ナチスは本当に間違っていたのか?

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130名無しさん@お腹いっぱい。
>>129
他スレより転載

財源は適正規模をはるかに上回る赤字国債、
しかも、それだけでは足りずにダミー会社が発行する
メフォ手形なる偽装国債を発行して、補った。
しかも、その大半を再生産を行わない軍需に突っ込んだものだから
1939年にはもう財政は完全に火の車。戦争やらなきゃどうしようもない
状態に陥っていた。

ついでに、国内産業の過剰な保護のせいで、ドイツ工業の
国際競争力の低下も著しく、その結果として当然、外貨準備高の不足も
危険な水準に達し、軍需生産に必要な鉄鉱石などの資源の購入
にも支障をきたしはじめていた。
評価の高いアウトバーンにしたって、当時のドイツの自動車普及率を
考えるに不要なものとしか言い様がない。

ぶっちゃけ、ヒトラーの経済政策は、瀕死の重病人に覚醒剤を
たらふくぶち込んで、空元気出させるようなもの。
とてもじゃないが、まともに評価できるようなシロモノではないね。
131名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/11(月) 01:41:31 ID:izo5dsZF
続き

帝政期の国債が次々と償還期を迎えたので止むに止まれず通貨量を増やしたんですよ
それでハイパーインフレになったんです
帝政期にも既に財政政策は持続不可能な状態になっていたわけです

その後のナチスドイツ時代も同様に1934年に始まったメフォ手形振り出しの償還が
1939年から一気に来たので債務不履行が避けられない状態となったのです
つまりナチスドイツの財政政策も帝政期の拡大財政と全く同じで持続不可能なものでした
通常の政策では再度のハイパーインフレとなる通貨大量供給を行うしか
国債とメフォ手形の償還方法がなかった
メフォ手形についてはメフォという幽霊会社を作ってそこを支払人としたので
関係者以外が全部騙された
国債については欧米の債権団が持っていたのでこの償還を不履行にしてしまえばよい
つまり戦争です
もう一つ、侵略戦争をしてポーランドなどの財産を略奪すれば債務がかなりオフバランスができるというソロバンもあります
しかし、国債とメフォ手形の大量発行をして軍備増強をしていた事実から判断して
ナチスドイツの侵略戦争は間違いなく確信犯ですね
泥縄ではない
はじめから侵略戦争を意図していたものです
ナチス幹部はニュルンベルク裁判などなくてもドイツ国内の法律で詐欺罪・謀殺罪・窃盗などどうとでも裁くことができたはずです
132名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/11(月) 01:44:25 ID:izo5dsZF
130と131を要約すると
詐欺国債発行して、国力を引き上げて、ばれる前に戦争起こしてチャラにしたと。

>>129
それでも、全部が全部間違っていたわけではないと言い切れますか?