1181年スタート
明宗:軟弱な文官どもを一掃し、高麗王朝の新しい時代を築こうぞ
ところで周辺の状況はどうじゃ
鄭仲夫:まずは北方の情勢ですが、先に滅ぼされた契丹族の残党が
なにやら蠢動している噂が寄せられております。
あと・・・はるか北方の蒙古平原では激しい部族抗争が続いております
数年前、どこかの部族の王子として、手に血の固まりを持った赤子が
生まれたとか、幼児ながら弓や詩歌までこなす神童だと評判だそうです。
宗主国たる宋朝の様子ですが、乾道和約により金国との和約が
成立して以来、先の戦乱前を上回る経済復興を遂げております。
最後に南方の倭国の様子ですが、平家なる一族が勢力をふるっております。
我ら同様、武人出身らしいのですが、最近はすっかり貴族の一員として
振る舞っており、当方の田舎武人連中の反発があるようです。
さらに倭国北方には奥州藤原氏なる部族が割拠しております。
この国は辺境ながら砂金を産出、高度な金細工を得意とし、我が高麗にも
教典や磁器やらを買いに来ています。
このように倭国はいにしえの魏呉蜀さながら三国時代となっております。
崔忠献:周辺は戦乱で不安定なようですな
北方は我が同胞国たる渤海の故地、南方の倭国はもともと百済国の末裔、
これは我ら朝鮮民族にとって、失地回復と大躍進の機会かと
鄭仲夫:うむ、天下に我らの力を見せつけようぞ
陛下、ご決断を!
こんな感じでスタートする(時代考証滅茶苦茶なのはスマソ)