関ヶ原で西軍が勝利した場合−慶長十二年前期版−

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1逆臣
そして時代は流れていく・・・・・

前スレ「関ヶ原で西軍が勝利した場合−慶長十一年後期版−
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2無名武将@お腹せっぷく:02/03/05 00:04
2get
3野武士 ◆dOgOu8gA :02/03/05 00:31
領地一覧(多少修正)

伊達の旧領(58万石)・・・大谷吉継殿。国替え。
会津、南部・相馬・津軽旧領、越後(200万石)・・・上杉殿。 (処分待ち)
出羽(50万石)・・・旧秋田領のうち、秋田10万石を木下殿。残りは豊臣直轄。
常陸・下野(98万石)・・・佐竹殿。 (処分待ち)
上野(沼田除く)・下総・上総・安房・相模・武蔵(江戸除く)130万石?・・・旧宇喜田領。(真田家預かり)
江戸・・・豊臣直轄地。
伊豆・・・真田殿。うち5000石は石田殿へ。
駿河・遠江(40万石)・・・沼津10万石は真田殿。残りは豊臣直轄or小大名用。
三河、尾張清洲(52万石)・・・小西殿。
尾張残り・・・豊臣直轄。
美濃・・・織田秀信殿。田丸以下、小大名は組下に。
飛騨・・・豊臣直轄。
信濃・甲斐、上野沼田・・・真田殿。
加賀・能登・越中(120万石)・・・前田家
越前北庄(20万石)・・・青木一矩殿
越前敦賀(30万石)・・・丹羽長重殿
若狭(15万石)・・・木下勝俊殿
伊勢半国(30万石)・・・氏家行広殿。他の小大名は組下に。
伊勢・桑名・・・豊臣直轄。
志摩・残りの伊勢・・・九鬼嘉隆殿。
伊賀・・・真田信繁殿。本家より独立。
近江・・・石田三成殿。
大和、山城南部・・・吉野朝廷御料(舞殿支配下)
摂津茨木・・・10万石で石田正澄殿。
紀伊和歌山(14万石)・・・蒲生郷舎殿。
紀伊新宮(10万石)・・・堀内氏善殿。
丹波・・・小野木公郷殿。
丹後・・・宮津(20万石)安国寺恵瓊殿。残りは豊臣直轄。
但馬・・・豊臣直轄。
淡路・・・豊臣直轄。
因幡、伯耆・・・宮部長煕殿。
備前・・・毛利秀元殿。
安芸・周防、長門、石見、出雲、備後、備中・・・毛利家。
阿波、讃岐・・・高松(25万石)蜂須賀家政殿。残りは豊臣直轄。
伊予板島(藤堂高虎旧領8万石)・・・小川祐忠殿。本領に加え加増。
伊予残り・・・小大名で分配
土佐・・・長宗我部殿。
豊前は毛利領。
豊後臼杵(6万石)・・・大友家
豊後その他・・・福原家を筆頭に小大名。
筑後・・・立花殿。
対馬・・・宗殿。
肥後・日向・薩摩・大隅・琉球・・・島津豊久殿。
筑前・・・立花殿。(博多は直轄)
肥前・・・名護屋10万石片桐殿。佐賀30万石増田殿。壱岐 宗殿。
筑後・・・柳川25万石長束殿。

なんか、あったら言ってくれ。

4立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/05 00:35
>大坂表 豊臣秀頼様、執権殿

亡夫の遺品を整理していた所、先の関東の役において佐竹家と交わした和睦の約定書が出て参りました。
当家家臣小野和泉の話によれば、和睦条件と進展状況は逐一前田殿にも連絡していたとの事です。
当時の関東遠征軍総大将である故島津殿の裁可も得た正式な書簡ですので、反故にしては天下の信望を失いましょう。
佐竹家に対する仕置きはこの線に沿って行うべきかと存じます。

立花華梅(署名)
5立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/05 01:59
和泉「我らの関東での戦功武勲の数々全て無かった事でござるか」
三河入道「二股膏薬の真田づれが大きな顔をしくさりおって。我らが黙っておれば、宗茂公を討ったと吹聴し続けて余計に一国かすめ取るつもりであったろうわ」
茂忠「何が武田様、よ。傀儡に担いだ信玄の孫か?自分の汚名を名族の血でそそごうてか。笑わせてくれる」
成家「増長満の真田討つべし!」
雪下「ええい、やめぬか!何を馬鹿な、これ以上戦を続けて何とするか!少しは落ち着け!」
和泉「国老様は口惜しくはないのでござるか!」
雪下「そういう話ではないわい!誰が口惜しいとて、華梅様に決まっておろうが!」
和泉「・・・!!」
華梅「・・・構いません。それより、あの文面がそのまま通るとは思えません。あれが現実化すれば、それは前田殿の政治的な死を意味する」
雪下「左様。前田殿、ひいては前田殿の盟友たる石田党の失墜でござろうな」
華梅「真田は西の毛利、東の木下を抱き込むつもりなのでしょう。今度の仕置の事を考えれば、真田がその気で前田殿が倒れれば覇権は真田の手に落ちるでしょうね」
和泉「蜂須賀殿や増田殿の画策している連合構想はどうでござる」
華梅「肥大化した真田と木下、現状維持を狙う毛利の連合の前には力不足ね」
雪下「前田と蜂須賀殿らの連携はあり得ぬでしょうな」
華梅「難しいでしょう。と言うより、彼らの前田殿排斥の動きは結局真田を利しているとも言えます」
和泉「では我らはどうすればよいのでござる」
華梅「島津の家中がまとまれば良いのだけれど。島津家とは変わらず盟友関係にあるし」
雪下「しばらくは難しいでしょうな」
華梅「結局は交易を通じて力を付けること、これに尽きるわね。筑前の50万石だけでは力不足でも、海上交易でそれ以上の富を築きあげれば」
和泉「覇権を取った中央のどこだかが難癖を付けてきたらどうなります」
華梅「・・・そう簡単にはいかない筈よ。ヤン商会の存在は切り札になる」
6九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/05 02:28
近衛信尋の母、藤原(近衛) 前子様の代父は関白 豊臣秀吉様(父前久の猶子)。
マロは、その前子様より信尋を託されたのでおじゃる。
京都では、織田殿に保護されたいと思うておる。
マロと信尋仇なす者は、豊臣家と朝廷を敵に回すことになるのでおじゃる。
(海で立花の後家さんと遊びたかった。ヤン殿を、その一点のみで怨む。)
7九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/05 02:37
信尋様でおじゃる。上の6には、様があると思うて読むように。
清子様を、秀就様の正室にとの中和門院(前子様)様の内意をお伝えいたす。
中和門院様は、マロがあるお寺に、秘密で匿っておるのでおじゃる。
どなたも、口出しは無用におじゃる。
8氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/05 12:56
松阪城
家老達 「行広様より書状とな…早速実行に移すべし!」

伊賀からの移民に最優先で新田を貸与・格安で売り渡し。
伊賀移民から希望者を募り諜報機関「猛者怒」を設立→予算5万両
(情報収集・解析専門で暗殺や破壊工作はまったく出来ません、警護は少し位)

領内にフカヒレ・アワビ・ナマコの資源保護と藩営松阪屋での専売を布告。
立花殿に上記俵物を販売、代わりに漢方薬原料を仕入れる、その際に新式銃砲を
5万両分予約(内密にご相談、輸入品等々の国内販売を九鬼水運と当家の営業に
お任せ下さらぬか打診…)

伊賀真田殿に丹薬・漢方薬の販売委託。(日本全国売り歩いて下され)
九鬼殿に木材、鉄を原価でお譲り。(大型輸送船を造られてはいかが?)

ト全 「小隊での訓練を重視し連帯感を持たせよ!」
四日市(長島)にて新兵訓練と下士官育成に奮闘中。
9無名武将@お腹せっぷく:02/03/05 21:10
age
10  :02/03/05 22:11
毛利が納得しないと思われ。
対明貿易権でも与えるか?
11無名武将@お腹せっぷく:02/03/05 23:23
hage
12吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/06 12:08
帽子変えました。暖かいお言葉いただき、お礼申し上げます

豊前が旧来に戻ったようですね。一安心です。
毛利家は、今後内政重視で動きます。
新田開発を行い、各地産物の増産を奨励します。
豊前 酒・木綿・硯
長門 石炭・緑青・碁石・焼き物・銀
周防 鹿皮・紙・荷倉
安芸 塩硝・紙・酒・柿・山葵
石見 銀・鉛・錫・碁石
出雲 鉄・酒・紺染
備中 紙・漆・素麺
伯耆 鉄・漆
因幡 蝋・梅・紙
備前 酒・素麺・焼き物
美作 塩硝・硯石


13長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/06 13:16
<阿波>

四国の兵およそ3000が合流。蜂須賀軍8000と
あわせおよそ11000、阿波にて待機。

※四国兵 小川2000、土佐居残り組1000

東北の諸大名(全軍足してもせいぜい200程度)の
合流はスレ中盤あたりを予定。

長宗我部親忠ら、会議場所変更により伏見へ移動開始。
14蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/06 17:57
増田殿いないし、進行もマッタリしてる・・・
さて、そろそろ伏見で小大名連合の会議を招集いたそう。

【小大名連合総会(wのお知らせ】
豊臣家に忠義を尽くしてこられた譜代の諸侯は、執権制において省みられることなく
今を迎えるに至った。
大老制の元で、内府の暴走を諌止し得ず、また執権制の元において会津中納言の謀反
を防ぐ事あたわず、執権制の問題点を露呈するに至った。
執権制において、執権の権威は豊家の権威ならずして執権家の権威であり、
豊家の命運を執権家の威信に頼っておった。
これは天下泰平、豊家の安寧にとって看過しえぬ問題である。
そこで、新たなる天下の職制の意見を広く諸侯に求めようと思う。
天下泰平の為、良い知恵をお持ちの方は伏見へとお越しいただきたい。

(一応、石高50万石以下の大名宛です。)
15真田幸村 ◆7ytI888I :02/03/06 19:15
−吉野−

幸村 「伊賀よりまいり申した真田幸村でござる。 舞殿との面会を所望したい。」
兵庫 「これは幸村殿、よくいらした。」
幸村 「山を越えてくるのはちと辛いものがありもうした。 もう年でござる。」
兵庫 「さて、書状のことについてぜひお話を聞きたいと思っておりもうした。」
幸村 「この天下を鎮めることを考えておったのだが・・・・

−戦乱の後に東国での覇権を握った真田だが、正式な領地は増えてない。
−真田家は形の上では戦功を立てているので、それなりの恩賞を求めてくる。
−しかし、立花軍との衝突などの作戦ミスもあり、処罰する面目もある。
−これ以上真田家の力を増やすのを防ぐために、表だった恩賞はなし。
−そのかわり武田家に征夷大将軍の位に任ずる。
−秀頼様を太政大臣兼関白に就任させる。
−将軍家は上方で小領にて保護、天下の政は関白の名のもとに行う。
−太政大臣、関白、征夷大将軍の位を命ずるかわり、豊臣家は朝廷を公認。
−吉野帝は都を京に戻す。 勾玉のことは秘密にしておく。

と、天下をまとめるよう考えておりますのじゃ。 舞殿、お願いしもうす。」
兵庫 「・・・・・・」
16氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/06 19:33
伏見城にて

行広 「僭越ながら某より意見を述べさせて頂く、まずはこの会議の為、お骨折り
    頂いた蜂須賀殿に一言お礼申し上げる。(ペコリ)
    さて、某も過去の大老制度、現在の執権制度にはいささか疑問が御座った。
    …(ややソフトに意見を述べる)以上が某の意見で御座る、ご静聴忝なし。」
(要約すると豊臣家が選んだ国老と譜代や諸侯が選んだ国老数名による合議制
 国老は現在の国務大臣クラスで任期有り、それを譜代から選ばれた各奉行が
 補佐する、奉行は現代の事務次官クラスで任期無し、各自の選び方は大名に
 よる制限選挙方式で豊臣家が任命する)
17無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 21:57
hage
18長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/06 22:23
<到着が遅れているため手紙で要約>

今回の戦で解るように例え天下に名だたる名士忠臣で
あっても一度権力を手に入れるとろくでもない邪心に
取付かれることがあることが明白になった。豊臣の世
を磐石にするには二通りあるかと。一つは武によって
強力な大大名を討ち果たし自らを文句が出ないくらい
大きくすること。なれどこれでは国が立ち行きますま
い。よって合議制がいいと存ずる。任期を定め一大名
が強力になりすぎぬよう気を配ればいらぬ邪心に心奪
われることもございますまい。吉野朝はこちらが立て
られる貴人がおらぬ以上認めるのが筋かと。
19長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/06 22:34
<手紙で要約2>

吉野は天険の要害、戦するには辛い上賊軍扱いでは
ぞっとしませぬ。しゃくかもしれませんが下手に被
害を出すよりはましかと。
関東での毛利と立花と真田の戦、我らはどちらにも
つけませなんだ。私戦と外から見ればそう見えたか
も知れませぬが・・・。正直最前線で情報が誤って
おった可能性もござる。しかしどちらにも明確な義
のようなものがあり、我らのような小大名では止め
られなかったのもあります。我らはこの戦について
の話は控えます。どちらも正義を唱えておる今、何
をしても遺恨を残すでしょうな。しかし、ここで止
めておかねば又なにがしか起こすやも知れませぬし。
難しいものです。
20吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/06 23:13
可児才蔵殿、小幡勘兵衛殿を安国寺殿が雇っておられたようですが、
今後は、吉川家のもとで、毛利軍の指揮を取っていただきます。
真田殿にお願いですが、そろそろ毛利家の本軍をお返しください。

毛利輝元様のご葬儀は、安芸広島において、しめやかに内々でおこないました。
秀就様は葬儀に出席の後、すぐに大坂に戻られました。
毛利家の家督は、すべて秀就様が相続いたしました。
家臣一同で相談いたし、秀就様が二十になるまで、この吉川が毛利家を運営することになり、
全権を預かることとなりました。



21九鬼嘉隆 ◆7DyZok4c :02/03/07 00:10
毛利家の家督相続は祝着でござる。当家から祝いとして真珠一箱、酒一樽を送り
まする。

〜伏見城〜
九鬼大隅守嘉隆でござる。豊臣譜代ではござらぬがお招きいただき感謝いたす。
当家も長宗我部殿と同様に会津中納言討伐に参戦した経緯を持つので、あの戦
については今は申しません。
・・・ああ、まず職制への意見でござったな。かっかかか。
我が家の考えとしては、最終決議者は一人ではいかぬと思う。
よって、豊臣家の最高意志決定機関(名称はどうでもいいが)は、このように。
年寄衆 3人で構成。構成者は豊臣家指名一、百万石以上大名一、豊臣家奉行一
    年寄衆は蔵入地すべてを管理。
会津中納言が無用の乱を引き起こしたのは、失礼ながら豊臣家が弱いと感じられた
であろう。各地の蔵入地を豊臣家で直接管理が望ましいと考える。
(上杉家領及び宇喜多家の没収地は大部分蔵入地にいたすべき)
なお、危機管理については、年寄衆がすべて責任をおう。
(年寄衆がそろう状況はないかと心得ます。非常出動権力は任せるべきと)
また、奉行衆も常に相互の監視が必要と考える。
22舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/07 00:29
吉野・賀名生朝廷

>>15を受けて

  これは左衛門佐殿(以前吉野朝より右衛門督を任じたがややこしいので)
  よくまいられた。
    以下 >>15 のやりとり
  ふむ、これはおそれいった。貴殿がそこまで考えておったとは。
  
  思案した上でしかるべき返答をしたいと存ずるが、その前に・・・

     膝をすすめ・・・・・・

  左衛門佐殿の真意をお聞きいたしたい。
  この兵庫が治部様大事はおわかりであろうが、こたび

   1.武田家による幕府開設
   2.前秀頼公守り役として、豊家体制の強化
   3.真田本家と組み天下の仕置きをする
   4.・・・・・・・ご自身で天下の仕置きをする

  いずれであろうか、まずはそこをききたし。
23舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/07 00:31
吉野・賀名生朝廷

 蒲生 郷舎殿に書状

  急ぎ、吉野へ来れれたし。

     兵庫
24蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/03/07 00:40
吉野・賀名生朝廷へ。
行き違いでござるか。
裏にて・・・
25九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/07 01:02
近衛信尋様ともども、今は京にて隠れ住んでおります。
織田殿の保護をお願いいたします。
26佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/07 13:16
義隆「早く処分が決まらぬものかなぁ。」
家臣「殿、それほど慌てなくても連絡がござりましょう」
(佐竹家は処分決定を待っています)
27真田幸村 ◆7ytI888I :02/03/07 16:37
舞殿、拙者の心にありきところは2、豊家盤石の天下にござる。
なればこそ豊臣の外にいる者を封じ込めることが目的にござる。

拙者が思うに、舞殿は主家の石田殿に仕えることを心にしておる。
石田殿は豊臣家の中におる人ゆえ、拙者も協力いたす。
お互いの目指しておる物が同じと見えたゆえに、舞殿に相談に参ったのじゃ。
どうでござろう?
28真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/07 20:34
佐竹殿を京にお連れいたした。兵20000を移動させると書いたが、
都・大坂に大軍が来ても物騒なだけなので、500のみとした。
残りは、信濃・甲斐・上野・駿河に戻した。
伊豆は豊家に返上し、駿河領有。駿河の検地を開始。
●佐竹家・上杉家に寛大なる処置をお願いいたす。
●武田様、木下様に充分なる恩賞をお願いいたす。
●氏家殿のお働きもお見事であり、恩賞に価すると考える。
●毛利家・前田家・立花家の行き違い、毛利家に謀反の証拠の有無により判断したい。
多少の行き違いは戦場ではあるもの。戦闘を仕掛けることなく亡くなられた毛利殿に、
罪があるとも思えない。豊家の軍でありながら、行き違いの確認をせず、
戦仕掛けた立花家、罪に問う必要ありと具申いたす。
●関東に豊家譜代衆が入られること。異存ありません。

報告 父・昌幸が、上杉領より、船大工多数を領国に連れ帰りました。
【伏見城】
皆様、お茶と茶菓子にございます。

氏家「おお、有り難く頂戴いたす」
九鬼「ずずーっ(お茶を飲む音)ふぅ、ところで秀則殿。先ほどより岐阜殿の姿が見当たらぬようだが…」

はっ、兄は先ほど所用で城を退出されました。

丹羽「(゚Д゚;)」
福原「大事な会議の途中にどこへ行かれたのか!織田殿は事の大事さがわかっておられぬのか!?」

はぁ…恐らく一刻ほどもすれば帰って来られるのではないかと思いまする。平に御容赦をっ。
(ひぃ〜、早く帰って来てくだされ〜兄上ぇ)

【織田秀信、中座中、、、】
30織田秀信 ◆OH.emODA :02/03/07 22:21
【京某所】
お初にお目にかかります。織田秀信でございます。
吉野よりの脱出、艱難辛苦を極めたことでございましょう。
しかし、もう御安心を。卿の身辺は某が守護いたしまする。
伏見城内の屋敷なら最も安全でございますが、卿が望むなら御所近くの屋敷に警護の兵を配置いたす所存。
実は諸大名の会議を中座して来ましたので間もなく帰城しますがこれからのこと、お任せあれ。

【九条忠栄卿・近衛信尋卿を保護、保護先は九条卿にお任せします】
31増田長盛 ◆vVKeNmR. :02/03/07 22:38
S級忍者5傑

○猿飛佐助 所属:真田(幸)家
○霧隠才蔵 所属:真田(幸)家
○風魔小太郎 所属:佐竹家
○飛び加藤 所属:??(どうやら慶次と行動を共にしているらしい)
○玄嵬 所属??(紀州・南大和にいるらしい)

番外○天狗党主 芹澤加茂? 所属:??

こんなんでどうでしょうか?。
32九鬼嘉隆 ◆7DyZok4c :02/03/07 23:19
〜鳥羽城〜

守隆:祐慶はおらぬか。
青山:いつものとおり船戦の演習かと。
守隆:至急の用じゃ。城へ呼び戻せ。
(一刻後)
祐慶:あー、いい湯であった。何じゃ、兄貴。
守隆:(苦笑)至急といったのに。暢気に風呂か。
祐慶:お小言なら結構。用件のみ伺うぜ。
守隆:父上から書状じゃ。今すぐ大坂へいけ。
祐慶:大坂ー?何でじゃ。
守隆:しらん。父上も相変わらずじゃわい、用件のみじゃ。
祐慶:俺の子飼いの連中の演習にもなるし、いってくるぜ。

【九鬼祐慶が大坂へ向かいました。】

蜂須賀殿、後よろしくー
33讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/03/07 23:59
<堺・讃岐屋本店>
利厳「番頭はおるか。」
番頭「これは利厳殿、いつお帰りで。」
利厳「つい先日じゃよ。」
   「やん商会の澳門、呂宋遠征にも参陣し、なかなか楽しかったぞ。」
番頭「それは祝着に存じます。で、戦利品は?」
利厳「おぬしも商人よのう。南蛮の船大工に技術者じゃ。」
番頭「そんなもの一文にもなりませぬなあ。」
利厳「おぬしにはこれじゃ。」
(箱から呂宋の壺を取り出す。)
番頭「(ニッコリ)これなら充分にございまする。」
   「で、船大工に技術者はどうなさるので?」
利厳「豊臣家にて召抱えてもらう事になろう。とりあえずは淡路に行って貰うことになろうのう。」
   「ところで、おぬしに相談じゃが諸国を回って、話して欲しい事がある。」
(話を聞いて・・・)
番頭「それなら、皆も納得いたしましょう。この讃岐屋に御任せあれ。」
利厳「頼みまするぞ。」
34樋口与六 ◆NAOEvG8U :02/03/08 00:26
越後で確認された上杉景勝の遺言。家臣はこれに従う。

ビベロ殿より預り船。メキシコより戻る予定の船。上杉家の所有する洋式船の全て。
船匠、上杉家水軍。沼津に回航いたし、真田昌幸殿のものとする。
越後・米沢の倉内の金・銀(慶長十一年採掘分・前年度と同額)、すべて真田殿に譲ることといたす。
ヤン商会より頂きたる金・火薬・銃砲、すべて真田殿のものといたす。
大久保長安、真田殿に仕官。

上杉家が取り潰し・減封等により仕官できなくなった者は、
木下殿、真田殿を頼るように。



35立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/08 00:58
華梅「・・・以上です。よろしいですね」
李商会幹部「承知です。うまくやってご覧に入れますよ」
ヤン商会幹部「しかしこのような事が起きますかね」
華梅「起きるべきではないけれど、そうも言っていられない。もう手の付けようが無いのかも知れないわね、この国も」
李商会「末期的ですな。珍しくも無い事ですが」
華梅「気概がある英雄というものは続けては出ないと言うことよ。織田信長、豊臣秀吉、そして覇者になり損なったにしても気宇壮大であった徳川家康。その後が続かなかった・・・この国の歴史にとって不幸ね」
36無名武将@お腹せっぷく:02/03/08 00:59
秀頼がいる。
37長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/08 01:17
<まもなく京都>

親忠  「此度の戦の恩賞はどの程度かのう?」
北畠  「さて。多くの大名が消えましたからな。
     上杉領、佐竹、岩城領の大半に御家断絶
    の宇喜多領。毛利領は吉川殿がなんとかす
    るとして。世継ぎの不安な島津領や立花領
    も下手をすれば・・・」
親忠  「えらい量じゃな・・・豊家が全て背負い
    込むにはきつすぎるのではないか?」
北畠  「きついでしょうな。石田治部の隠遁後の
    豊家の姿は忠臣が背く程度に成り果てまし
    たから。治める人材がおりますまい。まあ
    気楽に待ちましょう」
親忠  「ところで上杉と佐竹は残るのかのう?」
北畠  「・・・上杉が消えれば佐竹も消えるでしょ
    うな。ですが信州真田が動いておる模様。形
    程度は残りましょう。形だけでも我らの石高
    の数倍なのがしゃくですがな(苦笑い」
38長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/08 01:32
<次くらいつくかな>

親忠  「・・・わし等も盛親のことがるから深くは言わぬ
    がな。上杉佐竹は名門じゃ。いっそのことつぶして
    しまうように動いてはどうだ?」
北畠  「今の真田は日の本一の実力者。無駄に煙たがれる
    必要はありませぬ。上杉は山浦こそおれど次の当主
    は傀儡、表舞台にでることはありますまい。それに
    佐竹は・・・」
親忠  「・・・豊家に弓を引いて宇喜多領に侵攻、豊軍が
    迫るや今度は上杉に弓引いて二城を奪った。これは
    凄まじいな・・・」
北畠  「忠義の士として通っていた佐竹の名、自らで泥塗
    ったも同然でござる。実はとれましょう。一国程度
    は残るでしょう。しかしその結果あの家は全ての国
    から信望を失った。上杉との関係は最悪であろうし
    立場上関東の勢力も誰も佐竹にはつかん。宇喜多の
    旧臣も又同じ。そして豊家の大名も彼を最早信じる
    者はいないでしょうな。自業自得とは申せ・・・」
親忠  「・・・村八分か・・・。信頼は一日二日で回復す
    るものではないからなぁ・・・軽く十年、いや二十
    年はかかるか。・・・悲惨じゃな・・・」
39増田長盛 ◆vVKeNmR. :02/03/08 05:11
増田家の状況と行動を整理しておきます。

●増田長盛…大坂城本丸にて七手組と共に居住。前田殿に外城を抑えられている為に軟禁中。
●大隈信吉…大坂増田屋敷にて待機、真田本家の追撃により大勢の佐賀衆を討たれている為遺恨有り。
●渡辺勘兵衛…佐賀城に帰還済み、立花殿の手厚い対応により立花家に好意的
●増田盛次…佐賀城にて居住、兵役も解除。

対外感情 ◎=盟友 ○=友好 △=普通 ▲=警戒 ×=敵視
・蜂須賀家…◎ ・片桐家…◎ ・吉川家…◎ ・立花家…○ 
・長宗我部家…○ ・氏家家…○ ・九鬼家…○ ・真田(幸)家…○ 
・織田家…△ ・蒲生家…△ ・吉野朝…△ ・真田本家…▲
・前田家…▲ 
前田は領国に帰ったじゃん。
41立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/08 18:01
うちは今の所中立を標榜しているのですが、今の所こんな感じで。
現在空白の大名も入れています。

<好意的>前田、島津、蜂須賀、増田、片桐、氏家、長宗我部、真田(幸)、九鬼、蒲生
<中立>吉川、織田、吉野朝廷、小西、佐竹、木下
<警戒>真田(信)、上杉

こうして見ると、割合全方位外交なんですね、うちは。
42立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/09 00:36
<動きがないようなので、表面上の立花家の動き>

ヤン商会を仲介に使い、インド南方諸侯と通商交渉開始。同時にバタヴィアの東インド会社に使節派遣。
李商会・ヤン商会による広東海賊掃討開始。掃討終了後、南明の海禁政策の例外として対台湾貿易の認可を宮廷に工作。
ゼーランディアの防備強化及び都市機能、製造機能の整備。
島津殿が援助していたアユタヤの山田長政への援助を引き継ぐ。
遠賀川西岸、芦屋に要塞の建設開始。
鎮西の都市基盤を拡張。鎮西の北東津屋崎に要塞、神湊に造船所と軍港の建設開始。
広東より船大工を移転、中国船の構造と西洋船の帆走設備を兼備した新型船の研究を開始。
戦時動員を解除。常備軍の編成を連隊規模に再編。農家の次男、三男等を対象に軍事教練制度を設置。


43九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/09 01:22
〜大坂港〜

金 剛:さて、荷は確認したな。
川 面:何回確認するんじゃ。お前は鳥頭か。
金 剛:じゃかましい!!どうせ、わしは鳥頭じゃ。
国友衆:あのー 俺達どこにいくの?
川 面:九州立花領。
国友衆:えー、そこまで聞いていないぞ。
金 剛:あとから説明する。出港!
国友衆:あー、陸がはなれていくー!

【九鬼水運、出港】

44無名武将@お腹せっぷく:02/03/09 01:47
hage
45無名武将@お腹せっぷく:02/03/09 22:45
なんやもうおわりかいな
46長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/10 00:00
<伏見>

(長宗我部親忠が伏見に到着しました)
47長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/10 00:10
<会議場前>

親忠  「(結構な数じゃな・・・。わしらはどうすれ
     ばよい?)」
北畠  「(何もする必要なし。目立つ必要も意見を朗々
     述べる必要もわしらにはございませぬ。多少の
     石高を頂いて帰るだけですよ)」
親忠  「(・・・もし恩賞がないときは?)」
北畠  「(・・・おそらくそれはないでしょうが。それ
     は豊家に忠実に従った軍が無視されるわけで、
     豊家の存在が正にゴミ同然になるのと同じです)」
48蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/10 00:33
【伏見城・大広間】
(ちと長宗我部殿に耳打ち)
論功行賞の素案なんじゃが、長宗我部家に置かれては土佐にこだわりが御座いますかな。
無ければ・・・・・
49長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/10 09:05
>>48

(蜂須賀殿に耳打ち返し)
父祖の地にてこだわりがないといえば嘘になります、が条件
次第です。・・・ただ、海を失いたくはない。それさえ応じて
くれればあとはお任せいたすよ。
50山浦景国・真田に臣従 ◆RCXqQRMw :02/03/10 10:32
大坂に使者を派遣
上杉景勝様、直江兼続殿が亡くなり、上杉家としては真田殿に臣従しつつ、
上杉家の家督をご嫡男にお譲りいたしたく存じます。
上杉家の軍勢、暴発せぬようおさえております。
それがしの命令に服従する形でまとまっており、軍勢としてのまとまりは、
上杉様亡き今も、決して崩れてはおりません。
反乱などは起きませんので、ご安心ください。
当家に減封の沙汰が降るのは当然のことして受け入れる所存です。
北方のみでも結構にございます。(現県名で青森・秋田・岩手)

金・銀は、大久保の指揮下のもと、極秘裏に真田家に運びいれた。
改ざんされた帳簿では、船で商い用に移動中、難破により消失となっている。
山浦、大久保のほか、事実は知らない状態。家臣・他家には漏れない。
運んだ人間にも事実は隠されている上、人足全員が山中にて行方不明。

蝦夷の物産を直江津に大量備蓄。
当然のことして   当然のこととして
指揮下のもと    指揮のもと または 指揮下で

2ヶ所を変更しました。
52氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/10 10:42
四日市(長島)領民兵訓練施設

施設周辺を走る一団
教官  「俺たちゃ無敵だ、最強だ〜♪」
新兵達 「俺たちゃ無敵だ、最強だ〜♪」
教官  「かわいいあん娘を守るため〜♪」
新兵達 「かわいいあん娘を守るため〜♪」

山中にて
教官  「一番早く木を切り倒した班には、次の休暇での外出を許可する。」
新兵達 「おおぉ!」

施設内にて
教官 「いいか、戦では判断に迷う時がある、しかし、上官の命令を忠実に
    遂行しろ、それで敗れようともお前達に責はない。」
下士官候補生達 (フムフム)

執務室
参謀 「第5期生より新規入隊者が倍の千になりました。」
ト全 「そうか、増員(教官)急げよ。」
参謀 「はっ了解しました。」

氏家領で戸籍調査が始まり、隣組制度が導入されました。
53真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/10 11:32
忍びの報告を聞き
なにっ、それは確実な話か。

大坂城奥御殿に使者を派遣いたします。
成田氏御息女様に、大判50枚と絹布、美しき織物等を贈呈いたしました。

大坂表に意見書
宇喜多様には、秀高様、秀継様のお二人のお子がございます。
お家断絶とせず、いずこかで所領を安堵いたされますよう、お願いいたします。
佐竹家の仕置き、緩やかなるものにてお願いいたします。
上杉家の仕置き、緩やかなるものにてお願いいたします。

中仙道封鎖の罪、父昌幸の隠居により、謝罪の意を表します。

秀頼様に、信濃名物の栗羊羹を進呈いたします。


54真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/10 11:49
京の九条様に銀100貫を贈呈いたします。
よろしければ、東国でもご案内いたします。
新しき展開があるやも知れませぬぞ。

【真田の忍びが九条様一向を遠くより警護はじめました。】

織田殿に使者を派遣
お邪魔にならぬよう、当家の者も九条様警護につかせます。
不要であれば申して下さい。すぐに引かせます。
真田家大坂屋敷にて、一度、茶でもいかがでしょうか。
55真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/10 12:09
毛利様の軍勢、皆様領国にお戻りになりました。
吉川様、これより先も、よろしくお願いいたします。

領国内の新田開発、溜池掘り、治水工事を行う。
伊豆の各城より、真田家が運び込んだ物資を搬出。
駿府の地を調査。清水港の拡大工事開始。
56海野六郎 ◆7ytI888I :02/03/10 13:11
−伏見−

諸大名の皆様方、伊賀真田家中の海野でござる。
殿は伊賀内乱の後にてしばし評定に遅れまする。
拙者のような者でございますが代理で参りました。
これからの豊臣の職制などは殿は皆様の意見におまかせすると申しておりました。

それと、諸大名は大阪への正室と嫡男(いない場合は近親者)を住まわせる事を
決定し全ての大名が実行することをしかと申し上げておきまする。
57細川幽斎 ◆9pYxh45o :02/03/10 15:07
あーあ、出番なくて暇だな。
大坂表でみんな協議しているみたいだけど、
その間にさっさと肥後に行きましょうか。

【堺で遊びすぎた幽斎はやっと肥後に向かう気になったようです】
58細川幽斎 ◆9pYxh45o :02/03/10 15:09
九条様に書状

また歌合わせやりませんか?連歌でも可。
場所は本阿弥様に手配していただくつもりです。近衛様にもよろしく
お伝えを。じゃあね。             ゆうさい
59讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/03/10 15:50
【諸国漫遊中】
江戸は再建途上であまり色よい返事ではないですな。
(まあ、拒否はされなかったが・・・)
京畿の地ではなかなか好評ですな。
西国は大歓迎されたが条件付とは・・・・
大殿に相談じゃろうのう。
60蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/10 16:15
【上杉家・京屋敷付千坂景親への書状】
恭順の意を示すのに、武備を整え、城に篭るとは仕置きに差し支える。
当主、重臣が上坂し、恭順の意を示すことこそ上杉の家名を守る道であると心得るが。
(ゴメン、千坂景親は1606年没なんだけど代わり居ないんで・・)
61無名武将@お腹せっぷく :02/03/10 21:13
真田はドサマギで上杉を臣従させたってか。
誰も文句付けないのかよ。どう考えても勝手過ぎじゃねえか。
62長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/10 22:51
>>61

立花殿以外は弱小の部類に入ってる訳で。
真田に目をつけられると辛いのよ。
61さん、貴殿が秀頼にでもなって恫喝してくれれば
スムーズに話がなるかもしれませんぜ、と言ってみる。
63九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/10 23:19
キーポイントはマロ一行なのでおじゃる。
先の合戦時、吉野より出た綸旨を覚えておられるでありましょうか。
上杉家、佐竹家の罪を許し、停戦を命じておられました。
吉野朝が認められれば、賊軍は上杉家、佐竹家を攻撃した側となるのでおじゃる。
ゆるゆるとした動き見せた諸侯は、みな、綸旨を確認していたとすれば、
その綸旨が偽であったとしても、罪には問えないのでおじゃる。
吉野朝を否定する場合、先の帝にお子があれば・・・・・・。
そうでおじゃる。玉は我が手にあるのでおじゃる。
舞殿、現在の帝より、帝位を譲り受けるような流れであらば、
そちも今上も、よろしき形でおさまると思うがいかがでおじゃるか。
秀頼殿は、いまだ武家の棟梁でも関白にもなられておりません。
早う、関白におなりいただきたいでおじゃる。
織田殿、将軍職とて夢ではないのう。
64蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/10 23:27
さて、そろそろ諸侯の意見も出揃ったようじゃのう。
(織田殿の意見がまだだけど・・・)
諸侯のおっしゃられる事は誠に道理を得ておる。
頼朝公の折に作られた執権制がどのような道をたどったかを考えれば、
執権制の廃止もやむを得まい。
また秀頼公も、もう十五になられる。諸侯の助けがあれば政務を見る事もできよう。
よって、秀頼公が御自ら執権職の廃止を宣し、
忠臣、功臣を持って秀頼公の政務を補佐するようにするのが望ましいと思う。
さて、後の職制じゃが、諸侯が皆、合議制を望んでおる以上それに従うのが道理である。
そこで、五名よりなる議定職を新設し、
二名を入れ札にて、
二名を大身格の家より交代で出し、
一名を秀頼公より直々に指名すると言うのはいかがじゃな。
諸奉行衆を其の下に置き、政務を実行する形にするのはいかがじゃな。
65蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/10 23:31
論功行賞の素案
(まずは加増から)
木下家・・・・・大谷家旧領に米沢、山形(計45万石)の加増
真田(信)家・・上州に置いて30万石の加増(※1)
毛利家・・・・・旧宮部領(20万石)の加増(※1)
島津家・・・・・筑後久留米15万石の加増
立花家・・・・・筑後柳川10万石の加増(※1)
九鬼家・・・・・伊勢にて3万石の加増、九鬼祐慶殿を豊家直臣として2万石で召抱え。

(次、加増転封組)
増田家・・・・・下総、上総、安房(65万石)に転封
長宗我部家・・・肥前一国(42万石)に転封
小西家・・・・・越後、庄内(60万石)に転封
蜂須賀家・・・・三河、尾張三郡(47万石)に転封
長束家・・・・・土佐、阿波三郡(32万石)に転封
宮部家・・・・・盛岡30万石に転封
真田(幸)家・・姫路30万石に転封
片桐家・・・・・讃岐一国(15万石)に転封

(最後に改易、減封組)
上杉家・・・・・会津50万石(仙道筋、米沢領除く)に減封(※2)(※3)
佐竹家・・・・・下野40万石に減封(※4)
岩城家・・・・・秋田7万石に減封(※2)
宇喜田家・・・・常陸54万石に減封(軍役を果たせなかった事及び、嫡子幼少の為)(※2)
安国寺家・・・・後嗣無き故、豊家に収公

(※1)今後の査問によっては変化あり。
(※2)豊臣家より付家老と守役を派遣。
(※3)船大工、洋式船の豊家差出を追加。
(※4)船大工、洋式船の豊家差出、風魔忍軍の召し放ちを追加。

・武蔵、相模、伊豆、丹後、伊賀の五ヶ国及び、
 陸奥・出羽内20万石、上野内10万石、下総内10万石を豊家蔵入地に編入。
・織田、氏家、石田家などの吉野担当組は形が着いてから加増予定。
66長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/10 23:49
>>65
お疲れさま、蜂須賀殿

親忠  「(肥前〜??・・てことは九州の端か)」
北畠  「(ふむ。やはり内心気づいておるか、我らの
     存在。肥前ならば密貿易がかなりやり易くな
     る。宗と朝鮮が鍵か。・・・ま、今まで上手
     くいっておったのだ。なんとかなるじゃろ)」
親忠  「(土佐のときと比べ良くなったのかのう・・・)」
北畠  「(格段に。土佐ではもし背いても逃げ場があり
     ませぬからな。しかし肥前ならば大陸へ抜ける
     手がありまする。それに石高も増え、良港も多
     い。民の慰撫が一苦労かもしれませぬがな。ま
     あ上出来なのではないですか?)」
親忠  「(そうか。ではわしらは笑顔で帰って引越しの
     準備じゃな)」
北畠  「(正式に決まるまでは待ちましょう。何が起こる
     か解りませぬし)」
親忠  「(そ、そうか・・・)」

<土佐衆、蜂須賀殿の案に従いまする>
皆様、お久しぶりにございます。
拙僧の所領は、戦役前に本家に没収されております。
安国寺他の寺領として、5万石のみ、安芸にていただいておりました。
吉川様のお考え次第でしょうが、一応お伝えしておきます。

戦役時、毛利の目的は、上杉家の独立容認でした。
島津殿、立花殿と戦うつもりは、毛頭なかったことは信じてください。
真田殿とは、戦う可能性考えておりました。
朝廷の綸旨の確認をしておりましたが、当家には何も伝わりませんでした。
武家として大切なことにございます。特に当家にとっては。
九条様が、当時おられればと………。
石田殿が参られていたご様子。またいつか。


68近江商人 ◆vVKeNmR. :02/03/10 23:56
あぁ、お待ち下さりませ。
何かそれがしにお言葉を…
不逞の組下大名をお許し下さいませ。
後ろめたい気持ちで一杯でござります。
69蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/11 00:08
御坊殿、ご苦労さんです。
225は随分上がって(戻って)、ほっと一息でございましょう。
書いてて非常に後ろめたいんですが、(毛利関係については)
丹後は豊臣家からの所領なんで、これは毛利家に勝手にされてはまず〜いものでしょう。
毛利内での権力争いはさておいて、丹後は毛利家預かりぐらいで考えるのが筋でしょうな。
秀元殿いればなあ、逆の目もあったんだけど。(止められてたかもね。)
明国皇帝は法度とすべし。
明国で改革したら、どの国も対抗できん。
伊達・清も同様。伊達はスレに不要。害のみ多し。
私貿易を認めるのはでたらめ。為政者がいないのと同じ。
取り締まれ。謀反と同じだ。(領地の奪取と同等)

71九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/11 01:44
相手してくれるは、真田家のみか。織田殿、連絡待ちます。
真田家に玉が移ると、天下また割れるでおじゃる。

ぢぢい殿、今度古今和歌集の秘伝、お教えくだされ。

70は、的を射ているな。しかしだ、マロも危険ぞよ。
72真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/11 02:29
質問状
一つ 吉野の朝廷は真か偽か。
一つ 上杉家の領地、80万石ほどの安堵、可能なりや。
(浪人多くでると政情不安となる。)
一つ 当家、話し合いの場に出ることは異論ないが、査問との呼び方、
  変えること可能なりや。

まずは蜂須賀様、ご提案、お疲れ様にございます。
当家に加増していただけるとの由、喜ばしく思います。
上野一国領有と考えて、よいのでしょうか?
武田様のこと、主家筋の方であり、主家ではございません。
当家与力と考えております。裏と表は別物です。
官位、参議などいただけれは、これ以上の喜びはありません。
上杉家の船、当家配下となっておりますが、当家としても水軍持ちたく、
そのまま所持許されること、切に希望いたします。
当家、初の水軍。心底より喜んでおりました。
九条様、駿河は温暖にて良い土地です。ぜひお立ち寄りを。
帝位は帝のお子が継がれるべきですな。




73蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/11 06:45
これは真田殿、伏見での内輪の話を聞きつけるとは長い耳をお持ちのようですな。
(会議終わって洩れるのは仕方が無いけどw)

質問に対する答えを豊臣家公式の立場で言えば、
・吉野朝は先帝までを真とし、先帝崩御の後は空位の状態であるというところでしょうな。
(これは前田殿でも似たような答えでしょうな。)

・上杉家の領地は諸侯に諮らねばなりませんな。
 ただし、交渉余地として、あらかじめ仙道筋30万石は空けてある。
 関が原の減封率に合わせてるんで、当初案で召抱えはギリギリ可能と思われる。
 江戸に関東総奉行を置いて三万程度の浪人、国人を召抱える予定である。
 (江戸があんまりあっさり陥落したんで兵を常備させる。)

・査問とは語弊があるが、論功行賞を決める為の聞き取りを行うということで、
問題なければそのまま執行されるということですな。

上野は城などの拠点は真田領、ただし蔵入地が10万石ほど点在していると言う感じですな。
(内訳は真田領沼田10万石、加増分30万石、豊家蔵入地10万石)

船については異論もあるかとは思うが、
一旦、豊臣家に接収した後の真田家下げ渡しが妥当でしょうな。
(いままで持ってなかった以上、無理押しもしたくは無いんで。)
74氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/11 15:10
四日市(長島)砦

ト全 「親爺殿から早馬とな…」
参謀 「御館様はなんと。」
ト全 「まだ少しかかるそうじゃ、松阪に伝令、柳生(宗矩が駄目なら利厳)と
    伊賀崎道順を捜しだし各々三千石で召し抱えよと。」
参謀 「了解しました。」
ト全 「それとな、正規兵を松阪と鈴鹿に集めておけ。」
参謀 「はっ直ちに。」

氏家軍正規兵松阪と鈴鹿へ二千づつ、領民兵(現役)五百は領内各地へ
領民兵(新兵)千は四日市で訓練中
(柳生は兵法指南役として伊賀崎は猛者怒頭として召し抱えたいです。)
75立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/11 16:50
慶次「・・・面白いことをやってるなあ」
華梅「貴方には寂しいかも知れませんが」
慶次「確かにな。だがこれも世の流れというものかもしれんよ。小西家が先鞭を付けた領民兵の流れと、あんたの旦那さんが手をつけた銃兵主体の戦法。手を繋げばこうなるのは見えていた」
華梅「指揮を執るのは経験のある武家ですが、兵たちまで武家である必要はもう無い」
慶次「で、その兵たちから経験を積んだ目端の利く奴を取り立てていけば、指揮官も武家である必要はなくなるかも知れん」
華梅「そう簡単には行きませんよ。武士達は幼い頃から武人としての教育を受けている。これは何物にも替えがたい」
慶次「ま、武士にも算盤や畑仕事がうまい奴もいれば、町人や百姓のも刀や銃をうまく扱える奴もいる。そういう事だな」
華梅「ええ」

<立花家の領民軍事教練、進行中>
76海野六郎 ◆7ytI888I :02/03/11 18:31
蜂須賀様、我が主幸村がまだ来ておりませぬが、
主に言付けされていたことがありもうす。

1、真田本家は旧主家の武田を復興することで恩賞なし。
2、真田分家は伊賀統治に失敗したから処罰、10万石弱の場所に転地。

それと風魔衆はもともと佐竹の家臣でなく裏で金を払って雇っていたものです。
表だって使っていたわけではないので、召し放ちを命ずることはできませぬが、
今回の減封で風魔を雇う金を用意することもできなくなるでしょう。
77織田秀信 ◆OH.emODA :02/03/11 19:04
>九条様
>>30で保護させていただいておりますが城内にお移りますか?

>真田信幸殿(書状)
信幸殿とはまだお会いしたことはございませぬな。京か大坂で一度。
卿警護の件は了解しました。当家の兵と半々で警護しましょう。

>蜂須賀殿他
会議途中退席となって申し訳ない。
しかし若年の某が出す愚案など諸侯の名案などとても及びませぬ。
上記の案で異存はございませぬ。
それと話題になりませんでしたが後任の話も出なかったので
引き続き京都所司代を務めさせていただきまする。
78佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/11 20:34
>諸将方
条件を受け入れいたします。
その仕置きで異義御座いません。
常陸を離れるのは名残惜しいですが、止むおえません。
水軍も引渡しいたします。
風魔党も雇えなくなります。
さて、これからの再建が忙しいです。

79樺山久高 ◆98W27Qi2 :02/03/11 21:53
島津豊久様の名代で、上洛いたしました。
家久様が逝去いたしましたゆえ、家久様のご子息の、十分な政務が果たせる
まで、豊久様が家督を継がせていただくようお許し願います。
なにとぞ宜しくお願いいたしまする。
80長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/11 23:35
<土佐浦戸城(いまだ改築中)>

(関東戦役に参加していた土佐衆約3500、ようやく到着)

高島  「・・・お疲れ様でございました・・・」
桑名  「・・・やれやれ、酷いものですが。なんとか軍隊
    の体裁は損なわずに戻れましたなぁ・・・」
政重  「居残り組を指揮しておるのは康俊か。ならば心配
    なかろう」
鳥尾屋 「・・・さて。一応戦功は立てた。多少の褒美は期待
    していいぜ」
立石  「おお!」
御宿  「・・・ただ、父祖の地の土佐を離れることになる可
    能性が高い。・・・今のうち心を整えておいてくれ」
土佐衆 「・・・そうですか・・・」
81吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/11 23:46
丹後宮津、豊家にお返しいたします。
安国寺の寺領は、2万石にすることにいたしました。
朝廷の領地2万石、公家全体で2万石のこの時代、5万石はちと多い。
加増されることの意味は、毛利の先代に罪無きとお認めになられたと受け止めます。
ありがとうございました。これで輝元様も浮かばれることでしょう。
豊前衆、太閤殿下のご時世に、箔をつけるために当家の名前を許可し、
組下として長き期間働いていただきました。
毛利の血筋の者との縁組いたし、このたび、目出度く一門衆におなりいただいた。
これより、他家扱いはおやめいただきますようお願います。
樺山様、先代とは行き違いがあったかと聞いておりますが、
サラリと忘れ、豊臣のお家のため、働きましょう。
立花様とも同じように、よろしくお願いいたします。
連合の皆様、真田本家様、なにとぞよろしくお願いいたします。
82島津家久 ◆8TKRqj6Y :02/03/12 00:25
先の79の言葉は撤回いたします。
わしは、死んだと思われていたようじゃが、何とか病より回復いたした。
このわしの目の黒いは、家を栄えさせるぞ。(前任者の方すみません。勝手に生き返らせて)
<島津家は家久の病からの回復により統制を完全にとり戻すことが出来ました。
さらに島津家は、軍事改革などを進める予定です。島津豊久は、佐土原城に戻り日向の治世に全力を投入し始めました。>
83九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/12 00:58
織田殿の好意に甘えるでおじゃる。
伏見の屋敷を、伏見御所と呼ぶがよい。
舞殿よりの使者をお待ちいたしますぞよ。
真田(幸)殿、そちも一度茶でも飲みに来るとよい。
しまっちゃんいいんか?
役とられちゃって。
85佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/12 13:18
直ちに下野に下向いたしますお許しがもらえれば、下野へ向かおうと思います。
よろしいですかな?
86織田秀信 ◆OH.emODA :02/03/12 18:49
>蜂須賀殿
仕置きの件、いささか儀がござる。
当家や石田家などは元々吉野担当としてはなく上杉討伐の命を受け兵を挙げた所存。
仕置きは全家一括でお願いしたい。
ちなみに某の希望は尾張上四郡の加増にござる。
87氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/12 20:01
四日市(長島)砦

庭先の木が大きく揺れた。
ト全 「良く来てくれた、儂がト全じゃ。」
道順 「お初にお目にかかる、楯岡の道順に御座る。」
ト全 「使者から聞いておろうが…単刀直入に申す、お主の腕を当家に貸して
    貰えんか。」
道順 「…(伊賀は二度の大戦で荒れ果てた、今のままでは座して死を待つ
    も同然、忍びの技を絶やさぬ為、ここは服部様を見習うといたすか。
    新しき時代よの…)
    承知仕った、されど拙者には食わさねばならぬ者が多くおり申す、
    禄は五千石を頂きたい。」
ト全 「うむ、禄五千はお主等が食う分じゃ、猛者怒の費用は当家が別に用意
    致しておる。」
道順 「有難きお言葉、楯岡の道順ご期待を裏切りませぬ。」

氏家家諜報組織「猛者怒」は情報収集と警備警護に特化します。
88九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/12 22:17
豊臣家に対し、現在、帝にふさわしき御方がどなたであらせられるか、
調査するように要望を伝えます。

89九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/12 22:39
〜まだ、伏見城です(藁〜

ほほー、倅にこんな厚遇していただけるとは、大隅感謝の言葉もない。
我が家にも加増でござるか。が、ははは。声が大きいのはゆるされい。
(ここで声が低くなり)
諸将、まず伊賀真田家は幸村殿の申し出があるゆえ、姫路が宙に浮く。
あの地は殿下以来の要衝であるから、蔵入地といたすのが良いと思うが。
いっそのこと蜂須賀殿の提案にあった、議定職の方々で遠国におられる方
の台所領といたすのはいかがか。ただし、姫路には代官を常に置くことが
必要じゃが。代官職は我ら弱小同盟の誰かをおけばよいと思うがのう。
90木下頼継 ◆XAWZue1. :02/03/12 22:44
私は何もしておりません。
上杉様に積極的な攻撃もできませんでした。
父が生きておれば、こんな不甲斐無き様は、
見せることもなかったと思うと、自身のみじめさのみが感じられます。
加増していただけるとのお話、不肖の私で良ければ、お受けいたします。
某家への押さえ、良ければお命じ下さい。
丹波・丹後・若狭あたりで所領いただければ、
命懸けでご奉公いたします。石高はお任せいたします。
減封でもかまいません。どのような形であれ、
指図に従います。
91九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/12 23:24
〜鳥羽城〜

守隆:父上から書状?なんじゃまた(ぶつぶつ)ふむ。なるほど氏家殿へ協力かー
青山:若、紀州灘塞ぐには熊野の堀内様と合力いたさねば。
守隆:至急じゃ。すぐ早船にてつなぎをとれ。
(半日後)
堀内:守隆殿久しぶりじゃ!
守隆:これは。お早いですな(どないしてこんなにはやく)
堀内:九鬼の大殿指南でな、常日頃紀州沖に哨戒船だしていたおかげじゃ。
守隆:(親父め、抜け目ないな)さすれば、熊野水軍も。
堀内:助力するがな。
守隆:(はー、親父にはかなわんなー)御助力感謝いたします。

【九鬼水軍@鳥羽残留組及び熊野水軍が紀州灘で1級警戒態勢に入りました】

92蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/13 00:59
<伏見城・大広間>
(軍功帳を見ながら顔をしかめる)
織田殿、上杉攻めにおいて織田家の軍功の欄は真っ白でござるぞ。
この時点で全家一括となれば、織田家への論功は
領国ではなく感状や茶器どまり(これはこれで名誉だが)になるのは必定ですぞ。
あと大幅加増組みは遠国転封込みなんで、戦功は10万石加増程度。
尾張上四郡(25〜30万石)の望みは、ちと難しいですなあ。
(戦った全大名が反対しかねない。)
93島津家久 ◆8TKRqj6Y :02/03/13 01:00
さて、忍軍を再編成せねばならん。今の忍軍では、残念だが、規模が足らん。
これからを生き残るには裏と表の情報を総合判断せにゃならん。さいわい、佐竹家が
風魔小太郎を雇えなくなったと聞く。密かに繋ぎをつけて、我が家臣として雇い、忍軍を強化せねばならんな。
あと、久留米をもらえると言う。ありがたいことじゃ。
<島津家は、忍軍を強化する方針を決定。現在フリーと思われる、風魔小太郎を雇い情報収集・破壊工作などの
の能力を高めるため風魔小太郎に密かに接触し交渉を開始。交渉は順調です。>
94あはーん:02/03/13 01:11
島津殿、括弧の使い方新しくしても、お尻が出ているぞ。
頑張りなされ。
95無名武将@お腹せっぷく:02/03/13 01:49
>>92

織田は京都の平常化に大功あり
決して弱小連合に劣るものではなし
>>93、および上杉の動きを牽制する意味もかねて

<伏見土佐衆屋敷>

太宰  「・・・来たか・・・」
(部屋内に複数の気配が浮かび上がる)
草大将 「五指一将、揃っておりまする」
太宰  「大分状況が混乱した。各方面の現場を知らせよ」
草A  「奥州に目立った動き無し。幸村の手の者が何人か
    見ましたが我らを狙ってのものではなし。・・・上
    杉の突撃は玉砕。我らに首を獲られたくなかった物
    かと・・・」
草C  「九条某とかいう公家がいるらしい、が織田と信幸
    の手が回った。襲撃、強奪ともに不可能。やる気も
    なかったが」
草B  「島津の手の者が風魔と接触をしている模様。如何
    いたす?」
太宰  「南の果てから関東の忍を雇うのか。折角伊賀者を
    自由に雇えるというに随分無駄なことを。とりあえ
    ず我らも風魔衆やのきざるで何人か雇っておけ」
草B  「御意。貴重な情報源になりそうですな」
草D  「九州、女狐が立花を制圧。日夜訓練の日々。権威
    を無視してわが道を行っておりますな。上層部は結
    束しておりますが回りや部下が納得しているかとな
    ると疑問ですな」
太宰  「しかし女狐には手を出すな。奴はわしらと同様の
    黒い臭いを感じる。・・・食われるぞ」
草D  「無論。この情報は裏で静かに流しわしら以外に動
    かさせる撒き餌に使う所存」
太宰  「上手くいく可能性は?」
草D  「万に一つもありませぬ、がこれはあの女の力量試
    すもの。わしらは何一つ傷つかぬ手にて」
太宰  「・・・ならば任せる」 
太宰  「北陸路の拠点は直ったか?」
草E  「はい。のきざる自体が壊滅状態ですので容易に
    立ち直せ申した。ただ、そののちのきざるを我ら
    に取り込もうと動いたのですが明らかに数が合い
    ませぬ。その上相当数の人物が信州路へ向かった
    ようで・・・」
太宰  「・・・・・」
草大将 「・・・多くの上杉の者が昌幸が領地へ入っており
    まする。大量の金銀を積んだ荷駄や兵の姿も」
太宰  「景勝め、昌幸を後継にでも選んだつもりか?草E
    よ、ならば上杉が所持していた船も沈んではおるま
    い?」
草E  「・・・は・・・はい。場所を移動させたのは確認
    しましたが・・・」
太宰  「裏から真田へ流す腹じゃな。金銀に兵将の大半に
    船までか。そんな大それたことを誰にも気づかれず
    にできるわけがあるまいに」
草大将 「なにやら遺言とかなんとか」
太宰  「死人の手紙一つで全軍が整然とそのとおりに動く
    かたわけ。景勝や直江の直臣ならともかく全部が全
    部真田に従ってたまるか。人形でもあるまいし。今
    の関東北陸はいい狩場じゃよ。食い扶持にあぶれた
    奴を上手く引き入れよ。死人に口はない」

<悪役、旧佐竹、上杉領で積極的に人材を雇っています>
98蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/13 07:24
<伏見城・控えの間>
家政「ふう、疲れるわい。」
至鎮「父上、如何で御座いますか。」
家政「少々、織田殿がごねておるが概ね問題なかろう。」
至鎮「織田殿は連合でも重要な御方、少々の譲歩は・・・」
家政「忍びの者の報告では、先の戦の折に佐和山にて蒲生殿、加賀殿と密談しておったようじゃ。」
至鎮「つまり、旗幟が鮮明ではないと。」
家政「まあそういうことじゃ。旗幟が明らかになれば京の治安回復で尾張一郡、
    吉野の乱が終わって後に、さらに一郡加増程度は譲歩できるじゃろうのう。」
至鎮「しかし、気が付きますかな。織田殿は?」
家政「織田殿の家臣には勇将は居らぬが、気の利く者が多い。気がつけばなにか言って来るじゃろう。」
至鎮「他の北陸路の武将はどうします?」
家政「丹羽殿が来て居ったであろう。丹羽殿に執権代理殿の怯惰ゆえ北陸軍に軍功無く、
    それゆえ北陸勢に加増の沙汰が無いのじゃと噂を流してもらえ。」
至鎮「なるほど、しかし卑怯な手ですな。」
家政「なにしろ、関が原の折の半分しか加増地がないのじゃ。どこかが割りを食わねばしかたあるまい。」
99蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/13 07:33
>木下殿へ
何とか山陽路で80万石確保するんで、岩出山103万石とお好きなほうを選んでください。
(播磨って山陽道だよね?)
100氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/13 12:41
大和柳生の庄
猿に餌を与えている男の姿。
宗矩 「…出て参れ。」
道順 「さすがは、天下に名高い柳生殿。」
宗矩 「…… ”兵法の舵をとりても世の中を…”」
道順 「”渡りかねたる石の船かな” 石舟斎殿の句ですな、されど貴殿は
    石の船ではござらぬよ、”当家の鉄の船になってくれまいか”
    氏家行広様からです。」
空を仰ぐ宗矩
道順 「鉄甲船ならちゃんと浮かびますな。」 ニコッ
不器用に微笑み返す宗矩
宗矩 「これから拙者は、柳生鉄舟斎宗矩と名乗るといたす。」
道順&宗矩 「ハッハッハッ」

氏家家が柳生鉄舟斎宗矩を五千石で召し抱えました。
職務は氏家軍の兵法指南役(調練関係です)と
内部監査(役人の不正や職権乱用を取り締まる)で御座る。
101佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/13 13:07
わが家は風魔が雇えなくなり情報収集能力が落ちた。困ったものだな。
何か別の策を考えねば。
佐竹家は新たな情報収集手段を見つけようと奮闘中です。
102長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/13 17:31
<伏見>

太宰  「(・・・国司様・・・少しお話が・・・)」
親忠  「(なんじゃなんじゃ・・・)」
北畠  「(・・・少し離れます。御館様は蜂須賀殿や
     増田殿といった方々と歓談でもしてまいって
     は如何かと)」
親忠  「(・・・ワシだけでは不安じゃ・・・)」
北畠  「(聞き手に徹しておられませ。すぐ戻ります)」

<土佐衆館>
太宰  「・・・と、言う訳で。現在の状況でござる」
北畠  「もし島津に本格的な諜報能力が備わったら我らに
    勝ち目はないな。もともと無かったが。・・・解っ
    た、島津殿とは誼を今後も続けよう」
太宰  「人材の確保は予定通りでようございますね」
北畠  「人を見る目には長けたそなたなら文句はない」
草D  「立花は?」
北畠  「派手にやるほど金はないぞ」
草D  「委細承知」
北畠  「・・・よし、任せる。では散れ」
五指一将「は」

親忠  「(おどおど・・・)」
北畠  「(ただいま戻りました)」
親忠  「(良かった・・・一人だと流石に心細い)」
北畠  「(−−;)(ま、ともかく他家と誼を結ぶ為
    にも、さ、他の方とお話を)」
親忠  「(おう。そなたも傍におれよ)」
北畠  「(・・・・・・・は)」
   
103ある死人:02/03/13 17:51
この白々しさ、さすがっ。
104織田秀信 ◆OH.emODA :02/03/13 18:53
【伏見城・大広間】
真っ白とは聞き捨てならぬ。槍働きだけが軍功と思いめさるな。
後方での兵糧の輸送や要地の守備なども立派な軍務でござる。
尾張上四郡は希望で絶対条件ではござらぬから加増されずとも良いが真っ白というのは訂正していただきたい!

