小林よしのり「戦争論」

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小林氏は、

タブー視された様々な分野に1石を投じた。開拓者。または破壊神。
ただ、氏が自分でも言っているように、
氏の素朴な疑問を
氏自身で集めた資料と、氏自身の言葉で問題提議しているだけで、
資料価値については、1次資料、2次資料には及ばない。

「戦争論」は

戦争の指南書としては、

孫子や本家のクラ先生に遠く及ばない。

ただ、万単位の
上は政治家から下は学童までに、
様々な問題提起を呼びかけた功績は、躊躇無く評価されるべき。

識者にとっては、

感情論に傾きすぎであり、
所謂右派や氏の信徒の狂熱を煽った点が容認できないものであるだろうけれど、
それらの影響は、世間に広く問題提起を伝えた功績から見て小さいと言える、
と思われる。

何しろ、生命の危機が危ぶまれる部門にもメスを入れ、
禁忌(空気)の呪縛を瓦解させた功績は

余人の及ぶ所では無いのだから。

いじょ。