第2回!三国志バトルロワイアル

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502/5(家庭の事情)
司馬懿「いずれにせよ…これほどの大人数では狙ってくれといわんばかりですな、
父上」
司馬防「あ、ああ、全くじゃ。して、どうする。まさか今から…」
その先は言うも憚られる。動揺を隠せない。
司馬懿「黄巾賊の轍は踏みません。数組に分かれて行動すれば、一網打尽にされる
ことはありません」
司馬防「そうだな」
ほっとしたように言う。
司馬朗(司馬懿の兄)「では、早速どのように徒党を組むか決めねばな」
物騒な弟とは一刻も早く離れたいというのが本音である。
司馬懿「もちろんです。しかしその前に」
司馬懿は、つかつかと司馬師の元に歩み寄った。
司馬師「!?」
 ずぶっっっっ。
夏侯徽(夏侯尚の娘で司馬師の妻)「ち、義父上、何をなされ………あっ」
 司馬懿の刀は、彼女の胸を貫いていた。夏侯徽はなお何か言いたげに唇を震わせた
が、叶わず絶命する。

【司馬朗 生存確認】
【夏侯徽 死亡確認】