【織田秀信は途中退席したくせに怒ってます(w】
105山法師 ◆OH.emODA :02/03/13 18:54
旗色ねぇ…何に対しての旗色やら。
完全に蜂須賀殿らに同心するなら秀信を殺らにゃあアカン(w
織田秀信として一諸侯になるのは無理でごさるよ。
あと、織田京都組は若僧3人(秀信・秀則・秀雄)と無骨爺家老(百々綱家)しかいません。
世渡り上手な有楽爺は大坂。

最初は加増などどうでも良かった。
仕置き案を見て気が変わりました。
106織田秀信 ◆OH.emODA :02/03/13 18:56
裏に書くつもりが間違えた。ゴメン。>>105は裏としての発言ですので無視してちょ。
107島津家久 ◆8TKRqj6Y :02/03/13 19:02
正式に島津家は風魔小太郎を家臣にすることをきめ申した。禄高は9千石で、
経費は全てこちらもちで御座る。風魔が入ったことで諜報能力が機体どうりに上がるといいがな。
さて、次は軍備再編じゃ

島津家に風魔小太郎が仕官(正式に)。これにより島津の諜報能力が、向上しました。
さらに、次は軍制改革を行うつもりです
108蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/13 19:29
<伏見城・大広間>
家政「(諸侯の前で恥をかきたいのか・・・織田殿は)」
(解説)
この時代の軍功帳なんて補給や攻められても無い要地守備なんて軍功に記載しません。
(だから後の日本軍は補給を軽視する。)
それは唯の軍役の範囲内です。
家政「では、京におった兵のほかは何処に居られたのじゃ。北陸勢の後詰におった話は聞かんし、
    東海道筋にも姿は見得なんだ。得心のいく説明があらば軍功帳の訂正に応じましょう。」
(よもや、戦線後方の美濃で毛利に備えてたなんていえるはずも無し。
そんなことすれば、執権代理殿の責任を追及してる真田殿の思うがまま。)
(かといって、素直に美濃にいたなんて言おうものなら万座の失笑を買うのは必定。)

109氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/13 20:35
【伏見城・大広間】
>真っ白とは聞き捨てならぬ。槍働きだけが軍功と思いめさるな。
>後方での兵糧の輸送や要地の守備なども立派な軍務でござる。

行広 「…(さよう、これからは戦の仕方が大きく変わるはず、まだお若いのに
    良い所に気づいておられる。)」

>では、京におった兵のほかは何処に居られたのじゃ。北陸勢の後詰におった話は聞かんし、
>東海道筋にも姿は見得なんだ。得心のいく説明があらば軍功帳の訂正に応じましょう。」

行広 「…(ふふっ家政殿も手厳しい、秀頼君は良き将達に恵まれましたなぁ。)」

氏家行広はジジイ特有の感慨に耽っております…
110舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/13 21:06
吉野・賀名生朝廷

 >>15 を受けて・・・・
 
  舞 兵庫「(安房の狸親父の息子と思い、どのような腹があると思って
       いたが、なかなかどうして信義を知恵で包んだ見事な御仁じゃな。
       しかし、豊家に武田の恩か。。いかんせん同床異夢・・・・)
       なるほど、左衛門佐殿のご意見よくわかりました。が以下の
       ことが懸念として残ります」

    1.豊家の体制は前田様より、蜂須賀・増田などの奉行衆に移った
      と聞く。又、彼らは武田公をあくまで、豊家体制の一諸侯よして
      しかみておらぬのではないか?
    2.仮に武田将軍が実現したとして、今上のもと、武家の権威と公家の
      権威(豊家を公家と考え)ができることについて、貴殿はうまく
      いくと考えておられるが、果たしてどうであろうか?
    3.現体制(弱小連合)が、力でもってこの件を封じめようとしたとき、
      貴殿の御覚悟はいかに?

【舞 兵庫が真田幸村に質問を返しました】
【同時刻、京より九条卿の使者が到着したようです】
111舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/13 21:21
吉野・賀名生朝廷

 −時間を先にずらして、吉野会談(真田・舞)が終わった後−

 板倉勝重「殿、京より九条卿の使者が・・いかがなされます?」
 舞 兵庫「しばし、またせておけ。 左衛門佐殿のお相手をそちに
      任すうえ、粗相のないようにな」

    ・・・・・数刻後・・・・・・

 舞 兵庫「お待たせいたしました。政務が忙しく。して、こたびは?」

    ・・・・・九条卿よりの書状を読む・・・・

 舞 兵庫「(>>63 について) 宿舎を用意しすゆえ、お待ちいただきたい。」

【舞 兵庫 九条卿よりの提案について検討しはじめました】
【しばし、考えています】
112九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/13 22:40
近江御所において、近衛信尋様の立太子の儀式が執り行われた。
尋仁様という御名前とおなりあそばしました。
ちなみに、マロの正妻は秀勝殿とお江殿のお子。
豊家とは親戚であるぞよ。
織田秀信殿とは離別しておる。妙な縁でおじゃる。
(関ヶ原で勝って、離縁するかは疑問だけど、喧嘩の上離縁とします。)
秀吉殿の血筋は、公家の中にも残っているのでおじゃる。
舞殿に続いて書をしたためています。
内容・要約
石田家、豊臣家に悪いようにはしませんよ。
舞殿も賊にはならぬようにいたします。
113九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/13 23:04
近衛家に御養子になられる前の御名前、わかりませんので、
かようなる形取らせていただきました。
不遜なる行いですが、お許しを。
114九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/13 23:17
恥ずかしいものであるなー。
我が妻は、秀勝殿の側室のお子であったでおじゃる。
淀の方の養女としてマロに嫁いでまいった。
記憶違いであったことを明確にしておくでおじゃる。
115九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/13 23:37
〜九州立花領〜
毎度ー。九鬼水運でござる。お荷物お届けに参りました。
荷主は氏家様です。あ、ここに花押いただければ。
また、国友衆もお越しになってます。身元引き受け人は蒲生様です。
ところで、帰りは船が空ですけど何かご依頼品はないですか?
116無名武将@お腹せっぷく:02/03/13 23:47
hage
117九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/14 00:30
〜伏見@会議中〜

まあ、織田様も蜂須賀殿も茶はいかがかな。
わしは、酒がいいんじゃが。ははは。
そういえば、織田様組下の田丸殿等は関ヶ原の恩賞はどうなりましたかな。
いっそ尾張あたりに領地あたえてもいいのではござらぬかのー。
いや、老骨むだなことを、ははっは。
堺屋敷での思いつき

この間、船団で一隻だけ、おかしな病流行ったであろう。(壊血病)
調べたところ、あの船のみ、茶を積み忘れておった。
小船で漂流中の異人を助けたという話あったが、その異人、やはりあの病にかかっていたそうだ。
が、助けて後、茶の積み忘れた船であの病が蔓延したこと覚えておった者が、
茶を飲ませたところ、大分よくなった。
そこでこの薬を作ってみた。茶を入れた丸薬だが、黒くしてわからぬようにしたものだ。
茶を入れておること極秘とし、これを生産し、異国の船乗りに高く売りつける。
異国船、あのおかしな病に皆なやんでおるらしい。
一粒2両で売り出しなさい。
【小西屋、壊血病の薬として、癒虚丹の製造販売開始】
119立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/14 01:15
>九鬼殿
では、漢方薬の素材が届いているので配送願います。
皆様にもよしなにお伝え下さい。
120佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/14 13:30
拙者はこれより下野へ、帰国いたしますがよろしいか?
異議なければ帰国いたします。
<佐竹家はあ、帰国の用意を始めました>
121立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/14 17:23
<志賀島城にて>
華梅、執務の手を休めて蜜柑をつまんでいる。

華梅「・・・つい手が出てしまうわね」
利勝「相当気に入られたようでござるな」
華梅「ええ。これは肥前産と聞いているけれど」
利勝「紀州産のものも品が良いと聞き及んでござる」
華梅「・・・そうそう。この間、バタヴィアから視察に来てたオランダの役人がいたでしょう」
利勝「そういえばこの間、礼状が届いておりましたな」
華梅「美味しかったから蜜柑を薦めたらすごく喜んだのよ。それで何箱か買い付けて帰ったらしいんだけど」
利勝「ほう」
華梅「で、あの後バタヴィアに帰らずにそのままゴアまで行ったらしいのよ。途中で蜜柑を搾り汁にして船員に配ったら皆喜んだそうよ」
利勝「たまに果物を食べると美味いですからな」
華梅「皆元気が出て、いつもは数人出る病人も出なかったそうよ」
利勝「それは良い事でござったな」
華梅「・・・で、思ったのよ。わたくしも船乗りだから、船の上でたまの果物がどれだけ有難いかはよく分かる。でも果物は保存が効かない」
利勝「そうですな」
華梅「だから蜜柑を搾り汁にして貿易船相手に売ったら、喜ばれるのではないかしら」
利勝「なるほど・・・保存も効くし、それで船員が元気になるなら喜ばれるでござろうな」
華梅「これをうちの港の名物にできれば面白いでしょう。これで儲けは取れなくても、船員に好かれる港は繁盛するものよ」
利勝「・・・それでは、早速品物の手配に掛かりましょう」
華梅「頼みます」

<立花家、来航船にミカンジュースの廉価販売を計画>
<肥前及び紀州領主の方、蜜柑買います。ご連絡を>
122近江商人 ◆vVKeNmR. :02/03/14 19:44
【肥前国・佐賀】

藩士達が国替えの準備に追われる中、一人黙々と土に戯れる男が一人。
戦場焼けした鉄色の皮膚が、汗に濡れて輝いていた。
「ふぅ、これで根腐れの心配もなかろう」
と勘兵衛はひたいの汗をぬぐった。
庭の軒先から顔だけを出し様子を見ていた高春が
「天下の勘兵衛が百姓の真似とは、雨が降るのではないか?」
と飄々とした声でからった。
高春は茶目っ気に富んだ罪の無い笑顔で
「惚れた女子にでも所望されたか?」
とさぐりを入れた。
勘兵衛は顔を真っ赤にしながら
「殿の命よ! 大丈夫なる者が女子の為などに働けるか!」
と言う割にはもろ肌脱いだ気合充分の姿で分かりやすい弁明をした。
高春は何事か察してた様子の目を更に細めて
「重畳、重畳。あそこの家中は勇猛で鳴る。天下の勘兵衛も面目躍如だ」
と言って、国替えの準備で慌しい城下の人ごみの中に消えていった。

【佐賀より舞鶴へ蜜柑の苗木が送られます】
【苗木は丁寧に手入れされ、速やかに植樹が可能です】
123蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/14 20:00
<高松港>
利厳「なんとも、でかい船ですなあ。」
村重「豊家献上船ですから、これぐらいはないと・・・
    それにこの船は九鬼殿ご自慢の「日本丸」と大きさでは大差御座らぬよ。」
利厳「いやはや、以前に蒲生殿の洋船を見たときも驚いたが、今度の船はそれよりも二回りは大きい。」
村重「そうですな、3000石弱の大船ですからな。」
利厳「では、祐慶殿はこの船に乗って、四囲の海を駆け巡ると・・・」
村重「いや、多分違うでしょうな。」
(右手を指差す。幔幕の中からマストが3本見える。)
利厳「あれは?」
村重「なんでも、大殿が威信を賭けて造っておられるという「富士丸」だそうで、
    噂によると6000石の巨船とか・・・・」
利厳「うちの殿は気前が良すぎる。こんな大船をあっさり献上とは・・・」
村重「大殿は元は取れるから心配するなと申しておりましたが・・・」
利厳「まあよい。でこの船に乗せてもらえるのじゃろうのう。」
村重「いまから、処女航海に出ますが付き合いますかな。」
利厳「是非とも頼む。」

【森村重、柳生利厳の2人が豊家献上船の試験航海に出発。】
124島津家久 ◆8TKRqj6Y :02/03/14 20:29
我が家も洋式船を作らねばならんなぁ。これから必要になることだしなぁ。
あと、風魔小太郎に関東・東北・畿内の情勢を報告させることにしよう。特に関東は、
要注意じゃ。

島津家は洋式船の建造を決定。準備に入りました。風魔小太郎率いる忍軍は関東を第一、
畿内・東北が第二の順で活動を活発化させています。
125真田幸村 ◆7ytI888I :02/03/14 20:37
それがしの思うところ、

1:武田家はどの大名でも豊臣体制の一部としてしか見ておりませぬ。

2:将軍家の力を封じ込め、あくまでも飾りにしておくために手を打つ必要がありますな。
秀頼様が太政大臣・関白になり、武田家当主と家族を大阪城内に住まわせ、
豊臣家の内に征夷大将軍という存在を入れておくのが必要でござる。
特に、武田家を将軍に奉じた後は、幕府を開かせぬのが肝心でござる。

3:伏見の大名連がこの案を認めぬとあらば、連合に拙者の場所はござらぬ。
他の大名家、前田殿、立花殿、木下殿達に助けてもらうまででござる。
連合が騒ぎ出すまえに本家も動きましょう。 今は誰も戦をする余裕はないはず、
真田本家が取り引きに応じれば、連合も承知すると思われる。
126島津家久 ◆8TKRqj6Y :02/03/14 20:45
追記
ちなみに124のレスは極秘です。誰にも漏れません。
あと、ついでに、島津は真田本家にかなり警戒心を持っています。
弱小連合にはそれなりに関心を持っています。
127甘粕景続 ◆NAOEvG8U :02/03/14 21:09
安田・本庄・岩井・須田・色部・杉原・中条・木戸・下条・松本・志田・栗田・山浦
鮎川・千坂・武藤・横田・色部・大国・藤田・泉沢・芋川・清野・竹俣・春日・春日
【主だった上杉の将・代理人が越後春日山に集結】
甘粕 諸将、また、代理の方々に集まっていただいたのは、他でもない。
これより先のことを話し合うためである。
まだ、和議も整わぬうちから、軒猿にちょっかい出され、皆にも調略の手が伸びておる。
かくいうこの甘粕にも、他家より書状参った。上杉侍をバカにするにもほどがある。
他の諸将 そうだ!そうだっ!(全員本気で憤っている)
甘粕 上杉景勝様の御嫡男様に家督継いでいただくとして、我ら一同、軒猿まで、
1人も欠けることなく、身命を捧げるべきと思うがいかがか。
他の諸将 そうだ!そうだっ!(全員本気で賛同)
甘粕 上様は、真田殿にすべて託しておったが、真田殿の真心は本当にありがたいものである。
ではあるが、このままでは我らは分断され、上杉の名すら残らなくなってしまう。
他の諸将 それはいかん!いかんっ!(全員本気)
甘粕 最低100万石。これが許されぬ場合、我らは今一度戦いを挑む。
賛同してくれるかっ。
山浦 我ら、戦に負けたわけではない。条件次第では、甘粕殿の言う通り、戦もやむなしよ。
他の諸将 そうだ!そうだっ!(全員本気)
甘粕 では、豊家の出方を窺がうといたそう。

各城に戻り、戦時体制維持のまま、上杉家の将は待機。
上杉には、他家に通じる将は、今のところ存在せず。
領内の警備、厳重にいたした。
128無名武将@お腹せっぷく:02/03/14 22:10
上杉領内で武士が涙を流して喜んでおります
儂は上杉家のために戦います命など惜しくない死ねと命じてください喜んで無報酬で戦い抜きます疲れてなどおりません不安など有りません
上杉領内で農民が涙を流して喜んでおります
殿様の為じゃ女子供もお城にはいるぞ飯も食えんでええ畑などほったらかしでもええ金も儂等の蓄えを使ってください武器が無くとも豊臣の喉に食らいついてやります
上杉が一枚岩となっております東北を覆い尽くす勢いです真田もドザマギで動きました
129氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/14 23:08
伊勢松阪城

ト全 「変わりは無かったか?」
守り役 「おぉ若殿、お帰りなされませ。」
ト全 「三十路間近の男に若殿はよせ。」(苦藁
守り役 「これは失礼を、時に若、長島はいかが致しました?」
ト全 「四日市は鉄舟斎に任せてきた、新兵達も厳しく鍛えられよう。
     儂は、親爺殿が買い付けた種子島を、四日市(五百挺)と
     鈴鹿(千挺)と松阪(二千五百挺)に分けに来たのじゃ。」
守り役 「左様で御座いましたか。」
ト全 「では儂は関所の見回りに出かける。」
守り役 「若、せめて湯でも…」

道順 「よろしいので?」
ト全 「ああ、早く嫁を取れだのうるさくてかなわん。」(藁

氏家軍正規兵→関所で警戒(千)松阪で休息(二千)鈴鹿で警戒(千)
      領民兵→四日市で訓練(千)領内を巡回(五百)
130立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/14 23:46
華梅「・・・見事な苗木ね。これなら外地へ移植しても大丈夫でしょう」
利勝「我らの港という港に蜜柑の木を植えるというのも一興ですな。蜜柑が我らの海での旗印になるやも知れませぬ」
華梅「渡辺殿の心づくしとか。礼の一つもしなければ。名刀でも見繕ってみましょうか」
利勝「いや、かの御仁には華梅様自筆の礼状で十分でしょう。それ以上のものなどござるまいて」
華梅「・・・?そんなものなの?」
利勝「あの御仁はそれで良いのでござるよ」
華梅「まあ、あなたがそう言うのならそうなのだろうけど・・・」

<華梅は渡辺勘兵衛に自筆の礼状と唐剣一振りを贈りました>

利勝「それはそうと、総領様は武田家の事をどうお考えでござるかな」
華梅「今ひとつよく分からないのよ。何故真田、しかも幸村様までもが武田にこだわるのか」
利勝「何でも豊臣体制の重鎮とし征夷大将軍の位につけようとの動きもあるとか」
華梅「・・・武家の頭領は秀頼殿でしょう」
利勝「その通りでござる」
華梅「ならば何故また顕職を作って実力も無い武田を就けねばならないの?傀儡が二枚になるだけだと思うけど」
利勝「必然性も説得力も無いと、それがしも思います」
華梅「血筋なら足利将軍家の血統もあるでしょうし、武田よりは今川や佐竹、島津等の血筋の方が尊貴だと聞いています」
利勝「全く」
華梅「・・・どうも分からない」
今川、佐竹、武田、相当下って島津だろーが
<紀伊水道抜けて・太平洋上>
守隆「速いですなあ。この船は・・・」
(紀州灘より興味本位で乗ってきた客人、九鬼守隆)
村重「そうですなあ。日ノ本最速、かつ最強の予定ですなあ。」
利厳「予定?」
村重「さよう、いまこの船には定数の三分の一しか大筒をつんでおらんのでなあ。」
守隆「して、定数はどれほど?」
村重「砲甲板(二層式)に計40門、上甲板に8門の計48門ですな。」
守隆「これ1隻で蒲生の洋船3隻分か・・・・なんとも恐ろしき船じゃ。」
   「しかし、この仕掛け(上甲板に仕掛けがあるみたい)、一体誰が考えたので?」
村重「うちの大殿でござるよ。たまには陸の者の知恵が役に立つときもあるのですなあ。」
一同「わっはっは。」
守隆「しかし、これは便利じゃ、うちの船にも用いる事にいたそう。」
   「ところで、小田原参陣の際もこの仕掛けを使っておったのですか。」
村重「さようですな。むしろ、小船の方が役に立ちましょう。」

【トリオになって呑気に航海中】
(3〜5日で帰還予定)
133氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/15 11:59
ー伏見@会議中ー

>まあ、織田様も蜂須賀殿も茶はいかがかな。
>わしは、酒がいいんじゃが。ははは。

行広 「そうですな、軽い中食に致しましょう、なにせ普段使わぬ頭を
    使ったので某、腹が減り申した、これ誰かある。」

九鬼、氏家が休憩を求めました。
134蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/15 12:05
ふむ、では休憩といたすか。

ところで御両所の問うが、>>60で上杉に使いを出したが、未だに返事が無い。
上杉家中の真意を如何読まれる?
135佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/15 13:02
宇都宮城で国境からの報告を受けつつ
義隆「上杉家が臨戦体制堅持か。わが家は下野だけになったというに。謙信公の
精神はもうとっくに吹っ飛んでしまいましたな叔父上。」
義久「そうだな。こうなったら、上杉もつぶされるだろうな。父上はどう思われますか?」
義重「うーむ。わしの知ってる上杉家とはすっかり変質したな。ただ、家臣が団結してるのは不思議じゃなぁ。
あそこの家は北条や、新発田などがしょっちゅう乱をおこしてたのにのう。まあよい。わが家は一回滅亡しそこなった。
だが、亡き立花殿などに救われた。この恩には答えにゃならんと思う。わが家は、良くて中立、基本は豊臣側じゃ。
みな承知するように。あと、国境の緊張状態の報告を豊臣家に上げておけ。」
<佐竹家は中立または豊臣方参戦を決意しました。豊臣家に、国境の緊張状態が尋常でない旨の使者が、だされました。>

136氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/15 13:44
ー伏見城@別書院ー

>上杉家中の真意を如何読まれる?

行広 「そうですなぁ、上杉の当主と執事は状況を判断し、勝ち目無しと観たので御座ろう
    家名存続を謀る為、己が命をサッと投げ出した、武士としてまことに潔い。
    じゃが、上杉は大負けをする前に降伏いたした、痛みを余り感じておらん、それ故
    血気盛んな者が暴れたいので御座ろう。」
嘉隆 「今一度成敗いたすべきか?…(織田殿が手柄を立てる好機か…)。」
行広 「さよう、秀頼君に逆らうことは許されることではない。
    しかし、上杉は捨て鉢になっておる故、それでも良い(合戦)かもしれんが、
    こちらは余り血を流したくない(費用が掛からぬ様)外交を通じての恫喝
    (時間稼ぎ)と所領安堵を餌にした切り崩しを同時に行うが上策かと存ずる。」
嘉隆 「問題は…」
行広 「真田本家がどう動くかですな…」

九鬼→織田家を含めた伊勢湾大同盟を考慮中。(海賊殿これでもよろしいか?)
氏家→上杉家の弱体化を望み、真田本家を不安(脅威?)に思う。
蜂須賀殿いかに?
137蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/15 16:00
和戦両様の構えで御座るか。
八割方は同じ考えですなあ。
それでは、会議は散会とするしかないのう。
(決まったのは職制案だけ。
 上杉が降伏しないんじゃ仕置き案が絵に描いた餅なんで。)

ところで、戦になれば緊急特例として武器の輸入は認められると思うが、
貿易奉行に確かめてみねばのう。
138立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/15 16:54
<佐竹家よりの書状に接し>
利勝「先に言上しておき申すが、戦時動員は不可能ですぞ」
華梅「言われなくても分かっています」
雪下「しかし出兵はしておきたいのう。亡き宗茂公の無念も少しは晴らされよう」
華梅「国老殿、領国に負担にならぬ程度で最大限どれだけの兵力を動かせますか?」
雪下「そうさな・・・5000がいいところでござろうて」
華梅「・・・(そこまで疲弊が進んでいたとは・・・)」
雪下「あいや、そう暗い顔をされますな。5000と申したは、戦場にて使い物になる精兵の数でござる」
和泉「今国老殿が申された5000は、それがしが腕によりをかけ練りに練り上げた精鋭中の精鋭にござる。並みの兵万余の働きはしますぞ」
雪下「あとは動員を掛けずに動かせる正規兵が5000はおり申すが、いまだ練成中にて戦には出しとうござらぬ」
華梅「・・・動員解除したり、兵役を解いた者も多いということですね」
利勝「その通りにござる。憂慮されるほどに国力は落ちており申さず」
華梅「では、いざという時にはその5000を出しましょう。指揮は和泉殿、よろしいですか?」
利勝「いや、華梅様御自ら御出馬頂いた方がよろしいかと」
華梅「・・・わたくしが?わたくしは陸戦の指揮などしたことがありませんが」
和泉「総領殿は女の身で矢玉を恐れぬと、船乗りどもから聞き及んでおり申す。なに、矢玉は船戦も陸の戦も変わらぬ。それがしが介添え致すゆえ、何も心配はござらぬ」
雪下「総領様が戦装束で陣頭に立てば、兵たちも奮い立ちましょう。諸大名も感服すること間違いござらぬ」
華梅「・・・それが良いとあなたがたが思うのなら、そうしましょう」

139佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/15 17:24
国境警戒線より、さらに追加報告を受けて。
義隆「いかが致しましょうか?国境警戒部隊より、緊張が最高潮に達しつつあるとのことです。
いかが致しますか?上杉軍はいつ動くかわからなくなっているとのことですが?」
義重「義隆よ。我ほうから手を出すことは断じてならん。挑発も禁止じゃ。だが、念のためじゃ。豊臣家にこのことを知らせ、
とりあえず防備の強化を報告しておこう。必要なら戦時動員もかける。いざ騒動となれば出兵も止む無し。それでどうか?」
義隆「ではその案で行きましょう。叔父上は依存ありませぬか?」
義久「国境が、今までになく緊張しておるんじゃ。やむ終えまい。父上の意見に賛成いたす次第」
義隆「では、警戒の強化ならびに戦時動員の用意と、豊臣家への報告。これでよろしいか?」
義久「異存ない」
義重「では、それで決まりじゃな」
<佐竹家より使者の第2陣が出立。万が一の戦時動員認可と国境警備強化。
ならびに国境の非常に危険な状態についての報告がしたためられられています。
使者は早馬で出立。>
140蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/15 18:42
諸侯に置かれては職制に関しては概ね同意を得られたものと存ずる。
しかしながら、仕置きについては上杉家当主が上洛、恭順の後の実施となるが、
未だに使者一つよこさぬ有様。
よって、本日は散会しようとおもう。
上杉に恭順の意思なくば、再征もあるやもしれぬ。
諸侯には心していただきたい。

【伏見会議は職制の同意のみで散会となりました。】
141氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/15 19:27
伏見城廊下

行広 「此方へ、蜂須賀殿。」(部屋からおいでおいで)
襖を閉める。
嘉隆 「儂等は吉野の通行封鎖をいたしておるが…」
行広 「上杉と戦となれば、吉野問題は避けて通れん、二面戦争は避けねば。
    ひとまず上杉には再度糾弾の使者を使わし、時を稼ぎつつ謀略で
    切り崩しを行い、その間に吉野朝をどう取り扱うのか、議論いたそう。
    むろん秀頼君のお考え次第なんじゃが。
    それと上杉と戦になった折りには、秀頼君の命にて北陸方面軍師令に
    前田殿を充ててみるのは如何かな……」
142島津家久 ◆8TKRqj6Y :02/03/15 19:57
佐竹家の、書状と風魔小太郎の報告を考慮しつつ鹿児島にて重臣会議中
家久「さて、どうしたものか?小太郎が、上杉は臨戦体制にあるといってきた。
それに、残置諜者が、どうやら、春日山に家臣が総集結したと言って来たといっている。
それを裏打ちするように、佐竹から上杉との国境が極度の緊張にあると、2度もいってきた。
みなの意見を聞きたい」
豊久「まずは、様子を見られては。但し東北の上杉と、それと協力関係にある、吉野朝並びに、真田本家についての情報を
集める必要があると存ずるが?それと蜂須賀様にご連絡を取っては?今はあの方とその同盟が豊臣家を引っ張っておるゆえ。」
伊集院「そうですな。その意見でいいとおもいまする。それに戦時動員も今は解いております。
そうそう大軍は出動させる事はできません。ただ豊久様の言うとうり、忍びによる情報収集が急務とおもいます。」
家久「そうか。わかった。他の者は異存ないな?」
その他の重臣「異存は御座りませぬ。」(異口同音に)
家久「ではその意見で行くとしよう」
島津家は忍びによる諜報を強化。吉野朝・真田本家・上杉家が対象です。さらに蜂須賀家に使者がでました。
143蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/15 20:14
西国向け動員案
田植えのピークが過ぎたら、1万石に付き100人の割り当てで大坂に集結。
その後、北陸路に展開し上杉の田植えを妨害。
田植えが終わったら、さらに1万石に付き50人の割り当てで大坂に集結。
吉野朝の封鎖にあたる。

これが基本案ですな。
毛利、島津の兵制が旧態依然なのを考慮し、かつ上杉を兵糧攻めにしようと言う事ですな。
包囲してからしか調略には応じないと思いますし。
144蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/15 20:31
伏見城廊下
(九鬼、氏家両名に)
上杉との戦は前田家との和解の「餌」で御座るよ。
あと、真田殿の心根を確かめる意味もあるがのう。

吉野問題は、元亀の折の総見院様のやり方を真似ようと思うておるよ。
145草E ◆nbFVoD9M :02/03/15 20:58
<悪役新北陸拠点>

草E  「・・・上杉家臣が徒党を組んで自領に篭った
    だとぉぉぉぉぉ・・・・・?」
七誌草 「・・・のきざるもほぼ全員が」
草E  「・・・何か悪いもんでも食ったとしか思えん
    のだが・・・。宇佐美、北条、本庄、新発田と
    隙あらば寝返っていた連中が亡き上杉の旗印の
    下に乱を起こすとは・・・」
七誌草 「如何いたします?」
草E  「あれだけ大掛かりに動いておる以上、多少なり
    切れるものなら気づいているだろう。実際佐竹の
    城の動きが活発になっていると草Bから連絡があ
    った。・・・奴等に勝ち目は無かろうが、その
    過程でくたばりたくはなし。しばらく離れて様子
    を覗う。・・・国司様へ使いを送っておけ」

146近江商人 ◆vVKeNmR. :02/03/15 21:00
【大坂表より関東諸将に宛てた書状】



豊家の命を待たず、勝手に戦を始めたる者、惣無事令に照らし、是を断ず
豊家の命を容れず、勝手に持ち場を離れたる者、軍紀に照らし、是を断ず
尚、敵と遭遇し、戦あい始まる時はこの限りに非ず。

                    関東惣軍監 増田長盛 花押

【大坂表より関東の諸将にそれぞれ軍監が出発しました。関東に到着するのは15レス後です】
147蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/15 21:26
<小早を使って大坂に帰還中>
修理「いかがでございましたか。会議の方は。」
家政「まずまずの成果じゃろう。じゃが上杉征伐になるやも知れぬのう。」
修理「上杉は降伏したのでは。」
家政「動員を解かず、城に篭りて身勝手な事を言っておるようじゃ。」
修理「では、天下の軍勢を擁して・・・」
家政「いや、必要最小限の軍勢に留めようと思う。兵糧攻めを考えておる故になあ。」
修理「左様に御座いますか。でも、織田や氏家などは手柄を挙げる良い機会に御座いましょう。」
家政「そうであろうのう。主戦論が大勢ということになるやもしれぬのう。」
148蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/03/15 21:42
【佐和山城】

郷成「郷舎殿はどこへ行かれた。」
島 「某も探しておるのですが・・・」
重家「・・・」
郷成「若殿・・・何かご存知でござるか。」
重家「・・・しらぬ。」
島 「真田信尹殿もおりませぬが・・・」

【大和五條】
舞家臣1「まて、そなた何者だ。」
真田信尹「・・・郷舎殿」
蒲生郷舎「(無言で家臣1をにらみつける)」
舞家臣1「蒲生様!なぜゆえここに。」
蒲生郷舎「いらぬ問答は不要。兵庫殿に会いたい。案内いたせ・・・」
真田信尹「早くいたせよ・・・もう一人客人でもおるのか(苦笑」
舞家臣1「いや、それは・・・道中案内及び警護の兵をお付けいたしませぬと。」
雑賀衆1「無用の御心配。我等雑賀衆がついており申す。」
蒲生郷舎「・・・では通らせてもらうぞ。」

【蒲生郷舎、吉野賀名生へ到着。】
(舞殿、裏を参照していただきたい。)

149島津家久 ◆8TKRqj6Y :02/03/15 22:18
さて、大坂から軍監がでたとの報告が来たぞ。さてどうしたものか。
とりあえず、様子を見るか。だが、風魔小太郎からの報告はどうやら、
上杉はやる気満々らしいとの報告がはいっとるしな。さて、蜂須賀家からは
軽動員で良いといって来たがなぁ。実際前回は輸送力・費用無視で、やりすぎたしな
(先代スマソ)。我が家の動員は1万程度かのう。まぁ、それくらいが妥当か。
まぁ、蜂須賀殿も考えてくれているのだろうがなぁ。

島津家久鹿児島城本丸にて一人書状を見つつ黙考中

150立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/15 23:46
<立花家諜報機関「根組」本部>
華梅「・・・状況は?」
利勝「それなりに。上杉は戦時動員のまま。佐竹も臨戦態勢にござる」
華梅「各大名家は」
利勝「島津殿が活発に諜報活動を行っているようでござるが、何せ風魔を雇って間が無いですから」
華梅「・・・佐竹殿が勲功をあげ家中に余裕が出来たら、風魔は戻すように働きかけた方がいいのかもしれない」
利勝「関東が本拠地ですからな」
華梅「真田の動きは?」
利勝「今の所音無しの構えですな」
華梅「彼らの動き如何で状況は激変する。注意を怠らないように」
利勝「ご安心を。その為の根組です」
151讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/03/16 00:14
【讃岐屋報告書】(部外秘)
立花家の軍制改革は順調に進んでいるものと思われる。
関東の戦において使われた小銃、大筒は独自生産の物であり、
その性能は下記のとうりである。

小銃 
射程は当家所有の種子島より3割ほど長い。
しかし、発射速度は3割程度低下し、長銃身化により耐久度もやや低下している。
尚、筒先に小刀付きのものがあるが、鑓衆のいる家は必要ないものと思われる。
また、発火装置に火打石を使っており、発火の確実性を高めている点は特筆すべきである。
当家としては、狙撃銃として、忍び衆や一部の部隊に装備することが望ましい。
なお、堺、国友に発注すると特注扱いになるのでヤン商会より通常に買い付けるのが望ましい。

大筒
30匁筒であるが、車輪がついている点が特筆である。
据付作業の必要がなくなり、迅速な展開が可能である。
また、馬匹の輸送などにより、2貫目筒なども投入可能と思われる。
当家としては、輸送用の砲架を作り、船載砲との迅速な転用が可能になるよう配慮すべきである。

うちの戦略情報部門の讃岐屋〜生駒衆ラインのお仕事の一部で御座います。
152無名武将@お腹せっぷく:02/03/16 00:38
新規大名募集あげ
153真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/16 00:40
信幸 
おーーーーーーーー、お父上、よう、まことにようお戻り下された。
お父上がお帰りになられる前、当家の草どもが、これこれしかじかの情報を伝えてまいりました。
で、父上には、大阪に質となっていただくために、向っていただくことにいたした。

昌幸
この親不孝者めが。
しかし、仕方あるまい。よいか、上杉様に使者を出し、
全て当家にまかせるように説得いたせ。よいな。100万石は無理じゃ。
わしが80万石で話つけてこよう。それでだめなら、そなた、よいな・・・・・。

信幸
上杉家と戦えと・・・

昌幸
うつけかっ!。わしを見殺しとせよ。家は忠義一徹のあやつが残す。
お前は、天下に武威示して死ね。よいか、策は弄すな。
死する時は、真一文字に突っ込んで死ぬものよ。
しかし、それは最悪の場合じゃ。
人質の大阪への差しだし。さらに、80万石への減封。これを上杉家に飲ませるのが、
そなたの役目ぞ。それ以上は飲めぬと言え。よいな。
これが今生の別れやも知れぬ。一杯だけつきあえ。
あーー、上田の月は、これが見納めか。
武田様は新府城にお連れいたせ。頼むぞ。

154佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/16 01:47
真田の動きが不審との国境からの報告を受け水戸にて
義隆「真田が、どうやら兵を動かすようです。もし真田が動いた場合、非常に不味いことになります。
いかがいたしましょうか?」
義久「ふむ。わしの息子達とあと、貞隆の子を大阪に万が一に備え送っておこう。そうすれば、お家断絶にはなるまい。
義隆「ですが、そんなに送っては将来禍根を残すのでは?」
義重「ふむ。義賢が万が一の家督継承第一位としてはどうか?それで、後は、義久の子の生まれた順の優先でいいのではないか?
貞隆の子は岩城家をつぐみじゃ。家督継承順位は最後でよかろう。あと、臨戦態勢に我が家は入る。
総動員をかけるのじゃ。あと使者を同行させ、豊臣家にいざの際はすぐに援軍を出せるように頼んでおくのじゃ。」
義隆「ではそれで行きましょう。」

<佐竹家は義久の子達と貞隆の子(後の岩城宣隆)を大阪に送りました。さらに、佐竹家は総動員を掛けおよそ2万の軍勢を各城に配備臨戦態勢に
突入しました。さらに、子達が大阪に行くついでに、密書が届けられました。内容は万が一の援軍要請と、家督相続のことについても万が一のときは頼むことを書いた旨です。>
155島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/16 02:02
鹿児島にて
ふむ。風魔小太郎が、真田の動きを捉えたぞ。どうやらやつらはやる気じゃな。
よし、蜂須賀殿に、直ちに使者を出せ。真田はやる気だとな。もし交渉決裂となれば、
開戦じゃ。何とか真田と交渉をまとめるようにしろとな。だが、真田の出した条件は恐らく
、厳封高を減らすんじゃろうな。そうすると佐竹恐らく9割がた不満を言い出すだろう。
もし、上杉家の減封高を減らすようなら、佐竹家も減らすように要請しろ。わしが、
せっかく佐竹の降伏を認め乱の鎮圧に一肌脱がせたのだからな。その旨を使者に言わせよう。

鹿児島から急使が大阪に出ました。内容は上杉の減封を減らすのなら佐竹も平等に減らすように
とかかれています。理由は返り忠とはいえ須賀川・大館の2城を落城させた功績です。あと、風魔の報告にあった
真田本家の動きも伝えられました。
156長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/16 02:15
<既に伏見から阿波へ下向中>

親忠  「・・・ちっ・・・北国の蛮族は自らの状況
    さえ掴めぬ愚か者とは。肥前で静かに凡人と
    して過ごす予定が・・・」
北畠  「それ以前に我が軍の状態は最悪であること
    お忘れなきように。動かせる兵は1000と
    荷駄の300程度。ゴミ同然ですな」
親忠  「立て直す時間どころかようやく土佐に戻った
    ところでのこの暴挙の報だからな。乱起すなら
    もっと頭の良い策があろうに」
北畠  「頭がよければそもそもこの時期に戦起こすなど
    せんでしょう。・・・太宰」
太宰  「ここに」
北畠  「・・・四国へ戻るついでだ。もう戻ることは
    無いだろうから・・・わかるな?」
太宰  「・・・わかりました」
北畠  「きれいさっぱり消しておけ。御館様、我が軍
    は此度の戦、蜂須賀公の尖兵として動く程度の
    小さな役でございましょう。無理せず事の趨勢
    見守りましょう」
親忠  「戦自体起こせるかどうか疑問だがな」
157九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/16 04:13
伏見東宮御所での独り言
武家は頭が良くないでおじゃる。
せっかく増えた蔵入り、戦して恩賞で配れば減るというに。
豊家大事でなくば、頭良いといえるか・・・・・。
秀吉殿も、育てることできた将は三成一人であったか。
草葉の影で泣いているのが見えるでおじゃる。
新帝立ちたる時は、関白に秀頼殿を置き、某家には、将軍となっていただくでおじゃる。
将軍といえど、鎮守府将軍か、近衛大将でおじゃる。
東宮御所より、関東管領・上杉家に、豊家との和解のための話し合いに出るよう、
皇太子様よりの綸旨発給でおじゃる。
民の疲弊激しく、戦しておる時ではおじゃらぬぞよ。
でたらめマロ言葉は、ちかれるでおじゃる。




158九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/16 04:20
皇太子殿下よりの綸旨
宛て 関東管領・上杉中納言家
内容 豊家との話し合いの場に出て、和解いたしなさい。
上杉家の家宰が、どなたか代理として大阪に参るよう。
これに応じること無くば、朝敵として、追討の命令を出します。
159蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/16 06:20
【島津、立花、毛利家への書状】
上杉家、佐竹家の処分案について意見を伺いたいんで、大坂に代表を送って頂戴。
(真田案、弱小連合案が世間に出てないんで、それぞれ独自案を持参してください。)
160蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/16 06:33
後で聞くの面倒なんで先に書いとくけど、
独自案についてその理由と、
それ(自分の案)が受け入れられない時の上杉再征に同意できるか、
この二点について聞いときます。
161立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/16 09:17
>蜂須賀殿
華梅「・・・と言って来てるのだけど」
利勝「ではそれがしが大坂へ参りましょう」
雪下「いや、お主は諜報の元締めをせねばなるまい。この老いぼれで良ければわしが参ろう」
利勝「しかし国老殿は御家の重鎮、総領様不在の折はあなたしか代行を務め得る者はおり申さぬ」
雪下「さればよ。即座に出兵という事にはなるまい。わしが大坂見物をして戻ってくる位の時間はあろう」
利勝「・・・」
華梅「それではお願いします」
雪下「任せられよ」
利勝「内容についてはいかがします」
華梅「・・・回答はこちらに」
雪下「確かに、お預かりした」

<由布雪下が立花家代表として上坂します>
<回答は以下の通り>
・上杉家:家名の存続のみ許す。領国は西国のどこかに数万石。今回の挙兵騒ぎに同心した家老国人衆は全て処刑。そもそも和平に応じ降伏したにも関わらずこの始末ではそもそも和平そのものを呑む気が無かったと判断するしか無い。
・佐竹家:常陸一国を安堵、ただし常陸国内に監視役として小身の大名家か代官を置き、佐竹家の領有は40万石程度とする。上杉を見限った後の行動は評価できるので、ゆくゆくは監視役を佐竹家の組下とする含みを持たせておく。

対上杉には強硬姿勢です。和平を呑んだのですら立花としては譲歩なのに、それまで反故にされてはもう妥協の余地はありません。
162吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/16 11:52
>>160
上杉家・佐竹家への処分案 書状
両家ともに減封 
上杉家は奥州にて半分に。100万石。
佐竹家は関東にて半分に。常陸一国。

理由 戦いの後、本スレでは和平交渉の途中であり、降伏した形には見えない。
裏と内々の話を知らないものとして読む限り、上杉の態度が、突然硬化したのでは、
ないものとうかがえる。当初より、講和条件の模索中であれば、兵力の維持も当然である。
(降伏後も、交渉中であれば兵力維持は当然。戦場より軍勢引いていれば、
交渉中の態度としては、咎めることではないものと判断いたす。)

戦時には、兵二万ほどで出撃する用意あり。
163司会の金吾:02/03/16 11:58
164吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/16 12:00
半分でおさめる理由が書いてなかった。
一言で、戦乱を鎮めたい。
165司会の金吾:02/03/16 12:01
166氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/16 12:45
ー伏見城@書院ー

行広 「上杉征伐とは頭が痛いですなぁ。」
嘉隆 「じゃが、織田様に武功を立てて頂く好機かも知れませんな。」
行広 「うむ、我らにとっては旧恩ある主筋ですしのぉ。」
嘉隆 「まあ、北国は大雪と聞く、もう少し対策が煮詰まるまで待ちますか。」
行広 「国許に、準備だけは整えるように使いを出しますぞ。」
嘉隆 「お願いいたす。」

九鬼家・氏家家は国許での出兵準備を始めました。
167蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/16 17:52
<大坂・蜂須賀屋敷>
(大野治長とお話中)
家政「上杉家への使者をぜひともお願いしたい。」
治長「しかし、使者には他に適任がおろう。貴殿のように・・・」
家政「いえいえ、上杉の田舎侍には大野殿のような貫禄のある御仁でないと。」
治長「そ、そうか。ううむ・・・・」
家政「それに大野殿は豊家直臣。豊家の意向を伝えるのに貴殿以上の人は御座らぬ。」
治長「そこまで言われるのなら。」
家政「引受けて下されるか。」
治長「うむ、上杉の田舎侍に豊臣の威徳を知らしめてくれようぞ。」
家政「その心意気で御座いますぞ。(馬鹿を言いくるめるのは簡単じゃわい。)」

【大野治長が豊臣家の使者として越後に向かいます。】
条件は家臣一同は武装を解き、城を出て恭順すること。
当主、家老格は上坂し沙汰を待つ事。
素直に条件に従えば豊臣家の慈悲が有るだろうと伝えます。
168蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/16 18:07
<大坂・蜂須賀屋敷>
修理「大丈夫で御座いますか?」
家政「心配要らぬ、内容は問題ない。ただ「慈悲」の中身を諸侯に諮っておるにすぎん。」
修理「いいえ、某が心配なのは大野殿の身の上で。」
家政「上杉も使者を切るほど愚かではなかろう。」
修理「いえ、そうではなく、東西の手切れを狙うものがおれば絶好の的でしょう。」
家政「では、誰が狙う。」
修理「失地回復に賭ける佐竹や、上杉に恨みある島津家の徳川旧臣、他にもありましょう。」
家政「どちらにしろ、襲われるとしても帰路じゃ。さして心配する事もあるまい。」
修理「そうだとよいのですが・・・・・」
169氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/16 18:40
行広 「諸侯は皆、屋敷に帰ったようで御座るな、我らも帰りますか。」
嘉隆 「ふむ、どうじゃな行広殿、屋敷で一献。」
行広 「有難いが、お邪魔してもよう御座るか?」

九鬼・氏家は大坂・九鬼屋敷に向かいました。
(九鬼殿、ご馳走して下され。藁)
(某一人が突っ走ってしまったので、酒の席で九鬼殿のお考えを仰有ってください。)
170島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/16 19:20
では我が家よりは、豊久殿を出します。
処分案
上杉家・・50〜80万石に減封
佐竹家・・常陸一国に減封
理由
上杉は、どうみても最大80万石程度に抑えるべき。反乱の筆頭であったため。さらに、
万が一の今後の反乱の目を断ち切るため。
佐竹は上杉家に一時味方するも、途中で態度を改め須賀川・大館の2城を攻略したため、
罪を減じ、常陸一国を安堵すべき。
あと、戦の際は兵をおよそ1万を動員予定。ただし、1万が今回は限界と思っていただきたい。
但し、軍資金と輸送力の援助がある場合は必要に応じ追加も考慮する。


171蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/16 20:02
<大坂城・西の丸>
由布殿、吉川殿、島津殿、わざわざ御呼び立てして申し訳ない。
さて御三方にお尋ねいたす。
まずは由布殿、此度の恭順の意は真田の骨折りによって成った物じゃ。
立花案では真田の顔を潰す事になろう。
その点、いかがお考えじゃ。

さて、吉川殿にじゃ。関が原の折に毛利、上杉は徳川再興の目を絶つ為、
徳川を根絶やしにしたが、半知安堵はいかなる了見じゃ。
ましてや、徳川を根絶やしにした上杉の此度の態度、武士として見苦しいとは思われぬか。

最後に島津殿じゃ。80万石とは大封じゃが、豊家の大恩を仇で返した上杉家に、
そのような大封を与え大丈夫であろうかのう。
むしろ根に持ち、反逆の時を待つだけではないかのう。
172吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/16 20:37
あわてて上阪いたしました。

蜂須賀様、関ヶ原の折の徳川様への仕置き、治部殿の差配であります。
それに輝元様は同調いたしたのでしょう。
当時、それがしは政務の中心におりませんでしたので、このように考えております。
内通の振りし、徳川様をおびき寄せたそれがしの労苦、影働きとして、
ここで初めて口にいたします。
上杉家、あまり追い詰めても、また戦になりましょう。
現在の上杉家に、さらにどこぞの家が見方した場合、苦戦は必死。
さらに、先般の戦で当家の兵ども、他家におかしな気持ち抱えている者も少なくなく、
戦になることは避けたいというのが底意にあります。

歩き巫女 「望月様はおられますか?」
望月六郎 「おお、○○ではないか。 ゆっくり休め。 東国の様子はどうじゃ?」
歩き巫女 「なんでも、上杉家中の者達が城に篭ったそうですよ。」
望月六郎 「ふむ・・・・・」
歩き巫女 「どうして、こんな無謀をなさるのでしょうね。」
望月六郎 「扶持じゃな。」
歩き巫女 「はい? どうゆう意味ですか?」
望月六郎 「万石取り者が、今後の減封で数千石も貰えなくなるということじゃ。」
歩き巫女 「すると主家大事でなくて、自らの扶持の為に戦を?」
望月六郎 「主家大事なら、5万石でも10万石でも大人しく従うわい。」
歩き巫女 「天下に聞こえた上杉家と言えども、あさましいですね。」
望月六郎 「長年、世話になっておるゆえ、あまり悪い事は言いたくないがな。」

歩き巫女 「それと、大殿が大阪に来るらしいですよ。」
望月六郎 「なんと! まことか?」
歩き巫女 「はい、大阪に人質とか。 あと、上杉との和議を手伝うとか。」
望月六郎 「そうか・・・ すると、あくり様と大助様も一緒か?」
歩き巫女 「そのようですね。」

−伊賀(?)真田家は主がいない間に情報収集中−
174海賊 ◆izdlEzlQ :02/03/16 22:30
〜大坂九鬼屋敷〜

九鬼:これ、大事な客人じゃー抜かるなよ。
川面:頭、いきなりかいよー。ありゃ氏家様ですか。
九鬼:同盟者がこられたんじゃ。わしに恥かかせぬるなよ。
川面:合点承知。
九鬼:すまぬな氏家殿。暫しお待ちを。
(四半時後)
氏家:これは(苦笑)伊勢の地物尽しでは。
九鬼:ははは、じっくり話すにはこれがよかろうと思ってな。さて一献。
氏家:頂くとしましょう。(酒をなめるように)さて九鬼殿
九鬼:(酒を仰ぎ)上杉の件でござるか。
氏家:左様。九鬼殿はどう考えておる。
九鬼:(また酒を仰ぎ)わしの考えでござる。今、戦は無用じゃが、売られた
   喧嘩ならば買う。ただ、この喧嘩。まだ売られてはいないと。
氏家:誰が買うか。それ次第と。
九鬼:(またまた酒を仰ぎ)左様。わしは、正直上杉家中の動きは少々怒って
   おるのじゃが、我が家の船も分散しておるし、不安もある。
氏家:不安とは。
九鬼:(またまたまた酒を仰ぎ)氏家殿、前田家と真田本家がどう動くか。
   どう見なさる。
(氏家殿、後まかせるよ(w)

175山浦景国 ◆RCXqQRMw :02/03/16 23:10
上杉景勝様夫人・菊姫様を同道いたし、大阪に向け春日山を出ました。
供の数20名。越後→信濃→美濃→近江→京→大阪の経路を予定。
176真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/16 23:13
信濃・善光寺において、山浦殿と会見予定。
こんこんと説き、100万石はあきらめるべく説得する。
177山浦景国 ◆RCXqQRMw :02/03/16 23:22
納得し、善光寺を出立。
真田の兵100名が警護につき大阪に。
警護責任者・鷲塚
178成田氏女:02/03/16 23:52
う・産まれるっ!

オギャー、オギャー、オギャー

秀頼公嫡男、国松君誕生!

