2ch全板人気トーナメント〜三戦板の野望〜五拾四

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小臣、謹白す。
夫、三戦板の濫觴遡れば世界史板を追放され、隔離板として志を2chに臨みしによる。
三国志迷、かつて中華を三分せし英傑どもの生死万感を正史、演義、漫画、電脳遊戯にて魅せられし者の総称なり。
戦国者、かつて本邦に麻の如く乱れし足利末よりの時代、天下を望む君臣たちの歴史を大河、電脳遊戯、
小説などで辿らんと欲する者を斯く呼べり。
蒼天にニ日なく、両雄は同一板に隔離されし事を不満とし。倶に天を戴かずとの思いを抱き、竜虎、
三戦板内にて合い争う。さながら、応仁の変の如く、さながら黄巾の蜂起の如く。
人これを笑い、一詩を草す。
「板乱れて荒らしあり 板春にして厨房暴る
叩き合って駄スレにレスを付け
煽りを恨んで鳥の様に叫ぶ
駄スレ300に連なり 良スレ1000取りに遭う
長文書けばログは流れ すべて聴くにたえざらんと欲す

板乱荒迷在 板春厨房暴
叩合駄言繰 恨煽叫心鳥
駄擦連三百 良擦遭千掠
長文書流録 渾欲不勝聴」
我等三戦板、戦を語りて戦を知らず、乱を講じて乱に打つ手なく、ただ一時の煽りと叩きにて、多くの名スレ、コテハンを喪う。
これ将に厨房隔離板たる証左なり。
然れども長き錯誤の時をして、今に三戦板あるや、豈に天命のあるのみならんか。
時至りて二〇〇二年、赤壁にて魏武帝、呉主、先主が会猟書に応じて干戈を交えし時より一七二二年、
天下布武の風雲児信長、敦盛を吟じて桶狭間にて今川義元を討ち取りし時より四四ニ年。
三戦、己の志盛んなりしを誇らん、2ch最萌トーナメントに出師す。
三戦、進出するを三回戦にまで至るでに、三度戦いを交えたり。
予選、己の過疎板なるを多大なる支援と同盟を以って一位の突破し、万板に三戦板ありを知らしめたり。
されど、荒らしアンチの盛んなるをもって一度は沈降の危機を迎えん。
されど決勝に臨みて団結せしは、長き苦難の板史によってなる苦渋を繰り替えさじとの住民の総意なり。
一回戦、三戦板の前に翩翻となびかせしは強靭なるハングル総督府、華麗なる顔文板の旌旗なり。
ハングル総督府多くのネタと最強の支援を以って、顔文字板AAの盛んなるを背景にし、多いに三戦板を苦しむ。
なれど三戦板、四十余の板の加護を受け、以て大業を行なわしむ。
二回戦、厨房の太祖たる名高き厨房板、大いに暴れ、投票所を席巻す。
厨房板陣を背水に布き自ら選対荒れるも厭わず、万千の厨房動かして、尚も多々益々弁ずと。
三戦ネタ苦しく、四面厨房、垓下の項王の感あり。これに勝ちたるも、復も他板盟友の多大なる支援の所以なり。
今、世上を見るにトーナメンとあたかも三回戦は酣、多くの盟邦敗れ、三戦も矢折れ弾尽きし事を憂い、民心揺れ動いて定まらず。
ほの板、2ch随一の癒し板の名高き板にて、名スレ多く住民勁し。多くの支持集めんや必定なり。
嗟嗚、三戦の衰えたるかな、天命の三戦を敗退させんと為すや。社稷の空しからずや。
往古、漢室の外戚、王莽の帝位を簒奪せしことあり。国政は紊乱し、人民は散佚す。
時に宗室の正嗣、光武帝の南陽にあって義兵を挙ぐ。天下、皆な是に従いて漢朝の中興を与に慶ぶ。
蓋し、我等倣わんと欲するは中興の義挙なり。将に三戦の滅ぶべからず、必ずや天命のありて三戦再び興るを佑く。
今、三戦たちて王師を板に募らば、誰か是に応ぜざる者のあらんや。
投票所に三戦板の旌旗翻らば、朝野に是を欣ばざる者のあらんや。敢えて奏上す。
鵬挙あるべし。
小臣、名無しの身にあれども、忠義を尽さんと思わざることなし。
電脳の茅屋に窮するといえども、板恩に報ぜんと欲せざることなし。
菲才は亮に遼か及ばざるも、知謀の限りを運らし、三戦板を輔翼せん。
微力は信長、信玄に遼か及ばざるも、粉骨を馳駆し投票に参与せん。為に両板の情勢を仄聞し、一書を足下に献ずる。
請い願わくば、天下に賢才を求め、王師を投票所に得て、三戦板に再び光を回らしめよ。