が3回見て泣いたのは 「その時歴史は動いた」の戦艦大和の最後のシーンの
若い士官の書置きのナレーションくらいだ。
>143
北方水滸はすごいぞ。物語の前半からばんばん人が死んでゆく。
超有名どころから「誰それ?」レベルのマイナーな奴まで
その死にざまがことごとく泣ける。
貴様がこの本を手に取ったが最後、泣き過ぎで脱水症状を起こす恐れがあるので
極めて危険だ。購入にあたってはよく熟考せよ。
146 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/25 13:28
>>145 わかった。ありがとう。
あらかじめ、覚悟ができていれば脱水症状で死なんと思う。
だから覚悟ができるまで考えるよ。
このスレ、気に入ったぜ。
俺の、お気に入りにでも入れてやるぜ。
148 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/25 18:38
三国志を、三国史と書いた俺、逝ってくる。
149 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/25 19:08
三国志で、三度も泣いた・・・。
俺には、その光景が、目の当たりかのごとくに、浮かんだ。
確かに・・・・。男の本であった・・・。
だが。水滸伝は、どうなるのか?三国志で三度泣く男は、水滸伝では、一体・・・。
俺は、一瞬、143に、ハンカチとタオルのお歳暮を贈ろうと考えて、すぐに考えるのを、
やめた。
「奴の住所が、わからないじゃないか。ふっ・・・。」
木枯らしが吹きすさぶ枯れ葉の道を、再び歩き出した。
150 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/25 20:18
俺、おまえが気に入った。
151 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/27 13:44
昨日北方を見た。
銀座のクラブで飲んでた。
俺は会長、社長のお付だった。
葉巻吸ってた。すごい存在感だった。
大沢ざいしょうと一緒で、二、三杯でさっと出て行った。
出て行くといきなり会長と社長が北方について喋り始めたのでびっくりした。
二人とも読者だったらしい。大丈夫か、うちの会社?
それにしてもかっこいい。
153 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/28 01:17
>>152 在昌。こうだな、すまん。
俺は字も読み方も知ってた。
ただ北方がざいしょうと呼んでた。大沢はケンちゃんと言った。
はっきり聞こえたんだ。
というわけだから、怒らんでくれ。
>153
おお、ではこのスレでは北方を「ケンちゃん」と呼ぶとするか?
155 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/29 02:21
小説屋ケンちゃんー!
古すぎた。漏れは、王進のもとに逝く。
156 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/29 04:45
俺は洗濯屋ケンちゃんを持ってたぞ。
157 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/29 14:10
ケンちゃん、今日資生堂で講演だぞ。
闇について語るらしい。水滸伝の闇塩の話かな。
158 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/30 01:26
ケンちゃん、やめませんか。
北方と大沢が、そう呼び合っていたという話、貴重でこのスレの財産みたいなもんだけど、
マブダチの大沢だから、許されることでしょう。
私は北方でいきます。
159 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/30 01:49
>>158 そうだな、まあ俺も、別にケンちゃんマサちゃんと呼び合える仲ではあるけれども、
この場ではハードボイルド北方と呼ぶことにしよう。
「俺は、お前に失望したぞ。ちんかめ」
>>160は、言った。
官渡スレを見たときから、ちんかめがどういう男なのか、わかっていた。
それでも、このスレを、ここまで盛り上げたのは、ちんかめだ。
それは、疑いようの無い、事実だった。
>>160も、一時は、ちんかめの書きこみを、楽しみにさえしていた。
しかし、今のちんかめは、精彩を放つどころか、腐っているようにさえ、見える。
「コテハンの血が腐ってくると、腐った血を持った荒らしたちが、
集まってくるものだ。腐った血が、スレの中心であっていいわけが、ない」
それだけ言った。ひどく眠い、と
>>160は思った。
161 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/30 04:08
俺は、紙細工のように体を跳ね飛ばされ、打ち付けられた地面の泥を噛んでいた。
>>160の
憤怒の、そして涙に濡れた顔が、無様に横倒しになった俺の目に入った。
俺にはすぐ分かった。
>>160は、悔しさという力で、紙細工の俺を、殴ったのだ。
鼻と口から、血が出ていた。 「これが、腐った血。 今の俺の体中を満たしている
腐った血なのか。」
使い込んだ皮ジャンの肩にボロボロの麻袋を掛け、さびしげに歩き去っていく
>>160、
ようやく上体を起こした俺は、目の前に転がったウィスキーのボトルにぼんやりと視線を移した。
162 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/30 10:40
瓶の底に、わずかばかり張り付いた、申し訳程度のウイスキーを飲みながら、
ふと気付くと、ジャンバーの破れ目から、写真が覗いていた。一人の女の写
真だった。「知美・・・。」ちんかめは、つぶやいた。
「俺のこんな姿、見せられねえな・・・。」
・・・しかし、ちんかめの薄れゆく意識は、その女、知美が、とっくに別の
男の腕の中にいるということを、知るよしも無かった・・・。
163 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/30 18:21
老犬三部作って読んだことあるか。
『傷痕』、『風葬』、『望郷』
俺は4日でその3冊を読んだ。叫びたくなった。
老犬ものってのがあるらしい。
なんでも10作以上あるらしい。解説にそんなことが書いてあった。
どの順番がいいか、誰か推薦してくれろ。
164 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/11/30 19:31
>>163 とりあえず「戦艦大和の建造」を読んでみろ、著者も忘れたし内容も技術的な記述ばっかで
面白くはないが、ただの建造記録にしたくなかった為か、無理矢理大和に憧れる
少年を主人公にしている。 ハッキリ言ってヘタクソな文章だが更に悲しいのは最後のシーン。
その少年が海軍に水兵として入って、ボート漕ぎの訓練中、偶然にも完成し、
試験航海の大和が近くを通り過ぎるのだが、その時、少年は後の大和の不遇な生涯を
知る由も無くただ、感涙にむせぶ姿で終わるのだ。 これには参った。 一種のギャグなのか。
もしかして99.9%の本文は全て、この数行のための前フリだったとしたら・・・
小説というのは難しいものだな、技術屋が無理に小説を書こうとして描いたこの少年。
ただ少年の大和に対する憧れ、というものだけで一隻の戦艦の建造記録を小説に仕立てるのは
かくも難しいものなのか、と思った。
165 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/30 21:54
↑ 意味不明。ちんかす。
166 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/01 02:06
>>163 眠りなき夜、檻、牙、挑戦5部作。
その順番で読むよろし。
167 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/01 02:36
>>166 レス、ありがとう。挑戦は文庫で持ってるけど、積読だった。
168 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/03 00:25
歴史物でお奨めある?
正月用に教えて。BDのファンで、水滸伝は読んでるけど、
新刊正月には出ないようなんで。
169 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/03 02:39
>168
『武王の門』、『破軍の星』、余裕があったら、『悪党の裔』、『道誉なり』。
江戸期なら『林蔵の貌』、『黒龍の柩』、ほかいろいろ。
歴史小説北方書店は、相当充実しているぞ。
170 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/03 03:37
よく、わからない。
171 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/03 04:06
だが、そんなものだろう、と思った
172 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/03 04:30
ま、いいだろう。自分で探せ、と北方は言うだろうが。
173 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/03 07:17
順番としては、やはり「破軍の星」からがよろしかろう。続いて「武王の門」、
それから他の日本のものや「三国志」「水滸伝」というのが、いいと思う。
174 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/03 13:51
俺のはどれ読んでも間違いない、と北方は言う
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 本当だったんだ……! 自作自演してるっていう噂… |
| いったいいくつあるんだ…?レス… 1000……? いや2000…? |
| あのヤロー……! 貯め込みやがって…! 汚え奴っ……! |
| 自作自演のレスっ……! イカサマのレスっ……! |
. \____________________________/
,. ‐'"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``''‐ 、
/ _ _ \ 何を言うっ…!
/ / ``‐ 、 , ‐'"´ \.ヽ
. / / ` ‐---‐''´ ゙i ゙i わしの自作自演は
. i ! v ## _ !. ! 言うならネタ振りだ……!
i ! '"´#~``''‐----‐''"´ ! l
. l ! u U l│ ただレスを増やしている
. |.│ '´ ̄`ヽ、_,ノノ (( ヽ、_/ ̄` |│ わけではない……!
/゙ヽヽ __ __ u .//~ヽ
_,,. -‐i| i´゙| | ( __ 。 。__ ) .| |~`i.!‐- 、.._ おまえらだって
|.| l~゙|.| / u ヽ .|.|`,i.li テキトーに
. │ヽ:_;|| u )l U l l vu ||_,ノ | 楽しかったはずだ…
_,,. -‐| |. ‐--‐" | v l ヽ、._,ノ | |‐- 、._
| ! r'二ニヽヽ、.___ ノ-‐'ニ二.ヽ ! .! 楽しませて
. │ !(( + + + + + + + + + ))l. | やったんだから…
.! i.ヽ、.二ニニニニニニニニニニニニニ二ン./ │
|. i ヽ、 u ~ 、___,, U ノi | これくらいのレスを
. | ! i`‐ 、..________,,. ‐'´ ,! .| わしが得るのは
.! !. l、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ! .! 当然だっ……!
| i. l、 / i .|
. | ,. ‐'´\ .!`‐ 、..___,. ‐'´/ /` ‐、 | なんら問題ない……!
↑こいつは玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo
177 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/04 00:18
不細工な顔貼るな、貴様らの節操の無さには、呆れる、という以外、言葉が無い。
さっきから何を言ってるんだ、北方の作品の話ばかりしやがって。
ここを、このスレがどういうものかということを、忘れ切ってしまう、貴様ら。
ここは言うまでも無く、北方の雰囲気を、いや、正確には、ハードボイルドを堪能する場ではないか。
北方作品の話をすれば、俺が着いていけないことくらい、分かるだろう。
俺と貴様らの付き合いは何年になる。
この程度の事も察する事ができぬか、貴様らには失望し、そして俺は、悲しい。
『黒龍の柩』面白かったぞ!土方歳三の話だ。
新刊で上下巻。電車で読むにはちと重いがな。
だからちんかめは、北方作品を読め。
このスレの、空気が読めていないのは、キサマだ。
179 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/04 01:46
一つ教えて欲しい。
貴様らは、なぜ読書が好きなのだ。
俺の両親ももの凄い読書家で、家中本だらけだ。
しかし俺にはどうしても、読書が楽しいとは思えない。
何度読書に挑戦しても、面白いと思えない。
なぜだ。
>179
バカだから、であろう。
181 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/04 04:44
ちんかすは、文字読めないの?
182 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/04 08:40
俺の読書嫌いの傾向として、まずセリフのある文章がひどく苦手だ、
常に、この言葉はコイツが言ってる。 ということを考えねばならないからだ。
それが三人、四人となるともうだめだ。 もちろん、よく読めば分かる。
しかし、人それぞれ得手不得手があるように、俺はこの手の文章の解読に非常な労力を要する。
逆に、セリフのほとんど無い、○○新書、といった、物語ではなくあるテーマについて
著者が解説、述懐している物は、結構読んでいる。
歴史物小説でも、塩野七海の「ローマ人の物語」は読み出したら止まらない。
つまり、淡々と事実を記述している文章は、好きなのだ。
最近、彼女の作品が文庫本になったな。 今は忙しいので読めないのが、悔しい。
目の前に上等なパンとステーキ、そして赤ワインを置かれて、おあずけを食っている気分だ。
夜が明ける。
ちんかめはしばらく周りに人の気配がしないことに気付かなかった。
起きあがる。一望の原野。
俺は劉備軍の兵士で、皆と野営していたはずだ。青州に向かっていた。
かたわらの地面に殴り書きを見つけた。
「怠け者に用は無い。死ね」
呆然と立ち尽くすちんかめは足元に地響きを感じた。
西。騎馬隊。中央に「曹」の旗。
死にたくない。失禁しながら走り出した。
馬蹄の響きと共に黒い影がちんかめを覆った。
184 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/04 12:12
皆の回答を期待していたのだが、どうやら
>>183という、実に下らない答えが釣れてしまった。
怠け者、この一言で、俺はコイツの思考の浅さに気付き、読む気が失せた。
されば貴様らは、努力をしながら本を読んでいるのか。 好きで好きでたまらない、
本を読まねば狂い死ぬという心の底からの読書への渇望から読んでいるのでは無い、ということなのか。
少なくとも
>>183の回答によると、そういうことになる。
本当はそうではあるまい、読まねばおれぬ、心の狂望があるのだろう。
浅はかな事を口走ったが故に、この俺に首と胴を別たれた、哀れな
>>183が、驟雨の野に転がっていた。
185 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/04 19:14
<哀れなちんかす・・・・・。>
生還すれば、漢字辞典を贈ろうと、思っていた。それも、今となっては、果たせぬ夢に、終わった。
<所詮、夢は夢のままで果てるのが宿命か・・・。さらば、ちんかす・・・。>
泥にまみれた、かつてのちんかすのものであった頭蓋を、長い間、一人でみつめていた。
186 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/05 06:17
>>185 文章というものは、ただ美麗な言葉や、粋な言い回しで書けばそれでいい、というものではない。
何を伝えたいか、それが文章というものの根幹である。
それを忘れた悲しき
>>185に、‘76年物の、白で、乾杯。
187 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 21:13
ちんかめにたいしては、まさにあらすべし
188 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 22:44
>151
漏れも今日S社(水滸伝だしてるとこ)のパーティーで謙三タソをみたぞ。
唯川恵や花村萬月、石田衣良なんかと歓談してた。
毎年そのパーティで2回やるビンゴ大会が楽しみらしい。
もう20年(計40回)はずれまくりらしく「今年こそは!」といきまいてた。
一回目のビンゴではほとんど穴があかず、見事ビンゴした萬月氏をふざけてはたいてた。
2回目はWリーチまでこぎつけたもののタッチの差で賞品がなくなり今年もはずれ。
でもビンゴの主役は謙三タンだったけどね(w
くらしがる謙三タンに萌えますた。
189 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 23:16
>188
あんた、何者?
190 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/06 04:27
ケンたん・・・・・好き(潤)
もう少しだった。
長き雌伏の時。屈辱と忍耐。それももう終わる。
声を張り上げそうになるのを必死でおさえた。
栄光がすぐそこにある。俺の、輝かしい未来。
これで全てが変わる。あとは突っ走るだけだ。
いやな感じがした。馬鹿な。今の俺を止められるものがこの世にあるものか。
違う。気のせいではない。なんなのだ、これは。
「賞品がなくなりましたのでこれにてビンゴゲームを終了といたします。」
会場の熱気が冷えていく。彼はいつまでもそこに立ち尽くしていた。
192 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 18:14
スターダストin上海、観てきたよ。
かっこいい。しびれた。舞台全体が美しく、ダンサーも美しかった。
北方氏の世界をよくあそこまで昇華させたものです。
劇場、満杯でした。
太宰治と、北方の文体が似ている。
そう伝えられたのは、つい先ほどの出来事であった。
>>193は、ひどく赤面して、「走れメロス」を読み返してみた。
「これは、これはまさしく・・・・。」
屈辱に震える、
>>193の姿がそこにあった。
194 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 19:15
ケンちゃんの文体は太宰のパクリだったのか。
195 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 20:44
生まれてきて、ごめん、なさい。
196 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 21:04
嘘だろう。どこが?
マジレスしちゃうけど。
197 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 22:07
文体のパクリなんてことができるわけあるまい。
まして太宰なんてスタンダードじゃんか。
198 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 22:49
北方の文章は夢枕獏とも似てると思うが・・・。
199 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/07 22:53
不毛の荒野。ひた走る、男。
死の淵に追いやられた友を救うべく、走る。
走る男、名はメロス。
メロンではない、メロス。
200 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 22:55
ほかの作家にも似ている。
しかし北方は北方だと思う。
201 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 22:58
あたり前ではないか。同じ文章ならともかく。
202 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 22:59
みんなが俺の真似をする、と北方は言う。
203 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/07 23:03
でも「風俗行け!」だけは誰も真似しない。
遅レスだが
>>191タン激しく笑わせてもらったよ、ありがトン
205 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 23:12
206 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/07 23:20
赤線に逝けと太宰は言った
207 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/07 23:27
「お前はオッサンか?」そう
>>206を嘲笑する、ちんかめ。
「大魚、ではなく雑魚、が釣れたか」と
>>206は悔しがる。
「両方とも、地引網で、根こそぎじゃ」ただ
>>208の笑いだけが響いていた。
209 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/09 02:56
>>207 太宰がソープと言うか、短絡、ちんかす。
210 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/09 05:14
とかく嘲り合いの場になりがちなこのスレ、
>>208で雑魚扱いされた、と、思いきや、
今度は俺に
>>209という雑魚が釣れてしまった。
>>207において、俺が笑ったのは、
>>206が使った、赤線、という、ずいぶん古い言葉、
に対してであった。
無論、太宰がソープという言葉を使ったか否か、そんなことはこの際、無関係であり、
太宰がソープなどという事を使うはずが無い、ということくらい常人なら分かるものだが、
どうやら
>>209は文章読解能力が著しく欠けているようだ。
いつもこの俺に「ちんかす」と言っては噛み付いて来る馬鹿であるが、
残念ながらこのスレの他の住人と違い、一人だけ図抜けて文章力が無い。
北方の文体を真似たつもりらしい
>>209の文章も、悲しいくらい、みすぼらしい。
他の住人なら、この何十倍もひねった、面白き文章を書くであろうに。
211 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/09 23:05
HNが、抜けているぞちんかめ。
そう言おうとして、
>>211は、ふと、手を休めた。
212 :
三国志5巻:02/12/10 00:44
「
>>206の、愚か者が」
言った瞬間、パソコンの中でなにかが壊れるのをちんかめは感じた。フリーズした。
いや、パソコンから噴き出したのは、火花だった。二度、三度と、それは続いた。
不思議に、驚きはなかった。恐怖すらもない。
もしかすると、これで楽になるのかもしれない。ちんかめは、ぼんやりとそう考えていた。
スレが騒々しかった。楽になれるということは、多分パソコンが死ぬということなのだろう、とちんかめは思った。
自分のパソコンが死ぬときなのに、騒がしすぎる。
「みんな、もちつけ。静かにしろ」
書き込んだつもりだったが、送信されたかどうかはわからなかった。
また、パソコンの中でなにかが壊れた。壊れたのがDドライブのあたりであることも、
はっきりと感じられた。画面が、暗くなった。楽になるのだ、とちんかめは思い続けた。
このスレの住人がどれくらいいるのかと思って自分ノレスを見直していてふと
>>159のちんかめの書き込みを見て思い出した。
北方の愛犬のラブラドール・レトリーバーの名前は「コマサ」だったと。
214 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/10 10:59
ぬおっ、HNを付け忘れるとは、俺とした事が、とんだドジを踏んじまった。
さてはここに来る前に行った自動車板でレスするために消したままになっていたか。
まあいい、折角だ、貴様らにケンちゃんの自動車とそれを取り巻く人間関係を教えてやろう。
自動車界の巨匠、徳大寺有恒を知っているか、最近は多少ボケ気味ではあるが、
偉大な男である事には違いない。 五木寛之とも長年の友である。
その偉大な巨匠と北方は長年の親友である。
あるとき、北方は巨匠に、俺にはどんな車が合うか、という話になった事があった。
そして巨匠はアルファロメオを薦めた。
アルファロメオと言えばイタリアの名門である、が、実用には全く向いてない車でもある。
音も喧しく、しょっちゅう壊れる、が、運転して極めて楽しい車でもある。
ではなぜ、巨匠は北方にそんな車を進めたのか、それは北方が、車を全く実用には使わないからだ。
俺は思った、北方が車という便利なものをなぜ、実用に使わないのだろう、運転が下手なのか。
しばし熟考の末、ようやく分かった、北方は、車を遊びにしか使いたくないからだ、と。
北方は筆と女と酒だけの男ではない、車をも味わい尽くす男なのだ。
真夏、女とのデートの最中、突如、北方の車が壊れる。
炎天下の中、JAFを呼べばいいものを敢えて強がって、汗だくになりボンネットの中をいじる北方。
「暑いんだけど。」不満を言う女に「もう少しだ、ちょっと待ってろ。」
直せる見込みも無いのに必死でエンジンをいじる北方。
壊れていたのは、バッテリーだった。
215 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/11 13:30
中途半端な知識を、得意になって披露してはいかんよ、ちんかめクン。私が北方に勧めたのは、
アルファロメオではない。アルファは、イタリアの大衆車だ。
パトカーもタクシーもレンタカーも、アルファだ。
あの北方に、どうして私がそんな車を勧められよう。
貴族的で野性的な車。誇り高き車。北方が乗るならそれだ。
フェラーリのような新興貴族ではないぞ。フェラーリの二倍の歴史を有している。
アルファロメオを勧めたなど、私の沽券に関わるではないか。
私が勧めたのは、、、これは君への宿題にしておこう、ちんかめクン。
ま、北方ファンはみんな知ってることではあるがね。
徳大寺より
216 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/11 14:59
しまった、俺とした事が、この自動車好きの俺とした事が、取り返しの付かない、
しかも極めて恥ずかしく、また徳大寺、北方両巨匠に大変非礼な事を述べてしまった。
俺は今、自己嫌悪の中で悶絶しつつ、この文章を書いている。
巨匠が北方に薦めた車、それはアルファロメオではない。
マゼラッティだ。 マゼラッティ・ビトゥルボだった。
負けだった、俺が得意気になって書いた似非知識を
>>215は見事に叩き壊してくれた。
だがここは、ここは、悔しがるべき所ではない。
むしろ、驕った俺に飛び蹴りを食らわせてくれた
>>215に感謝すべきだろう。
と、俺は稀にも、
>>215に向かって頭を下げた。
おい、ちんかめ!返事がない。
おい、軍事評論家!返事がない。
俺は、やれやれと、ため息を、ついて言った。
おい、ハードボイルド北方!やっと反応した。
「北方は、エクスメラメーションマークは、つかわない。」
そういいのこし、
>>218は、部屋を退室した。
219 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/11 20:51
エクスメラメーションではなく、エクスクラメーションではないか、
そういい残し、俺は部屋を退出した。
220 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/11 21:58
おい、ちんかす。信玄板であそんでんじゃ、ねえ!
