太閤立志伝リプレイ記-米売って馬買っていい気持ち-

このエントリーをはてなブックマークに追加
1無名武将@お腹せっぷく
人生なんてそんなもんさ〜〜〜♪

ということで、
今から需要無視でスーファミ版のリコエイションゲーム
「太閤立志伝1」のリプレイ日記を綴ります。
何卒暖かい目でご助力頂ければありがたい限りです。
『太閤立志伝オープニング』
おのれの才覚で天下をねらえる
かつてそのような時代があった

力ある者のみが勝者と呼ばれ
力足りぬ者は敗者になり下がる

この激動の時代を人々は後に
「戦国時代」と称した


ここにも一人、天より授かった
豊かな運気と才能を頼りに
熱き野望を抱く男がいる

男の名は「木下藤吉郎」

彼こそはこの後に天下を掌握し
太閤の位まで上り詰める
豊臣秀吉その人である

この物語は彼の絵巻の如き
半生を書き記したものである
3替歌入道:02/01/21 23:20
藤吉郎「寝るぞ」
ねね「まあ…(ポッ)」

だったっけか。がんばってね〜〜
さて、ゲームは藤吉郎が信長に認められて足軽頭として
月一回清洲城で行なわれる評定に参加を許された事からはじまる。
時代は桶狭間合戦の直前で、今川義元が上洛の兵を進めようと
尾張南方の城砦を攻略しはじめた頃。

それで早速、今から能力作成をせねばならんが、
以下のいずれかのタイプから選ばねばならん。
どのタイプではじめようかな…。

願えればご助言所望します…。

猛将型…合戦に強く統率力に優れる(統率・武力が高い)
能吏型…内政面に強みを発揮(内政・統率・魅力が高く、武力・野心が低い)
知将型…調略外交が得意な策士(外交・魅力が高い)
武芸型…個人戦に強い剣術家(武力と野心だけが高い)
5:02/01/21 23:21
>>4
まずはオーソドックスに「知将型」希望。
一応、能力の紹介です。

外交 他国との交渉に有利なだけか
内政 開墾や築城などの作業に強いだけだったと思う
魅力 あらゆる局面で重要
統率 戦闘に内政に用いられる
武力 個人戦闘や合戦での攻撃力に関わる
野心 技能の修得、主人公の成長に大きく影響する

>>3
レス、ありがとうございます。
知将タイプだと梟雄プレイになりそうですね。
武将の型でプレイスタイルも一緒に決めてしまいたいと思います。
8無名武将@お腹せっぷく:02/01/21 23:28
おや・・・これは(w
9韓玄四代目:02/01/21 23:29
ジャーンジャーン
それっ応援sageじゃ!!
とりあえず24時くらいまで他に要望がなければ
知将で遊ばせて頂きとうござります。
11猿でも出来る天下取り ◆H4NTl7WE :02/01/22 00:02
とりあえずこんなん出来ました。

木下藤吉郎 足軽頭
 信頼100
 知行5貫 所持金1貫

外交 80 ■■■■
魅力 75 ■■■■
武力 57 ■■■
内政 90 ■■■■■
統率 50 ■■
野心 45 ■■

鉄砲D 調略C
騎馬D 茶道D
築城D 芸術D
弁舌C 文化D 戦術Lv.1 政略Lv.1
12無名武将@お腹せっぷく:02/01/22 00:06
なんか英傑型とかうつけ方とか裏技であったよね。
なつかしい。

まずは今川の家老山田影隆を切ろう!
(相手の魅力が50台だと切っても藤吉郎に支障はでなかったね
1560年 5月某日
いつものように清洲で女の尻を追っていると、
旅で知り合い、以後個人的に関わりあっている忍(名前募集中)
に呼びとめられた。

「藤吉郎殿」
「なんじゃ、おい」
「今川の大軍がこの尾張に攻め入ったとの由にございます」
「ううむ、ついにやってきおったか。おとろしいのう」
「すぐにも軍議が開かれますぞ。清洲の城に向かわれた方がよろしいかと」
「わかった。すぐ行く」
>>12
今回、100回くらい試しましたが英傑型はできませんでしたので
普通にやらせていただきます(笑)。
山影は桶狭間で今川方として生き残ってくれれば斬り捨てましょう。
しかしこの武力で勝てたかな…。
15無名武将@お腹せっぷく:02/01/22 00:11
このゲームの不思議な所。
新武将が年代ではなく、他の武将が減ってくることで
登場すること。(新陳代謝?)
切って切って切りまくると、
60年代でも加藤清正や石田三成がでてきちゃうんだよね
16無名武将@お腹せっぷく:02/01/22 00:13
>14
切るなら美濃の日根野弘就もおすすめ。
あいつは魅力23だからこっちの魅力があがる!

