第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-12
世界史板よりなんでもあり板支援(3連投)
「なんでもありの言葉の知識」
・柳生石舟斎の「斎」って何?
→斎は精進潔斎というように清浄な状態という意味。転じて清浄であるべ
き文人の居室。そこから文人などの号となった。
・拙者、妾(わらわ)、僕の意味
→拙はつたない。妾はめかけとも読むように非正妻あるいは侍女という意
味。僕は古くはやつがれと読んだ。下僕というように低い地位を示す。
いずれも自分を卑下した東洋的な一人称。
・神父と牧師、ローマ法王とローマ教皇
→神父はカトリックで、牧師はプロテスタント。法王と教皇は同じだが、
元々仏教で使われていた用語なせいか、それとも王より皇の方がいいせ
いか、バチカンは教皇という語の使用を望んでいる。
また、仏教で使われて来た猊下ではなく、聖下を使用している。
・御曹司、女房、正室
→曹司、房、室、どれも部屋の意味。御曹司は元々貴族の部屋住みの子弟
を指した女房に対して男房という言葉も使われたが、男の場合は公的な役
職に就く機会が多かったため、あまり使われなかった。
・「〜よ」、「〜だわ」
→明治時代に遊郭の少女や女学生たちが使い出した言い方。当時ははした
ないと言われており、厳格な老女は眉をひそめていた。
・閑古鳥
→深山に棲むカッコウのこと。しかし、古代中国の聖王が「自分に過ちが
あれば鳴らしてくれ」と言って設置しておいた諌鼓(かんこ)が鳴らす者
のないままになってしまい、鳥も驚かなかったという故事もある。
夫婦の鶏が太鼓の側に居る「諌鼓鶏」は日本画の画題の一つ。