第4回アニメ男さいもえﾄｰﾅﾒﾝﾄ 投票スレRound27

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《人間、蝶野攻爵》
第一話時点のパピヨンはまだ人間。
そして人間時代の彼は、元々天才として将来を嘱望される存在だった。
しかし不治の病になった後は全てが一変。実父には跡継ぎとして無価値だと失望され、
周囲からもしだいに「存在しない者」として扱われてしまうことに。

加えて、そっくりの容姿をした弟の次郎からは、蝶野家を継ぐ者に代々与えられる
「爵」の字を得られなかったことを恨みに思われるなど、味方がいない状態だった。
（ちなみに父の名前は蝶野刺爵。そして後に登場し、パピヨンが着用する素敵スーツを
　用意した曾々爺さんの名前は蝶野 爆爵 。すごいセンスの一族である）

死を恐れ、生を強く願った攻爵は、曾々爺さんの研究成果から独学で錬金術を学び
ホムンクルスの製造を始める。
（※ホムンクルスの幼体を植えつけられたヒトは、超常の力と不死の生命を持つ怪物に
　進化することができる。
　多くのホムンクルスは人間を食らうため、錬金術を秘匿せんとする『錬金戦団』は
　武装錬金を使える戦士を鍛え、ホムンクルス討伐に送り出している。
　ヒロイン斗貴子さんもその戦士の一人）

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《主人公、武藤カズキとの出会い》
ホムンクルス製造実験は順調に進むが、ついにカズキ達に嗅ぎ付けられてしまう。
カズキが捜索用に描いた蝶々マスクの怪人（攻爵）の似顔絵と、それを用いた聞き込み。
ttp://brunhild.sakura.ne.jp/up/src/up558047.jpg
カズキ「マスクだけならオシャレだと思うけど」
カズキの妹（まひろ）「お兄ちゃんオシャレ間違ってる！」
攻爵「いや、正しい！」
センスは近いようである。

攻爵は己を無視した世界を憎んでおり、自分が生んだホムンクルスで誰が死のうと関心はない。
加えて実験は生きるための悲願であるので、止められるわけにはいかなかった。
そこで斗貴子に幼体ホムンクルスを埋め込んだり、部下のホムンクルスを使って時間を稼ぎ、
ついに自分がホムンクルスとなる晩が訪れる。
しかし実験室に弟の次郎が現れ、これから埋め込む幼体の入ったフラスコを潰してしまう。
絶望する攻爵を嘲笑う弟。そんな中で攻爵は、フラスコの外で震える幼体に呼びかける。

「お前は俺の分身だ、誰よりも何よりも生きたいはずだ！」と。
呼びかけに応えた幼体は攻爵の元にたどり着き、彼と融合。攻爵は人間をやめた。