遊びの時間はもうおしまい、クロ。たち一行は再び歩き始めます
でも、遊びつかれたニジュクとサンジュは
「あるけないの」「うん あるけない」と駄々をこね始める始末
「ちょっとだけやすんでもいいでしょ」「うん ひゃくかぞえるあいだだけ」
そんなニジュクとサンジュのお願いに、耳を貸さないクロ。
「日が沈むまでに街に着きたいんだ もう少しくらい二人は我慢できるだろう?」
「クロちゃんだって『もうちょっと』ゆってるよ」「なのに あたしたちの『もうちょっと』はだめなの?」
今までやさしく諭すように語り掛けていたクロ。も、さすがに
「……いいかげんにしろ!! わがままな子供は、私は嫌いだ!!」
http://manga.x0.to/00/saimoe/src/moe11222.gif 突然のことに、目を丸くするニジュクとサンジュ
「……っ」 どうしてわかってもらえないのかと、二人をきびしい目で見つめるクロ。
「……じ じゃああたしたちもきらいだもん!」「えばりんぼクロちゃんだいきらい!!」
クロのことを睨み返す、ニジュクとサンジュ
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