日本は北朝鮮とおなじ?

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13名無しさん@お腹いっぱい。
美濃部達吉の「天皇機関説」はユダヤ人が吹き込んだ

 さて、日本の天皇制打倒のための最大の攻勢はゲオルグ・イエリネックによって始められたのである。
彼はワイマール時代ドイツの法学界を牛耳っていたユダヤ人である。マルクスの時代は、国家の破壊は
階級闘争という虚構論理によるものを主力としていた。しかし今世紀に入ってからは、マルクス式にいえば、
上部構造よりの破壊を考えついたのである。つまり、法理論により国家機能を弱体化させることである。特
に君主制を骨抜きにする作戦である。このために利用されたのが美濃部達吉である。イエリネックは美濃
部達吉に巧妙に天皇制破壊、弱体化の戦術を授けたのである。
 その前に、イエリネックの学説の真髄をご紹介しておこう。これは戦後の占領改革で行なわれた「国家」と
いう言葉を「社会」という言葉に変えられたことについての日本人の疑問に答を与えるものでもある。

何故「国家」が「社会」にかえられたのか

イエリネックは超観念論的思考の所産として、国家の存在を否定しようと試みる。国家は感覚的に認識する
をあたわず、その制度や活動においてのみ認識できるものであるとする。そして国家の最終的客観的要素は
作用となって現われる人間の間の一定の社会関係の総和であり、より精確にいえば、人と人の関係に現われ
る一定の作用の同時または継時の存在であり、これのみが国家の証明できる最終の事実であるとする。
 イエリネックの狙いとするところは、「国家」という観念を去勢し、それに代わって「社会」という観念を導入する
にある。戦後日本では、しばしばこの「国家」という観念が「社会」という観念に代えられたということが議論され
ている。そのへんの疑問に答を与えるのが、このイエリネックである。
 イエリネックは、したがって先輩のオットー・フォン・ギールケのいう有機体説も否定しようとする。つまりギール
ケにあっては、国家は実際に存在するものであるから「有機体」を考えるべきであると主張するのであるが、イエ
リネックは「有機体」が人間の認識の如何にかかわらず存在すると考えるのは実証的研究の地盤を去ることを
意味し、真理に代えるに詩をもってするようなものと極論している。これはまごう方なき観念論であり、マルクス
の国家否定論と対照的である。しかし、同じユダヤ人であるマルクスとイエリネックの国家否定論は軌を一にす
るものであり、ユダヤ民族の大目的に奉仕する論理であることを認識する必要があろう。
 イエリネックの役割は「上部構造」より国家の解体へ向かうことであった。つまり、法理論を活用することである。
この目的のために利用されたのが、美濃部達吉である。例の「天皇機関説」がそれである。
 ところが、イエリネックの深遠な狙いはその協力者、美濃部達吉の無知により、かなりあいまいなものにされて
しまった。それというのは、この「天皇機関説」の受け取り方がイエリネックの当初の思惑をかなりズレてしまった
のである。美濃部は、イエリネックの Organ というドイツ語を単純に「機関」と訳してしまった。日本語の「機関」とい
う言葉は、マルクス主義者の受け取り方を除いては、イエリネックの当初の狙いを十分反映できない言葉である。
 一般には、天皇即国家であったのを、天皇は国家の一機関にすぎないというふうに天皇を格下げしたものである
と考えられるようになった。これは、日本語のもつ「機関」という意味からすれば、むしろ当然かも知れない。
 ドイツのユダヤ人の間ではドイツ語の Organ は、抑圧、搾取のための「道具」、「手段」を意味する。しかし、普通
の日本語訳からすれば「機関」ということになろう。ただ「機関」となると、Organ のユダヤ的意味を完全に伝達しない
きらいがあるということである。もし美濃部がもう少しユダヤ的思考に通じていたら、ノーベル賞(ユダヤ機関が設置
運営している)でももらったかもしれない。イエリネックは、さぞ不満であったことだろう。彼の狙いは、あくまで天皇を
抑圧、搾取するものと形容したかったのである。
 ユダヤ人のいう Organ は具体的にいうと、支配階級が被支配階級を抑圧、搾取する手段、道具という意味である。
美濃部が「機関」と短絡思考でやってしまったお蔭で、かなり意味あいの異なるものとなってしまった。天皇は国民を
抑圧する手段であるとする宣伝は、かなりぼかされた。