(真田です。イベント、勝手に書き込みました。今年でしたよね、確か。
特赦を期待しての裏技です。)
179九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/17 00:34
大坂城に祝いの勅使を出す。
祝いの品として、太刀を贈る。
180由布雪下 ◆ARMYOeOg :02/03/17 01:10
>171
仲介の労は労でありましょうが、真田殿の真意が奈辺にあったかは知れたものではありませぬ。
そもそも真田殿が上杉に何を安請け合いしたのかは知らぬが、本来なら一族皆殺しにされても文句が言えぬ立場でありながら家名存続を認めてやるだけでも恩義ある計らいというもの。しかも諸侯の地位まで与えてやるのだから真田殿の顔も十分立つでござろう。
それに、下手な宥和は戦乱の種でござる。ここで上杉とその与党を完膚なきまでに叩きのめしてやれば、今後の戦乱の芽を事前に摘むことになりましょう。
ここは武威を見せつける時ではござらぬか。ここでまた上杉や真田殿に配慮ばかりしていては、豊臣家の威信は今度こそ失墜しますぞ。
181島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/17 05:37
>171
今までの経緯から上杉家と真田家は実質的につながっている。
そのため、もしここで、真田の出した、譲歩案を蹴ると、
真田は暴発するじゃろう。上杉も然り。つまるところ、それを勘案すると
最大80万石は、止む無しかと思う。立花殿の意見は確かに正論じゃ。じゃが、
それをやったら、大規模な内戦が再発するな。恐らく。それに今は雪の季節で
軍は動かせぬが、もうじき雪もなくなる。そうなれば、真田・上杉が暴走した場合、
まず上杉・真田連合軍は恨みのある佐竹が狙われるじゃろうな。当然佐竹も防戦する。
詰まるところ、関東がまた戦乱で荒れる。かといって、吉川殿の案はちと甘いと思う。
反乱の首謀者で100万も、与えてはならんと思う。よって、諸々、勘案して、最大80万と
いう数字を出し申した。但し上杉家には、監視役の者を送り、さらに関東の宇喜多家を
てこ入れしてさらに、現在、臨戦態勢の佐竹は、失地回復をちらつかせ、監視役に引き込んではどうか?
182蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/17 08:03
<大坂城・西の丸>
三者三様、一向に意見のまとまる気配がない・・・・
家政「それでは、ちと中座いたす。」

<大坂城・本丸>
(豊家直臣、上条政繁とお話中。)
家政「・・・・そういうことで関東総奉行として江戸に赴いてもらいたい。」
政繁「左様で御座るか。直江めの首打てぬは残念至極に御座るが。」
家政「戦になれば、真田、上杉があいてになるやもしれぬぞ。」
政繁「それこそ、武士として本望に御座る。」
家政「さすが、上条殿じゃ。見事な心意気、上杉の侍にも見習ってもらいたいぐらいじゃ。」
政繁「わしが出奔してよりの上杉、直江の専横により武士の性根も腐ってしもうたわい。」
家政「(ほんとにそうかも知れぬのう。)さあ、上様が本丸御殿にてお待ちじゃ、早く参られよ。」
政繁「御骨折りいろいろ忝い。このご恩は忘れませぬぞ。」

【上条政繁が関東総奉行に任命されました。】
上条政繁の所領は摂津内2000石から役目領15000石加増。
ただし、次男の長員は秀頼付きとして大坂在番。
任命後は直ちに江戸に向け出立。

183讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/03/17 09:26
今日も今日とて商いに、情報整理に大忙し〜
<堺・讃岐屋>
これはどうでもよいからポイっと。
こっちは讃岐屋関連なんで店に送って・・・
これはどうでもいいんで・・・ん、こ、これはもしや。
おい誰かおるか。
はい、何で御座いましょう。(手代が出てくる)
大坂の蜂須賀屋敷に行き、今から書く書状を渡してもらいたい。

<数刻後・蜂須賀屋敷>
手代「うちの旦那様からです。」
修理「(書状を読んで・・)会い判ったと番頭に伝えよ。」
手代「畏まりました。」
(手代が帰って後)
修理「長坂三郎左衛門はおるか。」
三郎「はっ、これにて。」
修理「至急、安芸広島に行き、・・・を調べて来い。」
三郎「蜂須賀家臣と名乗ってよいので?」
修理「うむ、かまわぬ。むしろ、その方がよかろう。」
三郎「では、支度してすぐに。」
修理「此度は急ぎじゃ。一刻も早く頼むぞ。」

【長坂三郎は安芸に密命を受け出発しました。】
184九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/17 11:49
尋仁様の義父にマロがなったでおじゃる。
(関白になれないので、権威保証でおじゃる。)
185無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 15:50
おまんこなめたいなぁ
186氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/17 16:24
ー大坂九鬼屋敷ー

行広 「先の戦で東北・関東は疲弊しておる、特に上杉領内はなお更で御座ろう
    無益な戦乱で民を…この国を荒らしたくは無い。
    じゃが、この国の中心となられる秀頼君に逆らう上杉を野放しにすれば、
    豊臣家、秀頼君の面目(権威)が丸つぶれじゃ!」(ゴクッ)
嘉隆 「ふむ、上杉が再び売った喧嘩を秀頼君、豊臣家で買おうと…」(グビリッ)
行広 「前田家は秀頼君の命とあらば、汚名返上のため、特に、失った影響力を
    取り戻すため、喜んで兵を出すと思う…」
嘉隆 「前田家は先の戦での疲弊は無かった故、有り得ぬ話では御座らんな
    残るは…」(グビッ)
行広 「さよう、問題は真田家よ…かの御仁の考えが今一つ読めん、ただ、
    言えることは、上杉と真田家が手を組めば手ごわい、ということじゃ。
    そこで、上杉を”ぬるま湯の蛙”にしてみてはどうじゃろうか。」
嘉隆 「ふむ、前田家の戦力を上手く使い上杉、真田家と”和睦”を結び、
    徐々に”ぬるま湯”を熱くしてゆくわけか…」

(九鬼殿どうでしょうこの案は?)
187成田氏女 :02/03/17 16:26
↓ んだよ、それ・・・氏ね
188無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 16:35
↑おめーが氏ねや腐れボゲ
189あほ:02/03/17 16:35





↑あほ
190あほ:02/03/17 16:37
188とケコーンしなくちゃ。
191無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 16:37
↑パーカー
192真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/17 16:39
187はうちじゃねーぞ。荒らしは無視します。
193成田氏女:02/03/17 16:40
やめてyoネカマの私の為に馴れ合わないでyo
194無名武将@お腹せっぷく:02/03/17 16:42
安芸の沙羅氏
195ぷ〜た:02/03/17 16:52
辰吉はこの有名な写真を2分で解けるらしい。ちなみに俺は約3分かかった。
さすが辰吉だと思ったよ。君もチャレンジしては?

http://www.ts-music.com/machigai.html



196真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/17 21:06
大坂城千畳敷
秀頼公・連合の方々を前に
皆様方、ご無沙汰いたしております。此度は、秀頼公にお子がお生まれになられたとか。
なんとも目出度きことにございます。
さてさて、上杉家の処罰のこと。お付き合い浅からぬこの昌幸も、心いためており申す。
ではありまするが、豊家に背いた罰は、与えねばなりませぬ。
真田よりの提案にございますが、所領は半分以下、具体的に80万石ほどとし、
人質を大阪に留め置く。このような形で豊家の徳を示さば、その恩情に、
上杉家一同、終生変わらぬ忠義者となりましょう。
おお、言い忘れておりました。
上杉家と深き付き合いあるにもかかわらず、このようなこと起きるを止められぬ真田、
誇れるだけの大きな手柄立ててはおりますが、恩賞は不要にございます。
また、上野・沼田の10万石。こちらは秀頼公にお子様誕生のお祝いとして、
豊家に返上いたします。これで、真田の関東の領地はなくなります。
別儀になりますが、上杉家家臣・山浦景国、信濃に縁深き者にて、
なにとぞ、当家でお預りいたしたく、伏してお願い申し上げます。
恩賞を予定されておられた場合、その代わりといたしていただければ幸いにございます。
江戸城には、現在江戸城代の小笠原殿が入っております。
江戸が落ちた後、当家の保護下に入っておりましたが、現在は江戸の治安維持にあたっております。
では、年寄りはこのあたりで下がらせていただきます。
真田家大坂屋敷におりますので、何かあれば、呼びつけていただければ参上いたします。
最近は、孫と遊ぶのが何よりの楽しみにございます。
【老いを感じさせつつ、昌幸下がる】
197長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/17 22:35
>>196はまだ知りません

<大坂より船出。目標阿波>

北畠  「真田の動き、どう読みますかな?」
親忠  「上杉を見捨てればいいだけではないか。何を
    北陸の猿が喚こうと吼えようと、戦は既に終わ
    っておる。総大将の討ち死に、上杉の負けよ。
     その家臣に過ぎなかった分際の身の程知らず
    が城に篭ったところで何になる?大義とやらは
    なんだ?くたばり損ないに誰が味方する?下ら
    ん。なにより下らんのはろくに兵がおらぬ我ら
    が大して手柄を手に入れられそうに無いこと、
    それだけよ!」
(飲んでいた杯を叩き割る)
北畠  「上杉と真田の仲は損得では解らぬやも知れま
    せんぞ?」
親忠  「それを頼むとするなら恥知らずもいいところ
    ではないか。真田ではなく、上杉のな。上杉は
    聞こえはいいが大身を頼みに奢っているだけの
    ものだと、世間に恥を垂れ流しておるだけだろ
    う。成る程上杉が自殺を遂げる訳だ、このよう
    な連中しか家中におらんのだからな!絶望に死
    を選ぶも仕方なしかもな!だが、それも自分の
    人望の無さにすぎん。ま、徳川の残党をなで斬
    りにして、それを自慢げに話す連中なぞこんな
    もんよ」
北畠  「・・・。我らも豊家の後ろ盾無ければなにも
    できぬ猿に過ぎぬことだけはお忘れなきよう」
親忠  「弱小なればこそ、どう言われてもなんとも思
    わんがな。世間の風評だけで滅ぼされかけたの
    だ、自分の力の弱さくらいは自覚しておる。だ
    からこそ、大身をつぶせるなら俺は鬼にでも何
    でもなってやる。そして、何時か俺に全ての者
    をひれ伏させてやる。必ずな」
198吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/17 23:29
196の内容を聞いての反応です。その場にいた可能性もあり。
家臣 真田様がかほど譲歩いたすとは、驚きにございます。
吉川 ではあるが、恩賞を不要と真田殿が申したとなると、他家も受け取り辛い。
    沙汰はまだ確定しておらぬはず。毛利家として、真田殿に加増を受けるよう、
    お願いいたすとしよう。当家、立花殿、前田殿は、ある面で、問題を起こした処罰の対象者。
    が、豊家中堅連合の方々には恩賞があってしかるべし。
    その方々が後ろめたい思いせぬためにも、真田殿には受けていただかねば。
    官位の昇進と京・大坂での台所料として、数万石を提案いたすとするか。

蜂須賀・増田・長宗我部・氏家様あて嘆願書
 真田殿の官位昇進と、京・大坂での台所料として、摂津あたりで5万石ほどを
 恩賞としてお願いいたします。
199由布雪下 ◆ARMYOeOg :02/03/18 00:12
それがし、言うべき事は申し上げましたでな。国許へ帰らせて頂きまする。
この通りの老体、上方の風は少々骨身に染みますな。

<由布雪下、筑前へ帰還>
200由布雪下 ◆ARMYOeOg :02/03/18 00:21
そうそう、忘れておった。
これを届けておかねばのう。

>真田信幸殿宛書状

今回の御骨折、誠にお見事でした。
真田殿とは行き違いも多くありましたが、亡夫の最期の戦の話なども聞きたく、そのうちお目に掛かりたいと思っております。
信州は良い所と聞いております。筑前も海の美しい、良い国です。気が向いたらご訪問下さいませ。歓迎いたします。

立花華梅(署名)

201蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/18 00:37
由布殿、わざわざ御呼び立てしてすまなんだのう。
実は関東総奉行に上条政繁殿を当て必勝の策を練っておったのじゃが、
これも定め、致し方あるまい。
加増、家督相続については、それがしが請けあうゆえ安心なされたい。
ただ、家督については養子扱いになるので、家臣一同の推挙状を大坂表に出していただきたい。
万が一、家中が割れるようなら、加増地に立花種次殿を当てるのがよろしかろうて。
(血が繋がってないんで一応、養子扱いとします。)
202蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/18 00:51
【織田殿に書状】
傘下の与力衆より一部を転封し、美濃内にて四郡12万石の加増を考えておるが、如何で御座ろう。

【氏家殿に書状】
傘下の与力衆より一部を転封し、伊勢内にて三郡10万石の加増を考えておるが、如何で御座ろう。
203島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/18 01:43
島津豊久が代表として大阪城の千畳敷の話を聞いての対応。吉川殿と同じです。
豊久「真田が関東を手放すか。ふむ。予想外の展開じゃなぁ。」
家臣「は。真田家はてっきり関東を手放さないと思っておりました。」
豊久「以外じゃなぁ。」
家臣「以外ですな。で、どうされますか?」
豊久「ふむ。我がほうも先の討伐の際止む無く関東から撤兵した。
真田家のためにも関東の民のためにもここで、戦乱を打ち止めにせにゃ
いかん。真田が関東を手放すのだ。その代用地を豊家からは、与えねば
真田も納得しまい。じゃから、書状を書くこととしよう。あと、わしは、
家久様から全権を委任されているが、とりあえず、このことを報告しておこう。」
家臣「はっ。」
蜂須賀家並びに氏家家に書状。
真田家が、関東を手放したので、代わりにどこか、代用地を2万石程度与えてはいか
がなものでしょうか?

大坂より、鹿児島に向け早馬が出立。今回の儀についての経緯などが書かれた文面をもっています。
さらに蜂須賀家への提案の書かれた内容の書状も持っています。




204立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/18 09:47
<由布雪下、筑前へ帰着>
華梅「首尾はどうでした?」
雪下「戦にはならぬようですな。上杉は100万石を切る程度の大諸侯として存続、真田は加増を辞退したらしいですが諸家が加増申請をしているらしく」
和泉「・・・あれだけの事をやっておいてそれでござるか。坂東の戦野に散った将兵は九泉の下で泣いておりましょう。我らは何のために死んだのだ、と」
華梅「・・・それで、国老殿。あれは渡して頂けましたか?」
雪下「仰せのとおりに」
和泉「あれ、とは一体何でござるか」
華梅「・・・」
利勝「それがしがお教え仕ろう。真田信幸殿への書状にござる」
和泉「さてこそ!決戦状にござるか!」
利勝「いや、友誼を通じようとの誘いでござる」
和泉「・・・・!!!!!何をたわけた事を!」
華梅「・・・」
和泉「真田は宗茂公の仇ではござらぬか!」
利勝「果たしてそうですかな」
和泉「何が言いたい!」
利勝「元々はろくに諸軍の統制が取れておらなんだ故の事ではござらぬか?上杉討伐軍を下知する全権を持った大将が一人おれば、あのような事にはならなかった」
和泉「むう・・・」
利勝「豊臣家体制、いや多頭体制の欠陥でござるよ。意思決定がままならず、権威もなく、突出する者を止める事もできぬ」
和泉「だからと言って・・・真田と通じるのは・・・」
華梅「我々に天下を押さえる力があると思いますか?」
和泉「それは思いませぬ」
華梅「ならば天下はよりましな勢力に押さえて貰いたいとは思いませんか」
和泉「・・・今の連合体制より真田の方がましだと言われるのでござるか」
雪下「蜂須賀様は八分まで上杉討伐で腹を決めておられた由。しかし蜂須賀様は第一人者ではなく連合諸侯の一人に過ぎず、我意を通すことはできなんだらしい」
和泉「・・・思えば天下がある程度安泰であったのは治部殿が執権として辣腕を振るわれていた頃でありましたな」
華梅「今のこの国を治めるには権威ある第一人者が必要なのです。連合政権では無理がある」
和泉「しかし、蜂須賀様は才物にござる。案外うまく切り回すかも知れませぬぞ」
華梅「彼らと手切れにするつもりもありませんよ」
利勝「真田を目の敵にして自らの選択肢を減らす事もなかろう、ということでござる」
和泉「・・・まあ、わしは華梅様を総領として認めたのだ。それが総領の意思なら是非は無し、従いましょう」
華梅「・・・助かります」
和泉「・・・宗茂公の悲劇は繰り返さぬ、そう仰せでありましたものなあ」
華梅「ええ」
和泉「先ほど国老様が仰せであった件、それがしが取りまとめ大坂表を提出して参りましょう。ついでに真田の顔も見てやりますわい」
利勝「あいや、それは・・・」
華梅「構いません。それでは和泉殿、お願いします」

<小野和泉、家中一同の推挙状を持参して上坂>
<養子の件に関しては、宗茂の養子と言うよりその妻=道雪の義理の娘、という繋がりで良いのでは、との判断をしています>
205氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/18 13:05
ー熊野路関所陣屋ー

幕舎に若者が十数人集まっている。
道順 「楯岡党と旧伊賀者の中から見所の有りそうな者を選びました。
    皆、年若いですが基本的な仕込みは出来ております。」
ト全 「お主達に頼みたいことはな、松阪屋の商いで諸国を回り、その土地の
    気候風土・産物・人情等を詳しく見聞して貰いたいのだ、頼んだぞ。」
若者達 「はいっ、お任せ下さい。」
使い番 「失礼いたします。」
道順が手を振ると若者達は姿を消した。
ト全 「入れ。」
使い番 「行広様と柳生殿から書状が届いております。」
使い番は書状を渡すと退出する、ト全は一読した書状を道順に渡す。
道順 「ほう、鉄舟斎殿からの報告では、九鬼様領内に松阪屋支店(友好の家)を
    造った際、鈴木なる木っ端役人が賄をとったとの事ですが…」
ト全 「信賞必罰が当家の方針、打ち首じゃ!」
道順 「上杉討伐の出兵準備は…」
ト全 「うむ、松阪で休んでおる二千に、ゆるゆると支度するよう伝えよう。」

氏家軍→松阪の正規兵二千がゆっくりと出兵準備
伊賀真田家へ書状
「商品の改良・開発の参考にするため、直接お客様の意見を聞きたいので、
 置き薬の行商に当家使用人のご同行お許し下さい、伊賀人の”健脚” には
 及びませんが、それなりに”健脚”ですので、”ご迷惑”はお掛けいたしせん」
松阪屋新商品→伊勢神宮のお札各種
206佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/18 14:12
水戸城にて、
義隆「上方よりの報告ですとわが家は常陸一国安堵だそうですが
いかがいたしますか?」
義久「ふむ。下野よりはいいだろう。確かに減封は痛いが止むおえまい」
義重「わしもそれでいいと思う。だが問題は上杉じゃな。一応納得してるようだが、
不安は残る。真田も然り。」
義隆「ではいかがいたしましょうか?ふむ。どうやら上方の報告だと、蜂須賀殿が、新たに
同盟を旗揚げしたらしい。その仲間に入れてもらえるか交渉しよう。入れれば、わが家にも有利じゃからな」
<大阪に使者が出発。早馬です。蜂須賀殿への書状を持っています。なお対上杉・真田には警戒は解いていません。
いまだに臨戦態勢です。>
207立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/18 14:58
<鎮西港桟橋にて。ゼーランディアより到着した貨物船が横付けされている>
係官「・・・よし、伝票通り数はあるな。品のほうはどうだ・・・その真ん中の木箱を出して開けてくれ」
港荷役「これかい?どれ・・・ほらよ」
係官「ふむ・・・よし、梱包もしっかりしているな。モノも規格通りだ。よかろう、ご苦労だった」
港荷役「へっ、当然だろ?」
華梅「ちゃんと着いたようね」
係官「これは総領様。只今検品を終えた所です。後は無作為に抜き取って試射してみますが」
華梅「手ぬるい。一挺一挺検品しなさい」
係官「しかしそれでは時間が掛かりすぎます。氏家様は首を長くして銃の到着を待っていると聞いておりますが」
華梅「だからこそ、完全な状態で引き渡さねば意味がない。高い買い物で不良品を掴ませる訳にはいかないのよ。手が足りないなら軍の方から銃に堪能な者を出します」
係官「は、はあ・・・」
華梅「商売は信用なのよ。依頼された以上は最高の品を最高の状態で渡す、これが鉄則です。いいですね」
係官「承知しました」
華梅「検品が終わったら、品は一番桟橋に移しておきなさい。「鎮遠」が入港次第積み込ませます」
係官「・・・あれが来航するのですか?」
華梅「ええ。私が指揮して氏家殿の元まで運びます。最初の大口の顧客ですからね」
208蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/18 22:06
<大坂・真田屋敷>
(2人で碁を打っている。)
家政「元気を出しなされ、昌幸殿。」パチリ・・・
昌幸「それがしは隠居の身じゃよ。」パチリ・・・
家政「ここに居る2人は紛れも無き勝利者に御座るぞ。」パチリ・・・
昌幸「・・・・・・・・?」
家政「貴殿は上杉家の家名を見事に守って真田の名を高め、
    それがしは大坂で政務を見ておる。故にここに折る2人が勝利者で御座らぬか?」パチリ・・・
昌幸「しかし、当家は領地返上を申し出た。どこが勝利者か。」パチリ・・・
家政「昨年の戦、毛利の軍勢を見事に足止めしたでは御座らぬか。」パチリ・・・
昌幸「あれは毛利に逆心の疑いが・・・・」パチリ・・・
家政「当家の調べでは、毛利は当初木曾口より信州、越後に向かっておった。
    その時点においては、執権殿は毛利逆心とは思うておらなんだ。
    しかし、貴殿が木曾口より駿河口、相州と毛利をたらいまわしにし、
    毛利の動きを逆心と勘違いした執権殿が関東遠征軍に毛利討伐を命じた。
    これが真相に御座るよ。」
   「貴殿は毛利と西国諸侯の仲を分かち、時を稼いで上杉助命の機をつかんだ。」
   「いまや、立花と毛利は仇同士。見事な離間策じゃよ。」パチリ・・・
昌幸「なるほど、それで勝利者で御座るか。で、いかがなされる。
    当家を詰問でも為さるか。」パチリ・・・
家政「いやいや、今後当家の出す、吉野対策に無条件で賛成してほしいのじゃよ。」パチリ・・・
昌幸「・・・・・・・・・」パチリ・・・
家政「後、吉川と島津が真田家に恩賞願いを出しておる。
上州領を返上し、捨て扶持を受けたとあっては真田の名折れに御座ろう。
恩賞はなし、貴殿の隠居料として畿内に三万石受けてもらいたい。」パチリ・・・
昌幸「返事は後日で宜しいかな?」パチリ・・・
家政「構いませぬぞ。後、如水殿より聞いた話をお教えしよう。」パチリ・・・
昌幸「いかなるお話かな?」パチリ・・・
家政「大封を持ちし者は、力を頼みにし知恵の鏡を曇らすとな。覚えておられると宜しかろう。」パチリ・・・
昌幸「ふむ、良い事をお聞きいたした。おや、どうやら拙者の負けのようで御座るな。」
家政「いやはや、天下の知恵者の真田殿に勝つとは何たる僥倖。
    それでは、拙者は屋敷に戻ると致す。又後日にでも。」
(家政は帰っていきました。)

   

  

209山浦景国 ◆RCXqQRMw :02/03/18 22:16
大坂に入りました。
上杉家大坂屋敷より、大坂城に使者を出しました。
「上杉家、家臣一同恭順の意を表するため代表して上坂。
景勝様の奥方、菊姫様をお連れしています。
関東討入り、北条残党が乱起こしたとの誤情報を間に受け、我が軍豊家蔵入り地に乱入。
罪犯してしまい、その罪まぬがれぬと考え、主君・景勝動転、そのまま此度のような事態としてしまいました。
我ら家臣一同、全員反省いたし、豊家の沙汰に従うと意思統一いたしております。
いかなる罰でもお受けいたします。主家・上杉家の名のみ、なにとぞお残し下さいますよう、
恥を承知でお願い申し上げます。」
210真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/18 23:03
昌幸 隠居料に3万石か。上方は贅沢よ。
鷲塚 お返しいたしますか、お受けいたしますか。
昌幸 貰って置く。腐りはせんだろうて。吉川殿、島津殿に礼状を書いてだしなさい。
鷲塚 はっ。しかし、大殿がお負けになるところ、何年振りに見ました。
最後は、幸村様に負けた時と記憶いたしております。
昌幸 ははは。黒田殿の話の時よ。あそこで12目勝ちを捨てた。
鷲塚 勝てたのですか?
昌幸 あちらも本気ではなかったわい。
鷲塚 では吉野のこと、いかが。
昌幸 治部殿の家臣には長生きしていただかねば、義理通らぬ。
上杉様同様、治部殿との交誼も大切よ。幸村も絡んでおる。
なにやら、わしが幸村の邪魔したこともあるようじゃ。その詫びもある。
ともかく、しばらくはおとなしくいたす。
鷲塚 碁の腕前、蜂須賀様と幸村様、どちらが上でしょう。
昌幸 さてな。幸村が1目上といったところか。わしは5目は上よ。
211無名武将@お腹せっぷく:02/03/18 23:59
あげ
212蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/03/19 00:50
【吉野賀名生】

蒲生「・・・久しいの兵庫殿。」
兵庫「・・・郷舎殿よ老けましたな。」
蒲生「お互い様じゃ(苦笑)」
兵庫「戯言を言うためにきた訳ではなかろう。」
蒲生「・・・京桜と吉野桜。競咲きか、互いの花を愛でるのか。どちらかな。」
兵庫「・・・」

213長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/19 01:24
<阿波>

吉田康俊  「蜂須賀、長宗我部、小川連合軍13000
      何時でも出立できまするが」
親忠    「今は待て。・・・そもそもこの大将は上方
      におる。動きが無いならないでいい」
北畠    「太宰より。・・・土佐に練兵所も忍小屋も
      なにも存在しなかった、と」
親忠    「・・・もったいないが仕方ない」
北畠    「別の土地で又作り直すだけのこと」
康俊    「ところで上方の動きは?」
北畠    「蜂須賀の連合に佐竹、島津が乗ったとか。
       島津は大きすぎる気がするがな。何でも
      加えればいいものでもなかろうに。大国に
      振り回されるだけかもしれんが」
親忠    「増田はどうだ?」
北畠    「表立って何か変わったわけではないです
      が・・・ただ、強気です。目算があるので
      しょうな。それが何かは知りませんが。草
      に調べさせておりますが後手後手にて知っ
      たところでその情報が使えるかどうかは疑
      問ですな」
214島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/19 01:33
鹿児島にて、書状を見つつ
家久「さて、豊久殿が言ってきたか。まあ、これで、出兵を
しなくていいかのう。戦費が出ない分軍制改革に予算がが出来るからな。
少なくとも、西洋式の軍制を敷かんと、これから、対抗できんからな。」
種子島「で、軍制改革をやっても、兵器の新型化もせねばなりませぬな。
いかがいたしますか?我がほうで、密かに輸入しますか?」
家久「ふむ。それで、失敗したら不味いな。ちょうど同じ九州内に、武器工廠
があるではないか。それを使ってはどうだ?そっちのが危険が少ない」
種子島「そうですな。立花家から、新型兵器を購入されたのが確かに手間は少ない
し、問題もそれほど多くないですな。」
家久「では決定じゃな。立花家に武器購入の打診をしてみようかの」

島津家より、立花家へ、使者が出立。武器購入の要請に関する書状です。
215真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/19 02:15
オヤジ殿もボケられたか。(報告聞き)

家臣に 
上野に使者送り、全員引き上げさせよ。換地として駿河で領地あてがう。
城は綺麗に掃除いたし、兵糧はすべて残してくるように伝えなさい。
矢沢に済まぬと伝えてくれ。

真田家鉄砲隊は、火縄の改良、水に濡れぬ工夫いたしております。
銃そのものにも、多少の細工と、一部編成変えいたしました。
火打ち式は取り入れないようです。

立花様よりの手紙、読む前に小松姫により破棄されてしまいました。
なんらかの手紙来たことは分かっていますので、
妻に破棄されたことから、おかしな妄想拡げています。
立花様とお会いした場合、勘違いした行動取る可能性あり、二人だけになると危険。
顔に引っかき傷ができ、当分他の諸侯と会えません。

豊家に城の増築許可を提出
城 駿府城
タイプ 平城
特徴 戦闘的なものではなく、公家屋敷を大きくしたようなもの。
水堀に囲まれている。豪華な門が正面にあるが、通常は使われない。

216増田長盛 ◆vVKeNmR. :02/03/19 06:56
【摂津・大坂】
慶長十二年 弥生 十九日

増田長盛 切腹 #1534

後日、家宰 大隈信吉が発見した遺書にはこう書かれていたと言う。
貿易惣奉行職 九鬼嘉隆
勘定奉行職 氏家行広
小西家預かり 吉川広家
増田家預かり 蜂須賀家政
品川氏真預かり 真田信幸

奇妙な事に、切腹時、長盛の遺骸の向きは東を向いており
大坂に尻を向けている格好となっていた。
その死に様はまるで諏訪に拝謁しているようだったと言う。
この事は家中の極一部の者に口伝される秘密とされ、増田家は近代の夜明けを待つ事になる。
217立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/19 09:18
>島津殿
直ちに手配します。ただし戦時による武器輸入解禁がいつまで続くか分からないので、大量輸入は危険ですね。
筑前の造兵廠完成後の第一次生産分から回しましょう。氏家殿分が輸入で賄えたので問題はないかと。
218氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/19 10:08
ー熊野路関所陣屋ー

ト全 「なるほどな、お〜い伝令。」
使い番 「ここに。」
ト全 「松阪に書状じゃ、遠征は取りやめ、関所に詰めている者達と交替せよと。」
使い番 「ははっ。」
ト全 「立花家から買った銃砲、無駄にするものか…大枚はたいたのに。」(苦藁

九鬼殿
物品受け取りました、次回定期便にて代金を運んでください。
立花殿
次回の定期便にて代金お支払いいたします。

氏家軍→関所駐留部隊と松阪留守部隊交替、大砲を関所に運び新式銃は松阪で
運用試験、正規兵は火縄銃から新式銃へ、領民兵の火縄銃訓練開始。
弾薬購入費用と戦費捻出のため余剰米大坂にて売却。
余剰米5万石→3万石
(金がかかる、早く吉野朝問題解決してくれ。藁)
219立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/19 12:06
華梅「九鬼殿の船で荷が運べたのは幸いというか何というか。挨拶に出向こうと思っていたのだけれど」
鎮遠艦長「この艦を披露できるいい機会だったのですがね」
華梅「まあいいでしょう。あなたはこのまま広東へ戻り、運用試験を続けなさい」
鎮遠艦長「まだまだ問題が多い艦でしてな。永楽帝時代の基本設計に現代の技術を加味したのはいいのですが、いかんせん運用実績がまだ無いもので」
華梅「帆装のこと?」
鎮遠艦長「ええ。広東式の伝統的な帆を基本に色々組み合わせて試しているのですが。日本近海で活動するには西洋式の帆装よりも中東式の方が良いようですな」
華梅「ダウ形式の大三角帆ね」
鎮遠艦長「ええ。ですがあれは操船にコツがいるようでして。今アラブ人の水夫から習っている所です」
華梅「そうね、ついでに練習用に中型のダウを何隻か買ってもいいわよ」
鎮遠艦長「伝えておきます。ではまたお会いしましょう、おかしら」
華梅「・・・抜けないわね、そのいい方」
220島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/19 18:27
鹿児島にて立花家よりの書状を見て呟く。
ふむ。立花から兵器が購入できるか。ふむ。まあ、大量にいらんしなぁ。
真似して作ればいいんだからな。新型銃砲はなぁ。種子島も我が島津が
はじめに戦場で集中使用したんだしなぁ。これで、武器の面は何とかなった。
あとは、人じゃ。

鹿児島より立花家へ使者がでました。武器購入に関する感謝の言葉がしたためられています。
221蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/19 18:30
<大坂・蜂須賀屋敷>
(増田長盛切腹の知らせを聞き)
なんと言うことじゃ。
なぜ、豊家は忠臣ばかり死に急ぐ・・・・・
木工頭殿といい、右衛門尉といい、なぜ豊臣の天下定めるまで生きておらん。

【家政は感慨にふけってます。】
222真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/19 21:03
増田盛次殿にお悔やみのための使者として、昌幸が向かった。

早々に家督相続を行いなされ。
豊家の役職その他、みな相続いたすが忠義の道であるとワシは思う。
数少ない誠の豊家忠臣。増田殿の死は大変なる痛手ではあるが、
増田家には幸いなことに、そなたおる。
そなたの相続、誰も文句言うまいて。
よいな、そなたの父の、友としての言葉である。
今川殿も、武田絡みの当家では、居心地もよくなかろうて。


223秀頼 ◆YODOj4X. :02/03/19 22:25
皆、なぜにそう死んでしまうのか。
国松の守役頼めるは、増田の爺しかおるまいと心決めておったというのに・・・
外様ばかりになっては、豊家も土台揺らごう。
増田家の家督、役職。すべて嫡男に相続すること、
この秀頼が許す。いや、秀頼の命令である。
何人といえど、口出しすること許さん。
執権代理、前田。我が名を語る書状使いたること、赦免いたす。
ただし、執権代理の職を解く。
立花家、家督相続、その妻たる者に許可いたす。
異国との易は、豊家の統制下で行うこと。
大老たる前田、執権の代理を本来するべき立場にある蒲生。
我が父も世話になっておったお方の血筋、蜂須賀殿。
治部少と縁にあり、徳川との戦での大功者・真田殿。
我が師たる伊賀真田殿。貴き血筋擁する九条殿。
豊家が最後まで信頼託すことできる木下殿。
中国の太守、毛利家の執事たる吉川殿。
このうち一人でも立花殿の交易に反対した場合は、交易を禁止いたす。
そもそも、父・故太閤殿下の命により、
交易のために治部殿と小西殿が築き育てた博多無視しておること、問題である。
交易継続する場合、博多を用い、鎮西なる港使わぬこと。
向後、博多、堺以外で交易する場合、豊家に許可受け、
増田の決めた税額払い、なおかつ交易品の受け渡しには、
豊家の者が立ち会うこととする。これに逆らう者は、征伐いたす。
鎮西での交易、向後一切許さぬ。
増田、やすらかに眠れ。
盛次よ、一刻も早く大坂城に登り、
執権代理となるがよい。治部少が戻るまで、そなたが執権代理である。
224九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/19 22:28
【大坂増田屋敷】
(悲報を聞いて参上したと思ってください)
九鬼:これは!
大隈:九鬼様。お気を確かに。
九鬼:気を確かに?充分気は確かじゃ!
大隈:は。
九鬼:なぜ、なぜ止められなかった!お主は腑抜けか!
大隈:(涙)
九鬼:もういいは!ワシみたいな老骨がなぜ生き残る。葬儀の手配しかとせい。

【九鬼は何ともいえない心境に陥ってます。】

225真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/19 22:38
大変じゃ。
大人しいお方と思っていた秀頼様が、動かれた。
早馬出し、信幸と幸村に情報伝えねば。
【223の内容、伊賀真田家・信濃本家ではいち早く掴んだ】

昌幸の添え状

両家に 軍勢出せる準備だけ、しておくように。

信幸に 信幸の預かっている水軍、矢玉、兵糧、積荷、兵の用意し、
すぐに使えるようにして待機しなさい。
226長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/19 22:53
<阿波>

太宰  「増田長盛、切腹して果てた模様」
北畠  「・・・で?」
太宰  「秀頼君が涙ながらに盛次への相続を断行
    なされた由。特に表立った騒ぎはありませ
    ぬ」
親忠  「強気・・・では無かったか。単に切れた
    だけだったようだな。・・・国司、何を怖
    い顔をしておる?」
北畠  「解りませぬか御館様。増田の死なんぞこ
    の際どうでもいい。問題は秀頼が政務を取
    り仕切れるまでになったという事実でござ
    る」
親忠  「!!!」
北畠  「豊家が再び一人の人物のもと、結束する
    ということは・・・」
親忠  「・・・我らに万に一つも勝ちは・・・無
    いということか・・・」

<別な意味で土佐衆も涙に暮れています(w>
227真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/19 22:59
真田家の城の絵図面全てと領地の地図。
秀頼様に献上いたします。
真田家の忍びが、大坂で秀頼様の守りについた。

太刀と金500両、茶器を国松様ご誕生のお祝いとして献上。
増田家の葬儀に、真田家の者が多数手伝いに向いました。

真田昌幸の心境
はぁーーーーー・・・・・・。
天下収まり、万代の平和か・・・・・。
228浅井長房 ◆AZAIrUBI :02/03/19 23:23
配下の兵を集めて訓辞

秀頼様の命令により、大坂城の警備を強化することとなった。
七手組配下の諸君らには、今後、より一層の活躍の場があるものと思う。
増田様の葬儀無事に済ませることが、まずは目先の目標である。
蜂須賀様の軍勢、九鬼殿の水軍とまとまっている豊家の軍に、対抗できる物は存在しない。
安心して軍務に就き、豊家に忠誠尽くすように。
なお、豊家には、すでに後継ぎとして、国松君が誕生しておられる。
年内には関白の職を朝廷より任じられるとの噂もある。
これより先も、安心して一層の忠義尽くすようにお願いする。
229立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/19 23:23
華梅「・・・なるほど」
利勝「如何致しましょう。これは当家に死ねと言っているようなものでござる」
華梅「あはは、なるほど、なるほど。これはおかしな話よね」
利勝「・・・総領様?」
華梅「豊臣秀頼という若者は温室育ちのお坊ちゃんだと聞いていたけれど、なかなかやるものね。あるいは誰かの入れ知恵かしら」
利勝「・・・」
華梅「読めているんでしょう?」
利勝「真田にも付かず、連合にも参加せず、交易による利で独自の位置を占めようとした姿勢。総領様の出自の特殊性、独自の交易網と海軍力。目を付けられるには十分でござる」
華梅「そして、秀頼は自らの権威を確立する贄を欲したのよ。白羽の矢が立ったのが立花だったという訳ね」
利勝「なぜ当家だけが、という次元の話では無いのですな」
華梅「・・・口惜しいと言えば口惜しいわね。結局彼らには茶碗の中の嵐しか目に入っていなかった」
利勝「・・・」
華梅「わたくしは鎮西を東洋のヴェネツィアにしたかった。ここを中心に、アジアへ侵攻してくる西洋の対立軸としての東洋を糾合したかった」
利勝「・・・」
華梅「富が集まれば人も集まる。別に日本における地位も名誉もいらなかった。ゆくゆくは日本を東洋の盟主とし、押し寄せる西洋に対しなければと思っていた。鎮西はその拠点となるはずだった」
利勝「・・・上策ではありませぬが、第二策を取るしかありませぬな」
華梅「・・・ええ。皆を集めてちょうだい。・・・先に聞いて置くけど、あなたはどうするの?」
利勝「それがしは浪々の身を宗茂公に拾われ申した。宗茂公なき後はあなた様の夢に賭けてきた。今更行く宛などありませぬ。最後まで付き合いますよ」

230島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/19 23:25
大阪よりの使者が到着。鹿児島にて、臨時重臣会議中に話題は軍備再編成について
使者「報告します。増田長盛殿が、自害なされたとのことです。並びに、秀頼公が号令を発しました。」
家久「なにー」
樺山「いかがいたしますか?」
家久「うーむ。急だのう。とりあえず、増田家に弔問の使者を送れ。あと、序でじゃが、
お悔やみの書状を出すからそれを届けさせよう。」
伊集院「ではそれでよろしいですかな?」
重臣達「異議御座いません。」
家久「では直ちに使者を出せ。」

鹿児島から大阪の豊久に向け使者が出立。さらに、お悔やみの書状と
お悔やみの品を持っています。豊久には直ちに、増田家に使者を出すようにとの訓令が出ました。
島津家は秀頼公が動いたことと、増田殿の急死に衝撃を受けています。
さらに、風魔は警戒レベルを強化。厳戒態勢です。
<紀伊沖・太平洋上>
(あたりまえだが、大坂の出来事は知らない。)
村重「では、そろそろ大筒の試射でもいたすか。」
   「全火力、左舷指向。準備後、各個打ち方始め!」
ガラガラガラ・・・・・
上甲板の大砲が中央のターンテーブルで180度向きを変え、左舷側に集中する。
また、射線の安定化の為にガイドレールもついている。
守隆「なるほど、こういうわけで御座ったか。」
村重「左様、これで火力は他の船の二倍勘定になりますな。
    ただし、欠点をござる。」
欠点は、
・あんまり、片舷に大砲を寄せると安定が悪くなる。
(この船は、船底のバラストを移動式にしてある。)
・あっちこっちに撃ちたければ広い射界が必要。
(基本的に上甲板、左右二射線だけにするなら砲甲板でもよい。)
・当然、上甲板のやつは雨や波には弱い。
(普通、大型砲は上甲板には置かない。)

砲撃訓練が終わって・・・・
守隆「なるほど、上杉の水軍を恐れておらぬ訳がよう判り申した。」
村重「もともと、この仕掛けは小型の船の戦力強化のために大殿が考えられた物じゃ。」
   「陸地を背に戦えば、砲数の不利を補えるし、
上甲板にこの仕掛けを設ければ、廻船でも戦力になると申してのう。」
守隆「さすがは蜂須賀殿じゃ。当家でも見習うと致そう。」
村重「それがよろしかろう。もともと大筒の金を惜しくて考えたと思ったがのう。」
一同「わっはっは。」
利厳「そろそろ、大坂へ戻りませぬと・・・・」
村重「そうじゃのう、何せこの船は「大坂丸」じゃしのう。」
守隆「????」

【大坂丸は大坂に向かってます。】
232真田忍軍 ◆888yGhqg :02/03/19 23:37
京の忍びが集まるボロ寺にて
戸隠忍び もうわけわからんぞ。何かつかんでおったら、銭は出す。教えてくれ。
風魔忍び こちらもようわからんのだ。
八瀬童子 吾等なぞは、朝廷も割れ、わやくちゃぞ。
伊賀忍び 銭で済むなら、わしらも払う。まともな情報がないのじゃ。
越後軒猿 主家がどうなるかわからん上、これでは・・・。
甲賀忍び 要は大坂でまとまるということか。
一同 ??????????????????
233長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/20 00:05
<阿波>

北畠  「では留守を頼む」
太宰  「は」
康俊  「お早いお帰りを」
親忠  「・・・・・・」
----------------------------------------
親忠  「・・・・」
北畠  「・・・・」
親忠  「・・・我らだけでは最早日の本は動かせ
    ないな・・・」
北畠  「・・・申し訳ございませぬ・・・」
親忠  「謝ってくれたのは初めてではないか?気に
    するな。少なくとも俺は楽しめた。貧乏大名
    で世間に罵られる悲惨な運命を覚悟していた
    なか、一瞬でも日の本を騒がせた。そなた達
    のおかげだ。礼を言う」
北畠  「・・・は。・・・増田殿への見舞いの品々
    を届けた後秀頼公に国松君誕生の祝いの届け
    物。その後大坂で秀頼公の下知を待ちまする」
親忠  「解った。もう勝てないからな。豊家の為に
    命を賭ける武者にでもなるさ」
北畠  「・・・はい。・・・ただ、意地だけは御捨
    てにならぬよう。何時の日か、我らが頂点に
    立つその日まで・・・!」
親忠  「・・・ああ・・・解った・・・」

<土佐衆、大坂へ増田殿の葬儀に参列する為と国松君誕生の祝い届けをする為再び上方へ>
  
234蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/03/20 00:16
【吉野賀名生にて】

真田「郷舎殿。佐和山から書状が・・・」
郷舎「(無言で書状を見る)・・・ふ、」
真田「なにかありましたか。」
郷舎「(223の書状を見せ)上様も育った者よ。」
真田「・・・これでは、兄上も幸村も。」
郷舎「動けぬな。・・・当然某もな。」
真田「何とも・・・申し上げることが・・・」
郷舎「・・・ある意味、殿が望んでいた形なのかもしれん。殿はそういう意味
  では無欲じゃ。」
真田「・・・どういたします。」
郷舎「ある意味、上様は某や前田様にお怒りなのかもしれぬな・・・わざわざ
   執権の代理を本来するべき立場にある蒲生。と名指しされておる。」
真田「・・・」
郷舎「・・・大坂の大膳へ書状。」
真田「承知」

蒲生郷舎から蒲生大膳へ書状
父から言い含めておく。そなたは大坂へ質として上様に仕える身。
上様に忠義を尽くせ。
(後は口上。上様へ言上いたせ。執権家はあくまで上様御大事とな)

蒲生郷舎から蜂須賀殿へ書状
お久しゅうございます。率直に某を警戒されておるかもしれませぬが・・・
時局の打開をはかる際、以前は腹をわった仲。大坂へ出向く際には真摯に談合
いたしたし。

最後に舞殿。
このような状況じゃ。貴殿の意見を拝見したい・・・


235九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/20 00:34
舞殿よりの連絡待っています。
次期関白殿下のために、早めの連絡お願いする。

朝廷として、立花家と蛮夷との交易は許し難いが、日の本の利になり、
なおかつ朝廷の安定(意味わかりますね)がのぞめるなら、問題ないと判断いたします。

秀頼殿に書状
増田殿に対し、特別に正四位上近衛大将を追認いたす。
上は後日正式に宣旨出すこと約束いたす。
236舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/20 00:34
吉野・賀名生朝廷

 優雅でそしてはかない京の桜、遅咲きだが寒さに耐え素朴に咲く吉野八重桜
 どちらも根はいっしょでござるな。
 郷舎殿、貴殿に骨折ってもらってすまなんだ。朝廷はあるべき姿に変えるべきかも
 しれぬな。先の院(後陽成)との夢もまた、この賀名生のようにいっときの幻よ・・

 左衛門佐殿、貴殿にもご苦労かけたがどうやら佐和山からの書状にもあるように
 時の流れが速すぎる・・・・・
 しょせん我らは時代に選ばれたに過ぎぬ・・・時代に選ばれた我らはまた時代に
 捨てられていくのよ。。。
237舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/20 00:52
さて、郷舎殿・左衛門佐殿。以下の内容の使者を京の九条卿に立てようと思う。

 1.今上(八条宮、八条天皇としておこう)は退位し、京におられる尋仁親王に
   位を譲る。もちろん神器も返還。
 2.太上となられる今上陛下の安全を保証する。
 3.それがしが著した「続神皇正統記」を朝廷より発刊する。これにより大和動座
   および八条帝は正統なる皇統であったと世間に認知させる。
 4.智忠親王に八条宮家を継いでいただき、この兵庫が家宰となる。 
 5.現在、われらの勢力下にある大和・南山城3郡・和泉2郡・東河内1郡を
   上記親王領とする。
 6.現朝廷の閣僚は宰相・九条兼孝卿をはじめ、辞職する。かわりに罪は一切
   問わないこと。
 7.長年、日の本の平和に尽くした前執権・石田治部少輔様に3位以上を追贈
   すること。また、嫡男・隼人正重家様を治部少輔の位階に叙すこと。
 8.石田家は蒲生殿を後見人として豊臣家に対する朝廷からの政策監視役の
   任を与え、その地位を保証すること。
 9.先に出した位階の除目、綸旨は全て有効とすること。
 10.上記に際して蒲生郷舎殿に紀伊守を叙したができれば位階を進めていただくこと。

 以上でございる。
 あとはこれに、武田様のことを入れようと思うがいかが?
 もちろん、無理無茶は承知の上でござる。
238旧真田忍軍 ◆888yGhqg :02/03/20 00:54
鷲塚 真田家に暇乞いだしてきた。そなたたちは自由にしてよいぞ。
忍び 最後までお供いたします。
鷲塚 そうか・・・ 済まぬ。
忍び 大殿の用意していたこの鉄砲、使い道ができましたな。
(施条を銃身におこなうと、命中率が上がることは、1600年代には、確認されていた。
しかし、弾丸・火薬の装填に力と時間がかかることが理由で、多用されていなかった。
ここでは、楕円形の鉛弾と、施条、さらに銃身を極端に長くした銃を用意しています。
火薬は、安定性の高い高品質なチリ硝石使用のものです。)

鷲塚以下数人が地下に潜りました。
239舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/20 01:05
また、現在の政権に対するそれがしの意見を。

 現政権の方々には何の遺恨もござらん。
 しかしながら、今豊臣家があるのは治部様が内府に対して兵を挙げられた
 からであろう。
 無念にも治部様は志半ばで倒れられ(死んではないが)、前田公・そして
 毛利公、今は蜂須賀・増田を中心に政権が動いておる。
 また、秀頼様がじきじに政務をとられるという。
 たしかに、治部様が思い描いていた形なのかもしれぬ。

 しかし、それがしは理屈よりも思いが先に来てしまう。
 なぜ、治部様ふぁ倒れ、その家は一諸侯に落ち、関ヶ原において日和見・
 寝返り、旗幟をはきとせなんだ輩が我が者顔で政をとりしきる???
 なぜ、もはや飾り物にすぎぬ秀頼様が自分の力で天下が治まったような顔
 して政務を執る??

 冗談ではない。

 石田家・舞 兵庫 天下万民が認めてもそれがしは認めぬ。

 郷舎殿、左衛門佐殿。先の九条卿に対する使者、近々出立させます。
 大坂が認めぬ場合、神器・朝廷もろとも賀名生の灰と散るだけよ。
240九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/20 01:22
>>237 舞殿、早速の返書ありがたし。
1.2.3.4.6. それぞれ問題なし。
5. 石高多すぎ、認めることできませぬ。が、武人たる舞殿の所領であれば、
豊家さえ許せば問題ありません。
7. 治部殿は生きておられると認識している。しかし、破格の扱いにより、
正四位上に昇叙、治部卿に任ずることとする。
8.9. 問題なし。
10. 紀伊守であれば、上国なので従五位下相当。正五位下式部大輔といたす。
さらに、奥州の戦乱で出された宣旨、当時は効力あったが、現在では無効といたし、
それをもとにした行動に対し、今後賞罰は認めないことを宣言いたす。

以上でよろしいかな。逆臣あらため、護国の忠臣殿。

241立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/20 01:52
<立花華梅より大坂表へ>

一、当家の交易は勘定奉行より正式に認可された広東航路を利用したものであり、いかなる法度にも触れてはいない。
二、鎮西の街は筑前入国以来当家が心血を注いで育て上げたものである。これが発展するよう手を尽くすのは当然の事である。
また、博多は豊臣家の直轄地であり、立花家の領有ではない。よって当家としては博多にいかなる影響力も行使し得ない。
舞鶴城代として博多の治安維持には当たっているが、博多を無視したというのは理屈が通らない暴論である。
三、立花家の交易活動によって損害を被った者がいるとは寡聞にして聞かない。
むしろ通商を望む諸家には誠意を以て応対した自身がある。それに対しての糾弾であれば、つまりは当家が交易によって利益を出すことが許せぬということか、あるいは当家によってもたらされる物品が流通する事が許せぬのか。
いずれにしても当家の交易を禁じる名目にはならないと考える。
四、そもそも秀頼公が示した最初の命令がこのような特定の強い立場と意志を示すものであるというのは面妖な事である。当家に悪意を持つ者の讒ではないのかと疑いたくもなる。
五、当家は先代以来信義を旨としてきた。例えそれが秀頼公の名によるものであっても、このような信義にもとる扱いを受けて黙って従ういわれは無い。
理には従うが理不尽に頭を下げるほど当家の矜持は腐ってはおらぬ。
六、以上に反論があるならば反論されたい。気に喰わぬ故討伐という事になれば、及ばぬまでも存分にお相手仕る。

立花華梅(署名)
242九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/03/20 01:59
240をいくつか補正
3について 世間に朝廷の歴史知らしめる必要はない。
正統であったということ、院(実権なし)として先帝認め、
新帝が正統なる手続きで帝位に就いたこと宣言いたす。
史書は朝廷内で保管いたせばよいと思う。
9について 官位の宣旨はそのままで認める。
ただし、戦闘停止の綸旨、上杉・佐竹無罪の綸旨は、現在では無効とする。
それをもとに揉めるのは主上の御意志に反するので。
(もう代理のつもりでいる)

追記 関ヶ原の主戦部隊が、確かに桧舞台から消えてしまった。
運命とは不思議なものですな。
243秀頼 ◆YODOj4X. :02/03/20 02:20
この無礼なる手紙、主君たる者に出したものか。
立花殿には好意感じ、頼もしくも思っておった。
しかし・・・
立花殿の功績もある。この手紙、届いておらぬことにいたす。
誰か使者として立花殿のもとへ向うように。
よいか、意見は聞いておらぬ。
豊臣秀頼の政策に従うのか反抗するのかのみ確認して参れ。
他家より文句が出なければ、博多使えば交易できるのだ。
丁寧に説明し、わかっていただきなさい。

上杉・佐竹の仕置きは、蜂須賀殿の考えの通りでよいでしょう。
正式な沙汰は追って出す。
244氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/20 11:15
ー氏家家大坂屋敷ー
行広 「真か…増田殿が…すぐに弔問に伺え。」
家臣 「はい。」
行広 「儂だけいつまでも老醜をさらすわけにも参るまい、そろそろ隠居かのう。」

氏家行広→豊臣家へ隠居願いと嫡子ト全への家督相続願いを作成中
245佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/20 13:42
水戸城にて、
義隆「つい先ほど書状が大阪より届きましてござる。増田殿がお亡くなりになられたそうで御座る。
いかがいたしまするか?」
義重「あの増田殿がか。わかった。直ちに義隆そなたが、弔問に向かえ。本国のことはわしが何とかする。」
義久「そのほうがいいとおもいまする。義隆異存はあるか?」
義隆「異存はありません。ではただちに、大阪に向かいまする。」
義重「うむ。頼むぞ。本国の臨戦状態はわしが指揮をとり動員解除などをする。安心していってまいれ。」
義隆「はっ。では本国のこと頼みまする。」
<義隆大阪に向け出発。弔問に自ら赴きます。>

(鎮西の讃岐屋番頭宛の密書)
上方と筑前御前殿の関係が悪化しておる。
上様は思い違いをされておる様じゃが、筑前御前殿の本領は筑前にあらず大海原であることは疑うべくもない。
万一、上方と手切れになれば南海路が数年に渡って封鎖される事もありうる。
そこで、お主は、鎮西で扱っておる生糸をあるだけ買いつけよ。
御前殿の本貫地が華南である以上、生糸の入手は困難になろう。
金は必要なだけ送るので、急ぎ買い付けよ。

                         讃岐屋の大旦那(生駒一正)
247島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/20 20:56
鹿児島城にて風魔並びに大阪からの豊久の報告を受けて。
ふむ。立花家と豊家との関係が急速に悪化しているな。風魔を立花家に潜入させ
たほうがいいな。あと、立花殿からの武器の購入を急いだほうがいいな。
少数の見本品があれば模倣はそれほど難しくないからな。うむ。そのほうがいいな。

島津家より、立花家へ使者が出立。新型兵器の至急の納入を催促する使者です。
さらに、立花家へ風魔忍びが残置牒者の手引きのもと多数潜入しました。
情報収集を強化しています。なお、このことは極秘です。

248草D ◆nbFVoD9M :02/03/20 22:35
<悪役九州支部拠点>

龍造寺  「・・・よぉ、久しぶりじゃねぇか旦那」
草D   「立花はどうだ?」
龍造寺  「やる気まんまんってところですな。やだやだ
     つまらん意地とやらで民まで戦に刈りだす連中
     になっちまってよ。あの雌狐、結局この国なん
     てどーでもいいとしか考えてないんじゃねえか
     と思っちまいますよ」
草D   「お前の意見は聞いていない」
龍造寺  「物騒なもんはしまってくだせえよ。ともかく
     立花は新式銃等で武装、折れる気はないみたい
     ですな・・・それと。風魔の連中がうろついて
     いるようです」
草D   「・・・島津の手のものだろう。関東とここで
     は言葉が違いすぎるから苦労してるのでは無い
     か?」
龍造寺  「残置牒者ならばともかく風魔衆がそのまま入
     ればすぐにでもばれますぜ」
草D   「・・・島津とはこれからも誼を通じておかな
     くてはならん。・・・解るな?」
龍造寺  「・・・拠点を数箇所譲りましょう。見えんと
     ころで助け舟を出しておきますよ」
草D   「・・・良し」

<島津殿、一応フォローしときます>
249舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/03/20 22:51
九条卿へ使者その2

 卿におかれましては、伊賀の真田右衛門督(左衛門佐)殿をご存じであろうか?
 なかなかの人物で、きっと朝廷の心強い藩幣となってくれましょう。
 噂には聞いてございましょうが、武田公の件でございます。
 この件さえ、うまくとりはかっていただければ、石田家ともどの滋野一族も
 より一層の忠勤にはげむことでしょう。なにとぞよしなに。。
250蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/03/20 22:56
【吉野賀名生】

執権家差配蒲生郷舎の名において、増田家に弔意を表する・・・
 
舞殿。某の見解でござる。
1.今上(八条宮、八条天皇としておこう)は退位し、京におられる尋仁親王に
  位を譲る。もちろん神器も返還。
(見解)異議は無い。

2.太上となられる今上陛下の安全を保証する。
(見解)当然のことと考える。

3.それがしが著した「続神皇正統記」を朝廷より発刊する。これにより大和動座
  および八条帝は正統なる皇統であったと世間に認知させる。
(見解)八条宮家文書とし、発刊は宮家裁量に任す。

4.智忠親王に八条宮家を継いでいただき、この兵庫が家宰となる。
(見解)異議は無い。但し、八条宮家は東大寺及び興福寺門跡を兼ねた方がよろしかろう。
 
5.現在、われらの勢力下にある大和・南山城3郡・和泉2郡・東河内1郡を
  上記親王領とする。
(見解)南山城三郡は朝廷領とすべきと考える。和泉及び東河内、大和の一部は
    豊家直轄とし、近畿総奉行である石田隼人正重家様が代官を任命する。
    兵庫殿、貴殿が勤められよ。大和の残りは門跡分を含め八条宮家領とする。

6.現朝廷の閣僚は宰相・九条兼孝卿をはじめ、辞職する。かわりに罪は一切
  問わないこと。
(見解)異議は無い。

7.長年、日の本の平和に尽くした前執権・石田治部少輔様に3位以上を追贈
  すること。また、嫡男・隼人正重家様を治部少輔の位階に叙すこと。
(見解)殿は佐和山にて病気療養中。いまだ執権でござる・・・
    昇位には異議は無い。

8.石田家は蒲生殿を後見人として豊臣家に対する朝廷からの政策監視役の
  任を与え、その地位を保証すること。
(見解)九条卿及び吉野朝が同意いたせば、お受けいたす。

