太閤立志伝リプレイ記-米売って馬買っていい気持ち-

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>>37
桶狭間では今川の将でこちらに降ったものはござらなんだ。
米売は時間がとれるので米売った後、馬屋さんで働いて修行中なのじゃ。
馬の扱いに手馴れたら次は鉄砲の主命を請け負うつもりでござる。
しかし足軽頭程度で鉄砲の買物させてくれるのかの?
1560年7月17日

忍者「藤吉郎様」
拙者「うむ。どうした?」
忍者「三好家のものが足利家の二条城を襲撃した模様です」
拙者「な、なんと! 有名故実とはいえ、奴ら将軍様に手だしするとは…」
忍者「義輝公は討死。世継に新たな公方が擁立された噂も聞きませぬ」

何ともあっけない幕府の最後であった。
此処は豆知識レスもOKなの?
信長に目通り叶えば主命もらえるよ(中老位までいかないと安定しないけど)

出来るだけ早い段階で南蛮商館(堺)で鉄砲取引可能にしておくと後が楽…
米売り拒否鉄砲だけ請け負ってセーブ&ロード(扱いない事もあるからね)

やろうと思えば2回目辺りの評定からこの道に乗れる…
木下足軽隊の長屋の>>40

おお。ご助言、まことかたじけないでござる!
確かに内謁が叶えば一々評定に参加せずとも主命をもらい続けるなあ。
拙者、どちらかと言えば詭弁の輩ゆえ、譜代の方々には嫌われておるから
その方がよろしいかも…。

暫くは修行に精を出さねばならんが。
あと堺の南蛮商人と仲良くするにはやはり買物で親しくせねばならんのかな。
それならば資金がいりますなあ。
1560年8月1日 <幕臣の登用>(評定の間)

信長公
「本日は皆に知らせたい話がある。
 足利幕府が三好家に討たれた話しは既に知っておろうが、
 その遺臣である明智光秀・細川藤孝の両名が
 はるか都よりこの尾張までこの信長を頼ってきた。
 光秀も藤孝、これに」
光秀
「はは。拙者、将軍家に仕えておりました明智光秀と申します」
藤孝
「同じく藤孝と申す。此度は仇である三好家の打倒を信長様に頼ろうと参り申した」
信長公
「二人ともかつて義輝公に重宝されていた有能な将である。
 今後は織田家のために働いてもらう。見知っておけ」
一同
「はは」
なんか凄い奴が織田家に来たぞ。拙者はねねのすすめもあって、
とりあえず挨拶に明智殿の屋敷を訪問する事にした。

拙者「お初に目にかかります。拙者足軽頭を勤めます木下藤吉郎と申しますお目通りがかない光栄に存じます」
光秀「おう、貴殿が木下殿か。拙者は新規召抱えられた明智光秀と申す者でござる」
拙者「仕官おめでとうござりまする。今日はその御挨拶に参った次第です」

少しだけ雑談に興じ、長居するには多忙そうに見えたので早々に退席した。
この明智なる男、気品があり、容姿に優れ、いい男だのう。
こういう男とは仲良くするに限るわい。
信長公に内謁を願ったところ、ご機嫌がよろしいらしく
お目通りがかなったので、怖れながら主命を願った。

信長
「おお、猿か。今日はなんだ?」

拙者
「城内の米が少し余っておりますなあ。よろしければ拙者が一走り
 売りさばいてご覧に入れますが如何な物で御座ろう」

信長(ちと目つきが変わる)
「猿よ。そちの言い分もっともだが、今のお前の身分では評定を通さず
 仕事を与える訳にはいかんのだ。来月まで控えておれ」

拙者(平伏)
「ははぁー」

ああ、怖かった。大殿の仰せ、もっともな事だわい。
しばらくのんびり仕事に精を出そう。
しかし一生このまま足軽頭で終えるつもりはないぞ。
45猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/22 23:32
1560年9月1日

信長公に普段の働きが認められ、物頭に抜擢される。
おお。これで池田殿と同じ身分にまで上り詰めたわい。
めでたいのう。

しかし言いつけられた仕事は相変わらず米売りだった…。
46猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/23 01:31
1560年10月某日
最近は剣術の修行に余念がなく、家中の武芸自慢の諸兄に指南を頂く
まだ利家殿ほどの腕前には至らぬが数ヶ月前と比べれば
遥かに腕は立つようになった。(武力71)
「たまにはこの腕、存分にふるって見たいものよのう」

