1 :
無名武将@お腹せっぷく:
歴史モノみてると、だいたいどこの武将でも歴史的な話し方?
で話すことが多いですけど、実際のところどうなんでしょう?
ちょっと調べてみたんですが、今の四国の方言は昔の京言葉の影響を
受けたものらしいですし、今の東京弁のようなものもわりと昔から
存在してたらしいのです。
そして、口語体と文語体も大きく異なっていたようで、
明治時代の政府の人間も、話し言葉は現代とそれほど違わないのに、
公文書では歴史的な文語体を用いています。
そういうわけで、昔の武将達の話し方は本当はどうだったのか
考えてみませんか?
2 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 04:38
>>1 例えば貴方が日記や随筆を書く時は
普通に話している言葉よりも少しかしこまった文体で書くでしょ?
そういうことです。
知らんけど。
3 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 04:42
>>2 てことは、将軍など偉い人の前などではともかく、
普段の仲間達の間でああいう話し方をするのはおかしくないですか?
江戸周辺の武将なら、「〜じゃねえか」「だよな」
みたいな方言で話したりしてたかもしれないと思うんですが・・・
4 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 04:44
おれの記憶が正しければ
日本の戦国武将は、話し終えるときに「にんにん」と付けていた
5 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 04:52
それに、戦後すぐの時代から今まで50年たっていて、
しかもこれだけ情報化してるのに、あいかわらず方言もあるし、
話し言葉も基本的にほとんど変わってないですよね。
江戸時代中期はおそらく戦国時代と同じような話し方だと思うんですが、
江戸時代中期と現代まではおおざっぱに考えて300年程度、
それでこれほど変わるものでしょうか。
6 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 04:55
>>4 「にんにん」は、服部一族にのみ許された言葉だったようです。
他の武将が使ったらその日のうちに八方手裏剣が刺さります。
7 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 04:57
というか立てる板間違えたかも。
なんかもうネタスレでいいや。
8 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 04:59
『雑兵物語』読みな。どこの方言かは知らんが、当時の
話し言葉(口語)で書かれている史料だから。
9 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 05:00
【戦国英雄ネタ・三国志、戦国時代】
にんともかんとも
10 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 05:02
>>8 マジすか!それは
雑兵物語・おあむ物語 岩波文庫
中村 通夫 (その他), 湯沢 幸吉郎 (その他)
↑これでいいんですか?ちょっと読んでみます。
あと、話し方ってどんな感じでした?
11 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 05:04
>>9 北条氏康が東京弁話してたら面白いじゃないですか。
話し方は強烈な方言だったのでは?
高級官僚のように他国の者と会話するためには
普遍的な言葉が必要で、
歌舞伎言葉などが使われたって司馬遼が書いてたが。
成り上がりの戦国武将とかは方言きつそうだ。
足軽程度なら問題ないでしょうが。。。
本やテレビで話し言葉が統一してるのは構わない。
むしろ方言や武家言葉公家言葉使われてもわからん。
ちょっとした方言を出して雰囲気醸し出すのは賛成。
日本語って固定じゃないよ。時代に合わせて変化してるよ。
日本人って新しいものを取り入れ、古いものと合有するというのかな
使い勝手が良いのを残し、悪いとこを切り捨てたり。
そういうのが上手なんだね。日本語もまた然りだと思う。
言葉が変化しているって、海外でもそうらしいので、
日本人だからって訳ではないと思う。
どの国が一番上手かは知らんが、
人間は進歩したり変化したりするってことで。
犬や猫も変化するのかな〜
16 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 11:19
でさ、結局戦国時代の関東の奴らってゴザルとか候とかそういうので正しいの?
それとも鬼平犯科帖みたいにべらんめえ調なの?
17 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 11:29
>>11 横浜弁を話す北条氏康を想像してみる。
語尾に「〜じゃん」
18 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 12:14
北条氏康
「猿の分際で北条家を脅すなんて無礼じゃん」
百姓階級と武士階級では、
話し言葉に違いがあると思うが。
公家や僧侶とは違うようだけど。
簡単に調べると、
公家・武家・僧侶・芸人・町人・農民など、それぞれ独自の言葉があって、
それに地方性が加わったり、他の階層言葉が融合したりして、
その土地独自の言葉になっているようですね。
「じゃん」なんてのは町人言葉じゃないかな?
仲間同士のときに砕けた武家言葉で会話することはあっても、
町人言葉では話さないんじゃないかな。馴染んでないだろうし。
「だべ」とか「どぎゃん」とかの方言は使っていたと思うが。。。
歴史モノみてると、だいたいどこの武将でも歴史的な話し方?
けつめいし きくか?
>>21 これは説明文に?が使われているぞ
17 名前:いわせ ゆうじ :02/03/04 15:58
スレのギャラリーに甄姫タンあるよ
いいだ?かおりん。
23 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 16:08
個人的には東北人と九州人は会話が成立しなかったんじゃなかろうかと思ってる。
24 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 18:52
尾張人は当時もぎゃぁぎゃぁ言ってりゃぁしたのか?
現代の名古屋人はぎゃぁぎゃぁみゃあみゃあ言っとらっせる。
25 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/04 18:56
鹿児島のやつと江戸のやつが話すには通訳が必要だったって司馬が書いてたな
>>25 ノルウェー語、スウェーデン語m、デンマーク語、この三つは
独立した別の言語だが、通訳なしで通じるらしいぞ。
「方言」と「別の言語」の違いは結構恣意的なものらしいからね。
28 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 03:12
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ. 開 始 │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
29 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 06:46
横山光輝の劉備はだまらっしゃいを使っていたな・・・
戦争(明治頃か?)の時に地方から集まった人たちが通訳無しでは会話が出来なかったので
標準語が作られたという話を聞いたことがあるんだが、これって本当?