9.先に出した位階の除目、綸旨は全て有効とすること。
(見解)上杉及び佐竹に関する物は保留致されよ。

10.上記に際して蒲生郷舎殿に紀伊守を叙したができれば位階を進めていただくこと。
(見解)これに関してはお任せいたす。
251立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/20 23:20
利勝「言葉が違う者が南部より侵入しているらしい、と根組から報告が上がっています。まず諜者と見て間違い無いでござろうな」
華梅「捨て置きなさい。今更動静を探られた所でどうという事もない」
利勝「・・・どこの手の者か聞かれないので?」
華梅「どこの手の者でも今更同じよ。いわばわたくしたちは全ての諸侯を敵に回した訳ですからね」
利勝「秀頼めが全てを掌握しているとは思いませんがね」
華梅「今大坂表に楯突いてまで我らに誼を通じようなどという肝の据わった諸侯もいないでしょう。それにしても・・・あなたもなかなか言うわね」
利勝「今だから白状しますが、それがしの本当の父は故内府公であるとか。所詮豊臣は不倶戴天の敵なのでござるよ」
華梅「・・・讃岐屋からの申し入れが来ているわね。生糸を売ってくれ、ですって。ふふ」
利勝「聡いですな」
華梅「聡いわね。そういう感性は好きよ。いいわ、在庫分全て讃岐屋に売りましょう。値は今の相場で構わない。讃岐屋は一身代をこれだけで築くでしょうね」
利勝「彼らの船と交易が続けられると良いですな」
華梅「そうでないとこの国は滅びるわね」
利勝「島津殿よりは兵器納入の督促が来ていますが」
華梅「・・・家久殿は関東から戻ってか人が変わったみたいね。打つ手から気宇が感じられなくなった」
利勝「先払いされていた手付金を戻す手筈は出来ていますぞ」
華梅「さすが、手が早い。では手付金は返金してしまいなさい。工廠の稼働開始が間に合いそうもないから返金する、と」
利勝「・・・筑前の動員は如何はからいましょうや」
華梅「動員の必要はありません。最後まで我らに付き合う気のある者のみ集め、金子で雇いなさい。我らが消えても筑前という国と領民は残る。疲弊させて終わったとあっては我らに向けられる陰口の種が増えてしまう」
利勝「そう仰せになると思いましたでな。鉄石の忠義を抱いた精兵8000、いつでも動けまする。例え地獄までも、総領様に従いましょう」
華梅「・・・思えば異国の地にあってそれだけの兵の忠義を集め、更にあなたや国老殿、和泉殿のような良臣にも恵まれた。これも全て、宗茂様の遺徳でしょうか」
利勝「一つだけ、お聞きしてよろしいですかな」
華梅「何なりと」
利勝「・・・貴女様は宗茂公を愛しておられたのですな」
華梅「・・・もしもまだ宗茂様が生きておられたなら、わたくしはその妻として、片腕として、よほど楽しい日々を送っていられた事でしょう。わたくしはあの方ほどの男子に出逢ったことがありませんでしたよ」
利勝「それを聞いて安堵致した。では最後の一暴れ、せいぜい支度致しましょう」
252真田忍軍 ◆888yGhqg :02/03/20 23:24
横谷左近 鷲塚と数人が抜けたが、真田忍びは健在よ。
鷲塚の動き、殿の意志によるものかわからないのが気がかり。
すでに動き掴めぬというのは、流石よ。
制度高い銃四挺持ち出しておる。一体誰を・・・・。
253真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/20 23:45
>>252は、横谷の言葉で、今後、横谷が忍びの指揮取ります。

九条様に以下のものを献上させていただきます。
内容 信濃・望月の牧の名馬 5疋  太刀国安 1振り  黄金100両

  
254真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/21 00:09
252の制度は、精度です。射程も長いこと付け加えます。
当家の銃、命中率考え、火縄を生かしています。生産性と、あともう一つ理由がありますが。
そちらは伏せておきます。

大坂の秀頼様に信幸から書状提出
沼津、清水での交易の許可申請。

今後は、各地の港で交易をし、国全体が富むことが天下の為になる。
鎮西・博多・堺・坊津・門司・赤間関・宮津・敦賀・直江津等々、
これらの港のおかげで、天下は富んでいる。
豊家のために、さらに交易の場である港の整備をすることを要望。
税は、船の数により納める形を提案。

以上を丁寧な言葉で書いています。

秀頼様に以下のものを献上させていただきます。
国松様誕生のお祝いです。
内容 信濃・望月の牧の名馬 5疋  太刀国長 1振り  黄金100両




255島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/21 00:21
残置蝶者からの報告と風魔の報告を受けて
ふむ。いよいよ立花はやる気か。ふむ。あの女子なかなかやりおるわい。
さすが宗茂殿の奥方よ。それと風魔を訓練もせずに入れたのは不味かったの。
小太郎が苦労しているようじゃからな。まあよい。秀頼公の命令があれば、
軍を出すのみよ。まあ、とりあえず、立花家の様子見じゃな。ただ、あの重武装の
戦うのはちと犠牲が出過ぎるかもしれんな。それと恐らく我がほうの武器購入の
要請も拒否するだろうな。まあよい。いざとなれば、武器を鹵獲すればよい。

家久とりあえず様子見を決める。ただし、戦後の島津の軍制改革草案も同時に考え始める。
あと、草D殿フォローご苦労さんです。
256片桐且元 ◆mieaAM.k :02/03/21 01:15
増田殿が自害とは…
且元にとっては最大の恩人であり、
また太閤様存命の時からの朋友でもある。
お疲れ様でござった。某自ら弔問に赴こう。

秀頼公が陣頭指揮を執るまでにご成長なされたか…。
嬉しさこの上ないが、ちと寂しい気もするのう。
257秀頼 ◆YODOj4X. :02/03/21 02:13
[秀頼は、少数の供と、増田の大坂屋敷に弔問に赴いた。]
外は立派手あるに、中はなんと質素なことか。
あれほどの権限あって、これほど質素に暮らしていたとは。
豊家はつくづく良き臣に恵まれておったのだな。
・・・・涙・・・・
盛次、急なことで言葉も・・・・ない。
豊家の執権、三成が戻るまで務めてはくれぬか。これは、秀頼の願いじゃ。
丁度且元もきておる。且元、助けてやってくれ。
真田殿より、このような書状きておる。
対応は、そなたら任せる。まだ、政務取るには、秀頼では知識と経験が足りんこと、
この手紙でわかった。しかし、豊家の命令は絶対でなくてはならない。
立花殿が釈明の使者大坂に送って来た場合のみ、
国松誕生の恩赦で、一旦取り上げた鎮西での交易権、許可いたせ。
しかし、必ず、一度は豊家の命に服した形とらせるように。
よいか、形だけでも服さぬ時は、征伐する。
その時は、上杉・佐竹を先陣とする。さらに、この秀頼と秀就殿の初陣といたす。
これがおさまれば、しばらくは政務から離れ、学問いたそうと思っておる。
且元と盛次。そなたらが豊家の譜代として政務取り、
蜂須賀殿らと協力し、天下に安定と平和をもたらすのだ。
盛次、そなたの父に苦労かけたこと、謝る。
さらにそなたにも苦労かけることになる。受けてくれ。
258片桐且元 ◆mieaAM.k :02/03/21 03:48
秀頼公直々の頼みとあっては断ること出来ませぬ。
桑山よ、この書状を土井殿へ届けよ。
[土井殿への書状]
某は立花殿に他意はござらぬ。
どうか秀頼公に頭を下げてくれる様、
貴殿から華梅様に説得して頂きたい。
面子もござろうが、ここは一歩引いて下され。
これも豊家、いや天下安泰の為でござる。
秀頼公と手を取り合い、天下の為に働いて頂きたいのです。
何卒お頼み申し上げる。
                    片桐東市正且元 (花押)
259増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/21 04:11
【大坂・謁見の間】
(秀頼様に拝謁)
この度、格段の思し召しにより豊家家臣にとって最高の栄誉をいただきました事、誠に恐悦至極。
されど盛次は若年にて政務を執った経験も無く。
とても父の様に豊家の要職に就く器にはございませぬ。
幸い、伏見にて集った忠臣が多数居りますれば、譜代の一人として上様を御支えいたしとうござりまする。
譜代の中で信望の厚い蜂須賀殿を譜代筆頭として結束して事に当たるべしと言うのが父の口癖で御座りました。
増田の忠義を信じていただけますならば、父の遺言を守り、伊勢の二大名に職権の相続を、
そして譜代大名衆の合議による仕置きをお認め下さりませ。
この増田伏してお願い申し上げます。
260増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/21 04:17
片桐殿の使者団に渡辺勘兵衛参加、増田長盛自害直前の書状を持参

「誤解を与える動きをして申し訳無かったです。お詫びします」
261島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/21 11:08
鹿児島にて立花よりの返答を貰いそれを眺めつつ
ふむ。武器購入要請を拒否してきたか。まぁ、事実上、
これで立花は完全にやる気となったわけか。我がほうは軍制改革原案が
固まり、これから重臣会議で意見を聞くところじゃがな。何とか軍制改革が
実現するまでは、戦になってほしくなってないな。暫く時がほしいな。
そうしないと只でさえ、火器の質で劣るうえに、指揮系統が乱れてしまう
やもしれん。まあ、数で押せばよいが、それでは犠牲が出すぎる。民には犠牲は
あまり強いたくない。早く軍制改革を実現せねば。

家久は焦っています。立花家との戦は避けたいと考えています。
(軍制改革の原案は裏に)
262立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/21 11:55
<片桐殿よりの書状に接し>
利勝「・・・」
華梅「・・・」
利勝「勝った、と言って良いのですかな?」
華梅「当座はね」
利勝「・・・含みのある言い方ですな」
華梅「これではまずいのよ。二度の上杉の前例に続き、豊臣政権は強硬姿勢に弱いという前例になってしまう」
利勝「やはり、あの秀頼宣言を出された段階で・・・」
華梅「ええ。お互い、特に大坂は引っ込みがつかなくなっていたのよ。我らを赦免すれば、いよいよ豊臣政権の威信は低下する」
利勝「・・・いや、そうでも無いのかも知れませぬぞ」
華梅「どういうこと?」
利勝「それがしの父がどういう扱いを受けたか、ご説明致しましょうか?」
華梅「・・・そうだったわね。それが豊臣家の伝統的なやり方ということかしら」
利勝「良かれ悪しかれ、面子が立てばそれでよい、と」
華梅「なるほど。分かりました。そういう事であれば、それで良いでしょう」

>片桐殿へ書状
承知致しました。それでは釈明の使者として当家家臣、土井利勝を上坂させます。
ところでこの者は土井姓を名乗っておりますが、実は故内府公の庶子であり、これを機に徳川姓を名乗らせようと考えておりますが如何でしょうか。
立花華梅(署名)

利勝「こ、これを持って行け、と仰せでござるか・・・」
華梅「いいんじゃなくて?」
利勝「・・・はあ・・・」

263真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/21 13:12
昌幸 鷲塚、戻るのが早いぞ。
鷲塚 ははは、戦場でなくばできませぬでな。
    大殿の命令、実行できずにホッとしています。
昌幸 おいおい、ワシは何も命令しておらぬわ。そなたが勝手にすることぞ。
鷲塚 そうでございましたな。わっはっはっはっ
昌幸 信行のやり方、ワシよりも上であるな。手紙一枚でまとめるとは。
鷲塚 大殿、信幸様も、幸村様も、今や押しも押されもせぬ武将にござる。
    いつまでも大殿の子ではありませんわい。
昌幸 秀頼様ももうすぐ一人前。いよいよ戦国乱世も終わりか・・・。
鷲塚 100万石の太守になられた。そろそろ天下の夢から醒めてもよろしいのでは。
昌幸 ・・・・・・。
    まだまだよ。戦乱の世は、まだ続いておる。千畳敷に諸侯集まり、
    太閤殿下の話で皆が笑いあう時が来るまで、ワシは戦国大名よ。
     (あの吉野家コピペ、好きであった。)
264片桐且元 ◆mieaAM.k :02/03/21 13:43
[立花殿の書状を拝見して]
ふう、これで豊家の面子も保たれた。
土井殿が徳川姓を名乗るだと…。
今更、徳川姓が復活したところで影響力はあるまい。
秀頼公に口添えしておこう。

[秀頼公へ書状]
立花殿は大坂に上られるご様子。
土井殿の徳川復姓については何卒、お許し頂きたい。
島津殿の先例もござる。
豊家の懐が大きいところを示す良い機会でござる。
              片桐東市正且元 (花押) 

[立花殿へ書状]
徳川復姓の件、承知仕った。
おそらく、お許しが出るかと存ずる。
安心して大坂に上って下され。
              片桐東市正且元 (花押)
265秀頼 ◆YODOj4X. :02/03/21 14:23
土井が家康殿の子であった? 何故今更そのような。
徳川旧臣で、それを信じられぬ者は少なくないであろう。
200万石の大名の子が、その名を復活するというのであれば、
領地も入用になるであろう。独立させ、関東で5万石給付いたすとしよう。

立花家の家臣でいたいのであれば、土井のままでおるが良い。
好きな方を選ぶがよかろう。

266蜂須賀至鎮 ◆dOgOu8gA :02/03/21 17:45
<大坂・増田屋敷>
父は気落ち激しく、弔問に来るのも憚られるので私が替わりに参りました。
こちらが父家政の書状で御座います。

【増田殿へ】
(書状は滲んで大変読みづらい。)
心労の為、弔問に伺えず誠に申し訳なく思う。
心苦しいが、後見人からの助言と思って聞いて欲しい。
右衛門尉の葬儀に際し、豊家からの使者や、勅使の参列は丁重にお断りなされよ。
貴殿の父、右衛門尉は秀頼候より預かりし大権を中途で投げ出された不忠の御仁じゃ。
この後、安易な殉死や切腹を防ぐ為にも、右衛門尉殿の死を誉めそやすようなことはまかりならぬ。
貴殿も辛かろうが、ここは敢えて父に鞭打ってもらいたい。
 
                                      蜂須賀家政
267蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/21 17:52
十ぐらいしか年違わないのに後見人ってのも変だな。
「後見人からの」とこを「右衛門尉の親友からの」に変更。
268豊臣秀頼◇ahotare:02/03/21 19:13
立花家中に徳川の子がおったと? なんとした事じゃ。
家康の遺臣が、素直に信じるとは思わぬがの。
内府の子が、その名を継ぐというのであれば、
領地も入用であろう。坂東で5万石つかわそう。

立花の臣でいたいのであらば、そのままおるが良い。
好きな方を選べ。
269土井利勝 ◆ARMYOeOg :02/03/21 20:05
ほら、言わぬ事ではない。総領様は日本における家名の意味を今ひとつ分かっておられぬようだ。
今更徳川などと名乗った所で何になろう・・・。

>大坂表へ
それがしは土井でよろしゅうござる。今更大名になどなりとうはござらぬ。
270織田秀信 ◆OH.emODA :02/03/21 20:29
【山城国伏見城】
ゴホゴホ、増田殿が大坂で死んだと?病か。
なに、切腹だと!?なにゆえにそのようなことをいたすのか……
大坂の有楽に織田家の名代として葬儀に出席するよう伝えよ。
某が病いということは伏してな。聞けば加賀の前田殿も仮病と噂されておる。
漏れてしまったら元気に大坂城にでも登城すればなんとかなるだろう…
271増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/21 22:06
【大坂・増田屋敷】
慶長12年 弥生 21日 子の刻
(仮通夜がしめやかに行われている)
(弔問の使者を接待し終わり蜂須賀殿の書状を奥の書見の間で読む)
盛次 「………父が不忠者…信吉、誠か…」
信吉 「恐れながら減封されなかっただけありがたい事でござりまする」
盛次 「父の四十年に渡る忠勤はこのわしが一番良く知っておる。それでも不忠者か!」
信吉 「…それが時勢でござります。殿、我が家中に殉死を禁止するように取り計らい下さりませ」
盛次 「!一人の餞も無く、不忠者として裁かれるのか!断じて許せん」
信吉 「得手勝手に己の進退を決めた者の末路にござりまする」
盛次 「!!このクソタリャ−!」
(盛次、信吉を力一杯殴りつける。信吉、微動だにせずそれを受ける)
信吉 「時勢にござりまする」
盛次 「己が華を飾る為に生き死にをする。それが武者ではないのか!」
信吉 「…時勢にござりまする」
盛次 「………」

【増田長盛の葬儀は極質素に、寂しく行われました】
【増田家は長盛の死によるいかなる栄誉も辞退致します】
272九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/21 23:21
〜大坂九鬼屋敷〜

青山:頭、増田屋敷にいかなくていいんかい。
九鬼:野辺の送りはすました。いいんじゃ。
青山:じゃ、何か送らなくてもいいんかい。
九鬼:無用。お前らも心得ておけ。戦場で死ぬのはかまわんが、勝手に死ぬのは
   許さんぞ。
青山:そんなもの、海じゃ当たり前じゃ。
九鬼:わかっとりゃええ。

九鬼嘉隆は増田家の方角を見てさりげなく合掌・・・
273木下頼継 ◆XAWZue1. :02/03/21 23:53
増田家に対し、弔問の使者を急いで出しました。

木下頼継が、二百ほどの兵に守られて、大坂目指しすでに出立いたしております。
増田家への挨拶と、国松様誕生のお祝い、
奥州戦役での働きのなかったことのお詫びが目的。
国許は、湯浅五助にまかせてあります。
谷口四郎次郎、和崎三郎衛門の両名が大坂に供として上ります。
<大坂>
村重「ようやく、大坂についたのう。」
利厳「大殿にお会いして報告せねばのう。」
守隆「あれはなんでござる?」
(船着場には「歓迎 大坂丸!!」の垂れ幕と町衆がみえる。)
村重「ああ、あれでござるか。」
   「この船は町衆からの献上金でつくられた御用船でしてな。
    当家からの献上船は別に造って居るのですよ。」
   「あと飾り細工は町衆が自分たちの手でやりたいとのたっての希望もありますので・・・」
守隆「なるほど、そういうわけですか。」
村重「詳しくは存ぜぬが献上金の額は「大坂」「京」「堺」「博多」と当家献上船5隻を造って、
    それでもなお50万両以上懐に入ったとか・・・」
守隆「どうして、そんなに集まったのですか。」(うちも真似しようかな・・・・)
村重「これらの船は南海航路の警護用として造ったものでしてな。町衆の益になるのですよ。」
   「軍船のみ武装し、商人の船は武装や用心棒を下ろし、その分交易品を多く詰めれば、
    矢銭など二〜三度の航海で埋め合わせる事できるというわけでしょうな。」
   「あ、言っときますが、次からの御用金は豊家直々に集めるんで、同じ手は使えませんよ。」
守隆「(がっくし・・・)で、それらの船団を祐慶が差配するので?」
村重「左様ですな。これが豊臣海軍の母体となるわけですな。」
守隆「海軍?」
村重「当家や九鬼殿は「水軍」、天下様の豊臣家は「海軍」、こうすれば役割も明確になりましょう。」
守隆「なるほど。」
村重「そろそろ、接岸ですな。この後、九鬼殿はどうなされる?」
守隆「とりあえず、大坂屋敷に参って、父上に自慢話じゃ。」
村重「回転砲座の事は他家には御内密に。」
守隆「わかっておる。」

【大坂丸、大坂に到着】

(番頭がおろおろしている。)
番頭「どうしましょう。こんなに生糸買い込んで・・・オロオロ」
旦那「(各港の相場一覧表を眺めてる・・・)」
番頭「殿様から大目玉くらってしまう。ビクビク」
旦那「至急、買い込んだ生糸を直江津、江戸で売りさばきなさい。
    戦回避のうわさ流れる前なら、万金といかなくとも千金の利は得られましょう。」
番頭「わ、わかりました。ただちに・・・」

【讃岐屋、高速船を持って鎮西の生糸を売りさばいてます。】
(洋式帆走のジャンクを太平洋回りで使ってるのよ。)
身代潰れることもあるからね。
この時代なら、先物取引もはじまっている。
マードレ・デ・デウス号(ノッサ・セニョーラ・ダ・グラッサ号)
は、交易船の日本来航が途絶えたことにより、絹糸の高騰を受け、
規定の倍の絹糸を積載していた。
日本イエズス会は、それを事前に知っていて空売りしたが、
爆沈事件により、その絹糸は市場に流れず、同会は年間経費と同額を損した。
讃岐屋、やばいぞ。がんばれ。
ウンチク自慢でした。
277片桐且元 ◆mieaAM.k :02/03/22 00:39
土井殿が辞退なさるとは。
しかも心中穏やかならぬご様子。
ここは一刻も早く華梅殿に上洛してもらいたいものじゃ。
豊家の威信の為にも。
>>276
最悪、ロスカットも有りの行動ですな。
この時代は情報の速度が遅いんで、蜂須賀家から直接情報いれて、
高速船を擁してるんで、ギリギリセーフってとこかと。
(ちなみに本家は大もうけ。>>274参照)
279島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/22 01:12
鹿児島にて。
豊久殿を呼び戻すか。そろそろ、軍制改革の草案を、重臣会議にかけるときじゃからな。
あと、重臣を一通り呼ぶか。それで、軍制改革を敢行するぞ。

家久重臣会議を招集。さらに、豊久に帰還命令を訓令。重臣会議で、軍制を改革するつもりです。
280長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/22 02:00
<大坂>

(増田への弔辞を終え、大坂登城前)

親忠  「・・・増田はつぶれんな。太閤殿下の覚え目出度き
    家というのは羨ましいものよ」
北畠  「我らのように流言飛語で滅ぼされて構わぬなどとい
    う家もある。この世は差別がまかりとおておるもので
    すな」
親忠  「さて、果たして我らのような田舎者にあの殿下が会
    ってくれるものですかなぁ?」
北畠  「さぁねえ。所詮はみ出し者ですからな」

<大阪城登城すぐ>
281蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/22 13:14
さっさと恩賞欲しい人多そうなんで最終原案。
当初案に皆さんの意見修正いれてます。あとミスったとこも。

東国騒乱の論功行賞の素案(秀頼候へ上申、豊臣政権内閲覧用)
(まずは加増組から)
木下家・・・・・大谷家旧領に米沢30万石の加増(畿内、西国転封案も有り。その場合は加増は少々)
毛利家・・・・・旧宮部領20万石の加増
島津家・・・・・筑後柳川15万石の加増
織田家・・・・・美濃内にて12万石の加増
氏家家・・・・・伊勢内にて10万石の加増
立花家・・・・・筑後久留米10万石の加増(※1)
九鬼家・・・・・伊勢にて3万石の加増、九鬼祐慶殿を豊家直臣として2万石で召抱え。

(次、加増転封組)
増田家・・・・・下総、上総、安房(65万石)に転封
長宗我部家・・・肥前一国(42万石)に転封
小西家・・・・・越後、庄内(60万石)に転封
蜂須賀家・・・・三河、尾張三郡(47万石)に転封
長束家・・・・・土佐、阿波三郡(32万石)に転封
宮部家・・・・・盛岡30万石に転封
片桐家・・・・・讃岐一国(15万石)に転封

(最後に改易、減封組)

上杉家・・・・・会津80万石(米沢領除く)に減封(※2)
佐竹家・・・・・常陸53万石に減封(※3)
岩城家・・・・・秋田7万石に減封(※4)
宇喜田家・・・・下野、上野四郡55万石に減封(軍役を果たせなかった事及び、嫡子幼少の為)(※4)
安国寺家・・・・後嗣無き故、豊家に収公
真田(信)家・・上州沼田に置いて10万石を返上(自発的返上)(※5)
真田(幸)家・・丹後田辺10万石に減封(内政不行き届きの為)

(※1)真田、毛利と立花との争いを両成敗の形にするなら、久留米領は立花種次殿(まだ3歳)に別家を建てさせるのが基本路線。
    毛利家は加増幅の変更で対処。
(※2)所領の内、白川10万石に国家老として、大野治長を宛てる。船大工、洋式船の豊家差出を追加。
(※3)船大工、洋式船の豊家差出。
(※4)豊臣家より付家老と守役を派遣。(宇喜多家は京極高次を館林5万石で大名に復帰させ後見人にする。)
(※5)旧上杉水軍と船大工の管理を任せる。
・武蔵、相模、伊豆、伊賀、佐渡、蝦夷の六ヶ国及び、
 陸奥・出羽内35万石、下総内10万石、旧安国寺領15万石を豊家蔵入地に編入。
・上野内30万石は織田、氏家家の旧寄騎衆に充てる。
・真田昌幸殿の隠居料3万石は論功行賞と別時期に実施。(真田家の面子に配慮)
282佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/22 13:47
大阪から帰還してその後大阪から使者が到着。内容は仕置きについて。
仕置きが決まったか。わしはこれでいいとおもうな。
常陸があればそれで十分じゃ。これで、余剰家臣は出るが、
改革などをすればその数も減らせるだろう。それにもう戦もおきまい。
平和が一番じゃ。
<義隆、水戸城の本丸にてぼやく>
283無名武将@お腹せっぷく:02/03/22 21:11
hage
284ホームズ:02/03/22 22:30
外様の加増を飛び地にシレ
285九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/22 23:23
〜大坂丸到着で歓迎一色の大坂港(w〜

守隆:森殿、柳生殿、充分堪能させてもらった。
森 :守隆様、大隅守様によしなにお伝え下され。
守隆:承知いたした。では・・・げ、親父殿!
嘉隆:守隆。さっさと参れ。森殿またな。
森 :(唖然)また、お会いいたしましょう。

〜九鬼水軍旗艦日本丸〜
守隆:親父いや父上、なぜあそこに。
嘉隆:あんだけ大坂が祝いをしておるのに気づかぬ馬鹿はおらぬは。
守隆:それは確かに。
嘉隆:それより、大坂丸のこと詳細に話せ。
(これより二刻、嘉隆の質問責が続いたとさ)
286長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/23 01:28
<大坂城・太閤の間>

(ちょっと使わせてね)

中央に座るまだあどけない姿が残る青年。左に大野、右には
浅井の両将がいる。
下段に座るは土佐の田舎大名とその家臣。大名はがたがたと
震え、大野はニタリ顔、浅井は半ばあきれ顔。太閤殿下の顔
は・・・解らない。

親忠  「・・・くにま・・くにまつぎぃみご誕生おめでとう
    ございまするぅ!!!」

恐怖に言葉が裏返る。かなり情けない。大野は笑い出すのを
堪えるのに必死、浅井は首を振っている。太閤殿下の顔は、
解らない。

豊臣秀頼公 「上洛大儀。・・・何かほかにあるか?」
親忠    「は・・・は・・・お言葉を直に頂き、こ、こ
      この親忠、感激の・・感激でございます!!」
北畠    「我ら長宗我部家は豊家の盾として、槍として
      常に豊家の旗の下戦う所存。・・・何卒、妙な
      風聞に惑わされぬよう、伏して願う次第」

不意に大名の家臣の一人がたまりかねたかのように助け船を
出す。しかし大野には面白くないらしい。

大野    「殿下の御前である、頭が高い!」
北畠    「は、これは申し訳ございませぬ!」

すぐさま平謝りに戻る家臣。大野は満足そう。浅井は
心底くだらぬのか欠伸を一つ。殿下の顔はわからない。

親忠   「た・・・太閤殿下様のためならばこの親忠
     なんたらかんたら・・・」

その後はたどたどしい田舎大名のよいしょ話が続いたのだが
省略する。結局言いたいことは長宗我部は豊家のために命を
賭け、決して裏切らぬから安心なされよ、ということだった。
このときの親忠の態度の卑屈さは『豊家軍艦』にも書かれて
おり、後世まで物笑いの種となったという。
<大阪城から一路阿波へ>

(二人しか聞こえません)

親忠  「・・・あれで・・・騙されてくれればいいが」
北畠  「上出来だとは思いますが。ま、我らが例え背い
    てもたかが知れてるとはすぐに考え付くでしょう
    が、前例がありますからな。念には念を、という
    ことです。下手に目立つことなどせず、軍隊も古
    い物で充分とし、金をお掛けなさいますな。港の
    整備と町や田畑にのみ使いなされ。ただし表立っ
    ての交易は一切無し、豊家に任せなされ。そして
    凡人として静かに時を待つのです」
親忠  「それは充分に理解しておる。・・・さて、子作
    りにでも今後は励むか。跡取り無しで改易は不味
    いからな」

がさがさっ

不意に現れた一人の七誌草。雰囲気からかなり不味いことが
起きたらしい。

<他のものには決して知られません>

親忠  「草CとDが抜けただと・・・!?」
北畠  「・・・・・・」
七誌草 「・・・はい。CはDについていけば多く
    殺せるとか言っておりました」
北畠  「殺人欲を抑えきれぬようになったか。今
    後戦がないだろうと予測したのだろう」
親忠  「Dはどうなのだ。我が最強の忍なのだろ
    う!?それが何故・・・」
北畠  「・・・予測がつかないわけではありませ
    ぬが。奴は常日頃から自分を卑下し、悪事
    をすることを人の業として無理やり押さえ
    つけていたきらいがあります。だから、正
    義面した人間を心底毛嫌いしていた」
七誌草 「・・・と、いうことは」
親忠  「おいおい、あそこに二人だけで突っ込む
    のか?死ぬ気・・・・・・」
北畠  「・・・解った。貴重な人材だったが。奴
    らも佐々木と一緒だ。我らのことを話す事
    はあるまい。抜け忍として追う必要も無い
    ぞ。もともとそんな忍はいなかった、で済
    ませよ」
七誌草 「はい。正直助かります。あの二人には我
    ら束になっても勝てませぬから」

<悪役としての最後のお遊び〜>
289立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/23 02:15
<利勝よりの動静報告を読了>
・・・そろそろ大坂に顔を出した方がいいわね。片桐殿も相当気を揉んでいるようだし。
でもただ上洛しただけでは面白くない・・・。

<二週間後、立花華梅は旗艦「鎮遠」にて上坂の途につく。そのとてつもなく巨大な唐船の帆柱には見慣れぬ三角帆が風を一杯にはらみ、甲板に立つ華梅は中国風の華麗な装束に黄金の冠、黄金造りの剣を携えあたかも吉祥天女の化身のようであったという>
290秀頼 ◆YODOj4X. :02/03/23 02:19
大野っ、あの態度は一体何たることですか。
長宗我部家といえば、一度は四国のほとんどを手にしたというほどの家柄。
関ヶ原での働きも、どの家にもおとらぬほどであったと聞いておる。
一度、おかしな噂流れ、戦にもなったようだが、それはそれ。
今は、豊家の軍役も果たす豊臣であろう。
本日のそなたの態度、おごりが出ておりました。
反省いたすようにしなさい。
蜂須賀殿の仕置き案、私が口を出すこともないでしょう。
裁可いたします。今後は、政務については蜂須賀、増田、蒲生らにまかせる。
話変わるが、秀就殿の大坂暮らしが長いと、家臣との間におかしな溝もできよう。
大坂には、吉川の身内の者を置けばよい。
国許へ帰ること、許可いたそうと思う。大野、そなた手続きしておくように。
【毛利秀就殿、国許に帰ること、許可されました。今後、吉川殿におまかせいたします。】


291片桐且元 ◆mieaAM.k :02/03/23 02:41
おお、立花殿が動いてくれたか。
これで豊家の面子は保たれた。真にありがたいことじゃ。
(286の一件を聞いて)
大野め、また悪い癖を出しおって。いつか足元をすくわれるぞ。

>蜂須賀殿
讃岐転封の件、承知しました。
292氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/23 10:33
ー大坂氏家屋敷ー

縁側で日に当たる行広、奥には書き損じた文が散らばっている。
行広 「書を学んでおけば良かったな…誰ぞに代筆させようか…」
家臣 「大殿、松阪より目通り願う者が参りました。」
行広 「んっ、通せ。」
賢爺 「本日はぁお目通りを…」
行広 「良い良い、堅苦しい挨拶は抜きじゃ、遠路はるばるご苦労じゃったな。」
賢爺 「へえ、宮沢村の賢爺で御座いますだ。」
行広 「何でも、強い稲を育てたいそうじゃな。」
賢爺 「へえ、”雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズソウ言ウ”稲を育てたいですじゃ。」
行広 「そうか…民が飢えぬようするは領主の務め、当家は大地と共に生きてゆく。
    たくましい稲を作り、人々が飢えに苦しまぬ世にしたいものだ…」(微笑
賢爺 「へえっ。」(笑顔

氏家家は伊勢で冷害に強い稲の研究に取りかかりました。
293蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/23 17:41
ふむ、秀頼候の裁可が下りたか。
では、諸侯に知行割りの通達じゃのう。

【諸侯に通達】
秀頼候の裁可が下りたので>>281のとうり、知行割りを実施する。
夏(500ぐらい)までには、新しい知行地に赴任してもらいたい。
くれぐれも前領主と揉め事の無いようにお願い致す。
294増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/23 19:29
【大坂・増田屋敷】
長盛の葬儀も終わり、増田家は元の静けさを取り戻していた。

盛次は諸侯からの書状に目を通している。
春の夜の心地よい風が、どこからかこの奥の書見の間までそよいでくる。
音も無く障子が開き、家宰の大隈信吉が入室。部屋の入り口に平伏する。
増田家で取り次ぎ無く主君に拝謁できるのは大隈だけ、極自然に小姓達が退席して行く。
増田家の重要事項は常にこのような形で決められていくのである。

盛次 「このような時間に何ぞ用か?、明日に出来ん用なのか?」
(信吉、答えを躊躇する。よほどの事と察した盛次は近くに寄るのを許す。)
(信吉、恐れ入りながら入室、普段の大声に似合わぬ蚊のような声で盛次に囁く)
信吉 「春の方様に御子がお生まれになりました」
(盛次、報告を聞いた瞬間に顔が青ざめる。)
春の方とは、去年の戦勝を賀して秀頼様より下賜なされた侍女の事である。
秀頼様のご寵愛厚く、下賜が決まった時は美貌の彼女を側女に出来た長盛を諸侯が羨んだものであった。
盛次 「信吉、何かの間違いであろう?。父上の下に下賜されてからまだ幾ばくも間も無い」
信吉 「恐れながら事実にござりまする。ここだけの話(声を更に一段低くする)、大殿様の御自害の理由でござります」
盛次 「では……何か、春の方様が御産みになられたのは…」
(信吉は黙って頷く。察した盛次は軽い絶望に打ちひしがれる)
信吉 「蜂須賀殿にご相談なされなされ」
295増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/23 19:39
(蜂須賀殿、名前借ります)
<翌日>
【大坂・二の丸の廊下】

昨日のショックが抜けやらぬ盛次はたどたどしい足取りでゆっくりと歩く。
向うから政務を終えた蜂須賀殿が側近を連れて歩いてくる。

盛次 「やあやあ!蜂須賀殿。ご機嫌は如何かな?」
年上の家政殿に気後れを見せまいと、虚勢を張って大声で話し掛ける。
そのまま、狎れなれしげに近づき家政殿に腕を回す。
盛次 「はっはっは!」
盛次、そのまま強引に家政殿を別室に連れ出そうとする。
家政殿の側近は、呆気に取られて事の次第を見守っている。
家政は何事かを察して、抵抗せずに二の丸の空き部屋について行く。
296増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/23 19:53
【大坂・二の丸の空き部屋】
(この話をプレイヤーが聞く事はできません)

盛次は事の次第を蜂須賀殿に話す。
蜂須賀殿は上座に座り、事の次第を目をつぶり無言で聞いている。
二人の姿は外から見れば頼りがいのある叔父に泣きつくチンピラのようである。
やがて、理解した蜂須賀殿は初めて重たい口を開く

家政 「まずは事を隠されよ、然る後に長盛殿の子として分家筋の家督を継がせれば宜しかろう」
その一言に盛次は救われた気持ちになった。
そうだ、三月隠し切れば何の問題も無いのだ。たった三月。
何、子の年齢など外からは分かりはしない。何事も無く、そう何事も無かったかのように振舞えばいいのだ。

この時ほど豊家の譜代衆は、外様衆の諜報力を軽視していた事は無かった。
この時の決断が後の大過を招く事になろうとは、誰も想像し得なかったに違いない。

【この情報を掴む事ができるのは以下の大名衆です】
・信州真田家 ・真田分家 ・立花家 ・長宗我部家(要するに大坂にある程度諜報網を持っている所)
【情報は完全では無く、断片的、もしくは誤報も交じってます】
297:02/03/23 21:30
某地某兵多数のぼやき
チッ 商売のために勝てねー戦して、国滅ぼすつもりかよ、あの異人女狐。
大坂が博多使えって言ってんなら、それでいいじゃねーか。
負けても、国に船で帰るだけの、お気楽戦か。
島津、毛利のどっちかだけでも勝てんわい。
立花家潰して、どうしよってんだ、あのバカ。
鎮西の商人から、賂が来てるそうな。
主家筋の大友様にも挨拶行ってねーし。
商売人と武人は違うということだな。
なんで、あの女が家督継いでるのかがわからん。

《水軍を除く某家軍勢に不満拡大中》

農民も、商売のために戦場にされるところであったことに、
大きく不満を募らせています。
298島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/23 22:40
仕置き案の情報を大阪からの報告で知り、家久は呟く。
ふむ。わが家には、柳川が加増か。まあ、妥当な線だろう。。
直ちに承知するむねの訓令を出そうかの。
<鹿児島より使者がでました。ほうけの案を受け入れるための書状を携えて
います。
なるほど、いい策だ。
300今井宗薫:02/03/23 23:03
三百である。
301立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/23 23:23
<国許、由布雪下へ土井利勝よりの書状が届く>
・・・久留米10万石の加増。なるほどのう。飴玉を喰らわせておく腹ということかの。
何にせよ有り難い事じゃ。何も無しでも文句は言えぬ所であったからのう。
さて、と。総領様が不在の間にせねばならん事が山ほどあるわい・・・。

<立花山城に「立花山陸軍操練所」を開設。併せて第一期生を身分を問わず募集開始。校長は立花三河入道>
<名島に「名島海軍操練所」を開設。こちらも第一期生の募集を開始。校長は華梅自らが務める予定>
<立花軍全軍の動員を解除。その後、志願者のみに禄を与えて雇用する志願兵制に兵制を転換>
<新領久留米に「教導館」を開設。立花家中で以後も武人を志す武家を入校させ新軍制の教育を施す。校長は小野和泉>
<博多の西、百道浜に「修猷館」を開設。立花家中で官吏を志す武家、及び身分を問わず選抜した者を集めて教育を施す。校長は由布雪下>
<既存の寺子屋を整備、組織化して領民に教育が行き届くよう配慮する>

・・・総領様は何の夢を見ておられるのじゃろうな。
いずけれにせよ、これらの学舎で学んだ若者が国の舵取りをする頃には、わしらには想像もつかぬ世の中になっておるのじゃろう。
わしもそろそろ・・・隠居のしどころやも知れませぬなあ、道雪様・・・。
302無名武将@お腹せっぷく:02/03/24 04:20
禿げ。
303蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/24 06:29
<大坂・蜂須賀家上屋敷>
至鎮「父上、いかがなさいました。」
家政「うむ、増田殿にちと相談を受けてのう。」
至鎮「もしや、お春の方のことでは御座いませぬか。」
家政「なぜ知っておる。」
至鎮「城中では密かに噂になっておりますから、ちと探れば簡単に御座いますよ。」
家政「隠しおおせるか?」
至鎮「わたしの耳に届くのですから、もはや難しいでしょう。」
家政「そうか、で、御主はどうすればよいと思う。」
至鎮「父上にもお考えはあるのでしょう?」
家政「それができれば苦労せんわい。」
   「御主はどうじゃ?」
至鎮「では、故事にならい考えをそれぞれに手に書いて見せ合いませぬか?」
家政「ふむ、良かろう。」
(それぞれの手になにやら書きしたためる。)
至鎮「では・・・・・」
(二人の手には「死」の一文字か記されている。)
家政「やはりのう。」
至鎮「お春の方と御子が急死なされば、すべて丸く収まります。」
   「御子の亡骸は隠せばどうとでもなりますし、お春の方は口封じですな。」
   「もはやそれしかないでしょう。そう助言されなかったので?」
家政「増田殿は心根が優しい。そのような助言を聞くくらいなら家を潰す道を選ぶじゃろうよ。」
至鎮「では、隠し通すしか道はありませぬなあ。」
家政「増田殿には辛い道じゃのう・・・・・」
304蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/24 06:45
【貿易奉行殿ヘ書状】
所有している四隻のジャンク船を処分するんで代船の建造許可をお願いします。
現在所有の洋式帆走のジャンクは、
一隻を洲本の海軍伝習所に(研修用)、
一隻を九鬼家に(研究用)、
二隻を長宗我部家(水軍再建の為)に、それぞれ譲渡するんで至急おねがいします。

尚、代船は大坂丸をやや小さくした感じになると思います。
(実は「大坂丸」タイプは、無理に武装詰め込んでるんで安定性がかなり悪い。)
(そのため、武装を減らし、帆装の一部を手直ししたバランスの良い船を建造予定。)
305土井利勝 ◆ARMYOeOg :02/03/24 09:48
<大坂で華梅を待っている利勝のもとに、根組の手の者が現れる>
影「・・・以上であります」
利勝「何かあった、しかしそれが何かまではまだ掴めていない、と」
影「は」
利勝「増田と蜂須賀の周辺に諜報員を増員しろ。ちょうどいいから指揮は俺が執る。荒事はしなくていい」
影「は」
利勝「よし。行け」

利勝「・・・諜報で遅れを取るのはまずいが・・・さて、今更何が出てくるものかな」
306増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/24 10:32
<翌々日>
【大坂城・二の丸の廊下】

(増田家は長宗我部家の裏の顔を知りません)

あれから盛次は何事も無かったかのように振舞う。
廊下で色々な諸侯とすれ違う。
氏家殿・九鬼殿・織田殿。
皆、秀頼様直々に国松様の守役に指名された家に、下にも置かぬ会釈をして行く。
父が築いた権勢と地位に、盛次は羞恥と満足を感じていた。

盛次 「(ん?、あっちに見えるのは…)」

廊下の向うより、みすぼらしい二人が来る。
長宗我部・北畠の二人だ。
華やかな桃山文化に感化されず、相変わらず貧乏ぜんとしている。
以前叛乱を起こしたこの家に、諸侯は驚くほど冷たい。

 一度茶会の席で(盛次は国許に居た為あまり諸侯との接触は無い)、
長宗我部殿だけ冷めた茶を出されていたのを見た事がある。
くすくすと悪意の失笑が満座を支配する中、屈辱に身を震わせながら、
それでも耐え忍んでいた彼を俺は忘れてはいない。

(向うから長宗我部の二人が近づいてくる)
307増田盛次 ◆JOMasitA :02/03/24 10:41
 いつもは卑屈に身を屈めながら、引き攣った笑顔で会釈する二人の姿は何処にも無い。
何事かを掴んだ自信からか背を反らせ、堂々と歩いてくる。

盛次は動悸を隠し切れない。
あの事が露見する可能性は考えられない。こんな田舎大名に何が出来るのだろう。
彼らは常に貧乏で、礼式を知らず、諸侯のはなつまみ者にされていた。
彼らに有力な情報をもたらす者など、皆無に違いない。
そうだ、何を田舎大名を恐れることがある。私は譜代なのだ。
堂々としていれば良い。

気持ちを建て直し、鷹揚な態度を取り戻した盛次はいつものように会釈を要求する。
しかし、すれ違う寸前…
(長宗我部殿、続きをどうぞ)
308内藤如庵 ◆JOMasitA :02/03/24 11:11
【三河国】

如庵 「皆さん、宜しいですか?。行きますよ」

【コニタンは越後に国入りを開始しました】
【信者は、ほとんどついて行きましたので尾張は人口が減少しています】
309無名武将@お腹せっぷく:02/03/24 11:17
hage
310立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/24 14:24
<華梅を乗せた「鎮遠」、堺に到着>
<物見高い人々が大勢集っている>
利勝「・・・ただでさえ目立つのに、その格好はいかがなものかと」
華梅「うらぶれた様は晒したくないのよ。頭は下げに来たけれどね」
利勝「・・・上方の民草は物見高いと言いますが・・・」
華梅「・・・目立つくらいで丁度いい」

後に利勝は語る。
その時の華梅は何かを予期していたようだった、と。
311山浦景国 ◆RCXqQRMw :02/03/24 15:38
越後に備蓄した蝦夷物産、すべて小西家に引渡します。
小西殿の水軍、上杉家が捕らえておりましたが、お返しいたします。
蝦夷交易権、小西殿が引き継がれると良いですな。
増田殿次第でしょうが。
兵糧、半分を運び出させていただきます。

旧上杉家、山浦軍団8000のうち5000、信濃に向け移動を開始いたしました。
関東を席巻し、落伍する者もなく最後まで統制のとれていた精鋭部隊。
3000は越後離れることを嫌った者。書くまでもないが、軒猿、真田家の草が混ざっている。
軒猿は、山浦支配下となり、真田家に仕えることになった。
上杉家存続のため、真田家が最後まで大坂と交渉し、おかげで80万石維持できたこと、
末端の兵まで喜んでいる。真田家に、忠義尽くすこと、皆が心に誓っている。
家族ら、20000ほどが信濃・駿河へ移住。
問題は、所領減少した真田本家、増大した軍兵をいかに維持していくかであろう。
312真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/24 15:58
●遅ればせながら、戦時体制解除。
●大坂に、上杉家水軍の管理引き受けの返事を提出。
●異国との交易の許可を、重ねて申請。

313蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/24 16:35
<大坂・蜂須賀屋敷>
(川波衆より尾張、三河の実情報告を受けている。)
(もともと、あそこを本拠にしてたんで情報は大体集まってる。)
ふむ、小西殿はなかなか優れた内政家のようじゃのう。
コニシタンの一番多い名古屋周辺は所領加増の際切り離してあるし(w)・・・・
とりあえず、お国入りの前に噂を流す事にいたそう。
蜂須賀の殿様は入封後、コニシタンを皆殺しにするとな・・・・

【尾張でコニシタン皆殺しの噂が流れています。】
三万近いコニシタンが越後に大移動を始めました。
石高は表高と実高がほぼ同水準まで低下したようです。


314北楯利長 ◆JOMasitA :02/03/24 16:47
【出羽国・庄内】

<北楯利長の日記>

新たにコニシタンを受け入れる事になった庄内の地は、毎年荒廃と旱魃・冷害に悩まされていた。
手荷物すら持たず、飢民のような格好でコニシタンは流れてくる。
既に母乳が枯れ果て、米湯で赤ん坊を育てる母親も多いと聞く。
私は彼らを救いたい。何とかして救いたい。
彼らは貧しい生活にも決して希望を失ってはいない。
あるいは彼らとなら、夢を見る価値があるかもしれない。
315蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/24 16:54
<大坂・蜂須賀家下屋敷>
(親子で雑談している・・・・)
至鎮「ところで父上に質問があるのですが・・・・」
家政「何じゃ。」
至鎮「なぜ、長宗我部殿を重用なさるのですか?」
(最初から好意的な対応しか取った事ないでしょ?)
家政「ああ、そのことか。」
   「それはのう。先年の戦が豊家への謀反ではないからじゃよ。」
至鎮「????」
家政「あれはのう。盛親殿が兄の津野親忠を討とうとして、兵を挙げたのじゃよ。」
   「ところが親忠は阿波に逃げ込み、大坂に訴状をだそうとした。」
   「そこで盛親は阿波の蔵入地にまで追って、これを討ったというのが真相じゃ。」
至鎮「なるほど、長宗我部殿も不憫な御仁ですなあ。」
家政「それになかなか面白い者を召抱えて居るしのう。」
至鎮「それは確かに・・・・」

(こんなもんで説明つくでしょ、悪役殿)
ちなみにそのころ浪人中なんで助ける事できなかったのよね〜
316蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/24 16:58
ごめん、討ったじゃなくて逆に討たれたになるね。(親忠側から見れば)
こんな事はずかしくて、大坂には言えないよな〜(謀反人のほうがまし)
317北楯利長 ◆JOMasitA :02/03/24 17:04
【山城・右京】

(居酒屋で飲む二人の武士。屈強そうではあるが、瞳の奥はどこか暖かい)

森本 「関ヶ原より早7年、年月が経つのは早いものだな」
岡  「(苦笑)まったくだ、老骨も朽ち果てるしかないのか…」
森本 「馬上少年過ぐ…か…」
岡  「面白きこともなき世を面白く…」
森本 「(嬉しそうに岡の顔を覗き込み)お主、まだ枯れてはおらんな?」
岡  「お主もな(森本に微笑を返す)」
森本 「お主、当てがあるのか?」
岡  「庄内に変人が居ると聞く。なんでも戦の相手は最上川だとよ」
森本 「(酒を噴出し一時破笑)浮世には面白い奴が居る」
岡  「会いに行くか?」
森本 「がはは!愉快、愉快」

【森本義太夫と岡左内が庄内に向けて出発しました】
318山浦景国 ◆RCXqQRMw :02/03/24 18:22
蝦夷の物産、特に、毛皮が多かった。数千枚はあったろうか。
三河・尾張の民、冬は辛いであろうが、あれが無料で配布されれば、
多少なりとも楽になろう。信濃に運べといわれぬ信幸様、仕えるに価するお方よ。

信濃にて飯山、松代、須坂で16万石、山浦に任されることになった。

信濃は落ち着きを取り戻しつつあるようです。
319佐竹義隆 ◆dyHNVDds :02/03/24 19:31
仕置き案が裁可が降りたな。よし、下野を引き渡せ。

下野の家臣団を常陸に移動させました。ちなみに、動員も解除しました。下野引渡し準備は完了です
後は受け取りの方がくるまで待ちます
320真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/24 19:35
街道沿いで炊き出し開始。通過するコニシタンに、食事を配給しています。
沿道に兵が出て、行き倒れる者がいないか監視。
(実は、民との接触を極端に嫌い、それを監視している。)
信濃の民には、コニシタンを信じると、どんな裕福な家でも、
みんな貧乏になり、食うや食わずの貧乏生活にされてしまうと、
噂を大げさに流しています。
信濃にはコニシタンは発生しません。
321吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/24 21:22
【安芸広島城本丸大広間】
吉川広家「上様、お帰りなさいませ・・涙」
毛利秀就「大儀。今後も広家、よく家を守ってくれ」
322吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/24 21:28
大坂に吉川広正(広家の子)と御代の方(母)が質として入りました。


323長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/24 22:10
>>307

親忠  「あっと・・・これは増田殿、ご無礼を」
北畠  「・・・ところで大変ですな」
増田  「・・・何がだ・・・?」
親忠  「いえいえ。何でもございませぬよ。あくまで
    噂でございますし」
北畠  「では、(囁くような声で「お子の」←微かな
    声で、相手がどう聞こえたかは知らんが言い分
    け可能)お体にご留意なされませ」

<そのまま長宗我部は去っていきました>
324長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/24 22:17
<蜂須賀館>

北畠  「御目通りを。このもの是非蜂須賀殿に仕えたい
    と申すもので、少々裏の仕事に長けておりまする。
     ・・・何かのときにお役に立てるか、と。では
    我らは肥前に向かいまする、御免」

<どう使うかは任せます>

325真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/24 22:30
昌幸 ははは、思った以上にお元気なお方であったな。
 まさしくお血筋よ、わはははははっ。
鷲塚 お家騒動でも起きれば面白うございますな。
昌幸 何も起きはせんよ。子の父上が知っていなくば、何を言い出そうと、
 どうにもなるまい。単なる噂ではな。
鷲塚 下手に噂広まりますと、利用されませぬか。
昌幸 秀頼様、国松様がおられる。淀の方様が、おかしなこと認めることもないであろう。
鷲塚 ならば、秀頼様に知らせて、騒ぎとしますか。
昌幸 鷲塚、そちも悪よのー。
鷲塚 いえいえ、お殿様ほどでは。
二人 わははははは
昌幸 うまくやれ。
326九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/24 22:30
九鬼大坂屋敷
この屋敷を大坂町衆は「海賊屋敷」と呼ぶ。
九鬼屋敷は先の関ヶ原の後、あえて備前島に屋敷換えをし独自のこしらえを
しているからである。
淀、大和、平野の三川が合流する中州の備前島に水路を施し、屋敷が極端に
狭いのが実状である。
また、海賊ゆえか屋敷へ出入りの者が多いのも実状である。
今、九鬼一族は嘉隆が隠居の身であるが大坂において奉行職を勤め、守隆が
九鬼当主で鳥羽に在留。祐慶は新地がきまるまで大坂に滞留している。
(一応、大坂の現状報告ね)
327九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/24 22:52
続き
嘉隆は毎日、大坂城の奉行職詰間にて政務を行うが・・・
【大坂城奉行職詰間】
嘉隆:えーい、なんでこんな書類がおおいんじゃー
官僚:大隅守様、そんなことをいわれても。
嘉隆:(頭混乱状態)
ここで、豊家官僚が鮮やかな整理をする。
嘉隆:誰じゃあの御人は。
官僚:毛利重能殿でございます。
嘉隆:ほー 毛利殿こちらへ。
毛利:は、奉行様にはご機嫌麗しゅう。
嘉隆:(手元に蜂須賀家の船転用の書類が回ってくる)
毛利:なにか、身共に手違いがありましょうか。
嘉隆:見事じゃ、ははは。貴殿を奉行詰目付とする。
毛利:え、(何をいわれてるのか解らない)
嘉隆:昇進じゃ、ついてまいれ氏家殿へ挨拶じゃ。

【貿易奉行及び勘定奉行下に毛利重能を直属としました】
328九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/24 23:21
3連続カキコスマソ。

【大坂奉行職詰間】
嘉隆:・・・という訳で毛利殿を我ら付きとしたい。
氏家:(苦笑)某がいやといっても無理を押し通すのでござろう。
嘉隆:ははは、お解りで。毛利殿下がって良い。
毛利:御無礼いたします。
氏家:大隅守殿、そんなことでわざわざ来られたのとは思わぬが。
嘉隆:聡いお方じゃ。まずは、蜂須賀殿の船転用の決済じゃ。
氏家:(無言で目を通し)問題なかろう。次は。
嘉隆:次は、真田家の交易の許可申請じゃ。
氏家:(無言で目を通し)大隅守殿、裁可はしておらぬな。
嘉隆:当然じゃ。(声が低くなる)わしは、真田家へ交易の相手、船の規模、
   交易航路計画を書状にて提出願う所存じゃ。
氏家:それでよろしい。勘定奉行としては・・・
(以後氏家殿にまかせます)
【この時点では蜂須賀殿の船転用は裁可が降りました。】
329真田昌幸 ◆888yGhqg :02/03/24 23:51
大坂城の奥御殿。女の城にして、男子禁制。ここには、秀頼公以外の男は存在しない。
「ねえねえ聞いた〜」
「えー、何をー」
「こしょこしょこしょ」
「えーーーーーー!」
奥御殿でおかしな噂が拡がりつつあり、秀頼公の耳に入るのも時間の問題です。
(出入りの髪結い職人から噂が拡大した)
330島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/25 00:39
鹿児島城で重臣が一同に会し会議中
家久「かねてより、わしが考えていた軍制を発表しこれを実行に移そうと
思うがどうか?原案はこれじゃ。」
(ここで、裏に書いた軍制案が出される)
伊集院「国ごとに軍を編成するのでしょうか?」
家久「うむそうじゃ。各軍管区ごとに、軍を編成する。但し基本的にじゃ。
もし、軍管区で対応できないなどのときは、ほかの軍管区から軍を抽出し、
軍を編成する。なお、軍管区の指揮を執る者はわしの軍における代行者と
考えてもらいたいのじゃ。各管区の総指揮はあくまでわしが執る。それと、
指揮を執る者はわしが人事を握っているのでそこを抑えておくように。」
種子島「水軍はどうするのですか?」
樺山「これは私が代わりに答えさせていただきまする。水軍は家久様が直率
といたします。」
(その他の重臣たちと家久などがその後数刻話し合いを続ける)
豊久「ふむ。承知した。では決を採りませぬか?」
家久「では決を取る。反対のものは手を上げよ。」
(誰も手を上げず)
家久「では、原案どうりの軍制を敷くこととする。なお、
今までの軍制から急には移行できないので半年の期間を
移行期間として設ける。速やかに各々、改革に励んでもらいたい。」
重臣達「はっ。」
島津は、軍制改革を決定。裏に書いた原案を元に改革を開始。
331氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/25 13:46
ー大坂城@奉行職詰所ー

嘉隆 「当然じゃ。(声が低くなる)わしは、真田家へ交易の相手、船の規模、
    交易航路計画を書状にて提出願う所存じゃ。」
行広 「まずはそれで時を稼ぎましょう。勘定奉行としては、貿易は豊臣家で
    独占したいと思っておりますが…」
嘉隆 「諸侯の反対やこの国の将来…」
行広 「我らの富国政策(立花家との交易)も御座いますしな。」
互いに「はっはっは。」
行広 「ただ、無制限に貿易を認め、豊臣家を脅かす諸侯が出てきては困る、
    互いに納得できる制限を設けねばなりませんな。」
332蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/25 18:18
<讃岐・高松港>
家政は豊臣水軍の旗艦たるべき船、「富士丸」の進水式を見にきている。
家政「おおきいのう。」
村重「最初六千石ほどのおおきさのはずでしたが、結局七千五百石(1100d)ほどになってしまいました。」
家政「これなら天下無敵じゃのう。」
村重「ガレオン船なら5隻ほどの戦力は御座いましょう。」
家政「なにゆえにそれほど強いのじゃ。」
村重「交易を諦め、その分を武装や物資、弾薬搭載に当てて居りますれば、当然に御座います。」
家政「今、淡路にて造っておる「京丸」、堺にて作っておる「堺丸」を併せて船団を組むことになろうのう。」
村重「その四隻なら南蛮船の10や20は相手にできましょう。」
家政「戦をしに行くのではないわ。秀頼候の親書を送るのじゃよ。」
村重「そうですか。ではそろそろ九鬼殿を鍛えないと・・・・」
家政「祐慶殿には播州赤穂二万石を用意してある。」
   「新領赴任の暇は取れぬか?」
村重「そんな暇はないでしょうな。」
家政「富士丸完成までに大坂丸にてみっちり鍛えてくれ。」
村重「畏まりました。」

【九鬼祐慶殿に書状】
貴殿を豊臣家海軍方総司令に任ずる。
大至急、「大坂丸」に赴任し訓練にあたって貰いたい。
なお、貴殿の所領は播州赤穂二万石を充てる事とする。
(殿中で刃傷沙汰を起こさないようにw)

                   海賊取締方  蜂須賀家政
(訓練ネタはまかせるよ)
333九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/25 22:56
【大坂奉行職詰間】

嘉隆:解った。では真田殿へはもうちっと詳細な書状を求めるか。
行広:あくまで、勘定奉行の見解でござるぞ。
嘉隆:(含み笑い)憎まれ役はわしがやる。
行広:(苦笑)任せます。

