第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-14
○●ゲームセンターに行こう●○
(´・ω・`)「やぁ。ようこそゲームセンターへ。ほとんど予選の貼り直しなんだ。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
じゃあ、ゲームセンターに行ってみようか」
ドクオがショボーンに誘われてゲーセンの前で待たされているようです
('A`) 「今日はショボーンさんがゲーセンに誘ってくれた。ここ数年行ってなかったけど、どんなゲームがあるか楽しみだ」
(;'A`) 「でもちょっと遅いなぁ。待ち合わせは1時だったんだけどもう1時半だよ」
(´・ω・`)「やぁ。少し遅れてしまった」
(;'A`)「少しじゃない。ぜんぜん少しじゃない」
(´・ω・`)「申し訳ない。じゃ、早速だけど入ろうか」
(´・ω・`)「このゲーセンは1階はUFOキャッチャーなどのプライズだね。プライズもかなり魅力的な品が多いんだけど今回は割愛」
(;'A`)「速っ」
(´・ω・`)「板違いという大人の事情なんだ。すまない」
('A`)「わかったよ。マンドクセから2階に上がろうぜ」
(´・ω・`)「すまない、メダルゲーだから2階も板違いなんだ」
('A`)「どんだけ不自由な板紹介だ」
というわけで3階に上がってきた二人。これからちょっと前途多難である
(´・ω・`)「ま、いろいろあって紹介できるのはこの階からなんだ」
('A`)「お、なんかこの形のビデオゲーム、俺しょっちゅうやってたんだよな」
(´・ω・`)「汎用筐体だから、よく見かけるね。いろんなゲームに使えるぞ」
('A`)「あー、これ家庭用で見たことあるな。戦国B……」
(´・ω・`)「すまない。鉄拳6やバーチャファイター5など格闘ゲームも板違いなんだ」
('A`)「……あっそ」
(´・ω・`)「アーケード板は昔と比べてかなり細分化されて、一概にゲームセンターのものすべてを扱う板ではないんだ
他にもシューティングゲームや音ゲーなどは専用の板があるので今回は紹介できない」
('A`)「じゃ何を紹介してくれるって言うんだ?」
(´・ω・`)「さ、そのゲームの前に着いたよ」
(´・ω・`)「この階で紹介するのはこれ。バンダイナムコゲームス(以下バンナム)の『ガンダムVS.ガンダム』だ」
('A`)「ガンダム対ガンダムって……ガンダムばかりなのか」
(´・ω・`)「ガンダムだけじゃないけど、基本的にガンダムが多いね。一番最初のガンダムからSEED DESTENYまで広く浅く収録されてる
このシリーズは初代ガンダム、Zガンダム、SEEDといったように変化して、とうとうクロスオーバーすることになった」
('A`)「最近やってたダブルオーだったかは?」
(´・ω・`)「すまない。ないんだ。ただ、これから追加されるかもって噂はあるね。追加されないかもしれないけど」
<東方不敗マスターアジア!! かぁぁぁくごぉぉぉぉ!!!
('A`)「お、やってるやってる」
(´・ω・`)「この通り、シチュエーションを再現したりもしている。さて、隣では別の対戦が進行しているね」
<赤い機体! ……シャアじゃない!?
