1 :
◆M7JsKkO2bY :
どんな小説がいい?
●ファンタジー
●サスペンス
●恋愛
どれがいい?
恋愛
じゃあ恋愛で。
●大人の恋
●子供の恋
●ロリ
●ショタ
どんなのがいい?
子供の淡く不器用な恋。
できれば悲劇の中でも希望がもてるやつ。
じゃそれで。
難しいなぁ。
4月の優しい風が街を通り抜ける。
空に桜、街に人。遠く、ビルの向こうに海が広がる。
短い春は終わりを告げ、そろそろ次の季節。少年は、遥か故郷に繋がる空を、白い部屋で見つめていた。
「早く荷物片付けないと、直に夜になるぞ」
「わかってる」
まだ慣れない街の匂いが、鼻をくすぐる。この街は、空が狭い。
重い身体を捻って、部屋の隅に積まれた段ボールへと目をやる。
その中の、一番小さな箱。無駄に何重も巻かれたガムテープを乱暴に引き千切り、蓋を開く。
文房具や、学校の教科書がきっちりと納まったその中から、一枚の写真を手に取り押し、ピンでまっさらな壁へと飾った。
空は青。コンクリートの黒に反射した陽の光が目を突いた。
まだ見ぬ新しい生活が、ここから始まる。
そんな予感を胸に、少年はまた空を見上げた。
何行くらい書けるのか。
誰かキャラの名前考えて。
素人か腐女子かのどっちかと思ったら結構まともやね
それはどうも
×手に取り押し、ピンで
○手に取り、押しピンで
9行目。
今日はとりあえず寝ることにする。
寝ながら話を考える。
13 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/14 00:43
(;゚∀゚)激しく漏れの境遇とかぶるのは引越しシーズンだからですか?
目映い太陽を右手で遮る。まだ通い慣れない通学路を、真直ぐに歩く少年の姿。
4月とは思えない陽気。夏服でもいいほどの気温に、未だ咲き誇る桜も泣いている。
「一つ目の角を右、次を左ですぐに右…あれ?」
左手に握られたメモ用紙と睨み合いながら、ぽつぽつと歩道を歩く。
辺りを見渡してみても、同年代の子供の姿など無い。普通ならこの時間帯、通学路は学校へ向かう生徒で賑わっていてもおかしくはないのだが。
だんだんと少年の顔が不安に染まり、歩くペースもそれに比例して落ちる。
進めど進めど、見たことのない景色。匂いも音も違うこの場所では、勘もろくに働かない。
「どこだよここ」
今何時くらいだろう?次第に焦りと苛立ちが少年を襲う。
父さんは、少し遅れて学校へ向かう、と言っていた。手続きの書類やら何やらが、未だに残っているらしい。
なんせ、ドタバタした引っ越し。準備の時間などろくに無かったに違い無い。
父さんが学校に着いて、自分がまだ着いていないことに気付くのに、どれくらいの時間がかかるだろうか。
…少なくとも、始業式には間に合わないだろう。
考えを頭で巡らせる度に、気分は落ち込む一方。八つ当たりとばかりに、少年はその手に握られた大雑把な地図を、クシャっと丸めて投げ捨てた。
そんなことで晴れるような気分では無かったが、それでも少しはスッとした。
…この地図が悪い。そういうことにしておこう。
書くペースが遅くてすまんこってす。
思い付いたら保守でもしといてください。
どんくらいでDAT逝きなんだろう?壁は。
前に立てたスレは一週間で落ちた癖に、その前に立てたスレはまだ残ってるし。
レス数が10未満で10日放置で即死になっているようです。
それを越えた場合、鯖移転か数ヶ月に一度のスレ整理以外では
ほとんど落ちることはないようです。
たまに不思議な落ちかたをするスレもありますが...