という訳で(w
真田家へ書状。
先の交易申請に関し、以下の書類の追加提出を求める。
1交易の相手。
2交易船団の構成並びに各船木割図。
3航路計画及び添付書類として、寄港地が各諸侯所有の港である場合、
 寄港許可書状。
(いやー官僚ってやだねーと自戒) 

 
334九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/26 00:03
〜伊勢大湊〜

この地は、伊勢湾において最大の造船拠点である。総見院様時代から鉄甲船の建造
にも関与し、当代屈指の船大工が集結している。
ここで、大工衆を束ねている男がいる。
名を角屋七郎右衛門という。この男、桶狭間の際には今川家の御用をしており、
そのため、家運が傾いたが九鬼と結びつく事により、伊勢湾きっての商人になった。
九鬼嘉隆を未だに右馬と呼び捨てにする伊勢名物の海の男である。

角屋:これは志摩守様、お久しゅう。
守隆:殊勝な口を申される。父からの書状じゃ。
角屋:(急に態度が変わり)右馬からかい。あいつ借金返す気あるんか。
守隆:(げ、やばい)その件は平に、平に。
角屋:あんさんが当主でっしゃろ。ま、よろし。
守隆:(くそ親父が)で、父が何か。
角屋:右馬も無茶いいおる。ま、そこが好きなんじゃけど。
守隆:では、了解していただけたかな。
角屋:よろしいやろ。後で見返りもらいまっせ。
守隆:次にな、大坂からあの船がきたのじゃ。
角屋:ふーん。右馬充めわしに研究せよということか。
〜この時、守隆は角屋の眼に父嘉隆を思い出した。船に対する執着のこもった何ともいえぬ眼・・・〜

【伊勢湾の廃船が大量に集められました。志摩鳥羽に回向中】
【伊勢大湊にて蜂須賀家ジャンク船の研究が始まりました】
335立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/26 09:53
<旗艦「鎮遠」甲板上>
「鎮遠」はかの鄭和による南海大遠征で使用された「南海取宝船」の基本設計に日本流、西洋流、はたまた中東流の技術を加味して建造された、立花家艦隊最大最強の船ルである。
取宝船はマスト9本、全長150mという怪物だったと言われているが、「鎮遠」級もそれほどではないにしてもマスト4本、全長80mを誇る怪物であり、唐船伝統の隔壁構造のおかげもあって大積載量と耐久性、航洋性を両立させた船である。
しかし立花家艦隊所属の大型艦は実はこの「鎮遠」一隻のみであり、同型で李家水師旗艦を務める「定遠」以下ほとんどの艦艇は李家水師の所属となっていた。

その「鎮遠」の艦長を務めるのが木村正富である。同年の田中雷蔵と共に華梅に見出された船乗りで、元は津屋崎の猟師という変り種である。
頬まで飛び出した巨大な口髭が目立つこの男は、戦国武将にもなかなかいない程の勝負度胸と勘のよさを備えた生まれついての喧嘩師であり、船乗りであった。

正富「総領サンはまだ帰らんか」
水夫「帰らんねぇ。土井の旦那と御相談、でしょうよ」
正富「忙しいこった。それはそうと、貴様は堺で造ってる化け物は見たか?」
水夫「蜂須賀の殿様が造らせてる奴でしょ?遠くからなら見ましたぜ。南蛮人が魂消てるそうな」
正富「ありゃあ強いぞ。砲戦をやりゃあこのフネでも差し違えになるかも知れんな」
水夫「やたらに大砲積んでますからねえ」
正富「まあこいつは何よりも懐のでかさと頑丈さが取り柄だからな。やばくなったら横付けして斬り込みでもやるさ」
水夫「そううまく行きますかね」
正富「だいたい、あれは秀頼サンの船だろ。何で俺たちがあれと喧嘩せにゃならんのだ」

336氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/26 12:29
ー大阪城@勘定奉行職務室ー

長々と喋る老人と熱心に書き写す若者
行広 「……御返事お待ち申し上げ候。 以上じゃ」
若者 「…以上じゃ。で御座いまするな?」(氏家一門)
行広 「これこれ、以上は要らぬ。」
若者 「これこれ、以上は要らぬ。っと」
二人 「わっはっはっは」
行広 「そちも大分慣れたな、それを蜂須賀・増田・九鬼殿にお渡しせよ。」
若者 「はい。」

蜂須賀・増田・九鬼殿への要約(あと豊臣政権各要職へ)
商業の振興には通貨価値が統一された方が良いと思います、そこで
現在使用している国内各種通貨を豊臣家が発行した通貨に取り替え
たいと思いますので政策への同意をお願いします。
(プレイヤーへ 交換は通貨の貴金属含有率に応じてが基本なので
 国内流通に関しては全く損は御座いません、銅銭も等価交換です。)

大坂城近辺に造幣工廠用地と資材と職人の手配。
新旧蔵入地の引継準備、特に新蔵入地については検地と戸籍の再整理
337蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/26 13:24
【勘定奉行どのに伝言】
金座、銀座に関しては大坂設置でよいが、流通の基本の銭座は直轄所要地に置かないと、
円滑な切り替えに障害がでてくるんじゃない。
後、私鋳銭が出ないように品質管理に注意して頂戴。
338蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/26 13:42
<大坂城・本丸>
(家政は秀頼に案内され天主の最上階に居る。)
秀頼「あそこに見える立花家の大船、あれに勝る者を造れるか。」
家政「出来ぬ訳では御座いませんが、やめた方が宜しいかと存じます。」
秀頼「なにゆえじゃ?」
家政「無駄に大きい船を造ると余計な金がかかりますし、(大坂丸を指差して)
    見れば判るように大坂丸は秋刀魚、立花の大船は鯵の開きにございます。」
   「これほど船の形が違うと、船の速さに大きな違いが御座います。」
   「理由も無く取宝船が廃れるわけも無く、あのように無駄に金のかかる大船を造る立花家、
    用心に越した事は御座いません。」
秀頼「なるほどのう、下がってよいぞ。」
家政「では、これにて。」

取宝船タイプは運行に人数いるんで、あきらかに経済性で劣ってるんだよね、
速力的にもあの船型じゃ速くならないのはあきらかだし、
鄭和以後に民間で使われないのはそういうことでしょ。
(技術の伝承も途絶えてるけど、つまんなくなるんであえて突っ込まなかった。)
339氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/26 13:44
ー熊野路関所陣屋ー

ト全 「上方では上手く行っておるようじゃ。」
道順 「左様ですか。」
ト全 「此方の備えも緩めて良かろう。」
道順 「監視だけは怠らぬよう致しましょう。」
ト全 「うん、鉄舟斎に兵(領民)が増えると伝えてくれ。」

氏家軍→熊野路関所陣屋・鈴鹿砦の兵が各三百で準警戒態勢、松阪で四百が
    新式銃砲訓練、その他は平常勤務、領民兵は四日市で再訓練

氏家領内→藩校開校、今後は初級学校(小中学校レベル)を卒業しないと家督相続
     が認められず藩職に就けない、上級学校(行政・軍事校)卒業者のみ藩
     の要職へ採用される。
     新領地の検地と戸籍整備、初級行政官を領民から大量採用。
     家臣知行の大幅加増は特になし、その代わり在職中は職務に応じた俸禄
     を支給し、今まであった石高割の軍役を減免、武士階級の減員(主に
     小身者を領民兵に編成後、新田割り当てか一時金支給のどちらか)
     正規軍→四千から三千へ、少数精鋭化
     領民兵→千五百から二千五百へ、訓練と屯田や治安活動など
340九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/26 21:15
【勘定奉行氏家殿へ書状】
基本的に同意いたす。ただ、いきなり全面施行の前に試行期間をおいて下され。
341九鬼祐慶 ◆izdlEzlQ :02/03/26 21:38
〜大坂湾〜

祐慶:これが大坂丸か。
森 :総司令殿、この船の概要は(以下略)
祐慶:どぼん!(いきなり、海に飛び込む)
森 :祐慶殿ー
祐慶:(潜りながら。これが噂に聞く竜骨か。喫水が高い。成る程な)
   いや、失礼した。
森 :(この餓鬼が)それでは乗船いたしましょう。

〜そして乗船〜

このたび豊臣家海軍総司令に任じられた、九鬼祐慶である。
これより、洋上訓練のため志摩鳥羽へ向かう。
まず、紀州新宮まで操船、特に転舵の集中訓練を行う。
志摩沖では対敵船に対する砲撃訓練及び拿捕訓練を行う。
諸員の成果を期待する。

【大坂丸、訓練航海へ出港。】
342長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/27 00:16
<大阪湾>

(二人の前に譲渡されたジャンク船二隻が漂っている)

親忠  「・・・これを我らに渡された意味は・・・」
北畠  「隣に凶悪な火種を抱えてますからな。他にも
    あるでしょうが・・・」
親忠  「で、誰を指揮官にして動かす。我が水軍に名
    だたるものはおらんぞ」
北畠  「九鬼殿辺りに頭を下げて使い方などを教えて
    もらいましょう。大陸の有馬や来島から連れて
    来る手もありますが」
親忠  「あとは・・・こいつをどう手を入れるかだ。
     生半可なもんじゃあのお化け船を止められん
    し、かといって大筒を整える金はなし」
北畠  「・・・あれでも積みますか。肥前の山奥で既
    に実験を再開しておりますが」
親忠  「・・・あれかぁ?続けてうてんだろうが」
北畠  「太宰曰く威力と重さに折り合いを付ければと
    のこと。あとは鉄ですな・・・」
親忠  「逐次蜂須賀殿に何をするかを伝えておこう。
     豊家にもしっかりと建造状況を伝えて安心さ
    せるのを忘れないようにする、と。とりあえず
    九鬼殿に肥前までこの船の牽引を頼もう。あと
    荷物の運搬も頼むとするか」
北畠  「それがよろしいでしょう。資金は多めに送る
    手で。海を任されたならあの家とは親身になっ
    ておくべきでしょう」

<長宗我部家は九鬼家に引越しの運搬やジャンク船の牽引を頼む事にしました>
<かなり家が傾くくらいの資金を送ります(どのくらいかはよく解らん、商人殿どれ位が妥当かフォロー頼みます)>    
343島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/27 00:51
会議終了後
立花家に武器を売ってもらわねばならんな。
軍制改革しても兵器が旧式では勝てん。
なんとか、売ってもらえるよう頼むか。手付金を前の二倍
にしよう。
あと、キャラック船の1号が密かに完成したわい。だが、立花家から兵器がかえねば
ただの箱。輸送船くらいにしか使えん。なんとしても武器を購入せねば。

立花家に使者が出立。内容は武器購入の再度の要請並びに、手付金の2倍支払いするとのこと。
ついでに、洋式船の完成は豊臣家は知りません。秘密泊地に、存在します。
344反論:02/03/27 01:11
島津がんばれ
将軍宣下だ
345立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/27 09:55
>島津殿
数はどのくらい必要でしょうか。それにもよります。
銃でしたら初回生産分から抽出しますが、砲は生産が追いついていないのでしばらく無理です。

<玄海灘洋上>
今一人の若き船乗り、田中雷蔵はそのころ悪戦苦闘していた。
雷蔵「あー、こりゃ駄目だ。全然言うことを聞かんぞ」
生徒「破りますよ」
雷蔵「早よせい、転覆しちまう」
生徒、短刀を帆に投げつける。帆が破れ、船は大人しくなる。
雷蔵「・・・こいつも駄目か。今日は収穫無しだな。二番船の方はどうだ・・・ありゃ」
彼方に目をやる雷蔵。そこには帆の破れた小船が漂っている。
雷蔵「・・・あっちも駄目か」
生徒「教官殿、今日は引き上げましょう」
雷蔵「ああ・・・」
<名島海軍操練所、帆装の改良に苦闘中なり>

346氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/27 10:51
ー大坂@勘定奉行職務室ー

行広 「ふむ、大筋でご賛同いただけたか、次へ進むぞ。」
家臣 「ははっ。」

大坂で造幣工廠建築開始、堺・博多の他にも主要直轄地に通貨交換所を建築開始。
豊臣家の余剰金を新貨幣へ改鋳開始、交換率決定の為流通貨幣の価値を判定中。
大名諸侯へ通貨改正への協力を求める手紙を出し、直轄地へ布告の発布。

本年中は通貨切り替え期間とし、来年(次スレ)より新通貨以外の通貨使用
を認め無い法案と、通貨偽造罪は大名家でお取り潰しか大減封、庶民は三族
皆殺しの刑に処する法案を会議に提出。

勘定奉行直属機関として、忍者を雇い円査(まるさ)組を結成。
347氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/27 11:57
ー伊勢@松阪城ー

家臣 「ト全様、お帰りなされませ。」
ト全 「ご苦労、スマンが関所と鈴鹿には定期的に交替を送ってやってくれ。」
参謀 「了解しました。」
家臣 「先ほどから道順殿と宗矩殿がお待ちですが…」
ト全 「そうか、俺の部屋に通してくれ。」

宗矩 「領民兵には、指揮命令遵守の徹底と集団行動訓練をやらせております。
    慣れたものから火縄銃を使った集団訓練も始めております。」
ト全 「火縄の扱いは慎重に頼む、それと、領地が増えて役人も多くなった故、
    目付の増員も頼む。」
宗矩 「心得ました、柳生の庄より郎党を呼び寄せましょう。」
道順 「猛者怒で御座いますが…」
ト全 「うん、真田様が転封になるので今の行商方法は使えんになる、そこで
    猛者怒を中心にした新たな行商組織を創り、札・丹薬・漢方薬・化粧品
    を行商しながら各地を見聞して欲しい。」
道順 「それでは早速。」

氏家家は組織改善に着手しました。
348立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/27 17:17
<蜂須賀殿へ書状>
ご相談したい事があります。
よろしければ蜂須賀殿のお屋敷まで参上したいと思いますが如何でしょうか。
349立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/27 17:25
<「鎮遠」艦上にて。華梅と利勝が密談中>
利勝「そのような条件を豊家が飲みましょうか」
華梅「見返りに筑前50万石余をくれてやるとあらば、考えないこともないでしょう」
利勝「それはそうでしょうが・・・」
華梅「蜂須賀殿は最近艦隊の建造に熱心だとか。いずれ豊家に交易権を集中する腹でしょう。日本全体にとっても、本当はその方がいい」
利勝「機先を制する、という事ですかな」
華梅「違う。立花家の生き残りを図るとか、そういう問題ではないのよ」
利勝「・・・その為の布石でござったのか?」
華梅「いいえ。わたくしは豊家体制はゆるやかな諸侯連合に落ち着くと読んでいたけれど、結局は中央集権体制に流れるみたいだから。ならば身の振り方も考えなければ」
利勝「・・・やれますかな」
華梅「やれるでしょう」

350蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/27 17:41
>>348
別に構いませんよ。
ただ、勘違いモードに入ってる真田さん怖いんで、海賊取締方役宅にお越しください。
(内容によっては、貿易奉行同席になりますが。)
351立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/27 18:08
<海賊取締方役屋敷にて。同席者は蜂須賀家政、立花華梅、土井利勝、九鬼嘉隆>

蜂須賀殿、並びに九鬼殿。
単刀直入に申し上げます。立花家に台湾国切取を認可頂きたい。

<室内の空気が張り詰めていく>

更に台湾国切取が成った暁には、台湾一国の領有を立花家に認めて頂き、朝廷より台湾守任官の宣旨が下るように取り計らって頂きたい。
替わりに筑前一国は返上致します。ただし侵攻作戦中は補給地として使わせて頂きますが。
・・・そのような恐ろしい顔をなさらないで下さいな。
台湾は既にわたくしの実家である李商会の実効支配下にあります。拠点であるゼーランディアを建設したのはヤン商会ですが、オランダ人はごく少数しかいません。
戦闘らしい戦闘も起きずにカタがつくでしょう。

蜂須賀殿にはすでに御理解頂けているかと思いますが、日本にとっていずれ南蛮勢は敵となりましょう。
わたくしは皆様より多少南蛮人のことを存じていますが、彼らは利に汚く強欲で傲慢で狡猾です。元々我らを同じ人間だとは思っていません。
遥か東の果ての大陸にも彼らは手を伸ばしていますが、わたくしの聞いた所現地の先住民は畜生にも劣る扱いを受け、民の苦しみは酸鼻極まるとか。
そんな連中に、我らの父祖の地、父祖の海を渡す訳にはいかないのです。
・・・ヤン商会は今のところ我らに協力的ですが、日本も独自の海外拠点を持たねばなりません。
海禁政策にまどろんでいる明が頼りにならぬ以上、日本が動くしか無いのです。
それにはまず台湾を押さえること。幸い明は台湾に関心がありません。今なら日本の勢力下に組み入れることが可能です。
それを立花家にやらせてほしいのです。
・・・もちろん豊家に損はさせませんよ。

352島津家久 ◆/YrPoMJk :02/03/27 22:18
>345
銃は300丁。大砲は20門くらいほしいですな。
大砲の生産が追いつかないなら納期の遅れ目をつぶります。
銃はその代わり急いでください。たのんます。
まあ、とりあえず、洋式船は、火力艤装を遅らせて、航海訓練のみ
行うこととします。大砲がなけりゃ火力艤装が出来んからね。
353木下頼継 ◆XAWZue1. :02/03/27 22:28
大坂城本丸千畳敷にて
秀頼様を前に
この度は、たいした奉公もできず、お詫び申し上げます。
その上、加増までしていただき、亡き父上の分も、奉公させていただきます。
父の代よりの家臣もおりますが、大きな所領をいただきまして、
家臣の数が足りません。
豊家直臣の平塚為広様、戸田重政様。
父上とともに関ヶ原でお働きいただいたお二方を、当家のご意見役として、
お近くで当家の政務見ていただきたく、秀頼様のご許可をお願いいたします。
お二方には、それぞれ二万石ずつ当家よりお預けいたし、家老として、
当家の政務に当っていただくつもりございます。
また、不肖ではございますが、これより、大谷の名、私が継ぐことにいたします。
これより先、豊家の忠実なる藩屏として、いかなることあろうとも、
秀頼様に忠義尽くすこと、お誓い申し上げます。
上杉家の身を寄せておられた御浪人衆、召抱えること、お許しください。
岡佐内様、車丹波様、山上道及様、上泉泰綱様、小幡将監様、斎道二様にございます。
上杉家の兵、将。当家に仕官されること望まれる方は、
10000を上限として、当家に組み込むことも、お許しください。
(家臣団、敦賀時代のままであったので。浪人衆、他家に行かれていたらお教えください。)

354九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/27 22:37
〜九鬼大坂屋敷〜

嘉隆:これは、長宗我部殿のお使者か。して何用でござる。
北畠:大隅守様。手前ども蜂須賀殿より船を頂きましたが実は操船に人を欠きまして。
   恥を忍んでご助力を願う所存にて。
嘉隆:これは、何かの(横目で進物を見る。)
北畠:これは、このたびご助力を賜るため、当家の心尽しと。
嘉隆:(一瞬怖い眼の後柔和な眼で)いらんよ。
北畠:は?
嘉隆:いらん。先に当家は転封される諸侯に対しては無償で輸送を申し出ておる。
北畠:では、当家の荷の運搬も無償でござるか。
嘉隆:くどいのー無償は無償。ただしな。
北畠:(きたか)何でござろう。
嘉隆:肥前領の港湾使用権の永久認可、及び九鬼・氏家両家の領内商用自由権、
   最後に長宗我部家の水軍指南役として、当家の者を派遣したく。
北畠:(水軍指南役?ある意味これは水軍強化になるかもしれぬが、諸刃の剣)
嘉隆:どうなされた。
北畠:あいや、某の一存では決めかねます。
嘉隆:そうでござろう。長宗我部殿によろしくな。
(悪役殿、後はまかせたよ)
355九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/27 23:28
長宗我部家臣北畠殿との会談の後、蜂須賀殿の招きで蜂須賀屋敷へ。

〜大坂蜂須賀屋敷〜
>>351の提案後、氷つく雰囲気。
蜂須賀、九鬼、そして立花、土井。誰も言葉を発しない。
九鬼は横目で蜂須賀の姿を見る。泰然自若。
正面を見る。世に鬼御前と呼ばれる立花婦人がいる。
妙に海の薫りがする。九鬼はそう感じた。同時に危険な薫りも。眼は猛獣の光。
横の男、土井といったか。優男に見えるが。あの眼はいつぞや見たことがある
内府、いや本多佐渡の様な眼。

(ここで、沈黙を破って九鬼の発言)

嘉隆:立花殿は、台湾守任官までお考えか。
華梅:そう考えておりますけど
嘉隆:そうであれば、出陣はいつになるか。
華梅:豊家が出陣を許せば大丈夫でしょ。
嘉隆:残念じゃが、今朝廷は複雑でな。任官の件はどうなるか。
華梅:それは、わかってますが。
嘉隆:次に外つ国との交渉はな、この日の本の大事ゆえ秀頼公ご指名の三方、
   増田、蒲生そしてここにおられる蜂須賀殿の同意が必要かと。
華梅:随分、お手がかかりますね。
嘉隆:(正面から睨む)貿易奉行としては、豊家に利益もたらす国はどこでも
   良いが、それに伴う危険がある事は排除いたしたい。
華梅:それは、反対と考えてよろしいのですか。
嘉隆:(苦笑)結論を急がれぬな。な、蜂須賀殿。
(では、蜂須賀殿。どうぞ(w))

356蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/28 00:09
<海賊取締方役宅・別室>
(内容の想像はついてたんで、別室に神屋宗湛、角倉了以を呼んである。)
(で、別室にて)
家政「どうじゃ、立花の提案は。」
宗湛「誠に結構な事で御座います。」(商売敵が台湾に行くって言うのだから当然。)
了以「しばしお待ちを、筑前一国で一年に生み出す富は10万両あまり、
    台湾一島で生み出す交易の利はそれに幾倍する事になるでしょう。」
   「それに南蛮紅毛すべての国を敵に回すのは兵法でも下に御座いましょう。」
宗湛「とりあえずは蘭国のみならば、問題御座いますまい。」
   「それに、かの地は難治の地で有りますれば、交易よりも統治のほうが大変に御座いましょう。」
家政「ふむ、で、台湾の石高はいかほどじゃ。」
宗湛「未開の地で御座いますれば、ほとんど無高に御座います。」
了以「しかしながら、九州ほどの大きさがあり、年に二回、米の刈入れができますれば、
    500万石ほどの価値は御座いましょう。」
家政「朝鮮出兵に失敗した後じゃ、諸大名が納得する理由無しではのう。」
   「そうじゃ、耶蘇の者どもの追放地としてはどうじゃ。」
宗湛「それは名案で。」
了以「いやいや、虎に翼を与えるごとき愚案ですな。」
家政「まあよい、とりあえず耶蘇の者どもを兵に仕立て、他の意見を纏めるといたそう。」
357蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/28 00:27
(部屋に戻って)
家政「とりあえず船団整備、遠征準備などもあるし、異国への出兵は諸侯の賛同も要ろう。」
   「明石全登、高山右近らを将に一万ほどの兵を援兵として準備いたす。」
   「それでよろしいかな。」
(ヤン殿が書き込みしたなら制海権確保が現状ではおぼつかないのですが。)
とりあえず方針
・制海権確保の目処が立たなきゃ許可は出さない。
・上で書いたように全島領有は危険との判断なので、台中−花連ライン以北(だいたい北緯24度)は豊家直轄領とし、
 キリシタンの追放地に充てる。
・膨湖諸島は海軍根拠地として豊臣直轄にする。
 
358立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/03/28 01:01
華梅「・・・(微笑を湛えつつ沈黙している)」
利勝「これはこれは。まだ切り取ってもおらぬのにお気の早い事ですな」
<いつのまにか今までの会話を書き付けていた帳面を眺めながら>
利勝「これは別に豊家の事業として天下の兵を挙ってやるべし、と申し上げているのではない。立花家が自分の兵と金で勝手にやるがどうだろう、と申し上げているのでござるよ」
華梅「・・・」
利勝「援兵はいり申さず。船団も当家の分で何とかなり申す。ただ・・・明石殿、高山殿は豪傑故、行き場の無い浪人衆でも雇うて束ねて頂ければ有り難い」
華梅「まあ屯田兵といった所でしょうか」
利勝「それから対外折衝については、当家総領より」
華梅「・・・李商会及びヤン商会による広東海賊掃討はほぼ終了しています。明は海禁政策を続けるとの事で、台湾の領有権は主張していません。ヤン商会及びオランダ東インド会社との関係は現在の所良好です」
利勝「東インド会社の拠点はマニラ及びバタヴィアです。ゼーランディアは北の交易拠点扱いです」
華梅「ヤン商会には引き続きゼーランディアにおける優先通商権を付与します。オランダ及びヤン商会が交易活動による利潤追求を続ける限り、彼らとの友好関係は維持する予定です」
利勝「オランダ側が領土的野心をむき出しにしない限り、我らとしても彼らと敵対するつもりはありません」

利勝「最後に申し上げますが、わざわざ裁可を求めに来たのは何故か、という事を考えて頂きたい。秘密裏に台湾を占拠し、筑前は放棄して自立するなりオランダと結ぶなりする事も可能であったのにそれをしなかったのは何故か、と」
359在地侍:02/03/28 01:13
一所懸命

なんで台湾に行くのか?
無理だ、人の心がついて行かない。
360長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/28 02:53
>>354

北畠  「・・・とのことです。どういたしますかな?」
親忠  「・・・我らの強みはその不透明さにある。九鬼は
    諜報においてはかなりのものを持っていると聞くが
    ・・・とはいえ動かぬ船を遊ばす訳にもいかんし。
     氏家も積極的に伊賀者を雇っておるようだし油断
    できん。我らの足をどう付けぬようにするか、だな」
北畠  「お受けなさるか」
親忠  「国替え直後でわが国にはほとんど何も足がつくも
    のが無いし、草はどの家でも雇っている。弩等の武
    器についても我らが使っているのは九鬼は知ってい
    るし、我らが家臣に傷物はおらん。そなたも含めて
    な」
北畠  「ではほぼ相手の言い分を飲みますか。在地の商人
    を餓死させぬようにとも言っておきましょう。あと
    いくら商いを認めたといってもそこかしこに商屋を
    立てられても困りますからな。平戸、佐賀や長崎辺
    りに商屋を限定してもらいましょう。港湾は自由に
    使ってもらえればいいし(もともと扱える人間が少
    ない為)その傍に拠点なり作れば他に必要あるまい
    て」
親忠  「問題は交易か・・・」
北畠  「しばらくは質素倹約を続ければいいかと。このボ
    ロも慣れてまいりましたしな」
親忠  「では、そう伝えよ」

<九鬼殿、これでどうです?>
361氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/28 13:02
ー大坂@勘定奉行役宅ー

茶を啜りながら老人が少年に向かって話す。
行広 「今までは、我が領の民が飢えねばそれで良かった、じゃが勘定奉行を
    仰せつかった今は、商いのことも考えねばならぬ、特に銭勘定じゃな。」
少年 「確かに銭が無ければ少し難儀いたしますが…銭勘定はそんなに重要で
    御座いますか?」(氏家一門の少年)
行広 「ああ大切じゃぞ、銭は人でたとえると血の様な物じゃ、体(国内)に
    血(銭)が行き渡らんと元気がでんじゃろ。」
少年 「大坂や堺の繁栄を見ますと、確かにそうかも知れませぬ。」
行広 「この国の隅々まで銭を行き渡らし、民草が幸せに暮らせる様、秀頼君を
    お助けすることが儂の仕事なんじゃ。」
少年 「はいっ、私もお手伝いたします。」
行広 「それでは一休みしたら、また文をしたためて貰おうかの。」
362九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/28 23:24
>>360
それでは、当家から滝川市右衛門が肥前までお供させて頂きます。
この者、当家でもなかなかの才覚の者でござる。
では、よしなに。
【九鬼水運、長宗我部主従とともに土佐へ出港】
363吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/30 06:25
引き続き領内の特産品の増産に励んでいますが、同時に街道の整備をおこないますので、
豊家にお知らせいたします。
厳島に社領500石を寄進し、毛利家の繁栄と豊家の永続を祈願いたします。

船ですが、輝元様が建造した自爆船、新しく研究を始めました。
小船ですので、報告はいたしません。60挺櫓ぐらいです。
隠岐に水軍の根拠地をつくくりたいのですが、
豊家と協同運営したいので、水城建設の技術者派遣を要請します。
九鬼殿の家臣に現地検分していただければ幸いです。

貨幣は、一定以上の品位の金貨・銀貨は、各領主が鋳造しないと量が不足すると思います。
対中国貿易では、銀での支払いになるでしょうし。
ヤン商会含め、豊家の朱印発行を提案します。
364長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/03/30 15:23
>>362

北畠  「これはありがたい。これからよろしくお頼み
    申す」
親忠  「水軍の大将は一応鳥尾屋という男だが素人に
    過ぎん。2百ほどつけるので素質のある奴を何
    とかそれなりに鍛えて欲しい」
365蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/03/30 23:19
【大坂城】

大膳「上様にはご機嫌麗しゅう。」
秀頼「大儀である・・・」
大膳「何か・・・」
秀頼「なぜ、郷舎は顔を見せぬ。奴は石田家差配ではないか。」
大膳「父郷舎はただいま病にて」
秀頼「虚言を申すな。吉野へいっておるのだろう」
大膳「・・・ご存知ならば、それを責める必要はあり申さず。」
秀頼「随分な物言いじゃ。」
大膳「父は今吉野にて、此度の擾乱を鎮めるべく苦闘されており申す。
   いわば、上様の尻拭い。」
秀頼「いったの・・・この秀頼が不徳か。」
大膳「不徳・・・確かに不徳といえましょう。上様の器量不足、といえましょうか。」
秀頼「よく言うの・・・どうすればよい。」
大膳「暫く、推移を見守ることが最善かと。場合によっては、この大膳弓矢を持って
   上様の御前に立つかも知れず。」
秀頼「・・・よくいうの。わかった。蒲生が大坂に参る時は好きに登城せよ。」
大膳「上様も物好きな。」
秀頼「余は天下人じゃぞ・・・郷舎に伝えよ。」
大膳「・・・」
366九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/03/31 00:33
〜紀伊新宮〜

九鬼祐慶日記。(日付はふせてあります。一応訓練は極秘w)
○月○日 大坂を出港
○月○日 帆の関係、いささかとまどう。しかし、順次訓練でなれる。
○月○日 転舵の集中訓練。
○月○日 前日と同様転舵の集中訓練。難しい。九鬼衆疲れが見える。
○月○日 転舵訓練とともに、回転砲座の訓練。いささか面白い発見があった。
     重量積載の平均が崩れる際、一気に舵をきると、急速転回ができる。
     不思議な船だ。
○月○日 操船はほぼ完璧になった。前日認めた効果を再度実施。いい感じだ。
     紀伊新宮に着港しよう。

【豊臣海軍、紀州新宮に着港】
    
367吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/03/31 00:42
自爆船の開発現場
うむ、突貫後、船員が生き残れる仕組みが欲しいな。
衝角が貫入後、漕ぎ手が船尾に下がれる時間があればよいのか。
船中央に弱線をつくり、板で閉鎖。その後、後半部分のみが動くことできるように、
継ぎ目を火薬で破壊か。なんとかなりそうであるな。
しかし、大洋では使えぬ。
よいか。秀頼様守るためであれば、大坂に入る船さえ気を付ければ良い。
【自爆船バージョン2、関船ベースに完成間近】

368真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/31 03:14
当家の貿易について
●相手国 明国 朝鮮国 清国 南蛮の各国 西班牙国 墨西哥 等
●交易路 可能なものすべて
●交易内容 すべての商品
●船舶 アンドレ様、ビベロ様の艦船は当家のものではなく、これらについては、委託可能であれば、
お願いするつもりでございます。上杉様と彼らのお約束は、当家では守れません。
上杉家より当家に監督権が委任された船舶は以下の通り。(読み返しましたが確定できなかった)
ジーベック2隻(推定500トン)
カラック4隻(推定500トン) 
折衷船3隻(300トン、400トン、600トン)
ガレオン2隻(600トン級)
なお、ガレオン2隻(600トン級)の建造にかかっております。
銃・砲の生産も、現在沼津にておこなっております。

《推定で数字確定いたしました。》
交易において、してはならぬこと、交易してはいけない相手と、その理由をお教えいただければ、
それに従います。他家が一律にしてはいけないこと、当家のみがすることはありません。

161 :上杉景勝 ◆BIn7Lk3Q :02/01/13 03:38
パタニのオランダ商館長、フェルデイナント・ミヒールスゾーンに使者を送ります。
オランダ国王への書簡を、お渡しいたします。内容は、通商の開始の要望と、柏崎に商館建設の許可。
本日出航いたしました。

上の船舶、当家支配化に入っております。記述の中に含まれているものとお考えを。

398 :上杉景勝 ◆BIn7Lk3Q :02/01/13 11:18
スペイン国王とローマ教皇に、使者を派遣。
過去、数回の交流を行っているが、今回は、より多くの金銀を持たせ、
今まで以上に実りある交渉を行うことを目的とする。
目的 イングラント、オランダ、スペイン、ポルトガル等の国々の情報収集。メキシコとの直接交易。各種技術者の招聘。

上の使者が戻って参りました。(ガレオン2隻)
駿河沖で旧上杉艦隊の一隻と偶然出会い、磐城平に行かず、沼津に入港。
船大工、鋳造他の技術者多数、書籍、スペイン・メキシコとの交易許可、美しき冠、首飾り、砲などを入手。
特に、スペイン国王の交易許可は、大きな価値があります。
ただし、これらは極秘扱いです。報告の中のガレオン2隻が、この船です。
上杉様は、太平洋ルートを作っておられた。
なんとも稀有壮大なお方よ。
銀が、アジアレートより安く手に入ることになります。
2隻には、運んだ金と交換した、大量の銀が積載されていました。
新大陸の銀です。大量の硝石も手に入れました。

(国内生産の硝石は、江戸期は花火用。純度が低いことは言うまでもない。
当然、戦争に使う量とは、桁違いに少量。)

369蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/31 07:22
<泉州・堺>
(密貿易摘発用に関船の改造中)
ううむ、いまいちじゃのう。
五百石積ぐらいで適当な船をつくらんとのう。

計画案
用途   港湾警備、沿岸哨戒、密航船の摘発。
排水量  70トン〜100トン程度。
武装   上甲板前後に2門の大筒を積む、あと大鉄砲や小銃で武装。
帆走   一本マスト(ジャンク帆)。
櫓数   30挺〜50挺。

建造予定数は作れるだけw。まあ50〜100隻の間かな。
配備地は、下田(軍港)、洲本(軍港)、博多(商港)、名古屋(商港)、江戸(商港)
       仙台(商港)、箱館、佐渡赤泊、宮津(商港)・・・・・・多いな。
370蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/31 07:50
【吉川殿に書状】
隠岐に水軍の根拠地を造る目的をお聞きしたい。
北前船の航路からは外れているし、対清防衛なら対馬や五島列島のほうが最優先と思うが。
やんごとなきお方が御幸あそばされる予定があるなら別だが・・・・
371氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/03/31 09:01
ー大坂@勘定奉行役宅ー

行広 「ふむ、どこから費用を捻り出そうか…」

東北・関東の荒廃した蔵入地の復興、近畿での新田開発、江戸・堺・博多の
商業地の整備、豊臣海軍の基地拡張費・新造費用、主要街道(航路含む)の
整備拡張等を計画しております。
372蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/03/31 09:26
【勘定奉行殿に】
海賊取締方としては監視体制の構築、海軍整備及び防衛設備に関して、
次のような優先順位を儲けました。

一、大砲、火器製造能力の拡大(実行中)
二、人材育成(海軍操練所、水夫育成所の拡大)
三、造船能力の拡大(船大工の雇用・育成、船渠の整備)(洲本は完了)
四、沿岸警備用船舶の整備
五、港湾設備の整備(洲本は着工済み)(他には宮津、横須賀、箱館が整備対象)
六、外洋作戦用船舶の整備
七、防御用施設の整備(砲台、水城の整備)(洲本は着工済み)

金のかかる奴は後回しにしてますが、一〜五までは優先で予算確保をお願いします。

373真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/03/31 21:08
真田の交易は、可能になり次第全方位で行いたいとの意味。
朝鮮国とは宗氏経由での国交回復に協力いたしますし、
明国とは、宗氏、島津氏、立花氏の交流に期待している。
南蛮の各国とも、可能な限り交易したいと望んでいる。
当家の交易に対し、できぬと仰せになられるもかまいませぬ。
これには、正当な理由さえあれば、従うのは家臣としての務め。
正当な理由と感じられない場合は、秀頼様に直訴いたし、判断していただく。
が、判断を延ばすことはやめていただきたい。
以上は使者の口上。相手は蜂須賀殿。
(使者は立ち去り際「あまり判断に長引くと、時間を持て余した者が、
先の戦乱時、前田殿と毛利殿のいさかいなど、思い出して調べはじめるやも。
当家も忘れたき事、思い出すようなことしたくありませぬ」などと漏らしたとか。)

追記 奥州・関東での戦役に要した金銀・兵糧、豊家に請求いたします。
米4万石、金2万両。当家立替分にございます。
当家も手許不如意につき、なにとぞ、早急に処理をお願いいたします。

立花殿に信幸より手紙
手紙には香を焚き染めてある

先日、お手紙いただき、ありがたく存ずる。
一度、お会いし、今後について語りあいたい。
交易のことなど、指導していただければ幸い。
美しき方と聞いておる。会えぬこと、神仏を恨んでおります。
374立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/01 11:41
華梅「・・・明確な返答は無し、か」
利勝「いつもの事ですな。意思決定に時間が掛かりすぎる」
華梅「それはそうと・・・これはどういう意味でしょう」
<華梅、真田よりの書状を机の上に置く。焚き染められた香りが部屋に満ちる>
利勝「・・・どなたからで?」
華梅「真田信幸殿」
利勝「・・・内容をお伺いしてよろしゅうござるか」
華梅「この間の返事よ。一度会って話がしたい、と」
利勝「・・・さては真田殿、何か勘違いされたと見えますな」
華梅「・・・?」
利勝「本朝において、香を焚き染めた文は恋文と相場が決まっており申す」
華梅「・・・そうなの?」
利勝「はあ」
華梅「・・・勘違いされても困るけど・・・」
利勝「何ならそれがしが出向きましょうか」
華梅「いえ、それでは先方が気を悪くするでしょう。台湾の一件もあるし、真田とは誼を通じておきたい」
利勝「・・・それでは屈強の武者を一人付けましょう。あの御仁なら座の雰囲気を壊すような無粋はされますまい」
華梅「・・・慶次殿?」
利勝「それがしが随行願っておりましてな。今ごろ京の祇園で飲んだくれておりましょう」
375氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/01 13:30
ー大坂城@勘定方詰所ー

勘定方の役人を集めて大会議
行広 「今年の重要目標を定める、申したき事あるならば遠慮無く申せ。」
役人 「それでは言上仕ります…」

「勘定方重要目標(課題)」
新通貨の速やかな改鋳と流通(造幣工廠の拡張と交換所を増加)
関東蔵入地の迅速な復興(農村への支援と税・賦役の軽減)
関東入封諸大名家への優遇処置(資金の貸付とお手伝い普請の減免)
江戸・名古屋・堺・博多の商業地整備(公設市場や倉庫街の整備)
東海道(江戸〜大坂)及び瀬戸内・東回り西回り航路の拡充
近畿での新田開発(大坂近郊)
蔵入地代官の成績優秀者への報奨と役人・領民への公平な信賞必罰
(税率を引上げずに収入を増やしたり、無駄をはぶいたりした者を報奨)
豊臣海軍の基地拡張・新造計画を賛同

上記8項目を最重要扱いとし、資金不足分に充てるため、御蔵の金銀を取崩して
使用する許可の申請と根回し開始。
376氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/01 13:36
氏家家が松阪屋を使い、極秘裏に米を買い集めています。
安値を見計らって、先物取引でも米を買付ています。
377立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/02 16:21
<大坂・真田信幸屋敷>

あるよく晴れた昼下がり、真田屋敷の前に異様な一行が現れた。
あまりに巨大な馬に打ちまたがった大兵の武者。手には朱の剛槍を携え、華美な陣羽織を風に翻し、その威風は一目でこの男が何物かを周囲に理解させるものだ。
そして、こちらは純白の駿馬を駆る細身の人物。中国風の華麗な装束をまとい、黄金の冠と黄金造りの長剣を携えている。
言うまでもない、立花華梅と前田慶次である。

慌てて飛び出してくる真田の家人に、慶次が大音声で来意を告げた。
「こちらは立花家総領、立花華梅殿である。かく申すそれがしは立花家臣、前田慶次郎利太。信濃殿に面会致すべくまかり越した次第。開門されよ!」
「た、立花様が何用でござろう、それがしらは何も聞いており申さず」
震える声で問い返す家人。
慶次は獰猛な笑みを浮かべる。
「茶なりと点てに来たのよ。うぬらごときが口を挟む儀にあらず。はや走り、来意を告げるがよい!」
<海上>

親忠  「情報が海の上ではつかめんのが辛いな」
北畠  「土佐に戻っても肥前への引越しでしばらく
    情報確保には苦労するでしょう。各地の拠点
    はそのまま流用するとして自国の本拠や練兵
    所、忍里の建設、港湾を九鬼殿と共同で整備
    に地元豪族の取り込み・・・」
親忠  「・・・足りるか?」
北畠  「・・・引越しのドサマギに・・・やるのも
    いいかもしれませぬな・・・」
親忠  「・・・貧乏は嫌だな・・・」
北畠  「・・・そうですな・・・」
379真田昌幸 ◆888yGhqg :02/04/02 20:55
貿易奉行様
報告遅れて大変申し訳ありませんが、真田家では、
現在、清水にて船を2隻新造いたしております。
事後承諾となってしまいますが、許可をお願いいたします。

豊家築城許可担当者様
駿府城の改築許可、早急にお願いいたします。

真田昌幸 門前に出てきて
そこにいるは慶次殿。久しぶりですな。北条攻め以来ですかな。
いや、太閤殿下の葬儀以来か。
そこの女人は立花殿。噂通りのお方よ、キリリとして美しい。
生憎、信幸は国許である。ささっ、ともかくお入りなされ。
庭でも見ながら、世間話でもいたそう。
380九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/04/03 21:51
〜志摩鳥羽〜

九鬼祐慶日記。(日付はふせてあります。一応訓練は極秘って前と同じやね)
○月○日 新宮を出港
○月○日 志摩沖で兄貴とあう。廃船を随分そろえたなと感心する。
○月○日 仮想船戦を集中的に行う。船足は早いが、安定性の悪さにとまどう。
     ただ、丘への集中砲撃は絶大な効果を発揮する。
     しかし、座礁の可能性を見極めるのが難しい。
○月○日 前日と同じ訓練。ここで急速転回を利用できる可能性を見いだした。
     転舵の集中訓練。
○月○日 転舵訓練とともに、回転砲座の訓練。砲口より浸水しそうになった。
○月○日 船戦の集中訓練。これからしばらく訓練を続けよう

【豊臣海軍、志摩鳥羽にて滞在中】
381九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/04/03 22:13
〜大坂貿易奉行詰間〜

毛利:大隅守様ー真田様より催促が。
九鬼:じれてきたか。面白いな。
毛利:(もう、この人は)どういたします。
九鬼:蘭国交易は許可。墨西哥の件に関しては大坂九鬼屋敷にて委細相談。
毛利:それ以外は。
九鬼:沼津の造船許可、九鬼がなぜ事後承認になったか怒っておると伝えておけ。
毛利:承知いたしました(席をたつ)
(さりげなく、隣にいる九鬼家家老川面右近。)
川面:頭も人が悪い。
九鬼:いいんじゃ、あれで。真田殿はとっくに言い訳用意されておるよ。
川面:田中殿もこれで。
九鬼:どうどうと帰国できるな。
382讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/04/03 23:54
<和泉国・堺港>
(大坂丸の同型艦、堺丸が竣工し町の人にお披露目。)
町衆A「大きいですなあ。」
町衆B「ほんまに、あれは船の化け物や。」
町中C「金箔が船体に貼られて宝船みたいですわ。」
町衆B「しかし今日は波風が強いですな。」
町中C「帆柱が振り子みたいにゆれてますなあ。」
讃岐屋「皆様、堺丸が堺の町衆に敬意を表して祝砲を撃つ見たいですよ。」
一同 「どれどれ・・・・・・」
(そのとき、横波を受けた船体が大きく傾斜、そのまま横倒しになる。)
一同 「( ゜д゜)ポカーン 。」
町衆A「た、大変や。お船が横倒しになってしもうたがな。」
町衆B「せっかく、町衆で金出したのに海賊やっつける前に、波にやられてしもうたがな。」
町衆C「あの程度の横波で転覆とは何か船に問題があるのでは・・・・・」
役人 「皆の者、今日は解散じゃ。各自家に帰るように。」
一同 「ぶつぶつ・・・・」

【堺丸が転覆沈没しました。】
豊臣海軍は原因究明を開始しました。
ちなみに同時期竣工の京、博多丸は原因究明まで港に待機です。
383蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/04 01:18
(真田家からの築城許可願いを読んでいる。)
なんじゃ、これでは城ではなく屋敷ではないか。
なんともはや真田殿は律義者じゃのう。(ちょっと皮肉っぽいな・・・)

【真田家への書状】
一応、駿府築城の許可を出しますが、石垣や土塁で要塞化しないのなら、
追加の確認は必要ありません。(堀もそんなに大きくないし・・・)
サンフランシスコ号、サンアントニオ号、サンタアナ号、エスピリツ・サント号、ホセ・メンドーサ号、旗艦・グワジン号
の6隻が沼津に入港。(どれも不安な船ばかり。商船色強い船もいるけど、そこそこの強力ガレオン扱いしてね。)
(歴史の流れが変わっているので、難破しない。)
指揮官はルソンを追われたペドロ・デ・アクーニャ 前ルソン総督。
現在は太平洋艦隊総司令官というインチキくさい役職。
ヌエバ・エスパーニャ副王ルイス・デ・ベラスコ閣下よりの書簡と、フェリペV世陛下よりの外交委任状を所持。
書簡の中身は、過去の交流に対する友情の言葉、あらためての交易許可。
本題は、ルソン奪回への協力要請。太平洋地域のスペイン人・植民地の指揮権が正式にペドロにあることの証明書。
ペドロは、本国に帰り、フェリペ3世を口説いてルソンの失地回復を願い出て許された。普通死刑だけど。
ビベロ艦隊の存在も、極秘裏にビベロ本人より聞き、指揮下に置く予定での来日。
(ビベロ艦隊とアンドレ艦隊が記憶の中で混在しているが、書かれていた4・4艦隊で追認)

そんなわけで、4・4艦隊は返還させていただく。上杉殿から大量の金をもらえるはずだが、
それには目をつむろう。真田殿に立て替えさせてもいいが、かわりに真田殿、豊家への窓口よろしく。
大砲の製造技術者、造船技術者も王命で連れてきている。新造船2隻には、技術協力しよう。
その見返りは、沼津と清水の使用許可。居住地の借用。なに、たった99年契約です。
(13の船団をここ数年で回航させたオランダに勝つには、豊家の協力が必要と判断)
さて、早速、小西殿の丸薬、10000粒ほど半値で買わせていただこう。
もう、船乗りには噂になっているぜ。支払いは銀で。増田殿、よろしく。
受け取りは、堺になりましょう。

新帝誕生まで、海賊ごっこ。九鬼殿、というわけです。
今晩は、ビベロ艦隊の連中と、ワインとビールで大酒盛り。
小麦は、小西殿かな。とりあえず、豊富な銀で小麦を買い付け。パンくいてー。

持ってきた銀は300トン。
(財宝船・カカフェゴ号一隻の積荷の半分。イギリスに盗られてトホホのホ)
絹の買い付け代金でもあるし、領土回復のための資金でもある。
決して無理な数字ではないんよ。スペインにとっては。
銀80000貫ですね。日本で使うと相場が崩れるので、あんまり無駄遣いはしません。


386立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/04 10:33
<真田屋敷にて>

華梅「そうですか、信幸殿に是非お目にかかりたかったのですが。残念ですわ」
昌幸「申し訳ないが、この爺の話相手でもしてくだされ」
華梅「何の、真田のご隠居様にお目にかかれたのは望外の喜びです。その神算鬼謀はいにしえの孔明仲達にも劣らぬ、と聞き及んでおります」
昌幸「ははは・・・唐土の方にそう言われると何やら嬉しくありますな」

昌幸「それにしても、どんな恐ろしい女子が出てくるかと思いきや。大坂の重役どもには立花殿が恐ろしゅうて仕方がないそうな」
華梅「ご勘弁くださいな。今では取るに足らぬ九州の田舎大名です」
昌幸「いや、なかなか。領国こそ60万石じゃが、それに勝る海上の富をお持ちじゃ」
華梅「・・・筑前もお返ししようと思っているのですが」
昌幸「台湾国の事であろう」
華梅「さすが、お耳が早い」
昌幸「あの島を取ってどうするつもりですかな?」
華梅「日本を守る楯となり、足がかりとなりましょう」
昌幸「南蛮とはかように恐るべきものであろうか」
華梅「はい。いずれ日本が海外に乗り出していく際には払いのけねばなりません」
昌幸「・・・立花家のみで台湾を取ってしまう事を危惧する向きも多いとか」
華梅「わたくしに言わせれば、心根の狭いことですわ」
昌幸「領土の多寡が何よりの大名の値打ち、と考える者もまだまだ多くてのう」
華梅「・・・それでは、幸村殿にも台湾へ来て頂けませんかしら」
昌幸「・・・幸村を?」
華梅「はい。弓矢に掛けては今や天下一の大将である幸村殿に介添えして頂ければ心強いです」
昌幸「・・・」
華梅「豊家に対する忠義でも天下随一の方、大坂の苦労性の方々にも安心ではないですか?」
昌幸「・・・目付け替わりとしても良い、と・・・」
華梅「はい。あれほどの古今無双の大将がたかだか10万石の身代というのもおかしな話ですしね」
昌幸「・・・」
華梅「・・・俗な話ですが、我々としても国内にはつてを残しておきたい。真田一族が隣にいてくれると色々と助かるのです」
昌幸「ついでに真田を後ろ盾にしようと?」
華梅「俗な話ですけどね」
昌幸「・・・つくづく恐ろしいお人じゃ。ついこの間までは真田は夫の仇、と息巻いておったものを」
華梅「ふふっ、表裏比興のご隠居にそう言われるのは身の誉れです」
昌幸「ははははは。まあ今ここで返答はできぬが、話は通してみましょうかの」

<真田殿、あとはよろしく>
387氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/04 12:45
ー大坂@勘定奉行役宅ー

縁側で小判を日にかざす…
行広 「見事な物じゃ…職人共にたんと褒美を取らせよ。」
役人 「ははっ、して御奉行、お披露目は如何致しましょう。」
行広 「うむ、儂はこれよりお城に行き、秀頼君や淀の方様に献上して参る
    公家衆やお歴々にも速やかにお届けせよ。」
役人 「では、早速。」

新通貨の「豊国大判・小判・銀・銭」の改鋳に目処が立ちました。

大坂毛利屋敷に書状(約)
「通貨切り替えに早速ご協力頂き有難うございました。お預かりした金銀を
 交換いたしましたので、○月×日お届けに参ります。   勘定奉行 」

勘定方は新通貨の交換準備に大忙しです。
交換一覧表及び新通貨を九鬼海運にて各地の交換所へ輸送。
大坂城で秀頼君にご臨席頂くお披露目式典の準備。
造幣工廠から大坂毛利屋敷への行列準備等々。
388土佐 ◆nbFVoD9M :02/04/04 16:38
<ようやく土佐到着、同時に台湾出兵問題の情報を確保>

北畠  「冗談ではないぞ・・・!?」
親忠  「大名の私物化も甚だしい。豊家をないがしろに
    するばかりでなく勝手に外国まで戦を起こしに出
    るとのたまうか!?何様のつもりだ!」
北畠  「清としても航路の拠点を敵にあっさり奪われる
    ことは避けようとするでしょう。日本は朝鮮と清
    の戦に最後まで日和見でござった。このうえ台湾
    を奪うとなれば国交の断絶もありえますぞ。それ
    に明を馬鹿にしすぎておる。海禁政策云々を言っ
    ても自国の目の前の島を奪われて黙っておる訳が
    あるまい。雌狐一人の暴挙でこの国を滅ぼされる
    訳にはいきませんな・・・」
親忠  「黙ってこの馬鹿げた論を通してたまるか。国司
    はそのまま肥前へ向かえ。俺は吉田、御宿ととも
    に大坂へ取って返し、蜂須賀殿に言上させてもら
    う」
北畠  「御意」

<長宗我部親忠、再び大坂へ>
<土佐衆の引越し自体は予定通り開始>
<久方振りの帝都、上都天龍府(旧称北京)>

皇帝ホンタイジ「丞相殿、よう戻られたな。長きに渡る国内巡察、まことにご苦労であった」
丞相遼東王伊達政宗「お褒め頂き光栄の極みです。ようやく国内も安定し、民の暮らしも豊かになりつつあります」
ホンタイジ「それは良い。民は国の基である。ゆめゆめ民を愛護する事を忘れてはならぬな」
政宗「は」
ホンタイジ「丞相殿がおらぬ間にいろいろな事があったぞ。そうそう、丞相殿の故国でも大戦が起きたとか」
政宗「報告は受けております。相変わらず、といったところですな」
皇兄ダイシャン親王「何でも大船造りに精を出しているそうだが」
政宗「当然のことでしょうな。日本は国土が狭く物産に乏しい。国を開き海上交易に活路を見出すのは正しい方向です」
ダイシャン「我が帝国が遅れを取るような事にはならぬか?」
政宗「まずは国内整備に時間と資金を掛けるべきです。海に目を向けるのはその先でよろしい」
ホンタイジ「しかし、後になって我らが出て行く海がなくなっておっても困るであろう」
政宗「御心配なく。手は打っております」
ダイシャン「どのような?」
政宗「明は海禁政策を国是にしております。しかも福建周辺の海賊商人どもはほぼ一層されたとか」
ダイシャン「聞いているぞ。オランダ系の武装商船団と、広東商人あがりの李家だな」
政宗「は。李家の女当主は日本の豪族の妻となり、日本の体制に食い込みを図っているらしいですが・・・うまくは行っておらんようで」
ホンタイジ「それで?」
政宗「・・・過日、オランダの首府アムステルダムに臣の名で使者を送りました。オランダとの同盟交渉の下準備です」
ダイシャン「・・・手を組むのか」
政宗「はい。オランダには我が帝国との貿易優遇権を与えます。物資、資金を現地軍に与えることも考えております。引き換えに技術供与と海上における帝国の権益尊重、船団の警護を持ちかけています」
ホンタイジ「しばらくは利を食らわせ、海は貸しておこうということだな」
政宗「ご賢察であります。今のところオランダ側の反応は上々です」
ダイシャン「日本もオランダには目をつけておろう。李家の狙いは台湾と聞いているが」
政宗「あれを日本に渡せば、あの海域の管制権を取られることになります。そこまで譲るつもりはありませぬ」
ダイシャン「・・・出兵するのか?」
政宗「オランダとの同盟が成り立てばすぐにでも。明への根回しは済んでおります・・・それ以前に、明は台湾に関心が無いようですが」
ホンタイジ「よし。朕の名でオランダへ使者を立てよ。正式に同盟を申し込むぞ」



先生、やっちゃってください
391蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/04 20:02
<大坂・海賊取締方役宅>
(家臣の柳生宗厳とお話中。)
家政「立花家の台湾出兵の件じゃが、いかが致せばよいかのう。」
   「御主は台湾で築城にあたって居ったのじゃろう。良い考えは無いか。」
宗厳「台湾の地は難知の地でございます。」
   「土着の民は日本、明、オランダいずれにも馴染まず、よそ者には武器を取り戦います。」
   「とても立花ごときの兵数では台湾全土の統治は適いますまい。」
家政「で、どうすればよい。」
宗厳「なにもせぬのがよろしいでしょう。」
家政「???」
宗厳「かの地を治めんとするならば、五万以上の兵を十年以上その地に留めなくてはまともに治まりませぬ。」
   「それだけの兵を明、清、蘭、日本いずれも用意できませぬ。」
   「もし大兵を持ってきても兵糧は全て運び込まなくてはなりませぬ。」
   「そうなれば、海上を封鎖し干しあげてしまえば宜しいでしょう。」
家政「なるほどのう。で、立花が文句を言って来たらどうする?」
宗厳「もし、沿岸の拠点の制圧などの道理の通る案なら認めて宜しいかと・・・」
   「台湾領有などの身の程知らずな暴論ならば、知らん顔でも構いませぬ。」
家政「なるほどのう。貿易奉行ともよく相談して決めるといたそう。」

>貿易奉行殿に
外交方針基本案は裏に書いときます。
392蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/04 20:55
柳生宗厳じゃなくて利厳だったわ、御免。

しかし、真田幸村殿はどうしたのかな〜
後、織田殿の姿も見ないなあ・・・・
393立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/04 21:29
<真田屋敷にて。付け足し>

