/⌒ヽ
\ ∧_ヘ (■ ) /V _ ゝ
ノ^===ヽ / ×/ \〇ノゝ ∧ ̄ ̄> ミ゚Д゚彡ル /__@lル
( ・д・)× /三√・∀・) <=@@=> 中 (´∀`√リハノ (-∀- ヽ三ヽ
/三/| U |=ヽ /三/|U | ヽ /( ‘д‘ )ヽ ○l|) @U@ヽ三ヽ 《<||>l ll》三》
/三/(####)=ヽ ヽ つ:::::::::とノ ∈∋::::::::::)∋ (####)とノ | Y ×ノ
//=l|〓|lヽ //三/l|三|lヽ し l|〓|l ヽ /l|三|ll \ヽ //三/|三|\
/ (__)_) (__)_) (__ノヽ__) (_(__) (__(__)
今川義信 北条氏康 加護亜依 武田信玄 上杉景虎
=前スレまでのあらすじ=
時は戦国時代・・・坂東、東海、甲信越の激戦区。そこでは武田、上杉、北条、今川、
そして加護の五家が、東国の覇権を巡って血みどろの戦いを繰り広げていた。
しかし、長きに渡ったこの英雄たちの抗争劇も、京の都を占領した織田信長が
足利将軍家を滅ぼし、恐怖政治を開始したことにより終止符を打った。
加護家はじめ五家は、旧怨を忘れ、天下万民のため、互いに手を携えて信長の非道に
対抗することを決意したのである。
・・・これは彼らAA武将たちの戦いの記録である。
前スレ
http://curry.2ch.net/warhis/kako/1001/10017/1001703549.html
■□加護軍・安土城内 其の壱□■
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┼─╂ ヒ,イ=@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@=
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三三三三三三三三三 | ||┣━┷━┷━╋━┷━┷━┫| ||┣━┷━┷━╋━┷━
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. ヒ三f/ ..... / ∠_ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
,, ,, ∠二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
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\ ノノ~==ヽヽ
×(;0^〜^) 「簡単に現在の状況を語るでござる。
( ∀ ) 我ら五家連合軍は織田軍から京の都、安土城、堺の港を奪い、
( ⌒_⌒) 大勝利を収めたでござる。しかし季節は農繁期・・・。
⊂二二二二⊃ 農兵も多く参戦している事情により我ら五家連合軍は、
安土城主 大阪に北条氏康殿、そして安土城にこの吉澤ひとみを残し、
吉澤ひとみ それぞれの本国へと撤兵したのでござる。
・・・しかし、さすがは織田信長。やられっ放しではなかった。
兵農分離が進んでいることを強みに、この機をついて
一気に攻勢に出てきたのでござるよ。
しかも毛利やポルトガル船も織田方についたのでござる」
∧⌒∧
(ノ^^\ )
ヽ;^D^ノ 「伊丹では北条・武田・今川軍団が。
( 」つ y 」つ 大坂湾では北条・松浦・九鬼水軍が。
(__|X/_) そしてこの安土では我ら加護畿内軍が、それぞれ織田軍を
⊂二二二二⊃ 迎え撃つことになったのでござる」
安土軍師
市井紗耶香
■□安土城内・本陣 其の弐□■
┠─┐ ┠─┐━━━━━━┻┻━━━━━━━━━━┻┻━━━━━
┃其│ ┃失│── ── ── ── ── ── ── ─
┃今│ ┃恋│ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
┃行│ ┃愛│ ■ ■
┃動│ ┃歌│
┠─┘ ┠─┘
┃ ┃ vjj vjvjiiv
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
ノノ==ヽヽ ,∧ミ
( O^〜^)ミ ・\ 「されど篭城戦は元よりそれがしと市井殿の得意とするところ。
ミヽ( づ:::::.入::::::) 我らには新式連発銃や弾薬、兵糧の備えも十分にあったので、
ノ::::::::ヽ ヽ:::::::) さしもの織田軍も安土城を攻めあぐね、長期戦の様相を
>:::>> (___)ヽ::ヽヽ 呈してきたのでござる」
(:::::::):) (::::):::)
∧⌒∧
( ノ^^\ )
ヽ ^D^ノ 「市井鉄砲隊、構えー!!!
(つ∀ つl|──── 城外にいる織田の間抜けどもを蜂の巣にするのじゃ!!!」
人 Y
(__(____)
∩_∩
( ´∀⊆0___,, ∩_∩
(つニ∩,---' ̄ ̄ ( ´∀⊆0___,,
∩_∩ (つニ∩,---' ̄ ̄
( ´∀⊆0___,, ∩_∩
(つニ∩,---' ̄ ̄ ( ´∀⊆0___,,
(__ノ"(__) (つニ∩,---' ̄ ̄
(__ノ"(__)
■□安土城内・本陣 其の参□■
____ _____________________________ ____
| || ||. |
| . || 遠永 田保 藤後 ..||. |
| 二二二二二二二二||__________||二二二二.二.二.二.二|
| ┏━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓ |
| ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ |
| ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ |
| ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ |
| ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ |
| ┃O ┃ O┃O ┃ O┃ |
| ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ |
| ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ |
| ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ |
| ┗━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛ |
|/ \|
__| |____
 ̄ ̄ ノノ~==ヽヽ  ̄ ̄ ̄ ̄
(0^〜^0;) 「とはいえ我が近畿加護軍は三千、これに対して織田軍は二万五千!