俺は足利義輝配下にすること目標にしたけど、
ついぞ実現しなかったなあ(笑)
評定の間には群臣らが集い、ガヤガヤと賑わっている。

拙者はこっそりと末席に腰を下して周囲を見まわした。
上座に一等近い所でむすっと構えているのが柴田勝家様。
織田家の筆頭家老で御家一番の武辺者である。
その近くに座しているのが滝川一益殿と前田利家殿。
前田殿は数年前、信長公の勘気をこうむり、
以来出仕止めの身であるが、今回は非常の事態と言う事で
勝家様が連れて来たらしい。拙者の顔を見るなり、ちょっと大きく目をあけた。

池田「藤吉郎。お主も来たか」
拙者「やや、これは恒興様!」
池田「様はよせ。わしもたかが物頭。ともに織田家に仕える者なら同志ぞ」
拙者「ところで大殿の姿が見えぬようですが?」
池田「うむ。実は困った事に、大殿は先週鷹狩に出かけたきり、
    全く姿を見せられぬのじゃ」
拙者「そ、それは本当でござりますか?」
池田「御家の一大事というのに困ったお人じゃ…」

その時、勝家様の怒声が一同に沈黙を強いた。
「大殿!」

信長公が現れた。鷹狩の装束のままである。
信長公はそのままの姿で上座まで大股に歩み寄り、立ったまま皆に訊ねた。

信長「一同、大儀であるな。今川が来たと聞くが本当か」

長秀
「はは。既に奴らの軍勢は当家の鷲津・丸根の城を取り囲み、
 各地より援軍の催促が来ております!」

勝家
「今川の軍勢は四万! 対する当家の軍勢はわずかに四千。
 援軍に向かうは下策かと存じます」

長秀
「しかし佐久間殿の守る丸根には700ほどの兵しかおりませぬ。
 見捨てれば明日にも落城することは必定」

勝家
「しかし佐久間のために当家を滅亡させる事はかなわぬ」

信長
「これだけ集まってこれまでに出揃った意見はそれだけか?
 もう夜もふけた。皆もそろそろ眠りにつくがよかろう。
 まさか寝つけぬ程の臆病者はこの中にはいまい」

信長公はそれだけ語ると座を外した。

群臣らは口々に「あれではどうにもなるまい」、
「大殿の知恵も曇られたか」と愚痴をこぼして城を出て行った…。
石田三成
「天よりレス担当を仰せつかった石田三成と申します。
 以後、お見知りおきくだされ。

 >>15
 そういえばこのゲームは寿命がないですからね。
 本能寺の変後も、のうのうと信玄公、元就公、氏康公、謙信公という
 英雄が生き残っていて、太閤様も随分苦労なされたとか。

 >>16
 貴重な情報ありがとうございます。おそらく近いうち、
 美濃の武人が一人行方不明になる事でしょう。

 そう言えば義輝公、このシリーズでは代々必ず数ヶ月で三好に殺されますね。
 せめてIVでは義輝公に天下を取らせたいものですが、これも寿命との闘いが…。
 何ともおいたわしい限り」
>>18の続き

翌日未明、信長公は突如、わずかな手勢のみを率いて城を出た。
群臣たちはこれを知ると慌てて主君の後を追った。
その中には先ほどまでねね(12歳)と今生の別れを惜しんで
ねっとりと閨を共にしていた藤吉郎の姿もあった。

行軍中、信長公の放った忍びが吉報をもたらす。
簗田「申し上げます! 今川義元の本陣、桶狭間山にて休息中!」
信長「今こそ好機。本陣を奇襲する。皆の者、我に続け!」

_____________________________

それはあっけない戦であった。豪雨の中、本陣を奇襲された
今川義元はその首を取られ、今川軍四万は壊滅。
織田軍の追撃を散々に受け、織田軍の大勝利に終わった。
藤吉郎もいくらか敵の足軽を討ち果たし、まずまずの初陣に満足の様子であった。
藤吉郎自宅