('A`)「なるほど。作品がクロスオーバーするから、本来ならありえなかったカードも組まれるわけだ」
(´・ω・`)「そういうことだ。ただ、別な作品の同一人物どころか、同じ作品の同一人物を使う人とも協力プレーできるから、こんなことも」
<あの男もヒイロ・ユイなのか……
('A`)「なんのこっちゃ」
(´・ω・`)「さぁ、先を急ごう。次は4階だ」
(´・ω・`)「さ、これがバンナムの『機動戦士ガンダム 戦場の絆』だね」
('A`)「でかっ。まるでタマゴみたいだ」
(´・ω・`)「これ自体がコックピットのイメージで、1台で一人用なんだ。これを4台8台とつなげていく」
(;'A`)「すげー威圧感がある」
(´・ω・`)「同じ店の味方プレーヤーとはボイスチャットをしながら、違う店でもシンプルチャットでコミュニケーションをとりながら
プレーできるんだ。ICを登録して名前やパイロットの見た目、所属小隊を決めてからスタート。
所属小隊は1ヶ月プレーしないと消されるから、やることにしたら注意ね」
('A`)「お、リプレイが流れてる」
(´・ω・`)「リプレイで自分がどうプレーしたかも確認可能なんだ」
(*'A`)「すげー。本当に自分が乗ってるって感じになれそう」
(´・ω・`)「体感型でここまで頑張ったゲームってのは他にないだろうね」
('A`)「……ちなみに、どうやって勝敗決めんの?」
(´・ω・`)「さっきの『ガンダムvsガンダム』もそうなんだけど、プレーヤーが乗る機体にはそれぞれコストがあって、
乗ってるMSが撃破されるとそのコスト分だけ撃破された方の戦力ゲージが減少するんだ。
先に相手のゲージをゼロにするか、時間切れの時にゲージが上回ってたら勝ち」
('A`)「ちょっと格ゲーに似てる」
(´・ω・`)「さ、次にいこう。次もちょっとゲージの感じが格ゲーに似てるよ」
(´・ω・`)「さて、これがセガの『三国志大戦 彡』というゲームだ。アーケードトレーディングカードゲーム
(以下ATCG)と呼ばれるものだね。リアルタイムストラテジー(以下RTS)と言ってもいい」
('A`)「おお、カードをシャカシャカしてる」
(´・ω・`)「このゲームの醍醐味は、全国オンライン対戦はもちろん、カードを動かすとその通りに部隊が動くってことかな。
馬、槍、弓、歩兵、攻城兵というのがあって、それぞれが個性を持ってるんだけど、詳しく書くとスペースが足りなくなるんだ。すまない。」
('A`)「これはどうやって勝敗を決めんの?」
(´・ω・`)「手前が自分の城で、奥が相手の城。部隊を敵城ラインに入れて攻城というアクションをして相手の城を削ったり、
逆にこっちの城が削られないように守ったりするんだ。時間切れまでに削った量が上回った方が勝ち。時間前にゼロにすると……」
<今こそ飛躍の時、我が志は千里にあり!
(´・ω・`)「ちょうどリプレイがその場面だね。ちなみにこれはSR曹操。このように最後のダメージを与えた「武将」が勝ち名乗りを上げるんだ」
(*'A`)「かっこいいなー」
(´・ω・`)「もちろん武将それぞれにそれぞれの場面でボイスが設定されてるんだ。お気に入りの武将で勝ちたいね。
他にも、「一騎打ち」という、通常の操作とはまた別の操作をするシステムもある。詳しくはまた今度ね」
('A`)「時間押してるから巻きたいわけね」
(´・ω・`)「ちなみに、イラストもこのシリーズの目玉。『修羅の門』『海皇紀』の川原正敏、『おせん』のきくち正太なども担当している。
あと、LEというレアリティもあって、三国志マンガそのままのカードが排出されてる。今作ではモーニングで連載されてた『蒼天航路』だね
漫画家だけじゃなく、いろんなイラストレーターがいるから、もしかしたら見たことのある絵の人もいるかもしれない
あ、不要なカードを入れるリサイクルボックスがあるから、せっかくだし持って行くといい」
('A`)「わーい。とはいえ知らない名前のやつばっかり……あ、片目のサンジみっけ」
(;´・ω・`)「それは真島ヒロが描いたUC夏侯惇だね」
(´・ω・`)「やあ、地下へようこそ。今度は麻雀ゲームを紹介しよう」
('A`)「……青いのと赤いのがあるな」
(´・ω・`)「青いのはセガの『MJ4』。赤いのはコナミの『麻雀格闘倶楽部6』だね。どちらもオンラインで全国の相手と対戦できる麻雀ゲームだ」
<裏は乗るのか……乗ったー!!