/~~ヽy/~~\ || 戦には負けぬが、この兵力差はいかんともしがたい。
/) ==∞ =/__フっ そういえば、関東におられる加護殿のもとへ、織田方が何やら
(___Y___)┳┳ 使者を派遣したそうでござるが・・・」
⊂ニニニニニ⊃|
∧⌒∧
(ノ^^\ )
ヽ;^D^ノ 「聞けばあの前田利家が自ら軍使として出向いたとのこと。
( 」⊃⊂|_) どうなるのでござろうか?」
(__|X/_)
⊂二二二二⊃
大変ご無沙汰しております。おめおめと三戦板へ帰って参りました。
不本意な再インストールによって全てを失ってから、
セリエAAともいうべきモー板へ渡っていました。
キャラクターの性格やAAのタッチなど、流儀の違いに戸惑いながらも、
某スレでは大勢の御同志方と行動を共にし、いろいろと貴重な経験を
させていただきました。
自宅からゼミ室からバイト先から・・・かなりの高頻度で書き込みました。
モー板で学んだこと、得たものをフルに活かして、先代が築いた
加護軍団シリーズを続けていきたいと思います。
同盟者殿、御客人殿、今後ともよろしくお願い致します。
安土の攻防を描いた特別編『戦国ストライカー 〜翔けろ、彦五郎!〜』が始まります。
■□関東 加護家 亜依盆城□■
+
|
人
(__)
|=|
|=|
/ ヽ
./ | ヽ |
/ .| ヽ |
/ | ヽ ||
.|⌒|⌒⌒|⌒| □
===== | |
| || || | ノ ヽ
人------- / \
/=\ ⌒⌒⌒| / | ヽ
/ == ヽ⌒⌒⌒| / || ヽ
ヽ__ /⌒⌒⌒⌒| ( /ヽ )
‐‐‐‐‐―――― ┌./||ヽ┐
| || | ||□|| 人 .|,/ | ヽ|
人 | || | ||□|| ./ \ / .| |ヽ
/ ∧∧∧∧ / ヽ /....| ヽ
/ −−−− \ // .| | ヽ
\ |⌒|⌒|⌒|⌒|| | ̄ ̄ | / | ヽ
|.三三三三三= | | / ヽ人
| | | ∧∧∧|⌒|⌒|⌒|⌒| \
_⊥ |∧.∧.∧| |____| □|□|□| )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|□□□□| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
└―――――――┘ || || | Π Π Π . |
. |^^|^^^^^^^^| |^^^^| || || | .|
. | | / ̄ ̄ヽ| | | || || | Π Π . |
Il"^ヾ、,rーir;======i、ーy'-;ーkー┐,}イ_,レ´i~,;k'_~メv^-チ_ツゝく,ノ~v^j,´)、_}ゝク-ヽヽノiス´ヽ^{、
;;|,-r‐'y';_rllr======V´)、_}ーv'´ヽil~シ'_ノ`i~,k'_~T"v~「^j,´)、_}ーv'ケ^‐スj〜シ'_ノ`iへヽ}v'ケ^〜v、
I;l; _i; ,.t`i、;ll;r======k^〜v__ゝ;く,i|k'_~T"v~「^j,´)、_}~ス、く,ノ_,ク~-{`y´K´ナv^ーヌ_{ソ\ヽく,ノ~i´ナ,、
iIネ, Y,k';:i-;ll;r=====,=i、ノ~i´_{ `y;:.l|jント、~i_イ^j_Y~i´ゝ‐`メ_ヌ~i´K´y'ト-ナv^ーヽ~‐`ー^‐゛゛'゛'';"‐'~
;;;;゛`、;;'、::'':;''^;:~-^:"゛゛:;゛::'';;"、‐;':~;^::'~、;;'、::'':;''^;:~-^:"゛゛:;゛::'';;"、‐;':~;^::'~":,;゛^゛:'~''^’::"''":;゛""゛^’::"''":;゛
■□加護家 亜依盆城内□■
ノノノヽヽヽ _
( ゚ ∀ ゚ )l上.| 「聞け、下賎の女よ。我が御屋形様の慈悲深きこと世に並ぶ者なし。
( ヽy/ ]つ | それゆえ汝らごとき虫けらどもに対し、特別のはからいをもって
ノ__/∞Lゝ  ̄ これなる文をしたためたのである」
,,__|_|
織田家使者
前田利家
@ノハ@ ……。
「・・・・・・デ、ア〜ルカ」 ( -д- )
/~~ヽy/~~\ ||
/) ==∞ =/__フっ
(___Y___)┳┳
⊂ニニニニニ⊃
加護家当主 加護亜依
ノノノヽヽヽキーッ
( *゚ ∀ ゚ ) 「お、おのれ・・・生まれ卑しき者の分際で御屋形様の口癖を真似るとはっ!
( ヽy/ ]つl|──── 貴様も生意気なあの百姓どものように釜茹でに・・・ヒヒヒヒヒヒ!!!!!」
ノ__/∞Lゝ
,,__|_|
@ノハ@ ……。
「・・・講和条件を申せ」 ( -д- )
/~~ヽy/~~\ ||
/) ==∞ =/__フっ
(___Y___)┳┳
⊂ニニニニニ⊃
ノノノヽヽヽ ヒヒヒヒヒヒヒ
( ゚ ∀ ゚ ) 「このまま戦を続けても埒があかぬ。徒に貴重な銭を消費するのみ。そこで安土城
( ヽy/ ) 一帯の領有権を賭けて両家から代表を出し、とある球技の勝敗で決めようと言うのだ。
ノ__/∞Lゝ その球技とは南蛮渡来の新しい運動・・・【蹴球】! これで決着をつけようぞ。
,,__|_| さあ返答は如何に? 断ると申すなら、このまま戦を続けて安土の吉澤軍を
全員なで斬りにするまで・・・!」
■□加護の決断 其の壱□■
@ノハ@
(‘д‘; ) . o 0 ○ (しゅ、蹴球・・・? 織田家の狙いはなんや?
/~~ヽy/~~\ || なにゆえ唐突にそのような球技を持ち出してきたんやろ?)
/) ==∞ =/__フっ
(___Y___)┳┳
⊂ニニニニニ⊃|
∋oノハヽo∈
( ´D`) . o 0 ○ (精鋭である吉澤殿・市井殿がこもる安土城攻めに思いのほか苦戦しているがゆえ、
( 」⊃⊂|_) おのれらに有利な全く別の勝負に変えたいのれしょうね。
(__|X/_) よろしいか、あいぼん殿。我らは蹴球なろ知りませぬ。受けてはらめれすよ。
⊂二二二二⊃ もうすぐ軍備は整うのれす。再び全軍で一気呵成に攻め込めば織田軍なろ・・・)
加護家軍師 辻希美
@ノハ@
( -д- ) . o 0 ○ (否、この勝負受けるべきかもしれんで。
/~~ヽy/~~\ || 奴らの得意とするもので我らが勝利すれば、
/) ==∞ =/__フっ 織田家全体の士気を削ぐことにつながるはずや)
(___Y___)┳┳
⊂ニニニニニ⊃|
∋oノハヽo∈
( ´D`) . o 0 ○ (なるほろ・・・確かにそうかもしれませぬ。しかし・・・いや、何も申しますまい。
( 」⊃⊂|_) 分かったのれす。この辻が蹴球なる球技について調べておくのれす。
(__|X/_) この勝負、お望み通りお受けなされるがよろしいのれす!)