拙者
「ただいま戻ったぞ」

ねね12歳
「あなた、おかえりなさい!」

利家
「藤吉郎、出陣ご苦労であったな」

拙者
「ん? 利家殿、なんで拙者より早くここに!?」

利家
「堅い事を言うでない。これからは今川・斎藤攻めで忙しくなる。
 これからも織田家のため、働いてくれる事を願うぞ」

拙者
「おお。これからもよろしくお願い致す」

利家
「ところで来月の評定まで時間に余裕がある。しばらく近隣の地を歩き回って
 旅に慣れておくがよかろう。では俺はこれにて」
ようやくゲームスタートとなった。
さて利家殿の言った通り、来月までしばらく時間がある。
まずは如何したものかな。
適当にぶらつくもよし、家中の方に剣術を指南頂くもよし、
これから目障りになりそうな敵将にちょっかいを出しに行くのもよし、
とりあえず、井ノ口の馬屋で小銭を稼ごうかと思うが…。
美濃の井ノ口で働いているうちにちょっぴり馬術の覚えがよくなったようだ。
そろそろ評定なので一旦帰宅。ねねの元ですっかり骨休みし、
6月の評定に備えた。

築城D→C(利家殿の格別のご好意で教わった)
騎馬D→C
<はじめての評定>
信長公より兵糧2000石の売却を拝命。
主命を受諾し、早速井ノ口の米屋に向かう。

拙者「おい。米を買ってくれ」
米屋「これはこれは。2000石ならば800貫でひきとりましょう」
拙者「もう少し何とかならんか」
米屋「では勉強させてもらって880貫ではいかがなものでしょうか」
拙者「もう一声!」
米屋「しょうがありませんね、926貫ではいかがなものでしょうか」
拙者「(弁舌Cではこれが限度じゃ)よし売った!」
25猿でも出来る天下取り ◆H4NTl7WE :02/01/22 01:35
さて井ノ口の町を出たついでに斎藤家の本城である
稲葉山城の情報を軽く集めて見た。
噂によると今、城には当主の斎藤竜興と
家老・遠山景任(武力47戦術8 魅力47)の両名くらいしか
いないようである。

「家老殿か…。ほう。消えてもらえば将来の敵が一人減る。
 おまけに家老ともなれば幾らかの財産を構えているはず」

拙者の中でむくむくと黒い欲望がうずく。
ひとまず、稲葉山に忍び込んでみよう…。
舌三寸を持って斎藤家の足軽どもをたぶらかし、城内に潜入。
遠山殿の屋敷に近づこうとするが…
「なんだお前は。お前ごときに家老様がお会いになると思うたか?
 身分をわきまえよ!」
あっさり追い出されてしまった…。やれやれ。
27無名武将@お腹せっぷく:02/01/22 01:44
美濃の日根野弘就は留守?
だったら必ず稲葉山城に戻ってくるから待ち伏せするといいよ(w
28無名武将@お腹せっぷく:02/01/22 01:50
出世しすぎて稲葉山城主にならないように。
已む無く井ノ口の町に戻り、馬屋でへとへとになるまで働き通す。
疲れ果てた後、清洲に戻り、信長公に主命の達成を報告。
「大儀であった。たまには家に帰ってねねを喜ばせてやるがよい」との
お言葉を頂き、仰せの通り、その足で帰宅して、身体の疲れを癒した…。

>>27
レスを見る前に動いてしまったので待ち伏せはできなんだ。
これは失敗。
三成にレスさせようと思ったが、奴はまだ不慣れなようなので
やっぱり拙者が直々にレス致す事にした。

>>28
石高が大きくていい城だと思うんだが、
稲葉山城主になるとイベントが止まっちゃうのかな?

そう言えば拙者の友達は墨俣城主になったと喜んでいた。
それですぐに謀反して尾張領主に…。
>>30
稲葉山は駆け足で出世しないとならないから…
後はあそこで謀反起こすとかなり楽勝ムードに…
今はねねたん12歳とふとんで毎日転がって体力回復しています。
自宅に帰るとねねたんがいつも待ち構えてくれて、
「寝る」を選ぶとねねたんが赤面。
それで画面は暗くなって、布団が布かれ、
ねねたんと藤吉郎はその布団をゴロゴロと転がります。

>>31
割とのんびりプレイしていますので
今回は稲葉山城主は難しいですね。
拙者
「疲れも癒えた。さて、また来月の評定までまだ十日以上があるな。
 ちょっと出かけてくるかな」

ねね
「いってらっしゃいませ、お前様」

今、大殿は尾張国内の今川の残党駆逐に忙しいが、
これが片付けば次なる敵は斎藤に違いない。
拙者は生活が安楽なうちに斎藤家の偵察に出る事にした。
稲葉山城に潜入。すると…。

足軽「お城の周りをうろつくとは、怪しい奴! 出会え! 出会え!」
拙者「い、いかん!」
取り囲まれてしまった。斎藤家の将が現れる。
氏家ト全「神妙にせよ。それば命までは取らぬ」

ここは戦って逃亡をはかるべきか、それても神妙にするべきか…!?
拙者はおもむろに刀を取りだし、めちゃくちゃに振りまわした。
意表を突かれたのか、足軽どもは動きがとまる。
今だ!
拙者は駆け足で稲葉山城を後にした。

