E2-4 <<蝶野攻爵(パピヨン)@武装錬金>>支援 前回
>>440 >>448 >>453-454 完全変態を遂げた後、カタギじゃなさそうな父の配下達をホムンクルスの力で食うパピヨン。
が、誰もが彼を「攻爵さん」と呼ばず、弟と間違えて「次郎さん」と呼ぶ。
それは実の父も同じだった。
パピヨン「『蝶野攻爵』は今夜ではなく、とっくの昔に死んでいたわけか」
そう独り呟く彼の元へと、カズキがついに辿りつく。
斗貴子を救うためには、パピヨンを滅ぼさなくてはならない。
そのことに悩みながらもカズキは戦い、武装錬金を用いてパピヨンを圧倒する。
そして決着がつくそのとき、カズキは絞り出すような声で告げた。
「すまない、蝶野攻爵」と。
周囲の誰も、実の父でさえ呼んでくれなかった自分の名を、敵という身で呼んだカズキに、
「謝るなよ、偽善者」とパピヨンは嘲りじみた笑みを向ける。
その直後、カズキの突撃槍がパピヨンを貫いた。
……ここでパピヨンは一度死んだも同じになったのだが、色々あって復活することに。
ちなみに復活後のパピヨンは、他のホムンクルスと違って食人衝動が非常に薄い。
それはパピヨンが真の意味でヒトを超えた証でもある。