そう言い残し、漏れはスレを追い出された。
221 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/11 22:15
>>220 今日こそ、率直に、問う。
貴様、俺が嫌いなのか。
否か応でのみ、答えよ。
こんなものは、北方スレではない、と思った。
他の何か、何かに似ている、と、思った。
エーックス・・・
プロジェクトは暗礁に乗りあげた。
224 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/12 20:20
主幹、私に、やらせてください。
漢達の、挑戦が、はじまっ・た。
男達は、まず、このスレを盛り上げることから始めようとした。
227 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/12 21:25
この時、北方風スレは迷走していた。
ある者はこのスレの象徴ともいえる北方のプライベートを暴露し、
またある者は北方は太宰のパクリと言い、それを巡って論争が起き、
そしてまた別の者は不用意にエクスクラメーションマークを連発し、
それを咎めた者もエクスメラメーションマーク、などと言う始末だった。
だがそれを指摘した玄武岩も、アルファロメオとマゼラッティを間違いそのうえ、
最近は頻繁にHNを付け忘れ、さらに、何度言われても北方作品を読もうとはしなかった。
そしてそんな玄武岩を「ちんかす」と呼び、執拗に追い回す謎の刺客。
このスレが失いかけていたのは、秩序と知性と、ほんの少しの向上心だった。
「
>>220。私をちんかすと呼ぶな」
「なんと、呼べばよろしいのですか?」
「ハードボイルド北方、と呼べ。おまえだけは、そう呼べ。そして私だけが、
お前をポコチンと呼ぶ」
229 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/13 01:15
やっぱり、北方を読もう。それが向上心というものだ、ちんかめ。
230 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/13 01:17
禿童
231 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/13 08:32
俺はどうやら、墓穴、と言うのモノを、掘ってしまったらしい。
>>229に見事に足元をすくわれた。
解った、貴様らの御推奨に、いい加減あやかるとしよう。
で、まずどれを読めばいい、三国志は、あらすじも知っている事だし、
できればそれ以外を読みたい。
232 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/13 10:06
ちんかめ、いまのところ見直している。
潔いのは、男の条件だと俺は思っているから。ほんとは三国志を読んで欲しい。
気が進まなければ、『破軍の星』か『武王の門』。
『三国志』は、ストーリーを知っていれば、人間描写をより楽しめるというところはあるのだが。
読んでなにか言うんなら、俺は虚心に聞くよ。
233 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/13 13:44
ちんかめ、ぐあんばれよ
やっぱ、この板的には三国志を勧めたいな、漏れは。
235 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/13 18:15
三国志を読ませたい。
そしてここでちんかめの感想を読みたい。
236 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/13 18:21
ちんかす、やはり「破軍の星」からだ。そして、執筆順に、全部、読め。
そして、男になれ。わかったか!!!!!!!
237 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/13 18:28
北方を、読まずして、北方を語るな!!
それだけだ、俺はな。
238 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/14 07:18
水滸伝もいい。しかし完結していないので、とりあえず三国志かな。
ちんかめの読み方、すごく気になる。感想が愉しみだ。
とりあえず、いい読書をしてくれ。エールを送るぜ。
239 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/14 09:56
今日、いよいよ貴様らの奨める本を買いに行くわけだが、皆、三国志を奨める。
三国志、読みたく無い訳ではないが、正直、長げ〜よ!!
とりあえず次点っぽい「破軍の星」を読む。
いいか、俺はまだ、北方の作品を認めたわけではないぞ、飽くまでも、
貴様らの奨めに従ってみる。 それだけだ。
240 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/14 13:11
集英社文庫だ。1冊本だ。いいぞ、ちんかめ!
241 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/14 13:14
いつから人の期待を背負う身になった、ちんかめ。
人気者もつらいのう。
___
/ 肉 \ ________
/ ∧ ∧ \ /
| ⊂⊃ ⊂⊃ |< ギュードンだゴルァ!!
| )●( | \________
\ <二> ノ
\____/
243 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/14 14:20
ちんかす、読んだ後、泣くなよ。もし泣いたら・・・・・。
そのときは、ちんかすと呼ぶのを、やめても、いい。
244 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/14 17:04
ちんかめ、しばらくレスせんぞ。じっくり読め。
「ちんかめが、北方本を読んだと、いう。」
「それが、どうしたのだ、
>>245。」
「いいことだと、思う。しかし、悪いことだとも、思う。」
ちんかめの、北方観が、変わるかもしれない。
>>1、
>>1だったらこの時、どうしていただろうか。
考えるだけ、無駄だろう、
>>245。と、
>>1の、声が聞こえた気がした。
246 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/14 22:17
今日、「破軍の星」を買ってきた。
思ったより厚い、値段も七百円を超えた。
雑事を済ませた俺はようやく、先ほど包を破り、さわりを読んだ。
鎌倉から室町へ、時代は大まかに掴めた。
俺の詳しくない時代、それだけに楽しみだ。
素早く三隊に分かれ、統制の取れた白河を通る本隊に見入る三郎のように、
俺の心は緊張しつつ弾んだ。
これが、北方の。
読み終えるまで、俺はこのスレへの書き込みを控える事にする。
次に書き込むときは、言うまでも無い、俺が感想を述べる時だ。
247 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 01:19
読書にいそしむちんかめ。
・・・不覚にも、その姿に萌え!の自分に気づき、赤面した。
248 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 10:01
壁 ‖ ω°)。o◯(泣いたかな・・・)
‖⊂ コソーリ
249 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 13:28
待ってるぞ、ちんかめ。
250 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 13:29
漢じゃのう
251 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 14:09
ちんかめ、過去いいぞ。漏れほれなおすた
252 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 14:20
なんでちんかめが小説読んでるの、おもた俺はスレしばらく覗いていなかったのだった。
時の流れは速い。スレの流れも速い。
ところで俺、三国志1〜13巻を読んでいたのだ。誰も褒めんが。
傑作だぞ。みんながなぜ薦めるのかがわかった。
次は水滸伝じゃあ!
253 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/15 16:55
みんな、静かにしろ。黙って、ちんかめの、読了を待とう。
254 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 16:58
ちんかめが読んでるの『破軍の星』だから、こっちの話は許してくれろ。
『武王の門』、この間買って読んだ。何年か前、ハードカバーを図書館で借りた。
面白かったという印象があったのだ。文庫で再読してのけぞったよ。
こりゃ大変なもんだ。
俺は日本の歴史作家が、やれ織田だの豊臣だの、戦国だの幕末だの、
誰もが知ってることを手を変え品を変え書いてることに不満を持ってた。
この国の歴史はそんなに貧困なのかとな。貧困なの作家のほうだな。
そして読者もまた貧困なのが多い。有名人が出てくると安心してやがる。
『武王の門』再読して、歴史は豊饒な物語を孕んでると思った。
歴史小説の読者と称するやからのどれだけが、この作品を評価したのか。
俺は自分の読書のあり方を振り返ったよ。まあ、ここに来ている連中は、
北方の作品を認めてるのだろうが、公共放送のやつらなど馬鹿だな。
その北方が、中国物に言ったのが俺はなんとなく悲しい。
誤解がない様に言っておくが、俺は『三国志』の熱烈な読者だ。
それでもこの国の歴史小説に穴を開ける創造を北方に続けて欲しかった。
あまり支持されないので中国へ行ったというのは考えすぎか。
『水滸伝』辞められても困るし、ウワーン、俺なにを言おうとしているんだ。
255 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/16 18:55
254。俺には、よくわかる。
だが、ネタ切れという、歴史小説には不可避の、固い壁に思いを致すこともまた、
必要ではないか。北方は、歴史小説で、ある。文献を読まずに書けるものではない。
だが、例えば司馬遼のように、トラックいっぱいの史料を揃えて書く、というもの
でも、またあるまい。
そして、手あかがつかない、かつまたある程度の自由度の許される、そのような話
は、限られているということである。
おっと。そして大事なことだが、あくまで主役が雄々しく、しかも苦悩する男であ
る、ということを忘れては、いけない。
256 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 00:17
>>254 マジレスするけど、北方は天皇論を書こうとしたが、
日本物だとあまりにも露骨なので
三国志でそれを書いたんだそうだ・・・よね?
257 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 00:38
北方三国志は、「三国志」を知ってる人の方がより楽しめるよ!
だって、演義ではあんなことしてたひとがこんな風だったりしちゃうんだよ。
いや、まじ傑作だよーん。
あえて、北方節、遠く離れてみた。
どうか。
>>256 漢室がそのまま潰されずに残っていたら何者も冒せざる存在になり得る、みたいな
ことしきりに劉備が嘯いてたね。劉備が曹操と相容れない要件の1つに、漢室の存続問題が
絡めてあった。そのあたりを動機に持ち出すアイデアが流石だなぁ、とオモタヨ。
しまった、と俺は思った。ここは、北方風スレなのだ、と。後悔のあまり、そのまま滝の底へ飛び込んだ。
260 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 04:58
>>254
北方は、水滸伝はやめない。
信じろ、それが男だ。
261 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 05:31
>>256 では水滸伝は、と254は思ったりする。
三国志と天皇制の関係は、わかるような気がする。
262 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 07:58
天皇制。テーマのひとつとしては、確かにある。だが、曹操の扱いは、どうなのか。十分に
好意的に扱われているでは、ないか。
北方と天皇制の問題。その答えが、水滸伝に、ある。
俺は、そう書いてみるテストを、してみた。
263 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 15:31
俺も、水滸伝に向かい合った時、その視点を、忘れないようにする。
264 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/17 19:32
壁 ‖ ω°)。o◯(ちんかめ、どこまで読んだかな・・・)
‖⊂ コソーリ
265 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 10:55
心が、言葉でないなにかを、欲した時、俺は北方を読んだ。
救われたかった、のではない。多分、心の中に飼っている、けものに、息をさせたかったのだろう。
十冊。目標は達成できず、しかし、六冊にはなった。
血が飛び、心が潰れ、俺の心の、けものはよみがえった。
さりげなく、俺が帰ってきた時、
このスレは、一人の男の、果敢な読書を、見守っていたのだった。
十冊。それが、全蔵書だった。
266 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 14:27
このスレは、一人の男の読了を、待っていたのだった。
267 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 14:30
一冊。それが、全蔵書だった。
268 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 20:05
男には、守らなければならないものがある。
それは?
誇り。
おまえの誇りとは?
読了すること。
269 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 20:13
壁 ‖ ω°)。o◯(ちんかめ、長いな。2回目突入かな?)
‖⊂ コソーリ
270 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/18 21:17
貴様ら、ずいぶんこの俺の読書を気にしているようだな。 読み終えるまで何も書かない
つもりだったが、貴様らの無用な不安を除くため、一度だけ中間報告する。
今、第四章に入ったところだ。
多忙ゆえ、読むのは二日に一度、それも一章ずつだ。
しかし、案ずるな。
細かな感想は読み終えてから述べるが、非常に面白い。
これから尊氏追撃というのに兵が思うように集まらず、その上、親王まで奪われた顕家。
この漢はこれからどうするのか、心ばかりが、焦る。
271 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 21:22
ネタ職人マンセー
272 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/18 21:45
ちんかめ、やはり読書力が不足しているな。
273 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/19 02:03
俺たちのことは、しばらく気にするな。
俺たちが、ちんかめを気にしているだけだ。
いつまでも待っているぞ!ちんかめ
275 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/19 21:19
そろそろ連休だ、ちんかめ
276 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/19 21:22
速読しろ
277 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/19 22:17
奥州軍の進撃のごとく、、、
278 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 00:34
俺は、ただ流れている、だけだった。
ちんかめのことなど、どうでもいい。早く、水滸伝の、9巻を、くれ。
流れている間に、老犬3部作を、読んだ。これも、いいぜ。
しかし、水滸伝だ。いい加減にしろよ、北方。
なんて、これを、北方先生が、読んでること、まさかないよな。
279 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 00:36
読んでるぞ、ゴラァ!
北方
280 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 00:37
>>278 だから、1月まで待て。8巻が出たのは9月だ。
ageてしまった・・・鬱
282 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 07:32
>278
充分ハイペースだ。文句など、いうな。そんなことをいうなら、夢枕獏の「魔獣狩り」など(略)
暇なら、現代物よんどけ。たくさん、ある。
283 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 13:41
>>282 夢枕は、いつまでも完結しないじゃん。
俺も普通の作家ならハイペースだと思うのだが、なにしろ北方。
あの三国志は、隔月で出したのだから、こっちもと言いたくなる。
待ちながら、つべこべ言うの、うざいかな。ならやめるけん。
みんな待ってんだもんね。
この間、8巻読まずに持ってるやつがいた。9巻を手に入れたら読むんだと。
これって、好きなおかずを最後まで食わずに残しておくのと似てねえか。
俺にゃ、できねえ。
284 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 14:37
>>283 三国志は文庫だからな・・・。大体(というかほとんど)写すだけだから。
285 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 14:44
迂闊だった、俺は。ここが、どういうスレなのかも、頭に、なかった。
だが、悪いのは、
>>283だ。
>>283が、隔月発売などどいう、狂気じみた離れ業を、さも、北方がやったなどとぬかすからなのだ。
俺は、悪くない。
そう思うことで、俺は、この場から逃げようと思った。
全ての責任が
>>283に、あるように云う。だが、本当の卑怯者は、
>>283の方だと、
自分のせいでしかない、他人に押し付けるのは間違いであった、と後で理解し、
後悔の念に襲われることだろう。だが、それを受け容れることで
>>285は本当の男に、なるのだ。
287 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/20 20:23
283だが
確認しておきたい。
三国志、書き下ろしハードカバー13巻は、隔月で発売された。
第一巻初版1996年11月18日。第13巻初版1998年10月28日。
今年完結した文庫版は、それを昨年から毎月文庫におろしたものだ。
ゆえに水滸伝ハードカバーの刊行は、三国志の半分の速度ということになる。
事実だけは、確認しておく。
288 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 00:29
憶えているよ、俺もあの時のことを。
2年間、予告から1日も遅れることなく、隔月で本屋に並んだ。
>>283が、隔月発売などどいう、狂気じみた離れ業を、さも、北方がやったなどとぬかすからなのだ。
285、北方はその狂気じみたことを、やったのだよ。
人間業じゃない、と馳星周と真保裕一が対談でその驚きを語っていた。
実際書き下ろしというのは、締切を設定しても、守られないことが多いらしい。
本の発売日が遅れるだけで、雑誌が白紙で出るということもないからだそうだ。
北方自身も、自分の寿命が縮んでいくと、体感しながら書いたという。
壮絶な闘いの中からあの三国志は、生まれてきたのだと思ったよ、俺は。
そうやって本を書いてくれる作家がいることを、俺は幸福だと思ったものだ。
283が、287で述べていることは、すべて事実である。
だからといって、俺自身は水滸伝の刊行速度を早くしろとは言わない。
三国志の時はやむにやまれぬ何かがあって、命をかけてもいいと思ったようだが、
水滸伝には命をかけてくれなくてもいい。
確実に完成させて欲しいし、北方の書く水滸後伝も読みたいからだ。
作家に未完で死なれた読者も、身の置き所がないものな。
289 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 00:33
「だから、文庫本だからだと、いっておろう。」
290 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 00:47
283は、最初からハードカバーの話をしているのではないかな。
288も、三国志ハードカバーのことを語っている。
なぜそれを語っているかというと、水滸伝がハードカバーで刊行中だからだよ。
俺は、そういう文脈で読んでいるのだがな。
いい悪いではなく、話がかみ合っていないという気がする。
水滸伝の文庫化は、数年後で、もしかすると毎月刊行で2年ぐらい続くかもしれん。
文庫は、北方にほとんど負担はかからないだろう。
291 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 01:15
ちんかめの、読書は続く、、、、
292 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 01:31
俺も、三国志刊行のころを憶えている。
6巻が刊行されたところでサイン会があり、あのころ学生だった俺は、第1巻を持っていった。
すごい人で、俺のずっと前で時間切れになった。それでも北方は続けた。
2時間並んで貰ったサインを、俺は今でも時々眺めている。
293 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 02:48
三国志執筆時の、鬼神のごとき姿は、出版界では、伝説になっている。
俺は、まだ生きている、と声が聞こえた。
伝説の中で、水滸伝を、書いてください、と小僧の俺は言った。
294 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 04:18
ちんかめ、連休中に読了しろよ
295 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 04:47
ちんかめが、読書家であるというのは、伝説だった。
しかし、ちんかめは、字が読めなかった。
伝説の中で、死んで逝く。そういう愚か者も、たまにはいるのだ。
296 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 09:34
そう、確かに、北方は、三国志に於いて、自己の命を、賭けた。
だが、それを乗り越えたところにある、水滸伝。
そこには、もはや北方一人の命などといった、小さいものではない、もっと大きな何ものかがかかっているのだ。
決して、命を粗末には、すまい。むしろ、この何ものかのために、自己の肉体と精神とを慈しみ、どんなことが
あろうと生きて、生きて、生き延びて、男達のありようを書ききること、それ自体に命をかけるであろう。
そして、この水滸伝が、将来母国の中国で読まれる、そのとき、果たして中華の人々はどのように感じ、行動す
るであろうか。また、そのとき日本は、どうなっているのか。北方によって育てられ、覚醒された男達はがんば
っているのか、それともこのまま、宋江の向き合う時代と同じ腐臭を、一層強烈に放つ国に堕ちるのか・・・。
今、男が問われている。再び、男の時代は、確実に、来る。
その日まで、北方の筆が経たれることは、ないであろう。
297 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/21 14:06
最後、経たれることは → 絶たれることは
スマソ。
299 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 03:21
北方ってすごい。
俺は試みの地平線の読者だったが、このスレ読んでると、しょうせつもよみたくなった
300 :
無名武将@お腹せっぷく :02/12/22 08:00
俺は、もう、小一時間も逡巡している自分に、気がついた。それをおこなうということを、
これまで、見下していた、自分。しかし、その行為を、今まさに、目の前にしている自分が、いる。
思えば、始まったとき、はたして誰が、このような展開を、予想したことだろうか。行く末を案じた
男達、そしてそのような男達の支援で、ついに北方との出会いを遂げた者も、いる。祝福こそ、ふさ
わしいではないか。そして、どうにか、ここまで来た。なにを迷うことが、ある。
そして、俺は、出し抜けに、自分の迷いが馬鹿げたことである、ということに気付いた。黙々と作業
を続ける、職人達。非難の嵐に晒されながら、おのれを信じて自分の道に邁進する、これほど男とし
て確かなものは、ない。命を男のすることに、間違いなど、あるはずがない。更にいうなら、それほ
どの悪評を犯してまでおこなう彼らの行為に、実はどれほど深い宿命が隠されているか、任務が与え
られているのか。
そして、それらの一切を秘して、黙々と任務を果たし続ける、職人達。
俺は、これまでの腐った自分と決別するために、そして、人知れず孤独な戦いを続けている切り番職
人に一歩でも近づくために、静かに、300をゲットした。
301 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 16:44
301
302 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 17:48
ちんかめは死なず。ただ消え行くのみ。
303 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/22 23:05
連休中に、読み終わるだろう
304 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/23 19:11
ちんかめ、やっぱり字読めねえんだな。
306 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/26 20:40
ちんかめどころか、スレ自体が消えかけているわけだが。
307 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/28 00:05
おい、小僧ども。もっと根性をみせろ。
308 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/28 03:36
もう駄目です、先生。2002年とともに、このスレは滅びます。
309 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :02/12/28 04:02
皆の者、随分待たせたな。 ようやく、第四章まで読み終えた。 顕家の軍勢も、
ゾンビの群れのような様で、ついに都を望める所まで来た。
俺は今日、28日に国元へ帰る。 今までと違い、相当ヒマがある。
故に、新年に東京に戻った時には必ず、読み終え又、感想も述べるつもりである。
それにしても貴様ら、
>>305のつまらぬ煽りに惑わされ、スレを三日も留守にするとは何事ぞ。
そのような不甲斐無さでは本当にこのスレは2002年と共に滅びてしまうぞ。
大体、貴様らは俺にかまって欲しいと思っているのか。
そうではあるまい。 さればつまらぬ煽りに萎縮する事無く、泰然としておれ。
俺とて同じ。 貴様らにかまって貰いたいとは思わぬ。
俺は聖帝ちんかめ。 退かぬ、媚びぬ、省みぬ。
310 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/28 06:26
遅いのう。漏れなど、2時間ほどで読破したが。
それだけの何かがあると思うぞ、破軍の星には。
速度−それがキーワードだ。
311 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/28 21:54
ちんかめは、内蔵左右逆なのか?
