第3回2ちゃんねる全板人気ﾄｰﾅﾒﾝﾄ宣伝ｽﾚ-10

<<鉄道路線・車両>>
【大久保町の決闘】（著：田中哲也／絵：笹井一個／レ：ハヤカワJA)
電撃文庫初期(1993)の作品の復刊。
JRの西明石から下りに向かうと急に景色が一変し
ガンマンの町大久保町に着きます。（今はどうなっているんでしょうか）
明石駅は原人まつりで鯛です。

<<エヴァ>>
【イリヤの空、UFOの夏】（著：秋山瑞人／絵：駒都えーじ／レ：電撃文庫）
6月24日はUFOの日――新聞部部長・水前寺の鶴の一声で、夏休みの大半をUFO探索に付き合わされた浅羽直之。
夏休みの最終日、忍び込んだ学校のプールで浅羽が見たものは？　賛否両論のボーイ・ミーツ・ガール登場。
2003年夏に完結（全4巻）、一般小説を紹介するコミュニティでも話題に。

上は第二回全板トーナメントからの紹介文。作者自らがイリヤのキャラ造形を「UFO綾波」と公言しています。
エヴァの影響が感じられる本は多数あり「セカイ系」とよばれる一つのジャンルさえ形成しかけています。

<<お絵描き・創作>>
【ほうかご百物語】（著：峰守ひろかず／絵：京極しん／レ：電撃文庫）
モデルになってくれと頼まれ、妖怪ルールのため従わなければいけないイタチさん。
素直に褒めちぎる絵描きバカの主人公と、恥ずかしがるイタチさんが初々しいです。
イラストのイタチさんもかわいいですね。

<<遊園地>>
【私立！三十三間堂学園】（著：佐藤ケイ／絵：かみやまねき／レ：電撃文庫)
ネギま！や極上生徒会的な大人数群雄割拠ハーレム学園もの。
でもそこで仏教の二十八部衆にちなんでキャラを作ってしまうあたりが
この作者が一筋縄ではいかないところか。

遊園地が帰依修法ランドとかいうネーミングセンスでﾋﾟｺﾝと来た人は
読んでみてください。

<<独身男性>>
【ルカ−楽園の囚われ人たち−】(著：七飯宏隆／絵：巳島ヒロシ／レ：電撃文庫)
世界で生き残っている人類が女性一人なわけですが
唯一の男性である○○○も生き残ってます。
で、手を出そうとするわけですが結果は。

<<借金生活>>
【走って帰ろう】（著：加藤聡／絵：緋呂河とも／レ：ファミ通文庫）
借金を返すためにヤミの自転車レースをする人たちの話。
スポ根というには生活臭や場末感が漂いますが、
それでもどこかに帰るためには走るしかないのです。

<<天文・気象>>
【気象精霊記シリーズ】（著：清水文化／絵：七瀬葵／レ：富士見ファンタジア文庫)
天気を操る精霊さん達が主役の物語。目的に従って天気を操作します。
天上界も一枚岩じゃないのでどんぱちもやってます。
もし突発的な天候の変化が起きたとしたら…彼女たちがアクシデントを起こしたのかもしれません。

<<科学ニュース>>
【ふわふわの泉】（著：野尻抱介／絵：御米椎／レ：ファミ通文庫)
「楽園の泉」へのオマージュの材料工学ブレイクスルー小説。
原作で唐突に出てきたスターグライダーに相当する宇宙人も、
唐突に出てきて美少女アバターで広報してます。

<<ニュース国際+>>
【総理大臣のえる】（著：あすか正太／絵：剣康之／レ：角川スニーカー）
ヒラリーさんは撤退しましたがどこかの日本の総理大臣は14歳の女性でした。
911など時事ネタも交えつつ去年末まさかの完結。

<<歴史ゲーム>>
【火魅子伝】（著：舞阪洸／絵：大暮維人／レ：富士見ファンタジア文庫)
コーエーが新レーベルを創設して、そちらからも作品が出ていますが、趣味でこれを。
元はギャルゲーで、、異世界の三世紀頃に飛ばされた主人公が火魅子擁立のために神の使いとなって闘います。
主人公の武器は現代での戦の知識。敵に対して島津軍の釣り野伏せを仕掛けちゃったりします。

<<児童書>>
【ズッコケ財宝調査隊】（著：那須正幹／絵：前川かずお／レ：講談社青い鳥文庫）
おなじみハチベエ、ハカセ、モーチャンの3人は、モーちゃんの田舎・蜂巣村に遊びに来ていた。
実は本来の目的は六十年前に不時着した飛行機が積んでいたお宝を探す為だった。
張り切る三人組だったが、肝心のお宝の手がかりがあるモーちゃんの昔の家は、
あえなくダムで出来た湖の底に沈んでしまっていた。この作品で、古代史にロマンを馳せた人も多いはず。
個人的に、探偵団、山賊修行中、海賊島、株式会社とならぶシリーズ傑作の一つです。
――――――――――ミステリー板住人さんの紹介です。ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　最近は「ズッコケ中年三人組」も出てますね。
<<鉄道模型>>
【がんばれ！鉄道むすめ　奮闘編】（著：村木皓一／絵：みぶなつき、宙花こより／レ：メガミ文庫）
鉄道関係で働く女性をキャラクター化した鉄道むすめシリーズの第二冊目。前作を読んでなくても楽しめる内容。
鉄道に詳しくなくても楽しめるあっさりとした内容ながら、キャラクターがしっかりと立ち始めておりこれからに期待できる作品となっている。
本当にライトと呼べる読みやすい小説。鉄道好きな方もそうでない方も入門編として読むには、読みやすくいいと思います。
なお、恐らく1作目は生産完了となっているため見つけることは至難の業。この本もそのうち入手方法が難しくなる可能性が大なので注意しましょう。
――――――――――鉄道模型板住人さんの紹介です。ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　一次予選から二次予選までの間に漫画化とゲーム化も発表されたらしいですよっと。

というわけでミステリー板の方、鉄道模型板の方、ありがとうございました。
出場板のみなさん、健闘に期待しています。