('A`)「リプレイの実況がやたらテンション高いな」
(´・ω・`)「『MJ4』のライブモニタだね。実際の対戦で解説するわけにはいかないけど、演出は派手だね
ちなみに、たくさんイベントがあったり、自分自身のアバターを作って着せ替えなんかも楽しめるのがMJシリーズの楽しみかな」
('A`)「赤いボタンは何に使うの?」
(´・ω・`)「上がりの時に使うんだ。ちなみに牌はタッチパネルで操作できる」
('A`)「赤い方は少し地味だね。それでもけっこう演出されてるけど」
(´・ω・`)「『麻雀格闘倶楽部6』はMJシリーズと異なり、全部タッチパネルで操作を行うんだ
ちなみに、地域貢献ポイントで地域内で競ったり、よくプレーする店を登録してジャックポットを楽しむこともできる」
('A`)「……そういや俺麻雀素人なんだよな」
(´・ω・`)「どちらにも始めての人でも遊べるようには考えられてるけど、『麻雀格闘倶楽部6』には初心者専用卓もあるよ」
('A`)「で、ぶっちゃけどっちがいいの?」
(´・ω・`)「難しい質問だね。でも、基本的にはじっくり見てみて気に入った方でいいと思うよ
どちらにもプロ雀士が参加したりするし、存分に麻雀を楽しめる」
(´・ω・`)「さて、次のゲームに行く前に、ちょっとさっき買ったこれを見てほしい」
('A`)「赤いのと銀ピカの……カード? KONAMIって書いてあるけど、ゲーム名がないな」
(´・ω・`)「ご明察。これは『e-AMUSEMENT PASS』という。銀ピカのは最近出たばかりの新デザインさ」
('A`)「ほー。で、これはなんに使うんだ?」
(´・ω・`)「簡潔に言うと、コナミのゲームにはたいてい使えるICカードなんだ。
コナミのアーケードゲームで対応機種だったら、さっきの『麻雀格闘倶楽部6』はもちろん、音ゲーでも何でも、
一枚で何種類にでも、しかも何回でも使える優れもの」
('A`)「他のメーカーはやってないわけね」
(´・ω・`)「うん。バンナムの『戦場の絆』やセガの『三国志大戦 彡』『MJ4』はそれぞれ個別のICを買うことになる
しかもテレホンカードみたいに使用度数がある。だから更新が必要なんだ」
('A`)「ま、商売でやってることだしな」
(´・ω・`)「一方コナミは最初は個別だったけど、使用度数のない磁気カードでやってたんだ
その延長線上にできたのが、互換性もあり比較的磨耗に強い『e-AMUSEMENT PASS』
カードにデータを蓄積するセガやバンナムのIC方式とは異なり、これ自体はデータを呼び出す鍵に過ぎないからいつまでも使える
ただし、持ち歩いてるうちに表面が磨り減ったりするから、ごくたまに買い換えた方がいいんだけどね」
('A`)「なるほど。赤い方は確かに磨り減りやすそうな素材だ」
(´・ω・`)「ちなみに、携帯やPCでこのパスに対し『KONAMI ID』を登録すると、再発行ができる
携帯からはお金はかかるけど具体的なデータが見られる。PCだと基本無料で、有料コンテンツもあるよ
さ、新しいデザインの方はドクオくんにあげよう。じゃ、次のゲームね」
(´・ω・`)「さ、今度はコナミの『クイズマジックアカデミー5』だ(以下QMA5)。もちろん『e-AMUSEMENT PASS』(以下例のパス)対応機種」
('A`)「噂に聞くマジアカか。なんだこの微妙にアニメしてるキャラ紹介」
(´・ω・`)「うん、今回はアニメ会社に依頼して作ったらしいね。ちなみに、最初から豪華な声優陣を起用している
きっと知ってるキャラの声を当てた人がいるはずだよ」
('A`)「で、こいつらを育てるんだっけ?」
(´・ω・`)「半分正解で半分ハズレだね。彼らの階級=自分の階級だから。設定上は育てるといっても過言じゃないかもしれない」
('A`)「で、肝心なクイズは」
(´・ω・`)「タッチパネルを利用して○×や4択はもちろんのこと、タイピングなんかもできる。
プロが作って、きめ細かくしかも随時追加されてるから問題数もその質もかなり高いものだよ。
ジャンル分けはアニメ・ゲーム、スポーツ、芸能、雑学、学問、ノンジャンルの6つ。
トーナメントの前に予習をするわけだけど……」
<マジカルパニッシュ! ドドーン ダメだァー!!