氏家「おのれ。あの猿。今度見つけたら斬り殺してやる」

−氏家ト全の怨みを買いました−
あれから美濃地方は鬼門となった。
何度かあちらに出向くと、氏家ト全が拙者を追い掛け回し、
この前なんか土下座して命乞いするありさま…。
死ぬかと思ったよ。
立志伝1といえば…。
僕の場合、桶狭間で必ず庵原将監とかいう今川家臣を味方につけていたので
米売りは彼に任せてた。(w
>>37
桶狭間では今川の将でこちらに降ったものはござらなんだ。
米売は時間がとれるので米売った後、馬屋さんで働いて修行中なのじゃ。
馬の扱いに手馴れたら次は鉄砲の主命を請け負うつもりでござる。
しかし足軽頭程度で鉄砲の買物させてくれるのかの?
1560年7月17日

忍者「藤吉郎様」
拙者「うむ。どうした?」
忍者「三好家のものが足利家の二条城を襲撃した模様です」
拙者「な、なんと! 有名故実とはいえ、奴ら将軍様に手だしするとは…」
忍者「義輝公は討死。世継に新たな公方が擁立された噂も聞きませぬ」

何ともあっけない幕府の最後であった。
此処は豆知識レスもOKなの?
信長に目通り叶えば主命もらえるよ(中老位までいかないと安定しないけど)

出来るだけ早い段階で南蛮商館(堺)で鉄砲取引可能にしておくと後が楽…
米売り拒否鉄砲だけ請け負ってセーブ&ロード(扱いない事もあるからね)

やろうと思えば2回目辺りの評定からこの道に乗れる…
木下足軽隊の長屋の>>40

おお。ご助言、まことかたじけないでござる!
確かに内謁が叶えば一々評定に参加せずとも主命をもらい続けるなあ。
拙者、どちらかと言えば詭弁の輩ゆえ、譜代の方々には嫌われておるから
その方がよろしいかも…。

暫くは修行に精を出さねばならんが。
あと堺の南蛮商人と仲良くするにはやはり買物で親しくせねばならんのかな。
それならば資金がいりますなあ。
1560年8月1日 <幕臣の登用>(評定の間)

信長公
「本日は皆に知らせたい話がある。
 足利幕府が三好家に討たれた話しは既に知っておろうが、
 その遺臣である明智光秀・細川藤孝の両名が
 はるか都よりこの尾張までこの信長を頼ってきた。
 光秀も藤孝、これに」
光秀
「はは。拙者、将軍家に仕えておりました明智光秀と申します」
藤孝
「同じく藤孝と申す。此度は仇である三好家の打倒を信長様に頼ろうと参り申した」
信長公
「二人ともかつて義輝公に重宝されていた有能な将である。
 今後は織田家のために働いてもらう。見知っておけ」
一同
「はは」
なんか凄い奴が織田家に来たぞ。拙者はねねのすすめもあって、
とりあえず挨拶に明智殿の屋敷を訪問する事にした。

拙者「お初に目にかかります。拙者足軽頭を勤めます木下藤吉郎と申しますお目通りがかない光栄に存じます」
光秀「おう、貴殿が木下殿か。拙者は新規召抱えられた明智光秀と申す者でござる」
拙者「仕官おめでとうござりまする。今日はその御挨拶に参った次第です」

少しだけ雑談に興じ、長居するには多忙そうに見えたので早々に退席した。
この明智なる男、気品があり、容姿に優れ、いい男だのう。
こういう男とは仲良くするに限るわい。
信長公に内謁を願ったところ、ご機嫌がよろしいらしく
お目通りがかなったので、怖れながら主命を願った。

信長
「おお、猿か。今日はなんだ?」

拙者
「城内の米が少し余っておりますなあ。よろしければ拙者が一走り
 売りさばいてご覧に入れますが如何な物で御座ろう」

信長(ちと目つきが変わる)
「猿よ。そちの言い分もっともだが、今のお前の身分では評定を通さず
 仕事を与える訳にはいかんのだ。来月まで控えておれ」

拙者(平伏)
「ははぁー」

ああ、怖かった。大殿の仰せ、もっともな事だわい。
しばらくのんびり仕事に精を出そう。
しかし一生このまま足軽頭で終えるつもりはないぞ。
45猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/22 23:32
1560年9月1日

