1 :
無名武将@お腹せっぷく:
2げっと
連載15回(月連載)にしてやっと曹操「誕生」。
あと何年かかるんだろうか。作者氏ぬんではw
既に未完の大作臭が…
4 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/16 23:15
正直、宮城谷氏に「新たな三国志」は創れないと思われ。
「劣化コピー」にはならないだろうが、「傑作」にはならないと思う。
5 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/16 23:33
どう考えても「三国志」ってタイトルは違うよなあ。
文藝春秋の編集者にタイトル押し付けられたんじゃなかろうかといつも思う。
6 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/16 23:40
宮城谷氏が三国志前夜の梁冀の跋扈とか、宦官の専横とか書いたら、
非常に面白そうなのだが。
ちなみに当方読んでません。
どこで連載してるのか情報きぼん。
あぼーん
>6
>1を熟読。
10 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/16 23:57
>4
貂蝉や芙蓉タンがかわいくてエロけりゃ何でもいいんだよ!
11 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:00
「姓は太公、名を望」の人だからなぁ
次は何をやってくれるかな(藁
12 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:08
13 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:36
>>12 分かってるくせにw
初めて読んだ時は衝撃を受けたよ
ちなみに中文の学者達は「宮城谷?阿呆はほっとけ」と
諦め気味です…
14 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:38
宮城谷は小説「太公望」で、主人公の太公望の名を「呂望」としていた。
理由は知らない。
15 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:43
>>14 ちゃんと調べてなかったのよ、あの人
歴史小説じゃなくて歴史風小説のレベルだ
16 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:44
姓は「姜」、氏は「呂」。
「尚」は実名か字かわからない。「望」も字か役職か説がある。
でも「太公」が姓ってことはないだろ。これは役職。
「(周の先祖の)“太公が望”んだから」というのはこじつけだろうな。
18 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:48
でも面白いんだよなあ、読み物として。
先述の通り時代考証はあってないようなもんだし、
主人公はいつもいつもワンパターンだし、
storyはメリハリが無いうえ切って貼ったような紋切り型ばかりだし。
美女キャラは必ずエロい過去持ってる清楚な女性、
言ってみりゃAV清純派みたいなズベタしかいないっつーのに…
なのになぜか、面白いんだよなあ。ふしぎだ。
19 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 00:50
ちなみに大好きなのは「花の歳月」
>>17 幸田露伴が「呂望」説を唱えてたとどこかに書いてあったような。
フジリュー封神の単行本だったかな。
21 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 01:04
私は、『鳳凰の冠』が好きです。
姓は「太公」か。
日本で言えば「翁」って苗字みたいなもんかw
>「姓は太公、名を望」のレスくれた人
おお、そうなの。そうかな〜と思ってたけどほんとに知らなかったのよ(w
かなり面白いセンスを持ってるな(w
ありがとー!
孟嘗君(字違ってるかも)は面白かった。
白圭がいい。
で、主人公に話が移ると(´・ω・`)
「青雲はるかに」を読んだけど全然おもしろくなかった。
最後かなり飛ばし気味だし。
大河ドラマは「歴史に舞台を借りたトレンディードラマ」だが、
それと同じような感じがしたな。
横山光輝の「史記」のハンショ列伝の方がおもしろかったぞ。
三国志、一応今度読んでみるけど・・・・
26 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/17 07:22
盛運はるかに
W主人公の片割れがどんどんしょぼくなってく
俺は白圭よりも商央が(・∀・)イイ!!
>>6
猟奇が死亡したところまで
孫嬪タン(´Д`)/lァ/lァ
限りなく少年漫画のノリだよねこの人の作品って。
29 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 13:41
歴史ものでは司馬さんと北方さん、あと池宮さんが好きなんですが、
このスレとか見ていて人の読み始めてみたくなりました。
でも何から読んだらいいのか…。
30 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 13:41
29訂正
歴史ものでは司馬さんと北方さん、あと池宮さんが好きなんですが、
このスレとか見ていてこの人の作品を読み始めてみたくなりました。
でも何から読んだらいいのでしょう…?