(´・ω・`)「失敗すると先生の雷が落ちる。でもプレーヤーに電流が流れるとかはないよ。
予習が終わったら1回戦、2回戦、3回戦、決勝戦と進行していく。マッチングは16人。予選で下位4名ずつが脱落するんだ」
('A`)「……一人用モードとかないの?」
(´・ω・`)「5から導入された検定試験というものがある。
種類はコナミ検定、フード検定、90年代検定、海外旅行検定、戦国時代検定、お笑い検定、競馬検定、ロボットアニメ検定。
そして6/8から80年代検定、メタルギア検定というものが追加されたんだ。これからも続々と増えていく予定だよ」
(´・ω・`)「ところで、その隣に『MJ4』と似た感じの機体があるのにお気づきかな」
('A`)「ホントだ。なんか形は似てるけどセンモニとやらは『三国志大戦 彡』と似てるな」
(´・ω・`)「これがセガのクイズゲーム、『Answer×Answer』(以下AnAn)だ。ボタンはこのゲームの目玉、早押しなどに使うんだ」
('A`)「へー、ってことはこれは早押しクイズができるんだ」
(´・ω・`)「そういうこと。早押しボタンを利用したクイズは何種類かあって、まるでクイズ番組に出てる気分だよ
それ以外にもタッチパネルで瞬発力を生かしたり、答えの数字により近づくクイズがあったりする」
<バシン! これしか考えられん! よし!
('A`)「あのヒゲで白い王子っぽい服のアバターの人すげー」
(´・ω・`)「あれは全国ランカーの証なんだ。ちなみに、QMAでは一応のエンディングである「賢者」までいくとキャラに白服を着せられる」
('A`)「で、QMAとの違いって何?」
(´・ω・`)「うーん、一つは早押しを目玉にする関係でAnAnは反応の遅れが致命的なダメージになることかな。押し間違いも即アウト
また、QMAが多人数と一斉に対戦するのに対し、AnAnは4人で1対1のリーグ戦を3戦やって上位二名で決勝戦
QMAの問題がかなり作りこまれてるのに対しAnAnはシンプルな問題が多い。ただジャンル分けはAnAnのほうが詳細だよ
自分の分身のキャラについては、QMAはそれぞれの個性がしっかりしてるけどAnAnは若干シンプルで万人受けしそうな味付けだね
QMAは着せ替えアイテムが豊富だけど、AnAnは得意ジャンルにちなんだ服か白服に髪の毛などの色だけ
その分AnAnでは自分専用の回答台や後ろのプレートをカスタマイズしてささやかながら個性を出せるんだけど
あとはスタッフのノりかな。AnAnは称号とかがもらえるイベントがよくあるのに対し、QMAは特殊称号が王座ベルトのように入れ替わる」
('A`)「つまり、そこ以外は似てるんだな」
(´・ω・`)「クイズだからね。でも、コナミとセガというのは互いをライバル視してて、対抗して似たのを出しているってのもあるかもしれない」
(´・ω・`)「さて、今度は右と左をそれぞれ見てほしい」
('A`)「えっと、こっちもサッカーで……あっちもサッカーだ」
(´・ω・`)「それぞれセガの『WCCF』とコナミのアーケード版の『ウイニングイレブン』(以下ウイイレ)だ。ウイイレも例のパスが使える」
<シュート、ゴール!! 2対0!