⊂二二二二⊃
■□加護の決断 其の弐□■
@ノハ@
「信長に伝えよ・・・ (‘д‘ )
受けて立とう、とな」 /~ヽy/~~\ ||
/) ==∞ =/__フっ
(___Y___)┳┳
⊂ニニニニニ⊃
ノノノヽヽヽ
( ゚ ∀ ゚ ) 「よかろう・・・。
( ヽy/ ) 詳しいことは此度の試合の立会人である関白殿より通達があろう。
ノ__/∞Lゝ おって沙汰をまつがよい」
,,__|_|
前田利家が去ると、加護家の武将たちはそれぞれの役目を果たすべく、行動を開始した。
加護・安倍・福田など朝娘一族の武将たちは安土へ向かい、辻は隠密として織田領に
潜入したのである。
■□安土城に飛鳥井雅継殿が来ました□■
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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┼─╂ ヒ,イ=@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@=
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三三三三三三三三三 | ||┣━┷━┷━╋━┷━┷━┫| ||┣━┷━┷━╋━┷━
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. ヒ三f/ ..... / ∠_ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
,, ,, ∠二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
└────────――――─────――――─────────
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_∩_
⊂「__」⊃
( -д- ) 「余は此度、加護・織田両家による蹴球試合の調停役をつとめることになった
| ̄| |  ̄| ̄| 関白・近衛前久様の名代・飛鳥井雅継である。
|/|_ |___|\| これより安土城は余の管轄下に入る。試合が終わったのち、
|___| その勝者側に城を引き渡すものとする。
(__v)(v__) 余の言葉は関白様のそれと等しきものと考えるように・・・」
飛鳥井雅継
飛鳥井雅継の言葉にしたがい吉澤・市井は安土城を出て東に陣を構え、
織田軍は安土城の包囲を解き、西へ退きました。
■□加護家本軍が、安土城東に到着しました□■
┠─┐ ┠─┐ ┠─┐━━━━━━┻┻━━━━━━━━━━┻┻━
┃恐│ ┃幸│ ┃心│── ── ── ── ── ── ─
┃竜│ ┃福│ ┃眼│ ● ● ● ● ● ● ● ●
┃音│ ┃光│ ┃私│ ■ ■
┃頭│ ┃線│ ┃見│
┠─┘ ┠─┘ ┠─┘
┃ ┃ ┃ vjj vjvjiiv vjvjiiv
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
< ̄ ̄∧
<@@= >
(‘д‘x∂\ 「御両名、よくぞ安土城を守り抜かれた・・・大儀!
∈(::::::::::∈∋ あとは蹴球の試合で織田方を打ち負かすだけや」
/l|〓|l ∪
(__ンヽ__)
┏━━━━━━┓
\ ノノ~==ヽヽ
×( 0^〜^) 「恐れ入りましてござります。ところで試合の方・・・
(_∀__) 拙者、蹴球のことはよく存じませぬが、運動神経には自信が
|゜T ゜| ありましてござる。拙者にお任せ下され」
| | |\
(__)___)
∧⌒∧
\ (ノ^^\ )
×ヽ ^D^ノ 「本国にはりんね殿、里田殿の花畑衆。
(_∀__) さらに稲葉殿や石井殿を残して来られたのですか。
| ゚T ゚ | 太陽衆筆頭の稲葉貴子殿がおられれば後顧の憂いはありませんな」
(__)___)
■□辻希美が織田軍の現本拠地・博多から情報を持ち帰りました□■
∋oノハヽo∈
( ´D`) 「あいぼん殿、蹴球について調べて参りました。
(つ y/つ 蹴球とはエゲレス発祥の球技れござった。
ι__)_) いっさい手を使わず、脚だけで球を扱うというかなり変わった運動れすね」
⊂二二二二⊃
辻の話から大体のことは分かった。
二つの団体がそれぞれ十一人の選手を送り出して、枠に球を入れて得点を競うこと。
汚い手段を使うと、審判から黄色い札や赤い札を出されて罰せられること。
味方の選手に球を託した時点で、託した先の味方選手と相手の枠を守っている選手が、
一対一の状況になるような、いわゆる待ち伏せ攻撃も反則となること、などである。
しかし一番、加護家の人間を驚かせたのは織田方の監督となった人物のことだった。
それは・・・
//⊂⊃ヽ
( ・┏┓・) 「アーメンソーメンイチゴタンメン」
ハ ̄ ̄ヽつ
ヽつ †.| |
|人 人|
(__)_)
南蛮の葡萄牙国(ポルトガル国)よりやって来た宣教師ルイス・フロイスが、
高度な南蛮式蹴球を、織田方の選手たちに伝授しているらしいというのである。
∋oノハヽo∈
( ;´D`) 「しかし、あいぼん殿。ここまれは調べることがれきましたが、
(つ yと) 肝心な織田家代表の選手たちについては何も分からなかったのれす。
ι__)_) 一体ろのような連中が選出されてくるのれござろうか・・・」
⊂二二二二⊃
■□加護家軍議□■
┠─┐ ┠─┐ ┠─┐━━━━━━┻┻━━━━━━━━━━┻┻━
┃恐│ ┃幸│ ┃心│── ── ── ── ── ── ─
┃竜│ ┃福│ ┃眼│ ● ● ● ● ● ● ● ●
┃音│ ┃光│ ┃私│ ■ ■
┃頭│ ┃線│ ┃見│
┠─┘ ┠─┘ ┠─┘
┃ ┃ ┃ vjj vjvjiiv vjvjiiv
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
< ̄ ̄∧
<@@= >
(‘д‘x∂\ 「これより我が軍も蹴球の練習を開始するで。
∈(::::::::::∈∋ 準備の方はどうや?」
/l|〓|l ∪
(__ンヽ__)
┏━━━━━━┓
/ノノヽヽ
( 0゚ − ゚ ) 「連盟公式球や蹴球用の制服、釘付草履、脛当て、
/≡/l:U:l 》 長靴下などは全て揃えました」
∪ノ __,,)
|=l〓=l
(___)___)
軍師 福田明日香
/ ノノ 人ヽ
(● ´ー`) 「芝生を貼りめぐらせた練習場も完成したべさ。
/≡/l::::l 》 加護殿、安心して練習にとりかかれるべ」
∪ノ _,,)
|=l〓l
(__)___)
家老 安倍なつみ
■□加護家、練習開始!?□■
(ノ~\\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂L`.∀´ 」< よき託球(パス)!
ヽ X⊂[ ) \_______
∋oノハヽo∈ (⌒)─ヽ
∩ ´D`)⊃  ̄⌒(y_)
(( ヽ X ⌒) )) −=≡〇 武将 保田圭
(yノ^ ̄彡
(ノ~\\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
L`.∀´」っ< 蹴斗(シュート)、打つわよ!
