<<夏目@ひだまりスケッチ×365>>支援 その3(その1
>>736, その2
>>751)
〜沙英との出会い(アニメ7話・原作4巻描き下ろし漫画より)〜
夏目がやまぶき高校に入学したときの話。
当初、母と一緒に入学式に行く予定だった夏目。しかし母は急遽行けなくなってしまう。
家から自転車で10分、駅から電車で40分強。電車は止まるわ道を間違えるわ、ひとりで不安ばかり。
やっと着いたやまぶき高校の昇降口、夏目は下駄箱のクラスを間違えてしまう。
そこに遅刻気味にやってきたのが、前の日も小説を書いていて寝不足の沙英。
クラスを間違えていることを夏目に指摘し、颯爽と入学式の会場へ向かおうとする。
呼び止める夏目。せめて自己紹介だけでもと。
不安だらけな自分の心を解いてくれた彼女の、出来るならば友達に、親友になりたいと。
ttp://ranobe.sakura.ne.jp/src/up38035.jpg 数日後、沙英とはクラスの違う夏目は授業の合間、沙英に声をかけようとする。
しかし一緒にいたのは、ひだまり荘でひとつ屋根の下暮らすヒロ。
中睦まじい姿を見た夏目は、心外にもツンツンした言葉を発してしまう。
そしていつしか、夏目は沙英に対してこのような態度をとることで定着してしまったのである。