第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-12
ミノ)))ッ
彡・∀・) <今日は、靴についてです
(ノ つつ } ̄ ~\_
┠と__)__) {__,-、__)
┻━┻"
スケートを滑りに行った時に靴を初めて履いた人は
こんなにきつきつだと歩くことすらしんどいorz
と思った事ないですか?
でも、変な隙間や空間があって足首が固定されていないと
氷の上でしっかり立つ事が出来ず、上手く滑れません。
靴擦れになって泣く羽目にもなります。痛いですつД`)
素人ですら、スケート靴を合わせるのは大変ですが、選手はもっと大変です。
シーズン中何回何十回も靴を変える羽目になった人や、踵ぱっとを人から借りた人や
止めの部分が緩んでしまって大変な事になった人や、靴に皆が苦労しています。
靴に苦しめられなかった選手は皆無と言っていいくらいです。
} ̄ ~\_ スケート靴のはじまりと言われているのは、
{__,-、__)
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
…骨です。
} ̄ ~\_ ウマ、ウシ、ヒツジの骨や
{__,-、__) セイウチ等の歯などが加工されました。
┻━┻"
加工された骨を履き物の裏に紐で縛り付けて、すいすい滑っていました。
次に登場したのは、「木」です。
板状のものに、靴をはいたまま自分の足を載せて、紐で足を固定する等
イメージ的には、スキーが近かったようです。
更に登場したのは、「鉄」です。
鉄を使うと固いせいか怪我が多く、そこで、エッジ(刃の部分)と靴が組み合わされる事が
増えてきたようです。
以降、今の↓靴とエッジ部分が分かれる形態に。
} ̄ ~\_ ←靴部分
{__,-、__)
┻━┻" ←エッジ部分
} ̄ ~\_ 靴職人の拘り 「靴は選手にとって命のようなもの」
{__,-、__)
┻━┻" 大阪市東成区にある『鈴木スケート』。靴職人・鈴木武彦
彼が靴職人としての道を歩み始めたのは、高校を卒業してすぐ。
父が靴職人だったことの影響から以来50年、選手の足型をとり続け、それに合わせた靴を作ってきました。
彼の作る靴は九部製。靴底の厚い革の部分にミシンを使うだけで
あとは革の裁断から縫製まで、すべて手作業。
当時エッジが全て靴の中心についているのを見て、選手によってエッジのつける位置を変える事を考え
後の五輪メダリスト伊藤みどりと相談しながら、エッジの位置を外へ外へつけていき
その靴で伊藤みどりは、世界の舞台で活躍しました。
「今は何から何まで機械や。手作りというのが難しい時代になってきた。
一度、機械の便利さを覚えてしまったら、手作業にはなかなか戻れない。
手作りの必要性がなくなるものが少なからずあんねんけど、それはそれでさみしいことや」
そう語る彼が、今手がけている靴は、日本女子シングルの中野友加里選手のみで、
もう靴を作る事をやめると言います。
「中野選手でしまいや」そう語りながら、一糸一糸革に糸を通します。