>国元へ帰る。
・・・・・あるのか・・・。
312 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/29 03:42
今年の読書を、振り返った。
『三国志』に出会ったのが、最大の事件だった。俺の小説観を変えるような作品だった。
なんの気なしに手にしたのに、こんなこともあるのだな。
何度もくり返し読める作品なんて、人生でそう出会えるものじゃない、と思う。
正月には、『水滸伝』を読む。北方一色になってしまいそうだ。
313 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/29 17:35
俺は、一人で、正月を過ごす。
バーボンと、北方があれば、それでいいのだ。
314 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/29 17:48
俺は、みんなに、隠していたことがある。
それは、俺が無双厨だということだ。
無双に飽きてから、北方を読んだ。つまり、俺は、最低な人間なのだ。
横山も、吉川も読んではいない。
だが、無双を馬鹿にする輩を見ると、決まってこういう。
「横山厨は氏ねよw」
315 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/30 00:59
>>314 俺も、お前と、同じ軌跡をたどった。
無双にはまり、そして、北方にはまった。
だが、「横山厨は氏ねよw」などと、言うな。
なぜなら、俺は今、その横山三国志を、読んでいる。
316 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/30 02:35
酔ってる。酒にだ。
突然、武松の虎殺しを読みたくなり、2巻を読んだ。
泣けてきた。畜生。なんと悲しい男だ、武松は。
>>316死ねよ。お前は。
何が武松だ。武大こそ、本当に、哀しい男。
心で知れ。謙三を。
318 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 00:13
死のうとして死ねず、生き残った人間の方が、哀しいと思うがな。
俺は、316も心で北方水滸伝を読んだと思う。
酒酔いレスは、違反だが。
319 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 01:17
>>317 武松が好きなら、それでいいじゃねえか。
死ねはねえだろう、ボケ。
それぞれに好きな人間がいることぐらい、認められねえのか。
俺は、鮑旭だよ。
320 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 01:19
ちんかめ、正月返上せいよ
321 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 01:28
「逆ギレとは、信じられませぬ。」
>>320は、少しあきれた口調で諫めた。
「逆ギレなどと、戯言を。私は、いつでも冷静だ。」
>>319も負けてはいない。
もともと、頑固な男だった。二人とも。
今思えば、それが災いした。そうとしか、思えない。
よもや
>>319が、捕らえられて斬首されるとは。
>>319が、この世にいないなどとは。
若い頃から、共に戦場を駆けた。無茶もした。
それでも、生きた。必死に生きた。
死ぬときは、二人一緒に死のう。
口癖だったこの言葉も、もはや聞けない。
「もう一度、もう一度言ってくれ。隣に座って、言ってくれ。」
>>319の亡骸に向かって、言ったつもりだったが、既に言葉には、なってはいなかった。
322 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 10:47
お年玉で、北方水滸伝を買おう。
>>322は、そっと呟いた。
323 :
玄武岩拳覇@国元 ◆Xw55bTsvCM :02/12/31 11:37
武松って誰だ、水滸伝でそんなヤツがいたような気がする。
そしておれは、そいつ1人で町の治安を回復させるため虎退治をさせた。
大怪我をした武松が、帰ってきた。 古いゲームでの話である。
324 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 16:29
ちんかめ、小説のほうを読め
325 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/31 16:31
来年の目標。
『三国志』全巻読破!と叫んでみるのであった。
326 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/01 00:21
兄貴、先生、親分!
三国志マンセー
327 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/01 15:04
水滸伝マンセー
328 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/01 16:57
もっとハードボイルドに、語ろう。
329 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/01 22:58
俺はお年玉で、文庫版の三国志を買うぞ、と呟いた。
水滸伝は、持っているのだ。
自慢してどうする。ちんかめの声が聞こえた。
いいんだ。やつは『破軍の星』を読むのに、10日以上もかかる男なのだ。
それにお年玉は、29になる俺に、80の祖母がくれたものだ。
無駄なことに、遣いたくはない。
国元などではない、ただの田舎に帰った俺を、祖母はまだ子供だと思っている。
330 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/02 01:23
泣ける話やなあ
331 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/02 01:47
孔明 「それゆえ万一に備えてこちらも準備をしておいた」
趙雲 「?」
魏延 「?」
孔明 「これ 運ばせてきた木箱の中の物を出せ」
趙雲 「おおっ」
魏延 「これは?」
孔明 「この中に人が入って前進する」
「中には火薬もあり、煙をはき、火を吐いて前進できるように
作られてあるからくり木獣じゃ」
332 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/02 04:45
俺は、三国志は読んだ。
今年の目標、水滸伝の読破。あっ、まだ完結していないではないか!
まあいい。追っかけてやるよ。
333 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/02 17:23
夜。街が、寝静まる。俺は、檻を、読んでいた。悲しい結末だが、涙はこらえた。
外へ。歩道にたむろしていた、小僧が三人、通行の邪魔をしていた。
ぶっ飛ばした、軽く。俺の足は、書店に向かっていた。
俺が手にしたのは、売れ残りの手帳だった。
北方の文庫も、一冊買った。
それだけの、正月だった。
334 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/01/02 18:04
都に戻った。 今日、正午の頃である。
特にする事も無く、そそくさと持ち帰っていた携帯、そしてその充電器などを備え付ける。
一息ついた俺はPCに火を入れ、何気なく2chを見る。
当然のように紫で表される三国・戦国の文字。 クリックする。
ふと目に入る、北方風スレ、「しまった。」俺の頭に殴られたような衝撃が走った。
忘れてきた。 置き忘れてきたのだ。 国元に。
破軍の星。
せっかく国元に持ち帰りながら、一行も読んでない事も思い出し、俺は肩を落とした。
335 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/02 20:23
__,,,,_
/´  ̄`ヽ,
/ 〃 _,ァ---‐一ヘヽ
i /´ リ}
| 〉. -‐ '''ー {!
| | ‐ー くー |
ヤヽリ ´゚ ,r "_,,>、 ゚'}
ヽ_」 ト‐=‐ァ' !
ゝ i、 ` `二´' 丿
r|、` '' ー--‐f
/ ) _ _
/ ,イ 、 ノ/ ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
/ / | ( 〈 ∵. ・( 〈__ > ゛ 、_―
| ! ヽ ー=- ̄ ̄=_、 (/ , ´ノ
| | `iー__=―_ ;, / / />>ちんかめ
!、リ -=_二__ ̄_=;, / / ,'
/ / / /| |
/ / !、_/ / 〉
/ _/ |_/
ヽ、_ヽ
336 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/02 23:49
ちんかめ、逃げたか。
そのていどのやつか。がっかりしたな。
約束を守れない人間、俺は大嫌いだ。俺にとって、おまえは存在していない。
>>334 ダメ。市ね。ふざけんな。新刊買ってこい。
338 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 00:41
ちんかめ、国元でもこのスレ見てたんだろう。
あんまり見え透いた、いかさまは見苦しいぞ。
もう、消えろ。
これほど見苦しい男だったとは・・・黙って消えれ
340 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 02:06
どうせちんかす。腹も立たん
341 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 02:52
かわいそうな、ちんかめ。
このスレで、束の間の主役にのしあがったのにな。
まあ、荷が重すぎたか。もう、現れるなよ。
342 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/01/03 03:38
やかましいわ、貴様ら。
雑魚どもが調子付きおって。 だいたい事の最初から考えてみろ。
ただ北方のマネをして、言葉遊びをしていた俺に群がって来たのは、貴様らの方ではないか。
それを図に乗り、しまいには読みたくも無い北方の本を無理矢理読ませおって。
その時点で俺が貴様らに譲歩したという側面を考えようともせず、読むのが当たり前のように
一つの視点からしか物事を考えられぬ貴様らこそ、驕れる平氏よ。 北条幕府よ。
よかろう。 俺とて、こんな日増しに男臭くなってくるスレに居たくは無い。
今日限り、このスレを去る。
今後、他スレで俺を見かけても、銀バエのごとく寄って来るな。 それだけだ。
343 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 04:06
さよなら、ちんかす。
他スレで相手にされなくても、戻ってくるなよ。
344 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 04:54
北方風スレだ。
男臭いの、あたり前だろうが。
おまえ、ちんかすでなく、まんかすだな。
345 :
無名武将@お腹せっぷく :03/01/03 05:17
>今後、他スレで俺を見かけても、銀バエのごとく寄って来るな。 それだけだ。
すかさず自分を守ろうとする。哀れなり、まんかす。女の腐ったような、惨めな心根。
お前など、出会いサイトでうじうじやってろ。
346 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 10:48
おまえのような卑怯者が、金輪際、北方の名を使うなよ、ちんかめ
347 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 15:53
348 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 15:59
>>349-347 皆が、泣いている。叩いている。ちんかめを。
帰って来てもらいたい。それ故の煽り。
「拙者には、貴殿らが、ちんかめの、マンコに、たかる蝿。にしか見えませぬ」
349 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 18:00
俺、北方の魯智深て、すごく好きだな。
こういうの、オルガナイザーというのかな。
青蓮寺のメンバーと、もっと対決させたいね。
350 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 19:38
俺は、かつて猫を拾って、飼っていた。雄である。はじめは、他の動物がそうであるように、
愛らしかった。だが、大きくなるに連れ、次第に、外出の時間が、長くなった。そして、その
都度、奴の体はボロボロになっていった。はじめは耳。すこし切れていて、血が流れていた。
甘えてくるので、薬を塗って、包帯をしてやった。すると、数日はおとなしくしていたが、ま
た、飛び出していった。そうこうするうちに、次第に怪我の程度も酷くなっていった。しっぽ
がなくなり、一度など内蔵を引きずって帰ってきたことも、あった。流石にこの時は、動物病
院に連れて行った。老いた医師は、熟練の手際で、手早く傷口を開き、腸を要領よく押し込む
と、つぶやいた。
「せっかくなおしてやっても、お前はまた、行くんだろうな。」
このような雄は、死ぬまで続けると、その医師は言った。なわばりを争い、餌場を争い、更に
雌を争う。そして、時に、何故戦うのかもわからず、出会えば戦うのだと。
そして、事実、最後に一月ほど帰ってこなかった。もうだめかと諦めていた頃に、ふらふらと
帰ってきた。メシを食わせると、眠った。そして、目を覚ますと、まだ小さいその体が、全く
別の何ものかになったかのごとく、見違えるような身のこなしで、でていった。後ろも振り返
らず。
そうして、二度と、帰ってこなかった。
魯達。志に殉じ、自分の腕をも食ってしまえる漢。自分で命を断つことがあるか、と問われれ
ば、間違いなく世の中で、もっとも遠い男だとおもえる。だが、同時に、志のためには自分の
命など、体の一部など、いとも易々と捨てることの出来る、そのような男であることもまた、
間違いない。
魯達。そして、あの、名前も付けなかった、あの雄猫。
漢なら、かくあれかし。
351 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 19:48
>>348は、小学4年生から国語を、勉強してこい。
みていて、吐き気がする。
352 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 20:20
>>349-347 皆が泣きながら、ちんかめを叩いている。
ちんかめに帰ってきてもらいたから煽っている。
「拙者には貴殿らがちんかめのマンコに集る蝿にしか見えませぬ」
353 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 20:26
読点がなくなっただけだが。
354 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 20:33
>>350 いいぞ。痺れた。魯逹、やっぱりいいよな。
そしておまえの、名もなき雄猫も。
355 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/03 21:03
ちんかめよ。帰ってこい。いつでも待ってるぞ。
そして、一度は北方を名乗った、その時に戻れ。
そして、350のようなものを、また、お前も、書いてくれ。
そう、あの、タマネギとの、格闘のような奴を、な。
誰も、お前のことを、忘れてはいない。
誰も、な。
356 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/04 10:07
俺は、待っていない。もう忘れたい。
357 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/04 15:36
今日、古本屋へ、行った。
北方謙三の、作品は、全て、文庫で、100円だった。
なんか、むかついた。
358 :
小僧ども!俺が北方謙三だ!!:03/01/04 16:59
一般書籍版よろしく。
359 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/04 19:11
おおう。どうやら二代目が、現れたようだな。
すこしばかり、このスレには、穴が開いたところなので、活躍を期待する。
360 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/05 04:00
>>350 お前はまた、行くんだろうな。
お前はまた、書くんだろうな。期待してる。
361 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/05 10:21
壁 ‖ ω°)。o◯(ちんかめ、まだ怒ってるかな・・・)
‖⊂ コソーリ
362 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/05 17:42
二代目も、名に恥じないカキコ頼む。
363 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/08 06:21
BDシリーズの、キドニーが気になって仕方がない。あの男死ぬのかな。
死ぬ時は、死ぬ。
北方の登場人物なら、そう言うだろうな。
殺さないでください、先生。
二代目もなにか言ってくれよ。
364 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/09 03:10
俺はいま、『三国志』を読んでる。
面白いというより、ハマってしまったという感じだ。
いま4巻目。3巻じゃ泣いた。
365 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/09 19:25
高額だった。
東京のヤマダ電機。
青年の見つめる方向には、12000円の札があった。
三国志9。
誰もが、高額だと思った。
コーエーの商法。誰もが納得しなかった。
まるで、金の亡者のような商法。
「くそっ」
青年が唇を噛み、血が滴った。
366 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/10 01:22
男には、守らなければならないものがある
なんなのだ、それは?
誇り
おぬしの誇りとは?
敗れざること
『三国志』海鳴りの日。
これを読んだ時、俺の人生は変わった。
367 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/10 20:42
北方は、帝国海軍の戦艦の名前を全部言えるそうだ。
368 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/10 20:49
闘うのだ。自分に、言い聞かせた。
男であることを、忘れないために、闘え。
369 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/10 21:07
このスレを見て北方作品を、借りる為に図書館に行った。
それは分厚く一冊だけ、置いてあった。その本の名は『活路』
今は俺の横に置いてある。
(^^)
371 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/11 02:26
>>369 俺も『活路』読もうかな、と思ってた。
感想聞かせてくれ。
372 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/11 04:10
俺は読んだ。
北方の剣豪物では、景一郎シリーズと並ぶ。
最後は斬り合うしかない、二人の男の友情が切ない。
ほかに俺は『余燼』というのが好きだ。
剣豪物とは言えないストーリーだが、だからかえって立合いのシーンには切迫感がある。
>>363、教えてやる。
キドニーは、死なない。
生きて泥沼を這いずり回る事もまた、男の生き方だと
北方は描いていた。
374 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/11 17:20
>>373 ありがとう。
生きてさえいれば、また逢える。泥沼であろうと、砂漠であろうと。
約束の街シリーズ、読みはじめることにする。
375 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/12 09:56
正月休みに、ついに『三国志』を読み終えた。
読了した瞬間、全身が精密機械のように静止した。
これを感動と言うのだろうか。ならば俺は、これまでの人生で、感動などしてこなかったということだ。
内容について言えば、際限がないという気がする。
3巻目で死ぬ呂布ひとりをとっても、俺は一晩語れるだろう。
まして孫索、周瑜、関羽、張飛にいたっては。そして曹操が、劉備がいるのだ。
俺はいま、読んだということを誰かに伝えたいだけだ。
人生の宝を、ひとつ得た。俺のものであり、俺のものだけではない宝。
いい気分だぞ。泥棒に持って行かれない宝だもんな。
全身が精密機械のように静止した。
>>375はageで言った。
人生初めての感動、誰にも盗られない、宝を手に入れた。
孫策を孫索と、間違えていることに>、>375は1人気づかず滑稽だった。
377 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/12 11:03
泥棒が持っていけない宝。
結構いけてんじゃねぇの。
漏れは、その言い回しに感動し、全身が精密機械のように静止した。
精密機械が静止したら、それは欠陥品では、ないのか。
379 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/12 12:47
男とは、壊れた精密機械のことでは、ないのか。
380 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/12 13:39
まあまあ、ニュアンスを汲み取ろう。
三国志が宝。俺は率直に羨ましかったよ。
381 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/13 22:00
>>375 もっと伝えてくれ。このスレは今、かつえている。
ちんかめも、戻ってはくれないのか。
382 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/14 16:55
「何を言っているのだ。
>>381よ。
ちんかめが、いなくなったからこその、この空気ではないか。」
>>382は、そう言おうとしたが、自らもちんかめを待っているのかもしれない。
そう思い、口を噤んだ。
383 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/14 21:34
私は負けた。
完膚なきまでに負けた。
しかし私は、闘って負けたのだ。
闘わずして負けた、諸君とは訣別する。
383は、三国志の一節を声を上げて読んだ。闘って負けるのは恥辱ではない。
遠くで、北方がそう言っているような気がした。
ふざける、ふざけるな。
孫策をを孫索と、間違える人間を褒めるな。
空気を読めない376は1人淋しく死んだ。
385 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/14 21:56
「逝け。逝って、あのよのちんかめに詫びよ」
文が混乱した
>>384は、そう北方から言われた気がした。
そして、
>>384も、後を追うように、一人寂しく、死んだ。
よく、死ぬな、この小説。
「
>>384は、
>>376と同じ男ではないか。」
今にしてその事実に気付いた漏れは、死者を苔打つ真似をしてしまった己を恥じ、
その後を追って、一人寂しく、逝った。
388 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/14 22:18
言えてるなあ
389 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/14 22:29
私は負けた。
北方に負けた。
しかし私は、読んで負けたのだ。
読まずして負けた、ちんかめとは訣別する。
散るか、
>>389。390は青兎の上で呟いた。
見事な花だ、それは認めよう。
そして、散らせるのが、この390だ。乱世の花。
俺が散らせるのも、宿運というやつではないか。
391 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/15 04:08
青兎を生徒と読んで、笑ってしまった。
文脈がちゃんとついてる。
>>391が、笑いかけてきた。
澄んだ目と、白い歯。濁りがない。
しかし、危うい光を湛えた目だった。
何が自分の胸を衝いたのか、はっきりと、
>>890にはわかった。
393 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/15 18:30
胸を貫いたのは、朝の光だった。夢か、と390は呟いた。
このところ390は、890という紳士に変貌し、少女を犯す夢を見てしまうのだった。
ソープへ逝ってこい。天から恐ろしい声が聞こえた。
衝撃に打たれ、390は390として死んだのだった。
俺は、890ではない。
憤怒が、390の全身を、朱色に染めた。
ゆっくりと、方地戟を横に構える。
こちらの怒りが伝わったのか、青兎がゆっくりと、身体を震わした。
黒いけものが、動き出した。
395 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 13:49
地が動いた。390は、青兎に異変が起きたことに気づいた。
人参が地から湧き出したのだ。なんと、そこは人参畑であった。
390をかたった890には、深謀があったのだ。
動かなくなった青兎の上で、ぼう然としている390の胸に、
連弩の矢が吸い込まれていった。
390の視界に空があった。それが日暮れのように暗くなり、やがてなにも見えなくなった。
殺さないでくれ。
殺されると、呂布ネタが使えなくなる。
390のマジレスが、原野に響き渡った。
活路を読んだ感想を言おう、
>>369は遅スレにも恥じずそう言った。
竜太たん(;´Д`) ハアハア。
北方を汚された、と思う奴は掛かって来い。
俺のドウタヌキの錆びにしてくれる。
398 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/16 18:44
「むう」漏れはつぶやいた。
「
>>890とは何なのだ」
答えは虚しく、夜の虚空にこだました。
「
>>398よ、そんなことも分からぬのか。890とは」
そこまで言った時、399の唇は、細くたおやかな指で制せられた。
甄姫。
眠っていたはずが、何時の間にか穏やかに笑いながら、399を見上げていた。
「いけませんわ。
>>398殿が御自分で悟らなければ、意味のないことですもの」
「そうだな、確かにそうだ」
それに、どうせ後402レスが進めば、はっきりする事だ。
今は、もう少し甄姫の優しさに、溺れていたい。
「ネタフリですわね」
こちらの心を読んだように、甄姫が微笑んだ。
399は黙って、甄姫を引き寄せた。
話題の中心は、謎の890に移っている。
漏れは、思わず安堵のため息を、小さく、はき出した。
ちんかめが失踪したときは、ひとしれず、悩んだ。
「漏れの、あの行為のせいなのか」
夜、一人で叫びそうになったことも、ある。そのようなときも、慰めは北方だった。
そして、このスレの、健在。
漏れは、少しだけ自分が大きくなった気がした。
これだけ堂々たる歩み。もはや心配はない。
漏れは、このスレのさらなる発展を祈ることに、自己の恥じらいを押し込めて、静かに
400をgetした。
401 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/17 15:06
890はさすらっていた。
誰かに憑依して暗殺するのが、890の技なのだ。
ここは現代に行くべきか。
890の手には、黒光りするコルトパイソンが握られていた。
402 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/17 15:20
890はワープの仕方を間違えた。
なんと降り立ったのは、江戸時代であった。
背の高い男が立っていた。影法師は異常だった。
肩に、鷹がとまっている。そばでは巨狗が唸っていた。
890は、思わずコルトパイソンを持ち上げた。
「ほう、見慣れぬものだな。しかも禍々しい殺気を放っている」
男が、編み笠をあげた。
「左文字一角を、それで倒せると思っているのか」
風が890の頬を撫でた。
一人のコテハンが消えたぐらいで、寂れるスレなら、落ちた方が良い。
403はそう思っていたが、上手く
>>300には、言ってやれなかった。
それどころか、認めた手紙には、厳しい言葉が並ぶ。
おまえが、スレの流れを堰きとめたのは、事実。真に後悔の念があるならば、
>>401から始まった、壮大なネタフリの先にある890をゲットし、見事なオチ
をつけてみよ、と。
筆を置いてから、不意に寒さを感じた。冬の風。
即座に、甄姫が背中越しに、抱き締めてくる。
廻された掌に、自分の掌を重ねながら、403はこれからの300の苦闘を思い、
瞑目した。泣かない。泣く資格など、自分には、ない。
そうなのか。やはり、北方スレで、切り番をゲットした、その罪は、重いのか。
自分の、男を試されている。そう悟った漏れは、腹をくくった。
「ちんかめの分も、一向に姿を現さない二代目北方も、そして謎の890も、みんなまとめて
かかってこい。漏れが全部引き受けてやる。」
冬の木枯らしは、収まる気配もなく、漏れの頬をたたき続けていた。
>>404 お前は狼ではない、吠えるだけの狗だ。
北方を読み直し、せめて咆える狗になれ。
「ほう、
>>405は、そう申したか」
庭に片膝を付いて、葉月が
>>405の行状を報告する。
「放っておいてもよろしいでしょうか」
葉月が、目を煌かせていた。明らかに、葉月は
>>405の、暗殺の是非を問うている。
「よい。
>>405が正しいか、間違っているかは、
>>300の今後が決めることだ」
葉月に対する、微かな嫌悪感を呑み下しながら、406は言っていた。
昔から、忍びの者が好きではない。
銭の入った袋を放り投げ、406は板戸を閉めた。
407 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/18 16:39
890は、北畠軍団の中にいた。
左文字一角抜き打ちを浴び、この時代に飛ばされたのだ。
890に死角はない。死を寸前でかわせるのだ。
駈けよ。駈けることそのものを、戦だと思え。
しかし890はマラソンが苦手だった。息が切れ、脚が強張り、目の前がかすんだ。
遅れれば斬られる。軍団は、陸奥から京へ向かっている。
死の恐怖が、890を包み込んだ。その時世界が動いた。
890は、荒涼の大地に立っていた。
またここへ戻ったのか。
呟いた890の脳裡に、強敵の姿が次々に浮かんだ。
300は、迷っていた。
確かに、男には、やらねばならない時が、ある。やらねばならないことも、ある。
男としての生き様を、己の全てを晒して生きてきた漏れには、今更そのようなことを、
とも思う。だが。
漏れは小声でつぶやいた。
「390には、一体どう突っ込んでいいのか。ここは、北方スレ。厨房ばかりの三戦板
の中では、ひときわ異彩を放っている、格調高いスレだ。だが、390の展開は、北方
はどのように扱うのか。」
小一時間考えた漏れは、一人で手酌酒を煽り、小うるさいガキを殴りつけ、そして、ク
ソして寝た。
409 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/20 20:58
起きろ。木が、そう囁いていた。
う。漏れは、呻いた。気がつけば、こたつで寝ている・・・。
そうして、つけっぱなしの北方スレ。
漏れは、自分がまたしても、恥ずべきレスをつけてしまったことに、赤面して、うつむいた。
そうして、反省しながらも、ついついゴツトツコツスレに投稿して、恥の上塗りをしている
自分自身を、保然と見つめていた。
漏れは、もうだめなのだろうか・・・・・。
そのとき、ふと北方の声が、聞こえたような気がした。
「風俗逝け」
もう遅いよ。今からやってないし。
411 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/21 10:37
なにを言う!