(]つX / \____________
| ─(⌒)
(_y)⌒^
\
○
(ノ~\\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂L`.∀´;」< もらったでご・・・
ヽ X⊂[) \_______
スカッ(⌒)─ |
彡 ^⌒(y_) _ _○
しかし武勇の誉れこそ高かったものの、いかんせん加護家には
蹴球未経験者しかいなかった。
そのため、こんな光景が練習場のあちこちで見かけられた。
■□広がる不安・・・□■
○○
┏ ○ ○ ワー
┃ ← ○ ● ○ ワー
┗ ○ ○
○○
その戦術も酷いものだった。上図のように全員で肩を組んで球を囲み、
相手方の枠に向かって突撃するといったことも真剣に試されたくらいなのだ。
∧⌒∧ ノノ~ヽヽ
(ノ^^\ ) (ノ~\\ ∩;^▽^;∩
ヽ;^D^⊂ L;`.∀´;⊂ヽ ヽ|_ X _ソ
( ]つ ノ / 、__` ) |―― |
( ̄__)__) ⊂(_(___つ (__y)(y__)
'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"''"''"'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"''"''"
武将 石川梨華
このままではおそらく織田方に勝てない。安土を失うことになってしまう・・・。
加護家の武将たちの多くが嘆いた。
■□そんな中、冷静に生まれ持った才能を発揮する強者もいた□■
ノノノノ从 ……。
|(´Д` )|っ
| X⊂[ )≡=―
○≡≡≡≡≡≡≡≡≡====== <<⊂三三ヽ_ )≡=―
ヽ_y_)))
武将 後藤真希
=============ヽ
________ ドシィッ!!/||
×× ((○)) .|#||
×〃川 lヽ XX |#||
×川;‘〜‘) ×|#|| 「後藤殿、さすがね・・・」
X(]つ X ]つ|#||
× | y \XX. |#||
× | |\ \X|#||
X (__y) (___y_)|#||:'';:;:',,,;:;:'';:'';:;:';:''
;:'..,.,.;:';'';:;:';;;;:'';:;:',,,;:;:'';:'';:;:';:'';:;:';:';:'';:;:'
;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;゙:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';:;:'
軍団長 飯田圭織
■□だが・・・□■
\ l /
‐‐── ○ ‐──‐‐
/ l \
(´⌒;;ヽ__
 ̄ ̄ ̄ (⌒⌒;;)_
__;´⌒;;)  ̄  ̄  ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
ホホホホホ、滑稽でおじゃるな! >
実に程度が低い蹴球でおじゃ・・・ |
_______________/
ノノノノ从 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Σ⊂|( ´Д`)|< なにやつだ!?
ヽ X⊂[ ) \_______
(⌒) ─ |
○ヾ ⌒(y_)
'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"''"''"'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"'""''"''"''"''"''""''"''
■□?????□■
○
\
ノノノノ从 バ、バカナ…!?
|(´Д`;≡;´Д`)|つ
( ]つX / ___
|― (⌒) /____\ (´´
;:',;:;:'';:'';(yノ~ 彡 (´:::::::` ) オジャーーーーー (´⌒(´
,:;:'';:'';;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:⊂⊂⌒ :つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
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/ (´::::::::` )]つ |(`Д´メ )| っ
○ ⊂[ ) X \ ⊂ ⊂二[" ) っ
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(_y_)(´⌒(´⌒;; (y___) ノ )))
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トーン 从Σ(y_,ノ ノ (y__)― |
ミ(__yノ ヽ(y__)
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ノノノノ从 ====/____\
ヒュンッ・・・ |( ;´Д`)| ====== ( ´::::::`)]つ
⊂[ X (つ ======(つ X/ |||
:∴ (⌒_人 ======/― ⌒) ○))
:∴ し'ゝノ ======(_yノ~ ̄ し ストッ
'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"''"''"'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"'""''"''
■□?????□■
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( )―――――――――
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____ / / ――――――――――
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(´::::::` )二つ ――――――――――
⊂二[ X ノ――――――――――――
y' ノ ――――――――――――
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(⌒ヽ( ―――――――――――――
○ `ヽ_ ) ――――――――――――
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〃=======================================ヽ
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||#|X××××××××××××××××××X|#||
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||#|.XXXXX×××× ――――― ノ从~ヽ从((○))|#|| ドシィッ
||#|XXXXXX××× ――――(⌒ー从;~∀~从 XX|#||
;:'..,.,.;:';'';:;:';;;:'';:;:',,,;:;:'':;:;:―――(⌒) ⌒__]つ]つ;:'';:;:';:'';:'';:;:',,,;:;:'';:''
;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';:;:';:''゙:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';:;:';:'';:'';:;:';:'';:'';:;:',,,;:;:'';:'
軍団長 中澤裕子
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/____\ ……。
∩(::::` )
ヽ __]つ
/ ヽ  ̄) )
(y__ノヽイ く
`ゝ:;〕
'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"''"''"'""''"''"''"''"''""''"''"''"''"''""''"''"'""''"''
■□蹴球の神様登場!□■
_ _
/ \/⌒⌒ ̄ ̄ ̄ヽ、 / _\
| (⌒) (_) |
\_ ノノ ノ,,, ノ丿 丿 ),,,ノ ノ 、_ノ
/::::::U ( ○ヽ、ヽ ノ○ ):|
|U::: / ___\ ::::| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|::::::: / | U.::::| < 後藤殿をもあっさり出し抜くとは・・・
ヽ::::::..... U ├--┤ ....:::ノ | 貴殿はいったい何者なんや?