昌幸「しかし大坂のお歴々が動かぬ時はどうしますかな」
華梅「その時は、養子でも取って立花家を譲ります。日本流に言えば隠居ですね」
昌幸「隠居・・・してどうするのじゃ」
華梅「さあ。わたくしは元々海の上で生きてきた海商ですから。宗茂様の位牌さえ貰い受ければ後はどうにでも」
昌幸「この国を去るのか」
華梅「まだ何も考えていませんよ。でも余計なしがらみが無い分、身の振り方は気楽でいいですね」
394真田昌幸 ◆888yGhqg :02/04/04 22:36
昌幸「どうも、華梅殿は勘違いされておられる。自分は自分。この国の者はそうは思わぬのだ。
隠居をしたとして、それでどうなる。どうにもなるまい。そなたは家督を立花殿の
お血筋に譲るまでが役目。下手をいたすと、家を亡くすような賭け。
家臣がどれだけ納得されるか。台湾取ったとして、その後、いかがいたす。
清、明、オランダ。どれでも取り戻そうとすれば、それを防ぐには、豊家傾ける財が、
必要になろう。所領になりもせぬ異国の地。誰が命賭けて守ろうか。
悪いことは言わぬ。今は力貯める時であろう。早計はいけませんぞ。」
華梅「・・・・・・」
前田「難しいことは明日にしてくれんか。ご隠居、酒を頼む。」
昌幸「よし、美味い酒を用意させよう。立花殿、交易のみであれば、
真田は協力いたしますし、頼りにもいたします。台湾攻めは聞かぬことにいたしましょう。」

ビベロ殿の上司殿
港の使用、居留地、わかりました。

駿府の築城開始。
395立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/04 23:07
<宴の後>

華梅「慶次殿、少し疲れました」
慶次「大丈夫か?松風の足なら港まではほんのすぐ、帰ろう」
華梅「いえ、所詮わたくしに大名の真似事など手に合わぬことだったのかも知れませんね」
慶次「・・・何を気弱な」
華梅「わたくしは宗茂様が遺した国を何とか豊かにしようと思ってきました。筑前を、そして日本を強く豊かにする事があの方の夢でしたから」
慶次「・・・」
華梅「しかし今宵、はっきり分かりました。所詮わたくしは異国の者でしかも女としか思われていない」
慶次「・・・ご老体は口が滑ったのさ。気にするな」
華梅「それにね、わたくしだからできること、というものがもう無いのですよ」
慶次「・・・」
華梅「李商会とヤン商会の商船隊、わたくしの経歴、それらで色々な事ができると思っていました。しかし大坂の方々はわたくしを脅威に思うばかりで、生かす場を与えてはくれなかった」
慶次「与えられぬのなら掴み取れば良かろう」
華梅「それがこのザマ、という事です。秀頼公の声明が出たときから、半ば覚悟はしていたのですよ。台湾の事は最後の賭でしたが」
慶次「・・・では、どうあっても」
華梅「ええ。どうやらわたくしの舞は終わったようです」
慶次「・・・立花家はどうする」
華梅「直次様の忘れ形見がいますから、血筋は絶えないでしょう」
慶次「家臣どもは」
華梅「・・・内々に話はしていますから。国老殿がまとめ役を引き受けて下さいました。主立った者のうちでは和泉殿と三河入道殿が付き合ってくださるそうです」
慶次「あとは利勝か」
華梅「あの人はついてくるなと言ってもついてくるでしょうね」
慶次「後は何もかも置いていくのか」
華梅「何もかも作りかけだけどね。和泉殿、入道殿、利勝、千程度の兵と後は思い出だけ・・・わたくしが日本で得たものはこれだけ。割に合わない取引かしら」
慶次「・・・俺も付き合おう。もうこの日本に戦さ人は不要のようだからな・・・」
ホセ・メンドーサ号、旗艦・グワジン号の2隻に、銀塊50トンを積んで沼津を出航。
目的地・堺。

真田ーが振っていたー 紫ーのー軍旗ー
誰のーためだーとー 思ってーいーるうーかー
誰のーためーでーもー いーいーじゃないかー
みんなー帝のー 臣ならーいーいー
旅ー立つー 男の胸にーいーはーーー
錦ーのー御旗が欲しいーのさー
ララララララー ララララララー
ラーラーラー 紫のー軍ー旗ーー

おいおい、風林火山なんて、読めねえよ。
歓迎してくれてるってことかいな。

フェリペ三世陛下の名に恥じぬよう、貴公らは、大人しくこの沼津で待機。
牛臥の屋敷をアンドレ殿がいただいておったが、そこで半舷交代で休んでいなさい。
見張りは厳重にするのだぞ。では、行ってまいる。

秀頼様には、ガラパゴス象亀を土産とした。
397蜂須賀至鎮 ◆dOgOu8gA :02/04/05 02:21
<三河・岡崎>
(禁教令によって地位を追われた明石全登(蜂須賀家預かり)と至鎮のお話。)
全登「ぜひとも某を大坂にお連れ下され。」
至鎮「それは・・・・・できん相談ですな。」
全登「イスパニアの船団が来ると言う事はイエズス会のぱーどれ殿も居られるに相違御座いません。」
至鎮「まあ、そうであろうなあ。」
全登「神の名のもとに従うは信徒の務めに御座います。」
至鎮「(このまま置いといても厄介だな・・・・)」
   「判りました、大坂に行き父上に相談してみましょう。」
全登「ありがたい。決して豊臣家に弓引く事は御座いませぬ。」
至鎮「(そうで有ればよいが・・・・)」

【蜂須賀至鎮は明石全登を連れ上坂しています。】
(念のため、兵五千を連れています。)
【大坂・堺には、ぱ〜どれを見に耶蘇教徒が数千人ほど集まっています。】
398立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/05 10:05
>豊臣家差配御歴々へ
家督を先当主宗茂の弟直次が一子に譲ることを許可願います。
元服までは立花家重臣由布雪下が後見します。なお、元服後は種次を名乗りにする予定です。
399最狂草衆 ◆nbFVoD9M :02/04/05 16:22
<肥前>

草C  「・・・我らの手からは逃れられんぞ」
草D  「簡単にこの国を去れると思うなよ・・・」

<草二人、立花華梅謀殺の為活動中>
400真田昌幸 ◆888yGhqg :02/04/05 23:36
昌幸 鷲塚、おの女子、やけに落ち込んでおったの。
鷲塚 殿が女扱いいたし、台湾の話も取り合わぬからでございましょう。
昌幸 仕方あるまい。異国のこと、わしにはわからん。朝鮮国よりも遠い地、
取ったとして、どうすればよいかが、見当すらつかぬ。
信幸が文なんぞ、贈っておらなんだら、また別の対応もしておった。よい、忘れよ。

豊家奉行衆に書状
駿河で新造しておる2隻の船についてにございますが、船大工を得、管理まかされました。
その技術を絶やさぬためにも、船を作ってみることにいたしました。
これより先、信濃・甲斐・駿河の米、大坂に運ぶことが多くなりますが、
潮に逆らうことも多い海域のため、外洋にて動ける船をと建造しております。
報告遅れたこと、お詫びいたしますが、豊家を支える真田家、
信用し、お許しください。

異国との交易、許可はいただけますでしょうか。
沼津に入港されておられるペドロ殿のお力もお借りいたし、
イスパニアと交易をと考えております。

立花様
先日はたいしたおかまいもできず、失礼いたした。
さて、一つお願いがあるのですが、明国の絹、鎮西にてできるだけ買い入れいたしたい。
相場で買えるよう、便宜はかっていただけぬであろうか。

小西殿
小西屋にて、絹の買い入れをいたしたい。相場で売っていただけぬか。

【甲斐・信濃にて桑畑を増やしています。荒地で蕎麦の作付け面積も増加。
小麦の生産増加にも力入れています。駿河では茶の木を植えています。
茶が増産できるのはね数年後になります。】
401蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/06 07:42
家督相続か、別に問題ないのだが。
その前に、ちと聞きたいことがあるので・・・・

【土井利勝殿に書状】
ゆるりと酒でも酌み交わしたい。
鎮西に早舟を用意してあるので上坂いただきたい。
402蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/06 07:58
【木下殿、島津殿に書状】
お話があるんで、京の高台寺にお越し頂きたい。
(個別案件と共通のネタがあるんで隠密行動でお願いします。)
403氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/06 13:56
某月吉日ー大坂城@大広間ー

隣の者と三々五々会話している諸侯(謀略ネタにお使いください)
…しばらくして…
小姓 「上様のおな〜り〜」…ドド〜ン
深々と頭を下げる諸侯達

秀頼 「皆、大儀である。…以下略… 名の通り、国が豊かと成るよう祈願し、
    皆と民に幸多からん事を願う。」(秀頼退室)
諸侯 「ははぁ。」
小姓 「皆様、秀頼様より御下賜金が御座います、この後、お蔵までご家中より
    使者をお使わし下さい。」(新通貨詰め合わせセット)


場所は変わって大坂毛利屋敷へと続く大通り、
笛・太鼓の賑やかな音曲に乗って踊り子と山車がゆっくりと練り歩く。

行商人 「こ、こりゃ。い、いったいなんのお祭りだ!」
男(桜)「あんた知らへんのかいな、新しい銭が出来たっちゅうて、秀頼様の
     お蔵から毛利様のお屋敷まで運んどんのや。
     何でもな、毛利様が真っ先に交換してくれて頼んだらしいわ、さすが
     諸侯第一の毛利様やな、判断が早いわ。」
行商人 「その銭はどうしたら手に入るんだ?」
男(桜)「何でも、賑やかな所や、人の仰山集まる所に交換してくれる店が有る
     らしいし、みんな使い始めるさかい、すぐ回ってくるわ。」
行商人 「よし、田舎の土産に早速交換してこよう、有難う。」
男(桜)「あぁ、気いつけてなぁ(藁 。」

その時、山車の上から老人が叫ぶ。
行広 「秀頼様からの振る舞いじゃぁ〜」
ばらまかれた真新しい豊国銭を驚喜して拾い集める群衆
男(桜)「秀頼様、ばんざ〜い。」
群衆 「ばんざ〜い、ばんざ〜い。」

同じ日に江戸・堺・博多等の大都市でも銭まきを行いました。
大坂と大坂周辺地域、大都市での豊臣人気があがりました。
新通貨の認知、交換、流通が順調に進み始めました。(小細工を弄したので)
404真田昌幸 ◆888yGhqg :02/04/06 15:14
昌幸 鷲塚、いかがいたす。このままでは、天下固まってしまうぞ。
鷲塚 銭のことでございますな。
昌幸 そうじゃ。銭を作れるのが豊家のみとなれば、それだけで、天下の富は、
豊家のみが握ることになろう。
鷲塚 早速手に入れ、金の含有半分以下のものをつくってみましたが、
本物の型が複雑で、よく見れば贋であることがわかってしまいます。
小判と違い、円形の金貨には絵が描かれております。
特に一両に描かれた淀のお方様の横顔。とても美しく、細かに描かれております。
(コインにしてみました。だめなら贋金掴まされたことにしますが。)
贋金を流通させ、信用なくさせ、古き銭の価値を高めようとの企みは、
お止めになられるべきでしょう。
上杉様、毛利様よりいただいた金・銀。武田家の埋蔵金を手に入れたとでもして、
豊家の銭と換え、流通に一役買うが得策でしょう。
その時まで、忠臣でい続けること、これが大切。
昌幸 そうか。ではそういたそう。増田殿におかしな動きあるとか。
鷲塚 さだかではありませぬが、今の豊家に不満抱いている御様子。
昌幸 理由わからぬな。今や、もっとも天下を左右できる立場。
ある意味、天下人の代理人ではないか。
鷲塚 執権就任も拒んだそうにございます。
昌幸 わからぬな。
鷲塚 おそらく、コニシタンの毒にでもあたったのではないかと。
昌幸 コニシタンか、恐ろしいものよ。
鷲塚 利用は出来ますぞ。
昌幸 草を動員してな、全国でコニシタンの良さを喧伝いたせ。
鷲塚 殿はつくづく大平の世がお嫌いと見えますな。
昌幸 あまり褒めるな。
405土井利勝 ◆ARMYOeOg :02/04/06 22:02
<志賀島城にて>
雪下「根回しは済んだがな。お主が言うような二重の策が本当に必要なのかの」
利勝「それがしは総領様にはもう少し苦労して頂くつもりでござる」
和泉「大坂にのぼる前から、何か様子がおかしいとは思っていたが」
雪下「じっと海を眺めている横顔など見ていると、走り続けてきて疲れ果てたようにも見受けられたのう」
利勝「それでは困るのでござる」
和泉「・・・まだ何も終わってはおらぬ、と申すのだな」
利勝「左様。このまま押し切られれば国を捨てるのも仕方がない。しかしまだ何も動いてはおり申さず」
雪下「・・・昔道雪公が言われておった。戦にては考えすぎてもいかぬ、とな」
和泉「考えすぎれば身が竦む。時には蛮勇を奮って斬り込めば血路が開ける時もあろう、でしたかな」
雪下「その通り。思えば総領様は先の事を考えすぎておられるのかもしれぬ。しくじれば家臣領民が苦しむであろう、と」
利勝「やるだけの事はやって置かねば気が済みませぬ。このまま終わってたまるものか」
和泉「・・・利勝よ、そなた存外血の気が多いのだな」
利勝「今までやったきた事を無駄にしとうない、それだけでござるよ」

<土井利勝、蜂須賀家政との会見の為上坂>
406長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/07 01:26
<大坂蜂須賀館>

親忠  「蜂須賀公に申し上げたきこと是あり。御目通りを
    願う」
柳生  「・・・用件を承りたく」
御宿  「立花殿の妄言に決まっておろうが!」
吉田  「まだ戦を望むか!?」
柳生  「・・・短気は損気ぞ。しばし休まれよ。殿に今話
    をしてくるゆえ茶でも飲んでゆるりとなされよ」

<長宗我部親忠一向、大坂蜂須賀館に到着>
407長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/07 01:40
<肥前平戸港>

北畠  「ようやくつきましたな・・・」
滝川  「この平戸と長崎辺りは港を作るに適してますな。
     資金と相談して良港を整えましょうや。あと、
    若い漁師の息子を集めてくれやせんかね?」
北畠  「解った。太宰、急いで始めてくれ」
太宰  「よろしいので、彼に全て任せて・・・」
北畠  「ワシらに港を造れるものなど居ると思うか?」
太宰  「・・・は。急ぎ集めてきまする」
北畠  「高島や桑名はこの土地の計画案を考えよ。資金や
    日数と折り合いを付けねばならんが・・・あと地元
    の有力者とも顔をつけねばな。これから数年は激務
    だが皆のもの、頑張って欲しい」
桑名  「各々、仕事始めじゃ。いくぞぉー」

<肥前に長宗我部家到着。地元有力者との融和、九鬼公監督による港整備を中心に内政開始>
408吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/04/07 02:28
吉川「これが新しき金(かね)にござりますか。小さいが、目方はありますな。
このお顔は、もしや・・。お美しいですな。大判はこちらですか。
太閤殿下のお顔とは、派手好きな殿下も、喜んでおられましょうな。」
(何両いただけたか、お教えくだされ。)

増田殿に書状でお願い。
理財の才ある者をよこしてくだされ。

蜂須賀・九鬼・増田・氏家殿に連絡。
門司を軍港として整備したい。大砲設置など、協力をお願いいたします。
温泉津も整備いたします。許可は必要でしょうか。
409蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/07 07:28
<大坂・蜂須賀家上屋敷>
利厳「長宗我部殿が殿にお話があると申しております。」
家政「どうせ、御前殿のことであろう。」
利厳「おおせのとうりで御座います。」
家政「どれ、話を聞くと致そう。」
(とりあえず、ご希望をどうぞ長宗我部殿。)

<海賊取締り方屋敷>
役人A「毛利家より書状が着てますぞ。」
役人B「御奉行様はなんと?」
役人A「この手紙を吉川殿にとおっしゃっておられました。」
役人B「では、毛利屋敷に届けておくと致そう。」

【吉川殿に返書】
門司と馬関の両岸を要塞化し、瀬戸内の安全を図っていただきたい。
温泉津は銀の積出港なので諸設備の整備は構いません。

以前、毛利家ではガレー船を建造していたと思うのですが、
その経験を生かし、超大型ガレー船を一隻建造していただきたい。
(特に見栄えを豪華にしてください。)
大砲はそれと引き換えの形で洲本から回すと致しましょう。
410立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/07 10:00
<所変わって台湾北部・淡水>
台湾における拠点として建設された街、淡水。
南のゼーランディアに対応する北の拠点として、また対日・対清・対広東交易の中枢として、李商会の総力を挙げた投資と建設が続いている。
その総指揮を取っているのが李商会次席、李華玲。華梅の姉である。

華玲「今日は暑いですね。さすがに台湾の夏は早いのですね」
幹部「この雲行きだと、夕方には雨が降ります。涼しくなりますよ」
華玲「だと思いました。船を午前のうちに入れておいて正解でした」
幹部「それはよろしゅうございました。荷役も昼過ぎには終わりましょう」

その時、数発の砲声が轟く。

華玲「あれは何ですか?」
幹部「要塞砲の試射ですな。あれは・・・例の龍王砲です」
華玲「もう出来上がっていたのですか?」
幹部「苦労しましたが。とりあえず4門製造しましたが、後はしばらく青銅砲の鋳造にかかりきりですな」
華玲「何か足りないものはありますか?」
幹部「人手が足りませんな。華梅様が合流すれば解消されましょうが」
華玲「それが、そう簡単にはいきそうに無いんですよ。困りましたね」

しかし何故か全然困ったようには見えないのであった。
411島津家久 ◆/YrPoMJk :02/04/07 13:19
家久「ふむ。新貨幣も流通し始めたな。ただ、風魔党も十分に働いておるし、
暫くは安全じゃ。ただ、洋式船は出来て訓練をしておるが肝心の火砲が旧式
じゃ。2番船もすでに建造に着手はしたが、1番船の武装が旧式ではしゃれに
ならんしなぁ。はやく、武器を売ってもらえるよう交渉しよう。」

立花家に使者が出立。早く武器を売ってくれるよう要請。
412由布雪下 ◆ARMYOeOg :02/04/07 14:10
雪下「島津殿から矢の催促じゃ。いかがしようかのう」
和泉「砲の引渡しは当分先、と以前に通知したはずなのですが」
雪下「戦備を急ぐ理由があるのかも知れぬの」
和泉「さて・・・」
雪下「まあ良かろう。在庫から見繕って売ってやれ」
和泉「・・・利勝が目録を置いていったようですな。一応手回しはしておいたと見える」
雪下「なら一言告げて行けばよかろうに」

<立花より島津へ、中型砲10門、小型砲20門が引き渡されました>
<中型砲はカルバリン砲に、小型砲はセーカー砲にほぼ相当します>
413蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/04/07 22:35
【大坂城】

秀頼「・・・またか大膳。」
大膳「上様にはご機嫌麗しゅう。」
秀頼「世辞はよい。何か。」
大膳「父は多忙ゆえ、不肖某が代人勤めます。」
秀頼「ほう・・・この秀頼に仕える以外に多忙と申すか。」
大膳「伏して御容赦願います。ご賢察の程を。」
秀頼「ふ・・・吉野か。」
大膳「あえて、ご賢察くだされますことを。」
秀頼「わかった。まかす。」
大膳「ありがたし。」

【蒲生郷舎の権限は暫定処置として蒲生大膳が代人となります。】
414九鬼祐慶 ◆izdlEzlQ :02/04/07 22:50
九鬼祐慶日記。(日付はふせてあります。一応訓練は極秘って前前と同じやね)
○月○日 新宮にて大坂丸改修の連絡あり。いささか不審。
○月○日 新宮出港。蜂須賀家臣、森殿の説明を受ける。
○月○日 洲本に着工。直ちに改修へ。余は大坂へ向かう。忙しいものだ。
【豊臣海軍、洲本に着】
415九鬼祐慶 ◆izdlEzlQ :02/04/07 23:02
〜堺港〜
ホセ・メンドーサ号、グワジン号が港沖に姿を見せる。
ここで豊臣海軍総司令九鬼祐慶の手がさっと振られる。
礼砲21発が鳴り響く。

富士丸の偉容が現れる。
乗員がすべて登舷礼。総司令祐慶及び水夫指揮の者が帆にあがる。
(以後、堺貿易奉行所屋敷までまかすよ、上司殿)
416九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/04/07 23:30
滝川、肥前領港周遊中。

滝川:ふーん。以外に良い港になりそうな地形が多いな。
太宰:どうでしょう。我らとしては金がかからぬ方がよいのですが。
滝川:面白いことをいわれる。港は我ら人の手に掛からぬ方がいい。
太宰:(なに言ってるんだこいつ)
滝川:わかりませぬか。我らの見方ではなかなかいい港になりますぞ。
太宰:はーそうですかな。
滝川:(皮肉めいた笑顔)大陸へ繋げる方法もありますなー
太宰:(どこまで知ってるんだこいつ)ま、お任せしますよ。
滝川:いや、主君の話だと御家では何か面白い繋がりが大陸におありかと
   (好奇めいた眼で見る)
太宰:・・・
(悪役様、任せるよ(w))
417氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/07 23:55
ー業務連絡ー

関東蔵入地の農村へ支援(営農資金貸付や技術指導)を始めました。
江戸・名古屋・堺・博多の商業地を整備(取引所や倉庫を増築し治安維持強化)
東海道(江戸〜大坂)の街道拡張・改良工事と宿場整備を始めました。
瀬戸内・東回り西回り航路間の主要港(直轄地)で港湾設備整備を始めました。
近畿での新田開発(主に大坂郊外での湖沼埋め立てや河川の治水)
豊臣海軍の基本政策(特に武器工廠拡充)に資金を配分。

上記政策のため莫大な資金(豊国銀及び豊国銭)を投入しました。
流民や無宿人それに牢人を人夫・職人として大量に雇い入れました(定住化)。

人・金が集まり物価が上昇した地域に松阪屋が買い付けた資材・物資・米・
生活必需品を安定供給します、物流は九鬼水運にお願いします。
(おっしゃぁ〜国松景気で〜い、ワショ〜イ。藁)
418長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/07 23:58
<大坂蜂須賀館>

親忠  「では単純に申し上げまする。此度の立花の動きは
    豊家を無視するばかりでなく、明らかに挑戦とも思
    える行動にござる。既に豊家の威信は・・・ではご
    ざいますがさも当然のように政権の意思を無視され
    ては国が長く持つはずがありますまい。どんな形で
    あれ、歯止めをかけねばまたぞろ上杉の二の舞にな
    りましょう。・・・さらに言わせてもらえればもし
    奴等が暴れればとばっちりを食うのは我らでござり
    まする。まだろくに民と話もしないうちからの戦で
    は、三日と持ちますまい。成程豊家としてはその間
    にでも兵を整えれば良いでしょうがその間に我らを
    滅ぼされては適いませぬ。ジャンク船は既に脱出用
    としか考えておりませぬしな。・・・ま、豊家に殉
    じるのならばそれでも良いですが。話がずれました
    な。簡単に奴らの力を殺ぎ落として欲しいのでござ
    るよ。半端に強い上に血の気が多すぎる。付き合っ
    てられんので多少吼えたところで問題ない程度まで
    削ってしまいたい。理由なら腐るほど造れましょう
    が。ともかく此度の案が廃案になるのは当然として
    手足をもいでおいて損は無いかと思うのですがね」

<日本語滅茶苦茶でスマソ>
419太宰 ◆nbFVoD9M :02/04/08 00:06
>>416

<肥前>

太宰  「はて?・・・そういえば昔土佐に大陸からの遭難者
    が来たことがあったようななかったような。ともあれ
    その程度の関係ではつながりも何もございますまい。
     あ、そうそう国司様が昔大陸へ遊びに出たとかいう
    ほら話もございましたな。滑稽な話ゆえ一度そちらの
    親方様もお聞きになられてはどうです?
     ・・・さてさて長話が過ぎました。漁師は是位でよ
    いのではありませんかな?ここの鳥尾屋が一応水軍の
    大将となっていますのでこれからは彼をお使いなされ。
     鉄砲と水練なら土佐随一の猛者でござるぞ。では」

<こんな感じで(w>
420おいらはペドロ ◆1ACacl/Q :02/04/08 00:35
ペドロ 士官、下士官、兵員で手の空いているものは、全員上甲板に礼装にて上がリナサーイ。
砲手に伝令、礼砲の用意しなさい。数は19発デス。

副官シドロ 王礼砲は21発ですが、よろしいのですか。

ペドロ 帝の代理(秀頼)の代理では、王礼砲は……。いいか、誰にも迷惑かけないし。
砲手に伝令しなさい。命令変更します。礼砲は21発。
総員、整列。帽振れーー。(よくわかりませんが、間違い許してね。)
砲手、礼砲撃てっ!  ドカーン    ドカーン   ドカーン   ・・・・
はしけ下ろせーー。
と、なんだかんだで接舷し、上陸いたします。

お土産目録 ガラパゴス象亀、乗れます。 銀塊40トン。(10トンは滞在費その他)

来日目的
1 フランシスコ会宣教師の布教の許可。
2 日本の港に、イスパニア船の入港許可。補給等の協力。
3 商館設置。
4 フランシスコ会士ルイス・ソテーロを同行しているが、その保護。
5 鉱山技師を同行している。彼らを預け、日本での採掘に協力する。
6 ルソン奪回を計画しているが、豊家の臣で、協力を望む者がいる場合、
協力を許可して欲しい。

過去、上杉家とイスパニアは2度の交流を行っています。
彼らに交易許可が国王陛下より出ていますが、真田家にも、国王代理として、
このペドロが許可している。これは、豊臣政権が許可した後に有効になるものとする。


421土井利勝 ◆ARMYOeOg :02/04/08 10:22
<土井利勝、大坂へ到着>
さて、蜂須賀屋敷へ出向くかな・・・。
<淡水にて>
幹部A「つまり、スペインの動きが再び活発化している、と」
幹部B「オランダ東インド会社及びヤン商会からの情報は符合している。ほぼ間違い無い」
幹部A「奴ら、ルソンを陥とされて足場を失ったはずではないか。奪い返すにしても橋頭堡があるまい」
幹部B「いや、ある」
幹部A「・・・日本か」
幹部B「左様。近いうちにスペイン艦隊が日本に寄港するとの事だ」
幹部A「華梅様が阻止行動に出るのでは?」
華玲「あまり期待しすぎてもあの子がかわいそうですよ」
幹部B「・・・ここの所急速に豊臣体制下での立場を失っているらしい」
幹部A「やはり目障りになり出したのだな」
幹部B「・・・もしかすると、ヨーロッパ以上に危険な存在は・・・」
華玲「それ以上の判断はわたくしたちの仕事ではありませんよ」
幹部B「失礼しました」
幹部A「いずれにしても、スペインの再進出にはオランダが黙っておるまい。スペインとオランダは不倶戴天の間柄だ」
幹部B「・・・我らはどう立ち回ります」
華玲「ヤン商会は長い間共に頑張って来た仲間です。今更見離す事はできません」
幹部A「そうだな。信義にもとる」
幹部B「ではオランダにつき、スペインと戦うか」
華玲「最後の判断は華梅の仕事です。あの子の決定を待ちましょう。今日はご苦労様でした」
幹部A&B「はっ」
423島津家久 ◆/YrPoMJk :02/04/08 16:34
>蜂須賀殿
承知。では、名代として、豊久殿を密かに派遣します。勿論隠密ですが。
>立花殿
武器はありがたく受け取ります。代金は予定どうりに。
424蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/08 18:32
<大坂・蜂須賀家下屋敷>
家政「話向きは合い判った。が、豊臣家として手を打つのはいささか軽率にすぎる。
    細かい話は太宰殿に伝えるゆえ、堺の讃岐屋に内密に来られる様に申し付けられよ。」

(実は、立花の牽制のために配した、長宗我部が泣き付くのでは本末転倒なのであきれています。)
(ただし、言い分そのものは納得できるので対策は打つことにします。)
<堺・讃岐屋>
どうやら、日ノ本でも大造船時代の始まりじゃのう。
この堺でも月に何隻ものジャンク船や折衷船ができておる。(200〜300トンクラス)
讃岐屋でも殿様の命で12隻ほど買い入れたが・・・・・なんに使うのやら。

基礎造船能力の拡大のため、折衷船と小型のガレオン船に標準船型を設け量産を図ります。
折衷船は200〜300トン、砲4〜6門搭載の交易船で、
ガレオン船は300トン程度、砲20門搭載の交易にも使える軍船です。
建造期間は折衷船は10ヶ月、ガレオン船は12ヶ月ぐらいになってます。
量産効果のため建造費用はお安くなってます。
毛利家や、木下家のような外海に出遅れた大名に対し、売込みを図ることにします。
426立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/08 19:58
利勝は蜂須賀屋敷へ、華梅は旗艦「鎮遠」へ。
-----------

利勝「立花家臣土井利勝でござる。蜂須賀殿の召還を受け参上致した。開門されよ!」

-----------

<スペイン艦隊を眺めながら>
華梅「なるほど、ね。そういうことか・・・」
慶次「どうした?」
華梅「・・・嵐になるわね」
華梅「・・・なるほど、ね」
427蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/09 06:27
<大坂・蜂須賀家下屋敷>
これは土井殿、よう参られた。
実はじゃ、貴公の主君はいったい何処の旗を掲げておるのかを尋ねたくて呼んだのじゃよ。
豊臣の桐紋に平伏するわけでも無し、と言って明国皇帝を仰ぎ見ておるわけでもない。
自らの旗を立てようという気ではござらぬかな?
428土井利勝 ◆ARMYOeOg :02/04/09 09:30
・・・そうでござるか。蜂須賀様ほどの方もそのような事を仰せか。
当家が何をしましたか?兵備を整え、先に許可頂いた交易を行った。それだけでござろう。
ああ、台湾の件でござるか。許可を願い出ただけでこのような扱いを受ける訳ですな。
そこまで当家総領が気に入らぬのであれば、先ほどの隠居願いを裁可されるがよろしかろう。
それとも改易でもされますかな?討伐でござるか?
いずれもお好きにされるがよろしかろう。そして満天下に示されよ、大大名は露骨に反逆しても許されるが、60万石程度の取るに足らぬ大名であれば些細な事で潰される、という事を。


429蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/09 17:02
そう顔を赤くして怒るでない、三河侍はどうも堅物でいかんわい。
そんな用なら、わざわざ貴殿を呼んだりせぬわい。
ここから先の話は酒の上での戯言じゃ、よいな。
御主の御前殿に台湾に渡り、独自に国を興せと言うておるのじゃ。
台湾は、明、清、日本、呂宋の間の地にある。
いづれに取っても相手に渡したくは無い海路の要衝じゃが、己が領有するには荷が重い。
その地に自らの旗を立て中立の勢力が興れば、緩衝地としての価値が出てこよう。
御主の主君は言うてはなんじゃが、人の下では大成しまいて。
明、清、日本、南蛮の大国を相手に女王として振舞うのも面白かろうて。
430土井利勝 ◆ARMYOeOg :02/04/09 17:17
<一瞬あっけに取られる利勝>
・・・あ、あははは、あははははは。これは面白い。
それではそれがしも一献頂きましょうか。酒の上の与太と思ってお付き合い致しましょう。

台湾にはオランダが居座りつつあり、清も興味を示しております。明は今のところ関心がないようですが、それもこの先どうだか。
あれを他に取られてはまずい、と思う訳でござるよ。
無主の地であれば今のうちに唾を付けたらどうか、と。
しかし蜂須賀様の与太も面白うござるな。自立してしまう訳でござるな。
ついでに豊家にとっての不安定要因も取り除けて一石二鳥とは、いや、目出度いことです(と目を細める)。
ならコニシタンも一緒に連れて参りましょうか。明石殿らキリシタンも貰って参りましょうかな。
豊家にとっての危険要素も減る。台湾開拓の人手も増える。いや、双方丸儲けとはこの事よ。

いや、それになるほど、弓矢で揉み潰すより台湾で飢え死にさせた方が安上がりでござるしな。
さすがは蜂須賀様、食えぬお方よ。あはははは。

・・・いや、酒中別人。三河武士は無粋は言いませぬぞ。
今宵は良い酒を頂戴致しました。御礼申し上げます。
431長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/09 18:05
(裏の部屋でこっそり聞いてたりする)

親忠  「(・・・なんとまぁ・・・)」
吉田  「(清は表立って動いてはいないと国司様は言って
     おりましたが、既に露見しておるようですな)」
御宿  「(全てひっくるめて追放という形か。上手くいけ
     ば良いがさてさて・・・)」
親忠  「(ともかくこれで豊家の意図は読めたと見て良い
     のか・・・ともかく蜂須賀殿の言ったとおりに太
     宰を讃岐屋へ送るとするか・・・)」
(気配消滅)

<土佐衆、蜂須賀館より退場>
432氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/09 22:19
ー伊勢@松阪屋本店ー

活気が溢れる店内
大番頭 「ちょっとちょっと、江戸へ送るお米はどうなってます?」
手代A「先ほど九鬼様の大湊へむけて出ました。」
大番頭 「そうしたら…織田様からの材木はどうなってます?」
手代B「明日川を下って名古屋に着くそうです。」
行商 「ただ今戻りました。」
大番頭 「お帰り、各地の様子はどうです?」
行商 「はい、毛利様のご領地では特産品の奨励に力を入れているご様子。」
大番頭 「次に行って面白い物があったら、商いの話をしておいで。」
番頭 「大番頭さん、そろそろお時間ですよ。」 
大番頭 「おや、それじゃ鍛冶から金物が届いているから、荷造りの手配を
     お願いしますよ、それと立花様へお届けする俵物の確認もお願い
     しますよ、さて、私はお城に行って来ますよ。」
丁稚 「行ってらっしゃいませ〜。」
433九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/04/09 23:08
〜大坂港〜
九鬼祐慶は堺からペドロ殿を乗せ大坂へ着岸。無論船は富士丸(w

祐慶 :さ、大坂につきました。・・・(親父も来てるな)
ペドロ:(通辞から話を聞き)オオ、ツイタノデスネ。
嘉隆 :お初にお目にかかる。貿易奉行九鬼大隅守でござる。
ペドロ:(通辞から話を聞き、傲然と)クキサン、ゴクロウサマ
祐慶 :(やばい。この親父にその態度)
嘉隆 :ほー。日本語が上手であるな。ではご案内する。
祐慶 :(ふーん、年が重なるとこうなるか。ふん)
しかし、祐慶は知らなかった。この後嘉隆が八つ当たりで側近をフクロにしたことを(w
434九鬼嘉隆 ◆izdlEzlQ :02/04/09 23:39
〜肥前〜

滝川 :あはは、太宰殿では、また(以外に狸だな)
鳥尾屋:さて、どうなされるのかな。
滝川 :水軍育成はこの滝川にお任せを。鳥尾屋殿は鉄砲手練の者育成を。
鳥尾屋:砲術育成はせんでいいのかな。
滝川 :今は無用でござろう。金がかかりますぞ。
鳥尾屋:いや、金がかかるのはいささか困る。
滝川 :次に、唐津、伊万里に陶磁器を集めて下され。
鳥尾屋:かまわぬが。何をなさる。
滝川 :異人に見せるのでござる。
鳥尾屋:・・・
滝川 :松坂屋が承るでしょう(本音としては何もしらない)
(後は悪役殿と山賊殿お任せ)
435大谷頼継 ◆XAWZue1. :02/04/11 01:24
蜂須賀屋敷に参上いたしました。

「お久しぶりでございます。この度は、ご加増を豊家重臣の方々よりいただは、
身が震えるほどに感謝いたしております。今後、いかなることがありましょうとも、
この身を秀頼様に捧げるつもりにございます。
上杉家で録を失いし方々、大谷家において召抱えましたが、ご懸念は無用にございます。
皆、父上の武名を慕い、今や股肱の臣ともいえるほど、君臣一体にございます。」
(以下、お話をどうぞ。この後、真田家のお屋敷訪問、治部様の見舞いを予定しています。
大坂のお城には、もうご挨拶は済ませていますが、帰りに寄る予定です。
マメに出られないので、今週は少しがんばります。東北の地震に備える理由をみつけなくては。)
436立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/11 12:31
<利勝、帰還>
利勝「・・・と、言う次第でござる」
華梅「棄民、か」
利勝「・・・」
華梅「我々があまりうるさいので放り出してしまおうという魂胆ね」
利勝「いかがしましょう?」
華梅「蜂須賀殿の思惑などどうでもいい。好きにやらせてくれるなら」
利勝「では・・・」
華梅「コニシタンはともかく、明石殿とキリシタンは良き同志となり得る。そのあたり、蜂須賀殿と話を詰めなさい」
利勝「やってみます」
華梅「わたくしは始末を付けに一旦筑前に戻ります。現地とオランダの事は淡水の姉上が切り回すでしょう」
利勝「清にはいかが手を打ちます?」
華梅「・・・我らが敵対せぬ限り、清が手を出してくるとは思えない。いや、連携を持ちかけてくる可能性もある」
利勝「伊達殿は利に聡い方でござる。しかしこれでは・・・」
華梅「・・・そういうことは後で考えましょう」
437長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/11 23:49
>>434

<肥前>

鳥尾屋  「焼き物ねぇ・・・まぁそれで少しでも金が入るなら
     それにこしたことはないけどよ・・・」
滝川   「できませんかな?」
鳥尾屋  「できんわけではない。単純に利益があるか疑ってる
     だけだ」
滝川   「・・・はっきりとものを言う人ですな」
鳥尾屋  「器の価値っつーのが俺には理解できんからな。しか
     し他になにかいい手があるわけでもないのが辛い所だ
     ・・・(しばし長考)・・・あかん、熱がでそうだ。
      まーいーか。考えるより動いたほうが良さそうだ。
      港の整備はほとんど九鬼どの頼りだし、先達に任せ
     ることにするわ」
滝川   「(頭悪いんだから最初から従えよ)ではそのように」
鳥尾屋  「じゃ、鉄砲の訓練でもするか。ただ、わしにも水軍
     の基礎位は教えてくれな」
滝川   「・・・ところで太宰様は?」
鳥尾屋  「上方より昨夜文が届いてな。殿に呼ばれたんじゃない
     か?」

<陶磁器関係、土佐衆は了解しました>
<太宰金助、讃岐屋へ向かいました>
438蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/12 01:35
<大坂・蜂須賀家上屋敷>
(大谷殿との会話)
いやいや、頼継殿がお元気そうでなによりじゃ。
加増あった大名家が才有る浪人者を召抱えるのは、
軍役を果たすのに当然の事じゃ、気になされることも無かろうて。
ところで、大谷殿の居城は岩出山じゃが、あの地では新領も併せると、
北に寄りすぎて統治に不便では御座らぬかな。
新城を築く考えあらば便宜を図りますぞ。
後、海に面しておる大身大名(30万石以上)は今後、水軍の整備を義務付けようと思うておるが、
大谷殿はいかがお考えじゃ?
(当然、いざという時は動員も掛ける心積もりで。)
439大谷頼継 ◆XAWZue1. :02/04/13 00:14
蜂須賀殿への返答

水軍というものは、やけに費用のかかるものと承っております。
領国経営も緒についたばかりですので、どれほどのことができるか不安にございます。
領内には良港がございますが、これを豊家に提供するかたちでの協力ではいかがでしょう。
敦賀時代の軍船も多少ならございます。とはいうものの、6万石規模のもので、
水軍とはほど遠いものです。
ご協力はいたします。お指図いただければ、従わせていただきます。
440無名武将@お腹せっぷく:02/04/14 15:38
v
441長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/14 21:32
<肥前>

桑名  「皆のもの、辛いだろが治水は国を富ますには避けて
    は通れぬ道なれば、頑張って欲しい」
肥前作人「辛いッスネ・・・」
肥前作人「まあ賃金はいいから頑張るとするか」

<桑名吉成、肥前の小規模な治水を開始>
<完成は未定>

滝川  「・・・これはなんでござるか?」
鳥尾屋 「絵心がないんで落書き同然の絵は無視してくれ。
     内容を見て欲しい」
滝川  「・・・これは弩とかいう弓。土佐殿の得物ですな。
     これを船に並べるのですか?」
鳥尾屋 「鉄砲はわしらはほとんどないし、買う金もない。威
    力も何もあったものではないこけおどしにしかなんね
    えけど、警備に使うなら有効じゃねえかと太宰が考え
    たんだと。大筒代わりに弩のでっかい奴・・・大弩と
    言ってるんだが。威力とでかさに折り合いをつけて備
    える案もあるとか言ってる。どーだ?」
滝川  「どうだと申されましても」
鳥尾屋 「廃案ならそれでいいんだ。又別のを考えるらしいか
    らな。折角いただいたジャンク船、なんとか有用にな
    らんか必死なんだよ」
滝川  「・・・うーむ・・・」
    
442長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/14 21:47
<肥前山中>

龍造寺  「新当主の噂は流してきたか?」
七誌浪人 「へぇ。わしら地元民が直に流してますんでかなり
     いい感じでさぁ。特に旧鍋島、龍造寺の民だった連
     中はか〜なり受けが良くなってますぜ」
龍造寺  「ここはもともとワシ等が治めとった国だからな。
      無論ワシ等に恨みをもっとる連中には土佐のお侍
     のほうをヨイショして、わしらの顔はださねえ。割
     と早くにこの国の統治は整うかも知れんな。4,5
     年はかかるだろうが」
七誌浪人 「じっくりいきやしょうや」

<長宗我部の肥前掌握は堅実に進んでいる模様>

北畠   「大陸の動きはどうだ?」
草B   「津軽、相馬、秋田は開発作業に忙殺。有馬、来島
     は海賊退治や船の数を整える為にまた忙殺とのこと
     にございます。十年はそれが続きましょう。その後
     は明との戦が待っております。・・・これも又十年
     は軽くかかるかと。あと、次のアレですが・・・」
北畠   「・・・解った」
443大谷頼継 ◆XAWZue1. :02/04/15 20:47
真田家・大坂屋敷
大谷 「ご無沙汰いたしております。お元気なご様子にて、なによりでございます。
     いつぞやは、邪魔をしてしまったようで、申し訳ありません。
     また、邪魔をしてしまうようなことにならぬよう、願っております。」
真田 「邪魔とはよくわからぬことを言われる。ガハハハハッ。忠義は宝ですぞ。
     天下おさまっている間は、忠義を超える宝はありますまい。」
大谷 「・・・・・ 豊家の役職に就かれてはいかがでございましょう。
     天下の仕事するというのは、天下を動かすということと同じです。
     武田様、上杉様。充分に恩義は返されておりましょう。
     今度は、太閤殿下への恩返し、治部様との友情を取られてはいかがでしょうか。
     
     「私はこれにて。若造の戯れ言とお忘れください。戦場ではお味方でいてくだされ。」
444長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/16 00:21
<肥前>

北畠   「お帰りなさいませ」
親忠   「どこもかしこも忙しそうで何よりだな。今は目の前に
     ある仕事に忙殺されているのが一番気楽で良い」
桑名   「御宿殿、政重殿にもちゃんと担当が決まっております
     ゆえ働いてもらいますぞ」
御宿&吉田「ぬお〜(桑名に引っ張られ退場)」
親忠   「わしも鍬でも持って一仕事するかな・・・」
北畠   「その前に・・・お人払いを」
親忠   「・・・。どこで話す・・」
------------------------------------------------------
(誰にも聞かれることはありません)
北畠   「大陸からの侵攻は我らの代では無さそうでござる。
      文の様子だと今は戦をする余裕は無いと見ます」
親忠   「では我らだけでなんとかするか」
北畠   「大陸からの次の・・・は・・・」
親忠   「上手くいくかな?」
北畠   「名高い来島で駄目なら仕方なしと思いますが。土佐
     よりは有利な場所に変われましたな」
親忠   「その分厄介な隣人に頭を悩ます羽目にもなっておる
     がな」
北畠   「・・・まあそれはさておき。次の策を考えておりま
     すので御館様に報告をと思いましてな」
親忠   「今後の我らがどうすべきか、だな」
北畠   「はい」
445長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/16 00:48
<続き>

北畠    「此度の戦で上杉、佐竹は死に態です。自ら率先して豊家
      に逆らう力は無く、立場もありませぬ。戦起こす標的には
      不十分です」
親忠    「皆まで言うな。次に目をつけたのは真田であろう。あの
      強大な力は脅威と言って差し支えないからな」
北畠    「真田には手を出しませぬ」
親忠    「へ・・・・?」
北畠    「何度となく言いますがあの男は筋金入りの曲者でござい
      ます。武田による天下を夢想してそれを実現させる為に今
      も上杉や佐竹の連中を囲っております。軍事力もあり、裏
      にも詳しい彼奴らに挑むにはこちらは役不足です」
親忠    「・・・・では・・・そうか島津殿か」
北畠    「まさか。島津殿と我らは一蓮托生ですぞ。しかも彼もま
      た曲者にて相手にするは辛いでしょう。何よりも家久殿は
      天下を狙うにしろまだ動くことはないと見ます。抜け道に
      よる豊家の案を無効化させる天才の家久殿が、交易による
      富を入れたとしてもまだ豊家に立ち向かうには力不足なの
      は理解している筈。戦が起こるのをじっと待ち、九州の三
      分の二は奪わないと動きますまい。それまでは自国の発展
      にのみ力を注ぐのが島津のやり口、天下へ向かわせるのは
      苦しゅうござる」
親忠    「・・・では・・・誰を・・・?」
北畠    「おるではございませぬか。五大老生き残りのもう一人が
      ね・・」
親忠    「・・・・・・!!待て。彼は筋金入りの忠臣だろうが」
北畠    「だから?忠臣とされた上杉や佐竹は背きましたぞ?」
親忠    「・・・しかし・・・」
北畠    「今は自国で自らの失策を恥じ、篭っておるとか。秀頼
      から執権代理の職を解かれたようですし謀反の理由には
      なりますな。それに前田の策によって散った毛利が乗っ
      て来る可能性もあります。そして何より真田や島津より
      御しやすい」
親忠    「・・・」
北畠    「御館様?」
親忠    「・・・任せる・・・それはどれくらいかかる?」
北畠    「今起こしても我らには兵がおりません。金も装備も
      ありませぬ。此度の策の最も難しいのは前田を陥れる
      時間でござる。・・・殿はしばらく開発にのみ頭を使
      いなされ」
親忠    「・・・解った・・・」
446小西行長 ◆qeqrb.dU :02/04/16 01:18
最近は体の調子が良い。うーーーーーん、越後の地が合っておるのか。
鮭がうまくて、食が進むのだ。
直江津は、さすがに上杉の水軍拠点のひとつ。よく整備されているなー。
内藤ジョアン、その方に直江津の地を任せる。小西屋の本拠として、育てるのです。
コニシタンの名称は、これより廃止いたす。
小西屋賛助会員として登録をはじめなさい。
越後の民には、会員には、小西屋での買い物が、割引になると宣伝するのです。
大型店を、各港、門前市、町につくり、小西屋に行けば、全てが整うようにするのです。
味噌・塩・米・醤油・酒・各種道具・各種油・薬・・・・・。
まずは溶け込むことです。税は4公6民。新田開発は、前例通り、5年間3公。
さらに、初年度の税は免除。種籾の無利息貸し付け。
小麦の作付けはほどほどといたすように。越後で裏作は難しいでしょう。
山間での蕎麦は、税は2公とします。
鮭の薫製を生産し、信濃に運び売りましょう。
癒虚丹の生産も強化し、ペドロ殿に快く販売いたそう。

毛皮の帽子と手袋を大量に作り、冬季行動可能な軍団の編成を研究しなさい。
甲冑にこだわる必要はありませんよ。


447増田盛次 ◆JOMasitA :02/04/16 01:46
【関東某所】

兵士A 「ワシの業を見てくれ」
(血に染まった斧を見せる)
弾込め乙女A 「あぁ、神様」
兵士A 「ワシは、因業な金貸しの老婆を殺したんだ」
兵士A 「ワシのような人間は法を犯す権利があるのだ!金貸しの婆の金でワシは勉強し、より多くの人を救うのだ!何が悪い」
兵士A 「だがワシはもうじき捕まる。捕吏の追捕が迫ってるんだ」
弾込め乙女A 「私と一緒に逃げて、心から罪を悔いるなら、神様もきっと許して下さるわ」
兵士A 「…いいのか?ワシは許されるのだろうか…」
弾込め乙女A 「ええ、免罪符を買えば許されるわ」
兵士A 「…よし!逃げよう、どこへ行けばいい?」
弾込め乙女A 「庄内へ」

【関東では同じような事がたくさん起こっています】
【関東から新たにコニタンに改宗した男女数千人が庄内へ大移動中です】
448増田盛次 ◆JOMasitA :02/04/16 01:56
【上総・館山城】

大隈信吉 「吉川様より文が届いております」
増田盛次 「(書状を読んだ後)よし、当家の御用商人・武富咸亮を派遣する」
信吉 「大盤振る舞いにござりますな」
盛次 「吉川殿は我らの恩人の後継者、無下にできる訳がなかろうが」
信吉 「御意(お人の良い事よ)」

武富咸亮…肥前の豪商、理財の才に優れ陶磁器・投機に長ずる。
     特に肥前・筑後・豊前・筑前等北九州の有力者とコネがあり、
     彼の影響力を無視して経済活動を行う事は出来ない。
449増田盛次 ◆JOMasitA :02/04/16 02:07
【上総・館山城】

李参平 「オヨビデスカ?ノブヨシサマ」
信吉 「…すまんが立花殿の元に技術の伝播に行ってはくれぬか?」
李参平 「ソレガシハカマイマセンガ、ナニユエタケニダイジナキミツヲモラシマス?」
信吉 「当家にはあの御仁の力が必要なのだ。重ねて伝えてくれ、当家は尊藩と友誼を通じたいと」
李 「カシコマリマシテゴザリマスル」

【李参平が筑前に出立しました】

李参平…元朝鮮の陶工。磁石を探して肥前の山を駆け巡っていた為、誰よりも肥前の地理に詳しい。
    生きた地図を手に入れたも同然であり、有事の際には強力な武器になるだろう。
    また経済的な側面からも習得している技術が高く、インド洋以西に持ち込めば莫大な利益をもたらす。
    (現在のハイテク系だと思って下さい)。鄭成功と肥前藩の友好の掛け橋の基の技術は彼が基礎を作ったと言っても過言ではない。
450増田盛次 ◆JOMasitA :02/04/16 02:16
【蒲生殿への書状】

先日の乱にても豊家の為に尽力し、かねてより友誼を通じてきた蘭国を落とし
上杉に加担したとの噂もある西国を近づけるは甚だ不審。
この件に関し、三元老の資格にて蜂須賀殿に尋問の使者を出したい故、
公文書への花押の加筆をお願い申し上げます。
451無名武将@お腹せっぷく:02/04/16 02:24
増田ワールド全開中
452舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/16 22:44
吉野にて

 兵庫「郷舎殿、はかないのう・・・・」
 郷舎「・・・・・・・・・・・・・・」

【舞 兵庫はたそがれています/・・・・】
453蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/04/16 23:48
【吉野賀名生】

(桜を見て)
郷舎「散る時は散る・・・幹さえあればな。」
兵庫「・・・幹か。」
郷舎「我らの幹。枯らすわけにはいかぬしな・・・」
兵庫「・・・」


454真田忍軍 ◆888yGhqg :02/04/17 00:20
【二日前から地に潜っていた忍び】
(あれが権勢誇った石田家の舞と蒲生か)

真田屋敷での昌幸の独り言
石田殿、前田殿、上杉殿、毛利殿、立花殿。みな力失った。
そして、政権の中心は蜂須賀殿、増田殿、長宗我部殿、氏家殿、九鬼殿・・・か。
豊臣の世も、いつまで保つのやら。

昌幸がボケたとの噂が拡がりつつある。

大谷殿に密書
天下は誰のものでもなく、天のもの。
455増田盛次 ◆JOMasitA :02/04/17 00:49
【上総・館山城】

(蒲生殿より花押押印拒否の書状を読む)
盛次 「大隈!、蒲生殿との連合は難しいみたいだぞ」
信吉 「…左様にござりますな」
盛次 「おまえの策はいつも外れるな(笑)」
信吉 「面目次第もござりませぬ…」
盛次 「さて、どうしたものか」
信吉 「(糾弾されぬだけありがたく思うべきなんだよ)」
456氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/17 12:29
ー勘定奉行より業務連絡ー

大都市の通貨交換所に大口資金の預入・貸出業務(要担保)と国内為替・手形業務
(認証方法は割り符や暗号)を追加しました。

円査組・摘発係が悪徳札差し・土倉業者の取り締まりに乗り出しました。
円査組・警備係が造幣工廠や交換所を警備しています。
円査組・諜報係が行商・人夫・船乗りに身を窶し各地の裏経済を調べ始めました。
(すぐには解りませんし、規模にも依りますが最重要機密までは探れません。)
457舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 21:21
九条卿へ使者

 主上におかれては近々、都にお戻りになる予定である。
 先の約定、しかと間違いはないでしょうな?