('A`)「でかいモニターだな……ところで、WCCFの台は『三国志大戦』そっくりで、同じようにカードを使うんだな」
(´・ω・`)「そう。動かす頻度はかなり違うけどね。これを作ったノウハウを発展させ『三国志大戦』を作ったといっても過言じゃない」
<ワールドサッカーウイニングイレブン アーケードチャンピオンシップ2008
('A`)「うわー。ちゃんとジョン・カビラだ」
(´・ω・`)「プレステ2のコントローラーを持ってきて使えば、より家ゲーのに近い感覚で遊べるね」
('A`)「このふたつの違いって何?」
(´・ω・`)「共通点から言うと、選手を集めて自分のチームを作り上げれるってことなんだ。ウイイレはデフォルトのチームでも遊べるけど
違いはWCCFはカードで選手を集めてデッキを作り、ウイイレはゲーム内のポイントを使い選手を集めること」
('A`)「なるほど。要するに集め方の違いか」
(´・ω・`)「WCCFはカードゲームだから選手集めは楽で持ってる選手をそのまま使うけど、その分相性に気をつけたりマネジメント能力がいる
WCCFは今のところ旧カードも使えるけど、次作でのことはちょっと情報がないみたいだ。でも旧カードはリアルカードマニアも垂涎の品
先ほど見てもらったように、操作方法も違う。WCCFは一時辞めていてもまたやるときに復帰がしやすいとも言われている
ウイイレは香港ともマッチングされるネット対戦が自慢。WCCFは店舗内大会がメインだったけど、近くリアルタイム対戦も可能になる
なお、ウイイレは最近新作が出たばかりで、WCCFもこの6月に新作となる予定だ」
(´・ω・`)「いかがだったかな、久々のゲーセンは」
('A`)「……結局俺一回も遊んでない」
(´・ω・`)「うん、1レス20行で1ゲームの解説をしようという作者の無謀な試みのせいなんだ。すまない」
('A`)「それに、けっこうスルーしたゲームもあったぞ」
(´・ω・`)「まぁ、大体の人気タイトルは網羅してるけどね
ちなみに、他にはガンダムのカードゲームの『機動戦士ガンダム0083カードビルダー』、XBOX360に移植された『THE IDOLM@STER』、
セガの競馬ゲーム『DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rush』に、コナミが出した競馬カードゲーム『HORSE RIDERS』、
コナミが出した野球カードゲーム『BASEBALL HEROES3』や、タイトーと親会社のスクウェアエニックスが作ったATCG『悠久の車輪』、
そのスクウェアエニックスの初の本格アーケード進出作となるATCG『LOAD of VERMILION』も近々出る予定。イラスト豪華だぞ
ガンシューティングも一応範囲内で、『HALF-LIFE2 SURVIVOR』などがある。いわゆるキッズカードゲームの類もアーケード板にある
レースゲーではバンナムの『湾岸ミッドナイト MAXIMUMTUNE3』、タイトーの『バトルギア4 Tuned』、
セガの『頭文字D ARCADE STAGE 4』『SEGA-RaceTV』など、もう列挙するだけできりがないんだ」
('A`)「あんだけ板違いがあってまだこんなにあるんだ」
(´・ω・`)「さて、遊びたいゲームはあったかな」
('A`)「うーん、結局今日得たものはUC夏侯惇と銀色のパスだけだしな。今度しっかり魅力を教えてくれよな」
(´・ω・`)「了解。ではまたいつか」
こうしてドクオはゲームセンターを後にしたのだった。果たしてちゃんと遊べる日は来るのだろうか。
□◆三国志大戦 全国大会の歴史◆□
アーケード板で絶賛取り扱い中のゲーム、『三国志大戦』(解説と公式サイトは
>>443>>450)。
その本スレは2004年10月以来1911スレを数え、アーケード板一の回転の速さを誇ります。
三国志大戦(発売前の*ロケーションテスト時に立ったスレ)
http://www.geocities.jp/mirrorhenkan/sono39/?u=http://game9.2ch.net/test/read.cgi/arc/1097912045/ 今現在、全国大会 『「三国志大戦」覇業への道〜英傑乱舞〜』のエリア予選が開催されております。