「ていうか、上杉?せめてきたってカナリ楽勝?マジ。
ほら、僕って結構用心深い人じゃないですかー。
だから隙見せればあいつら油断してよくね?
足利もケッコーリアル馬鹿殿じゃん?
この夜戦勝ってカントー勢オールリスペクトってカンジで。
マジスゴクネ?」
「どけやぁ〜! 目障りだでやぁ〜!」
花慶、信長公に扮した慶次郎。
名古屋弁がこのときだけカコイイと思った。
33 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 11:09
北条ーーじゃんではない。だべか?ズラのはず。
小田原でしょう?
愛知の人は必ず〇〇とかな・もんでぇー・が多くでます。
織田尾張・徳川三河地方!!
34 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 11:28
>>32 「どぎゃ〜 目障りだぎゃ〜」
「ういろう喰いたぎゃ〜」
が正しい。
35 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 12:37
「じゃん」は山口弁。
横浜で使われるようになったのは明治以降。
大村益次郎
「幕軍なんて楽勝じゃん!」か?。
37 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 13:09
>>33 北条氏康
「川越を取り囲む上杉連合軍に夜襲をかけるずら!」
38 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/06 13:13
足利義昭
「信長はん、えらいおおきに。そこであんさんを副将軍に
任命しようと思うてるんやけどどないどすやろ?」
>>33 ズラは駿河とか遠州じゃないか?
だべ、なじゃなかろうか。湘南〜西湘あたりでも使われてた覚えが。
40 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/07 10:21
39さんの言う通りだべ!
アホな人は神奈川県はじゃんと使うと思っている。
なんと世間しらずか?こんな人が方言指導をしているなでしょう。
NHKは時代考査もむつかしいよ。
>>30 本当。ディスコミュニケーションをなくし、命令伝達がスムーズに
いくようにと、標準語が作られた。
そして、その標準語を徹底するために教育という手段がとられる。
教育の名のもとに受けたあの屈辱は忘れない!!(沖縄県人)
って、何の話してんだ?w
つまり初等、中等教育とは、その時々の多数派意見による、洗脳である。
よって、標準語とは田中真紀子風のしゃべり方であると
すぐネタ化するなw
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ. 開 始 │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
47 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/08 01:02
ageね
外国史のときは?
このシーンのこの人物は
ちょっと方言みたいのしゃべってるよ、みたいな雰囲気を出したいとき・・
↑SWEET三国志の呉将は関西弁だったけど
方言で人間を表現するのは海外も同じなので、
日本語の声当てる時とか難しいらしい。
イントネーションを狂わせたりするんだとか。
あと、その国独自の文化に根付いたジョークなどは、
日本人にもわかるように適当に変えてたりするらしい。
age
52 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/16 05:46
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ. 保 守 │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
53 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/16 05:51
大河ドラマの助詞を抜いて喋るあれは許せませン。
54 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/16 21:07
>>41 近代軍制は地方ごとに鎮台を作り
同一地方出身者で軍隊を作っていった。
部隊内での意思疎通のために標準語を作る必要性はまったくない。
近衛は代々近衛じゃないの?
57 :
無名武将@お腹せっぷく:02/03/20 18:20
509 :正信 ◆ia.CYYio :02/03/17 20:53
>504-505
一人称と二人称については、同じ言葉で使い分けたりすることもあったし、
身分などで使われる言葉が違っておったりして、かなりの数があるな。
「拙者」は目上の者に使う言葉じゃな。
武家では、「それがし」や「なにがし」といった言葉も使われておった。
「よ」は、今じゃと尊大なイメージがあるようじゃが、わしらの頃は、
そうでもなく、やや改まったような場で使われた言葉で、結構使われておった。
「おれ」という言葉もあったぞ。
これは身分の上下・男女関係なく使っておった。
「まろ」などもそうじゃ。
ちなみに、このスレでは「わし」を連発しておるが、「わし」は専ら女性が使う言葉で、
男性が使うことは少なかったのぅ。
といって、わしにその気があるわけではないが。
「われ」「そち」は、目下の者を指すときなどに使われておった。
「おぬし」は、対等か、やや下の者などに、男女問わずに使っておった。
「そなた」は軽い敬語であったな。
「きこう」などは、かなり目上の者に使っておった。
「きさま」も似たようなものじゃな。
他にもたくさんある。
まぁ、誰がどの言葉を使っておったかは、場所や時・機会などによっても変わるので、
一概にはいえんじゃろう。
名前を使うこともあるしな。(この正信、云々など)
もっとも、相手方の名前を言うのは中国同様(諸葛孔明といって、諸葛亮とは言わぬのと同様)、
失礼になるので、わしならば、佐渡守と官職名で言ったりした。
このスレで、名前を言うのは見逃して頂きたいが。
これに方言なども加えると、ちと分からぬが(奥州と、九州では言葉が通じんかった)。
ちなみに、現在の時代劇などで使われておる武士言葉は、三河弁が元になっておる。
とりあえず一人称は「ボク」語尾は「〜にょ」「〜にゅ」、これ常識
59 :
無名武将@お腹せっぷく:
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ あ げ ! │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