アク禁されてました。
>>16 どうもです。とりあえず一日一回書けば落ちないでしょうか
一日一回…ねぇ
2、3ヶ月放置でも落ちないですよー
マジですか。
まあとりあえずは一日一回ペースで書き連ねていくのを目標にします。
飽きっぽいので、目標作らないと書けないっぽ。
紙屑に変わった父入魂の地図をしばし睨み付け、少年は今来た道を引き返そうと、爪先の方向を変えた。
すぐに歩き出そうとしたところで、ふと背後の気配に気がつき、再び振り返る。と、そこにいたのは、一匹の「犬」。
茶色の毛並みに垂れた耳。まだ子犬と言っていいくらいの大きさの犬が、いつの間にか少年の後ろにいた。
何をするわけでもなく、ただ少年の方をじっと見ている犬。思わずその瞳から目を離せなくなっていた少年。
そのまま、暫し時間が流れた。
「…なんだよ」
珍しいものでも見るような犬の瞳に、ふと忘れていた焦りと苛立ちを思い出した少年は、ムっと眉間に皺を寄せる。
見れば見る程、犬の顔が憎らしい物に見えて、それがまた彼を苛立たせた。
少年が目線を外すと、犬も同じように視線を外し、少年に尾を向けた。
そのまま立ち去るかと思うと、今度は先ほど少年が捨てた紙屑を銜えて彼の足下へ縋るように近付いてくる。
「拾ってくれたのか?」
別にいらないんだけど、と思いながらも、反射的に手を差し伸べる。
利口な犬じゃないか。よく見れば可愛い顔してるし。
さっきまでとは正反対の印象を犬に抱き、その顔に愛嬌すら覚えながら、手を犬の口に伸ばす。
だが少年の手があと少しで届く所までくると、犬はプイとそっぽを向き、地図を少年に渡すことなく歩き出した。
やっぱり嫌な犬だ。よく見れば憎らしい顔してるし。
犬にまで馬鹿にされたような気がして、少年の苛立ちは一層大きくなる。
胸に沸き上がる怒りに任せて、少年は犬を追い掛けて走り出す。犬もそれに合わせるように、足を速めて尚逃げる。
団地の隙間、脇の茂み、歩道橋。
所構わず走り回る犬を、ただただ追い掛ける少年。だが犬の逃げ足に人間が適うはずなどなく、どんなに追い掛けても追い付くことができない。
それがまた少年を苛つかせた。犬はと言うと、まるで少年をからかうかのように、走るペースを遅めたり速めたり。
もはや後のことなど、少年の頭の中にはない。今はただ、犬に追い付かないと気が済まない。
肩で息をしながら追い掛ける少年、逃げる犬。どこまでも追いかけっこを続け、街を一周、もう一周。
気がつくと、景色はがらりと変わっていた。
そこは狭い空の下に広がる都会の町並みではなく、木々の生い茂る森の中。
「はぁ、はぁ…、…どこだよここ…」
我に返ったように辺りを見回すも、当然ここがどこなのかなんて少年は知る由もない。
この街に、少年の知る場所などどこにもないのだから。
「とりあえず、坂道昇って来たんだから…山か?」
周りを木に囲まれ、人工物などひとつもないことから、森であるには違いない。
だが、都会に森などあるものだろうか。
面白いね、これ
タイトルは?
>>22 それはどうも。拙い文章ですが楽しんでいただけたなら幸い。
タイトル考えてない。犬が出て来たから「少年と犬」なんてどうかなぁ。
A boy and his dog.
元ネタわかる人いるのかなぁ。
やばい、飽きてた
マジカヨ!!!
がんばって下さい。
続き 楽しみにしてます。
ありがとうございます。頑張ります。
でもとりあえず、自サイトの引っ越し終わってからでいいですか。
それは おつかれさまです。
ちょうど 気になるシーンだったので。
ひとつ伺いたいのですが、あなたは筋立てて小説を書いているのですか?
この続きはもう、考えておいでですか?
普段はちゃんと伏線だとか考えて書いてますが、これに関してはなんにも考えて無いです
「あれやりたい」「こういうふうになったらいいな」などと言いながら書いてます。
普段から書いてるってことは 何作か完結させているものもあるんですか?
あったら、いつか見てみたいですね。
nu
>>30 完結してませんね。頭の中には最終回まで詰め込まれているのですが、
書いてる内に欲が出てしまい、あれやこれやと言う内に延び延び…
他の小説はサイトにあるので、頑張って探して下さい。
>>31 ガッ?
33 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/04/27 22:35
早く完結汁
もう完結かよ!
今暇だし、ちょっとだけ書いてみよう
ぎゃー、ゴキブリ
そういえば、部屋の窓から小さな山が見えた。小学校の裏側、漫画でよくある裏山…と言う所か。
気がつけばそんなところまで来ていたのだ。
「てことは、学校が近いのかな」
そう零した瞬間、辺りに響く鐘の音。紛れもない、学校のチャイムの音だ。
前の学校とは音色が違う。とは言え、その音色はチャイムに他ならない。
「…なんて考えてる場合じゃなさそうな予感…」
チャイムが鳴った、ということは、授業が始まったということ。
今日は始業式なのだから授業はない。つまり、始業式が始まった、ということではないか。
転校生の身でありながら、早々に遅刻なんて洒落にならない。こうなったのは誰のせいだ?