一人ごちながら馬術の修行に励もうと美濃に向かう。

道中、以前(>>25)狙い損ねた斎藤家家老・遠山景任(武力47 戦術8 魅力47)
が主命を終えて街道を歩んでいるのを耳に聞く。
「しめた」
拙者は舌なめずりし、彼の行く先で待ち伏せする事にした…。
47猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/23 01:40
<♪はじめての辻斬り♪>

拙者「貴様を生かしておくわけにはいかぬ、抜け!」
遠山「その業前で拙者を斬ると申すか、笑止なり」

(数分後)

ずばずばずば…(多量出血)

遠山景任は死んでしまった。
(かわいい歩みで死体に歩み寄る藤吉郎)
倒した相手から12貫を手に奪った。

ヤター!
48猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/23 01:53
<二人目の辻斬り>

ついでに近くに笠松新介なる能登畠山の目付を発見。
(武力55 魅力41 戦術07)

拙者「貴様を生かしておくわけにはいかぬ、抜け!」

調子に乗ってこの男にも斬りつける。

何度か逃げられ討ち洩らしそうになるが
「貴様のことは我が主君に報告する」等と脅されたが最後、
「そんなことはさせないぞ」とばかりに追跡を怠らず、
何度も何度もしつこく斬りつけた結果、見事仕留めた。
笠松は6貫しか持っていなかったが、いい稼ぎになったでござる。
49ねね:02/01/23 01:55
わーい、おめでとうございますっ♪
めでたくねぇー
拙者「ねね、今帰ったぞ!」
ねね「まあ、お前さま。おかえりなさいませ。
    最近のお前さまはとてもよい顔をなさってますわ」
拙者「い、いきなり何を言う。照れるではないか………」

ねねに稼ぎを見せたところ、とても喜んでくれた。
11月の評定模様

信長「当家に鉄砲がいくらあるか存じておるか」
信治「はっ、2800丁ございます」
信長「どうした、猿。何か物言いたげな面つきではないか」
拙者「殿に申し上げます。当家の鉄砲は更に少ないかと存じまする」
信長「うむ、猿の言う通りじゃ。信治よ、重臣の身で
     このような大事を間違うとは存外のうつけ者のよう」
信治「むう、おのれ下郎め! この屈辱は生涯忘れぬぞ………」
信長「しかし、足りぬ! 天下を掌握するにはまだ多くの鉄砲が必要じゃ。
     誰ぞ買い集めて参れ」
拙者「殿に申し上げます。その仕事、是非それがしにお命じ下さいませ!」
一益「ふん、このおべっか野郎が」

(注:ゲームの台詞そのままです)
「鉄砲か…。堺の商人や南蛮人をあたって見るのもよいが
 とりあえず鉄砲職人の所に行くかのう」

安土の町の鉄砲鍛冶に鉄砲を発注し、少し鉄砲屋で働いた後、
しばらく畿内をぶらついて見た所、下記の武将を発見。

 岡利勝 宇喜多家中老(武力64 魅力51 戦術07)

拙者「やあ、貴殿は岡利勝殿ではござらぬか」
利勝「なんだ貴公は。突然不躾ではないか」

更に不躾な事に抜刀し、成敗致した。

これまで奪った金額が80貫近くになっていたので堺で和書「平家物語」を購入。
主命達成を報告すると信長公より朱槍を頂いた。
なんともったいないことか!

拙者「有難き幸せ!」
信長「今後も励めよ」
拙者「ははーっ(これでまた存分に辻斬りができ申す…)」
拙者「うーん…」
ねね「どうされたのです、お前さま?」
拙者「いや、大殿がくれた朱槍の事がどうにも分からぬでのう」
ねね「立派な槍ではござりませんか。大殿がこれを下さったのは
    お前さまの働きを認めてのこと。もっと喜んで下さりませ!」
拙者「しかし鉄砲購入の恩賞に槍をくれるなんて聞いた事がない。
    合戦での働きならいざ知らず、どうにも謎だなあ」

ふと見れば我が刀鞘に血がにじんでいた。利勝を斬った時のもののようだ。
顔が血の気がひいた。
もしや、大殿は拙者が密かに辻斬りを働いているのを察して下さったのでは?
そういえばいつ何時も忍者が信長公の伝言を拙者の元に持ちよせてくる…。

