第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-09

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494【ローゼン閣下シリーズ】懐かし漫画板 1/11

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┃    ┃
┃  懐┃
┣━━┫               『レトロ マガジン』
┃    ┃        _      麻生太郎特集号の第3部「麻生流2」よ。
┃  か┃      '´   ヽ
┣━━┫      ! i ノハ ))    今度は小ネタ発言を中心にまとめてみたわ。
┃    ┃      i ノ*´ー`ハ
┃ ...し┃      ヽ ノ i ̄)つ   麻生さんは『テニスの王子様』について
┣━━┫     ∞ し'  ヽ     「あれは中学生を超えてるw」って
┃    ┃     ((ん_ イ     テレビで言ったこともあるのよ。
┃  漫┃.      ) し'_ノ
┣━━┫               
┃    ┃               第1部はこちらよ >>405-412
┃  画┃               第2部はこちら >>469-481
┣━━┫

【小ネタ発言集】 漫画じゃないのもちょこっとだけ混ざってます。

◆「『こち亀』を読んで笑えないと「体調が悪いのかな…」」
<麻生太郎オフィシャルサイト 日記『きょうたろう』 2006年11月7日>

◆「老眼鏡掛けて電車で漫画を読むってのはかなり度胸がいる」
<NHK『英語でしゃべらナイト 新春スペシャル』 2008年1月2日放送>
*漫画を読むのは移動の車中。週刊誌は秘書が発売日に買って車に積んでおくらしい。
http://muu.in/nuts/aso/4.htm

◆「ビッグコミックオリジナル、モーニング、イブニング、ヤングジャンプ、少年ジャンプ、
少年マガジン、少年サンデー、少年チャンピオン…。老眼鏡でマンガ読むの結構大変
なんだぞ。忙しいから先週分も今週分も溜まっている。早く読まないと。『インパクト』
(坂田信弘・作/竜崎遼児・画)、『なんと孫六』(さだやす圭・作)は、メチャおもしろい」
<日刊スポーツ 2007年9月1日>
*発言のたびに冊数が変わるので正確なところは不明だが、週に10〜20冊の漫画誌を読んでいる。

◆「アメリカに留学していたときには、船便で少年サンデーと少年マガジンを毎週必ず
送ってもらっていました。」 <国際交流基金出版 『をちこち』 第19号>
◆「あの絵のうまい子だろ。」「ギザカワユスよりちょいワルの方がいいんじゃないか」
オタクアイドル中川翔子が「政治にはカワユスが必要」と発言したのを受けて。

◆「今日のテーマは漫画だったかな?エヴァンゲリオン新劇場版は…」
評論家・宮崎哲弥によるインタビュー冒頭で <諸君!『保守再生は俺に任せろ』 2008年2月号>

◆「政治家なんてしてますと、子供は父親の背中しか見たことがないという環境になりがちなもの。
それでも親子の対話やコミュニケーションが成りたってきたのは、私の方が子どもたちよりコミック
などに詳しかったからだということは間違いありません。こんなところにもコミックの効用はあるのです。」
<夕刊フジ連載『日本の底力』2007年4月6日>

◆「『ドラゴン桜』三田紀房作(東大受験漫画)は、受験前の娘がいたのでとても参考になった。」
<Invitation 『週刊モーニング特集』 2007年01月号>

◆「そらぁ、かなり古いねえ。今時の時代についていってないねえ」
民主党・鳩山由紀夫現幹事長が好きな漫画として『ロボット三等兵』(前谷惟光・作 1958年〜1962年
連載)を挙げた事について <TBS『週刊アサ秘ジャーナル』 2006年05月放送>

◆「メイドカフェは一回行ったことあります。メイドカフェは漫画に出てましたから別に、ねえ。
こち亀でも」 <NHK『英語でしゃべらナイト 新春スペシャル』 2008年1月2日放送>
◆「中国に関しては、あの国から面白いコミックが出てくるとは思わない。表現の自由を
あれだけ規制したら、新しいものは出てこないよ。それに比べて日本は恐ろしいほど
自由だからね。」<日経ビジネスリポート 『ローゼン閣下こと麻生太郎、中国脅威論を一蹴』>

◆「『島耕作』は彼の所属企業が中国に進出している最中で、中国人のビジネスの話という
のは、自分自身商売をした経験からいうとピンと来るものがあリますね。」
<中央公論『これが外交の品格だ』 2006年7月号>

◆「漫画喋らせるとあいつは煩いからってこう、」(と手で横へ退ける仕草)
国会で漫画の話をすると浮きませんか?の質問に答えて 
<NHK『英語でしゃべらナイト 新春スペシャル』 2008年1月2日放送>