漏れは24時間営業を、何軒も知ってるぞ。
412 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/21 11:28
890は、300を次の標的とした。
450までに、影が忍び寄るであろう。
そして500で滅びるのだ。
哄笑する890の眸に、スレの滅びも映っていた。
413 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/21 16:06
890の頭から、網を被せた。
やつは、死は回避する才能があるが、罠は回避できぬ。
捕縛し、木から吊るす。
「殿、処分についてのご決断を!」
「城塔に吊るせ。このスレに潜り込んだの仲間を炙り出すのだ」
890は、風に揺られていた。
スレを乱す者は、許しはしない。
「これでよかったのでしょうか、殿」
414は、居室で二人きりになった時、
>>413に尋ねた。
「何を言っている。890はスレの滅びを願っているのだぞ」
一瞬、強い視線で414を一瞥した後、
>>413は目を閉じ、訥々と語りだした。
「今まで、何度スレが滅びてきた。そういう歴史を、もう繰り返してはならんのだ。
ここで我等が踏ん張り、500レス、600レスと続ければ高貴なスレとなり、1000レス
を越えれば、誰も触れてはならないスレとなる。その時はじめて、このスレは、板に
なくてはならないスレになっているのだ」
熱い想いが、心に触れてきた。
415 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/22 10:33
そうなのだ。415は思った。
890は、まだ死んでいない。ぶら下がり、風に揺られながら、スレの滅びを呪文の如く唱えている。
ROMだけでは駄目なのだ。戦場へ出よ、男なら。
415は静かに立ち上がった。俺の旅はもう終わった。槍を執った。
いざ、殿のもとへ。高貴なるスレのために。
(^^;
417 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/22 15:00
890は、薄く眼を開いていた。
遠くから、馬が駆けてくる。黒い具足の男。
呂布か。890の全身の毛が立った。890が、最も恐れる男の一人だ。
しかし、馬は青い。なんだ、呂布の真似をした390ではないか。
890に憑依され、うろたえ、怒り狂っていた小僧。
大事無し。890は、風に揺られたまま、このスレの滅びについて考え始めた。
なんとしても、このスレだけは、滅ぼさなければならぬ。
890が友にしてやれるのは、それだけだった。
懐かしく、弱く、情けない友。
ちんかめという名だった。このスレでその名を呼ばれることはなく、ちんかす、まんかすと呼ばれた。
惨めに見栄を張り、ずたぼろになり、泣きながら死んでいった。
890が旅から帰った時は、野ざらしの骨になっていたのだ。
だから890にとっては、このスレは、友の仇なのだ。
そろそろここから脱出すべきか。
890は、縄の食い込んだ体を、少しだけ動かした。
不意に、身体が宙に浮いた。落下しているのだ、と気付いた時には、既に890は、身
を翻していた。微塵の音も立てず、その場に着地する。
気配。
「誰だ」
小声だが、鋭い口調で、890が誰何した。
暗闇の向こうから、ゆっくりと、男が這い出してきた。表情の無い、貧相な身体つき
の男だった。しかし、まとった気配は禍禍しい。
「あなた様と、目的を同じとする男です」
「何、するとお前も、ちんかめの友か」
男は、表情を変えないまま、喉を鳴らし笑った。
「そのような半端なコテハンなど、知りませぬ。我が目的は、スレの滅びのみ」
890は、周囲の気配を探った。何も感じない。男はこの時を狙っていたのであろう。
「理由を聞こう」
不思議に、友を罵倒されたというのに、890は怒りを感じなかった。そういった感情
を起こさせる存在感が、目の前の男には、ないのだ。
「このスレは、北方スレであります。北方にとって、最も重要なのは、滅びの美学。
このスレは滅んでこそ、真の北方スレになる、私はそう考えています」
空虚だった男の双眸に、暗い炎が宿っていた。この男は使える。890は本能的に察知
していた。清い理想より、暗い情念の方が、信用できるのだ。
「名は」
890が尋ねると、男は薄く笑った。
「418、とお呼び下さい」
419 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/23 21:11
まるで、ちんかめのようだった。
だれも、かれも、890を言い訳にして、自分の名を売りたがっている。
890など、本当はどうでもいいことなのだ。
ただ、だまって書き込んでいけばいい。それが、男ではないのか。
それでこその、北方スレではないのか。
>>419は、キーボードを叩く手を止めた。
420 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/24 23:53
890は、しばらく沈黙する。
水滸伝9巻を買ってきたのだ。
421 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/25 00:06
漏れも、9巻買って喜田です。
422 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/25 07:58
とにかく休戦である、と呂布が言っているそうだ。
やつも、水滸伝を読むのであろうか。
男には読まねばならぬ時がある。
俺も、買ってきた。
読みに読んで読み潰す、孫家の戦をするつもりだ。
424 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/25 10:39
孫堅よ、お前さえ長生きしてくれれば、厨房が馬鹿にされることはなかったであろう。
揉みに揉む。その戦も続けられたはずだ。
いかん、呉の話をしている時ではなかった。
俺も、水滸伝買ってきて読まねば。
よう、狗ども元気か。 いよいよ俺の三国志も最後だな、みんな寂しがっている
ようだがハッキリ言おう。それは間違いだ。 890に北方作品を読ませようと思っているヤツ
もいるようだが。うれしいがそれも間違いだ。お前達はこれ以上、狗とし生きては
いけない。 お前達が向き合うべき相手は狼だ。お前達はまだ若い。俺が殺して
しまった馬謖のように内向きになってはいけない。苦しいだろうが外へ。ひたすら
外へ向かえ。俺はもう十分印税で食っていける。女も抱ける。俺の事は気にするな。
ではさらばだ。 言い忘れたが13巻は絶対買えよ。ちょっと新しい女ができたんで
金が必要になった。 ではな。
よう、狗ども元気か。いよいよ、俺の三国志文庫版も、最後だな。
みんな、寂しがっているようだが、ハッキリ言おう。それは、間違いだ。
お前達は、これ以上、狗として生きていけない。
お前達が、向き合うべき相手は、狼だ。お前達は、まだ若い。
急いで、外へ行け。俺の小説では、急ぐとろくなことがないが、それは間違いだ。
袁琳のように、ハードボイルドを奪われてからでは、遅い。
言い忘れたが、読本は、絶対、買えよ。俺も、金が欲しい。
女を抱くには、金がかかる。だが、俺には、女が必要なのだ。
50人抱けば、高貴なものとなり、100人抱けば、触れてはならない、秩序の中心になる。
そういうことだ。ではな。
よう、狗ども、久しぶりだな。 俺の、渾身の、最終巻は、読んだか? どうだった、
泣けただろう、俺はくたびれた。 より正確に、言うと、この作品に、くたびれたのでは、
ない。 自分の人生観、そう、己が人生観に、疲弊した、のである。 ハードボイルドって
なんだ? 一体なんだ? その結論が、忌まわしい形で、俺の中で、出てしまったのだ。
ハード、ボイルド、、、、つまりそれは、ただの強がり、ではないのか? 弱い自分を
見せたくない、だけではないのか? 最近は、EDに悩まされ、金で野生を引き止める、自分
に、嫌気がさしてきた。 俺の心は、実は、最も弱い。 俺は、弱い。
よう、狗ども、元気か。俺はいま、水滸伝を書いているが、
これが思ったより、売れない。どうしてだかわかるか?
狗どもが、いつまでたっても、狼になってくれないからだ。
俺としては、いたいけな狗諸君を、いつまでも、ひきこもりに
するわけには、いかない。だからこの本は、狗禁止だと
いつもいい続けて来た。そして、狗どもには、早く外にいけと
強く進めてきた。それなのに、お前たちはまだ、こんなスレでくすぶっている。
さあ、今すぐ外へ。用事がなくとも外へ、向かえ。
今すぐ薬局へいって薬を買うんだ。お前はその時、きっと悟る。
自分はもうす生命を失うからこんなことをしているんだと。
よう狗ども、元気か。今日の天気は、晴れ後晴れ、明日の天気も晴れでしょう。
俺には色々あったけれど、元気です。さて今日は、
>>428の脱字について、
狗どもが騒いでいるので、順当に弁明する。
あれはつまり、締めきりが短過ぎたのが、第一の要因だった。
どうしても、物語を考える暇や、書きこむ暇が足りなかった。
それでつい、文章がおろそかに、なる。自分はもうす生命を失うからこんなことをしているんだと。
写植の人、編集者はよく、頑張った。だが、時間が足りなかった。
何度も、この事を、俺は角川春樹に、抗議した。
もっと時間を、もっと時間を!『もうす』を『もうすぐ』に直す時間を。
志を、熱く語る事も出来た。だが、俺の言葉は、角川春樹に通じなかった。
俺の願いは、実現しなかった。それだけのことなのだ。
泣き言と思うなら、思っていい。俺は孫権ですらなかった。
春樹、あなたの目指したハードボイルドとは、なんだったのですか。
春樹が、何か言っている。しかしよく聞き取れない。
最期の、一緒にやれという声だけ、聞こえた。
春樹はコカインを、差し出してくる。
俺は張衛。
430 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/25 11:01
425以降、ちんかめだったとしたら、俺は許さんぞ。
裁判を恐れてこのスレから逃亡した、卑怯者のまんかすだ。
出ていかんか、早く。お前と同じ空気は吸いたくない。
よう狗ども、元気か。
まだ、飽きずに狗を、続けているお前たちは、いつしか神聖なものとなり、
とうとう触れてはいけないものになった。その証拠に、電車に乗ったお前たちに
女学生は、無意識に距離を置く。時々、連れと囁きあってお前を指差す。
時に、俺の力作、『黒龍の柩』は買ったか。俺が、初めて本格的に書いた、幕末ものだ。
俺が、あそこで何を描こうとしたか、「愛読者の皆さんならお分かりだろう」と
某井沢みたいに、したり顔で、言うつもりはない。
なぜなら俺にも、解らないからだ。俺は、解らないから小説を書く。
解っていれば、評論や主張でも書くべきなのだ。
あえて言えば俺は、志を持ちながら、散り去った男しか、描くつもりはない。
人気のない、張衛もそうだった。俺の中では白眉だった。
いつでも志を熱く語れる男が、ほうぼうで奮闘し、いい女とやり、
ついに空しく美しく殺されてしまう。志、戦、女。全てが揃っていた。
そして実は張衛の生き様に、お前たち、狗へのメッセージを込めていた。
お前たちも、張衛のように、生きろ。
張衛にあって、お前に欠けているものが、一つでもあれば、それを追え。
そうすることで、初めてお前は、歴史に名を刻むことが出来るだろう。
明日のニュースを愉しみに待っている。あばよ。
よう
>>43、元気か。
まだ、飽きずに890と、ちんかめの糞を、続けているお前は、いつしか神聖なものとなり、
とうとう触れてはいけないものになった。その証拠に、お前は今も吠えるしか能が無い。
いますぐ、女を抱け。そしてハードボイルドと狼の心を手に入れろ。
434 :
日本@名無しさん:03/01/25 11:49
なんだか急にスレの文章レベルが落ちたな。ちんかめ復活か?
435 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/25 12:06
890はこれから水滸伝を読まねばならぬ。
俺が闘っているのは、死んだ友のためだ、と890は呟く。
友が生き返る悪夢など、あるはずがない。
このスレは滅ぼすが、それは男としての闘いなのだ。
だから自らのためであるとも、890は思っている。
死者は、死者なるがゆえに、いるべき場所があるはずだ。
890はそう思い、束の間の休戦に入った。
436 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/25 18:23
北方が歩いていた。コートの襟を立ててでなく、黒い革ジャンで。
かっこよかった。
それで俺は、水滸伝の新刊を買ってしまった。
金曜日の銀座の夜の物語だ。
437 :
日本@名無しさん:03/01/25 18:45
北方、自分も風俗逝ったのか。
438 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/26 03:21
水滸伝第9巻、読み終わったぞ。むふふ。
悪くないね。これ以上書くと、ネタバレしそうだからやめておく。
439 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/26 03:48
440 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/26 05:14
俺も、いま読み終わった。今夜は眠れそうもない。
441 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/26 07:28
漏れは2ページ読んで、不覚にも寝てしまった。逝きます。
442 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/26 11:17
>>441
逝くことはない。5ページまで読めば、眠れなくなったはずだ。
444 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/26 14:57
前にも北方を見たというレスあったけど、よく歩いてるのかな?
見てみたいよ。そして握手、できるかな、できないだろうな。
445 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/27 01:40
「破軍の星」読んだ。いい小説だね。
その前は三国志で、そのあとに読んだのだ。
水滸伝、8巻まで買ってある。9巻はすぐに買うが、読むのは10巻まで出てからと決めている。
今の感じで行くと、10巻は5月か。
南北朝物を、もう少し読んでおくか。
446 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/27 03:01
読み終わった。ほっとしたよ。なにがとはまだ言えないが。
447 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/27 03:01
448 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/27 04:47
そろそろ休戦が終わる気配がする。
448は、剣を抜いて、ていれをはじめた。
449 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/27 10:54
890も、心気を統一している。
450 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/28 12:06
昔の俺は北方の読みを、『ほっぽう』だと思ってた。
北の荒れ狂う大地を生きた。そう信じて生きていた。
つまり北の方を略して、北方とか思ってた。
452 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/28 13:24
まあ北極熊みたいな体型だわな。
453 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/28 21:16
2ページ読んで逝った441でつ。今日全部よみますた。
・・・・・・・言葉もないっす。
454 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/29 03:52
我が耳を、疑った。
音をたて、血の気が、引いてゆく。
目の前の妻も、過ちの大きさに、気づいたのか。
青い顔で、
>>455の顔を、見つめている。
なんということか。
問い直す自分の声を、遠い木霊のように、聞いた。
「ガンバ最終回、録り損ねただと。」
456 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/29 13:29
過ちを許せるのも、男。456は、じっと455の背を見つめていた。
気配で振り返った455は、一度うなずき、にこりと笑った。
「行こうか、戦だ」
455は槍を執り、なにごともなかったように、歩きはじめた。
457 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/29 16:11
457は、まだ9巻を読了していなかった。
軍令違反の林冲のごとく、戦など放棄して、読み続けることにした。
だってやめられないんだもん。
自分を見つめる視線があることに、
>>455は、
気がついた。
振り向く先に、静かに佇む、
>>456がいた。
これから、お前は、どうするのか。
>>456の目は、問うていた。
俺は、試されている。
思わず、震えた。熱いものが、こみ上げる。
この男に、応えねばならぬ。
気づいたときには、笑っていた。
「行こうか、戦だ」
戦に死す前に、北方を1冊読むべし。
俺は北方の三国志を、買おうと思った。
だが、3.5.7.9と飛び飛びだったので買わなかった。
俺は間違っているのか?
461 :
無名武将@お腹せっぷく:03/01/31 00:01
むしろ、箱で買え。
全巻もっている俺でも、欲しい一品だ。
>>460が読後、文章で「俺は」の後に、句読点をつけるようになり、
完全に北方スレに染まるのを、462は祈った。
このスレを890の手から護るのに、同志は一人でも多い方が、良いのだ。
そして462は、椀に注いだ酒を、
>>461に差し出した。
「俺も、欲しい」
890は、甘くない。
ハードカバーの箱入りを、持っているのだった。
>>460
やっぱり箱入りだな。
890のように見栄を張る必要はないが。
言った464の背後に、気配があった。
どうせ890が送ってきた刺客だろう、と464は思った。
大したことはない。464は、日向景一郎シリーズも読んでいて、頼国行を佩いているのだ。
斬りつけてきた。斬撃を皮一枚でかわし、464は頼国行を鞘走らせた。
刺客の首が転がった時、刀身はすでに鞘の中にあった。
465 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/01 23:53
キャプテンハーロックはな、親友に恵まれたハーロックと、徹底的に孤独を貫き通す女宇宙海賊
エメラルダスの対比が面白いんだぞ。
林冲、よくぞ生きていてくれた。
手術が終わって、安道全が泣いている。
あの場面、いいな。最高だよ。読んでいて泣きそうになったよ。
語り継がれるために、命を捨てる。ケ飛のあの思いも、俺にはわかる気がした。
普段はへたれだからな、俺。あんな思いが、心に痛いよ。
俺は剣を佩いた。
890と418だけは、斬らねばならぬ。
ひたすらスレの滅びを目指している、この二人。
破壊こそが生きる証と、愚かにも信じきっている二人。
その二人の下に、兵が集まりはじめている。雑鬼の群れだ。
厳しい戦になるだろう。
俺は、無言で馬を曳き出し、静かに戦場に向かった。
ぽつぽつと、戦士が集まりはじめた。
9巻、読み終えた頃なのだな。
俺は、後70ページ残っている。
468はそう呟き、戦場に背を向けた。
469 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/03 13:48
っつーか466、ネタばらしするな・・・俺は思った。
まだ、五巻までしか読んでいない。しかも、図書館で借りてだ。素直に買えばいいものを。
出来るだけ物を増やしたくない。俺は、弱い人間だ。物を、捨てられない。
>>469 だったら、買うことを勧めるよ。
一生持っていて、損はない本だと思うから。
ネタバレは、これからも多分出てくるぞ。
発売されて2週間が、多分みんなの限界だね。
ミステリーじゃないんだし、ある程度は仕方ないところもある。
ネタバレでも、感興が削がれるような、ちゃちな小説ではないから、安心せい。
最近、キャラに入ってる文章と素の文章が、
ひとつのレスで入り混じってるのが妙にツボ。
荒野で朽ち果てよ。
890は、集まってきた敵を見て呟いた。
北方の美学がわからぬ者も、命を終える瞬間にはじめて知るだろう。
滅びこそが、男の生き方だと。
「行くぞ」
418に短く言った。
気負いはなかった。静かに剣の鞘を払った二人の後ろから、
滅びを願うものたちの群が続いた。
俺は、破軍の星を読んでいる。
今はニ章だ。帝が寵姫の讒言に耳を奪われ、大塔宮が幽閉させた。救い様がない。
ロマサガ弐のアト王、と俺が、殺してしまった、セキシュウサイを思い出して泣いた。
474 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/05 01:30
890とは、何者だ?