もしそうならば、大殿の真意は何であろうか…?
56猿 ◆H4NTl7WE :02/01/23 03:38
序章「猿、辻斬りの味を覚える」終り

次章「猿、密命を受ける」に続く
5712:02/01/23 19:54
これ面白いなあ・・・
そろそろ墨俣築城だよね。
魅力40〜50代のおいしそうな武将は、
あと誰がいたかねえ・・・(笑)
上にも書いたけど、武将減らさないと、
新しい人でないものね。
木下小一郎くんも,Uみたいに最初から
仕官してくれないし。あの頃にすればUは
非常に良くできたゲームだった気がします。
これまでのゲームでも一番はまったよ。
あれやりたいから、プレステ買ったのも
きっと俺ぐらいだと思うけど。

評判のいいWもやってみたいんだけど、
まずは自分が仕事を持たんと・・・(笑)
(当方大学3年)

今後も期待してま−す!
58黒田かんべえ:02/01/24 15:47
>>57
能登の長続連・綱連親子。(魅力が50や51になっている場合もあるが)
浅井家なんかは細江左馬介だの宮部継潤だの赤尾清冬だのと魅力50以下の
輩が多いのでなかなか最適かと。

(滝川一益が織田家を辞めて浪人になったので斬った経験あり。)(w
59猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 20:32
<第一章・猿、密命を受ける>

その日の信長は甚だ機嫌が悪かった。
家臣は皆、冷たい床に頭をつけたまま微動だにしない。
外からは凍りつくような寒風に誘われた小雪が舞い降りてくる。
「勝家。失敗の原因を申せ」
「はは。大殿の命じられた斎藤家攻略に必要な“墨俣築城”、
 手順通り行なおうとしましたが、奴らが乱した水流と、
 機を見て繰り出してくる軍勢に叶わず…。
 愚見申し上げますが、我らが墨俣に築城するなど、無理な話で…」
「ほう、勝家。余に意見申すか」
勝家は首に凍りつくような寒さを覚えた。雪か怖れか。震えを殺す。
青白いこめかみに血脈を浮かばせた信長は周囲を見て言う。
「皆、よく聞けよ。斎藤との戦いに墨俣の城を諦めるは、
 当家の明日を諦めるに等しい。しかるにこの仕事は断じて成就せねばならぬ。
 この勝家ですら失敗したこの難事を見て巧妙の機と心得る者はないか」

数秒静寂。
勝家は横目に皆を見た。誰もがこの寒さに冷汗を流し、沈黙を守り、
時が去るのをひたすらに耐えている。
信長も誰かが立つのを待っている。
60猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 20:42
風の声を残して沈黙は依然続く。
信長は何度か家来に呼びかけた。応答はない。
このままでは勘気をこうむった勝家が切腹を命じられるのは明白だった。
滝川一益が藤吉郎の目を見た。
(お前、たて)
目を逸らす藤吉郎。次の目先にいる佐久間信盛も藤吉郎に目配せした。
(勝家殿の事を思えば下郎上がりのお前が身代わりになるのが一番だ)
猿、目を伏せる。
信盛、已む無く藤吉郎の背後にいる子飼いの者に目で合図した。
藤吉郎の尻に針が伸びた。
小さな悲鳴と共に飛び上がる藤吉郎。
信長と目があった。
「せっ、拙者…!」弁解しようにも口がまわらない。
「殊勝」
信長は藤吉郎に墨俣築城を命じた。
61猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 21:10
さて何かよくわからんが墨俣に城を築かねばならなくなった。
おそらく信長公も猿が立ちあがった時、寒さに耐えかねていたのだろう。
当の本人を含めて、命じた主君も、家来たちも猿に出来る仕事だとは思っていない。
しかし猿は利家の助言を得、該当する周囲一帯を仕切る
野武士の棟梁・蜂須賀小六を篭絡し、これとともに墨俣の築城を
なんと一夜にして成し遂げる快挙を成し遂げた。

「これで斎藤と互角に戦える。でかしたぞ猿!」
「されば大殿にお願いがござります」
「よい。申せ」
「利家殿の謹慎を解いてくださりませぬか…。
 利家殿は此度の築城に並々ならぬ尽力を働いてくださりました」
「よいだろう。余もそろそろあやつを召し戻そうと思っていたところじゃ。許す」
「ありがたき幸せ!」
62猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 21:18
さて、此度は拙者もよく働いたのう。
しかし何かこうしっくりと行かぬような、気が晴れぬような…。

墨俣に築城を成し遂げた事は確かに目を見張るような快挙であったが、
本当にこれでよいのかと疑問がわく。
では何がよいのかと問えば答えは出ないが、大殿から頂いた朱槍を見ていると
どうも気難しくなって来る。

