第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-08
.\●/ .\○/<オリンピック板の出番です。
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オリンピックでは、第一回から自転車競技が取り込まれ、
途中1回を除いて現在に至る迄、常に競技としてエントリーされていました。
様々な感動的なエピソードや馬鹿エピソードがありますが、ここは割愛。
今回は、北京でエントリーされた自転車競技について語ります。以下がエントリー。
【ロードレース】←←道でするレース
男子女子個人ロードレース 男子女子個人タイムトライアル
男子女子個人追い抜き 男子団体追い抜き
男子女子スプリント 男子チームスプリント
男子女子ポイントレース 男子ケイリン →男子マディソン←
【マウンテンバイク】←マウンテンバイクでするレース
男子女子クロスカントリー
【BMX】←ビーエムエックスと呼ばれる小径自転車。結構派手。
男子女子レーシング
まず、同じチーム、国などの2人が1チームとして出場します。
レースによって走行距離は異なりますが、成人男子ならば大体
400mを一周として、120周ならば48kmをぐるぐると漕ぎ続けます。
競技はバンクの下半分(内側)と上半分(外側)に分けたエリアで行われます。
2人1組と先に述べましたが、競技中の人間は下半分で必死に漕いでいます。
では、もう一人はと言うと、外側のエリアであんまり疲れない程度にだらだら漕いでいるのです。
さて、内側競技エリアで漕ぎ続け、疲れはてた選手は
走路外側を走るチームメイトに合図を送り「そろそろ代わってくれー」と合図します。
その交代のペース配分は、各チームによって異なりますので、そこで戦略が大事になります。
合図を送られた選手は素早く下半分エリアのチームメイトの前方に滑り込みます。
疲れ果てた選手は最後の力を振り絞って、前方にいるチームメイトの腰なり腕なり掴んで
振り回すように前方に押し出します。
その勢いで、交代要員になった選手は元気いっぱい飛び出ていきます。
先ほど迄頑張った選手は、そのまま外側エリアに逃げ出して、
体力を回復させる無理ないペースで次の交代に備えます。
交代要員の体力が回復しない場合は、仕方ないので、ぎりぎりまで内側の人が漕ぎ続けます。
>>127を見て何かと似ていると思った人がいるかもしれません。
プロレスのタッグ戦かもしれませんし、トーナメントにおける
複数選対員がいる選対スレの挨拶部隊交代の様子を思いだすかもしれません。
なお、素朴な疑問として「なんで手を繋がないといけないのか?」
「ほおりなげる必要があるのか?」などがよくあげられます。
答えとしては「別に繋がなくてもいいし、ほおりなげなくてもいい」と述べます。
手かレーサーパンツにタッチすれば交代とみなされます。
しかし、ちょっと想像してみてください。
水泳で泳ぐ際に、何もない所から泳ぎ出すよりも、
壁を蹴った時の方が勢いがつくように
誰かに押し出してもらった方が、楽だし、スピードに乗りやすいという事実があります。
なお、簡単に想像がつくかもしれませんが、交代中の事故は多いです。
疲れている事もあり、人が混み合っている事もあり、
何よりも交代する為には、高い技術がいるからです。
では、順位はどうつくかについて話します。
まずは周回数。一番周回を多くしたチームが勝ちます。
つまり一番前を漕いでいたチームが勝利します。
しかし、一緒に皆で漕いでいる以上は周回数が同決であるケースもありえます。
その場合は、ポイント勝負です。
途中に、ポイントと呼ばれる地点がありますが、
そこの地点を越える順番によって、ポイントがつきます。
そのポイントを取得する為に、なんとなく探り合いしながらのんびり漕いでいた人達が
合図の音と共に猛ダッシュをはじめて、ポイント地点を一番手で通過する為に速度をあげます。
見ていると、なんとなく漕いでいる→合図→ダッシュ!!!→速度を落とす→なんとなく→
の繰り返しになる事が分かります。
つまり椅子取りゲームみたいなもんだと思っていただくと分かりやすいです。
しつこくトーナメント的に例えると、タイムスケジュールを決めて
「ラシ」を繰り返しているみたいなものだと、より分かりやすいかもしれません。
そのポイント計算も同点ならば、最後はスプリント勝負。
つまり、ゴールに一番最初に飛び込んだ人が勝利します。
【男子マディソン】説明は以上になります。
長々と説明した男子マディソンですが、北京五輪の放映について述べます。
前回アテネ五輪では、
自転車レース界にて驚異の世界選手権10連覇を達成し
マイヨ・アルカンシエル(世界選手権を勝った人間だけが着られる特別なジャージ)を
10回着た男として、世界のロードレース好きでは有名であり、
フランスでは尊敬を込めて「ムッシュ」の愛称では知られ、
日本ではアデランスの人扱いでもあり、ちょい天然の
中野浩一が分かりやすく競技説明をしてくれました。
前振りが長くなりましたが、次の北京オリンピックでは
自転車好きでもマニアックなマディソンという競技を
放送してくれるかどうかは、はっきり言って分かりません。
多分、放映がない可能性を考えつつも、
この支援物資を見た人は、もしも、放映があった場合は
片隅にて思いだして競技を見ていただけると幸いです。
最後になりますが、自転車は競技だけではなく身近なものです。
先日、5/22に中国の哈密市を自転車で出発して
約40日をかけて北京五輪の宣伝をしながら
2300キロの距離を走り抜けようとしているという男性8人がいるという
中国のニュースがありました。
メンバーは53歳から72歳という年齢の挑戦ですので
体力的にも年齢的にも心配される所ですが、
自転車においては年齢制限はない一例と言えるかもしれません。
ttp://news.searchina.ne.jp/2007/0530/national_0530_010.jpg 自転車は、世界の各国で、幼児から年配者まで、年齢・性別を問わず
広く利用されている生活の中で最も身近な乗り物と言われています。
最近自転車に乗っていない人も、実は乗ったことがない人も
北京オリンピックという機会に、自転車という身近なものに触れてみてください。
.\●/ .\○/<オリンピック板さんへの勝手支援でした。
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