第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-13

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   ミノ)))ッ 
  彡・∀・)  冬になるとスケートの試合が放映されます。
 (ノ つつ 
┠⊂、 ノ  でも、毎週放映されても、どこが違うの?
   し'  その演技もう見たよ
  ┷┷  
という、いっぱい大会があって、分からないという人向けに
簡単に各大会について説明します。

秋以降の放映を見る際の参考にどうぞ。

近年の地上波の放映としては、前半はテレビ朝日
後半はフジテレビが放映権をがっちり握っている為に
前半の時期はニュースでも朝日系が
後半はフジがニュースを扱う等と
非常に分かりやすい事になっています。
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   ミノ)))ッ   オリンピック 4年に一度開催される
  彡・∀・) 
 (ノ つつ   ISU選手権  1〜3月に開催される
┠⊂、 ノ     ・世界選手権
   し'      
  ┷┷      ・ヨーロッパ選手権
           ・四大陸選手権

        ISUグランプリシリーズ 10〜12月に開催される  
          ・スケートアメリカ
          ・スケートカナダ
          ・中国杯
          ・エリックボンパール杯
          ・ロシアカップ
          ・NHK杯
          ・グランプリファイナル

スケートにおいてのシーズンはじめは7月に切り替わります。
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   ミノ)))ッ  順番としては、10月からはじまるグランプリシリーズに選手は出ます。
  彡・∀・) 
 (ノ つつ  しかし、このシリーズは全員が出られるわけではなく、ISUのルールに従って
┠⊂、 ノ   世界中のスケーターの中から選ばれた選手だけが出場します。
   し'   具体的には、昨シーズンの成績によって、各選手にポイントが加算され
  ┷┷   そのポイントによったり、世界選手権の大会の順位によって選ばれます。

 秋が終わる頃にはじまる「グランプリシリーズ」は、現在毎週のように日本の選手が出ていますが
 出るという事だけでも、実は凄い事なのです。
 6地域で開催されますが、一人の選手が最大2試合に出ます。
 どの地域に目当ての選手が出るか、その同じ大会にどの選手がエントリーされているか
 エントリーが発表された後は、各大会で誰が勝利するか、等々、スケート板では
 日々話し合われます。
 そのエントリーは「アサイン」と呼ばれ、毎年時期は異なりますが、通常は6月。
 その時期のスケート板は、コーチ振付け情報と共にカオス化します。まさに今の時期です。

 各大会毎に特徴があります。
 【スケートアメリカ】は、初戦の為に調整が難しい事もあります。
アメリカで調整している選手にとっては移動が少ない事はメリットです。
しかも毎年ルール変更が起こるスケート界では
 審判に実際に早めに点数を付けてもらう事で、早め早めの調整が可能ですし
 ファンにとっては、待ちに待った選手の新演技を見られる初戦でもあり、要チェックです。
 日本選手は近年調整が成功して、この初戦でいい成績を収めたりします。

 【スケートカナダ】は、カナダの会場が年期の入ったスケートファンが多い事より
 会場の雰囲気から盛り上がる大会と言われています。
 しかし、シーズン初期の試合のせいか、選手の自爆率も高く、
 初日下位だった選手が上位陣総崩れで
 表彰台に乗ったりする等、デンジャラスな大会でもあります。

 【中国杯】は、新しい大会のせいか、運営について色々言われる事もありますが、
 会場では、巨大ぬいぐるみが投げ入れられ、観戦している人はそれなりに楽しそうです。
 日本の中野選手が頭にぬいぐるみをぶつけられたのもこの大会です。
 日本からも割と近い事もあり、日本から観戦に行く人も多いです。
 又選手にとって、ちょうどシリーズの中間くらいにある調整しやすい位置にあります。
 【エリックボンパール杯】は、フランスという国柄のせいか会場のスポンサー広告の色が統一されるなど
 オサレな雰囲気です。しかし、フランスという国柄のせいか、最終日のエキシに力を入れすぎて
 その前の本題である試合を無理なつめつめの日程にしたり、エキシに力を入れすぎて、ピアノや小道具を
 持ち込んで、肝心の選手が三分割で放映される等独自路線を築いています。
 去年スケートリンクには炎があがり、焦げ後がきっちり残るリンクで選手は滑っていました。

 【ロシアカップ】は、おそろしあ…という説もありますが、選手によりますが、氷がとてもいいと言われています。
 その氷がいいが故に滑りやすくなり、成功することもあり、失敗する事もあり…ですが、自爆演技と神演技
 どちらも味わう可能性がある大会です。
 スケート界ではロシアでは、有名な選手も多く、開幕閉幕の一こまに、あの選手が!客席にあの人が!等と
 ファンにとっては、見逃せない部分もあります。

 【NHK杯】伝統ある日本の大会。さすがにNHK杯の名を冠するだけあって、NHKが責任持って放映します。
 国内の大会という事もあり、日本在中のスケヲタにとっては、現地観戦が最もしやすい大会とも言え、
 開催前は、直前情報、美味しいもの情報などが飛び交います。
 近年は仙台でしたので、牛タン牛タン美味しい牛タンお奨め牛タンとスレで牛タン話をしていました。
 シリーズとしては、後半という事もあり、各国の国内大会と近い為、派遣選手にとってはきつい大会にもなりますが、
 プログラムの滑り込みも進み、神演技も見られる事もあります。
 2008-2009シーズンは、東京開催ですので、近いし行ってみるかという人もいるかもしれません。
 【グランプリファイナル】
 上記6試合を終えた選手が、各試合毎の順位によってポイントをもらい、
 そのポイントから 上位6名が選ばれます。
 
