第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-13
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【Aの作品】
(1)週刊少年ジャンプに連載された作品
(2)1980年以前にスタートした作品
(3)単行本は7巻以上
(4)タイトルにカタカナが入っている
(5)テレビアニメ化されていない
(6)テレビドラマ化されている
(7)作者の名前は漢字で四文字
(8)野球マンガ
正解はこちら↓
「アストロ球団」 遠崎 史朗 作 中島 徳博 画 太田出版 全5巻(復刻版)
1972年から1976年にかけて週刊少年ジャンプに連載された、別名「超人格闘技
野球漫画」。単行本で全20巻あったのに3試合しかしていないという濃い作品で、
「一試合完全燃焼」をモットーに試合の中で死者や廃人が出てくる様は、とても
野球漫画とは思えないw
昭和29年9月9日生まれで体にボール型のアザを持つ超人9人が集まり、世界
最強の野球チームを結成する話。「南総里見八犬伝」を下敷きにしている。
突っ込みどころ満載のエピソードとキャラクターにも関わらず、気がつくと熱く
なって続きを読んでしまう怒涛のストーリー展開。
<トンでも1> 人間ナイアガラ
http://comic3.srv7.biz/ton/ast1.htm 内野手が塁を結ぶライン上に飛び上がり、ランナーの身体にスパイクを向け
つつ急降下していく。走塁妨害なんて気にしていては、この漫画は読めないw
<トンでも2>
http://comic3.srv7.biz/ton/ast2.htm(流血注意)
新魔球を生み出すため、回転しているドリルで手のひらに溝をつける。(゚д゚lll)
2005年には実写でテレビドラマ化され、原作ファンを驚かせた。
DVD 第1巻
http://comic3.srv7.biz/ton/ast3.htm
【Bの作品】
(1)四大漫画出版社の雑誌に連載された作品ではない
(2)漫画雑誌に連載された作品ではない
(3)雑誌連載、新聞連載でもない
(4)書き下ろし単行本として刊行された作品ではない
(5)単行本が発行される前に、紙媒体で出版されたことがある
(6)初出は1975年〜1995年
(7)アンソロジーコミックス(複数の作家が集められた単行本)に発表された作品ではない
(8)初出は雑誌に掲載された
(9)女性向け作品
(10)その作品が収録された単行本は秋田書店・新書館・角川書店のいずれかから発行された
(11)その作品もしくは作者のスレッドが懐かし漫画板にある
(12)その作品が収録された単行本以外に、その作品と同じキャラクターが出てくる単行本はない
(13)地上波アニメ・ドラマ・映画のいずれかになったことがある
(14)作者は大島弓子
(15)「秋日子かく語りき」ではない
正解はこちら↓
「毎日が夏休み」 大島弓子 作 白泉社文庫 全1巻
林海寺スギナは13歳で、名門女子大付属中学の2年生。専業主婦の母、
大企業に勤める義父と3人で暮らしている。
一見円満な家庭のようだが、両親は再婚同士であり、スギナもいじめが
原因で学校へは行っていない。スギナ曰く「スクラップ家族」。
ある日スギナは元気に登校拒否をしていた昼間の公園で、会社にいる
はずの義父・成雪とばったり顔を合わせた。実は彼も出社拒否だったのだ。
成雪はエリートサラリーマンの生活を捨て、スギナと2人で「林海寺社」と
いう何でも屋を設立する。
しかし母親は、有名付属中学に通う娘と有名会社で役付の夫を自慢に
していたため、大きなショックを受けてしまう――
「キミガヒツヨウ。こんなスウィートなことばがこの世にはあったわけだ」
陽の光が陰影をつくる夏の日、ちぐはぐでバラバラだった家族が一つに
なるまでの物語。64ページの短編だが、深い印象を残す。
1994年に金子修介監督によって映画化された。
【Cの作品】
(1)女性向き作品ではない
(2)作者の作品が過去に出題されていない ※参考:既出リスト
http://muu.in/nuts/20q.htm (3)講談社の雑誌に掲載された
(4)作品の初出は1990年〜1995年
(5)この作品もしくは作者の別作品が映像化されている
(6)Wikipedia「月刊アフタヌーン」の「過去の連載作」の中にある
(7)作者名の頭文字はあ〜さ行
(8)その作品単行本は十巻以上
(9)作者の作品はテレビアニメ化されていない
(10)作者はその作品で星雲賞を受賞した
正解はこちら↓
「ヨコハマ買い出し紀行」 芦奈野ひとし 作 講談社 全14巻
舞台は、文明がほぼ滅びた近未来。お祭りのようだった世の中がゆっくりと落ち着き、
のちに”夕凪の時代”と呼ばれる、「てろてろ」とした時間を描く。
神奈川県の三浦半島の西の岬で、ほとんど客がこないカフェを経営する「ロボットの人」
アルファさんと、彼女を取り巻く人々との穏やかな日常の物語。
作品は一話完結型。世界に何が起ったのか、人々はどこへ向かうのか、不思議な存在
の謎など、明かされない多くの「?」がある中で、太陽と明るい海、優しい風景、ゆっくりと
した時間の流れを慈しむような、そんな作品です。
講談社「月刊アフタヌーン」に1994年9月から2006年4月まで連載。第38回星雲賞コミック
部門受賞作品。連載終了後の2006年7月号には、本作と同一の世界を舞台としたものと
思われる短編『峠』が掲載された。
【Dの作品】
