<<沢渡楓(ぽって)@たまゆら -hitotose->><<塙かおる(かおたん)@たまゆら -hitotose->><<岡崎のりえ@たまゆら -hitotose->> 合同支援その15 前
>>681 . /: /:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::,
/:::/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::|::::::::|::::::::; ★ぽってとかおちゃん★
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. ' ::::::::::::::!:::.ィ:::: イ:::::/ ヽ:::ハ:::::::|::::::::| 父に連れられて、楓は小さい頃からたびたび竹原を訪れていました。
/ /::|:::::::::|:/ |:::,.斗::/ |::トl、:/|::::::::| その当時から幼馴染として一緒に遊んでいたのが、かおるとその姉さよみ。
ー/:::::|:::::::::|'イ|/ |/ l/ |::ト|:::::八
∠彡八::::い , 、 _, レ'//:/ 込 「ぽって」というあだ名は、楓が危なっかしげに歩く様子を見て、
ーァィヘ::::トゞ'⌒` ''⌒ヽ彡イハ さよみがつけたもの。以降、かおるも楓のことを「ぽって」と呼びます。
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ttp://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up3124.jpg . -‐ハ{ | h ー ‐ /7スム、 _
ttp://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up3131.jpg ////∧ `' ┴'〉‐- ィ´"´ _」/\
〉////{ ヽ ∧,-、ハ / |///〉 そんな楓が父親を亡くし、竹原での思い出が悲しくなり遊びに来なくなりました。
. l ヽ///| / l 〈 | / {/| その間「ぽって」は居なくなり、かおるの中で何とか消さじと心配する日々。
|\ ヾ| || | | 「ぽっての思い出は、いつまで悲しいままなんだろう・・」と。
| Y′ ∧.イ レヘ
/ | l/彡ミ| l イ それは、かおるだけでなくさよみにとっても同じことでした。
. \ /! |/ィ}F| | |
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>>683 i: : : ′:!: : :..:.|: : : / |: : : : :‘:, : : :.‘, : :‘, : : :,
|: : :.i: : |: : : : |: : / !‘, : : : :‘:, : : :‘, : :.!: : : i
|: : :.|: : |: : : : |: / ∨’: : : : :.ト、: :_,.斗:!: : :.:| ★続きです★
|: : :.l: : |: : : : |/____ ∨∨: : :.ハ匕: :.}Y: : :.:|
l: : :|∨:|: : : : |  ̄∨∨: : :ハィ斧弍|: :..:.:| しかし楓にとって、竹原に引っ越す心の支えであったのは、
Y:.|: Y:..: : :.| ,.イ笊ユミ ー―' |/ilィ| |: : : :| 他の誰でもなく、かおるの存在でした。
∨ト: : |: : : : | '′|/iliハ| 弋:シ│:..:.:.|
Ev: l:.: : :.:ト ゝ:.シ , , , !: : : :l 「かおちゃんが、いてくれるなら・・・」
リ ∨!: : : :lヽ , , , ′ │: : :.,
ttp://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up3212.jpg ’;!: : : :l`ヽ 、 _, イ: : :.:
∨: :.ハ \ / j/: : ′ 楓にとっても、かおるにとっても、再会を果たした最初の年は、特別なもの。
∨: :.ハ | ` . __.ィ /1: : , 「憧憬の路」の日、生憎の空模様にかおるがこぼした言葉は、それを象徴するものです。
∨: :ハ「:.:| |ヽ / 1: / 「・・・ぽってにとっても、あたしにとっても、特別な年なのに・・・・」
∨: :}:i:/ {:.:.\ーr|:/ ̄ `ヽ
ttp://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up3213.jpg / ̄ ̄ ̄/\ヘ:.{ ‘,:.:.:.:.:.、j′ :.:.:.:.:i
∧:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:\:\ |:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:| それは、楓の父の生前以上に思い出をつくっていきたいという、かおるの本心でした。