ねね「気晴らしに出たほうがようございますよ」

そうじゃの。ちょっくら外に出かけてくるかの。
63猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 21:25
細川殿に弁舌を指南頂いた後、尾張をほっつき歩いていると
薄暗い面をした伊勢侍が領内に入ってきたのでこれを襲撃した。

北畠家奉行 木造具政(武力44 魅力43)略奪金額8貫

「うむ、これは幸先がよい」
拙者は死体と化した木造の懐から金を奪うとさて次はどこへ行こうかと思案した。
6412:02/01/24 23:39
大沢正秀を殺しておくと、
築城を全く邪魔されません。
ドラマ性も何もあったもんじゃないけど。

>58
ほほう!宮部継潤か。
本当は後々秀吉の部下になるんだけどね(笑)
そういえばUには個人戦闘シーンに
「会心の一撃!」みたいな藤吉郎が空中で
一回転して、切りつけるアニメーションがあったけど、
あれは笑ったわ。5分ぐらい笑いが止まらなかった。
65 :02/01/24 23:48
98版2で、最初の評定の前に武力だか戦闘だか忘れたが100にした記憶がある。
武力255の町の住人を斬りまくって。
墨俣城を完成させないと後々不都合が出たりしたなぁ。。。
横槍失礼。
66猿 ◆H4NTl7WE :02/01/25 00:57
藤吉郎は不意に天の声を聞いた!
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>>57 >>64
な、何か声がするぞ! 確かに墨俣築城をやり終えたのは拙者だよ。
ついでに言えば一発で築城に成功したら軍勢は仕掛けてこなかった。
よって大澤の軍勢と相見えることもなかったよ。

>>58
むむう。何か懐かしいような声に思うが気のせいかな…。
なに、能登畠山や浅井の家中にいる嫌われ者の武将を斬り捨てれば
人気を得ると…? 拙者に売名をしろと言うのか。いや、しかしそれは面白い。

>>65
ううむ。世の中には面白いと言うか恐ろしい御仁がおられますなあ。

それにしても最近、拙者にこのような奇怪な声が聞こえ始めたのは何事?
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奇妙な体験に今頃頭を悩ませる藤吉郎。
しかし自然その足取りは声の主に従って琵琶湖方面へと向かうのだった。
果して天声の示唆するところに従う藤吉郎は如何なる道に進むのであろうか…。
67猿 ◆H4NTl7WE :02/01/25 02:10
12月の犠牲者

朝倉家物頭
 小林吉隆 武69 魅43

朝倉家奉行
 堀江景実 武60 魅41

能登畠山家中老
 長 続連 武45 魅48

毛利家奉行
 桂 元澄 武48 魅53
68黒田かんべえ:02/01/25 16:57
斎藤家の大沢正秀、無理矢理生かした。
大沢は山岡荘八の『織田信長』で秀吉に助言したりして
大活躍だった(=好感を持ってた)ので。
その後大沢は稲葉山の城主になったが、むしろ歓迎したなあ。
6912:02/01/25 22:23
再びちゃちゃ入れ。

次はどうやって斎藤家を滅亡させるかだね。
信玄が時々東美濃に進出してきて、
邪魔されるパターンが一番むかついたけど。
まあ、ここでは、美濃の三家老をしっかり調略して
中老になることが目標か。
そういえば斎藤龍興は一回だけ降伏させたことがある。
後々大名になった時、武田信玄も屈服させた。
あと、誰かハンドブックに書いてある幻のイベント
「長篠の戦い」を実現させた人いる?
本能寺の変を細川藤孝が起すなど(笑)
いろんなトラブルはあったけど、
ついぞあれだけは実現できなかった。
70 :02/01/25 23:45
寝て寝て寝て寝てあげまくれ
まあ進行の予想はプレイヤーがやりにくくなる場合も
あるので、マターリ見守りたまへ。
72無名武将@お腹せっぷく:02/01/26 10:10
おうえんage
73無名武将@お腹せっぷく:02/01/26 12:44
SFCとPCの違いってあるの?
おお、充実した辻斬りライフを送っておられますな。

斬って斬って斬りまくり、誰も出歩かないぐらい斬り倒すと、思わず天下が静謐に
なって良かったり…
75無名武将@お腹せっぷく:02/01/26 23:38
MDとSFCも微妙に違うという噂
76猿 ◆H4NTl7WE :02/01/27 12:01
某月某日