信長公に普段の働きが認められ、物頭に抜擢される。
おお。これで池田殿と同じ身分にまで上り詰めたわい。
めでたいのう。

しかし言いつけられた仕事は相変わらず米売りだった…。
46猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/23 01:31
1560年10月某日
最近は剣術の修行に余念がなく、家中の武芸自慢の諸兄に指南を頂く
まだ利家殿ほどの腕前には至らぬが数ヶ月前と比べれば
遥かに腕は立つようになった。(武力71)
「たまにはこの腕、存分にふるって見たいものよのう」

一人ごちながら馬術の修行に励もうと美濃に向かう。

道中、以前(>>25)狙い損ねた斎藤家家老・遠山景任(武力47 戦術8 魅力47)
が主命を終えて街道を歩んでいるのを耳に聞く。
「しめた」
拙者は舌なめずりし、彼の行く先で待ち伏せする事にした…。
47猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/23 01:40
<♪はじめての辻斬り♪>

拙者「貴様を生かしておくわけにはいかぬ、抜け!」
遠山「その業前で拙者を斬ると申すか、笑止なり」

(数分後)

ずばずばずば…(多量出血)

遠山景任は死んでしまった。
(かわいい歩みで死体に歩み寄る藤吉郎)
倒した相手から12貫を手に奪った。

ヤター!
48猿(物頭) ◆H4NTl7WE :02/01/23 01:53
<二人目の辻斬り>

ついでに近くに笠松新介なる能登畠山の目付を発見。
(武力55 魅力41 戦術07)

拙者「貴様を生かしておくわけにはいかぬ、抜け!」

調子に乗ってこの男にも斬りつける。

何度か逃げられ討ち洩らしそうになるが
「貴様のことは我が主君に報告する」等と脅されたが最後、
「そんなことはさせないぞ」とばかりに追跡を怠らず、
何度も何度もしつこく斬りつけた結果、見事仕留めた。
笠松は6貫しか持っていなかったが、いい稼ぎになったでござる。
49ねね:02/01/23 01:55
わーい、おめでとうございますっ♪
めでたくねぇー
拙者「ねね、今帰ったぞ!」
ねね「まあ、お前さま。おかえりなさいませ。
    最近のお前さまはとてもよい顔をなさってますわ」
拙者「い、いきなり何を言う。照れるではないか………」

ねねに稼ぎを見せたところ、とても喜んでくれた。
11月の評定模様

信長「当家に鉄砲がいくらあるか存じておるか」
信治「はっ、2800丁ございます」
信長「どうした、猿。何か物言いたげな面つきではないか」
拙者「殿に申し上げます。当家の鉄砲は更に少ないかと存じまする」
信長「うむ、猿の言う通りじゃ。信治よ、重臣の身で
     このような大事を間違うとは存外のうつけ者のよう」
信治「むう、おのれ下郎め! この屈辱は生涯忘れぬぞ………」
信長「しかし、足りぬ! 天下を掌握するにはまだ多くの鉄砲が必要じゃ。
     誰ぞ買い集めて参れ」
拙者「殿に申し上げます。その仕事、是非それがしにお命じ下さいませ!」
一益「ふん、このおべっか野郎が」

(注:ゲームの台詞そのままです)
「鉄砲か…。堺の商人や南蛮人をあたって見るのもよいが
 とりあえず鉄砲職人の所に行くかのう」

安土の町の鉄砲鍛冶に鉄砲を発注し、少し鉄砲屋で働いた後、
しばらく畿内をぶらついて見た所、下記の武将を発見。

 岡利勝 宇喜多家中老(武力64 魅力51 戦術07)

拙者「やあ、貴殿は岡利勝殿ではござらぬか」
利勝「なんだ貴公は。突然不躾ではないか」

更に不躾な事に抜刀し、成敗致した。

これまで奪った金額が80貫近くになっていたので堺で和書「平家物語」を購入。
主命達成を報告すると信長公より朱槍を頂いた。
なんともったいないことか!

拙者「有難き幸せ!」
信長「今後も励めよ」
拙者「ははーっ(これでまた存分に辻斬りができ申す…)」
拙者「うーん…」
ねね「どうされたのです、お前さま?」
拙者「いや、大殿がくれた朱槍の事がどうにも分からぬでのう」
ねね「立派な槍ではござりませんか。大殿がこれを下さったのは
    お前さまの働きを認めてのこと。もっと喜んで下さりませ!」
拙者「しかし鉄砲購入の恩賞に槍をくれるなんて聞いた事がない。
    合戦での働きならいざ知らず、どうにも謎だなあ」

ふと見れば我が刀鞘に血がにじんでいた。利勝を斬った時のもののようだ。
顔が血の気がひいた。
もしや、大殿は拙者が密かに辻斬りを働いているのを察して下さったのでは?
そういえばいつ何時も忍者が信長公の伝言を拙者の元に持ちよせてくる…。

