第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-10
さて、全板トーナメント参加者の皆さん。
――<<借金生活>>に票を貸しますか?
以下、借金に纏わる小話を二つ程投下します。
今は昔。某寺では信者を誘って引き連れて、手広く金を増やしていました。
更にはその金を某家主に貸して、酒を造って、利息を増やしていきました。
そして、寺から借りた酒を返さないまま死亡してしまった人がいました。
借りた人は牛となり生まれ変わり、寺に居ついて返済する事にしました。
返済期間は長期分割計画で八年間。少しずつ返す予定です。
勝手に現われた子牛に寺の人は最初は追い返すも戻ってくるので、寺で飼って使う事にしました。
成長して肉体労働が可能になった牛は、返済の為働きはじめます。
せっせとお寺に使われる返済牛。毎日毎日少しずつ返済していきます。
牛として立派に働く内に五年。返済牛は疲れ果ててしまいます。
八年が返済予定でしたが、寺の人があまりにも、牛(人)使いが荒く身も心もボロボロです。
とうとう返済牛は泣きついて、夢の中でお寺の人に訴えます。
寺の人はにわかには、返済者を解放しませんでしたが、自称元人間の言葉から
人間としての返済者の周辺を調べると、どうやら本当の事らしい。娘のコメントも引き出します。
死亡したせいというのもあるのか、それとも、すでに過払いになっていたのか、
それともただ単に面倒くさくなったのか、或いは本当は心優しい貸し付け業者だったのか
寺は、返済者の供養を行い、牛は見事に返済義務から逃れる事が出来ました。
ちなみに成仏しました。
借りたものは酒2斗。
元々借りた内容が、生まれ変わって牛になる程の返済が必要であったのか、
多分借りた本人は最後迄気づかなかったでしょう。
時代は、聖武天皇の時代。
今は昔と。と言ってみても、今も同じ。
――――――ご利用はご計画的に。
日本現報善悪霊異記より。かなり意訳。
「もし彼があなたに対して損害をかけたか、負債を負っているのでしたら、その請求は私にしてください。」
再び今は昔。舞台は世界へ。
そんな事急に言われても…みたいな事を言う人は、現在も未来もいます。
登場人物の説明を羅列しますので、彼らの関係図を想像してみてください。
・ある人物、仮にここは名前は「ピレモン」がいます。
・ピレモンの元にオネシモスという人物がいたとします。
・ピレモンの元から、オネシモスは逃げ出したとします。
・ピレモンと「わたし」は、ある特定の繋がりがある仲間です。
・「わたし」はピレモンは自分の言う事をちょっとは聞いてくれると思っているかもしれません。
・逃げ出したオネシモスは、「わたし」と知り合いになり、変質し「役に立つ者」になります。
・でも、ピレモンからしたら、オネシモスは自分に損害を与えた「役にたたないもの」です。
・むしろ貸した金返せよみたいな勢いかもしれません。
この条件をふまえて、ピレモンが「わたし」から受け取った手紙を読んでみてください。
「だから、わたしを仲間と見なしてくれるのでしたら、オネシモスをわたしと思って迎え入れてください」
貴方ならば、どうしますか?
いわゆる代理返済。或いは信用貸し。
「もし彼があなたに対して損害をかけたか、負債を負っているのでしたら、その請求は私にしてください。」
本当に請求していいんでしょうか。
「だから、わたしを仲間と見なしてくれるのでしたら、オネシモスをわたしと思って迎え入れてください」
そういう問題でしょうか。
…………友人にはご注意。
聖書関連より。かなり意訳かつ解釈についてのつっこみは無しの方向で。
そして、時は移って現代。
条件を先にお伝えします。
・目の前に<<借金生活>>板がいます。
・<<借金生活>>に貸しても返してくれるかどうか分かりません。
・<<借金生活>>以外の板がたくさんいます。
・<<借金生活>>は、返済に苦労しているようです。
・<<借金生活>>を選ぶかどうかの時間は、後少ししかありません。
・もしかしたら、<<借金生活>>を助ける優しい人がいるかもしれません。
条件は以上です。
さて、全板トーナメント参加者の皆さん。
――<<借金生活>>に票を貸しますか?
最後に、自転車のベダルは「踏む」のではなく「回転させる」と
より安定すると言われています。
回転させ続ける事が、結果的に楽になるか苦になるかは神のみぞ(ryですが、、
自転車「仲間」と言ってくれた<<借金生活>>板さんへの勝手支援をこれで終えます。