 されば尋仁親王、即位の議しかと準備すすめられますようお願いいたします。

         平朝臣前侍従忠康
458舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 21:25
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「主上におかれてはこたび、都へお戻りになられることになった。
      そなたらには誠に苦労かけた。主上にかわり、この兵庫厚く礼を
      申す。今後も禁裏のために今以上の忠勤にはげまれたい・・・・」
 十津川警部「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

【十津川郷士を全て郷村に返しました】
【後年、十津川警部は今日へ登り、京都奉行所の名与力として講談に語られるほどの
 名物男となりました】
459舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 21:30
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「大膳、あとはよしなに」

【賀名生朝廷に協力してきた、大和・南河内・和泉・紀伊の土豪らを
 すべて、吉野より退去させ、栗山大膳を連絡役として今後に備えました】

【栗山大膳は吉野に残った八条宮智忠親王の家宰として静かに余生を
 賀名生で終えることになります】
460舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 21:45
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「そなたら親子には世話をかけたな」
 板倉親子「なんの・・・・・・・・・・・・」

【板倉山城守重宗は、洛西の桂に今上(八条)の院所の造営を監督した後、
 佐和山に行き、石田重家の奉行として近江の発展に尽くしました】
【板倉勝重は吉野の行く末を見届けることもなく、高野麓の橋本宿でひっそり
 と世を終えました】
461舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 21:50
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「ここにお残りになられますか・・・・・」
 智忠親王(今上の皇子)「うむ・・・・・」
 舞 兵庫「この兵庫、お詫びの言葉もございません・・・」
 智忠親王「よい、全ては天の定めならば・・・・・・」

【智中親王は賀名生に残り、ひっそりと世を終えます。その家系は賀名生御所として
 民より特別な家として近世に残りました】
462舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 21:54
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「ゆくか・・・・・・」
 母里太兵衛「は、この日本号を狙う強者どもが待っておりますゆえ」
 舞 兵庫「うらやましいの、きっと負けるでないぞ」

【母里太兵衛は、日本号防衛戦をするため、未知なる酒豪を求めて旅にでました】
463舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 21:57
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「これからどうするつもりだ??」
 隠密同心「われらのことは気になされますな、それよりお体ご自愛なされませ」
 舞 兵庫「すまぬ・・・・・」

【隠密同心は各地へ散っていきました。おそれく名も無き民としていきていくでしょう】

 内藤勘解由「死して、屍拾う者なし」
464舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 22:00
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「郷舎殿、われらの人生この八重の桜のように散りたいもの」
 蒲生郷舎「・・・・・・・・」
 舞 兵庫「たとえ幹が倒れても足下には若木が生えてくる。殿にはせめて
      静かに世を終えてもらいたいものだ・・・・」

465舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 22:06
吉野・賀名生朝廷

 舞 兵庫「主上におかれましては、誠に持ってお詫びのしようもございませぬ。
      せめてこれよりは、桂の地で静かにお暮らしあそばしますよう・・・」
 今上(八条)「良い・・・すべては世の無常・・・・・」

【今上(八条帝)は吉野を退去し、京へお戻りになられました】
【ここの吉野・賀名生朝廷は終焉を迎えました】

(あと、公家様よろしく)
466舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/04/17 22:21
  祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、
  盛者必衰の理をあらわす。奢れる人も久しからず。ただ春の夜の
  夢のごとし。猛き者も遂には亡びぬ。偏に風の前の塵に同じ。

 吉野朝瓦解後の舞 兵庫は佐和山にも戻らず、出家したとも異国に
 渡ったとも伝えられるが、いつしか人々の記憶から消えていった・・・

 後に石田治部、島左近、蒲生郷舎とともに琵琶湖が見える佐和山の一角に
 葬られたといわれるが、さだかではない。

  平朝臣前侍従前野忠康 こと 石田家家老・舞 兵庫 享年不詳・・・・

467長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/17 22:41
豊家による政治体制が確固たるものになるにつれ、長宗我部家の裏の顔は
少しずつ影をひそめていった。結局清に渡った東北の大名も大陸の開発や
明との激戦に忙殺され遂に日本に帰ってくることは無く、東北での大名復
帰伝説は伝説のまま風化していった。長宗我部家は肥前からの交易を九鬼
家指導のもと発展させ、大坂時代屈指の外交藩として名を残し、そこから
の利益のもと(後世の記録に見るに多分に収益に矛盾が見られるのが発見
され、政権に隠れて密貿易を行っていたらしいという説が近年発表されて
いる)富藩として過ごした。密かに政権打倒の意思は捨てていなかったの
か、維新時に数多くの志士を世に送り出している。
468長宗我部 ◆nbFVoD9M :02/04/17 23:03
長宗我部親忠(1572〜1644)
肥前長宗我部藩祖。現地人との融和と肥前の開発に転封後は力を尽くした。
肩書きに縛られず能力重視の政策をとり、後世でもその評価は高い。

北畠昌教(1577〜1632)
肥前藩御付きの剣術指南役として晩年を過ごす。彼の裏の顔が知れるのは
後世になってのことになる。昌教には子種がなく、死後は太宰家の長男が
後を継いだ。

太宰金助(??〜??)
忍の末裔と言われている太宰家の肥前での当主だが、次男重顕に家督を譲
った後忽然と資料から名前が消える。

御宿政友(1567〜1630)吉田康俊(1565〜1634)
吉田政重(1568〜1628)桑名吉成(1551〜1621)
高島正重(1562〜1631)立石正賀(1565〜1623)
何れも長宗我部藩の重臣として名を残す。

鳥尾屋文吉(??〜??)
彼もまた資料から忽然と姿を消す。大陸に泳いで渡ったという伝説が
残る。
469真田昌幸 ◆888yGhqg :02/04/17 23:29
鷲塚、頼むぞ。
はっ

帝と秀頼を亡き者にするため、3組の鉄砲忍びが真田屋敷より消えた。

豊国社に秀頼が関白任官の内定の報告に向う途中
ズルッ ドスッ

帝が京に戻る途中の街道上
ズキューーーン  ウグッ

尋仁親王が近江より京に移動中
ズキューーーン  ドタッ







信幸への報告
大殿が放った忍び3組、それぞれ寸前で撃ち殺しました。
鷲塚様がその中に含まれていたようです。
みな、咄嗟でありながら、火薬に火を付け、
肉片になり、下手人の確認はできませぬ。

信幸「ご苦労。これは褒美だ。」

真田昌幸は、信幸の成長とその意志を確認し、完全に隠居生活に。
駿府の屋敷は、昌幸の隠居屋敷として使用された。
昌幸の目は、使われることのない勅使門に、決して向けられることはなかったという。
慶長十六年、信玄公のもとに旅立つ。

471島津家久 ◆/YrPoMJk :02/04/18 01:06
家久「わが家が安泰になったな。わしももう安心じゃ。」
豊久「そうですな。関ヶ原からひたすらかけてまいりましたな。」
家久「後は跡継ぎが出来るだけじゃ」

後年家久に息子が誕生。後の光久である。この後薩摩藩は雄藩として名をはせることとなった。
472片桐且元 ◆mieaAM.k :02/04/18 02:38
且元「ゴホ、ゴホ、突然でなんじゃが、某もこれまでのようだ。
   貞隆に元晴よ、窯業で築いた資産を使い、片桐家を盛り立てよ。
   あぁ、最後に秀頼公の凛々しいお姿を垣間見て旅立ちたかった…」
元晴「・・・・・」
貞隆「・・・・・」
且元「太閤殿下、ようやく貴方様の下に逝くことが出来まする、うう」

貞隆「ようやく死んだか」
元晴「ああ、これで邪魔者はいなくなりましたな」

片桐家はこの後、歴代藩主による悪政が続き、混沌の時代を迎えることになる。
473蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/18 06:15
<京都・方広寺>
(家政はかつて伏見で共に三成を襲った六将の墓を訪れている。)
秀頼候の天下も定まり泰平の道筋も定まったように思えるが、これでよかったのかのう。
内府殿なら、戦の無い世を作り上げたのかも知れぬのう。
冶部殿、加賀殿は人の世を動かす者が情や忠義でないことを理解なさって追ったのかのう。
この墓の下に眠っておる者達こそ、真の忠臣であったであろうに・・・・
474蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/18 06:40
<大坂・蜂須賀家下屋敷>
(墓参りから帰ってきて・・・・客人、荒木了伯との会話)
さよう、貴殿の申されるとうりじゃ、蒲生殿と諮ってみることにいたそう。

【蒲生殿に書状】
耶蘇教布教より五十数年、未だに日本人の司教一人としていない有様であり、
南蛮人は耶蘇教を持って、わが国の弱体化を図っていることは明白である。
羅馬の地に渡りし荒木了伯の建言により、
天皇を首長に皇国国教会制度の創設を検討したいが、いかがであろうか。
475蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/18 19:24
【蒲生殿宛、追伸】
上記の文は荒木了伯の建言であり、修正案が現実的かと思う。
(帝を耶蘇教徒にするわけにいかないので大主教を置き、
 寺社奉行の推挙、朝廷の任命という形が適当かも・・・・)


後は上総の御仁か・・・・・
476蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/04/18 23:05
【佐和山城】

重家「蒲生、ご苦労であった。」
蒲生「・・・若。兵庫殿の帰参を果たせぬこと伏してお詫びいたし申す。」
重家「よい・・・蒲生、そちが一番解っておったはず。」
蒲生「これより、某は上坂いたします。若も御同伴くだされ。」
重家「解った。」

477蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/04/18 23:37
【蜂須賀殿へ返書】
皇国国教会なるものが、主上及び豊家の権威を犯すものでなければ御賛同いたす。
ただし戒壇を設け、耶蘇教の司祭叙任権を支配することが最低条件と具申いたす。
大陸方面と華梅のその後。

翌年、華梅は直次の忘れ形見(後の立花種次)に家督を譲渡。小野和泉、立花三河入道らと共に台湾に渡った。従った兵は約3000。
立花家家宰に任じられた由布雪下は、即日立花華梅を立花家家系図より削除し、先代に遡って離縁すると宣言。同時に華梅時代に建造した造兵施設を全て破却した。
大坂表にもこれが立花家に累が及ぶのを避けるために華梅と雪下が打った手だと分かってはいたが、特に口出しする事もなかった。
以後筑前立花藩は取り立てて目立つ事もなく、時を過ごす事となる。

李姓に戻った華梅は淡水と台北を拠点に台湾開拓に乗り出す。
広東よりの移民の受け入れと地元住民との融和策で建国の労苦を何とか乗り切り、また巧みな外交によって十数年後には東アジアの中でも独自の地位を占めるに至った。

清はほぼ十年を内政の整備に費やした。
丞相伊達政宗は皇帝ホンタイジ、皇兄にして大司馬ダイシャン親王らの絶大な信頼のもと、アジアの盟主としての融和政策に転換する。
オランダとの同盟を締結した清は、海禁政策を続ける南明との対決は無益と判断しつつあった。

オランダとの同盟関係の維持と共に華梅は清・南明関係の修復に奔走する。
そして台湾への移住より17年後、淡水において清と南明は歴史的な同盟条約の締結に臨む事となる。
この淡水条約の締結に奔走したことで台湾の自立は両国の認める所となり、清と南明の封爵を同時に受けるという形で華梅は台湾国女王の称号を帯びる事となった。
清・南明・台湾・オランダの同盟にはタイ、インドの参加も見る事となるが、これは後の話である。

遼東王伊達政宗は1636年に69歳で波乱に満ちた生涯を全うした。丞相の任にあること30余年。皇帝は国葬を以て彼の霊を送った。
彼が基礎を築いた清は20余年後、一代の名君康煕帝の代でその勢威はアジアを圧する事となる。

台湾女王となった李華梅は遠くヨーロッパにまでその名を知られ、「東洋のゼノヴィア」と称された。
彼女は政宗死去の3年後、1639年に没した。彼女は再婚しなかった為子がなく、王位は一代で絶えた。
遺言により、後継の元首は選挙で決める事とされ、初代元首=大政総裁には土井利勝が就任する事となる。
台湾はこの後も東アジアの交易の中枢として栄える事となる。




479蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/19 18:49
>蒲生・石田殿とのお話(今回は大坂城山里郭の茶室で密談です。)
隼人正殿、豊家の忠臣たる石田家の嫡男が無役とはいささか面妖。
今、寺社奉行が空位なれば貴殿がつきなさるが良かろう。
先日の耶蘇教対策案は、寺社ならびに教会諸法度として、貴殿の提案とし手柄にされるが良かろう。

蒲生殿、今日の本題じゃが毛利についてじゃ。
当代の秀就殿は豊家に含むところは無かろうが、先のことはわからぬ。
そこで毛利秀元殿に小早川の名跡を継がせ、大谷殿と領地替えしようと思うがいかがかのう。
実は以前の上杉戦の折の論功で処理しようと思うたが、毛利原理主義者(w)を中核に据えておったのでな。

【大坂の毛利備前殿の屋敷は警護が厳しくなりました。】
(暗殺防止の為です。)
480蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/04/20 00:21
【大坂城山里郭の茶室】
蜂須賀殿。隼人正様達の御世代が政務の御研鑽を重ねられることはよき事。
どうぞ、鍛えてくだされ。

・・・宰相様の件。基本的には合意いたす。
ただ、宇喜多家との玉突きで如何かな。
もともと小早川家は関東の縁。名目も立つと心得るが。
481真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/04/20 00:49
【秀頼様・豊家奉行の方々への嘆願】
真田幸村に信濃一国。
武田信正・武田信勝父子に駿河一国。
それぞれ譲ること、ご許可いただきたく、お願いいたします。
幸村に異存なければ、幸村の旧領は豊家に返上いたします。
(山浦は、家臣として幸村の下に。支配権は幸村に。)
父上の隠居料3万石は、真田家の大坂屋敷台所料といたしたく、
なにとぞお許しくださいますよう、お願い申し上げます。(武田家へのスレ上の支配権の放棄含む)
交易許可、重ねてお願いいたします。

本意は、大平の世になれば、大国は必ず攻撃の的となることを憂い、事前に分割を願い出た。
また、交易ができれば、山国は捨てても元が取れるとの計算。

※スレの年代では昌幸はまだ生きていますが、完全に隠居です。
482真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/04/20 00:59
間違えた。
武田親子には甲斐一国です。
483蒲生郷舎 ◆HMWgmCSc :02/04/20 22:01
【大坂石田屋敷】
(石田隼人正重家の寺社奉行就任の祝宴)

郷舎「若・・・いや寺社奉行様。」
重家「そなたに言われると気持ちが悪い・・・」
郷舎「いや、郷舎はこれにて隠居いたす。」
重家「それは許さぬ!!そなたはいまや豊家の元老にして当家の後見。」
郷舎「何を世迷言を!!(一喝)某ごときに頼られるお年ではござるぬ。
   ・・・某の夢は殿を天下人となすことでございました。」
重家「・・・」
郷舎「ただ・・・殿は豊家の忠臣たる立場をお守りし・・・
   某も、殿の意中を解すれば石田家をお守りする方に傾いたのでござる。
   いくらでも機会はございました。ただ、某は殿に惚れた弱みゆえ、
   それが出来なかった・・・それだけでござる。」
重家「舞をとめなかったのは、其のせいか。」
郷舎「(苦笑)それもございますが・・・あの頃は色気もございました。
   ただ、舞殿は某と反する立場で石田家をお守りなさる御仁。
   ・・・両家老がそれぞれの立場で模索する。石田家の良点と心得ます。」
重家「・・・父は良い家臣がおった。だが、わしには・・・」
郷舎「・・・若、これからでござろう。
   当蒲生家は終生補佐にお回りいたす。」

この宴会後、蒲生郷舎は佐和山城近くに隠居し、主君三成の後を追うように
死去している・・・

近江石田家菩提寺では、三成及び三家老の像がまつわれており・・・
蒲生郷舎の像はなぜか微笑をたたえた像になっている。

蒲生郷舎(?〜1610)
484石田重家 ◆HMWgmCSc :02/04/20 22:14
寺社奉行として見解。
こたび、皇国国教会の創立に御協力いただけるなら、イスパニアの交易認可。
ただし、
一 豊国大明神を崇めること。
二 伊勢のお宮に参詣すること。
三 門跡に使者をたて御了承を得ること。

以上でござる。
485無名武将@お腹せっぷく:02/04/21 10:51
和尚様。くしかつやへお越しくだされ。
通訳 「・・・(油汗を流し、いろいろ考えている)」
ペドロ「何と言っているのです、早く訳しなさい。」
通訳 「・・はい。あの、怒らないで下さいね」
ペドロ「豊臣が謝って来たということか、我がイスパニアに恐れを成しているのか。
 それはそうだな、こんな東洋の島国。フェリペ三世陛下の御威光は素晴らしい。」
通訳 「さっきのは、私の言葉です・・。(顔色と態度わ見て、訳し方を変更)
 では、豊臣の言葉をお伝えします。イスパニアとの交易を認める。これが一つです。」
ペドロ「ふむふむ、そうでなくてはいかん。」
通訳 「次に、ローマ法王の御威光をこの島国にも迎えるため、教会組織を豊臣がつくる。
 これにイスパニアが協力すること。」
ペドロ「そうか、猿のくせに、少しはものがわかるのだな。うむ。」
使者 「具体的には、豊臣の先代の王、秀吉を祀っている場所に対し、挨拶をし、丁寧に扱うこと。
 この国の昔からあるこの国独自の教会に、挨拶に伺うこと。そこでは、この国の風習に従い、
 頭を下げるなどのセレモニーを行うこと。
 この国の宗教の代表者に挨拶をし、許可を得ること。以上です。」
ペドロ「うーむ、このペドロ様に、原住民が信仰する土着の野蛮な神の教会に行けと言うか。
 通訳よ、このペドロ様が、偉大なるフェリペ三世陛下の公式な代理人であるということを、
 お前、伝えているのか。(頬が引きつっている)」
シドロ「副官の私がこのようなこと言うのは僭越ですが、形だけであればペドロ様の権威が
 傷つくというこてにはならないものと。」
ペドロ「わかった。ではこう伝えよ。
 持参の銀40トンのうち、20トンを豊臣の王に土産として下賜いたす。
 20トンは、教会組織設立のための資金として使うため、イスパニアより寄付いたす。
 石田公の申し入れ、すべて了承いたす。
 交易の許可ともう一つ。ルソンに侵攻することに対し、協力を願いたい。
 最悪、諸侯が協力をすることに対し、許可を出していただきたい。」

通訳 「持参の銀40トンのうち、20トンを豊臣の王に献上いたします。
 18トンは、教会組織設立のための資金として使うため、イスパニアより
 寄付と言う形でお譲りいたします。2トンは、それぞれの通訳に、
 今回の仲立ちの褒美として、後日、豊臣より1トンずつ下げ渡していただきたい。
(豊臣側通訳に目配せをする)
 石田公の申し入れ、すべて了承いします。
 交易の許可ともう一つ。ルソンに侵攻することに対し、協力をお願いしたい。
 最悪、諸侯が協力をすることに対し、許可を出していただきたい。」

使者を一つ、通訳に直しておくんなまし。
488板倉 重宗 ◆Lg4BMHgs :02/04/21 16:29
近江・佐和山城

 板倉重宗「若殿、いえ近々 治部少輔に叙位の沙汰があるとか。
      まずはめでたい儀にございますな」
 石田重家「あいかわらず、そちの言には含みがあるのう・・・・・」
 板倉重家「これはそれがしの悪徳にて・・・、それより殿。兵庫様より
      殿の補佐を申しつけられました。おしかけ奉行・板倉山城守
      末永く、よろしくお願いいたします」
 石田重家「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

【板倉重宗が石田家家臣となりました】
489蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/22 06:38
<大坂城・千畳敷>
(秀頼候の横に両元老、貿易奉行が控えている。)
家政がなにやら秀頼に耳打ちをしている。

家政「イスパニア国史に対し申し渡す。」
   「豊臣家は北ネーデルランド自治領とは友好関係にあり、合力するわけには参らぬ。」
   「しかしながら、卑劣なる不意打ちによって失われた呂宋の奪回は貴国の当然の権利である。」
   「よって、豊臣家は港への寄港を認め、必要な物資を売却する。」
   「又、諸侯が協力することは認めないが、義兵、傭兵が与力することまでは邪魔しない。」

>真田家に
参陣するのなら、六門銭を掲げない形でお願いします。

>戦争参加者(ALL)に
日本沿岸での戦闘は厳禁とします。(要するにスペイン寄り中立ってこと。)
豊臣家は必要な人に対し、武器、弾薬、船舶の売却を行ないます。
<淡水にて>
幹部A「スペイン艦隊の来寇はほぼ間違いないようです」
幹部B「堺にスペイン艦隊が入港、日本政府首脳と交渉しているようです。日本は良くて中立、下手をするとスペイン側に立ちかねません」
華玲「・・・」
幹部A「オランダ東インド会社は迎撃の構えです。主要艦艇をゼーランディアに集めたとのことです」
華玲「・・・」
幹部B「時間がありません。もはや・・・」
華玲「・・・あの子も分かってくれるはずです。やはり盟友は裏切れません」
幹部A「では・・・」
華玲「全戦闘艦艇に非常呼集を。海兵も動かすかも知れません」
幹部B「承知です」
華玲「オランダ東インド会社へ通達。我に援軍の用意あり、と」
491蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/22 22:54
<堺・讃岐屋>
(呂宋より帰った商人より話を聞いている・・・・)
家政「蘭-李同盟軍は戦備を整えておるか・・・・・」
商人「左様に御座います、御奉行様。」
家政「時の流れかのう。あれほど欧州勢排斥を唱えておった連中が蘭国と組むとは。」
讃岐屋「当然に御座いましょう。明は海禁策、日本は中立、清は陸式海軍で役立たずなれば、
     後ろ盾に蘭国を選ぶのは必然でしょう。」
    「それに蘭国の文物を取り入れ海洋立国たらんとの志も御座いましょう。」
家政「ところで、売却用の船舶はいかがじゃ?」
讃岐屋「ガレオン船3隻、折衷船6隻までですな。この戦に間に合うのは・・・・」
家政「ガレオン船のうちの1隻は例の実験船であろう。それは売り物ではないぞ。」
讃岐屋「では、残りの8隻を売りに出しますか。」
家政「うむ、しかし戦の当事者以外を優先にするのじゃ。買い手がおらねば真田か立花あたりが、
    買い手になろうて。」
商人「うちらが買っても宜しいでしょうか。」
家政「まあ待て、戦が終わってからは御用商人優先にするのでな。」
商人「では、お待ち申し上げております。」
492讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/04/22 23:05
【讃岐屋より諸侯にお知らせ】
最後のイベント(しかも海戦)なんで、船はないけど戦に参加したい人に豊臣家建造の標準船を売却します。

1.ガレオン級(2隻)
450トン、3本マスト
18ポンドキャノン砲     16門
 9ポンドデミカルバリン砲  8門

2.折衷船(6隻)
300トン、2本マスト
15ポンドカルバリン砲    10門

以上の8隻です。
今週末までに讃岐屋までお願いします。
旗幟が良くわからない人や、まとめ買いする人を優先します。
(まあ、面白い海戦を見たいもんでね。)
493吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/04/22 23:22
>>492
ガレオン2と折衷船2。いくらでしょうか。

支払いは、どこよりも確実。
494讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/04/22 23:37
>吉川殿に
原価はトン数×30両ぐらいだけど・・・・
ただし、どちらに味方するのも自由だけど海戦に参加が条件(w)。
希望が出揃うまで待ってね。
(毛利家なら実験船売ってもいいかな?性能は一緒だが高い(約4割増))
495立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/22 23:39
豊臣家の命令に従い、立花家としては戦闘には参加しません。
ただし、立花水軍唯一の戦闘艦「鎮遠」は李家水師に移管します。
また、名島水軍操練所の教官と生徒、久留米陸軍兵学校の教官と生徒が傭兵として李家水師につきます。
陸軍は従来の武家兵力は動きませんが、一般より公募した志願兵組1000程度が傭兵として従軍します。

ついでに、華梅は急病に倒れ面会謝絶の絶対安静となりました。
496讃岐屋番頭 ◆dOgOu8gA :02/04/23 07:26
【讃岐屋より諸侯にお知らせ】(追加)
最後のイベント(しかも海戦)なんで、船はないけど戦に参加したい人に豊臣家建造の標準船を売却します。

1.ガレオン級(2隻)
450トン、3本マスト
18ポンドキャノン砲     16門
 9ポンドデミカルバリン砲  8門

2.折衷船(6隻)
300トン、2本マスト
15ポンドカルバリン砲    10門

3.キャラック船(3隻、中古船、旧佐竹家所有)
250トン、3本マスト
18ポンドキャノン砲      8門
 9ポンドデミカルバリン砲  4門

4.ジャンク船(4隻、中古船)
200トン、2本マスト
 9ポンドデミカルバリン砲  8門

5.折衷船(4隻、中古船)
350トン、3本マスト
15ポンドカルバリン砲    4門
 9ポンドデミカルバリン砲 4門
カタパルト           4基

なんか中古の折衷船が一番使い勝手よさそう、あやしい武器積んでるし(w)。
締切日は戦闘開始二日前の20時までということで、
その日の内に割りあてを決めます。
(それまでに、蘭西両者間で戦闘する日取りを決めといてください。)
497立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/23 14:47
<志賀島城、総領寝室>
華梅「・・・という訳だけど、引き受けてもらえるかしら」
田中雷蔵「ヒヨコどもに任せる訳にもいかんでしょう。やらせて貰います」
木村正富「あのじゃじゃ馬を乗りこなせるのは俺ら位のもんでしょう」
華梅「一刻を争うのよ。とにかく、急いで」
田中&木村「承知しやした。任せてくだせえ」

<田中雷蔵と木村正富指揮の高速船、鎮西を出港>
498無名武将@お腹せっぷく:02/04/23 18:06
初期のメンバーはまだ残ってるの?
錨アゲー
帆を降ろせー

出帆っ!

とりあえず、沼津に戻り艦隊と合流。
堺の複数の貿易船に託し、立花家が台湾の領有を目指していることを、
明国とオランダに伝える手紙を複数手渡す。金も渡した。

※マカオは、明国とポルトガルが長期の交渉の末、居留地を公式に認めたもの。
これより、中国近海での海賊行為が激減した。
その理由は、明の行っていた交易制限により供給不足であった商品の多くが、
これ以降、おびただしい量で流入するようになったため。
マニラは、明にとっても重要な交易基地であった。
ここを攻撃し破壊したオランダは、明国にとって敵対関係にあるものと考えられる。

舟山諸島の許一族の残党。倭寇の王一族の残党。海上交易において、
めきめきと力を付けて来た鄭一族。これらに銀とともに、
李家に敵対することを依頼する手紙を多数の商人に委託。




許、王、鄭のそれぞれが、李家の台頭に苦々しい思いを抱いていたこともあり、
手紙が届いた後、李家への敵対行動を取り始める。
が、これは、まだ先の話。
499でマカオを一箇所、マニラと書いてシマッタ。

カガヤン、サンミゲル、ディラオの日本人町において、
いざという時味方として働けば、イスパニアより大金が渡されるということを、
生き残りのイスパニア人が話し、その時を待っている。
モルッカ諸島の、ジロロ、テルテナ、チドールなど、スペイン・オランダの拠点は無事。
ミンダナオのダバオを中心に、ルソン奪回の準備に余念がない。
フェリペV世陛下から、ペドロ派遣との情報は、中米からの交易船・護衛艦含むにより伝えられ、
その時を待っている。
502赤毛:02/04/23 22:56
船乗り閣下。
鄭一族は旧商会が手なづけておりました
(成功のおやじもまだ二歳くらいっだったらしいが)
そうか。影響あるとも思っていないから、気楽に書いたけど、
許しておくれよ。
許も王も、往年の輝きはない。
いやがらせにほかならないのでアル。
504無名武将@お腹せっぷく:02/04/24 01:03
華玲「華梅より書状が来ました。全て任せる、姉上の好きなようにしてくれ、と」
幹部A「・・・大雑把ですな」
華玲「信頼してくれていると思うことにしましょう。状況はどうですか?」
幹部B「マニラの防備は突貫工事で固めつつあります。取りあえず淡水とゼーランディアから野砲を30門移動しました。要塞砲は間に合わないと思われますので移送手続きは取っていません」
幹部A「南京は台湾の件を了承済みですから、外交上特に問題は無いでしょう」
幹部B「例の総督が金を撒いているという話も聞こえてきていますが」
幹部A「なに、交易路はこちらで押さえている。今の所敵に回らなければそれでいい」
華玲「そういう事です。まわりは決着待ちでしょうね」
506赤毛:02/04/24 18:44
攻撃側の最大の利点は主導権を握っていること。
なのに、オランダ艦隊がいきなり全部そろえて待ちかまえている
というのは変な話だろうと思う。
攻撃計画をマニラを事実上所有している立花側が察知したというのはよしとして、
立花公がオランダに事態を通報する必要は残ると考えます。

そういうわけで、軍人閣下通報よろしく。
507軍人 ◆ARMYOeOg :02/04/24 18:54
おや、通報していませんでしたっけ。
・・・マニラの件、及びスペインの動静に関する情報は入り次第オランダ側に流していると考えてください。
508赤毛:02/04/24 22:39
澳門駐留の偉い人
「長年我々を支配してきた悪魔どもに最後の鉄槌をくれようではないか」
※澳門駐留中のオランダ東インド会社艦隊十五隻が出港しました。
  



509石田重家 ◆HMWgmCSc :02/04/24 23:52
>>488

【佐和山城】

石田重家「板倉・・・実はな。」
鈴木重朝「板倉殿。お初でございますな。蒲生与力、鈴木でございます」
板倉重宗「これは・・・蒲生様の懐刀といわれる鈴木殿か。」
石田重家「(苦笑)舞といい、蒲生といい、癖のある者を抱えておる。」
鈴木重朝「癖のある者とは、褒め言葉と取りますぞ。」
石田重家「戯言じゃ。・・・」

【蒲生与力の鈴木重朝が石田家直属となりました。】
沼津入港!
船員を陸に上げ、傾船修理を開始。船底についたふじつぼなどを除去。
さらに、全船にワックスを塗付。
毎夜毎夜のどんちゃん騒ぎの中、真田家経由で味方を募る手紙を各地に出す。
※すでに勝ったつもりで騒いでいる。

砲の整備をしつつ、震天雷の使用法などを、4・4艦隊より習う。
真田家に協力を要請し、真田家の船舶にも、ワックス塗布。
艦隊整備に1ヶ月をたっぷり使うつもり。

九鬼殿、増田殿、丹羽殿、毛利殿、大谷殿、小西殿、石田殿、
蒲生殿、蜂須賀殿、宗殿、舞殿、島津殿、大野殿、片桐殿、
ほか全大名に手紙が送られた。

豊家に船舶購入の打診をおこなう。

小麦の買い付けに成功し、黒ビスケットと白ビスケットを大量に焼く。
日本の船員の話を聞き、樽以外に、備前焼の壷にも水を入れることを覚える。
牛、猪などを干し肉に加工。
今回初の試しとして、船底のバラストに、石に加え、岩塩のブロックを積んできた。
これを降ろして販売し、石に積み直した。
様々な薬を小西屋、讃岐屋より買い求める。
512赤毛:02/04/25 15:20
   ↑
さすが・・・。勉強が進んでらっしゃる。

我が艦隊も妙な新兵器は使わず、直球で勝負します。
商会伝統の戦闘用小舟は持っていくけど。
新兵器という訳ではないんですけどね。

<淡水にて>
華玲「それは何ですか?」
造兵技師「榴火箭、と呼んでいます」
幹部A「火箭の一種らしい事は分かるが、どう違うのだ」
造兵技師「簡単なことです。元々火箭は火薬の力で矢を飛ばすものではなく、火薬の塊に導火線を付けて点火し、それを弩で飛ばすものだったんです」
幹部A「らしいな」
造兵技師「つまり、古い火箭と新しい火箭を組み合わせてみたのですよ。火薬の力で飛び、導火線によって弾頭に着火すれば爆発します」
幹部A「使い物になるのか」
造兵技師「命中率は期待できませんし、射程も大砲の方が長いです。導火線を使いますから着火が不確実で、爆発しない場合もありますね」
幹部A「・・・使えんということじゃないか」
造兵技師「そこはそれ、です。これをご覧ください」
華玲「傘立てみたいですね」
造兵技師「ええ。これに榴火箭を沢山立て、一斉に点火して射出します。これもまあ、以前からあるものの転用です」
幹部A「不確実な所は数で補う、ということか」
造兵技師「そういう事です。敵が軍勢であれ船で荒れ、こいつを数十本一斉発射してやればただでは済まんでしょう」
幹部A「射程が短い欠点はどうする」
造兵技師「どうにもなりません。そこは使う側で工夫してください。陸戦では、大砲の射程と銃の射程の中間あたりでの制圧用に使えると思います」
幹部A「・・・考えてみるか。数は揃えられるか」
造兵技師「数が要諦ですから。先行生産していましたから大丈夫です」
華玲「もしも、私たちがそんなものはいらないと言ったら、作った分はどうするつもりだったんですか?」
造兵技師「一部はばらして銃や砲の火薬に使います。残りは作り変えて花火にして売るつもりでした」
幹部A「・・・」
華玲「・・・そういう考え方、好きですよ。貴方の待遇をもっと良くするように伝えておきましょう」
造兵技師「それよりも、もっとうちに予算を下さい。考えはまとまっているのに予算がなくて作れない物も多いのです」
華玲「考えておきましょう。期待して待っていてくださいね」
514氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/04/25 19:35
勘定奉行より海戦参加予定諸侯の皆様へ
>>496
で販売している艦船をお求めの場合、艦船の売り主が豊臣家ならば現銀一括払い
ではなく割賦払い(十年位)も可能とします。(許可してね蜂須賀殿)
また、艦船の売り主が讃岐屋であった場合は、交換所貸付部(年利1割8分)
か松阪屋(年利1割2分)で資金の貸し付けを行います。

いよいよ物語も終盤に差し掛かって参りました、皆様お誘い合わせの上振るって
海戦にご参加下さい。(藁
515蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/25 20:51
<淡路・洲本海軍工廠>
(建造中の献明船の視察にやって来た。)
家政「大きいのう。〔富士〕より大きいのではないか?」
船大工「大きさなら一回り以上はおおきいですな。」
   「船体は南蛮でベネツィアン・ガレアスと呼ばれておるものに、上部の櫓をつけたもので・・・・」
   「それに金銀七宝をちりばめ、船体を龍に見立て細工を施した自慢の一品に御座います。」
家政「正に浮かぶ宮殿じゃのう、それに見るからに強そうじゃわい。」
船大工「まあ、見てくれはそうですが、しかし浮かぶ宮殿なんで戦にはとても・・・」
   「それよりガレオン船のほうがはるかに強いですな。」
家政「そういえば、新型ガレオン船ができておったのう。あれはどうじゃ?」
船大工「いろいろ細工をしておりますれば、便利に御座いますが武装や船足はそれほどは・・・」
家政「では、見聞いたすゆえ案内いたせ。」
船大工「では、こちらに御座います。特徴としては・・・・・・」

新型ガレオン船の特徴
・竜骨、肋骨に鉄骨を採用
(船体設計の均一化の為に採用したけど、鉄材が高すぎるので一隻で打ち切り。)
・銅板によるコーティング
(船喰虫対策、これも船価を押し上げてる。)
・舵輪、伝声管の採用
(身勝手なあなたの操艦指示に答えます(w)。)
・船体長の延長
(速度は上がるけど、艦隊行動なんで意味無し。多少の容積増加にも貢献。)
・スプリット・ヤードの追加
(これも速度は上がるけど・・・・)

船舶建造の経験の上に作った船なので、完成度は高いが戦闘能力は変わんない(w)。
これに1番の標準ガレオン船を一隻、2または5番の折衷船二隻をセットで毛利家に売却予定。

【吉川殿に書状】
ご注文の船舶を引き渡しますので、洲本まで引き取りに着てください。
武装に変更を加えるなら、その時点でどうぞ。
516蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/25 20:57
>ペドロ殿に
南蛮船がバラスト代わりに使ってるレンガを買いつけようと思ったけど残念。

>氏家殿に
ロットナンバー1〜3が豊臣家の持ち舟で、4,5が讃岐屋の売り物です。
代金をしっかり回収してくれるなら、徴収方法は柔軟に対応します。
517和田党 ◆HMWgmCSc :02/04/25 23:17
【和歌山港】

蒲生郷成「そうか、いかれるか。」
和田頼元「・・・郷舎殿や重朝には世話になった。」
蒲生郷成「・・・」
和田頼元「正直な、この船どもを飼い殺しにしたくないんでな。
     商会とは腐れ縁だしな。」
蒲生郷成「・・・別れの言葉は言わんぞ。」
和田頼元「ふん、はなから期待してないぞ。ではいくぞ!!」

【和田党が和歌山を出港。鎮西に向かう】

518吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/04/26 02:53
毛利家外洋用ガレオンに乗って、洲本到着。
追加で購入可能であるならば、3隻買い入れたいのですが、
いかがなものでしょう。

大坂に小早が向う。
真田屋敷に能島元吉が入ります。

能島 「毛利水軍、能島にございます。この書状をご当主にお渡しいただきたい。」

[手紙には、毛利家が真田家に味方することが書かれている。極秘文書。]

519立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/26 10:22
<雷蔵、正富の高速船、ヤン艦隊と接触。ヤン艦隊のガレオン4隻、鎮西へ回航>
<鎮西にて、立花艦隊旗艦「鎮遠」より立花家紋が外され、李商会の所属旗が掲揚される>
<華梅、秘密裏に志賀島城を抜け出し、「鎮遠」に座乗>
<華梅の使者、福建の海賊商人顔思斉と接触(顔思斉は宗茂に誘われて平戸から鎮西に交易拠点を移している。過去ログ参照)。援軍の要請中>
520蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/26 11:42
>吉川殿に
引渡しが早いのは艦隊訓練の時間がいる為。
(ガレオン船が入っているのである程度の時間は必要。)
追加購入は別に構いませんが、ガレオン船は残1なので、残りは他から選んでください。
後、水夫は堺の商人より雇ってますので、賃金が要ります。
(たいした額ではないけど・・・)
出先から吉川  ガレオンはガレー
522吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/04/26 22:39
蜂須賀様、お気遣い痛み入ります。
石見の財が、ここで生きます。
キャラック3隻いただきます。キャッシュで払いましょう。

真田家大坂屋敷に密書その2
門司の利用を許可します。同行いたしますので、よろしく。

偉大なるイスパニアのペドロ様宛て
お味方させていただきます。

増田様宛て書状
いかがされるおつもりでしょうか。
増田様がやめろと言われるならば、そのお指図に従います。
遠征に参加されるのであれば、費用は毛利でお支払いいたします。

真田様宛て書状
ご存念を早急にお知らせ願いたい。

豊臣秀頼様宛て報告
毛利の動きの全ては、お知らせしているものとしてください。
お言葉あれば、従います。
523真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/04/27 02:37
【沼津城・本丸】
信幸「ペドロ殿に、真田家は手をお貸しいたしましょう。」

ペドロ「ありがたい。戦力は、いかほどか。」

鷹野磯六(真田家に仕官)
「以下の目録の通りであります。」
ジーベック2隻(推定500トン) カラック4隻(推定500トン) 
折衷船3隻(300トン、400トン、600トン)
ガレオン2隻(600トン級) 新造ガレオン2隻(600トン級)
装備は以下の通り
メキシコ帰りのガレオンは40門のカルバリン。
ジーベックは20門。
折衷船は、300トン10門のカルバリン、10門のセミカルバリン。
400トンも同じ。600トンはカルバリン20門、セミカルバリン10門。
カラック4隻は、各、カルバリン24門。
港等に配備した、上杉家より譲られた砲は以下のとおり。
砲は、キャノン   8門  デミ・キャノン   8門
カルヴァリン    8門  デミ・カルヴァリン 8門
セイカー     10門  ミニオン     20門
ファルコン    50門(佐竹家に渡したりしているので、残30とする。)
これらはすべて外した。
まだ、領国の分割をしていないので、兵員動員能力は充分ある。
駿河湾で、陸兵の船酔い訓練済み兵力として、7000。
新造船は兵装を施すため、訓練を兼ねて洲本に回航中。

信幸「ペドロ殿、大坂での貴殿の動き、すでに漏れているものとお考え下され。
  完全なる奇襲になるかどうかは、微妙な状態でしょう。あまり油断されぬように。」

ペドロ「素晴らしい戦力。心強いです。」
524真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/04/27 02:53
宛て 毛利家・吉川殿
真田はイスパニアにお味方いたします。

宛て 大坂政務基幹の方々
真田家、義によりイスパニアにお味方いたします。

宛て ヤン商会
連絡を取れる状態を維持したい。堺での商取引については、今後も継続したい。

宛て 立花殿
海は誰のものでもない方が美しい。
誰かのものとなるのは、その美しさが減じることになりましょう。
525増田盛次 ◆JOMasitA :02/04/27 07:12
【吉川殿への密書】

今日の増田があるのは大恩ある大毛利のお陰に他なりませぬ。
その家宰たる吉川殿の方針に、増田がいかで異を唱えましょうや。
吉川殿の心の赴くまま、存分にお働き下さりませ。
それがしは只、支えるのみにござりまする。

【増田家の方針が密かに親蘭から親西に変わりつつあります】
【表面だっての動きはありません】
526真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/04/27 22:54
信幸 「ペドロ公、淡水、ビヤウを攻める手もございましょう。
  マカオ奪回も面白い。ルソンを先に攻めるとは、決めぬ方が良いでしょう。」

時と場所、これが攻め手の優位性。
527立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/27 23:20
>真田殿へ返書
その通りです。故に我が姉はオランダにつく事を選びました。
海を誰にも独占されない、自由の領域として残すために。
姉の決断は私の決断でもあります。
ヤン商会の件は、貴家がスペインと組む限り諦めて下さい。オランダ人である彼らに、祖国の敵と通じる者と組め等とは到底言えません。

<和田・雑賀隊、鎮西にてヤン隊と合流。その指揮下に入る>
<ヤン・和田・雑賀連合艦隊及び「鎮遠」、鎮西を出航。福江沖にて顔家艦隊と合流、淡水へ向かう>




528蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/28 00:20
家政は海事諸法度の制定とシンガポールへの兵の派遣準備で忙しそうです。
(南海の決戦は他人事らしい・・・)
とりあえず、「大坂」「京」の2隻と商船(ジャンク、折衷型)8隻、兵1000を博多に回航してます。

(現状分析)
なんか、現存艦隊主義が効果的に働いているなあ。
スペイン艦隊はただ待っとくだけで、蘭=李連合の大型交易船を港に足止めしてるからなあ。
現実にこんなことやられたら戦わずに大損害だよ。
まあ個人的にはイギリス海軍の見敵必戦の方が好きだけどね。

一応、毛利の動きは洩らしてないんでよろしく。
商売上の守秘義務ってやつなんでね。
(門司にガレオン船入れば、隣国なんで筒抜けだろうが・・・・)
カラック2、ガレオン2が先遣隊として出航。
各1の2隻ペアで2組。目的地は別。
各隊、銀15tずつを積んでいる。タエルとか、ドゥカードとかはうざいので、グラムを使わせてもらう。
30tは8000貫ほど。16万両ぐらい。
20グラムのコインが半分、10キロの板が半分としましょうか。
(新大陸からスペインに運んだ銀は、推定で18000トン以上になるそうです。)


530蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/28 14:47
海賊取締り方から海軍奉行に役職名変更。

【海軍奉行より森村重に軍令】
博多に停泊している船団を持って南遣艦隊を編成し、
シンガポールに進駐した後に英、蘭の東インド会社と交渉に当たるべし。
尚、道中にて敵対行動にあった場合は琉球まで戻り、大坂表に報告すべし。
内容については下記のとうり。
一.シンガポールの日本領有を承認する。
一.相互に交易を開始、再開する。
一.朱印状、勅許状を相互に是認し私椋船の対象外にする。
一.日本が英、蘭本国に使者を送る際に推挙状を発行する。

【森村重率いる10隻の船団が博多を出航しました。】
531蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/04/28 14:57
航路的には台湾海峡を通り南下、ホイアンで補給しシンガポール進出ですな。
後、この頃は商船、軍艦が一般的に未分化なので輸送船も戦闘能力はあります。
(カルバリン砲6〜8門装備)
532立花華梅 ◆ARMYOeOg :02/04/28 16:09
鎮西より淡水へ高速船による伝令出発。
内容・博多より船団南下開始。目的地不明、ただし喫水から見て琉球以南と思われる。豊臣海軍旗を掲げているが所属については明確ではない。留意を要す。
533真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/04/28 20:54
親王様に書状
何かあれば、銭の心配は無用にございます。
お命じ下されば、いかようにでも真田がいたします。

織田殿に書状
なかなかお会いできませぬが、お変わりございませぬでしょうか。
一度お会いしたく思います。

小西殿に書状
小西屋のお力お借りしたい。小西屋の航海術に長けた船員、
先の戦で沼津港に保護されていた3隻の小西殿の船、お借りしたい。
(実際、どうなっていたんだっけ?)堺に回航させるので、
使われるのであれば、お返しいたします。

蜂須賀殿に書状
洲本にて、砲をお売り願いたい。お頼み申す。

ペドロ殿
イスパニアへの使者を再度お送りしたい。
一隻船を出すつもりなので、ペドロ殿が船を出されることがあれば、
同道させていただきたい。

吉川殿に書状
艦隊の一部を門司に送ります。ペドロ殿よりお売りいただいた航海の道具、
余分がありますので、お譲りいたしましょう。


小西家は、小西屋正会員の生きる場所を求め、
ペドロ殿に力を貸すことにする。
小西屋の船舶はもとより、会員、兵糧、金・銀・港、
ペドロ殿、真田殿に協力を惜しまない。
先年に収穫し、貯蔵していた小麦の全てをペドロ殿に販売する。
3隻の小西外洋艦隊、銀の支払いを受けると同時に、ペドロ殿に販売する。
300t級と推定し、船員・戦闘員込みで、銀5000貫で販売。
兵は3000人まで、身請け代として、一人あたり銀1貫で預ける。
堺での物資購入の手伝い、癒虚丹追加で20000粒。
すべて込みで銀10000貫でいかがか。
ペドロ殿よりの回答を待つ。

宗殿の兵は不要です。後日のために、兵を養っていてください。
10000貫をいただけたなら、お気持ちに対しての返礼として、500貫の銀を、
宗殿にお譲りします。

ペドロ殿、勝利のあかつきには、ルソンにて、小西屋に領地を割譲願います。


頃合のようなので、言い値を支払うことにいたシマシタ。
小西サン、商売上手ネ。
沼津より、艦隊出航。(銀のほとんどは屋敷に移し、警備者を残しました。)
全12隻。まずは、堺に入り、小西屋の船と合流。
(真田殿、水先案内人を残します。しばらくは、堺にいると思いマス。)

先遣隊は、ダバオ・モルッカに向かい、良い風を受けて移動中デス。
先遣隊は4隻でした。残りの艦隊は10隻ですネ。
コニシタンの乗船は、門司でおこなおうかな。
ということで、小西屋の船で、兵員を送ってください。
宗氏の対馬でもいいです。
537真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/04/29 17:22
真田水軍、沼津を出る。
ジーベック2隻(推定500トン) カラック4隻(推定500トン) 
折衷船3隻(300トン、400トン、600トン)
9隻に、合計で2500の兵を乗船させた。

新造ガレオン2隻(600トン級)は、先行して洲本入り。
ガレオン2隻は清水にて待機。
新造船には、
Aに キャノン   8門  デミ・キャノン   8門
を自前で搭載し、さらに20門のキャノン砲を洲本で装備。
Bに カルヴァリン    8門  デミ・カルヴァリン 8門
を自前で搭載し、さらに20門のキャノン砲を洲本で装備。
それぞれの甲板に、カタパルトを各2基設置。
(安くしてくれ。)
艦船の購入の交渉をしつつ、本隊の到着を待つ。



538本願寺光寿 ◆M2ZZcGwM :02/04/30 02:37
ロットナンバー2と4を4隻ずつ購入します。
支払いは、小西屋につけておいてくれ。
船乗りの手配もたのみましょう。
摂津在の本願寺門徒と鉄砲打ち、1000ほど乗せて、
新天地めざしましょう。戦争の後、入植しましょう。
豊臣家も安心できよう。
539オランダ ◆9HPiLqCc :02/04/30 19:07
※オランダ東インド会社艦隊十五隻、南シナ海を順調に東上中。
 (書き込み上はいつでも台湾、マニラに到着とすることが出来る
  権利獲得ちゅうことで)
※ヤン商会ガレオン船隊の指揮権が李家にあることを確認する念書の存在が同日、
 明らかになる。
 (軍人閣下、これぐらいは貴公の手持ち戦力として必要でしょう?)
>>538
小西屋につけですか(w、了解致しました。
ついでに小西屋に書状を届けてもらえませんか。

【小西屋宛書状】
主要商人による共同出資で大規模交易会社を計画してますが、出資なさる気は御座いませぬかな。
詳細は、戦の後にでも一席設けさせていただくので、そのときに・・・
モルッカ諸島の戦闘艦がダバオに数隻移動。
ダバオにて、休息。先遣隊2隻が命令書を持ち、合流間近。
2隻は、カガヤンにて銀をばら撒き、日本人傭兵を集める。
小西屋の外洋船3隻の権利書をペドロさんに委譲しました。

讃岐屋様へ おいしそうな話ですね。一枚噛むことにします。
新規の小西屋賛助会員に、一律百五十文、継続会員には、一律百文の一時金を支給。
二十万人として、百文で二千万文。五千両の支払いですね。
越後以外の会員も入れて。
新規は数千人といったところかな。どうせ半分以上は、免罪札で帰ってくるもんね。
異人との取引で一万貫の銀を手にしましたので、本願寺様の船の支払いをして、残りは、豊家の貨幣にします。
五分の手数料でお願いします。金貨でなくていいです。

小西屋の船を受け取りました。
蜂須賀殿、我らが買いうけのできた豊家の船は、どれだけでしょうか。

そのうちの2隻、メキシコ経由でスペインに向け、現在までの報告のため、帰します。
真田・蜂須賀両家の船、各1の同行を許可。
絹布、漆器、薬、焼き物などを積み、出航します。
途中、陸路を移動しますので、そのおつもりで。
544おいらはペドロ ◆1ACacl/Q :02/05/02 02:05
浮上
545真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/05/02 22:03
蜂須賀殿へ
残存の艦船をお売りくだされ。
真田商会が買い入れます。
現時点での艦船引渡し状況(確定分)
1.ガレオン級 450トン
毛利家1隻
残1

2.折衷船 300トン
本願寺4隻
残2(来月就役2隻)

3.キャラック船(中古船) 250トン
毛利家3隻
残0

4.ジャンク船(中古船) 200トン
本願寺4隻
残0

5.折衷船(中古船) 350トン
毛利家2隻
残2

6.ガレオン級改良型 550トン
毛利家1隻
残0(来月就役1隻)

こんな状況です。
来月就役分はこちらで水夫の手当てができないので、水夫の当てが有る人はどうぞ。
ただし、外装は省略するし、昼夜兼行で仕上げるので料金割増。
547蜂須賀至鎮 ◆dOgOu8gA :02/05/02 23:29
【九条殿に】
遣欧(大)使派遣に関する建議を朝廷に対して行なう。
基本的に派遣の建議は豊臣家の提案によって実施する。
今回は蜂須賀至鎮を正史として欧州に派遣し、欧州の優れた文物を取り入れることを主目的にする。
また、常設の大使館を必要な国に対し設ける。(多分、当初はローマ、マドリッド、ロンドンの三ヶ所)
後、欧州情勢を調査し、帰朝後朝廷に(豊臣家に)報告する。
今回の派遣費用は豊臣家、蜂須賀家で負担する。

(一応、九条家への使者はあやしい和菓子を持参しております。)
548真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/05/03 01:36
使者派遣用に、2番一隻いただきましょう。
あとは、ペドロ殿で結構。正面戦闘は、まかせます。

目標は、ペドロ殿次第でそれにあわせます。
549吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/05/03 13:46
ガレオン級 450トン 1隻
キャラック船(中古船) 250トン 3隻
折衷船(中古船) 350トン 2隻
ガレオン級改良型 550トン 1隻
中型ガレー船 3隻(トン数書いていたか記憶なし。200トンとします。)

10隻が門司に集結し出航。訓練に1月を費やし、能島水軍を中心とした、
毛利水軍も乗船しました。雇い入れた船員から、熱心に操船を習い、急速に進歩しました。
門司を含む毛利の港は、真田・小西両家の利用を可とします。
ペドロ殿は、門司・中津のみの利用としてください。緊急時の利用は許します。
陸上戦闘兵力として、1500人の兵が乗船。
操船・砲撃要員のみを残した全力出撃ならば、2500人が上陸・出撃可。(そこまでする予定なし)
兵員よりも、補給物資を大目に載せています。
銀取り引き等で懇意の中国商船に、3隻同行していただいた。(各船にも、中国語通詞などを乗船させた)
杭州・寧波・福州などに本拠、親戚、親友、取引相手がいるらしいので、補給などを頼めることになりそうです。
島津殿に琉球の港の利用をお願いします。


ずっとウォッチしてたが、このスレも壊れたな。
トドメをさしたのは結局蜂須賀と増田と小西だったか。
レギュラーがいなくなってから調子に乗りすぎてたな。
張り合ってた立花も相当痛い奴だったが、追放に追い込んで何やるかと思ったら立花以上の妄想全開かよ。
いつから知識自慢スレになったんだろうな。もうこんな糞スレいらんから責任もって削除依頼出して来い。
>>550
このスレが廃れた直接の契機は何だと考えますか?
552551:02/05/06 01:52
ageて元レギュラー全員に聞きたい。
553551:02/05/06 01:53
ではage。
すぐ下がらないことを祈りつつ。
554ぶっちゃけ:02/05/06 03:09
1つ 求心力の消滅。治部と左近が消えたこと。
1つ ルールが確定されぬままの合戦。その結果としての分断。
1つ 初期レギュラーの離脱。
1つ 新人参加者への遠慮。
1つ 下げ進行により、新人参加者がさほど増加しなかったこと。
1つ 関ヶ原勝利後は、治部への反抗がストーリーの根幹になるべきところ、
西軍ファンは、本質的に治部好きであった。プレイヤーの出来如何にかかわらず、
皆が治部を攻撃できず、展開がねじれた。
1つ 2度の合戦を経て、プレイヤーの中に、遠慮と敵愾心が生まれ、
疑心暗鬼の中、話が外方向にベクトルを向けてしまった。
1つ 関ヶ原後の恩賞が、プレイヤーに厚過ぎ、豊家の力がさほど強化されなかった。

こんなところかと思う。罵倒合戦を始めたのが致命傷。
555無名武将@お腹せっぷく:02/05/06 10:09
これは手厳しい。ウフフ(横山風
556無名武将@お腹せっぷく:02/05/06 12:25
>>554
>1つ 新人参加者への遠慮。
あなたは最古参のレギュラーですか?
557ぶっちゃけ:02/05/06 12:28
どっちかと言うと、後発ネタ組。

馴れ合い糞スレsage
559丹羽長重:02/05/06 18:34
秀頼公の関白就任と,鶴松君の誕生を祝い
「千秋万世」
葵徳川3代のテーマが流れる.
こうして豊家による平和は末永く続きましたとさ.
めでたしめでたし.
560無名武将@お腹せっぷく:02/05/07 01:37
>>558
下げるなよ。
さあ、みんなで、話し合おう。
561無名武将@お腹せっぷく:02/05/07 12:45
新人参加者への遠慮?
562550:02/05/07 14:02
まず最初に、俺は参加者ではない。観戦者の意見として聞いてくれ。

衰退の原因は、結局のところ多様性が失われた事にあると思う。
治部健在の頃は、皆がかなり勝手なことをしていても彼がうまく全体を纏めてた。意図するにしても、しないにしても。
治部がいなくなった後も、いくつかのグループが互いに牽制したりネタを提供したりしあって何とかやってた。
これは島津(先代)、上杉、蒲生&舞、前田、毛利、立花、佐竹なんかの群雄割拠の頃の話やね。
それがおかしくなったのは前田&島津の離脱の頃からで、台頭してきた蜂須賀一派に皆が追従し、別の方向性をめざす者が立花しかいなくなってしまった。
これが大きかったと思う。立花のやっていた事に無茶なところは多かったが、主流派に対するアンチテーゼとしての役割を何とか果たそうと苦労しているように見えた。
しかし多勢に無勢というか、立花のやり方にも隙が多すぎたんだが、蜂須賀を中心とした総与党化には抵抗しきれなかった。
で、最後は追い詰められて撤退。抵抗勢力がいなくなって丸く収まるかと思ったら、スレの進行が完全に停止した。

言っとくが、俺は誰も弁護してないし非難もしてないぞ。
最後はなるべくしてこうなったんだ。ただ、治部や前田は多様性を残そうと努力していた形跡があったが、蜂須賀にはそれが無かった。
知識と理屈大好きの彼とそれに乗っかった連中が理詰めスレにしてしまったんだ。昔はもっと鷹揚だったもんだが。その点は非難していいかも知れん。

長文スマソ。
でもこのシリーズが好きで、歴史板にあったころから追いかけてた俺からすると、最後はちょっと残念だったんで。
563無名武将@お腹せっぷく:02/05/07 19:28
蜂須賀は前田独裁と戦って勝ったのでは?
前田が敗北した時点で、豊家独裁体制が確立し、このスレは終わったのです。


564無名武将@お腹せっぷく:02/05/07 20:07
>563
蜂須賀本人だな
ってことで

糸冬了
566563:02/05/07 20:43
いや、
赤毛だ。
567真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/05/07 21:10
>>562
真田だっていたぞい。
蜂須賀殿を非難されるが、ならば真田も同罪。
理屈がどうこう言われているが、理屈なくばイフで遊べない。
もっとも、水軍の増強他、無理を真田もしているけど。
やってみて思ったが、関ヶ原で西軍が勝った場合、一般に言われるほど、
あの政権は脆弱ではないということ。
徳川にトドメが刺せることが前提になるが・・・。

さてと。立花家に密使。
後に交易で特別な利益が上がれば、真田家としては、どんな形でも問題はない。
忠義尽くすは秀頼様に対してのみ。
裏切りはしませんが、同盟解除・敵対はありえます。

568無名武将@お腹せっぷく:02/05/08 02:04
>>559
林隆三らが涙ぐむシーンは良かった。
>567
雰囲気読めない莫迦ハッケソ
ほっほっほ、みなさんのご批判は甘んじて受けましょう。
が、こちらが動いたのは先代の島津殿、宇喜多殿、毛利殿が居なくなって、
治部殿が新スレの話を出してからのこと。
言わば終戦内閣なんだが、秀頼候の指示でトロイカ体制になってるんで、
いまいちぼやけた感じになってるわけよ。
(朝廷サイドがはっきりしてれば、さっさと終わらせるつもりだった。)
目指している方向は>>559>>563のおっしゃるとうり。
だけど、最初のイメージでは蜂須賀派と石田一党、
それに有力外様衆で対決の予定だったのだけど、どこで道を間違えたのやら・・・
571あかげ:02/05/08 13:56
あなたはなにも悪くないよ。
もんくいってんのはごく少数。
立花公も貴公も、
はげ山に花を咲かそうと努力し続けた点だけでも評価されるべき。
そういうわけでまとめてくだされ。
糸冬了
糸冬了
574無名武将@お腹せっぷく:02/05/08 19:17
>>572-573
下げるなよ。
さあ、みんなで、話し合おう。
久しぶりに来たら・・・(T_T)。完全に止まってる上に文句ばっかり
言われてるよ・・・。そろそろ終わりそうなんで引っ掻き回すのも
いまさらな気がしたので後の世を見守ろうとしてたのに。こんなこと
ならへたれ厨房扱いされてももっと無茶をやるべきだったのだろうか?
576真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/05/08 21:30
>>569
カッカッカッカッ
誰かは知らねど、愚かしいものだ。

汝らのようなものにとっては、もっともな了簡であるが、大義を思うものは、
スレが完全に終了する瞬間まで、命を大事にし、軍略を疎かにしないものだ。
汝は武略を露ほども知らない。大将の道は、語るとも耳に入るまい。
577無名武将@お腹せっぷく:02/05/09 02:55
みんなは、正直言って、誰が一番嫌い?
578無名武将@お腹せっぷく:02/05/09 03:02
>>577
伊集院光と坂下千里子とアンタ
579無名武将@お腹せっぷく:02/05/09 12:37
たっち
580無名武将@お腹せっぷく:02/05/09 13:19
>>577
なかなか面白いこと言うね。
そんなの答えれるわけないだろう。
581無名武将@お腹せっぷく:02/05/09 13:20
>>577
simazu
582無名武将@お腹せっぷく:02/05/09 13:52
スペインの艦隊は、無事に航海を続け、艦隊をダバオに入れまシタ。
(もう継続しないのなら、メキシコへ行くことにして終わるヨ。だれか、裏に書いてネ)
【雑談は裏でしヨーヨ。抜けたんならグダグダ言わない。抜けてないなら、話を続ける。
抜けるならそう書く。さびれた理由は、577〜582みたいなカキコするモンのせいヨ。】
584蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/05/10 05:13
【ノバ・イスパニア副王よりペドロ提督向け国際情報】
蘭西間で休戦条約に関する交渉が開始された模様。
北部諸州の自治権承認、フィリピンの返還などが議題になっているようなので、艦隊を戻すように。

【豊臣家より朝廷に対し奏上】
尋仁親王の即位の儀及び秀頼候の摂政就任をお願いしたい。
即位に際し、豊臣家家臣に加官をお願い致す。
費用に関しては豊臣家が負担する。
また、高雲院宮を秀頼候の正室としてお迎えいたしたい。

585前田利政:02/05/10 15:16
そろそろこのスレも閉店ですかの?
いやぁ、色々ござったが某も楽しく遊ばせてもろうた。皆のものに感謝じゃ。

新スレ構想、治部殿多忙につき、未だすすまず。むしろ企画倒れに終わる可能性は大じゃ。
とりあえず「くしかつや」の方でまたーりとしながら反省会、雑談、「どうやったら西軍は関が原で勝てるか?」(そういうスレもあるが)など等語り合いませぬか?
586前田利長 ◆D52NA6ks :02/05/10 15:22
>>585
後は拙者が引き受けましょう
587前田利政:02/05/10 16:19
おお!!兄上ではござらんか!
588前田利常 ◆7nkEFNVA :02/05/10 19:44
>>585
否。拙者におまかせあれ
589九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/05/10 21:40
>>584
承知でおじゃる。
週明けには書き込めるでおじゃる。
それまでに、豊家奉行として官位の奏請をしてくれると大助かりでおじゃる。
そのままにはならないと思うが、大安売りするでおじゃる。
590前田利政:02/05/13 11:36
兄上、後はお任せしましたぞ。
591板倉 重宗:02/05/14 22:15
近江・佐和山にて

 茶坊主「山城守様、大変にございます。大殿(三成)が、大殿が!!!」
 重宗「なに!!・・・・・・・・とな!!」

 今は世に忘れ去られようとしている、前執権・石田治部に何が起こったのか!!
本国よりの書簡
反イスパニアの中心、モーリッツ総督に対し、講和派のオルデンバルネフェルトが勝利。
ネーデルランドの民衆と富裕都市貴族(レヘンテン)の望む、和平による自由な商業が、
軍人の強硬姿勢を打ち砕いたのだ。
自由を愛するネーデルランドの民は、カルバン派プロテスタントの厳格さより、
自由なアルミニウス派を選択した。
偉大なるフェリペV世陛下は、アルミニウス派を黙認し、
なおかつネーデルランドの独立を認めるという大英断を下された。

ネーデルランドとの和平成る。
北部ネーデルランドの分離独立を、イスパニアは承認。
フィリピン・マカオの返還をネーデルランドが了承。
和平後は、アジア全地域・新大陸・欧州においてイスパニアとネーデルランドは協力し、
英・仏の進出をはばみ、恒久の繁栄を目指すこと。
アムステルダム・リスボンにそれぞれ公館を設置。

アジア太平洋地域でのペドロ公の働きに対し、
イスパニア国王・フェリペ三世より、特別にフィリピン王と名乗ることを許可。
フェリペの名を冠する地域・フィリピンを、今後発展させることを祈る。

593蜂須賀家政 ◆dOgOu8gA :02/05/15 06:07
<京都・洛中>
・・・・・御所のなんたる荒れ様、見るに絶えぬのう。
賦役を掛けるのも一考じゃが、諸侯の志に期待いたすかのう。

【諸大名に書状】
豊臣家は此度の戦乱で荒れ果てた御所を新たに作り直すことにいたしました。
尊王の心を持ちたる御仁はぜひとも与力頂きたい。

【加賀・前田家への書状】
官位の奏請をしたいのですが、前田家宛は誰にしたら宜しいのでしょうか?


