<<とがめ@刀語>> (CV:田村ゆかり) ストーリー支援
とがめはこう見えても、一国一城のお姫様でした。
ttp://pic.2ch.at/s/20mai00263794.jpg 物語が始まる20年前、彼女の父である飛騨城の城主“飛騨 鷹比等(ひだ たかひと)”が、幕府に対して謀反を起こしました。
鷹比等は幕府に敗れ、とがめの目の前で首を刎ねられます。
黒かった彼女の髪は、このとき怒りで真っ白に染まってしまいました。白い髪は彼女の復讐心の象徴なのです。
飛騨一族は全員処刑されましたが、とがめだけは巧妙に幕府を欺いて逃げ延びます。
彼女は復讐のため、素性を偽り幕府で出世していきました。
軍所総監督にまで出世したとがめは、幕府に『刀集め』を提案します。
四季崎という刀鍛冶が造った伝説の刀、十二本の“変体刀”を集めて、幕府の権威を取り戻そう――と言うのです。
この提案を認めさせたとがめは、まず“真庭忍軍”という忍者集団を雇いました。
が、彼らは『金に目がくらんで』一本目の刀の蒐集直後に逃走。この失態により、とがめの信用が失墜します。
次に雇ったのが、『金ではなく、名誉のために動く』天才剣士。
が、今度は『伝説の刀を所有するという名誉に目がくらんで』やはり一本蒐集したとたんに逃走。
もう後がなくなったとがめは、『金で動かず』『刀への執着もない』無刀の剣士“虚刀流”の当主を雇うことにしました。
しかしこの虚刀流当主は、彼女の父親の首を刎ねた張本人なのです。
知っていて彼を選んだところに、彼女の覚悟の強さがうかがえます。