第四回漫画最萌トーナメント　投票スレ9

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◆タニアと謎のラブレター　1/2

　若くして女王となったタニア。大体の仕事はまだ臣下のおじさんたちが担当してくれます。
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　タニアの主な仕事といえば、近隣諸国の要人を相手とした外交。
　そのため諸国の言語も一通りできます。

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　ある時…
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　外国語で綴られた、エロいラブレターがタニアのもとへ舞い込みました。

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　王族と同名を名乗ることはカルバニアでは許されていません。
　「タニア」に宛てた手紙は、女王タニア宛てのものしか有り得ず、
　別人に向けたものではないはずですが、そのラブレターは妄想にしては具体的に、
　タニアと昨晩××して×××したとエロい事が綴られていました。

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◆タニアと謎のラブレター　2/2

　実はその手紙は、十数年も前に書かれた、別人に宛てた手紙でした。
　落としてなくしてしまった手紙を、タニア宛てのものなら女王宛てだろうとうっかり届けてしまったのでした。
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　これは、タニアが生まれると同時に「タニア」という名前をなくした、元タニアへの手紙なのでした。

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　人の名前を奪ってしまうほどの強い立場を持つ王族という身を、タニアは改めて実感したのでした。
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　元タニアの女性は、祖国へと帰ることになりました。
　海外までは名前の制限が及ばないため、再び｢タニア｣に戻ることになりました。
　女王様仕事で忙しく、恋愛の経験のないタニアも、少しそういった物に思いを馳せました。

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　でもやっぱりまだまだ食い気の方が勝るお年頃でした。