゚∀゚)ノ
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宦官の作り方
いわゆる、去勢されて中国の後宮にはべる宦官たち、その宦官の製造法、
つまり男性機能の破壊の仕方について語ることにしよう。
宦官の製造法にはいくつかあるが、まずは幼児期にほどこすものがある。
幼児を将来宦官としようと親が考えた場合、親は幼児をその筋の乳母に預ける。
乳母は特殊な方法で幼児の睾丸を揉み続けると睾丸の機能が破壊される。
成人の場合は"刀子匠"と呼ばれる切り師が切り取ることになる。
去勢者は手術台に二人の徒弟におさえつけられ、刀子匠に何度も「後悔はしないな」と念を押される。
後悔はしないと答えた場合、手術は決行される。
被術者は下腹から太股にかけて包帯をきつく巻きつけられる。
次に手術部分は唐辛子湯で洗浄して消毒しておく。
こうして手術の準備が終わったら、刀子匠は鎌型の手術刀で一気に陰茎と睾丸を切りとるのである。
切り取ったら白蝋と呼ばれる銅と亜鉛の合金製の針を尿道に挿入して、尿道を塞ぐのである。
最後に傷口を冷水にひたした紙を張りつけて止血する。
しっかり手当したあと、去勢者を助け起こして部屋の中を2、3時間歩かせて無事を確かめる。
このあと3日間、水を与えずに安静にさせておいて、ようやく尿道の栓を抜く。
このとき、溜まった尿が一気に噴出すれば手術は大成功である。
もし、噴出しなければ尿道がふさがってしまったということであり、手術は失敗。
被術者は尿毒症などで死ぬのを待つばかりとなってしまう。
以上、なんだか書いているほうもイヤな気分になってきたが、宦官の製造法がこれである。
なお、これは清代における方法であり、これより以前はもっと乱暴な方法で行なわれていたようだ。