アニメ最萌トーナメント2010 投票スレRound106
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「自分をこれまで支えてきたのは、王や長嶋がいてくれたからだと思う。彼らは常に、人の目の前で華々しい野球をやり、こっちは人の目のふれない場所で寂しくやってきた。
悔しい思いもしたが、花の中にだってヒマワリもあれば、人目につかない所でひっそりと咲く月見草もある」
−1975.5.22 野村克也、史上2人目の600本塁打を達成したときのインタビューにて
太陽と月、向日葵と月見草。今日の2人を語るのに相応しい言葉だと思う。
龍門渕のエース、天江衣。龍門渕高校は県大会優勝候補筆頭、個人としての実力もプロすら打ち負かすほど。麻雀界の注目を集める向日葵である。
しかし彼女の幼少時代はむしろ月見草に例えられる。6歳で両親を亡くし、龍門渕家に引き取られてからは軟禁状態。高校時代に至るまで孤独を抱え続けたその姿は、「海底撈月」の名のごとく月の下で最高に輝く。
そんな彼女を孤独から解放したのはいとこの透華であった。団体戦の終戦後、透華たちを家族と認めるシーンは彼女の心に一筋の陽光が差した瞬間であろう。
柵川中学1年、佐天涙子。能力至上主義の学園都市では見向きもされない無能力者(レベル0)。しかし彼女の周りには初春、御琴、黒子と常に仲間たちがいた。持ち前の明るい性格もあり、4人で日なたを歩く姿こそ彼女に相応しい。
レベル0であることへのコンプレックスから「レベルアッパー」事件を引き起こしたが、最後には初春と御琴に助けられる。一方で、春上衿衣に固執した初春と単独行動に走った御琴を目覚めさせ、ばらばらになりかけていた4人を元に引き戻したのは彼女だった。
そして最後にはキャパシティダウン破壊という無能力者だからこその活躍もやってのけた。学園都市では月見草でも、仲間たちの太陽になれるのが佐天涙子である。
一見正反対でありながらも、純真でありながらある部分で影を抱えるという共通点もある二人。どっちも好きで投票先は悩むところ。1人に決めるとか無理・・・
佐天「<<限界を超えることに意味があるんじゃないんですかぁ!?もう無理だってあきらめたらそこで終わりだって言ってたじゃないですか!このままじゃ子供たちが危険なんですよ!>>」
・・・ああ、そうだったな。