もしそうならば、大殿の真意は何であろうか…?
56猿 ◆H4NTl7WE :02/01/23 03:38
序章「猿、辻斬りの味を覚える」終り

次章「猿、密命を受ける」に続く
5712:02/01/23 19:54
これ面白いなあ・・・
そろそろ墨俣築城だよね。
魅力40〜50代のおいしそうな武将は、
あと誰がいたかねえ・・・(笑)
上にも書いたけど、武将減らさないと、
新しい人でないものね。
木下小一郎くんも,Uみたいに最初から
仕官してくれないし。あの頃にすればUは
非常に良くできたゲームだった気がします。
これまでのゲームでも一番はまったよ。
あれやりたいから、プレステ買ったのも
きっと俺ぐらいだと思うけど。

評判のいいWもやってみたいんだけど、
まずは自分が仕事を持たんと・・・(笑)
(当方大学3年)

今後も期待してま−す!
58黒田かんべえ:02/01/24 15:47
>>57
能登の長続連・綱連親子。(魅力が50や51になっている場合もあるが)
浅井家なんかは細江左馬介だの宮部継潤だの赤尾清冬だのと魅力50以下の
輩が多いのでなかなか最適かと。

(滝川一益が織田家を辞めて浪人になったので斬った経験あり。)(w
59猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 20:32
<第一章・猿、密命を受ける>

その日の信長は甚だ機嫌が悪かった。
家臣は皆、冷たい床に頭をつけたまま微動だにしない。
外からは凍りつくような寒風に誘われた小雪が舞い降りてくる。
「勝家。失敗の原因を申せ」
「はは。大殿の命じられた斎藤家攻略に必要な“墨俣築城”、
 手順通り行なおうとしましたが、奴らが乱した水流と、
 機を見て繰り出してくる軍勢に叶わず…。
 愚見申し上げますが、我らが墨俣に築城するなど、無理な話で…」
「ほう、勝家。余に意見申すか」
勝家は首に凍りつくような寒さを覚えた。雪か怖れか。震えを殺す。
青白いこめかみに血脈を浮かばせた信長は周囲を見て言う。
「皆、よく聞けよ。斎藤との戦いに墨俣の城を諦めるは、
 当家の明日を諦めるに等しい。しかるにこの仕事は断じて成就せねばならぬ。
 この勝家ですら失敗したこの難事を見て巧妙の機と心得る者はないか」

数秒静寂。
勝家は横目に皆を見た。誰もがこの寒さに冷汗を流し、沈黙を守り、
時が去るのをひたすらに耐えている。
信長も誰かが立つのを待っている。
60猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 20:42
風の声を残して沈黙は依然続く。
信長は何度か家来に呼びかけた。応答はない。
このままでは勘気をこうむった勝家が切腹を命じられるのは明白だった。
滝川一益が藤吉郎の目を見た。
(お前、たて)
目を逸らす藤吉郎。次の目先にいる佐久間信盛も藤吉郎に目配せした。
(勝家殿の事を思えば下郎上がりのお前が身代わりになるのが一番だ)
猿、目を伏せる。
信盛、已む無く藤吉郎の背後にいる子飼いの者に目で合図した。
藤吉郎の尻に針が伸びた。
小さな悲鳴と共に飛び上がる藤吉郎。
信長と目があった。
「せっ、拙者…!」弁解しようにも口がまわらない。
「殊勝」
信長は藤吉郎に墨俣築城を命じた。
61猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 21:10
さて何かよくわからんが墨俣に城を築かねばならなくなった。
おそらく信長公も猿が立ちあがった時、寒さに耐えかねていたのだろう。
当の本人を含めて、命じた主君も、家来たちも猿に出来る仕事だとは思っていない。
しかし猿は利家の助言を得、該当する周囲一帯を仕切る
野武士の棟梁・蜂須賀小六を篭絡し、これとともに墨俣の築城を
なんと一夜にして成し遂げる快挙を成し遂げた。

「これで斎藤と互角に戦える。でかしたぞ猿!」
「されば大殿にお願いがござります」
「よい。申せ」
「利家殿の謹慎を解いてくださりませぬか…。
 利家殿は此度の築城に並々ならぬ尽力を働いてくださりました」
「よいだろう。余もそろそろあやつを召し戻そうと思っていたところじゃ。許す」
「ありがたき幸せ!」
62猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 21:18
さて、此度は拙者もよく働いたのう。
しかし何かこうしっくりと行かぬような、気が晴れぬような…。

墨俣に築城を成し遂げた事は確かに目を見張るような快挙であったが、
本当にこれでよいのかと疑問がわく。
では何がよいのかと問えば答えは出ないが、大殿から頂いた朱槍を見ていると
どうも気難しくなって来る。

