第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-12

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65お酒・Bar宣伝物資【予告編】1/5

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  お酒・Bar板 宣伝物資 【各都道府県の地ビール紹介】 予告編
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宣伝物資としてご紹介予定の「地ビール」の蘊蓄を、予告を兼ねて投下させて
いただきます。これを参考に、各都道府県の紹介を見ていただくと楽しめます!
本編は、後ほど改めて宣伝致しますので、宜しくお願い致します。
66お酒・Bar宣伝物資【予告編】2/5 :2008/06/11(水) 12:25:18 ID:uxZFjhHv
【ビールと酒税法】

 1994年4月まで、ビールの製造免許は1年間に製造する見込み量が2,000キロリットル
なければ許可が得られませんでした。清酒のように小さな造り酒屋とはいかず、大規模な
施設を持ったメーカーによる生産しか許されていないような状況でした。


【地ビールの普及】

 地ビール製造は、政府による規制緩和の一環(緊急経済対策)として、1994年4月の
酒税法改正によって、ビール製造免許を与える最低規模を年間2,000キロリットルから
60キロリットルに引き下げられました。
 これを受けて、各地の特産品に地ビールをとの動きが活発化、ドイツ顔負けの
プレミアムビールから、特産の色を濃く出したビールまで様々な地ビールが製造
されました。
 ちなみに、地ビールの発端とも言えば、1988年に京都のミニブルワリーで誕生した
キリン限定醸造地ビール「No.1497」が最初と言われています。生産性を下げて、
品質の高いビールを造っておられます。
67お酒・Bar宣伝物資【予告編】3/5:2008/06/11(水) 12:26:11 ID:uxZFjhHv

【地ビールの発展】

 各地で地ビールのレストランが登場して、地ビールや観光地ビールの製造も増えて
話題にもなっていました。観光客のお土産に、地元の特産に、少々高くても本格的な
プレミアムビールを歓迎する酒板住人や一部マニアから支持などから、ヨーロッパより
マイスターを呼んだり、広報や生産体制にも力を入れてきました。

【不遇の時代】

 地ビールが安定して各都道府県に見られるようになってきたころ、市場に「発泡酒」が
登場しました。こうした低価格アルコール飲料の普及は凄まじく、地ビールを経営する
大手業者でさえも衰退の一途をたどり、やがて不遇の時期へと突入します。
 1994年のサントリー「ホップス」の登場を皮切りに、その競争はスタートしましたが、
消費者が発泡酒の味に慣れるまで、それほどの勢いではありませんでした。その後、
1998年にキリン「麒麟淡麗〈生〉」が大ヒットとなり、定着していきました。ここが大きな
分岐点だったと言えます。時代は「プレミアム」より「低価格」を求めたのです。

 廃業する業者や閉鎖するレストランが増え続け、生産のコストを抑える為に原材料を
輸入して製造だけ行ったり、OEM製造するなど、各業者は窮地へと陥ります。
68お酒・Bar宣伝物資【予告編】4/5:2008/06/11(水) 12:27:31 ID:uxZFjhHv

【プレミアムビールのブーム到来】

 時代は巡り、みんなの記憶から徐々に地ビールという言葉も消えかけていました。
その時、価格競争が加速する発泡酒以下の雑酒とは別で、独身者や富裕層を中心に、
「プレミアムビール」という言葉が浸透を始めました。

 プレミアム、ちょっと贅沢な、ワンランク上の、上質な、厳選された、限定の・・・など
プレミアムを象徴する言葉が踊り、今ではビール売り場を二分する状況となっています。
 お店でしか飲めない生ビールにも「プレミアム」が普及して、ご近所の居酒屋まで
ブームが波及している状態です。

【そして、地ビールへ】

 ここで改めて、プレミアムビールによる本格的なビールを求める消費者に対して、
地ビールへの感心が高まってきました。一般的に普及しているピルスナーだけでなく、
アルト、エール、スタウトなど、地ビールの良さを広く受け入れてもらえる時代になって
きたのです。モンドセレクションのような世界的な品評会や、ジャパン・ビア・カップなど
地ビールの普及を促す広報活動も根付いてきたとも言えます。
69お酒・Bar宣伝物資【予告編】5/5:2008/06/11(水) 12:28:54 ID:uxZFjhHv
【最後に】
 この宣伝物資が、ご近所で「生」で飲めるプレミアムな地ビールを見つめ直す
きっかけとなれば幸いと、最近のブームにのせて各地の地ビールを1つずつ、
紹介させていただきます。
 今でも多くの地ビールが生産されており、数々の賞を受賞された栄誉ある地ビールが
いっぱいあります。各都道府県に1つずつと割愛させていただく心苦しさにも、ご理解を
いただければ幸いです。

 長々とした前口上、失礼しました。のち程の地ビール紹介をお楽しみに!