◆(Q)少年サンデーと少年マガジンが共同で発行する新雑誌について
(A)「ハハハハハ、今まで国会内での質問で一番時宜を得た質問ですな」
(Q)読んでいた漫画があれば思い出なんかを、
(A)「サンデー、マガジン、今でも読んでますから思い出より今の漫画で面白いのがいっぱい
ありますよ」 <Fuji News Network 2008年3月18日>
◆「中国大使に今度に出るのね 倉木さんがね」
「あそこに出てくるかけひきの話やら何やらは…まあ、そこそこ、おもしろいところじゃ、ありますよ」
『大使閣下の料理人』(西村ミツル・原案/かわすみひろし・作画)について振られて即座に回答。
<TBS『週刊アサ秘ジャーナル』 2006年05月放送>

◆政治の世界を描いた弘兼先生の『加治隆介の議』も、すごく取材してるもんなあ。自衛隊の話が
あったけど、僕はあれを「漫画でもここまで描けるんだ」と言って、当時の自民党総務会長に見せ
つけたことがあるんですよ」
<ビッグコミック オリジナル 1000号記念特別対談 弘兼憲史と>

◆「ゲームボーイって言うんですか、あの小っちゃいの。あれは音がする。国会の中でやってたら、
みんなに変な顔で見られるからさ、さすがにやめました」 <GOETE 2007年7月号>

◆小泉純一郎「日本の外相は漫画が大好き。漫画を読むと最近の若い人が何を考えているかが
わかるんだよ」
小泉純一郎(当時総理)がトルコの文化交流センターを視察した際に、図書室で漫画を読んでいた
トルコ人男性に麻生の持論を披露 <読売新聞 2006年1月12日>

◆『純ちゃんまんじゅう』でおなじみの大藤より、漫画ネタの散りばめられた『漫画王』発売
http://akiba.kakaku.com/gourmet/0708/03/200000.php
◆「カワイイって言葉を世界語にしたのはハローキティーだろ?ポケットモンスターだって
ドラえもんだってみんなアジアにえらく席巻したヤツはカワイイってキャラが立ってるのが
受けてるんじゃないの。もうちょっと漫画勉強しろお前も。ハハハハ」
<フジTVスーパーニュース 2008年4月25日>

【外務省職員は『勇午』を読め!】

◆「「外交とは交渉の芸術である」という人がおりますが、私に言わせれば、それを知りたければ
真刈信二という作家の『勇午』をお読みなさい、です。イブニングという雑誌に載っている漫画で、
言葉を唯一の武器として世界を相手にするタフ・ネゴシエーターのお話です。」
<第14回外務省タウンミーティング「麻生外務大臣と語る」−日本外交の展望−2006年06月11日>

『勇午』(ゆうご)(真刈信二・原作/赤名修・作画)は、世界で最も高い成功率を誇るプロの交渉人
(ネゴシエーター)・別府勇午を主人公にした作品。
交渉人の武器は言葉。暴力や腕力ではなく、強靭な肉体と豊富な知識に裏打ちされた精神力で
過酷な状況を乗り越え、成功へと道を切り開いて行く。
各国の政治・宗教・民族などによる情勢の描写が秀逸。シリーズ毎にほぼ必ず拷問を受ける
シーンがあり、話題に上る。

【漫画を読むと時代が分かる】

これが麻生の持論。漫画が好きな理由を聞かれると、言葉を変えながら必ずこう答える。

◆「漫画を読むと、今世の中で何が求められているのか、どんな人材が求められているのかがよく分かる。」
◆「そのときに人気の漫画は時代の空気を見事に反映しているんだよ」 <ダカーポ 2007年6月20日号>
◆「いろいろな流れがある。いっぱい読んでいると時代考察ができる。」 <日刊スポーツ 2007年9月1日>

<麻生が漫画に見る時代の流れの例>
・60年代 反体制
・70年代 〜の為、人の為、組織の為 「巨人の星」(梶原一騎・原作/川崎のぼる・画)「宇宙戦艦ヤマト」(アニメ)
・80年代 組織に属していても俺は俺 「浮浪雲」(ジョージ秋山・作)
・90年代 オカルト系 ※カルト宗教問題が起る 「犬夜叉」(高橋留美子・作)など
・〜現在 英雄待望論 「蒼天航路」((李學仁・原案/王欣太・画)
【おわりに】
最後に2007年に行われた『まんが甲子園』へ届いた麻生太郎の挨拶を全文引用する。
麻生の漫画に対する想いがいっぱいに詰まった挨拶を、ぜひ覧下さい。