594無名武将@お腹せっぷく:02/05/15 21:18
ここまで来ると見苦しいな。
サーバの無駄だ。消えろ。
595無名武将@お腹せっぷく:02/05/15 21:30
>>594 馬鹿は放置
596無名武将@お腹せっぷく:02/05/15 22:54
>>594
よくみる文体、よくみるリズム、よくみる論調
597無名武将@お腹せっぷく:02/05/15 22:57
>>596
つまりますだ?
598無名武将@お腹せっぷく:02/05/16 00:08
>>597
なわけねえ。
はいはい、終了終了
600無名武将@お腹せっぷく:02/05/16 21:39
次は違う年代からスタートして欲しいです。
本能寺の変直後からとか。
601氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/05/18 11:23
氏家家のその後…

氏家行広は勘定奉行職を3年務めた後、家督を嫡男ト全に譲り隠居生活に入った。
隠居して数年、うららかな春の日の昼下がり…

行広 「今日は好い日じゃ、かような日に死ぬるのも好いかもしれんなぁ…」
ゆっくりと崩れ落ちる老人。
側用人「大殿、しっかりなされませ、大殿。」
行広 「ぐぅ〜…」
側用人「なんと、寝てござるかハッハッハ。 これ、寝所にお連れせよ。」
女中 「はい。」
その夜、行広は静かに息を引き取った。

松阪藩は、当主が勘定奉行だった強みを生かし、家中一丸となって殖産興業に励み
その実高は50余万石と謳われた、事に高度な流通・製鉄・製薬技術はその後の
日本の発展に寄与することとなった。
また、農業生産に至っては長い藩政の中で、領内で一人の餓死者を出さなかった
希有の藩でもあった。
伊勢・松阪藩は2代藩主ト全に子が無く、増田家より養子を迎え(後の3代藩主)
豊臣家より羽柴姓を賜ることとなる。
なお、伊勢・志摩藩(九鬼家)との友好は現代も続いている…
602石田三成:02/05/18 16:12
いよいよ本当の終焉になるので御座るか。こちらでの思い出は
沢山御座るな。顔も見た事の無い者に情が出てきたり、何とも
不思議な感じで御座った。特に惜しいのが”左近”正直、左近とは
もっと話がしとう御座った。思い入れのある大名は前田利政殿、始め
舞兵庫殿、蒲生郷舎殿、安国寺恵瓊殿。このスレでは本当に勉強にな
りもうした。書き込むに辺り関ヶ原、宇喜多秀家、功名ヶ辻、葵三代
前田利家等その他何冊かの本も読み申した。半年の間にこれほど本を
読んだ事など生涯なかったでござるよ。くしかつやで和尚様よりまとめ
役をともうされましたが、某はまとめ役など出来るような者では御座り
ませぬ。こちらでの現役の方のどなたかがまとめ役をして下され。
思い出話等は、くしかつやでして下され。終焉を迎えてもこれよりも
よろしくお願い申し上げます。
603板倉重宗:02/05/19 00:39
佐和山にて

 板倉「鈴木殿、諸侯がやたら海の外へ目を向けてますな」
 鈴木「さよう、国内は以外に抜けておるな・・・・」
 板倉「では・・・・・」
 鈴木「ふふふ・・・」

【石田家、新家老の両名が何か相談しています】
604九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/05/19 19:31
遅れましたが、官職の発表です。
605九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/05/19 19:33
新帝陛下の即位儀礼がとどこおりなく行われた。

以下の官位・官職への任官を勅許す

豊臣秀頼 従一位 関白太政大臣
九条忠栄 正二位 左大臣
織田秀信  従二位 右大臣
石田三成  従二位 内大臣
毛利秀就  正三位 大納言
大谷家当主 従三位 中納言 
武田家当主 正四位上 近衛大将
前田家当主 正四位下 宮内卿
石田家当主(正澄)  従四位下 左京大夫
小西行長  従四位下 右京大夫
島津家当主 従四位下 兵部卿
上杉家当主  従四位下 弾正大弼
佐竹家当主 従五位上 上総守 
丹羽長重  従四位下 民部卿
毛利秀元  従四位下 衛門督
長宗我部親忠 従四位下 修理大夫
片桐且元  正四位下 参議  
蜂須賀家政 正四位下 刑部卿
立花家当主 従五位上 兵衛佐
増田長盛  正四位下 大蔵卿
真田幸村  正四位上 中務卿
真田信幸  正四位下 参議

関白秀頼殿のもとに清子内親王が降嫁。

606九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/05/19 21:33
氏家行広 正四位下 式部卿
吉川広家 従四位下 太宰大弐
島左近  正五位下 治部大輔
舞兵庫  正五位下 刑部大輔
蒲生郷舎 正五位下 兵部大輔

まだ漏れているかも。許してタモ。
豊臣家より、それなりのものがあると信じておるぞよ。
(山城一国とか)
右京大夫は細川管領家、足利将軍家のみが許されるものにございますが、
小西家としてはありがたくお受けいたします。

今上陛下への礼物
黄金 200両 名馬 5頭 太刀 1腰 茶道具一式

九条様への礼物
黄金 100両 名馬 2頭 太刀 1腰 

宮中の御門の修理費用として銀30貫
毎年、宮中に越後の酒5樽と、鮭200尾を贈ることを書いた誓氏
(宮中御用達の名目欲しさ)

関白殿下にお祝いとして名馬3頭

朝恩のありがたさ、決して忘れることなく、今後もいよいよ尽くすこと、
小西家の者は、全員が心より誓っております。


 
608真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/05/22 23:47
立花殿が乗らなんだか。果せなんだ約束も、これで消滅か。

沼津のイスパニアの方々を丁重に警護。

武田家、真田家への官職の沙汰、謹んでお受けいたします。

大坂表に、関白様の就任の祝いに真田艦隊の目録進呈。

【駿河にて】
信幸 結局、天下の器に非ず・・・でございました。
昌幸 それは違う。秀頼様の御運が大きかっただけぞ。
信幸 その運こそが器かと。
昌幸 ・・・・・ 覆せると思うておったが・・・。
信幸 都は遠いものてにございますな・・・・。
昌幸 は は は は ・・・・。
信幸 飲みますか、親父殿。さるに、いえ、秀頼様に負けたのですよ、我らは。
昌幸 よし、今宵は飲むか。

250年の後、豊臣家を最後まで奉じて戦った駿河真田家であるが、
それはまた別の時代の物語である。
官軍の錦の御旗に対し、兵の士気が落ちることなく戦えたのは、
御旗、風林火山の軍旗に精神の拠り所わ見出せたことによるところが大きいと後世史家は言う。



609真田信幸 ◆RCXqQRMw :02/05/22 23:48
わ→を
610真田 ◆gqUoTENQ :02/05/23 00:00
あー、まだ間違いがありやんの。
てに→にて
611 :02/05/23 22:38
にてでも変だぜ
許してやるがな

誰もいなくなったら、蹂躙してみようか
612稲木教量:02/05/31 01:34
外様や大大名ばかりが重用されている。拙者にはもう我慢ならぬ。
まず、毛利を討つ。すでに手はずは整った。
安国寺の残党と組んだ以上、よもやしくじることはないはず。
ク ク ク ク・・・・
毛利を討ち果し、その後は相続を認めず取り潰し。
同時に織田頼長殿が美濃一国の約束で一揆を煽動。
織田右府めを領内の仕置き不備で追い落とし、頼長殿に。
アホウは、そのうち自分で転ぼう。

613あげ:02/05/31 23:03
上げ
614津川親行 ◆3d6wIkJA :02/06/01 23:31
稲木様、いざとなればこの瓢箪の馬印をお使いくだされ。
毛利、織田、島津、真田と順に取り潰せば、豊臣家の安泰は約束されますぞ。
事が進んでしまえば、奉行衆も賛同いたしましょう。
豊前の毛利家との縁組、豊家に届け出ておりませぬ。
これをつつかば、大坂に申し開きに出て参ろう。
そこを狙うということでいかがでござろうか。

615井上頼次 ◆IHq5MN9U :02/06/01 23:42
大坂城京橋近くの屋敷内
鉄砲組より300、選りすぐりをお預けいたしましょう。
大野道犬様の軍船も使えます。すでに話は通っております。
やる時は徹底的に、一人も残さず討たねばなりませぬぞ。
616稲木教量 ◆hOM4m3zs :02/06/02 00:34
<毛利家への詰問の使者>
豊前毛利家との婚姻、無断でしたるはいかがしたことか。
先般、関ヶ原で討ち果たした家康の罪状、夢々お忘れとも思えぬ。
豊前毛利家は転封。毛利大納言の傘下より離れること。
毛利大納言は石見銀山召し上げ。
この条件をのむならば、不問といたすとの御意向。
のめぬと申す時は、大納言様に申し開きのため、大坂にのぼっていただくことになりましょう。

まだあったのか、このスレ。
618吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/06/02 15:06
【増田様、蜂須賀様に使者を派遣いたします。】
使者「このような詰問使が参っており、困っております。
  なにとぞ、関白殿下にとりなしをお願いいたします。
  秀就様に二心はありません。」

【使者に返答】
吉川「追って返答いたします。本日はお引取りを。」
毛利家・吉川殿宛て書状
慎重に、なにごとも慎重に。いざという時、当家は毛利様を支持の予定。
620三浦飛騨守義世:02/06/03 01:21
<毛利家への詰問の使者>
使者・三浦 明白な法度破り、早々の決着なくば、どうなるかわかりませんぞ。
吉川広家  意見まとめておりますので、ここはともかくお引取り下され。
使者・三浦 上意である。ぬかりない行動を取られよ。某を一万石と軽んじておられようが、
      関白殿下の代理である。本日のこと、忘れませんぞ。
621内藤忠豊 ◆4EsPrYKY :02/06/03 02:18
内藤 三浦殿、首尾はいかに。
三浦 上々。吉川ごとき、いかようにでもなりましょう。
内藤 銀山の取り上げ、蜂須賀殿の宿願でもある。前田も毛利には遺恨ある。
三浦 真田は水軍も手放し、駿河一国。幸村殿も毛利の台頭には不満の様子。
内藤 そして九州には島津。毛利め、銀山を惜しんで滅びの道、歩めばよいのじゃがのう。
三浦 うるさいのは、小西、織田、増田、大谷。
内藤 今の豊家に、逆らう気概はあるまい。
三浦 逆らってくれれば思う壷なのだが・・・。
622毛利勝永 ◆yZfxW6Kc :02/06/03 09:40
勝永「勝家、おるか」
勝家「は、父上。何か御用でありましょうか」
勝永「・・・旗本衆が何やら画策しておるのを知っておるか」
勝家「薄々は」
勝永「稲木、津川、内藤の輩の狙いは安芸大納言殿だ。蜂須賀殿の意を汲むと称しておるが、どうだか」
勝家「・・・いかがなされます。確かに旗本組への冷遇振りに不満は溜まっておりますが」
勝永「たわけが、そなたまで泥試合に首を突っ込みたいのか」
勝家「そんな、めっそうもない」
勝永「ようやく皆が待ち望んだ太平の世が来たのだ。それに安芸殿には恩義もある。旧姓の森に箔を付ける為に太閤殿下が毛利姓に替えよと仰せになられた時、安芸殿は快くお許しくだされた」
勝家「では・・・」
勝永「そなたは直ちに広島へ発ち、大納言殿にくれぐれもご注意あるべしと言上せよ。わしは蜂須賀殿に事情を説明し、秀頼公にも拝謁して旗本衆の暴発を止める」
勝家「最後の一働き、太閤殿下旗本衆の気骨を見せてくれましょう」
623名島忠純 ◆.S64XArA :02/06/04 02:16
毛利勝永殿、勝家殿へ特使

豊臣家万年の計のため、こらえていただきたい。
転封と致すも、加増を約束いたす。我らは同じ、太閤殿下の臣。
ここは、堪えてくだされ。
毛利の力削がねば、いつか天下は荒れることとなる。
堪えて天下の礎を築くが、故太閤殿下の、関白殿下の、民人のため。
624毛利勝永 ◆yZfxW6Kc :02/06/04 09:56
名島殿へ返書

一体いつから「いつか天下が荒れる」等という根拠のない理由で大老の領土を差配できるようになったのか。
亡き内府の転封は大幅加増を伴っていたから皆納得した。大納言殿を転封させたいのであれば少なくとも300万石は必要となろう。その覚悟はあるか?
そもそも大納言殿に何の落ち度があろうか。豊前毛利と毛利家本体とでは元々一族であり、新規通婚ではあるまい。
いらぬ言いがかりで波風を立てるような馬鹿はよせ。石見の銀山一つ欲しさにまた戦を起こす気か?

625氏家行広 ◆5ONkWDKg :02/06/04 19:04
遅くなり申したが官位・任官のお礼として、
今上帝へ豊国銭400貫文(100両)、宮中へは伊勢の特産品を献上いたします。

旗本衆の穏健派に接触、毛利大納言殿に難癖をつけて戦を起こすは豊家にとって
良いことではないと説得。

内容→政権首脳部が毛利家潰しを承認していない事(豊家が一枚岩ではない)
    毛利家に落ち度が無い事(戦の大義名分)
    相次ぐ軍役で諸侯の懐が苦しい(特に転封組は領国経営に忙しい)
    毛利家相手ではこちらの被害も大きい(諸侯第一の石高・兵力)

旗本衆の秀頼君に対する忠義の心や豊臣家を思う気持ちは痛いほどわかる、
しかし、数多の犠牲を払い、やっと太平の世が訪れたのだ、無益な戦は
秀頼君もお許しになるまい…
長宗我部親忠「なにやら旗本が荒れておるようだが。好機ではないか?」
北畠昌教  「・・・まさか本気で言ってるわけではありますまい」
親忠    「大陸の加護無き今、我らは九州外様の弱小大名に過ぎん
      からなぁ・・・。わしらの動きはどうする?」
北畠    「蜂須賀殿に密書を届けおきました。・・・まあ、既に気づ
      いておるでしょうがね。あれだけおおっぴらに動けばばれる
      に決まっておりましょうが。尻に殻を付けた連中では老練な
      策士には百年かかっても勝てませんよ」
親忠    「毛利にも義理があるしな」
北畠    「・・・というより、数少ない大大名に睨まれるのは愚行で
      ございましょう?」
親忠    「みもふたもないな」
北畠    「事実でしょうが」
親忠    「・・・ま、せいぜい暴れればいいさ。掌でな。彼奴らの動
      きそのものが豊家への不快心を助長しているとも知らんと。
       めでたいやつよ・・・」

<肥前長宗我部家、久方ぶりに草を散らし蜂須賀家に旗本の情報を提供>
<肥前藩は一藩として今後も地味に行動、中央への参加はない>
627毛利秀就 ◆0VZTENKA :02/06/05 00:45
秀就 「広家、政務に口出しするわけではないが、一つ問う」
吉川 「ははっ」
秀就 「毛利の台所は、銀山なくも、やっていけるのか」
吉川 「産業振興が芽を出しつつあり、大きな戦さえなくば、まずは」
秀就 「ならば、大納言就任斡旋の礼と関白様への祝いとして、銀山をお贈りいたそう」
吉川 「良いのですか」
秀就 「戦する予定なぞなかろう。天下はまとまったのだ」

【吉川殿、異論なくば、銀山手放してください。もう、このスレはまとめましょう。】
628蜂須賀至鎮 ◆dOgOu8gA :02/06/05 04:14
前田利常以下の老中を任命して大団円の予定だけど・・・・
<京都・山科の庵>
至鎮「父上、大坂は荒れておりますぞ。」
家政「せっかく楽隠居とおもったのにのう。」
至鎮「で、いかが致しますか。」
家政「わしが今の地位におるわけを考えてみよ。」
至鎮「道理と実利を重んじたからですな。」
家政「左様。とりあえず、毛利家に書状じゃ。」

【毛利家に書状】
豊前領については毛利勝家殿の所領とし安芸毛利家の与力大名とする。
ただし、門司、小倉城は毛利本家直轄とする。
大森銀山は開祖元就殿の例に習い、朝廷に寄進し毛利家が代官を派遣し管理する。
毛利秀元殿に小早川の名跡を継いで頂き、関東に転封する。
以上が政権側の基本でござる。
一応、毛利家の面子は立てた形にしてあるが、いかがかな?

629吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/06/06 00:46
秀就様の器の大きさ・・・(涙)。元就様以上の大将ぞ。
(先代殿、うまくさばけませんで、すみませんでした。)

【蜂須賀様に書状】
お心使い、痛み入ります。よしなに、お願い申し上げます。

630名島忠純 ◆.S64XArA :02/06/06 02:22
森殿へ返書
我々が忠を尽くすお方はただ一人にございます。
貴殿もおなじはず。
どうしてその方が安芸大納言に組するかがわからぬ。
631毛利勝永 ◆yZfxW6Kc :02/06/06 09:22
まず申して聞かせておくが、それがしは元々森姓でござったが亡き太閤殿下より毛利姓を名乗るべしとお言葉を頂いた。それを無視するような返書は許せぬ。
それから、我が毛利家には恩を仇で返す家風も無ければ主君の意を汲むと称して好き勝手を図るが如き家風も無い。
大納言殿排斥が秀頼公の意思であれば当然否やは無い。秀頼公の信頼厚き蜂須賀殿より出た話ならばまだ耳を貸そう。
しかしそうではない、その方らが勝手に言い出しておるだけではないか。そんな話、一顧だに価せぬ。


632無名武将@お腹せっぷく:02/06/09 23:09
へー
633庶民:02/06/10 20:37
京・四条烏丸あたり

 京雀1「ねえねえ、最近大坂のお旗本集が騒いでるんだって!」
 京雀2「山科の蜂須賀様も見て見ぬふりだって!」
 京雀3「九条の大臣は諸侯の謝礼を数えるのに必死だとか!」
 京雀4「そうそう、加賀の前田様が大軍率いて上洛するとも聞いたわよ!」
 京雀5「諸侯はみんな海の外でお金もうけ、秀頼様なんてそっちのけ!」
 京雀6「そういや、五条大橋に舞様の幽霊でるんですって!」

 【京雀たちが勝手なことをいっています】
634公家:02/06/11 20:40
公家1「九条卿はえらい羽振りであるのう・・」
公家2「それはそうであろうぞ、なにせ帝の覚えもよく・・・」
公家3「さすがは、月輪の兼実殿の血を引くお方よな」


 【公家は九条卿を妬んでいます】
635放下僧:02/06/11 22:46
五条大橋

 汚い放下僧「世は移っても、人の罪業ははてぬものよ・・・」
636山縣有朋:02/06/11 22:56
田中正造めがー
労働者人民の権利思い知れー
637放下僧:02/06/11 23:04

 まさにまた世の乱れが・・・大坂へ下るか・・
638無名武将@お腹せっぷく:02/06/11 23:46
ここは、読むのがめんどくさい
639  :02/06/13 18:16
ほんに
640無名武将@お腹せっぷく:02/06/13 19:39
>>638 639

 読まなければいいじゃん
641無名武将@お腹せっぷく:02/06/16 17:21
話まとめましょうよ
642無名武将@お腹せっぷく:02/06/17 11:01
まとめるも何も、もう終わったんだよ。
643無名武将@お腹せっぷく:02/06/17 18:45
まだ最後の締めがのこっている。
それがないとこのスレは終わらない。
慶長14年、蜂須賀家政は老中職設置を秀頼に上申、翌年に実施される。
当初の老中は、
蜂須賀家政(後に蜂須賀至鎮)
前田利政(後に前田利常)
石田重家
増田盛次
小西行長(後に真田信幸)
大谷頼継(後に小早川秀元)
によって構成され、諸街道や港湾の整備、諸法度の制定などに力を尽くした。

中でも、蜂須賀至鎮は秀頼庶子を小田原、名古屋、大和郡山に封じる(豊臣御三家)など、
豊臣家の権力強化に力を尽くし、その集大成として秀頼嫡子の日吉丸の元服に合わせ、
征夷大将軍任官を朝廷に働き掛けていた・・・・・
645無名武将@お腹せっぷく:02/06/18 22:30
>>644 ええ感じ
646九条忠栄 ◆IKp3b3Xs :02/06/18 23:38
時はさかのぼる。
【奢った九条】
九条 「山城は今、誰の領地があるのでおじゃる。」
蜂須賀「寺領、公家の方々、豊臣家の所領、他にございます。」
九条 「この後は・・・・・・・・・・・・」
蜂須賀「・・・」
九条 「丹波、伊賀、大和。朝廷にゆかりの地は多い。特に意味はないでおじゃる。」
蜂須賀「・・・」
九条 「余計なお話でしたな。山城のことを聞いただけでおじゃる。
     関白殿によろしう・・・。」
元和6年、京 蜂須賀家上屋敷
至鎮「朝廷の返事はどうじゃ?」
家臣A「それが・・・、征夷大将軍は源氏の長者が就くのが道理。
     それに、位人身を極めた豊臣家が令外の官たる将軍職を求めるのは如何な者かと・・・」
至鎮「なんと傲慢な・・・太閤殿下(秀頼)も息子の征夷大将軍任官を強くお望みじゃ。
    それに日吉丸様は帝の血を引かれる貴きお方、源氏の長者でなくとも問題なかろう。」
   「元服の日も近い、禁裏詰の兵を増やし朝廷に圧力をかけるのじゃ。」
家臣A「今年の宮中警護(※)は駿河真田家と立花家で御座いますぞ。
     朝廷を脅すような企みには同調いたしますまい。」
家臣B「朝廷の動きについて妙な噂が・・・・」
至鎮「なんじゃ、申してみよ。」

648放下僧:02/06/18 23:53
京・五条大橋

 放下僧「つくずく禁裏に業の深いことよ・・・・・、
     幾世紀、このようなことを繰り返すのか・・・・・」
649無名武将@お腹せっぷく:02/06/19 00:01
どうでもいいが増田は後始末をするんじゃなかったのか?
家臣B「実は真田殿が朝廷に源氏の血を引かぬものに、将軍宣下を下さぬよう入れ知恵をしておるようで。」
至鎮「何をくだらぬ事を・・・何かの冗談であろう。」
家臣B「いや、朝廷には禁裏御料(5万石)や公家料(5万5千石)のさらなる加増を望む声が強かったですからなあ。
     不満があるところを大狸殿が焚き付けたのでは?」
至鎮「ふうむ、判った。真田殿に心根をうかがうことに致そう。
    真田屋敷に参るぞ。支度をいたせ。」

                                  続きは明日〜

(※)舞殿の乱以降、禁裏警護は京都所司代以外の複数の大名が輪番で当たるよう改められた。
651増田盛次 ◆cqVjPaCQ :02/06/19 18:28
>>649
わしには文才が無い。
伏見・真田家下屋敷
宴の後・・・・・。
至鎮「ところで真田殿、日吉丸様の将軍任官を望まぬものがおると言う噂をご存知かな?」
信幸「はっはっは、豊臣家臣や大名衆にそのようなものがおるはずもない。
    わしも老中の一員として日吉丸様の将軍に尽力しておるところで御座る。」
至鎮「左様か。貴殿なら朝廷に顔も聞くし、今は京都詰でござろう。
    真田殿からも朝廷に対し働き掛けていただけないかな。」
信幸「判り申した。委細御任せあれ。」
至鎮「頼みましたぞ・・・・ううっ、少々飲みすぎたようじゃ、それではおいとまいたすと致そう。」

その夜、蜂須賀至鎮は突如吐血、翌朝を迎えることなく息を引き取った。
数日後、大坂城
信幸「本日、他の老中にお集まりいただいたのは他でもない、日吉丸様の将軍任官についてじゃ。」
   「実は朝廷より豊臣家に対し、武家の頭領として確固たる血筋を示されれば将軍任官も吝かではないともうしておる。」
   「そこでじゃ。日吉丸様に源氏の血を引くしかるべき名家より正室を迎え朝廷の要請にこたえようと思うが如何かな?」
盛次「して、それに相応しき姫君はおられますかな?」
重家「(今時血筋などとは・・・朝廷ごとき武威を持って従わせれば良いものを・・・。)」
秀元「おお、そういえば甲斐の武田家によき姫君がおられるとか・・・」
   「格式や血筋としても武田家なら問題御座いますまい。」
信幸「そういえば武田家には良き年頃の姫君がおりましたなあ。」
   「では、武田家に対し使者を送ることに致しましょう。」
重家「あいや待たれよ。このような重要な話は太閤殿下に諮ってから・・・・」
信幸「石田殿、太閤殿下には此度の件は老中に一任いたすという事に御座います。」
重家「ううっ・・・」
信幸「では、この件は決を取る事に致して宜しいですかな。」
重家「・・・・宜しかろう。」
利常「しばし待たれよ。まずは蜂須賀殿の後任を決めるのが先ではござらぬかな。」
盛次「ここで手間をかけては朝廷工作は一からやり直しで御座いましょう。
    それに日吉丸様の将軍任官は亡き蜂須賀殿の悲願で御座る。」
利常「そうでありましたな。では後任の件は又後日ということで。」
信幸「では、決を取りましょう。まずは小早川殿は如何ですかな。」
秀元「豊臣家が武家の頭領として相応しき家格を持つ事に対し異議のあろう筈も無し。」
信幸「では、石田殿はどうですかな。」
重家「朝廷の圧力にて婚儀をすすめるなど言語道断。拙者は反対で御座る。」
信幸「ふむ。では前田殿。」
利常「それがしも石田殿と同じに御座る。ここで朝廷の圧力に屈しては悪しき先例となりましょう。」
信幸「では拙者からも。武田家は源氏の名門、その姫君であれば日吉丸様の正室として相応しいと存ずる。」
信幸「さて、最後に増田殿、如何で御座る。」
盛次「・・・・・・・某は小早川殿と同じ意見に御座る。」
重家・利常「!!!」
信幸「意は決しましたな。では拙者は太閤殿下に上申いたしまするのでこれにて。」


                        <残りは明日〜>
655無名武将@お腹せっぷく:02/06/21 17:07
ほうほう・・・・で続きは?
656豊臣幕府への道(番外):02/06/21 18:00
近江佐和山にて

 石田重宗「!!!!ええい腹の立つ!!」
 板倉重宗「えらいご立腹でございますな。」
 石田重宗「あたりまえじゃ!!」
 鈴木重朝「甲府宰相(真田信幸)のことでございますかな?」
 石田重家「そうよ、あの狸め!なにを考えておる!! さきの執権殿(蜂須賀)
      の死にとかくいわれる奴だが、あながち嘘とはいえんな!!」
 板倉重宗「おうおう、殿がそこまでいうとは・・・この山城意外な思い出ございます」
 石田重家「なぶるか、山城!!」
 鈴木重朝「まあまあ殿 落ち着きなされませ。あせらずまてば次の大老首座は
      殿にございます。それからでも遅くはござりますまい。」
 板倉重宗「判官(鈴木の官職・左衛門尉)殿のいうとおりでございます。
      先代(三成)様には先代様の、殿には殿の夢がございましょう」
 鈴木重朝「そうでございます。よいではないですがおなごの一人ぐらい・・」
 石田重家「そちら・・・・・・・・・・・・・・」
657蜂須賀蓬庵:02/06/21 22:44
意気揚揚と秀頼の下に報告に上がる信幸。
小姓「上様は山里郭で客人と茶席を開いておりまする。」
信幸「客人?」
小姓「蜂須賀蓬庵(家政)様と前田宗悦(利政)様に御座います。」
信幸「そうか、そうか、それは挨拶にいかねばのう。」

山里郭へ向かう途中
信幸(蜂須賀の後釜にわしに同心しておる者を入れれば、わが権力は安泰)
   (石田、前田、蜂須賀らの悔しがる姿が目に浮かぶわい・・・)
658無名武将@お腹せっぷく:02/06/21 22:48
なんだ結局増田は何もしないのか?
>657の続きね。

<大坂城・山里郭>
信幸「評定が終わりましたので、上様にご報告を・・・・」
秀頼「政事は、御主等にまかせておる。それより、茶でも飲んでいかぬか。」
信幸「ではお言葉に甘えまして。」
宗悦「真田殿、久しいのう。」
蓬庵「先日はわが愚息が迷惑をかけたみたいで、相すまぬ。」
信幸「前田殿、蜂須賀殿に頭を下げられてはこちらが困りまする。」
   「それに亡き至鎮殿の意思を果たす事こそ某の職責に御座いましょう。」
蓬庵「真田殿にそのように言われると、至鎮も浮かばれましょう。」
宗悦「真田殿がおれば、わしらも安心できるのう。」
信幸(・・・・・・・・天下に名をなした御仁も老いには勝てぬか。)
秀頼「信幸、これからも余の片腕としてよしなに頼む。」
信幸「ははっ。この信幸、身命に変えましても秀頼候に忠節をちかいまする。」
蓬庵・宗悦(あいかわらず狸じゃのう・・・・・)


これだけじゃ、なんのことやらさっぱりなんで裏にちっと補足しときます。
660無名武将@お腹せっぷく:02/06/22 00:08
あげええ
661無名武将@お腹せっぷく:02/06/23 12:36
                       }k
                       ノ;'l{
                     _ノ;人'、
                }、、__,. -'',r'/p、ヾ、
               ,}”ー--、."ニー--゙'ゝ ゙'‐、__,、ャ,
              ,、 /;;,rlT=イ__~ ̄~^~^''ー‐---、.y"
             ,irこ;;;},|i ||  ~||~゙ ''l!tー-n-;t{;/
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           、_ ヤ{/iコ};,^;;,,,;;;,‐,-,=ノ,ム=_-__ーネ{´,
           ,};コニニ/7r'|”~,__,゛,/ノ 。 \~^~^”””'ヤ
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;;|,-r‐'y';_rllr======V´)、_}ーv'´ヽil~シ'_ノ`i~,k'_~T"v~「^j,´)、_}ーv'ケ^‐スj〜シ'_ノ`iへヽ}v'ケ^〜v、
I;l; _i; ,.t`i、;ll;r======k^〜v__ゝ;く,i|k'_~T"v~「^j,´)、_}~ス、く,ノ_,ク~-{`y´K´ナv^ーヌ_{ソ\ヽく,ノ~i´ナ,、
iIネ, Y,k';:i-;ll;r=====,=i、ノ~i´_{ `y;:.l|jント、~i_イ^j_Y~i´ゝ‐`メ_ヌ~i´K´y'ト-ナv^ーヽ~‐`ー^‐゛゛'゛'';"‐'~
;;;;゛`、;;'、::'':;''^;:~-^:"゛゛:;゛::'';;"、‐;':~;^::'~、;;'、::'':;''^;:~-^:"゛゛:;゛::'';;"、‐;':~;^::'~":,;゛^゛:'~''^’::"''":;゛""
662前田利政@隠居中 ◆MaedaH7. :02/06/23 21:14
>>661
大儀。
663無名武将@お腹せっぷく:02/06/23 21:30
>>663 まさしく
664無名武将@お腹せっぷく:02/06/24 21:04
つづきは?
665無名武将@お腹せっぷく:02/06/24 22:11
   ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_       /i
   ;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
   '、;: ...: ,:. :.、.∩.. .:: _;.;;.∩‐'゙  ̄  ̄
    `"゙' ''`゙ //゙`´´   | |
        //Λ_Λ | |
        | |( ´Д`)// <おはようございます
        \      |
          |   /
         /   /
     __  |   |  __
     \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
     ||\            \
     ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
        .||              ||
666無名武将@お腹せっぷく:02/06/24 22:56
666げっと!
いくぞ〜、1,2,3,慶長12年〜
       みんなで踊ろうよ!!
       ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /⌒\  /⌒\
      ((    ; 三    ,,))
        ヽ   (  /    ミ
         キ   .メ   ./
  /⌒\   乂      ノ    /⌒\
((( ^人^ )   (・∀・ )   (((・∀・  )
  )  (⌒)))   )   (⌒))) ノ  つ つ ))
 (_ノ⌒ ̄   ((__)⌒ ̄ (((⌒ノ⌒(_
667無名武将@お腹せっぷく:02/06/30 11:44
あとちょっとだって!!
668無名武将@お腹せっぷく:02/06/30 18:29
蜂須賀〜
669無名武将@お腹せっぷく:02/07/01 18:43
おーーーーーーーーーーーーーーい
670無名武将@お腹せっぷく:02/07/02 19:42
最後は?
671無名武将@お腹せっぷく:02/07/04 13:01
閉めようよ
672蜂須賀蓬庵 ◆dOgOu8gA :02/07/04 21:06
HDD壊れたんで、ちと手間取ってました、すんません。

さて、老中内で多数派を確保した真田信幸は朝廷工作を再開したが、
朝廷は豊臣政権内の対立を危惧し、なかなか色よい返事を出さなかった。
状況が膠着していたある日、幸村が信幸を訪ねた。

信幸「よう来た、左衛門佐。」
幸村「お久しぶりです、兄上。」
信幸「して、今宵は何用じゃ。」
幸村「将軍任官の件に御座います、朝廷が色よい返事を出さぬは京都所司代が原因かと。」
信幸「さようか。板倉のやつのしわざか・・・」
幸村「あと一つ、兄上に秀頼候名代を勤めていただこうかと・・・・」
   「秀頼候は政事に興味なく、兄上が秀頼候名代に就けば天下の権は兄上の手に帰しましょう。」
信幸「しかし策はあるのか。」
幸村「前田殿に話は通してあります。利常殿は利政殿と違い御家大事な御方。
    幕政において前田家を老中首座に置く事を条件に与力いたすそうに御座います。」
信幸「手回しがよいのう。父上を見る思いじゃ。」
幸村「万事おまかせいただけますか?」
信幸「頼むぞ、幸村。」

真田幸村は諸侯に裏工作をすすめ、信幸を秀頼の名代に置くことに成功した。
名代は職制の外に置かれ(老中職からは外れた。)、かつての執権に匹敵する強大な権限をもっていた。
信幸は伏見に入ると、京都所司代の頭越しに朝廷に圧力をかけて、明年吉日に勅使を下向させる約束を取り付けた。
元和7年正月
日吉丸は元服し秀成と名乗り、武田家より正室を向かえることとなった。
同時に朝廷は秀成に対し、内大臣・右近衛大将に任じた。
諸侯は秀頼・秀成親子に年始の挨拶をする為、大坂に集まっていた。

<大坂城・千畳敷>
秀頼「皆の者、大儀である。」
   「わしは秀成に家督を譲り伏見にて隠居する。これより後は老中の下、豊臣に忠節を尽くしていただきたい。」
一同「(平伏して)ははあ。」
信幸「・・・・・・・・」

・・・・秀頼の隠居により信幸の権力基盤は一夜にして崩壊した。
その後、信幸は援明軍総大将に任じられ敵将である片倉重長をして、
「真田日本一の兵なり、古よりの物語にもこれなき由。」と言わしめる戦功を上げる。
彼は明の地で戦死したが、彼は死ぬまで真田者であったと「真田家文書」は伝えている。
674糸工:02/07/05 18:16
おつかれさまでした。
さりげない援明オチ、ナイスです
675豊国通鑑追記 ◆cqVjPaCQ :02/07/06 02:29
官僚独裁を恐れる幕府はあらゆる職制を複数制とし、
権力と責任の分散を図った。
これが後に日本人気質と揶揄される基と成っていく。

只、一つだけ暗黙の律令に例外が置かれた。
国難や未曾有の危機に対し臨時に置かれる宰相の位。
すなわち大老職である。

泰平の幕府250年の歴史の中で大老が置かれた例はわずかしかなかったが、
いずれも劣らぬ清廉さと英明さを兼ね備えた名宰相ばかりである。
国を支えうる大老の器を輩出出来たのは、
石田家と蜂須賀家のみだったと歴史は伝えている…。

         増田家所蔵 豊国通鑑追記
676店主:02/07/06 11:44
久々にのぞき申した。少し読み申したが蜂須賀殿
御苦労に御座った。
677吉川広家 ◆qTcKK2Zs :02/07/06 12:33
後に長門・周防36万石の太守として毛利家より独立した吉川家。
萩城の改築を何度か老中に申し入れ、確約をもらう。
改築を開始して3日後、幕府より法度破りとして改築の即時停止を命じられる。
10日後、大坂城千畳敷にて詮議を受ける。
そこには、かつて争った旗本大名の顔が並び、広家は、それが罠であったことを知る。
豊臣幕府最初の取り潰し大名は、吉川家36万石であった。
後、吉川家の家名は残され、長門にて9999石を与えられる。
秀頼の死後、それを追うように秀就が病死。
幕府は、毛利家の家督相続に3度まで口出しをし、嫡男の単独相続を認めなかった。
幕府が倒れた250年後、毛利一族は、12家の独立大名となっており、
本家の安芸毛利家の石高は42万石であった。
維新の折の幕府最初の戦闘・広島の合戦では、
毛利家の軍勢27000は統一行動が取れず、死傷者300と微小な被害ありながら敗北した。
錦の御旗、最新の銃器を理由に挙げる者もいるが、敗因の最大のものは、指揮系統の乱れであった。
秀就の遺言には、
「豊臣家は毛利家の兄である。何があろうと、豊臣家に忠義を尽くすのが、
毛利家の進む道である。豊臣家に弓を引く者は、我が子孫ではない。」
といった一文が含まれていた。
678元兵庫 ◆VciK.AsQ :02/07/07 18:46
蜂須賀様 ご苦労でございました。
679蜂須賀のご隠居:02/07/09 15:54
最後はあまり突っ込んだ書き込みをしてないので、(HDD壊れたせいもあるけど・・・)
みなさんそれぞれに想像してください。
真田殿は最後まで諦めないというカキコがあったので、
少々登場していただきました。

最後にこのスレに関わった全ての皆さんに冶部殿になりかわって御礼申し上げます。
680無名武将@お腹せっぷく:02/07/09 23:01
さあまだ始末記だしてないのは誰だ

681遼東王伊達政宗:02/07/10 12:34
皆様方の締めを踏まえて、作り直してみました。
-----------------
日本より大陸に渡り中華帝国の宰相にまで上り詰めた伊達政宗の物語は後世の人々の夢想を限りなくかきたてる。
しかし彼自身がどういう想いを抱きながら大陸の土となったかを知る者はいない。

遼東王・丞相伊達政宗は皇帝ホンタイジ、皇兄ダイシャン親王と共に新興帝国・清の発展に尽くした。
日本の豊臣中央集権体制の確立を横目で睨みつつ、渡海組にくすぶる日本侵攻論を押さえながらの政権運営は彼にいかほどの辛苦を強いたか想像にあまりある。
彼の困難の頂点は、徐南王に封じられていた鍋島直次らが南明と呼応して挙兵、日本より援明軍まで迎えての激戦となった「靖南の役」であったろう。

清は荊州方面より南明軍、徐州方面より反乱軍と日本南遣軍、そして幽州方面より朝鮮軍と日本北遣軍を迎える形となり、一時は帝都すら危うくなるほどの危機に陥った。
この窮地を救ったのはドルゴン率いる満州八旗の精鋭と渡海組の総指揮を執った伊達成実、そして若くしてその先鋒大将を務めた片倉重長だった。
ドルゴン軍は北平郊外の会戦において朝鮮軍を粉砕、余勢を駆って日本軍を包囲すると独断で講和に持ち込み撤退させることに成功した。
成実軍は徐南において反乱軍を殲滅、先鋒大将の重長は自ら乱戦の中で片腕を失う重傷を負いながら日本軍を撃破、総大将真田信幸を討ち取る武勲を挙げた。
重長はこの戦いにおける日本軍の勇戦敢闘を激賞し、「真田日本一の兵なり、古よりの物語にもこれなき由」と皇帝ホンタイジに上奏している。信幸の遺体は最高の儀礼をもって荼毘に付され、後に日本側に引き渡された。
役の最後にダイシャン親王率いる禁衛軍が南明軍を破り、戦役は終わった。

戦役の後、清と南明は日本も交えて台湾にて条約を結び、敵対関係に終止符を打った。
これを見届けるようにして政宗は卒した。遺言として、日本に残してきた嫡子秀宗に家督を相続させること、遺骨のうち半分を故郷米沢に埋葬することを指示している。
日本との間で若干の交渉が為された後、秀宗は米沢周辺にささやかな所領を貰って父の菩提を弔うこととなった。伊達家は分家され、中国における伊達家は成実が相続するという形で決着した。

後に日本が維新の生みの苦しみに身悶えしているころ、清もその命運が尽きた。
西欧連合軍の手で帝都が陥落した時、その郊外にて最後まで抵抗し玉砕した部隊の指揮を取った若者を伊達靖成といった。成実の子孫である。





682無名武将@お腹せっぷく:02/07/10 12:35
>>681
おまえも懲りない奴だなあ
683無名武将@お腹せっぷく:02/07/10 22:05
>>681
お疲れ様。他の方々どうですかな?
684無名武将@お腹せっぷく:02/07/10 22:17
孔明のように幼君によく仕え政治にすぐれた手腕を発揮し
後世に大人気となる
いきなり謀反人扱いかい・・・あまりに酷いので釘うちかねて。
------------------------------------------------
戦前より英雄と称えられた伊達政宗だが、万民に好かれているかと
言われるとそうでもない。特に九州四国での彼の人気は最悪である。

靖南の役での謀反人とされた鍋島直次。しかし昨今の資料を調べると
どうやらこの謀反は政宗に踊らされたものだったというのが現在の主
流になっている。そもそも直次自体に謀反を起こす能力も気概も無か
ったらしい。渡海組の一人として日本侵攻論の強硬派の急先鋒である
彼は政宗にとって頭の痛い問題だった。その為政宗は明の一部の官僚
を抱き込み、一計を案じる。清王に直次が疎まれているという風聞を
流し、彼が治める徐南に明から頼まれもしないのに莫大な貢物が送ら
れ、多くの事業への援助が行われたのである。結果明との関係を危惧
した皇帝ホンタイジは(政宗の助言も当然手伝って)直次に詰問状を
叩きつける。ことあるごとに詰問に苛まれ、風聞に心を痛めた直次は
泣く泣く兵を揚げざるをえなかったのだ。そしてこの討伐に政宗は同
じ日本侵攻論を掲げていた津軽、秋田、有馬、相馬らを向ける。共倒
れを狙っているのは明白だが、皇帝じきじきの勅命に逆らう戦力は無
く、彼らは同士討ちをやらざるを得なかった。ここまでは政宗の計算
通りに運んだといっていい。
ところがここで明の一部が日本の動きに乗って大軍を差し向けてきた
為予想外の大戦争になってしまった。不幸なのは先鋒の津軽軍たちで
真田軍を中心とした大軍に襲われ相馬義胤、秋田実季が討ち死に(戦
後子が認められず事実上消滅した)し、津軽信牧も両足を失い散々に
蹴散らされた。しかもその間援軍はなかったのである。明らかな見殺
しだった。
後、戦線の延びきった日本軍は片倉重長率いる大軍に補給路を絶たれ
敗北する。戦後片倉は英雄として称えられたが、先鋒軍は微々たる俸
禄のみを与えられるのみに止まり、ここに日本侵攻派は急速に力を失
っていったのだった。
日本では太平洋戦争などで戦神としても称えられた政宗。しかし九州
では「冷酷で手段を選ばぬ男」として今日も彼は嫌われている。清が
倒れた際、どさくさにまぎれて旧秋田や鍋島の一族が伊達の子孫を皆
殺しにし、反逆者として彼らは粛清された。しかし、彼らはこちらで
は英雄扱いされている。
686無名武将@お腹せっぷく:02/07/11 20:29
  
687紅毛 ◆9HPiLqCc :02/07/12 01:12
悪いけど最期に駄文。三か月間の時間の浪費の決算をさせて下さい。

一七世紀初頭の極東に空前の商業ネットワークを築き上げたヤン商会。世界史上初の近代型多国籍企業
として、多くの歴史家から評価される同商会だが、その世界史上に占める活躍の期間は類を見ないほど
短いものだった。
同商会の最盛期は1606年。ポルトガルのマカオ、スペインのマニラという旧教国の二大拠点
を一度の遠征で陥落させ、極東の海上交通を独占した。この年の同商会の総収益は金貨二十万枚。
日本有数の大貴族として知られる前田家の総税収に匹敵する額である。
しかし、同年、創業者ヤン=ヨーステンが消息不明となったため事態は急を告げる。
巨大なカリスマを失った同商会は、重役による後継者争いを一年以上にわたって繰り広げた揚げ句、
ヤンのいたずら書きとも思える遺言状が発見されたことから全株式を立花家に譲渡するという事態
を招いた。
その後、旧幹部の大半は五隻の船団を編成し帰国の途につくが、船団はインド洋上で嵐に巻き込まれ
難破。二隻が沈没し、一隻が行方不明となる被害に見舞われた。結局二隻の船団が本国にたどり着い
たが、生き残ったのはわずか十八人。彼らは命を懸けた冒険の正当は報酬として一州の年間予算に匹
敵する財産を持った。
かれらのその後の人生は大きく異なる。あるものはそれを北海漁業に投資しさらに富を得た。あるも
のは北海干拓事業に多額の資金を投資し少しの富と多大なる名声を得た。
しかし、とりわけ後世の人々の感動を呼ぶのはカンブ=トゥーという元幹部で、かれは、主人が果た
せなかった夢を実現すべく、船団を率いて遥か北へと旅だった。行き先は日本で船倉には大量のジャ
ガイモが積まれていた。
688紅毛 ◆9HPiLqCc :02/07/12 01:19
その二。長いなあ。すまそ。

なお、彼らの根拠地だった台湾のその後について記す。
委譲後、オランダ勢力はゼーランディア砦以外の台湾をすべて李=立花家にゆだねる。
ルソン占領の翌年にスペインの大艦隊が停泊先の日本より襲来した。
オランダ東インド会社艦隊の応援を得た立花=李軍と激しい戦闘を繰り広げた。
初期のルソン砦を巡る攻防戦で、スペイン上陸軍は、宗茂公以来の伝統を持つ立花軍の野戦陣地を
縦横無尽に利用した戦いの前に一敗地にまみえた。さらに艦隊も上陸作戦中に後背に廻ったオラン
ダ東インド会社艦隊の海上封鎖を受けて身動きがとれない状態に陥った。
しかし、ここで小西家艦隊などを主幹とする日本義勇船団がゼーランディア砦の攻撃を開始したと
の知らせが舞い込んだ。蘭艦隊は封鎖を解除し、急きょ北進。混乱状態のままゼーランディア沖海戦
で小西艦隊と交戦し、全艦隊十五隻のうち実に八隻を失うという大敗北を喫した。

ルソン砦攻防戦で敗北したスペイン軍上陸部隊はこの隙に無事撤退を完了。ミンダナオ島に再上陸
し数回に渡る現地人との交戦、虐殺を経て、ルソンに匹敵する拠点の構築に成功する。

李=立花家はルソンを守り通した。
援明戦争でも、中立的な立場を貫き通し、清に大量のオランダ製火器を販売し、大いにその武略を
助けた。その一方で満州軍十五万に包囲されていた援明日本軍約十万の救出作戦を奇跡的に成功さ
せ大いにその声望を高めた。
その後、李氏台湾は清と南明の和平交渉に尽力したとして、両国から册封をうけ、東洋の海洋国家
として長く歴史に名を留める。ゼーランディア城は一九九九年までオランダ領にとどまる。

ヤン商会の拠点のうち、式根島の唐人津城守備隊百人はスペイン遠征軍に発見され、1606年
のうちに全滅させられていた。三百年を経た今、名前だけが残っており、その奇妙な名前に魅せら
れ多くの歴史研究家がなぞ解きに挑戦している。
択捉島は慢性的な食糧不足から駐留を断念、1610年に蝦夷地南部に移植した。今に残る都市名
「室蘭」はその名残である。

摂津の国にあったヤンの領地二千石はヤンの現地妻の子であるヨハンによって相続される。
この異例とも言える相続劇の影には、豊臣家の重臣でヤンと親交のあった蒲生郷舎公の意向だとも、
身元引受人としてヤン叙爵に尽力し商会のスポンサー役を努めた前田家の意向だとも言われている。
後世に残る八重洲家はその末裔である。


小西の野望、それは政・教・商の三位一体化であったと言われているが、
真実は、後に小西屋の総番頭として名を残した、益田四郎時貞のみに伝えられた。

小西 「帝がうんこするって知ってる?お釈迦様は下痢が止まらなかったんだって。」
四郎 「そんな畏れ多いことを言いますと、罰があたりますよ。」
小西 「罰なんてないんだよ。罪もない子供が、焼き殺されたりするんだ。戦で。
その子に罰が当る理由なんて、ないでしょ。朝鮮で僕、いろいろ悪さしたんだ。
食べ物のために、いろいろ。でも、僕、大大名さ。仏様も、神様もいないんだ。
人なんて、みんな死んじゃうの。だからね、少しでも多くの人に、美味しいもの、
たくさん食べさせてあげたいんだ。ただそれだけ。お金は、使うために増やすの。」
四郎 「・・・」

世界最初の総合商社、小西屋の名は、我々の生活に溶け込んでいる。
小西電鉄、小西化学、小西銀行、小西不動産、小西運送、小西海運、百貨店の小西屋、
薬局のゆきなが、そして小西物産。世界の商船の3分の1が、小西屋の船であった時もある。
牛丼の小西家、定食の小西亭。スーパー小西。
食品の品質と安さで、小西グループは絶対的な信頼を得ている。

小西行長が死の間際、不可解な言葉を残した。
「いけねっ、忘れてた。許してね、御免ね。」

2003年、小西電鉄、清洲・名古屋線の地下鉄工事で、古城の地下深くより、
地下牢のようなものが発見された。
そこには、クルスを手に握った、西洋人と思われるミイラが横たわっていた。
690九鬼嘉隆:02/07/13 00:08
九鬼家は本家守隆と赤穂佑慶の家に分かれた。
本家守隆流はその後、近世大名家の性格を強くし次第に海賊本来の野性味を失った。
ただ、豊臣政権内での官僚大名として存続する。
赤穂九鬼家は初代佑慶以降豊臣政権内で水軍に関する要職を務める。しかし、五代
佑長の時、大坂城にて刃傷沙汰を起こし断絶。
十年を経ずして、その家臣達が起こした騒動は所謂忠臣蔵として語り継がれる。

近世九鬼家の始祖嘉隆は、慶長十二年隠居。その後まもなく死去と伝えられている。
しかし、九鬼家庶流熊野家文書によると、嘉隆は慶長年間に安南に渡海。その後、
墨西哥へ渡海。同地で死去とされている。

史家の判断はこれを否定するのが定説であるが、いかにも嘉隆らしいと思うのは私
だけであろうか。

1982年「近世九鬼家文書についての考察」抜粋。

こんなものでいかがでしょう。九鬼の始末記。練りが足らんね。
最後に、氏家殿、蜂須賀殿。感謝。
691無名武将@お腹せっぷく:02/07/13 00:47
いい感じ
あとひとおし
追記
世界最初の総合商社、ヤン商会の名を挙げる者も少なくない。

小西家は、1700年代に全武装を撤廃した。
軍事は、大谷家、上杉家、真田家、前田家など、関東・北陸諸藩に礼を支払う形で
大平の世を渡り切った。
維新では、奥羽列藩同盟に資金提供をおこないつつ、官軍に船舶を提供した。
小西屋の23代目小西博之が、2000年代に「輪ちゃんねる」という掲示板を運営。
戦国・維新板にて、大自作自演スレ「小西家が天下を取ったら」を楽しんでいる。
腹がよじれるー。
694無名武将@お腹せっぷく:02/07/13 21:33
保全あげ
695無名武将@お腹せっぷく:02/07/14 21:43
保全あげ
696無名武将@お腹せっぷく:02/07/15 01:55
保全上げ
697無名武将@お腹せっぷく:02/07/15 02:11
氏家織田島津上杉佐竹蒲生前田舞幸村どした?
698無名武将@お腹せっぷく:02/07/15 19:46
しね
>>698
つまらねー奴
700織田秀信 ◆OH.emODA :02/07/16 15:36
その後、織田秀信は数年所司代として在京するが元々病弱なため激務に体が耐えられず
伏見城下で病に倒れほどなく死去。行年二十七。
以前より養子として入ってた実弟秀則が後を継ぎ二代藩主となる。
秀信死去より三ヶ月後に正室完姫に男子生まれるが生後まもなく完姫も没したため
正室の実家である豊臣家の猶子として大坂城内で育てられる。

二十数年後、二代藩主織田左中将秀則が岐阜城で病没後
嫡子頼則と秀信の忘れ形見豊臣(織田)秀勝との間で家督騒動が起き岐阜藩は改易の憂き目に会う。
当初太閤秀頼は秀勝に相続させようとしたが老中たちの両成敗の意見に押され取り潰しとなる。
このころはまだ大名改易政策は幕府の大名統制の根幹として続けられていた。
しかし織田家筆頭家老津田昌澄が内外に渡り尽力した結果、武蔵川越5万石として再興する。
再興後は転封を何度か繰り返し五代後にようやく美濃加納13万石として藩祖の地美濃に返り咲く。
また織田秀勝も河内国内に五千石を与えられ高家として子孫は存続した。

維新の折、加納織田藩は新政府軍の進軍に一戦も交えず降伏。戦後身分を保証される。
ただ大坂城開城後摂津国内で蜂起した旧幕臣の諸隊の小隊長の中に
高家織田家の末裔である織田大膳の名があったことは意外と知られてない。
701前田利政@冠紛失:02/07/16 17:28
ではお久しぶりですが皆様にならって。

蜂須賀率いる小大名連合との駆け引きに嫌気がさした利政。
突如高野山へ蟄居をした。後ほど国表に使者をやり、弟・利常に家督を譲った。
豊臣幕府の成立を高野山で見届けた後、嵯峨野に住み、宗悦や宗西と号し本阿弥光悦らと交わり風雅自適の生涯を送る。
嫡子・直之は利常に召され、前田土佐守として幕末まで加賀前田藩を支える重臣の家系となった。

利政は隠居後、一切政治向きの話は直之とはしなかった。しかし晩年、直之に密書を送り、遺訓を残したという。
その内容は今に伝わらないが、幕末、反幕に傾く重臣達の中、唯一の左幕派で、終始豊家への報恩・石田家との連携を主張し続けたことから、
遺訓の中身が推察される。


702舞 兵庫 ◆Lg4BMHgs :02/07/18 06:33
吉野動座より二十数年、日の本が太平の眠りへとつこうとしている年の瀬
吉野賀名生にて八条宮智忠親王(先帝八条天皇の皇子)がお隠れになった。

吉野朝廷はいつしか忘れされられたが、親王の家系は代々賀名生御所として
吉野の民より敬われ近世へと続いていった・・・・・。
時が過ぎ幕末、各地より志士が多く世に出維新の導火線役を担ったが、
中心となったのが、八条宮の後裔である智成王を旗頭に結成された吉野志士
であった。かれらの多くは非業の死を遂げ、報われた人生をおくらなかったが、
その存在が維新の原動力になったのは確かである。
余談ではあるが、吉野志士を世に出した指導者は自らを前野兵庫助となのっていた
という。
703111:02/07/20 22:54
test
704無名武将@お腹せっぷく:02/07/23 19:31
kuso
君は何がしたいのかな?
っていうか、絶対佐竹じゃねえだろ、あいつは。
だれだ・・・。
707無名武将@お腹せっぷく:02/07/26 12:21
とにかくうざいっていう事実はのこるな。
708無名武将@お腹せっぷく:02/07/27 12:59
uu
709無名武将@お腹せっぷく
tenka