疑問に思っていた俺は、前レス読んで、ようやく理解した。
390が、890と打ち間違えた。
その瞬間に、890という亡霊が出現し、暴れはじめたのだ。
このスレが生んだ、自らを食い尽くす亡霊と言っていい。
心せよ、890には実体がないのだ。
だから、言葉で俺たちを殺そうとしてくる。
破軍の星を読み終えた。
>>473は言った。
朝廷の腐り具合。それより新田貞義の愚かしさ。それが敗北の原因だ。
八章以降の、顕家軍の敗北を、俺は、読んだことを後悔した。
>>475 人はいつかは滅びるもの。
海だけを見ていた。そこまで読んで、顕家とはじめて付き合ったことになる。
気持ちはわかるけどな。
477 :
無名武将@お腹せっぷく :03/02/05 18:18
そして、
>>475は、新田義貞を「貞義」とした愚かしさ。それに気付いた自分にも後悔した。
890に418(ちなみに俺だ)、それに今度は貞義かあ。ヒール役が充実してきたね !
ベビーフェイスキャラやる人、もっと頑張らないと滅びるぞw
890には、実体がないらしい。
やるなら418だと479は思った。愚かにも、姿を晒してしまったのだ。
貞義、行け。479は、囁いた。貞義は、こちらが送った間者だったのだ。
不意をうたれた418は、それでも両手で握った剣で、斬撃を受けた。
418の剣の柄から、なにかがぱらぱらと飛んだ。身を翻し、418は逃げた。
後に残ったのは、418の十本の指だった。
これで418は死んだも同然だ。指がないのだから。
あとは、雑鬼の群を追い払い、890を丸裸にすればよい。
荒野に、479の哄笑が響いた。
指落ちたのかよ。痛そ〜
482 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/07 21:39
「なんか、最近このスレって三戦板みたいになってしまったな。」
うんこのカレーを食しながら、漏れはつぶやいた。
「それも、男か。」
背後には、影のように
>>418が忍び寄っていた。その、もと指のあったところに十本の
刃物を閃かせて。
カレーを食っていた482が、暗殺された。
それをきっかけに、各地で戦闘が始まった。殺し合いである。
闘う者たちは、その無駄を悟りながら、やめることができなかった。
戦場に、凄まじい風が吹いた。騎馬隊が駆け抜けたのだ。
馬体は普通の二倍、男たちも3メートルを越えている。そして黒ずくめだった。
巨大な旗を、全員が眼にした。
「玄武」
これは北という意味だ。まさか、、、
「こんな戦は、許さん。全員撤収せよ」
声には、逆らいようのない凄みがあった。
890が、どこかに消えていた。着ていた具足だけが、脱け殻のように残っている。
「御大将の言葉を伝える。890は、お前たち自身だ。自らの影と闘ってどうする」
「あなた様は?」ひとりが訊いた。
「われらは北方麾下、豹子頭林冲の黒騎兵である。無駄な殺し合いは許さん。それぞれ帰還し、いま一度自分を見つめなおせ」
それだけ言い、黒騎兵は地を揺るがして駆け去った。
戦にはならなかった。483はそう思った。
ほかの者たちも、旗を巻き始めている。
荒野には、ただ風が吹いているだけだった。
484 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/08 03:01
「だが」
>>483自身の気付かない内に、早くも890に影は忍び寄っていた。
「こやつは、北方風では、ない。どこか、違う。」
そのような声が、聞こえたような気がした
>>483が、意を決して振り向くと、そこには、
先ほどの馬を更に一回り大きくしたごとく、黒々とそびえ立つ塊が、あった。
そして、それにまたがるは、長い髯を胸まで蓄えた巨魁。
「お前自身の処分が、済んではおらぬ。」
>>483は、一瞬何かが光るのを、見た気がした。そして、それが青龍堰月刀であることに
気付いたときは、すでにそのそっくびは胴と離れていた。
<北方スレで、日髯公に首を取られるなら、それも本望・・・・・>
相変わらず、寒風吹きすさぶ中で、死の気配を漂わせた人馬が、いく。
「いつ果てるともなく続く、修羅の戦い。」
その890の乾いた笑い声も、やがて風に消えた。
485 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/08 20:32
最近は自らは書かずに専ら読みに徹している。 しばらく俺が執筆しない間に、このスレも
ずいぶんつまらなくなったものだ。
皆、上っ面だけの文体。 中身は何処に所在するのやら。そして、困った時にはすぐ、890。
貴様等に助言する。 今後、890というモノを一切使わずに、執筆してみてはどうか。
中身のある文章、という器は、苦悩という酒を注いでこそ、人を惹き付ける。
486 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/08 21:38
>>485 まったく、同感である。
昔はちんかめ。今は890。
ここは、名無したちのソープではないのだ。
そもそも、北方風を理解していない男達が多すぎる。
まさに、485の言うような、上っ面だけの文体だ。
スレの初期の、さびれつつも広大な雰囲気は、もう望めないものなのだろうか。
487 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/08 21:52
>最近は自らは書かずに専ら読みに徹している。 しばらく俺が執筆しない間に
>>485 もしかして、ちんかめか?
488 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/09 01:27
北方が、鳥取に講演に来るそうだ。
近所に住んでいる俺は、やはり行くべきなのだろうか。
もし行かなければ、二度と北方を見ることは出来ないかもしれない。
そう思うと、自然と涙が頬をつたった。
489 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/09 03:33
しばらくして、485は自分が泣いているのだということに気付いた。
そして俺は、自分が488の事を言っているのだと気がついた…
欝だ…
前方に見えるレス数は、およそ五百。そこにむかって、駆けこんでいく。
491はもう、スレのレスは見ていなかった。スレの後方に拡がり、朝の陽を照り返して輝く、海だけを見ていた
492 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/09 10:54
ちんかめ、おかえり。また来いよ。
「ちんかめが、死にました」
杯を仰いだ後、
>>493が言った
「30もの駄レスを、残しました。最後まで言い訳がましく、そして無様に」
「そうか、890を連れて、北方スレを駆け抜けたあの男が」
「鬱というのでは、なかったと思います。語るのが面倒になった、そんな感じでしたね。
自ら北方を読み漁り、触れようとしたことが、ありました。2代目が裏切ったのを、感じ
取った時のことです。本当はあの時、ちんかめは死んだのかも、しれません」
「男の死に方を、教えているような気も、するな」
「私は、教えられましたよ。
>>418殿も。結局、死ぬところまで
ちんかめと、付き合ったのですから」
>>493が、遠くを見るような、眼をした
荒野は語らず、風は哭く事すらせず
ただ、肉を焦がす炎が、密やかに、何がしかを囁き合っていた
「ちんかめの為に、もう一杯だ」
>>493が言うと、微笑みながら、
>>418は杯を差し出した
仮の小屋で、気配に打たれて
>>494が身を起こしたのは、翌朝だった。外はまだ暗い。
「貞義か?」
確かに貞義の気配だった。しかし、あまりに露骨すぎる気配である。
「どうしたのだ。スレに大きな動きでもあったのか?」
>>494の居室にあてられた板戸の外で貞義が、血の匂いを発していた。
「手負うたか、貞義?」
「面目ありません。
>>890が、収集をかけた忍びが
>>495の命を、狙っています。およそ50。」
494は、小屋の外に出た。
貞義は、数ヶ所を斬られ、着物は濡れているように見えた。血であろう。
「小屋に入れ、貞義。お前を死なせるわけにはいかん」
中には495がいる。このスレには欠かせない男だ。
俺が守らねばならぬ。494はそう決意した。およそ50か。
自分が生き残れるかどうか、きわどいところだと494は思った。
ためらいはしなかった。槍を執り、闇の中に立った。
それからの一刻は、地獄だった。494の肺は、破れそうだった。胸は裂けそうだった。
それでも494は立っていた。
最後の一人。
494は死力を振り絞った。槍はすでに折れている。
剣。命を持ったもののように、薄明の中を走った。相手はふたつになっていた。
視界が白くなって、また戻った。
495と貞義が、ぼう然と立っていた。
「いまのうちだ、行こう」
494は低く言った。スレは守られている。
家に帰って、家内に蓬莱の豚まんを預けると、突如あることを思い出し、慌ててパソコンの
電源を入れた。すかさず家内から揶揄の罵声が浴びせられる。「また2ちゃんねるか。いい
かげんにしいや、あほ」土産も効果無く、この言われ方。「だが」今は急ぎに急いだ。IE、
そして2ちゃんがホームになっている。そして、三戦板。「ふう・・・」
・・・・・どうやらまだ、500にはなっていない。漏れは、思わず安堵のため息を漏らし
た。
「漏れが後見人であって、初めて両の足で立つことのできた、この、北方スレ。切り番は、
誰にも渡しは、しない。」
すっかり切り番職人気取りの漏れの背後にも、いつの間にか890が・・・・・。
498 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/11 20:13
>>497 すでに、北方風ですらない。
消えてくれ。
>>913 ●
,、|=|,、
ミ. _、_ミ
( ゚ ∀゚ ) ズンドコ ドコドコ ズンドコド ピヒャラ〜
/ ヽ.∨ ゝヽ アーヒャヒャヒャ♪
/ | @/イ ヽ
/利\ /良\ (( ( ヽ. | ) /成\ /秀\
( ゚∀゚∩ (゚∀゚ ∩) /\_(_)丿 l(_)ノ ( ゚∀゚ ) (゚∀゚ ∩)
(( (つ ノ (つ 丿 ( / \ ノ (つ つ ))(つ 丿
ヽ ( ノ ( ヽノ ヾ====彳 ) ) ) ( ヽノ
(_)し' し(_) )_| |_( (_)_) し(_)
アヒャヒャヒャヒャ アヒャヒャヒャ アヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーー
500
「・・・・やれやれ。ついに北方風も、終わったか。」
一足遅かったことをやっかんで、漏れはつぶやいた。
思えば、長き道のりであった。ここまで来たことを、よしとせねば、なるまい。
漏れは、ついに己の手を離れて、一人旅だってゆくこのスレを、一筋の涙と共に、静かに
見送った。そういえば、先ほど背後に感じた890の気配は、このことへの警告であったか。
「だが」
無関係なコテハンの侵入を許した
>>498には、責任を取らせる腹をくくった。
「890。頼む。」
500を、取り損ねた。
「ラブレンティ・ベリヤだと」
>502は掌を握りしめ、呻いた。500は、取れたはずだ。一瞬の油断。>502の握られた
掌に、汗が滲む。
しかし、これが終わりではない。>502は、自分に言い聞かせた。
1000への道は、遙か遠い。
503 :
300=400=500:03/02/11 23:50
「そうか。漏れの他にも。」
ライバルが。そのような者が、まさかこのスレに棲むとは。ちんかめなきあと、北方スレの守護者を
気取っていた漏れは、愕然とした。
が、やがて、己の過ちに、気付いた。
「そうだ。仲間がいて、現在の漏れもいるのだ。」
1000への道のりは、長い。ちんかめも、未だ帰参してはおらぬ。
漏れと共に、死出の道を歩まんとする強敵(とも)に、乾杯。
今日の、『その時、歴史が動いた』は足利尊氏と楠木正成の決戦だ。
『破軍の星』を読んだ、香具師は観ろよ。
505 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/12 16:29
505か…
890までは長いな。
それが、俺の、最後の言葉だった。
506 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/12 16:31
周大荒>>>>>>>>>>>>>>>>>>北方謙三
こらこら、いい加減にせいよ。
北方 謙三
「視聴したぞ」
508は、
>>504にそう言った。
つまらなかった。508は率直に、そう思っていた。
後醍醐が有能などど、北方を一行でも読んでいれば、出てくる台詞ではない。
教育番組とはいえ、あの朝廷のやるせなさ、湊川での義貞の愚行、それらを
描いてこそ、正成の絶望と尊氏の葛藤、そして両者の輝きが際立つのではないか。
508は視聴後、すぐに本棚から、「楠木正成」を取り出した。
509 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/13 09:41
バレンタイン、全員集合の時が来た。
--------------------------
Captain of the Ship祭り
--------------------------
【日時】2/14(金)12:00〜24:00
【方法】各自、殺伐と、各地の有線へ
長渕剛「キャプテン オブ ザ シップ」をリクエストするのだ。
全国同時多発長渕現象でバレンタイン台無し(゚д゚)ウマー
(・∀・)ノヨーソロー (・∀・)ノヨーソロー (・∀・)ノヨーソロー (・∀・)ノヨーソロー (・∀・)ノヨーソロー
(・∀・)ノオマエガカジヲトレ (・∀・)ノオマエガカジヲトレ (・∀・)ノオマエガカジ
詳しくは芸スポ長渕スレ発祥
>>508
同感。
>>508 俺は、後醍醐の無能さを、必死に隠そうとして、滑稽に見えた。
512 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 04:02
508と510と511が、戦場で呆然と立っていた。
それぞれが、不満を口にしている。
その不満がなにか、890は顧慮しなかった。
ただの獲物だ。
890は馬腹を蹴った。
三人が振り返る。その時、首が三つ宙に舞っていた。
哄笑を残し、890は原野を駆け去った。
513 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/15 09:14
そして、返す刀で512も屠った。
殺伐としすぎている。
514は思った。これも890が現れてからだ。
実体のない890。殺しても、死なないやつ。そのくせ、次々と殺戮を重ねてゆく。
890を倒すべく、514は修行に入った。
スレの流れが、止まった。
いや違う。
みんな、隙を窺っているのだ。
そろそろ行くぞ。
517は全身に気を溜めはじめた。
518 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/18 16:35
うんこを、する。
うん、こうする。
518の首が飛んだ。
敵の前でしゃがんでいたのだ。戦意のないものは要らぬ。
首のない518は、しゃがんだままだった。
【そして彼が死んだ】を読め。
マジで泣けるから。
>>520
読んだ。北方にしては中級の作品。
老犬シリーズ3部作、読んでみ。『傷痕』『風葬』『望郷』となる。
これは心が揺さぶられるね。
523 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/19 19:38
いいけどよ、893ばっかじゃなくていいもんのハードボイルドもかいてくれ
ッて感じす。
524 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/19 19:51
ヤクザものばかりでは、ない。
そう言いかけて、俺は口をつぐんだ。
>>523に、他を揃えるだけの資金の裏付けが無いと言うことを、瞬時に理解したからで、ある。
525は黙って、
>>524の肩に、手を置いた。
振り向いた
>>524の瞳は、かすかに揺れていた。
あの荒れ狂うしかなかった
>>524が、他人の貧しさを理解できるようになった。
525は、何よりもそれが、一番誇らしかった。
自分の視界も揺れている事に、525は初めて気が付いた。
春は遠い。だが冬は終わる。
>>523 ほんとのところ、ヤクザ物は少ないだろう。
北方大平記は波王の秋が1番イイ、俺はな。
俺は「武王の門」だな。
最初手にした時は、「菊地ぃ、誰それ ?」と思ったが、知名度を遥かに超えた
面白さに、波打つように感動した思い出がある。
基本的に、北方南北朝物は全部好きだけどな。
司馬が「南北朝時代は、帝も公家も武士も悪党も欲にまみれてる」と言って
生涯書こうとしなかった時代を、熱き漢たちの挽歌にしてしまうんだから。
その時は、まさか三国志や水滸伝を書くとは、夢にも思わなかった。
いよう、童貞ども。
ソープへ逝け。そして、女を殺せ。
530 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/22 19:02
893=ヤクザ。きづけよ。
>>530
はじめから気づいてますけど、なにか?
8933と書きますか?
532 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/24 13:22
531は、世をすねている。530は思った。「何か?」なんて問いかけを、今頃するとは。
でも同じ梁山泊の一人として、認め合わなければならない。例え気に食わない奴だったとしてもだ。
533は、次なる標的を決めた。
アゲ続けている532。
「貞義」
ようやく傷の癒えた、刺客を呼んだ。
「やって来い。手加減はするな。532の背後には、890がいる」
貞義は一礼して、去った。
戻ってきた貞義の手に、532の首がぶら下げられていた。
533
いやまだ死んでないって。しかも今日始めての書き込みだったし・・・下げといたスマン。
>>534が、マジレスをした。
その事実に一同は戸惑いを隠せなかった。
>>533は、厨を相手に、ハードボイルドをしたことを恥じ憤死した。
「貞義」
533は声をかけた。
「お前は890の幻術にかかった。もっているものを見てみよ」
貞義が眼を落とす。握っていたのは、マネキンの首だった。
「さても890よ。味なことをしおって。書くなる上は、致死軍の出動だ」
533は救援を求めるべく、公孫勝のもとに走った。
>>530-535は自作自演だった。非常に、出来が良かったので思わず宋江に見せてしまった。
533は憤死だろう?
890だ。自作自演で、スレを混乱させようとしている。
よし、史進の遊撃隊も出動させよ。
北方が、TVに出ていたぞ。
新人に向けて、メッセージを飛ばしていた。
かっこいい!
541 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/24 14:49
北方の戦って騎馬隊が多ければ勝つよな。 歩兵は素人集団かよw
その時俺は思った。
「このスレは良スレ」だと。
そして俺はただ激しくワロテいた。
句読点がないぞ、サブロー。
そう思った瞬間、542は剣を一閃させていた。
ワロテいる表情のまま、サブローの首が、宙に舞った。
絶影の剣で泣けた
俺は、絶影の剣、こわかった。
特に、みんな死んだはずの村が、元に戻っているところ、ぞっとしたね。
546 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/26 00:15
>>545 優しき修羅、あれだけで俺は、お腹いっぱぱい。
547 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/26 07:34
>いっぱぱい
幼児か(w
548 :
無名武将@お腹せっぷく:03/02/26 10:56
おまえら三分で飽きるような本読んでないで、
真・三国無双3買ってやれよ。
一ヶ月は遊べるよ。
それに武将とかの名前だって覚えやすいし、
陸遜タソハァハァだしね。陸遜かわいいよん。
最後の一行に吐き気がした漏れはまともですか?
このスレも、厨の巣窟に成り下がったか。
552は、静かにスレから去ろうとした。
その前に立ちふさがったのが、890だった。
「一緒に、児のスレを滅ぼそうではないか。然る後に、おぬしのスレを立てよう」
552は、悪魔の囁きに抵抗できなかった。
890の配下に、またひとり加わった。
「遠い港」という文庫を読んだ。
なにかすごく感動したよ。こんなのも書いてたんだ、と北方を見直した。
兄貴はやっぱり半端じゃあねえ。
554「兄貴の、穴の絞まりは、いつも最高だな」
555は、木にぶら下げられていた。
周りにいるのは、雑鬼の群だ。掟を破ったものの末路が、これだった。
555は、すでに死んでいる。それでも雑鬼は去ろうとしない。
890を待っているのだろう、と556は思った。
555は体を分解されていた。
掟破りのところには、あの890さえ来ないのだった。
せいぜい雑鬼の餌だった。
559 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/02 03:56
タキシードを着た北方を、恵比寿のウエスティンホテルで見たぞ!
いやになるほど、かっこよかった。
ボータイは黒ではなく、柄の入ったやつで、ポケットのチーフも派手な柄物だった。
玄関に黒塗りの車が迎えに来ていて、乗り込むとすぐに、ボータイをすっと解いた。
ホックで止めるやつでなく、自分で結んでいたみたい。
ロビーを歩いている時から、気づいて見る人間がいたが、堂々としていた。
握手してくださいと言おうと思ったが、怖くて言えなかったよ。
俺が思っていたより、ずうっとでかかった。
葉巻くわえてなかったのか、やつ?