\________________
(※ 加護亜依です)
___
/____\
( ´:::::::`) 「まろでおじゃるか・・・?」
(]つ○と[)
| ―― |
(__y)__y)
___
/____\
彡
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・`) 「・・・今川氏真でおじゃる」
⊂[ ∨○]つ
| ― (⌒)
(__y)^ 彡
【列伝】今川氏真・・・またの名を彦五郎。義元亡き後、家督を武田義信が継いだため出奔していた
今川家の元嫡男。高い身体能力とゴール感覚を活かし、室町蹴鞠連盟で
十年連続得点王に輝いた日本最強のストライカーである。
和歌に書画など教養も豊か。
■□人事→登用□■
@ノハ@
「氏真殿・・・いかがでござろう。 (‘д‘ )
当家に仕官し、選手として試合に ⊂[ X⊂[)
参戦してはいただけぬか?」 )=====( ○
(__Y__)┳┳
⊂ニニニニニ⊃
● オジャー…
彡 ( ( ミ
( ´;・∀・;⊂ヽ 「まことに有り難いお申し出なれど・・・まろは・・・
⊂[ ∨ ン まろは、いまだ靭帯に負った古傷が癒えておらず、
| ―― | とうてい四分の三刻もの長き間、芝生を走り回ることは
(__y)^(__y) かなわないのでおじゃる・・・許してたも」
@ノハ@
「なんと・・・! (‘д‘ )
ならば当家の監督として、 (]つX⊂[)
選手の育成と試合の采配を )=====( ○
引き受けてはもらえぬか?」 (__Y__)┳┳
⊂ニニニニニ⊃
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・`) 「ふむ、分かったでおじゃる。加護家代表の監督・・・引き受けるでおじゃる。
⊂[ ∨○]つ ただし条件があるでおじゃる。おやつはカステイラを出してたも。
| ― (⌒) あと蹴球に関してはたとえ加護殿でも口出しは無用。
(__y)^ 彡 高位の武将であろうと厳しく接するが構わんでおじゃるか?」
加護に異存はなかった。こうして加護家代表の今川監督が誕生したのである。
■□ウジザネの基本戦術□■
____________________
||
||
|| ○
|| ○
|| ○
|| ○ ○
||
|| ○ ○
||
|| ○ ○ ○
|| ● ~~↑~~~↑~~~↑~~
|| 彡 ( ( ミ 。 ○
|| ( ´・∀・`)/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ X ]つ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/  ̄ ̄ ̄ ./|
| ̄ ̄ ̄ ̄| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
●
彡 ( ( ミ 。
( ´・∀・`)/ 「当家は三人後衛制度でいくでおじゃる。ただし普通のものとは違う。
ノ X ]つ 後衛陣はなるべく防衛線を高く上げ、中盤を狭くまとめるよう心配りして
/  ̄ ̄ ̄ ./| もらいたい。中央後衛は統率力のある方に任せるつもりでおじゃる。
| ̄ ̄ ̄ ̄| | この【平面三人祭】制度は当家の生命線となるはずでおじゃる。
|____|/ 屈強な織田方に当たり負けしない身体作りは実際の練習で
指導していくでおじゃるよ。せいぜい覚悟してたも。
得点を狙う前衛たちに求められるのは、ただ決定力のみでおじゃる。
近代蹴球を標榜するルイス・フロイスは、おそらく前衛に
いろいろ求めていると思われるでおじゃるがな・・・。
決定力をつけるための秘策がまろにはあるでおじゃる」
■□ここで今川監督から・・・□■
┓
┃
┃ ●
┃ ( ( ミ ホー… ダレ…!?!?
┃・∀・`) §ノ ヽ§
┃X つ c(・e ・;c'⌒ぅっ
┃-/ ;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';'''"''"''''"''"''"'
┃y) ;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:''; 武将 新垣里沙
;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';
;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';
;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';'''"''"''''"''"''"'
'"''"''''"''"''"''"''"''"''"
∋oノハヽo∈ @ノハ@
(∩´D`) (‘д‘ )っ
(⌒)○≡≡≡≡≡≡≡≡≡========= ((((((⌒`X⊂[)
(y_ノ ヽy__)))
;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';;:'..,.,.;;;;:';:'..,.,.;:'';:;:',,,;:;:'';:'';;:'..,
⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、ノ⌒ヽ、_ノ
○
o
。
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・` ) 「実はまろ、登場する前のここ数日のうちに、加護家の練習をひそかに視察させて
(]つ X と[) もらっていたでおじゃるよ。よって個々人の能力と適性は全て把握済みじゃ。
/  ̄/ ̄/ ./| これより織田方との試合に出場する資格を持つことになる二十三人の
| ̄ ̄ ̄ ̄| | 御名を、守備位置や背番号とあわせて発表するでおじゃる・・・」
|____|/
■□加護家代表選手発表!□■
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・` ) 「まずは枠守でおじゃる。
(]つ X と[) 背番号・壱 飯田圭織殿・・・
/  ̄/ ̄/ ./| 背番号・十八 平家みちよ殿・・・
| ̄ ̄ ̄ ̄| | 背番号・廿参 中澤裕子殿・・・」
|____|/
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・` ) 「続いて後衛でおじゃる。
(]つ X と[) 背番号・弐 保田圭殿 背番号・参 吉澤ひとみ殿・・・
/  ̄/ ̄/ ./| 背番号・四 紺野あさ美殿 背番号・十参 新垣里沙殿・・・
| ̄ ̄ ̄ ̄| | 背番号・十五 斎藤瞳殿 背番号・廿弐 石黒彩殿・・・」
|____|/
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・` ) 「次に中盤でおじゃる。
(]つ X と[) 背番号・五 矢口真里殿 背番号・六 高橋愛殿・・・
/  ̄/ ̄/ ./| 背番号・七 辻希美殿 背番号・八 石川梨華殿・・・
| ̄ ̄ ̄ ̄| | 背番号・十 安倍なつみ殿 背番号・十弐 小川麻琴殿・・・
|____|/ 背番号・十六 市井紗耶香殿 背番号・十七 木村麻美殿・・・
背番号・廿壱 柴田あゆみ殿・・・」
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・` ) 「最後に前衛でおじゃる。
(]つ X と[) 背番号・九 後藤真希殿 背番号十壱 加護亜依殿・・・
/  ̄/ ̄/ ./| 背番号・十四 蝙蝠仮面殿 背番号十九 藤本美貴殿・・・
| ̄ ̄ ̄ ̄| | 背番号・弐十 福田明日香殿・・・」
|____|/
■□情報→武将一覧□■
【出場登録二十三将】
枠守 壱 飯田圭織 (朝娘衆)
枠守 十八 平家みちよ (独立系→同盟勢力)
枠守 廿参 中澤裕子 (旧朝娘衆→独立系)
後衛 弐 保田圭 (朝娘衆→独立系)
後衛 参 吉澤ひとみ (朝娘衆)
後衛 四 紺野あさ美 (朝娘衆)
後衛 十参 新垣里沙 (朝娘衆)
後衛 十五 斉藤瞳 (記念日衆)
後衛 廿弐 石黒彩 (旧朝娘衆)
中盤 五 矢口真里 (朝娘衆)
中盤 六 高橋愛 (朝娘衆)
中盤 七 辻希美 (朝娘衆)
中盤 八 石川梨華 (朝娘衆)
中盤 十 安倍なつみ (朝娘衆)
中盤 十弐 小川麻琴 (朝娘衆)
中盤 十六 市井紗耶香 (旧朝娘衆→三乗衆)
中盤 十七 木村麻美 (花畑衆)
中盤 廿壱 柴田あゆみ (記念日衆)
前衛 九 後藤真希 (朝娘衆→独立系)
前衛 十壱 加護亜依 (君主)
前衛 十四 蝙蝠仮面 (???)
