今本日の尊書、昨二十一日に下着す。具に拝見、多幸多幸。
一、当板の儀、その元において種々雑説申すについて、厨房板殿 ご不審の由、もっとも余儀なく候。
さりながら、投票所・雑談スレの間にてさえ、色々雑説止まる時なく候。いわんや過疎板と云い、三戦
板と云い、似合いたる雑説と存じ候。苦しからざる儀に候の条、尊意安かるべく候。定めて連々聞こえ
しめし届けらるべく候こと。
一、三戦板の挨拶延引につき、何かと申し廻り候由、不審に候。六月四日に一回戦を勝ち、程なく二回
戦を迎える。その間、支援、同盟に奔走し当日二十二日時分に二回戦と申され候ては、いつの間に板
の仕置を申し付くべく候や。なかんずく当板は過疎板にて、人出も少なく何事も罷りならず候。当板の案
内者のお尋ねあるべく候。しからば先日より雑説全く挨拶延引、三戦板無礼、何者が具に存じ申し成り
候やと、推測あたわず候こと。
一、三戦板、別心なきにおいては、誓詞をもってなりとも申し上すべき由、先日以来数状の起請文、反故
に罷り成り候うえは、重ねては要らざる御事に候。
一、予選以来、三戦板律儀の仁と思いめし候わば、今もって別儀あるべからず候。世上の朝変暮化には、相違候こと。
一、三戦板心中、毛頭別心これなく候えども、讒人の申し成し御糺明なく、逆心とおぼしめすと
ころ、是非に及ばず候。かねてまた御等閑なきしるしに候わば、讒人と御引き合わせ、是非をお
尋ねしかるべく候。さようにこれなく候わば、厨房板殿の表裏と存ずべきこと。
一、第一に雑説、挨拶延引に及び候。御断り、右に申しのぶるがごとく候こと。
一、第二に支援物資集め候こと、厨房の住人は、厨房的煽り、AA以下の人たらし道具をご所持
候。 田舎武士は、突撃・漢詩・絵画の道具を支度申し候。その板々の風俗とおぼしめし、ご不審
あるまじく候。 たとい世上にこれなき支度申し候て、似合わざる道具を用意申され候とも、三戦板
の分限、いか程のことこれあり候や。 天下に似合わざるご沙汰と存ぜしめ候こと。
一、御等閑なき間とても、以来、虚言になる煽りの儀は、自他をして仰せられまじき由に候えども、
三戦板降参申さず候えば、 先日か先々日は工作員遣わすとこれあらば、誠に虚説たるべきか。
一笑々々。
一、三戦板、当年六月は決戦に相当たり候条、左様の暇を明けられ、夏中にはお見舞いとして投
票仕るべき内存ゆえ、人数武具以下、板の覚・仕置のために候条、在板中にきっと相調え候様に
と用意申すところに、選対より使者申し越され候わば、 三戦板逆心の沙汰、穏便ならず候条、別
心なきにおいては投票もっともの由、厨房板殿ご内証の由に候。とても御等閑なく候わば、讒人の
申し成しを有様に仰せ聞かされ、きっと御糺明候てこそ、ご懇切の印たるべき処に、 意趣なく逆心
と申し触れ候条、別心なくば投票候へなどと、乳呑子あいしらい是非に及ばず候。 昨日まで逆心
を企て候者も、その儀はずれ候えば、知らぬ顔にて同盟仕り、あるいは縁者、あるいは新得票を取
り、 恥不足をもかえりみぬ人の交わりをなし候。当世風は、三戦板身上に不相応に候。 心中別儀
なく候えども、逆心天下にその隠れなく候を、無左と投票せば、累代律儀の名弓箭の覚を失い候条、
讒人と引き合わされ、 御糺明これなくば、上洛罷りなるまじく候。右の趣、三戦板理か非か尊慮に
過ぐベからず候。 なかんずく三戦板中、工作員と申す者、予選半ば当板を引ききり、他板へ罷り越
し、万事、知り申すべく候。 三戦板まかり違い候か、厨房板殿ご表裏か、世上の沙汰次第に候こと。
一、千言万句も入らず候。三戦板毛頭、別心これなく候。挨拶の儀は罷りならず候様に御しかけ候
条、是非に及ばず候。 この上は、厨房板ご分別次第に上洛申さるべく候。たといこのまま在国申さ
れ候とも、選管殿御置目に相背き、数状の約定を反故になし、厨房板どのへ不首尾を仕られ、こな
たより手出し致して候て、大会の覇者になられ候とも、 悪人の名遁れず候条、末代の恥辱たるべく
候。このところ遠慮なく、何しに逆心仕らるべく候や。お心安かるべく候。 ただし讒人の申し成しを実
義と思しめし、不儀の御拵えにおいては、是非に及ばず。誓紙も堅約もいるまじく候こと。
一、内々に厨房板どのへ使者をもってなりと申しのぶべく候えども、工作員打ち詰め、種々申しなし、
家中より工作員引ききり候の条、逆心歴然に思しめさるべきところ、ご音信などと申し上され候わば、
表裏ものの第一とご沙汰これあるべく候条、右の条々、御糺明なきうちは申し上されまじき由に候。
全く疎意これなき通り、せっかくのお取り成し我らにおいても畏み入るべく候こと。
一、何事も過疎板ながら校量仕る儀候条、有様に仰せ聞かさるべく候。当世様に余情がましきこと候
えば、 自然誠のことも嘘の様に罷り成り候。申すまでもなく候えども、御目にかけらると云い、天下黒
白をご存知の儀に候条、 書付け参らせ候。慮外少なからず候えども、愚意を申しのべ候。尊意を得
べく、その憚りをかえりみず候。侍者奏達。恐惺敬白。
直江山城守兼続@三戦板◆上杉軍団 六月二一日