559「兄貴の、穴の絞まりは、いつも最高だな」
一本1800円の葉巻を、シガーバーで思い切って吸った。
よくわからなかった。
そういえば10年修行してから人前で吸え、と北方が言っていたような気がする。
モンテクリストという葉巻であった。
563 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/04 15:25
わがてんき
564は、天気を観ていた。
このところ、ヘタレどもは戦を避けている。
わしの出番かのう。そう思った。
しかし、朝から雨だった。564は、雨が嫌いだった。
天気が回復してからにしよう。564は、座禅を組みはじめたのだった。
565 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/07 17:31
北方のエッセイ。「我が天機」を知らない
>>564、がマジレスをした。
それ、だけで満腹だ。
566 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/07 19:47
「
>>565の、首をはねよ」
>>566は、大声でそういったつもりだった。
声は、出ていなかった。
周りの、衛兵達が、矛を向けている。
不意に、扉が開いた。
みんなが、それぞれ武器を手にしている。
物騒なものを手にしているものだ、と、
>>566は思った。
扉の中から出てきた、集団の中には、890もいた。
「890ータス、お前もか」
言った瞬間、
>>566の首は宙に舞っていた。
>>565
天気か、天機か、転記か、天木か、転機か。
五機で満腹。
568 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/09 19:56
この、スレは死んだ。
なんてことない、糞スレが、死んだだけだ。
890の、正体は永遠に不明となった。
568が佇んでいる。
その体が、ふたつに割れた。
感傷に浸るやつなど、このスレにはいらぬ。
どこからか、声が聞こえた。890の哄笑も重なった。
俺は水滸伝を読みはじめた。
9巻そろい、10巻も遠くないと思ったからだ。
10冊あれば、再読で時間稼げるし。
(^^)
572 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/14 16:06
太平記を、集め終えた。財布は寒くなったが、丹田の下は、熱くなった。
573 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/14 18:52
風俗逝け
俺は890だ。
ついに、スレの滅びの時がきた。
戦線が拡大しすぎている、と575は思った。
もっと凝集した闘いをしなければ、890につけこまれてしまう。
北方の本を575は棚から下ろした。
戦の鍵は、北方の作品の中にある。
静かに、575はページを開いた。
ロボがやってくる。
老犬トレーのメロディーにのって!
577 :
無名武将@お腹せっぷく:03/03/21 13:41
小僧ども、元気出さんかい!
駄目です先生。
俺はロボ。
890の首はとった。
停戦だ!
みんなで北方作品を読もう。
傷痕を、読み終わった。
ページを閉じたとき、俺は泣いていた。
>>581 同志よ。
続いて、「風葬」「望郷」を読むことを、俺は薦める。
「檻」だろうよ。
老いぼれ犬が出てくるものじゃ、あれが最高傑作!
ほんとに停戦?
だったら俺、三国志を読むことにする。
>>584
遅いが、まあいいか。
誰か挑戦シリーズ、読んだ人。
感想聞かせて。
>586
傑作だぞ!
俺が北方を読んだ時、俺の彼女はなんとなく歓迎しなかった。
無理やり三国志を読ませたら、オレ以上のファンになった。
>>588
なに言いたいんや?
北方の顔が、サダム・フセインと似てると言ったやつがいる。
591 :
ハードボイルド北方inSMART:03/04/02 03:20
元気でやっているか、童貞ども。俺は、元気だ。
相変わらず、不毛な議論を、続けているようだな。
まずは、俺の見解を、聞け。話はそれからだ。
ハードボイルドな俺から言わせてもらえば、ヒゲは不幸を呼ぶルックスポイントだ。
関羽を、見ろ。俺は、あのヒゲには敬意を表している。
だが、やつはあのヒゲのせいで死んだ。
同じハードボイルド同士だ。何でも、わかる。
それなのに、なぜ、俺がヒゲをつけているか、わかるか。
男だからだ。俺は、男だからだ。わかるか。
この意志は、誰にも変えることはできないし、変わることもないと、おもう。
人間五十年だ。下天のうちも、くらぶっている。
小僧ども、男に、なれ。俺を、超えて見せろ。
わかったか、わかったなら、俺は行くぞ。
ハードボイルド過ぎるのも、困ったものだ。
↑ ちんかめか?生硬な「北方風」も、稚拙なアジテーションも、いかにもそれらしいが。
北方だ!
文句あるか。
594 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/06 01:44
>>586
俺は何度も読み返している。
ペルーの場面がいいな。ほんとにヤーマの肉を食ってるような気分になった。
村沢も、悲しい存在だ。北方の男たちは、みんな悲しい。
村沢が好きになったんで、俺は「檻」も読んだんだよ。
ロボは死んでないので、必ずどこかで出てくると俺は信ずる。
595 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/06 01:54
>>1 いまいち。
正しくは
「ディスクを割った。
三国志Vのソフトである。」
だな。
いいじゃないの。硬いこと言うなよ。
俺は北方のように生きたい
>>597 いまは停戦中だから、お前は許されてる。
本来なら、唐竹割りだな。
三国志は、やっぱり北方だよ。
吉川三国志があったんで、なんとなく読み始めたが、えらくつまらなかった。
600
600日前、俺はなにをしていたか考えた。
いまと変わらんな。つまり進歩なし。
今度の戦闘に備えて、三国志でも読むべきか。
601 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/09 14:27
北方を、ヨイショするために他を貶める男が言った。
「三国志は、やっぱり北方だよ。吉川三国志があったんで、
なんとなく読み始めたが、えらくつまらなかった」
「全体を観ることのできぬ、目など必要あるまい」
俺は、599の目を潰した。
602 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/09 14:27
603 :
とくとく情報:03/04/09 14:29
ageで業者を呼びこむ不義の輩、去ね。
声のする方を向くと、俺が、かつて目を潰した男が立っていた。
男は、ニヤリと笑い、俺の首を刎ねた。
でも吉川三国志は、面白くなかった。
ショック受けるたびに、泣き崩れたり、気絶したりするんだから。
困るよな、主人公がそんなふうじゃ。
みんな戦場に出ずに、三国志読んどるんか。
俺は本が嫌いじゃけに。
HDPの、試みの地平線は、読んでおったがな。もうない。
聞きてえなあ、また。
ソープに行け!
606は字が読めないのだった。
戦が終わるとやることはなく、辻辻で強盗を働いた。
それによって得た金は、すべて女と酒に消えた。
やるせない思いが、606を包んでいた。
「そんなやつは生きていることはあるまい」
どこからか声が聞こえた。
このスレと抱き合い心中をしてやる、と606は呟いた。
俺が滅びるなら、地球も滅びよ。そういう思いだった。
スレを潰すために、606はこの瞬間、悪魔に魂を売ったのだった。
>>607 また戦闘しかけてるわけ?
やめなよ、誰も応戦してないぜ。
609 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/16 02:42
北方版三国志を、読んでみた。
新しい三国志なんだろうと思ったからだ。
冗談じゃなかったね。これぞまさに三国志だと思った。
13巻を、ひと月で読んじまったよ。
三国志とはこれほど悲しい物語だったのか、と思いながら、
10回以上泣いたね。
北方というのはすごいやつだ。
とにかく、俺の知ってた三国志とは、まるで違ってたからな。
なんか戦乱の予感。
>>609 そう、確かに、新しい三国志だ。
張飛の死に方など、まるで新しいのだ。
613 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/16 04:00
まぁ、本の下の方に巻いてる紙のキャッチコピーはなんかいいな。
滅びるか君よ、見果てぬ夢を墓標となすか
↑10巻のこの一節、最高にかこいいんだが。
そうして、
>>606が最初におこなったこと、それは、
>>607を消すことであった。
「くそくそくそくそくそ!」
「俺にこんな思いをさせやがって!」
そして、次々に自分を虐げてきた者を、消していった。
そして、一通り消した後、悪魔との契約通り地球をも消そうとして、ふと思いとどまった。
「せっかく得たこの力、派手に遊ばなければ損じゃないか。」
と、その瞬間、見かねた悪魔が眼前に現れた。
「みじめなやつよ、のう。お前のようなやつは、こうだ」
そして、
>>606は、白髪でボロを纏った老人と化した。
「お前は、その姿のまま、生きるのだ。そうして、永遠の北方スレと共に、その滅びの
時を、見定めよ。」
>>606。その名前を、又八と、いう。
呂布の死に様がカッコイイな。泣けた。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
戦だ!
またはじまるぞ!
620 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/24 23:18
北方三国志を買った。三国志9を売って買った。
北方>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>三国志9
621 :
無名武将@お腹せっぷく:03/04/25 18:52
男は走っていた。手には汗を握っている。
午前零時を過ぎた、漆黒の闇の中をただ走っていた。
腋腹を押さえている。
茶竜、それを解放さすまい。と男は気を練っていた。
刹那
犬が吠えた、喚いた、月を睨みながら。
その叫びに男は男は気を崩された。
男は直後に、竜の産声を聴いた。竜は異臭を放っていた。
622 :
姉小路頼綱 ◆X72fZcCiOM :03/04/25 19:18
麻呂は偉大じゃ!ひれ伏せ!
又八は、死んだ。死ねたのだ。首を落としたのは、武蔵というなの男だった。
しかし、又八の息子が育っていたことを、武蔵は知らなかった。
又八の息子は、又六という。まさに、606。
再び、このスレの滅びがはじまっていた。
romってるカスども!!!
このスレは890逝く前に死ぬだろう。
そうなれば890に負けたことになる。
俺はレスして戦って負けたのだ。
お前等は戦わずして負けたのだ。
お前等タンスの角に頭ぶつけて死ね。
北方三国志の呂布と劉備
野望 義理
呂布 0 15
劉備 15 0
おい糞romら−
俺は1人で200ぐらレスしてんぞ!
romってないでレスれ
628は、立ち尽くした。
保守をした。
これで、しばらくスレは安泰であろう。
つかの間、628に暗所の時が訪れた。
短い、平和である。
又六が、歩いていた。陽の光。眩しいだけだ。
628がいた。斬りつけた。理由はない。太陽が眩しかっただけだ。
俺は、悪魔の使徒だった。
自分の役割を、又六はようやく思い出した。
628の首をぶら下げ、又六は歩きはじめた。
ちんかめが死んだ。
それから、俺は自作自演を200レスも繰り返してきた。
このスレを、1000にするために。
笑え。北方住人たち。
無様に死んだ。この負け犬を。
ちんかめになろうとした、この愚者を。
又六は、ひとりの男と出会った。
どこか暗い陰のある、眼の鋭い男だった。
「貞義」
誰かがそう呼ぶのを聞いた瞬間、又六は宿敵の存在を意識した。
ここの住人、みんな北方を読んでるんかい?
男は、海を見ていた。
ひどく荒れた海。だが、どこか母親のように、優しい。
「おまえ、北方を読んでるんかい?」
哀しい声。どこか怒気も含んでいる。
「愚問だな。読んだことなど1度もない」
男は、静かに答えた。
「そうか抜け」
背後の男が、言った。今度は殺気も含まれている。
来る。斬撃。横に避ける。避けきれない。出血。縦。一閃、。
「骸は、海に捨ててくれ」
背後の男が、頷いたが、男は見ることはできなかった。
涙が、止まらなかった。止める気もない。
めくり終えた文庫を静かに戻す。『風葬』。
けものでありつづけた、そうでなければ生きれなかった男。
そして、刑事という衣をかぶったけもの。
激しく、熱く、悲しい物語だった。
高樹も、老いるのか。老いてなお、けものでありつづけるのか。
それは、読んでいけば分かることだろう、と
>>635は思った。
俺も好きだよ、老犬3部作。
1冊ごとに泣いたよ。
高樹が出てくるもの、全部読むんだな。
もうそろそろ、このスレも滅びていいだろう。
闘おうと言う者は、どこにもいない。
ただ本を読み、涙を流す、軟弱な者たちがいるだけだ。
風が吹く。滅びの風が、、
死んだちんかめの呪いか、、、
641 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/11 18:07
俺はちんかめ!
幽霊だけど、何か?
890の亡霊が、沈下眼の幽霊を連れてうろついている。
だから滅びの風が吹いているのだ。
ここは戦士の誇りを賭けて、闘うべきだ。
642は、そう決意した。
「槍だ、貞義!」
まずは、890の呪文が解けぬ、又六から始末すべきであろう。
642は馬に乗った。
643 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/12 16:36
3
戦士がまた集まりはじめている。
890は頬に冷笑を浮かべた。
ここで全滅させてやろう。それで自分は安泰だ。
890は不死身だった。ただしレスが890に達するまでである。
645 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/13 23:44
チンコを切った。今日。
俺は女になった。
昨日、童貞捨てた記念パピコ
647 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/17 01:04
890。
本当の呼び名は、だれにもわからない。
ただ、不死身であることと、
無敵であることのみが、記されている。
「なんということだ。」
初老の男
>>630は、静かに呟いた。
未知の生命体と、いって
よいのかもしれない。
不意に喚き声が聞こえた。
既に、意識はない。
>>646は、驕っていた。もう、妄想だけでは、なかった。
空を、見た。今俺は、一人の男として、立っている、と
>>646は、思った。
>>647 俺は890だ。
未知の生命体?そうかもしれぬな。
お前の中にもいるのだから。
童貞なんざ、どうでもいいさ。
男なら、闘おう!
649が890を名乗っていた。
しかし、向き合った瞬間に、違うと651は思った。
気が足りない。抜き合わせると、649の首はたやすく胴から離れた。
そして蘇ることはなく、野ざらしの骨になっていった。
650
俺は童貞ではない!
何故だ。
図書室にあるはずの、北方三国志2巻が無い。
半年近く待った気がする。いや、それ以上であるやもしれぬ。
何故だ。また問いかける。
俺はこのまま、北方史を読めずに終ってしまうのか。
俺はそこまでの男だったというのか。
また、ぼろぼろの一巻を借りる。
それしか出来る事は無かった。
謙三、お前には悪いが中古を買わせてもらうぞ。
>>654 文庫がある。それ買いな。
3巻まで、圧倒的迫力で登りつめていくぞ。
それからまた、物語は新たな地平を見せる。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
北方を読もう。
658 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/22 02:19
荒らしには、決して屈せぬ。
男には、死しても尚、守らねばならぬ誇りがある。
旗、大いなる希望の旗を掲げた。
吹きすさぶ烈風になびく、ageの旗だった。
>>655 たった今、3巻まで読み終えた。
すがすがしい気持ちだった。
何故気が付かなかったのだろう、文庫版というものに。
まじありがとう。
北方水滸伝、最新刊が出たぞ!
661 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/24 17:51
北方水滸伝、よむぞおぉぉ!
662 :
0447772902 :03/05/24 17:53
0447772902
663 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/24 18:01
300=400=500だ。
しばらく見なかったが、まだdat落ちしていなかったな。男達のがんばりに、
感謝しよう。
しかし、新刊もう読んだ奴、いるのか?
漏れは、昨日本屋のねえちゃんに聞いたが、26日といってたのだが。
664 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/25 02:52
もう読んだ。
でかい書店には、並んでるぜ。
俺も読んだが、今月いっぱいは語るのを遠慮している。
まだ読んでいない人がいるんでね。
俺は三国志を読んでいるのだが、水滸伝も読んだほうがいいかな?
三国志を読んだ後で、同系統(と言っては間違いかもしれないが)の北方氏の作品が
まだ読みたいようであれば手を付けると良いよ。
水滸伝の場合、今から買っても最新刊以降は次の巻を待たなければいけないし。
みんな本しか読まないのか?
戦はどうする気だ!
かつて、ちんかめという馬鹿がいた。
字が読めないくせに、「破軍の星」を読むと宣言し、結局果たせず消えた。
それ以来、このスレでは、本を読むのが最大の自己防御なのだ。
あぼーん
>>669 知らなかった。いや、ちんかめは知ってるが。
戦はどうするの、男の戦は?
勝手に闘ってろよ。
水滸伝10巻を読み終えたら、俺も参戦する。
「男たちの風景」というテレビ番組に、北方が出ていた。
スポーツカーに乗り、クルザーに乗り、海のそばの別荘で執筆していた。
来週もやるそうだ。
675 :
無名武将@お腹せっぷく:03/05/31 06:16
女には乗ってなかったか?
船って女だろ。教えておくけど。
船の上で女にも乗ったに違いない
水滸伝を読み終えて来てみたら、戦場には誰もいなかった。
俺は、アンチ蜀だ。
だが、夷陵の戦いは蜀に勝って欲しかった。
張飛の逝き様、に涙した。張昭の覚悟、に涙した。
韓当の、生き様、に涙した。関羽死後、の孔明の苦悩に、涙した。
陳礼の、愚鈍さに涙した。
関羽「一緒に亡びよう魯粛殿」
このセリフカコ(・∀・)イイ
十名。それが全軍だった。
681 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/10 10:07
戦に出たい。681は、切実にそう思った。
このままでは、剣が錆びる。
682 :
南方謙三 ◆zfJQAMsuE6 :03/06/10 11:55
十円。それが全財産だった。
男は、迷わず、うまい棒バーガー味を手に取った。
レジに向かう。鼓動。脈打つ。早く喰いたい。濃厚なバーガーの香りを堪能し、
メリケン風味のスナックに喰らいつきたい。レジの娘と目が合う。若い。
ふと男の眼に、耐え難い欲情の炎が宿ったが、空腹がそれをかき消した。
バーコードを通す娘。早く。早く喰わせろ。早く。男は腹を空かせた飢狼の
気持ちが、何となく解った様な気がした。
「十三円になります」
一瞬、男は何が起こったのか理解出来なかった。十三円。この娘が言ったのか。
何故だ。何故、十円の商品に消費税がつくのだ。男は反論しようとしたが、
娘の無垢な笑顔に気後れしてしまった。
「悪い。足りなかった様だ」
男はそう言うと、コンビニを後にした。風。吹いてくる。二月の風は身を斬る
様に冷たい。気がつくと、頬を生暖かい物が流れていた。我慢できずに泣いた。
吠えた。あの娘が悪いのでは無い。国だ。この国が腐りきっているのだ。
もう一度、天に向かって男は吠えた。一匹の獣がそこにいた。
今の世は、間違っている。腐りきっているのだ。政治の頂点に立つ者が。
10円に消費税をつける、それがどんな意味か、まったく理解していない。
「
>>682、駄菓子屋へ逝け。男としての誇りを取り戻せ」
685 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/10 22:57
>>十三円。この娘が言ったのか
激しくワロタ
540 名前:無名武将@お腹せっぷく 投稿日:03/06/10 23:09
2舞姫張コウの大臀筋に漢を感じる。鍛え抜かれた漢の尻だ。
このレスが北方風に見えた。
俺は一人で、北方の背中を追っていた。
そして背中は見えなくなった。
北方三国志、13巻を無くした。
しかも、もう1度買う、という気力が起きない。
誰か、鍼を、打ってくれ。俺の、こめかみに。
男の気力を、取り戻させてくれ。
秘孔を、突いた。
藻前の、命は、あと、3日。
それまでに、13巻を、買って、読め。
691 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/17 12:55
おそらく13巻が姿をあらわすのは、
新本を買った夜のことだろう。
そんな迷いが奴を弱気にさせていた。
水滸伝に乗り換えろ。
土と会話する獣、日向景一郎
木と会話する獣、馬超
どっちがつおいの?
もうひとつ、思い出しました、父上。
男は、自分を映す13巻を、心の中に持てと孔明様は言われました。
それができたら、好きになった女性にでも贈るがいいと。
俺、三国志読んでみるよ。
遅すぎるだろうが、仕方がない。
いつの間にか、戦の匂いが消えていた。
あるのは、馴れ合いの腐臭だけだ。
血で洗わねばならぬ、と697は考えた。
697の首が、岩の上に晒されていた。
ひとりで勝手に戦を始めようとした男だったが、890の怖さを知らなかった。
このスレを平和にすることで、腐らせる。
890のその意図だけを感じた697は、兵を募ることもせず、
ひとり惨めに滅びていった。それもいいのかもしれない。
このスレの滅びを見ることはなかったのだから。
募兵をした。誰も集まらなかった。
俺は、将たる器ではない、ということか。
「あとは頼んだぞ
>>700」
首を刎ねること、すらされず699はドブに流された。
700
新しき英雄が現れた。
しかし、このスレは滅びるのだ
702 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/25 07:43
俺は、北方塾に相談に行って来る。
703 :
無名武将@お腹せっぷく:03/06/28 00:40
702は、帰ってこなかった。
704 :
砂界の氷牙:03/06/28 01:21
男は、巨躯たる黒馬に鎮座したまま、火炎を帯びたかのような熱砂の地を
見渡した。背後に幾万の漆黒の鉄甲をまとった死神達を連れて。
奪回。そして復讐。
飢えていた。死神達はそれらの思いを強くするほどに。
渇望した。これから奪うべき、熱砂に護られた豊かなる地と、ペルシャ人の命を。
不吉なざわめきを風になびかせる死神達を操る術を持つ男。
氷のような視線で炎の地を切り裂く男。名前を、ヘラクレイオスと呼ばれていた。
漫画版水滸伝を1巻だけ見たけど、痺れた。
ハードカバーを買おうと思う。
705はsageることに失敗した。
707 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/04 13:23
三国志を読み始める。
友達が読み終わったので、借りてきた。
しかし707は字が読めなかった。
雨、が、降っ、た、。
>>710は半角二次元にむけていた眼を戻した。
「ネタが無いのか?」
『1物語』
1は死んでいた。
『1物語』 完
>>711 おまえは、間違っている。
おまえは張衛、あるいは馬謖。
おまえの気持ちは理解できる、心でな。
救おう、としているのだろう。
周囲を煽り、自分を敵にする。
自己犠牲などで、スレが甦ることなどない。
亡びの流れに身を任せろ。
スレは滅び、亡ぶ。そして、また新たなスレが立つ。栄枯必衰。
そうして、新しくしなければならない。スレの、板の、血を。
しかし、七百レス、八百レスと続けば、神聖なもとなる。
千レスともなれば、触れはならない崇高な象徴となる。
立ちあがれ、我狼たち。このスレは、生き返る。
頑張れ、負けるな、力の限り、生きてやれ。
-
716 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/13 18:24
おまえら本気で、このスレが890まで逝くと思ってるのか?