父に絵心がないせいだ。道がややこしいこの街のせいだ。
何より、あの生意気な犬のせいだ!
怒りのぶつけ所を探しながら、今度は山を駆けおりる少年。
未舗装のデコボコ道を、足下に気をつけながら、走る。
靴が大地を踏み締める度に、土の擦れ合う音が静かな森に響いた。
木々に反射して響く足音。上から下へ、段々と小さくなるその音を聞きながら、
「少女」は潜めていた呼吸を、徐々に元の早さに戻していく。
茶色い髪に赤いリボン。「少女」は弛んだ靴紐を直し、立ち上がる。
「こんな時間に、他に人がいるとは思わなかったな」
ぼそりと独り言をこぼし、歩き出す少女。足音が消えていった方を眺めても、今は人陰も見えない。
それを確認した後、坂道をゆっくりと昇り始める。
余韻を残すように山を駆けるチャイムの音が、少女の足音に掻き消された。
------------------------------
とりあえず、今晩はここまで。
御機嫌よう。
☆少年‥キヌ・ライダー
ジョーイ・F・リー
パドゥル・バイン
アナンダ
☆少女‥ザジ・マーブル
ライラ・グリーンヒル
リルカ・レティクル
ナンシー・S・チャペル
っつーのはどうすか
だめでつか そうですか_| ̄|●
実は日本じゃ無いと言うフェイクは面白いかもしれないが。
案外日本人でその名前も面白いかもしれない。
てゆうかありえない。
ちょっと面白い展開思い付いたので、休日利用して書いてみよう。
マッテマス
41 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/05/03 18:27
恋愛ドロドロキボンヌ
少年が校門に差し掛かった時、二度目のチャイムが校内に響く。
「おい!もう始まるぞ!」
息を切らせ走る少年を、前方から呼ぶ聞き慣れた声。
少年よりも数分後に家を出た彼の父が、玄関口の所に立っていた。
「何やってたんだ、地図見なかったのか?」
「見て分かる地図なら迷わなかったよ」
肩で息をしながら、やっとで短くそう言い、父に導かれるまま玄関口から右へまた歩く。
対した荷物も詰まっていないはずの背の鞄が、鉛の固まりのようにズシリと少年にのしかかる。
走っている間は意識し無かった、というよりも出来無かったが、
一度立ち止まるとそこから動かなくなりそうな程に、足が重い。
決して心地良くは無い疲れが、少年の幼い身体を襲う。
相変わらず早いペースで暴れる鼓動を落ち着けるように、汗ばんだ右手で自身の胸を押さえた。
既に始業式が始まっているのだろうか。校内は無気味なくらい静まり返っている。
その静けさを破ったのは、低く唸る悪魔の咆哮。
太陽が一瞬、雲に隠れた、ちょうどその瞬間だった。
ちょっと展開が駆け足な予感。
悪い癖だ。
>>40 待たせてすみません遅筆ですみません産まれてきてごめんなさい
>>41 ドロドロ…あるかなぁ…
「8時41分、ジャストね」
見晴しのいい、裏山の頂上辺り、遥か北の青い空にかかった飛行機雲を眺めながら、少女は呟いた。
ハラハラと舞い落ちる、緑の木の葉が時々少女の視界を隠し、風に舞って空に踊る。
大地の唸りを聞きながら、穏やかな表情で立ち尽くす。
澄んだ空のさらにその向こうを見通すような、そんな眼差しで真直ぐ北を見据えたまま、微動だにしない。
やがて、雲に隠された太陽が、再び大地を照らす。
それと同時に、地を揺るがす唸り声は消えた。
静かだった校内が、俄にざわつく。
あちこちで鳴っていた、ガラスの割れる音や机の足なんかが床を擦る音も止み、
今度は人の声や足音なんかが、よく響く廊下に反射して少年の耳に届いた。
どこか遠くで、悲鳴や怒号なんかも響いている。
少年が事態を飲み込んだのは、色々な音の中から
割って入るように聞こえた、父の声を認識してからだった。
「おい、怪我は無いか?」
「…」
まだ声を発する余裕さえ無く、ただキョロキョロと視線を泳がせる。
一見しても、風景にさっきと対した変わりは無い。夢でも見ているような、
地に足の付かない浮遊感を覚えながら、少年は、はぁ、としばらく忘れていた呼吸を再開した。
突然の地震。
どのくらいだろうか…震度4、5の、そこそこ大きめの揺れだった。
まるで箱の中で揺さぶられているような、縦揺れの地震。
ろくに地震など体験したことのない少年の脳裏に、
少し前にニュースでやっていた、遠い国の震災が過った。
倒壊した家屋、津波の被害を受けた街。
そんなことを思い出した途端、時間差で恐怖だとか、そんな感覚が
やっと少年の中に芽生え始めた。
PC壊れてました久しぶり。
愛しのホタテ様、おかえりなさい…。
コソーリホシュ...