前衛 十九 藤本美貴 (独立系)
前衛 弐十 福田明日香 (旧朝娘衆)
■□発表を終えて・・・□■
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・` ) 「・・・以上でおじゃる。この人選は少しも驚くものではないでおじゃるよ。
(]つ X と[) まろが熟慮に熟慮を重ねた結果、導き出した答えなのでおじゃる。
/  ̄/ ̄/ ./| 海戦に参加中の松浦殿やミカ殿、アヤカ殿。あるいは関東に残った
| ̄ ̄ ̄ ̄| | 方々の名前がここにないのは、確かにまろも残念でおじゃるが・・・」
|____|/
/| | | |ヽ∩
川o・-・) / 「監督、質問があります。
_ / / X / 背番号十四番の蝙蝠仮面とは、いかなる素性のお方ですか?」
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
加護家軍師 後衛(四) 紺野あさ美
☆
ヽ ●
彡 ( ( ミ
( ´-∀・⊂[ヽ 「いい質問でおじゃるな。その者は当家の秘密兵器となるべき
(]つ X ノ 選手でおじゃるよ。まろがよく知ってる東海出身の勝負師でおじゃる。
/  ̄/ ̄/ ./| 訳あって強化合宿には参加できぬが、きっと試合当日に
| ̄ ̄ ̄ ̄| | 合流してくるはずでおじゃる。苦しいときに当家を救う
|____|/ 切り札となるでおじゃるよ・・・ホホホ」
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・` ) 「さあ各々方。さきほど飛鳥井殿より連絡があった通り、
(]つ X と[) 織田家との試合は二週間後でおじゃる。
/  ̄/ ̄/ ./| あとたった十四日しかないのでおじゃる!
| ̄ ̄ ̄ ̄| | このウジザネ、命にかえてもあらゆる技術と
|____|/ 必勝戦術を皆様に授けて差し上げるでおじゃる。
何があってもまろを信じてついて来てたもれ!!!」
■□加護家代表は山寺に入り強化合宿を開始した□■
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;;: ;lリ _ ,,从 ! : | |iiiiiiii| |甬ヨ| |甬ヨ| |fjfjfj f甬ヨ| |甬ヨ| |iiiiiiii| |:|llll|:|lll|:|lll||ll||ll|| 川川 j: :;ij .j!:洲;j'".: ;ij
- '''^::::::::: ::::::: | |―‐| |冊ヨ| |冊ヨ| |fjfjfj f冊ヨ| |冊ヨ| |―‐| |:|llll|:|llll'jl:-‐::'''",> .|: :;i| .|!;洲;| ,|: ;i|
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■□まずは砂浜で早朝持久走!□■
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~~~( ゚ - ゚0 ) 。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
⊂(弐十(つ ゜ 。 ★
Y 人 ゚ ゚
(y__) J ::o:::::::: §ノ ヽ§
o ::::::::: (・e ・; ) ヒーフー
ノノノノ从 / / ヽ
l(´Д` )l| 。 。 ⊂⊂........):::::o::::::
⊂( 九 (つ ゜ 。 o o
Y 人 ゚ ゚ ☆ o @ノハ@─ ∋oノハヽo∈─
(y__) J::o ::::::::: (‘д‘ )── (´D` )──
::o:::::::: ノノハヽヽ と(十壱つ── (]つ七]つ──
/ ノノ 人ヽ (^◇^〜) = - (⌒,-)─── (⌒,-)───
(´ー`●) 。 。 ( 五 ノつ = - ヽJ::o::::::::─ ヽJ::o::::::::─
⊂( 十 (つ ゜ 。 (y_)^ヽy) = -::o:::::::: ∧⌒∧ :::::o:::::: ::o::::::::::
Y 人 ゚ ゚ 軍師 矢口真里 o :::: ( ノ^ \ヽ)
(y__)J ::o:::::::: 、^D^ ノ 。 。
:::::o:::::: (]つ十六]つ ゜ 。
ヽ(⌒,ソ、 ゚ ゚
て丿ノ::o::::::::
:::::o::::::::
■□白線際に強くなるため、崖際で転球(ドリブル)の練習□■
,,∧
.,./ ::::\
,/ヽ、.、/'″::::::::::::::::\
.,/::::::::::::::: :::::::\
/ .、 ::::::::ヽ :::::::::::^''゙\
_r'′ ,,/ :::::::::\ ::::::::::\
._/ .´ .゙''-、 .‐、_::::::::::\
./ ::::::::::::::::ヽ :::::::::.'ー.゙''\
_,/′ :::::::::::::::: ::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::
.,,,/ヽ ,/' \
″ .,/:::::::::::::::: ′ ::::::ヽ.. ""ヽ
.,,/ ::::::::::::::::\,,.. \
@ノハ@ "ヽ
ヤバッ!! (‘д‘;∩ トットット… __,,,,,.--==='''''''"""""
ノノハヽヽ __,, ⊂[十壱ン,,,....===--''''""""" ̄
( ◇^〜;)っ-''"""^ ○ (⌒),, ヽ ....;;;;;;;::..
とヽ_五 ( ミ (y__) ::::::;;;;;;,,,.... ;;;;;;:::::,,,
/ ヽ_ヽy_) ,、....... (;;;;)
彡 |゙'、 ::::::::... ノノ~ヽヽ
○ | .〉 ::;;;;;,,,.... _,,,,....;;;:::::::: |(;^▽⊂ヽ コワイデスゥ…
l|| | ∋oノハヽo∈ """"'''''::::,,,,, /、八` )
| |\_ :::..{{ (´D`ll|) }}..,,,, """"○⊂(_(__つ
〈 ノ |::::j\ {{ (]つ七(⌒) ゞ:::::::....
ヽソ::::.〉 l .|""''--=_ (__y)^彡 ○ ;;;:::.... ^::::::/"\
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〉::: :|||:::: l: ::::`i:::ヽl/:::: .〈 ::.:J |::::l|| : | :::: |::::::::::::| \
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■□役割別練習開始!□■
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・`) 「よーし、準備運動は終わりでおじゃる。そこっ、なに座ってるんでおじゃるっ!
⊂[ ∨ ]G=(=======⊃ 続いて攻撃陣、防衛陣、枠守陣に分かれて特別練習を
| ―― | 始めるでおじゃるよ!