俺は思わん、だから俺は逃げる。これまでの礼金をくれ。
逃げるやつが受け取るのは、嘲りの笑いだけだ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 曹操
~ ̄ ̄ ̄ ̄
帰って来てくれ、ちんかめ。
おまえだけだ、このスレに命を吹き込めるのは。
もう、おまえしか、頼れない。
早く来てくれ、北畠顕家のように。疾風のように。
721 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/17 13:10
うんこを食べたいage
ちんかめは、「破軍の星」、読みきれなかったのだぞ。
俺は三国志を2週間で読破したぞ!
俺は、今日、衝撃の事実を、知った。
北方は、あの高倉健と、対談していたのだ。
ハードボイルドとハードボイルド。
この話は、俺を熱くさせた。
>>722 それがどうした。このスレが、大事なことは890まで逝くことだ。
履き違えるな。読むことは、手段の一つに過ぎん、890に会う為のな。
727 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/22 07:53
滅びの美学ってなんだ?
この、痴れ犬めが。
お前は、全く、わかっていない。
三国志1〜13巻を、読み直せ。熱い、男達の生き様を、
志を知ることに、なるはずだ。
729 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/23 12:05
age
>>729は、死んでいる。
730にはなぜかそれがはっきりとわかった。
そして、俺は、しくじった。
皆、薄々と、気がついていた。
>>890が、着々と、近づいていると。
誰も、890など、遠い存在だと、思っていた。
もはや、手を伸ばせば、届きそうな場所に、890はいる。
早く来い、と890が言っている
736 :
無名武将@お腹せっぷく:03/07/29 02:07
俺は煙草に火をつけた。
俺は酒を飲み干した。
「滅びの美学」そんなの敗者の言い訳だ。
、を、つけろ。つけなければ、ただの、駄レスに過ぎない。
、無いレスは、ただのレスだ。
近頃は、普通の文にも、『、』をつけて読むようになった。
あのスレも、このレスも、すべて北方風だ。
あぼーん
山崎ってやつは、いつもそうだ。
勝手に走って、死んでゆく。
890を待つだけの、ROMをするなよ、>>ALL。
微温湯を、このスレにのさばらせたのは、あんたらだ。
それで、このスレはどうなるのだろうな。
こんな流れだ。正しいことがなにかなど、誰にも見えちゃいない。
だから、あんたらはあんたらなのさ。そして、俺は俺。
だから、俺は戦をする。
745 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/16 10:48
水滸伝、神尾シリーズが、好きだ。
三国志は、やはり良いのか。
戦闘シーンのない、白日もまたよい。
746 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/16 12:34
よう、ぽまいら久しぶりだな。 実家に帰ってる間に破軍の星いくらか読み進めたぞ。 とりあえず足利を都から追い払って新田や楠木たちとマッタリしてるとこだ。
ただあれだな、あの時代の軍制がイマイチ良く分からん。
あっという間に大軍が集まったり大勢力が衰えたりかなり流動的だな。
北条の残党はまだ活動してるのか?
あと、顕家一派の都の兵力ってどれくらいなんだ。 東北もヤツの不在のうちにまた荒れ始めてるけどどうやって軍の兵站をまかなってるんだ?
感想の前に疑問だらけなんだが。
叫ぶ。心の奥底から、魂で。全軍を鼓舞する。
誰も、応えない。
「俺は、890だ、俺の首を取りに来い!」
誰1人、見向きもしない。
刹那。電流が走る、心臓に。何かが刺さっている。
890が笑っている。矢で射ぬかれたのだ、890に。
「臆病者だな、俺は。幻を、死ぬ直前に、見るとな。」
744は
>>746を、見ると静かに眼を閉じた。
748 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/16 15:41
>>746が、このスレの救世主となるか、破壊者となるか。
これは、大きな賭けだった。
749 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/16 15:57
ちんかめage
750get!!!!!
751 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/16 19:20
ちんかめ、無粋なこというな。
キリがないのだ、ツッコミだしたら。北方文庫は。
男にはソッとしておかなければならない物がある。
お前のセイコーのルキアとかなw
752 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/16 23:04
自分はそんなちんかめが嫌いではなかった。
754 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/17 10:28
・・・・・・・・・・ちんかめタン
しこしこしこしこしこししこしこしこしこしこしこ
ちんかめ、また長文ヨロ。
あと、官渡の戦いについて語ってw
756 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/17 17:32
ちんかめってうんこするの?
私は南畑。ハードボイルドならまかせておけ。
ちんかめ。一度聞いたら、二度と思い出せない名だ。
朕。皇帝を指していることはあきらかだ。
カメ。これは玄武を意味し、北を象徴している。王権の象徴でもある。
北の王。これが何を指す言葉か、分らぬ者がいるとは思えない。
マンセー。思わず、口から言葉が洩れた。
チンカメ。北王。
あの男だった。忘れたことは、一度もない。
宇宙から、チンカメを讃える歌が、常に流されているという。
気付いた時には、すでにマンセー。体が、自分のものではないようだ。
ぬッ殺す。ウンコをするかどうかは、本人が決めることだ。
ただ、男は自分が男であることを確認するために、立ち上がり、ぬッ殺す。
758 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/17 21:01
俺は、そのようにいわくある大そうな者では、ない。
元はただの涼州の兵。 平時には採掘場で玄武岩の切り出しをしていたが、ある時、採掘場が賊に襲われた時、つるはしで十数人の賊を突き殺した。
その功により、かの地の都督に禄二百戸の最下層の雑将軍として拳覇の呼称を貰った。
それだけの事だ。 今は数百の兵を率い、夷敵と戦っている。
ちんかめ、破軍の星は面白いか?
あと、語ってくれ。官渡の戦いの真実を。
760 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/19 18:51
すでに語ったろう。 袁紹など地方の大勢力に過ぎん。 中原を支配する曹操の兵力はまさに大王朝の禁軍。
秀吉が北条を倒したのと同じようなものだ。
761 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/19 18:54
AVではなくその辺を歩いていたら間違いなく女子校生で通用しそうなロリフェース。
にもかかわらず乱れる乱れる。しっかりビラビラ周りを剃りあげたオマンコにバイブが入っていく様子は圧巻です。
3Pシーンでも乱れまくり喘ぎまくりの菜月ちゃんです。
無料ムービーを観てね。
http://66.40.59.78/index.html
762 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/19 19:07
>>761 うるせえぞエロ業者! 俺の後にクソレス付けやがって。
思わずサンプル見ちまったじゃねえか。
風がふいていた。この風は、いつ、どこで生まれたのか。
いつ生まれたか分からぬ風にふかれ、足元に目を落とす。
そこにあるのは、大地なのか、所領なのか、それとも名などないのか。
武士は、所領を命賭けて守る。一所懸命。そして、それを安堵するのが幕府だ。
幕府、将軍がこの日の本を治め、武士はそれに従う。
将軍は、何に従うのか。筋からは、帝、朝廷に従うのが武士のはずだ。
ここ二百年、幕府は朝廷を圧迫してきた。
幕府が倒れる。いま、それが見えて来た。
大奥が、今宵最終回だと聞いたのは、いつのことか。
徳川の世が終わるとは、ましてや、大奥が終わるとは。
ちんかす、ほとぼりが冷めてきたなあ。
765 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/21 01:12
AV、ではなく、その辺を、歩いていたら、間違いなく、女子校生、で通用しそうな、ロリフェース。
にもかかわらず、乱れ、乱れる。しっかり、ビラビラ周りを、剃りあげた、オマンコに、バイブが、入っていく、様子は、圧巻です。
3Pシーン、でも、乱れまくり。喘ぎまくり、の、菜月ちゃんです。
無料、ムービー、を、観てね。
767 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/22 08:11
ちんかめ、お前童貞だから、ちんかす溜めてるの?
769 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/22 13:23
>>786 ちんかすは、童貞。だから、エロ業者を凝視して、抜いてるのです。
小さい、サンプル画像で。
770 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/22 15:45
笑わせてくれる。女子高生の柔肌も知らぬ貴様等が、生中出しの経験も無い貴様等が。
好きなだけ言わせておいてやるわ。
771 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/22 16:12
ちんかす、16歳の少女をレイープ、したのか。
逮捕決定だな。ちんかす。
772 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/22 16:16
レイープではない。 向うから、抱いてくれと、頼まれたのだ。
773 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/22 20:20
ちんかすタイーホ!!!
ちんかす、ロリコンだったの?
道理で。
775 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/23 10:44
戦国の世で、十代半ばといえば男女共に大人扱いであろうに。
この板の住人とも思えぬ愚言よのお。
>>775 さすがです、玄武岩拳覇殿。言葉に、重みが、あります。
元.家臣だっだけありますな。
早○田国、強姦城城主、和田上野介様の。
ちんかす、「破軍の星」の感想は?
やっぱり字が読めないの?
779 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/23 17:03
顕家にどうも感情移入できん。 彼には主上という物の存在が絶対的なものなのだろうし、それに命を懸けてるんだろうが、その主上が彼の才能と忠誠に見合う物とは思えない。
後醍醐天皇だっけ? おそらくそいつの人格ではなく天皇としての系譜に正義を見出して忠誠を尽くしてるんだろうが、「人民有りての国家」と認識する俺には、ああこんな人が居たんだな。 くらいにしか思わない。
要するに、小説の随所に多くの面白いと思わせる場面はあるが、それ以前の物語の主針自体が俺には共感できないためにただ読み進めてるという感じだ。
ちんかすって、スパフリに、所属してたんでしょ?
一度は、逮捕されたほうがいいな。
782 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/25 07:35
>>779 主上マンセーが、ハア、だったら北方大平記は全部、ハア?になってしまうでしょう。
同じに、北方三国志も。
三国志は、ウザイくらい、漢王朝マンセーし言いません。
783 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/25 11:50
つまり北方歴史小説の主要人物は根源的な部分での自主性が無い奴ばっかりなんだな?
常に、だれに従うべきか。なぜその人に従うべきか。ばっかり考えてるのか。
それは俺にとってはあまり興味深い事ではないな。
読んでもいないくせに、利いた風なことを言うな、ちんかめ。
ほんとに怒るぞ。
俺も怒ってるぞ。
北方歴史小説が、全部で何冊あると思っている?
1冊も読破できないヘタレが、批評めいたこと吐くな、ちんかす。
786 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/25 18:53
だって782が北方小説は全部主上マンセーって言ってるんだもん。
主上マンセーに興味が無い俺には全部同じようにつまんない。としか言い様が無いじゃん。
787 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/25 20:17
スレが、上がった。日は、既に沈んでいた。
夏の、風が吹いた。
788 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/25 22:30
>>787 小学生の日記みたいなレスしてんじゃねえよ!!
夏の、風が、吹いた。
きっと点が一個足らなくて荒れ始めてるんだね。
790 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/26 00:47
>>789 お前もダメ!
夏の風、が、吹いた。
こうでないといけない。
53 :玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/08/16 23:17
>>51 そんなわきゃあねえんだよ。
山賊ってのは婦女子に一番酷い事するんだよ。
流石は、元・早○田。重みが、ある。言葉に。
凄いな、ちんかすは。
792 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/27 15:45
ちんかめさん、一つ聴きたい。
なぜ“ちんかす”と呼ばれ、返事をする?
アンタは、人間だろ。卑屈になるのは、よせ。
793 :
無名武将@お腹せっぷく:03/08/30 03:26
みんな北方塾へ行け。
本人が回答しているぞ。
>また「杖下に死す」という、大塩平八郎を書いた新作が秋に出版されます。
すげぇ!
大塩平八郎でハードボイルドとは!
おおい、ちんかめ、「破軍の星」、読み終わっただろうな。
おまえ、執行猶予中みたいなもんだからね。
890が少しずつ、、、
思ったとき796の首は胴から離れていた。
私が謙ちゃんのおんなだったってことはヒミソ
俺は、三国志を読破した。
俺は890だ。
みんな眠っちまったか?その間に死ぬぞ。
800
北方水滸伝、11巻、ゲットー!
だれも890にはちかずきたくないのだった。
802 :
無名武将@お腹せっぷく:03/10/04 09:31
北方水滸伝11巻。アゲ。
水滸伝はいい。
俺は何度も泣いた。
三国志だろう。完結してるし。
805 :
無名武将@お腹せっぷく:03/10/08 18:12
805は、ウンザリしていた、「波王の秋」の解説に。
バガボンド<日向景一郎シリーズと、連呼する、解説の馬鹿女に。
比べる意味はあるのか?漫画と小説は畑違いではないか?
疑問は尽きない。
「なぜ、DQNが多いのだ、巻末の解説は。
三国志の巻末の男もそうだった。某警備会社の、あの男。」
>>805 波王の秋の解説は、男の評論家である。
それを指摘した時、805の首は落ちていた。
>>806 すまん、「絶影の剣」の解説、が、バガボンド<日向シリーズ、を、連呼する香具師だった。
波王の秋の解説、の、男。スマン。
ぴーえす
「絶影の剣」、の、解説も、男でした。
>>807 「風樹の剣」のことかい?あれは饒舌だったが、俺は面白く読んだ。
「三国志」の解説については同感。
あと「草莽枯れ行く」の解説。あらすじ書いてあるだけじゃん。
あんなのない方がましだったね。せっかくの傑作を汚された感じ。
890がほんとに近づいてきた
みんなそれから目をそらしている。
そして誰もいなくなった。
いや、まだ俺がいる。
ちんかめが、890に食われて死んだらしい。
>779
私はそれは違うと思う。あれは忠誠を誓ってるわけではないんでは。
というか、破軍の重要なポイントがまさにそこで
皇族だからこそ、奔放に夢を求められた武王の門の懐良と
皇族でないからこそ、才をもちながら、公家の血筋や立場に縛られ
夢を求めることができなかった、顕家の対比。
そこにある悲劇性が、肝要なのではないかと思うんだけど。
815 :
無名武将@お腹せっぷく:03/10/25 17:51
age
816 :
無名武将@お腹せっぷく:03/10/25 18:03
北方風スレって・・ただ「、」が多いだけなの?
817 :
無名武将@お腹せっぷく:03/10/26 09:27
北方塾へ行った。
ソープへ行けと言われた。
ちんかめ、どこ行った?
820 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/11/02 00:49
まだあったんだな。 それにしても奇妙なスレになっちまったな。
890ってなんだ。 俺がここに足を運んでない間になんかあったのか。
過去ログは読む気にならんから読まんが、気が向いたら誰か教えてくれ。
読んでみ、ちんかめ。
お前、幽霊になって活躍してるよ。
夢を見た。ちんかめが、890を獲る夢。
過去の亡霊。誰もが、この男の事を、そう思っていたはずだ。
しかし今、このスレは、事実上ちんかめのものだ。
このスレが始まり、多くの男達が集った。去っていった者は多く、残った者もいる。
ちんかめは、そんな男たちに、何一つ振り回されることなく、己のままで在り続けている。
頭の悪い、厨房。それが、一つの生き様として貫かれている。
俺は次第に、そんなこの男のことを、嫌いではなくなっていた。
ちんかめが、選挙に出ている夢を見た。
そしていま目が覚めた。
824 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/09 17:52
デートの、予定を決めようとした。返事は返ってこなかった。
俺は振られたのだ。そのことだけが、はっきりと分かった。
不意に、視界が霞んだ。
>>775は、自分が泣いていることに気付いた。
>>824。華であったな。
しかし、華をつけることもなく、枯れゆく華であった。
春に芽を出すことも、冬に散ることさえ出来ぬ華。
つまりは、ただの草だった。
「今宵は、飲もう、
>>824」
このスレの中は、寒々としすぎている。
誤爆で、それを紛らわせたかっただけだ。
890が近づいてきたので、みんな怖いんだね。
829 :
無名武将@お腹せっぷく:03/11/21 09:51
q
もうよせ、
>>828。
890は、ただ数字の一つ。俺は、そうおもうことにした。
楡周平の青狼記に出てくる荘趙浚が北方三国志の孔明にちょっと似てる
北方作品(歴史物)につきものの国家観がないだけ純粋といえば純粋だし、リアリティが
ないとも言えるんだけど
>>816 北方は、ただ、「、」が多いだけではない。
冬。←こんな感じで、止めるときも、ある。
あと、890に、近づけてしまって、すまん。
知ってるか!
890はちんかめ。
ちんかめが、890になれるわけないだろ。
多重人格なのさ。
心の中で、甦るスレもある。
さらば北 方 風 ス レ よ。
忘れなければ、死なない。
そう、思うことにした。
890。そこにたどり着くことなく、滅び、dat落ちする。
それも、悪くない。ひとつの道と思えた。
そして俺は、自分の書き込みにより、このスレが、
また一歩、890に近づいたことに、気付いた。
書く前に、気づけ
840 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆kjuaK/IeGo :03/12/10 17:07
三戦板のためにも、この山賊の砦がごときスレを一刻も早く消さねばならん。
埋めるか、落すか。
890は、ここから遠い。
無名武将は、そう思った。
遠くても、志さえ忘れなければ、辿り着ける。
水滸伝。ついに、巨星が、墜ちた。
しかし、それよりも非情なのは、作家が、楊家将を、上梓したことである。
同じく北方を拠り所に、宋と闘う。そして、同じく、滅びの道を辿る。
・・・・・何も、時を同じくして描き出さなくとも、よいではないか。
楊家の最後に、涙せざるを得なかった。
890を踏もうか、無名武将。
どうせいつかは、死ぬのだからな。
何故890なんて、数字があるのか
そんな事ばかり、考えていた。
このスレも、いつかは滅びる。
しかし、俺は自分の目で、それを見たくはないのだ。
だから、書き込む。俺自身の手で。
そう決意した瞬間、
>>846の首は落ちていた。
890。黒いけもの。その恐怖が、全ての住人を縛っていた。
このスレを、終わらせるもの。それが890だった。
890を、恐れていたわけではない。スレにも、人と同じように、命がある。
このスレにも、死期が近づいている。ただ、それだけのことだ。
もう、このスレに書き込むことは有るまい。
さらばだ。呟いたと思ったが、声にはなっていなかった。
849 :
無名武将@お腹せっぷく :04/01/06 02:22
死なせてなるものか。まだ、やり残したことがある。
890を迎えずに、死んでたまるか。
「お前ら、気付いているのか」
無名武将が、言った。
「890にたどり着くまで、もう、40レスしかないのだぞ」
あと40レス、850無名武将のいった言葉が、私の胸をついた。
いつのまにか、ここまできていた。後悔は、ない。
ただ、何かがこみ上げてくるのを、私は堪えた。
「一人で、ただ一人で」
そうつぶやいた男は、ふと振り返って、誰もついてきていないということに気付いた。
「そうか・・・。私だけが。」
今更泣くことも出来ない男は、不意に己のまらを噛みちぎって、逝った。
己のまらを噛み千切る、そんな器用な逝き方をした
>>852に、
私はかける言葉がなかった。
お前は一人じゃない、そう、言いたかったのかもしれない。
しかし、言葉がでなかった。
今なら、噛み切られたまらを煮込んで、鍋にしてやってもいい。
そんなことを、ふと思った。
己の腕を食う男にも驚かされたが、まさかまらとは。
豪気な男もいるものだ。
そうつぶやきながら、ふとその味を想像し、瞬時にうち消した自分に対し、
嘲笑の笑みを漏らした男は、ぽつりと呟いた。
「今日は風呂に入ってちゃんと洗おう・・・。」
新年初めて、このスレを訪れ、あまりの盛況ぶりに、脅威を覚えた。
890。近すぎる。
まらを、噛み千切る男。それが、890を強烈に呼び寄せているのか。
それにしても、と思う。己のまらを噛み千切るとは、あまりにも凄まじくはないか。
まるで、890のように。なにかそこに、不思議な適合が、あるかのような気さえした。
そこまで思い至った無名武将は、ふと、言葉を漏らした。
「まさか、890とか」
そこまで言いかけたとき、
>>857の首は、落ちていた。
誤字。これは、どういうことなのだ。
「まさか、890とか」ではない。「まさか、890とは」。そう、言おうとしたのだ。
男として、2ちゃんねらとして。そして、北方風スレの住人として、許されざる恥辱。
死にきれぬ
>>857は、すでに飛ばされた首のまま、己のまらに、かぶりついた。
もはや、噛み千切る力さえない。
己の首を、己のまらに食いつかせた格好で、
>>857は、汚辱にまみれた死を迎えた。
890だけが、その様子を、見つづけていた。
>>857が、死んだ。その知らせは、すぐに
>>859の耳に届いた。
壮絶な死に様だったと、無名将軍たちは、口々に言っている。
>>857、別に親しかったわけでもない、無名将軍の一人だった。
確実に近づいてくる890の影に、
>>859は、身が震えるのを、止められなかった。
煩わしい。まだ、見ぬ数字に何が出来る。
しかし、遠かったはずの890は、残り30で姿を現す。
857の札を、裏に返す859の、脅えも今はわかる気がした。
不意に物語性を帯びたスレに、正直、861は驚いた。
北方風スレ。駄スレだと、糞スレだと、信じて疑わなかったこのスレが、
まさか、ここまで来るとは。
これも、890の策だというのだろうか。
890。
男たちの心に刻まれた、確かな数字。
その訪れを待ちながら、無名武将は、書き込みを続ける。
約束の時。それはもう、目前に迫っていた。
既に一週間、書き込みはなかった。
誰もが、このままでは沈むとわかっていながら、ただ、
手をこまねいて眺めているだけなのだ。
男のすることではない、と無名武将は思った。
「書き込まぬ者は、去れ。ageる者は氏ね。ひとりひとりが
自らの意志で保つのだ。
>>890に対してできることは、それだけだ。
それぞれが元のスレに戻り、私の言ったことを伝えてやってくれ。
>>890が、勝利を待っていると」
だってよお、こわいよお。
やはり、チンカスが去って、このスレも寂れたな。
左手とともに、心の中の何かも、
切り落とされた。そんな感じだった。
以前ほど、890にこだわる気持ちは、なくなっていた。
「ふう・・・。」
男は、深く嘆息した。
近い。
890との距離が。
いつから、890という数字を恐れるようになったのか。
恐れ?俺は恐れているのか?