ねね「気晴らしに出たほうがようございますよ」

そうじゃの。ちょっくら外に出かけてくるかの。
63猿 ◆H4NTl7WE :02/01/24 21:25
細川殿に弁舌を指南頂いた後、尾張をほっつき歩いていると
薄暗い面をした伊勢侍が領内に入ってきたのでこれを襲撃した。

北畠家奉行 木造具政(武力44 魅力43)略奪金額8貫

「うむ、これは幸先がよい」
拙者は死体と化した木造の懐から金を奪うとさて次はどこへ行こうかと思案した。
6412:02/01/24 23:39
大沢正秀を殺しておくと、
築城を全く邪魔されません。
ドラマ性も何もあったもんじゃないけど。

>58
ほほう!宮部継潤か。
本当は後々秀吉の部下になるんだけどね(笑)
そういえばUには個人戦闘シーンに
「会心の一撃!」みたいな藤吉郎が空中で
一回転して、切りつけるアニメーションがあったけど、
あれは笑ったわ。5分ぐらい笑いが止まらなかった。
65 :02/01/24 23:48
98版2で、最初の評定の前に武力だか戦闘だか忘れたが100にした記憶がある。
武力255の町の住人を斬りまくって。
墨俣城を完成させないと後々不都合が出たりしたなぁ。。。
横槍失礼。
66猿 ◆H4NTl7WE :02/01/25 00:57
藤吉郎は不意に天の声を聞いた!
_________________________________
>>57 >>64
な、何か声がするぞ! 確かに墨俣築城をやり終えたのは拙者だよ。
ついでに言えば一発で築城に成功したら軍勢は仕掛けてこなかった。
よって大澤の軍勢と相見えることもなかったよ。

>>58
むむう。何か懐かしいような声に思うが気のせいかな…。
なに、能登畠山や浅井の家中にいる嫌われ者の武将を斬り捨てれば
人気を得ると…? 拙者に売名をしろと言うのか。いや、しかしそれは面白い。

>>65
ううむ。世の中には面白いと言うか恐ろしい御仁がおられますなあ。

それにしても最近、拙者にこのような奇怪な声が聞こえ始めたのは何事?
_________________________________

奇妙な体験に今頃頭を悩ませる藤吉郎。
しかし自然その足取りは声の主に従って琵琶湖方面へと向かうのだった。
果して天声の示唆するところに従う藤吉郎は如何なる道に進むのであろうか…。
67猿 ◆H4NTl7WE :02/01/25 02:10
12月の犠牲者

朝倉家物頭
 小林吉隆 武69 魅43

朝倉家奉行
 堀江景実 武60 魅41

能登畠山家中老
 長 続連 武45 魅48

毛利家奉行
 桂 元澄 武48 魅53
68黒田かんべえ:02/01/25 16:57
斎藤家の大沢正秀、無理矢理生かした。
大沢は山岡荘八の『織田信長』で秀吉に助言したりして
大活躍だった(=好感を持ってた)ので。
その後大沢は稲葉山の城主になったが、むしろ歓迎したなあ。
6912:02/01/25 22:23
再びちゃちゃ入れ。

次はどうやって斎藤家を滅亡させるかだね。
信玄が時々東美濃に進出してきて、
邪魔されるパターンが一番むかついたけど。
まあ、ここでは、美濃の三家老をしっかり調略して
中老になることが目標か。
そういえば斎藤龍興は一回だけ降伏させたことがある。
後々大名になった時、武田信玄も屈服させた。
あと、誰かハンドブックに書いてある幻のイベント
「長篠の戦い」を実現させた人いる?
本能寺の変を細川藤孝が起すなど(笑)
いろんなトラブルはあったけど、
ついぞあれだけは実現できなかった。
70 :02/01/25 23:45
寝て寝て寝て寝てあげまくれ
まあ進行の予想はプレイヤーがやりにくくなる場合も
あるので、マターリ見守りたまへ。
72無名武将@お腹せっぷく:02/01/26 10:10
おうえんage
73無名武将@お腹せっぷく:02/01/26 12:44
SFCとPCの違いってあるの?
おお、充実した辻斬りライフを送っておられますな。

斬って斬って斬りまくり、誰も出歩かないぐらい斬り倒すと、思わず天下が静謐に
なって良かったり…
75無名武将@お腹せっぷく:02/01/26 23:38
MDとSFCも微妙に違うという噂
76猿 ◆H4NTl7WE :02/01/27 12:01
某月某日

