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アニメ最萌トーナメント2008 投票スレRound57
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284
:
清き一票@名無しさん
:
2008/08/09(土) 00:42:01 ID:EdggYUri
<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援U
前支援
>>282
『少女の生活は孤独だった。少女以外には誰もいなかった』
そんな少女が組み立てているもの
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それは、「僕」の体でした
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『僕は望めばいいのだろうか?この世界に生まれることを』
まだ生まれていない「僕」という存在
静止した世界にいるただ一人の少女
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二人はお互いの手を取り合ったのでした
285
:
清き一票@名無しさん
:2008/08/09(土) 00:44:11 ID:EdggYUri
<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援V
少女が「僕」の手を取り起き上がらせます。
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パンパンと手を叩き、呼んでみる少女でしたが・・・あら
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『記憶は淀んでいた。努力しなければ思い出せない』
うまく歩けず転んでしまった「僕」を抱いて起こします
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2回目のチャレンジ
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――よくできたねっ
『少女と話すことは出来なかった
でもそれは僕の求めていた、この世界でたった一つの温もりだ
ガラクタの体だから・・・温かさは感じられないけれど 』
286
:
<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援W
:2008/08/09(土) 00:46:52 ID:EdggYUri
『この光はなんだろう。こんな光景を僕はずっと知らなかったはずだ』
辺り一面にまたたく光を不思議に思う「僕」
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――その光が不思議?
「僕」は頷きます
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――空は?地面は?
と、少女が聞きますが不思議に思うのは光だけな様子
――それはどうしてかなぁ
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世界の住人である少女にとっては
光もごく当たり前な自然の一部なのです。つまり「僕」は・・・
『いつか遠い昔、あるいは遠い未来、僕は違う世界にいた
その感覚だけは覚えている』
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287
:
<<幻想世界の少女@CLANNAD>>支援X
:2008/08/09(土) 00:48:08 ID:EdggYUri
いつか自分が違う世界にいたことを認識した「僕」
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――そこはどんな場所だった?ここよりも、もっと素敵な場所だった?
きっと、と頷く「僕」
――いろんな物があって、毎日が寂しくなかった?
たぶん、と答えながら記憶の底を漁ります
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――こんなにも寂しくなかった?
そう言った少女の横顔は不安げで
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――ねぇ、君は・・・こんな世界に生まれることを望んだ?
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「僕」は返事の代わりに、彼女が作ってくれた体で
しっかりと手を握るのでした