>>30 「重耳」かなぁ。
「孟嘗君」以降はなんだかワンパターンで(´・ω・`)な感じが
ぬぐえないのです。
32 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 14:48
宮城の小説は、資料があまり無い時代の方がより面白いと思う。
資料が揃うにつれ、アラが目立つ作家だからな。
漏れ的には「夏姫春秋」「王家の風日」「沈黙の王」あたりが好き。
33 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 14:53
初めて読んだのが「晏子」だったがあれは衝撃的に面白かった。
晏弱が死ぬまでだけど。
>>30 >>32の三作品に、『重耳』と『晏子』を加えたあたりが、無難だろう。
『重耳』は間違いなく上巻が最良だろうなぁ。
自分は『晏子』の面白さを後半に見出した。
晏弱が死ぬまでが…という話をよく聞くが、前半は歴史小説のような安っぽさがある。
36 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 15:01
俺は「花の歳月」と「長城のかげ」がオススメ
花の歳月最高だ。ベタだけど。
この人短編の方が絶対にいい物を描いてる気がする。
失敬。
×歴史小説
○歴史小説
…もうだめぽ。
失敬。
×歴史小説
○時代小説
…もう逝くね。
「樂毅」、「奇貨おくべし」、「沙中の回廊」も好きなんだがな
40 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/18 18:02
「介子推」は面白かったよ。
カイシスイ目当てに見るなら重耳の下巻のほうが面白かったり
介子推が出てきたとたんに個人の武芸話になっちゃうからどうも抵抗がある。
三国志みたいな軍と軍のぶつかり合いのほうが好きだからな…。
『樂毅』がおもしろかった。
44 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/27 08:25
ここんとこ立て続けに駄作が続いてどうしちゃったんだろと思ってたけど
「樂毅」はひさびさに当たったね
重耳、はじめの方に主人公が出てこないのが幼心にショックで挫折
無限花序は難しくて挫折
エッセイ二冊は読めた
カメラの話よかった
花の歳月もよかった
ほか色々
どうでもいいけど「天の華園」の華園の部分はなんて読むんですか。
管仲の話はどうよ?
そろそろ宰相。
48 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/29 14:59
資料、文献の量の差があるせいだとも思われるが、既刊の春秋期の作品連と
比較すると、異色ともいえる。
要するに、『奇貨居くべし』っぽい…とでもいうのか。
『春秋左氏伝』にしろ『国語』にしろ『史記』にしろ、桓公即位以前の記述は
乏しいからね。
…で、面白いかどうかの感想だが…中盤以降は期待大、だと思う。
50 :
無名武将@お腹せっぷく:02/09/29 15:51
>>49 期待して待機します。
楽毅も文庫落ちを待っていたクチなんで。
…何年後になるのやらw
51 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/11 04:20
晏子、晏嬰の喪に服すとこで
とことん付き合う腹づもりを固めた家宰に萌えますた。
俺は楽毅から入って文庫を読み漁り中でつ。
春秋戦国の知識は全然ねえので奇貨居くべしとか普通に楽しめますた。
奇貨読んで白起将軍かあっこえぇ、と思ってたら
青雲遙かにだと「あの馬鹿また皆殺しにしやがって(´・ω・`)」って感じで
これはこれで面白かったよ。
>>51 それなら、塚本史の『白起』でも、いかが?
というか、宮城谷の三国志って製本されてるの??
というか、宮城谷の三国志って製本されてるの??
>>53 よほど気になるのか…
現在は連載中。
完結におよそ10年を見越している。
『奇貨居くべし』のように連載期間内に順次製本化されるのか、
連載終了をもって一斉に刊行されるのかは、知らない。
おそらくは前者だろうけど。
今月の『管仲』…
公子小白が即位し、鮑叔が魯へ管仲の身柄引渡を要求。
召忽共々、鮑叔と再開した時点で終了。
次回以降から、かなり期待大。
57 :
無名武将@お腹せっぷく:02/10/22 23:31
「管仲」あたりは物語としては王道か
楚の荘王あたりを書いて欲しいな
資料が少ないほうが脳内で組み立てる割合が多くてヨイ
「樂毅」好きです。「夏姫春秋」イマイチ。「晏子」のサイチョに萌え。
・・じゃましてスマソ。
>>57 『夏姫春秋』と『華栄の丘』では、出番が多い。
読んでみては?
うむ実は全部読んでる
それだけに主役を張らせたいのじゃ
天空の舟と王家の風日が好き。
他のも基本的に好きなんだけど、正直どの主人公もいい人過ぎて、似たり寄ったり。
(呂不韋がそうじゃなきゃいいな)
知り合いの女に言わせると、作者は女が全く描けてないそうな。
俺にはよくわからんがな。
>61
女から見たらそう思うってのは無茶わかる気がする
つうかこの人ちょっとなんか童貞っぽいんだよなw
(#`Д´)ドウテイチャウワ !!
やっぱり『孟夏の太陽』だよな。
程嬰と公孫杵臼萌え。
実は現代ものを書いて欲しい。
カメラの話も結構好きだ。
ageられた形跡がないのに、なんでスレの位置が上昇してんだ?
「オール読物」のインタビュー読んだ?