(__y)^(__y) それでは本日の課題を発表といくでおじゃる・・・」
■□防衛陣は敵に当たり負けしない体を作るため、素手で野生馬を捕らえる練習□■
(⌒ヽ、 (⌒ヽ、 ―――― ○ ―
( ) , ⌒ヽ ( ) // | \
ゝ ヽ ( .' ( ヽ⌒ヽ 、 / / | \
( ) ゝ `ヽ( ) |
ゝ `ヽ,( ( `ヽ
( ) ) )
イタメツケテヤルカ、ヒヒヒン
∧_ _∧ ニンゲンガキタゼ
/メ・,_> <_´メ ミ_
_,,--───'~ ,/ \, ~'───--,,_
λ _ _ ) ( _ λ
ノ 〉 〉 ̄ ̄ ̄ 〉 〉 | |  ̄ ̄ ̄| | ノ
/ / / / | | | |
从wWW从WW从W从WW从从WW从WwWW从wWW从wWW从W从wWW从W从WW
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW●从WW从W从WW从WW从w
从WwWW从wWW从wWW从wWW从WW从WWww彡 ( ( ミwWWwWW从wWW从wWw
W从WwWW从wWW从wWW从wWW从WW从WW( ´・∀・`)w / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从WwWW从wWW从wWW从wWW从WW从WWW(]つ∨と[)< あやつらは別名人食い馬。
WW从WwWW从wWW从wWW从wWW从WW从Ww|―――|w.w| 皆様、注意するでおじゃる。
W从WwWW从wWW从wWW从WW从wWW从WW (__y)^(__y)ww\_________
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从w
ドウスル? ( ノノ~\ ノ| | | ヽ サクセンガアリマス
L ;`.」 (-・o 川 ノノ~==ヽヽ …セイシン
( 弐つ ∩四 ) ( 0-〜-) シュウチュウ
|――| |――| (]つ 参 ]つ
(___(_y) (y_)(___) ( ⌒_⌒)
W从WwWW从wWW从wWW从WW从WW从WW从WW从WW从W从WW从WW从w
从wWW从WW从W从WW从从WW从WwWW从wWW从wWW从W从wWW从W从WW
■□敵の蹴斗に備え、枠守たちは滝の上から落ちてくる丸太を受け止める練習□■
◎三三三三三三三)
∩ ∩
// ● | |
//彡 ( ( ミ | |
| |( ´・∀・`)// 「よいでおじゃるか?
\ ∨ ]ノ 油断すると怪我するでおじゃるぞ!」
|―――|
(__y)⌒(y_)
゙" ゙"゙ ゙" ゙"゙ ,/l/ ...;;: .. ../゙"゙"
゙"゙" ゙" ゙" ,, " ゙"゙ /l/''/,, ,,;/'' /,, ゙"゙"゙"
゙"゙" .゙"/⌒ ⌒ ̄\,,_ノ^ヽ lヽ ゙" ゙"゙ ゙" ゙"゙゙"゙"゙" ゙" ,,,
゙"゙" ゙" _ ./ ノ\ヾヽヾ ,,ヽ/"" ゙" ゙"゙ "゙ "゙ ,, :: '' ヽ ゙゙"゙ "゙"
\ | /| ll; ;; :|⌒~'''⌒\ノ^ゝ_,,, ,, _,,  ̄ヽ / ゙゙ "゙ "゙ "
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ノ ̄ヽ_/ / 。 。 l: :;. :./\|__|\ / ,) |ll ,/_,、,,,_゙゙"゙"゙"
ノ\_, / ̄|,/ ̄ wノ: : ::...;;|\ /\'' ̄ /l| 〉,, ,, |ll
ll ゝ ヽ | ,/ _;: 川 ::;|_ / ̄ /~ |llノ'll/ 〉 ノ
,| | | ノ :;| ;l ::: :: ;::: |~ |ll | 〈 l|ノ ゝ、 〈_
ノ、__;_ノ人__/~\人__, :: :: :,ヾ/__ノ 、___ノ 、_ノ/ メ、 _人
:|/ ... .. ....l ::; ;;: 川:: 。 o く_ヽ ̄
ノ ... .. ... ..。ノ;::; ;; ;;:::ノノ... ./| ̄`フ
_ノ| ̄);: :; ll;;: ;::: l| ノ||ll; |_
ノ| l ; : ::.  ̄| l 〜|ll\__,,,,
,,,/l ̄~ノ〈 ゝ /l::; ::;; ;;l,,|〜〜 ノ :::.〜::| |ll⌒:::: トメルデ!!! 平家水軍
,ノ ̄|| ,| 〈 。l ;;: ..。 。::. : 。:ヽ ':、 ..\... llノ 从~ヽ从ヽ 平家みちよ
( ノ 〈、 |ll ノ ゝ l ノ ノノ :) :) . :: :::) ::〜 ::::. 从~∀~ 从 ノノノヽ从 コイヤー!!!
| |ll |ll 〜(、 、_, :ノ :' ..:::: ⊂[ 廿参 ] つ ∩(◇´; )
,) ノ ノ〜:::.. ...ヽ .. ... .. ...ノ / ――ヽ ヽ 十八 ]つ
| く〜`::: :: ... ::: ::.. ..:::... ...:::.... .. (y__)⌒(y__) / ――ヽ
\ l|::.. :: ::.. ヽ、__ .... ..__ ___,ノ ...::: l| (⌒)⌒(⌒)
)ノ:::. ... ... ... :::: ( 〃川 lヽ ヨッシャ!!!