この全国大会は今回で4回目を数え、数々の名場面を生んでいます。
そこで、今日は過去執り行われた3回の『覇業への道』の抜粋、
ならびに、それとは別枠で2回行われたファンイベントとしての大会、『宴』シリーズについても触れながら
わずかながらでも熱気を感じていただくことにします。
なお、プレーヤーの敬称は原則として「君主」、プレーヤーがゲーム内の称号を当時所持していた場合は、
その称号も併記、あるいはその称号を使用することとさせていただきます。あらかじめご了承ください。
*ロケーションテスト…ロケテ。ゲームを数店舗で先行稼働させ、バランス調整や市場調査などを行うこと。
この時の意見を参考に改良が加えられることも多く、熱心なファンほど進んで参加する。
あまりに結果が悪いと、一般稼働中止に追い込まれることもある。
『覇業への道 〜雄飛の刻〜』 〜地獄を見せてやります〜
三国志大戦史上初めて、全国で予選を行いその勝者が一堂に会して行うトーナメントとして行われたこの大会。
実況にファミ通のライターのブンブン丸氏と三国志大戦広報の西嶋氏を迎え、冬ながらもかなりの盛り上がりの中で行われた。
過去あった格闘ゲームなどの大会のようなマイクパフォーマンスによる“口撃”合戦も交えつつ、
地区予選を勝ちあがった猛者たちが、非常に白熱した戦いを繰り広げていった。
そんな一回戦のさなか、ついにあの言葉が出る。
「で、勝負なんですけども。んっと、まあ正直こんなとこで止まっていたくはないので、来る相手全てに地獄を見せてやります」
当時全国一位の「栄斗」君主だった。彼は無印の三国志大戦では最後まで全国一位であり続け、特殊称号「大都督」を所有し、
元祖の鉄板デッキ「覇王デッキ」で確固たる地位を確立した男だった。
だがその当時すでにバージョンアップによる調整でデッキの流行も変遷していたが、自らのデッキを変えずそれに対抗する立場にあった。
「自分は何が来ようと迎え撃ってやる」。そんな全国一位の誇りと覚悟を胸に秘めて、口にした言葉だったのだろう。
だが、その初戦では当時強さを遺憾なく発揮した「暴虐反計」の「MABUI♪」君主に敗れ去り、逆に地獄を見る羽目になった。
高校の卒業式と出場を天秤にかけたという「SHIN」君主、備え付けられたヘッドホンでBGMにノリノリだった「♪王異♪」君主(都督)など
個性溢れる君主がいる一方、「暴虐反計」の使い手二人、大都督を破った「MABUI♪」君主と「うーたん」君主が台風の目となった。
そんな大会を制したのは、「回復の舞い」で知られ始めていた参加者中最年少の16歳だった「荀銀STO」君主(当時・都督)だった。
「MABUI♪」君主を破った「♪王異♪」君主(都督)に対し準決勝で仇討ちに成功した「うーたん」君主との死闘を制して
優勝した「荀銀STO」君主には「大軍師」の称号と青龍刀の模造刀が授与された。
『三国志大戦2 全国大会 覇業への道〜龍虎の咆哮〜』 〜オイスィー〜
前回大会から半年、今回は真夏の暑い中各地区から代表が選ばれ、セガの本社にて執り行われた。
今回もブンブン丸、西嶋両氏の実況の元、文字通り真夏の熱戦が繰り広げられた。この回は衣装などで魅せる君主も出てきた。
「必殺の炎、放つのはNowだ!」のセリフで知られ、武将カード「R曹操」のコスプレで参上した「シフクノ」君主、
前回も出場した「全武将が○○」君主と仲むつまじく登場した「アシミニ」君主(名士)(両方とも男)らがそれに当たる。
そんな中、前回覇者の「荀銀STO」君主(大軍師)はデッキのキーカードの「甘皇后」のコスプレイヤーをはべらせ登場し、全国を唖然とさせた。
そんな中、先ほど取り上げた「アシミニ」君主(名士)に対して挑発を仕掛けた男がいた。
「3時のおやつには早いですけど、"オイシ"くアシミニさんをおやつとして頂きます」
「栄斗」、「ノイ」に続く三人目の「大都督」、「黄金の隼」君主である。
この「オイシく」というのが解説陣のお気に入りとなったのか、かなり連呼された。
試合は「黄金の隼」大都督が「アシミニ」君主を「オイシく」料理する結果となったが、「黄金の隼」大都督は二回戦であえなく敗れ去った。