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全国高等学校漫画選手権大会に参加する選手諸君。
外務大臣麻生太郎が、まんが甲子園の諸君にこうしてあいさつを言える。
数十年漫画を読み込んで来た者として、こんなにうれしいことはありません。
勝ち上がってきた諸君、暑い夏は、君たちのために準備されていたようなものだ。
白球を追うばかりが甲子園ではありません。指先が痛くなるまでペンを握りしめ、
白々と夜が明けるまで机にかじりつくのだって、君たちの青春、勝負だろうと思います。

日本人くらい、マンガの文法を自然に身につけている国民はおりません。
このコマは、どうしてこの大きさなのか。なぜここは、背景が真っ黒でないといけなのか。
君たちには、その理論が知らないうち身についている。なぜ身についたか。

君たちの前に、偉大な先人の独創があった。
その前には紙芝居という、これも日本の発明がありました。
伝統はえんえんとさかのぼり、かの「鳥獣戯画」までいくのであります。
その伝統の最先端に、君たちがいま、栄冠かけて競い合おうとしている。
マンガは友情を描きます。人生をたった一コマに詰め込み、人の世の、喜び苦しみを描く。
CGには絶対つくれない夢の世界を、二次元世界に定着できる。
それをすべて、君たちのペンが成し遂げられるのです。

このことに、世界はやっと気がつきました。世界中でいま、猛烈な学習を始めています。
外務大臣としてこのあいだ、国際漫画賞というのを出しました。香港の漫画家が第一回
の受賞者になって、マレーシア、香港、オーストラリアの作家には奨励賞を出しました。
彼らの作品を見ると、日本の漫画家の誰から影響を受けたかすぐわかります。
ドイツからブラジルまで、応募作品どれ一つを見ても、日本の影響が色濃く出ていた。

漫画はいま、世界の人々が夢を紡ぎ、愛を語り、怒りをぶつけるメディアになったのです。
そしてその誕生の地、日本の、最も熾烈な戦いの場に今君たちは出動しようとしている。
君たちのような存在が、世界中の若者からどれほど羨望のまなざしで見られているか。
ぜひそれを知っていてほしい。最高峰のフィールドに、君たちは立っている。
まんが甲子園の選手諸君。ストーリーをとことん練れ。線に目一杯命を賭けろ。
君たちの作品を、雑誌で読める日を待っています。

外務大臣 麻生太郎
<第16回 まんが甲子園 麻生大臣挨拶 2007年8月4日>
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/19/easo_0804.html

■あとがき■

この支援物資では漫画に関する発言のみに絞ってまとめてきました。
集めた情報の中からかなりの量を削って、このレス数。どれだけ漫画が
好きなんだと(ry

排他的とされがちな漫画好き達に、麻生がこれだけ受け入れられた要因は
何だったのでしょうか。
60歳を過ぎて堂々と漫画が好きだと語れること、立場のある政治家のしかも
政府の要職にある人物が、自分たちと同じ目線で漫画を見ていたこと。
そういう所に、大きな驚きと共感があったように思います。

麻生は漫画の話題になると本当に嬉しそうに、少しはしゃいで話をします。
それを見ると一漫画好きとして、喜びを覚えずにはいられないのです。

最後になりましたが、麻生太郎研究スレッドからのレス引用を快く許可して
下さった、対戦相手の<<ニュース極東板>>の皆様に深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
┣━━┫
┃    ┃        _       麻生太郎特集号はこれで終わりよ。
┃  懐┃      '´   ヽ    
┣━━┫      ! i ノハ ))    本当にたくさんの漫画発言があったわね。
┃    ┃      i ノ´凵Mハ    私もつられて口が凾ノなってしまったわ。
┃  か┃      ヽ ノ i ̄)つ  
┣━━┫     ∞ し'  ヽ    麻生さんも見ているかもしれない(!?)
┃    ┃     ((ん_ イ     <<懐かし漫画>>板をよろしくお願いします。
┃ ...し┃.      ) し'_ノ
┣━━┫
┃    ┃    【新旧雑誌シリーズ】 〜少女漫画誌編〜 >>391-397
┃  漫┃    【ローゼン閣下シリーズ】 第1部 >>405-412 第2部 >>469-481
┣━━┫    【スレ紹介シリーズ】 架空の懐かし少年漫画 >>440-448
┃    ┃    マスコット勝手支援 [懐姉さん] >>464-465 ありがとう!
┃  画┃
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