【三顧の礼】
劉備が伏龍と称される諸葛亮を招くため、その草盧(まぁ庵みたいなもの)を三度にわたって訪ね、
ようやく諸葛亮を臣として迎えることに成功したことから来た言葉。
(特に目上の者が)丁重に、礼を尽くしておながいすることの例えだが、諸葛亮はどう見ても
居留守使ったりとか、狸寝入りしているように思われる。じらし上手?
【死せる孔明生ける仲達を走らす】
諸葛亮が五丈原の陣中において病没したとき、天文によってこれを知った魏の司馬懿は好機とばかりに、
後退する蜀軍を討つべく軍を出す。しかしそこで魏軍が見たのは四輪車に乗った諸葛亮その人だった…!
「まさか生きていたとは」と司馬懿は慌てて軍を返し、蜀の軍勢はなんとか窮地を脱することができた。
このとき魏軍が見た諸葛亮は、実は木でできた人形。己の死期を悟った諸葛亮が作らせた物だった。
いわば交差点に立っているおまわりさんの人形みたいなものである。