幕臣あがりの細川殿と親しく会話する事が増えた。
細川殿は口を開けば「これからの武士は芸達者でなければならん」と仰り、
亡き義輝公の如く、一芸に秀でる事が如何に肝要であるかを説かれる。
「藤吉郎殿、戦国の世で見を立てたいと思わば、武威だけではままならんぞ。
 貴殿は頭がよく廻り、弁舌の才も豊かだ。これからは武略・謀略に精進せよ。
 もし漢書を持ってこられたら、わしが自ら調略の極意を伝授いたそう」
細川殿は拙者を随分と買い被っておられるようで、漢書があれば
もっと面白いことを教えてくれそうだ。しかし漢書は結構高価なはず…。
77猿 ◆H4NTl7WE :02/01/27 12:10
1561年01月
「…金がいるな」

大殿から命じられた鉄砲調達のため、堺に向かいながら、
漢書を入手する策を考えていた。

「…やはり、また誰か斬らねばならんかの。
 しかし、そう易々と金持ちがうろついているとは思えないが」

一人ごちていると山城の街道をぶらついている武士を見つけたので
顔も名前も何も調べず、考えなしに、えいやっと斬りつけた。

拙者「貴様はだれだっ」
武士「い、いきなり斬りつけるとは何事ぞ。それにそれはこっちの台詞だ!」

見ればこの武士、果報な事に、北畠家奉行の神戸具盛(武45 魅48)であった。

拙者「貴殿には何の怨みもないが、その懐にふるものに用があるので死んでもらう」
神戸「なっ、なに!?」

泡を食う神戸。

拙者「どりゃあーーーーーっ」
神戸「う、うぐっ」
拙者「…やったか?」
78猿 ◆H4NTl7WE :02/01/27 12:10
急所を斬りつけられ、血飛沫をあげた神戸はその場に倒れ、
彼の懐を漁る拙者に向かってあらん限りの罵倒を投げかけた。

「おのれ。貴様、追いはぎの真似などしおって、それでも武士か!」
「拙者、元々下賎のものなれば、武士を名乗るはおこがましい身分と存ずる」

すっとぼけて財布の中身を勘定した後は余念なく、
彼の死体を薄く氷の張り詰めた泉へ投げ捨て、
その足で大金を手に近くの賭場に向かい、路銀を稼ぎ、漢書を購入した。
さてこれで細川殿から調略の妙技を教わるとしよう。
79猿 ◆H4NTl7WE :02/01/29 00:08
すいません。私事の都合で時間がなくなり、リプレイできなくなりました。

最後にこのリプレイでやろうと思っていたことをネタバレ。

やがて猿が細川氏に辻斬りのことをそれとなく触れられ、
「無益な殺生よりも大義ある殺生をするのが武士」と諭され、更に光秀に
「上様の無念、はらしてくれ」との密命を受け、足利義輝愛刀の鞘を譲られる。
以上が第一章:密命。

そして義輝の霊魂と交信しながら全国の全武将に一人一人罪状をかかげながら、
(例:松永久秀よ、お前は将軍家に対し云々…)片っ端から斬り殺して行く。
これが第二章:暴れん坊将軍

最後には織田家に謀反し、織田家の武将をも皆殺し(第三章:諸行無常)、
そして自分の武将(全国の浪人全員含む)も全員解雇して、
浪人と化して一列に並び街道を歩む彼らを百人斬りし、
武家社会を終わらせようと思っていました。

ちなみに最終章(後日談)ではたえず猿に情報を提供していた忍者が
新社会の頂点に立とうとする猿を殺しておしまい。

このように落ちまで考えていましたが、ここで終わる不手際をご容赦下さい。
応援して下さいました皆様には心よりお礼申し上げます。
80猿 ◆H4NTl7WE :02/01/29 00:14
信長「何だ、リプレイの仕事はもう終わったのか?
秀吉「い、いや途中でございます
信長「何をしている、早く片付けて来ぬか……それとも出来ぬと、申すのか
秀吉「可
信長「もう一度聞こう。本当に出来ぬと申すか
秀吉「可
信長「そうか。貴様には全く失望させられた。
秀吉「面目次第ございません


_______________________END
81無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 14:12
晒して
ネタもなしに何でも"晒す"なよ。

ネタ職人>>>>>>>>>81
83無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 18:07
>>82
レスつけんな、そんなのに(w
よって晒す。
84無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 18:11
じゃあ俺は>>83
お前を晒す
85無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 22:09
>>81-84
やめれ阿呆ども!
晒すぞ?
最近、固定よりも無名武将の質が著しく落ちた。
お前らなっとらん!
俺もなっとらん!
>>81-85
カス

>>86
よし!

終了で