(1)単行本1冊以上のページ数がある
(2)四大漫画出版社の雑誌連載された作品である
(3)マンガ雑誌に連載された作品
(4)女性向作品ではない
(5)掲載誌は現在発行されていない
(6)1980年〜1990年に連載がスタート
(7)掲載誌の版元は「○○社」という名前ではない
(8)単行本は6巻未満
(9)掲載誌の版元は現在アニメ誌を発行している
(10)アニメージュコミックスもしくは少年キャプテンコミックスから刊行された
(11)1985年以降に連載がスタート
(12)作者の名前にひらがなが含まれている
(13)星里もちる、荒谷かおる、永野のりこ、の作品ではない
(14)たがみよしひさ、あろひろし、の作品でもない
正解はこちら↓
「カスミ伝」 唐沢なをき 作 徳間書店 全1巻 1989年
16歳の「くのいち」の少女・カスミを主人公とした、ショートギャグ漫画。
高橋彳(ぎょうにんべん)先輩、後輩の小源太など仲間の忍者たちと共に、
カスミが様々な任務をこなしていく。
様々な漫画技法を逆手に取った「実験マンガ」として知られている。
全てのコマを黒く塗りつぶしていて闇の中で展開する話、全登場人物が
天井裏から逆さにぶら下がったままの上下反対漫画、全頁モブシーン
のみの回、開始して即見開きで「終」を打つ話など、毎回趣向凝らして
いてネタが尽きない。
表題作以外にも、下記のコミックスが1巻ずつ出版されている。
「カスミ伝 全」 アスキー ASCII COMIX 1997年
(「カスミ伝」の増補版、未収録だった1・2話も収録)
「カスミ伝S」 アスキー ASCII COMIX 1997年
「カスミ伝△1」 講談社 マガジンZコミックス 2000年
「カスミ伝△2」 講談社 マガジンZコミックス 2002年
「カスミ伝(全)」 エンターブレイン ビームコミックス文庫(初の文庫本)
【Eの作品】
(1)女性向け作品
(2)集英社の雑誌に掲載された
(3)作品の初出は1985年〜1990年
(4)「マーガレット」系列の雑誌以外に掲載
(5)この作品か作者の他作品が地上波アニメ・ドラマ・映画のいずれかになった
(6)その作品は文庫化されている
(7)「りぼん」本誌の掲載ではない
(8)作品の初出は1988年以降
(9)ヤングユー系列の雑誌掲載ではない
(10)作者名にひらがなが含まれている
(11)作者の他作品がNHKでドラマ化されたことがある
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「永遠の野原」 逢坂みえこ 集英社 全16巻
高校生の古屋二太郎を主人公に、姉の一姫、友人の石田太が織り成す、
恋や失恋、傷ついたり傷つけたりしながらの成長を描いた青春物語。
一姫が「みかん」という名前の子犬を貰って来て、仕方なしに飼い始める
ところから物語が始まる。
二太郎は悩んだり、嫌なところがあったり、コンプレックスを持っていたりも
する、ごく普通の男子高校生。小柄であり、特に二枚目でもない。
気の合う親友・太がいるが、二太郎が好きになる女の子はみんな太に惚れて
しまう。そのくせ本人は女の子と付き合う気がなく、二太郎と一緒に居る方が
楽しそう。
二太郎の恋はいつもうまくいかず、彼を振った女の子たちも太には片思い
するばかり――そんな登場人物たちの内面が、とても丁寧に描かれている。
特筆すべきは犬のみかん。表情豊かで甘えん坊、おまけにちょっとおバカ。
犬であるだけに喜怒哀楽が素直で、愛くるしく、飼い主の二太郎たちの苦労も
どこか微笑ましい。二太郎たちと同じように喜び悲しみ、心に寄り添うみかん
の様を通して登場人物に共感し、いつの間にか目が離せなくなるお話。
【Fの作品】
(1)女性向けではない
(2)講談社の雑誌に連載された
(3)掲載誌の誌名に「マガジン」という単語は含まれない
(4)初出は1995年以降
(5)初出は2001年以前
(6)掲載誌の誌名に「モーニング」という単語は含まれない
(7)単行本は10巻以上
(8)掲載誌はアフタヌーン
(9)その作品は文庫化されていない
(10)その作品は「なるたる」ではない
(11)その作品は「BLAME!」ではない
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「神戸在住」 木村紺 作 講談社 全10巻
東京出身で神戸・北野にある大学の美術科に通う主人公、辰木桂(たつきかつら)。
彼女が暮らす神戸の街を、大学生活や友人たちとの人間関係を通して、ほぼ一話
完結で描いたエッセイ風味の作品。季節の移ろいや恋、様々な背景を持った人々
の心模様を、丁寧な筆致で描いている。
舞台が現代の神戸であり作者本人も被災していることから、阪神・淡路大震災に
度々触れているのが特徴。
第1巻では桂の友人・和歌子と、避難所で出会い後に恋人同士となった彼氏との、
震災の日の記憶が語られた。苦しみも身を切るような辛さも悲劇的に描き過ぎず、
ただありのままを淡々と描くことで、読者に深い印象を残した。
もう一つの特徴はスクリーントーンを使わず、陰影や色の濃淡、コマの枠線まで
全てをフリーハンドの線で表現していること。落ち着きと暖かみを生じさせ、
ストーリーに奥行きを与えるのに役立っていた。
神戸紹介としても名高い作品である。街並みや登場人物が立ち寄る店、出てくる
施設には 実在するものも多いため、神戸の雰囲気を感じ取ることが出来る。
作中に出てきた建物などを紹介する、「コラム 小神戸」が載っているのも嬉しい