アニメ最萌トーナメント2008 投票スレRound57

このエントリーをはてなブックマークに追加
284清き一票@名無しさん
<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援U
前支援>>282

『少女の生活は孤独だった。少女以外には誰もいなかった』
そんな少女が組み立てているもの
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00001.jpg
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00002.jpg

それは、「僕」の体でした
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00003.jpg

『僕は望めばいいのだろうか?この世界に生まれることを』

まだ生まれていない「僕」という存在
静止した世界にいるただ一人の少女
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00004.jpg

二人はお互いの手を取り合ったのでした
285清き一票@名無しさん:2008/08/09(土) 00:44:11 ID:EdggYUri
<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援V
少女が「僕」の手を取り起き上がらせます。
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00005.jpg

パンパンと手を叩き、呼んでみる少女でしたが・・・あら
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00006.jpg
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00007.jpg

『記憶は淀んでいた。努力しなければ思い出せない』
うまく歩けず転んでしまった「僕」を抱いて起こします
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00008.jpg

2回目のチャレンジ
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00009.jpg

――よくできたねっ

『少女と話すことは出来なかった
 でもそれは僕の求めていた、この世界でたった一つの温もりだ
 ガラクタの体だから・・・温かさは感じられないけれど 』
286<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援W:2008/08/09(土) 00:46:52 ID:EdggYUri
『この光はなんだろう。こんな光景を僕はずっと知らなかったはずだ』
辺り一面にまたたく光を不思議に思う「僕」
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00010.jpg

――その光が不思議?
「僕」は頷きます
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00011.jpg

――空は?地面は?
と、少女が聞きますが不思議に思うのは光だけな様子

――それはどうしてかなぁ
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00012.jpg

世界の住人である少女にとっては
光もごく当たり前な自然の一部なのです。つまり「僕」は・・・

『いつか遠い昔、あるいは遠い未来、僕は違う世界にいた
 その感覚だけは覚えている』
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00013.jpg
287<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援X:2008/08/09(土) 00:48:08 ID:EdggYUri
いつか自分が違う世界にいたことを認識した「僕」
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00014.jpg

――そこはどんな場所だった?ここよりも、もっと素敵な場所だった?
きっと、と頷く「僕」

――いろんな物があって、毎日が寂しくなかった?
たぶん、と答えながら記憶の底を漁ります
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00015.jpg

――こんなにも寂しくなかった?
そう言った少女の横顔は不安げで
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00016.jpg
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00017.jpg

――ねぇ、君は・・・こんな世界に生まれることを望んだ?
http://www.uploader.jp/user/1/images/1_uljp00018.jpg

「僕」は返事の代わりに、彼女が作ってくれた体で
しっかりと手を握るのでした