|:::: ::::::| (‘〜‘ 川
|::: .... ........ ...::: :::|⊂[ 壱⊂[)
\:::: ...:::.... ..::::| / ――ヽ
\___ノ~ ̄⌒'''⌒ ̄\ ,,/ (⌒)⌒(⌒)
( ..:::.. /
~`ヽ________ノ
■□そして攻撃陣は公式球だけを武器に、付近の山賊狩りに出かけた□■
┏ ゴッチン ナッチ アスカ アイボン ┓
┃ G510 G445 G258 .G460..┃ ┏━━━━━━┓
┃ S446 S290 S472 S385 .┃ ┃夢は叶うよ ....┃
┃ P155 P723 P411 P238 .┃ ┃絶対叶うから .┃
┃ FW MF FW .FW ┃ ┃行こう! .┃
┗━━━━━━━━━━━━┛ ┗━━━━━━┛
ヾ;;;ヾ;;;;; ;/_/ヽ;;;;ゝ;;;;; ヾ;;;;''" ゝ ;;;;ヽ;;;;;;ヾ;;;;;;;;ゝ;;ゞ ;ヽ、、、ヾ
ヾヾ;;ヾ /_/ヽ;;;;ゝゞ ;ヽヾ;;;;''" ゝゞ;;;;;;ヽ;;;;ヾ;;;;;;;;ゝゞ ;ヽ、、、ヾ
ヽ;;;ヾヽ/ /;;; ;;;;ヽヾ;;;;;ヽヾ;;;; "''ヽ;;:::ヽ;;ヾ;;;;;;;;ゝゞ ;ヽヾ;;;;
;;;;ヽ|ll/_,/ヾ:::ヽヽ ;;;ヽヾ''" ヽ丶;;;;ヽ;ヽヾ;;;; : ゝゞ;|_,|、_,|
;;|_|;;;/ ./,i :::ヽiヾ; ヽ;; ;|,|‖ "''ヽ;;;;; ヽ ;ヽヾ:;;;|_|_‖|_,|、_,|
:;|_|/.,,/,|_,| ||iil;;;;ヽヾヾ,|,|‖ ''"\\:::|_|_‖|_,|、_,|
::|/ /、,|_,|l|||_|;;;; ヾヽ;;|_|‖ ;;;ヽ_>|_|_‖|_,|、_,|
,,'___/;;;::|_,|;|||_| ゞゝ;;;;;||_| ". ||;;ヽ_> l_ |_,|、_,|
/||;; l|_.|;|||_|||;; l|_|;|||_|,; ヾ,,|| |-|ヽ_> |_,|、_,|
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,/ : ||;; l|_,|;|||_|||;; l|_|;|;;''" '"',| ,|;;|-|ヽ_>、_|
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;;''"'''""" ∧⌒∧ /⌒) /
( `Дメ / / ∧⌒∧ /
/#/=u=u= ノ ( `⊆´ ) ×
ヽ(######) /#/:::::::::ヽ二つ
∧ ,、 / l|〓|(⌒) / l|≡|ヽ
/"ヽ/ヽ (__y) 彡 (__y) (y__)
'"'''"'"'''"' '"'''"
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃
┃ 山賊親分が現れた! ┃
┃ 山賊子分が現れた! ┃
┃ ▽┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■□一週間経過。順調に練習課題を消化してきた加護家。そこへ・・・□■
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@ノハ@
「氏真殿・・・ようやく織田方が (‘д‘ )
代表武将を発表してきたそうで ⊂[ X⊂[)
ござるな?」 )=====( ○
(__Y__)┳┳
⊂ニニニニニ⊃
●
彡 ( ( ミ
( ´・∀・`) 「はいでおじゃる。本来すぐに明かすべき情報をここまで押し隠すとは、
(]つ X と[) まことに姑息としか言いようがないでおじゃるなあ。ホホホホホ。
/  ̄/ ̄/ ./| ところで織田方の代表名簿を見て、まろは大変驚いたでおじゃる」
| ̄ ̄ ̄ ̄| |
|____|/
■□情報→織田方武将一覧□■
【出場登録二十三将】
枠守 壱 酒井忠次
枠守 十五 石川康通
枠守 十六 服部半蔵
後衛 弐 鳥居元忠
後衛 参 高力清長
後衛 四 天野康景
後衛 五 本多重次
後衛 十参 菅沼定盈
後衛 十八 阿部正勝
後衛 廿弐 牧野康成
後衛 廿参 伊奈忠次
中盤 六 井伊直政
中盤 十弐 茶屋清延
中盤 十四 平岩親吉
中盤 十七 大久保忠教
中盤 十九 戸田一西
中盤 弐十 竹之内波太郎
前衛 七 本多忠勝
前衛 八 榊原康政
前衛 九 松平家忠
前衛 十 大久保忠世
前衛 十壱 渡辺守綱
前衛 廿壱 内藤正成
監督 ルイス・フロイス
■□織田方代表たちの所属は・・・□■
|┃‖ |:::| 朝 |:::| ‖┃|
|┃‖ |:::| 娘 |:::| ‖┃|
|┃‖ |:::|_。.|:::| ‖┃|
_____|┃‖ └─-─┘ ‖┃|_____
━━━━┛┃‖ ―――――― .‖┃ ┗━━━━
| ││││┃‖ iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii ‖┃│││││
────────――――――───────
∋oノハヽo∈
( ;´D`) 「氏真殿、この面々は・・・」
(つ|\/|
ι__)_)
⊂二二二二⊃
辻希美は絶句した。
織田方の名簿に載っていた武将たちの顔ぶれは、
全員が徳川家康配下の武将たちだったのだ。
元々は今川の臣従大名だった徳川家。
しかし義元の没後、彼らは躊躇いなく織田家に鞍替えするや
否や、主筋の仇敵である信長の支援を受けて、
旧今川領を切り取り放題にしてきた経緯があったのだ。
さらに今川から徳川に寝返った者の名前も見受けられた。
敵の代表部隊が、織田・徳川両家の混成になるものと
踏んでいた辻は衝撃を受けた。
この人選が、加護家代表監督に就任した氏真に対する
あてつけなのは明らかだったのである。
はなから信長は、氏真が加護家に合流してくることを
見越していたのかもしれない。
●
彡 ( ( ミ ナツカシイデオジャル
「ホホホ、なぜか徳川家の人間で (´・∀・` )
占められているでおじゃるなあ」 ( ∨ )
(⌒_⌒ )
⊂二二二二⊃
しかし氏真は実にあっけらかんとしていた。
この貴公子の反応に、辻は肩透かしを食ったような気持ちになった。
やはり彼は世間で噂されている通りの昼行灯なのか?
覇気のない盆暗なのか? しかし・・・
■□ウジザネ、男の意地!□■
☆ 。 ; ’
゜・。゜゜. . ’
。. ; ; 。
,.
☆ . ::゜.゜。・゜゜゜゜
+ : ::.゜。 ゜・。゜゜.
☆
; ’
゜・。゜゜. . ’
゜。. ;
☆ 。
。 ☆ . ::゜.゜。・゜゜
; ’
。 ゜・。゜゜. . ’
。☆ ・゜゜゜。. ;
.゜。 ゜・。゜゜. . ★ ・゜゜゜ . ( ̄(( ̄(
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ザーーッ ,::;;;::;;::,iiiiii!!lllllliiiiiiiiiiii/ ̄// ̄// ̄/
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illlllllliiiiiillllllllllliiiiiiiiiiliiiiiiiiliiii!!!;;;,,,,,;;;!!!iillllllliiiiii!!;;;,,,,,;;;!!!iillllll!!!iiiiiiiiiiii!!!lll;;:;;;;;;i;;;;i;i;;;iii;i!!;;,/ ̄// ̄// ̄// ̄/
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その夜、満天の星空に向かって彼が何を誓ったのか・・・誰も知らない。
特別編『戦国ストライカー 〜翔けろ、彦五郎!〜』
−つづけ−