なんか董卓を掘り下げて書くみたいだぞ。単なる極悪人としてでなく。
72 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/02 09:47
>>71 そもそも、董卓は単なる極悪人、という認識からして、すでに「演義」の
影響をうけ過ぎ。
「伝」を読めばわかるが、史実との差はけっこう多い。
確かに悪政を布いたのは事実かもしれないが、魅力のある―好漢、といえなく
もない。
>>62 日本人の作家はどの人も童貞臭いな。
司馬遼太郎も。
>>71 宮城谷の場合、カッコいい悪党が書けないだけのような気がする。
>>74 悪党、という表現も、いまいちしっくりこない気がする。
ただ、『奇貨居くべし』の魏冉は、なかなかによかった。
76 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/03 12:35
この小説、珍しい正史完全準拠小説(秘本は創作が入りすぎているし、
蒼天は・・架空戦記でしょう・・)なんだけど、余り読まれていないのは
何故だろう。文章も悪くないし、『三国志』発端を知る上では
良い本だと思うけどね。
>>74 作者のエッセイを幾つか読んだけど、作者自身が基本的にいい人で
真面目人間なので、悪人はなかなか書きづらいのかなぁ。と思った。
>>76 あまり読まれてないのはまだ連載中で単行本が出てないからだと思うよ。
雑誌とかの連載小説を読んでる人ってそんなに多くは無いと思われ。
しかし、悪人を書きづらいのは歴史小説作家としては結構致命的のような・・・
その辺一皮むけて欲しいなぁ。この人。
78 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/03 14:22
全体的におもろない
79 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/03 19:18
宮城谷って短編のタイトルで「春潮」ってのがあったんだが、
これって中国語で「初潮」って意味なんだよねー。
あわてて「春の潮」に改題したらしいけど プ
>>72 おいおい、正史の董卓伝は漏れもちゃんと読んでるって。まあ、こっちの書き方も
悪かったわけだが。
インタビューだと梁冀に思い入れがあるようなこと言ってるけど、梁冀の話って
結構アッサリ終わったのでガカーリ。
宮城谷作品は、あとがきがいちばん要らないと思ってたりするんだけど(w
特に「孟嘗君」のあとがきでやった王安石批判は、個人的に萎えますた。
あれ、明治書院から出てる「唐宋八家文」の王安石評を真に受けただけの
ような……。
保守
この人の小説ってさらさらと読めるんだけど
なんかいまひとつ物足りないんだよね。
まあ三国志が出たら読むけどナー。
酒見賢一の三国志はどう?
酒見賢一の後宮三国志小説なら読みたいが。
85 :
無名武将@お腹せっぷく:02/11/15 22:34
宋代をかけお!
全集、高いな
すでに数冊持ってるのでさらに購買意欲ダウン
『管仲』は、ついに桓公に仕えたとこまできたね。
月刊の上に読者もすくなさそうだからネタがないな。
個人的には張譲とか蹇碩とか、あのへんの宦官の書かれ方に期待。
90 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/05 00:12
「それで、だからなんなんだよ?」と
つっこみいれたくなるような話を淡々といつまでも書いてるね、
あの人の三国志って。
91 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/06 00:49
うーん、やっぱり主人公決めて書いた方がよかったんじゃないか?>宮城谷三國志。
まずは曹操の爺さん視点で仕官時代から曹操の成長までを描く「漢朝篇」
簡擁の視点で劉備と愉快な仲間たちの集合〜諸葛亮合流までを描く「桃園篇」
黄巾の武将視点で曹操への降伏までを描く「黄巾篇」
韓遂の視点で董卓や馬騰らの漢王朝への反感と反乱を描く「塞外篇」
孫堅、孫策親子の生涯を描く「江南篇」
張遼視点で呂布の生涯〜曹操が中原を制するまでを描く「虎狼篇」
そして「赤壁篇」を全方位から描いて
諸葛亮、司馬懿、陸遜とそれぞれの国の衰退を描く「軍師篇」
最後に三国統一を振り返る陳寿視点の「集合篇」
これを各一年ちょっとずつの連載にすればちょうど十年。こういう方式の方が
書きやすいし読者もつかみやすいと思うけどなぁ。
92 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/11 15:26
文藝春秋1月号で白川静と対談やってるようだな。
93 :
無名武将@お腹せっぷく:02/12/23 20:26
ageとくよん。
>韓遂の視点で董卓や馬騰らの漢王朝への反感と反乱を描く「塞外篇」
イイ、というかあったら読みたい
辺章描写とかに期待(てか無いけど
盛りあがりは李[イ寉]との戦い辺り?
この間初めて董卓伝読んだけどそこら辺の人物がかなりカバーされてて充実してるのね
後漢書の董卓はどうなんだろう