あまりにも放置ですみません…
壁は2ヶ月放置が基本
まだかよ!
おせえよ!
てか、
おせえよ!
どのくらい時間が過ぎただろうか。
少年も、彼の父親も、高鳴る鼓動を抑える術も知らず、ただ廊下に立ち尽くしていた。
やがて響く、サイレンの音。窓の外を見ると、二、三台の救急車が慌ただしく校門から飛び込んでくる。
すぐに数人の教師らしき人間と、それに連れられたり抱えられたりしている生徒が
救急車の方を目掛けて走り寄る。
彼等が走ってくる方向には、体育館。始業式真っ最中だったはずのその場所は、
悲痛な声が混じりあって響いている。
「おいおい…遅れて無かったら危なかったんじゃないか?」
何気なく口から出た父の言葉が、少年の背筋を冷たくした。
鼓動は落ち着くことなく、破れんばかりにリズムを上げていく。
廊下を慌ただしく走る教師たちは、ただ目の前の予期せぬ事態に精一杯の対応をするのに夢中で、
誰も隅で小さくなっている少年達を気にとめることは無い。
様々な声が飛び交う中、少年は「始業式が行われていた体育館の電灯が落下した」ということと、
「それが校長の話を聞いていた生徒の数人に直撃した」という話だけを聞き取った。
少年は、昨日机上に飾ったガラス製の写真立ての心配をしていた。
遠く聞こえるサイレン。きっとあの場所では慌ただしく、騒がしく、時間が過ぎているのだろう。
少女は相変わらず、街を見渡せる山頂で、どこか別の世界のことのように
(例えば、ニュースや新聞で遠い国の戦争のことを見ている時のような)
どこか遠い気持ちで、サイレンを聞いていた。
ゆっくりと、ゆっくりと、時間が経過するのを感じながら。
「どこに行ってたの?探したわ」
ふいに背後に現われた気配に驚くこと無く、少女が振り向き言う。
自分より目線の低い「彼」に合わせて、上から見下す少女。
「よしてくれ。そうやって見下ろされるのは、あまり好きじゃない」
「私の質問に答えてくれるなら、ね」
節目がちに見上げる「彼」の瞳が、彼女の声に揺れる。
少女はその瞳に含まれた「彼」の思いを汲み取ると、膝を曲げて「彼」と同じ高さに視線を合わせる。
互いにそれ以上何も言わなかったが、彼女は「彼」の、「彼」は彼女の言いたいことを
言葉にせず理解しあい、暫しの間の後、「彼」は口を開いた。
「人助けってやつさ。君の嫌いな」
「嫌い、とは言ってないわ。ただもっと大事にすべきものを私は知ってるってだけで」
「そうかい」
そっけない返事に含まれた「彼」の皮肉に、少女はムッと眉間に皺を寄せた。
互いに言葉にせずとも理解をし合えるのは、長い付き合いの為せる技なのかもしれない。
ただ、自分の意志とは関係の無いところを読まれるのが嫌いな少女は、
眉間の皺を意識的に戻し、すぐに先の無表情を繕った。
「…他人を助けたって、それは他人の運命を変えるだけだもの。
私自身には決して干渉しない、意味がないわ」
「焦っているのかい?」
「あと一ヶ月と少し、時間を無駄にしたくはないから」
ふと少女は今日の日付けを思い出しながら、「その時」までを逆算する。
4月7日。日々の経過に疎い少女も、今日という日のことはしっかりと脳裏に刻まれていた。
「まあ聞きなよ。無駄なことだって、希望くらいなら与えてくれるかもしれない。或いは」
そこまで言いかけて、これ以上は語るまいと口を噤む。
「何を見つけたの、ブラッド?」
ブラッド、そう呼ばれた「彼」は、やはりそれ以上は語ろうとはしない。
少女の良く知る彼の癖。不確定要素の比率が高い問題に関して、彼は多くを語らない。
だがしかし、それは少女にとっての希望となる確率を秘めていることの裏返しでもあった。
過去に何度か、そうであったように。
(だが、希望はこれまで彼女に何も与えなかった。『今、彼女はこうしてここにいるのだから』)
遠ざかるサイレンの音。ブラッドの水っぽい、茶色くくすんだ瞳が揺れた。
ところで
>>3と
>>5のリクエストを完全にフォーゲットしてました。
が、まぁなんとかなると思います。
結局いつもの似而非サイエンスフィクションになりそうな予感…。
気がつけば一週間放置…恐ろしい…。
借りてきたDVD全部見たらなんか書こう。
オウ!
