北方三国志について語ろう。 第2幕

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198ハードボイルド北方
よう、童貞ども、久しぶりだな。 俺の、渾身の、最終巻は、読んだか? どうだった、
泣けただろう、俺はくたびれた。 より正確に、言うと、この作品に、くたびれたのでは、
ない。 自分の人生観、そう、己が人生観に、疲弊した、のである。 ハードボイルドって
なんだ? 一体なんだ? その結論が、忌まわしい形で、俺の中で、出てしまったのだ。
 ハード、ボイルド、、、、つまりそれは、ただの強がり、ではないのか? 弱い自分を
見せたくない、だけではないのか? 最近は、EDに悩まされ、金で女を引き止める、自分
に、嫌気がさしてきた。 俺の心は、実は、孫権に最も近い。 俺は、孫権。