この大会は前回覇者の「荀銀STO」大軍師が前回とは打って変わったふてぶてしさを見せ勝利を重ねた。
それを準決勝でストップしたのが「YO3」君主である。彼が使った「人馬馬騰」は守りに強く失敗も少ない、とても強いデッキだった。
こういった俗称「馬単」を使っていた君主は数多くおり、彼はそんな先達たちの「弟子」というべきポジションだった。
前回覇者を下し勢いに乗る「YO3」君主は決勝では、「シフクノ」君主を準決勝で破った「ポポポ」君主も下し、「炎帝」という称号を手にする。
『三国志大戦2 〜若き獅子の鼓動〜 ファンイベント「ありあけの宴」』 〜若い子には負けません!〜
三国志大戦2も長くファンたちに愛されてきたということで、初めてファンイベントとして開催されたのがこの大会。
通常の大会とはレギュレーションも異なり、雑誌推薦枠、ファン投票枠、そして2.1からの要素「武勲」により選出された。
このためにサブカードを必死に鍛え上げる君主もおり、たとえば「♪王異♪」都督と思われる「♪クー老師♪」という君主出場した。
このイベントはファンイベントらしく展開し、午前の部では雑誌選出の3人とくじ引きで選ばれた君主が対戦するイベント、
三国志大戦シリーズ武将のコスプレイヤーによる絶叫大会、全国大会風物詩の中国雑技団の演技などがあった。
ここでお騒がせだったのはあの「シフクノ」君主である。
対戦イベントに乱入するわ、コスプレ絶叫大会にはドラ○もんのような格好(「Nowえもん」というらしい)で現れるわ、
お騒がせの限りを尽くした。ちなみに彼は午後の部である大会の出場者ではない。
「地獄を見せる」という言葉のせいで「地獄大都督」というあだ名が付いた雑誌選出枠の「栄斗」大都督が二勝するなど、
盛り上がったこの大会を制したのは、トッププレーヤーでは比較的年長に当たる、こちらも雑誌選出枠の「全武将が○○」君主だった。
前回大会ではいわゆる「誤爆」によって苦汁をなめ、そのために「計略ロックボタン」が開発されたという逸話もある彼。
毎度毎度苦しい戦いをしながらも、綿密なデッキ作りと老獪な戦術眼によって勝利を重ねていった。
そして決勝。セガのゲーム史上初の二回目の制覇がかかる若い「荀銀STO」大軍師を心理戦も用い下したのだ。
大会では前回今回と若干ヒールに位置づけられた大軍師。それを下しての優勝で一言。
「えーっと、若い子には負けません!」
彼には「先生」の称号と、カードイラストも手がける漫画家の川原正敏氏のサイン入り肉筆画色紙が贈られた。
『三国志大戦2 全国大会 覇業への道〜若獅子の覚醒〜』 〜……いいと思います〜
規模も全国大会進出者も増えたこの大会、大田区産業プラザPiOに場所を移し開催された。
この大会もいろいろパフォーマンスを行う君主が出た。18歳になっても相変わらず「甘皇后」コスプレの女性を従え登場する「荀銀STO」大軍師、
馬の覆面をかぶり登場する「全武将が○○」先生や「三国玉露同盟」君主、ガチャピンの格好をして現れる「むっく」君主などなど。
そして前回覇業への道覇者の「YO3」炎帝は「張姫(張飛の娘で劉禅の二番目の妻)」のコスプレイヤーと、
「シフクノ」義勇兵がコスプレする「大喬」と「☆モッティ☆」義勇兵(男性)がコスプレする「小喬」に囲まれて登場した。
特に「☆モッティ☆」義勇兵の「小喬」には、不覚にも萌える人が続出したという。
大会は実力者がしのぎを削る展開となったが、結果的には新世代の台頭を思わせる結果となった。
ほぼ大軍師と同じ年代の若手一番格の「ザビ〜」君主が『ありあけの宴』で敗れた相手、「全武将が○○」先生にリベンジを果たし、
さらにはその「荀銀STO」大軍師も下すという快進撃を見せた。
一方反対の山では同年代の「馬龍☆」豪傑も並み居る猛者をばったばったと倒していった。
そして決勝。両雄あい対する中、「ザビ〜」君主は「馬龍☆」豪傑のデッキと自分のデッキとの相性を聞かれ、こう答えた。
「……いいと思います」
事実、彼のデッキにとって相性の悪い相手はトーナメントの中で倒されていっていた。
彼自身も後に、当たりたくなかった君主と当たらずにすんだのが勝因だと回顧している。
勝利した「ザビ〜」君主には「雷帝」の称号と漫画家の川原正敏氏の肉筆画色紙が贈られた。