おもろい
「おーおーこれはまた派手に…」
部屋の隅に積まれていた2、3の段ボールは、激しい揺れにそのバランスを崩し、
まるでだるま落としに失敗でもしたかのような豪快な倒れ方をしていた。
大半が開けっ放しだった為に中身は見事に散らばっている。
割れ物が無かったのが唯一の救いか。少年は今日何度目かのため息を部屋に響かせ、
いそいそと散らばった本やら服やらを段ボールに戻して行く。
どうせまた後で出すのだから、それほどキチンと片付ける必要は無い。
まぁ、とりあえず、段ボールの始末は日曜日にでもしようか。
学習机の上の、ガラス製の写真立ては、不思議と少しも移動しておらず、直立している。
少年は、写真の中で微笑む姿に何か言おうと口をパクパクさせるが、声にはならない。
なにやってんだ。馬鹿らしい。
そう呟いて、扉のノブに手をかけた。
写真に収められたその女性の笑顔は、ガラスなんかよりももっと脆く少年には見えた。
こんな時間におはようございます。
もっと 架け
ペース アップ汁
なぁに、急がば回れ
まだー?チンチン(AAry
急いては事を仕損ずるとね
思い出したく無い事は、思い出さなくてもいい。
忘れる必要はない、考えなければいいのだ。
そう教えてくれたのは、誰だったか。
モヤモヤとした気分を晴らす為の方法を教えてくれたのは、一体誰だっただろう。
「少し、出てくる」
「ああ、夕飯までには帰れよ」
さほど広くは無い家の中を、確かめるように辺りを見回しながら、少年は玄関へと向かう。
余計なことを考えないようにするには、どうすればいいか…、
少年はそんな時必ず、閉鎖された空間から抜け出して街を歩く。
どこだっていい。遠くで無くても、見慣れた場所でも。
新鮮な空気はいつだって少年の心を晴らしてくれた。
誰がこの方法を教えてくれたのだろう、覚えて無いしあまり考えたく無い。
歩こう。
まして、少年はこの街の景色を殆ど知らない。
見知らぬ場所をひとつひとつ、目に焼きつけながら歩くのは、なかなか面白い。
すうと息を吸い込むと、少し潮の香りがする。あのビルの向こうに、海がある。
知らない場所、知らない街。ただそれだけで、暫く時間を持て余す事はないだろう、と
少年は好奇心に胸を弾ませた。
イカゲンニシロヨヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(´д`;)ハァハァ
いつまで またせんだ
架けモルァ!
あり?ごめん(´・д・`)
(´・ω・`)
.....ィ`
やべ、またこのスレの存在忘れてた
……。
ちょっとサボりすぎですなぁ
週一更新を目指します 一週間更新なかったら罵倒して下さい
年一でも可。
果報はコールドスリープして待て
年一かぁ
そのころには完全に忘れてそうだなぁ
てか、そんだけの期間落ちなかったのがすごいなぁ
2000年から2001年つったら、あれだ。
何故か激痩せしたり、初めてのバイト始めたり、
大阪に引っ越して来たり、3時間かけて通学したり、
恋したり、失恋したり、ふて腐れてゲームばっかしてたらテストで赤点とったり、
男に告白されたり、あとなんだ、2ちゃんねる初めたり、受験勉強したりいろいろで
僕が一番甘酸っぱかった時期を生き抜いたってことじゃないですか。
どうでもいいですね。
サイト更新したらこっちも続き書きます。
76 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/07/22 01:18
もうここでいいや。VIP
VIP席?
ほす
欲す
ほんとに一年待たせるつもりではないだろうな
うふふ
_ ∩
( ゚∀゚)彡 つづき!つづき!