馬鹿馬鹿しい。と思った。
ただの、クソスレではないか。
890になれば、また新スレを立てれば済むこと・・・
男は知らなかった。
890の次は891があるということを。
それとも、男は890で終わらせる気なのだろうか。全てを。
「871」。ここにもう一人、890を目指す者が現れた。
やめろ、みんな!
もう撤退するのだ!
みんな、890で、全てを決する気なのだろうか。
890を取ることに、どんな意味が有るのか。
皆、それを知りたくて、890を目指すのか。
>>874は、890を取る気になりかけている自分に気付き、口元だけで笑った。
俺だ。俺こそが890を取ってやる。
風が吹いた。
振り返ると、874と875の首が並んで落ちていた。
一人や二人、首を落としたところでなにも変りはしない。
誰もが、ひとつのの数字にこだわりつづけている。
それもまた、事実だった。
歯がゆさだけが残った。
「一人の力では、何も変わらない・・・・・」
そう言って、男は風のように去っていった。
北方は、「・・・」を使わないはずだ。
クレームではない。これに気付けば、
次はよりよいものに仕上がっているだろう。
男は、そうやって、大きくなってゆくのだ。
満足して、立ち去ろうとしたそのとき、不意に、視界が歪んだ。
呼吸ができない。眼の前が、暗く閉ざされてゆく。
ここで死ぬのか。それだけは、なぜだかはっきりと、わかった。
いったい、何人の無名武将が、このスレで命を落としたのか。
もはや、首の数を数える気にもなれなかった。
「あと、十レス」
呟いた言葉に、自ら驚いた。
そうだ。もう、逃げ場はない。
最後まで、見届ける。
それが、男の使命だった。
881 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/02/08 17:24
貴様ら、いよいよだな。 貴様らが890を前に動揺している間、俺はPCを新調した。
実によい品だ。 思えば、PCとは現代における刀である、といえよう。
貴様らも、下らぬ飾り物に誤魔化されたなまくらではなく、真の名刀を見極める目を持て。
そして、使いこなす腕を持て。 然る後、俺に挑んで来い。
ちんかめが890を取れば、今とはまるで違う展開になるはずだ。
そのとき、ちんかめはどうするのか。
勢いで、1000を取るのか。
それとも、そこで消えてしまうのか。
いずれにしても、ちんかめはかなり苦しくなるはずだ。
そのうちに、別の誰かが、900を取る。それで、終わりだった。
>>890を奪う。
力の限りを尽くし、
>>890を争ったあと、酒を酌み交わす。
男は、それでいいのだろう。
だが、7レス。あと7レス足りなかった。躰から力が抜けていく。
視界には、空だけが広がっている。目を閉じる、もう何も見えない。
「890は、すぐそこにありますぞ」
その言い方が、今はひどくわずらわしかった。
聞きたくない。そのようなことは、もう、どうでもいいのだ。
あきらめきれないのか、また口を開いた。
「890が」
刀を抜いていた。奴の首が、口をあけたまま、地面に転がっていた。
首から下は、まだ、立ったままだった。
ちんかす生きてたか。
よかったな。まあ、せいぜいがんばってパソコン振り回してくれ。
晁蓋が、逝った。
「まさか。首領の一人が。」
その哀しみも癒えることなく、遂に11巻を迎えてしまった。
だが。
男達は、哀しみに耐え、しっかりと自分の戦いを、戦っていた。
哀しみが癒えたわけでは、ない。だが。
涙を怒りにかえるとは、このようなことか。
梁山泊。つくづく、熱い男達だと、思う。
「11巻ではない。俺は。」
己の誤りを恥じて、俺は自らに馬糞掃除を課した。
敵将の一人を、縛り上げたまま引き出した。
「この者が、890を騙ったのだ」
むろん事実ではない。しかし、兵たちの士気をより高めるためには、
芝居も必要だった。
「890を騙ったこの男を、斬る。そして、我々は、890を越えるのだ。
890を越えれば、900。そこから、1000までは三日もかからぬぞ。
俺たちは、1000にたどり着く。何者も到達しえなかった世界に、行くのだ」
刀を振り下ろす。首が転がる。血の滴る刀を振り上げ、吼えた。
兵たちもまた、刀を天に掲げ、吼えている。
俺たちは、獣だ。獣は、自分の生きたいように、生きるものだ。
1000にたどり着く。確信できた。
889 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/20 00:14
男のスレ。
その答えが、ここにある。
ひたひたと忍び寄る、その足音に恐れをなして逃げ出した者どもよ。
音に聞け。我は北方風スレ。
熱い男たちが暴れ回る、豪気なスレ。
さあ、勇気を持って、次の一歩をしるせ!
本当に、
>>890を取って良かったのか。
その事だけが、脳中を駆け巡った。
考えるほど、其処にある、何かが自分を蝕んでいった。
寝て、何もかも投げ出そう。そんな、考えが頭をよぎった
俺知らないぞ。
どうってことないさ。
もともと幻だったんだから。
死ぬなよ。
890に声をかけた。
890は平然として、哄笑した。
漢。890こそが、このスレで唯一の男だった。
おれは、英雄の称号を贈る。
馬鹿な。
男は、呟いていた。絶望にも似た、感情が、込み上げてくる。
>890が、ただの兵卒だったなんて、男には、信じられなかった。
死んでいった、沢山の無名武将。
奴らは、この一介の兵卒にに過ぎない>890に、一体何を見たというのだ。
行こう、ともに。
一つの戦いが、終ったのだ。
後は、1000まで、駆けていくだけだ。
897 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/21 11:41
そうだな。正直、どうしたもんかと思っていたが。
392 :無名武将@お腹せっぷく :03/01/15 12:17
>>391が、笑いかけてきた。
澄んだ目と、白い歯。濁りがない。
しかし、危うい光を湛えた目だった。
何が自分の胸を衝いたのか、はっきりと、
>>890にはわかった。
問いたい。890、お前には何が見えていたのか、と。
900 :
無名武将@お腹せっぷく:04/02/21 12:49
キュヒャーク
>>899 そんなものは、分かるはずも無かった。
昔の話は、よそう。今はただ1000を目指すだけでいい。
そして次の1000、また次の1000と、繋がっていけばいいのだ。
902 :
無名武将@お腹せっぷく :04/02/21 23:47
「しまった。」
そうつぶやいた俺は、北方スレの切り番。
そう、300、400とゲットしてきた、あの俺だ。500を名もなきコテに撮られ、旅に出ているうちに、
まさか890を越えていたとは。
男は、いるものよ。
このスレを盛り立ててきた、名もなき男たちに、乾杯!
ひえー!
890、幻だったんか。
人は幻影に怯える動物だ。
幽霊だってそうだろう?
890の呪いが、少しずつ・・・
「ともに、酒を飲む。それで、このスレが盛り上がるのか?」
「よほど相性が悪ければ、そこからさらにこじれる。しかし、
たいていは、盛り上がってしまう。男とは、そんなものだ」
無名武将を誘ってみようか、という気に、無名武将はなっていた。
「おい、ばばあ。酒だ。」
無名武将は、一人手酌酒を、あおった。
「そんなでかい、ばばあがいるか」
>>907の、独り言。思わず、北斗のネタで、908は返していた。
890を越えたやつは全員死んだのか?
戦は、終わった。
男たちが生きた、このスレ。
自分だけは最期まで見続けていようと、
>>910は考えていた。
「なにゆえ、そこまで沈むことを拒むのか」
「保守」
数本の矢が、名無しの体へと吸い込まれていった。
912 :
無名武将@お腹せっぷく:04/03/07 14:19
a、g、e。
俺は890。
俺を越えたやつは、ひとりずつゆっくり死んでいく。
十日殺しというやつさ。
哄笑、、、、
遅かった。そうつぶやいた。
ここにたどり着くのが、ほんのわずかばかり遅かったのだ。
>>914はちんかめを知らない。
>>890に触れることすらも、できなかった。
>>914は今日初めて、ここにやってきた。男達の戦い続けたこの場所に。
俺には何が与えられるのだ。
>>914はそう思った。
もはや俺には、生も、死も与えられることは無い。
ただここで、遅すぎた男として朽ちてゆくだけなのだ。
913が、何故嘘を、付いているのか
915には分からなかった。
只、確かなことは、もうあの頃に、
帰ることが出来ない、ただそれだけだった。
916 :
無名武将@お腹せっぷく:04/03/20 22:43
そうか
「語尾に、にょ、をつけて書き込む。それで、このスレの
流れが変るというのか」
「それに、食いつく者もいる。それ以上は、保障はできんな」
「妙なものだな、にょ。語尾に、こんな言葉をつけて、
しゃべるというのは、にょ」
これは賭けだ。それも、成功する確率は、万に一つも無い。
騙されやすいこの男には、この事実は黙っておこうと、名無しは思った。
保守
まだ書き込めるのか。
そう思ったときには、書き込んでいた。
920 :
無名武将@お腹せっぷく:04/04/03 00:23
「こやつめハハハ」
という亡父の口癖が聞こえてくる。
1000まで、あとわずか。
近いようだが、まだ遠い。
そう思った。
922 :
無名武将@お腹せっぷく:04/04/05 15:44
咳。口を拭った布に、赤い花が咲いた。
まだ書ける。
ここの住人は、みんな890に食われた。
書き込んだら俺は逃げよう。
そう思った時、922は闇の中にいた。
それが890の口の中だということを、やつは知らない。
まだあ、ったのかこ、のス、レ。
横山が、死んだ。
火計だった。これも、890の怨念か。
いや、今はただ、一人の漢の死に、黙祷を捧げよう。
生きている者は、死んだ者に何もすることはできない。
ただ、生きていたことを、忘れなければ良い。
>>925よ、今夜は酒を酌み交わそう。漫画界に大輪の花を咲かせた男のために。
横山光輝帰還できず
生きてたのか、みんな、、、
930 :
無名武将@お腹せっぷく:04/04/29 19:04
そう、我々名も無き雑兵の代わりにになって、朱仝も孔明も、逝った。
931 :
無名武将@お腹せっぷく:04/04/29 21:42
周りを見まわせば、すでに九百を超えていた。
そういうものか、とも思う。
しかし、心の中で何かが燻り続けていた。
千。
まだ、及ばない。
もっと、速く。速く駆け抜けたい。
それだけだった。
万歳。君に、出会えてよかった。
このまま、ずっと、ずっと死ぬまで、ハッピー。
隣のじいさん禿げ頭。うちの爺さんも禿げ頭。
禿げと禿げとが喧嘩して。
どちらもケガ無い。
よかったね。
「振り向くな。ためらうな。君だけの、信じる、夢を。」
こんなところでは、死ねんな。
保守。今はそれだけを考えることだ。
936 :
無名武将@お腹せっぷく:04/05/22 07:49
このスレが生きるか、死ぬか。
私のレスにすべてがかかっている気がした。
書き込んだ。このスレは、死なない。
937 :
無名武将@お腹せっぷく:04/05/22 08:21
天が哭く。地が哭く。
鳥達も、慟哭せよ。このスレの終焉に向かって・・・・・。
漢が一人、逝った・・・・・。
938 :
無名武将@お腹せっぷく:04/05/31 13:24
939 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/05/31 13:30
おう、まだ続いていたとはな。
ちんかめ。お前がまとめろよ。
ちんかす、死んだんじゃなかったの?
生きてるなら、やれることやってみい。
って、なにもできないやつだったんだっけ。
942 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/06/01 21:52
いままでいろいろやったじゃん。 それなりの水準のネタも提供しただろ。
こんどはおまえ等がまとめろよ!
890を全く生かせてないじゃないか! このバカ!!
943 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/01 21:57
いろいろやってても、心の修養はまだまだだな。精進せえよ。
なにしろ、『破軍の星』を読むと宣言して、挫折したやつだから。
へなちょこなのだな。
945 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/06/04 23:13
よく覚えてやがんな。
破軍の星はツマンナイことは無いと思ったよ。 ただ俺はあんまり小説読まないから
あんな分厚い本読むのってけっこうな苦労なんだよね。
まあ戦国時代と違った日本全土を駆け回る大機動戦なのにはビックリしたけど。
イマイチ理論性というか整合性に欠けるのが最大の欠点だな。
一応、史実を知ってる北方がそれをか細い骨格に良くも悪くも想像力全開の
プロレスラーのような肉付けしたような話なわけだろ?
コテコテし過ぎなんだよね。 日本の歴史小説全般に言えることだけど。
塩野七海みたいに淡々と書けないものかね。
その口ぶりだと全部読んだと言わんばかりだが。その割にはつまらない感想だな。
塩野七海?←さりげなく漢を下げてるし(ぷ
とりあえずあらすじを説明してくれ。話はそれからだ。
947 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/06/05 14:19
勝手に俺が全部読んだことにしてるオマエも著しく整合性に欠けるな。
塩野七海の良さが分からないだけでも三流読書家だ。 精進しろ。
948 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/05 15:59
やっぱり読めなかったのだな。哀しいよな、ちんかす。
なんでも、いいが、北方風に、レス、しろや。
この、雲小屋労、め。
949が、いいことを言った。
だが、らしくないことも確かだった。
「しろや」……か。いや、よそう。
今は949がこのスレの本質を衆に質した、という
ことが賞賛に値するのだ。
自分にはできたか。いや、できはしなかった。
951 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/10 01:16
age
952 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/10 12:30
「ちんかめ。まだ無職なのか・・・。」
ふと男がつぶやいた。
いつのまにか、三戦板で最長寿スレになってしまった。
昨今の駄スレ連発の嵐に渇を入れるべく登場した、このスレ。
「だが。」
男はその後の言葉を飲み込んだ。
そして、ふと引きつった笑みを浮かべ、漏らした・
「それもあと、47で終わる。」
そのまま背中を丸めて、夜の帳に消えて行った。一度も振り返ることなしに。
953 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/13 22:19
スレが哭いている。
すでに3日、書きこみがない。
兄ならどうしたであろうか?
sageるべきなのか、ageるべきなのか。
男にはわからなかった。自分はそういう判断には
向いていない。それはわかりすぎるほどわかっていた。
だが、判断を仰ぐべき兄は今はもう、いない。
「兄ならば…」
男は、ageた。兄になりきることができたわけではない。
ただ、ageてみただけだ。
なぜか、そうするべきだという気がした。
外では風も哭きはじめた。
954 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/15 08:43
風が哭いても、俺は泣かない。
それが、このスレの、男というものだろう。
955 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/15 18:13
北方の本は好きなんだが、どうも長続きして読めない。
理由としてはキザな文体にこだわる余りに状況説明とか登場人物が以前どうしたとか
の説明がおろそかになってて読むと凄く疲れるのがあると思う。
俺は、こう思った。反論はあるだろう。ある奴は遠慮なくかかって来い。
このスレも、もう終わりだ。建設的な議論をしようじゃないか。
次スレ。建つのかは、知らない。だが、最後までお前らの漢を見せてみろ。
スレが哭いている。このスレを立てた男が、名無しを名乗ってしまった。
本当にそれでいいのか。煽られるのが怖くて、逃げるのか。
957 :
無名武将@お腹せっぷく:04/06/16 21:26
灯心がかすかにゆらめいた。
「……沙月か」
5尺そこそこの小男が、居室の隅に控えている。
「やはり次スレ擁立の動きはどこにも……」
「もうよい、沙月。このスレがどんな終息を
迎えるのか、見守ろうではないか。
不思議なものだ。…足利のように、もてあそば
れるが如くに続いてしまう政権もある。徳川
のように、確固として受け継がれてゆく政権も
ある…」
「このスレは……どちらでもありませぬな」
普段は無表情な沙月の、刀傷のある右頬が、
かすかにほころんだ様に見えた。
「滅びに向かう生き方もある、ということか。
たとえその根幹に、清冽でゆるぎないものを
秘めていたとしても、だ。」
顕良は目を閉じた。時代考証めちゃくちゃで、
済まないという思いがくすぶるままに。
ラーメンたべたいな〜♪
俺は、お茶を、飲み干した。
「旨いか」
959は、答えない。
場つなぎか。
湯呑みは、既に、空だ。
ネタも、また同じだ。
無いのだ。
961 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/06/23 03:53
長州藩 撤退!
ちんかめ頼むよそれだけかよ
誰かまとめろ
964 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/02 00:34
ソープに行け。
行ってきたが、なにか?
966 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/04 11:11
うらやましい。
喜多方ラーメンは、まずかった。
スレが、もうすぐ終わる。
それを、看取る者が果たしているのか。
せめて、俺だけは。想いは固まっていた。
スレ落ちはいつも、古い友のようにそばにいた。
971 :
無名武将@お腹せっぷく:04/07/23 12:10
あげ
972 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/07/27 22:02
今日は俺の職場の恵比寿でめずらしくラーメンを食べた。
俺ラーメン別に好きじゃないんだけど家でコーンフレークしか食ってないから
昼飯くらいはコッテリラーメン食った方が夏を元気に過ごせるかな?
いつしか、下げるクセが付いていた。
三戦板で、自治廚と戦った時についたクセだ。
sage。
これで、下げとなる。
ただ、そうするだけで、特に意味はなかった。
レスを付けはじめた時は、下げの意味すら、知らなかった。
それでいいと、ずっと思い続けていた。
実際、下げているのは、百数十名中、数人だろう。
自分が下げても、何も、変わりはなかった。
そういうものだ、ここは。
「下げても意味はない」
廚は言う。
「どうしてだ、下げ進行なら、邪魔は入らん」
「下げるのは、小数だ」
「そうか」
この板は、廚が多い。
廚は黙り込んだ。突っ込むしか、彼等には何も出来ないからだ。
「sage」
独り言のように、つぶやいた。
「しつこいんだよ、ボケ」
「やっと口を開いたな、坊主」
「坊主っての、オレのことか」
「それがわかれば、まあ一人前だ」
「へへへ」
廚が笑いつつ、SAGEと書く。
半年ぶりか、笑うのは。笑いが止まらない。
「大文字じゃ、下げにはならん」
「初めてなんだ」
廚は小さな声で、目をそらしつつ言い、ゾヌをコピペした。
975もの残レスを失っていた。
生き残った残レスは25しかないという報告を聞いて、975は愕然とした。
「もうよい、もうよいのだ。もう、闘うな。」
残りのレスが、次々と書き込まれていく。975の体に矢が吸い込まれていった。
全てのスレは尽きれば皆過去ログに還る。それは、このスレも同じことなのだ。
もう、十分に闘った。それで、よいではないか。
目の前には一面の青が広がっていた。
過去ログに還ろう。そう思った。視界が、次第に暗くなった。
テスト勉強の合間の、ほんの僅かな息抜きのつもりだった。
それが、すでに二十三時に達しようとしている。
愕然とした。
これでは、現実逃避ではないか。
夢だと思いたかった。
だが、現実であると、容赦なく心が叫んでいる。
溢れる悔悟が、苦味をもって、胸に広がっていく。
勉強をしよう、と思った。
ちんかめ、おまえ次スレ立てれ。
『破軍の星』さえ読破できなかったことは、忘れてやるぜ。
978 :
無名武将@お腹せっぷく:04/08/12 09:22
ちんかめ、北方水滸伝、読め。
漏れは、読んだ。面白い。そう思った。
読んだら、俺が、次スレを、書いてやろう。
979 :
玄武岩拳覇@ちんかめ ◆of96gv8TFQ :04/08/15 12:24
もうよい。 俺は小説なぞ読まずとも日常生活で十分に孤高の剣士として戦っている。
心ゆるせる女との閨を過ごせれば、明日死のうとも悔いは無い。
980 :
無名武将@お腹せっぷく:
もういい、ちんかす。
無理するな。
俺たちがすぐそばに、いる。
それで、いいではないか。男同士だ、ちんかす。