幕臣あがりの細川殿と親しく会話する事が増えた。
細川殿は口を開けば「これからの武士は芸達者でなければならん」と仰り、
亡き義輝公の如く、一芸に秀でる事が如何に肝要であるかを説かれる。
「藤吉郎殿、戦国の世で見を立てたいと思わば、武威だけではままならんぞ。
 貴殿は頭がよく廻り、弁舌の才も豊かだ。これからは武略・謀略に精進せよ。
 もし漢書を持ってこられたら、わしが自ら調略の極意を伝授いたそう」
細川殿は拙者を随分と買い被っておられるようで、漢書があれば
もっと面白いことを教えてくれそうだ。しかし漢書は結構高価なはず…。
77猿 ◆H4NTl7WE :02/01/27 12:10
1561年01月
「…金がいるな」

大殿から命じられた鉄砲調達のため、堺に向かいながら、
漢書を入手する策を考えていた。

「…やはり、また誰か斬らねばならんかの。
 しかし、そう易々と金持ちがうろついているとは思えないが」

一人ごちていると山城の街道をぶらついている武士を見つけたので
顔も名前も何も調べず、考えなしに、えいやっと斬りつけた。

拙者「貴様はだれだっ」
武士「い、いきなり斬りつけるとは何事ぞ。それにそれはこっちの台詞だ!」

見ればこの武士、果報な事に、北畠家奉行の神戸具盛(武45 魅48)であった。

拙者「貴殿には何の怨みもないが、その懐にふるものに用があるので死んでもらう」
神戸「なっ、なに!?」

泡を食う神戸。

拙者「どりゃあーーーーーっ」
神戸「う、うぐっ」
拙者「…やったか?」
78猿 ◆H4NTl7WE :02/01/27 12:10
急所を斬りつけられ、血飛沫をあげた神戸はその場に倒れ、
彼の懐を漁る拙者に向かってあらん限りの罵倒を投げかけた。

「おのれ。貴様、追いはぎの真似などしおって、それでも武士か!」
「拙者、元々下賎のものなれば、武士を名乗るはおこがましい身分と存ずる」

すっとぼけて財布の中身を勘定した後は余念なく、
彼の死体を薄く氷の張り詰めた泉へ投げ捨て、
その足で大金を手に近くの賭場に向かい、路銀を稼ぎ、漢書を購入した。
さてこれで細川殿から調略の妙技を教わるとしよう。
79猿 ◆H4NTl7WE :02/01/29 00:08
すいません。私事の都合で時間がなくなり、リプレイできなくなりました。

最後にこのリプレイでやろうと思っていたことをネタバレ。

やがて猿が細川氏に辻斬りのことをそれとなく触れられ、
「無益な殺生よりも大義ある殺生をするのが武士」と諭され、更に光秀に
「上様の無念、はらしてくれ」との密命を受け、足利義輝愛刀の鞘を譲られる。
以上が第一章:密命。

そして義輝の霊魂と交信しながら全国の全武将に一人一人罪状をかかげながら、
(例:松永久秀よ、お前は将軍家に対し云々…)片っ端から斬り殺して行く。
これが第二章:暴れん坊将軍

最後には織田家に謀反し、織田家の武将をも皆殺し(第三章:諸行無常)、
そして自分の武将(全国の浪人全員含む)も全員解雇して、
浪人と化して一列に並び街道を歩む彼らを百人斬りし、
武家社会を終わらせようと思っていました。

ちなみに最終章(後日談)ではたえず猿に情報を提供していた忍者が
新社会の頂点に立とうとする猿を殺しておしまい。

このように落ちまで考えていましたが、ここで終わる不手際をご容赦下さい。
応援して下さいました皆様には心よりお礼申し上げます。
80猿 ◆H4NTl7WE :02/01/29 00:14
信長「何だ、リプレイの仕事はもう終わったのか?
秀吉「い、いや途中でございます
信長「何をしている、早く片付けて来ぬか……それとも出来ぬと、申すのか
秀吉「可
信長「もう一度聞こう。本当に出来ぬと申すか
秀吉「可
信長「そうか。貴様には全く失望させられた。
秀吉「面目次第ございません


_______________________END
81無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 14:12
晒して
ネタもなしに何でも"晒す"なよ。

ネタ職人>>>>>>>>>81
83無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 18:07
>>82
レスつけんな、そんなのに(w
よって晒す。
84無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 18:11
じゃあ俺は>>83
お前を晒す
85無名武将@お腹せっぷく:02/01/31 22:09
>>81-84
やめれ阿呆ども!
晒すぞ?
最近、固定よりも無名武将の質が著しく落ちた。
お前らなっとらん!
俺もなっとらん!
>>81-85
カス

>>86
よし!

終了で