⊂彡
自分で保守
.... !!
うん、そろそろ書こうか。
(・∀・)!!
ゆったりと歩き始めた足は、自ずと微かな潮風の香る方向へと向いた。
何より興味があった。都会の街並、その向こうに無限の青。
まるで小説に登場するような、どこか現実からは遊離した街。胸踊る。
つい早まりそうになるペースを抑え、未だ有り余る時間を楽しむように海を目指す。
ビルの谷間をくぐり抜け、緩やかな坂を少し下り、
少年の目の前に立ち塞がったのは、灰色のトンネル。
2メートルもない低い天井、その上をキチンと整備された道路が走る。
ほんの少しの暗闇に覗いた反対側の太陽に、いよいよ少年の胸は弾んだ。
この先に、海がある。
少年は、ここに来る前までずっと内陸育ちだったこともあり、
海と言うものにあまり接する機会が無かった。
ただ思い出されるのは、彼の記憶の深淵に横たわる、澄んだ青のみ。
何年くらい前の事だろうか、彼自身もそれを知らない。
ただ、その青色だけが脳に焼き付いているのだ。
幼かった自分にも、それは衝撃的なものだったのだろう。
「トンネルの向こうは別世界」。初めにそう言ったのは誰だったか。
四方から跳ね返る太陽の光に目を細め暫し。
やがてそれに慣れて瞼を上げた少年の瞳に飛び込む青。
海と空の区別も無く、まさに無限と言うに相応しい青が少年の目の前に広がっていた。
フラッシュバック。
その景色が視覚野を通り、記憶の眠る少年の脳を震わせた。
途端、水面に広がる波紋がごとく、跳ねた飛沫の一つ一つに光が宿るように、
「あの日」の記憶が、まるで目の前で繰り広げられる現実のようにハッキリと
断片的に少年の瞳に写し出される。
海、空。光。今と過去が記憶の中で混じり、重なる。
その中で、熱せられた砂浜から発せられる僅かな陽炎に揺れる、人影。
よく見ようとすればするほどそれは固定の形を失い、やがて消えた。
消えたと、少年の脳はそう認識したのだが、やはり少年の瞳には
その人影がぐらりと揺れている。蜃気楼、そんな言葉が、少年の頭を過る。
うまく書けないなぁ。
尻がかゆいなぁ。
93便は撃墜されてたのかぁ。
iPod欲しいなぁ。
ヽ(´ー`)ノ
キテタ━━━━━━(*´Д`*)━━━━━━ン!!!!
日本の皆さんおはようございます。
僕はこれからおやすみなさい。
良い夢を。。
94 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/10/03 19:39:05
まだ?
95 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:04/10/05 14:14:24
96 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:05/01/16 05:57:40
五ヶ月。まだまだ
完結している小説きぼんぬ。
99 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:2005/03/29(火) 22:25:07
晒し上げ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| ギ子 様 が、 |
| 余裕ブリブリ |
| 100(・∀・)ゲト♥ | ,. . _
|_______| --' 、  ̄ ̄ヽー- 、
| | ヽ ̄7 , , \ 、 「 ̄ 7
| | ヽ / /_ /ハ |ヽ、\ V ./
| | i il/ ヽl \ヽ. V
,. -{-、 __ .| ii i! o o | il |
{ Y/ l il |、 ""Д "" | li |
`t-く ヽN ` --- <リiレ'
| | `ー-- 、 /ギ子♥ヽ `丶、
| |  ̄ヽ ノ >-' !
| | ,.ィ`=== r'^ヽ、_,/- 、
| | , '" // !'~`V-─ 、 )
| | < _,/ / / /i \ (_ノ
i_j /ヽ ' / / ! ,>
/_ > 、 」__/ _」, ィ'´ 「
:::`ー':::::::::::::::::::::::::::::ヽこノ:::
つづきマダー
チンチン☆П\(・∀・)
月日は百代の過客にして…
プロットのみ。
すべてをつつみ たゆたいし
なおふかく なおとおきものよ
われ を なんじにささげん
いしずえのちからとなりて
等しく─────
アンリミテッドエターナル
永 久 臨 界 突 破
マテリアルインフィニティ
物 質 無 限 増 幅
メ ガ
自己犠牲
書いて置かないと忘れるのはやばいね。
この辺の厨設定。
104 :
壁に耳あり、障子にメアリーさん:
つづきマダー
チンチン☆П\(・∀・)