 以前は、国内戦や他の試合との絡みもあり、スキップ(ファイナルに出ない)選択をする選手もいました。
 スケヲタ的には、他の大会に比べて地位低い扱いを受ける事もありましたが、
 近年は、出来るだけ試合には出るようにという方針から、上位選手もきっちり出る事が増え、
 少しずつ地位向上してきているようです。

 選考方法は、詳しく話すと、こうなった場合は、こう。
 同一順位だった場合はこう、こうだった場合はこうと 長々とありますので、
 割愛しますが、大体は、どっかの大会で1位になったものが有利と覚えてください。
 スケート板では、次の試合で○○が○位だった場合はこうである。
 △が■位だった場合はこうであると、 ありとあらゆるパターンを考えて、 ファイナルに出る選手を予想します。
  
 しかし、そこまで考えても、予想外の順位に選手がなったりして、色々とナナメ上の結果になる事も珍しくないです。
 ともかく各大会60名〜72名ほどの選手が合計で出る中、その上位6名に選ばれるという事は、とても凄い事です。

 来年、グランプリシリーズに出た選手を見たら、へー凄いんだと思ってください。
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   ミノ)))ッ  国によっては、時期や順番が変りますが
  彡・∀・)  大体次に各国国内戦です。
 (ノ つつ  
┠⊂、 ノ  世界選手権に各国何人出られるかというのは、前年の世界選手権の順位で決まります。 
   し'    最大枠が、各国3人。日本は幸いにも、来年も女子3枠、男子3枠と最大枠を取りました。
  ┷┷   
その世界選手権の出場を掛けて、各国で選考がされます。
日本の選考方法は、昨年はグランプリファイナルで最高順位だった人に内定があるものの
基本的には「全日本一発選考」(詳細を述べるとややこしいので割愛します)
つまり、全日本で3位以内になれば、世界選手権に出られる。という分かりやすいものです。

しかし、2005-2006シーズンの世界選手権で銀メダルを勝ち取った日本の村主選手が
翌年に全日本4位となり、世界選手権の出場権を逃す等、トップ選手を多く抱える日本にとっては
全日本こそ何よりも大事であり、怖い大会でもあると言えます。

同じく国内戦一発選考を取る国は同様に、一発選考に関しては独特の雰囲気になります。
日本では、同じクラブの人間がリンクに向かってかけ声をかける等体育会系の雰囲気と
普段見ることが出来ない下位選手の頑張りや、これで引退する選手への拍手等細かい見せ場を経て
ここで決まるという緊迫感が入り乱れて、なんとも言えない状況です。
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   ミノ)))ッ ヨーロッパ選手権と四大陸選手権
  彡・∀・)  
 (ノ つつ  単純にヨーロッパに属する人はヨーロッパ選手権(ユーロ)
┠⊂、 ノ   それ以外の人は四大陸(4CC)に出場します。
   し'    
  ┷┷  各地域で戦った選手達が集まって、ヨーロッパか4大陸で戦う事となります。
スケート的には、この二つの高いは同等という事になっています。

実際は、ヨーロッパ選手権は、非常に古い歴史を持つ大会でもあり、
名勝負が多かった事からも、スケヲタ的にはユーロの方に関心が高まりがちでした。
ヨーロッパ選手権と、海外の国内選手権が重ねる時期などは
スケート板の住民は、睡眠不足になりながらも、必死で情報を追う者も。
24時間一週間程、実況スレにいつも人がいる事も少なくないです。

しかし、近年のスケート界では、四大陸の地位の向上を言われており、
各国のトップ選手が四大陸選手権に出場するようになりました。
日本が属するのも四大陸選手権であり、今後は更に注目される大会になります。
放映、ニュース等で今後も日本で見る機会が増えるのは、四大陸選手権になりそうです。
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   ミノ)))ッ 
  彡・∀・)  世界選手権
 (ノ つつ
┠⊂、 ノ   シーズン最後にして最大の大会。
   し' 
  ┷┷
各国から、選ばれた代表選手が凌ぎを削ります。
グランプリシリーズ、国内戦と狭い地域で戦っていた人達が
四大陸選手権orヨーロッパ選手権を経て、世界選手権で最終決戦となります。

ここに至る迄に試合は多くありますが、トップ選手は地域や選んだ大会によって
直接対決する事はない事もあるままシーズンが進みます。
最後のこの大会にて、はじめて各選手が集結して直接対決、ガチ勝負となります。

他の競技と比べるとスケートシーズンは短いものですが、
10月好調だった選手が、3月迄好調かどうかは限りません。
この最後の試合に最大に輝くかどうかがポイントとなり、
終盤の試合でいい結果を出すと、いいイメージでシーズンを終える事が出来ます。
この最後の試合に相性がいい選手は三月男と呼ばれる事もあります。
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   ミノ)))ッ 
  彡・∀・)  オリンピック
 (ノ つつ
┠⊂、 ノ    ご存じ4年に1回の大会
   し'
  ┷┷
どれだけ強いと言われた選手も、世界選手権で金メダルを取る事は容易ではありません。
そして、世界選手権で何度も勝った選手ですらも五輪メダリストになる事は出来ない場合が多いです。
魔物が潜むオリンピックでメダルと取る事は大変困難な事です。
強いだけでも勝てず、運がいいだけでも勝てません。

NHKの刈屋アナウンサーの言葉は、トリノオリンピック後こう語りました。

「8年間に、2回のオリンピックを見ていて
オリンピックの「勝利の女神」は、すごくいたずら好きだし、
気まぐれなんじゃないかなというふうにぼくは感じたんですよ。
いちばん強い人に金メダルをあげるんじゃなくて
ほんとうにその4分間、最高だったひとに、『今回はあなたね』という感じで」